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小僧さんに教えてもらったのですが、西武・張誌家投手が戦力外になってしまったそうで。→[記事]西武が8選手に戦力外 来季は契約しない(スポーツナビ;共同通信)去年から許銘傑投手のほうばかり心配してたけど、先に張投手のほうが戦力外になるとは…。契約がまだだいぶ残ってるはずなのでしばらく大丈夫かと思ってました。本人は引き続き日本でのプレーを希望とのことだけど、最近の調子じゃ雇ってもらえるところが見つかるかどうか。この件はそのうち本人の声とかが台湾で記事になるはずなので、またそのときに書こうと思います。今日はとりあえず1つだけ。[網頁]旅外球星/張誌家明年若返國 中職:由誠泰、La new協商(big5)もし台湾に戻って職棒入りすることになったら、蛇と熊で相談してどっちに入るか決めるんだって。蛇隊で決まりかと思ってたら、そうでもないんですね。熊隊は充分強いんだからもういいじゃん。(この記事、春先にヒゲはやして妖しい人相になってたときの写真じゃなくて、もっといい写真使ってくださいよ~)●アジア大会中華隊さて、日本でも発表されたドーハ・アジア大会の代表選手、台湾は先週の23日にすでに発表になっています。→[網頁]參加杜哈亞運中華成棒代表隊22人名單(big5)投手:林克謙(国立体育学院)、林恩宇(蛇)、林岳平(獅)、潘威倫(獅)、呉偲佑(熊)、郭泓志(ドジャース)、耿伯軒(ブルージェイズ)、増菘[王韋](インディアンズ)、姜建銘(読売巨人)。捕手:葉君璋(牛)、陳峰民(熊)内野手:林智勝(熊)、張泰山(牛)、王傳家(蛇)、陳[金庸]基(マリナーズ)、胡金龍(ドジャース)、陽仲壽(日本ハム)外野手:余賢明(牛)、張建銘(牛)、陳金鋒(熊)、林威助(阪神)、謝佳賢(蛇)おー、林克謙投手、選ばれちゃいましたねぇ。他は全員プロなのに、大学生から唯一の選出。先日の大学生の大会(梅花旗)ではかなり打たれてしまったようなので、ダメかと思ってました。投手に専念するようになってからまだ1年くらいですか。そんな短期間でもう並み居るプロに混じって代表入りするような投手になったんだ。育成の意味もあるんだろうけど、これは将来楽しみだ。(5月の春季聯賽のときの林克謙投手)前回の9月8日の発表のときは候補選手は29人でした(→そのときの日記)。そこから今回、7人が落ちて最終の22人が決定。[記事]亞運成棒22人名單出爐 葉志仙:功能考量(big5)(9/23)[記事]亞運成棒22人出爐 旅日左投陳偉殷等7人落馬(big5)(9/23)落ちちゃった7選手の落選理由が書いてあります。それによりますと。陳偉殷投手(中日):日本での近況が良くないことと、故障の問題から貴重な左腕だけど泣く泣く落選に。陽耀勳投手(ソフトバンク):日本での定位置が不明だから。(←打者か野手かが不明ってことみたいですが、ソフトバンクでは投手しかやってないんじゃなかったっけ)李振昌投手(文化大学):経験不足。高志綱選手(獅):アジア大会は5試合しかないので、捕手は2人いれば充分。国際経験と近況を鑑みて、高選手が落選。(←国際経験はいちばん豊富だと思うんだけどな~)鄭昌明選手(鯨)、石志偉選手(熊)、羅國輝選手(マリナーズ):同様の理由。(←ひと括りにされちゃって、大雑把だこと)「旅日球星」から左腕2人が落ちてしまい、8人の「旅日球星」からは3人だけが当選でした。●WBC中華隊より強い?さて、選ばれた22人を見た感想は…とっても強そうですねぇ。WBCよりも強そう。WBCのときのオーダーは、試合ごとにちょっと変わってたけどだいたいこんな感じでした。5陳[金庸]基9張建銘3林智勝7林威助D張泰山8謝佳賢6胡金龍2葉君璋4陽森/鄭昌明/陽仲寿1~8番は今回も選ばれてます。そして今回はWBCのときは辞退した陳金鋒選手が入るから当然スタメンでしょう。なので、単純に考えてWBCよりも強力打線が組めそうです。陳金鋒選手は台湾に戻ってきてからほとんどDHばかりっていう点などから、外野の守備がちょっと不安かなあ。投手はだいぶ入れ替わり、今回も王建民投手はいないけど、WBCの頃はまだメジャー実績ほとんどなかった郭泓志投手、同じく二軍の選手にすぎなかった姜建銘投手が、現在ではそれぞれドジャースと巨人でそれぞれ先発として立派に戦力になってます。その分、WBCよりも豪華に見えます。台湾はアジア大会では過去も国内トッププロの選手がたくさん出場してたのに、アマチュアだけ、もしくはプロ二軍とアマチュアの混合チームだった日本に負け越したりしてました。今回は海外組をこれだけ揃えてるんだし、韓国も国内選手のみでしかも若手が多いとなれば頂点も狙えるんじゃないかなぁ。甘い?
2006年09月30日
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雨で延びに延びた神奈川予選は昨日がようやく本当に最終日。3位決定戦が行なわれました。東芝と新日本石油ENEOSの対戦。私は見に行けなかったので、今回もまたENEOS速報でチラチラとチェック。序盤からまったくもどかしいというかチグハグな攻めだったみたい。牽制死や併殺打のあとにヒットが出るんだもんな~。代打の結城充弘選手のホームランで同点に追いついて延長に入ると、10回11回と一死満塁、二死満塁と連続して大ピンチ。ENEOS速報はイニングが終わってから更新されるから「あ、大ピンチだったんだ、良くしのいだな~」で終わるけど、一人ずつの速報だったらもうドキドキだっただろうな~。結局、その両方とも点にならず、満塁のチャンスを3度つぶしたENEOSは翌日の新聞を見ると14残塁。ENEOSのファンのかたも、もどかしいって思ったでしょうね。試合は、この予選中ずっと4番に起用され続けた大河原正人選手が延長11回、やっと出た予選初ヒットが決勝ホームランになって東芝が勝ち越し、逃げ切ったそうです。毎日新聞神奈川版にはその大河原選手のコメントが載ってます。→[記事]社会人野球:日本選手権・県予選 東芝、新日石を破り3位 /神奈川(毎日新聞)東芝は勝ったけど得点は2点ともホームラン、併殺打4つに盗塁失敗やバント失敗もあったみたいだし、エラーも2つ、反省の多い内容だったんじゃないかなあ。最終順位と表彰は以下のとおりです。優勝:三菱重工横浜硬式野球クラブ2位:日産自動車3位:東芝4位:新日本石油ENEOS5位:三菱ふそう川崎6位:横浜金港クラブ最高殊勲選手賞:高安健至選手(三菱重工横浜硬式野球クラブ)敢闘賞:野村慶太選手(日産自動車)首位打者賞:野村慶太選手(日産自動車) .545●かずさマジックはサヨナラ負け同じく29日に行なわれた関東選抜リーグ、JABAによればかずさマジックはサヨナラ負けとのこと。かずさ市民応援団にまだレポートが載ってないのでどんな内容だか良くわかりませんが、セガサミー公式には経過が詳しく載ってます。→[網頁]2006年関東選抜リーグ 2006/9/29(金): かずさマジック5-6セガサミー(セガサミー公式)かずさの選手名が具体的に出てこないのですけど、かずさは中盤に連打で逆転したものの、エラーで追いつかれ、最後は二死まで取ったのに、今井正治投手が長打を打たれてしまってサヨナラ負けとのこと。「逆転のセガサミー」ですか。確かに、セガサミーは秋に入って公式戦の勝ち星は全部逆転勝利なんだ。他の試合の結果。JABAより。◇関東選抜リーグ(9月29日)Cブロック:(3勝)セガサミー6-5かずさマジック(1勝1分2敗)Bブロック:(3勝1敗)JFE東日本9-7住友金属鹿島(3敗)Bブロック:(2勝2敗)三菱ふそう川崎10-5NTT東日本(2勝2敗)セガサミーは3連勝でCブロック3位以内決定です。かずさはあと1試合、日立製作所との試合に勝てば、少なくともポイント上はブロック3位タイには入れます。最終戦は来週水曜日。東芝も同じブロックに入っていて、やっぱり1勝2敗1分。残る1試合はセガサミーで、試合は来週月曜日です。
2006年09月30日
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12月にドーハで行なわれるアジア大会の日本代表選手22名が発表になったそうです。→[記事]アジア大会の代表22人を発表(スポニチ)全日本野球会議のページだと、内野も細かくポジション別に分けて載ってます。背番号ももう決まってるんだ。→[網頁]第15回アジア競技大会 日本代表チーム(全日本野球会議)全員アマチュアで、社会人が17人、大学生が5人。ざっとメンバーを見て気づくことは。神奈川がやたら多い。9人もいます。社会人の半分以上が神奈川! 日産自動車だけで5人も選ばれてるよ。そんなに神奈川にばかり代表級の選手が集まってるとは思えないけど、垣野多鶴さんが監督だから地元から多めに選んだかな?東芝からは磯村秀人投手が昨年のワールドカップ以来の入選。今回は普段チームでつけてる背番号19で出場(去年は代表では11番でした)。それから東芝監督の高見泰範さんはコーチをするんですねぇ。監督の垣野さんもそうだし、コーチの坂口雅久さんも立教大学の現役監督だそうで、現役の監督のかたが代表チームの役員にこんなに名前を連ねるのは結構珍しいんじゃないかと思います。(もしかしたら垣野監督も高見監督も今年限りで…???)他の選手も見てみると、社会人からは若手代表だった今年のハーレム大会、もしくは去年のワールドカップで代表だった選手が大半。大学生は全員ワールドカップ代表か世界大学選手権代表かどちらか。今年のドラフトで自由枠候補と騒がれている大学生はみんな外れているようですが、社会人はわりと実績重視な感じがします。初代表は石畝卓也投手と鈴木健司捕手くらいかな。大学生と違って社会人のほうはドラフト上位指名候補と言われる選手がある程度入ってますね。ドラフトが終わって間もない時期なので、心ここにあらず、みたいな感じにならないと良いのですけど。あと、気になるのは日程。社会人野球日本選手権が終わるのが11月26日。アジア大会の野球競技は11月29日にスタート。間に2日しかありません。だからまた都市対抗が終わってすぐ始まった去年のワールドカップみたく、全員そろって練習する暇もないのかな…、と思ったのですが、最初に貼ったスポニチの記事を見ると、日本の初戦は12月2日の韓国との試合みたいですね。じゃあ少し間が空くから、日本選手権が終わってからでも全員集まって合宿ができそうです(寒そうだけど)。(追記:全日本野球会議のページを良く見たら初戦は11月29日のフィリピンとの試合だそうです。フクオ★アヤヤさんありがとう! 合宿は11月21~25日とのこと。全員揃いそうもない?)今回のアジア大会は予選リーグとか決勝トーナメント戦とかなくて、一回戦総当りで順位を決めるみたいですね。プロが出てくる相手は強そうですが、1つでも上を目指していただきたいものです。11月9日に始まるインターコンチネンタル杯のほうの代表チームの発表も楽しみ。
2006年09月29日
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テレビCMもやってますが、川崎駅の前に「ラゾーナ川崎」っていう商業施設ができたみたいですね。28日がオープン初日。たまたま川崎駅の近くに行く用事があったので、どんなもんだから見てやろう、ってことでゴハン食べるついでにちょっとだけ寄ってみました。事前チェックによると、3階に「アカチャンホンポ」が入っているのでさっそくのぞき見。いや~、想像はしてたけど、混んでたな~。結構広い店内に、日本って本当に少子化なの?っていうくらい妊婦さん&赤ちゃん連れの人ばかり。入り口でレジの順番の整理券を配ってたんですが、店員さんによれば中に入ってからレジでお会計してもらうまで1時間くらいかかるらしく、そこまで時間ないので早々に退散。ふぅ、人混みは苦手。ゴハンは1階のフードコートで食べたけど、もちろんここも混み込みで座るところを探すにもひと苦労。週末はすごいことになるんだろうな~。ところで「ラゾーナ」っていうのはまた聞きなれない単語。どういう意味なんだろう?って思ってたら、中でもらったガイド地図にこう書いてありました。「LAZONA(ラゾーナ)」とは、スペイン語の「Lazo」…絆、「Zona」…Zone(地域)。土地と社会、人と自然、そして人と人のつながりをあらわしています。スペイン語の造語なんだって。ふーん。で、Lazo…?キューバ代表にペドロ・ラソ投手っていますよね。背番号99で、だいたいいつも国際大会では抑えをやっている投手。そのラソ投手も綴りは"Lazo"。キューバはスペイン語のはずだから、ラソ投手は「絆さん」って意味だったんだ。へ~。変なところで野球関連の勉強になってしまった。●神奈川予選は重工横浜クが優勝さて、日本選手権神奈川予選は「地元」・三菱重工横浜硬式野球クラブが日産自動車を破って優勝したみたいですね。→[網頁]三菱重工横浜硬式野球クラブ 8-3 日産自動車(JABA)「優勝したらいつ以来?」っていう問い合わせが多かったんでしょうか、JABAの結果ページに「三菱重工横浜硬式野球クラブは13年ぶり2回目の優勝」ってわざわざ書いてあります。普段は書いてないのにね。前に直さんのところで拝見したのですが、13年前は現西武の石井貴投手がいて、一次で優勝した勢いで二次も突破して本大会にも出場とのこと。で、調べてみると、重工さんが日本選手権の本大会に出たのはその1回だけなんですねぇ。さ、今年もこの勢いでもう一つの「13年ぶり」なりますかどうか。延びに延びた神奈川予選は29日が最終日で、東芝と新日本石油ENEOSの3位決定戦。今度こそ雨は大丈夫そうだ。●関東選抜リーグ関東選抜リーグも2試合行なわれてますね。結果はJABAより。◇関東選抜リーグ(28日)Bブロック:(3勝)東京ガス 6-2 JFE東日本(2勝1敗)Aブロック:(2勝1敗)ホンダ 8-6 新日本石油ENEOS(1勝3敗)ENEOSは4回裏に7点も取られて敗戦だって。最近、1イニング大量失点癖?29日も試合するから、ノーゲームも含めて実質4連戦。お疲れさまです。29日の関東選抜リーグはかずさマジックが出てきます。◇関東選抜リーグ(29日)Cブロック:(1勝1敗1分)かずさマジック vs セガサミー(2勝)Bブロック:(2敗)住友金属鹿島 vs JFE東日本(2勝1敗)Bブロック:(2勝1敗)NTT東日本 vs 三菱ふそう川崎(1勝2敗)
2006年09月28日
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今日の試合で蛇の黄欽智投手がMVPに選ばれました。中継ぎで7回からの2+1/3回を投げて無失点、実に2年ぶりのMVP。おー、良かったなあ。黄欽智投手は一昨年の夏ごろに故障して、もう丸2年くらい投げてなかったんですよね。故障が長引いたことに苛立ったのか、一時期は蛇隊の首脳陣に対して「クビにしてくれ」なんて発言したとかで物議を醸したともありました。今月に入ってやっと一軍で投げられるようになって、そして今日のMVP。良かった良かった。実は私、黄欽智のことは前はキライだったんですよ。私が台湾棒球をまめにチェックするようになったのは張誌家投手がきっかけたなのですが、張投手が西武に入る前にちょっとだけプロ入り(CPBLじゃなくてTMLのほう)した当時、TMLの最強投手として君臨していたのがこの黄欽智投手。強~い宏碁金剛のエースとして立ちはだかり、張誌家投手と石井丈裕監督の誠泰太陽をいじめるにっくき存在。張誌家投手は台湾プロでの成績は3勝2敗だったんですが、2敗は両方とも黄欽智投手が投げた金剛相手のものでした(1試合はリリーフでしたけど)。私はひそかに誠泰太陽を応援していたのですけど、黄欽智投手が相手だとぜんぜん勝てないんだもの。結局この年は16勝2敗、防御率1.46っていう、もはや超人的領域の好成績。憎たらしい。ところがその年のオフに両聯盟が合併すると、私はどっちかと言えばTMLのほうに思い入れが強かったので、元TMLってことで憎めない存在に。そして郭泰源サンが蛇隊の監督になると、もう「ガンバレ、黄欽智!」です。思いっきりてのひら返してます。(当時は映像とかほとんど見られなかったけど)でもその後はケガで満足な活躍ができず、ずっとリハビリ。「幻の投手」なんて書かれてたっけ。でもようやく投げられるように。リハビリが実りました。今日は中継を見た限りだと、以前の快速球は影を潜めてしまったようですが丁寧に投げている感じで打者を打ち取り、バックの好プレーもあって無失点で切り抜けます。9回に1死を取ったところで中継王・李明進投手に交代。最後まで投げれば復帰後初セーブなのにな~と思ってたら、この試合のMVPに。おめでとう!インタビューでは、感動でうるうる、なんて感じではなくて淡々としゃべってましたね。投げてるときもあんまり表情変えないし、そういうキャラらしい。[記事]中華大聯盟/黄欽智復出連2場中繼點 [目癸]違2年多單場MVP 黄投手はMVPに選ばれたと聞いて「どうして僕なの?」と、意外だったみたい。やはりコントロールに気をつけて投げたとのこと。故障明けで手臂の具合は80点と、まだまだ本調子ではないようなので無理はして欲しくないけど、これからどんどん投げられるようになって欲しい。蛇隊は台所事情が苦しいですからね。来年はまた1人、日本に行っちゃいそうだし。(なんか張誌家投手のほうが「幻の投手」になりつつあるなぁ。一軍で投げられなくなってもうすぐ丸2年だし。こちらも一緒に復活して欲しいんだけど)
2006年09月27日
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今日の神奈川県予選は昨日に続いてまたまた雨天ノーゲームだったそうです。今朝のテレビの天気予報では「雨は午前中であがります」って言ってたんですよね。でも、我が家のあたりは朝のうちは降ってなかった。じゃあもう降らないのかな? って思ってたら、お昼前くらいからものすごい雨に。雷まで鳴ってたし。雨はわりと短時間であがったのですけど、あいにく雨の激しかった時間がちょうど神奈川県予選の試合中にあたってしまったみたいで、今日の試合・3位決定戦の東芝と新日本石油ENEOSの対戦はまたノーゲーム。ENEOS速報によれば2回で打ち切りとなったそうですが、東芝はその時点で0-2で負けていたのでラッキー。昨日は東芝が勝っててノーゲームだったからお互い様かな。東芝は木戸一雄投手と、今日は迎里幸二選手のバッテリー。2回2失点。なんかこの予選中、投手がみんな調子イマイチに思えて心配。打順もちょっといじったみたい。効果があったかは良くわからず。[記事]社会人野球:日本選手権・県予選 決勝・3位決定戦は雨で順延 /神奈川(毎日新聞)これは昨日の試合の記事。勝っていた東芝・高見泰範監督は「出来れば最後までやりたかった」。新日石・大久保秀昭監督は硬い表情で「天気のことだから仕方がない。仕切り直し」と語り、双方ともできれば最後までやりたかったと考えていた様子。なのに、2日続けてノーゲームに。まさに、天気のことだから仕方がないのですけども。ところで記事によれば、この大会も7回を終了していれば試合成立だったみたいですね。昨日の5回と今日の2回を足せば7回になるから、ノーゲームにしないでサスペンデッドにしていたら試合成立まで持っていけたのにな、なーんて。(スコアを足すと5-6で負けるので、東芝にとってはサスペンデッドにならなくて良かった??)●3位決定戦は29日に順延2日間の順延で保土ヶ谷球場の予備日を使い切ってしまったので、明日以降は三菱重工金沢グラウンドに会場が変更。明日はENEOSが関東選抜リーグの試合があるので3位決定戦は明後日に回され、明日は決勝戦のみが行なわれるそうです。よって、明日の予定はこうなります。◇決勝戦 (三菱重工金沢グラウンド)三菱重工横浜硬式野球クラブ vs 日産自動車(11:00)関東選抜リーグもありますね。
2006年09月27日
