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6月に訪問して印象のよかった駒沢のオーボナクイユ(Au Bon Accueil)へ、ワイン仲間と行ってきた(前回訪問時のブログ)。アラカルトは無くて、\4,300と\5,800のプリフィクスコースが2種類用意されている。\5,800のほうが1皿多い。一部追加料金が発生する皿もある。前回と同様に5,800円のコースを注文。メンバーの中には\4,300のコースを注文した人もいたけれど、ポーションが大きめのメニューを選択すれば量的には大丈夫とのこと(実際に大丈夫だったと思う)。・イサキのカルパッチョ、野菜のマリネとトマトのクーリ トリュフオイルで香りをつけたシャンパンのビネグレット トマトのクーリとは、ミキサーにかけたトマトをさらしで漉してゼラチンで柔らかめに固めたもの。お店によっては「トマトのコンソメ」という名称で出ることもある。見た目がレモンゼリーのようでトマトに見えないのがみそ。個人的な好物で家でも何回か作った。軽めのポーションといわれながらも、けっこうなボリュームがありました。・本日の鮮魚をブイヤベース仕立てに 今日イチのお皿。もともとブイヤベース好きなこともあるのだけれど、しっかり凝縮した魚介の味。しみじみおいしい。プロヴァンスのロゼやアルザスともよく合った。いつまであるメニューかわからないけれどオススメ!・仔羊のロースト、そのジュ、ニンニクのピューレとアンディーブのブレゼ こちらは想像通りのお味。 友人が注文した「ランド産、窒息鳩のロースト、リンゴのマルムラード 黒胡椒のソース」をつまませてもらったところ、鳩のほうが素晴らしいと感じた。火入れの加減もちょうどいいし、ブルゴーニュが飲みたくなる味。 ・クレーム・ブリュレバニラアイス添え この店の定番。頼んだワインは以下の3本。2006 Cotes-de-Provence Rose(Chateau Farambert)コート・ド・プロヴァンス ロゼ(シャトー・ファランベール)この店では最安値クラスなのだけれど、前回頼んで印象がよかったので注文。2005 Vin d'Alsace Pinot Blanc(Pierre Frick)ヴァン・ダルザス ピノ・ブラン(ピエール・フリック)ピエール・フリックを初めて飲んだときは印象が悪かったのだけれど、その後、飲むたびに名誉回復。シュレールとは違うスタイルだけれど、自然派らしい酸やミネラルが特徴的なワイン。なかなかおいしゅうございました。ピノ・ブラン[2005]ピエール・フリック2005 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge(Gros Frere et Soeur)ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ(グロ・フレール・エ・スール)ブルゴーニュ赤で、これというものが見つからず、リーズナブルな中からチョイス(とは言ってもリスト価格で6千円台)。まだ若くタンニンもあり、黒っぽい印象があるものの、きっちり酸があって悪くない。若飲みの印象は強いけどね。グロ・フレールはリシュブール以外あまり興味がなかったのだけれど意外によかった。とはいえ、きれいなスタイルが好きな人には、少なくとも今飲むことは勧めません。熟成させてどうなるか。グロ・フレールのオート・コート赤を探す>【30%OFF】ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール・ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ...安い店だと3千円を切って買えるようなので悪くない選択だと思う。あと2、3年したら、もっとおいしくなるはず。まとめ 前回に続き満足度の高い料理だった。これだけのクオリティだったら、もっと込んでいても良いと思うのだが……。質的にはとくにケチのつけるようなところはないのだけれど、整いすぎているがゆえに、この店ならでは個性がもっと必要なのかもしれない。駒沢はフレンチ激戦区だしね。 どちらのメニューを選択するかは目的次第。たくさんの種類を食べたい人や、ワインをゆっくり飲みたい人には\5,800のコースがオススメ。今回は3人で3本頼んだけれど、2人が安いコースを頼んだため、ワインがあまり気味になってしまった。もちろん全部飲んだけどね(笑)。 ワインの品揃えは、このクラスの店では悪くない。値付けは2倍ちょい。気持ち高めな気がするけれど、低価格のものも質がよく失望感はない。また3千円台前半から揃えているのには好感を持てるのだけれど、価格中心の段階的な品揃えのため、7千円以下のものは多い方とは言えない。いっそのことワインは\3,800と\4,800の2種類くらいでたくさん用意して、あとは裏メニューでもよいかもしれない。 このクラスの店で1級シャトー頼まないでしょ。ふつう。 いろいろ書いたけれど、都内の田園都市線沿線の中ではお勧めの一店。 気が向いたら投票お願いします→
2008.09.29
