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『サウジアラビアに野球がやって来る』 本日は西アジア地域・インド亜大陸を対象としたプロ野球リーグであるbaseball unitedについて見ていきたいと思いますが、深夜にかなり驚きの情報が入ってきました。 こちらの記事やinstagram(1、2)にて発表されていますが、baseball unitedはサウジアラビア野球連盟と正式にパートナーシップ協定を結び、サウジアラビアの都市であるリヤドやジェッダ、ダンマームにフランチャイズを立ち上げる事が発表されました(まさかの3球団創設)。昨年の段階からカシュ・シェイクCEOはサウジアラビアにも赴いて会合が行われた事は明らかとなっており、てっきりサウジアラビアのチームを発表するのかと思いきや、まさかのUAEに2球団(ドバイ、アブダビ)創設されました。しかしながら8球団に拡大される予定だったのでやはりサウジアラビアにもチームが創設されるだろうなと思っていましたが、まさか3球団も創設されるとは予想外でした。そしてinstagramによると、まずはリヤドを本拠地とする球団が発表される予定との事で、近日中に様々な事を発表する予定であることが綴られています。 また、baseball unitedが発表している記事によると、今後はサウジアラビアに子会社を設立する予定で、インドやパキスタン、UAEと同じくサウジアラビア野球連盟とも連携を取って野球を発展させていく事を目指しているそうです。ちなみにプロ野球リーグやトーナメントの開催は無期限で開催されるとの事(UAEはひとまず15年という期限が設けられましたが)で、つまり破綻しない限りは未来永劫という事になります。2019年にサウジアラビア野球連盟を立ち上げてドバイ大会や自国での選手権大会開催などに取り組んでおり、どうやらサウジアラビアは本気で自国内での野球の成長や発展、振興を目指していることが窺えますね(ちなみに既にサウジアラビアの政府系ファンドPIFとも会合を済ませています)。 昨年は4球団発表され、残る4球団は何処かと予想していましたが、まさかサウジアラビアに3球団創設されるとは予想外でしたね。となると残りの1球団は開催予定地がドーハとなっていただけに、恐らくカタールとなる事が濃厚なのではないかな?と思います(こちらも既にカタール投資庁と会合を済ませています)。スリランカやブータンは残念ながらひとまず見送りとなりそうですが、このプロ野球リーグが順調な成長を続けることができればいずれ球団創設も期待できるのではないでしょうか。様々な地域で野球の普及が進みつつあり、非常に楽しみですね。※ ちなみにこちらがサウジアラビア野球連盟の公式サイトです。PIZZA★ロッソ人気の『銀』セット 【ピザ】【RCP】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_メッセ】【楽ギフ_メッセ入力】【150905coupon500】【150905coupon300】【150905coupon100】
2024.03.06
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『期待株の一発と出場国の実情』 本日は欧州の野球について見ていきたいと思います。本日、今季から新たに2軍戦に新規参入する事となったくふうハヤテと6日から始まる日欧野球の為に来日した欧州代表が試合を行い、4-4の引き分けだった事が分かりました。 その中で一際目立ったようなのがマレク・フルプ外野手、実はこの選手は去年のWBCチェコ代表で3番打者を務めていた当時アメリカの大学でプレーしていた右の強打者で、佐々木朗希の163キロを打ち返して二塁打を放つなど片鱗を見せていた打者です。そのフルプ外野手が8回に3ラン本塁打を放つなど存在感を見せつけました(twitter)。以前の記事にも触れたのですが、フルプはMLBを目指してアメリカの大学へ進学するもドラフト指名はならず、昨年はアメリカの独立リーグでプレーし、ソフトバンクのウォーカーにも負けず劣らずの打撃成績を残しました(twitter)。今年も同様にアメリカ独立リーグでプレーするとの事です。 そしてかつてスペイン球界でプレーされていた方が執筆されたスペイン球界の実情が掲載されており、ご本人様のtwitterにて紹介されていました。以前の記事でも書かせていただきましたが、現在スペインは同じスペイン語圏という縁もあってドミニカ共和国やベネズエラからの移民がスペインに入国しており(特にベネズエラは政情不安からスペインにやって来る人が多いとか)、その影響で野球のレベルが格段に上昇してきており、昨年は欧州野球選手権大会で見事に全勝優勝を果たしました。以前の記事でも触れましたが、スペインとドミニカ共和国の間で野球連盟創設の話も出ており、今最も欧州で野球が強くなっていきそうな国がスペインではないかと思われます。 このように見ていくと、地道にコツコツと選手育成を重ねて強くなっていったチェコや中南米からの移民によって格段に力をつけてきたスペインなど方法論は違うものの、どちらも野球が徐々に根付きつつあるのではないでしょうか。しかしながらホップ・ステップ・ジャンプのうち、ホップまで来るのですが、どうにもその2段階跳ね上がる事が出来ないのはやはり欧州にプロ野球リーグがないからではないかな?と思ってしまう次第で、これは以前の「欧州野球の発展雑感」シリーズを読んでいただければ幸いです(1、2、3)。スペイン球界の記事にて目に見える形でアイドル的存在が必要だと書かれていますが、プロ野球リーグがナノでどうしてもMLBに行かねばなりませんが、以前に書いた記事の通り、今の段階の欧州球界でMLBに行っても淘汰されてしまうのです。確かにフルプは「チェコの至宝」ではあるものの、客観的な意見を言えばそれはあくまでも「野球強豪国以外での至宝」という域を出ておらず、MLB球団からはドラフト指名されなかったという現実がそこにあるのです。しかしながら本来であればフルプのような選手がMLBには届かずともNPBのようなプロ野球リーグがあればスラッガーという事もあって欧州地域では皆が憧れるようなスター選手になれます。しかしながら結局如何せんプロ野球リーグがないので結局日の目を浴びる事ができずとなり、ここが欧州野球最大のネックとなっているのではないかな?とやはり感じてしまいますね。幸いチェコではスポンサーや政府からの支援が得られるようになるなど資金面は以前よりかは良くなりつつあるだけに、ここを乗り越えてステップ・ジャンプへとつなげられるかがカギとなりそうです。
2024.03.04
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『野球新興国の勢い』 本日はチェコとブラジルの野球について見ていきたいと思います。実はこの2ヶ国は共通している点があり、どちらも国際大会で国民の関心を集めて多少なりとも野球に注目が集まるようになってという点にあります。 まずチェコはWBC本選出場を決めて中国に勝利を収め、野球強豪国である日本や韓国、豪州ともコールドにならずに最後まで亘り合った点や紳士なプレーに日本中の関心を集めました。また、チェコ開催となった2023年の欧州野球選手権大会では約92万人もの視聴者数を記録しました(twitter)。政府からの支援するスポーツ種目にも選ばれるなどチェコ野球界にとって大きな1年となりました(twitter)。その勢いのあるチェコですが、今年に入ってBC神奈川に若き右の強打者プロコップ内野手の入団が決定して、来週の水曜、木曜日に開催される日欧野球にもチェコからは4名の選手が参加します。そして何よりも凄いのがどちらもチェコで取り上げられたという点、まずプロコップ内野手の日本球界進出がチェコ国営テレビで報道されました(twitter)。更に何と日欧野球がWBCや欧州野球選手権大会に続いてチェコの国営放送でもライブ中継される事も判明(twitter)、2試合とも試合中継されるとの事です(twitter)。今までならば間違いなくスルーされていたであろうニュースや試合中継が今やしっかりと取り上げられるようになっており、間違いなくチェコ国内でも野球がじわじわと浸透してきた証なのではないでしょうか。 続いてはブラジル、前回の記事にてパンアメリカン競技大会にて強者を次々と破って銀メダルに輝き、国民の注目を集めました事を書かせていただきました。MLBでもブラジル人選手が増えてきており、NYYにも初のブラジル人投手が在籍していますが、三振に取った時の投手がどうやらそうだったようですね(twitter)。ちなみに元巨人ビエイラがLAAのトラウトと対戦して空振り三振に打ち取ったそうです(twitter)。こちらも前回の記事にてアカデミーの設立などで躍進を遂げつつあると書かせていただきましたが、そのブラジルにて現在サウスカロライナ州フロリアノポリスに球場建設に関する署名活動が行われている事が判明しました(twitter)。こちらがサイトとなっていますが、今のところ5000人の目標中2488人が賛同しているとの事で、この州での野球・ソフトボール愛好家が増えているものの、正式な球場がまだないそうです。寄付などではなくオンライン署名のようで、ブラジル野球の更なる成長や発展の為にも興味のある方は是非署名に協力していただければと思います。野球太郎No.049 2023ドラフト総決算&2024大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.02.29
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『32球団へ?』 本日はMLBについて見ていきたいと思います。プロ野球は一足お先にオープン戦が始まりましたが、MLBでもオープン戦が始まり、明日の日本時間午前5時からNHKが大谷翔平のLADデビュー戦の生中継が決まりました。今オフの大型補強によって絶対王者となりそうな気配のLADですが、何とかTEXが2連覇を果たして欲しいものです^^;。 そんなMLBですが、実は30球団から2球団追加されて32球団となる事がほぼ決定しているようで、記事も掲載されました。以前からコミッショナーが将来は32球団への拡張について言及していましたが、いよいよ候補地が絞られてきましたね(記事)。有力地となっているのはテネシー州ナッシュビルとユタ州ソルトレークシティーの2つが挙がっており、特にソルトレークシティーは既にMLB球団誘致する為の新球場計画を発表している事が詳しい方がtwitterにて紹介されています。また、2つ以外の候補地としてポートランドもポートランド都市圏でのMLB球団の設立を目指す声明が発表され、ポートランド・ダイヤモンド・プロジェクトが始動していて既に巨大な敷地も購入していてスポーツ・エンターテイメント地区の開発を目指しているとの事です(twitter)。そして意外な場所では何とアメリカ国外のメキシコのモンテレイもかつての記事にて有力候補地として挙がっており、今年はNYYとメキシコリーグの球団の試合が開催される予定?があり、これがその布石?という可能性があるかもしれませんね(twitter)。そして掲載させていただいた記事にはモントリオールも候補地として挙がっていますね。 現状積極的に動いているのがソルトレークシティーとポートランドの2つですが、日刊スポーツの最新記事ではポートランドではなくナッシュビルとの事ですが、果たしてどちらが選ばれるのか注目したいですね。個人的には世界的な野球振興や発展も望めそうだなという点、というのもMLB球団が2つ拡張されるという事はMLB傘下となる球団も最低8球団以上は増える見込みがあり、2球団なので単純計算で16球団追加される事となります。という事はプロ野球選手になれる選手も大幅に増えるという事になり、まだそこまで野球が盛んではないものの野球人口が増えてきた国の選手にもチャンスが増えるという事にも繋がります。ただ球団が2つ増えてプロ野球選手が増えれば当然ながら獲得選手の競合数が増えるわけで、本来ならば漏れていた選手までもがMLBに入ってくるので一定期間のレベル低下は避けられない事態となりますが、これもMLB各球団が他球団を出し抜く為にまだ見ぬ逸材を求めてアフリカや欧州、南米、中東、インド亜大陸にMLBが直接所有するアカデミーを建設する可能性も出てくるのではないかなと思います。そうなれば野球をする子供達も増えてくるでしょうし、ひょっとすると国内プロリーグの機運も高まってくるのではないでしょうか(もしくは各地でMLB傘下のマイナーリーグ設立などでも面白いかもしれません)? 日本でも2軍のみ参加する球団が2球団増えたものの、やはり1軍の球団も増えて欲しいなというのが本音で、レベルの低下にしても上記の通り別に日本人に拘らずとも東南アジアやアフリカなど野球に取り組み出している国は数多くあります(このブログでもまだ野球がそこまで盛んでない国について取り上げていますが)。なので日本人選手のみのドラフト会議と東南アジア、南アジア、アフリカ人選手枠を個々に設け、各地域毎に分けたドラフト会議などを実施していけば良いのではないでしょうか?少子高齢化は避けられないのですから国外の選手のターゲットにしてレベルの底上げをしていけばリーグのレベル低下は避けられますし、ビジネス面でもこれらの地域に放映権の販売なども見込めるのではないでしょうか?もう少し野球新興国の為に日本も動いてもらいたいなというのが個人的な願いです。幸せの黄色いカステラ1号 送料無料 [ スイーツ 和菓子 お菓子 長崎カステラ プレゼント 焼き菓子 しっとり おすすめ グルメ大賞 10切れ カット済み 高級 老舗 女性 男性 おやつ ] SL T101
2024.02.27
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『2強へ近づくブラジル・追随するアルゼンチン』 本日はブラジル、アルゼンチンの野球について見ていきたいと思います。まずはブラジル、サッカーの国というイメージのあるブラジルですが、日系人の影響で実は細々ながらも野球は行われ続けており、ヤクルトに松元ユウイチやツギオ、広島ではかつて玉木重雄(実は私が一番好きだった選手^^;)氏や今も海外で現役を続けている仲尾次オスカルなど覚えておられる方もおられるのではないでしょうか。しかしながら近年ブラジルもヤクルトの野球アカデミー(サイト)が設立された事やMLBプロジェクト(サイト)などが発足されて以降、日系選手以外の選手も現れ始めており、こちらは巨人に在籍したビエイラ投手を覚えておられる方がおられるのではないでしょうか。他には2013年のWBCにて楽天田中から打棒を炸裂させたレジナット選手(昨年WLにて活躍)も記憶に残っている方がおられるかと思います。その中でも最も有名な選手と言えばやはり鈴木誠也の同僚であるCHCの正捕手ヤン・ゴームズ、ゴームズはブラジル出身ですが12歳でアメリカに移住したのでアカデミー出身ではないですが、日系人の影響を受けているブラジル野球で育った事もあり、日本プロ野球を夢見ていたそうですね。 このように野球強豪国のドミニカ共和国やベネズエラなどの中南米諸国の後を追うように12歳からというかなり若い年齢で野球アカデミーで英才教育を受ける選手やMLBの指導を受ける環境が整備されつつあります。以前の記事にてイタリアが「高校生の年齢では遅いからもっと若い年齢でアメリカに留学させた方が良い」というアドバイスを受けたという記事を紹介しましたが、ブラジルでは一足早くプロジェクトが進んでいます。その成果もあって今年もMLB球団と契約する選手をinstagramにて紹介されていますが、見て分かるように16歳で契約していますね。他では日本の独立リーグであるBCリーグに所属している栃木GBにもブラジル人選手の入団が決まった事や日本の高校に入学する選手もいるようですね。 「追記」 一番重要な情報を忘れていました^^;。実は大谷翔平や山本由伸らが入団したLADにも19歳の日系ブラジル人のキン・オモサコ投手が招待選手として参加しています(記事)。 そしてバラバラだったリーグを統一して野球にも取り組みだしたアルゼンチン(ちなみにLABはポパイが優勝したことがtwitterにて発表されています)では新たにユースの育成リーグが設立(twitter)(twitter)されており、既に試合が行われています。このユース育成リーグにはサルタ(twitter)とブエノスアイレス(twitter)の2つのチームがある?そうで、第1週はブエノスアイレスが3連勝を収めたそうです(twitter)。他にはアルゼンチン北部でも野球競技を発展させる事も目指しているそうで(twitter)、サッカーのイメージが強い国ですが、実はWBC予選にも出場してパキスタンに勝利を収め、パンアメリカン予選ではカナダに勝利、新球場建設の話もあるなど徐々に下地が作られつつあります。以前にアメリカやドミニカ共和国など強豪国の会議にアルゼンチンも参加させたもらったという記事も見かけており、ひょっとするといずれはアルゼンチンにもアカデミーが設立される日が来るかも?しれませんね。 サッカーのイメージが強い南米2ヶ国ですが、野球も徐々に浸透しつつあり、特にブラジルは近年かなり活発になってきたのではないでしょうか。パンアメリカン競技大会では銀メダルに輝いて国民の注目を集めるなど上昇機運が高まってくるでしょうか。ただブラジルは選手権大会はあるもののリーグ戦はなく、パンアメリカン競技大会で銀メダルに輝いた際に国民のコメントに「プロリーグを作ろう」という声が出ており、ブラジル野球連盟自体もプロ野球リーグ設立を目指している?といった動画を見かけた事があるだけに、新しく設立されたbaseball unitedのような南米大陸に焦点を当てたプロ野球リーグができれば面白そうですね。ちなみに3月に開催予定のU15大会には2ヶ国共に参加予定(twitter)となっており、どのような結果になるか楽しみにしたいところですね。※ アルゼンチン野球連盟の公式サイトがリニューアルされていました。
2024.02.26
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『中南米化路線へ?』 本日はイタリアの野球について見ていきたいと思います。3月6、7日に日欧野球が実施され、イタリアからも選手が選ばれて来日するのですが、今回の欧州選抜チームにコーチとして元オリックスのマエストリ氏が来日します。そのマエストリ氏が近年のイタリア球界についてに語っており、今後の日本球界への要望が綴られたインビュー記事が掲載されました。 個人的にはマエストリ氏の持論や要望には大いに賛同するところです。現に結果的には一次リーグ敗退となったチェコの方が国内でそれなりの反響を得たのに対し、イタリアは準々決勝にまで駒を進めたものの、国内ではほぼ話題にもならなかったそうです。それどころか意外にも世界的に見てもかなり古い歴史を持つイタリアの野球好きな人々からは「この代表は恥」と寧ろ反感を買ったとまで書かれていました(記事)。実際にチーム編成を見てもほぼ自国民、自国リーグでプレーしている選手らを中心としたチェコに対し、イタリアの場合はアメリカ系イタリア人が中心となり、イタリア人は僅か4人となりました。確かに戦力的には強くなりましたが、マエストリ氏の言う通り、「果たしてこれはイタリア代表なのか?」という疑問を抱いても不思議ではないと思います。そしてマエストリ氏の言う通りモチベーション低下へと繋がっているのか、国内組中心で挑んだ昨年の欧州野球選手権大会では何とスウェーデンに敗れて準々決勝に進めないという前代未聞の事態となってしまいました。逆にWBCチェコで代表監督を務めたハジム監督はこのようなコメントを述べているようですが、イタリアとは完全に真逆の方向性と言えますね(twitter)。これから足掛かりを掴もうとするポーランドやイスラエルなどの国ならばともかく、イタリアの場合は目先の勝利に拘るよりももっと先の大局的な視点を見据えて行動する事の重要さが分かりますね。 しかしながら事態を重く見たイタリアはようやくイタリア人の選手育成に動いていく方針を取り始めたようで(記事、記事)。以前の記事でも紹介しましたが、イタリアでは育成システムのパートナシップを結び、更にもう一つ以前の記事でも紹介しましたが、10歳~12歳の子供達を育てていく必要性があるというアドバイスを受けて中学生の頃からアメリカへ留学させるプランが進行しています。更にイタリア野球連盟とイタリア系アメリカ人野球財団がカレッジパイプランを打ち出し、イタリア人とイタリア系アメリカ人選手を対象として大学野球やソフトボールでプレーしたい選手の為に奨学金申請制度が開始したとtwitterで発表されました(記事)。つまり、有望な選手は中学生のうちからイタリア国内で育成するのではなくアメリカへ留学させて育てようという方針を取る事にするようです。 個人的な印象としては中南米諸国に近い方針を取るのかな?と思います。中南米諸国の場合は国内にMLBアカデミーがあり、10代前半から既にプロ入りを意識して練習などを積んでいくそうで(記事)、ドミニカ共和国ではMLBアカデミーの税金を免除するなどして積極的に誘致しているそうです(記事)。イタリアの場合は留学という方式ですが、どちらもアメリカを意識しての事であるという点では同じであり、国内にMLBアカデミーがあるわけでないのでイタリアの有望な選手を国内ではなくアメリカに託そうと言う事でしょう。確かにイタリアはオランダと共に長い歴史を持つ国(セリエAは1948年設立)ですが、逆に言えば長い期間の中で国内で野球を盛んにさせる事ができずにマイナー競技の域を脱しきれないまま来てしまったという事でもあります。という事は今までの方針では駄目だという事であり、ある意味では他の欧州諸国以上に何かしらの大きな方針転換が急務でもあると言えるでしょうか。この方針は穿った見方をすれば一旦自国内の野球環境の発展や振興を諦めたという事でもありますが、上記の通り長い年月を経てもそうならなかったのならばアメリカへ送るというのも悪い選択ではないのではないでしょうか。早期にアメリカへ渡れば環境への慣れの他には最先端のトレーニングや動作解析、試合数なども非常に多いでしょうから大学からアメリカへ渡るよりも有利になり、MLBで活躍する可能性も高まるのかな?と思います。そして活躍した選手達がいずれイタリア国内でアカデミーを設立するといった流れが出来れば好循環が生まれるのかなと思います。チェコとは違う方針ですが、イタリアもチェコと同じく草の根活動に力を入れ始めており、どういった成果が生まれるかが楽しみです。
2024.02.24
