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殆どの夏草が葉を打ち捨てて休眠体制に入ったのに対して、画像の紅花ヒゴスミレ(肥後菫)だけが虚勢を張る様に葉を残しています。1週間ほど前までは全体が緑一色でしたが、流石にこの2-3日の冷え込みは応えた様で、全体の半分超が黄葉してしまいました。年の変わり目には更に強力な寒波がやって来る様ですが、流石にヒゴスミレもこの寒波を凌ぐのは難しそうです。そうなれば、我が家の夏草は全員休眠が完結します。 余談ですがこのヒゴスミレ、10月に入ってから次々に花軸を立ち上げました。総数で5-6芽に達した筈ですが、結論をいうと1輪も花を開くことはありませんでした。にも拘らず、全ての花軸で種子を実らせ、鞘が弾ける反動で種子を撒き散らせて使命を果たしました。この品種の他にタンポポなども、開花しなくても種子を実らせるという、手品の様な技能の持ち主でもあります。
2021年12月31日
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3日前に取り上げた「瀬戸翠」と遠縁(?)のダイモンジソウ・赤花品です。この品もこの秋、作落ちしてしまいました。原因は分からないままですが、間もなく花期・・・という10月に、どうしたことか一斉に葉が枯れ始めてしまい、今年の花期はなかったことになってしまいました。その名残が、株元を黒く染めている腐葉土になった葉や茎の残骸です。 花の時期を過ぎた頃から葉の再生が始まり、今姿を見せている派手な赤い葉柄は全てこの秋芽吹いたものです。第1次の葉っぱの再生は一巡し、次なる再生の波はそれぞれの株元に赤い小さな塊の状態で待機しています。今の大きさは、七味唐辛子に入っている”麻の実”ほど、といったところです。今から向かう寒の底で、これらが動き始める可能性は低いと思いますが、2月に入れば一気に葉の密度を積み増して行くかと思います。
2021年12月30日
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雪割草もジワリと動き始めました。画像は「秀麗」という銘が付された紫弁淡紫シベの二段咲品ですが、10月末に2年ぶりの植え替えを行って半月も経たない時期に賊の襲撃を受け、3個用意していた冬芽の内2個を、ほぼ完全に喰われてしまいました(画像で左右の2個体)。包装紙に相当する苞葉を残すだけ、という哀れな姿に変貌していましたが、1ヶ月半経った現在、執念というのでしょうか、復元を目指す様に新たな苞葉が立ち上がってきました。とはいうものの、出足の遅れは明らかで、葉っぱは何とかなるにしても、花まで期待するのは酷かもしれません。 そうした経緯もあって、中央の小さな緑が覗く冬芽への期待は膨らむ一方です。今姿を見せているのは萼片の一部と思われますが、後2週間も待てばツボミとしての全体像が露になるかと思います。
2021年12月29日
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我が家で保有するイカリソウ4品の中で、画像の「アンバークイーン」(黄花品)だけが冬場も葉を残したまま過ごします。この秋には3年ぶりに全面的な植え替えを行いましたが、その際のストレスも難なく切り抜けて、余裕しゃくしゃくで春を待っている様に見えます。足元には冬芽が数点顔を見せており、一部は青葉の新芽を見せている個体もありますが、昨日取り上げたダイモンジソウとは一線を隔して、寒中に葉を伸ばす様なことはありません。春に花を咲かせ、種子を実らせて世代を重ねて行くという、自身の使命を忠実に実行している様に見える・・・などと言ってしまうと、少々肩入れが過ぎるとお叱りを頂戴するかもしれません。
2021年12月28日
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この秋は作落ちしたダイモンジソウの「瀬戸翠」です。この品は常緑性で、寒冷期も葉を落とすことはありません。それどころか寒さのさ中の今も、新葉を送り出す仕事に励んでいます。画像はかなり拡大した状態で表示していますが、派手な赤い葉柄は爪楊枝ほどの太さです。新葉の今の大きさは5円玉の穴を通るかどうか、といったサイズですが、寒さをバネにするかの様に太らせています。 冒頭にも書いた通り、この秋は作落ちしてしまいましたが、これで2年続きの作落ちになります。連続作落ちとなると、手入れなどのメンテナンスに問題あり・・・の疑いが拭えません。暖かくなった時点で、全面的な植え替えなど、住環境の大幅な見直しを行うことにします。
