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釧路に続いて、帯広にもプロ野球の試合ができる球場があります。8月27日にヤクルト・広島戦が行なわれる「帯広の森球場」。なんとなく名前は聞いたことはあったのですが、来てみるのはもちろん初めて。市内から南へ、車で15分くらいだったかな、このへんは「帯広の森運動公園」という総合運動施設で、野球場の他にアイススケート場や弓道場などもあるみたい。球場の名前からすると森の中にあるようにも思えますが、実際には周りは畑。北海道らしい広い平野に緑の畑や牧場が広がってます。でもちょっと車を走らせるとすぐ住宅街も。この球場も住宅街と田園地帯の境目って感じなのかな。一応、運動公園の中の敷地は樹木が植わっていて森のようになってますけれども。で、これまた広~い駐車場に車を停めて正面入口へ。ヤクルト・広島戦のポスターがズラリと。釧路のときと絵柄は同じみたい。帯広での試合は釧路での試合の次の日。7月にイースタンリーグの日本ハム・巨人戦が開催されたときも、釧路で試合をした翌日が帯広。帯広と釧路はセットにされているらしい。で、正面入口を入ると、ちょっとした展示スペースがあります。日本ハムが北海道に移転する以前は毎年横浜ベイスターズが来て試合してたみたいで、ベイスターズの選手のサインが多くかざってありました。1990年の球場の完成記念のときは名球界のかたがいらっしゃってたみたいで、サインボールやバットの展示が。名札に書かれている名前は左から順に藤田平さん、平松政次さん、山田久志さん、柴田勲さん、山崎裕之さん、土井正博さん…などなど。正面入口前の広場にもやはり名球界選手来場記念として、名球界12選手の手形が埋まっています。そのうちの1つ。王サンがんばって!やっぱり手形というものは利き手のほうで取るらしい。スタンドに入る前に長くなってしまったので後編に続きます。
2006年07月31日
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JABA北海道大会は住友金属鹿島が初優勝したそうで。生観戦はできなかったけど、北海道にいれば新聞等で詳しい情報(個人成績とか)が手に入るかな、と思ったのですが、あいにく毎日新聞を買って来てもWeb版以上のことは載ってなくて残念。当然というか他の新聞ではもっと扱いが悪くて、たとえば北海道新聞では北海道勢が出場した試合のイニングスコアとバッテリーが書いてあるだけでした。道新スポーツも似たような感じ。そもそも北海道では毎日新聞はマイナーなのか、なかなか売ってない。朝日や読売、日経あたりは普通に売ってるのに。コンビニ5件くらいハシゴしてやっと見つけました。ハシゴした甲斐が…。さてさて、今回は泊まっていたホテルが新聞をサービスしてくれる、たいへん気前の良い宿でした。しかも北海道新聞と道新スポーツの両方。ありがたや。道新スポーツは連日、日本ハムの話題が一面でした。さすが地元。で、帯広で読んだ北海道新聞に社会人野球関連の記事が。こんな感じで載ってました。たくぎん→サンワード貿易の狐塚賢浩さんが女子野球代表チームのコーチをしているという記事。Web版もありますので、こちらから。→[記事]「野球世界一導く」 元サンワード選手・狐塚さん女子日本コーチでフル回転(北海道新聞)狐塚選手。ちょっと変わったお名前なのと、前にサンデー毎日増刊で特集されてたので印象にあります。1999年に東芝が優勝したとき、一回戦で対戦した王子製紙苫小牧で中軸を打ってました。たくぎん休部後、しばらくブランクがあったのに銀行員を辞めて転職してサンワード貿易に移られたんだそうですね。今は女子野球の舞台で活躍されてるんだ。ちなみに狐塚さんは先週、北海道のラジオ番組に出演していたらしい。→[網頁]NITTENヘルシーシュガートーク:[150] 狐塚 賢浩放送日は7月24~28日…。うーん、前もって知ってたら聞いたのに。野球用品を扱う会社の営業部長をされているんだそうです。(サンワード貿易勤務じゃないんだ)ところで、写真にあるように狐塚さんを含め、女子代表は縦縞のユニフォームを着ているんですねぇ。ちゃんと背中にネームも入ってます。テレビニュースでも「長嶋ジャパンと同じユニフォームで…」って言ってました。一方、ハーレム大会の代表チームは写真を見る限りでは背中にネームなし。紺のセカンドユニフォームは縦縞でもなく、以前に戻った感じ。ハーレム大会は格の高い大会じゃないからユニフォームもお下がり?●グルメレポート・牛トロ帯広というと豚丼が有名ですが、牛トロも名物らしい。牛トロってなあに? って私も良くわかってませんが、要は挽肉みたいに生の牛肉をすりおろしたものだと思えばいいのかな。で、牛肉を生で食べるだなんてちょっと抵抗ありましたが、まぁ名物っていうくらいだから大丈夫でしょうってことでチャレンジ。これは牛トロ丼。700円。わさび醤油をかけていただきます。味は…美味しい! ネギトロみたい。食感はネギトロで味は牛肉、そんな感じ(←表現下手で申し訳ない)。だったら普通にネギトロを食べればいいじゃない、とかいうツッコミはなしでお願い致します。
2006年07月31日
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まだ都市対抗の本大会まで一ヵ月近くあるのに、もう日本選手権予選が始まってます。福島で、全国のトップを切って29日から予選スタート。都市対抗予選のときにバスが燃えてしまって用具を失い出場が危ぶまれた福島高専ホープスは不出場のようで。理由はわからないけど、あのあと、用具がないので最悪の場合は解散も有り得るみたいな記事が出てましたがやっぱりその影響なのかなあ。ちょっと心配。さてさて、私たちは前日夜から帯広です。ちょっと宿の周りをうろちょろしてみたところ、コンビニとかレストランとか、あちこちのお店の店頭に白樺学園高校の甲子園出場を祝うたれ幕やポスターが貼られてます。この学校、帯広にあるらしい。地元の学校が甲子園に出るっていうのはお祭りなんですねぇ。(これは帯広駅の近くにある藤丸デパートにて)白樺学園高校は北北海道代表。帯広を含む十勝地区は地図で見ると明らかに北海道の南半分のほうに入るように見えるんだけど、北北海道なんだ。高校野球のことってぜんぜんわかってないなあ。ちなみにカーナビで「帯広の森球場」を検索したら、球場のすぐそば、隣といってもいいくらいのところに「白樺学園高校」の文字が。へー、じゃあこの学校にとっては帯広の森球場は庭みたいなものなのかしら。球場をのぞき見したついでにパチリと。市街から少し南へ行ったところにありました。しっかりと甲子園出場を祝うたれ幕が出てます。一部しか写ってないけど、それにしても立派な体育館だこと。スポーツに力を入れてる学校なんだろうな。●グルメレポート・柳月スイートピアガーデン帯広は六花亭や柳月といった菓子メーカが本拠を置く、デザート好きにはたまらないお菓子天国。ショップには安くて美味しいケーキが有り得ないような値段で売ってます。ショートケーキやレアチーズケーキが160円! 東京で買ったら300円以上はしそう。で、ここは帯広の郊外、音更町にある柳月スイートピアガーデン。柳月は私が結婚式のときに引き菓子をお願いしたメーカーさんで、帯広に来ると毎回寄ってます。ここは広い店内でお土産を買うことはもちろん、喫茶スペースもあるので買ったケーキをその場で食べることもできます。コーヒーは無料サービス。エレベータで3階にあがると工場見学も。去年、駐車場脇にミニガーデンができたみたいで、お花も楽しめますよ。ショップは帯広の市内にも何店舗かあります。ちなみに。私たちが中に入ったすぐ後、観光バスで乗り付けて来たツアー客の皆様がわいわいと店内へ。ちょっと日本人とは顔立ちが違う団体さんで、飛び交ってた言葉もなんか中国語っぽい。日本語が堪能な添乗員さんにちょっと自己流の北京語で話かけてみたところ、やっぱり台湾からのお客さん。北京語と日本語交じりでちょっとお話を聞いてみると(9割以上日本語だったけど)、ここはツアーのときには必ず寄るのでちょくちょく来るんだって。普段から台湾からのかたはこのお店に良くみえるらしくて、案内板やゴミ箱の分類の表記もしっかりと日本語と中文(繁体)の両方で書かれてました(英語はないのに)。北海道は台湾の人たちに大人気とは聞いてましたけど、やっぱり人気あるんですねぇ。そのうち「陽仲寿選手観戦ツアー」とかも組まれるのかしら。
2006年07月30日
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さてさて、釧路の市街から北へ車で15分くらいですか、湿原に行く途中にあると言っても良い場所にあるのが釧路市民球場。この球場は月末にヤクルトvs広島戦をするらしい。プロの試合でも使える立派な球場ってことのようです。7月にはイースタンリーグの日本ハムvs巨人戦もあったみたい。カーナビの地図で見ると球場の南側は住宅街っぽいのに、北側はもう釧路湿原。市街地の端っこって感じの場所。ちなみに釧路市ではなく、お隣にある釧路郡釧路町という町にあるそうです。じゃあ本当は市民球場じゃなくて町民球場?で、球場はテニスコートやサッカー場など総合運動施設の一角にありまして、広~い駐車場に車を停めてすぐ脇が外野席入口。センターまで122mもある天然芝のキレイなグラウンドの球場です。スコアボードは、デジタル表示に見慣れてしまうとなつかしい感じのする回転式。この日は選手名などの部分は使用されず。結構座席はいっぱい。スタンドはちょっとくたびれてたかな。外野は座席がなくて芝生席です。この日は中学生の野球大会が行われてました。アナウンスによれば、釧路北中と鳥取西中による決勝戦だったらしい。ヤクルトっぽいユニフォームの釧路北中と、高校野球っぽい感じのユニフォームの鳥取西中。鳥取といっても鳥取県の学校ではなく、釧路市内の学校。釧路に鳥取という地名があるのだそうです。「鳥取ドーム」という体育館施設も(車で脇を通りました)。へ~。鳥取県出身の人達が開拓したのかしら。私は少年野球のことはほとんど知らなくて、中学生の野球も初めて見たに近いんですが。中学生だと、体格がいい選手はもうほとんど大人ですねぇ、オトナの審判のかたより背の大きい選手もちらほら。一方で小学生に見えてしまうような選手も。ただし、体格の良い選手がプロのようにカッコ良くバットを振っても外野にはなかなか飛ばず、外野手もすごい前進守備。ま、軟球ですからね。ここでホームラン打ったらすごい気持ちいいだろうな~。スタンドはほぼ父兄さんと思しき方々ばかり。アナウンスも子供さんが担当していたようで、ほのぼのした感じのスタジアムでした。[記事]釧北が初代王者に(釧路新聞)この試合のことは翌日の地元紙で記事になってて、結果は「特別促進ルールによる延長戦の末に」3―2で釧路北中が勝ったそうです。「特別促進ルール」ってどんなのだろう。社会人野球のタイブレークみたいなもの?なお、この記事によると大会名は「第1回釧路厚生社杯釧根中学校選手権」だって。あれ、球場にかかってた看板と違う…。おまけ。駐車場からスコアボードの裏が丸見え。控えの部員?が操作していたらしい。"17"なんて、使うのかしら。
2006年07月29日
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ヤンキースの王建民投手がとうとう完封勝利を挙げて12勝目だそうで。しかも永久欠番セレモニーで気を良くしたか、許したヒットはたった2本とか。絶好調のようです。いったいシーズン終わったら何勝してるんだろう。それからハーレム大会の日本と台湾の最終戦は日本が5-1で勝ち。日本は4位、台湾はビリの6位で終了。台湾は結局、やっぱり打つほうが奮わなかったみたい。世界大学野球選手権も厳しいのかも。日本は最初のアメリカ戦の逆転負けはかなり誤算じゃないかと思うけど、他はまぁこんなものかしら。個別に見るとしっかり活躍した選手もいるようなので、秋の国際大会に向けて参考にはなったかな。ところで代表選手の中で筑川利希也投手だけ出番がないのであれれっと思って良く見ると、メンバー一覧のところにも名前がない。代わりにJR東日本の小林太志投手と思しき選手が入ってます。筑川投手は故障でもしたんでしょうか。北海道旅行3日目は、せっかく釧路に来たんだから釧路湿原も見なきゃね、ってことで行ってきました。時間の都合で展望台からちょっとだけ。広~い。湿原に行く途中で釧路市民球場をのぞき見して来ました。別に書きます。この球場は月末にヤクルトvs広島戦をするらしい。で、これで釧路とはお別れ。西へ120km移動して帯広へ。信号もほとんどなくてとっても走りやすかったので2時間ちょっとで着きましたけど、やっぱり結構遠いです。●グルメレポート・なごやか亭前日の夕ごはんは「なごやか亭」。釧路にある回転寿司屋さん。私は寿司ネタではサーモンがいちばん好きなんですが、ここは普通のサーモン以外にもとろサーモンとかキングサーモンとかあぶりサーモンとか、サーモンだけでも7種類くらいあるんです。サーモン全種類制覇している間にお腹いっぱいになるという素晴らしいお店。もちろんサーモン以外もあるし、安くて美味しい。チェーン店で、札幌・釧路・帯広にあるらしい。札幌だと札幌ドームのそばにもありましたよ。
2006年07月29日
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ハーレム大会の日本チームは10-0と中国に圧勝。やっと初勝利を挙げたそうで。なんとかひと安心。残り1試合は台湾と、1勝3敗同士で対戦。最終戦で台湾が勝つと台湾は4位(もしかしたら3位)で日本は5位でいいのかな。一方、日本が勝つと日本は4位で台湾は…ビリ、かあ。台湾が勝ったほうが日台2チームの順位としては良くなりそう。じゃあ台湾がんばれ(←そんな理由かい)。さてさて、我が家は北海道旅行中でございます。今日は釧路から1時間半ほど車を東に走らせたところにある霧多布(きりたっぷ)というところに行ってきました。釧路といえば釧路湿原が超有名だと思いますが、周辺にも湿原が点在してまして、霧多布にもあります。湿原ごとにそれぞれ趣が違うそうです。名前のせいか霧が多くて展望台からの眺めなどは真っ白でなーんにも見えませんでしたが、放牧中で走り回る馬や岬を群れて飛ぶカモメを見たり、野草が咲いてる広々とした湿原の小路をちょっとお散歩などしてのんびり過ごした午後でした。●隣のチームまで120km北海道は大きいので地図上だと近そうに見えても実際には遠かったりして、ドライブ計画を立てるときにはよーく距離を調べないと移動だけで疲れちゃって失敗しますよ、というのは良く聞く話。今日は釧路へ戻る帰り道に、こんな標識が出ていました。↑帯広 140km↑釧路 20km帯広から釧路までは120kmもあるらしい。結構あるんですねぇ。突然に野球の話になりますが、北海道には社会人野球のチームがたくさんあるようなイメージを持ってました。連盟ページによれば北海道には活動中のチームだけで20チームあって、全国でも指折りのチーム数が多い都道府県。でも一口に北海道といっても、チームの所在地を良く見ると東のほうにはほとんどチームがないんですねぇ。地図上で北海道を東西半分に分けたとき、明らかに東側にあると言えるのは釧路にあるブレーブくしろ1チームだけ。で、釧路からいちばん近いチームはどこかというと。たぶん帯広市の帯広倶楽部のはず。さっき書いたように、釧路~帯広は120km。だから、ブレーブくしろは隣のチームまでが120km。うわ、遠い。社会人同士で試合をするだけでも大変そう。で、公式な大会はだいたい札幌とか旭川近辺で行われるので、それこそ何百kmも離れたところまで出かけて行かないといけない。ブレーブくしろの公式ページを見ると、ご近所の大学とオープン戦をすることもあるようですが、だいたいは何百kmも離れたところまで出向いて試合してます。こりゃ大変だ。ここ1~2年で社会人野球にはクラブチームがたくさんできて、西日本に目立っていた空白県の解消ももう間もなくっていうところまで来てます。が、実は北海道にはチームがほとんどない区域があるのだということをちょっと体感したのでした。(北海道以外だと、鳥取キタロウズも隣のチームまでとても遠そうです)●グルメレポート・厚岸の牡蛎最後にリクエストにお応えしてグルメレポートなど。釧路から東へ50kmくらい行ったところにある厚岸町(あっけし)は牡蛎で有名な街とのこと。国道からほど近いところに「厚岸グルメパーク・コンキリエ」という道の駅のような施設がありまして、その2階にあるレストラン「エスカル」で生がきをいただいて来ました。生がき8個で1500円。こんな感じで出て来ます。(見にくくてスイマセン。もっと上から撮れば良かったな)私も論評するほど生がきを食べた経験が多くありませんが、ここの牡蛎は大きいです。今まで食べた中でいちばん大きいかも。生がきはツルツルっとした食感とのど越しが私は好きなんですが、その点は充分。美味しかった~。大きくてボリューム感もあって楽しめますよ。
2006年07月28日
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今日から夏休みで北海道に来ています。お目当てはもちろん今日開幕のJABA北海道大会。さっそく第一試合は…っていうのはウソ。あ、でも北海道に来てるのは本当。今回の家族旅行は釧路に来ています。北海道大会の会場は札幌だけど、札幌には今回は行きません。ゴールデンウィークの台湾で野球旅行はやっちゃたので、そうそう毎回毎回野球中心の旅行にするのはご家族の皆様に許してもらえないのであります。今回は食べまくり旅行です。でもまた、ちょっと球場のぞき見くらいはやってみたいですけどね。釧路ではプロ野球の試合でも使う釧路市民球場や、釧路市営球場といった球場があるようです。何か試合やってるのかしら。出発前にちょっと調べてみたけど、甲子園の予選はもう終わっちゃったみたいだし。ま、行ってみてのお楽しみ。釧路はさすが北海道だけあって、神奈川よりはだいぶ涼しい。昼間は車に乗っていたので日が照り付けると結構暑いな、と思ったんですが、夕方以降はひんやり。夜は長袖でも寒いくらい。それもそのはず、最低気温15度だって。そりゃ薄着じゃ寒いよなー。最高気温は24度だったらしい。駅前の広場に、なぜこんな一等地に?っていう感じでどーんと大きな教会が立ってる釧路駅を部屋の窓から見ながら今日はおやすみなさい。今日はほとんど移動だけで終わっちゃったけど、明日から美味しい海の幸を食べまくるぞー。
2006年07月27日
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IBAFのアルド・ノタリ会長が胃癌のために亡くなったそうで。→[記事]国際野球連盟のノタリ会長が死去(スポニチ)ついこの前、復帰まで当分かかりそうだから第一副会長の彭誠浩さんが会長職を代行することに決まったって記事がありましたが、すでにそんなに悪い病状だっとは。ご冥福を。今年はそういう年なんでしょうか。●ハーレム大会さて、IBAFの正式な大会じゃないみたいだけどオランダではハーレム大会開催中。例によって公式サイトで映像をチラチラ見ながら雰囲気を味わってます。ここ2日の中華隊の結果はというと。→[網頁]Programma / Stand / Statistiekenまず現地25日の試合は、キューバに1-2で負け。惜しい! 押し出しで先制して、7回まで勝ってたのに。先発の陳建輔投手が好投したとのことのですが、あとちょっとのところで金星を逃す結果に。ま、強~いキューバにこれだけ善戦できれば次も期待できる…と思ったら、翌26日の試合は中国大陸に0-1で負け。元中日の呂建剛投手に3安打完封負けとのこと。→[記事]哈連盃棒賽/中華0:1遭中國完封 受制呂建剛9局僅3安打(big5)うーむ、負けかぁ。中国も侮れません。この試合では4安打完投しながら敗れた中華隊の陳鴻文投手、前にオリックスが狙ってるっていう話が記事になってたけど、結局何もなかったです。来年かしら。これで中華隊は3連敗で1勝3敗。もう決勝進出はなくなりました。残るは現地29日の日本戦だけ。日本も交えてビリ争いだな、こりゃ。●次のWBCは台湾開催?さて、台湾では秋にインターコンチネンタル杯、来年はワールドカップに北京五輪のアジア予選と、大きな国際大会が目白押し。おっと、その前に来週からは台北で女子野球のワールドカップも始まるそうで。とにかく国際大会の開催にとっても熱心な台湾。そして、次回のWBCのアジアラウンドも台湾で開催かも知れないらしい。しかも、可能性8割だって。[記事]主[辛力辛]2009經典賽 棒協:8成[辛力辛]得到ノタリ会長に代わってIBAFの会長職を代行している彭誠浩さんが先日渡米してメジャーリーグの関係者の人と会って開催の構想を伝えたところ、深い賛同を得たんだって。えー、ホントかなあ。確かにアジアで日本以外で開催、となると、台湾がいちばん有力でしょう。韓国は3月だと寒いし、中国大陸ではまだまだ野球が盛んではないみたいだし。って、次も3月なのかなあ。それさえも良くわからないけど。台湾にあんまり大きな球場がない問題は、今年のWBCで二次ラウンドが行なわれたプエルトリコも同じだからさほど問題にならないんだって。まあホントに可能性8割なのかは怪しそうなので、眉にツバつけて読んでおこうっと。本当ならそれはそれで結構なことかも。いつまでも日本でばかりってわけにも行かないだろうし。私はもちろん日本開催のほうがうれしいですけどねー。
