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またもや久々の最新UK TOP10アルバムチャートです。先週は予想通り【ステレオフォニックス】が初登場No.1。今週もNo.2を確保しました。ステレオフォニックスあたりの中堅に近いバンドになると人気も安定していて、急激にチャートを落ちることはないですね。【ブロック・パーティ】や【ダブス】は落ち込みも早かったなぁ。個人的に今週もっとも注目したのはNo.3の【BASEMENT JAXX】です。エレクトロニカなんだろうけどラテン味のダンスチューンが不思議な味をだしています。このあたりになると、また新しい世代のロックなのかなと思います。面白い音をしているけど、踊れる音楽なのが楽しいです。気に入りました。No.4の【QUEENS OF THE STONE AGE】はクランジの流れのハードロックなんだろうけど、懐かしいような印象もあります。これも悪くないです。No.7の【GWEN STEFANI】も出たり入ったりが激しいです。【ノーダウト】のグウェンお姉ですが、ジャケットのケバさで引いていたのですが、聴いてみるとポップで良い曲ばかりでした。No.8の【KAISER CHIEFS】はリーズの新人バンド、これは聴いてませんが注目したいです。No.6の【G4】は4人組ボーイズグループか?オーディション番組から出てきたらしい。個人的には【ブルー】と【ウエストライフ】があれば足りているので、それほど聴く気にもならないかな。No.9とNo.10はもうロングセラーですね。肝心のNo.1の【TONY CHRISTIE】はさっぱり分かりません。アダルト層向けのヴォーカリストなのかなぁ。来週の予想では【NEW ORDER】あたりが初登場No.1になりそうな予感がしますがどうでしょうか。私も新譜買いましたが素晴らしかったです。そのうち改めて書くでしょう。
2005.03.31
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昼間の試合でイランが北朝鮮に勝ったので、ますます負けられない試合になった日本。勝てばバーレーンを逆転し2位に、負ければ勝ち点差4がついてしまう。絶対負けられない試合です。システムを3バックに戻し、中田が守備的MFに入った。20分過ぎに日本コーナーキックフリーキックの連続攻撃。攻める日本に防ぐバーレーン、前半戦の山場。バーレーンの高さと壁にボールがディフエンスに引っかかる。バーレーンはカウンター狙いだが、日本もよく対応している。攻めあぐねている感じだが攻撃と守備の我慢比べの様相になってきた。後半に入っても日本の攻勢、左サイドからの三都須と鈴木からのチャンスが多くなる。25分過ぎ右ゴール前付近中村のフリーキックからゴール前の混戦でバーレーンのクリアがゴールネットに吸い込まれた。オウンゴールだ。待望の1点!!!1点取ってからも日本動きが良い。バーレーン動揺が見える。追加点のチャンス。三都須の左サイド奥の突っ込みが効果的になってきた。バーレーンも攻めてがなくなってきたのが日本に幸いしている。追加点は取れないが大きなピンチもないままタイムアップ。どうにか勝ち点3の勝利。内容よりも勝ったことが大きい。2位浮上で一安心。中村の頑張りが大きかった。中田も守備的MFで充分馴染んでいたと思う。後は攻撃陣の思いきりのいいシュートとファールを誘う突っ込みがもっとほしい。次のアウェー戦に向けて、新たな希望と挑戦権を持てたことが大きい。さ、続きは「ウイニングイレブン8」でもやりますか。(笑)
2005.03.30
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ベルセバのアルバムの中では一番ジャケットのフォトに魅せられました。遙か昔、中学生の頃だったか電車に乗っていたときに、目の前に座っていた若い母親が赤ん坊におもむろに自分の胸をあらわにして、オッパイを飲ませていました。私は目のやり場に困ってしまって、どうした物かという思いと、恥ずかしさで逃げ出したい気持ちになったことと、いけないものを見てしまった思いとで何とも言えない気持ちになりました。でも平和で何ともほのぼのとした気分になった事も確かです。TVで雌の猫が生まれたばかりの犬の赤ちゃんに乳を飲ませていた光景とかを見たことがあります。違う動物でも、お乳の匂いとかは共通するものなのかなぁなんてね、歓心したりしてね。