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2018年09月20日
9月21日経済指標(結果検証済)
明日は、
が発表されます。
市場予想は、製造業が55.7(前回55.9)、サービス業が55.1(前回55.0)、総合が55.4(前回55.6)で、事前差異判別式の解は△0.8となっています。
詳細分析結果に基づく事前の取引方針は次の通りです。
指標発表直前は、事前差異がマイナスのとき直前1分足が陰線なら、指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切します。
指標発表直後の追撃は、直後1分足が指標発表後の実態差異と同じ方向のとき行います。実態差異の確認のため、少し追撃が遅れても仕方ありません。利確/損切の目安は、直後1分足値幅の過去平均値と直後11分足跳幅の差である10pipsの半分、5pips程度にすれば勝率が稼げそうです。
以下は9月21日19時過ぎに追記しています。
判別式に基づく指標結果は悪化で、反応は陰線でした。
指標発表時は、事前差異がマイナスのとき直前1分足が陰線なら、指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切することにしていました。結果は直前1分足が陽線のため、判定は「前提不成立」です。
発表後の追撃は、直後1分足が指標発表後の実態差異と同じ方向のとき行うことにしていました。実態差異判別式の解は△2.9で、直後1分足は陰線でした。直後1分足の跳幅・値幅を、直後11分足の跳幅・値幅がともに反応を伸ばしています。よって判定は「〇」です。
取引結果を下表に纏めておきます。
このブログを開始してからの本指標での成績を下表に纏めておきます。
本指標次回発表は10月24日です。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
- 16:30に 独国PMI速報値
が発表されます。
市場予想は、製造業が55.7(前回55.9)、サービス業が55.1(前回55.0)、総合が55.4(前回55.6)で、事前差異判別式の解は△0.8となっています。
詳細分析結果に基づく事前の取引方針は次の通りです。
指標発表直前は、事前差異がマイナスのとき直前1分足が陰線なら、指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切します。
指標発表直後の追撃は、直後1分足が指標発表後の実態差異と同じ方向のとき行います。実態差異の確認のため、少し追撃が遅れても仕方ありません。利確/損切の目安は、直後1分足値幅の過去平均値と直後11分足跳幅の差である10pipsの半分、5pips程度にすれば勝率が稼げそうです。
以上
以下は9月21日19時過ぎに追記しています。
【事後検証】
判別式に基づく指標結果は悪化で、反応は陰線でした。
指標発表時は、事前差異がマイナスのとき直前1分足が陰線なら、指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切することにしていました。結果は直前1分足が陽線のため、判定は「前提不成立」です。
発表後の追撃は、直後1分足が指標発表後の実態差異と同じ方向のとき行うことにしていました。実態差異判別式の解は△2.9で、直後1分足は陰線でした。直後1分足の跳幅・値幅を、直後11分足の跳幅・値幅がともに反応を伸ばしています。よって判定は「〇」です。
取引結果を下表に纏めておきます。
このブログを開始してからの本指標での成績を下表に纏めておきます。
本指標次回発表は10月24日です。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
タグ: 独国PMI速報値
2018年09月19日
9月20日経済指標(結果検証済)
明日は
が発表されます。
17:30は取引できるかどうか微妙な時間だし、23:00まで起きていてもほとんど指標への反応は期待できません。大きな動きが期待できるのは17:30です。
英国小売売上高指数 の市場予想は、
前月比が△0.1%(前回+0.7%)
前年比が+2.3%(前回+3.5%)
コア前月比が△0.2%(前回+0.9%)
コア前年比が+2.5%(前回+3.7%)
で、事前差異判別式の解は△6.5と、全面的な悪化が予想されています。市場予想は発表直前に確認しておきましょう。
詳細分析結果に基づく取引方針は次の通りです。
直前10-1分足はショートです。
直前1分足は、直前10-1分足が陽線で直前1分足も陽線側に数pips跳ねたら急いでショートし、その数pips+1・2pipsを狙うと良いでしょう。
指標発表直前には、事前差異判別式の解の符号と直前10-1分足が逆方向のとき、直前10-1分足と同じ方向にポジションをオーダーします。このポジションは、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
指標発表直後の追撃は、反応が19pips以下のときに行った方が良いでしょう。そして、指標発表から1分を過ぎたら、ひとまず利確の機会を窺います。
米国Phil連銀製造業景気指数 の市場予想は+16.0(前回11.9)です。
詳細分析結果に基づく取引方針は次の通りです。
直前1分足は、陽線側に2・3pips跳ねたらショートをオーダーして、3・4pipsを利確/損切の目安にします。
指標発表直前時は、直前1分足が陽線になりそうならロングをオーダーし、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
指標発表直後の追撃は、発表直後の反応が陽線なら早期追撃開始して、指標発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。反応が小さな指標なので、利確/損切の目安は3pips強です
米国中古住宅販売件数 の市場予想は、
件数が535万件(前回534万件)
前月比が+0.3%(前回△0.7%)
で、事前差異判別式の解は+16.5です。
詳細分析結果に基づく取引方針は次の通りです。
指標発表直前は、直前1分足が陰線で終わりそうならロングをオーダーし、利確/損切の目安を3pipsぐらいにしておきます。
指標発表直後の追撃は初期反応方向を確認したら早期に開始し、指標発表から1分を過ぎて3pipsも得たら、利確します。
以下は9月20日23時前と21日7時前と21日17時過ぎに追記しています。
事前方針の判定記号を、これまでは「〇:白星」としていました「●:黒星」としていました。ところが、スマホ版のテンプレートを背景を黒に変えたら、白星か黒星かがわかり難くなってしまいました。以降、「〇:白星」「?:黒星」と表記することにします。
英国小売売上高指数 からです。
総合的な指標結果は、市場予想こそ上回った(事後差異判別式の解+4.3)ものの、前回結果を下回りました(実態差異判別式の解△1.6)。反応は、直後1分足が陽線で、直後11分足は陰線に転じました。
事前分析の判定を行います。
直前10-1分足は、事前差異判別式の解(△6.5)と同じ方向になりました。よって判定は「〇」です。
直前1分足の取引条件は、直前10-1分足が陽線でなければ成立しません。よって判定は「前提不成立」です。
指標発表時の取引条件は、事前差異判別式の解と直前10-1分足が逆でなければ成立しません。よって判定は「前提不成立」です。
発表直後追撃は、初期反応方向に19pips以下のときに追撃開始で、直後11分足跳幅が19pipsを超えることはありませんでした。よって判定は「?」です。
発表時刻の関係で取引は行えませんでした。
もし事前分析通りの取引を行っていたなら、直後追撃での損切によって、おそらく5〜10pips弱の負けとなっていたでしょう。
本指標次回発表は10月18日です。
次に、 米国Phil連銀製造業景気指数 です。
市場予想は本記事投稿時以後に17.0に改訂されていたようです。
ともあれ、指標結果は改善で、反応は直後が上下にヒゲを残す同値終了で、その後10分で陰線側に伸びました。分析対象期間外ですが、その後は再び反転して陽線側に反応を伸ばしたようです。
一方、同時発表された週次失業保険申請件数はやや改善でした。
本指標と、同時発表された週次失業保険申請件数がともに改善したのに、今回の反応が指標結果に対し素直でなかった原因は、欧州時間からEURUSD買が進んでいたことと関係があるかも知れません。
事前分析を判定します。
直前1分足は、陽線側に2・3pips跳ねたらショートをオーダーして、3・4pipsを利確/損切の目安にしていました。直前1分足は陽線だったので、判定は「?」です。
指標発表時は、直前1分足が陽線で終わりそうなら、指標発表直前にロングをオーダーでした。直前1分足は陽線で、指標発表直前にロングなら勝てたかも知れません。でも、直後1分足は陰線側にもヒゲを伸ばしており、また直前11分足は陰線側に伸びました。利確は難しかったでしょう。よって、判定は「?」とします。
発表直後追撃は、陽線側に行うことにしていましたが、発表時の判定を「?」としている以上、この追撃は行わないことが自然です。よって判定は「取引不可」とします。
取引結果は次の通りです。
動かないときは仕方ありません。
過去の成績を下表に纏めておきます。
次回本指標発表は10月18日です。
