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春の開花ラッシュも盛りを迎え、イカリソウもこれに参戦しました。一番乗りしたのは今年も「楊貴妃」でした。昨年より21日早い開花です。例年だとこの品種が出番を迎える頃には、雪割草は殆ど花を終えているのですが、今年の雪割草は6割ほどが未開花です。事程左様に今年の花(注:山野草に限る)の咲き時は、極端にぶれる傾向が見られます。 さて本題の「楊貴妃」ですが、今年の1番花も中々の美形です。赤い萼片と淡い黄色の流れる様な”距”を同時に捉えられるのはこの角度がベストだとワタクシは考えています。人間をこうして眺めてしまうと、痴漢、変態扱いされるのが避けられませんが、花子さん達に対してはお許し願いたいものです。
2021年03月31日
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日本サクラソウの3番手が開花しました。開花前日までこれは「南京小桜」と信じて疑いもしませんでした。しかし、実際に花弁が開き始めてみると、「南京小桜」特有の花弁エッジの白い縁取りがないことに加え、ない筈の花弁のフギレ(ギザギザの切れ込み)があります。こちらが昨年の「南京小桜」の開花時の様子ですが、似ても似つかぬ容貌です。この結果、「この子、うちの子じゃない!! 」という事態となり、プチパニックに陥ってしまいました。 この手の品種を購入したこともないし、突然この顔立ちの品種が現れた理由は全く判りません。憶測の域を出ませんが、何世代もの品種の交配で生み出されたものが、何かのストレスを受けて突然交配元の特徴に先祖返りしてしまったか・・・などと想像を巡らせているのですが、アテにはなりません。”事件”の真相はともかく、この個体には「不詳①」と命名し、花が終った時点で掘り上げて別のポットに移して、来年どうなるか監視を続けてみます。
2021年03月30日
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日本サクラソウの3番手、「青葉の笛」が開花しました。我が家では初めての開花なので、前年比較はありません。昨年リクルートした時点で既に開花していたのですが、その花に「青葉の笛」ならある筈の緑の絞り模様があるものとないものが混ざっているのが分かりショックを受けたものです。で、今年の開花時に緑の絞り模様があるかないかで振り分けて、「青葉の笛」と「普通の白花品」に分ける作業を行わなくてはいけません。 最初に咲いたものはどっちだったか・・・というと、幸先よく「青葉の笛」でした。時計の11時方向に太い緑の絞りがあり、2時と4時の方向に細い縞が走っています。後続の花軸に対しても、引き続き選別は続きます。花後、「青葉の笛」とそれ以外を各々別のポットに植え替えることになります。
2021年03月29日
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日本サクラソウの2番手、「白鷲」が開花しました。昨年と比べて23日早い開花です。花の色合いは2日前に紹介した「鹿島」とよく似ていますが、花弁のフギレが有るか無いかが大きな違いです。 撮影に当たっては花茎が20cmを超えており、葉っぱと花を1画面に収めようとすると、花が小さ過ぎて様子も分からなくなってしまうため、今回は花だけをクローズアップしました。また、背景が少々ドぎついのは、いつも使う黒や白、グレーでは花の諧調が浮いたり、沈んだりで表情が捉えられないためこんな組み合わせを選ぶことになってしまいました。結局この1個体の撮影に1時間以上を費やしたことになります。
2021年03月28日
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我が家では数少ない存在である”樹木”の芽吹きも始まりました。画像はドウダンツツジ(灯台躑躅)ですが、他にイロハモミジもほぼ同じ進捗状況です。ドウダンツツジは春の花、夏の日影、秋の紅葉という具合に多数の効用を狙って植え付けたものです。一方、イロハモミジについては花も咲くには咲く様ですが特段の期待は寄せていません。但し、夏の日影、秋の紅葉は重要です。と言いつつ、いずれも樹高が40~50cmで、実用的な1.5~2mに達するのは何時になることか・・・・ さてドウダンツツジの花についてですが、昨年は一応3輪ほど咲いて見せました。少数とはいえ、樹齢2年か3年で花を咲かせたというのは中々殊勝な心掛けではあります。では、今年は如何ほどを期待するか・・・ですが、枝振りの貧弱さを考え合わせて10輪から多くても15輪程度ではないかと思っています。何を根拠に・・・と問い詰められても返事に窮するばかりですが ....