『Tigermilk』のジャケットで若い女性がタイガー(虎)にお乳を飲ませているところもね、何とも微笑ましい。でもさすがに縫いぐるみみたいですけどね。本物のタイガーだったらビックリ仰天です。(笑)でもね、ピーンと張ったオッパイじゃなくてちょっと垂れ気味なところが何とも良いのです。それと乳首だって右側の方は腕に隠れているようだけど、ちょこっと見えてるのがそそります。(笑)でもバスルームらしき所で授乳というシチュエーションが、分からないのですがそこはサラッと流してと……。うーん、大夫オッパイで行稼いじゃった。どうやって閉めようか。(苦笑)ベルセバですよ、このアルバムは彼らのファーストアルバムで大学生時代に制作されたもので、たった1000枚しかプレスされなかったそうです。そのせいで数年後には数万円のプレミアが付けられた大変貴重な作品だったらしいのですが、時代は良くなったもので今はリマスター化されてCDで容易に手に入ります。サウンドは瑞々しく、スチュアートのヴォーカルも艶やかで若さいっぱいです。「WE RULE THE SCHOOL」という曲が特に好き。ヴァイオリンやピアノ、フルートなどのアコースティックな楽器が優しく心温まります。このアルバムのスリーヴノーツによればBelleはイザベルという女性でSebastionはスチュアートの事なのだろうか?ベル&セバスチャンの結成秘話のような話が載っています。いずれにしても、このアルバムで聴かれる完成度というか、普段着の音楽は独特のもの。原点にして完璧。抱擁感に満ちた楽曲に幸せいっぱいになれること間違いなしです。ここ最近しばらくご無沙汰だし、タイガーでも子犬になっても良いから、オッパイしゃぶりたいぞ。最近アドレナリン放出してないしなぁ。久しぶりに親父発言爆発したところでお終い。
2005.03.28
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今【シザー・シスターズ】と共に私がはまっちゃっているのがこの【フレーミング・リップス】です。シザー・シスターズはエンターテイメントな面で楽しくてしょうがないのですが、フレーミング・リップスは骨董品的ミクロ的な美しさと優しさでもって、癒されっぱなしです。ヴォーカルはけして上手とは言えないけど、頼りなさそうで弱々しくて虫も殺せないようなか細い声が大好きです。音もひとつひとつの響きを洩れなく無駄にしたくないかのように、キラキラ光っていて自己主張している。ストリングス、サンプル音、音響処理、リズムセクションまるで生き物のようです。それは蜘蛛であったりテントウ虫であったり蝶々であったり自然界に存在する生物が音を奏でている、そんなある意味シンフォニックな音楽だと思います。《THE SPIDERBITE SONG》♪君が毒グモに手をかまれたとき 僕はバンドを 解散しなくちゃいけなくなるんじゃないかと思ったよ 腕を切り落とすはめになっていたら 君は慌てていただろうね その時毒は君の心臓まで達していたかもしれなかったんだ 君が殺されなくてよかったよ もしそうなったら、どんなに悲しいだろう だって君が死んだら、僕も死んでしまうんだ♪毎日がなんとなく過ぎていく生活の中で、それはスーパーで買った今日の食料、車を走らせ家路へ急いで帰ろうとした、洗濯物が乾いて服をしまいながら、シャツをたたんだりしながら、一日が時間がどんどん過ぎていく。そしてある時突然目の前の風景が変わってしまったとしたら………。日常の、ありふれた光景がとてつもなく美しく見える。感覚が研ぎ澄まされる感じ。『THE SOFT BULLETIN』を聴いていると、脳の随が洗浄されてしまうかのように、こんなに美しい世界があったのかという喜びに浸れる。切なくなって泣けてしまうのです。
2005.03.27
