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ヒナゲシ(ポピー):ケシ目ケシ科ヒナゲシ属、耐寒1年草、原産:ヨーロッパ、花言葉:楽しき思い出、幼なじみ(写真提供:熊本M氏)今フランク・マッコートのTeacher Man(教師)を読んでいる。アイルランド出身の貧乏学生フランクがアメリカの大学を卒業して、高校教師の採用試験を受けた場面で、口頭試問や実技試験などで失敗して、今度も又不合格と思っていた矢先、試験管の一人が追いかけてきて、「合否の通知がきたら私に電話しなさい」と言ってくれた。これは合格したのと同じことだと思い、有頂天になっている様子が描かれていた。帰る道すがら鳥はさえずり、電車の中の人が皆笑いかけてくれ、尊敬してくれている。私はそんなにバカではないと認めてくれている。著者フランク自身の体験記だが、これは誰でも経験したことだと思う。試験に合格した時、彼女に交際を申し込んでOKと言ってもらった時、練習を重ねていたことがやっと出来るようになった時など、世の中がばら色に見える。周りの人達が皆綺麗で笑って祝福してくれているようにみえる。足取りも軽く、ウキウキしてくる。反対に不合格、彼女からノー、何時まで練習しても失敗ばかりで成功の見込みがないと世の中は真っ暗で、周りの人達が憎たらしく見え、自分がバカにされているように感じる。これは人間全ての人に起る共通の感情だと思う。フランクは念願のニューヨークの高校の教師になるが、生徒は少しも勉強しようとしないで騒いだり遊ぶことだけを考えている。考えようによってはバカバカしくて辞めたくなるかも知れない。しかし彼は教師に合格した時の感激を持ち続け30年間教職につきその後作家活動を続けている。喜びと悲しみは全ての人間に降りかかってくるものである。悲しみ、落胆をバネにしてがんばれとの教えもあるが、フランクのように、合格させてくれた何者かに感謝し、その時の気持ちをずっと忘れないで生きていくことがいい結果になるのではないかと考える。
2008.04.30
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シロヤマブキ:バラ科シロヤマブキ属、落葉低木、原産:中国、朝鮮半島、日本(中国地方)、花言葉:気品、薄情今日は国民の祝日改め昨年から昭和の日となった休日だったので庭の草取りをした。庭には色々な草花が植わっているので、雑草に混じって草花の種子から生えてきたものもあり、やたら抜いてしまってはいけないとこれはいいか悪いかなど質問したりしながら慎重にしていたら、「なんでもいいからどんどんして」と言われた。家内は可愛い草花でも容赦しないでどんどん抜いてしまい、ずいぶん残酷だなと思うことがしばしばだった。草取りというのは綺麗な花をつけない雑草を抜くのが仕事だが、山野ではそれらの区別はなく皆自然に生えている。庭園などでは厳密に区別されて雑草とみなされたものは容赦なく排除される。雑草はきっとその差別に不条理を感じていると思う。それだからかもしれないが、雑草は踏まれても、踏まれても、抜かれても抜かれても、諦めることなく生えてくる。人間の都合で、不当に差別されて残酷な扱いを受けているが、彼らは負けない。人間社会でも不当な差別で苦しんでいる人たちがいる。チベットの人達もそうだ。負けないで逞しく生きてもらいたいと願う。
2008.04.29
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ネギ:ユリ科ネギ属、原産中国西部、花言葉:愛嬌者、微笑み。畑の食用ネギを食べ残して大きくしてしまったらこんな花が咲いた。可愛いし、よく見ると綺麗だ。私はこんな質素な花も好きだ。でも私の家内は贅沢好みで、牡丹とかバラとかユリとか芙蓉とかゴージャス好みでネギの花などには一瞥もくれない。「そんな花をブログに載せてはだめですよ」と言われていたが、反抗的な私はこっそり載せさせて頂いた。先日石和温泉旅館組合で1年間受け入れる19歳から22歳位までの中国の女子学生40人位の健診の診察を行った。ガイドなどの観光業やホテルの客室係や管理職を目指している学生とのことだが、さすが選抜試験をパスしてきた人達で、愛嬌はあるし、微笑みはあるし、魅力的な女性ばかりであった。日本に来る前に少し日本語の学習をしてきたとのことで日本語がかなり上手な人もいた。私は少し中国語を勉強したことがあるが、私の中国語は全く通じなかった。彼女達は今でも日本語がかなり出来るが1年間いると日本語がぺらぺらになるらしい。語学の勉強は若いうちから始めるのがいいと言われるがその通りだと思う。私は歳をとってから始めたので英語も中国語も学んだ時間からすると殆ど上達していない。英語は49歳から始めたので17年間も学び続けているが、英語の映画など未だに聞き取れない。その人の才能や勉強方法にもよると思うが、17年間も殆ど毎日朝早く起きてテレビ英会話を聞き、アメリカ映画のビデオを何本も買ってみた。でもだめだった。最近勤めが変って車で約40分通勤にかかる。通勤の往復に、簡単な英語の物語のテープを繰り返し聴いている。その結果聞き取り能力が少し上達したかなと思える。語学の勉強は分かっても分からなくても外国語のテープを繰り返し聞くことが年齢に関わらず有効な方法ではないかなと思う。