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今日は日本選手権神奈川予選の最終日。昼前くらいから結構強く雨が降ってきたので最後まで試合できるか心配してたんだけど、やっぱり無理だったようです。第二試合の途中で続行不能に。◇5位決定戦三菱ふそう川崎 6-0 横浜金港クラブ◇3位決定戦東芝 (降雨ノーゲーム) 新日本石油ENEOS◇決勝戦三菱重工横浜硬式野球クラブ (雨天順延) 日産自動車というわけで、今日の東芝は降雨ノーゲームでした。ENEOS速報を見ると、5-4で東芝リードの5回裏が終わったところでノーゲームとなったようです。東芝は2回に2点失ったあと、3回に死球2つでもらったチャンスにたたみかけて大量5得点。ENEOS先発・清見賢司投手の交代のタイミングがちょっと"?"ですが、それに乗じた形だったようです。一次予選でずっと四番に起用されながら1本もヒットが出てなかった大河原正人選手にもやっと二塁打が1本。記録としては幻になったけど、気持ちとしてはだいぶ違うんじゃないですかね。ただ、点の入った3回裏以外はずいぶんあっさりとした攻撃だったみたいで。投げるほうも、先発の山川智哉投手は5回持たず交代、アン投手が出て来たのですが、これまたずいぶんと不安の残る内容だったみたい。雨の影響もあったのかも知れませんが…。せっかく勝ってたのに残念だけど、仕切りなおし。ま、公式戦を1試合余計にできてラッキーって思うことにしましょう。選手の皆様、風邪などひかれませんように。明日は2試合なので、10時からになるようですね。でも明日も雨予報。◇3位決定戦東芝 vs 新日本石油ENEOS (10:00)◇決勝戦三菱重工横浜硬式野球クラブ vs 日産自動車 (12:30)●関東二次予選組み合わせ発表さて、神奈川予選は順延となって順位は完全には決定しなかったのですが、予定どおり関東二次予選の組み合わせが発表。もしかしたら神奈川のところは"(神奈川1位)"とかになってるのかな、とも思ったけど、普通に発表されてます。いつ抽選したのか知りませんが、やっぱり今年も一次予選の順位って二次の組合せに関係ないらしい。(去年なんて代表チームが出揃う前から組み合わせが出回ってたし)今年は大田スタジアムと越谷市民球場での開催です。組み合わせを見てみると…。まず、かずさマジックは越谷市民球場のブロックに入りました。今年も一回戦から。一次1位のご褒美はなかったようで…。しかも一回戦からJR東日本が相手だなんて!一回戦:vsJR東日本(10月10日14:00~越谷市民球場)↓↓負けると予選敗退、勝てば↓二回戦:vs日立製作所(10月12日12:30~越谷市民球場)↓↓負けると予選敗退、勝てば↓代表決定戦:vs明治安田生命、全足利クラブ、新日本石油ENEOSの勝者(10月13日12:30~越谷市民球場)↓↓勝てば代表、負ければ↓敗者復活代表決定戦(10月14日12:30~大田スタジアム)東芝は大田スタジアムのブロック。こちらも一回戦から。厳しいなあ…。一回戦:vs住友金属鹿島(10月10日14:00~大田スタジアム)↓↓負けると予選敗退、勝てば↓二回戦:vsシダックス(10月12日12:30~大田スタジアム)↓↓負けると予選敗退、勝てば↓代表決定戦:vsJFE東日本、山梨球友クラブ、東京ガスの勝者(10月13日12:30~大田スタジアム)↓↓勝てば代表、負ければ↓敗者復活代表決定戦(10月14日10:00~大田スタジアム)どこの山も厳しいんだけど、両チームとも最悪に厳しいところに入ってしまった感じ。かずさは一回戦の相手のJR東日本さんは都市対抗ベスト4。6月のオープン戦でコテンコテンに負け、関東選抜リーグでもJRさんが若手起用だったのに引き分けでした。来週に君津球場でオープン戦する予定のようですが、これはキャンセル?東芝も、住金鹿島さんは去年も初戦で当たってものすごく苦労して延長11回でやっと勝った相手。仮に勝ったとして次に当たるシダックスにはもう何連敗してるんだかわからないくらいすごく相性悪い。しかも最後だからすごい意気込みで来るはず。なんかもう、組み合わせを見ただけで不安だらけ。これはがんばって応援しなくては。そして何よりも困ること。かずさと東芝、試合日程がまるっきりかぶってるじゃないか!たとえ試合当日に見に行けても、遠く離れた大田と越谷じゃ多少試合時間がズレても両チームのハシゴは無理(その点、大宮時代は良かった)。場所は大田のほうが圧倒的に近いんだけど、どうしようかな~。
2006年09月26日
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前に書いた、獅と象の試合での乱闘寸前騒ぎ。どうも訴訟沙汰になりかけているようです。→[過去の日記]乱闘寸前騒ぎは日本人教練のせい?(9月17日の日記)騒ぎの直接の引き金となったのは「報復」での死球でした。その死球を当てられた象の馮勝賢選手が22日に弁護士を伴って会見を開き、当てた獅・林岳平投手と、死球を当てるように指示したとされる大橋穣監督、酒井光次郎コーチを、「故意に傷害を与えようとしたことは犯罪の域である」ということで告訴する構えを見せているとのこと。詳しくはboomer44さんが記事を集めてきちんと書かれているのでそちらを参照していただくとして。→[blog]馮勝賢は本気で法廷に持ち込むらしい→[blog]鯨に3タテを食らうどうなのかなあ。とりあえず問題提起としては、いいかも知れない。馮勝賢選手は死球で骨折したために連続出場記録がストップしてしまい、死球の怖さを知っている選手。報復死球でケガさせられたらたまったもんじゃないっていうのはよーくわかります。この件がきっかけで、今後は死球で報復なんて一切やめよう、防止するルールを作ろう、ってことになればたいへん結構なことではないかと私は思います。ただ、単なる問題提起ではなくて本当に訴えるとなると…。やっぱりそれは???な部分もあるわけで。そもそもこの件は「報復の報復」でした。当日の記事によれば、乱闘騒ぎには以下のような伏線がありました。1.獅・呉佳榮選手が10-0の大差で盗塁2.報復として象・蕭任[シ文]投手が獅・陽森選手に死球3.その報復として獅・林岳平投手が象・馮勝賢選手に死球→乱闘3.で死球を出した林岳平投手を訴えるのなら、じゃあ2.の蕭任[シ文]投手が陽森選手に当てたのはどうなるの?っていうのは素朴に疑問に思うわけで。なんか、林岳平投手のことはこれだけ大きなことになっているのに、蕭任[シ文]投手のほうはほとんど問題になってないように思えます。なぜそう違いが出ているのかと考えると、乱闘寸前騒ぎの直接の引き金は林岳平投手のときだから、ってことももちろんあるけど、乱闘騒ぎのあとに林岳平投手が「死球は教練団の指示」、つまり、「ワザと当てた」って言っちゃったために、こうなってしまったように思えます。(そう言っちゃったことが悪いと主張しているのではありません)同じようにワザと当てた(と見られる)蕭任[シ文]投手が何て言ってるのかは記事が見当たらないのですが、少なくとも「教練団の指示」とは言ってないのでしょう。ということは、仮に当てられた陽森選手が同じように訴えたとしても証拠がない。「手もとが狂っただけです。ワザとではありません」って本人が言えばそれまでじゃないですか? 教練団も「そんな指示は出してません」って言うだろうし…。メジャーでは報復死球はしょっちゅう行なわれているらしいし、日本でもたまに、ほとんど明らかに故意じゃないか、って思える死球があります。そんなときでも当てられた選手がわざわざ訴えたりしない理由は、どこのチームもやっているのでお互いさまだってことと、あと、言葉は悪いけどもそういう「口裏合わせ」がしっかり行なわれているからなのかも。そんな風に考えると、何かイヤだなあ…。 [記事]觸身球事件》大橋穰 向馮勝賢道歉(big5)(9/23)[記事]馮勝賢:故意傷害達犯罪程度(big5)(9/23)馮勝賢選手の会見に対し、獅の大橋穣監督は馮勝賢選手に対して謝りたいとの意志を示したのですが、獅の代表である林増祥さんがそれを押しとどめたとのこと。獅隊は26日だから今日ですね、会見を開いて何らかの発表を行なうようです。これ以上、おかしな方向に進まないことを祈ります。
2006年09月26日
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やっぱり「最後の大会」というと感傷的になってしまいます。日本選手権は24日、北海道と東北で二次予選が終了し、代表3チームが決定。北海道:NTT北海道(6年ぶり7回目)東北:七十七銀行(3年連続4回目)東北:JR東日本東北(6年連続12回目)東北は推薦出場のTDKを含めて3チームが本大会出場。岩手21赤べこ野球軍団は夏に続いてまた「あと1勝」で涙を飲んだようです。そして北海道では、NTT北海道が最後の全国切符。「負けたらその時点で休部」の代表決定戦は、8回まで負けていて9回に大量7得点をあげて逆転勝ちとのこと。新聞によっては「神懸かり的逆転勝利」とまで書いてあります。さぞ劇的なことだったと思います。残りあと1イニング。追いつかなければチームの活動がそこで終わる。そんな状況で平常心で戦うのは相当な精神力がないと無理なんじゃないでしょうか。私が選手だったら、悔いのないように思いっきりフルスイングしてしまいそう。監督だったら、最後の打席になるかも知れない選手に送りバントのサインとか出しにくかったりしないのかな、なんて考えてしまいます。そして相手チームも内心、戦いにくかったのでは。対戦相手のJR北海道、9回の逆転劇は、2失策が絡んで同点に追いつかれたことから始まったとのこと。こちらも平常心を保つのは難しかったのかも知れません。[記事]NTT北海道最後の全国切符/社会人野球(日刊スポーツ)日刊スポーツ北海道版の記事ですが、大の大人が抱き合って泣いてます。この試合に対する気持ちが伝わって来る写真。記事を読むと、都市対抗予選の最後の試合で走塁中に負傷したと聞いていた捕手の安宅範晃選手はアキレス腱断裂だったんですねぇ。この予選ではまだ試合に出られる状態じゃなかったみたいだけど、代表権獲得により活動が11月まで伸びたため、京セラドームでは打席に立てる望みが出たとのこと。良かったですね~。こういう話を読むとしみじみしてしまいます。●関東予選組合せは26日発表さて、関東でも今年限りで活動終了なので「負けたら解散」のチームがあります。言うまでもなく、シダックス。(千葉市長杯があるので負けたら解散ではないかも知れません)心情的には、最後の大会なのでぜひ関東予選を突破してもらいたいな、とも思うけれども、日頃から応援しているチームと当たったらやっぱりそちらを応援するだろうし、できれば当たりたくないな~。関東の場合は去年までの例だと単純トーナメントじゃないので、当たるか当たらないかは組合せ次第です。その関東二次予選の組合せは、かずさ市民応援団によれば26日に発表とのこと。もうすぐです。これは神奈川の予選が終わって順位が確定したら発表っていうことなんですかねぇ。神奈川予選が1試合でも雨で流れたらどうなるのかな、っていう疑問もありますが、ドキドキしながら発表待ち。
2006年09月25日
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今日は日本プロ野球の高校生ドラフト。岡山共生高校の李杜軒選手、指名されましたね~。ソフトバンクから4巡目指名でした。今年も台湾人留学生から指名される選手が。最初、スポーツ新聞社のWebサイトを見たら、名前が「李秉諺」となっているので誰かと思ったら李杜軒選手のことでした。夏の予選までは「李杜軒」だったと思ったけど、改名してたらしい。何で改名したんだろう? しかもまたずいぶん難しい字だこと。アルファベット表記だと"Lee Ping-Yeng"だから「りーぴんえん」かな。李秉諺(李杜軒)選手のことは何度か取り上げましたが、いちばん詳しそうな去年の8月のものを。→[過去の日記]李杜軒選手は岡山に留学中(2005年8月23日の日記)この頃はパパである李杜宏さん(元三商の投手)は穀保家商高校の監督だったけど、現在は中信鯨で二軍監督をしていらっしゃいます。指名されたことがさっそく台湾でも記事になってますので、かいつまんで。→[記事]日本職棒/台灣年輕好手李秉諺 選秀會獲得軟體銀青[目來](big5)陽仲寿に続いて、また台湾の若手選手が日本プロ野球から見初められた。岡山共生高校の李秉諺である。25日のドラフト会議でソフトバンクホークスの第4順で指名されたのだ。李秉諺は本名を李杜軒といい、父親の李杜宏は現在、代訓藍隊を率いてLa New熊隊とのプロ野球二軍の優勝決定戦を戦っている。これはいわゆる「虎の子に犬は出ない」である。李秉諺は台湾で高校1年生の上学期を過ごしたあと日本へ留学した。身長は172cmしかないが内野手としての守備範囲は広く、さらに長打力もあり、2年半の高校生活で53本塁打を叩き出した好選手である。岡山共生高校野球部は創部してまだ5年、今年の甲子園大会の岡山県予選ではベスト8を前に敗退したが、李秉諺の打撃はソフトバンクや阪神のスカウトに注目され、このたびドラフトで指名されて王貞治率いるソフトバンクホークスの一員となる。去年の8月では高校通算42本だったけど、1年経って53本になっているようです。ちょっとペースダウン?それからやっぱり身長が低いことを書かれてます。前にも身長が低いことを心配する声に対して、西武の「おかわり君」こと中村剛也選手も背が低い(175cm)のにホームランたくさん打ってるだから大丈夫、なんて記事がありました。172cmしかないんですねぇ。ところで、日本のスポーツ新聞サイトだと見た限りではどこも174cmって書いてあります。こことか(写真つき)。→[網頁]ソフトバンク4巡目指名・李秉諺(スポニチ)少し背が伸びた? それともサバ読んでる?●「旅日球星」は10人に例の剛腕中学生の林[羽廾]豪投手も22日に巨人と正式に育成選手契約し、24日に来日して会見したそうですね。今年、日本プロ野球の台湾人選手は8人だったので、林[羽廾]豪投手で9人目。そして李秉諺選手が入団すれば、来年は台湾人選手が10人ってことに。とうとう二桁です(オフの間にもっと増えたり減ったりするかも知れないけど)。ほんの7年前には大豊さんしかいなかったことを考えれば、ずいぶんと賑やかになったものだ。
2006年09月25日
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神奈川予選は最終日を残してしばらくのお休み期間に入り、その代わりってことでもないでしょうが、23日は横浜スタジアムで神奈川BBトリニティーズと茨城ゴールデンゴールズの試合が行なわれました。夕方から出かける用事があったので見には行かなかったけど、インターネット中継がありましたので、最初のところと途中をちらっと拝見。今までゴールデンゴールズの試合は見たことがないもので、じゃあどんな感じなのか見てみよう。いい時代になったものだ。接続してみるとまだ試合が始まる前で、両チームの選手がベンチ前でおどけている様子が映ってます。「イベント試合」だから選手もリラックス? でも試合が始まってみるとそこは野球選手、ファインプレーあり、豪快なホームランありと、見ごたえある場面も多かったです。パフォーマンスは芸人さんにまかせて選手は真剣に試合しなさい、っていうのが欽ちゃんの教えでしたもんね。おもしろいという評判のマイクパフォーマンスは、ネット中継だと何を言っているのかイマイチ良くわからず、それほど楽しめませんでした。球場で見ないとダメですね。ただ。横浜スタジアムだからトリニティーズのほうが地元でゴールデンゴールズはビジターなのにゴールデンゴールズが一塁側だったり、ゴールデンゴールズのメンバー発表のときは一人一人インタビューつきで紹介されていたのにトリニティーズの選手発表のときは何にもなかったり、得点が入ったときもゴールデンゴールズ側だけハワイアン(タヒチ?)のダンスがあったりで、一つ一つは細かいことなんだけど、やっぱりこの試合はゴールデンゴールズのほうが主役なんだ、ってことが明らさまに感じられてしまってちょっとゲンナリしてしまった。●トリニティーズのメンバーさて、トリニティーズはちょうど一週間前に日本選手権神奈川予選で東芝と試合したときの出場メンバーが、打順は入れ替わってたけどほぼそのまま出てました。先発は東芝戦でも先発した川野昌彦投手でした。インターネット中継の解説は森中千香良さん。森中さんはトリニティーズの面倒もみているそうで、トリニティーズの選手のことをいろいろしゃべってくれました。川野投手が台湾の二軍からすぐに戻って来た理由は「台湾料理が口に合わなかったから」なんだって。あははは、ホントかよ。鈴江彬投手のほうの理由は「わからない」そうです。それからトリニティーズの3番を打っていた元中日の都築克幸選手は東芝との試合の翌日(17日)に楽天の入団テストを受けに行っていたみたいですね。中継の中では、最後の最後で不合格になってしまった、と紹介されてました。やっぱり力はあるんだなぁ。記事にもなってます。→[記事]金森投手、速球に多彩な変化球で楽天入団テスト2次審査パス(サンスポ)(9/18)(見出しの金森投手というのは西多摩倶楽部の金森久朋投手のこと。退部してたんですねぇ)●試合はゴールデンゴールズの勝ちさて、試合はせっかく中盤までは締まったいい試合だったのに、途中からトリニティーズが「助っ人」元プロ野球投手や、普段の公式戦ではコーチに専念している投手を登板させて打たれ、大差がついてしまいました。まぁ「イベント試合」だから、勝敗はあんまり関係ないのかな。途中で出かけてしまったので最後は見てませんが、あとで記事を見ると、最後トリニティーズが追いあげて9-6でゴールデンゴールズが勝ったそうです。個々の選手では、トリニティーズでは元三菱ふそう川崎の野呂昌平選手が同点のソロホームラン、ゴールデンゴールズでは元川口球友クラブの泉名淳史選手が満塁ホームランと、少しは知っている選手がホームランを打つ活躍を見せてくれました。●観衆15000人中継を見ていると横浜スタジアムの内野スタンドの一部にしかお客さんがいなくて、あれ、あんまり入ってないな、と思ったのですが、これは満員にはならないことを見越してお客さんが入れるところを制限していたからで、観衆は15000人だったそうです。ずいぶん入りました。解説のかたは制限しなかったら満員だったんじゃないか、なんて言ってました。先週の東芝とトリニティーズの試合では、トリニティーズ側のスタンドには数えるほどしかお客さんがいなかったのに、この日は大盛況。うーん、さすが欽ちゃんの力、ってことになるのかなあ。ま、たくさん詰めかけたお客さんの一部でも、これからトリニティーズや社会人野球に目を向けてくれればいいな、と思ったのでした。
2006年09月24日
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サボってましたが、久しぶりの台湾ネタです。(ニュースを読むのにやっと追いついた。ふぅ)23日の試合で、魔術数字を「2」としていたLanew熊が勝ち、2位の興農牛が敗れたためにLanew熊の後期シーズン優勝が決定。ぶっちぎり優勝でした。8月が終わったときは熊と牛は2ゲーム差くらいの接戦だったのに、9月に入って熊5連勝、一方の牛は7連敗と転落して事実上ほとんど決まっちゃってました。熊隊は優勝決定時点で29勝9敗3分の勝率.763と超高勝率、残り9試合も残しての優勝は中華職棒連盟史上初だって。ここ数シーズンの台湾職棒は混戦混戦大接戦が続いていたので、こういうぶっちぎり優勝は久しぶり。優勝争いとしてはちょっと、いや、かなりツマラナイものに。そのせいか観客動員もずいぶん寒いことになってるみたい。私もあんまり中継にかじりついて見る気にならず…。もちろん熊隊には何の責任もございませんで、他のチームにも頑張ってもらわないと。で、前期の熊隊は試合のない日に2位の獅隊が負けて優勝決定したので、今回は悲願の「自力優勝」。でも今回も自チームが勝った時点では優勝決まってなくて、2位の牛隊の結果待ち。球場で待つこと15分、牛が敗れて優勝決定だったんだって。だから厳密には「他力優勝」なのかも。最後の打者を打ち取って優勝が決まり、投手と捕手が抱き合い、スタンドからはテープが雨のように…っていうようなお馴染みの光景とはちょっと違ったらしい。そしてせっかく優勝決定だというのにお客さんの数がたったの1877人だったというのも残念。試合が地元の高雄ではなく、遠く離れた羅東だった、っていうこともあったでしょうか。さて、これで熊隊は前期・後期ともに制して「完全優勝」。次は台湾王者としてアジアシリーズに出場…とはならないところが理不尽、もとい、面白いところで、年間順位2,3位チームが出場するプレーオフの勝者と台湾シリーズを戦うことに。でも熊隊は前期も後期も優勝したんだから、台湾シリーズでは何らかのアドバンテージがあるに違いない…と思いきや、聯盟公式サイトの「賽制」のところ(→これ)を見る限りでは特に何のアドバンテージもないみたい。ニュース記事を見てもそれっぽいことが書かれている記事は見つからないし、台湾シリーズは両チームあくまで対等な立場で7戦中4勝しないと優勝できないってことでいいのかな?これだけぶっちぎり優勝したのにもしも台湾シリーズで負けたら何だか気の毒だけど、でもアジアシリーズで少しでも良い成績を期待するならばその時期に調子が良く、しかも短期決戦に強いチームが台湾代表として出たほうが良いとも言えるし…。日本のプレーオフにも似たようなことが言えますけどね。さ、あとはプレーオフ枠をめぐる牛、獅、蛇の3チームの争い。ちょっと蛇隊は不利な状況だけど、直接対決もいっぱい残ってるのでまだまだわからない。