2021年12月27日
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早春の草花が咲き始める1月末まで、開花が期待できる品種は殆ど見当たりません。ということで、それまでの繋ぎのネタとして寒さに耐えている色々な草花の様子を切り取って紹介しようと思います。1番手は日本スズランです。 2ヶ月前植え替えを行った時点では、おデコを小豆粒ほど出した状態まで埋めていましたが、寒さが厳しさを増す前にグングン背伸びして、現在はピーナッツほどの丈に伸び上がってしまいました。その頃(つまり2ヶ月前)には親譲りのコモの様なピタッとした衣装をまとっていましたが、冬芽本体の成長に伴い衣装は破れて体が露出しかけてしまいました。でも大丈夫。周りの土壌が凍り付く様な冷え込みにも、この冬芽は耐え抜きます。花の時期までまだ4ヶ月。内、期間の半分はこうした寒気との戦いになります。北国や高地に自生する個体は、分厚い雪布団を包まれて、0℃以下になることは滅多にない様ですが、ここでは氷点下になることは珍しくありません。済まんの~~。こんな寒いところに連れて来てしもーて ...
2021年12月25日
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日本サクラソウの「鹿島」が、こともあろうに寒さが本番を迎えるさ中、芽出しを始めてしまいました。同じサクラソウで、昨年は「鋸峰」が、数年前には「青葉の笛」がそれぞれ動きを見せて、最終的に最悪で全滅、良くても個体数激減の憂き目を見て来ました。今年の「鹿島」がその後を追っている様で、気が気ではありません。 この週末、今シーズン最強の寒波がやって来ると喧伝されています。この寒さに震え上がって本格的な動きにブレーキがかかる様なら、被害は比較的小規模に留まるかもしれません。そうなることを祈る様な気持ちで、週が明けるのを待っている状況です。もしこの寒波に懲りない様なら、二の矢として屋内退避も考えなくてはいけません。屋内と云っても条件は厳しく、①氷が張るほど室温が下がらず、②植物が動き出すほど室温が上がらないことが必須です。「弱」に設定した冷蔵庫のような環境であり、人が生活する条件下で②が成立する場所など見付けることは困難です。種としての破滅は避けたし、されど生活環境の劣化は堪え難し・・・で、どうするか思い悩む日々が続きます。
2021年12月24日
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4日前、この場でユキワリイチゲに花芽か葉っぱか紛らわしいものが顔を出した件を取り上げました。その後、夜間の冷え込みはきびしいものの、日中はほっこり温かい陽だまりに置いていたこともあって、当該新芽は比較的早いペースで腰を伸ばしました。その結果は、上画像の通りで、閉じていた茎葉に隙間ができて、そこにはツボミが抱かれていました。当日、新芽は3個確認していましたが、残る2点の内1点はツボミ、残る1点は葉っぱでした。 そんなこんなで、取り敢えず来シーズンは花が見られそう、ということが確認できました。と言っても、いよいよ寒の底に差し掛かる訳で、生育のペースはガタ落ちしてしまいます。開花は昨年並みに2月にずれ込むかもしれません。(知らんけど ・・・・)
2021年12月23日
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昨日取り上げた福寿草の続報です。「ゴミ同然」の塊とはいいながら、これでもまだ生きている植物です。万に一つでも可能性があるなら、命を繋ぐ環境を提供してやろう、ということで同梱されていた相方とは別に、植え付けることにしました。 用意した新居は3.5号陶鉢です。通常の小粒用土に加えて、微粒の赤玉土、鹿沼土を混合した用土で植え付けた様子が上画像です。屋外ではこの先1ヶ月半は強い冷え込みに晒されることになり、リカバリーへの戦いは複数の敵に対峙することになります。ということで、自身の立ち直りだけに専念できるよう、屋内、それも時々は風呂の余熱が漂ってくる洗面所で過ごさせることにしました。植物として立ち直るには、いくつかの幸運が重なる必要があるかもしれません。今回の措置が再生への足掛かりになるか、それとも事実上の”埋葬”になるか、静かに見守ることにします。
