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アポイギキョウが開花しました。昨年と比べて20日早い開花です。日数差だけに目を向けると、尋常な幅ではありませんが、2年間植え替えを行っていないことで、やや栄養失調気味である点を除けば、株の状態に特段の異常は認められません。これなら放置しても、しっぺ返しはなかろうと思っています。 前回この品種を取り上げた際も書き込みましたが、ここ2~3年は紫花や白地に紫の絞り模様の花を見ていません。現有の20株ほどから、可能性のある個体を選抜して往時の賑わいを取り戻したい、ということで梅雨の休みを狙って作業に取り掛かるつもりです。
2021年06月30日
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一昨日リクルートして来たトキソウを、早速植え替えます。勿論この時期の植え替えなど『百害あって一利なし」は承知の上です。何分にも我が家の高温+乾燥環境では、直径6cm・深さ6cmの僅かな用土では1~2時間で水分はカラカラに乾いてしまいます。1日数回の水遣りどころか、1日2日家を空けることも珍しくない我が家の実態では、生存確率は宝くじ並みです。ということで”暴挙”のそしり覚悟で、4号陶鉢へリハウスさせることにしました。 用土は微粒赤玉土に同・鹿沼土を2:1で混合したものに、3mmほどに裁断したミズゴケをほぼ半々に混ぜ、よく撹拌したものです。ここ1年ほど湿地系の蘭に適応して好結果を得ている用土組成です。上画像が転居を済ませた様子です。春の伸び盛りの時期を、殆ど日差しのない場所で育ったらしく草丈は伸び放題に伸びています。適度に分散させて植え付けると、各々は自立できず、やむなく1点1点にアルミ線の支えを付加しています。この先半月ほどは屋内の日陰で過ごさせ、根が用土に馴染むのを待つことにします。
2021年06月29日
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今年に入って何回目になるか勘定していませんが、性懲りもなく花苗リクルートに出掛けました。今回調達したのはトキソウで、既に花は終わっており、今回の調達は来年に向けて品揃えの回復を目指すという意味合いもあります。 この品種は低山から亜高山の湿原などに自生するもので、暑さへの耐久性は劣ります。これまではこうした暑さ対策が中途半端で、全滅の悲劇(!?)を繰り返してしまいました。数多くの失敗を重ねた結果として、何とか実用レベルの対策(の様なもの)が形になっとことで、改めて栽培に取り組んでみようとするものです。「必ず上手く行く」、と言い切れるほど確立された手法ではありませんが、頑張ってみます。
2021年06月28日
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続々と賊が姿を現すシーズンがやって来ました。今年の一番乗りはコヤツ、ベニスズメ(紅雀)でした。発見時の体長は5cmほど。赤花のダイモンジソウに抱き付く様にして、喰いに耽っていました。ただ、卵からこの場所で育った訳ではなさそうで、ある程度大きくなった段階でこの場所に移動して来た様です。被害の詳細は葉っぱ4,5枚といったところで、深刻な事態になる前に発見できたのはラッキーでした。この個体については国外追放という訳にもいかないので、キ●チョールを一吹きして眠らせました。この先、梅雨明けを迎える頃からこの手の賊が多発する様になります。油断するとポットの草花が丸坊主になっている、という様な事態も珍しくなく、日々の巡視が怠れない季節が始まろうとしています。
2021年06月27日
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1ヶ月ほど前、詳細不明のスミレの種子を手に入れた旨、この場で紹介しました。種子の状態から品種を特定することは、事実上できないことなので、今も「Who are you?」のままです。昨日夕方、水遣りのついでに各ポットを巡視していて、そのポットで発芽が始まっているのを確認しました。 新芽の様子は、既に発芽から2~3日経ったかというレベルまで成長したもの2芽(円内)と、今日地表に顔を出したばかりと思しき微小なもの5、6点ですが、この先も発芽は続きそうで、総数が如何ほどになるかは見当もつきません。早ければ次の春には花が見られるかもしれません。その時点で改めて品種、品名の特定に取り掛かることにします。
2021年06月26日