2006年09月24日
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22日の日本選手権神奈川県予選の続きを書きます。準決勝第一試合、東芝と三菱重工横浜硬式野球クラブの対戦。私は早起きするつもりが大幅に遅刻してしまいまして、着いてみるとこれから6回が始まるところ。スコアボードを見ると2-0で東芝がリードで、重工はまだ2安打。東芝が優勢らしい。東芝は磯村投手、重工はこの時点では矢島投手でした。が、私が着いてからすぐ、試合は大きく動きまして…。◇第33回日本選手権神奈川県予選準決勝三菱重工横浜硬式野球クラブ000 002 020=4(8安打、1失策)100 101 000=3(9安打、1失策)東芝[重]亀川(4回2失点)、矢島(1回)、岩崎(4回1失点)-高安 (二)斉藤、塩沢、渡部、瀧諒[芝]磯村(7+0/3回4失点)、アン(0回)、中野(2回)-飯田 (二)安田、井関28井上→H9奥野/5今野/6瀧諒/D渡部/3斉藤/4塩沢/2高安/98後藤/7保谷8井関/6加藤/D安田/9大河原→H結城→9杉本→H長谷川→9堺/3松田/5平馬/7伊勢/2飯田/4露口(到着前の部分は翌日の新聞などから補足)6回表の重工は簡単に二死から、渡部選手と斉藤選手の4、5番に連打が出て二死二三塁。続く塩沢選手はレフトへの大きな、そして高く上がった当たり。レフト伊勢選手の追い方は一目散って感じではなくて前を向きつつ少しずつ後退。この感じだとフライでアウトか、ホームランかどちらか。最後、伊勢選手は追うのをやめて見送ったので、これはホームランなんだなと思ったところ、落ちてきたボールはフェンスの中ほどに直撃。あれならフェンスにつけば捕れたようにも見えたのですけど、もしかしたら見失ったでしょうか。2点入って同点になります。その裏から重工は岩崎投手が登板。追いつかれてから岩崎投手だとこの先厳しい展開になりそう。でもこの日の岩崎投手は立ち上がり制球イマイチだったようで、すぐさま下位打線に四死球2つとバントで一死二三塁。2番・加藤選手は前進守備のセカンド正面への強い当たり。これを塩沢選手が大きく弾いてしまいます。三塁走者の飯田選手は弾いたのを見てからスタート、しかし素早い返球にホームでアウト。最初から走っていれば…。(このプレーはエラーがついたようです)でもこのとき二塁走者の露口選手は三塁へ進んだために、次の安田選手の三遊間への内野安打で1点勝ち越し。瀧選手も深いところ良く追いつきました。このあとまた死球で満塁になったものの、5番・松田選手は三球三振。しかも見逃し。むむむ…。内野安打1本で1点入っただけラッキーってことにしますか。あとは磯村投手がどこまで持つか…。(2006/09/25追記:加藤選手の打球を弾いたのは一塁手で、素早くバックアップしたのがセカンドの塩沢選手ではないかとのコメントをいただきました。塩沢選手ゴメンナサイ)(2006/10/02追記:バックアップしたのはショートの瀧選手のようです。詳しくはコメント欄にて)しかし重工は8回にまたこわ~い中軸に回ります。ここでちょっとトラブル。先頭の瀧選手のセンター前へのライナー、井関選手が突っ込んできてグラブを差し出しますが届かず、ワンバウンドで捕球。に見えたのですが、近くで見ていた二塁塁審はアウトのジャッジ。三塁側スタンドから「ワンバウンドだろ!」「センターに聞いてみろ!」といった野次が飛び、重工側からの抗議を受けて4審判が集まって協議したところ、判定が覆ってヒットに。まぁワンバウンドでしょう。続く渡部選手が右中間を破って3-3の同点。このあと投手交代があって一死二三塁となり、マウンドは中野投手、打席に高安選手。ここで初球スクイズ! が、内角の厳しいところへの投球に高安選手は辛うじてバットに当ててファウル。良く当てました。打ち直しの高安選手が放った打球は前進守備の三塁の右へ飛ぶ強いゴロ。完全に抜けてタイムリーヒットかと思いましたが平馬選手が横っ飛びでナイスキャッチ! 素早く立ち上がってバックホームしようとする平馬選手。でも渡部選手のスタートも良かったみたいであきらめて一塁送球、重工勝ち越し。ホームに投げていれば微妙なタイミングに見えたけど、ボールを握り直したので送球が遅れたようにも見えました。東芝は7回以降は岩崎投手をつかまえることができず、都市対抗で補強に来ていただいた「恩返し」をされてしまいました。全く手も足も出なかったのではなく、8回裏には井関選手が右中間を深々と破る二塁打でノーアウト二塁っていう場面があったのですが、加藤選手のバントが投手正面に転がって三塁アウト。痛かったな~。(瀧選手はフルネームで表記。ヒットの数は東芝のほうが多かったのですが、重工はチャンスできっちり得点しました)さてさて。順位決定戦とはいえ、磯村投手が投げたんだから勝ちに行ったはず。それで勝てなかったっていうのはとてもイヤな感じ。それから大河原選手は今日もスタメン4番に入っていたようですが、またまた6回のチャンスで代打を出されて交代。これで3試合連続で途中交代で、まだちょっと4番は荷が重いみたい。4番が中盤まででほいほい代打を出されてしまう打線っていうのも心配だな~。5番に入っていた松田選手も私が着いてからは2打席とも三振だったし。逆に重工さんは4番の渡部選手を含め中軸打線がとてもいい仕事。中軸以外にはほとんど打たせなかったんだけど、ここに仕事させてしまうとなかなか失点を抑えることができないですね。一塁側・東芝のスタンド。平日の午前の試合にしてはそれなりに入ってました。小さくてわからないけど、2年目の同期、長谷川選手と加藤選手の横断幕が出てます。三塁側・重工さんのスタンドはちょっと人数は少なめだったけど、ヒットやいいプレーが出るたびに大きな拍手。あたたかい応援でした(「誤審」のときの野次はすごかったけど)。次はしばらく間が空いて26日。東芝は3位決定戦へ、重工は決勝戦へ。東芝の3位決定戦の相手は新日本石油ENEOSなのですが、先発は準決勝で投げなかった広瀬投手かなあ。また「恩返し」されてしまいそう。
2006年09月23日
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22日の日本選手権神奈川予選は、保土ヶ谷球場では準決勝2試合。この日登場の4チームは二次予選進出は決めているので、順位決定戦になります。第一試合は途中からでしたので新聞など見てからまたあとで。第二試合は全部見ましたので、先に書きます。◇第33回日本選手権神奈川県予選準決勝日産自動車101 090 0=11(10安打、0失策)000 220 0=4(8安打、2失策)新日本石油ENEOS[産]青木(6回4失点)、高崎(1回)-南、中原[石]村上(4+2/3回6失点)、清見(0回3失点)、片岡(0回2失点)、谷口(2+1/3回)-山岡4船引/6四之宮/7吉浦/3小山/D須田→HD岩越/5松元/9大庭/2南→2中原/8野村8平田/6樋口→H5柳田→H大可→R千代永/3岩本/9池辺/7坂下/D宮沢/4岩崎/2山岡/56浅田試合はまず日産自動車、四球の走者が盗塁したあとにタイムリーが出るっていうソツのない攻めで1回・3回に1点ずつ取って2点リード。ENEOSは4回裏、こちらも四死球で出た2走者を宮沢選手が右中間への三塁打で返して同点。この打球、ライトの大庭選手が追いながら前へ出てきて腕をぐるぐる回し、「捕るぞ~」って演技したんですがENEOS側は騙されませんでした。ここまでは接戦。しかし5回で試合は決まってしまいました。日産はエラー、四球、死球でノーヒットで二死満塁とすると、ここまで2安打だった日産打線が火を噴き、6番の松元選手から始まって3番の吉浦選手まで、打つわ打つわの何と7連打。間に悪送球も絡んで9点も入ってしまいました。7連打の途中で先発の村上投手は降板。清見投手・片岡投手と交代したのですが、両投手とも1つのアウトも取れません。清見投手があんなに打たれるだなんて…。最後は谷口投手が出てきてやっと抑え、あと1点で5回コールドの点数ってところで食い止めます。その裏、今度はENEOSが負けじと反撃。日産の先発・青木投手にヒット4本集めて2点返してなおも満塁、打席には宮沢選手。ここでベンチから日産・久保監督が出て来ます。宮沢選手は先ほどの2点タイムリー三塁打を含めここまで2打数2安打。だから投手交代かなと思ったら、替えられたのは捕手の南選手のほうでした。中原捕手に交代。すると宮沢選手はショートゴロでチェンジ。ふーむ、強いチームの采配はうまく見えますねぇ。その後は点が入らず、7回は日産・高崎投手が出てきて1イニングを押さえ、そのまま11-4、7回コールドでゲームセット。日産はヒット10本で11点。都市対抗からの効率の良い得点はまだ続いているようです。ということで日産の圧勝。日産は伊藤・青柳・村上といったレギュラー格選手がお休みで、内野を中心に少し若手重視のオーダーだったのですが、ぜんぜん関係なし。序盤は足で点を取り、5回には打ちまくり。久慈賞の吉浦貴志選手は最初の打席で盗塁して先制点のホームを踏むと、2点目のタイムリー、そして7連打を締めるタイムリーと、貫禄の活躍でした。ENEOSは前の三菱ふそうさんとの試合でいっぱいいっぱいだったでしょうか、大敗。その中で、宮沢健太郎選手は2安打2打点の活躍。DHに入ってましたがノックは普通に受けてましたし、走って走って三塁打も打ちました。ケガは大丈夫なようです。ENEOSは都市対抗予選後にコーチ陣が入れ替わり、池田克史選手は背番号10のままですがコーチ専任になられたそうです。この日はノック係や三塁コーチ係。野手出身のコーチは池田コーチしかいませんからね。右の三塁手は7連打の口火を切った松元政樹選手。それからノックと言えば、去年は正捕手だった日産・須田光選手がノックを一塁で受けてました(DHでスタメン)。日産の捕手はまた人事異動でしょうか。日産は26日の決勝戦は三菱重工横浜硬式野球クラブと対戦。ENEOSは3位決定戦に回り、相手は東芝。●石川テレビで中継?試合の中盤からネット裏にテレビカメラが現れまして、何だろうなと思って見てみると「石川テレビ」と書いてある。石川県のテレビ局でしょうか。なぜ石川県?? 選手名鑑を見ると、ENEOSの4番手・谷口邦幸投手が石川県出身なんだって。確かに谷口投手がマウンドにいるときに真剣に撮影しているように見えました。ローカル局でレポートがありそうです。
2006年09月22日
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大阪・和歌山地区に浮気してる間に、神奈川では三菱ふそう川崎と新日本石油ENEOSが「負ければ予選敗退」の大勝負でした。ENEOS公式サイトで試合速報をしているのはわかっていたけど、外出中でパソコンが使える状態ではなく、見られない。でも気になって仕方がない。じゃあ携帯電話で見えないかなあと、ENEOS速報ページは携帯電話対応じゃないけどダメ元で挑戦。携帯版googleでENEOS野球部を検索してたどると…。おっ、何とか見えた! スコアの部分とかはボロボロだけど、文字速報の部分はちゃんと見える。前に使ってた機種で携帯非対応ページを見るとほとんどの場合、ぜんぜんまともに見えなかったのに。最近の携帯ってすごいんですねぇ。(携帯版googleがすごいのか?)試合は3回の攻防で明暗を分けたようで、双方とも二死からのチャンスで中軸に打順が回り、タイムリーが出たENEOSと出なかったふそうってところでしょうか。先発した広瀬繁投手が完封勝利、4番の池辺啓二選手2安打2打点と、一ヶ月ほど前は赤いユニフォームを着ていた選手が活躍したようです。都市対抗予選中に大ケガしたために補強からも漏れたという宮沢健太郎選手も復活。良かった良かった。ま、ENEOSはずっとこの日のために調整して来たと言っても過言ではないはず。見事、夏に敗れた雪辱を果たしたようです。ふそうさんはヒットは結構打ったけど、併殺や盗塁死もあってなかなか走者を進められずに長打も不発だったようでもう秋は敗退。早いなあ…。都市対抗から時間がなくて、気持ちの切り替えもなかなかできなかったのかも知れません。秋のインターコンチネンタル杯やアジア大会に選ばれる選手もいるかと思いますので、そちらに向けてがんばっていただきたいと思います。(そろそろ代表選手決まってるのかな??)。それにしても、東京ドームでベスト8を戦ったチームが、あれからまだ一ヶ月も経ってないのに一次で消えるだなんて。予選方式と代表枠の数、何とかならないんでしょうか。来年からは春シーズンの大会で1つでも多く神奈川のチームが優勝して、日本選手権の代表枠を増やしてもらわなくては。21日の結果。◇三回戦代表決定戦新日本石油ENEOS 4-0 三菱ふそう川崎日産自動車 10-0 慶応EMANON (5回コールド)二次予選進出の4チームは東芝、三菱重工横浜硬式野球クラブ、新日本石油ENEOS、日産自動車と決定。関東二次予選の組み合わせが楽しみです。(去年みたく、一次予選終了前にもう組み合わせ決まってるのかも知れないけど)。代表権争いは終了したので残るは順位決定戦。22日は2球場で2試合ずつ。◇5位決定トーナメント(三菱重工横浜神奈川グラウンド)相模原クラブ vs 横浜金港クラブ (10:00)三菱ふそう川崎 vs 慶応EMANON (12:30)◇準決勝 (保土ヶ谷球場)東芝 vs 三菱重工横浜硬式野球クラブ (10:00)新日本石油ENEOS vs 日産自動車 (12:30)
2006年09月21日
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いろいろあって大阪に来ています。今日は日本選手権の大阪・和歌山予選、大阪ガス対松下電器の試合を見に行ってきました。会場は大阪ガス・今津グラウンド。初めて行く球場です。どんなところかな~。今津って兵庫県なんですねぇ。知りませんでした。大阪・和歌山予選なのに兵庫県でやるんだ。阪急線の今津駅を降りて南西方面へ歩き、阪神今津駅の前を通って大きなショッピングセンターやコンビニの前を通り過ぎ、そのまま真っ直ぐ進んでいくと10分ほどで正面に「大阪ガス株式会社・今津総合グラウンド」の表札を発見! 方向音痴の私でも全く迷うことなく到着しました。駅にも地図が出てましたよ(今津グラウンドとは書いてないけど)。(入り口はこんな感じ。今津駅から真っ直ぐ来て、道路を渡った正面にあります)第三試合の開始に間に合わなかったのですぐに中に入りたいところですが、慌てない。入り口に「関係者以外は受付を済ませてから入場のこと」みたいな看板が出てましたので、受付に行って名前を書いてから中へ入ります。(ちなみにこの受付の建物の中には大阪ガスの都市対抗準優勝のときなどの旗やカップがたくさん展示してあります。必見!)ここは総合グラウンドだけあって陸上トラックやテニスコートもあります。野球場はその奥。入り口から遠いんだ、これが。早く試合見たいのに。しかも野球場に近づくとそこは外野で、球場の入り口はさらに奥。ぐるっと回り込まないといけません。塀の向こうはもうグラウンド、中からは選手のかけ声とか聞こえるのに中は良く見えない。じれったい!走って走って、やっと内野入り口から中へ。到着したときにはもう松下電器が4点も先制してました。結果的に、試合の山場はもう終わってしまっていたようで…。さて、ネット裏にはこじんまりしたスタンドが設置されていたのですが意外とお客さんいっぱいいましたねぇ。ホーム後方の席は混み混みでした(1/3くらいはビデオ係りや偵察隊だった気もしますが)。(スタンドの様子。ネット裏は結構混んでました)混んでいたので隅っこのほうで観戦。さすが関西だからか、スタンドのおっちゃん達がにぎやかです。松下電器のチャンスで「ここで4番や!」「点入れなあかんで~」。威勢の良い声が飛びます。ここで打席に入る松下電器の4番打者は…あれ、倉田大祐選手です。あとで調べると、倉田選手は都市対抗予選のときは9番だったのに! 4番だった梶原康司選手は今日は3番に入ってました。スコアボードに選手名表示なし、アナウンスも一切なし、途中からなもんだから誰が何番打者かわからなかったけど、おっちゃん達の会話でわかってしまった。ということで、途中からなんですがせっかくなのでメンバー載せておきます。毎日新聞の地方版にも細かくは載らないみたいだし。(JABA公式から少し補ってます。敬称略)◇第33回日本選手権大阪・和歌山予選準決勝大阪ガス000 100 000=1310 000 10x=5松下電器[大]小嶋(2回,4失点)、宮川(2+1/3回)、松尾(3+2/3回,1失点)[松]田中篤(7回,1失点)、山本隆司(2回)8坂口/9甲斐/D梶原/7倉田/3吉田憲/5平山/2新田/4堀/6後界9牧野/6岩本/4小倉/3沢多/7溝下/D平山/8木下秀/2倉重/5山田康(3回途中でのオーダーです)(スコアボードはこんな感じで結構立派なものでした。選手名の部分は残念ながら使われず)試合のほうは、4-0から4回表、大阪ガスの4番・沢多弘也選手がセンターへ特大ホームランで1点返します。が、その後は両チームとも塁上は賑わすものの、まるで点にならず。大阪ガス・宮川兼二郎投手→松尾洋和投手、松下電器・田中篤史投手が踏ん張ります。特に松下電器は満塁のチャンスを二度潰し、「ヒットもう11本も打ってるのに残塁ばっかりでちっとも点にならないじゃないか」(←本当は関西弁で)っていうおっちゃんのボヤきにようやく7回、9番・後界昭一選手がライトへ二塁打して松下電器が5点目を入れ、8回から出てきた山本隆司投手がピンチを招きながらも何とか抑えて松下電器が決勝進出を決めました。(こんな感じの緑がきれいなグラウンドです。バックスクリーンの上に見える建物には「JFE」と書いてありました。隣がJFEの製鉄所?)あとでJABA公式で経過を見ると、大阪ガスの先発は阪神が希望枠で獲得する方針らしい小嶋達也投手だったんですねぇ。私が着いたときにちょうど宮川投手がコールされたので2回で降板ってことのはず。2回4失点ですかぁ。見てないので内容はわかりませんが、調子悪いのかな? 吉田憲一郎選手にホームランを打たれてしまったようです。グラウンド脇には、大阪ガス野球部の選手のネームプレートがあります。歴代選手全員分あるみたい。だからすごい数。おおっ、元東芝府中・野夫井誠選手もちゃんとあるじゃないか(←当たり前か)。入部順に並んでいるようです。入部年だと松尾投手とは同期ってことになるんですねぇ。以上、今回の関西へのお出かけはおしまい。大阪には2ヶ月したらまた行くぞ~。●おまけきっと関西では常識なんだとは思いますが、神奈川在住の私には新鮮だったこと。・阪急には「携帯電話電源OFF車両」というものがある。・阪急は「1番線・2番線」ではなく、「1号線・2号線」という。(阪急で今津駅に行くときには必ず通ることになる西宮北口駅にて。「6・7号線より」って書いてあります。阪急は他の駅でもそうでした)これも西宮北口駅にて。ずいぶんと豪快なフォームの投手です。モデルがいるのかも。ユニフォームの色からして阪急対南海戦?そういえば阪急ブレーブスのホームは西宮球場でしたね。この近くにあったのかな?