最後に、 米国中古住宅販売件数 です。
指標結果は悪化でした。このところ、住宅指標は悪化が目立ちます。前月までは4か月連続で前月比がマイナスとなっていました。5か月ぶりに前月比0%まで戻したものの、販売件数の推移は下降転換に移りつつあるように見えます。販売件数が530万件を下回ると、グラフは下降基調に見えるようになるでしょう。
反応は、陽線側に発表直後に2分強だけ伸びたものの、その後は陰線側に転じました。相変わらず、絶望的に小さな反応でした。
事前分析を判定します。
指標発表時は、直前1分足が陰線を形成しそうならロングでしたが、直前1分足は陽線でした。よって判定は「前提不成立」です。
直後追撃は、早期開始し3pipsで利確が事前方針でした。初期反応方向の陽線側への反応は23:03までに3pips弱しか伸びていません。よって判定は「?」です。
予定通り、本指標での取引は見合わせました。
次回本指標発表予定は10月19日です。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
- 17:30に 英国小売売上高指数
- 21:30に 米国Phil連銀製造業景気指数
- 23:00に 米国中古住宅販売件数
が発表されます。
17:30は取引できるかどうか微妙な時間だし、23:00まで起きていてもほとんど指標への反応は期待できません。大きな動きが期待できるのは17:30です。
ーーー$€¥£A$ーーー
英国小売売上高指数 の市場予想は、
前月比が△0.1%(前回+0.7%)
前年比が+2.3%(前回+3.5%)
コア前月比が△0.2%(前回+0.9%)
コア前年比が+2.5%(前回+3.7%)
で、事前差異判別式の解は△6.5と、全面的な悪化が予想されています。市場予想は発表直前に確認しておきましょう。
詳細分析結果に基づく取引方針は次の通りです。
直前10-1分足はショートです。
直前1分足は、直前10-1分足が陽線で直前1分足も陽線側に数pips跳ねたら急いでショートし、その数pips+1・2pipsを狙うと良いでしょう。
指標発表直前には、事前差異判別式の解の符号と直前10-1分足が逆方向のとき、直前10-1分足と同じ方向にポジションをオーダーします。このポジションは、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
指標発表直後の追撃は、反応が19pips以下のときに行った方が良いでしょう。そして、指標発表から1分を過ぎたら、ひとまず利確の機会を窺います。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国Phil連銀製造業景気指数 の市場予想は+16.0(前回11.9)です。
詳細分析結果に基づく取引方針は次の通りです。
直前1分足は、陽線側に2・3pips跳ねたらショートをオーダーして、3・4pipsを利確/損切の目安にします。
指標発表直前時は、直前1分足が陽線になりそうならロングをオーダーし、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
指標発表直後の追撃は、発表直後の反応が陽線なら早期追撃開始して、指標発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。反応が小さな指標なので、利確/損切の目安は3pips強です
ーーー$€¥£A$ーーー
米国中古住宅販売件数 の市場予想は、
件数が535万件(前回534万件)
前月比が+0.3%(前回△0.7%)
で、事前差異判別式の解は+16.5です。
詳細分析結果に基づく取引方針は次の通りです。
指標発表直前は、直前1分足が陰線で終わりそうならロングをオーダーし、利確/損切の目安を3pipsぐらいにしておきます。
指標発表直後の追撃は初期反応方向を確認したら早期に開始し、指標発表から1分を過ぎて3pipsも得たら、利確します。
以上
以下は9月20日23時前と21日7時前と21日17時過ぎに追記しています。
事前方針の判定記号を、これまでは「〇:白星」としていました「●:黒星」としていました。ところが、スマホ版のテンプレートを背景を黒に変えたら、白星か黒星かがわかり難くなってしまいました。以降、「〇:白星」「?:黒星」と表記することにします。
【事後検証】
英国小売売上高指数 からです。
総合的な指標結果は、市場予想こそ上回った(事後差異判別式の解+4.3)ものの、前回結果を下回りました(実態差異判別式の解△1.6)。反応は、直後1分足が陽線で、直後11分足は陰線に転じました。
事前分析の判定を行います。
直前10-1分足は、事前差異判別式の解(△6.5)と同じ方向になりました。よって判定は「〇」です。
直前1分足の取引条件は、直前10-1分足が陽線でなければ成立しません。よって判定は「前提不成立」です。
指標発表時の取引条件は、事前差異判別式の解と直前10-1分足が逆でなければ成立しません。よって判定は「前提不成立」です。
発表直後追撃は、初期反応方向に19pips以下のときに追撃開始で、直後11分足跳幅が19pipsを超えることはありませんでした。よって判定は「?」です。
発表時刻の関係で取引は行えませんでした。
もし事前分析通りの取引を行っていたなら、直後追撃での損切によって、おそらく5〜10pips弱の負けとなっていたでしょう。
本指標次回発表は10月18日です。
ーーー$€¥£A$ーーー
次に、 米国Phil連銀製造業景気指数 です。
市場予想は本記事投稿時以後に17.0に改訂されていたようです。
ともあれ、指標結果は改善で、反応は直後が上下にヒゲを残す同値終了で、その後10分で陰線側に伸びました。分析対象期間外ですが、その後は再び反転して陽線側に反応を伸ばしたようです。
一方、同時発表された週次失業保険申請件数はやや改善でした。
本指標と、同時発表された週次失業保険申請件数がともに改善したのに、今回の反応が指標結果に対し素直でなかった原因は、欧州時間からEURUSD買が進んでいたことと関係があるかも知れません。
事前分析を判定します。
直前1分足は、陽線側に2・3pips跳ねたらショートをオーダーして、3・4pipsを利確/損切の目安にしていました。直前1分足は陽線だったので、判定は「?」です。
指標発表時は、直前1分足が陽線で終わりそうなら、指標発表直前にロングをオーダーでした。直前1分足は陽線で、指標発表直前にロングなら勝てたかも知れません。でも、直後1分足は陰線側にもヒゲを伸ばしており、また直前11分足は陰線側に伸びました。利確は難しかったでしょう。よって、判定は「?」とします。
発表直後追撃は、陽線側に行うことにしていましたが、発表時の判定を「?」としている以上、この追撃は行わないことが自然です。よって判定は「取引不可」とします。
取引結果は次の通りです。
動かないときは仕方ありません。
過去の成績を下表に纏めておきます。
次回本指標発表は10月18日です。
ーーー$€¥£A$ーーー
最後に、 米国中古住宅販売件数 です。
指標結果は悪化でした。このところ、住宅指標は悪化が目立ちます。前月までは4か月連続で前月比がマイナスとなっていました。5か月ぶりに前月比0%まで戻したものの、販売件数の推移は下降転換に移りつつあるように見えます。販売件数が530万件を下回ると、グラフは下降基調に見えるようになるでしょう。
反応は、陽線側に発表直後に2分強だけ伸びたものの、その後は陰線側に転じました。相変わらず、絶望的に小さな反応でした。
事前分析を判定します。
指標発表時は、直前1分足が陰線を形成しそうならロングでしたが、直前1分足は陽線でした。よって判定は「前提不成立」です。
直後追撃は、早期開始し3pipsで利確が事前方針でした。初期反応方向の陽線側への反応は23:03までに3pips弱しか伸びていません。よって判定は「?」です。
予定通り、本指標での取引は見合わせました。
次回本指標発表予定は10月19日です。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
2018年09月18日
9月19日経済指標(結果検証済)
明日は、
が発表されます。
日銀金融会合は、12時前後に発表が行なわれるときに波乱がなく、大きく遅れるときに結論に変化がある、と言われています。以前から時間不定のため、日銀金融会合の分析や取引は行っていません。
ただ今回は、先週に首相が「いつまでも緩和を続けて良いとは思っていない」旨、発言しており、この発言を忖度した内容か否かに興味があります。
英国物価統計の市場予想は、
CPI前月比が+0.5%(前回0%)
CPI前年比が+2.4%(前回+2.5%)
コアCPI前年比が+1.8%(前回+1.9%)
です(18日6時時点)。事前差異判別式の解は+0.3となっています。
市場予想は発表前に確認しておきましょう。CPI前月比事前差異+CPI前年比+コアCPI前年比、が事前差異判別式です。
取引方針は次の通りです。
直前10-1分足はロングか取引中止です。
直前1分足は、指標発表1〜2分前に陽線側に3pips以上跳ねたらショートで、利確/損切の目安は3〜6pipsです。
指標発表時刻は、直前10-1分足が20pips以上跳ねたら発表直前に同方向にポジションをオーダーします。跳ねなかったら、事前差異判別式の解と同方向に発表直前にオーダーです。利確/損切は指標発表直後の跳ねで実施です。稀に、直前1分足は大きく反応します。オーダーは指標発表の数秒前まで待った方が良いでしょう。
