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この日は年内最後のワイン会。いつもの通りブラインド。2000 Vilmart Ceur de Cuveeヴィルマール クール・ド・キュヴェChampagne, France - 白泡辛口この前飲んだキュヴェ・クレアシオン98の方がよかった。1989 Alain Robert Le Mesnil Reserve Tete de Cuvee Magnumアラン・ロベール リザーヴ・テート・ド・キュヴェChampagne, France - 白泡辛口今までシャンパーニュでは経験したことがないフランスパンの皮をほうふつさせる香ばしさ。2005 Irouleguy Blanc Hegoxuri(Domaine Arretxea)イルレギー・ブラン エゴクス(ドメーヌ・アレチェア)Sud-Ouest, France - 赤辛口55%グロ・マンサン、35%プティ・マンサン、10%プティ・コルブ。超変化球。ロワールのSBにしては甘みがあるなと思ったら南西のイルレギー白。そういえば以前イルレギーを飲んだときソーヴィニョン・ブランに似ているって思ったっけ。ナチュラルでなかなかいいワイン。2002 Meursault Les Chevalieres(Y.Clerget)ムルソー・レ・シュヴァリエール(Y.クレルジェ)Bourogogne, France - 白辛口不思議な味のムルソー。1979 Astre(タケダ・ワイナリー)Japan - 赤辛口レモン汁は言い過ぎだけれど、とても酸っぱいワイン。オープンされてびっくり。タケダワイナリーの79。それもブラッククイーン。飲みごろは超えているけれど、いやな劣化感はなく、30年前のワインとしては立派。ソムリエも、コルクは短いけれどとても質がいいと感心していた。2005 Spatburgunder(Meyer-Nekel)シュペート・ブルグンダー(メイヤー・ネケル)Ahr, German - 赤辛口2001 Cote-Rotie(Rene Rostaing)コート・ロティー(ルネ・ロスタン)Cote-du-Rhone, France - 赤辛口まったくコート・ロティーらしくない。ルネ・ロスタンどうしたのか?1972 Coteaux Champnois Bouzy Rouge(Bernard Tornay)コトー・シャンプノワ ブジー・ルージュ(ベルナール・トルネ)Champagne, France - 赤辛口このあたりになるとだいぶ味わいの記憶が...。飲んだことは完全に覚えているのだけど。NV Maximin Grunhauser Sekt(von Schubert)マキシミン・グリュンホイザー ゼクト(フォン・シューベルト)Mosel-Saar-Ruwer, German - 白泡辛口マキシミン・グリュンホイザーのゼクトがあるとは知らなかった。泡は弱めで、少し甘めで独特の味。2000 Le Capricieux du Domaine Macon Pierreclos(Guffens-Heynen)レ・カプリシュー・デュ・ドメーヌ・マコン・ピエールクロ(ギュファン・エナン)Bourgogne, France - 白甘口持参品2。ギュファン・エナンがリリースした甘口ワイン。デザートワインのつもりで飲んでみると、それほど甘くない。500mlで1万円近い値段は高い。この日のメインはシャラン鴨気が向いたら投票お願いします→
2008.12.29
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10月以降に家で飲んで印象に残ったワインシリーズもこれで最後。2005 Pernand-Vergeless 1er Cru Les Lavieres(Chandon de Briailles)ペルナン・ヴェルジュレス プルミエ・クリュ レ・ラヴィエール(シャンドン・ド・ブリアイユ)Bourgogne, France - 赤辛口Profile: 地味だけれど、なかなかいいワインを作っているシャンドン。2004年には訪問したこともある。同じ血筋のモエ・エ・シャンドンは大人気なのに、こちらは生産地のマイナーさもあって、イマイチ人気がない。先日飲んだ01も素晴らしかった。 Impression: ぷるんとした口当たりと、2005年らしい果実味の豊かさ。もともと派手な作りではないのでゴージャスじゃないけれど、2005年の恩恵を生かしながらも抑制のきいたふくよかさ。奥深さ。若いながらも今飲んでおいしいと感じる味わい。約5千円と安くはないけれど十分納得の味わい。05は楽天にないけれど、ほかのビンテージもお試しあれ。ほかのドメーヌのように値上がっていないし、売れ残ってセールになっていることもある。また白のコルトン・ブランもおすすめ。シャンドンのペルナンを探す>シャンパンで有名な、モエ・エ・シャンドン家の甥っ子、ニコライ伯爵とその夫人がオーナー。【...気が向いたら投票お願いします→
2008.12.28
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1998 Vilmart Cuvee Creationヴィルマール キュヴェ・クレアシオンChampagne, France - 白泡辛口\11,000, 松澤屋, 2008年11月購入Profile: ランスの近くのリリー・モンターニュというちょっとマイナーな畑(一級畑)ながら、評判の高いRM。ビオロジックによる栽培と、「木樽発酵、樽熟成」が特徴。このクレアシオンは、たしか上から2番目くらいのキュヴェでシャルドネ80%、ピノ・ノワール20%。 Impression: 「ミニ・クリュッグ」クリュッグのような端正なストラクチャは持っていないのだけれど、比較的しっかりしたボディと複雑さ、そしてバランスのよい味わいは、一口飲んだ瞬間「うまい」と思ってしまう。今年、自宅で飲んだシャンパーニュのなかでは印象に残る一品。気が向いたら投票お願いします→ヴィルマールのキュヴェ・クレアシオンを探す>樽を使ったシャンパーニュとしてRM No.1フランスでは争奪戦の「レコルタンのクリュッグ」【1箱...
