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シモツケソウ(下野草)の花芽が動き始めました。昨年この状態になったのは5/11だったので、今年は2週間ほど先行しています。開花は6/3だったので、助走期間は3週間ほどということになります。この日数をそのまま今年に当てはめると、開花は5/21前後になりそうです。平均的には5月末から6月始めなので、今年は平年と比べても幾分早咲きしそうな気配が漂います。 昨年、この品種は花芽の数の激減という大問題を引き起こしてしまいました。花芽の棚卸には時期が早過ぎるのですが、ザクっと数えてみると昨年よりかなり増えている様に見えます。時期も早いので、この先、花芽は増える可能性もあり、数量的な問題は解決方向に進みつつあると見てよさそうです。
2021年04月30日
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赤花ヤマシャクヤクが開花しました。我が家にやって来て初めての開花なので前年との比較はありません。正直に言うと、もう少し濃い赤を想像していたのですが、「こんなものなんだな~」ということで悟りの境地に入ることにします。何はともあれ、初花が無事に開花に漕ぎ着けた、ということで祝杯です。 話は飛びますが、この品の開花で今年我が家で開花した品種が40品種に到達しました。昨年40品種に到達したのは5/10だったので、幾分か早め(多め?)に推移していることになります。これは単純に気象条件の違いで引き起こされたものかもしれませんが、もう少し経てば理由は明らかになろうかと思います。併せて年間の開花品種数がここ数年は70品種に届かない状態が続いていましたが、今年大台に乗るかどうかも見通しが立ちそうです。
2021年04月29日
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白花シランが開花しました。昨年と比べて6日早い開花ですが、この程度なら誤差の範囲と見做して差し支えない幅です。昨年建屋の大規模修繕に伴い秋の手入れができなかったことが影響したか、花芽は少なく僅か2芽に留まってしまいました。この秋には、密度の適正化など大ナタを振るう手入れが避けられません。 一昨年、それまで露地に植えていたものを全て撤収し、ポットに植え替えました。露地の頃には濃厚な肥料分を享受して、草丈は最大70cmに及ぶこともありました。ポットに植え替えた後は、増殖力が密度上昇を招くと共に、相対的に手薄な肥料分に挟撃される形で図体の小型化が進み、今年の草丈は最大でも30cmに留まっています。この点は思惑通りで、草花としての”可愛さ”や”可憐さ”を取り戻した様に感じます。
2021年04月28日
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ホウチャクソウの「肩紅花」が開花しました。昨年と比べて1日早い開花で、事実上差異なしと言い切っても問題ありません。4日前に在来型ホウチャクソウを紹介した際、茎の先端部、つまり成長点が低温で軽い凍傷にかかり、茎先端部がクシャクシャになっている旨書き込みました。この品種もその在来型と極めて近い親類に当たることから、同時期に同じ様に動きを始めた模様で、同じ部位に同じ様な障害を起こしています。これらの茎は今年中の修復は絶望的で、今年は我慢の1年になってしまいます。 それよりも肝心なことは、「肩紅花」という様に花の上端が淡い赤みを帯びる点が”売り”なのですが、今年も着色は見られませんでした。「看板に偽り」と言いたいところですが、次の春には汚名を返上して貰うことを信じて、同居を継続することにします。
2021年04月27日
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今年のイカリソウの「楊貴妃」は、数輪単位が散発的に咲く状態が続き、見頃らしい見頃がないままシーズンを終えようとしています。この間、何度か”今年の1枚”を狙って撮影してみましたが、いずれも「帯に短し・・・」で、これっ!! というカットがは得られていません。上画像もそうした”帯”未満の一つで、花があと2~3輪多ければ豪華さも跳ね上がったかと思うのですが、残念さが滲む1枚です。リトライのチャンスはあと1回あるかないか、というところですが、懲りずに狙ってみます。
2021年04月26日
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ドイツスズランが1番花開花から10日ほど経って見頃を迎えました。今年の花の量は例年の3倍ほどで、我が家史上最高の豊作です。画像の場所では花軸3本が密集して、豪華さが際立っています。1番花開花の際には最下段の2輪ほどが開花した様子を紹介しましたが、現在はほぼ全量が咲き揃い”満開”状態です。この春には合計20株ほどを、市営の施設の花壇に里子として送り出しました。そちらでもなかなかの豊作で施設を訪れる人たちに楽しんで貰っている様です。
2021年04月25日