2021年03月27日
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日本サクラソウの「鹿島」が開花しました。昨年と比べてちょうど20日早い開花です。1年後、もし普通の時期に開花したりすると、20日ほど遅い・・・などと言われかねません。1年がかりの往復ビンタになっては気の毒なので、時期に関しては深入りは止めておきます。 1番花は花弁の形と言い、発色と言い、例年の最盛期並みの鮮やかさです。1番花によく有りがちな欠陥が認められません。しかも花芽は大量に立ち上がっており、過去最高の豊作になりそうな勢いです。最盛期は4月早々ぐらいかと推測しますが、間違いなく豪快な花見ができそうです。
2021年03月26日
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5日間続いた開花リレー(?)が途切れてしまいました。ということで今回はやや”見飽き”感が否めない芽出しネタに戻ります。画像は露地植えのムサシアブミ(武蔵鐙)です。本当は1週間ほど前に芽出しが始まっていたのかもしれませんが、頭上を雑草に覆われていて発見が遅れてしまい、こんな無様な紹介になってしまいました。いやはやお恥ずかしいことで・・・・ 昨年秋に土佐文旦の根元から、1mほど離れた位置に移植しました。何度かこの場で紹介しましたが、花壇全域に濃厚な肥料が行き渡っており、植え替えなどの少々のストレスは物ともせず、大きな図体を維持しています。この点はポット栽培の他の3品(マムシグサ、ウラシマソウ、ユキモチソウ)とは大違いで断然有利な条件です。この3個体の内、この秋を目途に少なくとも1点は自然に還そうと思っています。
2021年03月25日
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ニリンソウ(二輪草)が開花しました。昨年と比べて16日も早い開花です。例年のことですが、1番花は1輪仕立てでの登場となりました。名前通りの2輪仕立ては準備中のものは確認できますが、開花は少し遅れそうです。 こうした「1輪だけの二輪草」をどの様にして克服するか、についてですが、一度植え付けている環境を変えてみようと考えています。今は肥料分はほぼ100%化学肥料に依存しているのですが、花後、休眠に入るのと同時期に植え替えを行い、土壌に腐葉土を梳き込み、生育条件を自生種に近付けてみようと考えています。同時に現在3鉢に分植しているのを2鉢に減らすつもりです。作業は5月上旬になろうかと思います。
2021年03月24日
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濃色シコクカッコソウ(四国鞨鼓草)が開花しました。昨年と比べて2週間早い開花です。この品種も暖冬の昨年より早く咲くという逆転現象を生じてしまいました。今年のソメイヨシノが記録的な早咲きとなっている様に、草であるこの品種にも低気温が開花スイッチを起動させる様な特性を有しているのかも・・・などと妄想してしまいます。 昨年、この品種で立ち上がった花芽は僅かに1芽だけでした。前年夏の潅水装置不調で瀕死の重体に陥ってしまったことが原因でした。1年間のリハビリが効いて、今年の花芽は6芽まで増えそうです。この品種を栽培して以来最高の豊作で、現状の4.5号ポットではちと窮屈な状態に陥っています。この秋の手入れでは株分けを行うことでこの問題をクリアすると共に、アクシデントへのリスク分散を図ることにします。
2021年03月23日
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雪割草2番手が開花しました。無銘の二段咲品で、我が家では「無銘⑥」と命名して個体識別している、紫花白シベの品種です。シベの開き具合は、昨日紹介した「無銘②」より進んでおり、花としては最終形に近い容貌です。花弁の色の濃さと言い、シベの開き具合と言い、今年の1番花の出来映えはなかなかのものです。強いて難癖をつけるとすれば、萼片の大きさに対して、花弁が小さいところぐらいでしょうか。萼片と花弁は大きさで対等ぐらいがベスト・・・とワタクシは思っているのですが、この点は異なる見解の人もいるかもしれません。
2021年03月22日
