今日、何読んだ?

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2023.09.04
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カテゴリ: 日蓮宗 法華宗

現代語の法華経【電子書籍】[ 庭野日敬 ]

 法華経は平成12年13年頃私が単身赴任をしていた時に近くの書店で法華経の本を見つけそれを読んだ時に痛く感動してそれ以来長らく浅草浅草寺から買ってきた妙法蓮華経観世音菩薩普門品第25偈を法華経の行者は常に法華経を受持していますという教えに基づいて​お守りのように持ち歩いていたのだがそのうちバッグを買い替えたりしているうちにいつのまにか古いバッグの中にしまわれているばかりになってしまっていた。
 それはともかく今法華経をなぜ私は一生懸命勉強しているかと言うと私の菩提が新義真言宗でありもう20年以上勤行を欠かさずやっているのだがこの間浄土教系の教えとか坐禅を行ったり来たりしているわけでそういえば自分は法華経を勉強したことがあったなあ なんて思い出してまた 読み始めたのだけれど当時一生懸命勉強した割にはやはり自分の脳裏にはその記憶の面影もなくてただただ抽象的な観念だけが残っていたようなつまりそれは残渣とでも言うものなのだろうかそれでも様々な法華経本を読んでいるうちなんとなく法華経というものの凄みを感じ始めている。
 例えば
 そして、ただ、この世のものはすべて絶対的な実体はなく(空)、固定した相はなく(無相)、何かに作られたものでもない(無作)のである、というような思索ばかりに心がとらわれておりました。一一六─九─上
 仏さまが今お説きくださいましたような、〈すべての人が平等に仏性を具えていることを悟った上で、さらに人びとの間にある違いを認め、相手によってそれぞれにふさわしい教えを自由自在に説き、世の中を美しくし、すべての人を人格完成の域にまで導く〉という菩薩の法を、喜んで求めることをいたしませんでした。
 本当に考えが至らずに、申しわけないことでございました。
​などということはつまり空論に対する法華経の明確な否定と言えよう。
 こうなると一体ブッディストとして私は何を信じればいいのか などと思ってしまう。
 とにかく法華経はミスター大乗仏教と呼べるものでありまた釈迦牟尼仏世尊の人生を忠実に なぞっているものではなかったかと記憶していたのでそのことが私の頭の片隅に ずっと残渣として残っておりそれなのに今一生懸命読んでいる法華経本にはそのことが書かれていないので戸惑っているのが本当のところだ。
 法華経をはじめとする諸経を勉強していて仏にも寿命があるということについてすごく 疑問に思っていたしもしそうであれば宗教として成り立たないのではなかろうか などとも思っていたけれども
 わたしも父である。
 世界全体の、父である。
 世の衆生の、もろもろの苦しみ悩みを救うものである。
 常に衆生と共にあって、苦患から救おうと願い続けているものではあるが、凡夫は心が顚倒しているゆえに、目に見えるものしか実在とは考えない。
 その顚倒を正すために、実際は衆生と共にありながら、時期がくれば入滅するのだと告げる。
 もし、いつでも仏に遇えるというのであれば、わがままな心が生じ、放逸の気持が起こり、五官の欲望を律することを忘れてそれに執着するために、次第に悪業に走り、したがって人生の苦患がさまざまに起こってくるであろう。

 このことは父親の医者が薬を飲まない子供に対して重要なことを宣言する例えで明らかにしていたんだな。
 この辺のところも私自身きちんと勉強していなかったということについていささか 反省している。





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最終更新日  2024.02.16 13:22:03
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