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先日渋谷のスカレッタで「生しらすのパスタ」を食べ(そのときのブログ)、さらにデパ地下で購入した「生しらす」を食べ、うまい生しらす食べたい病にかかってしまった。生しらすと言えば腰越(江ノ島のすぐ近く)。生しらすを食べに行くだけにしては遠いけれど、サイクリングを兼ねて行くことにした。当初は横浜の三渓園にも行こうと思っていたのだけれど、天気の悪さとスタートが遅かったことで断念。それにしてもこの日は昼間なのに薄暗い。自宅から湘南までは片道50キロ。海よりのルートを通れば、ほとんどフラットな路面で快適に走れる。直前に標高差100m以下の軽い登りが2度あるだけ。江ノ島だ!腰越には漁港があるので魚のおいしい店がある。「しらすや」が一番有名なのだけれど、いつも行列できるほど込んでいるのが難点。そこで今回は、それほど込んでなく、また前回印象のよかった池田丸へ行くことにした。刺身定食+生しらすやっぱり生しらすと釜揚げしらすはおいしい。鮮度が重要な生しらすは浜で食べるに限る。醤油をかけてもいいけれど、何もかけずに食べるのも甘みを感じられていい。生しらすせっかくここまで来たので、帰りは海岸沿いをゆっくり走りながら鎌倉へ向かうことにした。海岸沿いにはおしゃれなお店が並んでいる。どこに行くか迷ったけれど庭の茶室が印象的な北鎌倉の東慶寺へ。この日はお茶会で庭の茶室がクローズしていた。残念。結構いい時間になってきたので鎌倉を出発。あとはひたすら走るのみ。ランドマークタワーは中間地点多摩川の丸子橋まで来れば、あと5、6キロ本日の走行距離は約105キロ。最近は平地であれば100キロオーバーでも苦にならなくなってきた。やせる計画も着々と進行中。こんどは天気のよいときに行きたい。気が向いたら投票お願いします→
2008.09.28
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デジカメが一般化してから、誰でも1台や2台は持っている時代になった。わたしも数台持っている。デジタル一眼だとNikon D80、D300の2台。コンパクトはFinePix F31fdと、今回購入したCyber-shot DSC-W300だ。ここ数年コンパクトはフジ一筋でF11、F30、F31fdと買い換えてきた。一時期GR DIGITALも持っていたのだけれど、自分の撮影目的に適してないので売ってしまった(操作性はいいのだけれど、高感度時の画質とオートホワイトバランスがイマイチ)。FinePixがよいのは、暗いところでの撮影と圧倒的なバッテリーの持続力。また露出補正もしやすい。購入してから約2年。そこそこ満足して使っていたのだけれど、D300と比べると圧倒的な差を感じることが多い。値段が違うので当たり前なのだけれど、それにしても違いすぎる。となるとデジタル一眼を使いたくなるのだけれど、最近は自転車で遠出することが多いので荷物は少ないほうがいい。写真家の田中希美男さんが自身のブログPhoto of the DayでW300をほめていたのと、奥多摩ツーリングがあったので先日買ってしまった。SONY/ソニー Cyber-shot DSC-W300奥多摩ツーリングから横浜ツーリングまで、1点を除きすべてサイバーショットの画像だ。使ってみた感想としては大満足。いろいろな面でFinePix F31fdを上回っていると感じた。デジカメの評価というと、すぐ「画質」の話になってしまうのだけれど、狭義の画質に興味はない(収差うんぬんとか多少のノイズとか)。正直なところ、最近1年以内に発売されたカメラであれば、それほど画質は違わないと思っている。またプリントするとしてもL版がほとんどだし、ブログでも縮小してアップしているので、細かな違いはわからないことが多い。個人的に重視するポイントは「かんたんな操作で、失敗が少なく、納得のできる仕上がりの写真を撮れること」。わたしの場合、旅行スナップとレストランでの撮影がほとんどなので、撮影自体に時間をかけられないことが多い。そのため「かんたんで、失敗が少ない」というのは重要なポイントだ。写真家の田中希美男さんは、デジタルカメラを使いこなすうえで重要なことは、次の3つの要素だと言っていた。・ホワイトバランス・ISO感度・露出「簡単な操作」を実現するためには、これらの自動機能が優れているほうが望ましい。つまり、- オートホワイトバランスの精度が高く- 高感度撮影が得意で(暗いところでも撮れる)- 自動露出の精度がよいことが条件となる。また手ぶれ補正機能もあったほうがうれしいし、露出補正をしやすいことも重要だ。かっこいいー上記のことを踏まえたうえで、DSC-W300を触った感想は以下のとおり。よい点・かっこいい。所有することに満足感がある。・自動マクロは便利(マクロモードにする必要なし)。・Dレンジオプティマイザーを含め自動露出の精度は納得。・コンパクトとしては高レベルの描写力。・コンパクトのなかでは露出補正の操作がしやすい。わるい点・FinePixと比べると電池の持ちはよくない。でも普通に使うぶんには問題ない。・小さいものにフォーカスを合わせたいとき、思い通りにならないことがある(フォーカスモードを変更してもである)。・オートホワイトバランスの精度は一眼レフと比べると見劣りがする。・メモリースティックであること。