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今日はアジア大会で使っている球場について書いてみます。現在、アジア大会が行なわれているのはカタールのドーハ。中東では野球は一般的な競技とは到底言えず、ドーハのスタジアムはアジア大会用にわざわざ新しく作ったらしいんですが、それが「砂漠の中にある球場」なんだそうです。砂漠の中で野球。なんか面白そう。どんな感じなんだろう?これらは台湾の記事で、2ヶ月近く前に、建設中のスタジアムを台湾の葉志仙監督らが視察したときの記事なんですけれども。→[記事]多哈亞運/沙漠中的緑洲-棒球場 射箭場側風相當大(10/12)(big5)→[記事]亞運棒球場 觀衆席要臨時搭(10/4)(big5)→[記事]亞運棒球場 沙漠裡無中生有(10/4)(big5)これらの記事に球場の特徴がいろいろ書いてあります(写真もアリ)。それによりますと…。・球場は砂漠の中にある。・選手村から21km、メディアセンターから24km。バスに乗って1時間ほどで到着。・陽射し、黄沙(黄砂のこと?)、強風がすごい。強風はレフト方向に吹くので左打者有利。・内野は芝生が張られず、紅土。・10月の時点ではベンチに屋根がなかった(あとでつけるとのこと)。・10月の時点では観客席がなかった(本塁後方に600席のスタンドを設けるとのこと)。・野球競技が終わったらソフトボールに使い、アジア大会が終わったらサッカー場になる。・なので「ドーハで唯一の野球場」だが寿命は短い。・葉志仙監督曰く、「ドジャース3Aの球場のようだ」。・照明施設はあるので練習はできるが、夜は試合しない。・スコアボードは得点とカウントを示すだけの簡単なもので、選手名などは一切表示されない。アジア大会が終わったら野球場ではなくなってしまうらしい。うーん、まぁ需要がなければ仕方ないですねぇ。陽射しと強風がすごいことが書かれてますが、昨日今日の試合を中継で見た感じはそれほど暑そうでもなく、風もそんなに強風って感じには見えず。公式記録を見ると、昨日は気温21度、今日は23度。これならそれほど暑くはなさそうですね。●衛星写真で見るとアジア大会公式サイトによると、このスタジアムの所在地はドーハの中心部から西へ20kmくらい行ったところにある"Al-Rayyan Sports Club"というところ。アジア大会公式サイトに地図があります。→[網頁]会場地図(Doha 2006)どうも野球とソフトボールの他に、サッカー・ホッケー・バレーボールも同じ会場らしい。え、サッカーと同じ会場ってことは、野球場でサッカー?もちろんそんな訳はなくて、もともとここはスポーツセンターのような施設でサッカースタジアムなどは元からあり、その脇に野球場を新たに建設して野球とソフトボールに使うと、そういうことなのだそうです。で、さっきも書きましたが砂漠の中のスタジアムというのが気になる。周辺はどんな感じなんだろう? google maps で見てみました。さっきの公式サイトの地図と照らし合わせながら球場の場所を探すと…。→ここらしい。うわ、ホントに完全に砂漠の中! (まだ野球場は建設される前らしく、映ってません)縮尺を変えてみると、ドーハっていうところは海沿いの小さな湾の周囲に市街地が広がっている街のようですが、中心部から10kmくらいのちょっと郊外に出るともう完全に砂漠なんですねぇ。というより、砂漠の中に建物が立ってるようにも見えます。そういう街なんだ。衛星写真だと良~くわかります。ちなみに、野球場の隣のサッカースタジアム、衛星写真で見ると結構立派に見えます。ドーハでサッカーというと、真っ先に思い浮かぶのは「ドーハの悲劇」。もしかしてここがそのときのスタジアムかな、と思って調べたら、ドーハの悲劇の舞台はAl Ahli Stadiumというスタジアムで別の場所だそうです。(あれからもう13年も経つんですねぇ。早いものです)
2006年11月30日
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アジア大会中華隊はいきなりの天王山だった韓国戦、4-2で勝ち、金メダルに大きく前進しました!オフィシャルスコアはここ。→[網頁]TPE 4-2 KOR(Doha 2006)打席ごとの結果はこのあたり。→[網頁]亞運棒球首戰 中華4比2勝南韓(big5)今日はところどころ少し見られなかったけど、だいたいはインターネット中継で見られました。何か今日の中華隊は、最初から最後までほとんど走者を背負い続けてずっとピンチだったような気がします。しかし何とか耐え抜き、そしていいところでホームランが出ました。いいところというのは、点の取られ方が守備のミス絡みであんまり良くなかったんだけど、すぐ取り返したっていう意味で。まず中華隊が2点先制したあとの4回の失点は、韓国の四番・李大浩選手のセンターへの大きなフライを謝佳賢選手がグラブに入れたように見えたのに、落としてしまって三塁打にしてしまったのがきっかけ。確かに大きな当たりだったけど、それは捕ってくれよ~っていうもので。そのあと李晋暎選手にタイムリーが出て1点差に迫られてしまいます。が、その直後の5回、謝佳賢選手がさっきのプレーの挽回とばかりに打った瞬間にそれとわかるライトへの大きなホームラン! 両手で小さくガッツポーズしながら一塁を回る謝佳賢選手。さっきの守備帳消し。良く飛んだな~。また2点差。6回もまずい中継プレーで李大浩選手に三塁に進まれて李晋暎選手にタイムリーと、4回と同じような点の取られ方したのに、すぐ後に陳[金庸]基選手がこの日2本目のホームランで突き放す(←これは見てません)。取られてもすぐ取り返せると見ててすごく安心。そして足を使った攻撃も。4回の2点目の場面。陳金鋒選手がレフト線へ痛烈な二塁打のあと、何と三塁へ盗塁! 思い切ったことするなぁ。タイミング的には微妙だったけど、捕手の送球がちょっと一塁方向に逸れたので助かりました。そして林智勝選手がセカンド後方に落とすタイムリーで2点目。うん、いい攻撃だ。このあと、林智勝選手もまた二塁に盗塁。中軸でもどんどん走る、中華隊らしい攻撃でありました。日本も韓国戦に向けて参考になる?投げるほうは、先発はこの大会で唯一のメジャーリーガー・郭泓志投手(ドジャース)。WBCで中継を見たときはマウンド上で相手を睨みつけていて怖かったけど、今日は余裕があるのか、ちょっとだけにこやかな表情。たくさんあったピンチも要所を締めて5回1失点でバトンタッチ。そして6回からは巨人・姜建銘投手。海外組の豪華リレー。今日の姜投手はガムをくっちゃくっちゃ噛みながらの投球で、なんかふてぶてしい感じさえしました(西武にいた99番さんを連想してしまった)。普段から噛んでましたっけ?姜投手も結構ピンチあったけどしのいで、9回裏、最後の打者を打ち取ると尊敬する郭源治さんばりの大きなアクションで右手でガッツポーズ。良くがんばりました。●韓国は拙攻続き韓国の選手は全体的に、特に中軸は太めというか、体格の良い選手が多いですねぇ。バットの芯で当たったらすごいところまで飛んで行きそうな…。今日はヒットはたくさん出て中華隊より多かったんですが、あと1本がなかなか出ずに残塁の山。バント失敗のようなミスもありました。韓国を応援していたかたはストレス溜まったんじゃないかなあ。最後は負けてるのに呉昇桓投手まで出して逆転に賭けたのですが、実らず。中継ぎで出てきた左腕の李惠踐投手がかっちょいい投げ方で印象的でした。このひとは前に台湾でワールドカップがあったときにも韓国代表でいい活躍をした投手でしたね。久しぶりに代表に選ばれたようです。●今日は客席にぎやか昨日の日本戦では55人しかいなかった観客席、今日はソコソコお客さんがいたみたいで、双方の攻撃で太鼓叩いての応援が聞こえて来てにぎやかでした。台湾は「(選手名)加油~」「(選手名)全塁打~」みたいな定番の声の応援。韓国はサッカーでもお馴染みの「テーハミングク」のコールの他に、笛に合わせて何か歌ってました。個人用応援歌?まだオフィシャルサイトには観衆が載ってないみたいですが、何人入ったのかな?●次はタイとの対戦さて、「事実上の決勝戦」とも言われた試合を制して中華隊は初の金に向けて大きく前進したのですが、もちろんまだまだ油断できませんので気を引き締めて。次は1日お休みしたあと、2日にタイとの試合。日本時間で19時半からです。(タイ対台湾を声に出して読むと何か可笑しい)
2006年11月30日
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前々から言われていた呉偲佑投手の千葉ロッテ入りの内定が発表されたようですね。ニュース記事や、千葉ロッテの官網に出てます。→[網頁]呉偲佑(ウー・スヨ)投手入団内定!(千葉ロッテ公式)一方、熊隊の官網にはまだ出てないみたい。「日台同時発表」ではなかったらしい。呉偲佑投手は金曜日に台北で移籍会見、そのときはバレンタイン監督も同席するとのことです。(あれ、林恩宇投手はもう会見したんでしたっけ?)他にも人事関係のニュースでは台湾体育学院2年生の林柏佑投手がホワイトソックスと契約とか、あと日本だと井川慶投手が来年、王建民投手とチームメイトになるようで。松坂大輔投手も同じア・リーグの東地区だし、何かと比較されることになりそうです。さて、ドーハ・アジア大会は中華隊の初戦、いきなり韓国との対戦。これは「事実上の決勝戦」とも言われているらしい。いきなり金メダルの行方を占う大一番ってことでピリピリしているのか、試合前から軽く場外バトルが繰り広げられてるようで。たとえば双方で取材拒否合戦をしているとか、韓国チームは偵察対策で、練習のときに誰が誰だかわからないように背番号のない練習着を着て練習したとか、韓国チームは「台湾は選手のプロフィールを明らかにせず、選手の名前しか大会に提出していない。ずるい」と言っているとか。これに対して中華隊側は「大会規定で名前だけ出せば良いので従っただけ」みたいなこと言ってたそうですが、大会の公式名簿を見てみると。→[網頁]Team Roster TPE - Chinese Taipei(Doha 2006)ちゃんとプロフィールや顔写真も入ってますね。ターザン先生、さすがスター選手だけあって見事な光り輝き具合。じゃあ韓国チームの言い分は何なんだ?●韓国チームは兵役免除がかかってるで、韓国戦が間近とあって、韓国代表はどんな選手がいるの? っていうような記事もいっぱい出てますので、私も今日は韓国チームについて。今回のアジア大会、まず中華隊のメンバーを見ますと、WBCに出場した選手が大半。海外組も多数入っていて最強に近いメンバーと言うことができそうです。一方、韓国はWBCに出た選手は7人しかいない。海外の選手はゼロで、全て韓国国内でプレーしている選手とのこと。では、どんな編成なのかというと、トッププロではあるけれど、兵役免除がかかっている若手選手が中心なんだって。韓国ではアジア大会で金メダルを獲ると、本来は2年近い兵役期間が2週間程度に短縮され、事実上の兵役免除になるみたいですね。そういえばWBCでもベスト4に入ったので、代表選手は兵役短縮になったっていう記事がありました。基本的に兵役を済ませないとプロになれない台湾と違って、韓国はプロになってから兵役に行く選手が結構いるらしい。たとえプロのスター選手でも兵役免除になってない場合には、時期が来たら兵役に行かなければいけないんだとか。そして兵役免除になる条件は、アジア大会の場合は金メダルのみ! 厳しい~。今年、韓国プロ野球には「三冠王」が投手と野手でそれぞれ一人ずつ誕生したそうですが、「投手三冠」の柳賢振投手、「野手三冠」の李大浩選手、ともにまだ兵役を済ませていないんだそうです。二人とも今回のアジア大会代表には名を連ねているから、この機会に何としても免除の権利を獲得しようって意気込みらしい。その他、選手22人中14人がまだ兵役を済ませていない若手選手。かなりの割合です。若手といってもタイトルホルダーだったりしてトップクラスの選手なのだから、もちろん侮れなさそう。しかも兵役免除の「ニンジン」つき。中華隊が強力メンバーを揃えたと言ってもやっぱり手強そう。(台湾の場合はアジア大会で金メダルを獲ると「列管解除」になるそうですが、それがどのくらいうれしいことなのか良くわからないので触れないでおきます)さ、中華隊と韓国の試合は15時から(←もっと遅い時間にすればいいのに)。報道では、先発は中華隊は郭泓志投手か姜建銘投手、韓国は孫敏漢投手・三冠左腕の柳賢振投手・同じく左腕の張[シ亘]三投手あたりが有力だとか。また中継見たいんだけど、ちょっと難しいかなあ。
2006年11月29日
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アジア大会はまだ開幕していないらしいんですが、野球競技は今日から開幕です。日本チームは初戦のフィリピン戦、17-2で5回コールド勝ちでした。公式記録はここ。→[網頁]JPN 17 - 2 PHI(Doha 2006)毎日新聞の記事も出てます。→[記事]アジア大会:野球始まる 日本はフィリピンにコールド勝ち(毎日新聞)一応、インターネット中継で見た限りでの打者ごとの成績を。(公式と違うかも知れません)日本811 70=17(14安打、0失策)000 20=2(3安打、1失策)フィリピン日本 1回1回2回3回4回4回5回(遊)福田 左安三直……一安………………打遊鈴木勘 ……………………右飛……中安(左)吉浦 四球四球……左3……………… 左 池辺 ……………………左安……遊ゴ(中)長野 二ゴ左安……遊ゴ左2……遊併(一)西郷 左安一ゴ……死球……………… 一 植山 ……………………二ゴ…………(指)小山 四球……二飛四球四球…………(三)横山 中安……中3右直左安…………(右)野本 一失……中犠……四球死球……(捕)鈴木健 死球……中飛……左本…………打捕中野 …………………………右安……(二)四之宮 左2…………投ゴ死球二ゴ……(投)石畝(3回)、宮西(1回,2失点)、長谷部(1回)フィリピン 1回2回3回4回5回(一)Velasquez 一ゴ…………左安……(二)Angeles 二飛…………左2……(指)Tator 右直…………中3……(三)Roxas ……三ゴ……空振……(左)Empacis ……空振……………… 左 Recto ………………中飛……(捕)Hidalgo ……二ゴ………………打捕Pinero ………………一飛……(中)Ponce …………一ゴ……空振(右)Rances …………空振……遊ゴ(遊)Del Scocorro …………空振……空振(投)Labrador(2+2/3回,10失点)、Baclay(1/3回,3失点)、Dela Calzada(2回,4失点)今日はうまいことインターネット中継でテレビ観戦できました。いや~、ありがたいことです。便利な世の中になったものだ。明日以降もここで見られるかも?で、日本はこの大会でも4番を打つ西郷泰之選手(三菱ふそう川崎)の2点タイムリーを皮切りに、初回から打者13人、5安打4四死球にエラーも絡んで8点も取っちゃいまして、危なげない試合運びでした。選手がだいぶ入れ替わった4回も鈴木健司選手(日通)のレフトへライナーで飛び込む2ランから始まって打者12人5安打で7点。完全に勝負あり。もっとも、もうちょっと相手の守備が巧かったらヒットになってないな、って当たりも結構ありまして。たとえば9番に入った四之宮洋介選手(日産)は初回に2点タイムリー二塁打を打ったんですが、レフト前にギリギリ落ちる当たりを外野手が飛び込んで後ろにそらしてしまったもので、本人も「打ち損じたな~」みたいな苦い表情してました。まぁでもゴロでもあっという間に野手の間を抜けて行くような強い当たりもたくさんありまして、やっぱり甘いところに投げてしまうと日本の打者はすごい速い打球を打ちます。6番に入っていた横山憲一選手(三菱重工神戸)が右に左にセンターに、毎打席強い打球を放ってましたねぇ。投げるほうでは先発の日産・石畝卓也投手が打者9人をパーフェクト。ボールを低めに集めて、落ちるボールで三振3つ奪取。フィリピンの打者は手も足も出ない感じ。が、二番手で関西学院大学・宮西尚生投手が出てくるとちょっと打ちやすい高さにボールが行ってしまいまして、それまでパーフェクトだったフィリピン打線がいきなり3連打で2点。特に3番のTator選手に打たれた2点タイムリー三塁打は左中間を大きく突破して行くもので、画面で見てたらホームランかと思いました。でも宮西投手、そのあとの無死三塁のピンチは抑えます。そして最後は童顔で可愛らしい顔をした愛知工業大学・長谷部康平投手が3人できっちり抑えて5回コールド勝ち。守るほうも土のグラウンド、全く問題ナシでした。●整列のときに記念撮影他に中継を見てて気づいたことをつらつらと。まず試合前の整列のとき。ホームベースの前に両チームが整列するアマチュア野球でお馴染みの風景なんですが。フィリピンの監督さん、手にデジカメ持ってます。で、整列のときにそのデジカメで垣野多鶴監督の写真撮ってる! うはははは、整列しながら写真撮ってるだなんて、そんなの初めて見ました。試合後に撮ればいいのに! いきなりリラックスムードです。スタッフのかたはビデオも回してました。打者が打つと、音楽が流れます。イスラムっぽかったり、何となく日本っぽかったり。いろいろな国の音楽を使っているように聞こえました。それからフィリピンの9番を打っていたDel Scocorro選手、なんか東芝・平馬選手みたい。なんか顔の感じも似てるし、打席に入るときに口をちょっと開けるところとかが。ポジションもショートだって。ただ、2打席2三振でした。なお、最初のほうでリンクした公式記録によれば、お客さんは僅か55人。仕方ないですね。気温21度と、砂漠の中の球場にしては意外と涼しかったようです。さて、日本は次はしばらく間が空いて12月2日の日曜日、前回の優勝チーム・韓国との対戦。日本にとっては最初の山場。今日の試合、サングラス姿の韓国チームの監督さん(?) が偵察に来てました。現地時間の9時だから日本時間の15時に開始です。(2006/12/3修正:本文中、長谷部投手の名前を「長谷川」と書いてしまっていました。ゴメンナサイ)
2006年11月29日
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日曜日に行なわれました日本選手権の決勝戦。一応、私も日本選手権は毎年見に行っているんですが、決勝戦を見るのは初めて。都市対抗の決勝戦みたく、何か普段の試合とは違う演出があるのかな、と思ってちょっと期待していたのですが、入場してみると特に何もなく、いつもどおりにスタメンが発表されているところ。開始時刻が迫り、妙に大げさな音楽の演出で「親子始球式」が行なわれたあと、普通に試合開始。決勝戦だからと言ってあんまり変わったところはなかったです。(「親子始球式」は他の日もやってました)で、試合はご存知のとおり、富士重工が勝って25年ぶり2度目の優勝。これは優勝決定直後。富士重工の選手がマウンド付近に集まって喜びを表している一方で、最後の打者となった日本生命・石田拓郎選手が一塁ベース付近でうずくまるように座り込んでます。決勝戦は必ずこういうシーンがありますが、勝負の世界の残酷さっていうのを感じる場面です。試合終了後には優勝監督インタビュー&阿部次男投手のヒーローインタビュー。阿部投手はこのあと、MVPに選ばれました。(残念なことに、何を話されているのか良く聞こえませんでした。自分たちのチームの監督や選手がしゃべってるんだから社歌演奏は後にして話を聞いたほうが…)このあとベンチ前で胴上げが行われまして、背広組を含めてずいぶんたくさんのかたが胴上げされてました。で、しばらくしてから表彰式。閉会式を待つために並んでいる馬場満裕コーチと佐伯真貴選手。4年前の都市対抗以来の全国制覇です。(左は波多野祐二コーチ)スバルの投手陣はこの大会、防御率が0点台だったんだって。これも馬場さんの指導のたまもの?佐伯選手は前の試合までは打率1割だったのですが決勝戦では2安打して勝利に貢献。閉会式では主将としてダイヤモンド旗を受け取りました。お二人が隣同士に並ばれているのは、やっぱり一緒に移籍しただけあって仲がよろしいんでしょうか。佐伯選手はキャプテンで先頭に並ぶからコーチの次の位置ってだけか?元いすゞといえば4年前に橋戸賞だった長谷高成泰さんも先日、専修大の監督として東都一部復帰を果たしたそうですね。いいニュースが続きました。閉会式が始まり、個人賞が発表されます。スコアボードに表示される字体などは都市対抗のときよりちゃんとしているような気が。これは日本生命から下敷領悠太投手が敢闘賞に選ばれて表彰されているところ。左:背中の文字が窮屈そうな下敷領投手(でもKAWAHARABAYASHIには負ける)。2回の途中だったかな、早くもベンチ前で投球練習開始。アンダースローの下敷領投手だけど、このときは上から投げてました。右:対照的にすっきりした背中の土井善和投手。(準決勝でのもの)DOI、ABE、TAI、BANと、日本生命は背中がすっきりしたかたが多いですね。ちょっと前はOKAさんやAJIさんも。土井投手はこの日は37歳のバースデーで、それを示す横断幕も出てたんですが、残念。閉会式が終わって、ダイヤモンド旗を囲んで記念撮影。黒獅子旗は間近で見たことありますが、ダイヤモンド旗ははじめて。"NTT関東"の文字が見えるように、過去の優勝チーム名が書かれた布がびっしりついているようです。私がはじめて日本選手権を見に行ったときの優勝チームがNTT関東でした。都市対抗では優勝チームのスタンドでくす球が割れますが、日本選手権では垂れ幕でした。が、この「祝 優勝 富士重工業」の垂れ幕、応援団が赤い服を着ていることからわかるように、日本生命側のスタンドに出ていたものなんです。富士重工側のスタンドには特に何も出ず。これは富士重工のベンチやスタンドから良く見えるようにっていう主催者の配慮?それとも日本生命の応援団が相手を讃えて出したもの? だとしたらすごいなあ。日本生命の応援団は閉会式中の個人表彰選手発表のとき、富士重工の選手が受賞したときも「いいぞ、いいぞ、(選手名)」のようなコールをしていて、なかなか気持ちの良い応援でありました。さ、これで今年のJABAの主催大会は全ておしまい。おつかれさまでした。次は29日開幕のアジア大会です。