2008.04.28
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ハナミズキ:ミズキ目ミズキ科ヤマボウシ属、落葉高木、原産:北アメリカ、1912年に日本がアメリカ、ワシントンDCに桜を贈ったお返しに1915年にアメリカから返礼として贈られたのが始まり。花言葉:私の思いを受けて下さい。返礼。今日もテレビで硫化水素自殺を報じていた。1月頃からインターネットで洗剤等を用いての硫化水素の作り方や自殺の方法が紹介され、3月頃から自殺者が増え始め、4月に入ってからはほぼ毎日自殺者が出ている。インターネットは誰でも情報を発信することが出来、また誰でもそれを利用することが出来る。情報は生活に利するものから、生活を破壊するもの、自殺を勧めるものなど様々である。どんな情報があっても健全な人は悪いサイトは開かないし、開いたとしてもそれを実行しようとは思わない。勿論そのような情報を発信する人は悪いが、それをみて実際に自殺する人がいることが問題である。特に硫化水素は自分だけでなく他人も害する毒素である。そのようなものを作って、自分を殺し、他人をも巻き込むことは大罪である。死にたいと思っていた人がこんなにもいたことが悲しい。生きていて辛いこと悲しいことが多いのだと思う。冬が来ればその次は必ず春になる。辛いこと苦しいことの後には必ず幸せが来るものである。しかし、その辛さが耐えうる限界を超えていたり、希望が全く見えなかったりすると絶望して死を選んだりするのだと思うが、その冬の時代、何とか死んだつもりになって時間の経過を待ってもらいたい。どんな問題も時が来れば必ず解決するものである。硫化水素による自殺は許し難い重大犯罪である。若人よ、何があってもそのような罪は犯すな。
2008.04.27
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今日は日曜日で朝からガーデニング用の柵のペンキ塗りをさせられました。させられると思わず自分から積極的にするようになれば疲れ方も違うと思いますが、未だに家の修理や庭の草取りなどはさせられたと思う面があり、だめだと思っています。日頃炊事洗濯などでお世話になっているので、日曜日位は自分から「今日はやることはないかい」と心から言える人間になれたらいいと思っています。柵のペンキ塗りは大変でした。最初に汚れを落とし雑巾がけをして、下地を作らなければなりませんがそこまででかなり疲れてしまいました。その後塗り始めましたが、ペンキが手につくし壁には飛ぶし、これまた大変でした。何とか塗り終えたたら、物置の屋根の桟のペンキが落ちているのでそこも塗ってくれと言われ、ペンキが余っているのならこのベンチも塗ってくれと言われ終わったのは5時を過ぎていました。日曜大工とか、日曜園芸を楽しみにしている方もいるみたいですが、自分にはその境地はまだはるか彼方のものだなと思われました。
2008.04.27
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アイリス(オランダアヤメ)アヤメ科アヤメ属、原産:地中海沿岸、花言葉:恋のメッセージ、吉報、貴方を大切にします。アイリスの花言葉にあやかって貴方に吉報を届けます。パソコンが遅くて困っている方必見です。早くする簡単な方法がありました。私のパソコンはメチャクチャ早くなりました。メモリを増やすことです。私のパソコンは2003年3月購入、メモリは256MBでした。義息が512MBのメモリを買ってくれて増設しましたが増加反応しなかったので、やむなく256MBのものを入れて見ましたら合致して合計で512MBですがデュアル効果も加わってメチャクチャ早くなりました。パソコンが遅くて困っている人は多いと思いますが、その簡単な解決法がなく、諦めている人が多いのではないかと思います。しかし、メモリを増やせば早くなることを実体験しました。メモリを買ってきて、自分で増設すれば料金も安いし、簡単です。メモリ増設法はパソコンのユーザーガイドで調べれば分かりますし、「メモリ増設」で検索しても分かると思います。こんな簡単な方法があったのかと今更ながら驚いています。今まで知らなくてバカでした。知ってる人は知っていたかも知れませんが、こんな簡単な方法があるのに、あまり知られていないのが実情ではないでしょうか。パソコンが遅くて困っている人は試して見て下さい。
2008.04.26