メディアが低価格化した今、このことが決定的な問題ではないけれど、プラス数千円の出費になることはマイナス。・ISO6400まで設定可能であるにもかかわらず、ISOオートではISO800までしか上がらない(マニュアルに記載はなく、WebのFAQのみ)。ISO6400は特別だとしても、せめてISOオート1600やISOオート3200のようなものを作って欲しい。FinePixのISOオートではISO1600まで上がる。理想的にはニコンの一眼レフにある自動感度制御があるといい。いろいろ書いたけれどおおむね満足している。また誰にでも適した絶対なものなどはなくて、個性の時代なのだと思う。それで最近面白いと思ったのはEXILIM Z300の自動メイクアップモード。詳しくはリンク先の説明を見て欲しいけれど、レベルを設定するだけできれいな顔に仕上がるようになっている。気が向いたら投票お願いします→
2008.09.24
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先週に生しらすのパスタを食べて以来、おいしい生しらすが食べたくて仕方ない。それで鎌倉の腰越に自転車で行こうと思っていたのだけれど朝寝坊してしまった。時間的に鎌倉はきびしいので、とりあえず横浜へ。自宅からだと方向は同じだけれど、実際のところ何の関係もない(笑)。行きは大通りをあまり通らず、ナビの出した最短距離で行くことにした。うーん、これが失敗。神奈川って山が多いんだよね。急坂を何度か登ることになってしまった。やっぱり海に近い大通りにすればよかった。車通りが多いのはイヤだけれど、帰りは大通り(15号)&多摩川サイクリングロードを使った。出発したときは曇っていたのだけれど途中から晴れてきた。こんなに天気がよくなるなら一眼レフをかついでくればよかったー。中華街はいつも人が多い軽めに飲茶を中華街にあったフードコート食後は港の見える丘公園へ。食後に急坂はこたえるとは思いつつも、頂上がわかっているだけに気も楽。港の見える丘公園は夜になるとカップルばかり。わたしも若いころはムニュムニュ...(笑)。港の見える丘公園付近は外人墓地も含めて見どころが多い。山下公園の氷川丸みなとみらいから以下の三点は川崎の近くから。多摩川の新六郷橋から多摩川大橋付近から気が向いたら投票お願いします→
2008.09.23
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この日は自転車仲間と、日本サイクリング協会主催の東京シティサイクリング2008に参加した。コースは、東京都庁舎前~六本木~銀座~お台場~日本橋~皇居前~国会議事堂前~神宮外苑銀杏並木の約41km。このイベントはレースではなく、自転車に乗ることの良さの普及や、東京の町並みを楽しむことが目的なので、過度な追い越しやスピードの出し過ぎは禁止。集合場所の都庁前に行ってみるとものすごい人数。約2100人いたらしい。家族やグループの参加がほとんどだと思っていたのだけれど単独参加も目立つ。ロードバイクでは、レーシングパンツとレーシングジャージという本気の格好がけっこういた。わたしは寄り道をして寿司でも食べようと思っていたので、自転車用の膝下ズボンをはいていたけれど、ロードバイクでは少数派だった。自転車は高級車が目立つ。10万円以下は少数派。なかにはカーボンフレームにフルカーボンのディープリムといった100万円を超えるものも少なくなかった。ディープリムとは、こういうリム高が高いヤツです。値段も高い。 【ロードホイール】08 SHIMANO シマノ WH-7850-C50-CL 前後セット車種はけっこうばらついていて、ロード、マウンテン、クロス、小径車、etc。ママチャリは見かけなかったけれど、ロードが大多数というわけではなかったし、折りたたみの小径車も目立った(とくにBD-1)。BD-1は、ドイツの折りたたみ小径車。独特形状をしたフロントフォークが印象的。10万円台半ば以上という高額にもかかわらず大人気。わたしも一時期は買おうか迷ってました。競輪の長塚選手のあいさつ。なぜレースクイーンのようなお姉さんが?台風が過ぎて良かったと思いつつもどんよりした曇り。天気予報では夕方から雨らしいので、何とかもってくれと思いながら出発。新宿を出発原宿では信号待ちの自転車大渋滞六本木ミッドタウン新橋駅前のエイドステーション表参道あたりから小雨が降るも、新橋あたりでは少し落ち着いて一安心。今回はこのような補給所が3カ所設置されていた。長塚選手新橋では長塚選手に手渡しでドリンクをもらってしまった。でもまったく気づかない人も多数いた。銀座四丁目交差点この時点で11:00。出発から2時間弱たっているのに10キロちょっとしか進んでいない。このあとお台場の手前にはチェックポイントがもうけられている。11:30に以降に通過した人たちは、お台場に行けずショートカットコースになる。そのため人込みが少なくなったあたりから急にスピードアップ。これまで15kmくらいで流していたのが、急に25km以上になった。われわれは11:23に通過してギリギリセーフ。あとで聞いてわかったことだけれど、ほとんどの人がショートカットコースになったらしい。もう少しでお台場お台場は信号が少なく、また車も少ないので、もっともスピードが出ていたゾーン。