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昨年春、採取した雪割草の種子の一部をこのポットに蒔いていました。今年に入り暖かくなった頃、2枚葉が姿を見せたことから、てっきりその雪割草が発芽したものと思っていました。それから2ヶ月余りが経過して、本葉が2枚、3枚と出揃うと、「おや?、雪割草じゃない!! 」ということに気が付き、少なからぬショックを受けたものです。 ここに写った本葉の形や色、ヒゲの出方を総合して、「これはダイモンジソウ(大文字草)に違いない」というのが現時点の結論です。とは言いながら、昨年はダイモンジソウは作落ち品が相次ぎ、開花に漕ぎ着けたのは白花品1点だけでした。可能性だけで推測すれば、この白花品の種子がこのポットに紛れ込んだと考えるのが妥当です。他に可能性ほぼ”0”の仮説になりますが、3年前から2年前に全滅した品種の種子が、2年遅れ、3年遅れで発芽したものだったりすると、これはもう大宴会ものの慶事なのですが、ま、そんなことはそうそう起きるもんじゃないわナ~。
2021年06月25日
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サギソウ「銀河」の花芽が動き始めました。随分長い間、まともに栽培もできていなかったため、前年比較は勿論、この先どんな推移で開花に漕ぎ着けるか、といった知識は粗方蒸発して、殆ど残っていません。そんな訳で、開花までまで何日かかるかといったことは、様子を見るしか手立てはありません。 花芽の他にも発見がありました。それが株別れによる増殖で、合計7株のうちの1株に子株が発生していました(円内)。手持ちの他の品種では、子株の発生は秋口から、というのが多かった様に記憶していますが、いずれにせよ花も子株もというのは有難い話で、上手く行けば次のシーズンには大家族になるかも・・・などと、捕らぬタヌキは太り続けます。
2021年06月24日
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この春のホウチャクソウ類の作柄は芳しくありませんでした。原因は昨年秋、ベランダに自由に出ることもできず、このアオリで秋の手入れを見送ってしまったことに尽きます。合計4鉢に分植していますが、いずれも過密状態に陥っており、株の出来栄えも甚だしく貧相です。このままでは株の地力回復も期待できず、時期としては好ましくはありませんが、個体数削減を主眼とする植え替えを行うことにしました。 上画像がBeforeの様子で、6号ポットに9芽が押し競饅頭に耽っていました。これらを全て掘り上げ、有望株3株を選抜します。この3株が元のポットに植え戻す候補です。植え付けを済ませた様子が下画像で、取り敢えずスッキリしました。雨の多い時期なので、高温や乾燥によるストレスは余り考える必要はなかろうと思います。秋の手入れの時期までに、多分株数は倍増していると思われますが、その時は再度個体数を調整することになります。 尚、4番目から7番目に選抜した個体は保険として露地に植え付けました。肥料分はこちらが格段に良質なので、1年後には立場は逆転してしまうかもしれません。
2021年06月23日
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白花ネジバナが咲き始めました。昨年と比べて、実に22日も遅い開花です。この影響で、昨年まで10数年維持して来た、「赤花品より先に咲き始める」という伝統は一旦途切れてしまいました。これが常態になってしまうのか、それとも1年後には再逆転するか、来年の”お楽しみ”ということにしておきます。 ネジバナといえば巻きの方向(右巻き、左巻き)、巻きの緻密さが気になるところです。今回取り上げた個体の巻きはかなりルーズで、1周する間に螺旋は3cmほど進んでいます。”美しい捩じり”を実現するためには、教育的指導が必要なレベルです。とは言え、毎年30本ほど咲くネジバナに中には、花序の下端から上端まで直線に並ぶ”捩じらず花”が1本か2本は混ざることを勘案すると、これでも”やる気”がある部類かもしれません。
2021年06月22日
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原種ユリ(Lilium davidii )が開花しました。昨年は作落ちしたため前年比較はできません。その作落ちの影響を今も引きずっていて、今年も株の地力がジリ貧であることに変化はなく、作柄はこの1輪だけで打ち止めです。 一時は盛況を極め、多い時には30輪に達する花を咲かせたこの品種が、現状の様なジリ貧に陥ってしまった原因はよく分かっていません。この2-3年の生育環境の変化は、周囲でリコリス類やタマスダレなど有毒の品種が大幅に勢力を伸ばして来たことぐらいが特異点として挙げられます。もしかすると、このリコリスなどとの相性が良くないのかもしれず、試験的に残存2株のうち1株を移植して様子をみようか・・・などと、漠然とですが思案しています。