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サクラソウ:サクラソウ科サクラソウ属 多年草、原産:日本、中国、花言葉:長続きする愛情、希望、若い時代の悲しみ今日49歳の男性を受け持った。7年前血痰をのどに詰まらせ心肺停止になり、救急病院に運ばれて蘇生し、心臓、肺は動くようになったが、心肺停止の時に酸素が脳にいかなかったので、脳の機能が働かず、意識のない植物状態になってしまった。このような状態から意識が戻り、現場復帰する人もいるがそれは、奇跡といってもいいくらい稀で、多くはそのまま一生植物状態を続けることになる。今日の方は気管切開して、咽喉から空気を吸い、おなかに穴を開けて胃ロウを作り、そこから栄養を注入している。いつもは自宅で奥さんが面倒をみているが、今回用事ができて、3泊4日、病院で面倒を見てもらえないかと依頼されたケースである。患者さんは自分では何もできないので、食事、排泄、清拭全て介助してやらなければならない。今回のように病院で預かってもらえた時はいいが、それ以外は昼も夜もなく、奥さんが介護している。自分と旦那の生活費も稼がなくてはならない。旦那をみながら内職でもしているのだろうか?3泊4日の短い期間だが、精一杯お世話させていただこうと思う。奥さんその間は安心して骨休めして下さい。本当にお疲れ様です。
2008.04.25
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ケマンソウ(別名 鯛釣り草)ケシ科、ディセントラ属、耐寒性の多年草、原産:中国、朝鮮花言葉:恋心、従順今季節の変わり目で風邪が流行っている。日経メディカル2月号58ページに風邪とうがいについての記事があったので紹介する。京大川村氏らの調査研究で、普通の水でのうがいは有意にかぜの予防効果があったが、紫褐色のヨードうがい薬(病院で処方してくれたり薬局で売っているうがい薬、イソジンガーグルやネグミンガーグル等)でのうがいは全く予防効果がなかったとのことである。うがいの習慣は日本にしかないが、水道水でのうがいは明らかに風邪予防効果があることが明らかにされたので、今後自信をもって世界に発信していくべきだと思う。ヨードうがい液無効の原因はまだはっきり突き詰められていないが、研究結果は水より劣るので、わざわざ病院にうがい薬を貰いに行く必要はなく、その時間があったら水でうがいすべし。
2008.04.24
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牡丹:美人の譬え、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」に出てくるその牡丹である。ビワモドキ目ボタン科ボタン属、落葉小低木、原産地中国、花言葉:王者の風格、富貴家内が丹精込めて咲かせたものである。他に真っ赤な牡丹も咲いている。白い牡丹はまだ蕾。私の家内は結婚する前は栄養士だった。患者さんに美味しくて栄養のあるものを食べていただくことだけを考えて献立、調理をしてきたとのことである。結婚してからもお料理番組などで勉強してやたら料理を沢山作る。今は昔と違って「粗食」が健康によいと言われており、栄養豊富でバランスとれた食事は時代遅れで、もっと粗末な食事にしてくれと言っても中々聞いてくれない。「人間は美味しいものを食べて幸せを感ずるものだ。ただ健康だけ考えて不味い物を食べるなら人間に生れてきた価値がない」とせっせと美味しいと思われる料理を作り続けている。昨夜も食べきれないおかずが食卓に載っていた。いつものことだが食べきれない。それなのにまだ「何々があるけど食べる?」と聞いてくる。これでもか、これでもかと食べさせようとするのである。かんにんしてもらいたい。でも昨夜は料理ではないが納豆があるけど食べると聞いてきた。「納豆なら食べる」ともう一膳食べた。納豆と野菜の粗末な食事で私には十分だが、他のおかずが一杯あって納豆が登場する余裕は殆どない。朝、納豆を出された時があったが、朝はどうしても納豆が食べられなかった。夜出された時があり、その時は美味しく食べられたので、毎晩でも食べさせて貰いたいと思うが、献立を作る観点からは同じメニューは敗北と感じるらしく、めったに同じメニューは出ない。私が納豆を食べたいのは便通がよくなるからである。納豆菌には整腸作用があり、おならが少なくなるし、いつもは少しずつしか便通がないのに大量出ておなかがすっきりするのである。納豆にはナットーキナーゼによる血栓溶解作用もあると言われており、脳血栓や肺梗塞の予防にもなる。もっと多く食べさせてもらいたいと願う。
2008.04.23