2008.12.27
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2007 シャトー・メルシャン甲州グリ・ド・グリ(メルシャン勝沼ワイナリー)山梨, 日本 - ロゼ辛口\2,422, メルシャン勝沼ワイナリー, 2008年11月購入Profile: メルシャン勝沼ワイナリーに見学に行ったときに買った一本。「グリ・ド・グリ」とは「灰色の灰色」。直訳するとなんのこっちゃだけれど、甲州のような赤みを帯びたブドウから作ったロゼワインのこと。甲州は白ブドウながら軽く赤みを帯びていて―――白ブドウと黒ブドウの中間色であることから―――灰色と表現することがある。 Impression: あったりー!甲州というと、ライトでキリリとしたものが多いなか、これはふくよかで地味深くチャーミング。甲州としてはボディがあり、さらに柔らかな味わいは、とても甲州だとは思えない。甲州で、こんなワインもできるんだと感心。日本のワインが好きな人は一度は飲んでみるべきワインだと思うし、そうじゃない人にとってもおもしろいワインだと思う。メルシャン甲州グリ・ド・グリを探す>シャトー メルシャン 甲州 グリ・ド・グリ[2007]気が向いたら投票お願いします→
2008.12.26
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このブログは、ワインを主体に旅行や絵画鑑賞で始めたのだけれど、今年(2008)年は旅行や散歩、カメラ主体に、あとはワイン会、おまけで自宅ワインのようになってしまった。おかげで、自宅で飲んだワインの多くを紹介できなかった。ということで、多少の反省を込めて10月以降に自宅で飲んだワインのなかから、印象に残ったものをいくつか連続で紹介することにする。1999 Condrieu Coteau de Vernon(Georges Vernay)コンドリュー・コトー・ド・ヴェルノン(ジョルジュ・ヴェルネイ)Cote-du-Rhone, France - 白辛口\6,500くらい, よしや, 2002年6月購入Profile: ジョルジュ・ヴェルネイはコンドリューのスペシャリストにして、トップ生産者の一つ。いろいろな種類のコンドリューを作っているけれど、このコトー・デュ・ヴェルノンはトップキュヴェの一つ。購入直後に飲んだときには、コンドリューらしいアロマティックな芳香が爆発していた。 Impression: 昔はよく買っていたのだけれど、最近ご無沙汰なコンドリュー。かなり前に買っていただけに、どうなんだろうと不安になりながら開けてみた。不安とは正反対に、口に含んだ瞬間わかる「フィネスたっぷり」の液体感。購入直後に飲んだときに感じた圧倒的な芳香はずいぶん静まり、ヴィオニエらしさはだいぶなくなっているけれど、白ワインとして素晴らしい。中程度のボディに、落ち着きのある品位のある香り。ブルゴーニュグランクリュ的な強さではなく、どちらかと言えば超一流のアルザスやロワール的品位。上品な液体。お香のような瞑想感。若いときとどちらが好きかは好み次第だけれど、こんなになっているとは驚き。熟成の入ったヴィオニエでは一番びっくりした。ヴィオニエと当てるのは難しいかもしれない。ジョルジュ・ヴェルネイのワインを探す>コトー・デュ・ヴェルノンは楽天では品切れ。となるとVdTか、ちょっと下のコンドリューあたりがおすすめ。VDPコリーヌ・ロダニエンヌヴィオニエ“ピエ・ド・サムソン”白 2002コンドリュー“テラス・ド・ランピール”白 2005気が向いたら投票お願いします→
2008.12.25
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前回、今回と昔のワイン会のことを書こうとしたら、味わいをほとんど覚えていないワインが多い。ということで、さくっと書かせていただきます。ほぼ毎月定例のブラインドワイン会。NV Jacques Selosse Brut INITIALジャック・セロス ブリュット・イニシャルChampagne, France - 白辛口先日お店で飲んだときには感動するくらいに素晴らしかったセロスのイニシャル。ところが、これは全然イマイチ。最近飲んだセロスは当たりが多かったのに、ここまで落差があると手を出しづらい。とはいえ、当たったときのセロスはすごいだけに捨てきれないんだけどね。ちなみに前回飲んだセロスのイニシャルは、年間ベストシャンパーニュ候補。セロスのイニシャルを探す>新入荷![N/V] ジャック・セロス ブラン・ド・ブラン イニシャル 750ml[N/V] Jacques Selosse I...安いところだと1万円台前半であります。2007 山梨大学甲州(メルシャン)山梨, 日本 - 白辛口勝沼のメルシャンに見学に行ったときに買ったワイン。