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ブラザーズと名前が付くと、【ドゥービー・ブラザーズ】とか【オールマン・ブラザーズ・バンド】、【アイズレー・ブラザーズ】、【ブルース・ブラザーズ】、【ブラザーズ・ジョンソン】等とアメリカのバンドのイメージが強いせいか、【ケミカル・ブラザーズ】もつい最近まで私はアメリカのヒップホップをやっている連中なのかと思い込んでました。マンチェスター出身だったんですねぇ。そんなに詳しくないケミカル・ブラザーズですが確かにヒップホップも演奏しているようでしたが……。『PUSH THE BUTTON』は発売されてからすぐ買いました。DJスタイルのダンスミュージックが基本です。ヒップホップもあるけどファンクぽいのありトランスぽいのもありロックぽいのもありで楽しめました。「GALVANIZE」がヒップホップで、【シャーラタンズ】のティム・バージェスがヴォーカルで参加した「THE BOXER」がファンクぽい、「BELIEVE」ではなんと新人バンドの【ブロック・パーティ】のケリ・オケレケまでも参加していました。この曲のスピード感と緊迫感は抜群です。「BELIEVE」から曲の隙間が無く続けて流れる「HOLD TIGHT LONDON」の流れが素晴らしい。アフリカンなリズムにアナ・リン・ウイリアムスのヴォーカルが美しいです。《HOLD TIGHT LONDON》♪あなたは戸口に佇む亡霊ね 私にはお見通しだけれど しっかり抱きしめたまま離れずにいるわ そうよ、追いつめられ、痛みを覚えるまで 私はただあなたに、ここにいてほしいだけ 愛しいあなたに♪この曲のサウンドは亡霊という言葉がキーになっていると思う。幽幻な雰囲気を持たせることに成功している。模写が素晴らしい。「THE BIG JUMP」はダンスチューンですね。ジャンプしたくなる曲ですよ。【マジック・ナンバーズ】が参加している「CLOSE YOUR EYES」はドリーミーで可愛らしいエレクトロニカ。こんな曲まである幅の広さに感動。そして7分21秒の大作「SURFACE TO AIR」めくるめく寄せてはかえす音の波が実にドラマチック。これは傑作です。最後に日本盤オンリーのボーナストラック「GIANT」が素晴らしいのです。これもダンスチューンですが、心臓がズンズンときます。誰かに追いかけられているかのようなイメージで緊迫感があります。CCCDだからといって輸入盤買った人残念!彼らの音楽は《金太郎飴》と言われているようですが、これはどんなジャンルの音楽でもケミカル・ブラザーズ流に消化してしまう器用さと言うことなのかな?俺流って奴?もしかして……
2005.03.26
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負けちゃいましたね、イランに。実は昨日(土曜)の試合は前半終了間際にちょこっと見ただけなのでした。実は深夜勤務だったので見てられませんでした。仮眠を取ったのはイラン戦に備えるためではありませんでした。仕事に備えてという事で。ビデオに録ったので、これから見ようとしているのですが、負けた試合を見るのは怠いのですけど今後の展望を予想するためには必要かなという思いで見ます。次のバーレーン戦は来週すぐだし。北朝鮮がホームでバーレーンに完敗したので、脱落でしょう。敵地でモチベーションを保つのは厳しい状況。2連敗はきついですね。2位以内なら本戦出場決定なので、勝ち点の目安は10~11か。3勝2敗1分けで勝ち点10、3勝1敗2分けで勝ち点11、2勝1敗3分けで勝ち点9、4勝2敗で勝ち点12。日本は現在1勝1敗なので、勝ち点10には残り2勝1敗1分け、勝ち点11には2勝0敗2分け、勝ち点9には1勝3分け、勝ち点12には3勝1敗になる。北朝鮮のモチベーションが一気にさがった場合は三つどもえになるので、勝ち点は11でも得失点差になる可能性がある。イランの次の対戦相手北朝鮮に負けるとは考えにくいので、既に勝ち点4は有利だ。やはり鍵を握るのは次のバーレーン戦。負けは許されない。引き分けでも厳しくなる。勝つ事でどうにか2位確保になる。イラン戦の前半を見てみた。失点シーンまではほぼ互角。攻守の展開が速い。かなり激しい。中村へのマークが特に。日本はゴール前の思いきりのいいシュートが少ないような気はする。失点はフリーキックからのゴール前の混戦からだったけど競りまけて倒されたのが痛い。こぼれ球を入れられてしまった。後半戦前半ほどイランは前には出てこない。後半21分ゴール前柳沢とイランディフェンス陣の競りあいからこぼれ球を後ろから福西が飛び込んでボレーシュート。同点に追いつく。同点なるとイランの攻撃は激しくなる。2点目はセンタリングからゴール前マークが緩かった。守備の人数が少なかった。痛い。1対2で敗れました。全体の印象としては、中村へのマークがきつく個人技が封じられたのが痛い。左サイドの突破と攻撃が少なかったのではないか。三都須の欠場も痛かったかな。バーレーン戦は小野がイエロー累積で欠場、三都須は出場します。
2005.03.25