2006年09月21日
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20日の日本選手権神奈川予選、JABAによりますと結果は以下のとおりだったそうです。◇三回戦代表決定戦東芝 9-2 相模原クラブ (8回コールド)三菱重工横浜硬式野球クラブ 10-1 横浜金港クラブ (7回コールド)第一試合は見に行かれたアミさんに掲示板でメンバー等を教えていただきました。ありがとうございます! 掲示板は携帯からだと見えないし、そのうち流れてしまうかも知れない(?)ので、結果とメンバーの部分を貼り付けておきます。相01000100×2東10005021×9P木戸(1~6)藤田(7~8)-C飯田8井関・6加藤・D安田・9大河原・5平馬・3長谷川・7杉本・2飯田・4露口1点先制したけどすぐ追い付かれ、5回表まで1-1の同点。5回裏にようやく相手投手をつかまえて大量得点し…って、前の試合とまるで一緒だよ。相模原クラブの先発・飛弾投手も実績ある投手だけど、序盤なかなか点が取れなかったみたいですねぇ。アミさんの感想「チーム全体が何か元気のないような気がして」っていうのもとても気になりますが、何はともあれこれで準決勝進出で、二次予選進出は決定。次は金曜日に三菱重工横浜硬式野球クラブとの対戦。ところで飛弾投手は今回も含めてJABA公式ではしょっちゅう「飛騨」と間違えられてますが、「飛弾」が正しいはず。ヤマハの正捕手だったヒダノ選手(現コーチ)も「飛弾野」と書くのが正しかった。でも、googleで検索してみると。「相模原クラブ 飛弾」で検索…92件「相模原クラブ 飛騨」で検索…49件やっぱり間違えやすみたいですね。「ヤマハ 飛弾野」で検索…14件「ヤマハ 飛騨野」で検索…116件 ←!!…。どっちが正しいのか、自信なくなって来ました。(スポニチでさえ「飛騨野」って書いてるし)さて、21日は◇三回戦代表決定戦三菱ふそう川崎 vs 新日本石油ENEOS (10:00)慶応EMANON vs 日産自動車 (12:30)とうとうこの日が来てしまいました。いよいよ大一番。三菱ふそう川崎と新日本石油ENEOS、どちらかここで予選敗退。敗者復活もありません。もしかしたら、日本中の一次予選の試合で最も注目される一戦かも。ENEOS公式ページではこの三回戦からリアルタイム速報してくれるとのこと。気合いが入ってます。せっかくの速報システム、1試合だけで終わっちゃうのか(一応、5位決定トーナメントもありますが)、それとも準決勝・決勝、そして二次へと続くのか?私は今日もお出かけなので速報も見られません。気になっていろんなことが手につかなそうだ。
2006年09月20日
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ちょっと遅くなりましたが、日本選手権千葉県予選は18日が最終日でした。雨が心配されたのですけど、それほど降らなかったのか、無理矢理強行したのか、とにかく予定通り3試合行なわれたようです。結果は。→[記事]社会人野球:日本選手権・県大会 かずさマジックが接戦制し優勝 /千葉(毎日新聞)◇準決勝代表決定戦かずさマジック 18-1 千葉熱血MAKING (7回コールド)◇決勝戦かずさマジック 4-3 JFE東日本というわけで、かずさマジックは夏に続いて県予選1位で通過とのこと。おー、良かったですね~。一次予選とはいえ、1位通過なのはやっぱり気分が良い。ちょっと影が薄かった気もする領家訓応投手が先発で好投、序盤のリードを守って最後は長尾康博投手が締めたとのこと。かずさ市民応援団公式やJFEさん公式の試合速報で決勝戦のオーダーを見ると、一次予選だからか双方ともメンバーは少し落とし気味の模様。ただ、かずさのほうはベストにわりと近い感じなのに比べて、JFEさんは夏に中軸だった選手がみんないない。たぶん尾張友紀選手は都市対抗でケガしちゃってまだちゃんと治ってないんだろうし、田浦英仙選手もなぜか試合が始まってすぐに交代しちゃったみたい。何かあったんだろうか?それにJFEの投手が塩田史人投手に代わってからのかずさ打線は7イニングでたったの2安打だって。もちろん0点。何度当たってもなかなか打てないですねぇ。いい投手というのはなかなか打てないものだけど、こうも苦手だとまた来年以降も苦しめられそうです。ま、とりあえず関東予選ではJFEさんとは別の山だろうから、まあいいか。ところで準決勝の第二試合では、サウザンリーフ市原がJFEさん相手に2-4と、ずいぶんいい試合したみたい。しかも途中で2度もリードを奪ってるし。夏の予選でもかずさマジックと0-4でした。強そうです。ここ何年か、千葉県予選の決勝戦はいつも同じ顔合わせになってるけど、それが破られる日も近いかも。うかうかしてられません。●神奈川予選3日目一方、神奈川県予選は18日は雨天順延で、今日(19日)、大会3日目の二回戦残り3試合を開催。JABAを見ると、こういう結果。◇二回戦新日本石油ENEOS 8-1 横浜球友クラブ (7回コールド)慶応EMANON (没収試合) 小田原フレンドリークラブ日産自動車 12-2 マルユウベースボールクラブ湘南 (5回コールド)おそらく順延になった影響で、小田原フレンドリークラブは人数が揃わず没収試合とのこと。ここは人数少ないんですよね、都市対抗予選のパンフレットでも名簿の下半分真っ白です。順延するとこういうところに影響出ちゃいますねぇ。ENEOS公式ではもう今日の試合の詳細が載ってます。まー早いこと。いつの間に、ENEOS公式には「応援アニメ」なるものができてたんですね。都市対抗予選の頃ってありましたっけ? 見てみると…。ははっ、おもしろ~い。アニメの振りに合わせて音が出るといいのにな~。明日(20日)の予定。◇三回戦代表決定戦東芝 vs 相模原クラブ (10:00)横浜金港クラブ vs 三菱重工横浜硬式野球クラブ (12:30)勝てば関東予選進出、負ければ敗退。
2006年09月19日
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前の日記の続きです。さてさて今日、横須賀スタジアムに行ったお目当ての一つがインチェ(林英傑)投手。が、球場に到着してスコアボードを見て、先発ではないことを確認。ま、そうだよね、順番的に。先発しかしないインチェ投手なので、当然この日の登板はナシでした。試合が終わり、敗れた楽天二軍は一軍の監督譲りか、ベンチ前で長~いミーティング。試合中、ネット裏からベンチの中をよ~く見て探したけどインチェ投手はベンチにいなかったみたいだし、もしかしたらしばらく登板予定ナシで遠征に帯同もしてないのかも、と思いつつミーティングの輪に近づいてみると。ん…。左上のほう…。いたっ!じゃあ試合中はブルペンの中にいたのかな。ユニフォームではなくて、ちょっと色の違う練習着(?)を着用。隣は通訳の丘文宋さん?ミーティングの内容は通訳さんが聞いていて、それを訳して教えてもらってるようでした。神妙に聞いている…ようにも見えたんだけど、通訳さんが話を聞いている間はあちこちよそ見。ま、日本語わからないと何言ってるかわからないからその間はヒマでしょうね。(いちばん上に貼った写真でも、右のほうで一人だけ違うほう向いてるのがたぶんインチェ投手だな、こりゃ)インチェ投手というと柔らかい笑顔ってイメージだったけど、ミーティングの間はなんかとっても渋い表情でしたねぇ。手前のもっと渋い表情は谷中真二投手。(それにしても網、邪魔!)楽天二軍は今日からしばらく関東での試合が続き、このあと関東で8連戦。きっとどこかで先発するのでしょう。湘南シーレックスは公式ページで二軍の先発予定投手をある程度先まで発表してるんですが、楽天二軍もやってくれればいいのにな~。これは長~いミーティングがやっと終わり、バスに乗り込むところ。ああっ、後ろ姿になってしまった。だってずっと横か後ろ向いたままなんだもの。どうも荷物を気にしていたらしい。バスに乗り込むとき、人気のある選手には「出待ち」のファンから声援が飛んでましたがインチェ投手には特になし。むむむ…。来年はキャーキャー言われるようになってくださいませ。そして横須賀に来ないで済むよう、一軍で。
2006年09月18日
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今日は日本選手権の神奈川予選が中止だったので、横須賀スタジアムにイースタンの湘南と楽天の試合を見に行ってきました。楽天二軍が神奈川に来るのも今年ラストみたいですから。昼前には雨があがったから傘なしでも大丈夫だと思ったら、ちょうど試合が始まる頃には再び強い雨が。とても耐えられなかったので仕方なく途中のコンビニでビニール傘購入。台風の影響か、横から風も吹き付けて傘が折れそうなほど。やっと球場に着いたら、雨のために試合は中断してました。間もなく雨はあがって再開したけど、その後も時おり雨が降ってちょっと辛かったです。さて、一応お目当てとしてはインチェ(林英傑)投手だったのですが、順番的に今日は投げないだろうな、と思ってはいたけどやっぱり投げませんでした。インチェ投手についてはまた別に。代わりと言ってはなんですが、社会人出身の選手がたくさん出てましたので、その視点で書きます。(社会人出以外の選手は良く知らないので…)(どちらかというと楽天側の選手のことを多く書いているので、日記のテーマは楽天にしてあります)今日の楽天の先発は愛敬尚史投手。松下電器に入ったとき、「松下に大学からすごい新人が二人入ったんだ。今年の松下は強いぞ」って大学野球に詳しい友達に聞かされて以来、私の中では「愛敬投手=すごい投手」です。(「すごい新人」のもう一人は大久保勝信投手)確か「登板試合で負けがつかない記録」の持ち主で、今年は勝ち運を発揮して一時期は一軍で活躍してたと思ったけど今は二軍なんだ。左:投げる愛敬投手。サイドスローだけど、何か、前よりも腕が上のほうから出るようになってる気が。以前は気迫を前面に出すタイプでしたが、今日はわりと淡々と投げてたような。右:打つ愛敬投手。そうか、パ・リーグの選手も打席に入るんだった。愛敬投手は初回はストライクがなかなか入らずに苦労してましたが、2~4回は調子が出てきたか快調に無失点。が、5回に一気に6安打を集中されて5失点、この回途中で降板。ああ、こんな場面は見たくなかったよう。愛敬投手が打席に入ってる写真で、湘南の捕手は斉藤俊雄選手。打席に入ると「斉藤サン頑張ってー」の声が。イニングの合間には斉藤選手ガンバレのメッセージが読まれてましたし、スタジアムDJ(というのかな)にインタビューされてたかたも斉藤選手のファンでした。人気があるらしい。左:キューバの豪腕・アヘテ投手からサヨナラ打して日産連覇の夢を打ち砕いた辻竜太郎選手。ノーヒットでした。右:トヨタ出身・平石洋介選手。二軍で7番を打つような選手ではないと思うのですが…。今日は巧いバッティングで2安打。試合後はこころよくファンのかたにサインされてました。いい人だ。湘南のベテラン・万永貴司選手。まだ現役なんですね。中山製鋼出身の選手もラストでしょうか。某漫画では小人のように描かれてましたが、ちゃんと1メートル以上ありました(←当たり前だ)。代打で登場してせっかく四球を選んだのに、牽制に誘い出されてアウトに。右側の楽天の捕手は長坂健冶選手。途中出場で、長坂選手がマスクを被ってからは湘南打線を1安打に封じました。打つほうもヒット1本。左:写り悪いですが、湘南の4番手・佐久本昌広投手。トライアウトを受けて横浜入りしたんでしたね。ドキュメンタリー番組で見ました。が、名前がコールされると周りのお客さんに「佐久本ぉ? ま、点差があるからね」などと言われてしまってました。信頼ないらしい。その言葉どおり(?)、ホームラン2発を浴びて5点のリードを2点に縮めてしまい、1イニング持たずに降板。どうも自信なさげな感じに見えて仕方がない。右:お馴染みの沖原佳典選手は9回、代打で登場。多くの「オッキー頑張れ」の声援が飛ぶ中、見事に左中間スタンドへホームラン。さすがだ。ホームインしてベンチに戻るところ。さて、試合は最後、ホームラン攻勢で楽天が追い上げたものの、5回の大量点が効いて湘南の勝ち。楽天はヒットの数では多かったんですけど、ホームでアウトになる場面が二度。結果的にこの分だけ届かず。試合後はベンチから選手をお出迎え。二軍でもやるらしい。最後に、試合中の球場の雰囲気など少し。二軍でも、湘南の選手には一人一人にテーマ曲があって、打席に入る前に流れるんですねぇ。面白かったのは北川利之選手の「横分けハンサムボーイ」。これ、北川選手のために作られた曲?この日のお客さんは461名とのアナウンス。二軍の試合はファンのかたの声援が暖かい感じがしました。ただ「頑張ってー」だけじゃなくて、「さすが○○、チャンスに強い!」とか、「○○は追い込まれてから強いんだよね」とか、ちゃんと選手の特徴を知ってます。常連さんが多いんだろうな。ホームだけあって大半が湘南のファンって感じでしたが、楽天のユニフォームを着て熱心に応援されているかたもいましたよ。●おまけ球場の隣が日産自動車の工場で、「2年連続準優勝」のたれ幕が出てました。工場の名前を見ると「追浜工場」。あら、追浜工場って野球部の選手のかたがたくさん勤務してる工場ですよね。ホント、すぐ隣なんですねぇ。日産の野球部も横須賀スタジアムでもっと試合すればお客さん結構入るんじゃないのかなあ。
2006年09月18日
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1日遅れましたが、土曜日(16日)の神奈川県予選の記事が見たくて17日の毎日新聞神奈川版と神奈川新聞を読んでみたところ、両方の記事とも写真は松田直樹選手がホームランを打つ場面でした。(毎日新聞はカラーです。素晴らしい!)→[記事]社会人野球:日本選手権・県予選 東芝、初戦突破 全川崎ク、相模原クも /神奈川(毎日新聞)(9/17)5回に飛び出した松田選手の3ランホームランはこの試合の決勝点。1つ写真を載せるとすればこのシーンが最適でしょう。初球ホームランだったんですが、二社ともバッチリ撮ってたようです。すごいですねぇ。新聞社のカメラマンのかたというのは全選手の全打席の全球を撮ってるんでしょうか?普段は4番の松田選手、この日は代打でした。神奈川新聞によると、「調子を崩して先発メンバーから外れた」とのこと。松田選手本人も「定位置(4番)に早く戻らないとね」。別に若手選手に経験を積ませるためにスタメン落ちしていたわけじゃないらしい。都市対抗のときも4番だったけど、チャンスで打てずにノーヒットだった松田選手。たくさん詰め掛けたお客さんの前で打てず、「頼りない4番だなあ」って思われたかたも多いかも。あの頃からもう調子崩してたのかな。ちょっと波が大きい気もしますが、今の打線でいちばん4番にふさわしいのは松田選手だと思ってます。早く本調子になってくれるといいな。昨日の試合の結果。→[記事]社会人野球:日本選手権・県予選 三菱ふ、3回戦へ /神奈川(毎日新聞)◇二回戦横浜金港クラブ 8-2 国際総合伊勢原クラブ三菱重工横浜硬式野球クラブ 10-0 全川崎クラブ (5回コールド)三菱ふそう川崎 10-0 京浜野球クラブ (6回コールド)JABAの試合結果のリンクがミスしていて第二試合の結果が見られませんが、毎日新聞によれば5回コールドで三菱重工横浜硬式野球クラブが勝ったそうです。今日、予定の以下の3試合は雨天のため明日(19日)に順延とのこと。◇二回戦新日本石油ENEOS vs 横浜球友クラブ (9:00)慶応EMANON vs 小田原フレンドリークラブ (11:30)マルユウベースボールクラブ湘南 vs 日産自動車 (14:00)なお、22日に予定されていた最終日は翌日ではなく、26日に順延。ご注意を。●かずさマジックも初戦快勝一方、かずさマジックは昨日が日本選手権の初戦。結果は。→[記事]社会人野球:日本選手権・県大会 かずさが大勝 千葉熱血とともに4強 /千葉(毎日新聞)◇二回戦かずさマジック 10-1 YBCフェニーズ (7回コールド)で、3回に集中打が出て快勝とのことです。お世話になっているBaykinさんが見に行かれていますので、詳しくはそちらへ。で、千葉県予選は今日が最終日。代表決定戦となる準決勝と、決勝戦が行なわれる予定。しかし、今日は神奈川県予選が中止になったように、私の住んでいるあたりは朝からかなりの雨(昼前にはあがりました)。これは千葉県も中止かと思ったら、JFE東日本さん公式によると、試合やってるみたいです。昨日の午後からかなり降ったと思うのですが、君津ではあんまり降らなかったのかな? 結果が楽しみです。
2006年09月18日
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なんか、土曜日の職棒の試合で乱闘寸前騒ぎがあったようですね。問題の場面はboomer44さんのblogで動画つきで紹介されているのでそちらをご覧いただくとして。死球を当てられた当事者である馮勝賢選手、乱闘になってしまっているのに自分は下を向いて一塁に走っていたので気づくのが遅れ、「え、なになに?」って感じになってるのが面白い。さて、この件に関する記事が出ているのですが、いろんな意味でなかなか興味深いものでした。[記事]統一12:2撃敗兄弟 獅教練團授意[石匝]人(big5)(9/17)長いので適当に端折って。6回裏、陳連宏がヒットで出塁、代走に呉佳榮。獅隊が10-0とリードしていた場面だったが呉佳榮が盗塁。これが象隊にとってはおもしろくなく、8回の衝突の伏線になった。呉佳榮曰く、「盗塁は教練団の指示」。しかし象隊はこれを無礼な行為とみなし、7回裏に獅の陽森が打席に立ったとき、象の蕭任[シ文]はデッドボールをぶつけて出塁させた。8回表の象の攻撃、二死から林岳平が馮勝賢に対して頭の近くに投球。馮勝賢は憮然として林岳平を長い間にらみつけた。続いて林岳平の投げたボールは馮勝賢の腰に当たり、馮勝賢が不満ながらもうつむいたまま一塁に向かって走ったところ、象隊の選手がベンチから蜂のように湧き出して林岳平に向かって行き、獅隊も彼を守るために素早くベンチから飛び出した。林岳平曰く、「馮勝賢の体に当てたのは教練団の指示。僕には選択の余地はなく、従うしかなかった。相手が僕に向かってきたのもわかるよ」。死球を当てられた馮勝賢曰く、「彼が僕に当てなければならなかったのは知っている。でも頭に向かって投げることはない。野球選手ならみんな頭部に当てるのは危険だってことはきっとわかってる。それに彼の球は速いんだ。もし頭に本当に当たってケガをしたらもしかしたら野球生命が終わりになるかもしれない。誰が責任を取ってくれるんだ。」林岳平曰く、「長いこと野球をやって来たけど、こんなことは初めて。僕も『呷頭路人』だから、教練団の指示には従わないといけないんだ」。林岳平は馮勝賢、象隊の選手・教練団・ファンに対して謝った。「ホント、仕方がなかったんだ」。象の陳致遠は試合後に不満げに、「ここは台湾だ。日本の教練は日本のものを何でも持ち込むべきではない。僕らには僕らのやり方があるんだ」。陳致遠と同様に考えている選手も少なくないのだ。(『呷頭路人』って何でしょうか?→「勤め人」を表すコトバだそうです。小僧さんありがとう!)まとめると。1.獅・呉佳榮選手が10-0の大差で盗塁2.報復として象・蕭任[シ文]投手が獅・陽森選手に死球3.その報復として獅・林岳平投手が象・馮勝賢選手に死球→乱闘ということで、10-0の場面での盗塁が引き金だったようです。大差で盗塁したらいけないんですねぇ。メジャーでは"unwritten rule"っていうんですか、大差で盗塁するのはマナー違反であって、以前は親善試合中に日本の選手が知らずにこれを犯してしまって死球で報復された、なんてこともあったと聞きますが、台湾でもそうなんだ。台湾の野球は古くから日本の影響を強く受けていて、職棒も創設以来から日本人の監督・コーチが多かったと聞いていますので、そのへんは日本風なのかと思ってました。そういえば台湾では、ホームランを打たれた次の打者に死球をぶつけるとその投手は退場になるっていうルールがあるんだった。これも日本ではなく、メジャーの影響っぽい。メジャーでそういうルールあるのか知らないけど。(WBCの準決勝のとき、韓国のメジャーリーガ・金炳賢投手が福留選手にホームラン打たれたあと、小笠原選手に当てましたが退場にならなかったのを思い出しました。台湾だけのルール?)ただ。ほとんど日本の野球しか知らない私にとってはどうもこの"unwritten rule"の話は感覚的に良くわからないし、それに死球で報復するというのもなかなか理解できない。馮勝賢選手も言ってるけど、大ケガしたらどうするんでしょうか。仮に大差の盗塁がマナー違反だとしても、陽森選手や馮勝賢選手はその当事者でもないのに。イヤな役割をさせられて謝らせられてる林岳平投手も気の毒です。頭に向かって投げたっていうのも、わざと頭を狙うわけがないと思うし。慣れないことさせられて手元が狂った?そして気になるのが、最後の陳致遠選手のコメントや記事のタイトルにもあるように、獅の日本人教練団が槍玉に挙がっているらしいこと。実際のところ選手にどういう指示を与えたのか、そして知っててやらせたのかはわからないけど、少なくとも象隊の選手や象迷にとっては獅の大橋穣監督や酒井光次郎コーチはきっとこれで悪者。もしかしたら台湾球迷全体からかも。ファンというのはだいたい選手の味方ですからねぇ、指示したのが教練団だってことが大きく報じられると…。杞憂だと良いのですけど。何かうまく書けませんが、野球文化の壁っていうのかな、それをちょっと感じた事件でした。
2006年09月17日