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『アフリカのハブとなるのか?』 本日は昨日に続いてアフリカの野球について少し触れてみたいと思います。先日、ソフトバンクがアフリカのウガンダ、南スーダン出身の投手2名のトライアウトを実施する事が明らかになり、記事にさせていただきました。その中で現在最も野球の発展が著しいのがウガンダ、以前から「ウガンダ野球に注目」といった事を記事にしているのですが、ここでウガンダにて野球の発展が著しい理由をざっくりとまとめてみたいと思います。 まずやはり一番大きいのはLADアカデミーの存在だと思われます。前回の記事でも紹介させていただきましたが、ウガンダ野球に実際携わっていた方のnoteにて「LADアカデミーによって選手としてのチャンスだけでなく、コーチや現地スカウトといった雇用も創出されるようになった」とあります。ウガンダは貧困国家の一つでもある為、生活の為に野球をする子供達や携わる人々が増えてきたと言えるでしょうか。また、LADアカデミー以外にもtwitterにて投球動画を投稿している方が運営しているコミュニティ・ブレーブスアカデミーや日本の大学生らで運営しているウガンダ野球を支援する会なども存在しており、国内リーグも存在しており、アフリカの中ではかなり野球振興が進んでいる国であり、もう南アフリカを越えようとしている国だと思います。 そして今回調べてみて新たに判明したのがパールベースボール財団の存在(facebook、linkedin)、様々な年代の選手らに野球を指導をしているそうで、将来的にはアフリカの諸国の人々が一堂に会する野球リーグの創設を目指しているそうです。実際にベナン共和国でアメリカでプレーする事を目指しているウガンダのカスンバ・デニス捕手のような存在が同国にもおり、グエデホウ・ジャン・リンという左投左打の一塁兼投手を務める選手をウガンダに招待する事がこちらの記事にて書かれています。ちなみにリン選手の好きな選手はLADの大谷翔平、アフリカの野球少年にも大谷翔平の名前が轟いているようですね。また、この財団の創設者であるサミュエル・ギンゴ氏はアフリカで野球は着実に成長を遂げており、プロリーグの発展に希望があると話しており、同氏はリンのようなアフリカ人選手がアメリカに行く前にキャリアを積む事ができるリーグの創設の必要性を語っています。 ギンゴ氏の「MLBに行く前にしっかりとキャリアを積むプロ野球リーグの必要性」には大いに賛同するところで、以前に欧州について「何故欧州では野球の普及こそある程度の成果は見せているものの、そこからステップ・ジャンプしていかないのか?」といった旨の投稿したのですが、一番大きな問題点はやはり「欧州にプロ野球がないから」と挙げさせていただきました。やはり日本や韓国、台湾、中国、メキシコ、中南米諸国を見てもやはりプロリーグが存在しており、国内でプロ野球選手になれなければ今以上の発展・振興は難しいと思います。現に貧困国家であるウガンダの例を見ても一目瞭然で、やはり豊かな生活をしたいからこそ「将来への道筋があるスポーツ」となった野球をプレーする人が増えたのでしょう。特に欧州ならば別に野球でなくとも他のスポーツならばプロ選手になれる上、野球は費用が嵩むのですから「プロになれない&用具代がかかる」、しかもアフリカと違って駄目なら一般社会で働けば別に貧困で困る心配もないわけですから今の状態ではある意味アフリカより存在意義が薄いものとなってしまっています(だからこそそれでも野球を愛するチェコの選手達に感動を覚えるわけですが)。 しかしながらアフリカでプロ野球リーグ創設は現実的には無理だろうなと考えていたのですが(実際にプロリーグがないからという記事を書かせていただき時に「アフリカならともかく」といった事を書きました)、実際にプロ野球リーグ創設に向けて動き出している団体があるという事は驚きと同時に楽しみができましたね。ただ今考えてみますと、アフリカ諸国の平均年収は2万円や3万円など結構低い国が多く、月収だと僅かに約1700~2500円と大分厳しいですね。しかしながらこれも大変下衆な話ですが、裏を返せばそれだけ物価が安いという事でもあるので案外そこまで費用が嵩まずに安価でプロ野球リーグの運営はできなくはないのかも?とも感じますね。恐らく興行として儲けようとするのはまず不可能だと思いますが、広島のドミニカアカデミーのように殆ど儲けにはならないものの、プロ野球リーグを運営していく事は可能なのかもしれませんね。興行を目的としていないですからスタンドは不要ですし、フェンスなども工夫を凝らし、マウンドもケニア野球リーグのtwitterのような板を使用するなどすれば費用の節約も可能ではないでしょうか。アフリカの選手達もそこからステップアップできる環境ができますから野球を始めようとする選手も出てくるでしょうし、一度アフリカでの野球振興・発展の為にNPB12球団の共同出資で立ち上げてみても面白いかも?しれませんね。12球団で共同出資して立ち上げ、アフリカ人枠を設けてアフリカ版ドラフト会議などで各球団が有望な選手を指名していくのも面白いかも?しれませんね(勿論指名なしもあり)。 話を戻しますと、今後は南スーダンやベナン共和国を始めとしてアフリカ諸国の選手達や既にアカデミーや野球リーグが立ち上がった国と連携を取って協力を結びつつ切磋琢磨していけばアフリカでも野球の普及や発展が大きく前進していくかもしれませんね。その中でも現時点で大きく発展しつつあるウガンダが中心となっていく事を期待したいですね。
2024.02.22
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『ソフトバンクのトライアウトへ』 本日はアフリカの野球について少し見ていきたいと思います。何とソフトバンクが以前の記事にて紹介したウガンダの左腕エドウィン・カトー投手と南スーダン出身のジョセ・デン・トン投手のトライアウトを実施する事が発表されました(記事)。SNSの発達によって現地で野球の普及活動をされている方の情報発信などにより、こういった情報が届きにくい且つまだ野球が盛んとは言えない国の選手がチャンスを貰えるようになりましたね。両投手ともまだ10代で体格も細く、これから体作りや投球指導などを受ければ非常に楽しみな投手になりそうな印象を受けます。ウガンダには既にデビッド・マトマ投手が162キロを投げているだけに、彼に続く投手が現われる事を期待したいですね。いずれはWBCの出場も期待したいところですが、昨年U18には資金不足で参加できなかった経緯があるだけに、資金不足が悩みのタネですね(クラウドファンディングは行われていましたが…)。 以前の記事にてtwitterで様々な投手を紹介しましたが、この動画撮影されている方々が実は現地で野球アカデミーを設立してアフリカの少年たちに野球指導を行っています。個人的にはNPB、もしくは各球団が現地の野球アカデミーと連携を取って野球の発展に向けた動きをしても良いのではないかな?と思います。アフリカではウガンダを始め、カメルーンやケニア、ザンビア、ジンバブエ、タンザニア、ナイジェリア、ブルキナファソ、ベナン共和国など様々な国の選手らがいます。特に広島はドミニカ共和国にアカデミーがありますし、この際アフリカにも野球アカデミーを設立してみても面白いのではないでしょうか?或いはいっその事12球団が共同出資で4~8球団ぐらいでプロ野球リーグなどを設立してみても面白いかも?と思ってみたりもします(もしくはタンザニア野球リーグやケニア野球リーグなどに何らかの支援をしてみても良いのではないかなと思います)。かなり下衆な話ですが、アフリカ諸国ではまだまだ賃金が低く、ブルキナファソなどでは平均年収が僅か2万円という国もあるという話も聞きますが、これぐらいの経費ならば賄えるのでは?とも思わなくもありません(非常に甘い考えですが^^;)。 そしてSNS上での面白いやり取りとしてはタンザニアで野球普及活動をされている方が今回の件についてtwitterで触れつつも「タンザニアにも是非」といった事を書き込んだところ、何とソフトバンクのGM補佐の方が「国際部に報告しておきます。逸材はいますか?」といった書き込みがあり、タンザニアでも何からの動きがありそうですね。以前にオリックスファンの方が欧州野球旅の為にクラウドファンディングを行っていますが、やはり知名度のある団体や個人が情報発信する事によって存在を知ってもらうという事が如何に大事であるか改めて分かりますね。まずは「多くの人に知ってもらう」事が大事であり、そこから裾野が広がっていき、やがて企業や団体などが支援を申し出てくれる可能性が出てきます。どの分野でも一番重要なのはやはり「人脈作り」なのでしょうかね。 「追記」 こちらにウガンダ野球を支援する会でウガンダ野球の普及活動を行われている方がtwitterにてnoteを掲載していたので是非ご覧いただければと思います。
2024.02.21
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『驚きの続報』 本日は以前に記事で紹介したシンガポールの野球についての続報となります。並々ならぬ決意をinstagramで綴っていたシンガポール野球連盟ですが、トライアウトが行われた後に70人から40人に選抜した事がはinstagramで発表されました。名前を見てみますと、中国人っぽい名前や日本人の名前、韓国人の名前、英語圏の人の名前などやはりシンガポールは多民族国家である事を窺い知れますね。ちなみに茨城APでプレーしたウォング航平選手や兄弟の方、佐賀インドネシアドリームズでプレーするエリー選手も選ばれています。 そしてこちらが練習している映像ですが、以前も同じことを書いたのですが、やはりシンガポールは一人当たりのGDPが日本よりも高い国であるという事もあってか、他の東南アジア地域の人々と比べると明らかに体格が逞しくガッチリしている選手が多いですね。そしてスイングする映像も出てきますが、あまり野球が盛んでない国の選手にしてはかなりスイング軌道のレベルは悪くないのではないかな?と感じました。正直まだ野球がそこまで盛んでない国のプレーを見てやはり大きく見劣りするのは投球よりも打撃のひ弱さにあり、大体の打者が単打ばかりで全然飛ばず、そもそもスイングや打撃フォームを見ても「まあ飛ばないよな」という印象がぬぐえません。しかしながらシンガポールの打者はしっかりと飛ばせる下地はできあがっていそうです。 そして投球練習のシーンも出てきて奥の投手が投げ込んでいますが、こちらも盛んでない国の選手にしては良い投球フォームで投げ込むことができているように思います。今後本格的に取り組んでいく事ができれば案外早く頭角を現す可能性があるのではないかな?と期待してしまうところです。数人の動きしか見る事が出来ていないのですが、個人的にはアジアでは4番手、5番手のフィリピンやパキスタンと比べても全然遜色なさそうで、寧ろ打撃はここに映ったシンガポールの打者が上回ってくるかも?と思いました。 また、驚きの情報としては遂にシンガポールにも3チームが誕生した事をinstagramで発表されていました。そして何と野球リーグも始動する事が発表されており、毎週試合が行われる事も明かしています。チーム名はペンギンズ、ブロークンバッツ、トルネーズと他国ではあまり見かけないようなかなり個性的なチーム名となっていますね^^;。 instagramで熱い決意表明を綴ったシンガポールですが、ドバイにまで赴いて経験を積ませたり、トライアウトや野球リーグの始動などいよいよ本格的に野球強化に乗り出してくれそうな動きを見せています。昨年はマレーシアで野球リーグが始動し、インドネシアでもプロ野球リーグ&チームが誕生しました。将来的にはインドネシア国内でプロ野球リーグができ、現在インドネシア人以外でプロ野球チームに参加しているフィリピンやシンガポール人以外の東南アジア諸国(タイ、マレーシア、カンボジア、ベトナム、ラオスなど)の選手達も参加できるようになれば目指すべき場所ができ、活性化できるのではないかなと期待しています。特にシンガポールは裕福な国でもあるだけに、他の東南アジア諸国を引っ張っていくリーダー的存在にもなって欲しいですね。最後にシンガポール野球を特集したシンガポールのテレビ番組?の動画があったので紹介したいと思います。ホワイトデー バームクーヘン ギフト『 マダムブリュレ 』【冷凍便】 新感覚 バウムクーヘン 人気 スイーツ お取り寄せ 内祝 プレゼント
2024.02.20
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『徐々に浸透』 本日はアフリカ野球について見ていきたいと思います。前回の記事にて某クラウドファンディングでの記載に対して「欧州は野球不毛の地・未開の地ではない」といった声が上がっている事を書かせていただきました。その中で「不毛というならばアフリカでは?」といったコメントも見受けられました。しかしながら実はアフリカでも徐々に野球が浸透し始めています。 まずはこのブログでも何回か取り上げているウガンダですが、162.5キロを計測するデビッド・マトマ投手(twitter)を筆頭に北海道の独立リーグに入団した投手や関西独立リーグに在籍中の投手などが存在しており、LADがウガンダに野球アカデミーを設立してそこから4名MLBへと渡っており、SNSで積極的に配信しているカスンバ・デニス捕手は大谷翔平にもフォローされるなど有名になっています。他には「ウガンダ野球を支援する会(twitter)」やLADとは別の野球アカデミーを立ち上げている方もおられるなどかなり活発的です(twitter)(twitter)。ちなみに以前に紹介したyoutubeチャンネル以外にもyoutubeチャンネルが存在しており、そこの動画によるとウガンダ球界にてイースターカップ2024を開催予定との事です(youtube)。動画で見る限りですが、スリークォーターから中々速い直球を投げ込んでおり、やはりウガンダからは目が離せませんね。 続いてケニア、twitter情報によりますと新たに創設された野球リーグの名前は「ナイロビ野球リーグ」というようですね。ケニアでも昨年にタンザニア甲子園に続いて初めてケニア甲子園が開催されるなど徐々に野球が始められつつあります。この野球リーグは来週開幕するそうなので情報を待ちたいところです。また、意外なところでは南スーダン出身の投手の投球練習動画がtwitterにて掲載されていました。全く聞き慣れない国ですが、実はタンザニア甲子園にもゲストとして呼ばれていて何と優勝までしてしまった経験を持つそうです。 また、他ではナイジェリア出身の投手の投球練習動画もtwitterあがっていますね。ナイジェリアと言えばグローブ工場設立のプロジェクトも始まっており、こちらでもこれから様々な進展がありそうなので楽しみです。そしてカメルーン(twitter)、以前にも書きましたがハーモニーベースボールアカデミーが設立され、アカデミー出身の投手が西アジア地域・インド亜大陸を対象としたプロ野球リーグであるbaseball unitedにドラフト指名されてカメルーン初のプロ野球選手となっています。それ以外でも甲子園や昨年初めて野球リーグが創設されて日本の独立リーグ入団が決まった選手が出るなど目覚ましい進展のあったタンザニアや既に四国独立リーグでプレーした選手が何名もいるブルキナファソ、ベナン共和国やガーナ、昨年甲子園大会で話題になったおかやま山陽高校の監督が普及活動を行っていたジンバブエなど様々な国で取り組みが行われており、既にアフリカ地域も全くの不毛地帯ではなくなりつつあります。 このように盛んとは程遠い状態かもしれませんが、ほぼ全地域で野球が浸透しつつあり、その中でもかなり有望な選手もいるだけに、彼らがプロ野球選手となる事で野球選手を夢見て取り組む子供達が多く出てくる事を期待したいですね。個人的には資金難ならばまずは野球の一部部分である「投手」というポジションに絞って普及活動を行ってみるのも面白いのではないかと考えています。プロ野球選手を目指す際に一番なりやすいポジションはやはり枚数を必要とする投手、それに投球練習ならばグローブは不要なうえに壁当てならば捕手も不要になり、実質ボール1個で研鑽を積むことも可能ですし、SNSなどで正しい体の使い方を学んで理に適った投球フォームを身に付ければアフリカ人の身体能力ならば豪速球を投げる事も可能ではないでしょうか。資金がないならばないなりに工夫を凝らして突破口を探るのも手ではないかと思います。PIZZA★ロッソ人気の『銀』セット 【ピザ】【RCP】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_メッセ】【楽ギフ_メッセ入力】【150905coupon500】【150905coupon300】【150905coupon100】
2024.02.19
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『選手権大会開催』 現在世界各国を飛び回っているカシュ・シェイクCEO(twitter)がニューヨーク州、UAEのドバイを経てサウジアラビアのリヤドに来たことを報告していました(twitter)。サウジアラビアは現在リヤドにて球場を建設中で、baseball unitedのフランチャイズ候補地の有力地とされており、昨年は会談も行われました。ちなみに現在サウジアラビアでは野球・ソフトボールの選手権大会が開催されていますが、アラビア語なので内容が全く分かりません(twitter)^^;。以前紹介した記事でもドバイの野球大会にもカタールやシンガポールと共に参戦しているなど積極的に野球に取り組み始めており、どのように進展していくのかが楽しみですね。 そして中国でも4月に野球選手権大会が開催されることが発表されました(twitter)。トーナメント方式でAとBに分かれて試合が行われるようですね。そして掲載されている球団のロゴを見ると、10球団の内の2つはそれぞれ河北体育学院と天津体育大学である事が分かります。以前の記事にて「果たして中国野球リーグはプロなのか否か」といった部分に触れましたが、中国国内での野球に関する記事や後に発表された福建省にて「プロ野球チームの創設」といった部分を見た上での個人的な判断ですが、やはり現在リーグ戦に参加している内の8球団はプロ野球チームですが、残りの2チームは大学という事もあって完全なるプロ野球リーグではないから「プロ」を外しているのかな?と思います。ただ新たにプロ野球チームの創設も目指しており、参入すると11球団で奇数となるだけに、この辺りはどうするのか気になるところですね。 日本を始めとする各国のプロ野球チームが春季キャンプを経てオープン戦へ突入しますが、各国でも大会が開かれるようになってきました。去年は目覚ましい出来事が多かったですが、今年はその目覚ましい出来事を進展させて大きく成長していく、そんな年になってくれる事を期待したいですね。
2024.02.17
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『Majulah Singapura』 本日は東南アジアに位置するシンガポールの野球について見ていきたいと思います。近年UAEやサウジアラビア、カタールなど中東地域で野球に力を入れ始める国が出始めており、前回の記事でもドバイで野球の大会が行われています。そんな中で中東ではない地域でありながら参加しているのがシンガポール、実は昨年もドバイで同様の大会が行われていたのですが、その時もシンガポールは参戦していたようです。ちなみにアジア競技大会ではタイやラオスと共に予選からの参加を果たしています(残念ながら1勝もできずに敗退)。 そんなシンガポールですが、instagramにて今後の国際大会に向けてトライアウトを行う事を発表した際に「何故、シンガポールで野球のトライアウトを行うのか?」といった題名で始まり(日本語訳)、その後に「WBCのフィールドに立つ夢を見た事がありますか?この最高峰のトーナメントはシンガポールにとって遠い存在だと思うかもしれません。しかしながら全ての夢には必ず出発点があります」(日本語訳、若干修正を施しています)。「シンガポール野球は驚異的な成長と機会を積み重ねて東南アジア地域内の勝利だけでなく、野球が人気スポーツである野球強豪国にも勝てるようになる可能性を信じています」。「この並外れた旅を共に歩みましょう。不可能な夢を現実に変えましょう」とかなり熱いメッセージが綴られています。また、こちらのinstagramではあまり野球に馴染みがないであろうシンガポールの人々の方に野球というスポーツは世界中で70以上のプロ野球リーグやセミプロリーグがある国際的なスポーツだという事を紹介しています既に消滅したELBが入っていますが^^;。そしてトライアウトの結果もこちらのinstagramにて発表されているのですが、70名以上もの選手がシンガポール代表のトライアウトに参加したそうで、あまり野球が盛んでないであろうシンガポールでこれだけの選手が集まったのは凄いですね。後日、トライアウトに参加した選手の中から選抜していくとの事です。 WBCを見据えている事やドバイにまで遠征して野球チームを派遣するなど野球に本腰を入れ始めつつあるシンガポール、既に茨城APでプレーしたウォング航平選手や佐賀インドネシアドリームズと選手契約を結んだエリー選手などプロ野球選手も2名誕生しています。個人的な話ですが、両親の仕事の関係で幼少期はシンガポールに住んでいた経験があり、シンガポールという国は個人的にも思い入れのある国なのですなのでアジア競技大会で日本と対戦するのを楽しみにしてていたのですが、予選敗退でがっくりきましたが。私が子供の頃は野球をしている人はほぼいませんでしたが(私の住んでいる場所のせいか、そもそもサッカーをやっている人もおらず、皆プールで遊んでいましたね)、こうして野球に力を入れ始めているというのは感慨深いものがあります。インドネシアでプロ野球リーグやチームが発足しましたが、シンガポールの選手もエリー選手だけでなく、多くの選手がこちらのプロ野球リーグに入団できるようになっていく事ができれば東南アジアでも野球が盛んになってくれるのではないかな?と期待しています。 「余談」 ちなみに佐賀インドネシアドリームズと選手契約したエリー選手ですが、こちらのinstagramに映っているのがエリー選手なのかな?と思います。てっきり打者なのかな?と思っていましたが、どうやら投手も務めているようですね。他の選手も映っていますが、やはりシンガポールは裕福な国という事もあり、他の東南アジア地域の選手とは違って体格がガッシリとした選手が多いですね。 また、最初のinstagramで紹介したピラミッドを見てみるとお分かりかと思われますが、五輪がプレミア12やWBCよりも上に置かれていて頂点に位置されています。日本ではMLB選手が大勢参加するWBCの方が五輪よりも格上という向きがありますが、それ以外の国ではやはり世界的なスポーツイベントである五輪の方がWBCよりも上に位置するという事なのだろうと思います。やはり五輪に種目として採用される事が普及させていく上で如何に重要な事かが分かるのではないでしょうか。ですので野球の普及や振興の為にも「五輪に野球は必要」なのです。楽天グルメ大賞受賞 高級 つぶあん 800g 無添加 あんこ 北海道 特選 十勝産小豆 銅釜 直火炊き のし対応 保存料不使用 手造り 老舗の味 和菓子 スイーツ 粒餡 ツブアン 餡子 アンコ 小豆 ギフト プレゼント ネコポス