2006年07月26日
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住所変更をしてなかったせいで遅れて届いたJABAニュース7月号。今日はその中で、おやっと思ったことを。最終ページの右下、つまり7月号のいちばん最後のところにこんな記述があります。(2)臨時代走の取り扱いについて試合進行上、社会人でも臨時代走を認めてはどうか(特に頭部にボールが当たった時は健康上の問題が発生する)との提案があった。本件、研究課題とすることとした。あれっ、臨時代走って、社会人野球では認められてないんですか?私、社会人の試合で臨時代走が出たところ見たことありますよ。それも、都市対抗野球の本大会で。そして、一生忘れられない一戦で。●臨時代走の思い出その試合は1999年の都市対抗野球本大会。二回戦、東芝府中と日産自動車の対戦での2回表、日産自動車の攻撃のときのこと。東芝府中のマウンドには、千葉ロッテでエースってことになってるらしい清水直行投手。まず先頭の4番の鷹野史寿選手(近鉄→楽天)(最近、あんまり名前聞きませんが元気にしてるんでしょうか)がヒット。5番の小山豪選手(今は日産不動の4番)もヒットで続いて無死一二塁のチャンス。打席には6番の上島格選手を迎えます。カウントは忘れましたが、清水投手が右腕を振りぬいた次の瞬間。何と顔面に死球。どよめきの中、その場に倒れ込む上島選手。上島選手はベンチに戻って治療を続けますが、まともに顔面に当たってまして、長引きます。そしてこのとき、臨時代走が告げられたのでした。確か3番に入っていた青柳信選手だったと思いますが、ベンチから出て来て一塁ベースにつきます。私も「あれっ、臨時代走ってあるんだ」と思ったくらいなので、「臨時代走です」のようなアナウンスか何かがあったんじゃなかったかな。上島選手はこの試合では指名打者だったので守備につく必要がなく、ひとまず臨時代走を出しておけば次に打席が回ってくるまでかなりの治療の時間を稼げます。試合進行上にはとっても好都合でした。そして治療が済んだ上島選手は、次の打席が回って来るとしっかり出場。臨時代走が出た甲斐がありました。が、再出場した上島選手、三塁側スタンドから見ても明らかに顔のあたりがおかしい。頬の上のこめかみのあたりが大きく赤く腫れ上がってます。これで良く試合に出たものです。日産自動車の先発だったオマール・アヘテ投手も、あれだけ顔を腫らしながら打席に立ったこの上島選手の勇気に心を動かされ、彼のためにも絶対に負けない、と思って投げたとか何とか。でもやはり無理だったのか、その次の打席で交代。でも恐ろしいほどの試合への執念を感じました。というわけで、社会人野球でも臨時代走は認められていたはずなのですが…。これももう7年も前の話。その間に廃止されたのかも知れないし、もしかしたらこの試合のときは審判がその場の判断で認めたのかも。確かに足の遅い選手の臨時代走が俊足の選手だと守備側は損した気分だろうし、場合によってはワザと治療が長引くフリをして…なんていうことも考えられるから慎重なのかな。どういうときに臨時代走にするか、っていうのも判断が難しそう。この際だから、頭部に死球が当たった場合は無条件で臨時代走にする、なんていうのはどうですか。軽く当たっただけだとしても、やっぱり頭に当たったときは急に動くと良くないんじゃないかと思うので、攻撃の間はちょっと休んでてください、みたいな。●試合の続きちなみに。先ほどの試合、上島選手への死球で無死満塁の大ピンチとなった清水投手はそのあと7番・大平幸治選手と8番・黒須隆選手を連続三振に斬り、二死までこぎつけます。このへん、今思えばプロへ行く片鱗を見せたってところでしょうか。あと一人でピンチ脱出。が、それなのにそれなのに。9番の藤沢英雄選手(いすゞ自動車から補強、いまはシダックス)がライトスタンドへライナーで突き刺さる先制の満塁弾…日産の先発はキューバの剛腕左腕のアヘテ投手であることを考えるとこの4点はとてつもなく重かった。それでもこの大会限りで解散が決まっており、負けたら最後の試合となる東芝府中打線は果敢にアヘテ投手に立ち向かい…と話は続けられるのですが、これはまた別の話。おまけ:名前で検索したら発見。確か大平選手はこの年限りであがられたと思いましたが、社業でしっかりご活躍のようで、こういう資格を取られたようです。合格おめでとうございま~す。→[網頁]金属製品製造関係業種>金型製作職種
2006年07月26日
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数日前、牛に新しく日本人投手が来ると言う記事が出ていて、誰かなーと思ってたのですが、今日の記事で出てました。去る7月5日の試合で登板中に急にマウンド上でうずくまり、そのまま退場してしまった牛の克提茲(Jorge Cortez)投手。治療のためにパナマに帰ってしまい、牛は代わりに2人の外国人投手を獲得。そのうちの一人が日本人投手で、それは誰かというと。[記事]牛 美日2投報到(big5)竹清剛治投手でした。でもなんかもうずいぶん前に引退してたような。懐かしい名前って感じさえします。日本で投げてるときの印象もあんまり…。三菱自動車京都にいた頃は知らないし、千葉ロッテにいた頃は、とっても失礼だけど西武ファンの私、もし先発で出て来ると「今日は勝てそうだ」なんて思ったり。確かアイドルの人と結婚したのではなかったでしたっけ。そういうどうでも良いことは覚えてます。で、ちょっと検索してみると、千葉ロッテでの成績は6勝17敗、防4.95。一軍出場は2000年が最後で、日本のプロ野球を引退したのは2002年。もう4年も経ってるんだ。でもその間、野球をやっていなかったわけではないらしく。実は竹清投手は今年は中国大陸のリーグにいたのだそうですよ。何日か前の日経新聞だったかに書いてありましたが、千葉ロッテと提携している「希望之星」チームにコーチとして原井和也選手と一緒に派遣。選手兼任でマウンドにもあがった竹清投手は日本人初の勝ち投手にもなったそうです。(つまり、前田克拓(勝宏)投手は中国で勝ち投手にはなっていなかったみたい)それから、去年は軟式でプレーしていたらしい。リンク自由とのことなので勝手にリンクしちゃいますが。(これは芸人のさいたまんぞうさんの日記らしい。審判をされているんですねぇ)[日記]『出た!元プロ第2弾』[日記]元ロッテ・竹清投手登場竹清選手、投打に大活躍(←元プロなんだから当たり前?)。しかも、去年、蛇にいた山崎(寺村)友和投手と一緒のチームでやってたらしい。うははは、そうなのか。このリーグには鯨さんチームでトレーニングコーチをしていた武井壮さんもいるみたい。結構台湾関係者、多いのかしら。(どうも事件を起こした欽ちゃん球団の例の芸人さんチームもこのリーグ所属らしい)というわけで、先日に象を退団した中村隼人投手よりはちゃんと調整ができているのではないかと。それに言葉の問題も中国大陸にいたのならある程度は大丈夫なのではないかと推測。日本のプロを退団して4年というのはやっぱりかなり気になるけど、投げてみてのお楽しみ。ただ、牛さんチームは竹清投手と同時にもう一人、席維斯(William Eugene Sylvester)投手という選手を連れて来ている。今のところ、外国人枠の空きは1つしかないから二人のうちのどちらか一人しか上がれません。報道では席維斯のほうが期待されているような感じなので、竹清投手はしばらく待ち、かな。ま、いま上にいる威覇投手も最近調子悪いから入れ換えられちゃうのかも知れないけど。(追記)夕方の記事を見ますと。[記事]〈CPBL〉牛隊兩新洋投報到 威霸離隊すでに威覇投手は退団して帰国しちゃったんだって。あれま。ということは枠が2つ空いたから竹清投手もすぐに上げようと思えば上げられる。でも(席維斯改め)威勇投手はさっそく登録されて今週投げる予定だけど、竹清投手のほうは二軍に随行して様子を見た上で正式に採用するかどうか決めるってことらしい。
2006年07月25日
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ハーレム大会の日本の2戦目、現地時間24日のキューバ戦は0-4で負け。結果は例によってここで。→[網頁]Programma / Stand(ハーレム大会公式)夜中にふと思い出してあわてて例のカメラ映像を立ち上げてみると、選手が紹介されて一人一人出て来て、それから国歌演奏の場面でした。あんな感じでセレモニーやるんだ。試合が始まってみると。相変わらず打球がどこに行ったのかはさっぱりわからないけどキューバの選手がどんどんホームベースを駆け抜けて行ってる。いつまで続くの、勘弁してよ~って間に初回4失点。これは今日は一体何点取られるんだろうと思ったけど、そのあとは2番手の西濃運輸・佐伯尚治投手が抑えて得点を許さなかったようです。(私は2回くらいで力尽きて寝てしまいました)打線は4安打に抑えられて完封負けですか。池辺啓二選手はこの日は3番でスタメンだったけど、ノーヒットかぁ。まあ相手はベラ投手ですから、そう簡単には打てないか。ちょっと前までは良く名前を聞いたベラ投手、今はB代表にいるんですね。(JABAの結果ページ(→これ)のキューバ選手の名前はどうもおかしい)これで日本は2連敗。次はまた1日空いて現地26日の19時から、相手は2連勝中の地元・オランダです。●今年もやります横須賀対決さてさて、昨日、日本野球連盟がプロ二軍と社会人の交流試合2試合を承認したとのニュースがありました。[記事]日本野球連盟:プロとの交流試合2試合を承認(毎日新聞)毎年恒例、横須賀での日産自動車と湘南シーレックスの試合は今年は8月13日とのこと。2000年でしたか、それまで禁止されていたプロとの試合がOKになり、解禁後に初めて行われた「歴史的一戦」が日産自動車と湘南シーレックスの横須賀対決。それ以来、ほぼ毎年行われて来たこのカード、去年は9月でしたが今年はお盆の時期に戻るようです。前はTVKでテレビ中継もされたこともありまして。2002年だったかな、当時の日産はまだ青いユニフォームの頃。補強で入っていた東芝の安田真範選手が代打か何かで出場したのですが、自分のチームの赤いヘルメットをそのまま被って出てて来たのですごい色合いになって笑えました。あのときは日産がコールド勝ちみたいな点差で圧勝。その後、日産も赤いユニフォームになるとはね。今年はテレビ中継するのかな、ってことでテレビ神奈川の公式サイトを見てみると。どうも同日に横浜ベイスターズの試合があるのでそちらを中継するらしい。残念。プロアマ交流戦って、必要以上に若手起用だったりして思ったよりは双方ともあんまり勝つ気ないらしいですが、この試合は本大会の約2週間前。日産にとっては最終調整に近いはず。補強の選手も入って結果がとても楽しみです。日産が勝つときは圧勝、湘南が勝つときは僅差っていう傾向にありますが、今年はどうなりますか。(ちなみに、今年の交流戦は今日の阪神二軍と日本生命の試合を含めて社会人の8勝21敗1分とのこと。もうちょっと頑張って欲しいと思う今日このごろ)
2006年07月25日
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現地23日に行なわれたハーレム大会の中華隊2戦目は地元オランダに1-4で負け。せっかく7回に追いついたのに、直後の8回にエラー絡みで3失点。またエラーかぁ。米国遠征でどうしようもなかった打線はまずまず打っているようなのですけれども。先日、インディアンズと契約した先発の増菘[王韋]投手は貫禄で7回1失点に抑えたようです。これで1勝1敗、次は25日の現地時間14時からキューバ戦。さて、現地22日の試合ではヤンキースの王建民投手が6回4失点とイマイチながら味方が逆転勝ちしたため11勝目を挙げたとのこと。アメリカン・リーグの最多勝が現在12勝なので、王投手は1勝差。最多勝争いに加わって来たのだそうです。すごいなあ。ちょっと前のニュースになりますが、王投手関連の記事を。王建民投手の背番号が、以前に所属したマイナーリーグ球団の永久欠番になるんだって。今は40番ですが、当時は41番だったらしい。[記事]旅美球星》王建民的驕傲 1A的41號球衣將退休(big5)(7/21)王建民の顕著な活躍により、ヤンキース傘下のマイナーリーグ1Aのスタッテンアイランド・ヤンキースは、王建民が以前に所属していた当時の背番号41を永久欠番とすることを決めた。この儀式は台北時間の28日に行なわれ、王建民も出席する。へー、マイナーリーグにも永久欠番ってあるんですねー。初めて知りました。日本の二軍では聞いたことありませんが、ひょっとして日本でもあるんでしょうか。しかし、10勝投手を輩出するたびに永久欠番にしてたらマイナーリーグは永久欠番だらけになっちゃう気がしますが、そのへんどうなってるんだろう?それはともかく、スタッテンアイランド・ヤンキースはマイナーリーグなのに、ちゃんと日本語の公式サイトがあるんですねぇ。ニューヨークの市内だから日本人のファンも多いのでしょうか。この王建民投手イベントのこともしっかり日本語で案内があります。→[網頁]7月27日は「王建民ナイト」!(スタッテンアイランド ヤンキース 日本語公式サイト)イベントは現地27日の試合前に行なわれ、当日に来場したお客さんには先着順に2000個の首振り人形がプレゼントされるそうです。この記事にはその人形の写真も載ってますが。こ、怖い…。なんかあちらの人形って全体的にかわいくないというか、怖いような。魔避けにはいいかも?なお、王投手が1Aにいてスタッテン島でプレーしていたのは2002年までだそうです。2002年といえば、あの年は秋に釜山でアジア大会があったのでした。プロ二軍選手とアマチュアの混成で編成された日本代表は、準決勝でリリーフの王建民投手に抑えられて台湾に逆転負け。金メダルどころか、決勝にも進めない事態に。「1Aの投手に抑えられるなんて、日本代表は情けない!」と憤ったかたもおられると思いますが、今になってみれば、1A所属とはいえ当時から片鱗を見せていたってことになりますか。今年もアジア大会がありますので、あれから4年。たった4年で1Aからメジャーで最多勝争いする投手へ。ホント、たいしたものです。(私が4年前に何やってたかを思い出してみると…。あんまり進歩してないような)
2006年07月24日
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今日はお待ちかね、都市対抗野球本大会の組み合わせ抽選会でした。組み合わせはJABA公式に載ってます。→[網頁]第77回都市対抗野球大会組合せ(JABA)東芝はどこだ、っと…。探すまでもなく、いちばん左端。25日(金)の18:30から。いきなり初日の開幕ゲームですか。これは開会式から見なさいということかぁ?相手はヤマハさん。むむっ、手ごわそう。いい選手がいっぱいいますよね。ブラジル人選手も不気味だし。それになんか神奈川勢って、静岡のチーム相手だとすごく相性悪いようなイメージが。私が見に行ったときも負け試合ばかりな気がする。簡単に調査して過去10回の対戦結果を出してみると。2001準決勝 ●日産自動車 0-1 河合楽器2000二回戦 ●日産自動車 7-10 ヤマハ1999準々決 ●日産自動車 3-4 ヤマハ1999一回戦 ○東芝 4-2 河合楽器1996二回戦 ○日本石油 10-2 河合楽器1994一回戦 ●いすゞ自動車 7-9 ヤオハンジャパン1994一回戦 ●東芝 3-7 ヤマハ1991一回戦 ○東芝 13-5 大昭和製紙1989二回戦 ●東芝 3-8 河合楽器1989一回戦 ●いすゞ自動車 0-5 ヤマハ3勝7敗。神奈川のチームは本大会での勝率がかなり良いと思うんだけど、大幅負け越し。やっぱり相性悪い? 私が生で見たのは最初の3試合だけです。全部日産だったんだ。なお、この10試合前の一つ前の対戦は東芝とヤマハの対戦。しかも決勝戦で、結果は1987決勝戦 ●東芝 3-4 ヤマハで、やっぱり負け。このときは高見泰範監督は現役。記録を見ると、高見選手は最後の打席で代打を出され、無念の途中交代とのこと。覚えてらっしゃるかしら。で、仮に一回戦を突破したとしてベスト8までの同じブロックのチームを見てみると、また強そうなチームがズラリと。このブロック、優勝経験アリのチームと各地区の第一代表のチーム多すぎ。すごいところに入っちゃいました。他の神奈川2チームの初戦は。第3日(27日)(日)10:00~ 日産自動車 vs 富士重工業第4日(28日)(月)18:00~ 三菱ふそう川崎 vs 明治安田生命ともにご近所さんのチームとの対戦。最近は関東のチーム同士でも平気で一回戦から当たりますねぇ。組み合わせ決定を受けて、毎日新聞に記事が。[記事]都市対抗野球:32代表の対戦相手決まる 8月25日開幕(毎日新聞)各チームの監督さんの談話が載っていて、東芝・高見泰範監督は「自信も漂わせ」、ヤマハ・高柳信英監督は「謙虚な口ぶりの中に闘志」。あと1ヶ月ありますが、さてさてどうなりますかあ、そうだ、東芝とヤマハは来月の高山市長旗大会で当たるんだった。やっぱり主力投手は出さずに探り合いみたいな感じになるのかな。こちらも楽しみ。
2006年07月23日
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職棒は22日が年に一度のお祭り、明星賽でした。あいにくお出かけしていて生中継は見られなかったので、スポーツニュースでダイジェスト版を。うーん、何だかずいぶんとエラーの多い試合だったみたいで。オールスター記録だそうです。その一方で、フェンス際のスーパープレーや華麗なダブルプレーも見られるんだから実に台湾らしい。試合は9回に白組(熊・獅・牛)が追いついて引き分け。最後の打者がフライを打ち上げるとマウンド上の郭勇志投手、引き分けなのに大きくガッツポーズ。やっぱり引き分けでも最後まで抑えたっていうのはうれしいものなのですねぇ。●ホームラン競争さて、前日のホームラン競争は日本と違って対決方式で行なわれ、鯨の黄貴裕選手が優勝。→[記事]全壘打賽》黄貴裕力退3雄 意外封王(big5)黄貴裕選手は私が斗六球場に行ったときに唯一ホームランを打ってくれた選手で、通算56本塁打は現役第9位。結構打てる選手だってイメージなんだけど、記事によれば「意外な優勝」らしい。ま、張泰山選手や陳金鋒選手らが本命とすれば「意外」ってことになるんでしょうか。今年もまだ5本しか打ってないし。一方、ホームラン競争で記録を作ったのが準優勝した熊・林智勝選手。準決勝ラウンドは7回失敗する間に何本打てるかを競ったのだそうですが。林智勝:××○○○○○○×××○○○××成功も失敗の連続してるのが面白い。いい感覚で打てると、続けて打てるってことなのかな。それはともかく、6連発と、1ラウンド9本はホームラン競争の記録なんだって。へー。(雑誌「職業棒球」から拝借。近視で普段はメガネらしい林智勝選手。なんか一気に真面目な感じに。でもニュース映像では熊の縫いぐるみを頭から被っておどけてました。面白キャラ?)ただ、9本って、すごいの? っていうのがいまいちピンと来なかったので、無謀ながらメジャーリーグのホームラン競争と比較。ホームラン競争の場合は投手のレベルとか関係なさそうだから、メジャーと単純比較したってそんなに悪くないはず、だ。メジャーリーグオールスターのホームラン競争は「10回失敗する間に何本打てるか」を競ったものだそうです。台湾より失敗できる回数が多い。今年の詳しい結果はここに載ってるので見てみると。→[網頁]MLBオールスターゲーム2006 ホームランダービー(サンスポ)9本以上打ったのは全体の1/4だけ。メジャーリーグの強打者でも9本はなかなか打てないみたい。しかも林智勝選手は7球失敗の間に9本だから、これをメジャーのルールで単純計算すると10球失敗なら13本打てることに。13本なら全体の第2位。決勝戦でも勝てちゃうぞ。もちろん球場のサイズやボールの質も違うだろうし、ファウルや見逃しボールは失敗に入るのか、とか細かいルールの違うはわかりませんが、9本というのはそれだけすごい記録ってことでありました。しかし去年優勝のアブレイユ選手は一回戦で24本ですか。そういえばニュースで見た気がします。とんでもないですねぇ。
2006年07月22日