2006年11月28日
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社会人野球日本選手権中で台湾ネタはサボってましたが、洲際杯を3位で終えた中華隊、今度はアジア大会です。すでに25日にドーハに出発、現地で練習しているとのことです。いやいや、忙しいこと。アジア大会の中華隊は洲際杯のメンバーに加えて、アジアシリーズに出場していた熊隊の選手や、秋季キャンプや秋季リーグに出ていた林威助選手・姜建銘投手・胡金龍選手ら海外組が合流してますます豪華メンバーに。名簿を見ただけで強そうです。こういう国際大会のときって、スタメンどうなるのかな、って考えるだけでなんかワクワクしてしまいます。今回のアジア大会のメンバーはWBCとかなり似てるので、予想がしやすい。WBCのときは、3試合ともちょっとずつ違いましたが、こんな感じでした。5陳[金庸]基9張建銘3林智勝7林威助D張泰山8謝佳賢6胡金龍2葉君璋4陽森/鄭昌明/陽仲寿9番を陽仲寿選手とすると、全員が今回のアジア大会でも代表です。これに今回は陳金鋒選手も加わる。だから単純に言って、WBCよりも強力打線が組める!陳金鋒選手は本来は外野だから、単純に張建銘選手を引っ込めてレフトに陳金鋒選手を入れる。これで超強力打線のできあがり! でも、こうすると外野守備がちょっと…。今年は陳金鋒選手はDH、謝佳賢はヒジのケガで後期はほぼ一塁、林威助選手は代打だったから、シーズン中にあまり外野を守ってなかった選手ばかりになっちゃう。じゃあ仕方ないので陳金鋒選手はやっぱりいつものDHで。陳[金庸]基選手は本当はセカンドなので、張泰山選手に三塁に入ってもらえば、ほうらまた超強力打線! って、30エラーのターザン先生が守備につくっていうのもどうなのさ。なんてな具合に妄想しつつ、攻撃と守備のバランスを取るのは意外と難しいもので、どうするのかなと思ってたのですが、先日の合作金庫との練習試合でスタメン構想はだいたい明らかになりました。◇練習試合(11月23日)中華隊12-2合作金庫投手:林克謙、李振昌、林岳平 (本)林智勝、張泰山4陳[金庸]基/9張建銘/6胡金龍/D陳金鋒/3林智勝/7林威助/8謝佳賢/2陳峰民/5石志偉◇練習試合(11月24日)中華隊10-3合作金庫投手:郭泓志、姜建銘、李振昌、耿伯軒、潘威倫 (本)林智勝6胡金龍/9張建銘/4陳[金庸]基/D陳金鋒/7林威助/3林智勝/8謝佳賢/2葉君璋/5石志偉中華隊、2試合とも二桁得点で圧勝。で、こたえは張泰山選手が代打要員でした。洲際杯でホームラン3本でしたっけ、当たっている張泰山選手を引っ込めて代打要員にするだなんて、なんと贅沢な! なお、陽仲寿選手は出なかったみたいですが、22日の練習中にイレギュラーバウンドしたボールが顔面に当たり、かけていたサングラスが割れて右目の上を切って大出血、10針以上縫ったそうです。写真もありますが…(→これ)。うわ、痛そう…。幸いにも傷は表面だけなので、問題ないとのことです。●初戦がいきなり天王山今回のアジア大会は日程の都合で決勝トーナメントは行われず、6ヶ国のリーグ戦のみで順位が決定。金メダルのためには「全勝」を目指さないといけない。報道を見ると、アマチュアだけの日本はプロを揃えた台湾・韓国より下に見られているようで(まぁしょうがないか)、金メダルを目指す中華隊にとっては30日の韓国との試合がいきなりの天王山! うーん、日程の組み方が下手。(しかも試合が昼間だし)先発は郭泓志投手か、姜建銘投手どちらかが有力とのこと。ただし、郭泓志投手は2週間の兵役から帰って来たばかりで久々の登板、合作金庫との練習試合でも良くなかったみたいです。さ、どうなりますか。
2006年11月27日
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決勝戦は富士重工業が序盤に作ったリードを守り、4-2で勝って優勝でした!日本生命、最後二死二三塁まで行ったのですが残念。富士重工は内野の再三の好プレーでリードを守り抜きました。一回戦からずっと無失策なんだって!表彰式でダイヤモンド旗を受け取った佐伯選手、隣にいた馬場コーチ、とてもうれしそう。阿部投手がMVPでした。優勝おめでとうございまーす。最後の挨拶で松田会長がいわく、来年は楽しめる大会をたくさん企画しているとか。どんなんだろう?では私は神奈川に帰ります。皆様おつかれさまでした。
2006年11月26日
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日本選手権8日目は準決勝2試合でした。もうテレビ中継もありますし、今日は展開などはほどほどにしてちょっと写真など。書いてみると、負けたホンダとENEOSの側の写真ばかりだなー。ま、勝ったほうはまた決勝戦で見られますので。●第一試合:日本生命8-6ホンダこの試合は途中から。日本生命が4回に逆転して一時は5点のリード。しかしホンダも終盤に追い上げて2点差に迫りホンダ応援席は大いに盛り上がりましたが、最後は一死で走者一塁に置いた場面、小板佑樹選手のいい当たりのライナーがベースについていた一塁手の正面に飛んで一瞬にして併殺となる不運でゲームセット。スコアボード。二回戦のときは気がつかなかったんですが、プロ野球の試合みたく打者ごとに打率とホームラン数が表示されてました。社会人野球でこういうのを見るのは初めて。短期決戦だからあんまり意味ないって言えばそうだけど、でもいい試みだと思います。やっぱりこういう数字があるとないとでは見てて感じ方がだいぶ違いますもん。この写真はホンダ・衣川隆夫選手の打席のとき。すごい打率! 首位打者賞確定的?本田宗一郎さん人形の前に置かれていた寄せ書き。選手の方々や野球部全体に向けた寄せ書きです。職場のかたが書いたのかな。すごい数ですねー。ただ、寄せ書きをこうして応援席のかなり広いスペースを使って置いておいても邪魔にならないくらいしかお客さんが入っていないっていう…。9回に登板したマーク・ランドル投手。登板前に小林真也捕手とお話し中。いつ見てもかっちょいい顔だこと。今年はケガでもされたのかあんまり出番がなかったし、これは顔見せ登板かな、程度に思ってたところ…。速っ!四番の下野敦選手から空振り三振を奪ったボールは150km/h。こんなにスピード出る投手でしたっけ。周りからも驚きの声があがってました。●第二試合:富士重工業3-1新日本石油ENEOS第一試合の応援は両チームともちゃんと「三部構成」揃っていましたが、今日の富士重工は女子チアリーダーがいなかったです。二回戦のときはいたような気がしたんだけど。気のせい? ENEOSは二回戦と同じで演奏が録音でした。ENEOSの唯一の得点は岩本裕治選手のホームラン(←食事の手配に行ってて見のがした)。毎日新聞の記事を見ると、岩本選手は全国大会(たぶん都市対抗と日本選手権のこと)で初ホームランなんだって。へ~、意外な。最終回、並んで試合を見守る谷口邦幸投手と田沢純一投手。味方の逆転を待ちますが叶わず。でも両投手ともこの大会はいい働きしました。(前から思ってたけど、ENEOSのユニフォームは数字の6と8と9が区別しにくい。遠目で見るとホントわかりません)奥に一塁側応援席が見えますが、富士重工業はチアスティックでの応援。お客さんの入りはこれくらい。中日ドラゴンズから指名された岩崎達郎選手はENEOSのユニフォームで戦うのは最後かなあ。最終回、2死一塁で打順が回って来てこれがENEOSでの最後の打席かな、と思ったところ、代打を送られてしまいました。(この写真は二回戦でのもの)さて、明日はいよいよ決勝戦。◇決勝日本生命 vs 富士重工業 (13:00)両チームの攻撃のときにスコアボードに出る打率をぼけっと見てたんですが。日本生命の打者は打席に入る選手入る選手みんなすごい高打率。ほとんどみんな4割以上だったような。今日も13安打で8点も取っちゃったし、打線好調なようです。抑えるのは大変そう。富士重工業は当たってない選手もところどころいるんですけど、3,4,6番を打つ岩元信明・林稔幸・富村優希選手が高打率。今日もほとんど上位打線だけで点取ってました。1,2番を出塁させると厄介です。明日も見てから帰ります。決勝戦、いい試合になりますように。
2006年11月25日
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ENEOS負けちゃいました。「いいパッテリー」はスバル打線を3点に抑えたんですが、味方は岩本選手のホームランの1点だけ。7回まで3安打ですもん。8・9回とやっと当たりが出て来て昨日の再現を期待したけど得点できず。4年前に延長17回1-0だったときも阿部次男投手でしたねぇ。あの頃とはENEOSのメンバー全然違いますが、思うように打てないのは同じでした。ま、でも堂々のベスト4。おつかれさまでした。これで決勝戦は日本生命と富士重工業の対戦に。
2006年11月25日
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準決勝第一試合は中盤に大量得点した日本生命が逆転勝ち。ホンダは一時5点あった差を2点差まで詰めました。さすが。最後もいい当たりが8回9回と続けて併殺になって惜しかったなー。ランドル150キロ速っ!都市対抗にも出現した本田宗一郎人形。下に見える白い布は全部寄せ書き!
2006年11月25日
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24日は京都で紅葉見物などしておりました。京都は何度行っても飽きないですね。平日ってこともあって人混みは予想してたよりは楽。ただ、バスは激混み。土日はもっとすごそうです。しかし街はもうクリスマスツリーなど出ていてクリスマスムードですねぇ。もう今年もあと1ヵ月ちょっと。早いものです。なので、日本選手権の試合はまったく見てません。早めに大阪に戻れればENEOSの試合に間に合うかな、と思ったけど、ぜんぜんダメでした。なので、今日は前日に書けなかった23日の第2試合、NTT北海道とホンダ熊本の試合を書こうと思います。(2日経っちゃいましたが、見てない試合をうだうだ書くよりいいかな、と)●第二試合:ホンダ熊本 2-0 NTT北海道(11月23日)この試合はラストかも知れないってことで、NTT北海道側に肩入れして見てました。以下、全てNTT北海道目線で書かせていただきます。NTT北海道の先発は森広泰昌投手。1回,2回に続けて1点ずつ失ってしまいます。この2点は両方ともちょっと不運な面もありまして。最初の1点はほとんど打ち取ってると言っていいようなすごく詰まった当たりなのにレフトの前にポトリ。2点目は走者二塁からの送りバントを悪送球してしまって1点入ったもの(エラーしたのは森広投手本人だったかな)。ライナーが正面ついて併殺になった場面もあったので一概に不運とは言えないかも知れませんが、4回以降はほとんど完璧に抑えたのでもったいない。結果的には痛恨の失点になってしまいました。反撃したいNTT北海道だけど、攻撃はすぐ終わってしまう。8回までたった2安打。少ない走者をバントで得点圏に進める場面もあったけど点にならない。ホンダ熊本、小山洋史・玉城誠の両投手がほぼ完璧に抑えました。そしてあっという間に最終回。NTT北海道最後の攻撃。先頭の1番、コーチ兼任のベテラン・船尾隆広選手。追い込まれてからファウルで粘る粘る。7球くらいファウルしたでしょうか。まだまだ終わりたくない、そんな風に見えました。でもファウルフライ。一死からキャプテンの柿原信教選手が代打で出て意地のレフト前ヒット。NTT北海道は北海道予選では9回に大逆転して代表を決めたんだった。まだわからない。また代打で安宅範晃選手。しかし初球を打ち上げてセカンドフライ。二死となって、最後は四番・山内誠選手の打球がサードゴロ、代走の堀井大樹選手が二塁で封殺されてゲームセット。最後のスコアボード。非常に早いテンポで進み、2時間を切る試合時間でした。私も「ラストゲーム」は何チームか見て来ましたが、たいていのチームは「負ければ最後の試合」でもそういう素ぶりは見せずに試合しているように思います。応援団のかたも、少なくとも試合前はそういうことにはほとんど触れません。が、何か変わったことをしているのを見ると、やっぱり最後だからかなあ、と思えてしまいます。まず試合前、NTT北海道の選手の方々がホームベース後方のところで整列して記念撮影してたんです。他のチームはやってなかったように見えました。やはり最後だから、でしょうか…。普通のチームはチーム名が入るところ、応援席後方の横断幕も他のチームとはだいぶ違う。右側、広浜大輔選手の緑の横断幕の下に書かれているのは"50年間感動ありがとう NTT北海道野球部"。そして周りにはたくさんの選手名入りののぼりが。目に入ったとき、別にこのチームに思い入れがあるわけでもないのに、うるうるしてしまいました。(東芝府中のときも、応援団員のかたが全員分の選手名を書いたプラカードを横一列に持って並ばれたときに泣けたんだった。こういうの弱いです)都市対抗予選の代表決定戦で走塁中にアキレス腱を断裂した安宅選手。予選のときは「本大会には間に合わせて何とか出場したい」みたいなことをおっしゃられていた記事を見ました。この日はスタメンではありませんでしたが、試合が始まると防具をつけてベンチ前でキャッチボール役。間に合ったようです。そして9回、一死一塁のいい場面で代打で登場。しかしセカンドフライ。1球で終わってしまいました。まだ足を引きずるようにしていて全力疾走とはだいぶ遠かったようです。最後のエール交換。声出し担当のかたが声を詰まらせていました。赤い団旗も最後なのでしょうか。最後のご挨拶は「NTT北海道、忘れないでください!」。忘れないですよ。●ベスト4出揃う24日の試合。◇準々決勝ホンダ 3-0 トヨタ自動車日本生命 6-1 七十七銀行 富士重工業 7-1 伯和ビクトリーズ新日本石油ENEOS 2-1 ホンダ熊本ENEOSは7回まではチャンスでゲッツーやスクイズ失敗が出て0行進、頭をかかえるような展開でしたが最後2イニングで逆転勝ちとのこと。25日は準決勝。◇準決勝ホンダ vs 日本生命 (12:00)富士重工業 vs 新日本石油ENEOS (15:00)今年は地方のチームが一回戦たくさん勝ち上がったんですが、今年も関東と近畿でのダイヤモンド旗争いに。
2006年11月24日
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日本選手権は6日目、二回戦3試合。ベスト8出揃いました。今日から私も大阪です。人がほとんどおらず、淋しさ漂うドーム周辺の雰囲気に物悲しさを覚えつつ、チケットを買って入場。でもドームの中に入るとブラスバンドの演奏が聞こえてきて、ぐっと気持ちが高まってきます。しかし寒かったな~。外も雨降ってて寒かったけど、ドームの中もとても寒い(試合が、じゃないですよ。気温が)。皆さん薄着していったらダメですよ。●第一試合:富士重工業 2-1 松下電器第一試合は着いたら9回表同点で、ちょうど富士重工・林稔幸選手に決勝タイムリー二塁打が出たところ。この当たりは強すぎず弱すぎず、ちょうどレフトフェンスのところまで転がる当たりで一塁走者が還って来ました。9回裏に松下電器、一死三塁まで行きましたが交代した平井英一投手が相変わらずの面白い投げ方で抑え、松下電器は連覇なりませんでした。松下電器応援席。田中稔士投手がアウトを取るたびに「いいぞ、いいぞ、ネンジ」のかけ声が。あれ、田中投手は「トシジ」と読むのではなかったっけ。と思ってグランドスラムを見ると、やっぱり読み方は「トシジ」で、ニックネームのところに「ネンジ」とあります。ニックネームで呼んでたわけですね。でもお客さんの中には本当に田中ネンジだと思ってる人もいそう。●第二試合:ホンダ熊本 2-0 NTT北海道第二試合はまた別に書きたいと思います。●第三試合:新日本石油ENEOS 7-5 大阪ガス外野にあるレストランで食事しながら、「金属バット時代はこうして食事してる間に良く打球が飛び込んで来たものだけど、木製になってからはほとんどホームラン出ないね~」なんて話をしていたら、この試合はホームラン3発も飛び出す打撃戦に。5回までは2-2で投手戦っぽかったのに、6回にENEOSの打線が突然火がつき、二死から5連打。5連打の最後には山田幸二郎投手の代わりばな、柳田俊幸選手に左中間スタンドへの3ランホームランが飛び出して一気に5点勝ち越し。5点差つけられると反撃意欲が萎えてもおかしくないところですが、すぐさま大阪ガスは平山涼選手が右中間スタンドの二階席に飛び込む大きな2ランですぐ反撃。7回にも1点返して2点差に迫り、最後までわかりませんでした。もう1本のホームランは2回に池辺啓二選手がライトスタンドギリギリに打ち込んだもの。エラー絡みのイヤ~な先制点の取られ方をした直後だったので助かりました。池辺選手、この日は猛打賞。さて、9回一死の場面で大阪ガスの4番手として阪神の希望枠・小嶋達也投手がコールされると、スタンドからはひときわ大きな声援が。顔見せ登板みたいなものだったかも知れませんが、左打者が4人続くところだから出てもおかしくはない場面。ピンチの場面で登板して後続の2人を抑え、「全国デビュー」は上々だったでしょうか。小嶋投手は138~142km/hくらいのボールを投げていて、「希望枠だけあって結構スピード出るね」なんて言ってると、その裏に出て来たENEOSの田沢純一投手。もっと速い。いきなり148km/h。はやっ! だんだん体が温まって来たのか、とうとう150km/hが出ます。最後の打者となった溝下進崇選手を打ち取ったボールも150km/hでした。前に横浜スタジアムの関東選抜リーグで見たときも150km/h近く出てたので速球投手とわかってはいたけど、やっぱり実際に"150km/h"と表示されるとインパクトあります。あのときは速いだけで日産打線にいいように打たれましたが、この日は3人で抑えてます。来年は手強そうだ。さて、第二試合が早く終わったので第三試合開始までかなり時間が空きまして、ENEOSの練習を見ようとスタンドに残ってたところ。大阪ガスの選手が早々と出て来てキャッチボールしてるのに、ENEOSの選手はなかなか出て来ない。しばらく待つとやっとバラバラと出て来ましたが、何かボール持ってます。野球のボールじゃありません。もっと大きいの。これはどなただったかな、手に大きなボールを持ってますよね。左のほうでは足で蹴ってるかたも。このボールを紐のところを持って振り回したり、「おうりゃ~」みたいなかけ声をかけながら背面投げ(?)でキャッチボールしたりしてました。ウォームアップようの道具みたいですが、何でしょう、コレ? なかなか変わった方法です。24日は準々決勝4試合です。◇準々決勝ホンダ vs トヨタ自動車 (9:00)日本生命 vs 七十七銀行 (12:00)伯和ビクトリーズ vs 富士重工業 (15:00)ホンダ熊本 vs 新日本石油ENEOS (18:00)私は残念ながら観戦予定ありません。最後間に合えば…。2006/11/25追記:阿英さん、ハマオジさんにコメントいただいたように、謎のボールは「メディスンボール」というものだそうです。ちょうど毎日新聞でも記事がありまして、アメフトやゴルフなどのトレーニングで取り入れられているもので、ENEOSでは瞬発力を養う効果を期待して導入しているとのこと。ナルホド。→[記事]社会人野球:日本選手権 新日石、強さの裏に“新トレ” /神奈川
2006年11月23日
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ENEOS勝ちました!珍しく打撃戦になってームラン合わせて3本も出たんですが、柳田選手の3ランが効きましたね~。大阪ガス平山選手のホームランは大きかった~。大阪では初めて見たENEOSの応援は演奏が録音、リーダーの人数かなり少なめ、小道具なし(サンバの帽子やチャンピオンの円盤なし)でちょっと物足りなかったけど、やっぱり楽しかったです。また明日頑張ってください!