追撃は初期反応が16pips以下のときに開始し、目安は利確が10〜15pips、損切が10pipsです。指標発表から1分を過ぎると、ある時点で直後1分足終値を削って逆方向に戻ろうとしがちです。目安は発表から3分後ぐらいにピークかボトムとなることが多いようです。
指標発表から暫く経つと、指標発表後に反応が伸びた方向への追撃でなく逆張りを狙います。逆張りは短時間取引が基本です。逆張りを狙う時期は、直後1分足が30pips以上跳ねたときか、指標発表から1分を過ぎてから、です。目安は5pipsぐらいにしておきましょう。
以下は9月19日21時過ぎに追記しています。
久しぶりの大きく反応してほぼ事前分析通りだったのに、17:30では取引できません。
指標結果は改善で、反応は素直に陽線でした。
判定を行います。
直前10-1分足は「ロングか取引中止」でした。この方針は決して外れないので「判定不可」とします。
直前1分足は、陽線側に3pips以上跳ねて最終的に陰線なので、判定は「〇」とします。
指標発表時は、発表直前に事前差異と同じ方向にオーダーしていれば、かなり大きな利確が見込まれたので、判定は「〇」です。
発表直後追撃は、初期反応が16pips以下だった時間が短いので、現実問題として追撃ポジション取得は無理だったと思われます。よって、判定は「取引不可」です。
再追撃は、追撃でなく逆張りですが、指標発表から1〜2分後にピークを付けると、その後はそれまでと逆方向に戻し始めているので、判定は「〇」です。
自画自賛で恐縮ですが、それにしても最近はよく当たります。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
- 12時頃に日銀金融政策決定会合
- 17:30に 英国物価統計
が発表されます。
日銀金融会合は、12時前後に発表が行なわれるときに波乱がなく、大きく遅れるときに結論に変化がある、と言われています。以前から時間不定のため、日銀金融会合の分析や取引は行っていません。
ただ今回は、先週に首相が「いつまでも緩和を続けて良いとは思っていない」旨、発言しており、この発言を忖度した内容か否かに興味があります。
英国物価統計の市場予想は、
CPI前月比が+0.5%(前回0%)
CPI前年比が+2.4%(前回+2.5%)
コアCPI前年比が+1.8%(前回+1.9%)
です(18日6時時点)。事前差異判別式の解は+0.3となっています。
市場予想は発表前に確認しておきましょう。CPI前月比事前差異+CPI前年比+コアCPI前年比、が事前差異判別式です。
取引方針は次の通りです。
直前10-1分足はロングか取引中止です。
直前1分足は、指標発表1〜2分前に陽線側に3pips以上跳ねたらショートで、利確/損切の目安は3〜6pipsです。
指標発表時刻は、直前10-1分足が20pips以上跳ねたら発表直前に同方向にポジションをオーダーします。跳ねなかったら、事前差異判別式の解と同方向に発表直前にオーダーです。利確/損切は指標発表直後の跳ねで実施です。稀に、直前1分足は大きく反応します。オーダーは指標発表の数秒前まで待った方が良いでしょう。
追撃は初期反応が16pips以下のときに開始し、目安は利確が10〜15pips、損切が10pipsです。指標発表から1分を過ぎると、ある時点で直後1分足終値を削って逆方向に戻ろうとしがちです。目安は発表から3分後ぐらいにピークかボトムとなることが多いようです。
指標発表から暫く経つと、指標発表後に反応が伸びた方向への追撃でなく逆張りを狙います。逆張りは短時間取引が基本です。逆張りを狙う時期は、直後1分足が30pips以上跳ねたときか、指標発表から1分を過ぎてから、です。目安は5pipsぐらいにしておきましょう。
以上
以下は9月19日21時過ぎに追記しています。
【事後検証】
久しぶりの大きく反応してほぼ事前分析通りだったのに、17:30では取引できません。
指標結果は改善で、反応は素直に陽線でした。
判定を行います。
直前10-1分足は「ロングか取引中止」でした。この方針は決して外れないので「判定不可」とします。
直前1分足は、陽線側に3pips以上跳ねて最終的に陰線なので、判定は「〇」とします。
指標発表時は、発表直前に事前差異と同じ方向にオーダーしていれば、かなり大きな利確が見込まれたので、判定は「〇」です。
発表直後追撃は、初期反応が16pips以下だった時間が短いので、現実問題として追撃ポジション取得は無理だったと思われます。よって、判定は「取引不可」です。
再追撃は、追撃でなく逆張りですが、指標発表から1〜2分後にピークを付けると、その後はそれまでと逆方向に戻し始めているので、判定は「〇」です。
自画自賛で恐縮ですが、それにしても最近はよく当たります。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
タグ: 英国物価統計,英国消費者物価指数
9月18日経済指標(結果検証済)
本日10:30に 豪州四半期住宅価格指数
の発表がありました。
取引は、昨夜投稿した同詳細分析記事の事前方針に従って行いました。
発表結果と反応と分析検証を下表に示します。
発表結果は市場予想を大きく上回り、反応は素直に陽線でした。
事前方針の判定は以下の通りです。
直前10-1分足は陰線でしたが、方針はショートか取引中止です。方針はこうせざるを得ない分析結論だったものの、これでは判定ができません。この方針は外れることがないのです。よって、結論は「判定不可」です。
指標発表時は、直前1分足が陰線だったので「前提不成立」が結論です。
直後追撃は、直後1分足跳幅を超えて直後11分足跳幅が同じ方向に反応を伸ばしているので、判定は「〇」です。
再追撃は、直後1分足が6pipsの陽線に終わったため、「前提不成立」が結論です。
次に取引結果を下表に示します。
背景が黄色の列は、事前方針外の取引です。方針外の取引は、基本、順張りで行います。
そして、本指標での過去取引成績です。
本ブログ趣旨に基づき、先の取引結果の表で黄色の列(方針外取引)の成績は、ここに含めていません。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
取引は、昨夜投稿した同詳細分析記事の事前方針に従って行いました。
発表結果と反応と分析検証を下表に示します。
発表結果は市場予想を大きく上回り、反応は素直に陽線でした。
事前方針の判定は以下の通りです。
直前10-1分足は陰線でしたが、方針はショートか取引中止です。方針はこうせざるを得ない分析結論だったものの、これでは判定ができません。この方針は外れることがないのです。よって、結論は「判定不可」です。
指標発表時は、直前1分足が陰線だったので「前提不成立」が結論です。
直後追撃は、直後1分足跳幅を超えて直後11分足跳幅が同じ方向に反応を伸ばしているので、判定は「〇」です。
再追撃は、直後1分足が6pipsの陽線に終わったため、「前提不成立」が結論です。
次に取引結果を下表に示します。
背景が黄色の列は、事前方針外の取引です。方針外の取引は、基本、順張りで行います。
そして、本指標での過去取引成績です。
本ブログ趣旨に基づき、先の取引結果の表で黄色の列(方針外取引)の成績は、ここに含めていません。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
2018年09月16日
9月17日経済指標(結果検証済)
明日は、21:30に 米国NY連銀製造業景気指数
が発表されます。
市場予想は23.2(前回25.6)で、事前差異は△2.4です。
本指標の影響力は弱く、他の指標と同時発表されたときはそちらの影響での反応がおきます。本指標が今回のように単独で発表されるときの直後1分足の過去平均跳幅は7pips、同値幅は3pipsしかありません。何と、2018年発表分に関して言えば、本指標が単独で発表されたことが1月と6月の2回しかないためか、直後1分足の平均跳幅は1pips、同値幅も1pipsしかありません。
過去の平均pipsが大きめに記載されている資料は、本指標が他の指標と同時発表されたときの反応も同列に論じている訳です。
直前10-1分足と直後11分足との方向一致率は68%に達しています。指標発表前後1分を除けば、指標発表前のトレンドに指標発表後に暫く経つと復帰しているのかも知れません。
指標発表直前に直前10-1分足と同じ方向にポジションを取り、利確/損切の目安は5・6pipsぐらいにしておけば良いでしょう。もしも、指標発表直後1分足が直前10-1分足と逆方向に反応したなら、直後1分足終値がつく頃に1度だけナンピンしても良いかも知れません(その場合、目安は利確が1pips、損切が10pipsになります)。
反応が小さい指標のため、取引するなら少し長めにポジションを持たざるを得ません。反応が利確/損切の目安に達するか、ポジション保有時間が10分に達したら取引終了です。
以下は9月17日23時過ぎに追記しています。
分析検証結果を下表に纏めておきます。
指標結果は悪化し、発表直後は素直に陰線となったものの、その後陽線に転じました。
過去の傾向通り、直後1分足は直前10-1分足と同じ方向になったので、事前分析の判定は〇です。
次に取引結果です。
事前方針通りの取引で、僅か1.35pipsの利確です。