お台場の休憩所でバナナを補給フジテレビお台場を過ぎたあたりからふたたび雨が降り出し、こんどは本降り。ヒー。隅田川横の遊歩道は雰囲気がいいコレド日本橋皇居前のパレスサイクリング皇居の前は、毎週日曜日にパレスサイクリングという自転車専用コースになる。レンタル自転車もあって、にぎわっているときが多いのだけれど、今回は雨なのでわれわれだけ。雨の中やっとゴールゴールは神宮外苑の並木道。少しは達成感があるかと思ったけれどまったくない。というか雨がひどすぎて「さっさとゴールしてどこか昼飯を食べに行こう」というのがみんなの総意。ゴールのときにはかなり雨が降っていた。終了後は、アンケートを2枚書く必要があったのだけれど、ぬれてぼろぼろ。あと受付時にTシャツや手提げ袋、ドリンク、協賛各社のパンフレットなどいろいろくれた。でも、バッグがない人にとってはとても邪魔だったと思う。今回はリュックサックをかついでいたので問題なかったけれど、もっとかつぎやすい形のきんちゃく袋などひと工夫あってもよかった。みんなで記念写真(これはわれわれじゃありません)記念写真を撮って昼食へ。お気に入りのハンバーガー屋KUA'AINA青山店へ。ここのハンバーガーは高いけれどうまい。まとめ自宅までの往復を入れれば約65km。そこそこな距離なのだけれど、奥多摩を経験したあとでは何とも物足りない。天気がいいときはどうなのだろうと興味はあるけれど、これが最初で最後かな。もっと和気あいあいな走りを想像していたのだけれど、悪天候もあってとりあえずこなすというムードだった。気が向いたら投票お願いします→
2008.09.21
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渋谷のイタリアン「スカレッタ」へ行ってきた。3回目の訪問だけれど、前回は立食パーティーで、その前は5年以上昔。ということで、ほとんど初めてのようなもの。場所は、渋谷と表参道の中間地点、ちょうど青学から少し渋谷寄りの路地裏にある。内装は白を基調にした上品なもの。入り口近くにはカウンターもあり、アラカルトでちょっとつまんでワインを少々というような使い方にも対応している。料理は- プリフィックス \6,500- シェフおまかせ \8,500というコースと、アラカルトがある。シェフおまかせのほうが2皿多いけれど、コース全体のボリュームは同じとのこと。いろいろな種類を食べてみたいということで、みんな「シェフおまかせ」にしてみた。ガスパチョアジのマリネからすみと駿河湾産生しらすで和えた冷製フェデリーニソテーした魚 何の魚かは失念鴨ミンチのオープン・ラビオリローストした子羊に生ハムを巻き付けてある。その上にトリュフ口直しレモンのセミフレッドバナナ こちらは友人が頼んだドルチェ。味見させてもらったけど、こっちのほうが好き。味わいとしては、そこそこのクオリティーを感じるものの、全体的にポーションが小さい。小量多皿構成は嫌いじゃないのだけれど、それにしても小さすぎる。それぞれの料理において、しっかり味わいを感じられる最低限のボリュームはあると思うのだけれど、生しらすのパスタと魚のソテーは、その限界を下回っていたと思う。今回の目的は生しらすのパスタだっただけに、3口くらいで食べ終わってしまいそうな少なさにみんながっかり。全部を食べ終われば、そこそこおなかいっぱいになるのだけれどねえ。シェフおまかせコースが毎回このポーションならば、小食の女性、それもたくさんの種類を食べたい人向けのコースだと思う。普通のかたならば、プリフィックスかアラカルトをすすめたい。飲んだワインの数々今回はイタリアワイン通の友人がいたのでワインはおまかせ。ワインリストはほとんど見ていないけれど、少し高めの値付け。\5,000以下はほとんどなく小売りの2.5倍くらいか?200? Oltrepo Pavese Riesling Vigna Martina(Isimbarda) - Lobardia200? Riviera Ligure di Ponente Vermentino(La Rocca di San Nicolao) - Liguriaバルベーラ?バローロ白は、なかなかおいしい。イタリアのリースリングは、ドイツよりもフランスに近い。赤もそこそこおいしかったのだけれど、しっかりした個性とまでは言いづらい。結局4人で、ボトル4本とグラス4杯、食後酒3杯飲んで2万円弱。リストの中では安めのワインを中心にセレクトしたのだけれど、イタリアンとしてはけっこうな額になってしまった。前日のカーヴ・デ・ヴィーニュがよかっただけに、料理やワインの単独評価、価格を含めた総合的な満足度、すべての面で見劣りがした。生しらすのパスタはリベンジマッチがしたいのだけれど、こんど行くとすればアラカルトを少しつまんで、ワインを少し飲んで退散か。おいしい生しらすが食べたくなってしまった。鎌倉にでも行っちゃおうかな。気が向いたら投票お願いします→
2008.09.19