2021年12月22日
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HCの園芸コーナーを徘徊していて、チューリップの球根と並んで福寿草の苗が売られていました。2株入りで税込み437円。中々のコスパ・・・ということでレジに直行です。・・・と、まあ、ここまではまだ得した気分に浮かれていました。 1日開けて、早速定植するべ・・・ということで開封してみると、とんでもない物が出て来たではありませんか。それがこちら。2個の内1個は何とかまともな姿形でしたが、もう一方は苗の一部を切り離したゴミ同然の代物が出て来ました。このゴミ同然の塊から新芽が出るとは、とてもじゃないが思えません。大きい方にも、この時期なら当然付いている筈の冬芽がありません。とは云え、放置する訳にもいかないので、ちゃんとした新居(6.5号陶鉢)に定植しました。その様子がこちらです。鉢の側面は甚だしく汚れていますが、厳しい冷え込みの中での水仕事には踏ん切りがつかず、寒気が緩む日まで洗浄を先送りしてしまいました。という具合で、安さに釣られてとんでもないものを掴む羽目になった一幕をご紹介しました。
2021年12月21日
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寒さ厳しき折柄、亀が首をすくめる様にツボミを葉柄の奥に引っ込めていた白花タンポポが、首をもたげ始めました。今の首の長さは5mmをいくらか越えるかという程度ですが、ここ数日の様に寒さが極まる時には寝たふりをしてやり過ごし、寒さが緩むの待って首を伸ばす、というサイクルを繰り返しながら、花を開くタイミングを待つことになります。 この品種が夏場の休眠期が明けて、最初に開花へのやる気を見せたのは暖かさが残る2ヶ月余り前でした。その時は賊どもの食害に遭い、やる気はあえなく潰えてしまい、その後は長い間目立った動きを見せていませんでした。久しぶりのツボミの現在の様子では、1週間や2週間で開花の時を迎えるのは難しそうです。年明けの寒気の引き際を狙うことになろうかと思いますが、花を待つ人間にも辛抱、我慢が欠かせません。
2021年12月20日
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ユキワリイチゲに花芽(の様なもの)が顔を出しました。”の様なもの”と言ったのは、本当に花芽なのか、今イチ確信がないからです。とは言え、今時芽を出すのは葉っぱか花芽のどちらかですが、自信を持って”葉っぱ”と言い切れる円内の個体とは明らかに様子が違っていることから、消極的ながら導き出した結論が「花芽」でした。数日も待てば、「つ」の字の様に曲げている腰も伸びて、帰趨は明らかになるのでしょうが、どちらとも判然としない段階で発見できたことに、内心ニンマリしている、というのが正直なところです。 このポットの一群は、この夏、「むかご」で購入して芽を出したものです。種子からスタートすると、花が咲くまで数年はかかると思うのですが、ムカゴからだと1年かからずに花が見られるか、というスピード感です。今後、この品種は花が終れば即刻花軸は刈り払うことにして、無用なスタミナ消耗を避けることにします。
2021年12月19日
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この冬1番の寒気と強風に煽られて、とうとうムサシアブミの種子が倒伏してしまいました。これ以上採種を先送りしても種子の充実はないので、この際、採取して保存することにしました。 こちらが採取した様子ですが、3週間ほど前に取り上げた頃には、種子は芯にしっかり結合していましたが、今は少し力を加えるだけでポロポロと落ちてしまいます。これも完熟の証かもしれません。暫くこのまま乾燥させて、天候が穏やかな時を見計らって2,3ヶ所にバラ撒くつもりです。
2021年12月18日