きいろ香りにも通じる洗練、ソーヴィニョン・ブランっぽさ。甲州としては少し厚みがあり、ソーヴィニョン・ブランっぽいフルーツを感じる。2千円前後の甲州としては、なかなかの品質。1人だけ飲んだ瞬間「甲州」とずばり当てました。2006 Bourgogne Hautes-Cotes de Nuites CLOS SAINT-PHILIBERT(Meo-Camuzet)ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ クロ・サン・フィリベール(メオ・カミュゼ)Bourgogne, France - 白辛口90年代後半のクロ・サン・フィリベールは結構タイプだったのだけれど、これはマッチョで樽々。なんだこりゃ。まずいと言うよりは、コテコテの作りにびっくり。近年の作りは、こうなってしまったのか。寝かせてどれだけ変わるかだけれど、何とも言い難い。2003 Sammarco(Castello dei Rampolla)サンマルコ(カステロ・デイ・ランポーラ)Toscana, Italia - 赤辛口ランポーラのボルドーブレンド。ブラインドで飲むと、イタリアっぽさ十分。てっきりサンジョベーゼ主体のスーパータスカンだと思ってしまった。実際の品種構成はCS90%, SB5%, M5%。まだ力強い。ランポーラのサンマルコを楽天で探す>2004 Cuvee Mythique Limited Releaseキュヴェ・ミティーク リミテッド・リリースCorbieres, Languedoc, France - 赤辛口ミティークの特別ワイン。どんな味だったか...。ディテールは失念。ミティークが千円台半ばで、こちらは4千円弱。しっかりしたストラクチャがあり、ノーマルの2倍以上の値段は納得できる品質だったと思う。2001 Pernand-Vergeless 1er Cru Ile des Vergelesses(Chandon de Briailles)ペルナン・ヴェルジュレス プルミエ・クリュ イル・ド・ヴェルジュレス(シャンドン・ド・ブリアイユ)Bourgogne, France - 赤辛口これまでイマイチ不調のワインが多かったなか、ブルゴーニュらしさを感じるいいワイン。繊細でほどよい熟成が入って「ほっ」とする。シャンドンはいいワインを作っているのに、アペラシオンのマイナーさもあって、リーズナブルに買えるワインが多い。少し贅沢な家飲みやビストロにはとてもいいワインだと思う。シャンドンのペルナンを探す>気が向いたら投票お願いします→
2008.12.24
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これまたずいぶん前にやった銀座ワイン会。メモをとっていなかったこともあり、かなり記憶が薄い。NV Ulisse Colllin Blanc de Blancs Extra Brutユリス・コラン ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット普通というか、みんな落胆していたような...。以前飲んだことがある人に聞くと、もっといいボトルもあるようだ。2002 Vin d'Alsace Edel de Noel(Gerard Schueller)エデル・ド・ノエル(ジェラール・シュレール)たしかシャン・デ・ゾワゾーのブドウを使ったシュレールの限定キュヴェ(白?ロゼ?)。リリース直後くらいに飲んだときは、変わった味わいだと思ったような気がする。数年たっていることと、黒ブドウを使っていることもあり、やばいくらいに濃いイエロー。香りもちょっと怪しかったので、だめになっているのかと思ったら、味わいは健全。というか、落ち着きと奥行きが出て、かなりおいしくなっている。このようなレアアイテムを持ってきていただいた方に感謝。2006 Puligny-Montrachet(Bouchard Pere & Fils)ピュリニー・モンラッシェ(ブシャール・ペール・エ・フィス)ふつーかな。2001 Oltrepo Pavese Rosso Vigne della Casona(Albani Viticoltori Casteggio)Lombardia, Italia - 赤辛口覚えてません。NV(1999) Marcel Lapierre Cuvee Specialマルセル・ラピエール キュヴェ・スペシャルマイ持参品。リリース時に購入してずっと熟成していたので期待していたのだけれど、全然イマイチ。味わいのディテールは覚えていないけれど、ペラペラでぎこちないし深みもない。自宅に来てからのコンディションは完ぺきなので、それ以前のコンディションの問題なのか、ロットの問題なのか。