反応が小さいことは文句を言っても仕方ありません。いずれ大きく反応する時期が来れば、分析さえ確かなら大きく勝てる日も来るでしょう。
そして、本ブログ開始以降の取引成績です。
本指標次回発表は10月15日に予定されていますが、次回は小売売上高と同時発表です。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
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ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
市場予想は23.2(前回25.6)で、事前差異は△2.4です。
本指標の影響力は弱く、他の指標と同時発表されたときはそちらの影響での反応がおきます。本指標が今回のように単独で発表されるときの直後1分足の過去平均跳幅は7pips、同値幅は3pipsしかありません。何と、2018年発表分に関して言えば、本指標が単独で発表されたことが1月と6月の2回しかないためか、直後1分足の平均跳幅は1pips、同値幅も1pipsしかありません。
過去の平均pipsが大きめに記載されている資料は、本指標が他の指標と同時発表されたときの反応も同列に論じている訳です。
直前10-1分足と直後11分足との方向一致率は68%に達しています。指標発表前後1分を除けば、指標発表前のトレンドに指標発表後に暫く経つと復帰しているのかも知れません。
指標発表直前に直前10-1分足と同じ方向にポジションを取り、利確/損切の目安は5・6pipsぐらいにしておけば良いでしょう。もしも、指標発表直後1分足が直前10-1分足と逆方向に反応したなら、直後1分足終値がつく頃に1度だけナンピンしても良いかも知れません(その場合、目安は利確が1pips、損切が10pipsになります)。
反応が小さい指標のため、取引するなら少し長めにポジションを持たざるを得ません。反応が利確/損切の目安に達するか、ポジション保有時間が10分に達したら取引終了です。
以上
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以下は9月17日23時過ぎに追記しています。
【事後検証】
分析検証結果を下表に纏めておきます。
指標結果は悪化し、発表直後は素直に陰線となったものの、その後陽線に転じました。
過去の傾向通り、直後1分足は直前10-1分足と同じ方向になったので、事前分析の判定は〇です。
次に取引結果です。
事前方針通りの取引で、僅か1.35pipsの利確です。
反応が小さいことは文句を言っても仕方ありません。いずれ大きく反応する時期が来れば、分析さえ確かなら大きく勝てる日も来るでしょう。
そして、本ブログ開始以降の取引成績です。
本指標次回発表は10月15日に予定されていますが、次回は小売売上高と同時発表です。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
タグ: NY連銀製造業景気指数
2018年9月17日〜21日発表の主要経済指標の過去反応要点
【前週成績】
成績を気にするのは、過去の分析が現在も通用するのかに注意を払い続ける必要があるためです。
前週の事前分析成績は16勝4敗、前提を満たさなかったことが6回、判定不可が3回でした。オカルトは含めていません。判定は、リンク先の詳細分析記事の結論が、今回の発表でも通用したかを判定しています。
前週の取引成績は8勝3敗、それとは別に事前方針にない取引で2勝、取引中止が7回でした。取引時間は24分38秒で、損益は+34.51pipsでした。
pipsの小ささはあまり気にしないことにしましょう。最近は経済指標での反応が小さい時期です。勝率さえ維持できていれば、いずれ大きく勝てる時期もあるでしょう。
ただ、 取引した1分足1本当たり平均1pips強の収益ペースは、決して悪くありません 。
【次週指標】
今週2018年9月17日〜9月21日の主要経済指標の過去反応要点は以下の通りです。
9月17日(月)日本休日
- 21:30 9月集計分 米国NY連銀製造業景気指数
本指標が単独で発表されたときの反応は小さく、指標発表直後1分足の過去平均跳幅は7pips、同値幅は3pipsしかありません。何と、2018年発表分に関して言えば、本指標が単独で発表されたことが1月と6月の2回しかないこともあって、直後1分足の平均跳幅は1pips、同値幅も1pipsしかありません。
拙速なオーダーを避け、発表後の数分間は方向を見極めた方が良いかも知れません。
9月18日(火)
- 10:30 4-6月期集計分豪州住宅価格指数
17日に詳細分析結果を投稿します。
9月19日(水)
- 17:30 8月集計分 英国物価統計
直前10-1分足はロングか取引中止、直前1分足は指標発表の1・2分前に陽線側に3pips以上跳ねたらショートをオーダーし、3〜6pipsを利確/損切が目安です。
直後1分足は事前差異判別式の解との方向一致率が79%です。指標発表直前に事前差異と同じ方向にポジションを取り、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
追撃は、初期反応が16pips以下のとき開始して、10〜15pips程度を利確の目安とし、10pipsを損切を目安にしておくと良いでしょう。但し、このポジションは指標発表から1分を過ぎて長く持ちたくありません。
9月20日(木)
- 17:30 8月集計分 英国小売売上高指数
前回結果・市場予想・発表結果の各差異に素直に反応する指標です。事前差異と直前10-1分足は71%、事後差異と直後1分足とは80%、実態差異と直後11分足は76%、の方向一致率です。
注意すべき点は、直後1分足終値が△20〜+20pipsの場合、その後10分で反転したことが多くなっています。 - 21:30 9月集計分 米国Phil連銀製造業景気指数
先に発表されているNY連銀製造業景気指数とは、単月毎の方向一致率が50%に達していません。参考にはなりません。
そして、過去発表時の70%は、指標発表直後に7pips以下しか跳ねていません。その70%の事例では、直後1分足が直前10-1分足と同じ方向になったなら、利確・損切の目安は直前10-1分足の高値・安値となる指標です。 - 23:00 8月集計分 米国中古住宅販売件数
かつて本指標は新築住宅販売件数に対し1〜2か月の遅行性がある、と言われていました。けれども、6・7月集計分の新築住宅販売件数を調べても無駄です。少なくとも最近はそんな関係はありません。
2018年発表分の直後1分足の平均跳幅と平均値幅は3pipsと1pipsしかありません。過去の傾向では、直前1分足は陰線率が高く、直後1分足は陽線率が高い、という特徴があります。
9月21日(金)
- 16:30 9月集計分 独国PMI速報値
指標発表直後の反応方向に影響が最も大きいのは製造業PMIです。
過去63%は指標発表直後の跳ねは10pips以下で、直後1分足が△10〜+10pipsの範囲だったときはその後どちらに反応が伸びるかがわかりません。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
2018年09月13日
9月14日経済指標(結果検証済)
明日は、
21:30に8月集計分 米国小売売上高 と8月集計分 米国輸入物価指数 、
22:15に8月集計分 米国設備稼働率・鉱工業生産指数・製造業生産指数 、
23:00に8月集計分 米国UM消費者信頼感指数速報値
が発表されます。
米国小売売上高 発表時のチャンスは、前回前月比が+1以上か△0.5以下だった翌月か、コア前月比が+0.7以上か△0.7以下だった翌月です。今回は、この条件にあてはまりません。よって、指標発表時刻を跨いだポジションは持てません。
まして、本日(13日)に発表されるCPIとは、単月毎に見比べれる限り、過去の方向一致率が50%前後です。50%前後の一致率なんて、丁半確率通りなのだからアテに出来ません。
それでも、取引の機会は指標発表直前直後以外にあります。
直前10-1分足は事前差異との方向一致率が71%です。でも、現時点(13日19時頃)における市場予想は、前月比が0.4%(前回0.5%)、コア前月比が0.5%(前回0.6%)で、事前差異は0なので直前10-1分足も取引できません。
指標発表後の早期追撃開始、1分過ぎたら利確機会を窺うしかないようです。
なお、同時発表の 米国輸入物価指数 のことは、これっぽっちも考えておかなくても構わないでしょう。
米国設備稼働率・鉱工業生産指数・製造業生産指数 発表時のチャンスは、鉱工業生産の前月結果が+0.7%以上か△0.7%以下だった翌月や、製造業生産の発表結果が+0.6%以上だったか△0.4%以下だった翌月です。
残念ながら先月発表では、鉱工業生産が+0.1%、製造業生産が+0.3%でした。
設備稼働率には、こうした頼りになるアテがありません。原油価格との関係は、単月毎に見る限り、設備稼働率と関係ありません。
最近の反応は小さいので、是非、発表時刻を跨いだポジションを持ちたいものです。
直前1分足との方向一致率が33%(不一致率67%)なので、指標発表直前に直前1分足値幅方向と逆にポジションをオーダーすれば良いでしょう。
追撃は、指標発表直後に反応方向を確認したら早期開始し、指標発表から1分が過ぎたら利確の機会を窺います。