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イラン戦に備えてちょっとこれから仮眠します。1時間ばかり。(笑)
2005.03.25
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サマーソニック2005に出演が決まった【THE TEARS】。これは元スウェードのバーナード・バトラーとブレッド・アンダーソンのユニットだ。ニュー・アルバムを引っ提げての来日となるわけで、これはとても楽しみです。と言うかこの二人はスウェードの中心メンバーでありスウェードそのものなので、何故バンド名を変えてまで再出発するのか謎が深まるばかりです。答えは5月にリリースされるニュー・アルバムの音を聴くまでは分からないのでしょうが………まぁバーナード・バトラーの方はセカンドアルバム発表後脱退してしまったので、アンダーソンと組むのは久しぶりですけど。さてこの【マッカルモント&バトラー】は94年にスウェードを脱退したバーナード・バトラーがソウル・シンガーとして活躍していたデヴィッド・マッカルモントと組んだユニットです。音の方はスウェードとは全然違い、緊張感みたいなものは全然なくて、ゆったりとした楽曲が並びます。デヴィッド・マッカルモントのソウルフルなファルセット・ヴォイスが印象に残ります。バーナード・バトラーのギターもそれほど弾きまくってはいない。雰囲気を大事にしたギタープレイです。アルバム1曲目の「YES[FULL VERSION]」の出来が良いです。マッカルモントのスケールの大きいヴォーカルとストリングスアレンジが光ります。「THE RIGHT THING」はブルース調だけど、ギターの響きが空間に溶け込む感じ、雰囲気重視のブルースナンバーですね。「HOW ABOUT YOU?」はアコースティック・ギターとストリングスとのハーモニーが加わるが、中盤からの激しいエレキギターとの絡みが聞き物です。「YOU’LL LOSE A GOOD THING」はオルガンが荘厳な雰囲気を醸しだしていて、歌というよりは、天に誓う祈りに似た雰囲気の曲。全体的な印象は雰囲気感を重視した癒し系のアルバムです。ロックにグルーブを期待するには不向きですが、肩の力を抜いてバトラーのギターとマッカルモントのファルセット・ヴォイスに身を任せて漂ってみたい方にはお奨めです。もっともこのアルバムよりもセカンドアルバムの『BRING IT BACK』の方が評価が高いようなのですが。。。。私はそちらは聴いていません。THE TEARSはブレッド・アンダーソンの声の質からいって、このマッカルモント&バトラーの路線とは考えにくい。多分もっと緊迫感と緊張感に満ちたロックになるのではないでしょうか。でもバトラーのギターは充分癒し系で美しいのですが………期待しましょう。
2005.03.24
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「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」 と書いたのは川端康成ですが、「国境の長いトンネルを抜けようとしたらそこはDARKLANDS(闇の国)であった。」と言ったのはジーザス&メリー・チェインです。……パーマンちゃん、美味い。座布団一枚。(笑)天国が死を意味するものとすれば、そこは地獄。せめて夢の中では暗闇の世界は美しく希望に満ちている。夢の中ではね。夢から覚めてはいけないんだ、醒めてしまったらそこは悲鳴が飛び交う恐ろしい世界。不思議なアルバムだと思う。淋しさと優しさと暗さと虚無感とが混じり合った世界。人は予期しない圧力を受けたときにどんな方向に立ち向かうのだろうか。ある人は現実にまっこうから立ち向かおうとする。乗り越えればいいが、時には潰れてしまい、死を迎える人が多いのではないか。ある人は現実に立ち向かうのではなく、別の方向に進路を変えようとする。そこには許容性と寛容性と裏切りが存在する。ジーザス&メリー・チェインは後者の方だろう。彼らには美しいメロディーと甘い声という武器があった。フィードバックノイズを封印しても生きる術があった。