ラピエールのトップキュヴェの貫録無し。残念。2001 Morey Saint-Denis Blanc(Dujac)モレ・サン・ドニ・ブラン(デュジャック)ブだったような。1996 Macon-Pierreclos "Le Chavigne"(Guffen-Heynen)マコン・ピエールクロ レ・シャヴィーニュ(ギュファン・エナン)これは素晴らしい。ギュファンは熟成が早いものが多く、古いもので感動することは少ないのだけれど、これは例外的。2001 Chianti Classico Riserva(Felsina)キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ(フェルシナ)まだしっかりとした濃度。力強さ。さすがフェルシナ。個人的には、あと少し寝かせた方が好み。料理はメインだけを紹介。ジビエ(キジ?)を部位を変えて2種類の料理で気が向いたら投票お願いします→
2008.12.23
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前回に続いてPart2。ベーリックホール子供部屋エリスマン邸エリスマン邸の庭ではクリスマスコンサートをやっていた。男女の両ボーカルがうまい。山手234番館南アフリカのクリスマス風景この日はスペインや南アフリカ、フランスなど、(西洋館自体の由来とは関係なく)西洋館ごとにテーマを決めてディスプレーされていた。各国の観光局とのタイアップ?イギリス館フードのせいで、変わった影ができる山手111館ブッシュ・ド・ノエルをモチーフにした生花のアレンジメント(?)出てきたら真っ暗このまま帰るつもりが、みなとみらいで何かイベント(「キャンドルカフェ2008」)をやっているようなので立ち寄ることにした。吉野家もサンタの格好スケールは大きくないけれど、横浜ということもあり大混雑だった。今日のハイライトは、やはり洋館見学。前半と後半に印象に残るものが多かった。けっこういい散歩にもなるし、おすすめ。気が向いたら投票お願いします→
2008.12.22
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この日は横浜の山手地区で洋館巡り。ちょうど港の見える丘公園から外人墓地を過ぎて石川町駅近くまで、洋館見学のコースになっている。外人墓地沿いの道を通ったことはあるのだけれど、見学できるのは知らなかったし、入場無料なのも知らなかったのだ。・山手西洋館オフィシャルページ(横浜市緑の協会)道を間違って偶然通ることになった元町では「TWINKLE CHRISTMAS 2008 50人のゴルペル隊」なんてイベントをやっていた。みんな正面を向いて歌っていたのだけれど、写真を撮っていたらお姉さんが振り返ってくれた。元町を通ったのは20年ぶり?さて目的の西洋館巡り。毎度のこと自転車ということもあり、港の見える丘公園横の坂は何回か登っているので、石川町駅方面から攻めることにした。ブラフ18番館 みんな看板があって見落とさないようになっているこちらはピアノで宮崎アニメソングの合唱すぐ隣の外交官の家へ夜のライトアップの準備で大忙し洋館巡りのコースには入っていないけれど、コース沿線のフェリスの裏にあるテニス発祥記念館と山手68番館へ。昔のテニスウェア日本画っぽさの残るステンドグラスすぐ横にはテニスクラブ。高そー。山手68番館 今ではクラブハウスを兼ねた管理事務所になっている。テニス発祥記念館と山手68番館は見学コースに入っていないことでもわかるように、確かに見るところが少ない。Part2へ続く。気が向いたら投票お願いします→
2008.12.21
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最近ブログを書いていないせいで、ワインネタが大量にたまってます。一ヶ月近い古いネタが続くけれどご容赦を。この日はブログメンバーと青山某所でワイン会。写真を撮ったのに、間違って全削除しちゃいました。1985 Henriot Cuvee des Enchanteleeursアンリオ キュヴェ・ド・アンシャンテルール結構熟成した味だったような...。1999 Chablis 1er Cru La Forest(Francois Raveneau)シャブリ・プルミエ・クリュ ラ・フォレ(フランソワ・ラヴノー)一口目からラヴノー香。レ・クロやヴァルミュールとの差は大きいけれど、やっぱりラヴノーはおいしいな。1996 Meursault-Blagny 1er Cru(Louis Jadot)ムルソーブラニー プルミエ・クリュ(ルイ・ジャド)ラヴノーがよかったので、厳しいだろうと思ったらなかなかどうして。こちらの方がボディがあるぶん、時間がたってからはこちらの方がよかったような気が...。