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今日から日本選手権神奈川予選のスタートです。初日から東芝が出るので、さっそく保土ヶ谷球場へ。前の試合が延びてちょっと遅れて始まるんじゃないかと思ってたら、第一試合が意外なまでの大差で2時間かからずに終わってしまったらしく、着いたらもう始まってました。なので最初のところ少し見てませんけども、一応、出場メンバーなどを。第33回日本選手権神奈川県予選◇二回戦神奈川BBトリニティーズ000 100 000=1(3安打、1失策)001 040 02x=7(10安打、0失策)東芝[ト]川野(5回5失点)、鈴江(3回2失点)-深沢[芝]磯村(8回1失点)、木戸(1回)-飯田 (本)松田[3ラン] (二)井関、平馬7野呂/5町田/6田山/8都築/3松坂→H見染/D宮川→H鈴木/2深沢/4山田/9中井→H鳥海8井関/6加藤/D安田/9大河原→H3松田/5平馬/3長谷川→H9杉本/7伊勢→H結城→7堺/4久田見→4露口/2飯田(完全ではないかも知れません)(一部表示が消えちゃってます。消すのが早いですよう~→スコアボード係さま)何とか勝って、三回戦進出。最後は点差がついたけど、「何とか勝った」っていう感じがする。トリニティーズは神奈川クラブ王者だけあって強いです。特に序盤は台湾から帰ってきていた川野投手から走者はソコソコ出すもののなかなか点にならず、同点に追いつかれて膠着状態になったときはどうなるかと思いました。負けたらそこで秋が終わりですからね、ヒヤヒヤです。しかし5回、松田選手の3ランホームランが出てやっと少し安心。今日は松田選手はスタメン落ちで、代打で出てきていきなり初球を逃さずレフト芝生エリアへ打ち込んでくれました。スタメン4番は水曜日の関東選抜リーグに続いてこの日も大河原選手だったんですが、前の2打席でチャンスで打てず、代打を送られたのでした。4番は簡単には譲らない?そのあと、代打の杉本選手や途中出場の露口選手にもタイムリーが出て加点。高見監督の代打策が当たり、今日は途中出場の選手がいい働きしました。(久しぶりに打つところを見た加藤選手。今日は2番に抜擢。バントの構えしてますが、ランナーはいません。ずっとこんな風。西武の細川選手がこういう「バスター打法」だそうですが、その影響? しかし今日はノーヒット。他に露口選手もバスター打法をやってました。流行ってるのかな?)投げるほうでは、初戦から磯村投手が先発っていうのはちょっとビックリ。今日投げて次は21日の準決勝っていう計算かな。今日の磯村投手はちょっと序盤に四死球が多くて心配したけど(たぶん4回まで毎回四球)、援護点をもらってからはパーフェクト。1失点は四球で出した都築選手に盗塁されて、深沢選手にゆる~い当たりながらうまく一二塁間を抜かれたものでした。トリニティーズでは、4番に入っていた元中日ドラゴンズの都築選手が磯村投手から粘って2四球選んで盗塁も決め、9回も木戸投手からヒット。元プロの意地を見た気分。ただ、その後を打つ5番打者が代打も含めて全部三振でつながりませんでした。(先発の川野投手もそうですが、二番手の鈴江投手も台湾から戻って来てました。台湾行きは夏の間だけの修行だったんだろうか? 髪を伸ばすのはやめたらしい。この日の鈴江投手は6回から登板で、2イニングはフライを打たせて6人で片付けたものの、8回に右打ちで攻められ2失点)その他の試合は以下のとおり(結果はJABAより)。◇一回戦全川崎クラブ 10-0 旭中央クラブ (5回コールド)◇二回戦相模原クラブ 11-3 ウィーンベースボールクラブ(7回コールド)最後の試合は中盤まではウィーンベースボールクラブが優勢だったのに、5回裏に相模原クラブが突如として打つわ打つわの猛攻。守るウィーンベースボールクラブが投手を次々と替えても全くおさまらず、四球やエラーも絡んで5回裏だけで一気に9点。野球は怖いです。なお、JABA掲載のスコアではこの9得点、4回裏に入ったことになってるけど本当は5回裏です(3回裏は0点で、4回裏に1点)。東芝の次の相手が相模原クラブになります。順延がなければ火曜日の10時から。明日は。◇二回戦横浜金港クラブ vs 国際総合伊勢原クラブ (9:00)全川崎クラブ vs 三菱重工横浜硬式野球クラブ (11:30)三菱ふそう川崎 vs 京浜野球倶楽部 (14:00)●おまけ[網頁]欽ちゃん球団 茨城ゴールデンゴールズvsテリー伊藤 のってけ球団(ニッポン放送)「テリー伊藤 のってけ球団」ってドコ? って感じですが、これはトリニティーズのことなんだって。というわけで、神奈川BBトリニティーズは来週23日に欽ちゃん球団・茨城ゴールデンゴールズと横浜スタジアムで試合するそうです。テリー伊藤さんとどういう関係なんだろうか???で、その試合は何と、インターネット配信されるんだって。へ~。じゃあ見に行かなくてもいいや、なーんて。[記事]USENとニッポン放送、独自のスポーツ番組を共同制作(日経BP)
2006年09月16日
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昨日のことになりますが、西武の許銘傑投手がようやく今年の初勝利を挙げました! 良かったなぁ。我が家ではシュークリームでお祝いしました(←もともと買ってあっただけです)。昨日の許投手は2+1/3回を投げてホームラン1本打たれたものの、出した走者はヒット2本だけだったそうで、携帯速報を読んだ限りだと、フォークをうまく打たせて打ち取ってたみたいですね。一軍に上がってから、まあまあの投球をしながらも好結果とはならず、「調子は良いのに運が向いてこない」と言っていた許投手。運のせいにするなよ~、なんて思ってたけど、昨日は同点に追いつかれちゃったあと、しっかり打線の援護をもらう運にも恵まれて久々の勝ち星を手に。2004年の6月26日以来だから、約2年3ヶ月ぶりだって。ずいぶん勝ってなかったんだなぁ。これで日本に来てから35勝目だそうです。記事では、たくさん取り上げられてはいるけど登板内容のみを伝えるものがほとんど。許投手のコメントがちょっとだけ載ってるこれがいちばん詳しいかな。[記事][日癸]違2年 許銘傑一軍首勝(big5)また運の話してますね。台湾の人はホント、占いとか運気とかを大事にするみたい。さ、この調子でどんどんと、来年も文句なしに残留できるくらい活躍できますように。他の「旅日球星」では、ケガが治ったチェン(陳偉殷)投手は今日、名古屋ウェルネススポーツカレッジとの交流試合で先発で投げたみたいですね。[網頁]中日ドラゴンズ二軍 2-0 名古屋ウェルネススポーツカレッジ(JABA)詳しい内容とかは全然わからないけど、無失点だったのは間違いない。もう中日の優勝はほとんど決まり、って感じになってますが、中日にはいい投手がたくさんいるから日本シリーズのメンバーに入るのはちょっと難しいかな?ところで、日本シリーズに出られそうな5チーム(一応、阪神も含める)には全チーム台湾人選手が在籍してるんですねぇ。試合に出られるかどうかは別にして、どこが日本一になってもアジアシリーズには「旅日球星」のいる球団が出るんだ。そろそろアジアシリーズも気になって来ました。巨人の姜建銘投手は明日、登板予定っぽいけど雨予報です。
2006年09月16日
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13日に行なわれた関東選抜リーグの詳細結果(試合としては3-5でJR東日本に負け)が東芝公式に出てますね。何日かしてから掲載ってことも良くあるような気がしますが今回は翌日には出てました。見ると…。だいぶ変わったオーダーになってますね。1番セカンド久田見栄選手とか。秋仕様? そんな中でおおっと思ったのは。4番・大河原正人選手。ほー、大河原選手が4番打つんですねぇ。関東選抜リーグだから若手重視、普段4番の松田直樹選手がスタメンじゃなかったとはいっても、平馬淳選手や安田真範選手などは最初から出ているからそんな若手に偏った起用でもない。将来の4番候補だと思っていいのかな。なんか、一時期に比べると東芝には打てそうな体つきをしてる選手がずいぶん増えた気がします。(でも試合してみるとそれほど点が取れないんだけど)投げるほうは…。やっぱり磯村秀人投手はしっかり抑えたけど、後の投手が失点を重ねてしまったようです。東芝は柱の2人に続く投手が課題、って言われてからずいぶん経つと思うけど、何か今の状態だと来年もぜんぜん変わりばえしないような…。これで柱2人がどちらかでも怪我したり、不調になったり、引(ピー)でもしたら、来年どうなっちゃうんだろうな~。ま、まだ秋は始まったばかりだし、いいところ見せてくれる投手が現れることを期待。●一次予選スタートさて、明日(16日)から神奈川でも一次予選スタート。場所は保土ヶ谷球場です。16日の予定◇一回戦全川崎クラブ vs 旭中央クラブ (9:00)◇二回戦東芝 vs 神奈川BBトリニティーズ (11:30)相模原クラブ vs ウィーンベースボールクラブ (14:00)千葉県も16日からですねー。かずさマジックは日曜日が初戦の予定。
2006年09月15日
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各地で日本選手権予選が始まっていますが、都市対抗野球の真最中に行なわれた青森県予選で、こんな困ったことが起きてしまったようです。[記事]社会人野球:日本選手権・県予選 全弘前、三菱八戸が勝ち星--開幕 /青森・◇三菱八戸-金木、不手際で再試合に(毎日新聞)(8/27)記事はしばらくすると消えてしまうので、必要な部分だけ引用。金木ブリザードvs三菱製紙八戸クラブは28日に再試合 ○…第2試合は大会本部の判断ミスでノーゲームとなった。六回裏、9-4でリードしていた金木BLIZZARDが守備位置を変更し、指名打者を中堅の守備に入れた。これに対し、公式記録担当の県野球連盟幹部が「指名打者は投手以外の守備に入れない」と主張し、没収試合で三菱製紙八戸クラブの勝ちと裁定。しかし、試合没収後に、この交代は野球協約違反ではないことが判明し、大会委員長の照井雄一・同連盟理事長が「こちらのミス」と認めて再試合が決まった。指名打者を放棄する守備位置変更を行なった際に、本当は正常な変更だったにも関わらず、記録員のかたが違反だと主張したため、没収試合にされてしまったという話。「公式記録担当の県野球連盟幹部」っていうのが良くわからないのですが、記録員のかたとみなしておきます(以下、全て同じ)。さらに、記事はこう続きます。再試合は28日の予定だが、両チームともクラブチームだけに、平日で選手が集まらない可能性もある。金木の伊藤龍児監督兼選手は「勝っていた試合を止められたのは納得できない」と不満顔。三菱八戸の町井健一郎監督も「再試合は(平日のため)ベストメンバーとは程遠くなる」と歯切れが悪かった。さらに、その翌日にはこういう内容が載っています。[記事]社会人野球:日本選手権・県予選 三菱八戸、4年ぶりV /青森・◇金木に不戦勝、全弘前を土壇場逆転(毎日新聞)(8/28) 当初、大会本部の不手際でノーゲームになった26日の三菱八戸-金木BLIZZARDの再試合が28日に行われる予定だった。しかし、金木が選手9人を集めることが出来ず、三菱八戸の不戦勝になった。このため、三菱八戸が第2試合の全弘前倶楽部戦で勝って3勝となり、優勝が決まった。 勝っていたほうの金木ブリザード、この連盟の不手際のせいで平日に再試合にさせられ、再試合に人数が集まらずに不戦敗となって予選敗退が決まってしまったという内容。と、ここまでが新聞記事より。ヒドい話だなあ、と思う一方、いろいろ勉強になる事例です。記録員に関するルールって良く知らなかったし。・記録員には没収試合にする権限がある記録員のかたというのは黙々と試合を記録することが仕事で、試合に関与することはできないのかと思っていました。・こういう場合は没収試合になってしまうルール違反→没収試合になったのが、監督が審判に問題の交代を告げたその時点とはあまり思えないので(そうなら不親切すぎると思う)、記録員のかたが試合の途中で後から気づいてこうなったという前提で。仮に、本当にルール違反の交代があったとして、こういう場合は没収試合になってしまうんですねぇ。野球というのは「勘違い」にはわりと寛容かと思ってました。たとえば打順を間違えてもアピールがなければアウトにはならず、そのまま続行されるんですよね。先発投手が打者1人投げずに交代しちゃったことも過去にプロ野球であったそうですが、審判が気づかなかったのでそのまま流されたと聞いています。もしも本当に不正な守備位置変更があったのなら、不正をした側はその分トクをしたことになるので何らかのペナルティがあってしかるべきなのかも知れないけど、没収試合というのはちょっと重すぎる気が。●1人の責任が重すぎ?で、どうしてこういうことが起こっちゃったのかなあ。記事では、記録員のかたが勘違いしたことが原因=記録員が全部悪い、と読めます。でも人間、勘違いすることもあるでしょう。そもそも記録員の権限って、そんなに強いの? その人が連盟の役員だったというのもあるのかも知れませんが、たった1人のミスで試合が台無しにされてしまうというのも困りモノ。審判はどうすべきだったのでしょう? DHの選手が途中で守備につくのはクラブチームの試合ではそんなに珍しいことでもないはず。審判のかたが4人もいて、誰か1人くらいはDHが守備についた試合を裁いた経験があってもおかしくなさそうなもの。金木ブリザードの監督さんだって、きっと今までもそういう選手起用をしていたのだろうから、「今までは良かったのに何で今回だけダメなんだ!」って絶対に揉めたと思う。では、どうすればこういうことを防止できるのかというと…。確か、審判のかたはルールブックを持参することが義務だったはず。なので、審判は記録員の言い分、監督さんの言い分を聞いて、どちらが正しいかその場で調べるなりすれば良かったのに、と思うのは素人考えかな?結局、1人の人間の記憶に頼らず、審判と記録員でちゃんと調べる、くらいですかねぇ。思いつかないや。●再試合が妥当?連盟側のミスが判明したのは選手が引き揚げてしまったあとだったようで、試合は再試合になったとのことですが、連盟側のミスだったのに再試合っていうのは勝っていた試合を台無しにされた金木ブリザード側はそりゃ怒るでしょう。こういう場合はサスペンデッドにして続きから再開のほうが合理的ではないかと。ただ今回の場合、金木ブリザードは再試合で人数が集められずに不戦敗となってしまったので、サスペンデッドにしても救われませんでしたね。すでに交代して退いてしまった選手もいたことを考えるとサスペンデッドのほうが不利かも知れません。これまた難しい。
2006年09月14日
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ずいぶん間が空いてしまいましたが、台湾大学野球の観戦記の続きを書きます。2006年5月3日◇成棒春季聯賽 予選リーグ北区開南管理学院 3-1 榮工(台北体育学院)台湾ビール(国立体育学院) 6-5 合作金庫→(その2へ戻る)前回はスタンドの様子などを書いたので、今日は試合中の感想など。まず、日本に比べるとレベルが高いとは言えない台湾で、しかもアマチュア野球というといかにもプロよりレベルが低そうですけど、しょーもないプレーというのはなかったです。職棒の試合でもたまに(ちょくちょく?)見られる、フライを捕れなかったりするような有り得ないような凡プレーはこの日はなしでした(内野ゴロを弾くエラーはあったけど)。もちろんプロのほうが能力の高い選手は多いのでしょうが、アマチュア野球もトップクラスのチームになるとわりとしっかりしてます。●選手はわりと細身私、台湾のアマチュア野球の選手って身体ががっしりしているイメージがあったんです。これは高校野球の話になりますが、前に高苑工商が日本遠征したときに日本のかたが書かれた観戦記を前に読んだところ、台湾の高校生はみんなパワフルなスイングで、木製バットを使っているのにも関わらず金属バットの日本の強豪校と堂々と渡り合い…、なんてことが書かれていた記憶があります。じゃあ大学生はどうかな、と思って見てみると。意外なほどに、皆さん小柄で細身。あんまり、みっちり鍛えてます、っていう感じの選手はいません。4番を打つ選手でも線が細い。そんなもんなんですねぇ。この中から結構な数の選手がプロへ行くはずなのですが…。そのせいか、打球が飛ばない。長打が出てもゴロで外野の間を抜いて行くものばかりで、「フェンス直撃のあわやホームラン」みたいな当たりは全然ありませんでした。台湾アマチュアのボールは米国マイナーリーグで使ってるものと同じで飛びにくいそうですが、そのせいなのか、この日はたまたまなのか?まぁ職棒の選手だって細い選手多いし、大学生チームはアタリマエだけどほとんど22歳以下の選手ばかり。体ができあがってない選手が多いのかも。ただ、実業団(?)である合作金庫だけは25歳くらいの選手が多くて、体格も全体的に大学生より立派でした。体格で野球やるわけじゃないけど、なんか強そうに見えました(負けたけど)。●自由だ!試合中、得点が入るとベンチから出て来てお出迎え&手のひらタッチ。お馴染みの光景。こういうのって今はだいたいベンチに入ったままか、ベンチ際で控え目にやるようになってると思います。でも、この日はベンチからこんなに前へ出て来て派手にやってました。え、いいの??? って思ったけど、おかげで選手の顔とかが良くわかって見るほうは楽しい(ちなみに、このあと選手みんなで短い歌のようなものも歌います)。あと、プレー中に次打者以外がベンチ前に出て来てバット振ってると、日本ではたぶんベンチに下がるように言われると思うんですけど、こちらではお構いなしにゾロゾロ出てきてやってました。わりと自由なようです。●勝ったほうだけ整理運動?さてさて、第2試合が終わって9回大逆転勝ちの国立体育学院チームは試合終了後は外野で整理運動。一方、逆転負けの合作金庫はベンチ前でながーいミーティングをしたあと、整理運動もせずにそのまま引き上げて行きました。これ、斗六球場で見た職棒の試合でも、勝った中信鯨の選手はグラウンドで整理運動をしていたのに、負けた兄弟象の選手は試合が終わったらさっさといなくなっちゃってました。勝ったほうはグラウンドを好きに使って良くて、負けたほうはすぐ帰るっていうのが台湾流なのでしょうか??なお、この写真をよーく見ると、国立体育学院の緑のアンダーシャツに混じって、青いシャツを着ている選手が何人かいます。これ、近くで見たら中華隊代表チームのものでした。代表に選ばれるとご褒美にもらえるのかな。別に「僕は代表経験アリなんだぜ」って威張ってるわけじゃないんだろうけど、やっぱりなんか特別な存在に見えます。こういうのも励みになるのかも知れないですね。
2006年09月14日
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最近、駅のポスターで良くみかける妊婦さん用のキーホルダー。妊娠初期だとお腹が目立たないから見た目には妊婦だとわからず、本人が辛くても気づいてもらえにくい。なのでこのキーホルダーをつけている人を見たら、たとえば電車で席を譲るなど、やさしくしてあげてくださいな、というような趣旨だそうです。最近、厚生労働省(だったかな)がデザインを募集して絵柄が決まり、首都圏の駅では8月1日から配布を開始したらしい。自治体によっては母子手帳と一緒にもらえるみたいですね。我が家にも該当者がいるので(2人も!)、先日にもらって来ました。お出かけついでに地下鉄(東京メトロ)の駅へ。自動改札の脇の事務室みたいなところで「くださいな」と言ったら、駅員さんが箱ごと出してくれました。もしかしたらもうなくなっちゃってるかも、と思ってたけど、まだ大量に余ってるらしくて取り放題状態。2つもらって来ました。特に母子手帳とか、証明するものはいらなかったですよ。本人(片方)は妊娠しているってことを周りの人に知られるのはイヤだ、みたいなことを言って乗る気じゃなかったんですけど、もしも何か起きたときに妊婦だとわからないで処置されたら大変だし、何が大事かってことを考えなさい、みたいに本人(もう片方)から説得されてつけて歩いてます。で、キーホルダーをつけ始めて数週間。どのくらい効果があったかというと。本人達曰く、「特に何もないよ」だって。電車の中で席を譲られたことはまだ一度もないらしい。まぁ、そもそも混んでたら見えなそうだもんなー。まだまだ知名度もないのかも。まぁ甘えすぎてもいけないですからね。本当に周りのかたにケアしてもらわなければいけない事態にもなってないそうなので、その点は幸い。ただ、今までは気分が悪いときに優先席に座ると後ろめたかったけど、これをつけてると堂々と座れるのが良いらしいです。ナルホド、そういう点では効果はアリか。なお、このキーホルダーはポスターによると地下鉄や一般の私鉄だと全駅で配ってるんですが、なぜかJR東日本ではごく一部の特定の駅でないと置いてないそうです。●関東選抜リーグで、今日は東芝はそのJR東日本さんと関東選抜リーグの試合(←強引な持って行き方)。外は雨だったけど、屋根のあるインボイス西武ドームなので試合ができたようです。結果はJABAにはまだ載ってませんが、JR東日本さんサイトによれば、→[網頁]JR東日本硬式野球部◇関東選抜リーグ(2勝1分1敗)JR東日本 5-3 東芝(1勝1分2敗)とのこと。JRさんはスタメンの半分以上が新人で、若手中心。東芝のほうはわからないけど、そのうち公式に載るでしょう。投手は載っていて、「磯村、山川、中野、アン」と書いてあります。JRさんサイトはイニングごとの安打数や四死球も載ってるんですが、試合の前半と後半でまるで別のチームが試合してるみたいな展開になってますね。やっぱり投手が交代してから…ってことなんだろうな。それにしても東芝は最近、勝ってないですねぇ。都市対抗前のオープン戦も含めて、知ってる限りで本大会を含めて4連敗。一ヵ月近く勝ってません。あんまり勝敗にこだわる試合でもないのかも知れないけど、何となく心配。次はもう、土曜日から始まる日本選手権の一次予選になります。
2006年09月13日
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昨日は東芝グラウンドにて、東芝対かずさマジックっていう、非常に魅力的なオープン戦が組まれてました。昨日は天気も良かった(暑いほどでした)のできっと試合はできたはず。今日になって、かずさ市民応援団サイトに結果が載ってました。見てみると。◇オープン戦かずさマジック 6-0 東芝というスコアだったそうです。なんか、前の東芝グラウンドでのオープン戦のときもかずさが圧勝してたし、春に見に行った関東選抜でもかずさが勝ってるし、今年は東芝相手だと強いですねぇ。(東芝が弱いのか?)鬼崎智史選手は補強から戻って来てまた四番を打ってるみたい。今度こそ、定着するのかな?東芝は公式ページのスケジュールによれば、この日が都市対抗後の初めてのオープン戦。今年の本大会は大会初日で負けちゃったから、かれこれ2週間以上ぶりの試合。休みボケか知りませんが、スコアを見る限りではあんまりいいところなかったみたい。ま、どういうメンバーだったのかもわからないので何とも言えないですけど。東芝は次は水曜に関東選抜リーグの試合(相手はJR東日本)があって、土曜日に日本選手権一次予選の初戦を迎えます。かずさマジックは、同じく水曜日にもう1試合オープン戦をして(相手は住友金属鹿島)、順調なら日曜日に日本選手権一次予選の初戦です。●関東選抜リーグ開催中関東選抜リーグは今週から後期日程がスタートです。今週は昨日(11日)からの3日間、インボイス西武ドームで開催。JABA公式によれば、昨日今日の結果はこんな感じだそうです。→[網頁]2006関東選抜リーグ戦(後期)9/11Aブロック:(1勝)ホンダ 4-0 明治安田生命(1勝3敗)Aブロック:(1分)鷺宮製作所 5-5 日産自動車(2勝1分)9/12Cブロック:(1勝2敗)日立製作所 5-2 シダックス(1勝1分2敗)Aブロック:(3勝1分)日産自動車 6-0 ホンダ(1勝1敗)Cブロック:(2勝)セガサミー 7-5 JR東日本(1勝1分1敗)各チームの投手起用を見ると、都市対抗に出ていたチームは本大会で出番のなかった投手の起用が目立つ感じ。まだ都市対抗終わったばかりでお疲れモード?今日勝って3勝目を挙げた日産自動車は早くもAブロックで3位以内が確定して千葉市長杯出場が決まったっぽい。東芝とかずさマジックが入ってるCブロックは6チーム中5チームが1勝で並ぶ混戦になってます(セガサミーだけが2勝)。明日はこの3試合。◇関東選抜リーグCブロック:(1勝1分1敗)JR東日本 vs 東芝(1勝1分1敗)Aブロック:(1分)鷺宮製作所 vs 新日本石油ENEOS(1勝2敗)Bブロック:(1敗)日本通運 vs NTT東日本(1勝1敗)JABA公式の試合予定を見ると、明日は埼玉県で日本選手権一次予選が行なわれると書いてある。なので、日本通運は関東選抜リーグと日本選手権予選の両方に出る…とは思えないので、どちらかが間違ってそう。ご注意を。
2006年09月12日