《APRIL SKIES》♪手に手を取って暴力的に生き ナイフの刃の上で愛をかわす 世界が音をたてて崩れていくぜ 俺には なにも言えない もうここにはいられない ひとりになりたいんだ あのころの 健全な暮らしに戻るのさ こればかりはゴメンだよ おまえのために自分を犠牲にするなんて 犠牲になるのは嫌だ♪「僕らがデビューしてからというもの、ウィリアムはすっかり隠遁者みたいになり、そして僕はバカ騒ぎをするだけの大バカ者になってしまった。することといえば、家の中に閉じこもって、たまに誰かに電話してはどうやって自殺しようかなどと落ち込んだ会話をするばかりだった。」 by ジム・リード1984年のデビューから1985年にかけてのジーザス&メリー・チェインは「セックス・ピストルズ以来の衝撃」と言われ、一躍時の人的な存在となり、嵐のような大喧噪を引き起こしたそうである。ジーザス&メリー・チェインは犠牲になりたくないと言っている。これは新たな決意表明である。音楽業界に奉られることよりも、自分自身の素顔を表現する事を選んだ。これが出来るのもメロディーメイカーとしての才能を持ち合わせていたからだと思う。優しさは時には最大の武器に成り得る。『DARKLANDS』を聴いていると、そんなことをフト思うのです。そして裏切りの矛先は当時の音楽業界に向けられた。これは素晴らしいアルバムです。それにしても、「CHERRY CAME TOO」って【ビーチボーイズ】の何かの曲に似ている。何かなぁ。思い出せない。(笑)
2005.03.22
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サマーソニック2005 8月13・14日第一弾出演アーティスト発表!OASIS/NINE INCH NAILSSLIPKNOT/WEEZER/THE BLACK CROWESALEXISONFIRE/THE ARCADE FIRE/BOYTHE DEPARTURE/HAL/HIMIAN BROWN/KASABIANTHE LA’S/LITTLE BARRIE/THE LITTLE FLAMESLOUIS XIV/ME FIRST AND THE GIMME GIMMESMEW/ROOSTER/THE ROOTS/THE TEARSTEENAGE FANCLUB/TV ON THE RADIOYELLOWCARDおー、今年のリストは豪華なんじゃない。もうこれ見て即行くの決めました。(笑)このメンバーからいくとOASISがトリになるのかな?えっ、あのTHE LA’Sが復活するのかい?これは驚きです。TEENAGE FANCLUBにMEW楽しみだなぁ。IAN BROWNにKASABIANこれも見逃せない。クラシック路線のTHE BLACK CROWESも入っているのが良いメリハリになっています。YELLOWCARDも面白そうです。トーキング・ヘッズ似のTHE ARCADE FIREも気になる。あと2.3ベテランが入ってくるともっといいですけどね。というわけで、2日間のうちの1日は行きます。(2日通しはお金無いので無理です。)ちょっと早いですけど、ロックの部屋の管理人と一緒にブレイクしたい方は、トップページの一番左下の「メッセージを送る」に連絡ください。普段素通りのゲストの方でも歓迎ですよ。一緒に楽しみましょ。(笑)
2005.03.21
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ポール・ウェラーほど時代ごとに色んな顔を持っている人もいないですね。よほどロックが好きと見える。【ジャム】時代は【フー】や【キンクス】をチェックして、ネオモッズの旗手となった。【スタイル・カウンシル】時代はソウルからインスピレーションを得て爽やかでお洒落な音楽をやっていたりで。どちらもカッコ良く決まっていました。私はどちらかといえばジャム時代はほとんどチェックしていませんでした。フーとの比較で危険なところが無かったりで物足りない面もありました。【ポリス】の方が好きだったこともあったかもしれない。日本でもそんなには人気はなかったはずです。スタイル・カウンシルも評価は分かれるようですが、私はスタカンはかなり好きでした。お洒落なモダンソウルとでも言えばいいのか、あんまり聴いたことがないようなロックだったので新鮮でした。日本ではジャムよりも受けが良かったのではないでしょうか。スタイル・カウンシル解散後のポール・ウェラーはソロとして再出発をするが、初のソロアルバムは日本で先行して発売され評判になったというから面白い。本国イギリスでは遅れること5か月先の発売だった。