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「いま船出が近づくそのときに」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) フランスの歌手クロード・フランソワ氏の波瀾万丈の生涯を描いた映画を鑑賞。彼の曲のひとつが、のちにアメリカでMy Wayという曲としてシナトラ氏が歌って大流行。<感想> 確かに凄まじい生涯だし、映画化に値するとは思ったものの、当時の彼の全盛期を知るフランス在住の高齢者ではないあなたやわたしにとって、どこまで興味を持って観続けられるか。 幼少時代から亡くなるまでを平等に丁寧に描きすぎてるのが裏目に出たか。メリハリに欠ける。(その点、「ボヘミアンラプソディー」は娯楽映画としてよくできてるわけで。) アメリカでそして世界でMy Wayが売れまくって、原曲を歌ったクロちゃんもご満悦、あぁ、めでたしめでたし、という起承転結な構成でもないし。 彼の死因はあまりに残念。歌手としての円熟期を迎えて、まだまだこれからというときに亡くなってしまう。 主演のジェレミー・レニエさんは熱演なさってたと思う。 ところで、ぼくはこのマイウェイという曲は決して好きではなくて、てゆーか、あまりに難曲すぎて、大物歌手ぢゃないそのへんのおじさんとかには歌いこなせない曲。この映画でも触れられているけれど、ゆっくりクレッシェンドして、じわじわと聴かせるべき。あと、編曲(オーケストレーション)も重要。ちゃんと開き直って、けちけちせず大編成でやったほうが効果があると思う。ギター一本とかピアノ一台とかで聴かせるには無理がある。
May 24, 2019
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「あんたもあたしも、みんなも社長さんも」(評価 ★★★★☆ 四つ星) 公式サイトは http://nanakai-movie.jp/index.html<感想> 何の予備知識もないままいきなり鑑賞したら、思いのほか大作で見ごたえがあった。組織のなかで常に上や世間の目を気にしながら仕事しなきゃいけない平成末期の会社員さんたちの苦悩がよく描かれていて、興味深く見られた。 ただ、ちゃんと気合い入れて観ないと誰が誰だか混乱してくる。出演者がみんなして濃いぃおじさんばかり。野村萬斎、香川照之、及川光博、片岡愛之助、鹿賀丈史、橋爪功、北大路欣也、ほか。てか、世良公則さんの演技見たの、昭和映画「Wの悲劇」以来かも。認識できなかった。 あと、いつも日本映画観て幻滅することのひとつが主題歌。この映画でも、コテコテな日本企業のお話しなのに、主題歌がアメリカ人さんの歌う英語のお歌だったのが不釣り合いで、雰囲気台無し。<題名について> 「七つの会議」という題名はどうゆう意味なのか、最後まで観てもぼくには解明できなかった。悔しい。 ちなみに、英語市場向けの題名は「Whistleblower」。内部告発者という意味。
May 23, 2019
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「交わす言葉も寒いこの街、これもさだめと生きてゆくのか」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) 10年以上も前の映画で、舞台は近未来(とはいっても2012年)のニューヨーク市。ウィルス蔓延だかで誰も生き延びておらず、なぜか独りだけ生き延びた男(ウィル・スミス演)が主人公。 実は当時ぼくはニューヨークでこの映画の撮影現場を目撃していて、よって何となく気にはなっていたのだけれど、内容的にあんまし興味なかったので放置。でも、やっぱし観ておこうと思って、長い歳月を経てついに鑑賞。 そのときの記録はここ https://plaza.rakuten.co.jp/picardy3rd/diary/200610220000/<感想> ビミョー。ほとんどウィルスミスの独壇場。それ以上でもそれ以下でもなく、見どころが少ない。ツッコミどころが多すぎて、全然ドキドキワクワクできなかった。彼の演技は悪くはないのだけれど、かと言って特に演じるのが難しい役とも思えず。 ニューヨークの街並みが廃墟と化してる映像は衝撃的。加工や編集には凝っただろうし、なじみのある場所ばかりでそれなりに興味深く見られた。 ちなみに、ぼくが撮影当時に目撃したのは、銃を持ったスミスさんが、足を引きずりながら、きれいなお姉さんとともに五番街(5th Ave)を北に向かって歩いていく場面。いつ出てくるかドキドキワクワクしながら鑑賞してたのだけれど、結局その場面は削除されたみたいで、全く出てこなかった。あんなに大騒ぎして時間と金かけて撮影してたのに、もったいない。ま、映画と言うのはそうゆうもんなのかもしれない。