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やっと雪割草が咲く暖かさがやって来ました。1番手は無銘の二段咲、紫花淡紫シベの品でした。まだシベまでは開き切っていませんが、1週間ほどでキチンと伸びて容貌も整うことと思います。 昨年雪割草の1番手は2/12に開花しました。その時とは品種は異なるし、暖冬と厳冬という決定的な違いもありますが、今年は昨年と比べて実に37日も遅れた勘定になります。咲き始めが遅れた分、短期間で咲き終えることになり、今から開花ラッシュが始まる可能性があります。更には雪割草以外の他の品種も同様に咲き始める訳で、間もなく狂喜乱舞(?)したくなる様な嬉しい日々が始まろうとしています。
2021年03月21日
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在来種の日本シュンラン(春蘭)が開花しました。直近3年は作落ちが続いたため、前年比較はありませんが、更に遡って比較すると4日から半月早い開花になります。在来種は全て露地に移植してしまいましたが、画像の個体は移植して5~6年経っています。 日本シュンランは、この在来種の他にオレンジ花の「天紅香」という品種を保有しているのですが、こちらは今年も作落ち確定です。長きに亘り面倒見で手抜かりがあったのが原因と反省しているのですが、昨年大幅な植え替えを実施しました。現在はリハビリを継続中で、1年後には長かった作落ちにピリオドを打ちたいと思っています。
2021年03月20日
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4粒蒔いていたキカラスウリの種子が全点発芽し、発芽率100%を達成しました。上の画像で最初に発芽したのは、後列左の個体です。続いて2番手として後列右、3番手が前列右、という順序でした。最初と最後の個体の発芽間隔は50日近く経っていますが、今となってはその日数差を感じさせない体格になりました。 ウリの実を入手した時点では、かなり手酷く霜に打たれており、もしかすると種子にもダメージが・・・などと危ぶんだりもしましたが、種子まではダメージは及んでいなかった様です。何はともあれ、残る未採取の種子にも発芽能力は備わっていると考えて外れはなさそうで、4月に入れば数を増やして量産に取り掛かることにします。
2021年03月19日
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日本サクラソウの手持ち全品種が花芽を出して臨戦(?)体制に入りました。画像は「青葉の笛」という銘を持つものですが、昨年の開花時重大な欠陥を見つけてしまいました。 本来「青葉の笛」というのは純白の花弁に淡い緑の絞り模様が入るのですが、昨年春の開花期、花の半数以上が単純な純白品でした。キチンと絞り模様が入ったのは1輪だけだった様に記憶しています。恐らく種苗会社で種子を採った段階で、いろいろな品種の交雑が進み、絞り模様が入るものや入らないものがごちゃ混ぜになったのが原因ではないかと推測しています。今年は開花した個体ごとに「青葉の笛」とそうでないものに分類するという仕事が待っています。「そうでないもの」も純白の美麗品であって、粗雑に扱うことはあり得ませんが、両者をキチンと分けて管理する上で、そのプロセスは重要だと思っています。
2021年03月18日
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先日(3/14)にリクルートして来た四川アツモリソウを植え替えました。株の地力が落ちて、少々危ない状態であるということで、ディスカウントして貰ったという、いわく付きの個体であり、この際その実態を把握するのも目的の一つです。 上画像の円内が苗の状態ですが、想像を超える衰弱ぶりでした。健康体でも栽培が難しい品種の代表格だというのに、この有様では定着は絶望的かもしれません。とは言え、連れ帰った以上最大限の育成の手は尽くさなくてはいけません。新居はやや深めの4号陶鉢です。いつもの調合の用土に、いつもは使わない腐葉土を体積比で1/4ほど混ぜた用土で植え付けました。過大な期待は控えて推移を見守ることにします。
2021年03月17日