『STANLEY ROAD』はソロ3作目の作品で全英チャートでもNo.1になって大ヒット作になりました。私もこのアルバムは良く聴きました。一言で渋いR&Bぽいナンバーばかり。地味だけどカッコイイなぁと思えるロック。そうそう、【トラフィック】の初期の音に似ています。実際ポール・ウェラーはこの頃トラフィックや【スペンサー・テイヴィス・グループ】のレコードを良く聴いていたとか。このアルバムはブリット・ポップの枠の中で語られることが多いようです。【オーシャン・カラー・シーン】や【オアシス】のメンバーとの共演、そしてスティーヴ・ウィンウッドもゲストで参加している。ロックの王道を生き抜いてきた伝道師的な人物としてもポール・ウェラーの存在価値は確実にブリティシュロックに根付いていると思われます。「STANLEY ROAD」「BROKEN STONES」「OUT OF THE SINKING」と渋い曲が続きますが、ラストのピアノの弾き語り「WINGS OF SPEED」の美しさに新しいポール・ウェラーの姿を見たような気がしました。ハモンド・オルガンにミック・タルボットというのも感慨深いです。
2005.03.20
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お得意さんの会社にやってくる生命保険のセールスレディ(おばちゃん)が、置いていくもの。それは飴玉だったりチョコレートだったりカレンダーだったりしますが、ついこの間もらったメモ用紙。その下の方にサラリーマン川柳なるものが書き込まれていて、面白かったので紹介しておきます。1.「課長いる?」返ったこたえは「いりません!」 確かに上司がいないときの職場は、みんな生き生き表情も明るいです。(笑)2.やめるのか 息子よその職 俺にくれ なかなかね、転職したくてもできないよね、歳食うと。そろそろ責任のない軽い仕事仕事がないものかと考え始めた私です。(苦笑)3.妻の声 昔ときめき 今動悸 出会った頃はウグイス壌で、今「あんた。。。。。。」なんて声かけられたら寿命は確実に縮まります。4.「ご飯いる?」「いる」の返事で 妻不機嫌 ここまでウチはひどくありません。まだまだ幸せ?(笑)5.無駄省け 言ってた上司 省かれる いるいるこういう上司、会社背負っているような人で、部下に厳しい人に限ってまっさきに出向します。会社は忠誠心より派閥です。6.妻一人 操れないのに 部下十人 家事(専業主婦)に給料は支払っていないから操れないんじゃない?「三食昼寝付きでしょ」なんて言い方もありますが、こんな事を言ったら言葉何発返されるやら。(こわ)7.受けた指示 上司変われば また変わり あるある、「以前はこう指示されましたけど……」と言っても、通じません。8.何故言わぬ 言うと仕事が 倍になる これもありますね。気が付いていることでも、言い出しっぺになるとそのプロジェクトの担当者になってしまったりするものだから、仕事嫌いな人は何も言いません。(笑)9.振り向くな うしろ姿の 君が好き これはよく通勤時に、ホームで見かける後ろ姿が細身な感じの女性で、髪の毛もロングで艶があって足も細くて、どんな可愛い女性なのかなと、ちらっと顔を覗いたらオバサンだったりすることがあります。あれは犯罪です。(笑)10.一日が 終わった頃に やる気でる 私も夜の9時過ぎにさえたりして……、夜更かししたりすると明くる日の勤務がかったるくなります。悪循環です。さて今日はこんなんでお茶を濁しました。今日は一日喉が痛くて調子が悪かった。クシャミも止まらなかったです。鼻炎の薬を変えたのですが、体に合わなかったのかなぁ。早めに寝ようかなと思います。三連休とは言っても、花粉の飛散量は凄いから外には行く気にはなれないな。ちなみに今日は仕事でしたが。
2005.03.19
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今携帯電話の所持率ってどのくらいなんでしょうか?ビジネスマンだったら100パーセントだろうけど、私は営業マンではないしな。外で仕事をするときなど、連絡先を記入しなければならない仕事などもあるのだけど、単独の仕事ではない場合などは人の携帯の番号を記入したりしています。まぁ、どうしても仕事で使わなければならない場合は、会社が必要な台数用意しなければならないわけで、個人の携帯をあてにするなんてとんでもない話です。未だに頑固に携帯電話を持っていない会社員も珍しいぞ。(ハイ、私です。)