2021年06月21日
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芝生のネジバナ(赤)が咲き始めました。昨年と比べて7日早い開花です。昨年夏から今年春まで、工事用足場と保護シートで完全に日差しを断たれて、芝は枯れて土が露出しています。これに昨夜の強めの雨で泥ハネを起こし花茎は泥まみれでしたが、散水シャワーで洗い流して何とか見られる姿を取り戻しました。芝生が生え揃い、泥ハネの心配をしなくて済む様になるまで、2年ぐらいかかるのではないかと思います。進捗具合によっては種を蒔き直すことを考える必要があるかもしれません。 ところで、ここに並べた個体も3~4年前までは白花を咲かせていました。年季を重ねるにつれ、花の色が赤く変わってしまい、今では押しも押されもしない赤花品です。とは言いながら、ホンの3日前まではこちらの画像の様に、ツボミは白無垢でした。若齢の頃、白花を咲かせていた名残が少しだけ残っています。
2021年06月20日
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昨年の今頃には、発生したツボミの1/3ほどを賊どもに喰われていたレンゲショウマでしたが、今年は今のところ被害「0」を維持しています。こうした食害への防衛が、道半ばとは言え成功しているのは、アルミホイールの働きあってのことです。花茎に巻き付けたシワだらけのアルミホイールが、賊どもが越えられない壁になっていることが伺えます。 賊の正体はナメクジと断定してほぼ間違いはありません。このナメクジ君、微弱なものでも電気が大嫌いだそうです。アルミホエールに電気を流している訳ではありませんが、足場となる花茎に巻き付いた金属片にありもしない電気を感じるのか、或いはクシャクシャの金属箔にどうしようもない嫌な感触があり、裸足では踏みたくないと感じているのか、いずれとも結論は出ていませんが、とに角現段階で効果は抜群です。賊どもが食い気をなくする大きさになるまであと半月、それまで何とかネタバレしないことを祈るばかりです。
2021年06月19日
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盛夏の亜高山でお花畑を彩るハクサンシャジン(白山沙参)が動き始めました。自生地、例えば月山や鳥海山ではお盆休み頃が最盛期なのですが、瀬戸内海沿いの平地(標高100m)では1ヶ月ほど早まり、7月上旬に見頃を迎えます。あと3週間ほどですが、助走期間としてはいい線で進んでいる様に見えます。 花茎の節ごとに4枚の葉っぱが輪生し、各々の葉っぱの付け根にツボミが付いています。つまり節ごとに4輪のツボミを生成します。1節ごとに4輪の花が咲く訳ですが、最盛期には開花した各々の花の付け根に更に1~2輪のツボミを増発することもあって、眺めはなかなか豪華です。花のサイズはピーナッツを半分に切ったぐらいの大きさで、色は淡いブルーです。開花の時期が楽しみです。
2021年06月18日
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この春、7年の潜伏期間を経て、期待以上の綺麗な花を咲かせてくれた正体不明のシャクヤクでしたが、現在は子(種子)育ての真っ最中です。その種子の成長速度が、入れ物としての鞘の成長速度を上回っているのか、とうとう鞘がパンクして中の様子が見える様になってしまいました。今の種子のサイズとしては、大きいもので小豆粒大といったところで、まだまだ発展途上の幼児といったところです。最終的には丹波黒豆の様な光沢のある黒に変化して完熟・・・という流れになりますが、時期的には盛夏を過ぎる頃になろうかと思います。この種子が無事に完熟に漕ぎ着けたら、またまた7年がかりの大仕事になってしまいますが、種蒔きにトライしてみようと思います。
2021年06月17日
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ヤクシマショウマ(屋久島升麻)が開花しました。昨年と比べて10日早い開花です。この日数差を誤差の範囲と言ってのけるほど腹は座っていませんが、さりとて特段の健康状態の変化も、花の量の差も認められず、結局は「ま、いいか」という結論に落ち着いてしまいます。 花の大きさは、というと、針(?)の様に細い花弁を広げた状態での差し渡し径は7~9mmほど、配色も白とごく僅かなピンクを散らしただけで、地味さは群を抜いています。これでは受粉を仲介してくれる昆虫類でも見落としてしまわないか、などと心配してしまいますが、当のショウマ君にしてみれば、「放っとけ。大きなお世話じゃ」などとお怒りかもしれません。
2021年06月16日