2006年11月23日
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来ましたよ、大阪ドーム。じゃなくて京セラドーム大阪ですか。慣れないなあ。第二試合は非常に早いテンポで進み、2時間かからずに終了。ホンダ熊本が2-0で勝ち。NTT北海道、ラストゲームに。最後のエールのとき、応援団長のかた、声を詰まらせてましたねぇ。普通はチーム名入りの横断幕を出すスペースにはこんなふうに選手名入りののぼりがズラリ。なんかしんみりしてしまいます。チームは50年、応援団は40年の歴史に幕とのこと。お疲れ様でした。
2006年11月23日
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久しぶりに張誌家投手の話題を。9月30日でしたか、西武を戦力外になった張投手。当時の報道では日本でのプレーを希望とのことでした。なら、12球団の合同トライアウトにでも参加するのかな、と思ってたんですが参加しなかったそうで(外国人は出ちゃいけないんでしょうか?)、じゃあいったい何をしているのかと思えば、とっくの昔に帰国していたそうです。[記事]張誌家 悄悄赴美散心(big5)(11/18)気晴らし旅行に行くつもりだったのに、日本の先輩に「アメリカに行く」と言ったら「メジャー挑戦か?」と誤解された、って話が載ってますが、とにかくすでに台湾に戻ってきており、来年から台湾職棒入りする可能性が高いとのこと。いま台湾に帰ってきている荘勝雄さんも「もし台湾に戻って活躍すれば、また日本に戻れる機会があるかも知れない」って言ってますね。まぁ今年の調子で日本の球団に入るのは難しそうだし、戻ってくるのが良いのではないかと。これが先週18日の記事。久しぶりに見た張投手の記事でした。すると、続いて21日にも記事が。[記事]張誌家悄悄返台 心情仍低落 母親證實留台發展(big5)(11/21)部分的に訳。帰国して気晴らし旅行中だそうです。張誌家は西武を戦力外になって一ヶ月の沈黙していたが、今月上旬に実家のある台中にこっそり戻っていた。張誌家の母が言うには、現在は妻を連れて気晴らしに台湾一周旅行をしており、花蓮の妻の実家にも何日か滞在したという。「今は心理状態が良くなく、人と接したがりません。準備が整うのを待ってから取材を受けます」張誌家が西武を戦力外になったあとで電話をしたところ彼は涙を流し、台湾に戻ると明らかにかなり痩せていたという。張誌家の今後については、日本の球団が彼を獲得する意志があるとの情報があったが、母はそれを否定した。「台湾に帰ると決めて、日本でのことは全て片付けて、みんな戻ってきました」彼はすでに正式に日本とはサヨナラして、台湾で彼の野球人生を継続することにしたのだ。落ち込んで泣いて痩せちゃったらしい。前にも書いたけど、ずいぶんデリケートなひとですねぇ。歯を食いしばって逆境に立ち向かうってタイプでは全くないようです。で、どうも日本の住まいなどは全て引き払ってしまったと読めます。台湾に戻ると決めたみたいですね。となれば、やっぱりこのまま職棒入りするのでしょう。さ、行き先は蛇かな? 熊かな?と思ったら、今日になって行方不明になってるって記事が![記事]誠泰急尋 張誌家行蹤成謎(big5)張誌家は今月上旬にこっそり帰国したが、何日もたたないうちにまた出国した。どこへ行ったのか?彼の父母の言うことは食い違っている。彼の母は、米国にリハビリに行ったとメディアに話した。一方、彼の父は、西武の元チームメイトと一緒にオーストラリアに自主トレに行ったと話す。彼の両親は落ち込んでいる張誌家を、海外のチームがダメならば台湾に戻ってプレーしなさいと慰めている。えーと、今の時期からオーストラリアで自主トレしている西武の選手っているのかな? だって西武はちょっと前までは南郷で秋季キャンプで、明日(23日)はファン感謝デーのはずだし…。なんかウソっぽい。じゃあアメリカ…?続き。しかし情報によると、張誌家は代理人の手配でアリゾナでリハビリと調整を行なっており、米国球界でのプレーを希望している。帰国して中華職棒に参加するのは彼にとって最後の選択肢だという。林恩宇を楽天に放出した誠泰Cobrasは来年の投手補強を早急に必要としており、先日に職員を派遣して張誌家と連絡をとらせようとした。しかし見つからず、台湾に戻ってプロ入りする意志があるかどうか聞くことができなかった。蛇隊の趙士強代表曰く「郭泰源にお願いして見つけてもらうかも知れない」。えー、本気でメジャー挑戦なのかも知れないの? 雇ってくれるところあるのかなあ。しかし、せっかく蛇隊が獲得したいって言ってるのに捕まらないなんて。しかも郭泰源さんのお出まし(←これはちょっとうれしい)。以上、なんか記事によって書いてあることバラバラ。いったいどこにいるんでしょうか?? また続報があったらそのうち…。
2006年11月22日
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今日もドラフト会議の話題で。ドラフト翌日ってことで、今朝の新聞では指名された選手の情報がいろいろ載ってますね。神奈川新聞では高崎健太郎投手がカラーでかなり大きな扱いでした。さすが、地元球団からの希望枠指名だけあります。で、毎日新聞神奈川版や神奈川新聞の記事には県内社会人から指名された5選手のコメントなどが載ってます。→[記事]プロ野球:大学・社会人ドラフト 5選手に指名 /神奈川(毎日新聞)すでに入団後の目標を掲げるなど、早くもプロでの活躍を誓っている選手が多い一方、そうでない選手も。岩崎達郎選手は「今は大会期間中だから意志決定は大会後にしたい」。昨日も書きましたが、岩崎達郎選手は事前に新聞記事などで具体的にどこかが候補に挙げているという情報を見なかったので「意外な指名」でした。日本選手権で少しでも良い成績を残して置き土産に、っていう感じかな。また、岩崎哲也投手は「チーム残留が決まっていたので指名には驚いている」(←神奈川新聞より。うろ覚えですが)ご本人にとっても「意外な指名」だったらしい。ふーん、そうなんだ。月並みですが、じっくり考えて決めていただきたいなと思います。●「前」シダックス話は変わって、毎日新聞で指名選手一覧を見たところ、シダックスから巨人に育成ドラフトで指名された芦沢明選手の所属が「前シダックス」と書いてある。「前」がついてます。そういえばJABA公式サイトの登録情報のところに、シダックスは20日付で正式に解散となったことが載ってましたので、ドラフト会議の時点ではもうチームはない。なので「前」がついてるのかな、と想像。が、他にシダックスから指名された森福允彦投手と中村真人選手のところは普通に「シダックス」って書いてある。あれ??? 何が違うの?スポニチによれば、どうも芦沢選手は退部して入団テストを受けて合格→指名なので「前」がついているってことのようです。えっ、解散するのに退部…。退部しないと受験できないのだと思いますけれども。しかも、シダックス野球部の公式ページを見ると(→これ)、森福投手と中村投手のことはトップページに書いてあるのに、芦沢選手のことは何にも書いてない。んー、ずいぶん扱いが違ってしまうのですねぇ。これが普通のチームならば、すでに退部してしまっている選手にはまぁこういう扱いになるのかなって思うけれども、事情が違いますので。些細なことではありますが、「前」じゃなくて「シダックス」の選手として送り出してあげられたらもっと良かったのに、とちょっと思いました。そのへんはまたいろいろ事情があるのかな。●日本選手権は後半戦にさて、日本選手権は折り返しの5日目。◇二回戦日本生命 3-2 JR四国七十七銀行 4-2 倉敷オーシャンズ伯和ビクトリーズ 1-0 デュプロ (延長10回)大会2日目に続いて中国四国の代表3チームがいっぺんに登場、今日は1勝のみ。一回戦で東芝をサヨナラで破った伯和ビクトリーズは2試合連続でサヨナラ勝ちですか。乗ってるみたいです。今日は前日とは逆にドラフト指名された選手のいるチームは2つとも負け。指名選手も出場しなかったとのこと。23日の予定。◇二回戦富士重工業 vs 松下電器 (10:30)NTT北海道 vs ホンダ熊本 (13:30)新日本石油ENEOS vs 大阪ガス (16:30)私も明日から大阪です。今回はまだあんまりちゃんと予定決めてなくて。観光もしたいし、美味しい物も食べたいし、ご家族の皆さまのリクエストにも応えないといけないし…。でも第3試合はたぶん見に行きますよ。そして明日からはアジア大会の直前合宿もスタート。東京ガスグランド(大森?)での練習とのことです。ちょっとお天気が悪いみたいですね。
2006年11月22日
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21日の日本選手権は3試合。神奈川で唯一残ったENEOSは快勝だったみたいですね。久々に本戦出場した去年は初戦敗退だったので、日本選手権での勝利は…実に10年ぶり。二回戦からは現地で応援できそうです。21日の結果。→[網頁]第33回社会人野球日本選手権大会・第4日(11月22日)(スポニチ)◇一回戦新日本石油ENEOS 10-1 JR東日本東北◇二回戦ホンダ 3-1 TDKトヨタ自動車 4-1 日産自動車九州ホンダが都市対抗準々決勝のお返しをして、TDKは夏秋連覇なりませんでした。[記事]社会人野球日本選手権:ホンダが勝つ TDKの反撃手遅れ(毎日新聞)記事には「予選を経ない推薦出場はモチベーションの維持が難しい」と書かれています。でも来年からは出場チームの1/3くらいが推薦出場になるんですよね。予選を勝ち上がっての出場と推薦出場、どちらが好成績か、なんて検証もそのうちできるかも。(最近そのテのネタがあまり思い付かないので)●試合中にドラフト指名さて、ドラフト会議は第二試合の試合中に行われ、ホンダの金子洋平選手と吉原道臣投手はまさに試合中に指名されたとのこと。金子選手は8回に、先発した坂本保投手から「おめでとう」と言われて聞いて指名を知ったそうですね。8回にって、坂本選手は先発で9回途中まで投げてるからまだ登板中じゃないですか。プロで「スパイ疑惑」騒動が起こって以来、外部からの連絡は厳しく制限されるようになったそうですが、どこから指名の話を聞いて来たんだろう? また、この日は3試合とも「ドラフト指名された選手がいるチーム 対 いないチーム」でした。そして、3試合とも「いるチーム」の側が全て勝利。プロに指名される選手がいるんから強いに決まっている…わけでもなく、本ドラフトで指名された社会人所属25選手の大半が予選敗退で、本戦に出ているのは8人だけ。でもその8人のうち、敗れてしまったのは東邦ガスの菊地正法投手だけで、他の選手は今のところまだ全員残ってますね。せっかくですのでプロ野球ファンのかたも、ごひいき球団に指名された選手を見たいってことで球場に足を運んでもらえるといいな、などと思うのでした。22日の試合。◇二回戦日本生命 vs JR四国 (10:30)倉敷オーシャンズ vs 七十七銀行 (13:30)デュプロ vs 伯和ビクトリーズ (16:30)
2006年11月21日
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今日は大学社会人ドラフト会議。どうして日本選手権の真っ最中にドラフト会議をやらないといけないのか良くわかりませんが、とにかく行なわれまして、今年も社会人からたくさん指名されました。全部で25選手ですか。また、育成ドラフトでも社会人から4選手が指名。それから高谷裕亮選手(白鴎大)が富士重工業、深沢和帆投手(四国リーグ)が山梨球友クラブ、育成ドラフトの伊藤秀範投手(四国リーグ)がホンダに在籍したことがあるとのことですので、社会人出身となると32人に。もっといるのかな。で、全選手を眺めてちらっと思ったこと。・TDK千曲川からいっぺんに2選手確か、TDK千曲川からプロへ行った選手は今まで一人もいなかったのに、いっぺんに2人。職場はかなり盛り上がってる?・シダックスからは育成も含めて3選手意外と少なかった気も。中村真人選手が育成ドラフトなんだ。本ドラフトで指名されても何の不思議もない選手だと思うのですけれども。ところで他の選手の移籍先探しは順調に行っているんでしょうか。若い選手も多いので気になります。・育成ドラフトで社会人の選手が指名申し合わせによって育成ドラフトでは社会人の選手および社会人に内定している選手は指名しないって話だったような気がしていたんですが、JR東日本の鈴木誠投手、巨人に指名されてます。退部して入団テストを受けたのかな、とも思ったけど、JR東日本公式サイトを見ると寺内崇幸選手と一緒に記念撮影(?)しているのでそうでもないらしい。●神奈川社会人からは5選手さて、神奈川からの指名選手は今年は5人。日産からは今年も2人。ふそうさん、ENEOS、重工さんから1人ずつ。つまり、「5強」のうち東芝だけ指名ナシ。まぁ磯村秀人投手以外は候補っぽい選手もいなかったですからねぇ。戦力ダウンが避けられるって意味では喜ばしいのかも知れないけど、あんまりこういう状態が続くのも素直に喜べないような気がするフクザツな気分。一応、5選手とも何度も見ている選手ばかりなのでちょっとずつ書きますと。指名順に行きます。以下、成績は新聞等ではっきり公式成績のわかる春の県大会(ベスト8以降)、都市対抗(本戦と予選)、日本選手権予選、それからスポニチ大会での成績を集計したものです。横浜希望枠の高崎健太郎投手(日産自動車)。今年は4回見たかな。都市対抗決勝のときの残念なピッチングなど、ちょっと今年はあんまり活躍できなかった印象ですが、都市対抗の二回戦・トヨタ自動車との試合は8回までホームランの3点だけに抑えるナイスピッチング。確かスコアボード表示で150km/h出てまして本領発揮でした。今年は15.2イニングを投げて自責点が9、防御率5.33という成績。数字にしてしまうと思った以上に悪いですねぇ。先発したけど短いイニングで…という試合が2度あったせいで登板回数も少なかった。故障の影響が残っていたでしょうか。でも先日の台中・インターコンチネンタルカップでは勢い良く速いボールを投げて抑えてましたんで、身体のほうは問題なさそうです。(ただし、台湾の新聞記事に「期待ほどではなかった」と書かれてしまいました。希望枠に要求されるレベルは高いようです)広島4巡目は青木高広投手(日産自動車)。青木投手は去年までは何となく中継ぎの一人っていう感じでしたが、今年の都市対抗の活躍で、大ピンチのときにリリーフで出て来てきっちり火消ししてくれる投手、っていうイメージに。準決勝での先発もちゃんと好投しました(準決勝だけ見に行ってませんが)。成績を計算してみると、今年は先発に中継ぎに、ずいぶん投げてます。44.2イニングで自責点16、防御率3.48という成績。私が見に行った試合では、リリーフで平馬選手に決勝3ランされた都市対抗予選、それから先発して4失点した日本選手権の県予選の成績が響いてしまってすごい好成績とは行きませんが、それ以外は安定していたように思えます。楽天の5巡目・渡辺直人選手(三菱ふそう川崎)。渡辺選手は3年前でしたか、スポニチ大会で恐ろしいほどの打率を残しまして。ちゃんと資料を見てみると.769。これはスポニチ大会の新記録で、木製バットなのに金属時代の記録を塗り替えたってことで話題になったような。それ以来、すっかり安打製造機みたいなイメージになりまして、もちろん人間ですからそういつもいつも高打率ではないんですが、ピンチで渡辺選手が打席に入るとものすごくイヤでしたねぇ。もちろんショートの動きも素早いし、先日は台中でのインターコンチネンタルカップに出場し、打率.357でキューバのパレ選手などを抑えて堂々の遊撃部門ベストナイン受賞でした。今年は集計対象の15試合で57打数16安打、打率.281。都市対抗二回戦でホームランが1本あります。ところで野村克也監督と三菱ふそうさんは因縁浅からぬ間柄なんですが、野村監督が獲得命令出したのかな? 都市対抗の決勝でシダックスと三菱ふそう川崎が当たったときは当時新人だった渡辺選手は試合に出てなかったみたいですけれども。西武5巡目は岩崎哲也投手(三菱重工横浜硬式野球クラブ)。昨年の若獅子賞・岩崎投手。新聞には「残留」って出てましたが指名されてます。何と言ってもトルネードでサイドスローっていうフォームが見てて楽しい投手です。190cmの大柄な体からトルネードで投げ込んで相手を封じ込める。なのに球速は135km/h前後しか出ないという、ちょっと不思議なひと。でも打たれないんだから打ちにくいんでしょうね。今年は手術明けでちょっと出遅れ加減だったそうですけれども、それでも36イニングで自責点が10、防御率にすると2.50。さすがの好成績。今年、都市対抗の補強で東芝に来ていただいたときは先発で堂々たるピッチングを披露していただきましたが、自チームでは先発の他に6回あたりからのロングリリーフも多かったですね。先発が粘って中盤すぎあたりから岩崎投手につなぐ、というのが重工さんのパターンの一つだったように思います。一応、私も西武ファンなので西武の選手となぞらえると、潮崎哲也投手と一字違いっていうこととか、大学4年のときに試合で打たれた腹いせに壁を殴りつけて右手骨折っていう豊田清投手みたいな逸話がちょっと話題になるかな、なんて思ったり。中日5巡目は岩崎達郎選手(新日本石油ENEOS)。岩崎選手は事前に新聞記事で名前を見かけなかったので、指名はちょっと意外。どこかに載ってましたっけ。こちらも今年、東芝に補強で来たいただいた選手。先ほどの岩崎哲也投手と一緒だったので岩崎が二人でした。で、今回のドラフトでも岩崎哲也投手の次の順番で指名。これも何かの縁?「若いENEOS」を象徴するような選手で、高卒で入って来て2年目あたりからもうレギュラーに。仲田克選手との超若手二遊間は印象的でした。その年の都市対抗予選、あれは銭場一浩投手からだったかな、横浜スタジアムでホームランしまして、若いのになかなかやるな、と思った記憶が。今年、補強で来ていただいたときもはつらつとした動き。でも若手にしてはプレースタイルはわりと渋い感じかな。ちょっと気になるのは、中日は最近、二遊間の選手を社会人からたくさん指名しているんですよね。競争激しそう。成績は集計対象の14試合で51打数13安打、打率.255でした。神奈川以外からも関東からはお馴染みの選手が大勢指名されてます。特に日通さんは毎年のように誰かしら指名されて行きますねぇ。それでチーム力はだいたい維持できてるんだから、その分ちゃんといい選手が入って来ているんだろうな。さ、去年も書きましたが、指名された方々には、せっかくプロへ「移籍」するのですから、もし入団するのであればぜひ一軍で大いに活躍していただきたいものでありました。
2006年11月21日
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何やら呉偲佑投手がロッテに、陳金鋒選手がオリックスに、それぞれ決まりかけているって記事が出てますね。[記事]陳金鋒、呉偲佑赴日 幾成定局(big5)両方とも前に日本の記事でも狙っているって書かれてたのでそれほど驚きはないけれども、本当に獲るんだ~って感じです。記事を読むと、呉偲佑投手についてはロッテとの契約金や移籍金はすでに合意していて、あとは提携関係に関する詳細をつめるだけ。陳金鋒選手は熊隊とは複数年契約なんだけども、海外の球団から獲得の申し出があった場合は引き留めないという契約になっているそうで、すでに陳金鋒選手の代理人とオリックスが交渉を進めているのを熊隊は黙って見ているしかないみたいです。二人ともアジア大会の前には正式に決まって発表になりそう、とのこと。熊はレイボーン投手も日本や韓国から誘われていて熊隊との契約条件では拘束することができないとのことですので、このまま行くと左右のエースと四番がいっぺんに抜けるっていうことになっちゃいますねぇ。まぁ熊は今年強すぎたからちょうどいいハンデ、なんてことも考えてしまいますが、台湾職棒のことを考えるとそんなこと言ってる場合でもないか。しかしこの2件が決まると、来年はパ・リーグ6球団全てに台湾人選手がいることに。すごい時代になったものだ。また正式に決まったら何か書くことにします。●アジア大会・呉偲佑投手は代表外れるさて、インターコンチネンタルカップが終わったばかりですが、29日からは今度はドーハ・アジア大会ってことで、さっそく代表選手が集合したそうです。先ほども書いた陳金鋒選手と呉偲佑投手を含め、アジアシリーズと重なったために洲際盃に出られなかった熊隊の選手も合流。が、しかし。[記事]多哈亞運≫郭泓志、陳金鋒報到集訓 呉偲佑膝蓋受傷退隊(big5)呉偲佑投手は膝の「骨賓骨軟化」のためにお医者さんから運動を控えるように言われたとのことで、集合したその日に代表から外れることになったとのこと。前の報道ではアジアシリーズのときに首を痛めてアジア大会ピンチって話でしたが、どうも膝も悪かったらしい。前から悪かったみたいですね。協会はすぐに代わりの選手を発表。選ばれたのはサイドスローの大学生・李振昌投手。これで大学生が2人になりました。●アジア大会日程表アジア大会の公式サイトも徐々に情報が充実して来ていて、野球競技の日程表も出ています。これ。→[網頁]Baseball Competition Schedule(15th Asian Games Doha 2006)見ると、ずいぶん朝早い時間に試合するんですねぇ。1日2試合のときは朝9時と昼の13時半から。これは参加国がアジアの東のほうに偏ってるから時差を考えて、ってことなのかな。(急造の球場なので照明がないのかも)日本との時差は6時間だそうですので、現地で9時、13時半開始の試合は日本時間ではそれぞれ15時、19時半ってことに。19時半ならちょうどいい時間です。で、私が見てみたいと思うのはやっぱり日本台湾韓国の対戦なのですが、その試合のスケジュールはというと。韓国vs台湾 11/30(木) 09:00(日本時間15:00)日本vs韓国 12/02(土) 09:00(日本時間15:00)台湾vs日本 12/07(木) 11:00(日本時間17:00)むむむ。ちょっと早めの時間の試合ばかり。時差を考えるなら夜の試合にしてくれればいいのに…。何試合見られるかなあ。中華隊は25日に出発し、30日に初戦の韓国戦を迎えるとのことです。
2006年11月20日
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19日の東芝の試合の新聞記事をいろいろ読んでいるんですが、だいたいどの記事も磯村秀人投手はプロ入りはせず、残留すると書いてありますね。毎日新聞、神奈川新聞、日刊スポーツにそれぞれ「社会人に専念することを決めた」「東芝のエースとして再出発」「アマのトップを目指すことに切り替えた」と書かれています。お世話になっている直さんによれば他にスポーツ報知にも同様な内容で載ってるみたいで、これだけあちこちに書いてあればさすがに残留っぽい。記事によると複数のプロ球団から誘われて悩まれたそうですが、プロからもそれだけ力を認められている証拠。また来年からもお願いしますよ。さて、試合の記事を読んでいると、どうも気になることが。[記事]社会人野球:日本選手権 東芝まさか、初戦敗退--第2日(毎日新聞)この毎日新聞の記事の見出しもそうなんですが、「まさか」「格下相手に」「足元すくわれる」「大金星」っていう表現がだいたいどの記事にも使ってあり、まるで東芝のほうが勝って当然だった、みたいに書かれていること。なんかとっても感じ悪く思います。そりゃ歴史的には東芝のほうが実績上位だろうけど、それは今のチーム力とは関係ないし、予選を勝ち抜いて全国大会に出て来るチームにそんなに差があるわけないじゃない。記者のかたもセンセーショナルな見出しにしたほうが目を引くし、弱者が強者を倒したみたく書いたほうが話として面白いからそう書くんだろうけども…。まさか現場の選手の方々までそう思ってないでしょうね。で、この毎日新聞の記事の紙面には、サヨナラのホームインで大きく両手を広げて喜びを表現する伯和・津田選手と、ガックリと肩を落とす東芝・迎里捕手が一枚の写真に納められているのですが、敗者と勝者の対比っていうんですか、それが良~く表現されています。津田選手は顔も天に向けて何か叫んでいるようで、上を向きすぎて顔がわからないほど。印象的な写真です。●得点経過などさて、各種新聞記事から得点経過の部分を拾いますと。初回の東芝の1点は一二塁から平馬選手のタイムリーで安田選手が生還。神奈川新聞にはホームインする安田選手が、毎日新聞の神奈川版には安田選手をベンチで出迎える堺選手らの写真が載ってます。しかもカラーで。その裏の伯和ビクトリーズの2点は走者一人置いて田中選手二塁打、石本選手三塁打で1点ずつ。磯村投手、立ち上がりに連続長打を許してしまったとのこと。ただ、三塁打はライト前の当たりを飛び込んで後逸っていう「ミス」だったそうです。試合はずっと進んで、9回の東芝の1点は内野安打の結城選手を三塁に置いて代打・加藤選手のショートゴロの送球を一塁手が落球とのことですが、これ、一度アウトと判定されたのに東芝側のアピールで落球に覆って同点になったものなんだって。覆るっていうのは珍しいですねぇ。(そういえば神奈川の一次予選でも覆った例がありました)で、9回裏は二死二塁から山田選手の当たりがセンター前に落ちてサヨナラ。(サヨナラ打は神奈川版の記事だと「中堅手の前にポトリ」、広島版だと「中前に大きな弧を描くサヨナラヒット」。どちらの視点で見るかによってずいぶん表現が違うものです)個人成績を見ると、平馬選手は久々にショートでスタメン。私が記録してる限り、今年の公式戦では初めて。都市対抗のときは3番を打った長谷川選手がサードに入って8番と、ずいぶん攻撃的なオーダーだったようです。が、ヒットは出てもつながりが悪かったようで9残塁。伯和ビクトリーズは3残塁。なんだかこういう試合が今年はずいぶん多かったような…。初回の守備で挟殺プレーに失敗するなど、守りのミスも失点につながってしまったようです。おそらくこの試合で退部される選手などいらっしゃると思うので最後の試合、見たかったのに残念。ひとまず1年間おつかれさまでした。磯村投手と高見監督はアジア大会がありますので、まだシーズンが続きます。[記事]社会人野球:日本選手権 東芝が初戦敗退 粘ったナインに拍手 /神奈川(毎日新聞)毎日新聞の神奈川版より。磯村投手の娘さんはちょうどこの日が誕生日だったんだって。でも残念でした。良くスタンドにパパと同じ背番号19の赤いユニフォーム姿でいらしてますね。(いつも背番号19ユニフォームを着た子供さんは2人だか3人だか見かけますので最初は磯村投手は子だくさんなのかと思ってました。親戚のかた?)高見監督の奥様もいらしていたそうで、試合終了後は大粒の涙だったとのこと。んー、高見監督も5年目ですからねぇ、もしかすると…。これは去年の東芝の応援席。右のほうに写ってる水色の服のかた、新撰組の法被に頭にも凝った飾りをつけていて非常に目立つ恰好なんですが、このオジサンは以前、大阪にある東芝の工場で働いていたかたなんだって。確かにあのかたは私が大阪に見に行くとほとんどいつも必ず見るような気がしたのですが、東芝以外の試合でも見かけるので応援好きのオジサンかと思ってました。●NTT北海道、初戦突破さて、20日の試合。◇一回戦富士重工業 11-0 NTT信越硬式野球クラブ (7回コールド)松下電器 4-3 西濃運輸NTT北海道 8-5 東邦ガスホンダ熊本 5-1 NOMOベースボールクラブ負ければ最後の試合になってしまうNTT北海道、見事に初戦突破しました。中国四国九州の代表は5チームとも一回戦突破、北海道東北もまだ全て残ってます。逆に関東東海近畿のチームは次々に負けて、もう半分以上が敗退しちゃってるんですねぇ。21日は3試合。途中から二回戦。都市対抗優勝のTDKが登場。神奈川で唯一残ったENEOSも出てきます。◇一回戦JR東日本東北 vs 新日本石油ENEOS (10:30)◇二回戦TDK vs ホンダ (13:30)トヨタ自動車 vs 日産自動車九州 (16:30)明日はドラフト会議もあります。14時からだそうですので、第2試合の途中で会議スタートってことに。指名されるかも知れない選手はソワソワ?磯村投手は残留っぽくなりましたが、新聞記事を見ると神奈川からも結構たくさん名前が挙がっていて、今年はかなりの人数が指名されるかも。