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この日は、銀座カーヴ・デ・ヴィーニュでhirozeauxさんたちと飲み会をした。NV Pierre Peters Blanc de Blancs Grand Gru Brutピエール・ペテル ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ ブリュットLe Mesnil sur Oger, Champagne, France - 辛口泡白ブルゴーニュのような渋いエチケット。この造り手はお初なのだけれど、けっこう評判がよいらしい。とくに「シェティヨン」というトップキュヴェはソムリエもほめていた。ル・メニルの中には異様に酸っぱいものもあるなか、こちらは中庸な酸のレベル。ブラン・ド・ブランらしい繊細さがあり、凜とした中にも色白の繊細さ。安心する仕上がり。初めて飲むRMの中では印象の良いほう。【ワイン 発泡】キュヴェ・ド・レゼルブ ブリュット ピエール・ペテルス 750mlキュヴェ・スペシャル“レ・シェティヨン” ブリュット[2000](泡白)ピエール・ペテルスシェティヨンの値段を調べてみると1万円ちょっと。それほど高くないので買おうかと思ったら、どこも売り切れ。ガクッ。Roussette de Savoie Frangy(Domaine Lupin)ルーセット・ド・サヴォア・フランジー(ドメーヌ・ルパン)Savoie, France - 辛口白後半に備えて「安くておいしいの」とリクエストして出てきたうちの1本。サヴォアのワインなんて初めてか2回目くらい。ジュラは、そこそこ飲んでいるのだけれどなあ。サヴォアがどこにあるか地図で確かめてしまった。ボジョレーやマコンの東側、スイス国境にあるレマン湖の近く。ジュラの南側なんですな。シャンパーニュがドライだったこともあり、続けて飲むと少し甘く感じる。とはいえ辛口の範疇。今まで飲んだジュラのシャルドネやサバニャンはブルゴーニュライクだと思ったけれど、こちらはロワールライク。ブラインドで当てるのは絶対無理。軽めのボディながら、ほのかに甘いふくよかさと透明感があり、お店での値段を考えれば好印象。2000 St-Nicolas-de-Bourgueil Les Graviers V.V(Yannick Amirault)サン・ニコラ・ド・ブルグイユ レ・グラヴィエール V.V(ヤニック・アミロ)Loire, France - 赤辛口今飲みごろでオススメといわれたうちの1本。ヤニック・アミロは、昨年もこの店で飲んだよなと思ったら、ビンテージまで同じワインだった(そのときのブログ)。そのときも印象はよかったのだけれど、ボトル差なのか1年たった効果なのか、まさに満開。あふれる芳香。適度な熟成感。濃すぎないけれど力もある。カベルネ・フラン特有の青さも抑えめ。レストラン価格で1万円以下のワインとしては驚愕のおいしさ。しっかりしたソムリエのいる店はだから楽しい。ロワールの赤を飲んだことが無い人はビックリすると思うし、サンテミリオンの上位シャトーとも十分渡り合える。もともとロワールの赤は好きだけれど―――フランもピノも―――やっぱりいい。個人的な本日のNo1。アミロのワインを探す>サン・ニコラ・ド・ブルグイユ ラ・ミーヌ[2005]イャニック アミロー1998 Clos de Vougeot(Alain Hudelot Noellat)クロ・ド・ヴージョ(アラン・ユドロ・ノエラ)Bourgogne, France - 赤辛口クラシカルなスタイルということでアラン・ユドロ・ノエラ。少し落ち着いた酒質で、ややこもったようなタンニンがあるものの、ピノらしい凜としたものを感じる。十分おいしいのだけれど、ヤニック・アミロが満開だっただけに、逆順で飲んだほうがよかったかも。こちらを今日のNo1にした人もいました。カツオのマリネ オリーブオイルを使って、和じゃなく仕上げているのがいい。ボリュームもたっぷり。カキと馬肉のタルタルをイカに詰めてフライにしたもの これはこれでおいしいけれど、普通のタルタルのほうが好み。トンブ産うずら、栗おこわ詰め このウズラはおいしい。ナポリタン この店の必殺剣。ナポリタンの概念を超える素晴らしさ。以前これを食べてから、家でもナポリタンをよく食べるようになりました。レベルが違うけどね。けっこうボリュームがあったにもかかわらず、おかわりしたいという人も。ワインも料理も、毎度のこと満足度が高い。信頼できる店ってのはいいですね。そして、みなさんありがとうございました。福岡で何かあるときには遠征させていただきますよ。気が向いたら投票お願いします→
2008.09.18
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前回からの続きで、今回がラストのPart4。数馬の湯を出発すると、ぽつぽつ雨が降ってきた。坂を下りきるまでの20キロ強、武蔵五日市駅あたりまでもってくれればと思っていたけれど、そんなに甘くはなかった。雨脚は徐々に勢いを増してくる。今年の春に、もう少し下流の瀬音の湯に来たときも、温泉から出たら土砂降りになった(そのときのブログ)。前回のデジャブーであるかのように、温泉を出たら雨がひどくなってきた。雨のライディングは経験済みなので、それほど焦りはないけれど、せっかく飛ばして下ろうと思っていたのに大誤算だ。雨がひどくなってきたので雨宿りをする。檜原村は、2回来て2回とも雨。うーん。武蔵五日市駅に近づくほど雨は少なくなる。