2024.02.13
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『中南米で大盛況・ファンの若返り』 本日はMLBと中南米の球団同士のチャンピオンズシリーズであるカリビアンシリーズについて見ていきたいと思います。まずはカリビアンシリーズですが、日本の野球ファンにはあまり馴染みがないかもしれませんが、中南米ではウインターリーグが行われており、それぞれの国で優勝したチーム同士が中南米1決定戦に進出でき、カリビアンシリーズと名付けられています。ただこれは国別対抗戦ではなく、ウインターリーグのチームであり、当然ながら外国人選手も参加しています(参加国はtwitterで)。分かりやすく言うと、かつてNPB、KBO、CPBL、CBLの優勝チーム(中国はオールスター)で開催されていたアジアシリーズのようなものでしょうか。そんな中で決勝戦としてドミニカ共和国のチームとベネズエラのチームの試合が行われましたが、3-0でベネズエラが勝利を収め(twitter)、大盛況とりました(twitter)。ちなみに観客動員数は何とWBC決勝戦の日本対アメリカを上回る(twitter)など熱狂ぶりが窺えますね(twitter)。 続いてMLBですが、日刊スポーツ様の記事によると、昨季のMLBでは若年層のファンが増加した事が発表されました。詳細を書くと、30球団のうちの26球団で観客動員数が増加、年齢別では18~35歳のファンの入場券購入率が4年間で10%増、ファンの平均年齢も51歳から45歳に若返ったそうです。恐らくこれはピッチクロックの導入が功を奏したのではないかな?と考えています。どうもサッカーでもスペインの記事だと「若者が90分超の試合を耐えられなくなっている」という記事が出ており、時短が今後の大きなテーマとなってくるのかもしれませんね。MLBでは更に時短策を設ける為にピッチクロックの制限時間を昨季よりも短くする事が決定しているのも「時短」が重要だと考えているからだと思います。 WBCでの中南米出身の選手は積極的に参加しますし、カリビアンシリーズでの中南米の熱狂ぶりには圧倒させられますね。ただ残念ながら日本とドミニカ共和国、ベネズエラは未だにWBCでの試合がなく、そろそろ見てみたいなという思いがありますね。また、時短に関してですが、間があるスポーツがあまり好きでない欧州各国で導入してみても面白いのではないかと思います。個人的にはもっと野球に関心を持ってもらう為にも7回+ピッチクロックを欧州各国リーグで導入してみるのも手かもしれません。チェコでは今季からピッチクロックが導入されますが、果たしてどのような効果を生むか気になるところですね。【贅沢ピザ】 ★ロッソ店長の集大成PIZZA(20cm)★
2024.02.12
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『更なる規模拡大・草の根活動』 本日は西アジア地域・インド亜大陸を対象としたプロ野球リーグであるbaseball unitedの情報について見ていきたいと思います。 まずは新たなオーナーとして現在NYMに在籍しているルイス・セベリーノ投手が新たにオーナーグループに加わる事が発表されました(記事)。また、CEOを務めるカシュ・シェイク氏のtwitterにはこれからのスケジュールが発表されており、更なる規模拡大の為に世界各地を飛び回るようですね。興味深いのはインドネシアやシンガポールといった東南アジアの国も含まれている点、国際的なプロ野球リーグを目指しているとの事でしたが、オールスター戦でも唯一東南アジア地域だけは全く触れられていなかっただけに、今後何かしらの動きがあるのでしょうか。 とはいえ、国際的なプロ野球リーグを目指すと言ってもやはり肝心の当該地域の選手らが中心とならなければ中々関心を持ってもらう事は難しいかと思います。そんな中でUAEのドバイリトルリーグではウインタークラシック2024が開催(instagram)されており、試合日程を見る限りですとUAEやカタール、サウジアラビア、シンガポールが参戦しているようです。また、このリトルリーグと提携しているbaseball unitedも関わっているのでしょうか?twitterにて各国の選手達が撮影されていました(UAE、カタール、サウジアラビア、開会式?)。また、リトルリーグなので小学生ぐらいまでの年齢なのかと思いきや、詳細を見るとU8~U18までの大会のようですね。まずはユースレベルでしっかりと野球の競技人口や競技レベルを向上させていき、将来的にbaseball unitedでプロ野球選手として躍動する日を心待ちにしたいと思います。 「サウジアラビア情報」 ちなみにサウジアラビアは女子ソフトボールが一足早く大学リーグが設立され、4チームが参加するそうです(twitter)。他ではダル・アル・フィクル学校と協力協定を締結したとの事(twitter)、既にテクニカルディレクターとも招き入れているのでいよいよ本格的な始動?となるでしょうか。PIZZA★ロッソ人気の『銀』セット 【ピザ】【RCP】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_メッセ】【楽ギフ_メッセ入力】【150905coupon500】【150905coupon300】【150905coupon100】
2024.02.10
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『新たな提携・新たなプロ球団』 本日はブータンと中国の野球について見ていきたいと思います。既にbaseball unitedと提携を結んでいるブータンですが、今回新たにMLBのNYY傘下1A+のハドソンバレー・レネゲーズとも新たに提携を結んだ事が判明しました(twitter、記事)。また、野球用具の寄贈の他にはMLBやNPBでも当たり前のように用いられるようになったラプソードも贈られているそうです。現在ブータンでは野球が行われている6地区からの拡大を目指しているとの事で、今年中に大学野球リーグの創設予定との事で、ここでしっかりと経験を積んで提携先のbaseball unitedという新たなプロ野球リーグでプロ野球選手を目指すという形が構築できるのではないでしょうか。ブータンの野球ブームは今も続いているとの事で、球場も完成するなどたった10年でここまで飛躍的な発展を遂げている国も珍しいなと思います。 続いて中国ですが、以前福建省にてドーム球場建設の記事を書かせていただきましたが、その続報がありましたので紹介したいと思います(記事)。1月31日にアジア野球連盟、中国棒球協会、福建省体育連盟は「野球発展に関する戦略的協力各書」に調印した事が報じられています。この協力期間は3年と報じられており、人材育成(コーチ派遣、少年野球チームの立ち上げ、野球と親しむ都市作りや学校)やイベント活動(野球の全国大会)、球場建設の3つの側面で協力していくそうで、福建省の野球の規模と競技レベルの向上を支援していく事となります。また、新たなプロ野球チームを創設する事も盛り込まれており、福建省で初となるプロ野球球団が誕生する事が決定しています。現在中国野球リーグでは10球団が参加していますが、将来的には福建省の球団も参加するので11球団目となりそうですね。 一時期廃れていきそうなぐらい停滞してしまっていた中国野球が急速に息を吹き返しただけでなく、信じられないぐらいの猛スピードで成長を遂げており、既に16歳で152キロや148キロを計測する投手や140キロ中盤や150キロを越える20歳前半の左腕投手らも存在しています。また、あまりこういう話はしたくないのですが、詳しい方の情報によれば中国の野球選手は公務員のような雇用形態?だそうで、しっかりとした給与は貰えるようです。そして現在中国経済が停滞気味で、失業率も若者の就職率も芳しくない数字が並んでおり、中国のプロサッカーチームも財政破綻による解散なども出てきているそうです。そういった環境であるならば公務員の形である程度の安定した給与が貰える自国のプロ野球は若者にとっても魅力的な環境であるという点も追い風と言えば追い風なのかな?と思います。いつしか中国も日本や韓国、台湾のような1シーズンで100試合前後行われる本格的なプロ野球となってトップレベル同士の白熱した試合が見られる日が来ることを楽しみにしています。そしてbaseball unitedにはこれまで野球に馴染みのなかった国でも根付くようになっていく事を期待したいですね。 「追記」 野球の普及が速いブータンですが、アジア全般の野球に詳しい方の情報(twitter)によりますと、ブータン国王の王子様が野球好きで熱心だという事ですね(この方が王子様twitter?なのでしょうか)。ウインターキャンプの様子なども動画で掲載されていましたので紹介したいと思います。 「追記2」 中国がロサンゼルス五輪での野球競技復活に向けて中国棒球協会とMLBが共催してドラフトが開催される事が発表されました(記事)。ロサンゼルス五輪は2028年なので対象年齢は19歳未満との事で、身体能力テストや実戦形式で実力を図っていくそうです。今後もドラフトを実施していくとの事で、将来的にドラフトを通過した選手はMLBでプレーする機会を得られるかもしれない?との事です。これまで中国棒球協会とMLB DCにあまり繋がりがなさそうな印象だったのですが、ようやく手を組んで一つの事に取り組む様子が見られて嬉しい限りです。ただ個人的には以前の持論にも書かせてもらった通り、まずは中国野球リーグでプレーして国内での野球の振興を図ってからMLBという日本や韓国の形の方が良いとは思います。しかしながら中国の場合はMLBで上手くいかなかったとしてもプロ野球があるだけに、台湾のように海外のプロ野球でプレーした後に自国のプロ野球に戻ってくるという事が可能なだけに、それはそれでありなのかも?しれませんね。ワッフル8種&くるくるワッフルセット スイーツ ギフト | バレンタイン ホワイトデー 送料無料 ワッフル 洋菓子 内祝い お取り寄せスイーツ お菓子 お礼 詰め合わせ 退職 手土産 プレゼント 誕生日 お返し お祝い バレンタインデー チョコ以外 職場 大量 出産内祝い 義理 卒業
2024.02.07
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『初の野球リーグ誕生へ』 本日はケニアの野球について気になる情報があったので紹介してみたいと思います。昨年ケニアがタンザニア甲子園続く「ケニア甲子園」が実施されましたが、何と今年からケニア野球リーグが開催される事が決まったようで、早くも2月24日に開幕を迎えるとの事です(twitter)。近年アフリカでは南アフリカの他にはウガンダを始めとしてタンザニア、ブルキナファソ、カメルーン、ベナン共和国などで野球が行われるようになっており、ウガンダやタンザニア、ブルキナファソ、カメルーンからも初のMLB選手やプロ野球選手が誕生しており、順調ならばケニアやベナン共和国がそれに続く事となりそうですね。以前紹介したtwitterにもケニアの若い投手の投球が撮影されていましたが、中々長身で手足も長いなど投手として十二分な資質を持った投手もいるだけに、今後が楽しみですね。また、J-ABSのtwitter、twitterによると、今後はザンビアやカメルーンなどでも甲子園大会を開催したいとの事で、アフリカでも野球が広がっていく事を楽しみにしたいですね。【6本〜送料無料】フェデリチャーネ モンテレオーネ ロッソ ポンペイアーノ NV スパークリング 赤ワイン イタリア 750ml
2024.02.05
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『地道な強化の成果!?』 本日は欧州の野球について見ていきたいと思います。まずはチェコ、日本ではNPB各球団の春季キャンプやサッカーのアジアカップで話題が持ち切りの裏で密かにプエルトリコにてU18の野球大会が行われており、他には日本、メキシコ、豪州、カナダ、アルバ、ドミニカ共和国、ドイツ、アメリカが参加しています。そしてチェコは日本やメキシコ、豪州らと同じグループに入り、初戦にメキシコと試合を行いましたが、9-4でメキシコに勝利を収めています(記事、twitter)。 欧州大会では頭角を現して好成績を残す事も増えてきたチェコですが、いざ国際大会となると中々勝利を収める事ができずにいました。しかしながら昨年行われたU18では豪州に勝利を収め、この日は何と強豪のメキシコにも勝利を収める等、BS朝日で放送されたチェコのアナザーズストーリーにてチェコの選手育成システムについて紹介されましたが、その成果が徐々に出始めているのではないでしょうか。チェコ野球協会会長曰く、「大きなスポンサーもついていない」と特集では話されていましたが、パナソニックや協和ホールディングス、そして以前からスポンサー契約を結んでいた企業とも引き続きスポンサー契約が継続される事も発表(記事)されており、政府からの支援も決定しました(twitter)。それはWBC本選を決めた事やWBC本選にて勝利を収めるなど結果を残した点、WBCやプラハベースボールウィーク、オールスター、欧州野球選手権大会にて国民からの関心を集めたからだと思います。やはり支援を得る為には結果や関心を持ってもらう事が非常に重要であり、更なる発展を目指すには地道に強化して結果を残し続ける事が大事だと思います。 続いてはイタリア、何と中学生がアメリカへ留学して野球をプレーしているそうで(記事)、イタリア野球連盟は将来的にイタリア出身の選手達で国際大会に出場する事を目指しているそうで、その為にユース育成に力を注ぎ、アメリカの高校にイタリアの野球選手を留学(3月末帰国)させようとしました。ただ現在TBの選手育成シニアディレクターを務めるブテラ氏がWBCイタリア代表の監督を務めたピアザ氏に「14~16歳では遅い。野球選手を育てたいなら10~12歳の子供たちを育てないといけない」と進言し、今回の留学に至ったとの事です。アメリカへの中学生向けのパイプライン建設に繋がる事を願っているとの事で、より多くの選手をアメリカへコーチングしてもらい、自国の選手を育成させたいとの事です。また、他にはローマにスポーツ総合施設を建設する試みを始めており、ヨーロッパ野球のハブ化というプロジェクトを計画しているそうです。イタリアはWBCにて一次リーグを突破して準々決勝を突破したものの、ほぼイタリア系アメリカ人で構成された事もあり、チェコとは違ってあまり自国民の反応は芳しくなかったようです。更に欧州野球選手権大会ではスウェーデンに敗れてしまって準々決勝にも進出できないというまさかの結果に終わるなどイタリア国内の野球に危機感を募らせています(前回の記事)。しかしながら若年層のうちからアメリカで修業を積む事で選手の成長や育成システムのノウハウなどの伝授などが見込めそうで、チェコと同じく楽しみですね。 最後はフィンランドでの2024年の計画が発表されました(記事)。内容としては国内リーグの配信、国内リーグのチーム数の増加、若い選手育成の為のエントリーレベルのリーグの構築、ジュニア活動の継続などが盛り込まれています。フィンランドにはコンスタ・クリッカ投手という有望な投手も出てきており、北欧ではスウェーデンと共に注目しておきたい国の一つですね。ちなみにMLB球団も視察に訪れたトライアウトも行われ、13歳の少年が70マイル(約113キロ)を計測したそうですで、フィンランドの野球もこれからが楽しみですね。(twitter)。 WBCやMLBのロンドンシリーズ、欧州野球選手権大会など欧州でも以前に比べれば人気も向上しつつあると思います。ただまだまだマイナースポーツの域は出ておらず、やはり欧州大会だけでなく、国際大会で結果を残してゆくゆくはプロリーグができていければ…と思っています。2/4~5 20%クーポン ワッフル ケーキ 10個| バレンタイン お返し お菓子 洋菓子 ギフト 送料無料 退職 出産内祝い 内祝い 詰め合わせ ワッフルケーキ お取り寄せスイーツ スイーツ 手土産 プレゼント お礼 バレンタインデー 2024 チョコ以外 義理 会社 小分け 産休 誕生日
2024.02.05
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『現在決勝戦、真っ只中』 本日は豪州の野球について紹介したいと思います。豪州のプロ野球リーグであるABLは現在決勝戦が行われている最中で、9回裏が終わって3-3の同点となっています。終盤に差し掛かっていますが、興味のある方は是非ご覧いただければと思います(twitter)。豪州はクリケットが人気スポーツで野球はマイナーな部類に入りますが、決勝戦ではかなりの観客が入っており、地道にABLが続いてきた成果でもあるのではないでしょうか。【贅沢ピザ】 ★ロッソ店長の集大成PIZZA(20cm)★
2024.02.02
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『ドイツと同じ環境』 本日はBS朝日にて放送された『栗山英樹 WBCアナザーズストーリー チェコで出会った野球愛』についての感想を書いていきたいと思います。ちなみにyoutubeでも公開されたので是非ご覧いただければと思います(ちなみにWBCの試合映像はyoutubeではカットされていますのでご注意ください)。 まず率直に思ったのは現状チェコ野球の環境は決して恵まれたものではなく、以前に元千葉ロッテ・阪神・横浜の久保投手がドイツ野球の環境について語っていた事とほぼ同じような環境にあるという印象を受けました。栗山氏もハジム監督や様々なWBC選手らの話を聞いて「思った以上に環境は厳しいな」と話しています。しかしながらそんな中でもフルタイムの仕事をこなしつつ、私生活を削って野球に繋がる練習や試合をこなす姿には感服しました。ただでさえ仕事で疲れているのに仕事終わりから野球の練習を行い、金曜日はナイトゲーム、土曜日や日曜日はデーゲーム、そして翌週からまた仕事というのはかなり過酷です。ましてやエクストラリーガはプロではなくアマチュアなので給与もなく、それでも野球を続けるのは相当な野球好きなのだろうと感じ、これも久保投手がドイツ人選手に語った事と同じ印象を受けました。 もし日本の野球環境がチェコと同じような環境だった場合、果たして今プロ野球選手としてプレーしている選手の何割が野球を継続しているでしょうか?如何に日本の野球環境が恵まれているかを感じさせられるところ、現在人的補償に関して「そもそも人的補償がおかしい」という論点のすり替えを行い、かと言ってMLBのような自動FAや贅沢税、ドラフト指名権譲渡といった代案も出さずに権利ばかり主張している昨今の選手会ですが、如何に自分達が恵まれているかを感じてもらいたいなと思いました。 また、チェコではクラブチームのよる年齢毎の選手育成を本格的に取り組んでおり、近年はその成果が出ているといった話も出てきました。その中で興味深かったのは10歳までの子供にはあまりとやかく言わずにとにかく野球を楽しんでもらうという方針を敷いており、栗山氏が「野球さえ楽しければ自ずと一生懸命努力するという事ですか?」と尋ねた際、施設の運営・管理責任者のトーマス・オベズニー氏は「好きになってもらわないと、どうしようもないですから」と回答しました。この方針は日本の野球指導者もしっかりと学ぶべきなのではないかな?と感じており、お盆でお墓参りをする際にグラウンドを見かけるのですが、小学生相手に監督かコーチがよく怒鳴ったりしているのを目撃しており、日本では未だに旧態依然としたところがありますね。日本にも「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあるように今一度「野球を楽しむ」という原点に立ち返っても良いのではないでしょうか。 最後にチェコ野球の未来ですが、正直言わせてもらうと現状の環境だと中々大きく発展していく事は難しいのかな?と感じるところです。これは以前の記事でも触れたのですが、筋金の入りの野球好きの人々が欧州で野球をプレーし続けているという点は凄いと思うのですが、客観的に見てこの環境を魅力的に思う人はやはり少ないだろうなというのが個人的な印象で、やはり更なる発展をさせていくならばこの部分を変えていかねばならないと改めて思いました。現にチェコの若手有望株であるフルプ外野手やプロコップ内野手、パディサック投手らはそれぞれアメリカ独立リーグ(アメリカの大学でもプレー)やBC神奈川、アメリカの大学でプレーしています。やはり彼らもプロ野球選手になりたいという思いがあるのだろうと思います。 しかしながら現在はパナソニックや協和ホールディングスなどが千葉ロッテとチェコ野球協会のベースボールブリッジプログラムのスポンサーとなり、政府からの強化支援種目にも指定されて援助を受けられるようになるなど依然と比べると劇的に改善されつつあります。これはハジム監督を始めとした方々が「チェコで野球を普及させる事が我々の使命だ」という信念から厳しい環境でも地道に草の根活動を行ってチェコ野球の底上げをし続けてきたからという事に加え、しっかりとWBC予選、本選の大舞台で結果を残したからに他ならないと思います。まだまだ野球強豪国と比べると厳しいかもしれませんが、地道に草の根活動を続ける事と結果を残し続ける事でチェコ国内で存在感を高めていって欲しいですね。
2024.01.31