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夜のニュースで見ましたが、結局、茨城ゴールデンゴールズは存続のようですね。とりあえず今の時点で解散決定はやりすぎと思っていたので、良かった良かった。ただ。どうも解散発言も撤回発言も、欽ちゃんが独断で簡単に決めてしまったように見えるのが気になる。私はまた今回も欽ちゃん発言に乗せられちゃったかな。ま、それでもいいです。せっかくのチームがなくなるよりは、ずっと。とりあえず解散は撤回で、まだ捜査中らしい事件がもう少しはっきりしたらそれで何か処分を考えるって感じになるのかな。(芸人さんも容疑を認めていると報じられているわりに逮捕もされず、普通に前の事務所に帰ったりしてるのが不思議。そういうものなのですか?)他チームも含めて、今後は二度とこういうことがないように再発防止策を…といってもオトナなんだから「犯罪は犯さないように」なんてアタリマエのことをいちいち指導するわけもないか。明日は我が身じゃないですが、不祥事があれば個人の行為であってもチームの存続さえ揺らぎかねないってことを選手・関係者が改めて自覚するのに良い機会になった、ってところですか。茨城ゴールデンゴールズは世論のバックアップで(メディアを使ってうまく立ち回ったようにも見えちゃうけど)存続となりましたが、他のチームならこうはならないでしょうし。●ハーレム大会さてさて、昨日開幕したハーレム大会は今日が日本代表チームの初戦。今日は出かけていたので、帰ってきて結果を見てみると…。3-4、逆転サヨナラで負けてるし。あと1人ってところで逆転負けしたらしい。というか、両チーム合わせて9エラーって何? エラーで有名な台湾(←こらこら)でさえ1つしかエラーしなかったのに。よほどグラウンド状態が悪かったんだろか。最後もシングルヒットを打った打者にそのままホームインされちゃうエラーって何だ?そもそもあんまり強くないメンバーと聞いていたアメリカチームに負けちゃって大丈夫? っていうのもありますが、まあ若いチームですから経験が大事ってことで、気を取り直して次に。今のところ、打席ごとの経過などは最新の試合結果ってことでここに載ってます。→[網頁]Live Scoringそのうち結果はこっちに移され、写真なども載るはず、だ。→[網頁]Programma / Stand一応、出場メンバーはこんな感じだそうです。7早川辰徳(ホンダ)6福田康一(トヨタ自動車)9落合成紀(JFE東日本)5高阪行俊(シダックス)4横山憲一(三菱重工神戸)D宮川智光(ホンダ鈴鹿)→D池辺啓二(新日本石油ENEOS)3田中政則(日立製作所)→H中尾敏浩(JR東日本)→R3植山幸亮(三菱ふそう川崎)2中野滋樹(JR九州)8藤島琢哉(JR九州)P小松聖(JR九州)(8+0/3回,3失点[自責0])→P荻野忠寛(日立製作所)(2/3回,1失点[自責0])エース格だと思われる小松投手を出したのに負けちゃった痛い試合ってことになるのかなあ。池辺選手も植山選手も控えなんだ。で、次の試合は現地時間24日19時からキューバ戦。またまたurszeneさんに教えていただいたのですが、キューバは今回も準主力のB代表だそうですよ。B代表でもWBCに出場した選手が結構入ってます。そして監督は、一昨年までシダックスにいたアントニオ・パチェコさんなのだそうです。高阪選手とは感動の再会(?)→[網頁]キューバ代表名簿今日は東芝と日米大学野球代表チームとの練習試合があったはず。明日のスポーツ新聞でチェックしてみますか。そして明日はいよいよ都市対抗野球の組み合わせ抽選会。どんなことになるのか、ワクワクです。(ふぅ、やっと楽天のメンテナンスが終わって書き込めた…)
2006年07月22日
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ハーレム大会は今日開幕。現在は開幕ゲームである中華隊とアメリカの試合中。[網頁]Webcam + Radioライブのカメラと音声つき。いやー、素晴らしいですねー。日本の試合もこれで何となく見れらるぞ、と。ただし、ネット裏方向からのすごく引きのカメラだから打ってもボールがどこ行ったんだか全然わからない。打ってベンチに戻ってきたらアウトで、そのまま塁にいたらヒット。そんな感じで判断。選手もすごくちっちゃくしか写らないからどっちがどっちやら。この試合では黒っぽいユニフォームがアメリカで、白っぽいのが中華隊、かな。中華隊の先発は日本のアスピア学園にもやって来た唐嘉駿投手の模様。マウンド上が左投手だっていうことが辛うじてわかる。中華隊がワイルドピッチで1点先制してますねー。とりあえずお客さんが結構入ってるのと、オランダ語でも「チャイニーズタイペイ」って呼ばれるってことはわかりました。アメリカは「アメリカーナ」?●結果4-1で中華隊が勝ったようです。先制したあとすぐ追いつかれてずっと同点だったのですが、7回に3安打集中で3点勝ち越し。唐嘉駿→林克謙→羅嘉仁と日本留学経験者3投手をつないで逃げ切った模様。この間までシダックスに来ていた羅嘉仁投手は先の7戦全敗した米国遠征には帯同してなかったはずなので、メンバーの入れ替えがあったようです。アルファベット表記のメンバー表が載ってます。→[網頁]Roster Chinese Taipeiどうも米国遠征の名簿にはたくさん名前があった合作金庫と台湾電力の選手(要は大学生でない選手)は今回はほとんど来てないみたい。このあとの世界大学野球選手権をにらんで大学生優先ってことなのかな。それにしても、小さい画面で見るのは疲れます。ふぅ。あ、試合が終わってから中華隊の選手がレフトのところに集まって何かやってる。小さくて良くわからないけど、また例の輪になっての整理運動かな。大学野球の試合でもやってました。勝つとやるんですよねー。
2006年07月21日
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以前は中華隊の常連だったのに、昨年オフに獅を放出されて蛇に移って来た王傳家選手。昨年の故障による不振を振り払うようにすっかり蛇に欠かせない選手として活躍し、19日の鯨との試合では久々に1試合に2本のホームラン。そのことを伝える記事の中に、こういう一文がありました。[記事]王傳家棒子[湯火] 砲打五隊(big5)(7/20)王傳家の昨晩までのホームラン4本。この4本は獅・象・牛・熊から打っており、ただ鯨だけは打っていなかった。しかし彼は昨日の試合で鯨の曾兆豪から2打席連続ホームランを打った。今シーズンすでに5チームから全て打ったことになり、彼のバットはまだまだ衰えていないことを証明した。今年のホームラン5本目で、5球団から全て打っちゃったそうです。効率良いこと。で、これを読んでふと思い出したのは、全球団からホームランの記録こと。去年、やはり獅から蛇に移って来た羅敏卿選手が古巣の統一からホームランを打ったときに、なくなってしまった3球団を含めてCPBLの9球団全てからホームランを打ったってことでネタにしたのでした。(俊國と興農、第一とLaNewは同一球団とみなします)→[過去の日記]全球団からホームラン(2005年4月6日の日記)台湾は移籍が少ないのと、チームが増えたり減ったりしてるので全球団本塁打はそれなりに条件が厳しく、このとき見つけた達成者は羅敏卿選手と、引退した陳文賓選手の2人でした。王傳家選手は統一から移って来た選手で、しかもベテラン。すでに古巣の統一からは打ってるからもしかして全球団からホームラン達成かな? 相変わらずホームランの記録はやたらと充実している聯盟公式サイトで調べてみると。あれ、王傳家選手って、前は俊國(今の興農)にいたんですねぇ。なので、はるか以前に統一からは打っていて…。年月日号数相手投手相手チーム940923 1号陳義信 兄弟 941015 2号劉義傳 三商 950329 4号張見發 味全 950520 5号百力B.V 統一 950706 6号川島堅 時報 970422 17号胡立安J.H和信(中信) 990605 31号牛沙勒J.S興農 030308 43号許文雄 第一(LaNew)030327 45号羅培茲J.L太陽(誠泰) とっくの昔に達成してました。3年も前。しかもTML組の2チームが加入してからたったの1ヵ月で達成。しかも45本目で達成とはこれまた効率が良いこと。実は他にもいるのかな、と思って目に止まったのが通算で70本打っている獅の陳連宏選手。4年前のオフに鯨から交換トレードで獅に移って2球団経験しているので、なくなってしまった3球団から打っていれば達成してそうですが。年月日号数相手投手相手チーム970314 1号馬漢M.V 統一 970403 2号馬力安M.S時報 970903 3号楓康M.K 興農 980404 4号陶徳T.R 味全 980516 7号東[金尼] 兄弟 980521 8号呉世賢 三商 030307 48号李風華 第一(LaNew)030330 50号莊景賀 太陽(誠泰) 030417 52号顔子堯 中信 時報・味全・三商からもちゃんと打っていて、こちらもTMLが合併した2003年にあっさり達成。なあんだ、結構いるんじゃないか。それほど珍しい記録でもなかったかも。調べればもっともっといてもおかしくない感じ。さ、今日・明日とオールスター期間。1日目の今日はホームラン競争。ハーレム大会も今日開幕で、さっそく中華隊の初戦は今日の深夜から。公式サイトからライブで結果をチェックできるはず、だ。→[網頁]Haarlemse Honkbalweek
2006年07月21日
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やっとこさ神奈川の補強選手が新聞発表されました。[記事]第77回都市対抗野球:補強選手決まる 5回目の渡部外野手 /神奈川(毎日新聞)補強された選手を敬称略で。◇東芝投手:岩崎哲也(三菱重工横浜硬式野球クラブ)投手:広瀬繁(新日本石油ENEOS)内野手:岩崎達郎(新日本石油ENEOS)外野手:池辺啓二(新日本石油ENEOS)◇三菱ふそう川崎投手:谷口邦幸(新日本石油ENEOS)投手:村上崇(新日本石油ENEOS)内野手:瀧諒太(三菱重工横浜硬式野球クラブ)外野手:渡部英紀(三菱重工横浜硬式野球クラブ)◇日産自動車投手:片岡寛典(新日本石油ENEOS)内野手:岩本裕治(新日本石油ENEOS)内野手:浅田仁志(新日本石油ENEOS)外野手:坂下真太(新日本石油ENEOS)今年は3チームが4名ずつ補強で計12名。神奈川ではここ数年、枠いっぱいまで補強するチームがなかなか出ません。で、チーム別の内訳を見てみると。重工さんはまた3人。必ず3人。3人と決まっているのかって思えるくらいに3人。今年は内野の瀧選手が新顔で、ドーム初出場。ふそうさんの二遊間はほとんど不動な気がするんですが、割って入れますかどうか。ENEOSは今年は9人でした。7人だった去年と比べて、栂野雅史投手が抜け、宮沢健太郎選手がケガしたのに補強された選手は2人増。補強に値する選手が増えたってことらしい。半分は初めて補強される選手です。ところで清見賢司投手はまた補強漏れ。実力では申し分ないように思えるのになあ。予選中もちょっと不可解な起用のされかたで、補強にも選ばれず。何かあるんだろか。さてさて、東芝の補強を見てみると。昨年の若獅子賞2選手は、これは第一代表の特権で真っ先に手を挙げたんじゃないかと想像。それから手薄な左投手は絶対必要なので、ここに広瀬投手。岩崎達郎選手は予選でヒットが出なかった露口高幸選手と競争かな。4人とも初めてお世話になる選手ばかりですが、よろしくお願いしまーす。神奈川の他に今日まで残っていた北海道も発表され、これで補強選手全て出揃いました。→[記事]第77回都市対抗野球:JR北海道の補強選手決まる/北海道(毎日新聞)それからJR東日本は補強選手を追加発表したんだって。追加もできるんですねぇ。初めて見ました。セガサミー選んでくれました。良かった良かった。→[記事]第77回都市対抗野球:補強選手追加 JR東日本(毎日新聞)●都市対抗テレホンサービス本体前の恒例行事。1日1チームずつ、出場チームの声をお届けします、という企画。0180-99-3989で聞けます。→[網頁]都市対抗テレホンサービス(JABA)今日(20日)が東芝です。平馬淳主将が抱負を語っていますよ。(あんまりおもしろくない)明日(21日)が日産自動車です。●高山市長旗大会組み合わせ8月10日からの高山市長旗大会の組合せが発表。予定では京都のチームが1つ出るように書いてあったはずなんですが、京都のチームは出場せずに関東・北信越・東海のチームだけのようです。すべて今年の都市対抗出場チーム。→[網頁]第21回高山市長旗争奪飛騨高山大会組合せ(JABA)予選リーグで東芝は、東海地区の第4~第6代表のJR東海・ヤマハ・三菱自動車岡崎と同じブロック。
2006年07月20日
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ニューヨーク・ヤンキースの王建民投手が現地19日の試合で勝利投手となり、早くも10勝に到達。台湾出身者ではもちろん初、アジア出身者では8人目のメジャー10勝投手とのことです。[記事]旅美球星》王建民10勝 20勝、百萬年薪不是夢(big5)王建民投手のことを書くのはかなり久しぶり。今年の王投手って、あまりにも普通に活躍しちゃって、なかなか取り上げる機会がなかったんですよねー。メジャー初完封でもしたら何か書こうかと思ってたんですが(完封も1度惜しいところまで行きました)、その前に10勝しちゃいました。10勝かあ、すごいなあ。まだシーズン半分ちょっとくらいなのに。メジャーでももう「将来有望な若手」の域を超えて、普通に好投手の仲間入りと言って良さそう。で、昨日の試合は相手がたまたまマリナーズだったので、スポーツニュースで王投手が投げるところが流されてました。なんか体の横幅が前よりさらに立派になったような、体格もすっかりメジャーリーガですねぇ。やっぱり日本のニュースだとイチロー選手や城島健司選手に打たれたところばかり流されるので、ぼけっと見てると何だか打ち込まれたみたいに見えちゃいます。さてさて、去年は8勝だった王投手。何が良くなったんだろう? 今年の成績を見ると、去年と防御率やWHIPなどはあんまり変わってません。去年も途中でケガしなければ10勝できたんじゃないかって思いますが、まず、ケガせずに投げられているところが王投手にとっては大きな進歩と言えそう。それから、去年は7回途中くらいで降板してた試合が多かった。長くてもぜいぜい7回くらいまで。故障がちだったせいか、はたまた信頼されてなかったのか、球数がそれほどでもなくても交代。それでリリーフ投手が打たれてしまって勝ち星が消えたりもしてました。それが今年は、8回途中とか、ほとんど完投に近いところまで投げさせてもらえる試合が増えてます。フォームを変えて故障の心配が減り、監督さんからの信頼も増したってことかな。●海外進出はうれしいけど相変わらず王建民投手が勝つと翌日の記事はいっぱいありすぎて読み切れません。今年は(今年も?)他の「旅外球星」が奮わないので、ほとんど話題一人占め状態です。で、王投手の10勝に対してはもちろん褒め讃える記事が多いのですが、ここのところ選手の海外進出が多すぎて、国内の職棒を心配する記事もちらほらと。[記事]王建民效應 本土職棒受衝撃(big5)[記事]球員出走潮 職棒拉警報(big5)(7/17)ちょっと前に2投手がメジャー球団と契約したときに書きましたが、ここ1年だけで日米プロ球界に進出した選手は10人以上。この調子でどんどん海外に出て行ってしまうと、職棒が行き詰まってしまうかも知れない。海外進出が加速している理由は、王投手らの活躍で選手は刺激され、スカウトからは注目が高まって来ているってことはもちろん、記事にも書いてあるように、国内に残ると兵役をクリアしないとプロ選手になれないのに、海外に出れば兵役後回しでプロになれる…。そんな事情もあるようです。日本は有力選手がメジャーに挑戦するたびに「選手流出で球界の危機!」みたいなことが定期的に叫ばれて来たように思いますが、台湾ではどちらかと言えば海外進出は歓迎の方向で、海外で腕を磨いた選手が中華隊が強化されればそれで良し。今まで記事を見る限りではそんな風に感じていました。ただ職棒の観客動員もちょっと苦戦気味ですし、そうも言ってられなくなって来ているのかも知れません。
2006年07月19日
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不愉快であり、驚きであり、困惑しているのですが、今日はやっぱりこの話題を取り上げないわけには行かないでしょう。萩本欽一監督が率いる茨城ゴールデンゴールズの記事。ご存知のとおり山ほど出てます。[記事]欽ちゃん球団解散か、山本さん問題で萩本監督示唆(読売新聞)えー、解散なの? うーん、正直、展開が急すぎて訳がわかりません。だって別に今のところ例の芸人さんも逮捕などもされていないみたいだし、まだ捜査中で事件の真相もまだきちんとわかっていないのではないのですか。昨日の今日で、早すぎでは?それにチームぐるみとか、他の選手もいろいろ関わってるのならともかく、解散までしますかぁ? オトナなんだから、基本的に個人が責任を取れば良いように私には思えます。欽ちゃんはそうは考えてないからこうなったのでしょうけれども。悩んで悩んで悩み抜いた末に出した結論なのかも知れませんが、どうも自分のチームだからって、欽ちゃんが簡単に決めてしまったように見える。もしくは、責任を取るにあたって、自分にとっていちばん好きなことをやめることで許してください、と、自暴自棄になっているように見えます。もちろん、報道されてない部分でいろいろあるのでしょうが…。いくら欽ちゃんがオーナー兼部長兼監督兼スポンサー兼(←とにかくいろいろ)であっても、欽ちゃん一人のチームではないでしょう。関係ない選手の方々が気の毒です。それから運営に携わっている方々、スポンサーなど支援している方々、そして応援しているファンの方々…。チームがなくなることで、欽ちゃん以上に影響を受ける人もいるはず。人生がガラリと変わってしまうかも知れません。簡単にやめるとは言って欲しくないのです。しばらく活動はお休みしても、もうちょっと時間をかけて冷静に話し合って決めるとか、ないのかなあ。だいたい全て放り出して辞めるというのは、責任を取っているように見えて実はいちばん無責任なようにも思えるし。欽ちゃんの言うことには本気と冗談が入り混じっていて、「野球を何だと思ってるの?」みたいに思うことがあります。結果的にはそういう場合はほとんどが冗談で、それを真に受けて乗せられて、私ってバカだなあ、って思うんです。もしかして今回も冗談で、実は世間から同情を集めて活動を続けるための作戦…なわけないか。でも別にそれでもいいです。また乗せられます。考え直してください。なんて書いてたら、こういう記事が。[記事]欽ちゃん球団:解散を残念がる声、相次ぐ(毎日新聞)「入場券を売り出している有料試合は年内分は予定通り実施する方向で検討」で、「解散時期はだいぶ先になる見通し」だそうです。とりあえず解散は先。やっぱりちゃんと組織として動いている以上、すぐに解散になるわけもないか。これからいろいろ話し合って決めるらしい。しかし、年内の試合は予定通り実施の方向とは。通常は不祥事が起きた場合、「活動自粛→しばらくしてから復活」みたいなパターンが多いと思うのですが、このチームは「そのまま活動→しばらくしてから解散」みたいです。こういうときも独自のやりかたなんですねぇ。担当のかたが私見を述べただけなのかも知れませんが。なお、この記事によれば宮崎のゴールデンゴールズには直接の影響はないらしい。
2006年07月19日
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先日、山本英一郎さんが亡くなったばかりだというのに、今度は牧野直隆さんが亡くなったそう。[記事]訃報:牧野直隆さん95歳=元日本高校野球連盟会長(毎日新聞)私は高野連会長としての牧野さんしか知りませんで、甲子園の大会が終わったあとに長々と総評を話すおじいさん、みたいなイメージ。話ながいなー、とか思いながら、自分の地元のチームを取り上げてくれるとちょっとうれしかったりしたものです。若い頃は全大阪・全鐘紡で選手・スタッフ・監督として、都市対抗で3連覇を含め5回も優勝と社会人の舞台でも活躍されたかただと聞いています。95歳ですか、ずいぶん長生きだったのですねぇ。合掌。ついでと言っては何ですが、健康関連の話題が1つ。山本英一郎さんが副会長を勤めていたIBAF(国際野球連盟)からこんなニュースが。(台湾からの記事ですが)[記事]國際棒總會長胃腫瘤開刀 中華棒協理事長彭政浩暫代會長(big5)IBAFのアルド・ノタリ会長が胃の腫瘤を手術して長期療養が必要とのこと。胃ですかぁ、王さんも胃だし…(手術、成功して良かったです)。で、東京で緊急にIBAFのボード会議が開かれ、昨年に山本さんの後を受けて第一副会長に就任した台湾の彭政浩さんが臨時で会長職を代行するとのことです。(今年の1月だかのJABAクラブ会報の1ページ目に写真が出ていたのが彭さんです)立て続けにいろいろある年です。今年はそういう年なんでしょうか…。●クラブ選手権組合せ発表17日に全代表出揃ったばかりだというのに翌日には組合せが発表。早いですねぇ。感想は…。強そうなチームがうまい具合に散らばってる感じですか。今年はどこが優勝するんだろう。楽しみです。●ハーレム大会直前練習試合大会直前合宿の最終日、代表チームは東芝との練習試合のはずだったのですが、JABA公式に結果が載ってない。前の2試合は素早く結果が出たのに、今回はなかなか出ません。ということは、中止だったのかな? 東芝の公式サイトは練習試合の結果は一切出さないのでやっぱり載ってないし。うーむ。これで合宿の日程は終了で、代表チームは19日の昼の便でオランダへ出発とのことです。日本の初戦は22日の現地時間13時30分だから日本時間だと夜遅くから、相手はアメリカ。前にurszeneさんにコメント欄で教えていただいたのですが、アメリカは西海岸のワシントン州・オレゴン州を中心とした短大リーグの選抜チームとのこと。どうなんだろう、あんまり強くなさそう?ところで。東芝公式では次回の試合日程は都市対抗本大会って書いてあります。あれれ、高山市長旗大会、本当に出るんだろか?
