ところが、日本企業はそういった若い才能をただ平社員として搾取するだけで、この重要な 20年間を過ごしてしまいました。
20代の社員を優遇して 40代の上司よりも待遇を上にするような人事政策はとれなかった。
むしろ 40代の上司が気持ちよく働けるように「君たちエンジニアは専門的な実力はあっても、経営や組織の管理はまったくわかっていない」という評価で抑え込むことに熱心で、彼らのポテンシャルを引き上げるような人事政策はとらなかったのです。
私たち一般の日本人が理解しておくべきことは、 21世紀の富の食物連鎖の頂点にいるのはアメリカの資本家だということです。というような状況に陥ってしまった。
アップル、アマゾン、P&G、フィリップ・モリス、GEといったアメリカのグローバル企業は、世界中の消費者に商品やサービスを提供する一方で、世界中の労働者から同時に搾取をおこなっている。
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