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カラスビシャク(烏柄杓)が店開きしました。記録をめくってみると、この草の仏炎苞を最後に見たのは2015年でした。随分長いご無沙汰だったな~という印象ですが、この間、作落ちが続いたという訳ではなさそうです。正確にいうと単に「発見できなかった」だけかもしれません。 この5年の間には、総数の規制に取り掛かったこともあり、全体として個体数は減っています。とは言うものの、露地の不特定の範囲に分布しているものなので、他の大型の草の陰で店開きしたものには気付かずに、結果として記録からも漏れることは否定できません。もしかすると管理人も気付かない様な場所で密かに店開きし、祭り騒ぎをしていた、などということがあったかもしれません(確率は低そうですが ...)。
2021年04月24日
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ホウチャクソウ(宝鐸草)が開花しました。昨年と比べて10日早い開花です。芽出しが始まる前の段階、新芽がまだ地中にあった頃、強い冷え込みを受けてオデコに凍傷を負ってしまった様で、頭を地上に出した時点で、新芽の先端はクシャクシャでした。いずれ自然に治癒するだろうと軽く見ていたのですが、花の季節を迎えても状況は変わっていません。普通ならツボミは花茎の中段に付くのですが、今年は茎の上段に付いてしまいました。つまり成長点にかなりの痛手を負ったものと思われます。恐らく今年の夏はこのままの格好で送ることになりそうです。
2021年04月23日
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日本スズランが開花しました。我が家にやって来て3年、初めての開花です。購入時点で4芽存在したのですが、その年の内に1芽減ってしまい、2年間は3芽で過ごして来ました。今年花を咲かせたのはその内の1芽で、打率は3割止まりです。残る2芽も次のシーズンには開花戦線に参戦して貰いたいものです。因みに、この春になって株別れも進んで現在5芽が確認できます。この増枠分が花を咲かせる様になるには2~3年はかかります。その一方で、スズラン特有の性質、地下茎を伸び放題に伸ばす特性を踏まえると、住まいの拡大の必要性に迫られています。
2021年04月22日
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この2-3年、シャコバサボテンの不作が続いていますが、この原因の1つが株の老化ではないかと見当を付け、全面的な若返りを図ることにしました。紅白2品ある内、まずは赤花品から着手します。 新株は差し芽で増やしたものです。今シーズン1輪のみ咲いた花が終った2月中旬に差し芽を行い、既に発根したことが確認できているものです。6号プラ鉢の中央部に3段構成の個体3株、その外側に2段構成の6株を円形に植え付けた状態が上画像です。次のシーズンまでに各個体とも更に2段から3段上積みしそうですが、このポットに関しては枝分かれや段重ねに一定の規制を加えることになります。そのために、無用な枝分かれには芽欠きも行い、花のシーズンに適正な樹形となることを目指すことになります。
2021年04月21日
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ミヤマオダマキの花がクライマックスを迎えました。1番花開花から18日が過ぎ、初期に開花した花は早々と子(種子)育てに移行しましたが、咲いている花は今がボリュームマックス・・・といったところです。画像に写っている全てが1株から分岐したものですが、残念な点は草丈が低く15cmほどしかないことです。 1500~2500mの山の草地で出会うミヤマオダマキは30~50cmはありますが、それと比べると丸で子供の背丈です。山の草地では背が伸びないと周囲の雑草に頭上を覆われて日差しも得られない、という事情もあるのかもしれません。ならば、来年は芽出しの時期に30cmほどの筒を被せるなどして、背伸びしなくては十分な日差しを得られない環境を設えて実験してみようか、などと取り留めのないことを考えています。
2021年04月20日
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黄花イカリソウ「アンバー・クイーン」が開花しました。昨年より13日早い開花です。「誤差の範囲」では済まない日数ですが、今年に関しては評価は控えることにしています。これで保有3品種の内2品種は開花しましたが、最終的に1品は作落ちしてしまいました。原因は昨夏からこの春まで行われた建屋の修繕工事の期間中、ベランダへの出入りにも大きな制約が加わり、草花の維持管理にも十分な手が掛けられなかったことだと思っています。工事も終了したことで来春は開花必達を目指して日々の手入れに取り組むつもりです。
2021年04月19日