米国UM消費者信頼感指数速報値 は取引しません。
起きてられないし。
以下は9月16日に追記しています。
まず 米国小売売上高 です。
事後差異判別式の解は△0.9で指標結果は悪化、反応は素直に陰線でした。がしかし、すぐに陽線側へと転じました。
反応が小さく、且つ、すぐに反転したことは、週末が影響したのかも知れません。以前は、USDJPYが金曜日の大きな指標発表後に陽線から陰線へと反転したことが多かったのに対し、現在は陰線から陽線への反転が多くなっています。この原因は、週末に新興国通貨が売られUSDが買われるため、と思われます。
詳細分析記事 における事前方針の判定は次の通りです。
今回の事前差異は0だったので、直前10-1分足は前提不成立です。また、指標発表時も前提を満たしていません。
発表直後の追撃は、直後1分足と直後11分足とが反転しているので、予め逆張りを指定していなかった以上、判定は●となります。
再追撃は、発表から1分程度で反転方向に反応を伸ばし続けているので以降の追撃は〇です。但し、方針に示している追撃とは趣旨が異なるため、判定不可を結論とします。
取引結果を下表に示します。
発表直後の反転で損切となり、追撃は指標発表時の始値を抜けて反転後に暫く様子を見てから行いました。その結果、再追撃での利確幅が小さくなって、トータルで負けです。
負けて言い訳しても始まりませんが、悪い負け方ではなかったと思います。
本ブログ開始後、事前方針を示してから取引を行った成績を下表に纏めておきます。
いつも1枚での取引で、最近の反応は小さいので、あまり稼げません。けれども、勝率さえ維持できていれば、いずれ大きく稼げるでしょう。
本指標次回発表は10月15日です。
輸入物価指数 の方は、次回発表が10月12日です。次回は同時発表の他の指標がありません。といっても、この指標はほとんど反応しないので、楽しみにするようなものじゃありません。
次に 米国設備稼働率・鉱工業生産指数・製造業生産指数 です。
事後差異判別式の解は△0.6なので、指標結果は全体として悪化でした。けれども、反応は陽線でした。この動きは、 詳細分析記事 に記載している事前方針通りの動きでした。
取引結果は下表の通りです。
指標発表直前のポジションはオーダーしたものの約定できませんでした。直前1分足の動きが小さかったので、ぎりぎりまで方向を見極めようとしたのが失敗でした。発表後は、直後1分足跳幅を超えて直後11分足跳幅が伸びているので、判定は〇です。
本ブログで事前方針を開示してからの取引成績を下表に纏めておきます。
全体では負け越しているものの、ポジション毎の勝率は75%を上回っています。いずれ損益がプラス化するでしょう。
本指標次回発表は10月16日です。
最後に 米国UM消費者信頼感指数速報値 です。
このところ毎朝5時起きのため、この時間は起きていられません。取引はできず、分析検証のみです。
現状指数と期待指数の市場予想は見当たりませんでした。よって、判別式からはそれらの項を0として解を求めています。
指標結果は大幅な改善だったものの、反応が陽線だったのは短時間でした。
本指標次回発表は10月12日です。
21:30に8月集計分 米国小売売上高 と8月集計分 米国輸入物価指数 、
22:15に8月集計分 米国設備稼働率・鉱工業生産指数・製造業生産指数 、
23:00に8月集計分 米国UM消費者信頼感指数速報値
が発表されます。
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米国小売売上高 発表時のチャンスは、前回前月比が+1以上か△0.5以下だった翌月か、コア前月比が+0.7以上か△0.7以下だった翌月です。今回は、この条件にあてはまりません。よって、指標発表時刻を跨いだポジションは持てません。
まして、本日(13日)に発表されるCPIとは、単月毎に見比べれる限り、過去の方向一致率が50%前後です。50%前後の一致率なんて、丁半確率通りなのだからアテに出来ません。
それでも、取引の機会は指標発表直前直後以外にあります。
直前10-1分足は事前差異との方向一致率が71%です。でも、現時点(13日19時頃)における市場予想は、前月比が0.4%(前回0.5%)、コア前月比が0.5%(前回0.6%)で、事前差異は0なので直前10-1分足も取引できません。
指標発表後の早期追撃開始、1分過ぎたら利確機会を窺うしかないようです。
なお、同時発表の 米国輸入物価指数 のことは、これっぽっちも考えておかなくても構わないでしょう。
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米国設備稼働率・鉱工業生産指数・製造業生産指数 発表時のチャンスは、鉱工業生産の前月結果が+0.7%以上か△0.7%以下だった翌月や、製造業生産の発表結果が+0.6%以上だったか△0.4%以下だった翌月です。
残念ながら先月発表では、鉱工業生産が+0.1%、製造業生産が+0.3%でした。
設備稼働率には、こうした頼りになるアテがありません。原油価格との関係は、単月毎に見る限り、設備稼働率と関係ありません。
最近の反応は小さいので、是非、発表時刻を跨いだポジションを持ちたいものです。
直前1分足との方向一致率が33%(不一致率67%)なので、指標発表直前に直前1分足値幅方向と逆にポジションをオーダーすれば良いでしょう。
追撃は、指標発表直後に反応方向を確認したら早期開始し、指標発表から1分が過ぎたら利確の機会を窺います。
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米国UM消費者信頼感指数速報値 は取引しません。
起きてられないし。
以上
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以下は9月16日に追記しています。
【事後検証】
まず 米国小売売上高 です。
事後差異判別式の解は△0.9で指標結果は悪化、反応は素直に陰線でした。がしかし、すぐに陽線側へと転じました。
反応が小さく、且つ、すぐに反転したことは、週末が影響したのかも知れません。以前は、USDJPYが金曜日の大きな指標発表後に陽線から陰線へと反転したことが多かったのに対し、現在は陰線から陽線への反転が多くなっています。この原因は、週末に新興国通貨が売られUSDが買われるため、と思われます。
詳細分析記事 における事前方針の判定は次の通りです。
今回の事前差異は0だったので、直前10-1分足は前提不成立です。また、指標発表時も前提を満たしていません。
発表直後の追撃は、直後1分足と直後11分足とが反転しているので、予め逆張りを指定していなかった以上、判定は●となります。
再追撃は、発表から1分程度で反転方向に反応を伸ばし続けているので以降の追撃は〇です。但し、方針に示している追撃とは趣旨が異なるため、判定不可を結論とします。
取引結果を下表に示します。
発表直後の反転で損切となり、追撃は指標発表時の始値を抜けて反転後に暫く様子を見てから行いました。その結果、再追撃での利確幅が小さくなって、トータルで負けです。
負けて言い訳しても始まりませんが、悪い負け方ではなかったと思います。
本ブログ開始後、事前方針を示してから取引を行った成績を下表に纏めておきます。
いつも1枚での取引で、最近の反応は小さいので、あまり稼げません。けれども、勝率さえ維持できていれば、いずれ大きく稼げるでしょう。
本指標次回発表は10月15日です。
輸入物価指数 の方は、次回発表が10月12日です。次回は同時発表の他の指標がありません。といっても、この指標はほとんど反応しないので、楽しみにするようなものじゃありません。
ーーー$€¥£A$ーーー
次に 米国設備稼働率・鉱工業生産指数・製造業生産指数 です。
事後差異判別式の解は△0.6なので、指標結果は全体として悪化でした。けれども、反応は陽線でした。この動きは、 詳細分析記事 に記載している事前方針通りの動きでした。
取引結果は下表の通りです。
指標発表直前のポジションはオーダーしたものの約定できませんでした。直前1分足の動きが小さかったので、ぎりぎりまで方向を見極めようとしたのが失敗でした。発表後は、直後1分足跳幅を超えて直後11分足跳幅が伸びているので、判定は〇です。
本ブログで事前方針を開示してからの取引成績を下表に纏めておきます。
全体では負け越しているものの、ポジション毎の勝率は75%を上回っています。いずれ損益がプラス化するでしょう。
本指標次回発表は10月16日です。
ーーー$€¥£A$ーーー
最後に 米国UM消費者信頼感指数速報値 です。
このところ毎朝5時起きのため、この時間は起きていられません。取引はできず、分析検証のみです。
現状指数と期待指数の市場予想は見当たりませんでした。よって、判別式からはそれらの項を0として解を求めています。
指標結果は大幅な改善だったものの、反応が陽線だったのは短時間でした。
本指標次回発表は10月12日です。
以上
2018年09月12日
9月13日経済指標(結果検証済)
明日は、
10:30に8月集計分 豪州雇用統計 、
20:00に 英国(BOE)金融政策 とトルコ中銀金融政策、
20:45に 欧州(ECB)金融政策 、
21:30にECB総裁会見と8月集計分 米国CPI 、
が発表されます。
結果的にたいした反応は起きないかも知れません。でも、過去のパターンは当てはまらない可能性が高いと思われます。大きなイベントが重なり過ぎています。