2006年11月20日
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日本選手権の一回戦、東芝は伯和ビクトリーズに2-3、9回サヨナラで負けてしまったようです。NTT西日本さんの速報ページでチェックしていた前の試合が延長13回まで続いたため、予定よりかなり遅れて始まったはずの試合。結果が出るかとやきもきしていたら、9時過ぎくらいだったかなあ、スポニチに出てました。[網頁]第33回社会人野球日本選手権大会・第2日(11月19日)(スポニチ)んー、サヨナラ負け。でもスコアを見たときは、負けたけど9回に同点に追いついているし、良く粘ったかな、って思ったんですけど。[記事]社会人野球日本選手権:伯和が東芝にサヨナラ勝ち 1回戦(毎日新聞)9回の同点は二死三塁からエラーによるものなんだって。打って返したわけじゃないんだ。で、最後は2アウトまでこぎつけたのに、サヨナラタイムリーを許してしまったらしい。ま、良くわかりませんのでまた明日の新聞などでチェックしようっと。東芝が両ドームとも一勝もできなかったのって、結構久しぶりなんじゃないかなあ。少なくともここ10年では一度もなかったはず。ちょっとパンフレットで調べてみたら、1994年、まだ日本選手権がグリーンスタジアム神戸だったころ以来、12年ぶりだって。そのとき負けた相手は都市対抗がヤマハ、日本選手権がNKK。なんか今回と似てる…。良くできてるコト(←感心してる場合か)。というわけで、今年は見に行く前に終わっちゃいました。残念。先週のオープン戦も雨で行けなかったし、何か消化不良なんだけど、仕方ない。また来年。今日(19日)の結果。◇一回戦JR四国 3-2 一光倉敷オーシャンズ 4-3 NTT西日本 (延長13回)伯和ビクトリーズ 3-2 東芝四国・中国の3チームがいっぺんに登場して、全部勝利。特にJR四国は第1回大会以来、32年ぶりの本大会1勝なんだって。伯和ビクトリーズは前身のリースキンを含めても初勝利、倉敷オーシャンズも今の名前になってからは初勝利、であってるかな?明日(20日)の予定。◇一回戦NTT信越硬式野球クラブ vs 富士重工業 (9:00)西濃運輸 vs 松下電器 (12:00)東邦ガス vs NTT北海道 (15:00)ホンダ鈴鹿 vs NOMOベースボールクラブ (18:00)最後の大会となるNTT北海道を含め、クラブ登録のチームがいっぺんに3つも登場。また4試合です。係員のかたなど、夜遅くまでご苦労さまです。
2006年11月19日
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中華隊銅メダルおめでとう!と書きつつ、今回もまたまたフクザツな心境でありまして。3位決定戦なんてやらないで両方とも銅メダルでいいじゃん、なんて無理なことを思いながら、やっぱり勝敗はついてしまうものでありまして、日本では悲しくもほとんど注目されていない大会だけど、台湾にとっては一大イベントだし、これだけのメンバーを揃えてアマチュア日本に連敗したら野球人気復活も遠のいてしまう。だからやっぱり中華隊が勝ってよかった、なんて理由で自分を納得させております。ま、でも実際、地元開催でアマチュア日本に連敗してメダルを逃したらそれこそ沽券にかかわりますよね。いつも明るくて熱い中華隊だけど、今日の試合は勝ったときの喜び方が2001年のワールドカップのときよりもかなり大人しかった気がする。もちろん喜んではいましたけど、相手を考えたら勝って当然、ひと安心っていう感じなのかなあ。振り返ってみれば、今回の中華隊は出だしが非常に苦しく、予選敗退の瀬戸際から這い上がっての3位。なかなかドラマチックでありました。キューバにも1回勝ったし、メダルも獲得。これを悪い成績だと言うひとはほとんどいないはず、だ。熊隊もアジアシリーズで頑張ったし、この結果が少しでも棒球人気復活につながりますように。●日本戦11連敗でストップ[記事]洲際盃/中華奪季軍 葉志仙:遺憾未奪冠 達成階段目標(big5)洲際盃の歴史で日本に勝ったのは今回が初めて。11連敗でストップ。葉志仙監督は、アマチュア選手のみの日本と、今回の中華隊との間にははっきり力の差があったと言ってるみたいですねぇ。予選リーグは日本の選手のことが良くわからずに負けたけれども、1試合戦った結果、中華隊は日本の打者の特徴を掴んだために決勝トーナメントでは充分に勝機があった、ということらしい。[記事]洲際盃/陽建福抗日英雄盡力而為 預賽陌生決賽有研究(big5)何となくあんまり好きじゃない「抗日英雄」っていうコトバ。今回は先発で7回途中まで抑えた陽建福投手のモノとなったらしい。予選リーグのときは日本の打者を良く知らなくて打たれたけど、今回はしっかりビデオを見て弱点を研究して投げたとのこと。しかし阿福な人は去年のアジアシリーズ、今年のWBC、そして洲際盃x2と、ほとんど日本戦ばかり投げさせられている気がするぞぉ。日本向きって思われてるんだろうか? 日本行き希望だから日本のスカウトの目に留まりやすい試合で投げさせてあげよう、ってことだったりして。[記事]洲際盃/徴召陽建福打亞運? 葉志仙:除非受傷才會換人(big5)そういえば陽建福投手はアジア大会の代表は選ばれてないんだった。今日の好投で、アジア大会代表にアマチュアから唯一選ばれている林克謙投手と陽建福投手を入れ替えてはどうか、なんて声が挙がっているそうですが、葉監督曰く、ケガ人が出ない限り、もう入れ替えはないとのこと。ケガしたら入れ替えられちゃうんだ。じゃあ林克謙投手は夜道に気をつけないと。●大会はキューバが連覇さて決勝戦は、さすがにキューバが勝つんだろうな~と思いつつ中継で。これがまたいい試合で。先制点を挙げたのはオランダ。しかも2点。キューバの打者が満足にヒットが打てず、後半に入ってもオランダリード。このまま勝つんじゃないかと思った。が、7回にキューバがボテボテの内野ゴロで渋く追いついて延長に。10回表、ドゥベルヘル選手がライトへライナーで打ち込むホームランでキューバ勝ち越し。ホームインした次の瞬間にヘルメットを天高く放り投げてます。これで決まったと思いました。しかし、オランダ2アウトからVan't Klooster選手にタイムリー2ベースが出て同点! しぶといオランダ。でもオランダの粘りもここまで。キューバは延長11回、満塁からウルゲジェス選手がライトへ走者一掃の決勝3点タイムリー三塁打で決着をつけました。キューバはこういう大会はもう何度も優勝してるから優勝なんて慣れてるんじゃないかとも思うんですが、優勝が決まった瞬間にベンチから国旗を持った選手らが飛び出してきてすごいうれしそう。オランダもキューバの2点目につながった送球ミスがなければもしかしたら、っていうところでした。強いです。史上最高成績の銀メダル。ヒット数はオランダのほうが多かったです。●個人表彰[記事]〈洲際盃〉個人獎公[イ布] 陽仲壽搶下得分王(big5)[記事]〈洲際盃〉明星隊出列 台灣僅陳[金庸]基入選(big5)決勝タイムリーのウルゲジェス選手がMVP。台湾からは陽仲寿選手が得点王、陳[金庸]選手がベストナイン(セカンド)。日本からは大場祥太投手が勝率王、野本圭選手が盗塁王、渡辺直人選手がベストナイン(ショート)。
2006年11月19日
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インターコンチネンタルカップ、日本は3位決定戦で台湾に0-4で敗れ、4位に終わりました。今日は外出が長引いたので、中継は最後のほうだけしか見られず。画面が映ったら3-0の台湾リードで6回裏、台湾の攻撃の場面。う、一死満塁のピンチ。ひ~。マウンドにいるのは森福允彦投手。ここで一本出たら一方的になっちゃうところだったけど、森福投手は後続を連続三振に。すごーい。でも満塁のピンチを作ったのも森福投手だったみたいです。しかも3四死球で。なあんだそら。続く7回の日本の攻撃。台湾先発は陽建福投手、ここまでたった2安打のナイスピッチングらしい。が、あれれ、2ボールのところでベンチから郭李建夫コーチが出てきて、なぜか降板しちゃった。代わった増菘[王韋]投手から小山豪選手が四球で歩いて、西郷泰之選手の打球は勢い良く右中間へ! んー、ヒットにはなったけどうまく回り込まれて長打にならず。でも無死一三塁に。この試合最大のチャンス。が、そのあと二村俊之選手・野本圭選手・鈴木勘弥選手と3者連続三振。あれま。これ、野本選手と鈴木勘選手はともに外いっぱいのところを見逃し三振。あれはたぶん日本のストライクゾーンだとボールなんだろうけど、こういう大会だとストライクなんだろうな。でもいいところ投げてますよ、ホント。8回の台湾の攻撃では、1球投げて敬遠っていうのをやっと見られた。本当に1球ボールになっただけで一塁に歩いてます。9回に松岡昌志投手が陽仲寿選手にレフトに大きなソロホームランを打たれて4-0。陽選手、一塁までゆっくり走ってます。ホームラン打ち慣れてるんだろうなぁ。そして9回裏。最後のバッターは代打の下窪陽介選手。力なくキャッチャーフライを打ち上げてゲームセットでした。えーと、試合の半分も見てないので良くわかりませんが、私の見ている範囲だと互角に近かったけど、前半はもう一方的に近かったみたいですねぇ。また日本チームはほとんど打てなかったみたいで。4安打と四球1つの走者のみ。陽建福投手は台湾でもトップクラスの投手だし、増菘[王韋]投手もWBC代表でこの大会絶好調。簡単に何点も取れる相手ではないのはわかる。でもやっぱり2試合連続完封負けっていうは見てて寂しかったし、ちょっとマズい。結果として4位というのは相手関係を考えればそんなに悪くないとは思うのだけど、予選リーグでしぶとい戦いをして接戦を勝ち抜いて来たのに決勝トーナメントではちょっと淡白だったような気が。それに2つとも予選リーグで勝った相手ですからねぇ、もったいないな、うまくできなかったかな、っていう気はしてしまいます。このあとすぐにドーハでアジア大会があります。台湾・韓国・フィリピンとは再戦。台湾は地元の利はなくなるけど、今度はメジャーリーガや日本プロ一軍でそれなりに活躍してる選手が入って来ます。アジアシリーズで健闘したLanew熊の選手も。韓国も今度はプロのいわゆる「ドリームチーム」。今回のチームとは格が違いそうです。日本も日本選手権に出ている選手を中心にかなり入れ替わって少しはレベルアップするけど、ちょっと分が悪いかな。監督も垣野さんに変わっちゃうし、今回のチームで得たものはあんまり受け継がれないかも。これももったいない。ま、個々の選手がしっかり経験を活かしてもらえれば良いのですけど。いつもの打席ごとの経過はこちら。→[網頁]〈洲際盃〉11月19日日本中華戰比賽紀録(big5)鬼崎智史選手は8回にセンターに抜けそうなセカンド内野安打1本を打ち、これが久々のヒットで打率.121で大会終了。9試合全部出場でした。文字実況によると、6回表の打席ではライトに大飛球を放ったらしい。中継の最後のダイジェスト映像で、日本の打球がライトフェンス際ギリギリのところでキャッチされたのが映ってたけどあれが鬼崎選手の打球かな? ひとまずおつかれさまでした。●慣れない短期密集型大会で疲れていた[記事]洲際盃/輸中華杉本泰彦在預料中 會把中華戰力寫成報告(big5)「全ては予想の範囲内だけど、負けたのはガッカリした」。杉本泰彦監督曰く、「予選リーグでは台湾に勝てたが、もう一度対戦したら勝てる確率は低かったので決勝トーナメントで当たりたくはなかった。なので3位決定戦の結果は予想していたとおり」。「今回の社会人選手で構成された代表チームは打撃能力は高くない。その上、社会人野球にはこの種類の短期密集型大会は少ない。なので選手は最初は気力充実していて5連勝できたが、心身と体力の調整に影響が出てここ数試合では選手に疲れが出ていて打撃力が低下した」予選リーグと決勝トーナメント2試合戦った台湾チームに対しては、「台湾はプロ選手が主体だが、プロ選手はゆっくり調整するので予選リーグでは日本に勝機があった。しかし決勝トーナメントではプロ選手が調子を上げてきていたので日本が勝てる可能性は低くなっていた」杉本監督によれば、・日本:社会人では11日間で9試合もこなすような大会はない→終盤に疲労が出て調子が下がった・台湾:プロ選手主体だからスロースタート→終盤に調子を上げたなので、予選リーグでは勝てても決勝トーナメントでは厳しかった、ということらしい。んー、確かに台湾チームはキューバ戦など見ててもどんどん調子を上げていたとは思いますけれども、日本のほうはそういう理由なの? まぁ監督さんが言うんだから疲れていたのは確かなんでしょうねぇ。
2006年11月19日
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日本選手権が開幕。私はインターコンチネンタル杯の中継を見てたので速報チェックなどは例年に比べてかなり上の空。結果は以下のとおりだそうです。[記事]第33回社会人野球日本選手権大会・第1日(11月18日)(スポニチ)◇一回戦ホンダ 6-0 和歌山箕島球友会トヨタ自動車 3-0 JFE東日本日産自動車九州 2-0 三菱重工神戸 (延長15回)日本生命 10-1 鷺宮製作所延長15回ってすごいですね。この試合、夜のニュースでちょっと流れてましたが、走者二塁でヒット→ホームでアウトっていう場面が2度もあったそうで。現地観戦のかたは手に汗握ったんだろうなあ。さて、明日は3試合。東芝が一回戦を迎えます。四国と中国のチームがいっぺんに登場して来るんですね。◇一回戦JR四国 vs 一光 (10:30)倉敷オーシャンズ vs NTT西日本 (13:30)伯和ビクトリーズ vs 東芝 (16:30)明日は14時からインターコンチネンタルカップの3位決定戦もありますので、明日も上の空だな、こりゃ。●また優勝候補に挙げられてるらしい開幕前に毎日新聞の記事もいろいろ出てますが、そのうちの1つ。[記事]社会人野球:日本選手権大会、18日いよいよ開幕(毎日新聞)開幕を前に、出場チームの監督に優勝候補を2チーム以内で選んでもらうというアンケートを実施し、28チーム中の23監督から回答を得たそうなんですが、その結果、14人が挙げたホンダに続く2位が東芝(8人)なんだって。ホンダは打線がすごいし、大きな大会での成績も安定してますよね。優勝候補に挙がって当然だと思います。それに比べて東芝はそんなに近年の全国実績が良いわけでもないのになぁ(両ドームに出場し続けてるのはすごいと思うけど)。理由は「試合巧者だ」ってことらしいですが、そうかなあ。なんか必要以上にマークされてるような。都市対抗のときも「優勝候補筆頭」と書かれ、そのときも「そうかなぁ」と思いつつも記者や監督さんがそう評価するならと期待してたのですが、やっぱり勝てなかったし。ま、前にも書きましたけど、今年は私が見に行った試合はほとんど負けてるからそう思うんですけどね。本当に優勝候補の一角なのであればそれにふさわしい試合になることを期待して、結果を待ちたいと思います。
2006年11月18日
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洲際盃中華隊はキューバとの再戦、終盤良く追い上げたんだけど一歩及ばず4-5で敗れて3位決定戦に回ることになりました。今日は初回のキューバの攻撃が、先頭から4者連続ヒットなのに2アウトになってるっていう、またイヤな話方面からいろいろと言われそうな攻撃から始まった試合。1回の4連打は何とか1点に抑えた先発の潘威倫投手、4回にまた4連打されて降板。スコアは0-4に。一方的?でも中華隊はここから。5回に陽仲寿選手がセンターオーバーのタイムリーで反撃開始。1-4に。いやー、飛ばしますねぇ。しかし6回に2番手の林岳平投手も打たれて1-5。今日のキューバは打つときはまとめて打ちました。そして8回の中華隊。待ってましたよ、こういうの。一気に反撃します。張建銘・陳[金庸]基のヒットで一死二三塁として先発のパルマ投手を退けると、張泰山選手セカンドゴロの間に1点返して2-5。林益全選手のセカンド真正面でチェンジかと思った当たりがイレギュラーしてヒットになったラッキーで3-5。キューバ、必死の継投でワンポイントのように次々と投手を替えますが、謝佳賢選手にタイムリーが出てとうとう1点差! なおも一二塁。ついにラソ投手まで出てきました。代打の陳冠任選手は簡単に三球三振。うーん、さすがだ。でも1点差まで迫りました。最終回もマウンドはラソ投手。一死から張建銘選手のライトへの大きな当たり! 同点ホームランかと思った。あとちょっとのところだったのに!最後、[CHAN]智堯選手はバット折られてボテボテのセカンドゴロ、ヘッドスライディングもあとほんのちょっと指先がベースに届かずアウトで試合終了。倒れながら左手の拳を地面に叩きつけて悔しがる[CHAN]智堯選手でありました。打席ごとの結果。→[記事]〈洲際盃〉11月18日中華古巴戰比賽紀録(big5)今日もカクカクしたりスムーズになったりする画面に微妙にイライラしつつ、インターネット中継で観戦。負けたけどいい試合だった、と思います。7回まではほとんど打てず、ちょっとこれは勝ち目ないかな、って思ったけど、8回の反撃はもう押せ押せ。一気に追いつくかと思った。結果的には内容ではぜんぜん負けてなかったんじゃないかなあ。ちょっと贔屓目? 少なくとも本気のキューバを慌てさせたのは確かでしょう。キューバの選手は今日もどんどん振ってきて、すごい速い当たりが次々と抜けて行ってたけど、後半はよーく守りました。中華隊、今日はノーエラー。これならきっとスタンドを埋めた球迷だって悪い評価はしないはず、だ。さて、明日の3位決定戦は日本と。あーあ、もう困っちゃうなー。決勝で当たるならまだしも、どっちかしかメダル取れないんだもの。予選リーグでは日本が勝ったけど、あのときの中華隊はイタリアに大敗した直後。あの頃よりは好調な選手・不調な選手が選別されて乗ってる感じだし、打線も上向き。地元の声援もあるし、今度はやっぱり台湾のほうが有利かなあ。●明日は陽建福投手が有力[記事]〈洲際盃〉中華不敵古巴 無縁冠軍戰(big5)葉志仙監督曰く、明日はたぶん陽建福投手が先発とのこと。予選リーグの日本戦では鬼崎智史選手にホームランされるなど3失点降板しましたが、さてさて。
2006年11月18日
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インターコンチネンタルカップの準決勝、日本はオランダに0-3で敗れ、3大会ぶりの決勝進出はなりませんでした。今日はなっかなか中継につながらなくて、やっと画面が見られたのは4回に先発の益田隆芳投手が2失点で降板して2番手の高崎健太郎投手があがるところ。日本の反撃を期待しつつ、見守りましたが…。なんかぜんぜん打てなったですねぇ。低めを打たされてショートゴロっていうのが非常に多かった。甘いところはほとんど来ないです。オランダ先発・メガネのBergman投手、丁寧に投げていた感じでした。ヒットが出てもみんな2アウトからで、これではチャンスになりません。それもセカンドの頭を越えてポトリ、なんていうものがほとんど。野手の間を破るキレイなヒットは1本しかなくて、全く打てそうな気配がしないというか…。中継を見てる限りでは二塁さえ踏めませんでした。杉本泰彦監督が渋い顔をしている場面が何度も映ります。そんな間に高崎投手が6回に二死二塁からきれいにピッチャー返しでセンター前に運ばれて1点追加されて3-0(もうちょっとでホームアウトだったのに!)。守備ではセカンド寺内崇幸選手が何度かファインプレーを見せて盛り上げていたんですが、打線は一向に当たりが出ず。もうちょっと内側だったら長打だったのに、っていう打球が2つ、日本側から見れば惜しいなぁっていう当たりもあったんですけれども。7回から代わったサイドスローのvan Kampen選手にも抑えられ、9回は代打の下窪陽介選手のセンター前に落ちそうな当たりもダイビングキャッチに阻まれます。あと2人。今日もスタメンだった小山豪選手のセカンドほぼ正面のライナーは相手が弾いてくれて、これはラッキー(記録エラー)。しかし西郷泰之選手はわりといい当たりだったけどレフト正面。最後は中尾敏浩選手が高めの直球に空振り三振して試合終了でした。オランダバッテリーが抱き合って喜んでる一方、みんなベンチで身を乗り出すようにして見守っていた日本の選手たち、固まってます。残念。さて3位決定戦の相手はキューバか台湾か。どちらも強敵。切り替えて、がんばっていただきたいものです。スタンドはあんまりお客さん入ってなかったけど、4番手で投げた大場翔太投手のご家族なんでしょうか、応援プラカードを持って熱心に応援されている方々が良く映りました。●オランダ、日本を退けて初の決勝進出[記事]荷蘭打退日本 首度闖進前2名(big5)日本は初回にエラーで一死三塁のチャンスをもらったのに得点できず、士気を下げたと書かれています。オランダ先発Bergman投手はコントロールが良くて、あとチェンジアップが良かったと書かれていますね。西郷選手曰く、「変化球に注意していたがかえって直球にも手が出ず、両方とも打てなかった」。杉本監督曰く、「負けたのは残念。ただ次の試合をがんばるしかない」オランダがインターコンチネンタルカップで決勝に進むのは初めてだそうです。オランダのEenhoorn監督曰く、「我々は素晴らしい試合をした。先取点が我々にはたいへん重要だった。ヒットは少なかったけどいいところでタイムリーが出た。これもチームワークの成果だよ」●欧州投手の球路は変則、日本台湾投手の球路は正統的[記事]洲際盃/日本輸荷蘭 杉本泰彦:可惜 對歐洲怪投要注意日本の杉本監督は予選リーグの間に、「オランダはここ何年かの国際大会での成長著しく、軽く見ることはできない」と言っていた。こんな話をしたばかりだったが、日本はオランダの風車に吹き飛ばされた。杉本監督曰く、「日本や台湾は今後欧米のチームと対戦するときはよほど注意しないといけない。なぜなら彼らにはいつも変則投手、変わったボールを投げる投手がいる。投手がオーソドックスな投げ方をしている日本や台湾にとってこれは大きな脅威だ。これから日本台湾が欧州のチームと対戦するときは苦労しそうで、この点が鍛えるべきポイントだ」。日本のベテラン・西郷泰之曰く、「10年前はオランダと試合すれば必ず勝っていた。しかしオランダはこの試合で見てわかるようにすごく進歩しているよ」。私はメジャーリーグのことは良くわからないけど、良くメジャーの投手は直球を投げてもそれは素直な直球ではなくて、かならず細かく動いているって言いますよね。「変わったボールを投げる」っていうのはその辺りを指しているのかな。いつもの打席ごとの結果。→[記事]〈洲際盃〉11月18日荷蘭日本戰比賽紀録(big5)一応、三者凡退で終わったのは1イニングだけだったんですねぇ。
2006年11月18日
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インターコンチネンタルカップにうつつを抜かしている間に、日本選手権開幕が間近。明日開幕です。スケジュールを見ると、東芝は16日から大阪入りしてるのかな。11日の土曜日にホンダとオープン戦が組まれていて、アジアシリーズの前に見に行こうかと思ってたんですが朝からかなり雨が降っていたので取りやめ。どんな状態かわかんないけど、私が見に行くまで勝ち残っててくれますように。さて、毎日新聞での恒例の横顔記事の連載もとっくに終わってて、東芝は7日の紙面に掲載されていました。[記事]頂点へ!28代表:社会人野球日本選手権/13 東芝/日産九州(毎日新聞)(11/7)投手では磯村秀人投手、野手では大河原正人選手を中心に書いてあります。紙面での写真も磯村投手。あんまり目新しいことは書いてないかな。磯村投手といえば、今の心配事は21日のドラフトで指名されるかも知れず、もしかしたら東芝のユニフォームで出る試合は最後かも知れないってこと。これに関しては昨日、りんかんさんに日刊スポーツに残留って載ってるよ、って教えてもらいました。その記事はこれ↓。→[記事]日本ハム、3巡目で日大・長野を強行指名(日刊スポーツ)(11/16)で、図書館へ行って紙面を見てみたところ、その記事の他に「ドラフト候補一覧」みたいな表が載っていて、その中でも磯村投手は希望進路に「残留」になってました。んー、本当にそれなら私はうれしいんだけど…。ドラフトって終わってみないとわからないところあるので、やっぱりモヤモヤ。外野の私でもこんなにやきもきするんだから、本当に指名候補のかたは気が気じゃないんだろうなぁ。ちなみに表に掲載されたほとんどの選手は希望進路がプロになっている中、三菱重工横浜硬式野球クラブの岩崎哲也投手も「残留」。東芝では他に久田見栄選手も載ってて、こちらは「プロ」。え、指名あるかも知れないの? 久田見選手はまだレギュラー固定されているとも言えないのに…。大学生の候補選手ところには進路が社会人になっていて、具体的にチーム名が載っている選手もちらほら。かずさマジックや東芝に内定している大学生選手も1人ずつ載ってましたよ。(ともに左投手)それから横顔記事で打者のほうで取り上げられている大河原選手も、本屋さんで先日発売の「野球小僧」をちらっと見たら来年のドラフト候補のところに結構大きく載ってました。プロねぇ~。四番を任されるようになったことで評価が高まった、みたいなことが書いてありましたが、まだ大河原選手が大活躍した試合って見てないからピンと来ないなぁ。まぁ、一次予選の頃は「ダメな四番」だった大河原選手も、二次予選では、「普通の四番」になって来ました。これが「頼れる四番」になれば、プロも見えてくる、のかな???●銭場投手10年表彰[記事]社会人野球:10回出場選手ら表彰 日本選手権歓迎会で(毎日新聞)17日に日本選手権の開会式と歓迎会が行なわれて、大阪ガス・坂本健二、東芝・銭場一浩の両投手が10回出場選手として表彰されたそうです。銭場投手、もう10回も出てるんだ。そういえばそうですね。補強がないから自チームで出るしかない日本選手権で10回出るなんて、なかなかできないんじゃないかなあ。私が初めて大阪ドームに日本選手権を見に行ったとき、チケットのオモテ面に印刷されていたのが、両腕を大きく上げる銭場投手の写真でした(勝利の瞬間の写真?)。あの頃は東芝のことは良く知らなかったけど、チケットに印刷されるくらいなんだから好投手なんだろうな、なんて思った記憶が。記念に取っておいたはずだったのに、引越しの間にどっかへ行っちゃったみたいで見つからない。坂本投手は15年目で10回目の出場。大阪ガスはここ6年は連続で出てるけど、その前は結構飛び飛びなんですねぇ。33歳での受賞でした。おめでとうございます!●初日は一回戦4試合さて、いよいよ開幕。初日から優勝候補筆頭のホンダが登場。ホンダ vs 和歌山箕島球友会 (9:00)JFE東日本 vs トヨタ自動車 (12:00)日産自動車九州 vs 三菱重工神戸 (15:00)鷺宮製作所 vs 日本生命 (18:00)いきなり4試合。終わるの何時になるんだろう?