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『またも独立リーグに入団』 本日も海外の野球について見ていきたいと思います。まずHBL独立リーグに所属する旭川ビースターズですが、以前にオーストリア出身の選手が入団したことを記事にしましたが、新たな外国人選手の入団が発表されました。こちら(twitter)に新入団選手発表について掲載されましたが、新たにウガンダ出身のカベンゲ・アラン投手、スロベニア出身のカルロス・トーバー内野手の入団発表されています。年齢は23歳と19歳と共に非常に若い選手で、将来性を見込んでの獲得ではないかな?と感じます。これで私の知る限りでは欧州からは5ヶ国の選手が来日した事となるでしょうか(オーストリア、スロベニア、フランス、チェコ、ハンガリー)。 そして現在躍進が期待されているウガンダからまたもや逸材が登場しました。実はこの投手、ウガンダで野球の普及活動を行っている方々のyoutubeチャンネルを以前の記事にて紹介したことがあるのですが、その時掲載した動画で投球を行っていたのが今回入団したアラン投手です。以前に紹介した動画と新しく掲載されている動画があるので、興味のある方はご覧いただければと思います。ウガンダには大谷翔平の新天地であるLADが運営しているアカデミーが存在しますが、それ以外にもウガンダ野球を支援している団体が主催されている?ウガンダのナショナルリーグもあるなど他のアフリカ諸国と比べれば野球環境はある程度充実している方なのではないでしょうか。MLB球団と契約したウガンダ出身選手らも順調に成長を積み重ねており、SNSで話題になったカスンバ・デニス捕手の存在や日本の独立リーグでプレーしている選手の存在などこれから野球強豪国へと入っていけそうな気配が漂う国なので是非とも注目していきたい国ですね。
2024.01.29
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『独立リーグへやってくる』 本日はチェコとタイの野球について見ていきたいと思います。まずチェコですが、千葉ロッテと提携を結んだベースボールブリッジプログラムにてチェコ代表の打撃コーチが千葉ロッテの春季キャンプに参加する事が発表されました(twitter)。そしてWBCチェコ代表として日本戦にも出場したミラン・プロコップ内野手が独立リーグ(BCL)のBC神奈川と選手契約を結んだ事も発表されています(記事)。昨季は7本塁打を記録した20歳の若き右の強打者であり、ここでしっかりと経験を積んで成長していけばNPBへの道も開けていくのではないでしょうか。そして明日は20時からBS朝日にて再びチェコ野球の特集が放送されるだけに、是非ともこちらもご覧いただければと思います。 以前にも北海道の独立リーグに欧州各国の若い選手が次々と入団している事を記事にて書かせていただきましたが、話題になったチェコからも日本の独立リーグへ参加する選手が出てきましたね。個人的にはプロリーグがない欧州の若い有望な選手のみで運営するリーグを日本で実施してみても面白いのではないかな?と思います。独立リーグでは徳島ISが選手育成に長けたチームとして注目されて様々な選手が入団を希望するまでになっていますが、やはり独立リーグはNPBと違うプロ野球と言っても世間的にはどうしてもプロ野球の下部組織のような位置づけで見られてしまうだけに、何かNPBとは違う特色を持ったリーグやチームにしていく事も必要な要素だと思うだけに、そのようなリーグやチームがあっても良いのではないでしょうか(佐賀インドネシアドリームズが東南アジア出身選手主体となっていますが)。 そしてタイですが、茨城APが今年もタイプロジェクトを継続(twitter)、野球教室(twitter)や元里崎氏も参加しているトライアウトを実施したとの事です(twitter)。ちなみに里崎氏のtwitterにも今回のトライアウトに関する事が掲載されており、後日自身の里崎チャンネルにて今回のトライアウトについて配信予定との事です。このトライアウトに取材された方の情報(twitter)によれば受験者は50名以上いたとの事で、その中から里崎氏がチェックするほどの選手が現れたとの事です(twitter)。昨季はノート選手がタイ人初のプロ野球選手として茨城APに入団しましたが、今季は誰が入団するのか楽しみですね。PIZZA★ロッソ人気の『銀』セット 【ピザ】【RCP】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_メッセ】【楽ギフ_メッセ入力】【150905coupon500】【150905coupon300】【150905coupon100】
2024.01.28
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『ドーム型球場建設計画明らかに』 本日は中国の野球について見ていきたいと思います。以前の記事にて新しいドーム球場建設する計画がある事が推察される動画を掲載しましたが、遂にその全容が明らかとなりました。こちらの記事にて掲載されているのですが、記事の内容を読む限りでは中国の福建省が台湾とスポーツ交流の深化し、野球やソフトボールで交流していく事を目的としているようです。その際に福建・台湾地域開発センターの設立や福建省の各区都市に1つずつ野球・ソフトボールの開発センターを設立、今後3年間で毎年10校の野球・ソフトボール特色校を整備していき、3年間で30校、県内に300校を設立していくなどして発展を目指すとの事で、台湾からのコーチも最低1人雇用する事も書かれていました。簡単に言いますと、野球が盛んでレベルも高く、福建省から比較的近い位置にある台湾と交流を促進させて野球・ソフトボールを統合して発展させていこうというプロジェクトのようです。ただ直近の中国と台湾の関係性を見ていると、この「統合」という文字に敏感な反応を示す方もおられるかもしれませんね…。ちなみに福建省と台湾の合同チームという形で全国大会などにも参加するそうです。 そして肝心のドーム球場ですが、何と総額39億元を投入して全天候型野球・ソフトボール大会と全カテゴリーのトレーニング要件を満たす為に2万6千人収容のドーム球場、2万人収容のスタジアム、6000席の体育館、総合サービス棟などを建設して世界クラスの総合野球・ソフトボール基地を建設すると書かれています。ちなみに現在1元を円換算すると20円、つまり何と780億円を投入するという事となります。近年、中国政府は野球に積極的な投資を行っていますが、かなり巨額ですね。 最後に選手に関する情報ですが、中国にあるMLB DCはカリフォルニアにて行われるウインターリーグに参加する事が決まりました(twitter)。ちなみに中国野球について詳しい方のtwitter情報によりますと、中国の高校野球では既にエース級投手は145キロを越えてくる投手が既に何名かいるそうで、本格的に取り組みだしたのが2003年だったという事を考えればかなり速いスピードで成長してきていますね。中国野球リーグは今季も行われる予定となっており、U23も中国で開催されるなど野球熱が上がってきています。日本や韓国、台湾と肩を並べるのもそう遠い話ではないかもしれませんね。 「追記」 東京新聞にてこのような記事が掲載されましたので、紹介しておきたいと思います。どうやらMLBは首都である北京にもMLB DCを開校させる予定のようですね。
2024.01.24
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『第二のオランダ・キュラソー島関係に?』 本日は欧州の野球について見ていきたいと思います。まずはスペインですが、スペイン野球連盟がドミニカ野球連盟と会合し、スペイン語圏の国々を集めたイベロアメリカ連盟創設に向けて動き出している事が判明しました(twitter)。記事によると、どうやら以前から既に動き出していたそうで、近い将来に実現する見込みとの事です。また、ドミニカで行われているWLについてもスペインで開催する案もあるそうです。スペイン代表にはドミニカ共和国やベネズエラの移民や二重国籍の選手が多く、昨年の欧州野球選手権大会でも彼らの存在によって優勝を果たす事ができました。現在スペイン国内にも相当数のドミニカ共和国出身やベネズエラ出身の国民がいるそうで、若干異なりますがオランダとキュラソーのような相互関係が見込めるかも?しれませんね(ただオランダとキュラソーは現在揉めているそうですが…)。確か開催を目指しているESLBの会長もベネズエラ出身の方という事もあり、かつて鎖国状態だった日本が外国からの圧力を受けて鎖国を解除していったように外部からの支援や野球が盛んな国出身の移民達の声によってスペイン国内で野球という存在が大きくなって行けるかも?しれませんね。 続いてフィンランドですが、1月28日にトライアウトが開催されるのですが、どうやらMLB関係者も視察に来るそうで、後にここからMLB球団と契約する選手達が出てくるかもしれませんね(twitter)。最後にドイツですが、1人の野球ファンについて特集されていましたので、興味のある方はご覧いただければと思います(記事)。こういったファンが1人でも多く増えていく事を期待したいですね。古畑任三郎 COMPLETE Blu-ray BOX(数量限定) ※2018年再発売 トールケース仕様 [Blu-ray]
2024.01.22
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『日程発表』 本日はインドネシアの野球について見ていきたいと思います。元巨人の柴田章吾氏が開催を目指していたアジア甲子園大会inインドネシアですが、今年の12月17日~21日に行われる事が発表されました。甲子園大会はインドネシアのジャカルタで開催され、高校別ではなくインドネシアの州対抗戦という形にて18歳以下の選手達で構成され、8チームによる参加も発表されており、何となくインドネシアで行われている国体の年齢制限版みたいな印象でしょうか(twitter)。 そしてこちらが柴田氏が代表理事を務めるNB.ACADEMYのサイトで、これからの目標などが掲げられています。野球が盛んでないアジア各国でどのようにして野球熱を高められるかと考えた際、日本で異常と言っても良い程盛り上がる高校野球の甲子園大会を開催して青少年達が野球を始めてもらうきっかけになれればと考えたようです。また、日本では100年前に甲子園大会が始まり、そこから大学野球や社会人野球、プロ野球へと発展していく事ができた経緯があり、アジア各国でも同じように発展させていこうという思惑があるようです。ちなみに興味深いのは独立リーグの茨城APにて選手としてプレーしたウォング航平氏がシンガポール担当して携わり、元横浜の松下氏も携わっていますね。 サイトでは「アジアの子供達はプロ野球という選択肢がない」と書かれていますが、こちらに関しては昨年インドネシアにてプロ野球リーグやプロ野球チームが誕生しました。インドネシア人を主体としてフィリピン人、スリランカ人、パキスタン人、シンガポール人(ベトナム人とも育成契約と書かれていましたが現状は不明)の選手らが今年からプロ野球選手として九州アジア独立リーグに参戦します。まだ始まったばかりではありますが、現状東南アジアの子供達は目指すべきゴールができただけに、野球関連産業の裾野拡大と競技人口やレベル向上の為にもアジア甲子園大会の開催は非常に有意義なものとなるのではないでしょうか。まずは甲子園大会やプロ野球が誕生したインドネシアで野球人気向上を期待したいところで、インドネシア国家委員会KONIが後援する事が発表(記事)されているなどチェコ同様に国をあげての取り組みとなるだけに、期待したくなりますね。「追記」 ちなみにこちらが柴田章吾氏のinstagramとなっています(intagram)。アジア甲子園大会の成功を祈っています。【贅沢ピザ】 ★ロッソ店長の集大成PIZZA(20cm)★
2024.01.20
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『MLB、現在国際アマチュアFA期間中』 本日はMLBにて設定されている国際アマチュアFA選手の契約期間について見ていきたいと思います。この国際アマチュアFA選手というのはMLBドラフトの対象外となる国の選手達との契約を交わす期間となっており、主にドミニカ共和国やベネズエラといった国々の選手が主となります。その中で今回は珍しい国から選手契約を勝ち取った選手達を紹介していきたいと思います。 まずは近年LADアカデミーが設立された事に加え、MLBドラフトリーグやbaseball unitedにも参加して大谷翔平からもinstagramにてフォローされたカスンバ・デニス捕手の出身地であるウガンダのアラン・アジョティ捕手(18歳)がLADと選手契約を交わしました(twitter)。ウガンダには既にデビッド・マトマ投手という160キロを越える剛腕投手(PIT在籍)が注目されており、LADには他にも2選手が在籍、日本球界にもカトー・エドウィン投手が在籍するなど近い将来ドミニカ共和国やベネズエラと並ぶ存在となり得るのではないか?と注目されています。 他にはブラジル出身のビニシウス・ドス・サンロス外野手がSFと選手契約を結びました。まだ16歳の外野手で、こちらもアカデミー出身の選手となっており、今後はドミニカ共和国にあるSFアカデミーへ向かう予定との事です(twitter)。最後にドイツ出身のポール・ホフ投手(右腕)がMILと契約しました(twitter)。この投手もまだ17歳と非常に若く、取り上げた3選手ともまだ16~18歳と非常に若いのが特徴的ですね。 野球の普及活動を地道に続けていた事によって様々な国の選手達がMLBへ挑戦する道ができている事は国際化に向けて確かに意味はあるのではないかなと思います。ただ中々野球強豪国以外の出身の選手がMLBに辿り着くのは容易ではなく、NPBとは比較にならぬ程に毎年大量の選手が入団してくるだけに、まだ10代ですが1年目から正念場のつもりで臨んで欲しいですね。【ふるさと納税】【令和6年能登半島地震災害支援緊急寄附受付】石川県輪島市災害応援寄附金(返礼品はありません)
2024.01.17
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『欧州選手権大会成功の裏で…』 本日は欧州野球について見ていきたいと思います。前回に「何故欧州野球が中々発展していかないのか?」といった記事を4部作に亘って書きましたが、やはり懸念していた事態が起こっている事が判明しました。 欧州野球などでエージェントをしている方のtwitterによると、何と欧州各国の国内一部リーグは縮小が進んでおり、ドイツのブンデスリーガは今季から従来の16球団から13球団に減っています。他にもフランスは今季から10球団から8球団へ減り、チェコもしばらくの間10球団だったのが8球団へと減っています。しかも詳しい方の話だとドイツの場合は経済面による自主的な二部降格となっており、かと言って二部から一部へ昇格を名乗り出る球団もなかったそうです。確かにチェコではWBCや欧州野球選手権大会などでこれまでない程の反響があって躍進の年となりましたが、各国の国内リーグに目を向けてみれば暗雲が立ち込めている事が分かります。 結局のところ前回の4部作の記事(1、2、3、4)でも触れましたが、やはり欧州にはプロ野球リーグが存在しないので競技者、スポーツ観戦、企業など様々な角度から見ても魅力的な環境だと思ってもらえない事が最大の原因なのではないかな?と思います。追い打ちをかけるように現在は若い有望な選手がアメリカへ行く割合は以前よりも増加するなど選手個々にとってはステップアップするので良いですが、国内野球の観点からしてみれば結果的には有望な人材流出という形となっています。これも以前書きましたが、仮にアメリカへ渡った選手がMLBを代表するような選手になったとしても国内野球環境の発展が全く進展していない状況では全く盛り上がらないでしょう。例を挙げると、今の日本のクリケット環境で仮にイギリスやインドのプロリーグで活躍する日本人選手が現れても機運が高まるか?と問われればNOだと言わざるを得ないのと同じです。よく「MLBで活躍するスター選手が出てくれば」といった話を聞くのですが、厳しい言い方になりますが、野球と国民との間にある程度の結びつきがあまりないにもかかわらず、それだけで一気に事が進むと思うのは少し甘いのでは?と感じてしまいます。そもそも野球に限らず、若い有望な人材が海外に流出してしまうのは国力の観点から見てもマイナスなのは日本の某業界の過去と現在を見ても分かる事だと思います。野球強豪国ならば新しい人材が出てきますが、そうでない国で国内環境も進んでいない中で流出してしまうような事態は非常に危険だと思います。 国際大会では今までよりも格段に注目を集めたものの、肝心の国内リーグが縮小傾向にあるという厳しい実情がありました。ちなみにドイツ野球の競技人口は増えていくという見通しが立っていましたが、2004年を境にほぼ横ばいの状態となっているそうです。今のままの体制ならば頭打ちになるのは当然だろうなと感じるところで、寧ろ競技人口がここ10年横ばいなのにアメリカへの人材流出が増加傾向にあるのならば逆に更なる縮小の危険性もあるでしょう。日本の格言には「現状維持は衰退の始まり」という言葉がありますが、正に今の欧州球界に突き付けられた言葉なのではないでしょうか? ただし、逆に言えばある意味これを好機と捉える事もできるかもしれないなというのが個人的な考えでもあります。と言うのも欧州各国の野球競技人口は少ないのですが、その割には一部リーグの球団数があまりにも多すぎるというのも問題だと思います。つまり本来ならばトップリーグのレベルにない選手まで混じってプレーする事となり、中々競技レベルの向上へと繋がらないという問題があるのではないかな?と思います。また、多すぎるが故に資本も分散してしまっているのではないかとも捉える事ができます。個人的にはもっと球団数を統合して球団資本を増やすことができれば単純計算ですが資金も増える事となり、小規模なプロリーグへと歩み出す事も可能となるかもしれません。まずは4~8球団ぐらいにし、4球団ならば前後期制、8球団ならば2リーグ制にし、日本の四国や九州等の独立リーグやサッカーだとJ3ぐらいの規模から始め、そこから規模を大きくしていくという方針に舵を切る事もできるのではないか?と思いますが如何でしょうか?2部以下のリーグは今まで通りアマチュアリーグとし、そこからプロ野球リーグを目指すという構図にすれば良いのではないでしょうか。いずれにせよ閉塞感のある状況をどう打破するのか、真剣に考える時期は既に来ているのではないかな?と思います。【ふるさと納税】【令和6年能登半島地震災害支援緊急寄附受付】石川県輪島市災害応援寄附金(返礼品はありません)
2024.01.14
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『新情報』 本日は西アジア地域・インド亜大陸を対象としたプロ野球リーグであるbaseball unitedについての新しい情報を見ていきたいと思います。 昨年は初めてUAEでオールスター形式とはいえプロ野球の試合が行われ、今年からはシーズンがスタートする予定との事でしたが、instagramにてカシュ・シェイクCEOがコメントをしているのですが、そこには「フルシーズンは2025年から。2024年大会は近日発表予定」とコメントしています。近日中に今季の予定を発表する事は分かりましたが、どうもリーグ戦という形式ではなく、本来予定されていたショーケースとなる?可能性も出てきました。確かに以前に「ブータン初のプロ野球選手」という記事が掲載されてこちらでも紹介しましたが、そこには「今季から開始される4球団のどこかに在籍する」と書かれていただけに、8球団ではなく4球団によるショーケースという形式なるのかもしれませんね。 また、カシュ・シェイクCEOは別のコメントにて「プロスペクトプログラムは最も力を入れている一つです。この地域の選手達に機会を与える。いつの日かこの地域の誰かがプロになる日が来る。その道標をお手伝いしたい」と語っているのですが、その対象国として新たにアフガニスタン、パレスチナが追加されていました。これまでは既にフランチャイズが発表されているインド、パキスタン、UAEの他にはスリランカ、バングラデシュ、ネパール、ブータン、モルディブ、オマーン、カタール、クウェート、バーレーン、サウジアラビアが対象とされてきましたが、2ヶ国新たに追加されたようですね。 昨日はイランがイスラム野球選手権大会開催を提案し、サウジアラビアがユース&ジュニア選手の強化に取り組むなど中東でも野球に取り組み始めています。今年はどのような形式で行われるのか、続報を待ちたいと思います。 「追記」 既にbaseball unitedと提携しているブータンですが、twitterにて思い描いている球場完成図が発表されていましたので載せておきたいと思います。何か日本ではないので変な表現ですが、何となく和風な球場といった印象で、いつかこのような球場ができれば良いですね。「200円OFFクーポン」レトルト惣菜 和食 洋食 おかず 詰め合せ20種類セット まごころを食卓に膳 神戸開花亭 お惣菜 常温保存 キャンプ飯 一人暮らし ギフト 御中元 お歳暮 ストック お弁当 バラエティ 煮物 スープ ハンバーグ 福袋 送料 無料 グルメ
2024.01.11
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『WBC対策・中国市場?』 『イスラム国の動き』 本日は主に台湾とイランやサウジアラビアといった国の野球を観ていきたいと思います。まずは台湾ですが、台湾プロ野球リーグ(CPBL)が今季からは新規参入を果たして昨季2軍のみ参加していた台鋼ホークスが正式に1軍に参入して6球団となります(twitter)。ちなみに独立リーグの埼玉武蔵ヒートベアーズでプレーしていた小野寺賢人投手と昨季まで日本ハムでプレーしていた「大王」こと王柏融外野手が台鋼ホークスに入団する事が決まっており、日本球界でプレーしていた選手達が新球団でどのような活躍を見せるか非常に楽しみですね。そして大きな動きとしてはWBC対策?として昨季からMLBでも導入されたタイブレークやピッチクロックといった新ルールも導入される事が決まりました(twitter)。この動きは既に韓国プロ野球リーグ(KBO)でも動いており、相変わらず日本のプロ野球は少し動きが遅いなという印象を受けました。 続いて中国に関してですが、こちらは2025年のMLB開幕戦が東京ドームで行う事がほぼ内定?したという記事なのですが、気になるのはそちらの内容ではなくて3月に日米韓がトップ会談を行うという件に関してです。そこには「事業国際化、特に中国をどうするとか」と中国市場などがテーマになる見込みを示したそうです。現在、中国では野球産業などに積極的な投資を行っており、前回の記事でもかなりの数の野球大会や中国プロ野球リーグ(CBL)の開催など既に計画も発表されています。ちなみに日本や韓国とはプロリーグの運営などについてのアドバイスを受けたといった記事もあるので一気に発展していくかもしれませんね。 最後に中東ですが、イランが昨年12月にアジア野球選手権大会が行われた際、イラン代表自体は不参加でしたが協会会長らは出席していたのですが、その会議にてイスラム野球選手権大会なる新たな大会を提案したとの事です(instagram)。現状新たに創設されたbaseball unitedの対象からは外れてしまっているイランですが、元々はパキスタンと組んでプロ野球リーグ創設の旗上げメンバーだったそうなので、もう一度本格的に始動してbaseball unitedに入ってきて欲しいですね。そしてサウジアラビアがフランス人のジーン・マイケル・マイヤー氏がテクニカルディレクターに就任したことを発表しました(twitter)。サウジアラビアは既に野球連盟にも加盟しており、昨年ドバイのユース大会で代表を派遣するなど本格的に取り組み始めており、既にクリスマスにトライアウトも開催していました(twitter)。こちらはbaseball unitedの対象となっており、2025年シーズンからはリヤドでの開催(既に球場建設中)が予定されているので恐らく8球団に拡大した際にフランチャイズが付与されるのではないかと思います。果たしてサウジアラビアはどのようなスタイルの野球を展開するのか楽しみですね。野球太郎No.049 2023ドラフト総決算&2024大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.01.10