2006年07月18日
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週末は久しぶりに銀座に行って、期間限定でオープンした「マンゴーズ」というマンゴー専門のデザートショップに行ってみました。最近、マンゴーが流行ってるみたいですね。頼んだもの:アイスマンゴーズ(420円)。かき氷の中や上に完熟マンゴーがトッピングしてあるマンゴーかき氷です。ほど良い甘さのマンゴーがトロリとして軟らかくて美味しかった~。(写真を撮り忘れたのが残念)おみやげにマンゴープリンをたくさん買っちゃいました。他にもマンゴージュースとか杏仁マンゴーとかありましたよ。場所はプランタン銀座の本館のほうの地下1階。エスカレータを降りてすぐのところにあるので簡単にわかります。売場の脇に座席も4席しかないけどあるので、その場で食べられますよん。いろいろ雑誌で取り上げられているらしくて人気あるのか(←私も雑誌で知ったんだけどさ)、私達が行ったのは午後5時くらいにはマンゴープリンは「あるものだけ」になってました。早めに行かないと売り切れちゃうかも。[網頁]マンゴースイーツ専門店・マンゴーズ(プランタン銀座Online)さて、マンゴーと言えば台湾です(←ホントか?)ゴールデンウィークに台湾に行ったとき、フルーツの国で美味しいモノを食べまくれ!ってことで、マンゴーかき氷も食べて来ました。ちょっとその話を。お店は台北の永康街にある冰館(Ice Monster)。巨大なサイズのマンゴーかき氷が名物というお店。超有名らしくて、ガイドブックなどに普通に載ってますので行きかたはそちらに任せて、と。私なりに感想など。 右手前:「超級芒果冰」(130元)。 名物のビッグサイズマンゴーかき氷。これでもかっ!ってくらいにマンゴーが入っていて、かき氷の氷部分が見えませーん。アイスも1個乗ってます。周りを見渡すと、これを食べてるひとが多かった。左奥:「新鮮草苺牛[女乃]雪酪」(120元)。 かき氷部分はちょっと小さめだけど、代わりにアイスが3つ。これはイチゴだけど、同じ内容でマンゴーのものもありましたよ。感想は… 美味しい! んだけど、やっぱり量が多かったかな。だんだん飽きて来る…。それが売りなんだからしょうがないんだけど。実は私、超アイス好きなんですよ。スーパーで売ってる300円くらいのマルチパックを買って来ると、やめられない止まらない状態で2時間で全部なくなるので家族に呆れられるほど。そんな私でも多いと感じるんだから、やっぱり多いのではないかと。食べ切れなかった家族の分も食べたのでお腹がたぷんたぷんだった記憶が。なので一般的サイズの胃袋のかたはシェアするのがよろしいかと思います。あと、マンゴーがちょっと堅かったかな。わざと堅いのを使っているのかも知れないけど、一般的には、5月上旬だとまだ季節的に少し早いようです。今くらいに行くと、もっと熟れて軟らかいマンゴーが出て来るのかも。 お店の外観はこんな感じ。派手な看板なので遠くからでもすぐわかります。平日の夜の10時くらいだったのに、混み合って行列状態。週末だともっとすごいらしい。(右下のほうが黒いのは家族が写ってるので塗りつぶしたからです。幽霊ではありません)注文のときは、カウンターの上のほうにあるメニューの看板に番号がついてますので、番号を言えばOKですよん。→[網頁]冰館 icemonster(big5)実は大阪にも支店があるらしい。→[網頁]icemonster 冰館(ピングァン)|マンゴーかき氷日本のお店はちょっと高いみたいですねぇ。●野球のはなし野球と全然関係ないじゃないかって? ま、たまにはそういう日があっても。最後にちょっとだけ。[記事]旅日球星》許銘傑二軍勝投 林英傑無關勝敗(big5)(7/17)許銘傑投手、先発で勝利投手(←二軍で)。この先も先発で行くんでしょうか。ホームラン2本打たれてるのが気になるけど。そして林英傑(インチェ)投手は故障明け久々実戦登板(やはり、二軍で)。boomer44さん、小僧さんが詳しく書かれているので詳細はそちらで。この試合、相手が日本ハムの二軍だったので陽仲寿選手とも対戦して2打席で0安打1四球とのこと。陽選手にとっては以前に週刊ベースボールで語っていたインチェ投手との対戦が叶ったのでした。
2006年07月18日
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今日(17日)は北海道でクラブ選手権全国最後の予選が行われ、札幌ホーネッツが幸清会を降して全国最後の代表枠を獲得したとのこと。これで代表21チームが出揃いました。出場チームはJABA公式にまとめて載ってます。→[網頁]第31回全日本クラブ選手権大会出場チーム(JABA)さて、クラブ選手権で去年までと違うことの1つは、今年からあと一歩のところで出場を逃したチームによるクラブカップが行われること。こちらも北海道で最後の代表が決定(のはず)。(実際のところ選手にとってはクラブカップに出られるとうれしいのかな? クラブカップで優勝すると何かいいことあるの? みたいな素朴な疑問もあるのですが、それは置いといて)3地区のクラブカップの代表チームはJABA公式にははっきり書いてありませんが、毎日新聞の記事をメモしておいたところによれば以下のとおり。◇東日本クラブカップ北海道:社会福祉法人幸清会 (北海道二次予選2位)北海道:オール苫小牧 (北海道二次予選3位)東北:オールいわきクラブ (東北二次予選6位)東北:赤崎野球クラブ (東北二次予選7位)東北:新庄球友クラブ (東北二次予選8位)東北:高田クラブ (岩手県一次予選4位)北関東:伊勢崎硬建クラブ (北関東二次予選3位)北関東:宇都宮大学OBクラブ (北関東二次予選3位)◇中日本クラブカップ北信越:ファイティング・スピリット (北信越二次予選4位)北信越:佐久コスモスターズ (北信越二次予選5位)南関東:東京好球倶楽部 (南関東二次予選代表3位)南関東:所沢グリーンベースボールクラブ (南関東二次予選3位)東海:浜松ケイスポーツベースボールクラブ (東海二次予選2位)東海:静岡硬式野球倶楽部 (静岡県一次予選2位)東海:愛知ベースボール倶楽部 (愛知・三重一次予選2位)東海:三重高虎ベースボールクラブ(?)◇西日本クラブカップ東近畿:全大津野球団 (東近畿予選2位)西近畿:全播磨硬式野球団 (西近畿予選2位)中四国:山口きららマウントG (中四国二次予選2位)中四国:松山フェニックス (中四国二次予選3位)中四国:岩国五橋クラブ (中国一次予選3位)中四国:鳥取キタロウズ (中国一次予選3位)九州:宮崎ゴールデンゴールズ (九州二次予選2位)九州:梅田学園ベースボールクラブ宮崎 (九州二次予選3位)(中日本の1チームだけ良くわからない)(2006/08/03追記:残り1チームは三重高虎ベースボールクラブだそうです)当たり前だけど、本大会に出てもおかしくなさそうなチームが多い感じ。西日本方面は話題のチームも多くて盛り上がるかも。で、なかなか面白いと思ったのはクラブカップに出場するチームの決め方。「あと一歩でクラブ選手権出場を逃したチーム」を選ぶのだから、二次予選の代表枠とクラブカップの代表枠が同じところは代表決定戦に敗れたチームがクラブカップ出場。簡単です。でも、そうでないところは各地区でいろいろ工夫したようで面白いシステムになってます。一次予選で落ちたのにクラブカップ進出してるチームがいくつかあるように、ちょっと変わったやり方に見える地区もちらほら。特に東北。まず、岩手県の一次予選。二次予選への代表枠は3。・岩手県で1~3位になると、東北二次予選に進出・岩手県で4位になった場合は、東日本クラブカップに進出続いて東北二次予選は、東北各県の一次予選を勝ち抜いた10チームが参加してクラブ選手権への代表枠が5。・東北で1~5位になると、クラブ選手権出場・東北で6~8位になると、東日本クラブカップ出場…ということは、こうなる。・岩手県で1~3位に入って、東北二次予選で上位5チーム→クラブ選手権出場・岩手県で1~3位に入って、東北二次予選で6~8位→東日本クラブカップ出場・岩手県で4位→東日本クラブカップに出場なのに、・岩手県で1~3位に入って、東北二次予選で9,10位→クラブ選手権にも東日本クラブカップにも出られないなんか理不尽。実際、岩手県予選を2位で通過した赤崎野球クラブは二次予選で2度敗れ、最後の一戦に負けるとクラブカップにも出られない、っていうところまで行ったのですが、最後に勝って7位に入り東日本クラブカップ進出。理不尽な事態にはならなかったようです。岩手県は東日本クラブカップの開催地ってことで1枠与えられていたために、ちょっとややこしいことになってたみたい。まあでも面白いと言えば面白い決め方です。都市対抗も、予選でもうちょっとで敗退したチームを集めて大会をすることになったらどういうシステムで予選をやってどういう出場チームになるんだろう、なあんてなことを想像しながら結果を眺めてみたのでした。●ハーレム大会直前合宿練習試合ハーレム大会の日本代表チームは2試合目の練習試合、相手はJR東日本。結果はJABAによれば、8-9で負け。うーん、なかなか勝てないみたい。でも集まったばかりで試合をこなすことが重要なチーム、雨予報のお天気でも試合ができたこと自体が良かったことなにかも。明日は代表チームは東芝との練習試合。東芝にとっても久しぶりの試合のはず。やっぱり代表チームに合わせて東芝も若手起用なのかな? どんな選手が出場するのかとか含めて結果がとても楽しみです。(練習試合3試合で東芝だけ大敗だったらカッコ悪いなあ)
2006年07月17日
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スポーツニュースを見てたら、高橋尚成投手はいつの間に巨人の抑え投手になっていたのですか? 最後のガッツポーズ、久しぶりにカッコイイところを見たような気がする。彼がプロに巣立って行ったのはもう7年も前になりますか。ロッテに行った同期にプロでの成績では負けてるけど、7年前の優勝に貢献したからいいのです。仮にプロで思うように勝てなくたって永遠にヒーローなのです。府中から入ってロッテに行った同期のひとはあんまり貢献してないからダメです(←冗談ですよ)。●ハーレム大会直前練習試合さて、高橋尚成投手と入れ替わりで東芝に入って来て背番号17(当時)を受け継いだのが、今やすっかり頼もしくなった磯村秀人投手。前回はその磯村投手も代表選手として出場したのがもうすぐ始まるオランダ・ハーレム大会(←強引な持って行き方だこと)。15日の夜からハーレム大会の直前合宿がスタートし、今日(16日)は日本代表チームはNTT東日本と練習試合を行ったそうです。結果はJABA公式に出てますが、3-3の引き分け。りんかんさんが見に行かれたようですので(おつかれさまです)、詳細はそちらで。(高阪行俊選手が4番なんですねぇ。4番は田中政則選手が打つのかと思ってました)全国から力のある選手を集めた代表チームなんだから、単独チームくらい軽~くひとひねり…とはならないところがいつもながらおもしろいところで、過去のこういう練習試合でも代表チームは単独チーム相手に接戦だったり、負けたりも。今回の代表チームは若手メンバーなのでなおさらだし、初めての試合にしては引き分けただけ上出来なのかも。ま、もちろんこういう試合は勝敗よりも監督さんが考えていたような試合ができたかどうかが重要だと思うので、高橋監督が感じた手応えなどコメントを聞いてみたいところ。どこかの新聞ででも取り上げてくれないかしら。●クラブ選手権代表も間もなく出揃いますさてさて、明日(17日)は北海道でクラブ選手権の最後の代表が決定。JABA公式でこれまでの経過を見てみると、新加盟の幸清会が連戦に耐えて勝ち進んで決勝まで進出してるんですねぇ。2,3位は東日本クラブカップ出場とのことなので、クラブカップへの出場はもう決まっているみたい。今年は参入1年目のチームが何かと話題を提供してくれます。17日のお昼から、札幌ホーネッツとの間で代表決定戦が行われるとのことです。
2006年07月16日
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ハーレム大会まであと1週間。2年前、前回のハーレム大会では、台湾チームは日本に勝ったんでした。先発の野間口貴彦投手を序盤に攻略して勝利。日本はせっかくキューバに勝ったのに、台湾戦を落としたことで決勝に進めず3位という結果になったのでした。ま、台湾もビリから数えたほうが早い順位だったのであんまり威張れませんが。さて今年のアマチュア中華隊はどうかな。中華隊はハーレム大会に先立ち、7月2日からアメリカに遠征して米国大学代表チームと7試合の練習試合を行ったそうです。メンバーはこちらに載ってます。→[網頁]2006年中華成棒培訓隊參加美國NCAA大賽30人名單(big5)はっきり書いてないけど、下のほうの注意書きを読む限りではこのメンバーがそのままハーレム大会代表ってことでいいのかな?(人数がちょっと多すぎるような) インディアンズと契約したと伝えられた増菘[王韋]投手もしっかり参加。あれ、林克謙投手はアラスカのリーグに参加してるんじゃなかったっけ。中華隊優先のようです。日本のシダックスにやって来た2選手は選ばれず、でした。で、米国遠征の結果はというと、普段はアマチュアと言えども中華隊が対外試合をするとだいたい記事になるのに、なぜか今回の米国遠征のことはほとんど記事になってない。なので米国代表チームのほうのページで結果チェック。結果はこちらに載ってるので見てみると。→[網頁]USA Baseball National Team: Schedule/Results第1戦:中華0-1米国 ○Hunter ●林克謙第2戦:中華1-3米国 ○St. Clair ●楊賢政第3戦:中華2-5米国 ○Schmidt ●陳鴻文第4戦:中華0-3米国 ○Arietta ●陳建輔第5戦:中華2-5米国 ○Hunter ●増菘[王韋]第6戦:中華0-5米国 ○Price ●買嘉瑞第7戦:中華3-11米国 ○Augenstein ●唐嘉駿7戦全敗。えー、1つも勝てないんだ。敵地だし、アメリカの大学もなんか強そうとはいえ全敗しちゃうんですねぇ。ただ最初の2試合は惜しくて、8回まで同点で9回に勝ち越しを許して負けだそうです。個人成績などの詳しい結果を見るに、中華隊はぜんぜん打てなかったみたい。7試合でたったの8得点。ホームランはゼロ。各試合の安打数は、3安打、5安打、9安打、3安打、3安打、1安打、6安打これだけ。合計で206打数30安打、チーム打率はたったの.146。これじゃ、勝てないよな~。米国チームの投手がすごいのかも知れないけど…。あと、中華隊らしく、盗塁はたくさんやったみたい(12盗塁。米国は5盗塁)。そして中華隊らしく、エラーもたくさんやったみたい(11失策。米国は4失策)。選手ごとの成績も集計してみました。せっかくなので載せます。打者成績.313 呉明儀(台電) 16打数5安打.222 楊冠毅(富邦) 9打数2安打.217 [CHAN]智堯(富邦) 23打数5安打.200 林志祥(美孚) 10打数2安打.174 郭俊佑(富邦) 23打数4安打.167 王勝偉(富邦) 24打数4安打.133 陳江和(台電) 15打数2安打.111 呉家輝(榮工) 9打数1安打.111 鍾承佑(BEER) 9打数1安打.100 李義偉(BEER) 10打数1安打.091 沈福仁(榮工) 22打数2安打.056 林瀚(輔大) 18打数1安打.000 黄昶恩(台電) 9打数0安打.000 林益全(台電) 5打数0安打.000 陳瑞慕(台電) 4打数0安打(BEERは台湾[口卑]酒です)チーム打率.146だから当然低い数字がずらずらと。WBC代表の[CHAN]智堯選手でも2割ちょっとだったようです。投手のほうは各試合ごとで。投手成績:第1戦:増菘[王韋](5回)、●林克謙(3+1/3回,1失点)、林家[王韋](1/3回)第2戦:唐嘉駿(6回,1失点)、●楊賢政(2+2/3回,2失点)、林家[王韋](1/3回)第3戦:●陳鴻文(5回,4失点)、王鏡銘(3回,1失点)第4戦:●陳建輔(4+2/3回,2失点[自責1])、買嘉瑞(2+1/3回,1失点)、林克謙(1回)、林家[王韋](1回)第5戦:●増菘[王韋](6回,3失点)、林克謙(1回)、王鏡銘(0回,2失点)、林家[王韋](1回)第6戦:●買嘉瑞(5回,2失点[自責1])、陳鴻文(2+2/3回,3失点)、王鏡銘(1+1/3回)第7戦:●唐嘉駿(1+1/3回,6失点[自責4])、楊賢政(3回,1失点)、林克謙(1+2/3回)、陳建輔(2/3回,4失点[自責1])、林家[王韋](1+1/3回)登板した9投手のうち7投手がきれいに1敗ずつでした。今回、相手をした米国チームはこのあと日米大学野球選手権を戦うようなので、日米大学野球選手権の米国チームってことみたい。日本の大学代表と今回の中華隊との力の差が測れるかも(日本の打者が打ちまくったら中華隊の打者は何なんだってことに…)。このあと世界大学野球選手権もありますので結果をチェックしてみようっと。中華隊の予定としては、7月3~13日が米国大学代表との試合で7月14日に帰国なのでもう帰国してるはず。で、ハーレムには19日に出発とのこと。もうすぐです。
2006年07月16日
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今日は東芝のことで。13日のニュースになりますが、川崎市代表2チームの部長さんや監督さんが川崎市長を訪問して抱負を語ったとのことです。[記事]第77回都市対抗野球:出場の東芝と三菱ふそう川崎、市長を訪問 /神奈川(毎日新聞)(7/13)高見泰範監督は「打撃面を強化して臨みたい」。垣野多鶴監督は「2連覇を狙って頑張っていきたい」。なんか、高見監督っていつも打線打線と言ってる気がする。確かに都市対抗では一昨年・去年と打てずに負けてるし、今年の負け試合(スポニチ大会など)も打てずに負けた試合がいくつかありました。やっぱり課題は打線ってことなのかな。打撃面を強化ってことは、補強で好打者をたくさん取りますよ、って宣言にも読めます。第一代表だから自由に選べるはず。補強選手の発表も楽しみだ。(お世話になっている直さんによりますと、実は補強選手はもう決まっていて新聞発表は20日だそうですよ。じらしちゃって。)さてさて、東芝はもう代表を決めてから1ヵ月近くも経つのですが、スケジュール表を見るに、その間はオープン戦もなくひたすら練習してたみたい。今度の月曜の海の日も返上のようです。おつかれさまです。そして18日の火曜日に久々の練習試合。相手はハーレム大会代表チーム。そのあと22日に日米大学選手権代表チームと練習試合をして、月末には富士重工業とのオープン戦だそうです。●高山市長旗にも出るんだって大会前の試合では、以前からちょっと気になっていたのが8月10日に開幕の高山市長旗大会。JABAのページを見ると、参加チームのところが「神奈川1、南関東1」ってなってます。これ、第一代表のチームが出るのかな、ってことで組合せが出るのが楽しみだったんですが。今日、西濃運輸さんの後援会ニュースを見たところ、やっぱり神奈川からは東芝が出るみたいですよ。↓7月14日のニュースのところを参照。→[網頁]西濃SPORTS(西濃運輸公式)南関東からは、第一代表のホンダじゃなくて第二代表のJFE東日本が出場とのことです。高山市長旗には補強の選手も合流して試合するそうです。補強の選手が入ったオーダーって、蓋を空けてみるのが楽しみで毎年すごくワクワクします。今年はいつもより早めに公式ページで補強選手入りオーダーをチェックできそうです(もちろん、本番と同じとは限りませんけど)。さ、今日からハーレム大会直前の全日本合宿。こちらもいよいよ直前になって来ました。