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大寒の頃から、今にも動き出しそうな風情を醸し出していた赤花糸葉ヤマシャクヤク(Paeonia.tenuiforia )でしたが、本格的に動き出してから2週間ほど経ったでしょうか。ここに来てモジャモジャの糸葉の中心に緑の球体=ツボミが目視できる様になりました。大きさはグリーンピースほど。これで余程のアクシデントがない限り、今年の作落ちはなくなりました。まずはメデタシ、メデタシ、と言えます。 この品種の例年の開花時期は早い年で4/10頃、遅い年では4/24までずれ込むこともあります。光沢のある深紅の花弁の鮮やかさが最大の魅力です。最盛期には10株ほどが雁首を揃えて咲き誇っていましたが、年を重ねるに連れ1株、また1株と姿を消してしまい、今ではこの1個体が残るだけです。昨年実った種子を撒いているのですが、その結果が間もなく出ます。もし発芽しなかったら、甚だしいピンチに陥ることになり、今年の花にすがることになります。
2021年03月16日
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春の花苗リクルート第2弾に出掛けて来ました。今回の行き先は信楽です。残念ながら本命中の本命として狙っていたコマクサはまだ入荷しておらず、2番手候補とリストに上がっていなかったもの、合計3点を連れ帰りました。上画像がそれですが、左から2番手候補だった四川アツモリソウ、続いて白花ショウジョウバカマ、シライトソウです。いずれも3年前まで栽培していた品種ですが、昨年までに全滅してしまいそれを補充するものです。 四川アツモリソウは、店主によると株の地力がかなり衰弱しており、定着が保証し切れないということで、6割引きにしてくれました。そんな経緯で、定着や夏越しはかなり難しそうですが、上手く行けば儲け物です。褌を締め直して頑張ってみます。
2021年03月15日
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我が家の不気味四天王(マムシグサ、ムサシアブミ、ユキモチソウ、ウラシマソウ)の一角、ウラシマソウ(浦島草)が動き始めました。昨日時点で動きを見せているのはこのウラシマソウだけで、他の3品種はまだ動きはありません。昨年このウラシマソウが開花(正しくは仏炎苞を展開)したのは4/7でしたが、今年もそれに近い時期になりそうです。 ”不気味四天王”などと、当の草花のプライドを傷付ける様な言い方になってしまいましたが、こちらが昨年の開花風景です。自宅でで撮る画像は明るい日中なので、不気味さよりも可愛さが表に出ますが、これが薄暗い林床だったら皮膚から血が引く様な思いをするに違いありません。子供の頃の”怖いもの見たさ”を引きずってしまったか、一つ、また一つと揃えている内に、4品種まで増えてしまいました。因みに来年辺りには5品種目を紹介できるかもしれません。
2021年03月14日
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日本サクラソウ「南京小桜」の花芽が姿を見せました。昨日時点で視認できたのはこの1株だけですが、さほど日にちを開けずに後続も動き始めることと思います。 日本サクラソウの仲間は、この状態から開花まで20日ほどかかります。この助走期間を今年に当てはめれば、開花は4月早々になりそう、という予想になります。この予想通りなら、ほぼ平年並みと言えます。例外的に4月末まで開花日がずれ込んだ年もありますが、この年はツボミの発生から遅れており、ツボミを準備した後は大きな番狂わせは殆どありません。
2021年03月13日
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まだ葉っぱも出揃っていませんが、ニリンソウに早くもツボミが顔を見せました。直径3mmに届くか届かないか、という小さな存在ですが、やる気満々なところを見せています。こんなツボミが、昨日時点で2個確認できました。 厳冬の今年と暖冬だった昨年を比較するのは無意味な様な気がしますが、昨年、この品種の1番花は4/8に開花しました。で、今年の見通しは?、というと、ツボミが今の状態から開花するまでの助走期間はざっと2週間前後です。・・・とすれば、寒かった今年の方が昨年より早く開花しそうな流れということになります。このニリンソウだけでなく、サクラも昨年より早く開花しそうというニュースを目にするにつけ、これも現実に起きている事象として、無理にでも納得せざるを得ません。
2021年03月12日