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シャクナゲ:ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属 原産:日本、中国等、西洋シャクナゲは西洋原産という意味ではなく、日本を含む東洋のシャクナゲが西洋に渡って改良されたもの。花言葉:威厳、荘厳。(写真提供;熊本M氏)日曜日にちょっとした作業をしたら、月曜日に歩くと両方の大腿部が痛かったので今日は朝湿布をして出勤したら少し痛みが軽くなった。湿布は非ステロイド系の消炎鎮痛剤とそれが肌に張り付いて落ちないように膠質を混ぜたものを布に塗ったものである。湿布でかぶれる人がいるが、多くは粘着剤でかぶれるようだ。絆創膏は粘着剤そのものなので湿布よりかぶれる人が多い。鎮痛消炎剤そのものは全く同じ成分でも製品によって粘着剤が異なるので、かぶれない粘着剤のものを選ぶ必要がある。MS温湿布など、温かい湿布を希望する人がいるが、それはトウガラシエキスなどを含んでいて、肌を刺激して温かく感ずるものなので、かぶれ易い人は避けた方が無難だと思う。怪我をしたり痛い時に冷やしたほうがいいのか温めた方がいいのか聞かれることがある。原則は急性期、つまり、今ねじってしまったとか捻挫したとか受傷したばかりのときは兎に角水や氷などで冷やすことが必要だ。冷湿布でもいい。しかしそんな時に温湿布したら大変なことになる。温めたり、温湿布を用いたりするのは慢性の痛みの時である。血行をよくして組織を活性化させて痛みやこりをとる時である。温湿布でない普通の湿布は大体急性、慢性どちらにも有効と考えてよい。湿布のほかにも同じ成分の塗り薬もある。これには粘着剤は入っていないので、湿布でかぶれる人もこれならかぶれないことが多い。効果には変わりない。もう夜も12時近くになってしまった。今朝湿布をした時今日のブログのテーマは湿布にしようと思ったが今夜は仕事が多くてブログを書くのがこんなに遅くなってしまった。ごめん。
2008.04.22
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ラナンキュラス:キンポウゲ科ラナンキュラス属、原産:中近東、ヨーロッパ南東部、花言葉;晴れやかな魅力。(写真提供 熊本M氏)NHKのど自慢の本番に出る場合に備えて今日の日曜日は空けておいたが、出場できなくなったので、庭の整理の手伝いをさせられた。土を掘ったり石を埋めたり、重い石板を移動したりした。土の中の根っこをひっぱって抜こうとして土が目や口に入り今でも目は霞がかかったようだ。午後殆どそのようなことを暗くなるまでしていて、あまり大したことをした訳ではないのに、なれない仕事でくたくたに疲れてしまった。これしきのことでくたくたに疲れるなんて、普段あまり体を動かしていないからだなと反省した。普段からもっと重いものを持ったり、草取りをしたりして家内の手伝いをしないとだめだなと思った。思っただけでなく実際にやらなければだめだ。
2008.04.20
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明日のNHKのど自慢出場者を決める予選会に出場してきました。往復はがきで申し込んだのですが、約500通の応募があり、250組が抽選で選ばれました。選ばれた250組が午後1時から5時半位まで歌を競いました。一組40秒とのことで、歌詞の一番全てを歌うことは出来ず、一番の半分位歌った所で終了の合図があり、次の人と替わります。40秒間で特色が出せるだろうかと思いましたが、皆大変上手で驚きました。予選会といっても演奏は本番と同じ生バンドで、衣装なども本番さながらさまざまな個性に溢れており、本格的な歌唱力がある人達ばかりだと感じました。私もメリハリは少し足りなかったけれど、まあそれほどはずれることもなく、それなりに歌えたと思いました。6時20分に明日の本番に出れる20組が発表になりました。もとより上手ではないと自認していましたので、出場して無難に歌えただけで満足でしたが、発表となると多少期待してドキドキしました。結果は不合格でした。合格の人は、みな若くて上手だなと思った人達ばかりでした。合格者はすぐ控え室に集まって打ち合わせに入り、それが夜10時頃までかかるとのことでした。明日の朝は7時45分に集合して、12時15分からの本番に備えて色々練習するとのことで、大変だなと思いました。もとより合格するつもりはなかったのに、落とされてみると次には合格しなくてはとの気持が湧いてきました。いつかまた挑戦したいと思います。会場内では写真撮影禁止になっているので、この写真は個人的に撮影されたものではありません。プロが撮影して、出場者に記念としてプレゼントしてくれたものです。NHKのホームページでも同じ写真が見れるとのことです。
2008.04.19
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ルピナス(のぼり藤)マメ科ハウチワマメ属、原産、北アメリカ、南アメリカ、南アフリカ、地中海沿岸など、古代エジプト時代から存在、花言葉:想像力、いつも幸せ、多くの仲間。(写真提供、熊本M医師)シャックリが何日も止まらなくて食事もあまり食べられず、夜も眠れなくて熱もあるとのことで入院になった66歳の男性、私が受け持ちになって検査と治療を行っているが、大変難しい症例である。ギネスブックには何十年間もシャックリをし続けた人がいるとのことだが、当人にとっては大変辛いことだ。何とか止めてやろうと漢方薬のシャクヤクカンゾウトウを投与してみたが、少し軽快した程度で、まだまだ頻回に出ており、今日も回診にいくとやっぱりシャックリを続けていた。