駅前はカラッと晴れているし、路面も濡れていない。なんだかなあ。山の天気は難しい。靴の中はびちょびちょなのに。前回より雨量が少なく、範囲も狭かったことを感謝すべきなのだろう。雨に遭遇しながらも順調に進めたので、前回と同様に東秋留の燈々庵へ行くことにした。遅かったこともあり予約も取れた。1Fの待合はギャラリーになっているこの日(9/14)は中秋の名月ということで、月見らしい飾り付けだった。これを見ながら食す。前回は\4,200のコースだったので、今回はお店の人が主力だという\5,775のコースを注文。前菜 夜長月漆大皿七種盛り椀盛 胡桃豆腐茸柿細根大根柚子造り 戻り鰹 岩魚 焼き占地 岩魚の刺身なんて初めて食べた中皿 無花果甲州煮胡麻味噌がけ 干しマスカット焼き物 子持ち鮎 味噌祐庵焼き 子持ちの鮎は初めて。少し甘いタレが塗ってある。でも個人的には塩焼きのほうが好き。焚合 里芋三枚肉煮おろし 舞茸水菜針柚子揚げ物 季節の天ぷら三種(柿、銀杏、あけび?) 果物の天ぷらも面白い酢の物 生海月長芋りんご ひきおくら丁字山葵酢栗ご飯、茗荷の味噌汁水物 有の実コンポートヨーグルトムースオレンジママレードざくろミントサービスや雰囲気、食事には満足しつつも、1ランク安い\4,200のコースと差を感じるかといえば難しい。異なる時期なので単純な比較はできないのだけれど―――総合的な満足度は変わらないし、食材や料理のレベルの差も感じない。今回のほうが2皿多いけれど、量的には\4,200のコースでも十分。総合的な満足度が変わらないとすれば、約\1,500ほど安い「椿のコース」に魅力を感じる。くしくも前回のコメント↓が現実のものとなってしまった。アルコールを飲みながらじっくり過ごすならば、あと2品多い\5,775のコースでもいいかもしれない。個人的には、いっそのこと2倍の\8,400のコースに興味あり。これだと食材のクオリティが上がりそう。遅めのランチを終えて、さあ出発。自宅まで、あと40キロだ。帰りは玉川上水沿いを進む。ここは車や信号の数が少なくて走りやすい。武蔵五日市からゆるい下り勾配なのでペダルをこぐのは楽だけれど、やはり遠い。延々と玉川上水が続くようやく三鷹に到着。こちらでもお祭りをしているようだ。夜の7時過ぎにようやく到着。本日の走行距離は約70km。2日間合計で約190km。1日目のヒルクライムはつらかったけれど、よい意味でも悪い意味でも収穫のあったツーリングだった。それに少しやせたのもうれしい。Part4まで、ご愛読ありがとうございました。Part1から読んでみる。気が向いたら投票お願いします→
2008.09.16
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前回からの続き。一晩泊まって翌朝。朝食は標準的ながらも漬け物がおいしい。この日は神社のお祭りで赤飯が追加で出てきた。朝は都民の森へ。宿からは3、4キロなのだけれど、急な登り坂なので路線バスで移動。完全に弱気になってます。というか、プロでも実業団レーサーでもないわれわれが、そんなMっ気を発揮する必要はないのだ。とはいえ、バス停で立っていると、そろいのジャージを着た自転車乗りが、ぐいぐい登って行く。みんなシェイプされて、お尻の小さいやせ型体形。努力の違いもあるけど、根本的な違いをあらためて認識する。バスは、エンジンを唸らせながら急坂を登って都民の森へ。都民の森は国立公園の一部で広大な森林だ。以下、都民の森の説明。奥多摩三山の最高峰・三頭山(みとうさん)の中腹、標高1,000~1,500mに広がる都民の森は、四季折々に変化する景観やさまざまな動植物などにふれあえる自然の宝庫です。197ヘクタールの広大な森林は、「出会いの森」 「生活の森」「冒険の森」 「野鳥の森」 「ブナの森」 の5つのゾーンに分かれています。てっきり有料だと思っていたら入場無料。バスも数馬都民の森間は無料で少々ビックリ。シカにタヌキにモモンガ、ムササビ。多くの動物がいるらしい。初級者向けから上級者向けまでいろいろなコースがあるのだけれど、今回はもっとも初心者向けで時間のかからない「三頭大滝コース」へ。往復1時間弱のトレッキング。このコースはウッドチップが敷いてあってとても歩きやすい。爆走二輪、四輪の音が耳障り。あと、もっと晴れていればなあ。ここの道はセラピーロードと名付けられているように、心地よい空気がたっぷり。もう少し早い時期なら、きれいな花がもっと咲いていたようだ。この橋の右奥に滝三頭滝 いずれはこの流れが多摩川へ滝より上流へ向かう。標高1000mオーバーなのに、この水量の多さは見事。それだけ水を蓄えられる能力のある森なのだろう。一時間半ほど散策して宿に戻る。写真はないけれど、都民の森の川にはヤマメがたくさんいた(釣り禁止)。これほど源流にいることに感銘。帰りは、この日がお祭りの九頭龍神社に立ち寄ってみた。下の写真は今回泊まった「古民家の宿 山城」。前の庭が狭いこともあって全景を写せなかったけれど、なかなかおもむきのある建物。宿の人に見送られて出発。またいつか来たい。自宅までは70km。帰りは下りが中心だけに、気持ちは軽い。こちらも昔ながらの建築で有名な「たから荘」昨晩行き損なった「数馬の湯」へ。温泉系のサイトでは泉質が弱いとあまり評価されていないようだけれど、やはりそんな感じ。露天は、温泉ではなくて薬草湯だった。ここで昼食をとろうと思っていたけれど、雨が降りそうだったのですぐに出発。ところが、やはり雨に降られるのだった。次回へつづく。気が向いたら投票お願いします→