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日本オキナグサが開花しました。開花から間もない撮影のため、この品種特有の120度超の最敬礼級お辞儀には至っておりませんが、さほど日を置かずにそうした姿勢に変わることと思います。 この品種はワタクシが山野草と同居を始めた原点に当たるものです。以来10数年繁茂と全滅を幾度か繰り返しつつも悪縁は続いています。小庭からこの品種が消えると、我が顔から鼻や眉毛がなくなった様な寂しさに包まれてしまい、条件反射の様に代替品を探してしまいます。取り敢えず今は、顔の全部品が揃った形で平穏な日々が続いていますが、それもこの個体のお陰かもしれません。
2021年03月11日
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濃色シコクカッコソウ(四国鞨鼓草)の花芽が姿を見せ始めました。といっても今の状態は株元で葉っぱの陰に隠れる様な格好です。寒の戻りがなければ、1~2週間で葉っぱから頭が抜け出すぐらいにはなるかと思います。昨日時点でこのサイズの花芽が4芽確認できましたが、あと1芽は追いかけて来るのでは?・・・と期待しています。各々の花芽に5~6個のツボミが付いており、花のボリュームとしては過去最高の作柄になりそうな勢いです。尚、開花は?というと、4月に入ってからになりそうです。
2021年03月10日
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在来種のイカリソウも始動しました。在来種のイカリソウの内の一つで、花色はピンクです。一昨年の夏、自動潅水の不調で三途の川を渡りかけていましたが、すんでのところで引き戻すことができました。その影響が尾を引いて昨年は作落ちしてしまいましたが、昨年を通してのリハビリで地力は回復したように見受けられました。今年は見事に花を咲かせて、高らかにリカバリーを宣言して貰いたいものです。
2021年03月09日
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2月初めの寒の底の頃には、珠に開花しても花弁はクシャクシャに崩れていた白花タンポポでしたが、三寒四温の寒暖周期が二寒→一寒と寒が緩むに連れ、開花した花弁もシャキっとして整った顔立ちが増えて来ました。開花数も画像の一群(3株ほどの群落です)で一度に4輪ほどが咲き揃うことも珍しくなくなりました。 3月から4月がこの花の最盛期ですが、その間は種子バラ蒔きを抑制する目的の摘果に忙殺されることになります。間もなくその季節が始まるのですが、そうなると長い旅行もできなくなってしまいます。
2021年03月08日
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昨日紹介したサワランと同様に、半年余り低温保存して来た白花トキソウも取り出してみました。円内がその様子ですが、見た目には収納前と殆ど変化はありません。問題は芽出しの能力が温存されているかどうかですが、そこを見極める眼力はないので、このまま定植に取り掛かります。 新居は3号陶鉢です。昨日のサワランで使用したのと同じ用土に植え付けます。下画像が植え付けを済ませた様子です。小さいポットだけに乾燥への耐久性は劣ります。夏場の高温と乾燥に対する監視は怠ることができません。というより、その前にまず芽を出して貰わなくては何も始まりません。向う半月から1ヶ月、期待と不安の日々を送ることになりそうです。
2021年03月07日
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昨年の8月から冷温庫で低温保存していたサワラン(沢蘭)を、ぼちぼち取り出して定植しようか、ということで取り出してみました。上画像が冷温器収納時の装備、円内が収納していたバルブを取り出した状態です。既に芽出しが始まっており、あと1週間も取出しが遅れたら、修復不可能な状態まで伸びていたかもしれません。そうした”もしも”論議は一旦横に置いて、まずはこれを所定の住まい(5号陶鉢)に定植することにします。 結論として、植え付けを済ませた様子が下画像です。培地は裁断したミズゴケと、たまたま残っていた種蒔き用配合済み用土をほぼ1:1で混合したものです。一般的にミズゴケ単用での植え付けが推奨されていますが、我が家ではダンゴムシやナメクジがミズゴケの隙間に住み着き、地中、地上を問わず食い散らかす被害が絶えず、こうしたイレギュラーは植え付け方法を採っています。