シャックリは横隔膜の痙攣と言われ、何らかの原因で、横隔膜が痙攣してヒクヒクすることだが、原因は、腹部臓器の感染性疾患や悪性腫瘍、脳腫瘍など様々なものがあり、何ら病気がなくても起ることがある。この方の場合は何日間もシャックリが出続けており、原因不明の発熱もあり、何らかの病気があることが考えられるが、まだ結論は出ていない。発熱に関しては膠原病もその原因のひとつとして鑑別している。一昨日内視鏡検査を行い、かなり高度の食道炎が見つかった。これがシャックリの原因だったのかと思ったが、発熱もあり、それのみで、全ての症状の説明にはならないと思い、さらに検索を続けている。家族が柿のヘタがシャックリにはいいと言って持参したとのことなので、試してみることにした。シャックリと熱でずいぶん衰弱してしまった様子だ。早く治してやりたいと努力しているが、まだ道半ばである。明日は大腸鏡検査をする予定である。
2008.04.17
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寝汗とは体温が、ある一定の閾値を越えた時、汗をかいて熱を下げる生理的現象と言われているが、実際にはそれほど高い体温でなくても寝汗をかくことがある。その体温でも体が高いと感ずれば、自律神経が汗腺を弛めて汗をだすのだと思う。昔は寝汗をかくのは結核の可能性があるとして、恐れられたり心配されたりした。たしかに結核では発熱もあるので寝汗もあると思われ、咳や微熱、体がだるいなどの症状が重なるようなら病院で精査を受けることをお勧めする。妊娠も微熱がでることがあり、寝汗が続くようならその可能性も考えて病院を受診してもらいたい。私は約3週間前に重い風邪にかかった。その時は39度以上の発熱があったので、当然毎晩寝汗があった。今は時々咳が出る程度で殆ど治っている。それなのに毎晩明け方、4時か5時ごろ、パジャマが絞れる位汗をかく。胸元など水が溢れているので、ぬいたパジャマで全身をよく拭いて別の新しいパジャマに着替えている。風邪の続きだと思って結核とは考えなかったが、風邪がなおっても毎晩こんなに寝汗をかくのは何か異常があるのかと思って調べてみたが、特別な異常はなかった。寝汗がどんなに多くても、それ以外の異常所見がない場合には、何かの理由で発汗閾値が下がったためと思われ、あまり心配いらないというのが大方の意見(記述)でる。毎日パジャマの洗濯で家内は大変だが、大した病気ではなさそうだと安心させてやれば、あまり苦にしなくなるかも知れない。
2008.04.16
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4月11~13日(金、土、日)に有楽町駅のすぐ近くの東京国際フォーラムで内科学会が開催された。金、土は勤務なので日曜日だけ出かけた。内科認定医、専門医というのがあり、5年ごとに更新しなくてはならない。それには必要な単位数があり、単位が足りないと折角とった専門医などの資格が消失してしまうので、単位をとりに教育講演会などに出席する。今回の総会に出席すると15単位くれるので、日曜日に参加した人が多く、あの広い会場が超満員であった。知り合いの医師に大勢あった。彼らも単位をもらいに駆けつけたのだと思う。5時半から翌朝8時半まで病院の当直なので、それまでに帰ってきて病院の当直にはいった。5人位外来に来たがそれほど忙しくなかった。夜中もいつ呼ばれるかびくびくしながら靴下をはいたまま寝ていたが遂に呼ばれなかった。今日は月曜日、これからまた通常業務である。がんばろう。
2008.04.14
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シバザクラ:ツツジ目、ハナシナブ科、フロックス属、原産;北アメリカ、花言葉;臆病、忍耐パソコンが遅い。立ち上がるまでに5分以上かかる。宣伝につられて早くなると言うソフトを購入してインストールしたが、少しも早くならなかった。立ち上がりだけでなく個々のソフトを立ち上げるのにもかなり時間がかかる。セキュリティがかかっているので仕方ないのかなと思いながらももう少し早くならないものかと思ってきた。必要なソフトや記録はコピーして後はリカバリーしてパソコンを新しい状態にすれば早くなると聞いていつか暇のある時それをしようと思い思いしていたが、結局面倒なのでそのままにしてきた。昨日義息と話をして「メモリを増やせば早くなると思いますよ」とのこと。今のメモリは224MBなので1G増やしてくれことになり、早速注文してくれた。メモリを増やして早くなったらうれしい。メモリ増設を楽しみにしている。
2008.04.13