2006年11月17日
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最近、洲際盃のことばかり書いてます。本当はアジアシリーズの話とかもうちょっと書きたかったのに、洲際盃を追いかけるのに精一杯。やっぱり重ならない日程にして欲しかったですね。今日は洲際盃はお休みなので、タイミング外してますが今さらアジアシリーズの話題で。ご存知のとおり決勝戦は日本ハムとLanew熊の対戦となったのですが、決勝戦の中継を担当したテレビ朝日は三星ライオンズが決勝進出するとばかり思っていたので、三星の選手の資料は識者の人にお願いして何日も前からばっちり準備していたんだって。でも実際には熊隊が決勝進出しちゃったもんだから、あわてて熊選手の資料をかき集めたんだってさ。前もってそろえておいた三星の選手の資料は無駄に。うはははは、まぁ確かに前評判では三星のほうが上だったかも知れないけど、決め付けは良くないですね。さて、アジアシリーズの中継でアナウンサーのかたが「陳金鋒選手は破格の待遇で、年俸は台湾史上最高の3500万円」って何度か言ってるのを聞いて、「最高でもそんなに安いの?」って思ったかたも多いのではないかと思います。それに関連して、こんな記事が。[記事]熊隊總薪資 日本火腿的1/10(11/12)(big5)予選リーグでの熊隊のスタメン9人の給料の合計は、日本ハムの9選手の合計の10分の1だったという話。うーん、そんなに差がつくのかあ。ちょっと確かめてみます。台湾のお給料は1ヶ月あたりのお値段。つまり月給。熊隊の決勝戦のスタメン9選手の月給を調べてみますと。(「職棒17年観戦手冊」より)黄龍義:14.5萬元呂俊雄: 7.5萬元林智勝:16.0萬元陳金鋒:(年俸で)1000萬元石志偉:15.5萬元曾豪駒: 7.5萬元潘忠韋:20.0萬元陳峰民:16.5萬元蒋智聰: 8.0萬元月給は12ヶ月、毎月もらえるのか知りませんが、仮にそうだとして計算すると、合計で2266萬元。日本円にして合計8000万円ちょっと。あの特大ホームランを打った林智勝選手でさえ700万円弱。日本ハム戦唯一の得点をたたき出した曾豪駒選手に至っては300万円ちょっと。日本の球団に行けば契約金と年俸合わせて数千万円もらえるならそちらに行っちゃうよな~。日本ハムのほうはどうかというと、推定年俸はサンスポのサイトから。こちらも予選リーグじゃなくて決勝戦のスタメンで。森本:3000万円田中賢:1350万円小笠原:3億8000万円稲葉:8000万円木元:8500万円稲田:750万円鶴岡:630万円紺田:700万円金子:7000万円合計で6億7930万円。2億円台の新庄選手やセギノール選手が出ていなかったし、予選リーグではスタメンだった田中幸雄選手も外れているのでシーズン中と比べるとかなり安いはず。それでもこの値段。台湾の10倍近いです。優勝した日本ハムにとっては優勝賞金5000万円は端た金かも知れないけど、熊の準優勝賞金3000万円はこうして見ると大きいですねぇ。ちなみに。三星ライオンズの選手のお給料はどうだったのかというと。Lanew熊戦のスタメンで、金額は韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑より。朴漢伊:2.0億ウォン趙東贊:1.0億ウォン朴鎮萬:4.5億ウォン沈正洙:7.5億ウォン金翰秀:4.0億ウォン梁竣赫:4.0億ウォン陳甲龍:3.0億ウォン金在杰:1.1億ウォン金鍾勳:1.1億ウォン合計で28.2億ウォンだから、1ウォン=1.1円として、日本円で合計3億円くらい。三星はスター軍団で高給取りが多いそうなので韓国の平均よりは高いんだと思いますけれども、台湾に比べると4倍近いです。結構もらってるんですねぇ。そのわりには韓国から誘われて韓国球界に進出して行く台湾人選手っていないですねぇ。外国人選手はたまに韓国からもお声がかかってるみたいですけれども。で、結局、何が言いたいかというと、熊隊の選手はお給料が安いのに良くがんばったと、そういうことでありました(←安直な結論だこと)。
2006年11月17日
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インターコンチネンタルカップ、日本チームは16日の試合でフィリピンに17-0でコールド勝ちし、予選リーグを6勝1敗の2位で終えて準決勝に進むことになりました。例の打席ごとの成績はこちら。→[網頁]〈洲際盃〉11月16日菲律賓日本戰比賽紀録(big5)試合中に携帯でIBAFの速報を見ていたら、ほとんどヒットが出てないのにどんどん点が入って行くなあと思ってたんですが、エラーと四球が非常に多かったみたいです。10安打で17点でした。今までの6試合で一人だけノーヒットだった日本通運・鈴木健司選手にもヒットが出て、これで野手全員にヒットが。最初の2~3戦はスタメンだったのに全く試合に出なくなっていた日産・小山豪選手と日通・下窪陽介選手もちゃんと出場。ケガとかでなくて良かった。ただ小山選手は最後まで出場したのに結局ノーヒットで、打率は.063に。むむむ。かずさから出場の鬼崎智史選手もノーヒットで打率.120になっちゃいました。次もスタメンで使ってもらえるんだろうか。1日お休みして18日は準決勝。日本は昼間(14時半)の試合で、相手は予選リーグ3位のオランダ。予選リーグでは日本が勝ってますが、キューバと接戦し韓国にコールド勝ちするなど力のある相手。さて、決勝進出なりますかどうか。●杉本監督は黄平洋さんの女房役だったさて、これは日本チームが台湾に到着したときの記事なんですが、杉本泰彦監督が黄平洋さんとバッテリーを組んでいたという話が載ってます。[記事]〈洲際盃〉日監督杉本 曾是黄平洋捕手(big5)(11/8)[記事]日本隊總教練 黄平洋老搭档(big5)(11/8)2つまとめて適当に。日本チームは今日(7日)、台湾に到着。杉本泰彦監督が記者の取材を受けたとき、彼は自ら自分は以前日本通運でプレーしていて、「金臂人」黄平洋が日本のアマチュア球界に在籍していたときにバッテリーを組んでいたことを明かした。杉本は飛行機を降りてすぐに黄平洋に電話したが、お昼どきだったので彼は弁当屋の仕事で忙しかった。杉本は黄平洋が弁当屋をしていることは当然知っていたが、笑って「お昼は弁当作りで忙しいとは思わなかったよ。彼が言うには、開幕戦まで待てって。台中の球場で僕を見つけるってさ」。当時、主戦捕手だった杉本は黄平洋のピッチングについて良く知っている。「当時の黄平洋のナックルはかなりのレベルだったのに、2年間で彼は一度も試合では投げなかった。なので彼は2年で1勝しか挙げることができなかった」。当時の黄平洋はスライダーとチェンジアップが主要武器であった。杉本曰く「直球は早くないし、スライダーとチェンジアップも日本では普通のレベル。でもナックルはとても良かったが彼は使わなかった」。ただし、練習のときには投げているので杉本は「どうして試合で使わないんだ?」と聞いたが黄平洋は「僕は使わない」と答え、周囲を驚かせた。当時、社会人にいた台湾人はだいたいチームに2人いたが、黄平洋はひとり。「あの頃、黄平洋は日本語がわからなくて、チームに台湾人もひとりで気の毒だったね」。ユニフォームを脱いだあとも彼らは連絡を取り合っている。杉本が監督になったその日、黄平洋は親しく電話をかけて彼をお祝いした。日本チームが台湾に来る時、杉本はいつも黄平洋に連絡している。黄平洋は現在野球と関係ない事業に従事しているが、彼らの友情は何ら変わらないのだ。へー、杉本監督と黄平洋さんはそういう間柄だったんですねぇ。黄平洋さんは「金臂人」(鉄人)の異名を取った台湾プロ野球初期の名投手で、まだ台湾にプロがなかった頃にはソウル五輪予選で日本を破り、それから日本通運へ。1990年に台湾にプロ野球が創設されると帰国、資料を見ると1年目に20勝で最多勝。ケガを乗り越え後に台湾大連盟に移って両連盟合計で102勝を挙げているそうです。引退してからは石井丈裕監督の下で投手コーチをしていたこともありました。今は引退して球界を離れて台北の天母球場の近くでお弁当屋さんを営む一方、「追風少年」というテレビドラマにも出ていたらしい。日本通運には1988~1989年の2年間在籍。資料を見ると2年とも日本通運は都市対抗野球に出られなかったそうですが、1989年にはNTT関東の補強選手に選ばれてできたばかりの東京ドームのマウンドに立ち、1イニングを投げて3安打2失点という記録が残っているそうです。Wikiの項目はこちら。→[網頁]黄平洋(台湾棒球Wiki)(ここには「日本五十鈴成棒隊」(=いすゞ自動車)にいたことになってるけど、本当は日本通運です。いすゞは黄平洋投手の獲得に失敗したので謝長亨さんを迎え入れたという話を本で読みました)さて、先ほどの記事に戻ると、ふむふむという内容がいろいろ書かれています。・日本通運2年間で1勝しかしていないえー、そうなの? 台湾での活躍ぶりからして、そして都市対抗でも補強されるくらいなんだから日本通運でももっともっと活躍してるんだと思ってました。・ナックルが良かったが日通では封印黄平洋さんは台湾では「七色の変化球を操る」と形容されていたそうで、先ほどのWikiを見るとたとえ話ではなくて実際に(直球を入れて)七種類投げたみたいですが、その中にナックルもちゃんと入ってます。でも日本通運では投げなかったらしい。何でかな?・たいてい台湾人選手はチームに2人ずついたが、黄平洋さんは一人だけそうそう、調べてみると当時はたくさん在籍していた台湾人選手、確かにだいたい2人ずつになってます。たとえば。ヨークベニマル:林仲秋さん・郭進興さんトヨタ自動車:呉復連さん・陳明徳さんいすゞ自動車:謝長亨さん・康明彬さんこんなふうに。でも日本通運は黄平洋さん一人だけ。これも何でなんだろう。そんなわけで、いろいろと勉強になる記事でありました。
2006年11月16日
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中華隊は奇跡的展開で決勝トーナメント進出です!まず、昼間の試合でイタリアが韓国に敗れたこと。天の恵みその1。これで中華隊はもしもキューバに負けても、オランダがオーストラリアに勝てば4位に入れる。で、夜の試合。最初のほうは外出してて見られなかったので携帯でチェック。序盤からキューバはどんどん走者が出てるのに、中華隊はノーヒット。3回表に2点取られたところでもうこりゃダメかと思った。でもすぐにターザン先生に2ランホームランが出て逆転したらしい。すごーい。帰ってきて中継を見始めると、まだ4-2で勝ってる。いいぞ~。でも同時進行のオランダとオーストラリアの試合、2-0でオーストラリアが勝ってる。何だこの嫌がらせのようなスコアは! このままキューバに勝っても、オランダが1得点以下で、かつ接戦で負けると中華隊は決勝トーナメントに行けない。そんな間に好投していた2番手・増菘[王韋]投手が打たれてキューバ1点差に。まずい…。でもオランダが逆転勝ちすれば中華隊は負けても4位に入れるのだ。頑張れ、オランダ! でも7回終わってまだ2-0でオーストラリアリード…。8回裏、なんか知らないけどオランダがノーアウト満塁。一気に同点&逆転のチャンス! 1点返して一死一三塁。さあ一気に同点、逆転してちょうだい!って、あれ、いつの間にか攻撃終わってる!? ゲッツーだったらしい。何だよぉ~。もうあと1イニングしかないよ。ダメかと思ったその2。しかし9回裏、オランダにタイムリーが出てとうとう同点! うぉ~、またまた天の恵みだよ~。そんな間にキューバとの試合は進んでるんだけど、中華隊の攻撃の短いこと。あっという間にチェンジになる。ほとんど出塁さえできない。中華隊はヒット4本しか打ってないし。良く4点も取れたなあ。そしていつの間にか9回表、キューバ最後の攻撃。マウンドには耿伯軒投手。セカンドゴロで2アウト、あとひとり!なのにオーストラリア延長10回表、一死二塁で打球がセンター前に抜けて1点勝ち越し。ええええええ。ん? この1点は中華隊にとっては都合がいいの? 悪いの?で、画面がカクカクしている間に中華隊はいつの間にか勝ってました。最後のバッターは外野フライだったらしい。おー、みんな喜んでる喜んでる。まるで優勝、とは行かないけど、いつも以上の喜びようだ。中華隊勝利!でもまだベスト4が決まったわけじゃない。もう1試合の結果次第。10回裏、1点負けてるオランダの攻撃。このままオランダが負けると…えーと「3すくみ」の場合は失点率だから…あー、もう、良くわかんないや。1アウトからヒット、そして三塁打! オランダ同点! これでもう大丈夫そう。延長15回とかまで続かない限り中華隊4強入りだ。11回裏。なんかオランダの監督(?)が三振に抗議して審判と喧嘩してる。あ、退場になっちゃった。しかし、監督の退場に発奮したのか、ヒットのあと、打球がレフト線を突破してオランダサヨナラ勝ち! 中華隊ベスト4決定!ただ今度はオーストラリアのベンチから監督(?)がすっ飛んできてファウルじゃないの?って抗議してる。ん? ファウルゾーンにいたボールガールがボール蹴っちゃって守備を邪魔したって抗議してるのかな? 画面にボールガールがアップになってるし。しばらく収まりそうもなかったけど、審判も引き揚げちゃって、最後は両軍の選手同士が握手して試合終了。ホッ。ありがとうオランダ。でもそういうの抜きでも、この試合は実にいい試合でした。●準決勝はまたキューバ何だかオランダを応援する日記みたいになっちゃってますが(←だって中華隊の試合は画面がカクカクしてたけど、オランダの試合のほうは画面がスムーズだったし)、最高の結末になりました。もし9回裏にオランダが同点に追いつかなかったら中華隊はその時点で予選リーグ敗退だった。敗退が決まっても、目の前のキューバとの試合に勝つために健気に戦う中華隊を見たら泣けるだろうなぁ、なんて思ってたんだけど、野球の神様は中華隊に味方してくれたらしい。キューバにとっては消化試合だったとはいえ、勝ったっていうことがすごいですよ。キューバはWBCにも出ていた打者がずらずら並んでましたもん(投手は失礼ながらあんまり聞いたことない選手だったけど)。勝ったことは絶対に大きな自信になるだろうし、球場にたくさん詰め掛けた球迷もきっと満足のはず。試合後、スタンドに台湾の大きな国旗、出てましたね。前のニュース記事で、国際野球連盟からのお達しにより台湾の国旗はスタンドに持ち込み禁止って書いてあったんだけど、大丈夫だったんだろうか?予選リーグ結果球隊古日荷中澳韓義菲古巴×○○●○○○○ キューバ日本●×○○○○○○ 日本荷蘭●●×○○○○○ オランダ中華○●●×○○●○ 台湾澳洲●●●●×○○○ オーストラリア韓國●●●●●×○○ 韓国義大●●●○●●×○ イタリア菲律●●●●●●●× フィリピン思えば最初にイタリア・日本に連敗した時点でほとんどダメかと思ってた。しかも林恩宇投手が途中で離脱するなど、主力の職棒選手はなんか調子悪そうだったし。良くここまで巻き返しました。地元の大会で予選リーグで敗退、なんてことにならずにホント良かったです。さて、中華隊は予選リーグ4位となって、準決勝では1位のキューバと対戦。またキューバかぁ。今度はもっといい投手が出てくるだろうし、こうは行かないと思うけど、とにかく少しでもイイところ見せてくれれば。それにしても、オランダは粘り強いこと。準決勝は日本がオランダと。これまた手ごわそうだ。[記事]洲際盃/張泰山2分砲耿伯軒救援 中華4:3勝古巴打進4強(big5)中華隊がキューバに勝ったのは1986年の世界選手権以来、実に20年ぶり。インターコンチネンタル杯では、1983年のベルギー大会で荘勝雄さんがキューバを破って以来なんだって(←このときのスコアは何と13-1)。[記事]〈洲際盃〉裁判判決雙方不爽 荷蘭混亂搶勝(big5)最後のオーストラリアの抗議はやっぱりボールガールに当たったから、みたい。その時点でボールデッドで二塁打になり、一塁走者は三塁ストップでサヨナラにはならない、っていう主張らしい。
2006年11月16日
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洲際盃中華隊は15日の試合、フィリピンにコールド勝ちでした。帰って来て中継を見たらもう試合は終わってて見られませんでした。見られたのは中継終了前のハイライト映像だけ。この日の台中はモヤっていうというか、霧がかかったような状態だったみたいですね。試合はバッティングセンター状態で中華隊が6回コールドで圧勝。先発は林克謙投手はコールドながら完封勝利で、正式なオトナの国際大会で1勝を挙げました。イタリア戦ではダメだったけど、1つ1つ、です。で、中華隊の決勝トーナメントの行方はというと。15日までの結果球隊古日荷中澳義韓菲古巴×○○-○○○○ キューバ日本●×○○○○○- 日本荷蘭●●×○-○○○ オランダ中華-●●×○●○○ 台湾澳洲●●-●×○○○ オーストラリア義大●●●○●×-○ イタリア韓國●●●●●-×○ 韓国菲律●-●●●●●× フィリピン(-は試合前)1位キューバ、2位日本、8位フィリピンは決定で、韓国の決勝トーナメント進出はもうありません。それ以外は最終戦次第。中華隊の予選リーグ最後の相手は強~いキューバ。勝っても負けても、決勝トーナメント進出(4位以内)は他の試合の結果次第なのですが、言えることは、・韓国対イタリア→韓国が勝ったほうが都合が良い・オランダ対オーストラリア→オランダが勝ったほうが都合が良いということ。まず昼間の試合で韓国を応援し、夜はオランダが勝つように祈りながら中華隊を応援。そんな感じになりそう。しかしキューバに勝たないとかなり厳しいなぁ。ただラッキーなのは、キューバは予選リーグ1位通過を決めていて「消化試合」であること、そして何と言っても地元球迷の声援の後押しがあること。王建民投手も来るし、指定席のチケットはとっくの昔に売り切れているとのことで、球場はすごい数のお客さんになるはず。ここでWBC準優勝メンバーがずらずら名を連ねているキューバ代表を相手にいい試合を見せることがまず大事。キューバと試合ができるだなんて、それだけで貴重な経験のはずだもの。結果はどうあれ選手の皆さまには全力で戦っていただき、あとは天に任せるしかない。中華隊に幸運を。[記事]洲際盃》中古大戰業餘左投羅正龍先發 李振昌伺機而動(big5)[記事]〈洲際盃〉古巴硬仗 羅正龍、李振昌雙先發應戰(big5)大会前の練習試合では中華隊は2-1でキューバに勝ってますが、そのとき先発で5回1失点とナイスピッチングだった左腕の羅正龍投手。そして夏の世界大学野球選手権でキューバを破ったサイドスロー・李振昌投手。この大学生投手どちらかが先発とのこと。●キューバチームは葉巻と交換で用具を手に入れる今年の夏に台湾で女子のワールドカップが行なわれたとき、キューバ女子代表チームは用具が充分ではないのでバットやヘルメットをみんなで使いまわしたり、用具を相手チームからもらったりして何とか試合をしているという記事を載せましたが(→これ)、男子の代表チームも裕福ではないようです。[記事]王牌終結者 拉佐就是愛抽雪茄(big5)キューバは米国から経済制裁を受けている影響で国内の物資が不足している。このため、野球チームが海外で試合するとき、そしてキューバ国内で国際大会が行なわれるときでさえ、選手はみな葉巻きやユニフォームを持っていって、あちこちでスパイク・手袋・現金と交換している。もちろん「赤い稲妻」キューバチームのユニフォーム以外では、葉巻が最も喜ばれる物品だ。外国に来たときに葉巻やユニフォームを持ってきて、それらと交換で用具を手に入れるんだって。そうしないと用具が手に入らないんですねぇ。大変だ。キューバといえば葉巻。キューバ抑えのラソ選手も葉巻が大好きだそうで、葉巻を吸ってる写真が載ってます。葉巻も彼らにとっては単なる嗜好品ではなく、貴重な財産なんですね。
2006年11月15日
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インターコンチネンタルカップの予選リーグ6戦目、日本は6-3でイタリアに勝ち、5勝1敗として決勝トーナメント進出を決めました。先発は関西学院大学の宮西尚生投手で、これで代表24選手全員が試合に出場したことに。試合は日本が2回表までに5-1とリードしたときは一方的になるのかな、と思ったら、イタリアもすぐに反撃して2回終わって5-3。さすが、ここまでキューバ以外からは必ず7点以上取っていたイタリア。侮れません。3回以降はそれまでの点の取り合いがウソのようにほとんどゼロが並び、結局6-3というスコアでした。この試合の打席ごとの結果はこちら。→[網頁]〈洲際盃〉11月15日日本義大利戰比賽紀録(big5)1,2回の日本の5得点はエラー絡みで挙げたものなんですねぇ。雨で試合開始が30分遅れましたし、グラウンド状況が悪かったかも。そんな中でも日本の守備は安定していたみたい。3回以降はほとんどヒット打ってないんだ。最初に点を取っておいて良かった。JABAから日本語で試合展開が出てますのでそちらも。→[網頁]日本6-3イタリア(JABA)まだフィリピンとの予選リーグ最終戦が残っていますが、これで日本は2位での決勝トーナメント進出が決定。準決勝の相手は3位のチームってことになります。3位は今のところオランダが最有力で、台湾、オーストラリアも可能性アリ。●杉本監督の星勘定は4勝3敗だった[記事]〈洲際盃〉設定4勝3敗進決賽 日本超越期望(big5)台湾入りした当時の記事によれば、杉本監督は「選手にプレッシャーになるので具体的な目標は掲げない」って言ってましたが、ちゃんと星勘定はしていたようです。台湾に到着して最初の練習のとき、日本チーム監督の杉本泰彦はこう言っていた。「決勝トーナメントに進出できるように計算して、先発投手の順番はもう決めました。何勝何敗で決勝トーナメントに進出できると設定してありますので」。この日、イタリアを破ったあと杉本監督は解答を明かした。「もともとの設定は4勝3敗で決勝トーナメント進出でした。最初の4試合は豪州・台湾・韓国・オランダの強豪と対戦するのでこの4試合の目標は2勝2敗。キューバには勝ちを計算できないので負けと設定。最後2試合のイタリアとフィリピンに勝って4勝3敗で決勝トーナメント進出、と。」しかし日本の投手戦力は高く、また充分に強靭だった。最初の3試合は全て1点差で相手を退け、さらにオランダにも勝って4連勝しコーチ陣の期待を上回った。唯一、計算どおりだったのはキューバに負けたことだ。杉本監督の事前の設定は4勝3敗での決勝トーナメント進出。私も大会前は、日本は準備期間はなかったし他国はどこも強そうだし、それくらいかな、と予想していたんですが、2勝2敗と設定していた最初の4戦を4連勝し、期待を上回る結果に。最初3試合は1点差の接戦でしたので、紙一重だったと思います。今、3~6位は混戦になってますのでもしかしたら4勝では決勝トーナメントに行けなかったかも知れない。大きな4連勝でした。このまま決勝トーナメントでもいい流れが続くといいな。
2006年11月15日
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中華隊はオランダとの対戦、また延長戦にもつれ込んだ試合は2-4で敗れてしまいました。もし勝ってたら苦しいところから3試合連続逆転勝ちだったのに。今日は途中の場面はインターネット中継で見られたのに、得点が入った肝心なところは中継につながらなくなってしまい、映像で見られませんでした。無念…。しかし終盤はチャンス結構あったのにな~。肝心なところであと1本が出なかった。打席ごとの結果はこちら。→[網頁]〈洲際盃〉11月14日荷蘭中華戰比賽記録(big5)四番に入ってる謝佳賢選手をはじめ、また国内職棒の選手がブレーキになってしまったようで。さて、この結果、予選リーグ突破は極めて微妙に。残りのフィリピン、そしてキューバとの試合で1つでも多く勝つしかない。キューバはすごく強そうだけど、キューバは明日(15日)、オーストラリアに勝てば予選リーグ1位決定だから、最終日の中華隊との試合は多少は手抜き加減かも知れないし。14日までの成績球隊古日荷澳義中韓菲古巴×○○-○-○○ キューバ日本●×○○-○○- 日本荷蘭●●×-○○-○ オランダ澳洲-●-×○●○○ オーストラリア義大●-●●×○-○ イタリア中華-●●○●×○- 台湾韓國●●-●-●×○ 韓国菲律●-●●●-●× フィリピン(-は試合前)3~6位は混戦。仮にキューバに勝ったとしても、もう予選リーグ突破は他力本願。キューバに負けたとしても絶望的っていうほど状況は悪くはなさそう。今後の試合でいったいどちらが勝てば中華隊にとって都合が良いのか、パッと表を見ただけでは何だか訳わからない。とりあえず同勝敗で並んだときのことを考えると、その場合は直接対決の結果や失点数が利いて来るハズなので、中華隊は大敗しているイタリアや負けているオランダと並ぶのはマズく、勝っているオーストラリアや韓国と並ぶのは歓迎。ということは、イタリア・オランダとの試合を残している日本と韓国がんばれ、と、いうことになるのかな。(…という内容を15日の朝に書いたのに、uploadするのを忘れて外出してしまいました)おまけ:インターネット中継を見ていると、画面脇で球迷のかたがチャットしてる内容が表示されるんですが、その中に「鄭成功はオランダに勝ったんだから中華隊も勝て!」みたいな書き込みがあって笑ってしまいました。そういえば台湾は以前、オランダの支配下にあったんでした。しかしまたずいぶん古い話を持ってくるな~。