ジャドのムルソー・ブラニーを探す>1990 Meursault-Blagny 1er Cru(Louis Jadot)ムルソーブラニー プルミエ・クリュ(ルイ・ジャド)こちらは残念ながらピーク超え。2005 Morey Saint Denis 1er Cru Cuvee des Alouettes(Domaine Ponsot)モレ・サン・ドニ プルミエ・クリュ キュヴェ・ド・ザルーエット(ポンソ)マイ持参品。若いけれどうまい。エレガンスを感じる濃縮度。分析的に飲むと、まだ若い要素が多くて、ワインとしての完成はこれからなのだけれど、若いときの良さがあり開いているので全然おいしく飲めてしまう。熟成してクローズするなら、今飲んでしまっても後悔はないとさえ思ってしまう。さすがにラ・ロマネさんがほめているだけはある。ワイン倹約期だったので、あと少しだけ所有してます。2005年のポンソを探す>モレ・サン・ドニ・1級・キュベ・デ・アルエット[2005]ポンソ(赤ワイン)グランクリュはとんでもない値段だけれど、これなら1万円ちょいで買えます。1976 Chambertin-Clos de Beze(Faiveley)シャンベルタン クロ・ド・ベーズ(フェヴレー)こちらもご愁傷さま。1959 Santenay 1er Cru(Domaine des Hautes-Cornieres)サントネイ プルミエ・クリュ(ドメーヌ・オート・コルニエール)代替品ということで、こちらを出していただけました。59とは思えない若さ。偉大ではないけれどおいしく飲めました。気が向いたら投票お願いします→
2008.12.20
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今年の3月に訪問して、とても印象的だった「レ セゾン」(そのときのブログ)。いつかは再訪しようと考えていたところ期間限定でジビエのコースが設定されていたので行ってきた。ちなみにジビエのコースは\27,300と高額。今回はダイニングの中央近くの席で、なおかつ内側向き。ということで、ほかの人からもよく見えるところだったので写真は断念。メニューは以下の通り。・アミューズ・いのししとイチジクのゼリー寄せ 山葵(わさび)のソルベを添えて テリーヌのように仕上げたイノシシ。洗練されすぎてイノシシを使う意味は微妙。・雌雉のヴルテ フランス産栗のロワイヤルと一緒に アルバ産白トリュフと熟成コンテのニョッキをカボチャとアーモンドのソースで 白トリュフは、シェフのティエリー・ヴォワザンが直々に目の前でかけてくれる。削った瞬間の香りはいいけれど、質の問題か、個体差の問題か、香りの持続力が弱い。とはいえスープ仕立てのなかに入っている、グリルしてしっかり味のついたキジや栗がおいしい。・ベーコンを巻いた蝦夷鹿のロティ 洋梨の赤ワイン煮 赤キャベツのコンポート 今まで食べたしかの中ではおいしい方だけれど...。・山ウズラ胸肉のローストソース・サルミ 山ウズラ腿肉のパイ包み焼き 山ウズラを部位ごとに2種類(皿)の料理で提供。普通のウズラと山ウズラが、種類的にどのくらい違うものなのかわからないけれど、一般的に食べるウズラよりも濃厚で赤身っぽい。・フランス産チーズ・デザート・小さなお菓子・カフェと自家製ショコラ結論から先に言うと、期待が大きかったこともあるけれど、少々期待はずれの訪問になった。3万円近い料理代やティエリー・ボワザンの名声を考えると、味わいも見た目も平凡なメニュー構成。このようなグランメゾンには、スペシャルなsomethingを求めてしまうのだけれど、少し感じたのは2品目の雌雉のヴルテくらい。とくに蝦夷鹿や山ウズラは、1万円以下のレストランでも出てきそうな外観だった。また最後まで食べれば相当おなかいっぱいなのだけれど、蝦夷鹿を食べ終わる時点までは、ポーションが小さめでちょっと不安になった。個人的にジビエはがっつり食べたい。チーズはグランメゾンらしいほどよい熟成だけれど種類は多くない(10種類くらい?)。デザートはまあまあかな。小さなお菓子とショコラは充実している。注文したワインは次の2本。気のせいかもしれないけれど、前回と比べると、ずいぶんワインが高くなったようなように感じる。だいたい小売りの2~3倍。1万円前半のワインは相当少なくて、ある程度良さそうなワインを選ぶとなると2万円前後になってしまう。でもリストは前回より充実しているように感じた。NV Egly-Ouriet Brut Les Vignes de Vrignyエグリ・ウーリエ ヴィーニュ・ド・ヴリニィピノ・ムニエ100%のブラン・ド・ノワール。ジビエにあわせるシャンパーニュならばブラン・ド・ノワールはいかが、というソムリエの提案にしたがって、その中からこれをチョイス。ほんのりロゼ色。