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『各国の有望選手』 本日はパキスタンとインドネシア、シンガポールの野球について見ていきたいと思います。まずパキスタン、前回はアジア野球選手権大会にて有望なアマーン・カーン投手とムシャラフ・カーン投手ら2人(他にもムルタザ投手もいました)が注目を集めましたが、パキスタン野球連盟がtwitterにて新たにヤヒヤ・ハサン投手というU18予選や西アジアカップに出場予定の有望な投手を紹介しています。動画に映っているのはヤヒヤ・ハサンのみですが、どうやら双子の弟のサリク選手も出場予定との事で、10代で有望な投手が何人も出てきている点にパキスタン野球が力をつけつつある事を実感させますね。動画を見ている感じですと結構豪快に振り下ろす投球フォームになっており、サイドハンドが多めなパキスタン投手の中ではムルタザと同じく数少ないオーバーハンドですね。ただ後ろに体重が残ってしまって前足に体重を乗せられていないからか、右足の引き上がりが少し弱いかな?という印象を受け、もう少し前に乗せられたら球速球威も増すのではないかな?と思います。丁度、以前紹介したtwitterにて広島の河野がそのような矯正を受けて勢い良く投げ込めていただけに、この投手もそのように矯正すれば更に良くなるのではないでしょうか? 続いてインドネシアとシンガポール、昨年に東南アジア初のプロ野球リーグとプロ野球球団(アジアゴールデンラークス)が創設されました。選手は主にインドネシア人が過半数以上を占めますが、フィリピンから4選手、シンガポールから1選手、他にはスリランカやパキスタン、公式サイトですとベトナムからも育成選手として契約予定?とあります。今季は佐賀インドネシアドリームズという球団名で九州アジア独立リーグに準加盟という形で参戦するのですが、その球団のプレーしている様子がyoutubeにて見つかったので掲載したいと思います。これは恐らくアジア競技大会に向けてシンガポール代表が強化試合の為にインドネシアに訪れていた際の動画ではないかと思われます。ここではプロ球団以外にもジャカルタ特別州代表メンバーとの試合もあったようで、登場する前に先にジャカルタ州代表メンバーが映し出されますね。 個人的に一番気になったのがジャカルタ特別州代表メンバーの投手、トップの姿勢が綺麗な形で無理なく振り下ろせていますし、踏み込んだ際の左膝の突っ張り方も非常に良い上に右足も豪快に引き上がり、左足がブレずに右足がかなりターンしてくる(勢い余って一塁側へ流れていますが、左足はしっかりと軸となってギリギリまでブレていません)などかなり有望そうな投手に見えます。どうやらアジアゴールデンラークス所属の投手ではなさそうですが、プロ所属以外にもこのような有望な投手はいるという事に今後のインドネシア野球の可能性を感じさせますね(もしかすると学業関連で今回は契約を見送ったのかもしれませんが)。そしてシンガポールの打者も映っていますが、これはパキスタンやフィリピンなどもそうでしたが、見たい映像を見る限りだと皆が前肩を内側に入れずにスイングしており、この部分は日本よりも徹底されていて良いのではないでしょうか?ただどの国もそうですが、下半身があまり使えていない印象で、単打ばかりで長打力に欠けているところが課題でしょうか。 ちなみにこちらの動画ではシンガポールの投手が登場しますが、テイクバックやトップの際の右腕の位置やスリークォーターから投げるところを見ると、どことなく大瀬良に近い投げ方をしているのかな?と感じます(リリースする際に右足が宙に浮いてしまうところなど)。矯正した方が良い箇所はありますが、特別ちょっとこれでは厳しいなというわけでもなく、野球があまり盛んではない国でこれだけの投球フォームを身に付けられているのならばこちらも有望なのではないかな?と思いました。 パキスタンやインドネシア、シンガポール、baseball unitedで登板したインドの投手を見た印象ですが、やはり投手はある程度育成しやすいのかな?と思いました。これらの国以外でも中国では150キロを越える投手が既に出てきていますね。ただスイング軌道や上半身、下半身など指導する箇所が多い打者の育成に苦労する事が多いのかな?と思いました(まともに打てていない場面をよく見かけます)。最大の課題となってくるのは長距離打者の育成という事になりそうでしょうか?【ふるさと納税】【令和6年能登半島地震災害支援緊急寄附受付】石川県珠洲市災害応援寄附金(返礼品はありません)
2024.01.08
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『更なる躍進へ』 前回までは欧州球界の発展に関する記事を書かせていただきました。では中国球界はどうなのかを見ていきたいと思います。 WBCではチェコに敗れた中国ですが、9回一死まで中国がリードしていたので力関係はほぼ互角と言っても良く、更に杭州で行われたアジア競技大会では社会人代表だったものの初めて日本を相手に勝利を収めるなど中国にとっても歴史的な1年となりました。現在、中国では野球産業が目覚ましい発展を遂げており、政府が更なる野球産業への積極的な支援政策を続ける方針であると報じた記事が掲載された事を以前の記事にて触れていますので興味のある方はご覧いただければと思います(記事)。 また、中国では既に今年の中国野球リーグの開催(記事)なども発表されており、開幕戦は臨港区で行われるとの事です(参加するのは10球団)。ちなみにこの野球リーグはプロなのかアマチュアなのかですが、以前の記事でも新たに誕生した山東藍鯨を「臨港区初のプロ野球チーム」と称されており、今回の記事でもプロクラブとあります。ただし、1チームのみプロではないスポーツカレッジチーム(tianjin university of physical education=天津体育大学?)も参加しており、昨年にも同じくスポーツカレッジチームが参加していました。ですので大学チーム以外はプロ野球チームですが、大学のチームも入っているので完全なる「プロ」ではないという事なのかな?と思います(実際トクサンTVでも北京タイガースが来日した際に「プロ野球チーム」と称されていました)。ちなみにこちらの記事ではプロ野球チーム、プロ野球リーグだと書かれていますね(記事)。様々な中国メディアを見てもやはり「プロ野球」という認識があるのでしょうかね?何はともあれ今年も引き続きリーグが開催されるのは大きな意義があります。 そしてユース大会ですが、中国野球協会は今年の全国野球大会の計画を発表しています(記事)。先程紹介した記事に様々な大会が書かれている通り、既に中国では中学や高校、大学、社会人などで野球選手権大会が行われており(詳しい方のtwitter)、MLBDCの存在もあって以前よりも競技人口は飛躍的に伸びています(MLBが諦めずに投資し続けた事も大きいのではないでしょうか)。実際にこのような記事や動画が出ており、中国では高校・大学・社会人と草の根活動もかなり順調に進んでおり、実際に青少年の段階で130キロ後半の球速を投げる投手が出てくるなど選手のレベルも向上が進んでおり、U15のアジア大会では日本韓国台湾ともそこまで力の差を感じないぐらいまでになっていました。実際にトップ選手になると150キロを越える球速を投げる投手もおり、趙倫投手は一度現役を引退したものの、復帰して140キロ後半を投げられるようになっているそうです。そして彼ら青少年選手達がMLBだけでなく、しっかりと給与を得られる中国のプロ野球チームにも入団する事ができる土台が整いつつあります。欧州球界記事でも触れた通り、いきなりMLBに行くのは個人的には反対ですが、例えMLBやNPB挑戦して退団したとしても国内のプロ野球チームに戻ってプロ野球選手としてプレーできるというのは心強く、台湾でこのようなケースをよく見かけますが、中国でも同じような体制が整っているのは大きいでしょう(欧州にはこの部分が欠けています)。やはり国内のプロ野球リーグという夢を持てる環境があるからこそ需要が生まれて様々な企業の野球産業への進出や親や子供もプロ野球選手になるという夢を持つ事ができるので野球というスポーツにも魅力を感じる事ができ、競技人口の増加など様々な波及効果が生まれますね。いずれは日本のようなスポーツトレーナーによる野球指導だったり、動作解析施設を立ち上げる人々や企業なども出てくるのではないでしょうか(それも需要があるからこそです)。その点では野球の本格的な取り組み自体は遅れて開始した中国ですが、非常に順調な発展を遂げていると言っても過言ではないのではないでしょうか。 競技人口は飛躍的に増えており、国内にはプロ野球チームもできているだけに、後は如何に国民に野球を観戦してもらえるかが焦点ですが、今年はU23の野球W杯が初めて中国で開催されるなど国際大会も行われるなど注目を集められそうな大会を自国で開催されるのも追い風になってくれるのではないかと期待しています。更に驚きなのはこちらの動画、何とドーム球場建設計画もあるとの事で、U23の野球W杯の開催地に立候補したのもそうですが、やはり政府の野球への積極的な投資を感じさせます。とはいえ中国で野球が人気スポーツの地位を確立するには自国のプロ野球リーグの観客数増加や更なるインフラの整備などまだまだ道のりはあるかと思われますが、アジア競技大会では多くの観客が足を運ぶなど徐々にではありますが人気も上がり始めており、明らかに発展のスピードが速いのが窺えます(10年前は代表でも130キロを出すのがやっとだったはずの中国が…)。個人的には欧州球界よりも中国球界の方が今後に向けて明るい見通しが立っているのではないかなと見ています。最後にこれは個人的な偏見ですが、できれば野手のスター的存在となる選手、それもスラッガーや強打者が出てきて欲しいなと思います。これは個人的な好みも多分にあるかと思われますが、やはり野球の花形といえば本塁打です。日本でもMLBでもやはりスターと称される選手は皆スラッガーか強打者と呼ばれる打者達、すぐに連想されるのは王貞治氏や長嶋茂雄氏、松井秀喜氏や大谷翔平らであり、MLBだとベーブルース、バリー・ボンズ、アーロン・ジャッジらが挙がるのではないでしょうか(タイプは違いますが最多安打記録保持者のイチローもスター中のスターですね)。野球は基本的にはほぼ毎日行われるだけに、中~日での先発登板やリリーフだとしても毎日登板するわけでもない投手よりも野手の方が見る機会は多いだけに、中国でも本塁打を量産できるスラッガーのような打者の台頭が欲しいですね。長崎カステラ お試しセット [ お試し スイーツ 送料無料 ポイント消化 お菓子 和菓子 お取り寄せ ご褒美 おためし 詰め合わせ 個包装] ≪初めての方限定≫ TX601
2024.01.04
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『チェコが欧州球界の運命を左右する!?』 今回で「欧州球界が発展雑感」シリーズも最後となります。欧州球界の問題点として4つの要素を挙げさせていただきましたが、ざっくりと言ってしまえば「人々にとって魅力的な環境になっていない」という事であり、海外野球選手以外は「趣味の野球をリーグ化」している状況の国内リーグの改善が必須だと思います。そういった意味では国内リーグではないですが、新たなプロ野球リーグとして始動しようとしているESLBの存在は大きいのではないでしょうか。久々にinstagramも更新されており、停滞している欧州球界の発展を推進させる一助となるでしょうか。 ESLB以外で停滞気味の欧州球界の現状を打破してくれそうな国がチェコです。チェコはWBC本選に初出場して中国に勝利を収めて最下位を免れた事により、次回はWBC本選から出場する事ができました。何よりも一番大きかったのがチェコ国内での反響が大きかった点、国内でもWBCが取り上げられて自国民の関心を集め、チェコが開催した欧州野球選手権大会では史上最多の観客動員数を記録、チェコ国内TVでも合計92万人近くが視聴するなどチェコ野球にとって大きな躍進となる1年でした。 それでは同じくWBCに出場していたオランダ、イギリス、イスラエル、イタリアといった国と何が違ったのか?それはやはり自国で生まれ育ち、自国のリーグでプレーしている選手だからこそ自国民の関心を集めたのではないでしょうか?久保投手のインタビューでは「欧州各国の代表選手も自国ではなくアメリカでチームでプレーしている」といった旨の発言がありますが、厳密にはオランダやイタリアにも国内リーグでプレーしている選手は選ばれているので若干違いますが、この中で一番多く自国のリーグでプレーする選手が多い上に国内出身の選手が多かったのはチェコでした。自分らと同じチェコ人だからこそ多くの反響があったと言えるのではないでしょうか。そしてこの躍進は単なる反響だけでは終わりませんでした。 WBC後にチェコのペトル・フィアラ首相がチェコ代表選手団を招いて表彰しました。更にそれだけに留まらず、何と国家スポーツ庁が優先的に支援する競技種目に野球が選ばれました(twitter、記事)。日本でもプロ野球やJリーグ、Bリーグが自治体からの支援を受けて税制面だったり支援金だったりを受けていますが、最近では愛媛MPを取り上げた記事がありますが、何とチェコ野球協会は国からの支援を受けられる事となりました。更に千葉ロッテとベースボールブリッジプログラムを締結し、パナソニックや協和ホールディングスらも協賛するなど国外からの支援も受けられそうな見通しがあるなど明るい材料が出てきています。 ただこの支援をどう生かしていくのかがカギとなるのではないでしょうか。チェコも欧州他国と同じく「欧州球界の問題点」を抱えている状況、国内リーグ(エクストラリーガ)はプロではない故に目覚ましい発展がしにくい実情を抱えており、日本戦に3番打者として出場したマレク・フルプ外野手はアメリカの大学でプレーしていたものの、残念ながらMLBでドラフト指名されず(アメリカ独立リーグでプレー)、やはりMLBを意識できる段階にはありません。となるとやはりエクストラリーガをプロ化していけるかが野球環境や産業が発展していくカギとなるのではないでしょうか。その為には自国民にももっと国内の野球に関心を持ってもらうかですが、今年はプラハベースボールウィークという大会があるものの、今年のようなWBCや欧州野球選手権大会といった大規模な大会はありません。そんな中でどのようにして昨年得た反響を維持できるか、というよりはもっと人気を上げていく事が求められます。それでも欧州野球選手権大会では日本での経験を生かして太鼓だけでなく、メガホンに似た物を配布して鳴り物応援を取り入れ、観客も参加して楽しんでもらうといった取り組みを行うなど少しでも興味を持ってもらう為に色々動いているのは伝わってきます。 実はチェコとスペインならば純粋な力自体は実のところスペインの方が強く、WBC予選でも一度は21失点で大敗を喫しており、欧州野球選手権大会でもチェコは0-9と大敗しており、結果としてはチェコは5位だったのに対してスペインはイギリスを下して優勝を収めているのです。しかしながら敗者復活決勝戦で3-1でスペインを下してWBC本選を勝ち取り、肝心の一戦をモノにした事でここまでのサクセスストーリーを歩む事ができました。だからこそ、チェコにはこの千載一遇のチャンスを絶対に逃して欲しくないなと感じ、このチャンスを逃したら二度と巡ってこない可能性だってあるという事を肝に銘じて臨んで欲しいなと願うところです。まず国際大会だけに頼るのではなく、如何にして国内のみで行われる野球に興味を持ってもらえるか、人々にとって魅力的な存在にしていけるのかがカギだと個人的には考えています。 最後に個人的な願いですが、MLBは欧州球界だけではなく中国などもそうですが、まだそこまで野球が根付いているわけではない国の選手獲得に関しては今しばらく待って欲しいと思います。というよりMLBにとっても中長期的に見ればこれらの国の野球環境を整えて人気上昇を支援した方が良いと思います。これらの国の野球環境や人気上昇が整うのを待つ事でやがて欧州各国の人々も自国の野球に関心を持ち、野球のレベルも上昇していくことにより、いずれはMLBに挑戦できる選手が出てくるでしょう。また、そうする事によって人々も最高峰のMLBにも興味を持ち、やがてこれらの国でもMLBを視聴したいといった声が出てくるはずですからビジネス的な観点から見てもその方がよっぽど大きなプラスのはず、現に日本でもNPBだけではなくMLBにも関心を持つ野球ファンはかなり増えています。今のような形ははっきり言って「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」状態、その中からケプラーという当たりくじを引いたものの、その裏で大量の選手達がMLBの舞台に辿り着けず、そして欧州の野球人気も高まらず、野球に関心を持たれないのでMLBを視聴したいといった数の増加なども見込めずとなってしまうのではないでしょうか。ローマは一日にして成らず、急がば回れという言葉があるようにそろそろ方針を見直した方が良いのではないかな?と思います。2023 東京・新宿「花園万頭」 スイートポテあん 12個入 SK2404 スイートポテト 和菓子 洋菓子 焼き菓子 お菓子 さつまいも スイーツ お取り寄せ お祝い 内祝い お返し おしゃれ 常温 ギフト 送料無料 お返し 個包装 詰め合わせ
2024.01.03
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『届かないMLBの舞台』 引き続き、個人的に問題だと思う部分を書いてみたいと思います。前回の記事にて「野球の上手い選手は皆アメリカに行ってしまう」といった事を書かせていただきましたが、ではアメリカへ渡った選手達はどうなっているのでしょうか?しっかりとMLBの舞台へとたどり着くことができているのでしょうか? 早速結論から書かせていただきますと、ほぼ全員がMLBの舞台に辿り着くことなく、大体が2Aで止まってしまう事が多く、3Aすら茨の道となっているのが実情です。近年、MLBがアカデミーなどを実施して欧州の有望な選手と契約しているものの、欧州出身且つ欧州育ちで大成した選手といえばドイツ出身ドイツ育ちのマックス・ケプラーぐらいという厳しい現実がそこにあるのです。これは欧州だけでなく中国も同様で、MLBDCが立ち上がり、有望な中国の選手と何名か契約した球団があるものの、2Aすら辿り着かずに1Aでも苦労して数年で解雇されてしまっています。 個人的な意見を書かせていただきますと、彼らの国の選手達にはまだMLB挑戦という段階にはなく、時期尚早なのではないかなと感じるのです。MLBは世界最高峰のリーグであり、当然ながら野球強豪国出身の選手が多く入団してきますが、彼らは激しい競争の中を勝ち抜いてきた猛者達です。そんな中でまだそこまで充実しているとは言えない野球環境下にいた欧州や中国といった選手達をMLBの中に引き入れても淘汰されてしまうのは残念ながら当たり前の事でしょう。ここで日本で人気のバスケ漫画であるスラムダンクの有名なエピソードである「まるで成長していない(谷沢のエピソード)」を挙げたいと思います。谷沢は日本では飛び抜けた才能を持った選手でしたが監督の指導に反発してバスケの聖地アメリカへと旅立ちますが、高い壁にぶち当たって次第にバスケから離れ、最後は悲しい最期を遂げました。日本で規格外と言ってもそれはあくまでも日本国内での話、アメリカには彼よりも大きく運動能力の高い選手はいくらでもいたのです。これは欧州選手のMLB挑戦にも当てはまる事で、彼らは野球強豪国に比べて高い指導も受けていませんし(ユース大会での戦績やプレーを見ても明らか)、欧州地域内や中国国内で有望な選手と言ってもそれはあくまでも当該地域内でのみ飛び抜けた存在です。ですがMLBに入団して野球強豪国出身の選手達と混ぜてしまえば特別そこまで飛び抜けた存在ではなくなってしまうのです。現に中国の投手で152キロを計測するプロスペクトと評された趙倫投手がMLBに挑戦したものの、故障してしまって解雇となり、20代前半とまだ若い年齢でしたが一旦は現役を引退してしまったのです(去年になって再び現役復帰して球速も戻りつつあるのは幸いです)。勿論全員が全員そうではなく、ケプラーはMLBの主力選手となり、ウガンダから契約したデビッド・マトマ投手は高校生の年齢で162キロを計測するなど規格外の選手はいますが、大半はMLBに昇格できません。今の状況で欧州や中国の選手がMLBに挑戦するのは正直無謀と言わざるを得ないのではないでしょうか。 現状ではMLBに挑戦しても淘汰されてしまい、結局は陽の目を見ることなくMLBから去ってしまっているのです。有望な選手達が国内に留まる事でレベルの高いプレーを見せる事により、プロ野球リーグへの機運が高まってプロ野球リーグへの移行へと遂げる事ができる可能性が出てくるのではないでしょうか。これはかつての日本のプロ野球がそうであり、当時の日本のプロ野球も学生野球こそが至高で職業野球自体が嫌悪の対象でした。しかしながら大学球界のスターだった長嶋茂雄さんが巨人へ入団した事で人気が高まり、プロ野球人気へと繋がっていったのは野球ファンの皆様ならばご存じかと思われます。しかしながら仮に国内プロ野球リーグできれば活躍する選手になれたであろう逸材だったと思われますが、結局アメリカへ渡ってしまうので国内リーグのスター選手にはならず、かと言ってMLBにも昇格できず、プロ野球への機運も高まらずに国内野球環境(用具、育成、指導者など様々な野球関連業界への波及効果)も醸成できないというのが実情です。個人的には地道に野球の普及活動を行ってある程度根付かせたのは確かにMLBですが、それと同時に更なる発展を妨げてしまっているのもMLBなのではないかなと感じてしまいます。 「まとめ」・プロ野球リーグがないので野球を選びたいという環境になっていない・有望な選手がアメリカに行ってしまうので自国民との接点がない・接点がないのだからMLBで成功した選手が出ても自国内で全く話題に上らない・レベルの高い選手が国内にいないので国内の野球環境・産業が充実していかない・アメリカに行った選手がMLBに行っても高い壁に跳ね返されて大成できない 以上、この4つの要素が欧州球界の発展を妨げてしまっているのではないでしょうか。PIZZA★ロッソ人気の『銀』セット 【ピザ】【RCP】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_メッセ】【楽ギフ_メッセ入力】【150905coupon500】【150905coupon300】【150905coupon100】