May 22, 2019
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「イ風堂々」(評価 ★★★★☆ 四つ星) 公式サイトはたぶんここ https://www.channel4.com/programmes/very-british-problems イギリスの著名人約十人が、自国の国民性について自虐的に分析し、語りまくる番組。全七回。 例えば、イギリス人が「いつか一緒に食事でもどうですか」と言ったときはどこまで本気で誘っているのか、とか、イギリス人が夏休みをスペインの海辺で過ごすにあたりどのような態度をとるか、とか。<感想> 「著名人」さんたちが実に多岐にわたり厳選されてたのは良かった。ジェイムス・コーデンさん、ジャック・ホワイトホールさん、ナイジェルなんとか(←リスゴーじゃないほう)さんほか。純血イギリス人だけでなく、北米から移住してきた人、あるいはアイルランド人もなにげに混じっている。そしてみんなして話し上手。 金をかけずに制作されてあり、お見事っ、というのが正直な感想。事前にかなり準備して、お題を与えて彼らにひたすら(しかし誘導的に)しゃべってもらっている。編集も凝ってる。どっから見つけてきたのか、時折挿入される資料映像がきちんとお題と合致している。 日本人もアメリカ人も(アイルランド人も)、自分の国が世界一と思い込んでいらっしゃる人種だと思うのだけれど、どうやらイギリスは違うらしい。 彼らが言うことには、イギリス人は厄介な生き物であり、決して「優れた」国ではない。ぶっちゃけ、どこまで愛国心を感じられるのかすら謎。自国民をけなす発言ばかり。イタリア、フランス、アメリカなどの人のほうが人生をより謳歌していることを素直に認めている。開き直ってるとも言えるけれども、妬んだりもせず潔いし、普通に好感が持てた。 日本でよくあるような自画自賛あるいは自画他賛系のテレビ番組とは異なり、最初から最後までイギリス人の奇異性を自嘲気味に強調している。
May 17, 2019
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「ぼくは死にましぇーん」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) 頑固な画家と、彼の作品を売って金儲けする画商の話。日本未公開。 imdbのサイトは、https://www.imdb.com/title/tt7605922/?ref_=ttexst_exst_tt 内容的には別に興味はなかったのだけれど、そもそもアルゼンチン映画はあんまし観ることがないし、期待しすぎず気軽に鑑賞に臨む。<感想> 一応最後まで観られたし、いい映画だと思った。もっとお笑いの要素と毒々しさを加えたほうがよかったか。 気難しい芸術家をうまぁくおだてて作品を完成してもらい、それをいかに高額で販売するかが画商の腕の見せどころ。さらに、真の巨匠の作品は、本人が死んでから値段が上がるという皮肉。 欧米や日本のような映画大国で作られたものだけを観るのではなく、こうゆう地味ながらも佳作な映画をもっと観てみたいわけで、その点でインターネット、てゆーかネットフリック様には感謝申し上げたい。
May 15, 2019