2006年07月15日
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テレビで夜のスポーツニュースを見ていたところ、ソフトバンクの試合が。アナウンサーさん曰く、「今日から限定3試合だけの特別フォームを着用しての試合…」。なになに、限定特別ユニフォーム? へー、どれどれ、と思って画面を見てみると。きっと同じこと思ったひとが推定1万人いると思われますが。うはははは、兄弟象ですか、これは。写真を貼って対比させたいところですが、ソフトバンクのほうは写真がありません。テレビの画面ごと写真撮れば良かったな~。ソフトバンクの公式サイトを見てみたところ、オンラインショップでこのユニフォームは販売していて写真もついてるのでそちら参照(いいお値段するんですね)。→[網頁]福岡ソフトバンクホークスオフィシャルWebショップ【DUGOUT】そしてこれが前にも貼りましたが兄弟象のユニフォーム(あんまり写り良くないですが)写りの良い写真は兄弟象官網で。→[記事]兄弟象官方網站(big5)ソフトバンクの限定ユニフォームを鑑賞するに。ちょっと濃めの黄色と黒のコントラスト、肩のところの黒のライン…まさに兄弟象。帽子も何か兄弟象っぽい。(象はつばのところも黒いんだけど)これでズボンも上着と同じデザインだったらホント、兄弟象だったのになー。惜しい!(←何が?)でもこれ、どうなんでょうね。カッコイイ…のかな? このユニフォーム。評判はどうなんだろう? 象隊ユニフォームを見慣れてしまった私は感覚が麻痺してしまって評価不能。これが評判良いのなら、象のユニフォームも日本でも普通にカッコイイってことになるのかな。今ではすっかり見慣れて麻痺してしまったけど、台湾職棒を知った当初は象隊のこの黄色のユニフォームというのはかなり衝撃的でした。第一印象は…申し訳ないけど、「えー、何だこりゃ~」でした。上下とも色つきっていうのに加えて、やっぱり黄色というのが有り得ないというか、インパクト強かったですねぇ。黄色のユニフォームって初めて見たのかも。(当時の台湾は原色のユニフォーム、多かったですね)でもだんだん見慣れて来て感覚が麻痺して来ると、味がわかって来るというのか、他のチームがだんだん今風のユニフォームになっちゃう中でかえってカッコ良く見えて来るように。いかにも「これぞ台湾」って感じだし、胸のロゴも漢字だしね。ぜひとも象隊には基本的にこのままのユニフォームで行ってもらいたいと思った今日このごろでありました。でもなー、ソフトバンクがこのユニフォームを作ったことで、象隊がアジアシリーズにやって来たときに日本のファンに与えるインパクトが減ってしまいそう。「何だあのユニフォームは!」「ソフトバンクみたいだね」「ああ、そうか」で終わってしまうじゃないか。うーん、残念だ(←何のこっちゃ)。
2006年07月15日
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意図的なものなのかどうか知りませんが、相変わらずパラリパラリと小出しに補強選手が発表されております。今日は北信越、兵庫、そして南関東の補強選手も発表になってます。[記事]第77回都市対抗野球:補強選手 伏木海陸運送/新日鉄広畑/ホンダ/JFE東日本(毎日新聞)南関東のところだけ抜き出しますと。◇ホンダ投手=長尾康博、今井正治▽外野手=鬼崎智史(以上、かずさマジック)◇JFE東日本投手=中神竜也▽内野手=和田貴範(以上、かずさマジック)※日本通運は補強なしというわけで、今年のかずさマジックからの補強は5選手でした。ふーん(←微妙な反応)。顔ぶれを見ると長尾投手が1年先輩なだけで、他の4選手はみんな同期。彼らが入って来たときはまだギリギリで「新日鐵君津」だったから、かずさマジックになってからの世代は誰もドームに出てないってことになるのか。うーむ。それはともかく、ちょっと2年前を思い出してみると。2004年も南関東は3代表が本大会進出で、そのときはかずさから9人も補強されたんでした。内訳は投手3人、野手6人。それが今年は5人。ま、こんなもんかな~。主力でがんばった2投手は充分やって行けそうって思うけど、なんかこう、補強に入ってレギュラー取れそうな気がする野手がほとんどいないんだもの。日本通運さんは関東代表決定戦ではちょっと前まで中軸打ってた選手が下位打線にずらっと並んでて、こりゃかずさの選手は入るところないなあって思ったし、ホンダは言うまでもなく強力打線だし。JFEさんは…ここは内野がちょっと固定できてないのかな、って気がするので、どこでも守れる和田選手を補強というのはなるほどね、っていう風には感じます。ま、それだけ他チームから「欲しい」と思わせる野手が減っちゃったってことなんだろうな。なんか悔しいけど、それが現状。ベテランの選手が補強されなくなった分、減っちゃった感じかな。●今年の連続出場ストップさん残念だったのは、古川裕生選手。去年まで7年連続で出てたんですけど、今年は補強漏れ。1998年:(補強漏れ)1999年:本田技研(補強)2000年:新日本製鐵君津2001年:新日本製鐵君津2002年:新日本製鐵君津2003年:かずさマジック2004年:JFE東日本(補強)2005年:日本通運(補強)2006年:(補強漏れ)去年、日本通運に補強されたときはレギュラーで出てたし、今年の予選も私が見に行った試合では毎打席いい当たりしてて調子良さそうでした。関東代表決定戦での日本通運さんは打撃はすごそうだったけどちょっと守備がアレレレ、って感じだったので、古川選手が入れる可能性もあるかな、って思ってたんですけど残念でした。ま、古川選手にはコーチのお仕事があるので、そちらでしっかりと責務を果たしていただきましょう。補強に選ばれた選手の方々には、せっかく選ばれたんだからもちろん何か持ち帰って来ていただくと共に、自分の力で来年の増枠を勝ち取るくらいの気概で補強先に貢献していただきたいと思います(月並ですが)。ところで、日本通運さんは補強ゼロですか。最近は企業チームが減ったのと、地区割と代表枠の関係でほとんど補強ができないチームが必ずと言っていいほど出ちゃいますね。それから、このところ5人いっぱいまで補強するチームがずいぶん減ったような…。このへんはそのうち、また調べてみることにしますか。
2006年07月14日
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最近、旅日球星や外国人選手の話ばかりで国内の選手の話題をあんまり書いてなかったので、だいぶ出後れた話になりますが今日はオールスターの話題でも。今年のオールスターは7月22日。だからあと1週間。ファン投票もだいぶ前に終わって、結果も出てます。→[記事]〈CPBL〉明星賽人氣王 彭政閔連莊(big5)(7/3)→[網頁]明星球員票選総結果(big5)上の記事のタイトルにもあるように、象の彭政閔選手が全体の得票トップで、2年連続の「人気王」。ただし。紅組最高得票・彭政閔選手:165248票白組最高得票・張泰山選手:163552票すごい僅差。かろうじて守った「人気王」ってところ。でも、今年の成績は張泰山選手のほうがずっと上なんですよね。張泰山選手は前期を終わって打率.389, 14本塁打, 38打点。打撃部門三冠王、最高級に近い成績。一方の彭政閔選手は前期終了時で打率.333, 2本塁打, 8打点。お休み期間が長いのが響いて、言わば近年では最低の成績。なのに、ファン投票は彭政閔選手がトップ。ターザン先生ももともと充分に人気者のはずなのに、これは彭政閔選手がよほど人気があるということなのか?ま、外野は3人選べるので外野手のほうがあまり票が分散せずに集まりやすいってこともありそうですが。(紅組・白組のトップの二人のカードを並べてみました)さて、その「人気王」の彭政閔選手なんですが、最近また試合に出てません。[記事]中華大聯盟/彭政閔右手舊傷復發 休息2週明星賽一定上(big5)(7/3)例の、腹いせでモノを殴りつけて骨折した右手がまた痛いんだって。もう1年近く経つのに、なかなか完全には治らないものなのですねぇ。これは7月3日の記事で、1~2週間休んでオールスターには必ず出るとのこと。もう1週間以上経つからそろそろ試合に出るのかな?で、気になるのは4年連続首位打者が獲れるかどうか。ケガのため前期の半分、お休みしてしまった彭政閔選手。途中、背中を痛めてちょっと休み、今回またお休みしてしまって、はたして規定打席に届くかどうか?CPBLは年間100試合だから規定打席は310打席。彭政閔選手はここまで116打席。象隊の試合は残りあと42試合。仮に残り試合に全部出て、1試合で打席が4度回って来るとして計算すると、シーズン終了での打席数は、と。116 + (42 * 4) = 284うーん、かなり足らない。規定打席に26打席も足らない。じゃあ1試合に何打席回って来ればいいのか?(310 - 116) / 42 = 4.621試合で4.62打席、回って来ないと規定打席に届かない。これはかなり苦しいのでは…。日本やメジャーでは、規定打席に達しない分は凡打として計算してそれでも打率トップなら首位打者になれるそうです。台湾はそれ採用してるのかな? だとしても4年連続首位打者になるのは相当なペースで打ちまくらないとダメそうです。ちなみに、現在の「打撃王」争いはこんな感じ。1.張泰山(牛) .3752.陳冠任(象) .3653.貝爾(熊) .343 ←もういない4.賈西亞(蛇) .339 ←もういない5.石志偉(熊) .332(以下、2006/07/16追記)ちょうど彭政閔選手規定打席ピンチの記事が15日に出ました。→[記事]彭政閔打撃王之路 提前亮起紅黄燈(big5)復帰までもうちょっとかかるみたいです。
2006年07月13日
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先日、急逝された山本英一郎さんの「お別れの会」が都内で行なわれたとのことで、各新聞で記事になっているのですが、やっぱり毎日新聞はちょっと詳しめに書かれてます。[記事]山本英一郎さん:野球連盟前会長の「お別れの会」(毎日新聞)この記事の中にあるのですが、「アマチュア野球のオールスター戦」なるものがあったんですねぇ。初めて知りました。ちょっとその部分、引用しますと。90年6月。突然、「アマ野球のオールスター戦を見たいか?」と切り出され、「見たいです」と答えるや「よし。分かった」。その年の8月、世界アマチュア野球選手権(カナダ・エドモントン)終了後、舞台を米アトランタに移して開かれた世界初のオールスター戦を取材できたのは、山本さんの粋なはからいだった。 オールスター戦も山本さんのアイデアだった。日本、韓国、台湾のアジア勢とイタリア、オランダなど欧州勢が東軍。米国、カナダ、キューバを中心とした北米・中南米が西軍。ここで、山本さんはすごい演出をやった。日米の本塁打王、王貞治氏(現ソフトバンク監督)、ハンク・アーロン氏(元ブレーブス)をそれぞれの総監督として招いたのだ。さらに始球式では2人を左右のバッターボックスに立たせた。 2人の再会は16年ぶりで、ともに「とても光栄です」と山本さんに感謝していた。生涯、ファンをどう感動させるかを考え抜いた山本さんならではの演出だった。ということだそうです。へー、演出も凝ってたんですねぇ。選手はどんな人が出たんだろうか? 調べてみましょ。まず、日本のgoogleなどで検索してみたのですが、全然出てこない。うーむ。あ、台湾の選手も出てたのなら台湾の記事になら出てるかも、ってことで台湾の記事で調べると…。見つかりました![記事]郭李建夫主投兩局 沒有失分 羅國璋撃四支安打 表現出色(big5)残念ながら選手名簿などは載ってないんですが何人かは載ってるし、大会のあらましなどある程度はわかります。他の記事などから総合すると、こんな感じ。・1990年8月23日に国際野球連盟の主催により、第1回東西野球オールスター戦として米国のアトランタで開催。・西軍はキューバ、米国、プエルトリコ、ベネズエラ、ニカラグア、ドミニカ、カナダ、パナマ、グァテマラ、メキシコ、コロンビア、アルバの選手が参加。・西軍の監督は米国の摩瑞斯(モリス?)氏・東軍は台湾、日本、韓国、オーストラリア、オランダ、ベルギー、スペイン、ソ連、イタリア、スウェーデン、グァム、フィリピン、中国の選手が参加。・東軍の監督は日本の山中氏。(←山中正竹さんでしょう)・選手は双方22名。選手は昨年のインターコンチネンタル杯から選出。・結果は11-8で東軍の勝ち。・台湾からは郭李建夫投手、陳威成選手、羅國璋選手の3選手が参加。・東軍のレフトを守った日本の佐藤選手がランニングホームラン1本を含め4打数全てヒットで大会MVPを獲得。思ったよりもずいぶんたくさんの国の選手が出てたみたい。ヨーロッパからも意外と多く参加してます。ソ連からも出場してたんだ(←ソ連っていう名前自体が懐かしい)。で、MVPを獲ったという日本の佐藤選手って誰?直前の世界選手権(日本は5位)で、レフトのポジションでベストナインを獲得しているのが佐藤真一選手(たくぎん→ダイエー→ヤクルト)なので、たぶん佐藤真一選手なのでしょう。そんなタイトルも持ってたんですねぇ。台湾から3人だし、他にも日本人選手は出てたんだとは思いますが、それ以上はわかりませんでした。キューバでは直前の世界選手権でオレステス・キンデラン選手、オマール・アヘテ投手、オマール・リナレス選手といったお馴染みの選手がタイトル獲ってるので(キンデラン選手は三冠王)、このあたりのメンバーが出てたのではないかと推測。この頃から活躍してたんだ。佐藤選手もそうだけど、ずいぶん息の長い選手だったようです。以上、新聞の縮刷とか見ればもっと詳しくわかりそうだけど、とりあえずこのくらいで。「アマチュア野球のオールスター戦」についてでした。
2006年07月13日
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昨日の日記で獅にメジャー15勝投手の羅伯森(Jeriome Robertson)投手が来るらしい、ってことを書きました。新しく来る外国人選手がメジャー経験者だと「元メジャーリーガなので期待!」なんてことが良く書かれます。今週の「週刊ベースボール」にも、鯨にやってきた亞力士(Alex Herrera)投手(←カブレラ選手じゃないよ)を取り上げて、やはりメジャー経験者なので期待が大きい、なんていう具合に紹介されてました。メジャー経験者が台湾に来るのは珍しい?では、台湾に来る外国人選手で元メジャーリーガってどのくらいいるんでしょうか。メジャーリーグはまるでわかってない私ですが、調査してみました。情報源は、外国人選手が来たときに載った新聞に経歴です。(つまり、MLBのサイトなどで確認してませんので間違ってたらゴメンナサイ)●2006年今年、職棒で試合に出場した外国人選手は……38人います。(多いなぁ…)そのうち、メジャー経験者は……17人でした。約半分。結構いるものです。もちろん、ほんのちょっとしかメジャーの試合に出なかった選手も多いですけど。この17人の中では今のところ、メジャー8年在籍で270試合に登板して18勝13セーブを挙げた蛇の塔尼(Jose Paniagua)投手(もういないけど)が実績ナンバーワンと言えそう。1999年にはマリナーズで6勝11敗の成績。●2005年去年も調べてみると。昨年、職棒で試合に出場した外国人選手は……49人でした。そのうち、メジャー経験者は……17人でした。1/3くらい。今年よりちょっと少なめ。日本人投手が今年より多かったのと、牛がメジャー経験のない選手をゾロゾロと8人も連れて来たのが原因。実績ナンバーワンはメジャー7年で17勝した獅の林登(Douglas Linton)投手かな。1996年にロイヤルズで挙げた7勝9敗というのがキャリアハイのようです。というわけで、元メジャーリーガっていうだけで何かすごそうな気がしますけど、そんなに珍しくもなかったみたい。ただし、羅伯森投手のようにメジャーで二ケタ勝ったことのある投手となると、やっぱり希少っぽい。●獅隊は元メジャーがお好き?先ほどのデータをチーム別に見てみると。(対象は去年と今年の2年間)牛:1人/12人(メジャー経験者1人/外国人選手全12人)熊:5人/15人象:5人/12人鯨:7人/17人蛇:7人/15人獅:9人/16人牛隊の外国人選手はメジャー経験のない選手がほとんど。今いる3投手もメジャー経験ありません。そのわりには良く当たります。牛さんチームの外国人選手は提携しているドジャースからの推薦で来てるんでしたっけ。獅隊は実績重視なのでしょうか、今年は今度来る羅伯森投手も入れると7人中5人が元メジャー。蛇隊も二人いた日本人選手を除いて考えると、半数以上が元メジャーってことに。この2球団は元メジャーがお好き?ただ、メジャーでソコソコ実績あるからって台湾で活躍できるかっていうと、あんまり関係ないみたい。日本でも「メジャーの大物」が必ずしも活躍しないのと同じで、適応力とか、調整状態とか、そちらのほうが大事ってことが言えそうです。
2006年07月12日
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都市対抗予選は今日、関西地区代表決定戦の最終戦が行われ、最後の代表チームが決定。関西:日本新薬 (6年連続24回目)ということで、32代表決定しました。→[記事]都市対抗野球:32代表出そろう 大会は8月25日に開幕(毎日新聞)代表チームの一覧を見てみると。→[網頁]第77回都市対抗野球大会 代表チーム(JABA)連続出場:202年ぶり:73年ぶり:24年ぶり:124年ぶり:1初出場:19割以上のチームが3年ぶり以内。言わば大半が「馴染みの顔」で、クラブチームの出場も三菱重工広島のみの今年は、去年のNOMOベースボールクラブやミキハウスみたいな「わかりやすい話題性」って意味ではちょっと欠けるかな。「初」のニチダイと「超久しぶり」の明治安田生命、あと「全体移籍後では初」の伯和ビクトリーズ。このあたりが「サンデー毎日増刊」で取り上げられそう。さ、都市対抗予選が終わって、社会人野球の公式戦はひと休み。あとは23日の組合せ抽選会を待つばかり…ではなく、補強選手の発表もあるんだった。すでに発表されてる地区もありますが、半分以上はこれから。以前は予選が終わった地区はすぐに補強選手が発表されてた気がするのに、今はパラッ、パラッと小出しになってますよね。じれったい。神奈川と南関東の補強も楽しみに待つことにします。それから15日からは全日本合宿、17日はクラブ選手権の代表チーム決定、21日からはハーレム大会。これは当分、日記のネタには困りそうもない?●ENEOSサイト更新で話は変わりますが、新日本石油ENEOSの公式サイトが更新されていたので見てみました。…池田克史選手が現役選手のところから名前が消えてコーチのところに。これは現役は引退ってこと? 背番号は10番のままだけど、兼任でもないのかなあ。それからコーチが池田選手と、塩崎貴史コーチの二人だけになってる。コーチ二人だけで大丈夫? っていうかその前に、菊池徹コーチと和嶋利博コーチはどこへ?
