とは言え、体調が万全でない時に脂っこいものや重い食事には食指が動かず、こんな時こそ蕎麦でしょう。と言うわけで、こちらのお店へ。
お店に向かっている途中で気付きました。若い頃、この界隈の会社に勤めていて、時々同僚と鷹の羽にお昼ご飯を食べに来たんだっけ。懐かしいなぁ(笑
店内はカウンターと大テーブルと4人掛けテーブルがあり、キャパシティは十分です。時間が早かったので空いていました。昔はいつも混んでいる印象しかなかったので、ちょっと意外。お昼が近づくにつれて混雑するのでしょうけれど。おかげで注文から提供まで、それほど時間はかかりませんでした。
ランパス掲載の他の蕎麦屋さんが「蕎麦+ミニ丼」なのに対して、こちらは蕎麦一本で勝負。おろし蕎麦。通常720円が500円。大根おろしに蕎麦つゆと刻み葱とワサビをぶち込んで、豪快にいただきました。
蕎麦つゆは甘さ控えめ、醤油と出汁が立っている感じで、個性を感じます。蕎麦は固めの歯応えですが、堅めに茹でていると言うよりも蕎麦自体が詰まっている印象。もちろんツルツルとすすれるのですが、噛んだ時の弾力が他の蕎麦屋とは違います。蕎麦自体の味も良い。以前「蕎麦って大きくはハズレないけど、特筆するほど美味しい蕎麦にも出会えない」みたいな事を書きましたが、やっぱり美味しい蕎麦は美味しいのです。他とは違う蕎麦ってのは確実に存在します。個人的な印象ですが、本物感を感じました。こういう蕎麦なら、いわゆる「蕎麦つゆには蕎麦どぶんと沈めずに、端の方をちょっとだけ付けて、蕎麦本来の旨味を味わい」って食べ方にも十分耐えうることができます。通ぶって、後半はそうやって食べてみたのですが、本当に蕎麦の旨味を感じる事ができました。
この店も当たりだ。ランパス切れても、また来よう。
11:00〜 日・祝定休
仙台市青葉区二日町6−26
【このカテゴリーの最新記事】