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アポイギキョウが花の時期に向けて動き始めました。今のツボミの大きさはコメ粒より少し大きいか、といったところです。この品種の開花日はバラツキが大きく、過去5年を調べると、早い年で6/16、遅くて7/18、といった具合です。今年は?というと、今のツボミの大きさでは今月中の開花はあり得ず、早くても7/10以降ではないかと見ています。 この品種は面白い咲き方をすることで大事にして来ました。1つの株に白花、紫花、白地に紫の絞り模様が出現する変わり種です。そうした曲芸的な変わり咲を高確率で見せてくれた古参株が3年前に枯死して、一気に株が若返ったことで、変わり咲も見られなくなってしまいました。現有の若齢株の中から、変わり咲しそうな個体を抽出して、当時の再現を図りたいところですが、選抜は大変な仕事になりそうです。
2021年06月15日
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間もなくネジバナのシーズンがやって来ますが、一足早く芝生に根を下ろした個体を救出することにしました。ネジバナの種子は粉末の様なもので、風に乗ってどこまで飛ばされるか分かりません。飛行距離数m内に着地すれば、我が家のテリトリー内であり、夏の乾燥時も運が良ければ水を撒いて貰えますが、それ以上飛んでしまえば誰にも見向いて貰えない可能性もあります。 運が良ければ・・・と言っても手厚い庇護を受ける訳ではなく、しばしば住人に踏み付けられるという災難に遭遇してしまいます。上の画像で左の個体は頻繁に踏み付けられたらしく、葉っぱはクシャクシャに歪んでいます。今回はこれを掘り上げて、人の通路から外れる場所に移すものです。円内が掘り上げた状態、下画像が移動先に定植した様子です。このが体なら花を咲かせても良さそうなものですが、ニンゲンに踏ん付けられ続けて、その気もなくしてしまった様です。今回はこの2個体とは別に、もう2個体を救出して安全な場所に植え替えました。来年は花を咲かせること請け合いです。
2021年06月14日
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梅雨に入り水気はタップリ、気温もほどほどとなり、庭では芝も雑草も伸び放題に伸びています。上画像はそうした中で最も高密度に雑草が蔓延ったエリアで、最大深度は20cmに達しそうな勢いです。昨年後半は何も措置が取れなかったこともあって、”荒れ地”と言われかねない有様です。ということで、本年最初の芝(+雑草)刈りを行うことにしました。 本来なら侵入した雑草は抜き上げて、芝だけにした上でバリカンをかけるのが正しい手順ですが、今回は今にも雨が降りそうな不穏な天候下の作業でもあり、いきなりバリカンがけを行いました。30分ほどで下画像の状態に漕ぎ着けましたが、諸々の雑草は根が丸々残っているため、さほど時間をかけずに上画像の状態に戻るはずです。次の機会には正当な手順を踏んで措置しなくてはいけませんが、暑さの中ではね~~~。
2021年06月13日
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1週間ほど前、ニワゼキショウの乱れ咲きの様子を紹介しました。上画像はその際開花していたものと、その後開花したものの実を根こそぎ採取したものです。ざっと数えて127個ありますが、漏れ、重複などのカウント誤差はあるかもしれません。 今回思い立った様に採取したのは、今日辺りから暫く雨模様が続く様なので、この期間に種子をバラ撒かれてはかなわん、という発想に基づくものです。これ以前に採種したものと合わせると、250個に近付いています。この先、まだ50個やそこいらは咲くだろう、ということで、合算すると300越えの予想が当たりそうな雲行きです。これまで完熟して種子をバラ撒いたものは一切ない!! 、などと言い切る自信はありませんが、それでも1年後に青ざめる様な惨状はなかろうと自負しています。この花が咲き始めて凡そ40日、十分に堪能したことだし、次の摘果の際には茎ごと撤収しようか、とも考えています。
2021年06月12日
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今年2株が立ち上がっていた原種ユリの内、1株は賊の狙い撃ちに遭い成長点まで食い荒らされてしまいました。こうなると最早花がどうのこうのと言っていられる状況ではなく、枯れてしまう様なことがない様祈るしかありません。 残る1株はそうした災難も無事に潜り抜けて、何とか成長を続けました。ここに来てツボミも大きく膨らみを増し始めました。一時は種としての作落ちも頭を過りましたが、ここまで成長すれば先には大きな危機はなさそうに見えます。まずは”プチめでたし”というところです。この品種の直近6年の開花日は6/11から6/21ですが、今年はその中央値よりいくらか遅れるかもしれません。