2006年07月12日
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日本では外国人選手の獲得期限は6月末まででしたっけ。林恩宇投手をはじめ、台湾人選手を駆け込みで獲得するためにスカウトを派遣、なんて報道がいくつもありましたけど、駆け込みでの獲得はなかったようです。一方、台湾職棒では8月末までは外国人選手の入れ換え可。なのでまだまだ激しく入れ替わってまして、6月末からちょっと驚く入れ換え劇もいろいろ起きてます。活躍していたのに解約になってしまった選手をちょっと挙げると。比爾(Bill Bulsipher)投手(獅):奥さまが交通事故に遭われたとのことで子供さんの面倒を見るという理由で帰国、解約(6月26日)。達威(Dario Veras)投手(鯨):昨年までと比べるとやや不振だったのに加えて薬物検査に引っかかり、2度目なので4週間の出場停止のため解約(6月30日)。賈西亞(Amaury Garcia)選手(蛇):打率.339も打っていたのに、投手不足を理由に解約(6月30日)。ちょっとエラーが多すぎたか。貝爾(Todd Betts)選手(熊):椎間板を痛め全治まで最長3ヵ月の診断で解約の報道。ベッツ選手なんてかなり活躍してたのに、残念。ケガが重そうなので仕方ないですが、活躍している選手でも急に解約になってしまうところが油断ならないところです。(雑誌の付録でついてたポスターのベッツ選手。足のところ、ちょっと光っちゃいました。こうして見ると意外とやさしい感じの顔立ち。ちなみに右にちょこっとだけ写ってるのは潘忠韋選手)これで鯨隊と熊隊も外国人選手総とっかえ。シーズン開幕のときに登録されていた18人の外国人選手のうち、今でもそのまま在籍しているのは牛の3投手と獅の路易選手だけですか。開幕の頃の選手リストを見ると、もう「そういえばそんな人いたっけ」状態です。●獅の新洋投はメジャー15勝投手さて、獅さんチームが比爾投手に代わる新しい外国人投手を獲得したようですが、これがなかなかの大物らしい。[記事]獅新洋投 大聯盟単季15勝(big5)(7/10)(会員のみ)29歳の左腕・羅伯森(Jeriome Robertson)投手は1995年のドラフトで第26巡目にアストロズに指名され、2002年には3Aの太平洋連盟で年度MVPを獲得しメジャー昇格、2003年にヒューストン・アストロズで31試合に先発し、15勝9敗、防御率5.10。のちインディアンズ、エキスポズ、レッズ3Aなど。メジャー通算で16勝12敗、防御率5.71。メジャーで1シーズン15勝!台湾に来る外国人選手で1年だけとはいえここまで活躍した選手は珍しいんじゃないかと。あんまり防御率が良くないのと、1年だけで15勝もしてるのに通算では16勝っていうのが気になるけど。実績のある選手だけあって、日本語の情報も探すと結構出て来ます。[網頁]プロスペクト~次代を担う若手選手~ジェリオム・ロバートソン(MAJOR.JP)[網頁]アストロズ選手データ - ジェリオム・ロバートソン15勝っていうのはアストロズの新人最多勝利記録だったんですねぇ。下のリンク先の写真にあるように、足を高く上げるフォームが特徴的らしい。おもしろそう。獅にはすでに外国人選手が3人いるので誰かを解雇にしないとこの羅伯森投手を登録できないんだけど、さて、どうしますか。(ただ、検索してもリンゴ新聞にしか書いてないみたいなのでガセ記事だったりして)
2006年07月11日
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「勝ちに行ってほしかった」……TDK千曲川の佐藤康典監督のコメント。トーナメントが中心の都市対抗予選。トーナメントだけの場合は「勝ちに行かない試合」は有り得ない…こともないですが、「負けたほうがトク」っていう試合はなかなかないでしょう。でも、この北信越予選はリーグ戦併用でした。「勝ちに行かない試合」のために泣いたチーム、笑ったチームが出たようです。今日はその話で。10日が新聞休刊日だったので、9日に代表決定したチームの記事を11日になって読んでいます。私、北信越予選では伏木海陸運送をこっそり応援してました。選手のこととかはほとんど知らないけど(←こらこら)。理由はもちろん、代表になってくれないと本社ビルを見に行ったことを日記のネタにできないから(←そんな理由かよ!)。それはともかく、結果的には伏木海陸運送は見事に代表権獲得となったのですが、3度の逆転を経てのものでした。1つは代表決定戦。9回2アウトまで負けていたのに、「あと1人」から追いついての逆転勝利。1つは準決勝。一次予選では敗れていた富山ベースボールクラブに雪辱。これも一種の逆転。そしてもう1つ目の逆転は予選リーグでした。時間を予選前にさかのぼると、事前の毎日新聞の展望記事ではこの地区は昨年の代表のTDK千曲川と、NTT信越ク(NTT信越硬式野球クラブ)の前評判が高いようでした。→[記事]第77回都市対抗野球:2次予選展望 北信越 TDKとNTT、2強の戦い軸か(毎日新聞)(7/1)予選リーグでこれら2チームと同じブロックに入ってしまった伏木海陸運送、組合せの時点で苦戦必至でした。開幕してみると、予選リーグが2戦目を終わってこうなりました。7月5日:(1勝)TDK千曲川 4-2 伏木海陸運送(1敗)7月6日:(1勝)NTT信越ク 17-1 TDK千曲川(1勝1敗) (7回コールド)「三すくみ」になった場合は得失点差で順位が決まるので、この時点でNTT信越クは最終戦でよほどの大敗をしなければ予選リーグ突破決定。で、予選リーグ最終戦の伏木戦でNTT信越クが取った作戦は…「6日のTDK千曲川戦から、5人の選手を入れ替え、先発メンバーに新人3人が名を連ねるなど、若手中心に選手を起用」というもの。→[記事]第2次予選北信越大会 NTT信越ク、決勝Tへ /長野(毎日新聞)(7/8)結果、7月7日:(1勝1敗)伏木海陸運送 2-0 NTT信越ク(1勝1敗)となり、最終順位は以下のとおりに。1位.NTT信越ク 得失点差+142位.伏木海陸運送 得失点差03位.TDK千曲川 得失点差-14 (←予選リーグ敗退)展望記事では最有力とされていたTDK千曲川、予選リーグで敗退。NTT信越クが勝ってくれれば予選リーグ通過だったTDK千曲川の佐藤康典監督は「(6日に)17点を取られて負けたうちも悪いが、勝ちに行ってほしかった」と無念そうだった。先ほどの毎日新聞・長野版記事より。TDK千曲川・佐藤監督の目にはNTT信越クは「勝ちに行かなかった」。そう見えたようです。あんまり考えたくはないけど、わざと負けて、前評判の高いTDK千曲川を落としておいたほうがトク…そんな計算が働いた「駆け引き」だったのかも知れません。伏木にとっては日程も幸運だったように思えます。もし2戦目と3戦目の日程が入れ替わっていていたら…。もちろんそれでも伏木はNTT信越クに勝っていたかも知れない。それはわからないこと。でも少なくとも「若手中心に選手を起用」はしなかったはず。日程が分けた明暗とも言えそうです。こうして予選リーグを通過した伏木海陸運送は、決勝トーナメントを勝ち抜いて本大会出場決定。WBCの日本チームじゃないけど、運も味方のうち。堂々たる代表権獲得です。ほとんどトーナメントだけだった頃に比べて、だんだんとリーグ戦を採用する地区も増えて来た感じのする都市対抗予選。こういう「駆け引き」「日程が分ける明暗」もだんだん目立って来るのかも知れないな、と思った北信越予選でした。7月9日の代表決定チーム北海道:JR北海道(2年連続5回目)北信越:伏木海陸運送(4年ぶり2回目)
2006年07月11日
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先日、ふと気づいたんです。先月号のJABAニュースが届いてない。この間、引っ越したから? そういえばまだ住所変更してないんだった。でも、郵便局にはちゃんと転居届を出してあるし、他の郵便物はちゃんと転送されて届いてるのに。どーなってるの? しばらく考えてみると…。ああそうか、JABAニュースやかずさ市民応援団から来るのは郵便物じゃないんだった。宅配便業者が扱ってるメール便なんだった。うげー、じゃあ古い住所のほうに送られて戻っちゃったってこと? あわててちょっと調べてみると、一般的にメール便は新住所には転送されないのでそうなるみたい。やれやれ。でも待てよ、かずさ市民応援団からの応援の案内は、ちゃんと新しい住所に転送されて届いてます。これもメール便なのに。どーなってんの?JABAニュースはヤマト運輸の「クロネコメール便」です。届いてません。かずさ市民応援団からの案内は佐川急便のメール便です。転送されて届いてます。ちょっと調べてみると。佐川急便のメール便には2種類あって、「飛脚メール便」と「佐川ゆうメール」というのがあるんだそうです。「飛脚メール便」のほうは宅配便の手紙版で、佐川急便が宛先まで配達するもの。「クロネコメール便」もたぶんこの方式でしょう。「佐川ゆうメール」のほうは、「佐川急便が差出人となって郵便局に差し出す」んだそうです。佐川急便の人は郵便局に持って行くだけで、配達は郵便局の人がやるんだって。だから、郵便局に転居届さえ出しておけば新住所に転送されて届くんだ。なるほどね。でも何でそれで普通に郵便局に出すより安くなるのかが良くわからない。かえって手間がかかって高くつきそうなのになー。それはともかく、先日あわててJABAクラブの事務局に連絡したところ、届かなかった分も送ってもらえました。良かった良かった。何だか佐川急便の回し者みたいな日記になっちゃいましたが結局、何が言いたいかというと、たとえば郵便局に転居届を出しておけば、クロネコメール便も佐川メール便にも転送届が行って、向こう1年間は郵便物が行方不明にならないようになってると良いのにな、っていうことでした。まぁでも個人情報保護法とかあるから難しいんだろうな。本当は郵便物を送って来そうなところ全部にきちんと住所変更すればいいんだけど、いっぱいありすぎて一度にやるのは大変なんですよね。引っ越し作業だけで手いっぱいだし。というわけで、お引っ越しの際はお気をつけを~。
2006年07月10日
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最近、話題が少なめの旅日球星。許銘傑投手は二軍に落ちちゃったし、他の投手たちも含めて二軍の試合でもここのところ投げてないみたいだし。二軍は雨で中止が多くてなかなか日程が順調に消化できてないようです。で、二軍の成績を調べていたとき、ちょっと気になることが。陽兄弟がそろって選ばれていたフレッシュオールスターの出場選手のニュースなのですが。→[網頁]プロ野球フレッシュオールスターゲーム2006 出場候補選手《選手変更》◆西山道隆(福岡ソフトバンク・94・投手)を補充【パシフィック・リーグ 投手 陽耀勲 故障のため辞退】ありゃりゃりゃ、陽耀勲投手、故障のため辞退だって。故障って、どんな故障なんだろうか。ちょっと検索してみると、記事がありました。[記事]フレッシュ球宴左肩故障で辞退 陽耀勲【91】(西日本新聞)(7/5)「左肩のインピンチ(関節の挟み込み)と診断され、3週間の別メニュー調整となった。」とのこと。先日の日記で書いた、チェン(陳偉殷)投手と先発対決した2日の豊橋での中日戦。4回途中で降板だったんですがそのときに肩に違和感が出ていて、検査してみるとそういうことだったそうです。3週間も別メニュー調整なんだ。ちょっと時間かかりそう。で、「インピンチ」ってなあに? 文中には「関節の挟み込み」と注釈してあるけど、何だか良くわからない。こちらも検索。勝手にリンクしちゃいますが、こちらのページで。図解もしてあります。→[網頁]五十肩(ちのヒーリングオフィス)読んでみると、正しくは「インピンチメント」と言い、関節の中で筋肉や腱、滑液胞が挟み込まれて痛みを起こすこと。一般的には「五十肩」や「四十肩」と言われるものがこれで、若い年代でも激しく肩を使い過ぎると同じ症状が出るのだそうです。へー。この中で原因として挙げられている「激しく肩を使い過ぎ」っていうのがちょっと気になる。もちろん投手なんだから、一般人よりは遥かに肩を使っているのはわかります。でも陽投手はまだ大学を出たばかりの若い選手。しかも、確か陽投手って高校のときに肩を大怪我して大学に入ってからもしばらく投手ができなかったはず(代わりに外野手/指名打者でアマチュア代表入りしてました)。なので、他の投手と比べるとあんまり肩を使いすぎてはいないイメージだったのです。なのに、「使い過ぎ」なんですかねぇ。投げ方があまり良くないのかな? 良くわからないですが、ちゃんと原因を取り除かないとこれから先も故障がちになってしまうんじゃないかと気になったニュースでした。
2006年07月10日
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あんまり野球と会社を結びつけて見るのは良くないのかも知れませんが、社会人野球で初めて知った会社ってありませんか? 私の場合は最初の都市対抗で昭和コンクリートとシダックスを初めて知り、「そんな会社あるんだ~」なんて思ったものです(←世間知らずなもので)。今日の話題は、社会人野球に触れなければきっと知らなかった会社・伏木海陸運送。9日の北信越予選代表決定戦でバイタルネットを破り、見事に本大会出場を決めた伏木海陸運送を記念して。「伏木海陸運送都市対抗出場記念・伏木海陸運送本社のぞき見ツアー」簡単に言えば旅行記みたいなものを書きます。その前に、まず「伏木」の基礎知識。・「伏木」というのは地名伏木海陸運送には伏木という名字の選手がいるので(伏木浩一選手)、最初は社長の息子さんか何かと思ってました。全然違うみたいです(←そりゃそうか)。高岡の市街と、魚が美味しいことで有名な氷見の市街の中間あたりにあるのが伏木港。高岡市に属します。・「フシギ」じゃなくて「フシキ」不思議ではありません。下の案内標識に"Fushiki"とあるように、「フシキ」と入力して変換させましょう。さてさて、昨年のゴールデンウィークのこと。家族旅行で富山を訪れていた私たち。高岡市街から氷見方面に車を走らせていると、標識に「伏木方面」の文字が。もちろん連想するのは伏木海陸運送。しかもカーナビに「伏木海陸運送本社」なる魅力的は文字が画面に入って来ます。こんな機会は滅多にないぞ、と、ちょっと寄り道してそちら方面に車を走らせますと。これだ~。すぐ着きました。休日だからか、あんまり人通りのない港街の一角に、本社(らしき)ビルはありました。6階建てくらいかな。これが入り口。上のところに金色の文字で「伏木海陸運送株式会社」と書いてあるんですが、ちょっと暗くて見えにくい。「ペリカン便」の立て看板のほうが目立っちゃってます。あんまり飾り立てしていないビルでした。この日はお休みで、ビル自体が開いてなかったっぽかったです。付近にあった看板。こっちもペリカン便。「え、ペリカン便って日本通運じゃないの?」って思いますよね。これ、ちょっと調べればわかることなんですが、伏木海陸運送と日本通運は関係が深いようで。1944年伏木港湾運送株式会社と日本通運株式会社伏木支店とが合併し、伏木海陸運送株式会社が設立され、伏木港において営業を開始する。(伏木海陸運送株式会社ホームページより)ってことなんだって。もし本大会で日本通運と当たったらちょっと面白い、のかも。なお会社四季報を見ると、日本通運とは親会社子会社の関係でもなければ大株主でもないみたいです。(ちなみに明治安田生命が第2位の株主らしい)以上、伏木海陸運送本社のぞき見ツアーでした。おしまい。(ふぅ、やっとネタとして使えた。一応、念を押しておきますと、別にそれだけが目当て富山県まで行ったわけではございません)●おまけその1伏木港のある高岡市はマンガ家の藤子不二雄さんが育った「ドラえもんの街」だそうで、高岡駅の近くの「万葉の杜」という場所にドラえもんのキャラクターのオブジェがあります。なんかの番組のネタで「スネ夫の髪の毛はどうなっているのか?」っていう問題、ありましたよね。高岡ではこうなっていました。●おまけその2富山といえば寿司です。我が家は贅沢言わずに回転寿司。高岡では「すし食いねぇ!」、氷見では「きときと寿司」というお店に入ったのですが。いやー、美味しかったですねぇ。ご家族の皆様も大満足。結局旅行中、毎日お寿司食べてました。それだけ毎日食べても飽きなかったです、はい。
2006年07月09日
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まずは関東代表決定戦の記事から。勝った日本通運はおめでとう、なのですが、敗れたセガサミーと、三菱重工横浜硬式野球クラブの記事。[記事]関東代表決定戦 三菱重工横ク、敗退 悲願果たせず /神奈川(毎日新聞)重工さんの選手の方々もスタンドで7日の日本通運とセガサミーの試合を観戦されていたそうです。あれれ、どのへんにいらしたんでしょう、ユニフォームじゃないからわかりませんでした。(セガサミーの応援団に混じって思いっきり応援していた…わけないか)代表になれば10年ぶりだったそうなのですが、日本通運の代表が決まると、肩を落として足早に引き揚げられたそうです。また来年です。そしてセガサミー。第一代表決定戦から5連敗で敗退となってしまいました。[記事]関東代表決定戦 セガサミー、ドーム届かず /東京(毎日新聞)うち3試合を私も球場で見ましたけど、青島健太監督が「打撃のチーム」と語っていた打線が最後まで奮わなかった感じでした。この5連敗中の安打数は2安打、3安打、4安打、6安打、4安打ちょっとこれでは投手陣がよほど頑張らないと勝てません。ご存知のとおりセガサミーは登録1年目、選手もほとんどが大学を出たばかりの選手。でも代表を逃したことが決まったあとの選手の方々のものすごい落ち込み様は、新チームの新人選手でも、都市対抗の重要性をよ~く教えられてわかっているんだな、って感じました。きっと悔しさが来年に生きるはず、だ。●赤べこも敗退北に目を転じますと、やはり登録1年目で代表決定戦に進出した岩手21赤べこ野球軍団。こちらも第一代表決定戦から2連敗で敗退。TDKとの再戦となった第二代表決定戦のスコアは1-2。惜しかった。この試合、赤べこの先発は中1日で前田勝宏投手だったとのこと。あれっ、と思ったのは、一回戦でTDKをたったの1安打に抑えたという関連太郎投手が中2日で出て来るに違いないと思ってたから。雪辱に燃えるTDKが関投手のビデオを食い入るように見て研究したと前日に報道されたので裏をかいた作戦かと思ったのですが、そうではなくて。→[記事]東北大会 赤べこ軍団、惜敗 /岩手(毎日新聞)→[記事]赤べこ全国切符逃す TDKに惜敗(岩手日報)関投手は前日に40度の熱を出していたんだって。それで先発回避。リリーフで登板したのですが、エラー絡みで決勝点を献上。他の選手も肋骨を骨折しているのに出場とか、死球を受けた痛みを押して出場とか、記事を読んで痛々しさに気の毒になって来ます。ギリギリの人数でやってるチーム、間隔の詰まった日程になって選手層の薄さがじわじわ効いて来たのかも。都市対抗は逃しましたが、クラブ選手権があります。この戦いぶりなら充分に全国でも優勝争い、できるんじゃないのかな。楽しみ。勝って意地を見せたTDKは、「仁賀保町」が「にかほ市」になって1年目での本大会出場となったそうです。おめでとうございました。7日の代表決定チーム:東北:TDK (3年ぶり9回目)関東:日本通運 (6年連続33回目)●登録1年目で本大会出場はいつ以来?ところで毎日新聞の紙面に、都市対抗が成熟して以来、登録1年目で本大会出場したチームは一つもなく、全てのチームが敗北からスタートした。セガサミーも赤べこも、この敗北からのスタートはきっと糧になるみたいなこと書いてありましたが(←すごくうろ覚え)、「成熟して以来」って、いつ以来なんだろう? ちょっと昔の資料集をパラパラっとめくって調査。すると、はっきり1年目で出場とわかるチームが1つ。1951年の第22回大会に出場して準優勝になった大阪市の南海土建。このチームはプロの南海ホークスの二軍選手を南海電鉄の子会社に就職させて作った「異色のチーム」だったそうですが、この1年だけの登録で解散したと書かれていますので創部1年目での出場のようです。へー、そんなチームもあったんですねぇ。
2006年07月08日