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地エビネの黄花品が開花しました。昨年と比べて2日早い開花ですが、この程度の差は「有意差なし」とします。雨中の開花で雨粒まみれの上、輝点も影もない立体感に欠ける画像になってしまいましたが、そこはお目こぼしを .... 背後右手に茶花品がボンヤリと写り込んでいます。これらの地エビネが我が家にやって来て4~5年が経ちました。この間、茶花品は花芽が1芽だけだったものが5芽まで増えましたが、黄花は未だに1芽だけです。厳密に言うと、この1芽に寄り添う様に芽吹いた小さいものが1芽不随していますが、花を咲かせる様になるには2~3年かかりそうな雰囲気です。ことほど左様に増殖力では見劣りしますが、どことなく漂う花の上品さに座布団1枚、と言いたいところです。
2021年04月18日
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不気味四天王の一角、マムシグサ(蝮草)が仏炎苞を展開しました。5年遡っても店開きの記録が見つからない、という程の長い長いトンネルでした。よくもまあ、全滅を免れたもので、余程の強運か生命力の持ち主という他ありません。同じ不気味族の1つ、ユキモチソウが現在同じ道を歩きつつあり、この品種が辿った道を振り返りつつ、リカバリーのプロセス短縮に生かして行くきたいと思っています。
2021年04月17日
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ドイツスズランが開花しました。昨年と比べて13日早い開花です。かなり痛い日数差ですが講評は控えます。早朝に葉を掻き分けながら確認した時には、まだ開花はしていないと判定したのですが、午後になって花を裏返してみると口をすぼめた壺の様に開口しているではありませんか。で、慌てて”開花”を宣言することになった次第です。 この品種は驚異的な繁殖力を持っていて、地下茎を縦横無尽に走らせ、自由奔放に分身を生成します。大雑把に言って、1年で生息域の半径を30cm近く広げます。昨年これを大量に掘り上げ概ね50cm四方に収まるものだけ残したのですが、既にその時の分布域から20cmを超えて分身を作り上げています。花が終る頃には再度の駆除作業を行う必要に迫られています。
2021年04月16日
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日本サクラソウの「南京小桜」もクライマックスを迎えました。開花直後は花弁の先端を内側に軽く巻き込む様に身を縮めていますが、次第にシャキッと伸び切る様に変化します。上段中央やや左の花がその状態で、明日には他と同じ様に花弁はフルオープンとなります。今の時点では、このポットで寿命を迎えた花は出ていませんが、今のピークが2~3日続いた後は幕引きの始まりを迎えます。来週の今頃は「まつりの後」の寂しさが漂うことになります。
2021年04月15日
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赤花糸葉ヤマシャクヤクが開花しました。昨年と比べて3日遅れの開花ですが、この程度は誤差の範囲内ということにします。この花が日差しを受けるとメタリックかと思わせる光沢感があるのですが、いざ、写真にしてみると、これが上手く表現できないまま10年ほどが過ぎてしまいました。昨日は生憎の雨模様で、この光沢感にも見放されてしまいました。 年毎に1株、また1株と数を減らし、今ではこのポットの他には病み上がりのもう1株だけという寂しいことになってしまいました。今年はこの花1輪だけですが、何とか自家受粉で種子を実らせて貰わなくてはいけません。種子からだと花が咲くまで7~9年かかりますが、何としても全滅は避けたい品種の1つです。
2021年04月14日
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白花ミヤマオダマキ(深山苧環)が開花しました。昨年より10日早い開花です。生憎のどんよりと曇った条件下の撮影になり、画像としてはメリハリに欠けるものになってしまいましたが、花期は比較的長いので機会を改めてベストショットにトライすることにします。 10日ほど前、紫花のミヤマオダマキには古参株が存在しない旨紹介しましたが、上の画像の個体は5~6年、或いはそれ以上の古参株です。ごく近い品種同士で、こうした差異が生じる理由もよく分かっていませんが、1個体のご長寿であれ、世代交代の積み重ねであれ、品種の断絶さえ起きなければ取り敢えず”良し”ということにしておきます。
2021年04月13日
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昨日取り上げたシコクカッコソウと並んで、こちら日本サクラソウの「鹿島」もクライマックスを迎えました。花のボリュームで評価すれば、文句なくこの品種史上最高の豊作です。こうなった理由は、昨夏から先月末まで建屋の大規模修繕が行われたことで、昨年の秋の手入れができず、2年間の増殖分がこのポットに集積している訳で、過密の度合いは度を過ぎたものになっています。植替えを秋まで待っていては、地中の”押し競饅頭”で敗退した個体が地上に押し出されるものも出るかもしれません。・・・などと言ってはみたものの、結局は秋まで見送ることになる可能性大です。いやはや面目ないことで ....