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この地方にも本格的な冷え込みがやって来ようとしています。そうした環境の変化を先取りするかの様に、フクジュソウの「福寿海」が冬芽を急速に膨らませて来ました。開花に向けて着実に歩を進めている様です。昨シーズンの1番花開花は2/10でしたが、今シーズンは幾分早まりそうな予感が・・・。そうした予感や予想は横に置いて、冬芽は昨年より1芽増えました。花の数もこれに比例してくれれば有難いのですが、これも蓋が開くまでは見当も付きません。とは言え、寒気に震えながらも、1日1日が過ぎるのが楽しみな季節がやって来ようとしているのは確かです。
2021年12月17日
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八重咲スイセンが開花しました。昨年と比べて13日早い開花ですが、この品種の開花日に関しては、12月中旬から2月上旬まで幅広く散らばっていて、この程度の早い遅いについて真面目に論議するのもアホらし・・・というのが正直な感想です。 この品種については一時期露地に植えていましたが、花軸が70cmを超えるまで大型化してしまい、花としての持ち味である可憐さ、可愛さを大きく毀損したことがありました。このため再度プランタに戻し、一切の肥料分を絶ってダイエットに取り組んでいるところです。今年の花軸の丈は最大43cmと順調(?)に効果を上げており、最終的に30cm程度を目標に、この先もスリム化を進めるつもりです。
2021年12月16日
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ネリネの花が咲き始めて1ヶ月ほどが経過しました。ここに来て未開花のツボミは僅かになると共に、萎れる花も出始めました。このことはネリネの仲間として、花のピーク域に入ったことを現わしています。”ピーク”と言ってしまうと、何となく短時間で盛りが終ってしまいそうな印象になりそうですが、この品種の場合ピーク期はダラダラと高原状に振る舞います。今月一杯は少しずつ花の数を減らすと共に、花色も褪せる様になり、幕引きの時に向かいます。完全に幕を下ろすのは1月中頃になるかと思いますが、その後は短い間合いを置いて、早春の花に移行することになります。
2021年12月15日
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ダイモンジソウ(大文字草)の赤花品が開花しました。この品が我が家にやって来て初めての開花なので、前年比較はできませんが、この品種の仲間の平均的な開花時期に照らして、開花は甚だしく遅れたことは間違いありません。 この品の今年の出来高は、画像の1輪の他に良くてもう1輪・・・といったところに落ち着きそうです。他の保有品2品は作落ちがほぼ確定、という具合で、ダイモンジソウ類としての作況は散々な結果に終わりそうです。育て方を「1」から見直す必要があるかもしれません。
2021年12月14日
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赤花セッコクの「雷山」の大株で、普通なら根元で発生する子株が、どうしたことか茎の肩に相当する中空で発生してしまい、ついでに中空で発根するという珍事が起きたことがありました。そのまま放置して、生き延びる展望が開ける訳でもないため、強制的に切り離し、別のポットに植え替えていました。8月末のことでした。暖かい間は屋外に置いていましたが、涼しくなった11月から屋内に置いて、寒気に晒さない様にしていました。ずっと屋外に置いてあった親株は、既に九分通り葉を落して冬の休眠体制に入ってしまいましたが、屋内に収容した分割株は今も葉を茂らせています。 さて、親子を切り離して4ヶ月半が経過した訳ですが、ここに来てその分割株から新たな子株が頭を出したのが確認できました(円内)。子株の丈は6mmほどです。まだ葉っぱの兆しも見えません。この先2ヶ月ほどは、屋内と云えども気温は低めに推移するので、成長のペースは下がりますが、その先はペースも上がる筈です。G.W・頃に今の親の丈(3.5cm)ぐらいに伸びてくれれば嬉しいのですが、さて、どうなることか ....