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鍵盤奏者Lさんとともに演奏いたしました。 選曲に関して依頼主さまから与えられたお題は、ずばり「母」。かなり悩んだのですが、結局はいつもと同じような大衆歌謡曲をあれこれ弾きました。 今回お客さまに意外にウケたのは(←つまり、拍手してくださったり、「おじょーずでしたよー」とか声をかけてくださったりした曲)、「ホテルカリフォルニア」と「ニューシネマパラダイス、愛の主題」。 ピアノ奏者さんが休憩してるときはぼくは独りで無伴奏を弾くのですが、スザンヌ・ベガのアカペラ曲「Tom's Diner」を弾いたらビミョーに反応がありました。 会場には、今から恋人に結婚の申し込みをするんだという緊張気味の男性がいらっしゃいました。彼からの依頼で、その瞬間にフイットニー・ヒューストン様「I Will Always Love You」を弾きました。お相手はYESとおっしゃって、彼も一安心。 今日もいろいろ楽しく弾けました。冬から春にかけて忙しい日々でした。 この夏は婚礼が何件か入ってるほかは、特に何の本番もなく、秋までおとなしく過ごすことになりそうです。
May 12, 2019
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「ファンホーム」というミュージカルを演奏しました。ぼくは補欠でして、代弾きとして今日一回だけの登板。 楽団は全部で七名:ネイトさん(鍵盤)、デイブさん(木管)、ぼく(バイオリン/ビオラ)、ジャニスさん(チェロ)、オースティンさん(ギター)、トムさん(ベース)、ジミーさん(ドラムス)。 指揮はニックさん、音響はランディさん、演出はビルさんでした。 ブロードウェイで数年前に初演され、当時かなり話題になった演目。主人公の女性を、少女時代、大学生時代、中年時代の三人の女優が演じます。ちょっとややこしいかも。 てか、個人の感想としては、ミュージカル的にもっと映える印象的な楽曲が必要かと。休憩なし全一幕という構成だからかもしれないけど、起承転結とかのメリハリに欠ける。 ぼくが唯一気に入った曲は「Days (and days)」。夫の不倫を知りながらも子育てを全うし家庭を支えてきた妻が、しみじみと語るように歌います。 子役の俳優さんたちも大活躍でした。ジャクソンファイブ系(ちびっこ歌手の競演系)の元気な楽曲もありました。 いずれにせよ、毎度のことながらオケピットから舞台は全く見えず、なんとも歯がゆい。聞こえてくる音声をたよりにあくまで想像/妄想することしかできませんでしたが、特にこの作品は、ミュージカルとしては期待しすぎずに、芝居自体をじっくり堪能するつもりで観てみたいと思わせるものがありました。
May 9, 2019
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今日は、英語で言うところのtalent showにて演奏いたしました。多くの若者らが、歌や踊りなどの演芸を披露する催しで、ぼくらメキシコ歌謡は大トリ。ちょうど5月5日(Cinco de Mayo)の翌日ということもあり、特別枠での好待遇。ちゃっかり5曲も弾かせてもらいました。ほかの出演者は一芸のみでしたが。 それにしても、やはり巨大帽子ソンブレロを被ってバイオリン弾くのは難しすぎ。弓が帽子のツバにぶつかってしまうので、遠慮しがちに弾くしかありません。
May 6, 2019
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歌伴オケで二夜連続公演。第二バイオリン2プル裏で弾きました。隣はダンさん。 最初に、バーバーの弦楽のためのアダージョに歌詞をつけた「アニュス・デイ」という曲をしっとりと。 つづいてオルフの大曲「カルミナ・ブラーナ」。全部で24曲だかから成る曲で、それぞれは短いし休みの曲も多いのだけど、弾いてて何かと疲れる。譜面づらは難しく見えないのに、とにかく拍を数えるのがタイヘン。一瞬の気の緩みで事故が起こりやすい怖ぁい曲。 でも、歌詞(ラテン語)を丁寧に追っていくと内容的にはかなり興味深いらしく、実際、訳の字幕を映写しての公演だったので、お客さまには激しく好評だったもよう。 奇しくも、新時代「令和」の幕開けにふさわしいこんなド派手な曲を弾けて光栄でございました。←日本に住んでないくせして勝手にご満悦
May 4, 2019
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