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キズイセン(芳香があるのでニオイズイセンとも呼ばれる)ヒガンバナ科、スイセン属、耐寒性球根、原産;地中海西部、花言葉「愛情に報いる」プリンセス・マサコを読み終えた。オーストラリアで最もよく知られた報道記者、ベン ヒル氏が日本に住みこんで、あらゆる情報を集めて渾身の力を注いで書き上げた力作である。皇太子や雅子さんの生い立ちやお二人の学生時代の友人や教師などに直接あって話をきいて、書いており、日本の歴史などもかなり詳しく書いている。さすがワークレイ賞やオーストラリアのプレミアー賞など数々の賞をもらっている人の作品だと思った。皇室関係だけでなく日本の時代背景やうつ病など医学的諸問題についてもかなり詳しく勉強している。精神医学領域では診断や治療、それに国民の意識などが、経済や教育レベル等からトップレベルにあるはずの日本がかなり遅れていると書いていた。それに反発を感じた人もいるかもしれないが、私は書かれている通りだなと思った。ストーリーが面白いので夢中で読んだが、主題は雅子さんが皇室という自由の利かない牢獄のような所に嫁入りし、ストレスが重なってうつ病になってしまった。それを治すには環境を変えなければならないが、それは今までの伝統や人間関係の中で大変難しい。だとすれば雅子さんはこれからもずっと囚われ人のような苦しい生活をしなければならないのかという一外国人ジうャーナリストとしての同情である。皇太子は生れてから今までずっと天皇になるべく育てられたし、自分も立派な天皇になることばかりを考えて成人してきた。一方雅子さんは大好きなお父上を尊敬し、父上と同じような外交官になるべく夢中で勉強してきた。二人の将来の夢は全く違っていた。アメリカ大統領クリントン氏とソ連大統領ゴルバチョフ氏の間に座って通訳もしたことがある雅子さん、日本のために自分が今まで勉強してきた技術や知識を使って世界に羽ばたく夢を持っていた雅子さん。ところが皇室はその夢の実現場所としてはまったくかけ離れたところで、宮内庁の監視下にあり、心中欲求不満は高まったことと思う。それで病気になってしまったとベン ヒル氏は書いている。前回のブログにうつ病の原因について書いたが、周りの環境やストレスが発病の引き金になることはある。しかし本人の素因などもあり、環境だけを原因にすることはできないと思う。本を読む限り、男勝りで、思ったことはずばずば言い、才知溢れており、経済や外交に詳しく、大変几帳面なご気性の方だと思う。自分の能力が閉じ込められ、自由が奪われているとお感じになったこともあるかも知れない。日本外交のために世界に羽ばたきたいと思っていた自分の大きな夢は叶えられない夢だったのかとお悲しみなされた時もあるかも知れない。エリート家庭に育ち、常にトップを走ってきた雅子さん、自分の能力やステータスを高めることが最大関心事だったと思われる。いつも、もっと出来る人間になろう、成長しよう、そしてお父上に褒められたいと思って夢中で勉強や仕事をしてきた。今もその気持は失われていないと思う。しかし心から自分を愛してくれている皇太子、将来日本の天皇になられるお方だ。そのお気持を心奥で受け止め、その愛に報いようと思った瞬間に今までのもやもやしたお気持ちは消えてしまうと思う。雅子妃の健康をずっと心配してきた一医師として、読後の感想と、雅子様へのご希望を一言申し上げさせて頂いた。お元気で何時も皇太子とご一緒に国民の前にお立ち頂くことを心より願っている。
2008.04.11
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レンギョウ:キク亜綱、ゴマノハグサ目、モクセイ科、レンギョウ属、中国原産、落葉低木、漢方医学では、解熱、消炎、利尿、鎮痛目的で使用。花言葉:希望の実現、豊かな希望、深情け、集中力(写真提供、熊本の友人)プリセス・マサコをもう少しで読み終わるのでここでうつ病の解説をしておく。日本で2002年に行われた調査では100人に2人が今うつ病で、生涯で罹ったことがある人は6.5%と言われている。原因には心理的仮説と生物学的仮説がある。心理的仮説では几帳面、律儀、生真面目、融通が利かない、仕事熱心、責任感が強い、優柔不断で板ばさみになり易い性格の人がかかり易いと言われている。生物学的仮説では、神経伝達物質である、セロトニン分泌不足や海馬領域の神経損傷などが考えられている。症状は不眠、体重減少、抑うつ気分、興味、喜びの喪失、何をしても晴れない嫌な気分、空虚感、悲しさ、仕事に取り掛かる気力がなく、何をしてもすぐ疲れてしまうなどである。治療は、気の持ちようで治ると考えるのは誤りで、きちんと医師の診断を受けて薬をのむ必要がある。今はいい薬があるので、60~70%は6ヶ月程度で回復するが、1年以上続く症例も25%位あるので、きちんと治療を続ける必要がある。今はストレスの多い社会でうつ病が増えており、神経を使いすぎるのがよくないので、ケセラセラの気持ちで神経に適度の休息を与えながらの生活が必要と考える。
2008.04.09