2008.09.15
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前回からの続き。日原鍾乳洞をあとにして奥多摩駅に戻り、青梅街道を奥多摩湖方面へ向かう。これまで何とかこなしてきた青梅街道も奥多摩湖に近づくにつれて斜度が急になってくる。トンネルが多いのと大型車が多いので、なかなか怖い。小河内ダム あと少しで奥多摩湖一生懸命ペダルをこいでいるうちに奥多摩湖に到着。小河内ダムが見えたときにはうれしかった。ここまで100km弱。おー! 湖畔だスタート時には重かった足取りも、100km走って逆になめらかに。フラットな道路とも相まって足がまわるまわる。このあと地獄が待っているのだが...。湖面の映り込みが美しいドラム缶橋 高校生のころ、釣り&キャンプでよく来ました奥多摩湖をぐるりと半周し、いよいよ今回のクライマックス。奥多摩周遊道路(旧奥多摩有料道路)のヒルクライム。三頭橋を渡って標高差約600mの峠越え。登りはじめは、それほどきつくない一定な登りが続くので何とかなっていたけれど、登るにしたがって急になってくる。数百メートル走るたびに休憩。一日の最後に一番つらいところを持ってきたのはコース選択のミスだった。また、ただでさえ体重があるのに、重いリックを背負って、自転車はノーマルクランク(あまり軽いギアがないって意味です)。つらすぎです。新しいホイールとコンパクトクランクが欲しくなってしまった。それにここは2輪4輪の走り屋が集まる場所。サーキット並みにかっとんで来る車やバイクが怖い。巻き添えを食らうのもイヤなので、コーナーですれ違わないように停止する。路肩で沢ガニを発見月夜見第一駐車場からの風景 奥に見えるのが奥多摩湖。最高到達点まではあと少し。山頂付近に到達したときには、かなり真っ暗。あとは下りだとはいえ、街灯のない道路&自転車のへなちょこライトではとても厳しい。チェックイン予定時刻を一時間以上過ぎて、ようやく宿に到着。もっと日没時間を考えておけばよかった。体力は残っていたのだけれど、疲労の蓄積と精神的な疲労が大きい。この日の走行距離は120km。到着できて一安心。それにしても、疲労で手が震えて宿帳も思い通りに書けない。この日泊まったのは古民家の宿 山城。「1336年 数馬発祥の館」というキャッチフレーズもあるように歴史のある宿らしい。とはいえ現在の建物はそれほど古くはなく何回か立て直しや修復されているように感じる。皇太子様も若いころに来たことがあるようだ。数馬には、たから荘や兜家旅館など、ほかにも歴史のある建物を利用した旅館や民宿がある。近くに日帰り温泉があるのだけれど、疲れていたので内風呂で汗を流してさっそく食事。派手さはないけれど、山の味覚を存分に感じる食事山の旅館であまりいい思いをしたことがかなったので、それほど料理は期待していなかったのだけれど、びっくりするくらいおいしい。それに宿の人の対応にはとても好感が持てる。休日料金で\9,700は格安だと感じた。昼食だけの営業もしているので近くに来た方はぜひどうぞ。つまみ系が多くて酒がすすむヤマメの塩焼きヤマメの骨酒 エキス分たっぷり。オススメ!山菜の天ぷらご飯もおいしい。相当量があったのに完食明日に備えて体のマッサージをして爆睡するのだった。次回へつづく。気が向いたら投票お願いします→
2008.09.14
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自転車友達と泊まりで奥多摩・檜原村ツーリングに行ってきた。今回の予定は以下のとおり。1日目:二子玉川→多摩川サイクリングロード経由で羽村→奥多摩駅→日原鍾乳洞→奥多摩湖→奥多摩周遊道を抜けて檜原村数馬2日目:檜原村数馬→秋川渓谷→拝島→玉川上水沿いを通って三鷹→自宅2日間の予定走行距離は200km弱。距離的には大丈夫だと思いながらも、奥多摩の山登りは大変そう。なんと言っても今まで行ったことがあるのは奥多摩駅一歩手前の鳩ノ巣駅(標高約300m)までなのだ。今回は奥多摩湖(標高約550m)、日原鍾乳洞(標高約650m)、月夜見山(標高1146m)という経験したことのない山登りをしなければならない。日原鍾乳洞は寄り道ルートだけれど、月夜見山は超えないと宿に着かないだけに厳しい。とはいえ楽天的な性格のせいか、何とかなるだろうと思い出発となった。二子玉川を出発!走り始めて10kmあたりですでに足が痛い。普段大丈夫な距離なのに何でだろうと考えると、しっかり心当たりがあるのが情けないところ。・前夜はアルコールを飲まないと決めたのに、しっかりボトル1本以上開けてしまった。・後輪の空気を入れ忘れた。・疲労回復やエネルギー補給のために、今回は普段買ったことのない高価なサプリメント類を大量に持参しすぎて、それが重い。【SPAP0912P02】PowerBar[パワーバー]エナジーバー(バナナ味)★特価★アミノバイタルゼリー スーパースポーツ 100g聖蹟桜ヶ丘の府中四谷橋休憩地点の聖蹟桜ヶ丘で後輪をチェックするとあきらかに空気圧が低い。