2024.01.02
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『進まない国内環境』 それでは引き続き、どこに問題があるのかを個人的な意見として書いてみたいと思います。前回の問題点として「プロ野球リーグの存在がない」という点を挙げさせていただきましたが、では何故プロ野球リーグの創設が高まらないのかがポイントとなるのではないでしょうか。その理由として挙がるのは以前の久保投手のインタビューにあった「身近に野球をやっている人がいない」という部分にあると語っていますが、この部分に関して個人的な解釈を書いてみたいと思います。 まず久保投手のインタビューの通り、「欧州では少しでも野球の上手い子がいると皆アメリカに引っ張られてしまう」とあります。私自身もこの部分に関しては同意で、やはり野球に興味を持ってもらうには高いレベルの選手が国内でプレーして間近で触れてもらう事が一番重要なのではないでしょうか。しかしながら以前の記事の通り、欧州にはプロ野球リーグがないので現状はアメリカの大学やMLB、アメリカの独立リーグへと渡ってしまうのが現状となっています。鶏(プロ野球リーグ)が先か卵(国内トップ選手)が先かといった話になりますが、この部分に大きな問題があると思います。憧れる場所がない上に高いレベルの選手を間近で見られる機会がないので当然ながら国内野球環境(野球用具店、スポーツ施設と言った選手育成施設や野球動作指導専門家等)の発展も生まれ難いですし、競技人口も中々増え難い上に指導する側も需要が生まれないので育成施設なども誕生しにくく、選手育成にも影を落としてしまいます。現に久保投手のインタビューでは「彼らも上手くなりたいんだけど、やり方が分からない」と語っており、選手育成の指導面の整備も進んでいない事を窺わせます。ただ厳密に言えば欧州では国内リーグでプレーしている選手達が子供を指導をしているだけに、その面では日本よりも優れているものの、彼らはプロ野球選手ではないので憧れの存在という位置づけにはならないのではないでしょうか。更に久保投手から見ても指導する側に選手育成のノウハウがあるわけではないだけに、その利点も薄いものとなっています。東南アジアで野球普及活動をされている野中寿人氏は「野球途上国には選手を指導できるような適切な指導者がいない」と常々ブログにて発信されていますが、久保投手の話を聞く限りですとこの部分も欧州とて例外ではないのでしょう。 また、久保投手は更に踏み込んで「どれだけ国内で良い選手が出てきてもMLBがお金で引っ張っていってしまう。世界の良い選手を囲いたいんでしょうけど、そこから変えていかないと難しい」と語っていますが、個人的にはMLBに挑戦しようする考えは別に悪いものではないと思います。ただし、それは日本や韓国、台湾、中南米諸国などもう既にある程度野球が根付いて地盤がしっかりしている国の場合だと考えており、逆にまだ国内の野球環境がしっかりしていない国の場合ならば反対です。まだまだ貧しい国が多いアフリカ地域ならばともかく、その段階の国の場合はまず野球を認知してもらい、競技人口は勿論ですがプレーしていない人々にも関心を持ってもらうなどMLB云々よりもまず国内野球環境の整備や発展が先でしょう。ある程度しっかりとした地盤が整い、プロ野球リーグなどで野球の発展・振興ができたところでようやくMLBを意識すべきであり、物事は一段飛ばしで事を進めても上手くはいかないのではないでしょうか。花で例えるならばまず種を植えて芽が出てきて水をやって花を咲かせた後、その花が子孫を残して周囲へ広がっていき、花も増えていくでしょう。ところが今の状況は芽が出てきたところでその芽を摘んで別の場所へ持って行ってしまっており、当然ながらその地で広がっていきませんね。 結局その部分が不十分な段階で仮にMLBに昇格して主力選手になったとしても自国民からしてみれば久保投手の言うように「最高峰のMLBでプレーしてるけど、あまり知らないスポーツで殆ど誰かも分からないな…」となってしまうのではないでしょうか。現にドイツにはマックス・ケプラー内野手というアメリカ、カナダ、メキシコ、ドミニカ共和国、ベネズエラ、プエルトリコ、キューバといったアメリカ大陸の野球強豪国以外で2番目のシーズン本塁打数(36本塁打)を記録した正にスターと言える選手がいるものの、あまり話題になっていないのも国内で野球が身近な存在になってないからではないでしょうか。PIZZA★ロッソ人気の『銀』セット 【ピザ】【RCP】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_メッセ】【楽ギフ_メッセ入力】【150905coupon500】【150905coupon300】【150905coupon100】
2024.01.01
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『夢のない環境になっている』 新年一発目のテーマとして前回の「何故欧州で野球が根付かないのか」について個人的な考えをまとめてみる事にしました。欧州では以前に比べれば野球への関心が高くなってきているのは事実で、もう何度も書きましたがチェコでは国内でもそれなりに反響があり、イギリスで開催されたロンドンシリーズでは2試合とも約5万人の観客動員となっています。それでもまだまだ盛んとまでは行かない状況な上に進捗状況も遅い印象がしており、更なる発展や振興を促進させる為に問題点となるのはどこなのか?大体がこれまでの焼き直しになってしまうかもしれませんが、お付き合い願えればと思います。 まず一番の問題点となるのはやはり「プロ野球リーグの存在がない」点だと思います。日本では「プロ野球選手になる」という言葉はMLBではなく、国内プロ野球即ちNPBを差す事になり、ほぼ全野球ファンのイメージとして基本的にはプロ野球=NPBなのではないでしょうか(独立リーグもプロ野球ですが)。このように日本ではMLBに行かずともプロ野球選手になれますし、契約金や年俸などでも十分な金額を得られるようになっており、謂わば「野球で生計を立てられる」環境にあります。 ところが欧州には国内リーグこそあれど完全なるプロ野球リーグではありません。金銭が支給されるのは海外選手のみであり、肝心の国内の選手には無給となっているどころか、国によっては寧ろ逆に参加費を支払うリーグもあるそうです。また、以前都市対抗の際に「チェコの野球に興味を持った方は是非」と書きましたが、実は厳密に言えば日本の社会人野球とも少し違っています。社会人野球ならば一企業に入社した上で野球部に入るという形であり、基本的に高校や大学を卒業して社会人に進んだ選手は企業の正社員として採用され、社業に従事するもある程度は野球の練習にも融通が利くでしょうし、勇退した後は社業に専念できます。ただ欧州の国内リーグはそういった利点もなく、正直言い方は悪いですが外国人選手を除くと「完全なる趣味の野球リーグ」に近いでしょう。実際、WBC本選に出場したチェコはそれぞれの職業が全員バラバラ、食い矜持自体は自分で確保しなければなりません。前にも書きましたが、それでも野球がやりたいという情熱は素晴らしいですし尊敬してしまうところで、実際今季ドイツでプレーした久保投手もインタビューにて「日本人より野球が好きなのではないか」と舌を巻くほど、実際それでも野球をやりたいという選手らは本当に凄いと思います。 しかし、一歩引いた目線で考えてみると、これは決して良い環境だとは到底言えないのではないでしょうか。実際、ドイツでも「子供が生まれて仕事を頑張らねばいけないから」という理由で退団してしまう選手もおり、チェコ野球と繋がりのある方のtwitterでも「結局チェコ国内にはプロリーグがないので23歳でグランドを去る選手が多い」とあり、日本ならば社会人野球や独立リーグでNPBを目指す事ができる伸びしろもあるであろう年齢で去らねばならないのです。その若さで野球を辞めてしまっては当然ながら裾野は広がりにくいですし、子を持つ親もいくら野球に関心があったとしても中々野球を推しにくいでしょう(ましてや用具代も高いのにプロ野球選手になれる環境にないのならば尚更)。 結論として書かせていただくと、以前も引用させていただきましたが野中寿人氏の言われるように「野球で生計を立てられない(動画)」、「一生懸命やる意味を見出せない(記事)」という東南アジアの野球環境は欧州の野球選手にも当てはまるのです。ちなみに野中寿人氏がインドネシアにプロ野球を立ち上げた理由も「野球に夢を持って欲しいから」だと語っており、更に「野球の普及活動を行っていても野球選手のステータスを上げていかないとそれも中々進まない」とも語っておられます。結局のところ、この部分をどうにかしない事には裾野も発展も振興も中々とんとん拍子に進んでいくのは難しいのではないでしょうか。まずはせめて社会人野球のような形、もしくは現在の独立リーグのようにある程度の給与を支払う環境に持っていく事が必要なのではないかな?と考えています。ピザカッター付 本格ピッツァ3枚お試しセットレビュー数ダントツ&高得点 [2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]ピザ 送料無料 初めての方へ お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト
2024.01.01
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『遂に分裂・対立か?』 本日はキューバの野球情報について見ていきたいと思います。近年のキューバ野球は亡命が相次いで国内の求心力が急激に低下、東京五輪には予選敗退で本選に出場できず、WBCこそ準決勝まで進出したものの、かつてならば圧倒していた豪州やオランダなどには苦戦を強いられ、強いプールから勝ち上がってきたアメリカには相手にならずに一蹴されてしまうなど無類の強さが影を潜めています。 そんな中、何とキューバの亡命組が新たな団体となるキューバプロ野球連盟を立ち上げ、記者会見も行われ、twitterアカウントも開設されました(twitter)。この団体はMLBでプレーするチャップマンやグリエル兄弟なども賛同しており、亡命しながらもWBCでキューバ代表としてプレーした選手(ロベルトなど)の連盟への加入に対する是非に関しても「我々は全ての自由なキューバ人を受け入れる」と話すなど連盟への加入が許可されそうですね(twitter)。しかしながら当然キューバ野球連盟はこれを良しとせず、キューバ野球連盟の公式サイトにてこの団体を非難する声明を発表しています(記事)。 WBCでは亡命したキューバ人も代表として参加するなど歩み寄りの姿勢を見せたものの、参加したのは極僅かでチャップマンやアルバレス、ガルシアといったMLBを代表する多くのスター選手らは参加しませんでした。両者の溝はこれでかなり深くなったようで、コロンビアの大会にはキューバも招待されたものの拒否しました。果たしてキューバ野球はどうなってしまうのでしょうか?ここから和解する事ができるのか、注目してきたいところです。
2023.12.30
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『小さな国からのプロ選手』 本日はアジアの野球について見ていきたいと思います。まずはシンガポール、インドネシアにてNEOアジアプロ野球機構とプロ野球チームが創設され、インドネシアやフィリピン、スリランカ、パキスタンの選手らが入団する事が発表されていますが、何とシンガポールからも参加する事が野中寿人氏のブログにて発表されました。元々ブログには「香港やシンガポール、タイの選手らの入団もあります」といった事が書かれていたのですが、それ以降シンガポール人選手の発表や記述もなく、佐賀インドネシアドリームズ関連の記事でも触れられてなかった(逆にベトナムの選手と育成選手契約予定と公式サイトには記載されています)ので「実現しなかったのかな?」と思っていたのですが、実現しましたね^^;。選手名はエリー選手と発表されており、シンガポール代表のキャプテンを務めている選手のようで、実はこの選手はinstagramにて登場していました。恐らく最後に出てくる映像の手が長めな右打者がエリー選手なのかな?と思います。シンガポールからはウォング航平という選手が茨城APでシンガポール初のプロ野球選手としてプレーしましたが、恐らくですがエリーは2人目のプロ野球選手という事になるのでしょうか。結構体格自体がまだまだ細めなので体作りで大きくした時にどのような選手になっているのか注目したいですね。 他には以前にも紹介しましたが、元巨人の柴田章吾が来年にアジア甲子園という大会をインドネシアにて開催し、インドネシアの8チームが参加する事が発表されました(記事)。「日本の野球文化を広めたい」という思いで会社なども立ち上げており、あまり野球が盛んでない国の青少年選手育成にも大きな一助を担う事となるのではないかと期待しています。 そしてブータンの方でも新しい情報がありました。こちらの記事にてこれまでの同じく「ブータンでは野球が急速に広まっている」事が書かれており、これもこれまで通り西アジア地域・インド亜大陸を対象としてプロ野球リーグであるbaseball unitedとも提携を結んだ事も書かれています。今回判明したのは来季からのシーズンに参加する選手の名前がティンプー・レッサー・パンダズというチーム(随分可愛らしいチーム名ですね^^;)に所属しているウゲン・ペルザン選手だという事が判明しました。ウゲン・ペルザン選手は外野手兼一塁手で、曰く「ブータンのベーブ・ルース」だそうです(冗談交じりとの事ですが)。現状はポジションのみの記載で投げる利き腕やどちらの打席に立つのか(はたまた両打ちなのか)は不明となっています。 様々な地域でプロ野球チームやリーグが誕生した影響か、これまで野球が盛んでいない国から次々とプロ野球選手が誕生しています。これらのプロ野球が成功を収め、やがて対象としている国の人々が野球の存在を知り、そして野球を見て面白いと思ってもらい、そこから「プロ野球選手になりたい」と夢見る子供達が増えていく事が野球の普及、振興、発展していく上で欠かせない過程だと思います。まずは一歩一歩着実に段階を踏んでいきたいところですね。
2023.12.29
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『かつての提案が実現!?』 本日は欧州の野球について見ていきたいと思います。ただし、今回は舞台となるのは欧州ではなく、日本の独立リーグの一つである北海道独立リーグ(正式名称は北海道フロンティアリーグ、略称HFL)となります。 まず以前にも触れましたが、HFLに加盟している士別サムライブレイズがフランス人であるクインティ・ムーリン投手の獲得を発表しました(twitter)。ムーリンはフランス国内リーグであるディヴィジョン・アンに参加しているルーアン・ハスキーズでプレーした経歴やフランス代表にも選出された経験を持つなど年齢もまだ22歳の若手投手です。これを皮切りにもう一つの北海道独立リーグである北海道ベースボールリーグ(略称HBL)に加盟している旭川ビースターズが沖縄で行われていたジャパンウインターリーグに参加していたオーストリア人のアレクサンダー・レーゼル内野手と契約しました(instagram)。レーゼルは三塁を守る右打ち内野手で、しかもまだ年齢が19歳と非常に若い選手です。他にはHFLに加盟している美唄ブラックダイヤモンズがハンガリー出身のベネデック・ラファー捕手とと契約した事も発表されています(instagram)。こちらの選手もまだ19歳の選手であり、両選手ともオーストリア・ハンガリーの国内リーグでプレーしていた経歴を持ちます。ちなみに旭川には南アフリカやバングラデシュ、タンザニア、フランスから来た選手達が既に今季プレーしているなど国際色豊かですね。ちなみにジャパンウインターリーグに参加した欧州出身選手は彼ら以外にもおり、こちらのtwitterにて詳しい成績が掲載されていましたので紹介したいと思います(twitter)。 あまり野球が盛んでない若い欧州出身の選手達が次々と北海道の独立リーグへと渡ってきていますが、これは以前の記事にて個人的に提案してみた「欧州プロ野球を日本で行う」構想に近いのではないかな?と思いました^^;。以前から常々感じていた事ですが、欧州では確かに野球の人気や競技人口などじわじわと上昇してきつつありますが、成長スピードが遅い理由は欧州にプロ野球がないからだと思っていました。今年話題となったチェコを始めとして欧州各国には国内リーグがあるものの、いずれもアマチュアリーグで無報酬、しかも国によっては参加費が必要など逆にお金を払わなければならない環境となっています。これはインドネシアにてプロ野球チームを発足させた野中寿人氏が動画や記事にて語られていた「野球が生活設計の土俵に乗っからない」、「一生懸命やる意味がない」状態というのも東南アジアだけでなく、欧州も例外ではないのです。現に以前紹介した久保投手のインタビューでも「仕事をしながら貴重な土日に試合をする。中には子供を持って一層仕事を頑張らねばならないので退団する人もいる」と語っています。確かにそれでも野球がやりたいという情熱は凄いですし尊敬しますが、正直そんなきつい環境且つ家庭を持つのならば家族の理解も必要な上に賃金も出ない環境では到底子供たちが憧れる且つ夢を持てる身近な存在にはなり得ないでしょう。だからドイツ出身でドイツ生まれのマックス・ケプラー内野手というMLBの第一線で活躍するなど欧州球界ではスターと言っても良い選手が出てきても今一つ反応が薄い理由も以前から言うように自国の野球の普及・発展・振興がイマイチだからだと思います。例えるならば現状の日本でイギリスもしくはインドのプロクリケットリーグで日本人選手がスター的存在となったとして果たしてそこまで反響があるのかと言われると恐らくイマイチなのではないでしょうか? それを打破するにはやはり日本韓国台湾のようにMLBに挑戦せずとも自国のプロ野球リーグで野球に専念できる且つある程度の賃金を得られる環境が必要なのではないかな?と考えていました。しかしながら現状、ELBやESLBを創設しようにも色々なしがらみによって中々上手くいかない状況が続いており、「だったらもう野球環境がある程度整ってる日本に連れてきたら?」と思って書いたのが前回の記事です^^;。独立リーグ側も中々経営では苦労されるケースが多く、何か独自色を出していく事が求められますが、このように欧州出身の選手を受け入れてプロ野球選手としてプレーできる環境を用意できればMLBから漏れてしまっている欧州の若手選手にとってもチャンスが生まれますし、win-winな関係となれるのではないでしょうか。現状、解散した球団もあるなど経営面は中々厳しいのかもしれませんが、各国の野球選手を受け入れて成長させてステップアップしていく事ができる環境だという地位を確立していって欲しいですね。 「追記」 以前に「何故欧州で野球が根付かないのか」というテーマの久保投手のインタビュー記事を紹介しましたが、いずれもう少し掘り下げて書いてみたいと思います。【ふるさと納税】<訳あり・簡易包装>本格ピッツァ(20cm×5枚) ピザ ロッソ Rosso 冷凍 マルゲリータ ソフトタイプ 厚い ナポリ風 モッツァレラ ピザカッター 個包装 個装 小分け<離島配送不可>【ksg0005】【ピザハウスロッソ】
2023.12.26
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『アカデミー設立』 本日は海外の野球について見ていきたいと思います。まずはパキスタンですが、DCコロニーに待望の野球アカデミーが開校され、8歳~12歳の年齢層の子供達も参加しているそうです(twitter)。また、パキスタンでは更なる強化の為に屋内野球施設建設を目指しているそうです(twitter)。前回行われたアジア野球選手権大会にて日本とは16-0の結果に終わるなど3強(中国は不参加)とはまだまだ差はあるものの、フィリピンや香港とは遜色のない競った試合を展開して5位にランクインするなど着実な成長を見せています。特にアマーン・カーン投手やムシャラフ・カーン投手、ムルタザ投手などパキスタンからも好投手が出てきつつあり、更にパキスタン国内でもそれなりに反響がありました。そこからbaseball unitedというプロ野球リーグも創設され、更に選手育成の提携を結ぶなど着実に地盤を築きつつあります。しっかりと育成体勢を整えつつあり、現段階のパキスタン人選手達にとっては最終目標となる自国のプロ野球リーグも創設されるなど野球の普及、発展、振興させる為の一連の流れができつつあるのかな?と思います(ただウインターリーグで各球団15試合のみというのが少し少ないなという印象、将来的にはもう少し増やして欲しいところ)。 そしてbaseball unitedに来季参入が有力視される?サウジアラビアでも動きがあり、12月25日~27日の3日間にて野球・ソフトボールのユース&ジュニアのトライアウトが行われるとの事です(twitter)。サウジアラビアも野球連盟を発足させ、ドバイユース大会にも参加するなど青少年育成が行われていますが、野球の競技人口を更に増やす為の草の根活動は今現在もしっかりと継続されている事は大きいと思います。サウジアラビアとカタールはそれぞれ開催されるアジア競技大会で野球競技を実施して自国の代表チームも出場させる事を既に明言し球場も建設中、ちなみにサウジアラビアは既に球場建設が始まっています。既に球団が2つ誕生したUAEと共に野球を盛り上げていく事を期待したいですね。 baseball unitedは来年から本格的にシーズンが始まりますが、今のところは新しい情報が出てきていない状況ですが、各国で動きがありました。ここからどのように成長を遂げていくのか楽しみですね。贅沢 ピザ 5枚セット 明治 北海道 十勝 生モッツァレラ 使用 【贅沢ピザ】