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一ヵ月くらい前に書いた、台湾の中学生・林[羽廾]豪(リン・イーハオ)投手を巨人が青田買いする話。→[過去の日記]巨人が台湾中学生を青田買い?(8月20日の日記)この件、今朝の朝刊で日本でも報じられたみたいですね。結構早かったな~。時期的に半端なので、オフになってからかと思ってました。[記事]巨人、15歳149キロ!台湾の怪物右腕獲得(スポーツ報知)[記事]原巨人が15歳台湾右腕を獲得へ(日刊スポーツ)やっぱり育成選手として契約するっていうことみたいですね。それにしてもびっくりしましたね~。何がびっくりしたかというと。この報知と日刊の2つの記事は、何と新聞の1面! そんなにすごい話題なんだ。だって、普通に考えて今日の一面に載りそうな野球の話題は断然、「ハンカチ王子、進学表明」でしょう。スポーツニュースの枠を越えて、朝のニュース番組でもこればっかりやってましたし。現に、他のスポーツ新聞はこの話題が1面でした。当然ですよね。けれど、林投手の話題はハンカチ王子を押し退けて1面。しかも2紙も! 報知は巨人の話題だから大きく扱うのかも知れないけど、日刊スポーツまで! そこまで大々的に扱われるだなんて、ビックリです。ところで、Web版を見る限り、スポニチやサンスポにはぜーんぜんこの話は載ってないんだけど、報知と日刊スポーツが同時にスクープして1面にした、っていうことなのかな??買っちゃいましたよ、報知と日刊、両方とも。うわ、さすが1面、すごい大きな扱いです。単なる偶然なのかわかりませんが、なぜか2紙とも同じ台湾の自由時報(libertytimes)の紙面を写真に撮ったものを使ってる。台湾では他の新聞でもいろいろ報じられてたのに。写真入りだからかな?写っているのは自由時報の8月29日付のこの記事。[記事]15歳林[羽廾]豪 日巨人相中(big5)(8/29)日刊スポーツの紙面にはこの記事が写真になってまるごと全文載っていて、本文の内容も一部、この記事を部分的に訳してつなげたようなものになってます。へー、中学は越境入学だったので規定により2年生までは試合に出られず、3年生になって突然ものすごい投球をして周囲を驚かせたんだって。そういう規定があるんだ。他に、・レッドソックスなど、メジャー数球団との競争の末に獲得に成功した。・高校に通わせるのではなく、通信教育で高卒資格を取得させる予定。・語学などは家庭教師をつける方針。といったあたりが新しいor以前の記事と違う内容でした。高校、通わないんだ。なお、林[羽廾]豪投手のカナ表記は報知だと「リン・イーハウ」、日刊だと「リン・イーハオ」。ちょっと違う。発音というものは難しいものでございます。育成選手なので一軍で投げるのは何年か後になりそうですが、プロ契約はしてるからもしかしたら16歳でも17歳でも一軍デビューする可能性はありそう。楽しみです。(報知の紙面の下のほうには過去・現在の主な台湾人選手紹介が。泰源サンをはじめ、皆さん若い!)ただ。海外から15歳の選手を連れて来て契約するだなんて、日本のプロ野球もそんな時代になったんだなあ、って感じます。今はまだ極めて稀な例かも知れないけど、これからこういう青田買いが進んで台湾からどんどん若い選手が出て行っちゃうかも知れない。あんまり歓迎すべきことじゃないような気もする。でもすでに日本の高校に留学している台湾人選手が結構いるように、若いうちから国外へ出て優れた技術を身につけて、将来それを持ち帰ってくれればそれで良し、って考え方もあるでしょうし。うーん、微妙。●姜建銘投手の特集は今夜放送?昨日、放送されるのかな、と思っていた姜建銘投手の特集。買って来たスポーツ報知のテレビ欄を見たら。日本テレビ23:55~24:20 スポんちゅ 「平山移籍・巨人救世主」だって。「巨人救世主」っていうのが姜投手のことかな?? わくわく。さ、今日もビデオ撮りますか。
2006年09月12日
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今日は日本テレビで姜建銘投手の特集番組が放送されるかも、ってことで、帰ってから夜のスポーツニュースの録画をセット。これで準備万端、どんな内容かな…と思ったら、特に何もなし。あれれれ、違う番組だったかな? 見逃したか…。それとも別の日??さて、日本プロ野球では10月1日から行なわれるハワイ・ウィンターリーグへの派遣選手が発表になったそうです。[記事]ハワイ冬季リーグ派遣選手発表(日刊スポーツ)派遣選手の名簿を見ると、さすが、各球団の「期待の若手」って感じの選手がずらずらと並んでます。が。阪神の林威助選手は、前は派遣される予定って記事に出てたのに、名前がないですね。優勝争いに必要な戦力だから残りなさい、ってことなのかな?それから日本ハムの陽仲寿選手も有力な派遣候補だったんだけど、台湾で行なわれるインターコンチネンタル杯に出場の可能性があり、日程が重なるので見送られたという記事が前に出ていました。→[記事]日本ハム菊地らハワイ派遣メンバーに内定(日刊スポーツ)(9/2)というわけで、ハワイへの台湾人選手の派遣はゼロ、ということでありました。ま、12月から台湾でウィンターリーグありますので、台湾人選手にはそちらに出てもらえば…。と思ったら。[記事]ウインターリーグに能見らが参加(デイリースポーツ)韓国、台湾、中国のプロリーグからも派遣される見込み。あ、そうなんだ、ハワイには台湾のリーグからも誰か出るんだ。そういう可能性をすっかり忘れてました。誰が出るんだろう? 「プロリーグから派遣」といっても10月じゃまだシーズン中だから一軍にいる選手は無理そうだし、台湾は日本と違って"二軍"の選手は多くないので候補もかなり限られそう。代訓の選手になるのかな?そうこうしてる間にハワイのリーグは10月1日には開幕してしまうので、近いうちに発表されるのでしょう。台湾の若手選手が日本のプロと一緒のチームでプレーなんて、想像しただけで面白そうです。楽しみだ。(足を引っ張りませんように。特に慣れない人工芝の守備でエラー連発しそうで怖~い)ハワイ・ウィンターリーグの公式サイト(?)→[網頁]Hawaii Winter Baseball(Hawaii Winter Baseball League 2006)
2006年09月11日
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今日はクラブチームの話題3つで。・一球幸魂倶楽部、初の公式戦・福井にもクラブチーム・茨城ゴールデンゴールズ、リストラ●一球幸魂倶楽部、初の公式戦元西武の大塚光二さんが監督となって結成されたという一球幸魂倶楽部。スタッフに元西武の選手がズラっと並んでいるこのチームは、一応は西武ファンである私には気になる存在であります。結成そのものは結構前に行なわれたみたいですが、登録が遅れたためか都市対抗予選などには出場せず。今回、クラブチームの大会であるさいたま市長杯の予選に出場。JABAの公式戦としては初めてのはず。で、今日(10日)が初戦でした。結果はJABAにすでに載ってまして。[網頁]全三郷硬式野球部 12-6 一球幸魂倶楽部(JABA)ってことで、初戦敗退。ま、初めてですからね。中を見ると、コーチ兼任の長見賢司選手が試合に出てますね。しかも投手で先発!長見選手はドラフト1位で西武に入団。もちろんすごく期待されていたような覚えがあります。でもわりとすぐに野手に転向、しばらくしてトレードで横浜に行って、横浜ではちょっと一軍の試合にも出てたと思いましたがいつの間にかプロは引退していらっしゃいました。こちらにある選手名簿(→一球(さいたま)クラブ)では長見選手は外野になってますけど、投手もまたやってるんですねぇ。同じく兼任の大塚監督や大友進コーチは試合に出たのかな?●福井にもクラブチーム最近、従来チームのなかった県にもクラブチームが次々とできて、今は社会人野球チームのない県は福井と島根だけだったと思いますが、福井にもクラブチームができますよ、という記事。[記事]社会人野球:福井ミリオンドリームズ、クラブチームで再出発 /福井(毎日新聞)(9/9)茨城ゴールデンゴールズと試合するためだけに作られたチームというのが何だか良くわかりませんが、とにかく福井にもクラブチームができるということです。監督は元阪神・川藤幸三さんの兄・川藤龍之輔さん。川藤選手のお兄さんもプロ野球選手だったんですねぇ。知りませんでした。元巨人とのことです。ここに茨城ゴールデンゴールズと試合した当時の名簿が載ってます。完全にそのままこのメンバーで移行するとは限りませんが、主体になるのは間違いなさそう。→[網頁]福井選抜チーム「ミリオンドリームズ」コーチの東哲平さんというかたは元三菱自動車川崎なんですねぇ。以前の名簿を見てみると、1999~2000年の2年だけ三菱自動車川崎に在籍。って、つい最近じゃないですか。全く印象にない…(スイマセン)。福井県は高校野球は強くてプロにも何人も送り出してるし、大学でも日産の伊藤祐樹選手は福井工業大学の出で、それなりに強いイメージが。実際、福井工業大学は北陸大学野球連盟を5連覇中なんだって。でも社会人となるとチームがありませんでした。資料によると福井には以前、オール武生というチームがあり昭和47年に都市対抗予選に出場していて、それ以来となるようです。●茨城ゴールデンゴールズ、リストラ欽ちゃん球団は例の芸人さんの淫行騒ぎの余波で選手数を大幅に減らすというのは前にも記事になってましたが、今日、それが行なわれたようです。[記事]欽ちゃん球団:リストラ発表 40選手中、16選手が退団(毎日)見出しには「16選手が退団」ってあるけど、本文を読むと他に退団を促されたけど応じなかった選手が5人いて、彼らは試合には出られないそうですので残る選手は19人ってことになるみたい。19人ですかぁ、ずいぶん少ないです。ギリギリに近いのでは。私が生で見たことある選手はほとんどいないけど、泉名淳史選手は川口球友クラブにいた頃、君津のファンらしき人からも「この選手は怖いよ~」ってな具合に要注意人物として怖れられてたのを思い出します。残れたのかなあ。ちょっと気になる。(2006/09/11修正:福井のチームの話題で、東コーチの下のお名前を間違えて書いてしまいました。重ね重ねスイマセン)
2006年09月10日
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昨日は日米で台湾人選手大活躍デーだったのですが、それに加えて二軍では陽仲寿選手が中国代表チームとの親善試合でホームランを打ったみたいですね。で、良い流れをそのままに、10日の早朝には王建民投手が8回途中まで1失点に抑えて17勝目を挙げ、またまた最多勝に並びました。韓国の朴賛浩投手が作ったアジア人記録(18勝)まであと一つ。そして昼間には許銘傑投手が一軍に戻ってから初登板。流れに乗れるかな? 今日は外出していたので携帯サイトの文字実況でチェック。同点で延長戦の場面だったから、きっちり抑えれば久々に勝ち星がつくかも知れない場面だったんだけども…。文字実況によると、2イニング目に入ってファウルになりそうなゴロを許投手が触っちゃって内野安打にしてしまったことをきっかけに、暴投→内野ゴロ→内野ゴロで勝ち越し点を許し、味方も反撃できずに敗戦投手(4敗目)。うーん、不運な内野安打とはいえ自分が悪いんだし、それに暴投っていうのが余計だなあ。まぁでも生で見てないからわかんないけど、2イニング投げてヒットらしいヒットなし、シュートで内野ゴロをたくさん打たせたみたいだし、直球も145km/hだから調子は良さそうな感じ。チームも本人も大事な時期ですから、少しでも貢献してもらいたいと思います。それから小僧さんによると、二軍では先発した林英傑(インチェ)投手が危険球で退場になっちゃったんだって。イースタンでも危険球退場ってあるんだ。そうそうみんな揃って好結果とはならないものなのでした。(2006/09/11追記:この日は陳偉殷(チェン)投手も二軍で先発してたそうで、6回3失点で負け投手になったものの、ケガから復帰してだんだん感覚が戻って来ていて、球速も146km/h記録と、悪くはなかったようです)●姜建銘特番さて、日本テレビで姜建銘投手の特番(ってほどかわからないけど)が組まれるみたいですよ。[記事]建銘好投 日媒體[風舌]旋風(big5)姜投手の活躍で日本のメディアからの関心も高まっていて、各局が続々と取り上げつつあるそうで。中でも日本テレビは姜投手の特集を製作中で、その中で台湾で姜投手の知名度が急速に高まっていることを題材にするためにリンゴ新聞の記事を参考資料として集めてるんだって。おー、それは楽しみだ。台湾ロケとかもしたのかしらん。で、その特集はいつ放送かというと現在連電視台也開始要製作他的專題,著名的日本電視台《日本テレビ》就已經著手在蒐集他的資料,準備今天進行專訪,明天向全日本播出。播出は「明日」って書いてあります。10日の記事で明日って書いてあるから11日の月曜日に放送ってことでいいのかな。どの番組だろう? 夜のスポーツニュース? 忘れずにチェックしなければ。4年前は張誌家投手の特集も結構組まれましたねぇ…(←遠い目)
2006年09月10日
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まだ都市対抗が終わったばかりでまだまだ余韻に浸っていたい時期だというのに、早くも日本選手権は今日から二次予選がスタート。二次予選の先頭を切ったのは北海道。ただ間に中断があるので、北海道代表が決まるのは9月24日。東北のほうが早い?さて、黒獅子旗を獲得したTDKの所在地・秋田でも昨日(8日)から一次予選が始まっています。都市対抗の優勝で日本選手権の出場権を得たTDKもトーナメント表には載っていて(JABAにはまだ載ってませんがJR秋田公式ページに載ってます)、一次予選に出るのかどうか気にしていたのですが。[記事]社会人野球:日本選手権県大会 JR秋田、4強に /秋田(毎日新聞)答えは…出ないそうです。トーナメント表でTDKが入っていたところが不戦勝のような形になったらしい。出ないとなると、本大会までの公式戦の機会がずいぶん少なくなっちゃいますね。もし、出たければ出てもいいんでしょうか? それとも出てはいけないのかな。で、これを踏まえて勝手ながら神奈川に当てはめると。もしも、都市対抗の決勝で日産が勝って優勝していたら…。県一次予選の組み合わせを見ると→これいちばん下のブロックから日産が消えるから、慶應EMANON・小田原フレンドリークラブ・マルユウベースボールクラブ湘南の3チームのうちのどれかは必ず4位以内に入れて関東二次予選へ行けた、ってことになってました。この3チームは大チャンス逃した?思えば、県一次予選がこういう形でほぼ全てのチームが揃って行なわれるのも今後は珍しいことになるかも。というのも、来年からは「9つの地区連盟主催大会」で優勝すると日本選手権への出場権が与えられることになるから。(何か良い呼び名はないんでしょうか?)今年に当てはめると、日産自動車:スポニチ大会優勝・静岡大会優勝東芝:岡山大会優勝なので、この2チームは日本選手権出場権獲得=秋の予選に出てこない、ってことになりそう。で、またまたこれを今年の県一次予選の組み合わせに当てはめてみると。日産に加えていちばん上のブロックから東芝も消えて、もう1つ「5強」以外のチームが二次進出ってことに…。って、この場合は抽選の段階からわかってるから組み合わせも変わるだろうけど。とにかく、普段なかなか二次に行けないチームにもチャンスが広がることに。神奈川のチームは例年、「9つの地区連盟主催大会」でだいたい1つか2つは優勝するので、来年以降もそうなれば「5強」が揃って秋の予選に出るのも珍しいことになるのかな、などと思ったりもします。そもそも神奈川の二次予選進出枠「4」も来年以降どうなるかわらない。来年から関東の枠が6→4に減らされるから、一次でもっと絞られるように変わってもおかしくない。予選の形式そのものが大きく変わるかも知れませんね。神奈川一次予選は16日から。あと一週間。1日くらいは見に行きたいと思います。
2006年09月09日
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早朝の試合、ドジャースの郭泓志投手は6回無失点で見事にメジャー初先発初勝利を挙げたようですね。台湾人投手として3人目、左腕では初。そして夜は姜建銘投手が8回1失点で3勝目。テレビ中継が中断されてる間に「ノーフォアボール、ノーホームラン」は両方ともダメになっちゃったけど、フォアボールは敬遠、ホームランも最前列だったから心配なし。そして阪神の林威助選手は代打で4号ホームランですか。(7号じゃなくて4号でした。修正)今日は台湾人選手活躍しすぎでした。いっぺんに活躍すると新聞の話題が分散しちゃうじゃないか。明日の朝は王建民投手が投げます。しかし姜投手の通訳さんは怪しすぎですねぇ。私の幼稚園児以下のヒアリング能力でもかなり胡散臭いと言いますか…。さて昨日、ドーハ・アジア大会の中華隊メンバーが発表されました。[記事]杜哈亞運中華成棒代表隊29人名單出爐(CTBA)最終は22人だけど、29人が選出。戦力と選手のコンディションを見極めるために、もう一段階かけて絞り込むことになったそうです。なのでまだ最終じゃありませんが、メンバーを見てみると…。思ったよりずっと豪華。前はプロ入り4年以内の若手主体って話で、候補の段階ではアマチュアの選手も多数入ってました。でもこうして発表されてみるとそういう制限は一切ないようなもので、ケガなどでやむを得ない選手を除けばとっても普通にベストに近いメンバーって感じもする。特に野手はWBCのときにレギュラー格だった選手はみんな入ってます。そしてあのときはいなかった陳金鋒選手が入ってるから実質パワーアップ。投手は結構入れ替わってるけど、海外組が実績を積んでいるので格は上がった感じ。で、メンバー選考についてWebニュースの記事から拾ってみると…。王建民投手が入ってないのはまぁ、仕方ない。WBCでさえ出られないのにアジア大会に出られるとは思えないし。同じメジャーリーガでも郭泓志投手は入ってます。記事を読むと、すでに本人もドジャースも参加に同意したとか。日本組では、8人中5人が代表入り。西武の2投手は最初から候補に入ってないからわかるとして、楽天の林英傑(インチェ)投手も落選。何で?ソフトバンクの陽耀勲・中日の陳偉殷の両左腕は入ってはいるけど、状態が良くわからないのでとりあえず残した、って部分もあるようです。また記事を見ると、陽耀勲投手はソフトバンクでは投手か打者かまだ決まっていないのでアジア大会でも打者として使うかも知れず、合宿では打撃練習させる、なんて書いてあります。あれ、ソフトバンクでは投手しかやってないのでは?国内組に目を移すと、陽建福投手は先発型投手が多すぎなのと、今年はそれほど調子が良くないということで落選。厳しいな…。代わりに当選した林克謙・李振昌のアマチュア2投手は先日の世界大学野球選手権でキューバを破るなど、夏の間の国際大会で成績が良かったので中華隊で育成する価値があり、「伏兵」として選出とのこと。へー、林克謙投手はこんな豪華メンバーに混じって選出されるほどになったのかあ。最終22人には残れるかどうか。捕手の陳峰民選手と一塁の王傳家選手は事前の50人の候補には入ってなかった選手で、陳峰民選手は盗塁阻止率と打撃を、王傳家選手は国際経験と外野も守れることを重視したとのこと。メンバーは22人だけだから、いろいろな位置を守れるというのは重要なことですからね。兄弟象から唯一、候補にあがっていた陳冠任選手は外野の守備が良くないので落選とのこと。WBCに続き、象隊からの選出はゼロ。むむ…。熊からは5人も選ばれてるのに。確かに外野に陳金鋒・林威助・謝佳賢って並べると、もう打つほうは全く文句なし、守備のほうが大丈夫?って感じなので、これ以上は打撃タイプの外野はいらないか。さて、代表を率いる葉志仙監督は特別な理由がない限り、「辞退は許さない」と言ってます。なんか、韓国ではすでに最終22人の代表メンバーが発表されたけど、オリックスにいた具台晟投手など、辞退者が相次いでいるそうですね。そんなニュースを聞きつけての指示でしょうか。でもさっそく陳金鋒選手は出場は調子次第だと言っているそうですが…。林恩宇投手あたりも12月だと日本入りする支度で忙しいんじゃないの?◇ドーハ・アジア大会中華隊29人名簿執行教練:葉志仙教練:[龍共]榮堂、林[王昆]瀚、郭李建夫投手(12名):業余:林克謙(國体)、李振昌(北体)職棒:林恩宇(蛇)、林岳平(獅)、潘威倫(獅)、呉偲佑(熊)旅外:郭泓志(ドジャース)、耿伯軒(ブルージェイズ)、増菘[王韋](インディアンズ)、姜建銘(巨人)、陽耀勳(ソフトバンク)、陳偉殷(中日)捕手(3名):葉君璋(牛)、陳峰民(熊)、高志綱(獅)内野手(8名):職棒:林智勝(熊)、張泰山(牛)、王傳家(蛇)、鄭昌明(鯨)、石志偉(熊)旅外:陳[金庸]基(マリナーズ)、胡金龍(ドジャース)、陽仲壽(日本ハム)、外野手(6名):職棒:余賢明(牛)、張建銘(牛)、陳金鋒(熊)、謝佳賢(蛇)旅外:林威助(阪神)、羅國輝(マリナーズ)なお、11月に台中で行なわれるインターコンチネンタル杯(洲際盃)の候補40人も発表。最初のリンクからたどると載ってます。こちらは基本的にアジア大会29人の候補はほぼ全員選ばれ(郭泓志、胡金龍、林威助の3名だけ外れてます)、そこにアマチュア含め若手投手を加えたメンバーになってますね。ただし、陳金鋒・張泰山の2選手は、洲際杯は若手選手に経験を積ませるべきであるので自分は出ないと語っているとのこと。それから、洲際盃はコナミカップ・アジアシリーズと日程が重なっているので台湾シリーズで優勝したチームの選手は出られません。最終メンバーは10月下旬に決定するとのことです。
2006年09月09日
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昨日の職棒の熊牛首位決戦はすごい展開だったようですね。熊の9点リードの場面から牛が同点に追い付く。しかし、最後は陳金鋒選手のタイムリーで熊が突き放して勝利。これで熊牛は5ゲーム差。年間だと9.5ゲーム差。ずいぶん離れちゃいました。残り20試合を切ってこの差は決定的かも。熊牛戦は今日(8日)もあります。そして明日(9日)はダブルヘッダー。この3試合で熊が1つでも勝つと、後期も「魔術数字」点灯とのこと。ここはぜひ牛にがんばって面白くして欲しい。さてさて熊牛首位決戦も楽しみですが、週末は日米の「旅外球星」が一気に3人も先発するっていう、ちょっとしたお祭り状態になるようです。[記事]三球星接棒演出 這個周末痛快看棒球(big5)(9/7)9月09日 AM8:10~ 郭泓志9月09日 PM6:00~ 姜建銘(?)9月10日 AM5:35~ 王建民9月10日 PM6:00~ 姜建銘(?)(時間は日本時間)●その1:郭泓志投手・メジャー初先発まずはドジャースの郭泓志投手。WBCのアジアラウンドのときに日本戦の最後に出て来た、ちょっと顔のこわーい左投手。彼が日本時間の土曜日の朝にメジャー初先発をするそうです。このひとは春はメジャーだったんだけど、コントロールが悪くて四球が多く、メジャーとマイナーを行ったり来たり。でもここのところコントロールがついて来たのか、マイナーで先発に回ってからは好結果だったそうで、今回も昇格してからはリリーフでなかなかの成績。三振もものすごいたくさん奪ってます。さ、台湾人投手として3人目の勝ち星なりますかどうか。台湾ではこの初先発を公視とESPNで中継するそうですね。今までもリリーフでちょこちょこ出てましたが、先発となると扱いが大きいようです。相手は東地区ぶっちぎり首位のメッツ。●その2:姜建銘投手・3勝目なるか続いて、日本では週末に姜建銘投手が投げそう。この前に投げたのは日曜日でした。今週の登板は土曜か、日曜か。巨人は水曜に1試合雨で流しているのに加えて、ケガした上原投手が復帰するかどうかで読みにくいようですが、もしも土曜日ならばNHK世界台で中継されるので台湾でも見られるらしい。じゃあ投げるのは土曜日かな。そのくらい、原監督もサービスしないと。ねぇ。日本だと、土曜日はNHKで、日曜は日本テレビで中継があるようですね。今度は見られそうだ。相手はヤクルトです。●その3:王建民投手・最多勝に挑戦そして日本時間の日曜の朝には王建民投手が17勝目をかけて先発予定。別の記事では先日、最多勝(16勝)で並んでいたツインズのサンタナ投手がひと足先に17勝を挙げたことに触れて、彼に追い付けるかどうかを焦点にしてますが、最多勝なんて話が出るだけですごいことです。今度の相手はオリオールズ。やはり公視とESPNで中継とのこと。それから西武の許銘傑投手も一昨日、一軍に上がったんだって。週末にはリリーフで出番がありそう。ここでどんな結果を出すかによって来年が決まる、かも?