つまらない話ですが、きちんと分析が可能なときに稼げるpipsというのは、リスクが高いときに稼ぐpipsよりも小さいのです。リスクが高いときの損切でそれを一気に失う可能性を高めることは得策ではありません。
以下は9月16日に追記しています。
大きなイベントが重なり過ぎていて、過去のパターンは当てはまらない可能性が高いという事前投稿は正解でした。
まずは 豪州雇用統計 です。この時刻の発表ですから、取引はできませんでした。
指標結果は改善、事後差異判別式の解は+5.6で反応は陽線でした。
2018年に入る頃から労働参加率が高止まりしています。労働参加率が高ければ、新規に求人を行っても人手不足でなかなか採用できません。これは賃金上昇に繋がりやすい傾向です。
詳細分析記事 における事前方針は、よく当たっています。直前1分足の利確目安は3・4pipsとなっていますが、今回の直前1分足跳幅は3pipsに届きませんでした。がしかし、終値が安値となっているため、判定は〇としました。
本指標次回発表は10月18日です。
次に、 英国(BOE)金融政策 の事後検証です。
結論は「市場予想通り現状維持」で、反応は上下動が大きい陽線でした。
議事要旨は、「利上げは緩やかなペースで限られた程度に留まる可能性が高い」ことと、「7-9月期のGDP見通しを0.4%から0.5%に引き上げた」ことがポイントでした。
上表での判定は 詳細分析記事 の事前方針に基づきます。がしかし、実際に取引していたらこの判定通りに勝てたかは怪しいものです。
まず発表時刻を跨いだ取引と発表直後の追撃は、結果的に直後1分足が直前10-1分足と同じ方向になっているので、判定は〇です。けれども、発表直後は陰線側に跳ねており、それでも損切せずに陽線に転じるまで待てるものではありません。発表直後の追撃に至っては、実際には追撃でなく逆張りをしなければ勝てなかったハズです。
そして、再追撃の徹底は上下動が激しく、むしろ上下動を捉えた順張り・逆張りによる短期利確の繰り返しでなければ勝てなかったでしょう。
なお、こうした動きが事前分析に示したように、大きなイベントが重なり過ぎていたためか否かはわかりません。ともあれ、今回の取引中止判断は結果的に正解でした。
本政策次回発表は11月1日です。
そして、 欧州(ECB)金融政策 です。
結論は「市場予想通り現状維持」で、反応はほとんどありませんでした。
ECB声明では、「12月に債券買入終了を見込み、2019年夏まで金利を変更しない予定」という方針を維持し、「必要な限り償還した資金の再投資を続ける」との見解を示しました。
詳細分析記事 に示していた事前方針を判定します。
直前1分足と指標発表時の方針は〇です。がしかし、直後追撃は反応こそ小さいものの直後1分足と直後11分足がすぐに反転し始めているので●とします。
実際に取引していたら、直前1分足と指標発表時刻を跨いだ取引で利確できても、その後の追撃で損切になっていたでしょう。取引中止は正解でした。
本政策次回発表は10月25日です。
最後に、 米国CPI です。
大きなイベントと重なっているので、詳細分析に今回の結果は反映しないことにしました。
本指標次回発表は10月11日です。
10:30に8月集計分 豪州雇用統計 、
20:00に 英国(BOE)金融政策 とトルコ中銀金融政策、
20:45に 欧州(ECB)金融政策 、
21:30にECB総裁会見と8月集計分 米国CPI 、
が発表されます。
結果的にたいした反応は起きないかも知れません。でも、過去のパターンは当てはまらない可能性が高いと思われます。大きなイベントが重なり過ぎています。
つまらない話ですが、きちんと分析が可能なときに稼げるpipsというのは、リスクが高いときに稼ぐpipsよりも小さいのです。リスクが高いときの損切でそれを一気に失う可能性を高めることは得策ではありません。
以上
以下は9月16日に追記しています。
【事後検証】
大きなイベントが重なり過ぎていて、過去のパターンは当てはまらない可能性が高いという事前投稿は正解でした。
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まずは 豪州雇用統計 です。この時刻の発表ですから、取引はできませんでした。
指標結果は改善、事後差異判別式の解は+5.6で反応は陽線でした。
2018年に入る頃から労働参加率が高止まりしています。労働参加率が高ければ、新規に求人を行っても人手不足でなかなか採用できません。これは賃金上昇に繋がりやすい傾向です。
詳細分析記事 における事前方針は、よく当たっています。直前1分足の利確目安は3・4pipsとなっていますが、今回の直前1分足跳幅は3pipsに届きませんでした。がしかし、終値が安値となっているため、判定は〇としました。
本指標次回発表は10月18日です。
ーーー$€¥£A$ーーー
次に、 英国(BOE)金融政策 の事後検証です。
結論は「市場予想通り現状維持」で、反応は上下動が大きい陽線でした。
議事要旨は、「利上げは緩やかなペースで限られた程度に留まる可能性が高い」ことと、「7-9月期のGDP見通しを0.4%から0.5%に引き上げた」ことがポイントでした。
上表での判定は 詳細分析記事 の事前方針に基づきます。がしかし、実際に取引していたらこの判定通りに勝てたかは怪しいものです。
まず発表時刻を跨いだ取引と発表直後の追撃は、結果的に直後1分足が直前10-1分足と同じ方向になっているので、判定は〇です。けれども、発表直後は陰線側に跳ねており、それでも損切せずに陽線に転じるまで待てるものではありません。発表直後の追撃に至っては、実際には追撃でなく逆張りをしなければ勝てなかったハズです。
そして、再追撃の徹底は上下動が激しく、むしろ上下動を捉えた順張り・逆張りによる短期利確の繰り返しでなければ勝てなかったでしょう。
なお、こうした動きが事前分析に示したように、大きなイベントが重なり過ぎていたためか否かはわかりません。ともあれ、今回の取引中止判断は結果的に正解でした。
本政策次回発表は11月1日です。
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そして、 欧州(ECB)金融政策 です。
結論は「市場予想通り現状維持」で、反応はほとんどありませんでした。
ECB声明では、「12月に債券買入終了を見込み、2019年夏まで金利を変更しない予定」という方針を維持し、「必要な限り償還した資金の再投資を続ける」との見解を示しました。
詳細分析記事 に示していた事前方針を判定します。
直前1分足と指標発表時の方針は〇です。がしかし、直後追撃は反応こそ小さいものの直後1分足と直後11分足がすぐに反転し始めているので●とします。
実際に取引していたら、直前1分足と指標発表時刻を跨いだ取引で利確できても、その後の追撃で損切になっていたでしょう。取引中止は正解でした。
本政策次回発表は10月25日です。
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最後に、 米国CPI です。
大きなイベントと重なっているので、詳細分析に今回の結果は反映しないことにしました。
本指標次回発表は10月11日です。
以上
2018年09月11日
9月12日経済指標(結果検証済)
明日は、21:30に8月集計分 米国PPI
が発表されます。
11日9時半時点における市場予想は、
前月比0.2%(前回0%)
前年比3.2%(前回3.3%)
コア前月比0.2%(前回0.1%)
コア前年比2.7%(前回2.7%)
となっています。事前差異判別式の解は0です。
米国PPI の過去反応は、あまり大きくありません。ほとんどの経済指標で発表結果に最も素直に反応する直後1分足跳幅は、本指標では過去平均で12pipsです。2018年発表分に限れば、前月発表までの平均がたった5pipsです。
この数字は終値でなく跳値で、小売売上高と同時発表されたときは含めていません。
指標発表前の取引と発表時刻を跨いだ取引は行いません。
直前1分足は、過去陰線率が75%と偏りがあるものの、2017年以降は陰線率がそれほど高くありません。
輸入物価指数やISM製造業価格指数との相関は高くありません。どちらかと言えば、輸入物価指数の上昇/下降とは弱い逆相関の関係があるものの、これは両指標の因果関係から言えばおかしな話です。取引の論拠にはできません。
指標発表後の取引方針を以下に示します。
指標発表直後の早期追撃開始・早期利確が基本です。但し、指標発表から数10秒のうちに小刻みな上下動が続くようなら、損切が小さいうちにポジションを閉じた方が良いでしょう。もともと反応が小さい指標なので、指標発表から数分間の追撃は、反応が既に5pips以上に達していたら諦めた方が良いでしょう。つまり、せいぜい数pipsを狙うしかありません。
再追撃は、直後1分足と直後11分足との方向一致率が68%で、その68%の方向一致時だけに注目したとき、直後1分足跳幅を直後11分足跳幅が超えて反応を伸ばしたことが86%という数字をアテにするしかありません。指標発表から1分経過時点を挟んで、やはり数pipsを狙う訳です。
直後1分足終値よりも直後11分足終値が伸びていたことは、過去48%しかありません。短時間しか取引しないことがこの指標での取引の基本です。
以下は、9月15日に追記しています。
結果を下表に纏めておきました。