2023.12.25
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『同じ意見』 本日は欧州野球について見ていきたいと思います。今回はドイツでプレーしている久保康友投手のインタビュー記事があったので見ていきたいと思います。 まず知らない方もおられるかもしれませんので補足しますと、久保は当時のドラフト制度にあった大学・社会人選手が球団を逆指名できる自由獲得枠にて千葉ロッテに入団、それ以降は阪神へトレード移籍してFA宣言で横浜へ移籍してNPB通算97勝を記録しています。NPB退団後はアメリカ独立リーグ、関西独立リーグを経て今年はドイツの野球ブンデスリーガのハンブルク・スティーラーズに入団して11勝を記録し、来季も引き続きドイツでプレーする事が決定しています。ちなみに元巨人・日本ハムの村田透投手も今年はドイツでプレーしていました。 そんな久保ですが、日欧での野球環境や事情の違いなどを語っているのですが、興味深い話題として「何故欧州で野球が根付かないのか」といった項目がありました。その理由として挙げたのが平たく言えば「有望な選手が身近におらず、そういった選手達はアメリカへ渡ってしまう」という点を挙げています。その後に「どれだけ良い選手がいてもアメリカが引っ張っていってしまい、当該国の普及や発展、振興に繋がらない」としています(ちなみに代表選手云々に関してですが、その点はチェコがほぼ国内リーグの選手で構成され、オランダは投手に関しては国内リーグの選手が入っていたので決してそんな事はないかと思いますが、まあそこは本筋ではないので置いておきましょう)。 この意見は私も同意見で、実は以前にも記事で意見を書いたことがありました。勿論MLBの野球普及活動は素晴らしいものがあり、中国や欧州でも徐々に関心を持つ人が増えてきたのはMLBの活動によるものが大きいのは事実だと思います。ただ以前の記事の通り、有望な選手が全てアメリカに行ってしまっては野球競技が身近な存在にならないと思います。仮に貧しい国が多いアフリカならば話は別ですが、そうでないのならばやはり国内の野球を発展させていく方が大事なのではないでしょうか。そしてアメリカに行ったとしてもMLBにはアメリカ以外にも野球が盛んな国から有望な選手が多く入って来るだけに、正直現状そこまで優れた環境で高いレベルでも揉まれてきたわけでもない国の選手が入ったところでやはり淘汰されてしまいます。現に以前パキスタンの選手を取り上げましたが、正直申し上げてそれはあくまでも現状そこまで盛んではないパキスタン出身だからであり、仮に日本人だとすればそこまで特別な存在という程ではないと言わざるを得ないでしょう。結果的に野球が身近な存在にならない上にアメリカへ行った選手もMLBの舞台にまでたどり着けず、といったサイクルが延々と続いてしまっているのが現状です。 だからこそMLBに持っていくのではなく、各国、もしくは地域にプロ野球リーグを創設し、まず国内でプロ野球選手を目指せるようになっていく事が必要で、だからこそbaseball unitedやインドネシアプロ野球に大きな期待を寄せています。個人的には日本や韓国、台湾をモデルケースにした方が良いように感じ、まずは有望な選手が国内でプレーできる環境を整備し、当該国の子供たちが「彼らのようになりたい」と思ってもらえるようにする事が大事であり、野球の普及や発展、振興などがある程度整ってからMLB挑戦といった現状の日本の野球環境が一番良いと思います。上記で挙げたパキスタンの有望な選手もできればいきなりMLBに行くのではなく、baseball unitedでプレーした方が良いのでは?と思います(台湾の選手も日本やアメリカに直接渡る選手はいますが、正直本来ならばまず台湾でプレーした方が…と思っています)。何故チェコがWBC以降、代表戦限定かもしれませんが国内でもそれなりの反響があり、強化すべき競技に指定してもらえるまでになったかを考えれば分かるのではないでしょうか。結果も大事ですが、それと同時に「身近な存在が活躍する」という点も注目してもらうには必要な要素だと思います。
2023.12.23
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『84年ぶりのプロ野球選手へ』 本日はフィリピンの野球について新しい情報があったので紹介したいと思います。以前から紹介している通り、佐賀県を拠点として九州アジア独立リーグに参戦するインドネシアにできたNEOアジアプロ野球機構傘下のプロ野球チーム(アジアゴールデンラークス)である「佐賀インドネシアドリームズ」ができます。基本的にはインドネシア出身の選手が主体となるのですが、フィリピン出身の選手も4人選出されていて参加する事が決まっています。 そんな中、創設者の一人である野中寿人氏のブログによると、フィリピン出身選手の詳細が紹介されていました。契約予定の4名は左腕のディアラオ投手、右腕のパウロ投手、二遊間を守る右の内野手ベルナルド、左打の外野手であるボシトである事がブログにて発表されています。以前の記事にて野中寿人氏のブログには「135キロ左腕、147キロ右腕、身体能力抜群の遊撃手、俊足巧打の外野手」といった情報があったのですが、しっかりと合致していますね。また、コロンビアにて野球大会が予定されており、こちらの大会にもインドネシア代表(他国出身の選手も出場予定との事)として出場するそうですが、その際には右腕のネローサ投手、大谷翔平も驚きの投手兼遊撃手というカサラン選手ら2人も参加するそうです。現状、佐賀インドネシアドリームズに参加する選手は上記の4名との事ですが、参加させる枠を増加させる事も検討しているそうです。 今回名前の挙がった6名は全員が前日開催されていたアジア野球選手権大会にフィリピン代表として参加しており、そのうちボシトは打撃と好守が光り、何とベスト9に選出されました(センターを守ってチームを牽引)。この大会では社会人野球選手らが主体となった侍ジャパンもフィリピンと対戦しており(サイト)、9-1でフィリピンに勝利を収めていますが、川口監督によれば「フィリピンの投手は140キロを越えていた」と評しています。また、パウロに関しては投球動画がyoutubeにて掲載されていたので紹介したいと思います(もしかするとご本人が投稿されている?)。投球フォームはサイドハンドといって良い位置から投げるのですが、問題なのはトップの際に上体自体が右打者目掛けて投げる体勢になってしまっている点、その為に右打者の内角高めばかりに球が集まってしまっていますね(左打者だと外角高め)。右打者にはその傾向を上手く活かして外に逃げるスライダーも交える事が出来れば有効ですが、左打者には踏み込まれてしまうだけに、その辺りをどう改善していくかではないかな?と思います。 フィリピン系アメリカ人やフィリピンとのハーフの日本人らはそれぞれMLBやNPBでプレーしていますが、フィリピン出身の選手でプロ野球選手となるとかつて巨人でプレーしていたアデラーノ・リベラ選手以来(当時まだ1リーグ制)?で、実に84年ぶりのプロ野球選手誕生という事になるのでしょうか(他に選手がいましたら申し訳ありません)?現時点でも徐々に野球のレベルが上がってきているフィリピンですが、野中寿人氏のブログによれば他にも有望な選手がいたものの、卒業単位などの関係もあって最終学年時に改めて契約したいとの事です。これからインドネシアのプロ野球にフィリピン出身選手達の参加も増えていく事で野球のレベルアップに更なる追い風が吹くのではないかなと期待したいところです。【期間限定☆クーポン利用で20%OFF】『本格ナポリピザ6枚セットボナセーラ』【送料無料】【冷凍ピザ】信州薪木と石窯で焼いた香り豊かなナポリピザを冷凍ピザで☆ピザの王様マルゲリータ含む人気ピッツァ6枚のセット♪[冷凍 pizza set 送料込み]
2023.12.19
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『国際大会の重要性』 本日はチェコの野球について見ていきたいと思います。チェコは昨年のWBC予選でスペインを下して本選出場を決め、今年のWBC本選に初出場して中国に勝利を収めた事で自国内での野球への認知度も上昇しました。更にプラハベースボールウィークや国内リーグのエクストラリーガでのオールスター戦でも観客が入り、チェコがホスト国となった欧州野球選手権大会では史上最多の観客動員数を記録するなど正に躍進となった1年となりました。 そんなチェコですが、何とチェコスポーツ庁の強化支援を行うスポーツ種目30種類のうちの1つに野球が選ばれました(twitter、記事)。ミスターベースボールの記事によると、野球は今後数年間のサポート増加を期待でき、優先的に強化支援を受ける事ができるようですね。実はWBC終了後、チェコの首相に野球代表が招かれ、「あなた方は野球を本業としているわけではないのに素晴らしい活躍を見せた」と労いの言葉も貰っていました(記事)。徐々にチェコ野球が国からも評価されつつあるのかなと感じていましたが、待望の国からの支援が得られる事が決まったのは野球の発展や振興に向けて非常に重要な一歩となると思います。 今回の決定は如何に国際大会の存在と結果が当該スポーツの普及や発展、振興に大きな影響を及ぼすかがよく分かる一例だと言えるのではないでしょうか。よく日本では「五輪に野球は不要では?」という声も聞かれますが、今回の件で如何に五輪種目に採用されるかが重要である事が分かるのではないでしょうか。確かにMLBの選手は出場せず(LA五輪では出場する可能性もありますが)、日本の野球ファンにとっては物足りないかもしれませんが、まだ野球が盛んとは言えずにこれから発展していこうという国にとって最も大きなスポーツイベントである五輪という存在は国民に注目してもらえる最大のチャンスと言えるでしょう。野球太郎No.049 2023ドラフト総決算&2024大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2023.12.14
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『タンザニアでもアレ・始まりの一歩へ』 本日はアフリカの野球について見ていきたいと思います。まずはタンザニア、以前にも触れた事があるのですが、タンザニアでは「タンザニア甲子園」といった高校生を対象とした野球大会が行われており、先日までタンザニア甲子園が行われていました。ちなみにタンザニア甲子園の開会式ではMLBの永久欠番42を背負ったジャッキー・ロビンソンのご子息であるデービッド・ロビンソン氏も参加しました(twitter)。ただそれ以降の年齢の選手達が活動する場所がなかったのですが、今季から日本人らの支援活動もあってタンザニア野球リーグが発足して日本の球団名を拝借してジャイアンツ、タイガース、ドラゴンズ、ファイターズの4球団が誕生しました(ちなみにそれぞれの球団が何とユニフォームも提供しています)。そして年間王者の決定戦が行われたのですが、4-3でタイガースが初代優勝チーム(twitter)となり、阪神同様にタンザニアでも見事に「アレ」に輝きました(twitter)。実は配信も行われており、見逃してしまった方は来季継続された場合は是非とも見ていただければと思います(twitter)。徐々にではありますが、タンザニアでも野球が一歩ずつではあるものの浸透し始めています。 続いてはナイジェリア、かつて「赤ゴジラ」として活躍した元広島の嶋氏の兄である嶋泰宣社長らがナイジェリアでの野球普及、産業創出、雇用創出を目指すプロジェクトである「MERGERICKNIGERIA」というプロジェクトを立ち上げました(英語版はこちら)。このプロジェクトは「アフリカから世界に野球グローブを」という企画であり、端的に言えば日本のグローブ職人や日本の牛革から技術を教わり、ナイジェリアの向上でグローブを作ることで産業創出と雇用創出を生み出し、そして野球の普及へつなげていこうという考えとなっており、既にヤフーニュースでも取り上げられています。また、このプロジェクトにはブルキナファソから独立リーグへと挑戦してプロ野球選手となり、現在ブルキナファソでプロ野球立ち上げを目指しているカファンド・アミールさんも参画しています。現在、クラウドファンディングを行っており、興味のある方は上記二つのURLから是非ご覧いただければと思います。 ウガンダでは超大型契約を結んだ大谷翔平が来季からプレーするLADアカデミーが誕生し、日本支援団体の運営する野球リーグなどもあってレベルが急上昇、ブルキナファソでも独立リーグに挑戦する選手が何名かおり、タンザニアも初の独立リーグ選手が誕生するなど徐々に野球が根付きつつあります。ケニアでも「ケニア甲子園」が今年行われましたが、ナイジェリアもこれらの国々に続いていってもらえればアフリカ野球が更に盛り上がっていく事となるのではないでしょうか。また、今回の産業創出、雇用創出は今後まだ野球が盛んでない国且つ比較的まだ貧しい国で野球を普及させていく上での重要なヒントとなり得るかも?しれませんね。今回はグローブでしたが、野球に興味のある様々な事業者様と手を組んで産業創出、雇用創出していけば現地の人々の生活も豊かになっていく上に資金調達もでき、社会人野球のようなリーグか野球アカデミーの立ち上げ等も可能になっていくのではないでしょうか?様々な道具が必要である野球普及の為にはどうしても資金面がネックとなりますが、その部分をクリアさせれば広がりも早まっていくと思います(とまあ口で言うのは簡単ですが、実際は中々難しいのでしょうね^^;)。 ナイジェリアと言えばソフトバンクから1巡目指名されたイヒネ・イツア選手もおり、ソフトバンクもナイジェリアを訪れて野球連盟とも会ったそうなので、広島やヤクルトのようにドミニカ・ブラジルアカデミーみたいな施設を立ち上げても面白いのではないでしょうか。千葉ロッテがチェコ野球協会と提携を結んだように他球団も野球の裾野拡大の為に何から動いて欲しいなと思います。 「追記」 1日経って気づきましたが、広島のアドゥワ誠も父親がナイジェリア人だった事をすっかり忘れてましたね^^。そしてこちらが公式サイト、こちらがyoutubeチャンネルとなっています(プロジェクトの詳細はこちらです)。【メーカー希望小売価格1,780円→1,680円!】訳ありバウムクーヘン 切り落とし メガ盛り1kg★工場長のおまかせ1kg 訳アリ わけあり 訳あり おやつ おかし スイーツ お菓子 送料無料 在庫処分 人気 ランキング 詰め合わせ 食品 アウトレット お取り寄せ ギフト 2023
2023.12.13
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『注目の2ヶ国』 本日はパキスタンとフィリピンの野球について見ていきたいと思います。現在アジア野球選手権大会が行われ、パキスタンは5-8位決定戦ラウンドに回り、フィリピンは二次ラウンドへと回りましたが、日本韓国台湾が相手という事もあって残念ながら全敗し、3位決定戦で韓国と対戦します。 パキスタンは12-3でパレスチナに勝利を収め、9日は香港と試合を行い、一時はリードしていましたが最終的には5-6で敗れてしまいました。しかしながら今までならばフィリピンや香港には歯が立たなかったのですが、フィリピンとは2-4、香港とは5-6となり、もう力の差は拮抗しつつあると言っても良いのではないでしょうか。また、今回のパキスタンはスター選手となれそうなアマーン・カーン投手やムシャラフ・カーン投手、ムルタザ投手などがいて少し話題となりました。更にbaseball unitedの創設によってこれからパキスタン人の選手育成も見込める可能性があるだけに、成長スピードが速まってくる事を期待したいところです。また、どうやら代表監督が日本のリトルリーグとの話し合いも行っているとの事、アジア野球選手権大会前にはソフトバンクの王会長とも協力関係を構築する事が書かれており、日本とも関係強化が見込めるかも?しれませんね。これまでパキスタンは政府からの援助が殆どない状況らしいですが、パキスタンの著名な方々が支援を呼び掛けているだけに、少しでも援助してもらって野球強化に繋がって欲しいですね。 そしてフィリピンですが、日本とは1-9、韓国とは2-8、9日に行われた台湾とは何と1-2の大接戦を演じました。これまでならば全試合コールド負けを食らってもおかしくないかな…という印象でしたが、こちらも確実に強くなってきていることが窺えます。ちなみにこちらがハイライト動画ですが、失点してしまったもののパウロ投手が142キロを計測するなど面白そうな存在です。そして野手はパキスタンもそうですが上半身は前肩を内側に捻らない上にスイング軌道自体も良い選手が多いものの、どうも下半身を上手く使えていない選手が多いなという印象、この辺りはパキスタンはbaseball unitedの実績十分な元MLB選手である共同オーナー、フィリピンは巨人がアカデミーを作っており、インドネシアのプロ野球チームにもフィリピンの選手が入るとの事なので指導して下半身の使い方が周知されていく事を期待したいですね。 baseball unitedの創設やインドネシアプロ野球の創設でフィリピン選手も参加する事が予定されているだけに、この2ヶ国は今後伸びていく可能性が非常に高いのではないでしょうか。今回改めてアジア野球選手権大会を見ても2ヶ国の成長ぶりが野球ファンとしては嬉しい限りであり、いつの日かWBC本選出場や今年行われたアジアプロ野球チャンピオンシップにも参加してきて欲しいなと思います。 「追記」 パキスタン野球連盟が早速次回のアジア野球選手権大会に向けて高速ボウラー(恐らく球の速い投手だと思いますが、恐らくクリケット用語をそのまま使っているものと思われます)を左右それぞれ5名探しており、野球アカデミー入学の際に奨学金を提供すると発表しています。更なる発展へと向けてもう既に取り組みが始まっています(twitter)。野球太郎No.049 2023ドラフト総決算&2024大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2023.12.10
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『振興への第一歩』 今回もアジア野球選手権大会について見ていきたいと思います。本日はフィリピンとパキスタンという東西アジア優勝チーム同士の試合が行われ、4-2でフィリピンが勝利を収めました。ただ以前までは全く歯が立たなかったパキスタンですが、確実に差は縮まってきている点はやはり嬉しいところです。それでは今回は昨日紹介したアマーン・カーン投手(twitter)以外の選手を見ていきたいと思います。 まず昨日先発登板したのが18歳のムシャラフ・カーン投手(twitter)、他の方の情報によればこの投手も90マイル(約145キロ)を計測したとの事で、パキスタン野球連盟に掲載されていた85マイルから大きく成長していますね。この投手の特徴として大きく横滑りするスライダーを投げており、アマーン・カーン投手同様に将来が楽しみですね(twitter)。そしてこの日に先発したのが左腕のゾハイブ投手(twitter)、そして90マイルを計測するとされる19歳のジブラン・ムルタザ投手(twitter)なども掲載されています。昨日2番手で登板したムハンマド・アスラム投手も中々評判が良かったようですが、こちらは掲載がありませんでした。個人的に感じたのが腕の位置、ムルタザ投手以外は全員サイドに近い投げ方をしていますが、憶測ですがクリケットが盛んなパキスタンなだけに、できるだけ肘を折り曲げない且つ一番強く投げられる腕の位置という事でそうしているのかな?と思いました。できればムルタザ投手のように肘を柔らかく使って上から振り下ろすタイプの投手の台頭も欲しいかな?と感じます。 続いて野手ですが、ザキール・アフリディ遊撃手が掲載されていました(twitter)。上半身は前肩を内側に捻る事もなく、スイング軌道も良い形で強くスイングできていると思いますが、下半身があまり使えていないかな?という印象を受けました。ただ逆に下半身さえうまく使えるようになれればもっと打球も飛ぶようになって面白い選手になりそうですね。以前、baseball unitedのアンバサダーに就任したパキスタンの名クリケット選手のショアイブ・アクタル氏がバットを使ってスイングしていましたが(twitter)、やはり野球もクリケットもボールを打つ際の上半身の使い方は似通っているのかもしれませんね。 現状だと投手は140キロ台の投手が既に何人もおり、ここから各方面からの提携によって選手育成がされていくのが今から楽しみです。そして何よりも嬉しい点がクリケットが盛んなパキスタン国内でもそれなりに反響があったという点(twitter)、現時点で15万9000件の表示があったとの事で、普段はそれほど表示回数が多くない中でこれはかなりの記録です。更にパキスタンではかなりの有名人?の方がパキスタン野球の存在を知って感銘を受けた事をtwitterにて書き込んでいます。パキスタン野球連盟や会長はtwitterで積極的にアピールを行っており、会長は色々な場所に足を運んで支援などを呼びかけるなど地道な活動を続けてきたからこそプロ野球リーグであるbaseball unitedの誕生にも繋がりましたし、クリケットが盛んなパキスタンでも自国のパキスタン野球に興味を持ってもらえるようになっていくのではないかなと思います。野球を発展させる為には自国内での野球振興も非常に大事な項目となってきます。それにはやはり勝つ事も大事ですが、スターとなり得る選手の台頭が必要であり、今回出てきた3投手らはスターになり得る素質を持った投手達ではないでしょうか。できれば打者にもそのような選手が出てきて欲しいですね。 「追記」 侍ジャパンの公式サイトでもパキスタンの投手らについて言及されていました。川口監督も「野球に携わる者として嬉しい」とコメントしていますが、全く同感で様々な国で野球が発展していくのは嬉しい限りです。インドにもアクシャイ・モア投手やサウラブ・ガイクワッド投手などもいるだけに、来年は欧州選抜が来日して試合を行いますが、いつの日かインド亜大陸選抜が来日して試合が開催される事を願っています。 ちなみにショーケースに参加していた2選手も今大会に参加しており、どうやらカラチ・モナークスでプレーする事が決まっている?そうです(記事)。