2006年11月14日
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インターコンチネンタルカップ、1日お休みのあとの予選リーグ第5戦はキューバとの試合。日本は3-6で敗れ、初黒星。今日は昼間の試合だったので、携帯電話でIBAFの速報をチェック。先発は台湾戦のリリーフ登板で素晴らしかった森福允彦投手。やっぱりキューバと来ればシダックス?が、キューバは初回にいきなりエンリケス選手2ランで先制、そのあともキューバのヒットの欄がすごい勢いで増えていくのに、日本のヒットの欄はずーっとゼロのまま。キューバの先発・ゴンザレス投手に完璧に抑えられてしまったようです。後半にはようやくヒットが出るようになったものの、思うようには得点できず。その後、「キューバには左腕」ってことか、日本は左腕を中心に4投手繰り出したものの、合計16安打を浴びて完敗といった感じだったようです。記事はこのへん。→[記事]洲際盃/古巴前4局砲打日本 6:3取得5連戰獨居第一(big5)→[記事]〈洲際盃〉古巴炮火四射 日本不支倒地(big5)キューバが最初の4イニングで日本を攻略して予選リーグ単独トップに。WBCのお返しをした、って書いてあります。そういえばそうだった。杉本泰彦監督曰く、森福投手の調子が良くなくて、それが敗因とのこと。チーム力に大きな差はない、とも。打席ごとの結果もここにあります。今日は出るのが早い。→[記事]〈洲際盃〉11月14日日本古巴戰比賽紀録(big5)(滾:ゴロ、觸身:死球、雙:併殺、全:ホームラン、保送:四球、選:ゴロで一塁以外でアウト)森福投手は取ったアウトの数よりも出塁させた走者の数のほうが多くて、良く4点で済んだな~っていう内容だったみたい。打つほうは大学生選手が中心に活躍して何とか3点返したということのようです。ラソ投手から2点取ってますね。かずさ・鬼崎智史選手もノーヒットでした。大会打率.158ですか。そろそろスタメン危うい?まぁ負けたけど、キューバはWBCのときに主力だった選手の名前がズラリと並んでるんだから、そりゃ強いですよね。この結果、日本は予選リーグは2位が濃厚かな。次は日本時間14時からイタリアとの試合です。●キューバは打撃練習を見せない作戦[記事]洲際盃/古日戰古巴要心機 晩出門不打撃練習日本心不安(big5)キューバは日本対策の奇策として、試合前の打撃練習をキャンセルするっていう作戦を取ったんだって。日本チームは試合前、相手チームの打撃練習を良~く観察しているといるんだそうで、キューバチームはそれを知って球場入りを遅らせ、先攻の日本が打撃練習を終えてもキューバのベンチはまだカラッポ。結局、打撃練習はしないで守備練習だけをしたと書いてあります。へ~。いろいろ考えるんですねぇ。打撃練習しないのに16安打も打っちゃったのか。ただ、この記事には作戦って書いてあるけど、前に「グランドスラム」だったかで、キューバは日程が詰まってくると選手の疲労を考えて打撃練習をしないこともある、っていう内容の記事を読んだことがあったような気もします。相手によって試合前に球場で練習する/しないも臨機応変に変えているってことかも。と思ったら、打撃練習しなかったのではなく、室内で練習したんだそうです。表向きには天候が怪しかったから室内でって理由とのこと。じゃあやっぱり作戦か。→[記事]〈洲際盃〉對日用暗黒兵法 古巴改室内練打(big5)
2006年11月14日
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アジアシリーズで準優勝した熊隊の選手は13日、帰国したそうです。1日くらいゆっくり東京見物でもして行けば良いのに、なんて思うのですけど、優勝旅行は確かアメリカ西海岸だったかな、別にあるそうなのでまたゆっくり羽を伸ばしてくださいませ。さて、今日は決勝戦の関連記事から何か、と思ったんですけど、あんまり面白いと思える記事がなかったので1つだけ。大会前、「ダルビッシュ投手はパワプロで知ってるよ」と言っていたゲーム好き・林智勝選手。その後。[記事]焦點人物 電動高手 林智勝實戰 挨達比修2K(big5)前日の韓国戦で決勝ホームランを打った林智勝だが、日本ハムのエース・ダルビッシュ有と対戦した3打席ではバットに当てることができず、四球1つと2三振だった。試合後、彼が感心したように言うには「(ダルビッシュは)パワプロよりもずっとすごかった」。ゲームの世界では彼はダルビッシュに対してかなり知識があったが、現実世界ではそれは役に立たなかった。林智勝は苦笑いして、「ホンモノのダルビッシュはボールはノビがすごくて、ちょっと敵わない」。林智勝が首を振って言うには「戻ったらまた練習するよ。もちろん、球場で。ゲームでじゃないよ」。「パワプロよりもずっとすごかった」。あははは、まぁそりゃゲームだからね~。でもそんなゲームと現実は違うなんていうアタリマエのこと、真面目に取材に応じてるところが面白いです。林智勝選手など熊隊の4選手は今度はアジア大会代表に選ばれているので、帰国したら大会に備えてさっそく合流するとのことです。ただ、何やら三星戦で先発した呉偲佑投手は首を痛めてしまって帰国してすぐ検査するとか。結果次第ではアジア大会も辞退らしい。大丈夫だったのかな。それから林恩宇投手も手肘が痛くて検査だって。うーむ…。→[記事]亞運/林恩宇、呉偲佑無法打? 葉志仙:若成真找人替補(big5)
2006年11月13日
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熊隊は0-1で惜しくも敗戦。準優勝に終わりました。エラーがきっかけで敗戦っていうのも台湾らしいと言えばらしいです。でも良く頑張りましたよ。先発使い切っちゃって、もっと序盤から点差がついちゃうかと思ってたのに許文雄投手が良く投げました。WBCの日本戦ではまともにアウト取れなかったし、シーズン中もどっちかといえば調子良くなかったんじゃないかなあ。でも良く抑えましたただ、あれだけ打てないと勝てそうな気も全然しなかったです。「暴力熊打線」でも、日本の良い投手が相手になるとやっぱり打てないですね。ヒット2本だけですか。特にダルビッシュ投手、すごいですね。前の試合と違うのは、助っ人外国人頼みではなく、台湾人投手が投げて試合を作ったこと。日本のファンのかたも、「台湾は外国人投手以外にもいい投手がいる」、そして「台湾、侮れない」って意識がさらに強くなったのではないかな、と。こういうことを言っちゃいけないのかも知れませんが、どうせ負けるなら8回は飛鋭投手続投じゃなくて台湾人投手に投げて欲しかったなぁ。くりくりっとした目の黄俊中投手、カバ顔の許志華投手あたり、日本の地上波中継で映れば顔だけで結構話題になったかも…なーんて。とりあえず、熊隊の皆さま、お疲れさまでした。洲際盃中華隊も何とか立て直して来たし、これで職棒人気回復に少しでもつながればいいな。また記事など含めて書きたいと思います。おまけ:熊隊の地上波中継はTBSもテレビ朝日の2局でしたが、どちらも選手名が「こうりゅうぎ」「ちんきんぽう」などと日本語読みでした。そういうことするのは日本テレビだけかと思ってたら、そうじゃないんだ。石志偉選手が「セクシー」、曾豪駒選手が「孫悟空」みたいに聞こえてなんか可笑しかった。
2006年11月13日
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洲際盃の4日目、相変わらず崖っぷち中華隊は韓国との対戦。日本も昼間の試合で同時にやってたので、インターネット中継をぱちぱち切り替えて観戦しようと思ったら、なぜか画面で両方の球場のどちらを選んでも日本vsオランダ戦をやってて中華隊の試合が見られない…。仕方ないので文字速報で。中華隊先発は林恩宇投手。これは絶対に負けられない。なのに4回2失点で降板。6回まで2-6で負けてる! おいおいおいおいおい…。しかし、7回に陳[金庸]基選手が逆転満塁弾! 9回に追いつかれて延長になったあと、12回に張建銘選手の決勝2ランで9-7、何とか勝利。良かった~。5回から延々と延長12回まで、ほぼ先発と同じくらい投げた潘威倫投手もがんばったようです。序盤で降板したイタリア戦の悔しさがあったに違いない。林恩宇投手も次、がんばって(←日本戦以外で)。この日は9点取った中華隊、内訳は満塁弾1本、2ランホームラン2本、ソロホームラン1本。ははっ、全部ホームランじゃないか。ヒットも7本しか打ってないし~。韓国はヒット12本も打ってるんだ。でも何でもいいから勝てばいいのです。記事はいろいろありますが、このへんで。→[記事]〈洲際盃〉張建銘致命2分彈 中華12局克韓國(big5)IBAF発行のBoxScoreはこれ↓なんだけど、12回に決勝2ランを打ったのが余賢明選手になってるぞ…。ニュース記事ではみんな張建銘選手って書いてあるから張建銘選手で間違いないはずなんだけど。→[網頁]CHINESE TAIPEI 9-7 KOREA(IBAF)●韓国監督、退場に少し記事など。[記事]〈洲際盃〉中韓戰火熱 票房熱呼呼(big5)この日の洲際球場はチケット売り切れで15000席が満席になったらしい。中華隊は苦戦スタートだったけど、球迷の皆様は相変わらず熱いようです。(同時にやってた日本戦はずいぶん空いてたけど)[記事]〈洲際盃〉抗議頂撞裁判 韓監督遭驅逐(big5)韓国の金學龍監督が試合中に退場になってしまったんだって。理由は規定で投手を換えるように審判に求められて、それに対して抗議したかららしい。記事によれば、試合中にタイムをかけられるのは9イニングの試合では3回まで、延長に入ったら3イニングに1回で、それを超えてタイムをかけたら投手を交代させなければいけないんだって。ふーん、そういえばそういうルールもあったような。ここで言うタイムというのは監督がタイムをかけてマウンドに行く回数っていうことかな。で、金學龍監督はそれがわかってなかったのか、延長10回に1度、延長12回にもう一度タイムをかけたので審判に投手を換えるように求められ、揉めに揉めて最後は監督が退場になってしまったらしい。記事だけ見ると一方的に韓国側が悪いように読めちゃいますが、金監督のほうの言い分もきっとあるんだろうな。最初のはタイムじゃないぞ、とか? ●次は火曜日にオランダ戦12日までの勝敗表球隊日古荷中澳義韓菲日本×-○○○-○- 日本古巴-×○--○○○ キューバ荷蘭●●×--○-○ オランダ中華●--×○●○- 台湾澳洲●--●×○-○ オーストラリア義大●●-○●×-- イタリア韓國●●-●--×○ 韓国菲律-●●-●-●× フィリピン-は試合前台湾・オーストラリア・イタリアで「3すくみ」が発生して混戦になってます。でも中華隊はイタリア戦で大敗してるから同勝敗で並ぶとたぶん不利。中華隊は次は火曜日の夜にオランダとの試合。勝てば決勝トーナメントが見えて来ますが、負けると…。さてどうなりますか。
2006年11月12日
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洲際盃の4日目、オランダとの試合は3-0で日本が勝って4連勝でした。今日は映像で拝見。先発はアンダースローの日本通運・益田隆芳投手。オランダはBoyd投手。日本のほうが若干押し気味だったけどチャンスをモノにできず、途中に一死一三塁っていうチャンスがあったのにゲッツー。益田投手はピンチらしいピンチもなく無失点のまま進み、何となく日本のほうが優勢な感じながらもゼロゼロゼロ…。日本の打者は低めの難しいところを無理に打って凡打、みたいなのがずいぶん多かったような。Boyd投手はコントロールいいみたい。そんなこんなでやっと7回。先頭の野本選手の三塁前へのボテボテのゴロが内野安打(エラー?)になって先頭打者出塁。高阪選手ライト前で無死一二塁。高阪選手は今日3安打! オランダの投手が交代したあと、鈴木健司選手がきっちり送りバントでチャンスを広げます。次の渡辺直人選手ははちょっと目を離したすきにあっという間に終わってしまった。あとで記事を見ると敬遠らしい。例の、申告して1球だけ投げて四球成立っぽかったのに見逃した!で、満塁になって打席はかずさマジック・鬼崎智史選手。さあ大チャンスだよ~。でも鬼崎選手はこういうところで打たないから…。しかし、また例によってすごい強振すると、打球はライナーでライト前に! とうとう1点先制しました! なおも満塁だったけど、寺内選手はゲッツー。またかい。どうも拙攻な印象で、これで追いつかれたら併殺2つが悔やまれるなぁ、と思ってたら8回。高谷選手四球、西郷選手一塁正面への強いゴロで併殺かと思ったら二塁転送が悪送球、長野選手バントでまた一死二三塁となって、野本圭選手がセンター前ライナーで鮮やかに2点タイムリー! 今度はヒット1本で効率良く2点を追加。益田投手は8回までたった4安打のナイスピッチングで。最終回は松岡投手があがり、エラーと四球でちょっとピンチになりましたが、最後ははセカンドゴロ華麗なゲッツーで試合終了でした。記事はこのへん。展開以外のことはほとんど書いてません。→[記事]洲際盃/2位投手聯手僅被4安 日本3:0荷蘭在預賽4戰全勝(big5)→[記事]益田隆芳8局鎖喉 日本4連勝(big5)Boxscoreはこちら。→[記事]JAPAN 3-0 NETHERLANDS(IBAF)今日は鬼崎選手が打ったこともあって気分が良いです。鬼崎選手はまだ大会始まってから3本しかヒット打ってなくて打率.200だけど、台湾戦のホームランといい、ずいぶん活躍しているような気がする。それと試合を見てて思ったのは、オランダは体格の良い選手がずいぶん多いこと。選手名鑑を見ると、体重100kgを超えてる人がたくさん。黒人の選手も結構たくさんいましたねぇ。それに比べると日本の選手は細い。西郷選手の90kgっていうのがいちばん重いんだ。でも全然打ち負けてないし、体格差関係なし。さすがです。●次は火曜日にキューバ戦さて、月曜日は1日お休みがあって、火曜日は全勝のキューバとの対戦。少しは台中の観光でもするのかな。練習なのか休養なのかわかんないけど、じっくり後半戦に備えてくださいませ。おまけ:JABAの公式を見ると、「東海理化 15-0 豊星」っていう試合が載ってます。どういう企画なんだろう?と思ったんですが、記事が。[記事]中日沢井が古巣の試合から刺激(日刊スポーツ)「韓国の社会人野球のデンソー豊星との国際親善試合」とのこと。韓国にも社会人野球ってあるんですねぇ。でも国際大会で韓国がアマチュア代表を出場させるときって必ず大学生で、社会人の選手って聞いたことなかったです。15-0っていうスコアからすると、あんまりレベル高くないのかな。
2006年11月12日
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インターコンチネンタルカップの3日目、日本は韓国との対戦。私はアジアシリーズを見に行っていたので、現地から携帯でIBAF公式サイトをチェック。途中まではゼロ行進だったけど、終盤に入って1点先制されてる…。日本は二塁打4本も出てるのに、なかなかあと1本が出ないらいし。で、東京ドームで熊隊の勝利を見届けたあと、そのまま負けちゃったかなあ、と思って再度チェックすると。あれ、勝ってる!? 2-1、9回裏に逆転サヨナラ勝ちしたようです。[記事]洲際盃/渡邊直人再見安打日本勝韓國 荷蘭大開殺戒勝菲(big5)[記事]〈洲際盃〉渡邊直人再見安打 日本逆轉韓國(big5)記事を読むと、9回はショートのエラーをきっかけに一死満塁として、白鴎大・高谷裕亮選手の犠牲フライで同点、最後は三菱ふそう川崎・渡辺直人選手サヨナラヒットでサヨナラ勝ちとのこと。渡辺選手、やりましたね~。(2006/11/13追記:あとで出た記事によると、西郷選手エラー出塁、長野選手バント、野本選手死球、鈴木勘弥選手ヒットで満塁にして、犠牲フライ→サヨナラ打、とのこと)韓国の1点は、7回に2番手の東京ガス・木村雄大投手から。四球のあと、金泰完・宋光旻の両選手が連打してのものだそうです。韓国は投手9人のうちプロ(二軍含む)が5人、大学生が4人なんだそうですが、今日投げた4投手は全てプロ。2番手の金大宇投手は兵役中なので二軍の試合にしか出られないんだけど、今年の二軍で最多勝(12勝1敗のすごい勝率)・最優秀防御率の二冠なんだって。ふーん、台湾でトップの投手より韓国の二軍投手のほうが日本を抑えてる…。さて、全て1点差勝ちで3連勝となった日本は次はオランダ戦。日本時間14時から。このあと1日お休みを挟んでキューバ、イタリア、フィリピン戦と続くのですが、全部昼間の試合(日本時間14時)なんですよね。なかなか映像では見られなくなりそうです。●偵察要員を使うのは日本だけ?ところで、先ほどの2つの記事によればこの試合、日本のスタメンは5番センターに斉藤貴志投手が入り、韓国の投手が左腕の陳敏湖投手と発表されるとすぐに右打者の長野久義選手に交代した、とあります。いわゆる偵察メンバー。偵察メンバーの目的をわざわざ記事中で説明してあるところをみると、どうも偵察メンバーを使うのは台湾では珍しいみたいですねぇ。さらに、こんな記事が。[記事]〈洲際盃〉面對死敵韓國 日本啓用當馬戰術(big5)やはり偵察要員を使うことがものすごく珍しいことのように書かれてます。台湾はプロは実質的に全試合予告先発だから偵察要員は必要ないけど、アマチュアの試合では偵察要員が使われてもおかしくないと思うのですが、一般的ではないんでしょうか?タイトルにも「當馬戰術」。日本で偵察要員のことを俗に「アテ馬」って言いますが、そのまんま中国語にしたらしい。さらにリンクをたどると、偵察要員は日本が発祥なんだって。[記事]〈棒球〉當馬戰術(big5)1950年、阪神の松木謙治郎さんという監督さんが中日との試合で偵察要員を使ったのが最初とのこと。その後、中日・横浜(当時は大洋?)でプレーしたケン・アスプロモンテという投手が日本でこの戦術を知り、米国に戻ってクリーブランド・インディアンズのコーチになったとき、「当て馬戦術」をメジャーリーグに持ち込んだんだって。つまり、アメリカでも偵察要員というのはなかったみたい。その後、メジャーリーグではすぐに予告先発制になったので広まらなかったということが書いてあります。へ~、ぜんぜん知りませんでした。どうも記事中では偵察メンバーは日本でしか使わない、みたいな風にも読めるのですが、そんだろうか?確かにプロではメジャーリーグも台湾も予告先発だけど、アマチュア含めれば予告先発ではない試合のほうがずっと多いはず。日本以外でも作戦としては有効だと思うんですけれども。
2006年11月12日
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帰ってきました。勝ちました!本当はもっと早く行こうと思ったのに結局ドームに着いたのは開始30分くらい前。チケットを買うために並んでるときから周りから中国語や韓国語っぽい言葉が聞こえてきて、やっぱりアジアシリーズだな~ってワクワクして来ます。例によって飛行機に乗るときみたく金属探知機で調べられたあと、中に入って目に入ったのは…。なんか熊隊のマスコットのBOBE君が三星側にちょっかい出しに行ってて、マスコットの交流をしてる。三星のマスコットはバック転とかしちゃってるのに、BOBE君はそういうアクロバチックな芸はないらしく、キャイーンみたいなポーズを取って愛想を振りまいてました。(そもそもあの頭の大きさでバック転は無理っぽい)さて、そんな光景を見ている間に試合開始が迫り、選手が一人一人紹介されて整列し、国歌演奏。何だか不思議とじーんとしてしまいました。何でだろう。熊隊の試合が東京ドームで見られちゃう幸せを感じたからか…。自分でも良くわからない。さて、試合展開は皆さんご存知だと思うのですがちょっと書きますと。熊先発は予想どおり呉偲佑投手、一回に満塁のピンチを招きますが、今日は6番だった梁竣赫選手(本当は「竣」じゃなくて、土へん)を三振に。呉偲佑投手、心臓バクバクだったよぉ~、みたいに胸のところを叩く仕草をしながら戻ってきました。しかし4回の三星、走者一人おいた場面。打席はさっき三振だった梁竣赫選手、もう打った瞬間ホームラン。追いもしません。ライトポール際のスタンド最上段あたりまで飛んで行きました。(「どうだ!」って感じの仕草でダイヤモンドを回る梁竣赫選手)でも熊もすぐ反撃、ヒット2本で二三塁とすると、頼れる四番・陳金鋒選手がセカンド後方にポトリと落として同点。陳金鋒選手だから外野が深かったのも幸いしたかな。スタンドは大盛り上がり!こんなプラカードが登場。左の「総冠軍」はわかるとして、右の「満3000元」って何だろう? 勝ったりホームラン打ったりしたときにともらえる賞金かと思ったけど、安すぎますよね。このあと両チームとも継投になって、迎えた6回。林智勝選手が勝ち越しホームラン! これはさらにすごいところまで飛んでいきました。(相変わらずスコアボードの写真でごめんなさい)どこまで飛んだ? 場内VTRにも流れましたが、ドームの外野スタンドを越え、その上の看板をも越えてます。"竹中工務店"の広告と照明の間に当たって跳ね返って来たように見えました。いやいやいや、あんなに飛ぶとは。で、8回からは昨日、抑えに失敗してしまった魔鋭投手が上がります。今日も最後、走者を出してちょっと危なかったけど良く守った! ちょっと難しそうな一塁へのバウンド、人工芝に慣れてないはずの潘忠韋選手、しっかりグラブの中に入れました。最後の朴鎮萬選手のピッチャーゴロだってちょっと処理にもたつけばヒットだったかも。去年は守備でまずいところが目立ったけど、この試合は三塁・石志偉選手のファインプレーなど、しっかり守りました。勝利が決まると、内野は抱き合ってるし、ベンチからは選手が飛び出して行くし、まるで優勝したかのよう。それだけこの試合に賭けてたんでしょうね。大騒ぎでした。今日のヒーロー・林智勝選手がインタビューで「明日も勝つ!」と言っているところ(←ウソ)。スコアボードは今年もアルファベット表記。WBCは漢字だったのに。他の選手はみんなファーストネーム部分が2文字表記なのに、何で林智勝選手だけ"C・LIN"って1文字なんだろう?●スタンドの様子などさてさて、スタンドには今年も中信・林仲秋元監督のユニフォームを着込んだかたをはじめ、統一のオレンジユニ、興農の葉君璋選手ユニ、三商虎ユニ、ヤンキース・王建民投手ユニ、などなど、ずいぶんマニアなユニフォームを着込んだかたがスタンドにたくさんいらっしゃいました。逆にLanewのユニフォームのかたをあんまり見なかったような。マニアユニフォームの方々は現地のかたじゃなくて、日本人のかたが以前に現地で買って来たのを引っ張り出して着て来ているってことなのかなあ…。さて、台湾側スタンドは去年もそうだったけど、相変わらずストライク入るごとに大盛り上がり。ヒットが出ただけで総立ち。テンション高いです。熊応援団は、顔にフェイスペイントをしている人が多かったです。熊隊の球団マークとか、台湾の国旗とかを頬に書いてました。あんなに細かいんだから筆などで書いてるとは思えないんですが、シールか何かでペタっとやれば簡単にできるようになっているのかな。2ストライクと追い込むと、こんなふうに"K"の文字を掲げます。昨日、テレビ中継で見たときは一部の熱心なファンのかたが作ってやってるのかと思ってたら、今日見たらみんなやってる。なかなか壮観です。どうもツアーのひとには応援グッズの一つとして配られていたみたい。あとメガホンやリュックサックも。それからチアリーダーのお姉さまがた、本当は5人のはずなのに4人しかいなかったですねぇ。お休みが取れなかった? 着替えに時間がかかるのか、ステージにいないことのほうが多かったような。●明日の先発は?さて、見事に決勝進出となった熊隊。明日のピッチャーどうすんの?シーズン中は結構先発もしていた許志華投手や黄俊中投手あたり残しておくのかな、と思ったけど、今日の試合で出ちゃいましたねぇ。まぁちょっとしか投げてないから行こうと思えば行けるはず。本当なら先発の一角なのにケガで出場は無理と報じられている蔡英峰投手。ちゃんとベンチには入ってました。呉偲佑投手と並んで試合を見つめてるところ。蔡英峰投手は勝利の瞬間はベンチから真っ先に飛び出して行ったし、最後も呉偲佑投手とじゃれて利き腕の右腕でクビ締めたりしてました。なあんだ、ぜんぜん元気そうじゃないか。まさかホントはケガしてなかったりして。これでケロっとして明日先発で出てきたら策士だよな~。さ、決勝戦は明日の18時から。明日はテレビの前で応援です。・おまけその1:試合後の勝利監督インタビュー、洪監督が質問に答えたあと、通訳さんはそれを日本語に訳してしゃべらないといけないのに、緊張していたのかそのまま中国語でしゃべってしまって場内爆笑。・おまけその2:8回裏の熊の攻撃の前。マウンドに三星の守護神・呉昇桓投手があがって投球練習練習してるのに、秋村球審が三星のベンチの前でずっと話し込んでて戻ってきません。試合が中断してしまいます。5分くらい中断してたんじゃないかと思いましたが、あれ、何だったんでしょうか。最初は三星のベンチから何か抗議でも受けてるのかと思いました。表の攻撃で代打・代走が3人も出た上に指名打者が解除されるややこしい選手交代だったので、伝達に時間がかかったのかも。ちょっと手際が悪くて残念でした。ところで秋村球審は通訳なしで直接三星ベンチと話しているように見えましたが、何語でしゃべってたんだろうか?