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昨秋以来、久しぶりの大田スタジアム。今日は関東代表決定戦のリーグ戦最終戦。日本通運が勝って代表を決めるか。セガサミーが勝って三菱重工横浜硬式野球クラブも含めた代表決定トーナメントに持ち込むか。今日は早めに出たつもりだったのに、わりとギリギリに。階段を登ってスタンドに駆け込んで、ふぅ、間に合った。相変わらず定刻より早く始まります。心配していた雨は最初だけポツポツ来てたんですがすぐにやみ、空は雲に覆われてわりと涼しく観戦。第77回都市対抗野球・関東代表決定戦◇リーグ戦日本通運 (2勝)010 120 021=7(10安打、3失策)000 002 003=5(4安打、0失策)セガサミー (2敗)[通]益田(7回2失点)、中沢(2回3失点)-鈴木 (本)山根[ソロ]、鈴木[ソロ] (二)新垣、下窪、鈴木、山口[セ]天沼(4回2失点)、木村(4回4失点)、南(1回1失点)-本村、天野 (二)高橋4山口/6沢村/7伊藤博/8下窪/5山崎/2鈴木/3山根/D新垣→H耳道→RD津波古/9清水→9南6大西/8佐藤琢→H7星/D照屋/3久保/7佐藤俊→2天野→H青木/9高橋/5城下/2本村→8兼田/4手塚→H4木野村(セガサミーの交代はあんまり自信ないです。間違ってるかも)(今までの多くの試合で、新聞やJABAでは日本通運の1番・山口選手は「山口祐」の表記だったはず。今日のスコアボードでは単に「山口」。もう一人の山口大輔投手はネット裏にいました)例によって長いですが、展開。2回に山根が打った平凡に見えた一塁ゴロが一塁手の手前で急に高く跳ねるラッキーなタイムリーヒットで1-0と先制した日本通運。その山根は4回。今度は打った瞬間にわかる大きなホームラン。ライトスタンドの防護ネットにドスッって感じで当てたりました。手応え充分だったのでしょう、山根選手は走る前にその場でガッツポーズしてます。2-0に。日本通運は5回にも代わった木村投手を攻め、四球の沢村をバントで送ると4番・下窪が右中間へ、6番・鈴木がレフト線へそれぞれ二塁打を打って2点追加。4-0。一方、日本通運の先発・益田投手は5回までパーフェクト。6回のセガサミー。先頭の7番・城下が一二塁間突破、やっと初めてのランナーが。しかもこのボールをライトが後ろへ逸してしまい、城下は一気に三塁へ。このあと四球で無死一三塁となって、9番の手塚の当たりはゆるいピッチャーゴロ。益田投手が素早くマウンドを降りて捕り、余裕を持ってホームへ送球。充分にアウトのタイミング。ところが、このホームへの送球が高くてタッチが遅れてセーフ。記録・野選。あんなに近いのに逸れちゃうんだ。1点返して4-1。このあと、牽制アウトとか、きわどいプレーで青島監督抗議とかがあって二死二塁となり、代打の星選手が今度はきれいに三遊間を突破、さらに1点返して4-2。追い上げられた日本通運は8回。ヒットの鈴木を先ほどホームランの山根にスリーバントさせて二塁に送り、1点へのこだわりを見せます。代打の耳道をセガサミーは敬遠。こちらも、もう1点もやらないぞって作戦に出ます。勝負どころ。続く9番の清水を打ち取り二死一二塁。外野も極端な前進守備。しかし、結果としてはこれは裏目でした。山口の当たりはすごく前に守っていた外野手の遥か後方、左中間フェンスまで達する二塁打。決定的な2点が入り、6-2。さらに9回には鈴木選手が代わった南投手からバックスクリーンに飛び込むホームランを打ち、7-2と5点差。もう安全圏か。9回裏、セガサミー最後の攻撃。マウンドは8回から代わった中沢投手。一死から3番・照屋がヒットで出ますが久保が倒れて2アウト。代打には、前の試合まで四番だったのに今日はスタメン落ちした青木選手。かするような死球で出塁。粘ります。続く高橋はレフト線へライナーで運ぶ二塁打。1点返して7-3。なおも二死二三塁。しかし、城下が打った打球はフライとなってレフト前方へ、充分に守備範囲。前に出て来たレフトの井上、走りながら胸元に構えたグラブの中に入れ、これで試合終了。と思った次の瞬間。ボールがグラブからこぼれ落ちてます。審判は腕を広げてセーフのジャッジ。記録エラー、二人生還して7-5。まだ終わらない。この場面、三塁側ベンチからは喜び勇んだ選手が飛び出して来るし、応援席はテープ投げちゃうしで、決まったと思った人が多かったみたい。まさかでした。スタンドに投げ込まれた紙テープの回収で試合は一時中断。(応援団も、左上の審判も、真ん中へん日本通運の控え選手も、みんなでフライイングで投げ込まれた紙テープを回収)なお、このプレーで打った城下は二塁に達していたのですが、一塁に戻されました。青島監督が出て来てたぶんこのことについて抗議してましたけど、受け入れられず。こうしてセガサミーはホームランが出れば同点まで粘りましたが、最後は兼田が三塁ファウルフライに倒れ、今度は本当に試合終了。日本通運が関東地区最後の代表を掴みました。(今度こそ本当に決まり。ネット、邪魔! 小松選手、体が切れちゃってごめんなさい)●応援席今日のセガサミーは神宮のときと違ってブラスバンドつき。スタンド上段がブラスバンド。赤いシャツとメガホンで応援。声による「いいね、(選手名)ありがとー」はしっかりやってました。ブラスバンドが奏でる曲は私は聞いたことがないものばかりでしたが、オリジナル? 日本通運はいつもどおり、黄色いチアスティックをカンカン叩きながらの応援です。こちらはスタンド下段がブラスバンド含む応援団。試合開始の頃は応援席にお客さんが全然いなくて応援団が気の毒なほど。でも試合が進むに連れてだんだん増えて来ました。ヒットの数:10安打と4安打。長打:6本と1本。試合中はほとんど一方的な展開に思えたのですが、結果的には僅差に。それもこれも、日本通運の守備がドタバタしたからでして。3つのエラーに、6回の野選も本人にとってはエラーみたいなものだったのでは? そのほとんどが点に結び付いてしまいました。特に最後のレフトの落球。走りながらだったけど、まさか落とすとは。点差があって良かったですよ。これで同点とか逆転サヨナラだったら痛恨すぎて見るほうも辛い。このドタバタぶりはちょっと本大会に向けて不安材料かも。その中で印象に残った選手を一人挙げると、キャッチャーの鈴木健司選手かなあ。6回に野選でセガサミー1点返してなお無死一二塁の場面。打者は送りバントの構え。こういう場面では二塁ランナーは難しいって言いますが、まさにそれ。打者がバットを引いた次の瞬間、鈴木捕手が牽制、二塁走者をアウトに。このあとタイムリーが出たので、大きなプレーでした。鈴木選手は打っても9回のホームランを含む3安打2打点の活躍でした。一方、敗れたセガサミーは東京予選から通じて4度も相手の胴上げを見ることに。最後の打者となった兼田選手、納得の行く打撃ができなかったか、表彰式が済んで選手がほとんど引き揚げたあともベンチでヘルメットを被ったままうずくまるように座り込んでます。実は先ほどの牽制アウトのプレーで、アウトになった二塁走者がこの兼田選手。よほど悔しかったんだと思います。他の選手に促されるようにして、やっとベンチ裏へ。他にも泣いてる選手が多かったような…。また秋、また来年、がんばってください。もちろん、重工さんも。
2006年07月07日
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今日、ふとCPBLのページを見ていたら。ん…?! 兄弟象の名簿に中村隼人投手が載ってない。昨日は二軍(代訓紅)に名前があったんです。でも今日は二軍にも名前がない。あわててニュースあさりをしてみると。[記事]中華大聯盟/兄弟象與中村隼人解約 登録新洋投大徳(big5)ちょっといじってざっくりと。2001年ワールドカップ代表の中村隼人は1ヵ月にも満たない台湾プロ野球への旅を終えた。彼の表現は期待された水準に及ばず登録抹消され、象隊は代わりに新外国人投手の大徳(Todd Erdos)を登録した。中村隼人は6月末に台湾に到着、ここまで2試合で1+2/3回を投げ3安打、1奪三振、3与四死球で2失点、防御率10.80と成績不振のため解雇となった。あーあ、やっぱり解雇。早っ。台湾に来てからまだ2週間くらいしか経ってないのに。外国人選手の入れ換えは日常茶飯事の台湾プロ野球。いつもなら、成績悪いんだからしょうがないよね、で終わりにするんですが。今回のはちょっとヒドいというか、お粗末なんじゃないのかぁ?前回の登板でも直球が130キロちょっとしか出てなかった中村投手。球速が全てじゃないけど、本調子じゃなかったのは間違いないでしょう。プロとして半年のブランクがあった上に、5月の都市対抗予選でも良いところがなかったみたいだし、そんな短期間でいきなり本調子になるわけがありません。映像で見た感じでもちょっと投げ方がおかしかったような。そんな状態で連れて来て、満足に調整期間も与えずにすぐ登録して投げさせて、打たれたて、代わりを連れて来たからクビっていうのはあんまりなのでは。詳しい入団の経緯とかは良くわからないけど、私にはそのように見えてしまう。それが台湾流といえばそれまでだけど…。チームだって決して安くない給料を払ってるんだろうし、こういうのは選手にとってもチームにとっても不幸なことじゃないかなあ。象隊に限った話じゃないけど、もっとしっかり調査してから雇ったほうが良いのではないかと、ただの野次馬ながら思ってしまったのでした。というわけで、中村投手はたった2試合で解雇になった「ダメ外人」として記録に残ってしまうことになりました。いくら何でも本当の力はそんなものではないでしょう。思えば台湾にも何人もの「ダメ外人」がいたけど、その中には同じように調査不足で調子が悪いのに試合に出て、本来の力を全然発揮できないままサヨナラになった選手、結構多いのかも。タイミング良いのか悪いのか、昨日発売の「週刊ベースボール」の台湾職棒レポートに中村隼人投手兄弟象入りのニュースがやっと載ってましたが、もういませんのでご注意を。また居酒屋の店長に戻るんだろうか?関連する過去の日記:→[日記]生き残れるか、中村隼人店長(6月30日の日記)→[日記]中村隼人店長、台湾へ(6月13日の日記)
2006年07月06日
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昨日の話になりますが、赤べこ、とうとう負けちゃったみたいですね。東北の第一代表決定戦はJR東日本東北が勝って3年連続の本大会出場。岩手21赤べこ野球軍団の公式戦デビューからの連勝は16でストップ。→[記事]都市対抗野球:JR東北が3年連続出場 赤べこ軍団敗れる(毎日新聞)記事を読むと、JR東日本東北サイドはしっかり「赤べこ対策」を打って相手を攻略、常連の底力を見せたようです。一方の赤べこ。岩手日報に結構詳しく試合展開が書かれているのですが、外野に飛ばしたヒット3本だけに抑え込まれてほぼ完敗とのこと。決勝点はミスでプレゼントしてしまったみたい。→[記事]赤べこ初黒星 都市対抗野球東北予選(岩手日報)この記事を読んでちょっと意外だな、と思ったのは。「主砲・高倉啓司は(略)にじんだ瞳をアンダーシャツでぬぐった。」「木立章成監督は(負けて)ぼうぜんとする選手たちを集めて…」すごく悔しがってます。もちろん負けたら悔しいとは思うけど、赤べこのメンバーはほとんどが20代後半~30代前半のオトナの選手。プロを経験した選手も多いし、海外も含めていろいろ苦労してるみたいだし、そのへんはもう慣れてるというか達観していて一度負けたくらいじゃ全然へこたれないんじゃないか。そんなふうに勝手に想像してたんですが、どうしてどうして、一般のチーム以上に悔しがってるみたい。都市対抗って、それだけのものがあるんですねぇ。で、毎日新聞には代表決定戦なので個人成績が載りました。赤べこはこういうオーダーだったそうです。(敬称略)9二瓶準也 (専修大;アスピア学園)4高木誠一郎 (拓殖大;アスピア学園)3南容道 (法政大;イタリアリーグ)7高倉啓司 (大阪産業大;サムライベアーズ)D平良和一郎 (専大北上高;アスピア学園)→RD佐々木大輔 (富士大)8星大作 (名古屋お茶の水医療秘書福祉専門学院)6荒川大輔 (東京農大;アスピア学園)2玉城宏二 (沖縄国際大;名古屋お茶の水医専学院)5野原良平 (浦添商高)P前田勝宏 (神戸弘陵学園;アスピア学園)→P川畑健一郎 (天理高;和歌山箕島球友会)(カッコ内は、名簿に載っていた最終学歴と、私が知っている限りの前所属)ふむふむ、そういう打順とポジションなんですねぇ。って、名前を知ってるだけの選手が大半だけど。事前の報道ではケガ人が多い(南選手・佐々木選手・高倉選手)と書いてあったのですが、ケガをおして試合に出ているようです。名簿を観ると野手はこの日に出場した10選手以外には木立章成監督と、あと18歳未満の選手しかいません。ポジションが名簿と違う選手もいるし、ホントにギリギリの人数でやってるみたい。さて、今日、予定されていた第二代表決定戦は雨で明日順延になったとのこと。相手はTDK。準決勝でも対戦していて、そのときは赤べこが勝ってます。でもTDKも同じ相手に二度負けるわけには行かないし、意地があるでしょう。注目の一戦になりそうです。なお、昨日、代表を決めたのはこの2チームでした。東北:JR東日本東北 (3年連続21回目)阪和:大阪ガス (2年ぶり17回目)●関東代表決定戦ここからは今日の話。午前中は雨が残る予報だったのですが、私が住んでいるあたりも朝からほとんど雨は降りませんで、関東代表決定戦は無事に行われたようです。JABAによりますと、結果は三菱重工横浜硬式野球クラブ 6-3 セガサミーでした。重工さんが1勝1敗として、望みをつないだようです。ホッ。もし「3すくみ」になった場合は得失点差で代表決定トーナメントの不戦勝チームを決めるそうですが(←直さんありがとうございます)、重工さんは2試合の合計で±0。不戦勝を勝ち取るのはちょっと難しいかな。でも贅沢言ってられないですね。さ、明日の日本通運とセガサミーの対戦がリーグ戦の最終戦。これで決まってしまうのか、それとも土曜日のトーナメントに持ち込まれるのか。私も大田スタジアムまで観に行こうと思います。(雨がちょっと心配ですが)
2006年07月06日
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王さん。テレビを見てたら急に会見が始まってビックリしました。台湾でもさっそく記事に。[記事]王貞治將住院接受胃癌手術(big5)なんかタイトルに、はっきり癌って書いちゃってるし。王さんは腫瘍としか言わなかったのに。中国語では腫瘍イコール癌なんだろか? でも郭泰源さんが肝臓を手術したときは一貫して「腫瘍」って書いてた記憶が…。記事の中身は会見や日本での報道のとおりで特に新しいところはありません。王さんの病状が快方に向かわれますよう、お祈りいたします。●「台湾のキムタク」、ブレーブスへさてさて、日本の高校野球ではこれから夏の甲子園の予選ですが、台湾の高校野球では王さんの名前を冠した王貞治盃が先月に終わって、夏の間は代表チームの活動が主に。現在は高校生年代の世界大会・世界AAA大会に向けて中華隊候補選手が訓練中とのこと。そんな中、こんなニュースが。[記事]洪晨恩加入勇士 交換學生模式赴美(big5)前に木村拓哉似として記事になってこのblogでも取り上げた洪晨恩投手。アトランタ・ブレーブスと契約してメジャー挑戦するんだって。当時の日記はこれ。→[過去の日記]台湾のキムタク?(1月21日の日記)キムタク似?の顔写真は→これ。契約金は12万米ドル、9月に「交換学生模式」で渡米するとのこと。洪投手は現在、世界AAAの中華隊代表候補として訓練中とか。●増菘[王韋]投手はインディアンズへそして、去年のオフに楽天の入団テストを受験して高評価だったものの不合格、今年になってからWBCの日本戦で名をあげ、日本ハムや巨人も目をつけていると報じられた台湾體院在学中の増菘[王韋]投手、こちらはクリーブランド・インディアンズ入りで決まったらしい。→[記事]美國職棒》印地安人 簽下増菘[王韋](big5)(7/4)増投手は現在、アマチュア中華隊の一員としてアメリカに遠征してアメリカの大学選抜(日米大学野球のアメリカチームと同じらしい)チームと対抗戦中。昨日の試合で先発して5回無失点に抑えたそうです。このあと、ハーレム大会に出場する予定とのこと。前に郭源治さんが増投手を「コントロールタイプでメジャーより日本向き」と評していたのに、メジャーに行っちゃいました。楽天はもったいないことしたかも?というわけでまた「旅美球星」が二人増えます。何だか最近、メジャー挑戦する選手が大勢いて、ちゃんとまとめておかないと訳がわからなくなって来ます。ここ1年でメジャーリーグの球団と契約した選手はこんな感じでしょうか。羅國輝選手(台北體院):外野。2005年6月、マリナーズと契約、契約金15万ドル。林旺億投手(台中高農):投手。2005年6月、レッドソックスと契約、契約金5.7万ドル。林彦峰投手(國立體院):投手。2005年10月、フィリーズと契約、契約金7万ドル。葉丁仁投手(Lanew二軍):投手。2005年12月、レッドソックスと契約、契約金8万ドル。兄弟象の1位指名を蹴った形でレッドソックス入り。黄志祥選手(三民高中):外野。2006年3月、レッドソックスと契約、契約金10万ドル。蒋智賢選手(三民高中):内野。2006年3月、レッドソックスと契約、契約金37.5万ドル。Lanew熊隊の蒋智聰 選手の弟。増菘[王韋]投手(台湾體院):投手。2006年7月、インディアンズと契約、契約金37.5万ドル。洪晨恩投手(三民高中):投手。2006年7月、ブレーブスと契約、契約金12万ドル。メジャーリーグの球団と契約してる台湾人選手は20人近く。これって、日本や韓国より多いんじゃないのかな? 日本に来ている選手と合わせれば軽く1チーム作れそうです。しかし、どんどん海外に行っちゃいますねえ。歓迎すべきことなのかも知れないけど、なんか淋しいような。やっぱり国内の野球環境があまり良くないからこうなるんだろうなー。
2006年07月05日
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「再々プレーオフ」にもつれ込んだ北関東は4度目のリーグ戦でようやく決着。いやー、今回も最後まで予断を許さない展開でした。日立や住金鹿島さんは携帯でも速報してくれるので、よその地区ながら画面を見ながらドキドキしてました。最後、9回表に日立が追いついたときは「今日も3すくみでまだ続くのか?」って思ったけど、最後はエラーでの幕切れとのこと。[記事]北関東大会 住金鹿島、2年連続11回目のドーム/茨城(毎日新聞)延長に入って11回裏、無死一二塁からの送りバントを捕手が三塁に悪送球してサヨナラ。双方の応援席も、まさか、だったことでしょう。残酷な幕切れ。エラーしてしまった選手はすごい責任感じるだろうなー。でも、乗り越えて行くしかないでしょう。(皆さんのblogを読むと悪送球したのは一塁手と書かれている方が多いんですが、毎日新聞では捕手になってます)(2006/07/05追記:やっぱり一塁手とのことです。試合をご覧になった弘9さんにコメント欄で教えていただきました)で、昨日、代表が決まったのはこの3チーム。北関東:住友金属鹿島(2年連続11回目)北関東:富士重工業(2年ぶり19回目)東海:ヤマハ(3年連続30回目)東海地区ではヤマハが代表に。東海REXは今年も残念でした。毎日新聞Web版ではカラーで写真も出てますが。→[記事]都市対抗野球予選:住友金属鹿島、富士重工が出場決める(毎日新聞)なんかユニフォームが見慣れないなと思ったら、ヤマハはユニフォームが変わったんだった、そうだった。ブラジル人選手もちょっと楽しみ。●関東代表決定戦そして昨日から始まった関東代表決定戦。三菱重工横浜硬式野球クラブは初戦、日本通運に負けてしまったそうで、苦しくなりました。[記事]関東代表決定戦 三菱重横ク、完封負け/神奈川(毎日新聞)亀川裕之投手のことが載ってます。企業採用で入って来る社会人野球の選手って、だいたい秋くらいには内定してることが多いみたいですが、亀川投手は大学を卒業した後に重工さんに入ることが決まったんですねぇ。岩崎哲也投手もそうだったけど、入部の過程にも人それぞれドラマがあるものです。「企業チームに誘われたが、断った」って、どこだろう?今日、三菱重工横浜硬式野球クラブはセガサミーとの試合の予定でしたが、雨で順延とのこと。私も午前中の予定が空いたのでちょっとだけ見に行こうかなと思ってたんですが、朝からじゃんじゃん降っててとても無理そうでした。でもきっと連戦の重工さんには恵みの雨となったことでしょう。また仕切り直しです。ただ、明日もお天気微妙なんですよねー。
2006年07月05日
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今日(4日)は林威助選手が3号ホームラン。スポーツニュースで拝見。バットに当たった瞬間から、すごい勢いでボールが飛んで行ってました。まさに「目のさめるような当たり」っていう感じで。やっぱりはまるとすごいですねー。中継ぎに戻った許銘傑投手は2/3回で1失点ですか。詳しい内容はわかんないけど、良くはなさそう。このところ、いい結果出せてません。(いいなあ、東投手、打者一人だけで勝ち投手だなんて(ぼそっ))さて。一昨日(2日)は台湾人投手対決があったらしい。[記事]旅外球星》羅錦龍 鄭[金奇]鴻 好投(big5)旅日投手の陳偉殷と陽耀勳は昨日、初めて同じ試合で先発。結果、陽耀勳が陳偉殷よりも長く持ちこたえたが、勝敗はつかなかった。おおっ、二軍とはいえ台湾人投手先発対決! 陽投手はリリーフなのかと思ってたら二軍では先発してるんだ。もうちょっと詳しい情報はないかと、ソフトバンクと中日の二軍情報を見てみると。[網頁]ファーム情報 福岡ソフトバンクホークス (2006年7月2日)[網頁]ファーム情報 中日ドラゴンズ残念ながら中日のファーム情報のほうにはチェン投手のことは何にもなし。ソフトバンクのほうは結構詳しく書かれてます。これらの記事からこの試合での二人の成績をまとめてみると。チェン投手:1回表は満塁のピンチしのぐ。2回表に荒川雄太選手と松田宣浩選手にホームラン2本を打たれて3失点。2回3失点で降板。陽投手:1回裏は2奪三振で無失点。2回裏に堂上剛裕選手にホームランで1失点。3回裏はエラーで走者を出し、併殺の間に1失点。4回裏に2死から二塁打を打たれて降板。3+2/3回を投げて6安打2失点(自責1)。二人ともあんまり良くはなかったっぽい。一応、対決としては陽投手の勝ち、かな。そしてこの試合は中日のホームゲームってことでDH制ではなく、陽投手が打席に立ったらしい。マウンドにはチェン投手。ってことで打席でも台湾人対決! て、結果は…(ソフトバンクファーム情報から引用)さらに9番で打席に入った陽投手が、打者顔負けのツーベースヒットで出塁。だって。さすが、打者としても好評価だっただけあります。こちらも陽投手の勝ち。チェン投手のほうの打撃はというと、打席に入る前に降板しちゃったみたい。記事に二人のコメントとか載ってないのが残念なのですが、やっぱり少しは意識したのかな。普段の付き合いとかあるんでしょうか。学年的には陽投手のほうが2年、先輩みたいですけど。