2023.12.05
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『実力差あり・それでも有望株が』 昨日からアジア選手権大会が開催されており、昨日の開幕戦は台湾が4-0で韓国を破り、本日は日本対パキスタンの試合が行われて14-0で日本がコールド勝ちを収めました(ちなみに日本の場合、この大会では社会人野球選手らが出場しています)。 西アジア王者として参加し、baseball unitedにもフランチャイズとして選ばれたパキスタンですが、やはり現状の実力はまだまだな印象です。アジアは日本韓国台湾の3強が君臨し、その次に中国が4番手に位置付けており、実力的には次にくるのがフィリピンかパキスタンとされています。しかしながらアジア競技大会にて日本(この大会でも社会人野球選手らのみで構成されているので同じ条件です)に歴史的初勝利を収め、3位決定戦でも敗れたとはいえ僅差で最後まで亘り合った中国とは実力が離れているなと感じさせます。やはりまだまだパキスタン国内にて選手育成が必要である事は明白、現在西アジアで最強とされるパキスタンですら現状まだ中国ともかなり実力が離れているだけに、baseball unitedで当該地域選手らが中心となるのはいつ頃になるのかな?という不安も多少は残りますね。個人的には以前の記事の通り、現状の西アジア地域・インド亜大陸の実力を考えると、いきなりプロ野球リーグというよりはまず各国にアカデミーなりを設立して全体的な底上げを図ってからの方が良かったのではないかな…という印象が試合でも見え隠れしていたように思います。今のままいきなりプロ野球リーグを始めても以前にも指摘しましたが、「開催地だけ中東でやってる」ようなものになってしまいかねないのではないでしょうか。 それでも将来有望な選手がいることはbaseball unitedにて登板したインドの両投手を見ても分かる通り、パキスタンにも有望な選手がおり、以前の記事でも紹介したのですが、今日の日本戦で紹介した2投手が登板しました。特にアマーン・カーン投手はパキスタン野球連盟のtwitterでも本日の投球が掲載されており、日本の社会人打者を抑えています。球速は90マイル前半を計測し、最速では147キロを計測したとの事、今後はアメリカの大学や進学して更なるステップアップを目指すとの事です。見た印象では藤浪と元広島のスコットを彷彿させるような投げ方をしており、体の向きが右打者の内角高め付近目掛けて投げる形になっているだけに、その辺りを修正してスライダーやツーシームを習得すれば面白い投手になるのではないでしょうか。そして先発したムシャラフ・カーン投手は自己最速を更新する140キロを計測するなどこちらも成長している様子、MLB挑戦も良いと思うのですが、まずはお膝元のbaseball unitedでインドの2投手らと共に自国にできたプロ野球リーグを盛り上げても面白いのでは?と思います。 まだまだ実力差はありますが、パキスタンの野球も徐々に成長しています。更にbaseball unitedと野球の発展や選手育成などの提携を結んでおり、王会長とも協力関係を取り付け、インドネシアのプロ野球チームにもパキスタン人の選手が参加するなど今後楽しみな国なので興味のある方は今後もパキスタン野球を追ってみても面白いかもしれませんね。 「追記」 どうやらアマーン・カーン投手自身のtwitterがあるようです。ご自身のtwitterによれば今日の投球は1.2回を投げて2奪三振0自責点、最速は92.4マイル(148.7キロなので約149キロ)を計測したと書かれています。baseball unitedやカシュ・シェイクCEO、パキスタン野球連盟、パキスタン野球連盟会長のtwitterにもフォローされており、やはり有望株として注目されているようですね。パキスタンを引っ張る存在になって欲しいですね。
2023.12.04
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『古豪復活へ』 本日、アジア野球選手権大会が開催され、開幕戦として台湾と韓国が試合を行いましたが、台湾が勝利を収めました。昨日はパキスタンを紹介しましたが、この大会にはフィリピンやパレスチナ、香港やタイが出場しますが、パキスタンと同じくこれから注目していきたいのがフィリピンです。フィリピンは元々アメリカの植民地支配を受けていた影響もあって野球はある程度行われていた国ですが、独立して以降は熱帯地域且つ雨が多い地域ということもあり、球技では野球ではなくバスケットが取って代わってしまいました。それでもリトル野球~大学野球までの土台は整っており、その事もあって力量で言えば日本韓国台湾中国には少し引き離されているものの、アジアで言えば5番手に入る実力のある国であり、話題になっている中東や南アジア地域、インドネシアよりも強いと思います。しかしながらやはり大学野球以降のリーグに課題を残しており、その上のステージさえ用意されればもっと強くなれる国なのではないかな?と思います。 そんなフィリピンですが、以前もインドネシア甲子園を開催したいと語っていた元巨人の柴田氏を特集した動画が掲載されていました(youtube)。この野球教室には元ヤクルト・巨人・横浜のラミレス氏も参加していて自身のyoutubeでも野球教室での動画を掲載されていました。また、柴田氏を特集した動画にて「フィリピンでは野球で奨学金を貰って大学進学が可能」という点を見ると、まだまだ野球を発展させて行ける土壌がある国だという事を強く感じさせますね。ちなみに柴田氏?だと思われるyoutubeチャンネルもありましたので興味のある方はご覧いただければと思います。また、フィリピン野球連盟(twitter)もアメリカや海外でのフィリピン選手の育成を促進しているなどやはり他の東南アジアと比べればかなり充実しています。 元々野球の土台がある上に4強には及ばないものの、それ以外のアジア諸国は圧倒できるフィリピン、上のステージができればと思っていましたが、幸いにもインドネシアにプロ野球リーグ・プロ野球球団が発足され、インドネシア人が主体のチームですがフィリピンの選手も4人が入団予定で、更に今回のアジア野球選手権大会にて有望な選手がいればスカウトしたいといった事も書かれており、待望の上のステージが用意された事は非常に大きいのではないでしょうか。また、野中寿人氏のブログによれば「スカウトしたかったがまだ大学生の身であり、大学卒業後の方が望ましいという事で今回の契約は見送った」という有望な選手が何人もいるようです。これまで東南アジアの野球選手達は中々プロ野球選手という夢を持ちにくい環境にいましたが、ようやくプロ野球選手になれるという土台が誕生しました。まだ1球団だけで本当に1歩目ですが、この1歩を足掛かりに複数球団が誕生して東南アジアでも野球が発展していき、本格的にプロ野球選手を目指せる環境が整う事を期待しています。 また、WBCでもフィリピンはフィリピン系アメリカ人やフィリピンとハーフの日本人選手などフィリピン代表として出場できる資格のある選手は多いだけに、フィリピン国内の選手達がプロ野球選手となって大きく技量を伸ばし、彼らもフィリピン代表に加わればWBC本選出場も視野に入ってくるのではないでしょうか。 「ユース選手情報」 フィリピンのセブ島にて野球普及活動を行い、プロ野球選手誕生をモットーに活動しているyoutubeチャンネルがありましたので紹介したいと思います。一押しはクリス投手(youtube)との事で、フィリピン代表を目指しているとの事なので楽しみにしたいですね。
2023.12.03
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『多方面と協力関係に』 今回はパキスタンの野球について見ていきたいと思います。いよいよ12月3日まで後1日、アジア野球選手権大会が開催されますが、この大会には西アジア大会を制したパキスタンも参加する事が決まっており、初日にいきなり日本と対戦します。パキスタン野球連盟は有力な選手をtwitterにて紹介しており、中には大学野球リーグでプレーしているパキスタン系アメリカ人の選手(twitter)なども加わっており、どれほどの実力を有しているのか興味深いですね。注目なのはこの2人の投手のようで、それぞれ93マイル(149.7キロ)と85マイル(136.8キロ)を投げる高校生投手です(twitter)。このうちのムシャラフ・カーン投手は投球動画もアップされているので是非ご覧いただければと思います(twitter)。また、もう一人のアマーン・カーン投手と共に日本戦で登板する事が既に発表されていますが、実はまだ高校生投手らであり、プロは出ないものの社会人野球の精鋭が集まる日本を相手に好投すれば一気に注目が高まると思うので是非頑張って欲しいですね。他にはSTLでプレーしていたタイラー・ラフマトゥラ内野手など元プロも入っており、自国での野球人気向上の為にかなり気合が入っている様子です。 そして驚きの情報としてはソフトバンク会長でもある王貞治氏が何とパキスタン野球連盟の会長と会食し、パキスタン野球の発展の為に協力関係を結ぶことが発表されています(twitter)。パキスタンと言えば先日行われたbaseball unitedのショーケースにてパキスタン出身の選手が2名参加し、既に選手育成などに関する提携も結んでいます。更にインドネシアプロ野球チームにもパキスタンの選手が参加しており、恐らく今回はソフトバンクと協力関係を結ぶものと思われます。これまでの地道な活動によって多方面からパキスタン野球を発展させる為の提携が次々と打ち立てられており、これからのパキスタン野球が非常に楽しみです。既に93マイルや90マイルを投げる投手などが複数存在しており、インド同様にこれからが非常に楽しみな国だと思いますので、是非皆様も注目して欲しいと思います。半額 スーパーSALE 本格 ピザ 3枚 セット【2セット購入以上でおまけ付き(1配送)】【RCP】 クリスマス ギフト プレゼント 冷凍ピザ ピザ 冷凍ピザ 冷凍ピッツァ ピザ生地 手作り チーズ 宅配ピザ ピッツァ 冷凍 宅配 ぴざ
2023.12.02
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『投手力強化へ』 今回はチェコの野球について見ていきたいと思います。今年はWBC本選に初出場を果たして中国に勝利を収めるなどチェコ野球にとって大きな一歩となった年になった事は間違いないと思います。このWBCという国際舞台での勝利や日本戦での紳士的な振る舞いによって日本の野球ファンの関心を集め、そして母国でもそれなりに反響があり、プラハ野球週間やチェコが開催国となった欧州野球選手権大会2023でも歴代最多の観客動員数を記録し、チェコでのテレビ中継でも100万人に近い91万8000人の視聴者数を記録するなど国内でもそれなりの反響があったようです。 そんなチェコ野球ですが、今後の強化策として投手力の強化を掲げているとの事(記事)で、国内リーグであるエクストラリーガはチェコ出身の投手が投げなければならない規定を厳格化し、できるだけ国内選手に登板の機会を与えてレベルアップの機会を設けたいようですね。また、2つのグループに分け、月に1回は中堅層の投手を指導し、週に1回は2028年のLA五輪に向けた若い投手を指導していくとの事で、2026年のWBCには30人程の質の高い投手を生み出す事を目指しているとの事です。そして記事の最後の方には投手陣の強化プロジェクトについて何らかの支援があり、今後それに関連する記事が公開される予定との事ですが、ひょっとすると千葉ロッテと結んだベースボールブリッジが何か関係しているのかも?しれませんね。 他ではWBCチェコ代表を率いたハジム監督の協力の下で執筆されて出版した「Baseball Small Country Big Dreams」という本が出版されるのですが、何と日本で3月11日に出版される予定?との事です(twitter)。 3月11日といえばWBC日本対チェコが行われた日であり、日本にとっては悲しい一日という側面もあるのですが、チェコにとっては大きく躍動した一日ですね。そして同じく来年3月に行われる欧州選抜でもWBCに出場したセルベンカ捕手、ムジーク内野手、フルプ外野手ら3人が選抜予定?との事で、もう一度日本で彼らのプレーする姿が見られそうですね。 今年はチェコ野球にとって大きな1年となりましたが、来年もじわじわと出てきた野球人気をしっかりと継続していきたいところです。来年の新しい試みとしてオランダ、イタリア、チェコ、ドイツの4ヶ国で行われるBCL(ベースボールチャンピオンズリーグ)が開催され、チェコからは優勝したドラチ・ブルノとテンポ・プラハが出場するそうです。こういった国際大会などを開催して更に野球に興味を持ってもらう事は大事であり、その為にもしっかりと勝っていきたいところです。また、千葉ロッテと結んだベースボールブリッジの取り組みも気になるところで、どのような取り組みが行われるのか注目したいところです。【メーカー希望小売価格1,780円→1,680円!】訳ありバウムクーヘン 切り落とし メガ盛り1kg★工場長のおまかせ1kg 訳アリ わけあり 訳あり おやつ おかし スイーツ お菓子 送料無料 在庫処分 人気 ランキング 詰め合わせ 食品 アウトレット お取り寄せ ギフト 2023
2023.11.28
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『やはり順序の問題が…』 本日、0時から行われたショーケースの試合は9-5で昨日に続いてEASTが勝利を収めて無事ショーケースが終了しました。今回、新しい試みとしてマネーボールルールが導入され、特定打席で二塁打、本塁打を打つと得点が2倍になるという特別ルールが採用され、実際にサンドバルがインド出身のサウラブ・ガイクワッド投手から右中間に3ラン本塁打を放ちましたが、特別ルールで6点となっています(twitter)。また、元横浜の平田投手も登板、パナスに初球を打たれて一発を浴びるもカノやグレゴリウスといったかつてMLBを代表した打者達と対戦するなど見どころもありました(twitter)。 さて、baseball unitedのショーケースはこれにて終了、来季からは8球団で本格的なシーズンがスタートします。個人的な印象として初めてUAE(中東)にてプロ野球が開催され、破綻することなく無事に試合ができたのは良かったと思いますが、やはり気になったのは観客が殆ど入っていなかった事です。まだ野球がそこまで根付いていない地域での開催だったので致し方ない部分はあります。ただ個人的な意見ですが、やはりいきなりプロ野球リーグを立ち上げるよりかは各国にユースを立ち上げて草の根活動を行い、ある程度土台ができた上でプロ野球リーグという形の方が良かったのではないかな?という思いが残りました。今回MLBのレジェンド選手達やNPBを経験した選手がおり、確かに私達は楽しめましたが、肝心のUAE国内でこれらの選手らが果たしてどれだけ認知されていたのかと思われるとやはり疑問符が付きます。 随分前の記事ですが、baseball unitedとは別団体がインドネシアにてプロ野球リーグとプロ野球球団を立ち上げたNEOアジアプロ野球機構と比較した事があったのですが、こちらはいきなりインドネシア国内でプロ野球リーグを開催するのではなく、まずは日本の独立リーグでレベルアップを図りつつ、当該地域(インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイ、シンガポール、インド、スリランカ、パキスタン、香港等)での野球レベルの向上や振興を図る事を優先させています(1、2)。やはり当該地域の人々に野球という競技をある程度認識してもらい、そして当該地域の選手たちのレベルが一定のレベル(最初は低いかもしれませんが)になる事が大事なのではないでしょうか。実際、インドネシア国内にて記者会見を行われた際には国営放送で報道されるなど注目されており、会見では「東南アジアの人々の野球選手達にプロ野球という道筋を作って野球で生計を立てられる環境を提供したい」と宣言して実際に大半がインドネシアやフィリピンといった東南アジアの選手達で構成されました。これならば東南アジア国内でも「頑張ればプロ野球選手になれる」と思いますし、野球というスポーツにも目を向けてもらえるようになります。また、元巨人の柴田氏もフィリピンやインドネシアで普及活動を行い、インドネシア甲子園開催を目指しているそうで、相乗効果も生まれるのではないでしょうか。 逆にbaseball unitedの場合、127ヶ国での放送やMLBのレジェンド選手達の出資、政府系ファンドとの会合、王室にて挨拶を済ませるなどシュ・シェイクCEOの手腕は凄いと感心させられます。ただ先にプロ野球リーグを創設したものの当該地域の選手らは僅か8人(そのうち1人はウガンダ出身なので実質7人?)で、来季からの参戦も8名増えるだけで僅か16人というのは寂しく(8球団なので分配するとたったの2人になってしまいます)、現状は元MLBやMiLB、各国のプロ野球経験者ばかりが名を連ねる事となり、言い方は悪いですが「場所だけ中東」になってしまっています(ESLBでも随分前の記事にて取り上げられた記事を抜粋して書いています)。このやり方はかつての中国野球リーグと同様で、五輪から野球競技が外れたという理由もあれど一度虫の息になってしまいました。しかしながらMLBは方針転換してまずはアカデミーの設立やユースの取り組みの支援に切り替え、その甲斐あって再び中国野球は息を吹き返し、競技人口も急増してレベルも向上していき、アジア競技大会ではほぼ満員になるなど以前よりも発展していきました(僅か15年ほどで150キロ投手も出てきており、社会人野球の日本代表にも勝利を収めるまでになっています)。なので個人的にはカタールやサウジアラビアで球場が建設し、UAEでもリトル野球リーグなどがあり、この3ヶ国はドバイユースカップなどを行っていました。ですのでまずは3ヶ国を筆頭にインドやパキスタン、スリランカ、ブータン等を加えたユースに全面支援や将来のプロ野球リーグ設立に対しての選手募集などの宣伝を行い、ドーハやリヤドで球場ができたタイミングでプロ野球リーグ開始の方が良かったのではないかな?と感じていました。 「追記」 もう少し詳細に考えを書きますと、まずは2025年にサウジアラビアのリヤドで開催を予定しているので恐らく2025年にはリヤドに新球場が誕生するものと思われます。であれば西アジア地域・インド亜大陸にてまずはユース選手達の育成に注力を注ぎ、大会などを開いてレベルアップを図ります(昨年8月頃から動き出していたのだとすればその辺りから既に選手育成を行っておきたかったかなと)。その間にも野球に関心を持ってもらうためにパワプロがeスポーツとして海外でも大会が行われているのでコラボし、野球の大まかなルールなどをゲームで認識してもらい、楽しんでもらいます。そして2025年に満を持してプロ野球リーグを開催し、選手達もこれらの国々の選手達が大半を占めるチーム構成を行い、その上でカノやコロン、グレゴリウスといったMLBレジェンド選手らを大物選手として数名呼ぶ、このような形の方が良かったのではないかなと思います。 結論を書くと、プロ野球を作って世界に野球を広めて盛り上がってもらいたいという目標に向かって進むのは大歓迎ですが、順序が違うと破綻してしまう危険性を孕むのではないかな?という思いがドバイスタジアムの観客の少なさを見て感じてしまいました。今年、チェコ国内が以前までと比べて何故明らかに野球で盛り上がりを見せたのかを見れば分かるのではないでしょうか(プラハ野球週間、欧州野球選手権大会で記録的な動員を見せ、視聴者数も記録的な数字でした)。やはり自分達と同じチェコ人がWBCという野球の最高峰の舞台で中国に勝利を収め、野球強豪国ともコールド負けせずに堂々と最後まで亘り合ったからこそ感動して僅かながらでも注目してもらえたのでは?と思います。なので歴史的な出来事ではあるものの、そこの過程をすっ飛ばしてしまったのは気がかりではあります。 しかしながら草の根活動を全くしないかと言われればそうではなく、既にインド野球連盟やパキスタン野球連盟、ブータン、サウジアラビア、カタール、バーレーン、UAEのドバイ野球リーグなどとも提携を結び、この地域の野球選手育成に向けて動いており、次回のLA五輪に向けての全面支援を表明しています(アフリカでも活動を行うそうです)。他には名球会がダーモと組んでオマーン政府の全面支援を受けてアカデミー設立を目指すなど選手育成に向けて動いています。baseball unitedが成功する為にはやはり当該地域の選手達が中心となる事が先決であり、我々ではなくこれらの国々に「野球も面白いじゃないか」と思ってもらう事が大事なのではないでしょうか。最初はやはり当該地域外の選手らが多くなりそうですが、いずれは当該地域の選手らが大半を占めるプロ野球リーグになり、WBCにも出場する日が来ることを願っています。興味を持ってもらうにはやはり「自国のスター選手」誕生だと思います。 「余談」 ちなみにブラジルがパンアメリカン競技大会で見事に銀メダルを受賞しましたが、動画ではコメント欄にて「我々の国にもプロリーグ設立を」といったコメントが多く見られました。国際大会の重要性を改めて感じさせられますね。
2023.11.26
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『史上初の開催』 昨日はbaseball unitedのショーケースが行われ、3-2でEASTチームが勝利を収めました。初回にいきなりEASTのコローン投手対WESTのカノ内野手の対決があるなどかつてMLBを沸かせた面々が出場、元阪神のマルテ内野手もスタメン出場しました。 ただ個人的に一番注目すべきはやはりプロスペクト枠として参加した選手達、インド出身のアクシャイ・モア投手が名遊撃手として元MLBのシモンズ内野手を空振り三振に仕留めたシーンが印象的でした(twitter)。最後は真ん中からしっかりと低めのボールゾーンへと落とす変化球で空振り三振を奪うなど見事な投球でしたね。他にはアクシャイ・モア投手対パキスタンのワヒド内野手の対決(twitter)、スリランカのハシャン内外野手の代走での出場なども見ることができたのは良かったと思います。 本日も2試合目が行われますが、明日は試合内容と他に少し気になった点なども書いてみたいと思います。
2023.11.25
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