持っていない理由は、必要がないからというのが一番の理由ですが、それ以上に基本料金払うのがもったいないという度けち精神のたまものです。だって5・6千円も払うんだったらCD3・4枚買えちゃうじゃないですか。(笑)さて10ccです。彼らは4枚目のアルバムで『HOW DARE YOU!』という電話をテーマにしたアルバムを発表していました。ロル・クレームとケヴィン・ゴドレーが在籍していた最後のオリジナルメンバーでのアルバムです。アルバムカバーに写っている電話機は1976年という時期なので、当然携帯電話もなければコードレスでもなく、昔ながらの電話機しかもダイヤル式の電話機です。裏ジャケットには公衆電話ボックスの中で中年男が嫌らしい顔をして受話器をハンカチでこすっている光景が見てとれる。これが意味するものは受話器が自分の一物と化してしまった……つまりオナニー電話。まさか20年後の未来にヴァイブレーター機能を持った電話機が登場するとは思ってもみなかったろうに。(笑)電話のベル音で始まる「DON’T HANG UP」は彼女との関係が、電話が最後の絆となってしまった男の告白。お願いだから電話を切らないでと怯えながら、昔同棲していたときの話や、ハネムーンの思いで話をしていく。最後に僕はずっと君の事を愛していたんだよと言い終わったところで電話は切れてしまった。「HEAD ROOM」という曲は、パパとママは大人の遊びを始める時に、いつも僕は追いやられてしまう。だけど僕はコッソリ盗み見していたのさ。テクニックも分かっちゃったし、僕もやりたくなってしまった。女の子とアレがしたくてたまらなくなった。という年頃の少年の告白みたいな曲です。知性と風刺の利いた歌詞の面白さは10ccの真骨頂、このアルバムでも全開です。ギズモの導入もこなれてきて、ポップさとサウンドクリエイターぶりのバランスが絶妙で、10ccの代表作の1つと言っても良い出来です。このアルバムからは10ccの代表曲とも言える「I’M MANDAY FLY ME」「ART FOR ARTS SAKE」などがありました。ロル・クレームとケヴィン・ゴドレーが脱退してからの10ccは月並なポップバンドになってしまいつまらなくなった。私は少しずつ彼らから離れていきました。このアルバムの頃が絶頂期だったと思う。
2005.03.18
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今日の夜は帰りが遅くなりそうなので、日記は書けそうにもないので今書いてしまいましょう。会社からです。(笑)《第4段階》今年の花粉量は半端じゃない。毎年マスク無しでもどうにか耐えていたのですが、今年はダメ。クシャミ連発鼻水たらーりなので、マスクしてます。カッコ悪さなど気にしてられなくなりました。だいぶ違います。通勤時間中クシャミ2発程度ですみます。鼻の中はかびかび状態かヌルヌル状態です。鼻を咬んでも鼻水はあまり出なくて、うすい鼻血が出るか、血の固まりが出る。気分はずーっと憂鬱、軽い鬱病状態なのでろくな事を考えない。楽天日記の事もしかりで、自分の日記も書いてて全然面白くないし、他の所に訪問する気にもなれない。少しペースを落とすか、一時休業してしまおうかななんて、そんな事ばかり考えてる。病気療養中ということでご容赦ください。すみません。続きはまた書くかもしれないし、書かないかも。
2005.03.17
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ちょっと大袈裟ですけど、私の場合CD買ってすぐレヴューする事は少ないので。かなりのお奨めです。【ステレオフォニックス】です。「dakota」は今週付の英国のシングルチャートでは初登場第一位でした。アルバムの方も多分初登場No.1になるでしょう。イギリスでは既に【オアシス】【トラヴィス】級の人気のようですが、日本では今一歩かな。2003年のサマーソニックにも来日しましたが、【ストロークス】【レディオヘッド】と比べてみても盛り上がりはもう1つでした。いいバンドなんですけどね。「dakota」が素晴らしいです。キャッチーでとろけるギターロックが最高。ほのかな甘さはブリティシュロックの真髄です。前作の渋めのアメリカンテイストなロックンロールも良かったけど、こっちの方が私の趣味、好きです。