山田維史の遊卵画廊

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☆Tadami Yamada's Paintings 新アダムとイヴの誕生


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☆Tadami Yamada's Paintings 無量寿経シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings「私は美しい」シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings りんご充満空間シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings 花のマスクシリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings 回 顧 展 part 1


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☆Tadami Yamada's 小さな絵日記より


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☆Tadami Yamada's Poetry 詩画集「遊卵飛行」


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☆Tadami Yamada's 光瀬龍、宇能鴻一郎、泡坂妻夫、志水辰夫他カバー


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☆Tadami Yamada's Part4『世の終わりのイヴ』


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☆Tadami Yamada's Part6 児童書その他の挿画


☆Tadami Yamada's Part7 『心霊術入門』その他


☆Tadami Yamada's Part8『別冊宝島仕事の本』


☆Tadami Yamada's Part9 初期雑誌挿画


☆Tadami Yamada's ドラキュラ叢書『ジャンビー』挿画


☆Tadami Yamada's ドラキュラ叢書『幽霊狩人カーナッキ』


Tadami Yamada's monochrome cuts -#1


Tadami Yamada's monochrome cuts -#2


■Yamada's Article(1)卵形の象徴と図像


■Yamada's Article(2)ユングの風景画


■Yamada's Article(3)画家ムンクの去勢不安


■Yamada's Article(4)夢幻能と白山信仰


■Yamada's Article (5) 城と牢獄の論理構造


■Yamada's Article(6)ムンク『叫び』の設計と無意識


■Yamada's Article (7) 病める貝の真珠


■Yamada's English Article (8) 能の時空間の現代性


■Yamada's Article (9)『さゝめごと』に現われた十識について


■Yamada's Article(10)狐信仰とそのイコノグラフィー


■Yamada's Article (11) 江戸の「松風」私論


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☆自画像日記


☆インタヴュー Vol.1


☆インタヴュー Vol.2


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☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュ


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May 29, 2024
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カテゴリ: 日常雑感

 「憤りしか感じない。文化財、神社という場所から盗むとはいかがなものか。地域の人が守り続けているい大切な神社から盗むなんて、本当に言葉が出ない」

 私がこの言葉の何に首を傾げたのかと、このブログを読んでいられる人は思われるだろうか? 
 取材に応じた人の心意の誠は疑い得ない。しかしながら私は、「いかがなものか」という言葉がこんなところに使われたことにヘンな気持ちになったのだ。そんな悠長なことを言っている場合ではないでしょう、と。犯罪が行われたのですよ、公共財・文化財が破壊されたのですよ、と。この「盗むとはいかがなものか」という言葉には、「盗んだっていいじゃないですか」という返答のでてくる余地があるということ。「いかがなものか」という言葉の論理は、そのような応えを導き出すのである。・・・まさか神社の関係者だから、「盗人にも三分の理」などと仏心(神心?)で「いかがなものか」と言ったのではないでしょう。

 「いかがなものか」という言葉を私たちが頻繁に耳目にするのは、日本の政治家の発言においてである。物事を判断しなければならない局面で、自己の立場を明示しないのである。「みなさん、お分りでしょう? 私の考えがわかりますよね?」近年大流行語になってしまった「忖度」を聞き手になかば強要しているのである。・・・これに対して日本の報道記者たちは追求の鉾先を納めてしまう。政治家はその時点で問題の処理があいまいなまま終了することを知りつくしている。
 屋根の銅板を270枚も盗まれた件の神社関係者は、「いかがなものか」という言葉を政治家のように底意を含んで使ったのではない(と私は思う)。新聞取材に対して、政治家が使う言葉を無意識のうちにマネしたのであろう。

 「いかがなものか」とか「忖度」という言葉の使われ方は、日本人の美徳とされる「おもいやり」と重なっているように私は思うのだが、どうも日本人の倫理観に揺らぎが悪きに出てきているのではないか。それを助長するかのように、日本語の異様な乱れは、TVやインターネットや、新聞・雑誌等からの悪きマネ(影響)ではないかと私は思っている。不思議なことに、正しい日本語はひろまらず、誤用やヤクザ符丁はたちまち日本全土にひろまる。しかも年齢にさほど関係がないようだ。社会の幼稚化と関係はないだろうか?
 付け加えると、日本語を耳から学んだ他国の人たちが、「マジ」とか「ムズイ」とか「ヤバイ」などと言うのを聞くと、私はガッカリしてしまう。せっかく日本語を覚えてくれているのに、と。





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Last updated  May 30, 2024 01:27:57 PM
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AZURE702 @ Re:「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに)(08/21) 三角野郎(絵本「マンマルさん」)さんへ …
三角野郎(絵本「マンマルさん」)@ 「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに) ≪…【ヴィークル】…≫の用語が、[ 実務と…
山田維史@ Re:[言葉の量化]と[数の言葉の量化](08/21) ヒフミヨは天岩戸の祝詞かなさんへ 書き込…
ヒフミヨは天岩戸の祝詞かな@ [言葉の量化]と[数の言葉の量化] 「初めて語られた科学と生命と言語の秘密…
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