2021年04月12日
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濃色シコクカッコソウ(四国鞨鼓草)がクライマックスを迎えました。中々の見応えです。実は裏側の中段にも画像上段と肩を並べるほどの花の塊が存在するのですが、曲者どもの食害に遭い傷だらけになってしまいました。”傷”は隠してしまえ・・・ということで、花の付き方で言えば背中に相当する角度から撮影する羽目になってしまいました。慌てて曲者どもに対する特効薬を手配したのですが、今年の花に対しては”後の祭り”でした。 という風な愚痴めいた話は横に置いて、株立ちや花のボリュームに関しては、この品種史上最高の出来高です。早ければ花後、最悪でも秋には住まいの大幅な増強が必要な状況にあります。今より大型の1鉢に収めるか、2鉢に分植するか、いずれも一長一短があり選択に迷っています。
2021年04月11日
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不気味四天王の一角、ユキモチソウ(雪餅草)が今年は作落ち確定です。昨年の内に地中の”芋”が四分五裂の惨禍に見舞われた様で、ご覧の通りの幼稚園児級の子株ばかりになってしまいました。合計7株あります。これでは仏炎苞など望むべくもありません。 この先、1年でも早く仏炎苞を生成して貰うためにすぐにでも植え替えを行わなくてはいけません。この7株の中から1点を選抜してポットに残し、他は露地に転居させます。ポット株には有機肥料、化成肥料を十分に施し、生育の加速を目指します。来年は無理としても、その次には仏炎苞に再会できることを願いつつ、成長を後押しするつもりです。
2021年04月10日
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詳細不明のシャクヤク(芍薬)がツボミを付けました。タネを蒔いて凡そ7年が経過しています。現行品の白花重弁ヤマシャクヤクや赤花糸葉ヤマシャクヤクも種蒔きから8~9年かかったので、この品種がこの年数なら概ね妥当な線か、などと勝手に納得しています。 この品種は祖父が大切に育てていたものですが、品種名などは全く分かっていません。花を最後に見てから既に半世紀が経過してしまい、花の色や姿は全く思い出せません。今では”謎”になりかけた花が、間もなく解明できるか・・・という段階に漕ぎ着けた訳で、1ヶ月ほど先の開花が待たれます。
2021年04月09日
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不気味四天王の一角、ウラシマソウ(浦島草)が店開きしました。これまた前年と同じ日の店開きでした。この1週間ほど、前年と同日開花・開店が続きましたが、だからと言ってこの先開花時期の大幅なズレ幅が縮まるという訳ではなさそうです。 ウラシマソウという呼び方は浦島太郎から来ていると言われています。仏炎苞の開口部から伸び出しているひも状の構造物を釣り糸に見立てての発想の様ですが、画像の個体でひもの長さを計ってみると36cmありました。仏炎苞の丈のざっと3倍です。この個体は過剰な分球から2年経った状態で、まだまだ若輩者の段階です。山地に自生する古参株などでは70~80cmに達するものも珍しくありません。藤原岳(鈴鹿山系)ではこの品種の大きな群落が見られますが、例年なら5月初めには見頃を迎えます。
2021年04月08日
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地エビネも開花しました。昨年より5日早い開花です。ま、この程度は今年に限っては誤差の範囲内、ということにしておきます(ちと強引!! )。 昨年と比べて花芽の数は5割増(6芽)ですが、草丈は幾分小さ目(20cm以下)です。草丈については、花が咲き進むと共に幾らか伸びるとしても、昨年並みは期待できそうにありません。この点は地上部の増強に、地下の根やバルブの強化が追い付けなかったためと考えられ、この夏の間に補強が進むことと思っています。多分、来春には昨年並みの草丈に戻ることだろうと思います。
2021年04月07日
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不気味四天王の先頭を切って露地のムサシアブミ(武蔵鐙)が開きました。タイトルでは”開花”と書き込みましたが、花の状態は直接は見られないので、ミズバショウなどと同じ要領で、仏炎苞の形が整った段階を一般の花が開いた状態と見做しています。偶々ですが、昨日の「南京小桜」に続いて、前年と同日の開花(! )です。 昨年夏、土佐文旦の根元付近から1mほど離れた今の位置に植え替えを行いました。大型株3点と微小株3~4点が存在したと記憶しています。このままでは1品種での占有面積が大き過ぎるきらいがあり、この春の涼しい内に半数ほどを自然に還そうと思っています。移植で空いた場所には同じ不気味族の1つ、ユキモチソウ(雪餅草)を持って来る予定です。