ハンドポンプでは全然入らないので、初CO2ボンベ使用(携帯用のハンドポンプではあまり高圧まで入りません)。親指大の小さなボンベなのに、しっかり高圧まで入ってくれるのは頼もしい。今回は一眼レフを持ってくるのをあきらめたのに、サプリメント類の重さがこたえるのは何とも情けない。ということで荷物の軽そうな人に一部を持ってもらうことにした。出発するとあきらかに軽い。空気圧の影響が一番大きいと思うけれど、いきなり快適になった。また荷物の重さにはしきい値のようなものがあるのかもしれない。羽村の玉川上水分岐 ここが玉川上水の始まり。青梅駅周辺 出発して約45km。このあたりまでは少し登り坂がありながらも楽。奥多摩駅前のソバ屋で昼食 出発して約65km。青梅を超えてから登りがきつくなるも、まだ余裕。昼食後は日原鍾乳洞へ。ココは本日最初の難関。ルートからそれて片道10km、往復20km、標高差350mの登り。登りはじめるといきなり10%を超える急坂。最初からやる気がなえる。こんなのがずっと続くと思うとおそろしい。とはいえ普通に計算すれば、平均斜度は0.35km/10km=3.5%。10%の坂ががずっと続くわけはないのだけれど、ヘビー級のわたしにとっては何ともしんどい。個人的には、継続的に何とか登っていけるのが5%くらいまでで、10%近くになるとしょっちゅう休憩を入れたり、たちこぎ(ダンシング)をしたりする必要があります。大沢国際釣場トロッコのような貨車が走ってたかなりバテバテ。ずっと平均斜度だったらいいのだけれど、そうじゃないところが憎らしい。ラスト2キロになったところで小さな集落へ到着。ここからフラットな路面。あと2キロ登らなければいけないと思っていただけに何ともうれしい!日原鍾乳洞は関東随一の鍾乳洞で、年間を通じて約11度に保たれている。ビンディングシューズからサンダルに履き替え入場(\600)。自転車で温まった体だからいいようなものの、かなり寒い。日原鍾乳洞水琴窟インディージョンズやハムナプトラに出てきそうな洞窟一通り全部まわろうと思うと、ものすごく急な上り下りの階段が一部あるので、滑りやすい靴やヒールのある靴は危険。サンダルを持ってきてよかった。この部分を通らないこともできる。以前沖縄で行った鍾乳洞はずいぶんきれいだったような気がするのだけれど、ここはほとんど灰色で目の覚めるような美しさはない。鍾乳洞を出ると、なんと小雨。それに、まだ昼間だというのに夕方のように薄暗い。スリップに気をつけながらも、なんと帰りの楽なこと。道が細いのであまり飛ばせないけれど、1時間以上かけて登ったところを1/3くらいの時間で降りてしまった。次の経由地点、奥多摩湖に向かうのだった。次回へつづく。気が向いたら投票お願いします→
2008.09.13
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目白の永青文庫に自転車で行ってきた「白隠とその弟子たち」平成20年6月28日(土)~9月15日(月・祝)早稲田大学近くで見つけたガウディ風の建物永青文庫付近には見どころが多い。新江戸川公園、講談社野間記念館、椿山荘、etc。講談社野間記念館の周辺マップが参考になる。このあたりは細川家や黒田家などの大名家が所有していた土地で、がけの斜面にあるせいか、緑が多く残っている。講談社野間記念館の一部?永青文庫は、今年の2月に続き2回目(前回のブログ)。緑豊かな茂みのなかにクラシカルな西洋建築がたたずむ。内部は、昭和初期のおもむきを残す素晴らしいもの。永青文庫展示作品が少ないのは残念だけれど、やはりここは好きな美術館。大きな美術館や現代建築の美術館にはない落ち着きがある。定期的に特別展をやっているけれど、そういうことではなく、余裕を持って訪問し、周辺の散策も兼ねてゆっくり楽しみたい。前回は周辺を散策しなかったので、今回はとなりの新江戸川公園を散歩。無料では入れる公園なのに日本庭園風のきれいな景色。池にはエメラルドブルーの鳥がいた。新江戸川公園椿山荘の庭も散歩したかったのだけれど、そのあとの予定が詰まっていて断念。こんどは椿山荘でちょっと豪華なランチでもしたい。今回はすべてFinePix F31fdで撮影。自転車だと荷物の関係でコンパクトデジカメ(コンデジ)になってしまうことが多い。でもD300の高画質を見慣れていると何とも心もとないんだよね。ブログ用なので、画素数うんぬんじゃなくて、色調というのか色の再現性が気に入らないのだ。ってことで、新しいコンデジが欲しい! 最近気になっているのは写真家の田中希美男さんがブログPhoto of the DayでほめていたCyber-Shot W300。SONY/ソニー Cyber-shot DSC-W300レンズ性能も良さそうだし、おまかせシーン認識やDレンジオプティマイザーで失敗の少ない写真が撮れそう。ソニーのカメラは初めてなので、メディアの買い直しはイヤだけれど、今どきメディアのためにカメラの選択を変えるのもナンセンスだしね。今月はいくつか小旅行の予定があるので買ってしまいそうである。気が向いたら投票お願いします→
2008.09.06
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