海の見える杜美術館 の駐車場から、無料の送迎バスが
出ているというのに、私達はお花もあってきれいだろうと
杜の遊歩道を上りましたが、これがちょっと失敗でした。
登りの坂道だし思った以上に距離があり、とにかく暑い。
この建物を目指したのですが、上がれば上がるほど全景は
消えてしまうし、やっと建物に入ったと思いきや別棟だったり。
緑やお花はきれいだったし、予約制のフレンチレストランが
あったりしたので、こんなに暑いときでなければ、快適かも~
到着して一歩館内に入ると、とても涼しくて一気に疲れが~
ミュシャグッズの販売があったのですが、これと思うものなし。
奥のエレベーターで2階に上がります。ここからスタートです。
ミュシャといえば、アール・ヌーヴォー風の優美で素敵な曲線
華やかな女性、鮮やかな色彩のリトグラフのポスターや表紙が
とても印象的で好きなのですが、今回の展覧会「知られざる」と
いうことばの通り、見たこともない画風の作品が沢山ありました。
ミュシャはパリで、アール・ヌーヴォーの寵児として一躍脚光を
浴びました。大女優のポスター、グラフティック・アーティストと
して数々のポスター、本の表紙、カレンダー、お菓子の箱まで
その頃の作品が今でも一番世の中の人に愛されているのでは
ないでしょうか。装飾の美しさにうっとりしてしまいました。素敵。
1910年、パリを離れて故郷のモラヴィア(ボヘミアと共チェコを
二分する地方)に帰りました。ミュシャは、祖国をとても愛してた
よう。20年近くの歳月をかけ20枚の連作<スラヴ叙情詩>を
完成させたり、新生チェコの紙幣、切手など公共性の高い依頼
は、無償で引き受けたり。色彩も表情も雰囲気も、パリ時代とは
全然違います。チェコ秘蔵の個人コレクションで、とても貴重です。
すっかり満足して出ると、カフェがありました。テラスに出ると
眼下に、瀬戸内海と先ほどの宮島が見えました。素敵なティー
タイムが出来ます。帰りは、送迎バスに乗って送って頂きました。
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