2006年11月11日
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洲際盃、イタリア・日本に連敗スタートで崖っぷちの中華隊はオーストラリアとの対戦。結果は…。[網頁]台湾 4-2 オーストラリア(IBAF)中華隊逆転勝ち!今日は映像が見られなかったので文字で。7回に1点取られるし、中華隊はなかなかチャンスにならないしでどうなることかと思ったけど、8回裏にマリナーズ・陳[金庸]基選手タイムリーで同点。二死満塁になって台湾電力・林益全選手が走者一掃3点タイムリー!投手は増菘[王韋]・羅正龍・耿伯軒の海外組&大学生リレーで2失点に抑えてやっと初勝利!今日負けたらほとんどオシマイになるところだった。良かったよう~。…職棒の選手より海外組やアマチュアのほうがよっぽど活躍しているのは気のせい?(いつものこと、とも言う)この試合、8回の中華隊の攻撃で「申告すれば1球だけ投げればOK」になった敬遠が出たそうです。1球で済ませたんだろうか?この試合のboxscoreはこちら。→[網頁]boxscoreさて、1つ中華隊だけど、予選リーグ突破に崖っぷちには変わりない。次は韓国との試合。林恩宇投手が先発とのこと。必勝、中華隊!以下、少し記事など。[記事]洲際盃/中華8下火力串連逆轉4:2勝澳洲 投手壓制摘首勝オーストラリア先制となる1点目はライトへの犠牲フライ。これ、一塁の王傳家選手が中継に入らなかったらアウトだったのに、みたいに書かれてますねぇ。蛇族よ…。2番手として登板の羅正龍投手は中華隊選手として国際大会初登板で初勝利のラッキー。[記事]〈洲際盃〉戰術看太久 [CHAN]智堯加罰一好球(big5)8回に代打でチャンスを広げるヒットを放ち、逆転につなげた台湾電力・[CHAN]智堯選手。夏までは大学生で、WBCにも出たかっちょいい顔の選手ですね。この打席のとき、[CHAN]智堯選手が打席を外してサインをずっと見ていて、主審が再三促してもボックスに入らなかったので、遅延行為で主審によってストライクが1つ、宣告されたんだって。そういうルールはあるっていうのは何となく知ってたけど、本当に適用されることがあるんですねぇ。映像で見たかったなぁ。([CHAN]は"憺"の字のつくり部分です)
2006年11月11日
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いやー、アジアシリーズ2日目、昨日の熊隊は健闘しました。歴史的1勝か? と思ったけど、甘くはなかったですね。最後も二死三塁まで行ったし、ホント、もう一歩でした。雷鵬投手がそのまま続投していれば…なんて思わなくもないですが、抑え投手を出して負けたのなら仕方ない。ホームへの送球だって、フォースプレーだもの、投げますよ。稲田選手、足速いですね。負けたけれど、これで日本のファンも「台湾は侮れない」って思ってくれたかも知れません。TBSが最初から中継延長予定してなかったのは「台湾相手じゃどうせ大差がつくだろう」って思ってたからかも。この善戦は大きな意義があったはず。できれば台湾人選手がもっと活躍してくれるともっと良かったんですけど、それは贅沢ってものか。●今日は三星戦さて、今日は決勝進出をかけて三星ライオンズとの対戦。アジアシリーズの中でいちばん楽しみなカード。この対戦を土曜の夜に設定している主催者は偉い!(台湾韓国戦を平日昼間にしたWBCはわかってないと思う)自慢のはずの中継ぎが崩れて日本ハムに完敗した三星と、もうちょっとで勝つかも知れなかったLanewならLanewのほうが有利…なんていう風にも思えなくもないですが。でも熊隊は昨日は善戦はしたけれど、それは雷鵬投手ががんばったからであって、その雷鵬投手は三星戦ではまず投げないし、打線だって曾豪駒選手のホームラン以外はほとんど打てなかったわけで。そんなに楽観視はできなさそうだ。そもそも左のほうのFreePageに書いているように、単独チーム同士の試合だと親善試合ですら台湾は韓国にまるで勝ってません。去年のアジアシリーズを含めて7戦7敗。(そういえばFreePageのメンテナンス、すっかりサボってるな~)まぁでも今回はやっぱり勝つチャンスだと思うので、しっかり力を出して欲しい。応援して来ます。●先発は呉偲佑とブラウン?先発は熊が呉偲佑投手、三星は元阪神・ブラウン投手と書いてある記事が多いですね。呉偲佑投手には雷鵬投手に負けない投球を期待したいものですが。ただ呉偲佑投手はシーズン中の成績は良いんだけど、台湾シリーズは2度先発して2度とも序盤ノックアウト。そのあとの洲際盃中華隊との練習試合でも、調子が悪いのか、投げませんでした。ちゃんと1年通して投げたのはプロに入ってから今年が初めてで、疲労がたまってるのかも。あれからちゃんと調整できてるんだろうか? 結構不安。まぁ最も大事とも言える三星戦に先発するくらいだから、教練団は調子が戻っていると判断したのでしょう。そう思いたい。●呉偲佑は日本のスカウトが見てると勝てない?なんか心配ごとばかり書いてますが、もう1つ懸念記事。[記事]呉偲佑日職球探鎖定(big5)(11/8)(会員のみ)これは呉偲佑投手を「台湾の八木」(←誰が言ってるんだか)として日本ハムが狙っているという記事で、日本の2球団のスカウトが熊隊に問い合わせをして来ていて、そのうち1球団は特に積極的で、台湾まで試合を見に来てビデオなど撮って行った、ということが書いてありますが、気になるここ↓。日本のスカウトが見に来た試合では、呉偲佑は3試合とも負けているのだ。え~、何だそりゃ。だって今年の呉偲佑投手の成績って17勝3敗。その3敗は全て日本のスカウトが見に来た試合ってこと!? どれだけプレッシャーに弱いんじゃ~。3試合とも負けっていうのは試合に負けたってことで呉偲佑投手に負けがついたって意味じゃないかも知れないけど、それにしたって、ねぇ。呉偲佑投手が今年躍進したのは、精神面が強化されてコントロールを乱すことが少なくなったから、って良く記事などに書かれてますが、本当の意味での精神面での強さはまだまだなのかも。今日はそれを磨くいいチャンスになるでしょうね。(ひょっとしてお客さんがたくさん入る日本ハム戦を回避したのはそういう理由だったりして)(追記)今朝のスポーツ報知によれば、ロッテも呉偲佑投手を狙ってるとか。さっきの記事の日本の2球団っていうのは日本ハムとロッテ?
2006年11月11日
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今日のインターコンチネンタルカップ、日本はトッププロが代表に名を連ねる地元・台湾との試合。お客さんいっぱい入ってましたね~。当たり前だけど、ほとんど台湾の応援でした。昨日は良く聞こえたベンチからの声も、今日は中継ではぜんぜん聞こえず。さて、試合は台湾が牛のエース・陽建福投手、日本がJR東日本の左腕・斉藤貴志投手の先発で試合開始。以下、日本寄りの視点で書きますと。(以下、一部敬称略、基本的に日本の選手は名字のみで)台湾000 200 010=3(6安打、3失策)000 210 01x=4(9安打、1失策)日本[台]陽建福(5回3失点)、耿伯軒(2回)、林恩宇(1回1失点)-葉君璋、高志綱[日]斉藤(7回2失点)、小西(1/3回1失点)、森福(1+2/3回)-鈴木健 (本)鬼崎、西郷両投手の投げ合いで始まった試合は3回までは静かな展開。投手戦になるかと思ってたら。4回の台湾。ノーアウトから陽仲寿・陳[金庸]基の海外組が四球とヒットチャンスを作り、いろいろあって二死二三塁に。ここでスタメンで唯一のアマチュア・林益全選手がセンター前に弾き返して台湾2点先制。3回までは陽建福投手の前に三振の山だった日本。先制を許してこれは苦しいかな、と思ったら4回、西郷選手のヒットを足がかりに中尾選手・鈴木勘弥選手のヒット、エラーも絡んで2点取って2-2の同点。(ここ、ネット中継が途切れ途切れになって満足に見られず。肝心な場面なのに!)うーん、どうした陽建福。急につかまってしまいました。さらに5回の日本。1死から打席に入ったのはかずさマジック・鬼崎智史選手。1回から尻もちつくようなものすごい強振してて、一番打者なんだからそんなに振り回さなくても…と思ってたら、やや低めのボールを強振するとすごい当たり、打った瞬間にホームラン! ライトの張建銘選手もほとんど追いもしません。洲際球場は外野スタンドはこれから作るらしいんですが、スタンド設置予定エリアの奥まで飛んで行ったようです。1点勝ち越し。さすが、飛ばすなあ。陽建福投手は5回3失点で降板。一方の斉藤投手は立ち直ってスイスイと抑え、5~7回はパーフェクト。このまま行くのかな、とも思ったけど8回から日本は継投に出ます。マウンドは東海REX・小西投手。これが裏目。捕手の鈴木健司選手との息が合わなかったのか、叩きつけるワンバウンドのボールがみんな暴投になっちゃう。何と打者2人の間に3暴投! その上、ヒット3本で1点取られて3-3の同点になり、さらに死球1つ出して一死満塁の大ピンチを残して降板。小西投手、都市対抗では良かったのに…。台湾逆転の大チャンスにスタンドのお客さん、大盛り上がり。このあと左打者が4人続くところでマウンドはシダックス・森福允彦投手。迎えるは四番に座った今年の首位打者、象・陳冠任選手。緊迫の場面。しかしピッチャーゴロ。ちょっと打球処理に手間取ったせいで併殺にならず、ホームでアウトのみ。二死満塁で次も強打者。ホームラン王の謝佳賢選手。スタンドからは台湾応援の大声援。しかしこれもショートフライで同点どまり。しびれました。その裏から台湾のマウンドは楽天入りが決まった林恩宇投手。追いついたところでエースを投入となれば、流れは完全に台湾のもの。スタンドを埋めた台湾応援のお客さん、日本の攻撃が始まってるのにウェーブしたり、「全塁打~」などと応援してて乗り乗りになってます。が、しかし。そんなスタンドのムードを打ち砕いたのは先頭の四番・西郷泰之選手でした。追い込まれながらもライトへ勝ち越しのホームラン! 打った瞬間は上がりすぎかな~って思ったけど、風にも乗ったか、ライトフェンスオーバー。高々と腕を上げてベースを回る西郷選手。さっきまであんなに盛り上がっていたスタンド、静まり返ってしまいます。9回もそのまま森福投手がマウンドに上がり、大きな当たり・抜けそうな当たりが続きましたが、これは台湾の選手ならわからないけど日本の選手なら捕るよね、っていう当たりばかり3本続いてゲームセット。日本2連勝。中華隊は2連敗。いや~、いい試合でした。終盤は手に汗握りました。中華隊は地元で、しかもトッププロですからねぇ、アマチュアだけの日本には不利かと思ってた。でも日本代表チームは強かった。西郷選手のホームラン、今年初めて見た。成績を見返してみたんですが、何と西郷選手は今年、公式戦では1本打ってないみたい。しかし、ここぞの場面で打ちました。さすが。鬼崎選手のホームランもすごいところまで飛んでいきました。横浜スタジアムの場外まで飛ばした力は伊達じゃございませんでした。そして森福投手。あの大ピンチ、しかもスタンドからの相手への大声援にも動じず、良くしのぎました。たいしたものです。まだ20歳ですか、末恐ろしいですね。ちなみに日本が4回に2点取って同点にしたのと、アジアシリーズで日本ハムが逆転したのがほとんど同じタイミング。偶然だけど、まるで連動したようでした。正式なスコアなどはこちら↓。→[網頁]JAPAN 4-3 CHINESE TAIPEI(IBAF)なお、日通・下窪選手は自打球を当てたんだったかな、それで途中交代っぽかったです。明日は日本はまた夜の試合で、19時半から。相手は今日はキューバに大敗した韓国。韓国は二軍選手と大学生が半々くらいずつの構成とのこと。さ、どうなりますか。
2006年11月10日
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今日はアジアシリーズが夜の試合、洲際盃も夜の試合で重なってました。アジアシリーズはテレビで、洲際盃はパソコンで観戦。が、アジアシリーズが途中で地上波の中継終わっちゃうもんだから(←長いCMだと思ってたら別の番組始まっちゃうし)、しょうがないので1つのパソコンのディスプレイに両方のネット中継の画面を出して、音が混ざっちゃって訳わからなくなったりしながら見てました。さて洲際盃は社会人中心の日本代表と、中華隊の対戦。こういうblogをやっている私としては、どちらの投手が打たれるのもイヤだし、でも勝負事だからどちらかが勝ってどちらかが負けるわけで、じゃあどうすりゃいいんだと思うと、台湾は地元だしプロなんだから勝ってアタリマエ、というか勝たないとまずいので応援しようと思いながらも、球場全体がほとんど台湾の応援なのに負けずにがんばっている日本代表も応援したいし、社会人の投手が打たれて点が入るとなんか悔しい気持ちが湧き上がってきたし…というわけで自分でも良くわからないフクザツな心境でネット中継観戦。●連敗スタート今日は中華隊、打順をいじって来ましたね。張泰山選手が控えになっちゃうんだ。中華隊は練習試合から貧打気味だったからテコ入れしたらしい。試合展開は別エントリのほうに書きましたが、結果は3-4で中華隊の負け。確かに過去の対戦を見ると、日本がアマチュア代表やプロ二軍との混成チーム、中華隊にはプロがズラリっていう構成でも戦績はだいたい五分五分。そんなに力の差があるわけではないことはわかっていたつもり。でも今回は地元ですからねぇ。しかもまさに国内職棒を代表する投手が先発、そしてリリーフ。必勝体制だったはず。中華隊有利だと思いました。でも勝てない。困ったものだ。なんか中継が終わってからのアナウンサーのかたも怒っていたような…。今日は守備と、中軸打線の差だったかなあ。今日も内野が3エラー。点に絡んだのは1点だけだったけど結果的に1点差で負けとなると、もったいないなあ、ってどうしても感じます。それから中軸打線は3番の陳[金庸]基選手は好調でチャンスを作るのに、4,5番がブレーキ。外野にさえ飛ばない。せっかく組み替えたのに、うまく機能したとは言えなかった。あと1本出ていれば全然違ってたのに。ま、野球というのはそういうものですが…。台湾の記事を読んでいると、アマチュア日本チームの特徴として必ずと言っていいほど良く書かれている長所は「打者は粘り強くて投手はピンチに強い」っていうこと。確かにその通りだな、と思ったシーンがいくつかありました。今日は日本の長所のほうが良く出たってところかな。でも盗塁でチャンスを広げたり、ちょっと捕手がはじいただけなのに次の塁を陥れたりして、足を使った中華隊らしい攻撃は見られたし、打線だって4,5番はダメだったけど、今日はいいところでタイムリーも2本出た。守備でも3つエラーは出てしまったとはいえ、内野ゴロで華麗なゲッツーとか、いいプレーもありました。このへんを好材料として、明日以降に期待したいと思うのでありました。[記事]西郷泰之一棒斷魂 中華隊二連敗(big5)[記事]洲際盃/中華3:4輸日本業餘呑2連敗 陽建福林恩宇被砲轟(big5)やっぱり下の記事のタイトルは「アマチュアに負けるとは情けない」みたいなニュアンスが出てるのかなあ。これで洲際盃の歴史上、日本戦は勝ちなしの11連敗だって。さて、中華隊は明日は昼間の試合で、相手は練習試合では負けているオーストラリア。8チームの総当り予選リーグで決勝トーナメント進出は上位4チームだから、許されるのはたぶん3敗まで。もう2敗して、キューバなど強いチームがまだ残っていることを考えると…。明日は絶対に負けられない。●おまけ今朝の記事から。[記事]牛象獅教頭出馬 尋找外隊好[封吊]手(big5)昨日の日本とオーストラリアの試合には獅の大橋穣監督や酒井光次郎コーチ、象の林百亨スカウトが観戦。中華隊とイタリアの試合では牛の黄忠義監督と胡長豪副監督が。理由は外国人選手の物色だそうで。ということは、大橋さんは来年も続投の可能性結構高い!?[記事]暴投+貧打 中華雙症併發(big5)昨日のイタリア戦は牛の曾華偉選手や張家浩選手も見に来てたらしい。今日も来てたのかなあ。
2006年11月10日
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前に熊隊の特集をするという記事が出ていたTBS、夜のニュースで放送してましたね。ちょっと時間が短くて残念でしたが、熊隊を「台湾史上最強チーム」として持ち上げて取り上げていました。面白かったのは、台湾の街(たぶん台北)で道行く人に日本の野球選手の写真を見せて誰だか当ててもらう場面。王貞治さんは英雄ですから台湾の皆さんわかっても不思議じゃないとして、日本ハム・小笠原道大選手の写真を見てもちゃんと皆さん「小笠原!」って当ててましたねぇ。良く知ってますね。ただああやって見ると台湾のほとんどの人が小笠原選手の顔を知ってるように思えてしまうけど、間違いなく都合の良いように編集してるんだろうし、実際にはどのくらい知名度あるんだろう? ちなみに、顔を緑に塗った森本稀哲選手がオチに使われて、台湾のかたにも笑われてました。●チャイナスターズ戦はコールド勝ちさて、昨日のアジアシリーズ初日のチャイナスターズ戦はご存知のとおり熊隊の圧勝。私はお昼どきにちょっとネット中継で拝見。チャイナスターズの先発、事前に挙がっていた2人とは違う投手でしたね。陳俊毅投手でした。熊隊がボークに乗じて黄龍義選手の犠牲フライで1点先制し、これで大丈夫かな、と思ったらチャイナスターズも反撃。軽打っていうんですかね、軽く合わせた感じで次々と熊先発・飛鋭投手の球を弾き返し、熊隊の守備もあんまり良くなかったこともありましたが4回裏にあれよあれよの間に逆転。こりゃマズいな~と思いながら私はここで外出。ここから先は携帯でチェックしたんですが、すぐ後の5回表に「暴力熊打線」が爆発、一挙に9点もとって勝負ありだったようですね。結局、18安打12得点でコールド勝ち。陳金鋒選手は満塁弾と2ラン含め4安打6打点ですか。すごいな。飛鋭投手も大量得点で5回まで投げて降板。もし決勝進出したら決勝戦でも投げられそう。そういう点でも良い勝ち方だったように思えます。どんな感じになるかと楽しみにしていた応援風景ですが、お客さんはあんまりいなかったみたいですね。公式は発表で2,127人とのこと。去年の牛vsチャイナスターズは2,643人だったから、ちょっと少ない。洲際盃と分散されちゃったかな。あと中継を見た感じだとスタンドで拡声器は使っちゃいけないみたいで、いつもの威勢の良い応援団長さん(?)の応援のかけ声は中継では聞こえて来ませんでした。いつもの試合とはちょっと雰囲気が違う感じ。それからチャイナスターズにも女子チアリーダーがいましたね。主催者招待の5人よりだいぶ多くて、7~8人いたように見えました。動きは何かぎこちなかったけど。●陳金鋒選手のホームランボールは博物館に&オリックスが狙ってる?陳金鋒選手の1本目の満塁ホームランはレフトスタンド上段に飛び込む特大の145メートル弾だったそうですが、これがアジアシリーズ史上第1号の「満貫全塁打」ってことで、野球博物館に収録されるらしい。→[記事]亞洲大賽/陳金鋒満貫砲賽史首支 日本棒球博物館収蔵(big5)(11/9)そういえば野球博物館では「アジアの野球・世界の野球展」をやってるんだった。まだ見て来てないや。12月3日までだから、まだしばらく時間ありますね。→[網頁]企画展「アジアの野球・世界の野球展」(野球体育博物館)[記事]到日本打天下陳金鋒一切隨縁(big5)洪一中監督が、アジアシリーズで選手が活躍すると海外に取られちゃうんじゃないかと心配しているというのは先日に書きましたが、昨日の陳金鋒選手の活躍で心配が募ったらしい。今から心配しててもしょうがないんでしょうけれども…。で、言ってるそばからこんな記事が。オリックスが動いてるんだって![記事]Bs“大砲不在”解消へ台湾の至宝・陳金鋒獲りへ(スポニチ)「すでに交渉は進んでいる」とも。え~、そうなの?(だったら去年に獲れば良かったのに)●日本ハム戦は雷鵬vs武田勝?さてさて今日の第2戦は日本代表・北海道日本ハムファイターズとの対戦。去年はほとんどの試合が予告先発されていたかと思いますが今年は違うらしく、今日の先発も明言はされていないみたい。でもだいたいどの記事も雷鵬(レイボーン)投手が先発と書いてます。日本ハムは主力に左打者が多いので一時は有力とされていた呉偲佑投手、三星も韓国のリーグ戦で左投手に弱かったらしく、呉投手はそちらに回すとか。日本ハムのほうは武田勝投手が有力と見られているみたいですね。ああいうタイプは台湾の打者はどうなんでしょう? 「暴力熊打線」との対決が楽しみ。台湾の単独チームが、日本のたくさんのお客さんの前で試合する機会なんて滅多にないわけで、大げさに言えばアジアシリーズの日本戦でどういう試合をするかで台湾単独チームへの評価って決まってしまうんじゃないかって思います。去年のアジアシリーズ、興農牛は千葉ロッテにコールド負けでした。そのせいで「台湾のチームは弱い」ってイメージがついてしまった日本のファンの方々にも、昨日の熊隊のコールド勝ちで、「侮れないかも?」って思ってもらえているかも。いい試合すれば、イメージもきっと変わるはず。去年よりはいい試合してくれるんじゃないかと期待してます。なお、今日の始球式はF4のヴィック・チョウさんらしい。(追記)リンゴ新聞読んだら、チャイナスターズのチアは「全国芸術体操大会」で優勝した北京市第9中学の学生さんで、7人の高校生なんだって。若いな~。
2006年11月10日