2021年12月13日
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ポットの草花の植え替えが終了し、続いて芝生の手入れに掛かります。今回の手入れが一巡すれば、後は春暖かくなるまでは何もすることはなくなります。・・・というのはウソで、正確に言うと、寒くて何もする気にならない、というのが正しい表現です。 まず手を付けるのはホトケノザ(仏の座=春の七草のホトケノザとは別物です)が繁茂したエリアです。1平米弱のさ程広くはない範囲ですが、春にプチ菜園で繁茂したものへの対応が遅れ、飛散した種子がこのエリアに集中的に着地したものと考えられます。ホトケノザの他に多いのはカタバミですが、これは量的には多いものの画像上で識別するのは困難です。 こうした雑草は1本1本手作業で抜き上げることになります。この日は暖かかったことで、甚だしい苦行とはならなかったのはラッキーでした。40分ほどで画像のエリアを駆除し終わり、念には念を・・・ということで芝にバリカンを当てて刈り揃えましたが、その様子がこちらです。これで全ての種子が発芽した訳ではなさそうで、この先1年程度は時間差で発芽するものに悩まされることになりそうです。とは言え、暖かくなるまでは好きにさせる外はありません。
2021年12月12日
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早ければ10月下旬、遅くとも11月中旬には1番花を咲かせる白花タンポポですが、今年はまだ咲いていません。と言ってもやる気が全くない訳でもない様で、画像の様なツボミがいくつか準備が進んでいるものの、気温が下がって来た今の状況では、2週間や3週間で開花するとも思えず、最悪年が明けてから・・・ということもあるかもしれません。 実は2ヶ月前に開花のチャンスはありました。しかもタンポポ類では珍しい1軸2花でした。これが実に不運なことですが、一方が賊の食害に遭い「花」としての機能を失ってしまいました。一方の花がダメになるだけに留まらず、もう一方のツボミへの養分供給ルートも断たれたらしく、2花のうちの残るツボミも立ち枯れるという不運に見舞われてしまいました。その当時は、すぐに代替のツボミが育つだろうと思っていたのですが、一向に事態が好転する兆しが見られず、今回の様なボヤキの書込みに至ってしまいました。
2021年12月11日
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鳥取県にオシドリが集合して冬を過ごすところがあるらしい、という話を聞いて早速行ってみました。昨日のことです。当日は冬型の気圧配置が崩れ、この時期のご当地の典型的な天気、どんよりとした暗い雲と雪または霙、という状況は起きなさそう、という予報を見て飛び出したものです。地域としては初めての訪問でしたが、場所はすぐに分かりました。 現地は地元のオシドリを保護するサークルによって管理・運営されています。給餌によりオシドリを見物し易い場所に引き寄せていますが、人影を見ると寄り付かないそうで、小屋仕立てのブラインド兼休憩場所まで設営されています。エサは前日の夕方に撒くそうですが、オシドリが採餌するのは早朝(大集合)と午後3時頃(小規模集合)だそうです。ワタクシが現地に到着したのは9時頃になってしまい、朝の賑やかな採餌風景は完全に逃してしまいました。十分な下調べもなく出掛けると、まあ、こんな事になりがちです。 画像は午後3時頃の集合時間まで待って、何とかゲットしたものですが、生憎この時間は逆光になって、ターゲットは黒く潰れてしまいました。少々強引に諧調と色調を補正しています。機会があれば再訪したいと思っていますが、その時は絶対に早朝を狙うことにします。ただ、暖かくなると全国に散らばるそうで、雪の多い1月、2月の実行は氷雪との戦いになってしまい、中々難しい案件ではあります。
2021年12月10日