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家の庭のスミレ、パンジー、チュウリップ等です。「プリセス・マサコ」に書かれていた皇太子と雅子さんが結ばれたいきさつです。皇太子は東宮御所でのレセプションで雅子さんに会い、電撃が走ったように一目ぼれしました。早速何回か会う機会を作り結婚を申し込みましたが断られ、彼女はイギリスに行ってしまいました。2年後帰国して外務省の重要ポストについてキャリアウーマンとして、外交官になるべく毎日忙しく働いていました。帰国後2年経ち3年経ちました。仕事が生きがいで、もう年齢も30才になろうとしていました。一方皇太子は雅子さんに断られた後多くのお見合いをしましたが、この人だという人にめぐり合えずにどんどん年を重ねて行きました。弟の秋篠宮も先に結婚してしまいした。周りからは何時も結婚、結婚と言われていました。皇室の長い歴史の中でこんなに遅くまで独身の皇太子はいませんでした。もう33歳にもなりまわりは大変焦りましたが、皇太子の心には雅子さんしかいなかったのです。雅子さんと結婚できなければずっと一人でもいいという気持ちでした。その気持ちを母親である美智子妃殿下が知ることとなり、宮内庁も動いて再度雅子さんにアプローチすることになりましたが、元々雅子さんにはその気はなかったので、再度お断りするつもりでした。しかし「どんなことがあっても私が守りますから」という皇太子の熱い気持ちや美智子妃殿下など皇室からの働きかけ等に動かされてすごく悩んだ末に結局最後にお受けすることになりました。断られてもずっと一途に彼女のことを思っていた皇太子、結婚よりもキャリアウーマンとして日本のために頑張ろうと思っていた雅子さん、思いは違いましたが、決断したからには皇太子と幸せな家庭を築いて欲しいと願っていました。しかしその後皇室の環境になじめず、雅子さんが健康を害されてしまい、その雅子さんを一生懸命守っている皇太子の姿を見るといつも心が痛みます。まわりはどうであれ、皇太子の一途の愛を雅子さんが感じて、健康を取り戻されることをいつも願っています。勿論雅子さん自身のために願っているのですが、それと同時に、お顔はいつも笑顔ですけれども、心の中は大変なご苦労をなさっておられる皇太子の為にも早くお元気になっていただきたいです。世の中広しと言えども、皇太子ほど一人の女性のために心を砕いている男性を私は知りません。
2008.04.07
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カイドウ:バラ科リンゴ属、中国原産、落葉低木、美人の形容詞として使われ、花言葉は:温和、美女の眠り、友情。今プリンセス・マサコを読んでいるが、その本の215ページに国別男性のセックスの回数が書いてあった。ドゥレックス コンドーム会社の調査結果で、ギリシャは年間138回、アメリカは113回、オーストラリアは108回、日本は何と45回で週に1回以下で最下位だった。別の調査結果でも日本が並外れて少ないと言うデータを読んだことがある。日本が少ない原因は仕事でへとへとに疲れてしまうことや、通勤時間が長いことや、結婚年齢、特に女性のそれが高齢化していることを挙げていた。確かに忙しくてそれどころではないという面もあるが、考え方の違いもあると思う。欧米ではセックスは謳歌すべきものとの考え方があるが、日本では根底に恥ずかしいこととの考え方がある。仏教国であるわが国は、欲望を抑えることの重要性を説いた教えもある。養生訓を書いた貝原益軒は、健康の為には少ないセックスの方がよいと説いている。しかし欧米の研究ではその反対のデーターの方が多い。多い方がいいのか少ない方がいいのか分からないが、コミニュケーションを深める意味では回数が多い方が相手を身近に感じるのではなかろうか。日本人は忙しすぎて、考え方も保守的で、セックスを罪悪と考える人が多いのかもしれないが、発想を転換して、もう少しおおらかな心で、自由にセックスを謳歌してもよいのではないかと考える。
2008.04.06
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ラッパ水仙:ユリ科スイセン属、原産:地中海沿岸、花言葉:尊敬、片思い、自尊ラッパスイセンのように皆希望を持ち、その実現をラッパのように吹き鳴らしているが、必ずしもその希望は実現しない。挫折したり片思いになったりする。高校野球で沖縄尚学高校が優勝した。頂点に立つたのだからすごいことだと思う。そこに到達するまでにはすごい努力、練習があったことと思う。しかし努力や練習では決して沖縄尚学には負けていないという高校も多かったと思う。努力と練習、実力、運、結果について考えてみたい。人知れず毎晩素振りをしていた高校生は数知れず、皆必死の練習と努力を積み重ねてきた。努力すれば必ず実力がついて勝てるならいいが、結果に結びつかない努力は数知れない。いい指導者や教本に恵まれ、正しい方法で努力した人がいくばくかの実力をつけることが出来る。では実力をつけたら勝てるのか。そんなことはない。実力があっても勝てるとは限らない。精神力が必要と言われる。勝負に対する執念の違いを感ずることがある。「一念岩をも通す」の言葉があるが、最終的にはその一念の違いが結果として出るのではなかろうか。勝負には個人勝負と野球のような団体勝負がある。団体勝負では全体の一念が一つに結集して一丸となった時に信じられないようなすごい力を発揮する。正しい努力の積み重ね→実力→執念→団結→一念の結集があっても優勝出来るとは限らない。沖縄尚学は努力と団結の上に運があったのである。運とは何か?目に見えないし数式で説明できるものではない。ただ明らかなことは、努力を積み重ね、ひたむきに練習してきた者の上にしか運は花開かないということだ。甲子園で散っていった多くのチームも、実力は十分あり、運さえあれば優勝できた高校は数多くあったと思う。そのことを誇りにしてもらいたい。
