「とがし」の支店や分店ということではなく、とがしとは違ったコンセプトでオープンすると、店主ブログに載っていました。
当然のようにオープン当初は行列になるんだろう、と予想していましたので、落ち着いたら行こうと思っていました。
開店は11時と聞いていたのですが、たまたま11時ちょっと前くらいに通りかかったところ、全然お客さんが並んでいなかったので、これは狙い目とUターンし、開店待ちに並びました。
券売機制ですが、慣れていないとどこに何があるかわかりません。とがしの券売機はシンプルでしたが、こちらは細分化されているので、ちょっと戸惑います。まして後ろにお客さんが行列していると、無言のプレッシャーが・・・
今回選んだのは「辛らーめん」。
食券を渡す時に、麺の量と、辛味の量を訊かれます。今回は中盛り・中辛でお願いしました。
店内は、とがしに比べればはるかに広いです。テーブル席が3つ?カウンターも10人くらいは座れそう。
厨房も、とがしよりも広く、従業員も沢山います。
その従業員も、みなさん元気ハツラツ。食券を受け取ったお姉さんが厨房にオーダーを伝えるのですが、その声のデカイ事・・・ 真後ろで急にやられたらビックリしてしまいます。
厨房には、とがしで見た事のある人が中心に働いていました。この人が「かいじ」の店長になるのかな?
さて、いただいたラーメンですが、一言で言えば「ライトとがし」「万人向けとがし」といった感じです。
麺は中太ストレート麺。とがしに比べて細めで、茹で上がりも「とがしに比べれば」柔目ですが、それでも十分コシがあり、噛み応えのある美味しい麺でした。
スープも「とがしに比べれば」粘度が薄くサラサラしていますが、それでも旨味のしっかり出た濃いスープでした。
「辛らーめん」ということで、辛味ですが、現在のとがしの辛味がスパイス系なのに対して、「辛らーめん」の辛味は唐辛子系の辛さ。以前のとがしの「カラメ」のような辛さです。ただし、「中辛」でも十分辛いです。辛すぎるくらい。よほど辛いラーメンが好きでもなければ「小辛」の方がいいですね。「中辛」では辛すぎてらーめんの旨味を堪能する事が出来ません。
麺の量については、中盛りでもとがしのレギュラーの量よりも少なく感じました。とがし並みに食べたければ、大盛にした方がいいのかも?
ただ、「かいじ」はサイドメニューが充実しているし、ランチセットもあります。あえて麺だけにこだわらず、ランチセットを楽しむという選択肢もアリかもしれません。
お値段も650円と手頃ですし、いいラーメン屋が出来たなぁ、と思いますね。
私が帰る頃には、案の定、満席&行列。
この界隈、かいじ・大勝軒・徳島ラーメン人生と、新店舗ラッシュですね。一草庵も人気店だし、あっというまに激戦区となってしまいました。
選択肢が増えるのは、嬉しい悩みですね。
素材にうるさい珍味屋が作った【尾道ラーメン】
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