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八重咲スイセンのツボミが膨らみを増し、間もなく開花か?、と思わせる眺めです。早ければ来週にも咲きそうに見えるのですが、さて、どうなることか .... 昨年・・・・元へ。昨シーズンの開花は年が改まってから、という結果になってしまいました。今シーズンの開花が予想に近いとすれば、今年は1番花の開花が2回あった、ということになりそうですが、これは特段珍しいことではありません。スイセンの仲間は開花時期の幅が広く、暖冬や寒い冬の巡り合わせ次第で初花開花が2回のこともあれば、0回のこともあります。年の変わり目に近い時期に開花する品種の宿命の様なものかもしれませんが、普通に眺めていると、そんなことには気付かないかもしれません。
2021年12月09日
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種蒔きから7年、今年初花を咲かせた濃色赤花ヤマシャクヤクです。期待以上の花を見せてくれ、管理人としては小躍り・・・したかどうかは覚えていませんが、大いに喜んだことは確かです。この7年の間に2回しか植え替えていなかったことから、この秋、生き残った2株を分植を目的として植え替えを行いました。10月中頃のことでした。 植え替えた時点では冬芽は真っ白でしたが、2ヶ月近く経った今では全身”茹でダコ”色に染まって来ました。その内の1芽が、何を勘違いしたのか、ぐんぐん丈を伸ばし始めたではありませんか。真冬でも冬芽がおデコを出すことは珍しいことではありませんが、ここまで丈を伸ばしてしまっては、暢気なことは言ってはいられません。このままでは凍死は必至で、何らかの手当てが必要です。厳重な寒気防御策をとるか、いっそのこと屋内に撤収するか、何らかの措置を迫られています。さて、どうしたものか ・・・・
2021年12月08日
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折角静岡まで出張って来たことだし、帰りに滋賀県のメタセコイア並木を見て帰ろう、ということになり、途中で進路を北に振って、その日は大垣市で泊まりました。 翌日は朝6時から行動に掛かりました。琵琶湖の北端をかすめてマキノ町に入りましたが、この日は日曜日とあって、もの凄い数の車が列を成して現地に向かいました。東からの車だけでこの状態なら、現場は西からくるものと合わせて、大混乱必至と予想しつつ走りましたが、予想通りで駐車場近辺は大渋滞を呈していました。 という様なボヤキは横に置いて、1kmほど続く並木の北側1/3ほどは、量にして1/3ほど落葉していましたが、南は黄葉もベスト、落葉ゼロに近く絶好機だった様です。上画像はそうした北側で撮影した1枚です。交通量が多く、車道に出ての撮影は自由が利かず、多くは撮影できませんでした。その代わり・・・という訳ではありませんが、ドラレコの画像から1コマを抜き出したものをこちらに貼っておきます。画質はお話にならないレベルのものですが、この並木のベストポジションは、車中から眺める景観かもしれません。
2021年12月07日
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昨日は記事落ちしてしまいました。理由は夜景撮影で静岡市まで出掛けていたためです。ターゲットは、狭い海岸に東海道線、国道1号線、東名高速が集中している由比海岸です。この時期は空気が澄んでいて、天候次第では道路夜景に富士山が共演してくれるという条件が揃いそうな冬型の気象予報を見て、発作的に出掛けたものです。撮影ポイントは薩た峠(さったとうげ)という、この業界(?)では超有名な場所です。 上画像が初トライでゲットして来た画像です。「道路夜景に富士山が共演」までは期待通りでしたが、それ以前の場所取りに失敗して、適地の郊外(?)に三脚を立てるのがやっとで、残念な出来栄えに留まってしまいました。場所取りに加えて、駐車場所が10台分ほどしかない点を考えわせると、昼頃には現地に入らないといい結果は得られないかもしれません。空気が澄む冬場を含めると、本件の撮影は中々の苦行に分類されそうです。
2021年12月06日
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原種ネリネの無銘品も見頃を迎えました。開花状況としては、五分はとっくに過ぎましたが、八分には届いていない、といったところです。 1番花が開花して半月を超えましたが、当の個体は今も健在で、その他を含めて散ったり萎れたりしたものは、まだ1輪も出ていません。ことほど左様にこの品種の花は長寿です。今の満開に近い状態は長々と今月一杯は続き、年が明ける頃から衰退が始まります。そして半月ほどで幕を下ろす、というのがこの花の見せ場の一部始終です。終幕まであと40日ほど、じっくり楽しませて貰うことにします。それはそれとして、現在は添え木を当てて「気を付けっ!! 」姿勢を取らせていますが、そろそろ花軸も固まる頃合いなので、添え木を取ろうと思います。