2021年06月11日
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ヤクシマショウマ(屋久島升麻)の花芽が立ち上がってきました。もっと早く気が付いても良さそうなものですが、ボ~っとしている内にこんなに長く伸びていました。気付きの遅れは横に置いて、この状態から開花するまで、大雑把に言って20日ほどかかります。見立て通りなら昨年とほぼ同じ時期の開花ということになるのですが、さて、どんな結果が待っていることか .... この品種の花には派手さは微塵もなく、しかもその花もごくごく小さいことから、道端に咲いていても気付かずに通り過ぎてしまいそうな存在です。その代わり・・・という訳ではないでしょうが、我が家の保有品の中でも丈夫さは群を抜いており、かなり酷い乾燥や、暑さ、寒さも物ともせず、これまで健康状態を損ねたことは一度もありません。
2021年06月10日
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ホタルブクロ(白花)が開花しました。昨年より3日早い開花ですが、この程度は誤差の範囲としておきます。今年は露地のホタルブクロは賊どもによる激しい食害により、3-4芽あった花茎が全滅してしまいました。画像はポット植えの青花品の中にたまたま紛れ込んでいた個体で開花したもので、ツボミが膨らむまで気付かず、今年の開花は諦めていました。品種を取り違えるなど、お恥ずかしい限りですが、結果的にはこの凡ミスのお陰で作落ちが免れた訳で、凡ミス転じてお手柄、ということにしておきます。とは言え、混載では先々面倒なことになりそうなので、花が終り次第定位置に戻すことにします。
2021年06月09日
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見頃の絶頂期を迎えていたシモツケソウが、先日の大雨に打たれて悲惨なことになってしまいました。画像中央の個体は5割超が叩き落されていますが、左後方にピンボケで写り込んでいる個体は、7-8割が失われてしまいました。ほぼ満開のタイミングでの被災で、天気次第では1週間を超えて楽しめる花が、3-4日で見納めとなってしまいました。こちらが、落ちた花弁が葉っぱで受け止められて溜まった様子ですが、これも残ったのはほんの一部に過ぎません。この先1週間程度は、落花を免れた3-4割の花を、溜息を漏らしながら眺めることになりそうです。 花が完全に終わった時点で株の再配置を行い、花の隙間を埋める措置を取ろうと思っています。梅雨の間に行えば、定着する確率も高まるだろうという読みを踏まえてのことですが、適当に梅雨の休みがあることを願うばかりです。
2021年06月08日
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ネジバナの花芽が始動していました。ボンヤリしていておデコの出始めは見逃していました。これでもいつもの年と比べたら、幾分遅めの始動です。我が家の芝生には白花と赤花が混在しており、例年だと白花の方が、赤花品より3週間から4週間先行して開花しますが、今年はこの慣例は破られるかもしれません。 昨年の白花の開花は5/30、赤花の開花は6/26でした。昨年の白花開花から1週間遅れて、最も早い個体でもこんな状態ということは、10日から2週間程度は開花が遅れてしまいそうです。赤白2種が存在すると紹介しましたが、我が家の保有品は発生から3-4年は白花を咲かせますが、その後は赤花に変わるという特異な体質を有しています。画像の個体も2-3年前までは白花でしたが、既に赤花に変わってしまいました。ということで今年は初めて赤花が先行しそうな雰囲気が漂っています。
2021年06月07日
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在来型のリコリス、いわゆるヒガンバナも休眠に入って、地上部は完全に姿を消してしまいました。4ヶ月余りの休養となり、植え替えるなら今から2ヶ月ほどが絶好機になります。今年はこの中から白花品を5~6球を里子に出すことを考慮中です。 といった細かなことは横に置いて、腐敗し始めた葉っぱの残骸が地面に張り付いて、何とも汚いのが我慢できません(上画像)。こんな様子を長屋の上層階から見られて、この部屋の住人は・・・などと思われるのも癪にさわります。ということで、枯葉を一旦撤収して1ヶ所に集めることにしました。葉っぱは腐り始めていますが、その生え際はまだ枯れ切っておらず、少々引っ張っても簡単にはとれません。やむなく園芸バサミを持ち出しての作業になりましたが、一通り作業を済ませた様子が下の画像です。これでいつでも開花OK!! 。と言ってもそれは4か月先のことで、それまでにこの辺は雑草の海に沈んでしまうかもしれません。