2021年03月06日
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ユキワリイチゲが開花してちょうど3週間が経過しました。この間、暖かい日の日中には花弁を開き、寒い日や夜間には半開き状態まで閉じる、という生活を繰り返して来ましたが、ここに来て暖かくても開かなくなってしまいました。ご長寿とは言え、流石に3週間も経つと花弁を動かす力も使い果たした様です。花期の後半にはハナアブなどの昆虫も姿を見せる様になりましたが、この子たちがそのお世話になったかどうかは分かりません。もし種子を残すという幸運に恵まれていれば、その先は親代わりのワタクシが後を引き継いで、子孫繁栄をお手伝いしてやろうと思います。
2021年03月05日
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福寿草の「福寿海」が開花しました。昨年と比べてざっと3週間の遅れですが、この冬の寒さを思えば「さもありなん」ということでしょう。 一昨日覗いた時点では、ツボミは固く閉じていたので、開花は2-3日先だろうと思っていたのですが、日付が変わってみると予想外に暖かかったことから慌てて開花して見せたといった眺めです。現時点では胴(茎)も首(花柄)も全く伸びていない状態で、花を表土の上に投げ出した様な眺めで、まるで”晒し首”状態ですが、今週末頃には胴ももう少し伸びて、更には2番花、三番花も参戦して賑わいを演じてくれることだろうと思います。
2021年03月04日
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周期的な寒暖を繰り返しつつも、次第に暖かくなるのが実感として感じられる昨今、山野草も動き始めるものが数を増やしています。画像は雪割草の1つで、二段咲・紫花淡紫シベの品種です。特段の銘がある訳でもなく、我が家では個体識別のため「無銘③番」として扱っています。 この個体が今シーズン先頭を切ってツボミを生成してくれました。暖冬の昨年は、3/2時点で5品種が開花していましたが、厳冬の今年は未だに”0行進”を続けています。今年の先頭品開花は3月中旬になりそうで、昨年比ではザっと2ヶ月遅れになりそうです。
2021年03月03日
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少しずつ日中の気温も上がり、屋外での水仕事や土いじりも苦にならなくなりました。で、2週間前、花苗リクルートツアーで大阪府和泉市まで出掛けて連れ帰ったヒメサユリ(姫小百合)を定植することにしました。 このヒメサユリの花苗に手を出すのは3年連続になります。前2回はいずれも露地植えでしたが、花が咲くまでは行くものの、定着できずに枯れてしまいました。栽培指南サイト情報によると、露地植えの場合水分の多い場所は避けることを推奨しています。そういえば我が家の小庭は排水性がよくないのが難点でした。ということで3回目の今年はポットに植え付けることにしました。ということで、その植え付けを終えた様子が下画像です。今回は失敗できない、ということで作業には力が入ってしまいました。この先どういう結果が待っているか、花の時期(6月)はもとより、無事に秋が迎えられるかが気になります。
2021年03月02日
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茫々と伸び放題に伸びたイカリソウ「楊貴妃」のポットです。そろそろ新芽が出始める時期ですが、その前に枯れた茎や葉を散髪しておこうということになりました。 地上だけに留まらず地下の方もかなり枝分かれしている模様で、茎はポット全面に分散して立ち上がっています。絡み合う様に伸びた茎を1本1本切り詰めて、丸坊主状態にしたのが下画像です。切り払って初めて、芽出しが始まっているのが確認できました。円内がその新芽で、太さは4mmほど、長さはL字型に曲がった先端部分で1cmほどです。ここからまず茎と葉が立ち上がり、その後花柄とツボミが顔を出し始めます。
2021年03月01日
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