指標結果は総じて悪化し、反応は陰線、事後差異判別式の解は△2.6でした。
今回の結果を「市場予想改善に反して」との解説も見受けられますが( ブルームバーグ記事 )、事前差異判別式の解は0で、総合的に今回の市場予想が改善だったとは言えません。ブルームバーグはPPI前月比のみを取り上げて解説しています。
次に、 詳細分析記事 における事前方針の判定は、初期追撃に関して〇で、再追撃は〇に近い判定不可です。
取引はできなかったものの、うまくやっても事前方針通りだと数pips稼げた程度だったでしょう。
次回本指標発表は10月10日です。
11日9時半時点における市場予想は、
前月比0.2%(前回0%)
前年比3.2%(前回3.3%)
コア前月比0.2%(前回0.1%)
コア前年比2.7%(前回2.7%)
となっています。事前差異判別式の解は0です。
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米国PPI の過去反応は、あまり大きくありません。ほとんどの経済指標で発表結果に最も素直に反応する直後1分足跳幅は、本指標では過去平均で12pipsです。2018年発表分に限れば、前月発表までの平均がたった5pipsです。
この数字は終値でなく跳値で、小売売上高と同時発表されたときは含めていません。
指標発表前の取引と発表時刻を跨いだ取引は行いません。
直前1分足は、過去陰線率が75%と偏りがあるものの、2017年以降は陰線率がそれほど高くありません。
輸入物価指数やISM製造業価格指数との相関は高くありません。どちらかと言えば、輸入物価指数の上昇/下降とは弱い逆相関の関係があるものの、これは両指標の因果関係から言えばおかしな話です。取引の論拠にはできません。
指標発表後の取引方針を以下に示します。
指標発表直後の早期追撃開始・早期利確が基本です。但し、指標発表から数10秒のうちに小刻みな上下動が続くようなら、損切が小さいうちにポジションを閉じた方が良いでしょう。もともと反応が小さい指標なので、指標発表から数分間の追撃は、反応が既に5pips以上に達していたら諦めた方が良いでしょう。つまり、せいぜい数pipsを狙うしかありません。
再追撃は、直後1分足と直後11分足との方向一致率が68%で、その68%の方向一致時だけに注目したとき、直後1分足跳幅を直後11分足跳幅が超えて反応を伸ばしたことが86%という数字をアテにするしかありません。指標発表から1分経過時点を挟んで、やはり数pipsを狙う訳です。
直後1分足終値よりも直後11分足終値が伸びていたことは、過去48%しかありません。短時間しか取引しないことがこの指標での取引の基本です。
以上
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以下は、9月15日に追記しています。
【事後検証】
結果を下表に纏めておきました。
指標結果は総じて悪化し、反応は陰線、事後差異判別式の解は△2.6でした。
今回の結果を「市場予想改善に反して」との解説も見受けられますが( ブルームバーグ記事 )、事前差異判別式の解は0で、総合的に今回の市場予想が改善だったとは言えません。ブルームバーグはPPI前月比のみを取り上げて解説しています。
次に、 詳細分析記事 における事前方針の判定は、初期追撃に関して〇で、再追撃は〇に近い判定不可です。
取引はできなかったものの、うまくやっても事前方針通りだと数pips稼げた程度だったでしょう。
次回本指標発表は10月10日です。
以上
タグ: 米国PPI
9月11日経済指標(結果検証済)
本日は、17:30に7・8月集計分 英国雇用統計
が、18:00に9月集計分 独国ZEW景況感調査
が発表されます。
今日は仕事が休みなので、取引が楽しみです。エテシテこんなときに限って負けるのですが。
台風22号がグァムを直撃しており、現地では観光客がホテルに缶詰め状態だそうです。
米国のホテルは煙草が吸えないので大変です。「部屋で煙草を吸ったら200ドルの罰金」という念書をチェックインのときに書かされたりするのです。それで夜にホテルの外で煙草を吸っていると「煙草くれよ」と言ってくるデカい人が来たりするのです。晴れた夜に「はいはい」ってあげると大変です。1時間後にまた煙草を吸いに外に出ると、デカい人が増えていたりするのです。でも、台風の中で煙草を吸えば、そんな怖い思いはしなくてすみそうです。煙草に火がつかないだけです。
FXに関係ない話ですが。
英国雇用統計 の過去反応は、事後差異がプラスだったときは素直に陽線での反応が期待できるものの、マイナスだった場合は陰線で反応するかどうかちょっと怪しいところがあります。追撃は陽線のとき行いましょう。
直近のEU離脱を巡る情勢を踏まえると、この過去パターンが逆に「事後差異がプラスのときに陽線になるか否かが怪しく、マイナスなら素直に陰線」にならないかを注視しています。ここ数か月では、まだそうした変化は起きていないようです。
指標発表前の取引方針は次の通りです。
直前10-1分足の取引方針は「事前差異がプラスのときにロングをオーダー」です。10日夜時点における市場予想では、事前差異判別式の解は+0.4です。
直前1分足の取引方針は「直前10-1分足が陽線のときにショートをオーダー」です。
なお、直前10-1分足や直前1分足は、過去に年2・3回の割合でそれぞれ20pips以上・10pips以上跳ねています。そのときのチャートではかなり大きな跳ねに見えるはずです。けれども、この跳ねた方向は、過去の結果を調べてみると、指標発表後の反応方向と関係ありません。
気を付けましょう。
指標発表時の取引方針は「取引しない」です。
過去の直後1分足の陰線率は64%、直前10-1分足との方向一致率は37%(不一致率63%)、事前差異と直後1分足の方向一致率は38%(不一致率62%)となっています。個別に取引基準の70%に達していないので、指標発表時刻を跨いだポジションは薦めません。
直後1分足の過去平均跳幅は30pips(2018年発表分は27pips)にも達しており、大きく反応しがちな指標だから慎重です。
指標発表後の取引方針は次の通りです。
追撃方針は「初期反応方向が陽線のとき追撃開始し、1分を過ぎたら利確の機会を窺う」です。直後1分足と直後11分足との方向一致率は83%で、その83%の方向一致時だけに注目したとき、直後1分足跳幅を直後11分足跳幅が超えて反応を伸ばしたことは71%です。けれども、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が伸びていたことは51%しかありません。
再追撃方針は「直後1分足跳幅が40pips以上なら実施」です。直後1分足跳幅が40pips以上だったことは過去11回(頻度26%)あります。この11回の直後1分足値幅は平均40pipsで、直後11分足値幅は平均52pipsです。直後1分足跳幅が大きいときは、平均的にヒゲが短く、なるべく早く追撃に参加しても直後11分足の終値がつく頃までに反応を伸ばしがちです。pips平均でなく回数を見てみると、直後1分足跳幅が40pips以上だったときに、直後1分足終値よりも直後11分足終値が伸びていたことは、11回のうち8回(73%)です。いわゆる「抜けたら追う」べきポイントが直後1分足跳幅40pips以上と考えておけば良いでしょう。
直後1分足跳幅が40pipsに達しないときは、直後11分足のヒゲが過去平均で全幅の1/3にも達することをアテにします。再追撃方針は「上下動を利用した短時間の再追撃と逆張り」です。参考にすべきは、直後11分足の過去平均跳幅が40pips(2018年発表分41pips)、同値幅が27pips(同28pips)という落差の大きさです(戻り比率ほぼ1/3)。指標発表から5分後ぐらいまでは順張り、その後は逆張りの機会を窺います。
独国ZEW景況感調査 の過去反応は、多くの指標解説で期待指数に注目が集まるように誘導されていることに注意しましょう。指標発表直後の反応方向との一致率が高いのは現況指数の方です。
ただ、あまり大きく反応する指標ではありません。過去の傾向から言えば、前回結果がどうあれ指標発表前後の反応方向に関係なく、発表結果と市場予想の大小関係だけに素直に反応しています。
前回結果が(市場予想に対し)どうあれ反応方向に関係ないのだから、指標発表前の方針は「取引しない」です。
指標発表時の取引方針は「直前1分足と同じ方向に指標発表直前にポジションをオーダー」です。
直前1分足と直後1分足の方向一致率は過去18%(不一致率82%)しかないことをアテにします。
指標発表後の取引方針は次の通りです。
追撃方針は「初期反応方向に追撃し、なるべく早めの利確/損切」です。直後1分足こそ指標結果の良し悪しに素直に反応します。
再追撃方針は「取引しない」です。直後1分足終値を超えて直後11分足終値が反応を伸ばしていたことは38%しかありません。本指標の反応方向への影響力は小さく、ECB金融政策が明後日に迫っている影響がわからないことから逆張りは行いません。
以下は9月12日5時頃に追撃しています。
まず、英国雇用統計の分析検証です。
指標結果は失業保険申請件数と平均所得が前回・予想を上回り、反応は素直で陽線でした。事後差異判別式の解は+0.4でした。
典型的な本指標への反応パターンだったのか、分析方針には問題ありません。
下表は取引結果です。
今回の取引方針は全て当たっていたため、問題ありません。