2021年06月06日
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クロユリも今年のシーズンを終え、長い休眠に入ってしまいました。今残っている青みは、飛散した鱗片が起源と思われる1芽だけですが、これも早晩眠りに入ると思われます。ほぼ更地と化したポットの表面を見ていて、1年半前に植え替えた時には、用土の表面はポットのエッジから1cmほど下がった位置にしていたことを思い出しました。今、中央部がこんもり盛り上がって、一番高い所はエッジと同じ高さになっています。もしかすると、これは地中の球根が予想以上に成長して、用土を持ち上げているのかもしれません。 ということで、すこしだけ用土を剥ぎ取って球根の様子を見てみたくなりました。慎重に用土を崩し、刷毛で用土を吐き出した様子が円内です。鱗片には隙間もありますが、凸部を結んだエンベロープは大きめの生梅ほどになります。これなら上手く行けば来春に花が期待できそうです。中途半端な大きさなら、この際植え替えてしまおうか、とも思っていたのですが、それは思い止まって、休眠中も鱗片の肥大化に取り組んで貰うことにしました。植替えは秋まで延期です。
2021年06月05日
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ニワゼキショウが咲き始めて1ヶ月経ちました。一般的な草花なら、とっくに弾(ツボミ)は打ち尽くしている頃合いなのですが、この品種に関する限り今なお絶好調を持続しています。これまでの開花分だけで、摘果した球形のサヤは100個を超えましたが、今に至ってこの乱れ咲きを目にすると、この1株だけで300輪は超えそうな勢いを感じます。 ところで、この画像に写っているだけで、ざっと65輪が咲いています。といっても数える度に漏らしたり、ダブったりで数が違っており、確定的な数値は掴めていません。画像をクリックすれば一回り大きな画像を表示するので、各位も一度お試しください。
2021年06月04日
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日本シュンランに新子の季節がやって来ました。画像は「天紅香」の銘が付された橙花の品種ですが、昨日確認して回った限りでは1ポット当り1~2芽の新子が確認できました。新子の発生は今月中は続くので、株立ちは更に増強されそうです。置き場所の制約もあって、これ以上増やしたくない、というブレーキ心理が働く一方で、長期に亘って作落ちが続いている現実を踏まえると、”株の若返り”という観点から歓迎すべきイベントと考えるのが「正しいガーデニング道」なのかもしれません。
2021年06月03日
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5/23に咲き始めたシモツケソウが見頃を迎えました。まだ開花していない花茎もあり、”九分咲き”というのが正直なところですが、残りが全て咲き進む頃には初期に開花した個体は散り始めるので、今頃が花のボリュームはMaxです。 昨年は花茎が14~5本という大凶作でした。正確な理由は分かっていませんが、暖冬に浮かれて芽を出してしまったものが、不意の寒の戻りで凍傷を負ってしまった・・・というのが真相ではないか、と見ています。今年の花茎は45本まで回復しましたが、花の空地があり、こうした隙間を埋める手立てを講じて行かなくてはいけません。
2021年06月02日
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暑さに弱い品種や時期を外して植替えを行った時など、「風通しの良い日影」で養生させる旨、この場で何度か紹介して来ましたが、こうした措置も自動潅水が行き渡っていなかったため、長期に亘る実現はできませんでした。そこで今年は自動潅水装置を1系統増やし長期の運用に耐えられる様、改造を進めてきました。「Stay Home」の成せる業・・・と言えなくもありませんが、この程運用に漕ぎ着けました。 上画像の左がその全景、同右が放水部のアップです。制御部はデジタルタイマーで電磁バルブを制御するだけの単純なものですが、従来のシステムでは最短3分間放水し続けだったため、稀に根腐れをおこすこともありました。新システムでは最短放水時間は1分になりました。試運転ではなかなかいい感じで、これなら、夏場の不運な枯死のリスクはかなり低減するのでは・・・などと捕らぬタヌキは太るばかりです。
2021年06月01日
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