重くもなく軽くもなく中庸なボディ。重心が低めのシャンパーニュ。当初はぬるめで味がぼやけ気味だったけれど、しっかり冷やしてからはよくなった。とはいえ、気分的にもっと華やかなタイプが飲みたかったかも。エグリ・ウーリエプルミエ・クリュ ヴィーニュ・ド・ヴリニィ ブリュット[NV]1998 Volnay 1er Cru Champans(Marquis d'Angerville)ヴォルネイ プルミエ・クリュ シャンパン(マルキ・ダンジェルヴィーユ)ソムリエからは、サンテミリオンやポムロールを勧められながらも気に入ったものがなく、結局これをチョイス。98らしいぎこちなさや固さはあるのだけれど、熟成によってだいぶなめらかになっている。ほどよい強さがジビエともマリアージュしていたと思う。ダンジェルヴィーユのシャンパンを探す>[1995] Volnay Champansヴォルネイ・シャンパン 【マルキ・ダンジェルヴィーユ】750mlサービス陣の充実ぶりが救われるところなのだけれど、料理目当ての訪問だっただけに、少々残念な訪問となった。前回のトリュフのコースは、おいしさ度合いは別として、ただならぬすごみを感じていただけに落差が大きい。今度行くとしたらアラカルトかな。またランチはリーズナブルなので、そちらにも興味あり。気が向いたら投票お願いします→
2008.12.17
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この日は知り合いのワインバーで持ち寄りワイン&忘年会。いつもバラエティに富んでいるワイン会だけれど、今回のばらつきました。でも、今回はドイツがなかったかな。NV Gosset Grand Rose Brutゴッセ・グラン・ロゼ・ブリュットAy, Champagne, France - ロゼゴッセのロゼ。1万円近い価格を考えると微妙な評価。まずいわけじゃないけれどスペシャルな感じはしない。持参者に聞いてみるとばらつきが多いとのこと。個人的にも、泡はスティルよりばらつきが多いように感じる。2005 Puligny-Montrachet 1er Cru Les Pucelles(Alain Chavy)ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・ピュッセル(アラン・シャヴィー)Bourgogne, France - 白辛口持参品一つめ。サーブされたときは低めな温度で閉じこもっていたけれど、温度が上がってくるとだいぶよくなってきた。とはいえ、ルフレーヴのピュセルとは開きがあり、全体的にスマートにまとまりすぎている印象。わたしはセールで買ったからいいようなものの、普通の値段で買ったらムッとしてしまうかもしれない。アラン・シャヴィーはACブルがよかったので気にしていたのだけれど、ちょっと残念。04があるので、それに期待。2008 Beaujolais-Villages Nouveau Le Chat Rouge(Signe Vigneron)ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ ル・シャ・ルージュ(シニエ・ヴィニュロン)Bourgogne, France - 赤辛口こちらはお店ワイン。ふつーにおいしいボジョレーヌーヴォーです。2004 Les Hauts de Smith Blanc(Ch.Smith Haut Lafitte)レ・オー・ド・スミス・ブラン(シャトー・スミス・オー・ラフィット)Bordeaux, France - 白辛口スミス・オー・ラフィット白のセカンド。渋いチョイス。グラーヴらしさがあり、セカンドとしては健闘。白の評価が高い作り手だけはある。2006 Colli Orientali del Friuli Bianco Zuan(Ronco del Gnemiz)コッリ・オリエンタリ・デル・フリウリ・ビアンコ・ズアン(ロンコ・デル・ニェミツ)Friuli, Italia - 白辛口たしか小樽発酵のソーヴィニョン。ニュージーほどではないけれど、比較的はっきりした味わいで素直においしい。2006 Dogliani Papa Celso(Abbona)ドリアーニ "パパ セルソ"(アボーナ)Piemonte, Italia - 赤辛口エチケットがすてきなドルチェット。それにしてもワイン名が読み取りづらい。これは若い。少なくとも、あと1、2年は寝かせたい。2000 Barbera D'Alba Vigneto Gallina(LA SPINETTA)バルベーラ・ダルバ ヴィネート・ガッリーナ(ラ・スピネッタ)Piemonte, Italia - 赤辛口持参品2つめ。高額ワインが多いスピネッタでもバルベーラは狙い目だと思っている。これはその中でも高めのワイン。