2008.04.05
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熊本の友人が送ってくれた昭和公園のツツジである。ツツジ目、ツツジ科、原産日本、中国、花言葉:自制心、節制、恋の喜び、燃える思い開幕5連敗の巨人の打線がついに爆発した。中日の川上に7回まで5対1と押さえられていたが7回に高橋、亀井、小笠原の3連続ホームランで逆転した。小笠原は本日2本目のホームランである。名実共にナンバーワンの投打を有し、優勝候補の筆頭に上げられていたチームが開幕5連敗で、今日も敗色濃厚であった。どんなに実力があっても勝負は別であるということをまざまざと示された5連敗だったと思う。原監督やナインの顔も暗くいつ勝てるのだろうか、ずっと勝てないのではないかの不安感がのぞいていた。しかし最初に小笠原が口火を切りその後3本のホームランが続いた。勝負はどうなったかまだ分からないが打線が爆発した限りもう大丈夫だ。次第に本来の実力を発揮していくことと思う。私は巨人フアンではないが連敗続きだったので心配していた。打線の復活を心からお祝いし、おめでとうといいたい。これでまたプロ野球がおもしろくなると思う。世の中、この巨人のように実力がありながらそれが発揮できなくて落ち込んでいる人は多いと思う。何時かは今回のように発揮されるものなのだ。落ち込むまではいいが自暴自棄になって投げ出さないでもらいたい。じっと耐えてもらいたい。さすればいつか必ず目を出すことを信じてはげんでもらいたいと思う。
2008.04.03
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スノーフレーク(鈴蘭水仙)ヒガンバナ科、地中海沿岸原産、花言葉:皆をひきつける魅力昨日4月1日から40歳以上の国民は年に1回腹囲測定などのメタボ健診を受診する義務が生じた。また75歳以上の後期高齢者は一般健康保険から切り離して特別な健康保険証を使用することになった。またガソリンがスタンドによってだが1リットル25円前後安くなった。安いガソリンスタンドに特別車が並んでいるということもなく、病院受付でも新しい保険証の提示要求はあったが、大きな混乱はみられなかった。しかしこれから年間を通じて様々なしわ寄せが予想される。ガソリンは数ヶ月後にはまた値上がりする予定で、多くの人は戸惑っている。4月から始まる入学式や入社式はウキウキするが、政治の尻拭いのような上記のことは嬉しくない。メタボ健診は2兆円の医療費削減を目標に制定されたが、腹囲の基準や健診方法等問題が多すぎる。人々が腹囲を気にしてあまり太らないよう心がけるようになるとすればそれが唯一の利点といえるものかもしれない。問題はあるが、この特定健診、特定保健指導の本質や必要性を皆様に十分理解して頂いて、人々の健康増進や生活習慣病予防のためにお役にたちたいと思っている。
2008.04.02
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熊本県水上村市房ダムのサクラである。バラ目、バラ科、サクラ属、落葉低木、原産;ブラジル、花言葉;高尚、純潔、心の美熊本の友人が送ってくれた写真である。生憎の雨で、2万本植わっているサクラの壮観さの迫力には欠けるが、その片鱗はうかがえた。氏は超音波検診に情熱をささげ、日本一、いや世界一の超音波検診の実績を有する人である。お酒を楽しく飲む人で、甲府で焼酎を飲み交わしながら男の夢を語り合ったことがある。病気になってからでは遅い、病気になる前の早期発見、早期治療こそ重要で、私はそれに情熱をかけると言っていた。健診とは情熱であるとも言っていた。その言葉通り、熊本の地で世界一の業績を上げてきた。氏は火の国熊本の人である。文字通り火のような人である。私は甲斐の国の生まれで武田信玄の流れをくむはずだが信玄とは真反対の性格で獰猛ではない。かたや火の国の情熱男とかたや信玄の国の落ち武者みたいな気の弱い男と妙に気が合う。落ち武者みたいな気の弱い男も実は内に大きな夢を秘めているからかも知れない。その男も火の国の男に負けない情熱を秘めているのだ。火の国の男は超音波で世界一の夢を果たした。甲斐の国の男はまだ目に見えることはしていない。でも人類の役に立ちたいという強い気持ちはもっている。しかし悲しいことに才能に恵まれていない。才能のなさと勇気のなさにもがき苦しんでいる現状だが今だ死んではいない。死ぬまで戦い続けるであろう。
2008.04.01
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