直前1分足での取引は、実質的に2分前〜1分前の取引となりました。
追撃は、発表直後のオーダーが約定せず、実施が遅れました。
逆張りは、発表から5分を待てずに開始しました。10分後にもう一度逆張りを行ったのは余計でした。
下表に、これまでの本指標での取引成績を示します。ここに記載した取引は全て、指標発表前に分析結果を示して発表後に結果検証を行った取引です。
本指標次回発表は10月16日です。
次にZEWの分析検証です。
指標結果は改善だったにも関わらず、反応は陰線でした。事後差異判別式の解は+11.4でした。
期待指数・現況指数ともに、市場予想は前回よりやや悪化となっていたものの、結果はともに改善でした。
事前方針は、指標発表時が直前1分足と同じ方向にオーダーなので、判定は●です。
追撃は、直後11分足が跳幅・値幅ともに直後1分足を超えて反応を伸ばしているので、判定は〇です。
取引結果は下表の通りです。
背景が黄色の列は事前方針に示していない取引です。黄色背景の取引は、次の過去成績に含めません。
指標発表時の取引は、ポジションオーダーが発表直前過ぎて約定が18時を2秒過ぎていました。17:59:59頃のオーダーだったので、この時間の約定には3秒を要しています。オーダーが遅くなったのは、直前1分足が陽線側に転じたのが55秒頃だったためです。がしかし、損切となったのは、事前方針が当たっていなかったからで、オーダーが遅くなったせいではありません。
本指標取引の過去成績を下表に纏めておきます。
欧州指標は苦手ですが、ZEWは負けが目立ちます。幸い、反応が小さい指標のためたいしたことがないものの、負けが指標発表時に生じているのか追撃で生じているのか、過去に遡って調べておきましょう。
次回本指標発表は10月16日です。
今日は仕事が休みなので、取引が楽しみです。エテシテこんなときに限って負けるのですが。
台風22号がグァムを直撃しており、現地では観光客がホテルに缶詰め状態だそうです。
米国のホテルは煙草が吸えないので大変です。「部屋で煙草を吸ったら200ドルの罰金」という念書をチェックインのときに書かされたりするのです。それで夜にホテルの外で煙草を吸っていると「煙草くれよ」と言ってくるデカい人が来たりするのです。晴れた夜に「はいはい」ってあげると大変です。1時間後にまた煙草を吸いに外に出ると、デカい人が増えていたりするのです。でも、台風の中で煙草を吸えば、そんな怖い思いはしなくてすみそうです。煙草に火がつかないだけです。
FXに関係ない話ですが。
ーーー$€¥£A$ーーー
英国雇用統計 の過去反応は、事後差異がプラスだったときは素直に陽線での反応が期待できるものの、マイナスだった場合は陰線で反応するかどうかちょっと怪しいところがあります。追撃は陽線のとき行いましょう。
直近のEU離脱を巡る情勢を踏まえると、この過去パターンが逆に「事後差異がプラスのときに陽線になるか否かが怪しく、マイナスなら素直に陰線」にならないかを注視しています。ここ数か月では、まだそうした変化は起きていないようです。
指標発表前の取引方針は次の通りです。
直前10-1分足の取引方針は「事前差異がプラスのときにロングをオーダー」です。10日夜時点における市場予想では、事前差異判別式の解は+0.4です。
直前1分足の取引方針は「直前10-1分足が陽線のときにショートをオーダー」です。
なお、直前10-1分足や直前1分足は、過去に年2・3回の割合でそれぞれ20pips以上・10pips以上跳ねています。そのときのチャートではかなり大きな跳ねに見えるはずです。けれども、この跳ねた方向は、過去の結果を調べてみると、指標発表後の反応方向と関係ありません。
気を付けましょう。
指標発表時の取引方針は「取引しない」です。
過去の直後1分足の陰線率は64%、直前10-1分足との方向一致率は37%(不一致率63%)、事前差異と直後1分足の方向一致率は38%(不一致率62%)となっています。個別に取引基準の70%に達していないので、指標発表時刻を跨いだポジションは薦めません。
直後1分足の過去平均跳幅は30pips(2018年発表分は27pips)にも達しており、大きく反応しがちな指標だから慎重です。
指標発表後の取引方針は次の通りです。
追撃方針は「初期反応方向が陽線のとき追撃開始し、1分を過ぎたら利確の機会を窺う」です。直後1分足と直後11分足との方向一致率は83%で、その83%の方向一致時だけに注目したとき、直後1分足跳幅を直後11分足跳幅が超えて反応を伸ばしたことは71%です。けれども、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が伸びていたことは51%しかありません。
再追撃方針は「直後1分足跳幅が40pips以上なら実施」です。直後1分足跳幅が40pips以上だったことは過去11回(頻度26%)あります。この11回の直後1分足値幅は平均40pipsで、直後11分足値幅は平均52pipsです。直後1分足跳幅が大きいときは、平均的にヒゲが短く、なるべく早く追撃に参加しても直後11分足の終値がつく頃までに反応を伸ばしがちです。pips平均でなく回数を見てみると、直後1分足跳幅が40pips以上だったときに、直後1分足終値よりも直後11分足終値が伸びていたことは、11回のうち8回(73%)です。いわゆる「抜けたら追う」べきポイントが直後1分足跳幅40pips以上と考えておけば良いでしょう。
直後1分足跳幅が40pipsに達しないときは、直後11分足のヒゲが過去平均で全幅の1/3にも達することをアテにします。再追撃方針は「上下動を利用した短時間の再追撃と逆張り」です。参考にすべきは、直後11分足の過去平均跳幅が40pips(2018年発表分41pips)、同値幅が27pips(同28pips)という落差の大きさです(戻り比率ほぼ1/3)。指標発表から5分後ぐらいまでは順張り、その後は逆張りの機会を窺います。
ーーー$€¥£A$ーーー
独国ZEW景況感調査 の過去反応は、多くの指標解説で期待指数に注目が集まるように誘導されていることに注意しましょう。指標発表直後の反応方向との一致率が高いのは現況指数の方です。
ただ、あまり大きく反応する指標ではありません。過去の傾向から言えば、前回結果がどうあれ指標発表前後の反応方向に関係なく、発表結果と市場予想の大小関係だけに素直に反応しています。
前回結果が(市場予想に対し)どうあれ反応方向に関係ないのだから、指標発表前の方針は「取引しない」です。
指標発表時の取引方針は「直前1分足と同じ方向に指標発表直前にポジションをオーダー」です。
直前1分足と直後1分足の方向一致率は過去18%(不一致率82%)しかないことをアテにします。
指標発表後の取引方針は次の通りです。
追撃方針は「初期反応方向に追撃し、なるべく早めの利確/損切」です。直後1分足こそ指標結果の良し悪しに素直に反応します。
再追撃方針は「取引しない」です。直後1分足終値を超えて直後11分足終値が反応を伸ばしていたことは38%しかありません。本指標の反応方向への影響力は小さく、ECB金融政策が明後日に迫っている影響がわからないことから逆張りは行いません。
以上
ーーー$€¥£A$ーーー
以下は9月12日5時頃に追撃しています。
【事後検証】
まず、英国雇用統計の分析検証です。
指標結果は失業保険申請件数と平均所得が前回・予想を上回り、反応は素直で陽線でした。事後差異判別式の解は+0.4でした。
典型的な本指標への反応パターンだったのか、分析方針には問題ありません。
下表は取引結果です。
今回の取引方針は全て当たっていたため、問題ありません。
直前1分足での取引は、実質的に2分前〜1分前の取引となりました。
追撃は、発表直後のオーダーが約定せず、実施が遅れました。
逆張りは、発表から5分を待てずに開始しました。10分後にもう一度逆張りを行ったのは余計でした。
下表に、これまでの本指標での取引成績を示します。ここに記載した取引は全て、指標発表前に分析結果を示して発表後に結果検証を行った取引です。
本指標次回発表は10月16日です。
ーーー$€¥£A$ーーー
次にZEWの分析検証です。
指標結果は改善だったにも関わらず、反応は陰線でした。事後差異判別式の解は+11.4でした。
期待指数・現況指数ともに、市場予想は前回よりやや悪化となっていたものの、結果はともに改善でした。
事前方針は、指標発表時が直前1分足と同じ方向にオーダーなので、判定は●です。
追撃は、直後11分足が跳幅・値幅ともに直後1分足を超えて反応を伸ばしているので、判定は〇です。
取引結果は下表の通りです。
背景が黄色の列は事前方針に示していない取引です。黄色背景の取引は、次の過去成績に含めません。
指標発表時の取引は、ポジションオーダーが発表直前過ぎて約定が18時を2秒過ぎていました。17:59:59頃のオーダーだったので、この時間の約定には3秒を要しています。オーダーが遅くなったのは、直前1分足が陽線側に転じたのが55秒頃だったためです。がしかし、損切となったのは、事前方針が当たっていなかったからで、オーダーが遅くなったせいではありません。
本指標取引の過去成績を下表に纏めておきます。
欧州指標は苦手ですが、ZEWは負けが目立ちます。幸い、反応が小さい指標のためたいしたことがないものの、負けが指標発表時に生じているのか追撃で生じているのか、過去に遡って調べておきましょう。
次回本指標発表は10月16日です。
以上
タグ: 英国雇用統計,独国ZEW