力強さと軽い熟成。熟成の入ったワインはいいなと思わせる説得力。まだタンニンも残り、飲みごろにはちょっと早けれど、さすがに素晴らしい。今日イチ候補。ガッリーナが楽天価格7千円台。スペリオーレは5千円くらい。価格差ほど味わいの差はないと思うけれど、どちらもおすすめ。バルベーラ “ガッリーナ” [2003] ラ・スピネッタ 750ml (赤ワイン)【あす楽対応_関東】...ラ・スピネッタ バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ[2000] 赤 750ml1995 Vosne-Romanee 1er Cru Les Suchots(J.Confuron-Cotetidot)ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ レ・スショ(J.コンフュロン・コトティド)Bourgogne, France - 赤辛口10年前に友人がドイツにワイナリー修行に行くときにプレゼントしたワイン。「10年後に飲もう」という約束を忘れずに持ってきてくれました。というか、プレゼントした面々が忘れていたかも。95のスショとしては熟成が進んでいるけれど、優しく柔らかなワイン。冷静に分析すれば、95のよい畑としてはストラクチャが弱いし、若干のケミカルさがあったりするのだけど、おいしく飲める範囲だっただけで満足。ワイン友達で10年つづくのは珍しいしね。友達に感謝。コンフュロン・コトティドのヴォーヌ・ロマネを探す>1994 Ch.Beychevelleシャトー・ベイシュヴェルBordeaux, France - 赤辛口94のベイシュヴェルと聞くと、なんか怪しそうな気もするけれど、なかなかどうして。偉大ではないけれど、おいしい熟成ボルドー。食事と合わせるには、このくらいのワインがよさそう。1996 Ch.Pichon-Longueville Baronシャトー・ピション・ロングヴィユ・バロンBordeaux, France - 赤辛口96のピション・バロン。グレートビンテージだけに期待も高まるけれど、当日ハンドキャリーのせいか、はたまたボトル差せいか、焦点が定まらないようなゆるさを感じる。まだ若く力も感じるだけに、少し残念。まとめ印象に残ったものを挙げると、筆頭はスピネッタ。つづいてニェミツのフリウリ白、ベイシュヴェルかな。カレイのカルパッチョアワビの肝ソースイベリコ豚のグリルそういえば、あとゴルゴンゾーラのペンネがあったっけ。みなさん、また来年も飲みましょう。気が向いたら投票お願いします→
2008.12.15
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打ち上げの帰り、まだ5時過ぎだってことで、ふたたび昭和記念公園に戻り「Winter Vista Illumination」というライトアップイベントを見ることにした。見事なシャンパンタワー グラスは乗っけているだけなのか?なかなかスケールが大きく見応えのあるイルミネーションイベントだった。開催されているのは昭和記念公園の立川口付近。西立川口じゃないのでご注意を。売店でベトナム風カレーを食べたら全然おいしくない。せっかく高級中華を食べたのに後味が悪いのだ。この不満足感を解消するために飲み直そうということで、こんどは立川駅前の居酒屋に突入(笑)。飲み続けた一日だった。気が向いたら投票お願いします→
2008.12.14
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昭和記念公園で開催された「Tokyo エンデューロ X'mas Edition」という自転車レースに参加してきた。われわれは男女混合の4人組チームを2チームエントリー。前回参加した富士のレースと違って、今回はお遊びのレースということで、自転車もふざけた小径車2台+αで参加。幸いにもわたしは体重オーバーということで、幹事の用意したブリヂストンモールトンで参加(こちらは小径車だけれど、まともな自転車)。一部のメンバーはタイムトライアル用のエアロヘルメットを着用いざ会場に到着すると、ほとんどロードバイク。クロスが少々で、小径車はおそらく数台程度。それもBD-1で、ふざけた自転車はわれわれだけだった。今回は2時間エンデューロというクラスに参加。約5キロのコースを1周交代で走る。写真の小径車は相当つらそうで「富士を走ったときよりも大変」とのこと。わたしは違う自転車だったこともあり、富士よりは楽だったけれど、それでもロードと比べるとつらい。つねにトップギア。結局一人2周で終了。暫定結果を見たところ、男女混合クラスで2/3くらいのポジション。とりあえずビリにならなくてよかった。サンタの仮装をしている人たちがたまにいたレース終了後は昭島にあるオークラ系列のホテルフォレスト・イン昭和館に移動して打ち上げ。中華料理 花林というちょっぴり高級なお店。昼間だけど当然飲み。レースは物足りなかったけれど、天候もよく和気あいあいと楽しい日でした。といいつつ、続きがあったりして。気が向いたら投票お願いします→