2006年09月08日
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すでにご存知のとおり、シダックスは今期限りで解散という発表があったそうです。去年も廃部騒動がありましたので、多少は心の準備ができていなくもなかったけども、やっぱり唐突であり、非常に残念。去年の騒動のときの日記を見返すと、志太勤会長はこう言って存続を明言していました。「(来季は)もちろん継続です。東京ドーム(都市対抗野球)で優勝するまでは。野村さんがまいた種もあるし」この発言から1年足らず。今年から田中善則監督の新体制になり、新人もたくさん取ったのに、いくら何でも早すぎ。しかも今期限りだなんて…。今、発表するならせめて来年の都市対抗まで活動して欲しかったです。結果的に今年が「最後の都市対抗」だった。過去形です。これ、事前にわかっているのとわかっていないのでは見る側の気持ちが全然違うもの。ドラフト含め選手の進路とか考えると仕方ないのかも知れないけど…。[記事]社会人野球:シダックス解散へ 志太総監督会見で明らかに(毎日新聞)解散の理由として、志太会長はこのように語ったそうです。会見で、総監督の志太シダックス会長は解散理由について「気持ちの張りがなくなった」として、(1)野村克也前監督(現プロ野球楽天監督)の退任(2)理解者だった山本英一郎前日本野球連盟会長の死去(3)今年の都市対抗予選敗退の3点を挙げた。うーむ、それぞれの理由が何となくしっくり来ません。別にシダックスは最初から野村監督だったのではないし、野村さんのために作ったチームでもないはず。山本前会長が亡くなったからやめますというのもピンと来ない。今年は都市対抗出られなかったけど、そんな毎年必ず出られるチームなんてありません。2選手のプロ入り、選手数の削減、田中新監督も1年目。これで最初から好結果を出せというのも酷な話ではありませんか。一部の記事にあった「経営難」っていうのもどうなんでしょうか。シダックスの株は買ったことありませんが、私も一応はドシロウト投資家。四季報を見てみますと、確かに会社の規模のわりにそれほど儲かってはいないようですけれども、一時期よりは利益出てるしキャッシュフローも悪い数字とは思えない。先日発表された四半期決算のニュースでも、経常利益では早くも年間予算の6割くらい達成して順調だと書かれていました。株価も去年の今ごろに比べたらはるかに高いです。ま、内情はわからないし、見る人が見ればやっぱり経営難なのかも知れませんが。あと、「実は去年の騒動の時点から廃部は規定路線で、1年伸ばしただけ」っていうような見方もあるようですが、今年も新加入選手を6人も採用していることを考えるとそうも思えない(というより、そうでなければあまりにも…)。結局、「気持ちの張りがなくなった」とあるように会長さんの気持ちの問題だったようですので、はっきりとした理由を求めても意味ないのかも。今までは周囲から何を言われようが続けてらしたけど、いろいろなことが重なって強い気持ちを持てなくなったのでしょうか。各種インタビューなどを見る限りでは非常に野球好きで情熱的な会長さん、そんな簡単に野球部を捨てるわけがないのです。「シダックスといえばキューバ」。日本人選手ももちろん頑張っていたけど、キューバ人あっての強さだった感があったシダックス。キューバ人に象徴されるように、シダックスは独特で印象に残るチームでした。キンデランとパチェコのような「世界的大物」を連れて来るなど、面白いことをやってくれました。最近、どういうわけか新しいキューバ人選手が来なくなり、ここ2年はキューバ選手なし。代わりに今年は台湾から大学生選手を呼んでいましたよね。今後も台湾からの選手が毎年やって来るのかと期待していたので、その点でも非常に残念です。●少年野球指導部に衣替えシダックスのホームページからもこの件に関するリリースが出てますね。[網頁]シダックス硬式野球部に関するお知らせ(PDF形式)志太会長は日本K-Ball少年野球連盟の会長。ってことで、野球部は「シダックスK-Ball技術指導部」に衣替えなのだそうです。先ほどの毎日新聞の記事にも「解散後、選手は少年野球の指導に当たる」とあります。また、「現役続行を望む選手は他チームへ移籍させる。既に5~6チームから連絡が入っている」とも。選手&スタッフは移籍されるかたと、残られて少年野球を指導するかたに分かれると読めます。いったいどれくらい残られるかたがいるのかなあ。若手にもベテランにも、できれば現役を続けて欲しい選手と思うがたくさんいます。多くの選手が希望どおりになるように望みます。「ウリャー」の吉井さんを含めコーチのかたは少年野球指導かなあ。
2006年09月07日
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5日までキューバで行なわれていた北京五輪の米大陸予選。結果や順位、個人成績などはこちらに載っているのですが→[網頁]AMERICAS QUALIFYING TOURNAMENT(IBAF)ブラジル代表チームの選手の名前を見てみると、今回も社会人でプレーしていたお馴染みの名前がたくさん見つかります。ヤマハのマガリャエス選手は一次リーグ5試合でホームラン3本も打ってるんだ。しかもそのうち2本は1位となった米国から。もしそのままヤマハで都市対抗に出ていたら…。おお怖い。シダックスの佐藤ツギオ二郎選手は4番で打率3割打ったそうです。そうかそうか、だから補強から漏れたのか。元三菱重工広島&蛇隊のクレベル小島(克莱柏)投手は中継ぎで1イニングしか投げなかったみたい。故障から完全に回復してはないのかな。さて、この米大陸予選の結果はこういう順位に。1位:米国2位:キューバ3位:メキシコ4位:カナダ5位:ベネズエラ6位:パナマ7位:ニカラグア8位:ドミニカ共和国9位以下:プエルトリコ、ブラジル、コロンビア、エクアドル残念ながらブラジルは一次リーグで敗退。最終日を待たずしてキューバと米国が2位以内を決め、言わば順当に北京五輪の出場権を獲得。3,4位に入ったメキシコとカナダは2008年春開催予定の世界最終予選に回ることに。で、米国が北京五輪出場権を得たために、最終予選は台湾で開催することが決定! ほほっ、これはラッキー。やっぱり中華隊が五輪予選を突破するためには地元開催のほうが有利に違いないし。最終予選では中華隊とカナダが五輪出場枠最後の椅子を争い、マウンドに愛力克(Eric Cyr)投手、打席に陽森選手、なんて面白そうな対決も有り得るわけだ。といってもまだ最終予選までは1年半もありますからね、ずいぶん先。その間にメンバーもガラッと変わるかも。その頃には貝茲(ベッツ)選手も治って復帰してカナダ代表チームとしてまたやって来るかな。●ワールドカップ予選あと、今まで知らなかったのですけどこの大会は五輪以外もいろんな大会の予選を兼ねていて、6位までのチームは2007年のワールドカップ大会の出場権獲得なんだって。この2007年のワールドカップも台湾開催なんですよねー。順位を見ると、パナマが6位に入ってるからパナマも来ます。ということは、今回のパナマ代表に入っている戦玉飛投手や克提茲投手もまた台湾に来るかも。日本ハムにいたオバンドー選手もまだパナマ代表の中軸を打ってるみたいです。それににしても、ズル休み(?)で牛から逃げた克提茲投手、もし本当にワールドカップで台湾に来るとしたら何て言い訳するんだろう? いや、ズル休みかどうか、真相は良くわかりませんけど。牛隊の偉いひとたちって、どう考えてるのかなあ。「だまされた! 二度といらない」なのか、「え、もう治った? じゃあ、また契約しましょう」なのか。いい投手には間違いないので、来年はひょっこり牛に戻ってたりして。[記事]北京奧運/棒協取得8強外[上下]賽承[辛力辛]權 攸關能否拿下門票(big5)(9/4)北京五輪最終予選の開催権を獲ったという記事ですが、2008年の3月開催を予定しているとのこと。場所は台北か高雄らしい。あと、この記事だと北京五輪のアジア予選は2007年の12月なんですね。ずいぶん遅い。12月じゃ普段ならもうオフです。それにしても、来年の秋から再来年の春にかけての台湾はホント、注目の国際大会目白押しです。・2007年秋 IBAFワールドカップ・2007年12月 北京五輪アジア予選・2008年3月 北京五輪最終予選うらやましいこと。日本ではやらないんだろうか?
2006年09月06日
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にかほ市・TDKの、東北初となる優勝で幕を閉じた都市対抗。地元のにかほ市は結構な盛り上がりみたいですね。決勝戦のときは体育館などで「パブリックビューイング」もあったそうで。そして今日、地元に戻ってさっそく優勝パレードをしたそうです。[記事]都市対抗野球:TDKナイン、凱旋パレード 秋田・にかほ(毎日新聞)「オープンカーの手配が間に合わず、選手らはトラックの荷台に乗って」パレードしたっていうのがなんか微笑ましい。写真を見るとあいにくの雨だったみたいですが、選手は立ち寄った市役所や駅で何百人もの人に囲まれてもみくちゃになったんだって。ほ~、すごいなあ。想像するに、たぶん都会の常連チームが優勝しても、こうはならないんじゃないかなあ(パレードって行ったことないからわからないけど)。神奈川の日産が負けてすごく悔しかったけど、こういう記事見ると、良かったね、っていう気持ちが強くなります。ところで、にかほ市って人口が2万9000人しかいないんですねぇ。5万人いなくても市になれるんだ。さて、優勝したTDKは日本選手権への出場権獲得。気がつけば、日本選手権予選もすぐ。神奈川も千葉も16日から一次予選だから、あと10日。昨日は球場に行く前、もし決勝戦で日産が勝って優勝して日本選手権の出場権を得たら神奈川予選はどうなるのかなぁ、なんて考えてました。今回の組み合わせと代表枠だと、三菱ふそう川崎と新日本石油ENEOSの少なくともどちらかは県予選で敗退。厳しい予選です。でも日産が優勝したら? 実質、枠が増えて「5強」が揃って二次に行けるのかな、と。ま、それは実現しなかったのですが。もちろんそれはTDKの秋田県にも言えるわけで。スケジュールを見ると秋田県の一次予選は8日から。もう、すぐじゃないか!当然、秋田県も一次予選の組み合わせはもう決まっていますが、TDKは出場? 組合せを見ると、TDKは一回戦不戦勝で、9日の二回戦から登場する予定とのこと。決勝戦から中3日。出るんですかねぇ。これが単純な予選なら免除=不出場ってことになりそうだけど、この一次予選は「第57回秋田県秋季大会」をも兼ねているようですので、出場してもおかしくない気が。ま、そのうちわかるから、いいか。注意してみようっと。●シダックス、活動停止へさっきのパレードの記事をリンクしようと毎日新聞Webを見てたら。[記事]社会人野球:シダックス、活動停止へ(毎日新聞)えー、そんなぁ。都市対抗が終わったばかりだというのに、水を差すようなニュース。ま、「検討」とのことなので、まだわからない…?? でも。[記事]社会人野球のシダックス、今季限りで部活動停止(朝日新聞)こちらの書き方だと、もう決定っぽい。しかも…今季限りぃぃ!? そんなあ。とにかく、明日の発表待ち。
2006年09月06日
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都市対抗野球は最終日。長かった戦いも、今日で終わりです。◇決勝TDK 4-3 日産自動車というわけで、黒獅子旗が初めて東北地区に行くことになりました。おめでとうございま~す。本大会では常に神奈川を応援することにしている私、日産を応援することは決めていたけど、今まで一度も優勝したことのない東北地区。ここまで来たらTDKに優勝させてあげたいような気もするし、どっちが勝ってもいいかな、なんていう気持ちも事前はありました。が。球場に来て、メンバー紹介などを聞くうち、そんな気持ちは微塵もなくなっていた自分に気づく。日産頑張れです。思いっきり応援してました。でも及ばず。負けた瞬間は、もうとにかく悔しい。「決勝で負けない神奈川」もストップかぁ(こういうのは書くと途切れるなぁ。今度から書かないことにしよう)。でも選手はもっと悔しいに違いない。くっ、来年こそは…。なので、以下、思いっきり日産目線で書きます。(決勝戦の試合前のエール交換は選手がベンチから出て整列した状態で行なうらしい)試合の詳しい展開は公式サイト等にお任せするとして、ちょっとだけ。8回に、代わったばかりの日産センター・野村慶太選手が素晴らしいダイビングキャッチで追加点を阻止。偉い! 偉すぎる。裏の攻撃は2番に入っていたその野村選手から始まるところ。中軸につながる打順で、ここで流れ掴みたかった。でもTDK・野田正義投手はしっかりと投げきり、3人で終わらせて流れを渡さない。野田投手は結局、最後まで無四球だったはず。それに先頭打者をほどんと出さなくて日産はなかなかチャンスをつかめなかった。逆に、TDK打線は序盤以外はほとんど毎回先頭打者が出てました。しかも確実に、ホントに嫌らしいほどに確実に送って来るものだから、日産はほとんどずっとピンチ。気の休まる暇がありませんでした。良く耐えたんですけどね。そして9回裏。一塁側のほうから見てるとレフトへのフライって大きく見えるんですよねぇ、一死からの村上恭一選手の飛球は同点弾かと思いましたがフェンスのはるか手前。最後は伊藤祐樹選手、これもいい感じで上がった打球だったけどライト岩井秀樹選手のグラブの中に納まり、三塁側ベンチから一気に選手が飛び出してマウンドの野田投手をもみくちゃに。黒獅子旗はTDK!そういえば応援席からのテープ、優勝したのに投げてませんでしたね。(本日は応援に集中していたので、試合中の写真はナシです)●悔しい閉会式準優勝。言うまでもなく立派な成績です。しかし、閉会式でも日産の選手に笑顔はほとんどありません。久慈賞の吉浦貴志選手でさえも。そして、選手全員に本田メダルが渡されるときのこと。優勝したTDKの選手は、笑顔で次々とメダルを受け取っていきます。当然ですよね。一方、日産の選手はというと…。ベンチに入れなかった選手・試合に出なかった選手はわりと淡々と、言わば手際よくメダルをかけてもらってました。が、試合に出ていた選手、特にチャンスで凡退したりして責任を果たせなかったと感じていた選手は順番を待ってる間から放心状態というか、どこを見ているのかわからないような目線で、自分の順番が回ってきてやっと気づいて帽子を取って…のような選手も何人か。そのせいか日産へのメダル授与は時間がかかり、TDKの選手全員にメダルが渡った後も、まだまだ日産の選手への授与はずっと続いてました(日産のほうが人数多いっていうのもありますが)。その中でも四番の小山豪選手。整列してもずっとうつむいたまま。去年の準優勝のとき、小山選手は「2番のメダルなんていらない」と、かけてもらったメダルを首から外して手に持っていて注意されたという話が毎日新聞に載ってましたが、今年も、もらったメダルをすぐ外して手に持ってました。(真ん中、一人だけ首にメダルをかけていないのが小山選手)去年の閉会式を見ていたときは「準優勝でも良くやったんだから胸張ればいいじゃない」なんて思ってたのですけど、選手の方々はそんな気分ではなかったみたいで。そして今年は2年連続。悔しさは去年以上だったに違いない。「優勝」がいかに大きいものか、そしていかに「準優勝」とは差があるか、思い知らされた気分。また来年です。なぜかメダルが1つ足らず、列のいちばん最後に並んでいた岡義雅選手はメダルもらえませんでした。なーんだそら。あとで渡されるんだろうけど。●個人賞橋戸賞:野田正義(TDK)久慈賞:吉浦貴志(日産自動車)小野賞:TDKチーム若獅子賞:田口篤史(TDK)打撃賞:佐々木弥(TDK)首位打者賞:下窪陽介(日本通運) 打率.412(17打数7安打)(敬称略)首位打者賞は、上位にいた日産の中軸3選手がみんな打率を落としたため、昨日の段階では4位だった下窪選手が受賞しました。最後に。TDKおめでとう!強すぎます。ということで、また来年。気がつけば、神奈川も千葉も日本選手権一次予選まであとたった11日。はやっ。
2006年09月05日
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ご存知のとおり、3日の試合で姜建銘投手が初完封勝利を挙げました。私はその日は東京ドームに行ってて、帰り道に携帯でチェックしたら投げてるので、急ぎ足で帰ればちょっとでも中継見られるかな、と思ってたらそのままスイスイと完封しちゃって家に着いたらもう終わってました。残念。(←地上波での中継がナシだったことは後で気づいた)内容を見ると序盤はだいぶ危なっかしかったみたいだけど、中盤以降はパーフェクトだったそうで。さすが、「鉄人」だけあってスタミナは無尽蔵? どうも記事などを見ると中日打線は「初モノに弱い」らしいけど、だからってなかなか完封はできないでしょう。すごいな~。台湾人投手が完封勝利を挙げたのは、張誌家投手が2004年の4月12日のロッテ戦で完封して以来だそうです。(あの頃の張投手は良かった…)そんな姜投手の活躍で、台湾のWebニュースでは単に登板結果を報じる以外でもだいぶ記事が増えた気がします。4日のリンゴ新聞では一面になってますね。今日はそこから記事をちょこちょこっと紹介。●王さんに捧ぐ?[記事]與王貞治 同日 寫記録(big5)(会員のみ)王貞治さんが756号ホームランを打ってハンク・アーロン選手の記録を破ったのが、ちょうど同じ9月3日(1977年)なんだって。それを聞いた姜投手曰く、「偶然だね。でも光栄に思います」●源治さんと対面[記事]姜プロ初完封!デビュー以来無四死球(スポーツ報知)これは日本の記事ですが、完封勝利を挙げたのは名古屋での試合。なので試合の2日前、目標とする郭源治さんのレストランに行って源治さんと会って来たそうです。読むと、「感動の初対面を果たした」って書いてある。あ、初対面なんだ。源治さんはWBCのときに中華隊の臨時コーチをしていたのですけど、姜投手とはすれ違いで会ってなかったんですねぇ。源治さんは後輩クンのために担仔麺をふるまったとのこと。●背が低くて野球をやめようと思った[記事]個子雖小 卻像巨人(big5)(会員のみ)身長175cmと、巨人の投手では桑田真澄投手(174cm)に続いて二番目に小柄な姜投手。(注:選手名鑑を見ると、ルーキーの加登脇卓真投手も174cmなので本当は姜投手は3番目みたい)中学の頃は背が低いせいで先輩にイジメられ、それで野球をやめようと思ったこともあったのだとか。パパさんに慰められて思いとどまり、続行。しかし、高校に入るときにも背が低いせいで限界があるとみなされて、中学のチームメイトがみんな進んだ高校に行けなかったのだそうです。プロフィールを見ると、今の姜投手の体格は 175cm/73kg。確かにプロ野球選手の中では小柄なのでしょうが、そんなイジメられるほど極端に小さくもないのでは? 実際、台湾の高校・大学野球の選手名簿を見ても、170cm前後の選手は結構います。中学の頃はすごく小柄で、高校に入ってから背が伸びたんでしょうか?ちょっと気になったので昔の資料はないかなと探してみたところ、以前に保存しておいた台湾の高校野球の選手名簿を見たらちゃんと載ってました。手もとにある中でいちばん古いのが2002年の王貞治杯大会の名簿。姜投手は台北市チームの一員として載ってます。当時17歳だから高校2年かな。こう書いてあります。姜建銘背番号2捕手1985.5.27生まれ180cm/70kg右投右打強恕中学(高等部)うははは、180cm って書いてある。今より高いじゃないの!サバ読んでたんでしょうか。それとも台湾の選手名簿はいい加減? 棒球協会が出してた正式な名簿なんですけどね。というわけで結論は、昔はもっと背が高かったと。(←んな訳ない)なお、ポジションが捕手になっているのは間違いではなく、当時は外野にショート、捕手もやっていて、本格的に投手になったのは高校2年くらいからなんだって。今でも打撃が結構良いのはこのへんが原因?●陽仲寿選手、二軍で月間MVP[記事]日本ハム・ルーキー陽が2軍月間MVPに(日刊スポーツ)こちらは日本ハムのルーキー・陽仲寿選手がファームの月間MVPを獲得したという記事。8月の成績は、18試合で打率.321、1本塁打、11打点とのこと。陽選手もなかなかやりますね。
2006年09月04日