2006年07月04日
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都市対抗予選は今日も伯和ビクトリーズと松下電器の2代表が決まって、これで決まったのは19代表。もう半分以上が決定。二次予選ももうあと1週間で終わっちゃいます。で、今日の結果でいちばん驚きだったのはやっぱり赤べこ。TDKも破って第一代表決定戦進出。セガサミーが創部1年目で代表決定戦に進出したので、1年目からすごいなぁ、なんて思ってたら、セガサミーが足踏みしてる間にこちらもあれよあれよと代表決定戦まで行っちゃいました。本大会出場も夢じゃない、どころか、もう手の届くところまで来てます。あと1勝。そもそも岩手県のチームが代表決定戦に進むこと自体が相当久しぶりなのでは?ただ、試合の内容はわかんないけど、TDK戦の3-1っていうスコアになぜか不思議と安心してしまいました。赤べこも化け物チームじゃないんだな、みたいな。だってここもコールド勝ちなんてしちゃったら、それこそ底抜けに強くて東北では絶対無敵状態じゃないですか。TDKくらいのチームになると、少なくともスコア的には接戦できるんだ。第一代表決定戦の相手はJR東日本東北。試合は明後日(5日)です。●クラブ選手権南関東予選都市対抗予選にばかりかまけている間にクラブ選手権の南関東二次予選も先週末に開催。神奈川の2チーム、神奈川BBトリニティーズと横浜金港クラブはというと。両方とも初戦敗退。あれま。春の県大会では「5強」相手に健闘が目立った神奈川のクラブ勢、今年は新規参入チームも加わって戦力充実してるのかな、と思ったんだけど、全国には行けずでした。代表はウェルネス彩ベースボールクラブ(埼玉)と西多摩倶楽部(東京)。ともに初出場。クラブカップ出場は東京好球倶楽部(東京)と所沢グリーンベースボールクラブ(埼玉)。ってことで埼玉と東京で独占。東京のチームはいつも強いですねぇ。埼玉は地元開催っていうのが有利だったのかも知れないけど、2チームとも去年に参入したばかりですか。強くなるところは短期間で強くなるものです。なお。BBトリニティーズは芸能人のかたを混ぜて、こーんな試合をするそうですよ。→[記事]韓国タレント球団が7月、東京ドームで日韓戦(朝日新聞)→[網頁]WCBFチャリティー芸能人対抗国際親善野球大会(東京BBトリニティーズっていうのもあるんですか?)さて、明日は北関東でのなかなか終わらない代表決定リーグ戦再開。やっぱり「三すくみ」が延々と続いたら困るので、大会本部と各チームの監督さんの話合いが行われて、追加ルールが決まったそうです。→[記事]第77回都市対抗野球:2次予選北関東大会 あす代表決定リーグ再開 /群馬(毎日新聞)この記事には「三すくみ」が続いた場合、「『得失点差』などで第一代表を決定することになった」と書いてあります。「など」って何さ、と思ってたらJABAに詳しく出てました。→[網頁]第77回都市対抗野球大会北関東地区予選代表決定リーグ・代表チーム決定方法についての追加事項(JABA)もし「三すくみ」が続いても全チームがトーナメントに移行するのではなく、第一代表はあくまでリーグ戦で決まる、ってことみたい。私はできれば勝って代表が決まるシステムのほうが良いと思っているのですが、でも延々と続くよりは良いのでしょう。そして大田スタジアムでは関東代表決定戦もスタート。まずは日本通運と三菱重工横浜硬式野球クラブの対戦。3日のうち1日は行こうと思うのですが、明日は無理。ドキドキしながら結果待ちです。
2006年07月03日
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まず、なーんでしょう、これは。[記事]来秋に日韓シリーズ開催へ(日刊スポーツ)来年の秋に日本と韓国のプロ野球選抜チームによる試合を5試合行なうということらしいですが。台湾は? ねぇ?まぁ日本から見れば、WBCのアジアラウンドやアジアシリーズの結果からして「韓国は相手になるけど、台湾じゃ弱すぎて相手にならないからやっても仕方ない」みたいな感覚なのかなあ。でも台湾は韓国とはいつもいい勝負するじゃないですか。日本に大敗するのは日本戦は半分捨ててかかってるからじゃないのかなあ。なんか疎外されてるみたいで淋しい気分。水面下では台湾も参加する方向で話合いしてたりしないんだろうか?それにしても、来年は北京五輪予選もあるというのに忙しいオフだこと。さてさて、ずいぶん古い記事になっちゃいますが、今日は国際大会ネタで。今月末にはオランダでハーレム大会がありますけど、今年の正式な国際大会は秋のインターコンチネンタル杯とアジア大会。この2つの大会のメンバー構成についてのニュース。[記事]中華大聯盟/洲際盃全力配合徴召 亞運只開放4年内球員(big5)(6/5)以前の発表では、この両方の大会ともアマチュア中華隊が出場するってことだったんだけど、インターコンチネンタル杯は地元開催、アジア大会はアジア版オリンピックだから大会の格が高い、だからもっと上を目指そう、ってな理由でやっぱり職棒の選手が出ることになるんだって。ただし、条件つき。・インターコンチネンタル杯は、アジアシリーズ出場チーム以外のチームから。・アジア大会は、プロ入り4年目以内の選手で。インターコンチネンタル杯とアジアシリーズは日程が重なってるんですよねー。だからアジアシリーズに出るチームの選手はそちらが優先。ま、当然ですね。で、アジア大会はプロ入り4年目以内、ですかぁ。どんなチームができるんだろう。アマチュア代表もアジア大会を目指して活動するので、それとどう調整つけるのか良くわかりませんが、WBCのときみたく大半が職棒選手ってことになるのかな、それとも助っ人みたいな形で何人かだけ職棒選手ってことになるのかな。とりあえず入団4年目以内の選手だけで、私の独断と偏見で1チーム組んでみると、こんな感じですか。一応、WBCの候補に上がった選手はなるべく優先で(調子の悪い選手もいますが)、チームもバラけるように。陳金鋒選手など、外国でプロ経験のある選手は除外しました。捕:高志綱(獅)一:許國隆(牛)二:[登β]蒔陽(蛇)三:陳嘉宏(鯨)遊:石志偉(熊)外:張建銘(牛)外:劉芙豪(獅)外:陳冠任(象)指:林智盛(熊)先発:林恩宇(蛇)、呉偲佑(熊)、潘威倫(獅)、陽建福(牛)、曾兆豪(鯨)、張賢智(蛇)救援:朱尉銘(鯨)、呉保賢(象)、蔡英峰(熊)、林岳平(獅)野手はちょっと小粒な感じもしますが、投手の顔ぶれはかなり強そう。現在の最多勝や防御率のタイトル争いを見ると、外国人選手かプロ入り4年目以内の選手でほとんど占めちゃってます。職棒の投手は若い選手が中心となって支えていると言えそう。ここにアメリカのマイナーリーグや日本に行っている選手も呼び戻されるってことなので、面白そうなチームができそうです。アジア大会には日本からはアマチュア代表が出場ってことなので、いい勝負になるのではないかと。韓国はまた「ドリームチーム」? 手強そうだけど、この投手陣なら何とかなる、かも。といっても、4年目以内云々も含めてまだ正式に決まりじゃないそうなので、また続報が出たら書きたいと思います。
2006年07月03日
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今さらですが、6月26日の東京第三代表決定戦のことを書きます。結果はご存知のとおり、明治安田生命が勝って24年ぶり代表を決めました。当日に日記を書いたときは展開を書いただけで寝ちゃったので、今日は個々の選手のことを。まずはスコアと出場選手を再掲。第77回都市対抗野球東京二次予選◇第三代表決定戦明治安田生命001 000 000 2=3(10安打、0失策)001 000 000 0=1(4安打、3失策)セガサミー[明]鈴木亮(10回,1失点)-佐藤 (二)佐藤[セ]木村(9+0/3回,2失点[自責1])、南(2/3回,1失点)、天沼(1/3回)-天野 (本)照屋 (二)高橋6相原/8矢ヶ部/D松石/5門岡/3岡村/9国領/2佐藤/7須貝/4米丸D照屋/6大西/8高橋/7青木/5城下/3久保/9兼田→H9星/2天野/4手塚→H木野村前置きとして、この試合はちょっと明治安田生命寄りで見てました。だってセガサミーは来年以降、いくらでもチャンスがありそうだけど、明治安田生命は今回を逃すと次はまた何年後になるかわかんないし…(←失礼)。まず明治安田生命は、何と言っても鈴木亮投手でした。序盤はセガサミーの早打ちにも助けられて球数も少なく、鈴木投手はとっても快調なピッチングだったんです。それが中盤になるとだんだんボールも増えて来て、7回にはとうとう初めて四球を出すなどしてちょっとずつピンチが増えます。打たれてはいないんだけど、だんだん快調なピッチングとは言えない状態に。それでも淡々とした感じで投げ続ける鈴木投手なんですが、打線はなかなか勝ち越し点を取ってくれないし、見ているこちらも何だか辛くなって来ます。そして9回。内野安打→ヒット→死球で一死満塁。初めて招いたピンチらしいピンチは、サヨナラの大ピンチ。疲れた素ぶりは見せないけど、結構な球数を投げてて疲れてるはず。ブルペンでは敗者復活戦でシダックスを封じた平田大地投手かな、かなり前から投球練習してます。でも代えません。このピンチ、続投の鈴木投手は頑張りました。落ちるボールで空振り三振→セカンドゴロで大ピンチ脱出。ちょっと感動してしまいました。そして待望の勝ち越し点をもらった10回は三人でピシャリ。一人で投げ抜きました。偉い!球速は135キロくらいなんですが、不思議と打たれない鈴木投手。結局、終わってみれば10回を4安打1失点。スポニチ大会で東芝を完封したときは「打たれながらも抑える」って感じでしたが、この試合はほとんど打たせませんでした。打者で印象深かったのは松石悠佑選手。試合を見ていると、一塁側ベンチからピンクのものがチラッ、チラッと視界に入るんです。何かなと思ったら、松石選手の手袋でした。指名打者の松石選手は守備中、ベンチから身を乗り出して味方を鼓舞していたのでした。ほとんどスキンヘッドと言っていいほどの短髪でちょっとコワモテな感じなのに、ピンクの手袋。なんかおもしろい。10回には勝ち越しのホームを踏み、大喜びしていた松石選手。そして代表が決まった瞬間には、ベンチから真っ先に飛び出して行っていました。ボケちゃってるので本当ならボツなんですが、左に写っている、ピンクの手袋の背番号28が松石選手。最後、一塁ゴロで終わったのでこのあと一塁ベース付近に選手が集まってもみくちゃになるんですが、まだ選手が誰も抱き合ってないのに、もうDHでベンチにいたはずの松石選手がこんなところまで飛び出して行ってるのがわかると思います。一方、敗れてしまったセガサミーでは、木村宣志投手。こちらはほとんど毎回のようにピンチだったのに、明治安田生命が拙攻気味だったこともあって追加点を許さず。3回の1失点もエラー2つが絡んだもので、決して打たれたものではなかった(木村投手本人もエラーしたけど)。何かの展望記事だったかな、セガサミーはミキハウスから移籍の投手以外が計算できないので弱点、なんて書かれてたと思いますが、どうしてどうして。良く投げ、良く耐えました。回が進んで7~8回あたりはかえって調子が良くなっているんじゃないかと思ったほど。しかし、10回に先頭打者を出したところで降板。あれで負け投手っていうのも気の毒でした。打つほうでは3回に外野手がほとんど動けないほどの特大ホームランを打った照屋真人選手。照屋選手は最初の打席でもレフトフェンスギリギリへの大飛球を打ちまして、レフトがフェンスに手をつきながら何とかキャッチ。もうひと回り狭い球場ならこれもホームランだったかも。飛ばしますねぇ。以上、印象に残った選手について書いてみました。なお、表彰は最優秀選手賞:鈴木亮投手(明治安田生命)優秀選手賞:岡村憲二選手(明治安田生命)でした。おめでとうございます。最後に客席の様子など少し。球場に着いたときはガラガラで、一塁側・三塁側双方とも応援スタッフを入れて100人くらい? 代表決定戦にしては寂しいな、と思ったのですが。でも回が進むに連れて仕事帰りのかたが駆けつけたのか、一塁側の明治安田生命はどんどん人が増えます。数百人くらいにはなったかな。一方のセガサミー側はあんまり増えませんでした。不思議。客層が違うんでしょうか。で、試合後の一塁側はお祭り騒ぎで、表彰式が終わってもまだたくさんのお客さんが残って選手に声をかけていました。さすが、24年ぶりの代表決定だけあります。一方、セガサミーは4日から始まる関東代表決定戦へ。メガホンを使って大きな声を出していた応援団の皆さま、また大田でもがんばってください。試合当日に展開などを書いた日記はこちら。→[日記]24年ぶり切符(6月26日の日記)
2006年07月02日
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夕方のテレビニュースを見ていたら、都市対抗野球の東北予選が映っていてびっくり。今どきは都市対抗の決勝でさえなかなかテレビでは取り上げてもらえない社会人野球。全国放送のニュースになるだなんて、芸能人のかたのチームでもなければ滅多にないこと。録画しておけば良かったなあ。取り上げられていたのは福島高専ホープスでした。移動中のバスが炎上して出場危機ってことで、すでに前日までにいろいろ記事になっていました。ひとまず記事を貼りますと。→[記事]第77回都市対抗野球:東北大会 野球道具一式燃え、出場危機--福島高専ホープス(毎日新聞)(7/1)→[記事]【ニューススクランブル】福島高専野球部移動中マイクロバスが全焼(サンスポ)(7/1)→[記事]都市対抗野球:福島高専ホープス、用具間に合った(毎日新聞)(7/1)社会人野球に参入して2年目で見事、福島県予選を勝ち抜いた福島高専ホープス。最終予選となる東北予選の試合会場である青森県に向かうために総監督のかたが自ら運転するマイクロバスで移動していたところ、高速道路上でバスから出火、全焼してユニフォームやバットなどの野球用具が全て焼失。寄付金や選手の私物まで燃えちゃったんだそうです。テレビニュースではこの事故後の様子が映ってたんですが。バス、黒こげ。確かに全焼とは書いてあったけど、あんなになっちゃうんだ。一部とかじゃなくて、ホントに全部が燃えちゃってる。あれじゃあ、中に荷物とか残してたら全部燃えちゃうよ。しかも高速道路上での出来事。ケガ人が出なかっただけでもすごいことなのかも…。(サンスポの記事によると、バスは三菱ふそう製のリコール対象車だったようで、何か複雑な気分にさせられますが)用具を失って出場が危ぶまれたチームはお金も燃えてしまったために一度いわき市に引き返したあと、記事にあるように、いろいろなチームや団体などから用具を借りたり寄付を受けたりして準備を整え再出発。何とか間に合った都市対抗二次予選、相手はクラブの強豪・水沢駒形野球倶楽部との試合。映像によれば今日の試合は胸に"IWAKI"(だったかな)と書かれた黒いユニフォームで登場。いわき市役所のチーム(軟式でしょうか)のユニフォームを借りたそうです。が、試合は、0-11の大差で7回コールド負け。試合後は監督さんとキャプテンのかただったかな、「最悪な負け方」「支援してくれた方々に申し訳ない」と語る表情は、半分泣いているようにも見えました。一般の社会人チームとは違って高専のチームだから、上級生は卒業してしまうのでしょう、このチームで戦える都市対抗はこれで最後。福島高専ホープスの都市対抗はこのコールド負けで終わり…ではなく。本当はこのあともう1試合あって、3チームの予選リーグ戦で2位までが通過だから、次の試合で大勝すれば決勝トーナメント進出だったはず。テレビ局もそういう誤解を与えるような編集はしないほうが…。時間的に間に合わなかったですかねぇ。でも取り上げてくれるだけありがたいことです。JABAによれば、結果的には次のNTTグループ東北マークスとの試合も敗れて予選リーグ敗退となったそうですが、この試合のスコアは1-2。今度は雨による7回コールド負けだったそうです。天候も味方せず、ですか。うーむ…。でも企業チーム経験者が大勢いるマークスに、高専の4~5年生のチームが1-2というのは大善戦じゃないかと思います。事故との因果はわからないけど、支援してくれた人たちへの感謝の気持ちがこの善戦に結び付いた…そういうことにしておきましょうか。日本選手権の予選は今月末とのこと。またそれまでに用具を揃え直すとか大変かも知れませんが、また頑張って欲しいものです。
2006年07月02日
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昔、西武とオリックスの試合で「ピッチャー・デストラーデ」ってありましたよね。ホームランバッターだった西武・デストラーデ選手が余興で投手として登板、ちょっとした物議を醸したことがありました。台湾では27日の火曜日、蛇隊と象隊の試合。普段、野手をやってる選手がぞろぞろとマウンドへ登り、投手として登板するという事態に。私は生では見られなかったのでスポーツニュースでダイジェスト版を拝見。どれどれ…。まず、出て来たのは莊景賀選手。ちょっと前まではプロでも投手をやってた莊選手。投げてるところを見るのは初めて。へー、ああいう投げ方なんだ。分類としてはアンダースロー? しかし、王金勇選手に満塁ホームランを打たれるなどして5失点。2イニングちょっとで降板。続いてはオーストラリア出身の湯姆(Tom Brice)選手。それまでライトを守っていた湯姆、DHを取り消してマウンドへ。速っ! ニュースでダイジェスト版を見ただけでも軽く140km/h超えてます。記事によれば146km/h出したらしい。左腕でこれだけ速い投手は台湾全体でも滅多にいないのでは? 投げ方もなんかそれっぽいし、6回の兄弟象の攻撃をゼロに抑えます。こりゃ投手としても充分いける?が、2イニング目に入ると捕まり、7回はヒットを雨あられと浴びて4失点降板。直球とカーブしか投げられないんだって。速くても、それだと打たれちゃうんですねぇ。で、続いてマウンドに上がったのは普段は外野の陳元甲選手。アウトは1つ取って7回の象隊の攻撃を終わらせたものの、8回にはホームランを打たれて、さらに死球を出して降板。球速は130km/hどまりだったらしい。最後は、高校の途中までは投手もやっていたというショートの許聖杰選手。この許投手、残る2イニングをシングルヒット2本に抑え、無失点の怪投。象の主力・陳致遠選手からは三振も奪ってるし。うはははは、投手のほうが向いてるんじゃないの? 試合後は「投手もおもしろいね。でも2日間は間違いなく全身筋肉痛だよ」だって。というわけで、9イニングある試合の大半を野手が登板してまかなったという異常事態になったのでした。あー、おもしろかった(←こらこら)。「ピッチャー・デストラーデ」っていうのは10年くらい前でしたっけ、あれは試合が大差がついていたので余興に走ったためでした。オールスターでの「ピッチャー・イチロー」も余興だったはず。では、今回はどうしてこんな異常なことになったのかといえば。・蛇隊はケガ人だらけで一軍に投手が6人しかいなかった。・蛇隊は雨で試合が流れまくったために10日で9試合の、通常のシーズンでは有り得ない連戦になった。・そのせいで満足に投げられる本職の投手がほとんどいなかった。・それなのに試合が始まったばかりの2回途中、先発の蔡士勤投手が頭部死球を当ててしまって、いわゆる「危険球退場」になってしまった。本当は先発の蔡士勤投手が終盤まで投げる予定だったのでしょう。それが「危険球退場」で、予定がひっちゃかめっちゃかに。なので、野手が4人も登板することになった異常事態は「ピッチャー・デストラーデ」みたいな余興とは違ってやむを得ずの措置でした。とはいえ各種ニュース記事を読む限りでは、球場で生で見ていた球迷からはこのショーは不評だった模様。勝った象迷からは「フザケンナ」、負けた蛇迷からは「打たれすぎて見てられない」って感じだったらしい。確かに、私は面白がって見てたんですがそれはニュースのダイジェスト版で見てるからであって、生中継で見てたら痛々しいし点差つきすぎだしで見てられなかったかも知れません。野手が投げたボールを打てずに凡退した象隊の選手もバツが悪いだろうし、なるべくならこういうのはないほうが良いんだろうなぁ。なお、「ピッチャー・デストラーデ」のときはオリックスが「フザケンナ」と感じて奮起したのか、その年に西武を一方的に打ち負かして優勝。確か西武戦は26試合中20勝くらいしたんじゃなかったかな。前期は下位に沈んだ象隊、これを機に逆襲となりますかどうか(って、後期の開幕早々連敗してますけど)。蛇隊のケガ人も早く戻ってきてください。
2006年07月01日
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