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始まりました洲際盃、中華隊の初戦はイタリア戦。昼間の熊隊のコールド快勝の流れを受けて気持ち良いスタートを切りたいところだったのですが。結果はというと…3-13のボロ負け。逆にコールドみたいな点差で負けちゃいました。正直なところ、80%以上勝つと思ってました。イタリアの皆さまごめんなさい。まず、きっと好投してくれるに違いないと思ってた中華隊先発の潘威倫投手がパコパコとヒットを打たれる。林恩宇投手が疲労で中継ぎに回っている状況ではエースのはずなのに、どうしちゃったの?潘威倫投手は3回途中であっさり降板。でも走塁死などに助けられて、何とかこの時点では1失点で済んだ。調子が悪かっただけだよね。この時点ではまだ気持ちに余裕。その潘威倫投手が残したピンチでマウンドに上がったのは林克謙投手。お、こんな大事なところで投げさせてもらえるんだ。成長したんだなぁ、なんて喜んでいたら。死球で満塁にすると、ヒットで2点。また死球でまた満塁。またヒットで1点。止まらない。ううううう…。このヒトには少し思い入れあるので見てて辛い…。まだ大学生の彼にはちょっと荷が重かったか。結局、アウト1つも取れずに林克謙投手は降板。なおも満塁。代わりにマウンドに上がったこれまた大学生の李振昌投手がまたヒット、死球、ヒットで3点入り、この回だけでイタリア6得点。7-0になっちゃいます。ああああ…。この李振昌投手、次の回からはなかなか良く投げて追加点を許さなかったんだけど、中華隊打線がまたちっともタイムリーが出ない。点が入っても押し出し死球とか、ゲッツーの間に1点とか。5回は満塁で林益全選手のレフト線への当たり、走者一掃か!?と思ったのにレフトダイビングキャッチ。ツキもない。そうこうしてる間に好投していた李振昌投手もとうとう8回に捕まって2失点。2-9。8回に張建銘選手にやっとタイムリーが出て1点返して3-9。なのに代わった陽耀勳投手もまたヒドくて9回に4失点。とうとう10点差! お客さん帰っちゃうんじゃ…。9回表じゃなかったらコールドだよ。でもこの点差でも交代を告げられてベンチに戻っていく陽耀勳投手には暖かい拍手が。…泣ける。で、9回裏も反撃できずに3-13のスコアで負け。もうなぁ~、あんなにたくさんお客さん入ってて、いいところ見せなきゃいけないのに。みんな5年前のワールドカップのような中華隊の快進撃を期待しているはず。協会だってこの地元開催の國際大会で棒球人気回復につなげたいって思惑があるに違いない。なのに、初戦でこの点差での負けはマズいのでは…? ま、気を取り直して次からまた頑張ってもらいましょう。それにしても死球の多い試合でした。いくつ出たんだろう。その他は。キューバ 3-2 オランダ韓国 10-0 フィリピン (7回コールド)日本 4-3 オーストラリア (延長10回)イタリア 13-3 台湾キューバはお昼どきに中継を見たら負けてたんだけど、終盤に何とか逆転したみたい。オランダもやっぱり強いらしい。●明日は日本とx2明日は中華隊は日本との試合。って、明日はアジアシリーズも日本と台湾の試合なんですよねー。Lanew熊と日本ハムの試合が日本時間の18時半から。一方、洲際盃の中華隊と日本の試合は19時半から。なんでこう重ねるかなあ。気が利かないコト。テレビとパソコン、同時に両方見なきゃ。(以下、ちょっと記事など追記)[記事]〈洲際盃〉大爆冷門! 中華遭義大利痛宰(big5)「大爆冷門!」(大番狂わせ!)って書いてあるところ見ると、やっぱり事前予想では中華隊が優勢と思われていたらしい。ま、そうでしょうね。勝敗はやってみないとわかりません。[記事]〈洲際盃〉慘敗義大利 中華隊史上第5遭 (big5)中華隊がイタリアに負けるのはこれで5回目。今回の10点差は史上最大の惨敗とのこと。アテネ五輪でも、張誌家・林恩宇・陽建福と、まさに台湾を代表する投手が投げたのにイタリアに負けちゃったんだった。(2006/11/11追記)打席ごとの成績。→[網頁]〈洲際盃〉11月9日義大利中華戰比賽紀記録(big5)
2006年11月09日
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今日から台中でインターコンチネンタルカップの開幕。今日の日本の相手は若手主体の構成だというオーストラリア。ありがたいことに洲際盃官網からたどるとテレビ中継が見られたので、途中の5回から拝見。日本のユニフォームはいつもの縦縞でした。結果を先に書くと、4-3で日本の勝ち。見はじめる前までは3-1で日本が勝ってて、ヒット数を見ても日本が押してたっぽかった。それが、オーストラリアの投手が左腕のHendricks投手に代わったらぱったりと打てなくなってしまったらしく。日本の攻撃は実にあっさり終了するように。その間に先発の益田投手から代わった木村投手が打たれてしまって同点に。追い付かれてからは反対に押され気味…。ううっ、胃に悪い。でも7回から登板の東洋大・大場投手が頑張りました。気持ちの良い投球で3イニングを抑え、胃の粘膜を保護してくれました。すると日本は終盤にまたチャンスが作れるようになりまして、8,9回のチャンスはもう一歩のところで活かせなかったのだけど、延長に入った10回表。1アウトから日産・小山選手がなんかで出塁(←見てなかった。四球らしい)。打席には4番・西郷選手。パソコンの前で頭の中で勝手に「ファイター」演奏です。が、西郷選手はキャッチャーフライ。2アウト。もうダメかな、と思ったら途中出場の住友金属鹿島・二村選手がライト前。そして打席はJR東日本・中尾選手。前の打席でチャンスで凡退していたんだけど、今度は見事に二遊間突破! 外野が処理にもたついたこともあって小山選手が生還! 二村選手はホームでアウトになりましたが勝ち越しです!その裏のオーストラリアの攻撃をホンダ鈴鹿・松岡投手がぴしゃりと抑えて日本が勝ちました。良かった良かった。幸先良いスタート。決勝タイムリーの中尾選手は4安打、二塁打・三塁打1本ずつの大活躍だったようです。この試合はお客さんがあまり入ってなかったこともあって(←ガラガラとも言う)、打球音などが良く聞こえたのですが、日本チームはベンチから声が良~く出てましたね。ピンチを脱出したときの盛り上がり方などを見ても、何となくですがなかなか雰囲気は良さそうです。[記事]中尾敏浩一棒致勝 日本10局斬澳洲(big5)この記事によると、10回の決勝点以外の得点経過は以下のとおりとのこと。1回表:下窪二塁打→西郷適時打2回表:ヒット2本→渡辺犠牲フライ4回表:中尾三塁打→鈴木勘四球で無死一三塁→併殺打の間に1点なお、かずさマジックから出場の鬼崎選手は1番でスタメンだったけどノーヒットで、9回のチャンスで代打送られてしまいました。●明日は台湾戦さて、明日は台湾との試合。先ほどの記事によると杉本監督は日本での合宿中にすでに先発を決めているけれども、記者には明かさなかったそうです。インターコンチネンタルカップの歴史で、日本は台湾には負けなしの10戦10勝なんていう記事も出てますが、今回の台湾は地元なのでプロのいいメンバー揃えてますので強そうです。どうなりますか。●申告すれば1球で敬遠になるインターコンチネンタルを主催する国際野球連盟(IBAF)は8日、試合時間短縮を目的として3つのルール改正を行うと発表したそうです。→[記事]IBAF縮短比賽時間 敬遠只要投1球(11/8)(big5)アテネ五輪の米大陸予選で4時間を超える試合があり、サッカーなど比べると試合時間が長過ぎる、野球を五輪種目に戻すにあたって広く普及させるためには試合時間の短縮が欠かせないというのが理由とのこと。で、改正項目は3つあって、それは。・投手が投げる間隔である15秒ルールを12秒ルールに短縮。・交代時など投手に与えられる8球の投球練習を4球に縮小。・敬遠するときは捕手が審判に申告すれば、1球投げただけで四球と認められる上の2つは効果ありそうだし、どんどんやってもらうとして、やっぱりインパクトあるのは3番目。ボール4つでフォアボール。これは言わば基本的なルールとも言えるわけで、この原則を崩した今回の改定は地味だけど結構すごいことなんじゃないかなあと思います。そもそも敬遠なんてそう頻繁にあるわけじゃないし、時間短縮されても1度の敬遠につきせいぜい1~2分じゃないのかなあ。それでも敢えてこうするのは、短縮のためなら何でもやりますよ、っていう決意の表れにも思える。そのうち、ホームラン打ったらベース一周しなくてもいいことにします、とか、牽制球は2回まで、とか、そんなルールになるのかなあ、なんて考えてしまったり。(2006/11/11追記)洲際盃官網にはしばらくすると打席ごとの成績が載るようです。素晴らしい!日本豪州戦の成績はこれ↓。→[網頁]〈洲際盃〉11月9日日本澳洲戰比賽記録(big5)滾=ゴロ、保送=四球、觸身=死球、雙=併殺ですよん。
2006年11月09日
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アジアシリーズに出場する熊隊は7日に、日本に到着。日本では北海道で竜巻が起こって大きな被害が出ていますが、ちょうど熊隊や三星ライオンズの選手が到着した頃に成田付近で竜巻のような乱気流が発生、そのため飛行機が揺れに揺れ、すごいことになったらしい。幸いにも熊隊の選手は無事だったようですが、三星では守護神の呉昇桓投手が機内で気を失う事態になったんだって。→[記事]【コナミ杯】サムスン大丈夫? 守護神が機内で気絶(朝鮮日報)人間、揺れただけで気絶することもあるんだ。大丈夫なんですかねぇ。ちなみにCPBLの趙守博会長は熊の選手と一緒に来るはずだったのに、空港でパスポート忘れたことに気づいて夜の便になったんだって。あははは、偉いひとでもそういうことあるんだな~。で、昨日(8日)は前日練習ということで、熊隊は2時間のドーム練習。人工芝に不慣れな台湾の選手、ゴロのバウンドには要注意。それから昼間の試合ではフライを見失いやすい東京ドームの白い天井にも要注意とのこと。このへんは去年のアジアシリーズでもWBCでも同じこと言われてたし、少しでも練習して慣れるしかないんでしょうね。●熊隊の特徴さて、今日は熊隊の特徴などを少し書いてみようかと。去年の興農牛は打率も防御率もリーグ5位なのに優勝っていう、ある意味おもしろい特徴がありました。それと比べて今年の熊隊は、リーグトップの得点力を誇る「暴力熊打線」が打って、リーグトップの防御率を誇る投手陣がびしっと抑えるという…要は強いってことなんですが、それって特徴なの?何かないかと思ってメモしてある各試合のスタメンリストなどを眺めていたところ、1つありました。これは洪一中監督の特徴か熊隊の特徴なのかわからないけど、他の5チームと比べて選手交代がかなり少ないこと。熊隊はスタメンがそのまま交代ナシでゲームセットという試合が他チームよりかなり多く、交代があっても1人か2人っていう試合がほとんど。まだ貝茲(ベッツ)選手がいた頃にサードに守備堅めが入っていたのと、4選手で競争している外野が途中で入れ替わったりするくらい。さすがに負けていると代打が出たりしますが、勝った試合は交代ナシも多いです。つまり、洪一中監督がベンチでじっとしている展開になれば熊のペースと言うことができるのかも。(反対に激しく選手を換えるのは牛の劉榮華監督と獅の大橋穣監督。途中出場の選手の数が熊の倍近い)●初戦の先発は飛鋭投手さて、熊隊の初戦の相手は中国代表チームであるチャイナスターズ。熊の先発は、メジャーで二桁勝利したこともあるという飛鋭(Fiore)投手が予告されてます。一方のチャイナスターズは、過去に中華隊を苦しめた王楠投手がケガで随行してないので右の陳坤投手か左の卜涛投手が有力とのこと。陳坤投手は去年のアジアシリーズでも興農牛相手に先発で投げて5回5失点とのことです。中国は下馬評では今回も4番手なんだろうけれども、今年の夏のハーレム大会では中日ドラゴンズにいた呂建剛投手に完封されてアマチュア中華隊が負けてるんですよね。去年の夏にイタリアでの練習試合でアマチュア中華隊が中国に負け、これが史上初の中華代表チームの中国相手の敗戦だったそうですが、今年も負けてます。だんだん強くなってるってことなんだろうな~。でも決勝進出のためにはここで負けるわけには行かない試合。それから去年はこの試合では応援方法をめぐってひと悶着あったそうですが、今年はどんなことが起きますか。テレビ中継は日本ではJ-SPORTS、台湾では職棒中継のいつもの緯來体育台で、とのこと。試合は日本時間の12時から。
2006年11月09日
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インターコンチネンタルカップの日本チームは7日、午前中の便で台湾に到着。その日のうちに台中に入り、この大会のために新しくできた洲際棒球場で夜間練習を行ったそうです。日本では悲しいほどに情報量が少ないんですけど、台湾の新聞はさっそくいくつか記事にしてくれました。ありがたいことです。日本でもこのくらい報道して欲しいものなのですが。かなり似た内容の記事なので、2つまとめて適当に。[記事]〈洲際盃〉日本隊抵台 東洋客輕鬆應戰(big5)[記事]夜間操兵 日本業餘陣容具奪冠實力(big5)明日(9日)に開幕するインターコンチネンタルカップ、練習試合に参加しなかった日本・韓国・フィリピン・オランダも昨日、続々と台湾に到着した。アマチュア選手のみで構成の日本だがレベルは高く、優勝を争える実力を持っている。今回の日本チームは全員がアマチュアで、うち5名が大学生。選手は若手で国際試合の経験が不足しているが、監督の杉本泰彦はこのメンバーに満足している。「内野守備はかなりいいよ。去年のアジア選手権(宮崎)よりも良い」。打撃は最強ではないが、選手には自信を持っている。「目標の順位は設定していません。プレッシャーになるといけないから。全力でプレーし、自分の最高の実力を発揮すること。勝敗はその次。」と杉本監督。選手の多くは最近まで行われていた"日本盃大会"(←社会人野球日本選手権のことを指しているらしい)に出場しており、選手は予選が終わってから集合したので、集まって練習したのはこの日が3日目。しかし杉本は選手の連係には心配していない。守備の基本動作は強固であるのですぐに試合ができる状況だという。「事前にサインなどを把握させるためにe-mailを使って選手に伝えた。4日に集合したときにサインを復習して、2試合の練習試合をしてから台湾に来た」。杉本は台湾入り前日に選手を連れて六本木に飲みに繰り出した。チームの雰囲気は良い。34歳の西郷泰之は日本の精神的支柱である。西郷は何度も代表に選ばれたがプロへの願望はない。注目は背番号18の高崎健太郎だ。高崎はすでに横浜ベイスターズに逆指名されており、来年はプロに身を投じる。日本にはドラフトに参加する選手が5,6名いる。ふむふむ、といった内容です。ちょっと書き下すと。・日本は優勝を争える力があると評されている。・日本選手権や明治神宮大会と重なってメンバー選びは苦労したんじゃないかと思ったのですが、杉本さんは満足しているらしい。特に守備に。・今回は順位の目標は設定していない。・合宿の時間がなかったので、サインはe-mailで伝えてある(!)・台湾でも西郷さんと高崎投手が注目株らしい。記事にはそれぞれ別の写真がついてます。やっぱりユニフォーム変わったのかな? ズボンの部分は相変わらず縦縞のようですけれども。それとも練習着?ちなみに杉本監督と台湾の鉄人・黄平洋さんは日本通運時代にバッテリーを組んでいたそうで、そのへんの話も載っているのですが、それはそのうち。●初戦の相手はオーストラリアさて、インターコンチネンタルカップは明日開幕。日本の初戦は日本時間の15時からで、相手はオーストラリア。台湾ではESPNと台湾音楽台、TVBS-G娯楽台と衛視體育(ESPN・StarSports)の2系統ずつで全試合テレビ中継するそうです。明日の日本の試合はTVBS-Gと衛視體育。インターネットで見る方法は小僧さんが紹介してくださっています。素晴らしいですね~。文字速報では、たぶん中国語だろうけど洲際盃官網でやるみたいです。→[網頁]洲際盃官網(big5)(注意:音が出ます)上のほうの赤いバーにある「文字直播」、もしくは中ほどの「澳洲vs日本」の国旗の脇の「網路轉播」のところをたどれば文字速報が見られるはず。(2006/11/9追記:網路轉播のほうは映像での中継でした! ありがたいな~)IBAFのページにも文字速報があるみたいですね。たぶん英語でしょう。→ここで見られるらしい。
2006年11月08日
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明日開幕のアジアシリーズ。普段、日本では見られない各国の応援スタイルが楽しみというかたもいらっしゃると思います。東京ドームには都市対抗野球のように内野席前方にステージが設けられて、昨年の韓国代表・三星はチアリーダーがステージ上で踊っていました。韓国では女性チアリーダーは「イベント会社に所属し各球団に配属されている」(小学館スクウェア・韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑より)のだそうで、応援に欠かせない存在みたいですね。先日、三星ライオンズの公式サイトを見ていたら、チームの選手名鑑のところに選手や監督・コーチとほとんど同格の扱いで、チアリーダーの名鑑が実名(?)でちゃんと載っててたのにビックリ(→ここ)。それだけチアが重要視されているんだろうな。韓国の応援は都市対抗野球のようだと去年のテレビで紹介されていましたが、アジアシリーズで見た限りでは都市対抗と違って韓国のチアはチアリーディングをせず、あくまで応援のお手伝いをしているように見えました。その点では都市対抗とはだいぶ違うように思えますが、それはともかく。で、台湾はというと、去年の台湾代表だった興農牛はチアリーダーなしだったけど、今年のLanew熊にはいます。台湾ではチアリーダーのことを「[口拉][口拉]隊」というらしい。熊隊の試合は生で見られなかったし、普段、台湾のテレビ中継を見ていても応援団はちょこっとしか映らないので熊隊のチアリーダが試合中にどんなことをやっているのかは私は良く知りません。映る限りで見るとチアリーディングっぽいことはしてないようなので、(アジアシリーズで見た限りでの)韓国の応援に近い感じかも。で、アジアシリーズに彼女たちも来日するという記事が、だいぶ前ですけど載ってました。この記事は台湾シリーズの前のものなので、熊隊と獅隊の両方のチアリーダーのことが書いてあります。[記事]亞洲職棒賽 3國[口拉][口拉]隊比辣(10/18)(big5)訳しにくい、というか良くわからないところは飛ばして…(←つまり、あんまり自信ない)La new熊と統一獅は土曜日から総冠軍賽を戦い、勝者は東京でのアジアシリーズに出場する。この大会の主催する日本はすでに台湾・韓国の球団に対してそれぞれ5人ずつの美女チアリーダーを無料招待することを発表しており(中国代表チームにはチアはない)、3ヶ国の美女対決によってより観戦が楽しくなる。ただし、Lanew熊の5名のチアリーダーはみな仕事を持っており、うち1人は会計士事務所に勤務していて休暇をとるのが困難である。別の1人はヘアデザイナーで、勤務先の会社の規定では休暇をとると給料が減らされる。よって現段階では休暇を取ることに支障がないのは3人だけで、熊隊の頭を悩ませている。統一獅には6名の女性チアリーダーがいるが、アジアシリーズに招待されているのは5人なので、「辞退者」1人を調整しなければならない。ほかにも、獅隊のチアリーダーはただ1種類の衣装しかなく、日本・韓国のチアリーダーが1試合で7~8種類もの衣装に着替えられるのと比べようがなく、チアのメンバーもこのことは大きな問題であると理解していて、統一球団に対して衣装代金を追加してくれるよう検討している。Lanew熊の職員曰く、このチアリーダーは今年テレビ番組に何度も出演したことがあり、彼女たちは踊るだけではなく、歌も上手でみな多才である。「彼女達は8種類の衣装と7種類のダンスステップがあって、代表として日本に行く前にあと2種類の動作を練習する予定になっている」統一獅のチアリーダーはみな台南女子技術学院のダンス系の学生で、普段の試合のときは4種類のステップを踊る。動作は揃っていてチームワークも良く、彼女たちもまた日本に行く前にもう2種類のステップを練習する予定だ。獅隊の職員曰く、もともとチームワークを重視して選んだが、ここまで良い演技をしてくれるとは思わなかった。ファンと一体化する力も一流だし、ダンスの動きもプロ級だよ。」おもしろいことに、熊・獅のチアリーダーにはそれぞれ1人ずつ、生まれてからパスポートを取得したことがない人がいる。そのうち一人が無邪気に「日本に行くならパスポートが必要ね」と言うのだった。アジアシリーズは主催側がチアリーダを5人、無料招待しているんだそうですよ。へ~、勝手に来てるんじゃないんだ。出場チームの応援団がそのまま来て、盛り上げて欲しいっていうことで配慮してるみたい。韓国のチアはイベント会社所属だそうですが台湾は違って、熊はばらばらに会社勤めをする社会人、獅はとある学校の学生さんなんだって。どうも熊のチアのほうが衣装の種類が多かったりして恵まれているようです。台湾シリーズは熊が勝ちました。ちゃんとお休みは取れたのでしょうか?あと、この記事は全体的に日本のプロ野球にもチアリーダーがいるかのように書いてます。日本の場合は試合前やグラウンド整備のときなどに出て来て演技をするのであって、試合中に客席でお客さんと一緒に応援っていうスタイルではないと思うのですけど、日本ハムのチアは客席にいるんですか? (←良く知らない…)もう1つ。この記事には中国代表チームにはチアがないと書いてありましたが、昨日の↓の記事によれば、アジアシリーズには中国もチアを用意したみたいです。どんな感じなんでしょうね。→[記事]備戦北京奥運 大陸来勢淘淘(11/7)(big5)さ、アジアシリーズは応援にも注目です。
2006年11月08日
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