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都市対抗野球もあと2日で終わりです。まずはこちらの記事から。[記事]都市対抗野球:松岡元投手らが社会人ユニホームで始球式(毎日新聞)社会人野球出身のプロ野球OBである松岡弘さんと初芝清さんが、社会人時代のユニフォームで始球式をしたんだって。う、知らなかった。記事の写真にある松岡さんの三菱重工のユニフォーム、良く知っている縦縞や黒のユニフォームとは全然違います。昔は白かったんですねぇ。載ってるのは松岡さんの写真だけで、初芝さんの東芝府中のユニフォーム姿はナシ。どんなんだったんだろう。やっぱり当時から赤かったのかな?さて、大会は準決勝2試合。◇準決勝日産自動車 6-1 JR東日本TDK 8-7 日本通運第二試合は逆転満塁ホームランが飛び出し、最後は同点か?っていうところを外野からの返球でホームタッチアウトっていう劇的な展開だったようですね。見たかったなあ。というわけで、決勝戦の組み合わせは◇決勝日産自動車 vs TDKとなりました。神奈川は決勝に進出すると負けないんですよね。パンフレットに載ってる過去の成績で数えてみると、現在のところ神奈川県チームは決勝戦9連勝中(神奈川同士の決勝は除く)。ジンクスは今年も健在か。それとも初めて東北に黒獅子旗か。それから個人賞の行方も楽しみ。あの選手が有力かな~、などと想像するだけで面白い。もちろん決勝戦次第だし、それに成績だけじゃなくて、印象もありますからね~。唯一、成績で自動的に決まるのが首位打者賞。準決勝までの成績を計算してみると、こんな感じ。.444 岩本裕治(日産) 9打数4安打.429 吉浦貴志(日産) 14打数6安打.429 小山豪(日産) 14打数6安打.412 下窪陽介(日通) 17打数7安打.400 岩下昌史(TDK) 10打数4安打.400 小松真(日通) 15打数6安打現在トップの岩本選手はちょっと打数が足らないけど、決勝戦でスタメンで普通に出場すればクリアのはずだ。もちろん、これ以下の選手でも固め打ちすればチャンスあり。さ、とにもかくにも明日で最後。決勝戦は18時から。好ゲームを期待。何とか最後のほうだけでも見に行きたいな。
2006年09月04日
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都市対抗野球はあと3日。ベスト4が決定。◇準々決勝日産自動車 12-2 JFE東日本 (8回コールド)日本通運 8-7 三菱ふそう川崎TDK 5-2 ホンダ神奈川対南関東の対決は1勝1敗、ともにビリの第三代表が第二代表を破る結果に。ホンダが敗れて第一代表は全て消えました。●日産自動車 12-2 JFE東日本 (8回コールド)まさか、こんなに点差がついてしまうとは。両チームの一回戦の結果からしてもまったく予想外。日産は前の試合に続いて、つながり出すと面白いように点が入ります。またまたまた効率の良い攻めで13安打で12点。本大会3試合合計で23安打24点。効率良すぎ。こんなにたくさん点が入ってしまったのは、守備で両チームともに残念なプレーがいっぱいあったから、っていうのもありまして。お見合いとか、フライを失球とか、有り得ないような送球エラーとか、ちょっと信じられないようなプレーがたくさん。それらがなければ8-0くらいだったかなあ。って、充分大差ですが。一方で超ファインプレーもたくさんあったのに。なんか、もったいない気分。かずさマジックからの補強組では、私が到着したときにちょうど中神竜也投手が投げてました。その回はぴしゃっと抑えたけど、5回には3安打集中されて1失点で降板。ただ途中、フライをセカンドとライトがお見合いするっていう気の毒な部分もありました。セカンドは和田貴範選手だったりしますが。その和田選手も代打を送られ途中交代。いい当たりしてたんですけどねぇ。でも、この大会中の打率は.500だって。立派に貢献したのではないかと思います。本日の観客動員大賞。JFE東日本だけ、スタンドいっぱいで三階席まで。ただ大差がついてしまったので、終盤はかなり青い部分が目立つように。他の5チームはどこも外野まで届かず。完投勝利の日産・石畝卓也投手、ヒーローインタビュー中。「最高でーす」みたいなパフォーマンスはなく、たいへん冷静な受け答え。県予選ではちょっと頼りないところも見せてたけど、本大会ではすっかり頼もしくなられました。●日本通運 8-7 三菱ふそう川崎(ネットにピントが合っちゃってるっぽいですが、ストレッチする清水恵介選手)今大会では初めて見ます、日本通運さん。予選のときとは帽子のマークが変わってたんですね。帽子の側面に見えるのは創業50周年を記念するマークのようです。それから応援も変わったっぽい。予選の関東代表決定戦のときは「いつもと一緒だな~」って思ってたけど、本大会になって選曲とか、演奏の仕方とか、フリとかがだいぶ変わってるような気が。同じ「狙い撃ち」でもなんか違う。反対側から聞こえてくる応援にちょっと違和感を感じつつ、ふそうさんを応援。さて、試合は序盤から金属バット時代を思い出すような打ち合いで4回で7-7。この時点で開始から1時間半ほど経過してまして、こりゃいったい何時間かかるやらと思ったら、そこから一転して点が入らずに一気に試合は進んで9回裏。三菱ふそうの高卒ルーキー・川尻一旗投手は無死二塁のピンチを二死三塁までこぎつけたのに、最後、山崎俊紀選手の打球が深々とレフトの頭上を破ってサヨナラ。うーん、残念。連覇は夢と消えました。打球が抜けたあともしばらくマウンド上にたたずんでいた川尻投手のところに投手出身の安田武一コーチが真っ先に駆け寄って声をかけるのを見て、ちょっとジーンと来てしまいました。ヒーローインタビューを聞いてたら、2本の3ランホームランを打った小松真選手と打たれた佐藤大士投手は同じ高校出身なんだって(佐藤投手が1年先輩)。へ~。しかし補強ナシでベスト4だなんて、すごいですねぇ。こちらは三菱ふそうさんの応援風景から。土人が供物に祈りを捧げる後ろでちょんまげの殿様が踊ってるように見えましたが…。いったいどういう意味があるんだろう???●TDK 5-2 ホンダ第三試合は途中までと決めていたので、開始1時間半ほどで退出。もしかしたらそれまでにホンダが自慢の打線で大きくリードしちゃうかも、なんて思ってたのですが、とんでもありませんで。序盤からホンダの投手陣が四球をたくさん出してしまって、それをTDK打線がきっちりと返して得点を重ねて行く。一方のホンダは決して走者が出ないわけじゃないんだけど、なかなかホームに返せない。そうこうしてる間にじわじわと点差が開いて行ってしまいました。昨日の金子洋平選手のヒーローインタビュー、「明日も勝つ!」はやっぱり社会人でも禁句だったかなあ、などと思いながらドームを後に。結局、TDKが逃げ切って勝ったそうですね。今までの8度の出場は1つも勝てなかったのに、今大会だけで3つも勝っちゃいました。当然、初のベスト4。準決勝での「埼玉対決」は成りませんでした。補強組では鬼崎智史選手は最初の打席のフェンス直撃二塁打含めて、見た限りではどの打席もものすごいいい当たりしてたんですけど、最初の打席以外は上がりすぎちゃって深々と外野フライっていう結果に。もう少し角度が良ければ、あるいは…。ま、でもこの強力打線に入って良くやったのではないかと。今井正治投手は最後、ちょっとだけ出てきたみたいですね。本田宗一郎人形、ふくらませ中。ビニールか何かで出来てるようで、空気でペコペコっと膨らませてました。まだ完全には膨らませてないので、ちょっとうつむいてるみたいになってます。なお、右手に持っているバットの部分(写真では見えませんが)は別になってて取り外せるみたい。工場のお祭りでバット持ってたら変ですもんね。外野に出ていたホンダの選手を応援する横断幕。何種類もありましよ。キャッチフレーズとか、作ったかたがご自分で考えられてるんですかねぇ。大変な力作。ただ全員分はなかったみたいで、鬼崎選手の分も見た限りでは登場しませんでした。さて、準決勝の組み合わせ。◇準決勝JR東日本 vs 日産自動車日本通運 vs TDK「優勝経験アリ」と「初の4強」が2チームずつ。思えば5年前、2001年も日産と日通が同時に準決勝進出したんだけど、両方とも準決勝で負けて、「関東対決」を期待していた私はグッタリして家に帰って来たんだった。さ、今回は如何に?
2006年09月03日
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都市対抗野球9日目。ベスト8が出揃って準決勝進出チームも1つ決定。◇二回戦TDK 3-2 JR東海 (延長10回)ホンダ 7-1 三菱自動車岡崎◇準々決勝JR東日本 3-1 ヤマハ東海地区3チームとも敗れ、残るは関東以北のチームだけに。●TDK 3-2 JR東海第一試合は遅刻して途中からでした。ちょうどTDKが7回の大ピンチでスクイズバントを外して三塁走者をアウトにし、ピンチをしのいだ場面。記事を見ると、このプレーが大きかったみたいですね。2球続けて外し、2球目にスクイズが来ました。このプレーで勢いづいたか、直後にTDKが反撃して追いつき、延長に入って一死三塁からまずは阿部博明選手。痛烈なライナーは打った瞬間サヨナラかと思いましたが、前進守備だったためにレフトの守備範囲。犠牲フライにもならず。二死三塁になって続く高橋利信選手(七十七銀行から補強)の当たり、こちらはそれほど打球に勢いはなかったのに、守備位置が下がっていた分、セカンドとライトの間にポトリと落ちてサヨナラに。野球というのはおもしろいものでございます。あと一歩、ボールに届かなかったライト・荒木逸生選手(王子製紙から補強)がすごい悔しそうでした。JR東海は外野まではみ出す応援に応えられず。●ホンダ 7-1 三菱自動車岡崎この試合は三菱自動車岡崎が先に1点取ったのですが、ホンダの強力打線にはその程度ではハンデにもならなかったようで、すぐに鬼崎智史選手のタイムリー二塁打で同点に追いつくと、そのあとホームラン4本をスタンドに打ち込んでホンダが快勝。さすがです。打ちすぎ。特に4回にまとめて出た金子洋平選手と平間靖教選手のホームランは特大すぎてどこまで行ったかわからなかったです。ヒーローインタビューによると、金子選手のホームランは140メートル弾だったとか。金子選手、インタビューの最後に「明日も勝つ!」(←新庄選手ですか? 不吉な…)左:足を高く上げて打つ金子選手。右:明日も勝つ!と言ったところ。いい笑顔だこと。かずさマジックからの補強組では、鬼崎選手は同点打のあと、試合を決定づける3ランホームランを放って大いに活躍。今井正治・長尾康博の両投手はちょっと大きな当たりされたりもしてたけど、2イニングずつを無難に抑えてくれました。鬼崎選手。ホンダのユニフォームを着てるだけでものすごく打ちそうに見えてしまう。実際、打ったけど。さて、ホンダの試合は今年はじめてで、応援団つきの試合は久しぶり。久しぶりに全開ホンダなどを堪能しました。相変わらず熱いですね。熱い応援のせいか、特別席でもホンダ寄りのところに座ると暑いんです。たとえ話じゃなくて本当に暑い。冷房効きすぎに備えてちょっと厚着だった私は暑くて我慢できず、そそくさと移動。遠ざかるとやっぱり涼しい。ホンダ応援席には熱気が充満してるんでしょうか。毎日新聞の記事でも取り上げられていた故・本田宗一郎さんの人形。もともとは工場のお祭りのために作られたものだとか。ところでこの試合の三菱自動車岡崎は、東邦ガスから補強の山本明大選手がノックや整列のときにいなかったように見えました。補強選手でも登録から外れるなんてことがあるのですねぇ。ケガでしょうか。間違ってたらごめんなさい。●JR東日本 3-1 ヤマハJR東日本が、「最高でーす」石川寛行選手の先頭打者ホームランと、中尾敏浩選手の右翼ポール上部に当てる大きな2ランで序盤に3点リード。先発の斉藤貴志投手が9回途中までしぶといヤマハ打線を1点に抑え、9回のピンチも代わった森福允彦投手がしのいでベスト4一番のり。森福投手は若獅子賞濃厚かな。ヤマハは7回に一死一三塁、9回も無死一二塁とチャンスを作って大いに盛り上がったものの、生かせず。ヒーローインタビュー、先日の石川選手にけしかけられたのか、斉藤貴志投手まで「最高でーす」。「最高」と「斉藤」が似てるのでインタビュアーのかたに誘導質問で「斉藤でーす」と言わされ、恥ずかしがったのかインタビューの途中でベンチに帰っちゃいました。上・人文字準備中。下、完成後。座席に応援グッズ入りのビニール袋を置いています。その席に座った人が中を開けて入っているグッズを身につけると人文字になる、っていう仕組みのようです。シャツと帽子とタオルで色分け。ところで。ヤマハは選手宣誓した星川学主将が偵察メンバーとして起用され、出場せずにすぐ交代。捨て駒にされてしまうような選手だったでしょうか。ケガでもしてるのかな。一塁手としてノックは受けてましたけど。一方のJR東日本は25人の登録メンバーを、投手を中心に前の試合とはだいぶ変えて来てました。ここは選手層が厚い。さ、残すところ大会もあと3日。◇準々決勝日産自動車 vs JFE東日本三菱ふそう川崎 vs 日本通運 TDK vs ホンダ明日は南関東勢ぞろい。3試合中2試合が神奈川と南関東。朝から行かなきゃ。おまけ。[記事]欽ちゃんあす来釧―釧路で親善試合(釧路新聞)(9/1)神奈川BBトリニティーズが釧路で茨城ゴールデンゴールズと対戦したそうです。ははっ、1ヶ月前にのぞき見した釧路市民球場だ。しかし、なぜ釧路でトリニティーズ?
2006年09月02日
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本題の前に。いつの間にか売ってた「大学野球・2006秋季リーグ展望号」を購入。次号のグランドスラムの予告も載ってます。グランドスラム28号は10月14日発売予定とのこと。さっそくカレンダーにマークです。ん?土曜日ですか。ちょっと珍しい? そしてこの日は順延がなければ日本選手権関東二次予選の最終日。読みながら観戦できるかな。磯村秀人投手が取り上げられるらしい。おおっ、これは楽しみだ。さて、今日はまず昨日の続きで、31日の第三試合・トヨタ自動車対日産自動車の試合のことを。●日産自動車 9-5 トヨタ自動車この試合は神奈川のお仲間・日産を応援しつつ、心配だったのは日産の打線。一回戦は1安打で3点取って勝ったけど、それで勝てるなんてことはそうそうあることじゃないはず。打線は水モノでガラリと変わるのか、それとも重症な貧打か。試合が始まってみると、四球で出た吉浦貴志選手を小山豪選手がヒットで返して幸先良く1点先制。今日は打線は大丈夫かも、と思えた初回の攻撃。しかし2回以降はずっとノーヒット。また1安打で勝っちゃったりするのかぁ? なんてなことがチラリと思い浮かんだ中盤の5回でした。それまで打てなかったウサ晴らしのように5連打が出て最後は小山選手のホームランで締めくくり一挙6点。去年も二回戦で「つながりホーダイ」だった日産打線が帰ってきたかのよう。6回には内野安打で2点入っちゃう好走塁。この走者2人は四球で出たものだったから、1安打で2点。合計、7安打で9点。効率良すぎ。ま、これも四球で出た走者をきっちり返したからであって、久々に「らしさ」が出たように思えました。その後、無駄な(←こらこら)ヒットが2本出て9安打9点で終了。トヨタもコールド寸前のところから終盤の猛反撃で5点返し、最後はホームランで同点のところまで行って冷や汗かいたものの、及ばず。ヒット数はトヨタのほうが多かったです。この日のトヨタは赤いユニフォームでした。写真は的場寛一選手。「あれ、トヨタのセカンドユニフォームってこんなんだっけ?」と思ってパンフレットなど見てみると、予選の頃とはユニフォーム変わってるんですねぇ。新ユニフォームの帽子のマーク、阪神タイガースかと思いました。すごく似てます。"Toyota Motors"の"T"と"M"をデザインしたもの?●スタンドの様子インターバルの間に外野席に行ってみると、こんな貼り紙が。トヨタ側は「満員予想」だったのですが。実際には内野の半分ほど。ちょっと淋しかったです。満員予想してもらえなかった日産も外野まで届かず。でも熱い応援でした。7回3失点で勝利投手になった高崎健太郎投手の応援ボード。書かれてる内容からして行き着けのラーメン屋さんでしょうか? 「もへじ組」もそうだけど、日産は飲食店とのお付き合いが多いのかな?今日(9月1日)の結果。◇二回戦JFE東日本 5-3 西濃運輸 (延長11回)三菱ふそう川崎 5-3 新日本製鐵広畑日本通運 4-2 JR東日本東北ぜんぶ2点差で後攻&関東の勝ち。JFE東日本は9回2死からホームランで追いついて、最後サヨナラ勝ち! 劇的だったろうな~。和田貴範選手は点には絡まなかったけど、もしっかり貢献できているようです。ふそうさんはホームラン4本飛び出して逃げ切り。日本通運も逆転勝ちで南関東勢は無敗の5連勝。神奈川2チームとも、次は南関東のチームと当たるんですねぇ。これで第一代表で残ってるのはホンダだけ。東海地区は第1~3代表が敗れたのに第4~6代表はまだ残ってる。だから都市対抗はわからない&おもしろい。明日はベスト8が出揃った上に準々決勝も1試合。◇二回戦JR東海 vs TDK三菱自動車岡崎 vs ホンダ◇準々決勝ヤマハ vs JR東日本東海3チーム一気に登場。あと4日で終わっちゃうんだ。早いものです。
2006年09月01日
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都市対抗期間中につき、台湾ネタはサボり気味です。さてさて、今年は連勝連敗が極端なシーズンのようで、前期に獅隊が聯盟新記録となる17連勝をしたばかりだというのに、後期は連敗記録のほうが達成されてしまいました。兄弟象、13連敗。何年前でしたっけ、千葉ロッテ18連敗の記録が出てしまったのは。台湾では聯盟新記録でも日本に比べればまだまだ…とも言ってられない。あと5つです。私が台湾の野球をチェックし始めた頃、象隊は最強チームで、それもぶっちぎりの強さ。「象隊が強すぎて面白くない!」と何度思ったことか。そんな強かった象隊があれよあれよと13連敗。かつてほどの強さはないとは言っても、ここまで負けるとは。年間順位でもビリで、今年の年間1位はすでに消滅。原因は…。ハズレの多いの外国人選手と、ケガ人の多さ、なのかなあ。●象の外国人選手はハズレ?投手成績をみてみると、防御率が6球団最悪なんですねぇ。やっぱり外国人投手がハズレだから? 最後に優勝した2003年以降の防御率を外国人投手と台湾人投手で分けてみてみると。2003年 外国人投手:2.55 台湾人投手:3.792004年 外国人投手:3.17 台湾人投手:3.922005年 外国人投手:3.50 台湾人投手:4.272006年 外国人投手:3.19 台湾人投手:4.62今年は入れ替えが多くて外国人投手はハズレなイメージあったんですけど、そんなにひどくもない。台湾人投手のほうが例年にないひどさ。投球イニング数で同じように見てみると例年とははっきり違いがありまして。2003年 外国人投手:551.1回 台湾人投手:342.1回2004年 外国人投手:550.2回 台湾人投手:333.0回2005年 外国人投手:550.1回 台湾人投手:332.2回2006年 外国人投手:310.1回 台湾人投手:389.2回今までずっと外国人投手のほうが多く投げてたのに、今年は逆。抑えで起用するケースが増えてますからね。あと、外国人枠も一週間あたりの試合数も変わったので、外国人投手ばかりが投げるわけにも行かなくなったっていうのもありそうです。強かった頃も投手は外国人選手頼みだったけど、谷間では台湾人投手もそれなりにいい働きしてたように思いました。でも今年は台湾人投手が例年より調子悪い上に、回数を多く投げなければならずに負担がかかっている。こんな感じでしょうか。若い投手も一時期は良くても長続きしない感じ。横田久則コーチも頭痛そう。来年の契約は大丈夫?●打撃も不振そして打つほうも、先日に38イニング連続無得点の聯盟新記録と、振るわない。ただ、強かった頃とそんなにメンバー自体は変わってないんですよね。2003年、象隊が牛を破って優勝したときの台湾シリーズ最終戦のメンバー。7林明憲/4馮勝賢/8陳致遠/9彭政閔/3蔡豊安/D王金勇/5陳懐山/6陳瑞振/2郭一峰→2陳瑞振先日、何だか良くわからない理由で解約になってしまった蔡豊安選手以外は今もいる選手ばかり。ベテランも多いけど、そんなに衰える年齢でもないと思うのですが。でも、ケガ人が多くてなかなかしっかりしたメンバーが揃わない。象隊は去年からケガ人だらけだったけど、強力打線にはちょうど良いハンデ、ケガ人が戻ってくればまた強くなるだろう、なんて思っていたのですけども。象隊の打撃成績の変遷を見ると。2003年 .279, 63本塁打, 558得点2004年 .262, 66本塁打, 472得点2005年 .262, 38本塁打, 414得点2006年 .250, 33本塁打, 316得点 (80試合消化)やっぱり、年々下がってます。もう以前のような打線にはならないのかなあ。ただ、故障でしばらくお休みしていた彭政閔・陳冠任の中軸2選手も今週から帰って来ました。明るい材料。打線は少しは上向きに違いない。ま、連勝連敗というのは前期の獅隊もそうだったけど、ちょっとしたきっかけでガラッと変わるもの。いい加減、そろそろ勝つんじゃないかと思うんだけどな~。●おまけ今年の6チームの外国人投手の防御率と投球イニング(8月31日終了時点)。獅 2.31 (253回)熊 2.32 (229回)牛 2.91 (420.1回)象 3.19 (310.1回)鯨 4.11 (179.2回)蛇 5.31 (139回)蛇隊ハズレ引きすぎ。(以下、2006/09/02追記)ってことを書いたら、1日の試合は象隊が勝って連敗を13で止めました。しかも7回表で8点差つけられてからの9回裏逆転サヨナラ勝ち。8回から中継見てたけど、まさか勝つとは。9回も2死から同点→逆転でした。象の選手、まるで優勝したような喜びよう。涙ぐんでる選手も?あんまり連敗が続くと何だかこっちも辛いので、勝ってくれて良かった良かった。(獅迷の皆さまゴメンナサイ)
2006年09月01日
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