2008.12.13
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引き続き紅葉シリーズ。こんどは水道橋の小石川後楽園。実は小石川後楽園は初めて。高校も大学も近かったし、六義園も小石川植物園も行ったことがあるのに、なぜか縁がなかった。紅葉がきれいだという情報を得て早速訪問。この日は出遅れて3時半過ぎに到着したので、光が弱く写真としてはイマイチだけれど、実物の紅葉は素晴らしかった。東京ドームの隣にあるせいで、庭園内からは東京ドームやオフィスビルがよく見える。月が見えるNikkor 18-200mmの最大望遠で撮ったらクレーターまで写ってびっくりこのあたりは一番紅葉が素晴らしいスポット。でも今回は暗かったこともあって、写真だとイマイチ。実物はよかったですよ。できれば明るいうちに訪問したい。予想以上に紅葉は素晴らしかった。とくに入り口正面にある大きな池じゃなくて、飯田橋側にある赤い橋の周辺。気が向いたら投票お願いします→
2008.12.08
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前回に引き続き三渓園。このあと鎌倉に行こうと思っていたので時間がなく、スナップ的に撮ったものが多く写真の満足度は微妙だけれど、風景のすばらしさに救われました。このイチョウは一本の大木から展望台。横浜港が見えるはずなのだけれど、木が多すぎてよく見えない。こんな古民家風の建物も。2階もある大きな屋根。古民家風の建物なのに、欄間には武家や公家のようにしゃれている園内では式を挙げられるようだ。多摩川の夕景。空気が澄んでいるので山の稜線がくっきり見えるそれにしても素晴らしい体験だった。今週末まではぎりぎり大丈夫かもしれない。早く見て回っても2時間。最低でも3時間くらいの余裕は持ちたい。じっくり写真を撮ったら一日いても飽きない。ライトアップもやっているようなので、興味のある方はぜひどうぞ。季節ごとに訪れたい公園。気が向いたら投票お願いします→
2008.12.07
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今年(2008年)の8月に美の巨人たちで放送されてからずっと気になっていた横浜の三渓園。ついに行ってきました。いやー、すばらしい。圧倒的なスケール、圧倒的な美しさ。そして絶好の紅葉。先週の大山寺もすばらしかったけれど、この秋ナンバーワンの印象度。最近数年でも確実にトップクラスに入るすばらしさ。首都圏の公園ではナンバーワン候補。こんなにすばらしい公園なのに、美の巨人たちで出会うまではまったく知らなかったのだ。三渓園の歴史はオフィシャルWebの説明文を見て欲しいけど、簡単に説明すると明治時代に生糸貿易で財をなした実業家「原山渓」が作り上げた私有庭園。約5万坪の広さがあり、園内の建物の多くは京都や鎌倉から移築したもの。16世紀から17世紀のものが中心で、10棟は重要文化財の指定を受けている。最寄り駅はJRの根岸駅か山手駅なのだけれど、2キロ以上あるので、バスで行くのが一般的。でも、わたしはいつもの通り自転車で。つづく。気が向いたら投票お願いします→
2008.12.06
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Part1からの続き。やっとの思いで大山寺に到着。大山寺かわらけ投げがけの下にある輪っかに向かってかわらけを投げる。遠くてみんな失敗ばかり。わたしもダメでした大山寺前の階段が、今回のハイライト。子細を見ると、すでに枯れかけている葉っぱも多いのだけれど、ライトアップマジックで美しい。阿夫利神社と比べると、こちらのほうが紅葉の名所らしくて人も多い。灯籠のろうそく写真マジックもあるけれど、本日の一枚。ずっと見ていても飽きない美しさ。帰りは、もちろんケーブルカーで。湯豆腐や猪鍋を食べたいと思って参道のお店を探るも、どこも閉店or満席。クー! 結局何も食べずに断念。そこからは自転車で山を急降下。やっぱり下りは楽ちん。暗くて寒くなったこともあり、伊勢原駅から輪行で帰ることにした。それにしても、こんなところがあるなんて知らなかった。ぜひとも一度は訪れたい場所。温泉宿も多いので、こんどは泊まりでライトアップに来てみたい。気が向いたら投票お願いします→
2008.12.01
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