2021年12月04日
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シラネアオイ2品種の種子を手に入れました。1つは普通のシラネアオイ、そしてもう1つは白花品です。我が家は夏場の気温上昇が激しく、これまで悉く夏越しに失敗して来ました。とは言え、シラネアオイの優雅さへの憧れは捨て難く、性懲りもなくリトライに踏み切ってしまいました。 用意したポットは3号プラ鉢です。この春種蒔きしたオキナグサでは、種子の散らし方が中途半端で、甚だしく過密なところと疎らなところができてしまい、大きな失敗を演じてしまいました。で、今回は種子と種子の間隔は最低1.5cm以上となる様、慎重に1個1個を置く様に蒔きました。上に土を被せて作業を終えましたが、こちらがその様子です、白花品の種子が少量ですが余っており、これも後日播種することにします。
2021年12月03日
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この場で何度か「不気味系四天王」という呼び方で取り上げて来ましたが、これらに5番手として加わろうとしている品種があります。それが上の画像のポットに潜んでいるのですが、今は休眠中でお目にかけることはできません。種子で入手したもので品種に関するヒントは何もなく、今は正体不明です。実生で2年経ちましたが、そろそろ種蒔きポットでは手狭になったことだし、この辺で一回り大きなポットに住み替えよう、ということになった次第です。 まずは地中の”芋”の掘り上げです。予想に反して用土の劣化は進んでおらず、2年経った今もフカフカを維持していました。掘り上げた芋がこちらで、大きさはピーナッツ大といったサイズでした。これを新しい用土で6号浅鉢に植え付けて一件落着です。多分1年ほどで浅鉢には収まらなくなろうかと思います。来秋には更に大きく深いポットに引越す必要に迫られそうです。うまく行けばその翌春には仏炎苞が見られる様になるのでは・・・などと期待しているのですが、さて、どうなることやら・・・
2021年12月02日
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師走に足を踏み入れようか・・・というこの時期に、盗賊が大発生してしまいました。一昨日(29日)のことです。賊の素性はハマオモトヨトウ(浜万年青夜盗)といいます。過去にも2度ほど発生したことがあります。普通は嫌われるヒガンバナの仲間が大好物らしく、過去にはネリネのプランタで大発生したことがありました。名前の由来は、ヒガンバナの仲間であるハマオモト(別名=浜木綿)が自生する地域で発生することが多いことから命名された、とされています。今回我が家での発生の規模は甚大で、ヒガンバナの表面、中段、草下の地面という風に3次元に分布していて、ざっと見まわしただけで100匹は軽く超えていそうです。それにしても、こんな寒い時期に発生して、次のステージであるサナギになれるのか、甚だ疑問です。ということで、この日は殺虫剤を噴霧することもなく放置しました。 そして1日開けて昨日のこと。現場を覗いてみると、予想した通り寒さに凍えたのか、大量の個体が死んでいました。葉っぱの上と言わず、地面と言わず、数えるのも面倒なほどの個体が、小枝で突っついてもピクリとも反応しません。夜間の冷え込みに耐えられなかった様です。とは言え、食草の茎内に入り込んで生き延びることもあるらしいので、氷が張る様になっても油断はできません。こちらが昨日までの食害で、嵩がガクンと減ってしまったヒガンバナのエリア(右半分)です。ほんの3-4日で葉っぱの嵩は半分になってしまいました。因みに左の被害のない部分は白花ヒガンバナのエリアです。
2021年12月01日
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