2021年04月06日
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日本サクラソウの「南京小桜」が開花しました。奇しくも昨年と同じ日の開花でした。この品で日本サクラソウとして7番手ということになります。同じ日に「鋸峰」も開花したことで、保有する品種6品種全てが咲き終えたことになります。 この品種は、ここ3年ほどは特段のアクシデントもなく、爆発的に増えてきました。一昨年5.5号から7号も比較的大きなポット4鉢に分植していたのですが、その内の1つから5日前と昨日紹介した様な、何らかの変異と思われる新顔2点が発生してしまいました。この変異がそのまま固定して、次の年も再現するかどうかは分かりませんが、いずれも魅力的な特徴を持っており、大切に面倒を見て行きたいと思います。
2021年04月05日
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5日前に購入実績のない新顔が現れた”事件”を紹介しました。その花がまだ散っていないというのに、身に覚えのない新たな新顔が開花してしまいました。場所は前回と同じポットで、現在新顔の先輩、後輩が並んで咲いています。 先輩格に当たる新種(?)は、ピンク花で、花弁のエッジにふ切れが入っていました。それに対して、今回現れた後輩は、色はよく似たピンクですが、若干濃い目の色合いです。そして大きな違いが今回の新顔には、花弁エッジのふ切れがない点です。特定の品種を植え付けた1つのポットで咲いた、2つの花軸で各々異なる花が咲いてしまった、というのは我が家では大事件であり、同ポットで未開花の数株で、この先どんなことが起きるか、不安半分・期待半分の中途半端な春を過ごしています。
2021年04月04日
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露地のミヤマオダマキ(深山苧環)が咲き始めました。昨年より3日早い開花です。この品に至ってやっと季節感のバランスを取り戻した感覚です。とは言いながら、次なる開花を狙っている面々を見ると、このバランスはすぐに崩れそうです。 この品種を栽培し始めて既に10年以上が経過しました。にも拘らず、この品種には5年、6年を生き抜いた古参株は1つも存在しません。画像の個体も実生2年ほどの若齢株です。原因はよく分かっていませんが、最近になって土中の水分が多過ぎるのではないかと疑い始めていますが、仮にこれが当たっていたとしても対策は甚だ困難で、お手上げ状態からの脱出はできそうにはありません。
2021年04月03日
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日本サクラソウの5番手、「濡燕」が開花しました。昨年の記録がないため(作落ち?)、前年比較はできません。花弁の裏側はピンクですが、表は淡いピンクで、外周から中心に向かって濃度が増す配色です。そのため開花前と後で印象がガラリと変わってしまうのが大きな魅力です。記憶は曖昧ですが、昨年は花も咲かせられない様な窮地にあったと推測されます。それが今年は一転して株立ちも大幅に強化しており、管理人が大きなポカでもしない限り来年の再会は疑いなさそうです。
2021年04月02日
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タッタソウ(立田草)が開花しました。昨年と比べて12日遅れての開花です。昨日も書き込みましたが、開花日が早くても遅くても、半端ではない数字が付いて回ります。これにいちいち反応していては、残り少ない寿命に悪い影響が出そうです。 とは言え、100%スルーという訳にもいかないので、少しだけ反応しておきます。昨年この品種は僅かに1輪だけしか花を咲かせませんでした。それが1年間で株の地力が充実したのか、今年は準備中のものも含めると5輪は咲きそうです。「よく頑張った!! 」と褒めてやりたい場面ですが、そうとばかり言っていられません。ご覧の通り、今年の花は花柄が3cmほどしかなく、甚だ短足です。こちらが昨年の開花の様子ですが、葉っぱが出揃った状態で、花柄をしっかり伸ばした上で咲いています。今年は?というと、葉っぱは全く出ていません。不毛の砂漠に花一輪を差したような眺めです。遅れてもいいから、葉っぱは絶対に出して貰わなくてはいけません。
2021年04月01日
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