《dakota》♪振り返って 君のことを思ってる 夏 あれは6月だったと思う そうさ たしか6月だった 草の上に仰向けになって寝転がって ガムを噛みながら 笑った そうさ 笑ったんだ 何度も杯を重ねて 二人のために乾杯し 一緒に飲んだ 飲酒がまだ新鮮な体験だった頃 車の後部座席で眠って 二人は決して遠くに行かなかった 遠くに行く必要なんかなかったんだ もう一度会えるだろうか あのあとの人生について話 どうしておしまいになったのかについて話し合うんだ♪いいですね、ほのかな青春の想いでという感じです。今回の新譜はよりガレージ感に満ちていてエネルギッシュです。ドラマーが新しくなった事もあって、あらためて刺激を得たことでやる気と覇気がみなぎっている。ヴォーカルでギターリストのケリー・ジョーンズのインタビュー記事によるとギターをギブソンからフェンダーに替えた事で、それによって弾き方も変わったそうだ。新メンバーのドラマー、ハヴィエ・ウェイラーという人はアルゼンチン出身ですが、若わかしくなかなかの男前、より強力なステレオフォニックスのトリオが完成したという感じ。「looks like chaplin」のヘヴィーなギターリフも聞き物だし、ケリー・ジョーンズのヴォーカルはドスが効いてスケールが大きい。「lolita」のようにドリーミィなギターソロはストロークスを思わせるし、エレクトロニクスの導入は新たなステレオフォニックスの魅力を引き出したと言えるでしょう。より幅が拡がりバンドサウンドに磨きがかかったステレオフォニックスのギターロック、大ブレイクの予感がする。このアルバムは傑作です。「dakota」のビデオクリップは下記のアドレスから、中央のbroadbandで見られます。http://www.virginradio.co.uk/music/artists/stereophonics/index.html
2005.03.15
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いやー30年ぶりにかつての恋人と再会してしまいました。いえ、ほんとの彼女の事ではないです。70年代に買いそびれたアルバムをやっと手に入れたのです。それは【ホークウインド】というバンドのアルバム。確か「オルゴン・アキュームレイター」という曲だと記憶しているけど、当時AMラジオから流れたこの曲に不思議に魅せられて以来いつか買おうと思っていたのですが、流れの速いロックシーンにあっていつの間にか記憶が飛んでしまい忘れてしまっていました。あまり一般的には流行らなかった呼び方でしたが、彼らのロックはスペースロックと呼ばれていました。サウンドはプログレとヘヴィーロックとフリージャズがごっちゃまぜになったような幻想的な音を出しています。シンセサイザーの使い方も宇宙的で神秘的、何とも摩訶不思議でエロチックな音がします。60年代後半、イギリスはロンドンにもヒッピーなコミューンは存在していた。ノッティング・ヒル・ゲイトとラドブローク・グローヴという街は、ヒッピー達が住みつき自由に出入りしていた街だった。ホークウインドはそのコミュニィティの中心として君臨していたらしい。スペースロックといっても、シュトラウスの「美しく青きドナウ」のような快適な宇宙旅行なんかではなく、完全に酒で酔っぱらった状態か、ドラッグでいかれちまった状態での宇宙旅行。彼らのライブステージは本物のストリップダンサーがステージ上で踊りまくっているという事でも有名だった。この『IN SEARCH OF SPACE』の裏ジャケットにもステージ上で全裸らしき女性のピンぼけ姿が写っている。しかも股間あたりが黒い。陰毛だろうか。ドラッグでハイになって狂気乱舞するには、もってこいの音の洪水。さぞ閃光きらめく変幻自在のライトショーであろう。私が目当てにしていた「オルゴン・アキュームレイター」は次作のライブアルバムに入っている曲のようでした。けれど『IN SEARCH OF SPACE』も当時のイメージそのまんまの音でした。ボーナストラックが3曲も入っていて嬉しい。そのボーナストラックの曲「Seven By Seven」は風がヒューヒュー、お化けでも出てきそうな薄気味悪い曲だ。(それが良いんだけど)「Silver Machine」は彼らにしてはオーソドックススタイルなロックンロールナンバーだけど、シンセサイザーがスペイシーに漂っていて、重厚な雰囲気。どこかしらサディスティックミカバンドの「タイムマシーンにお願い」をパクッているようにも聞こえる。「Muster Of The Universe」は彼らの代表曲と言ってもいいかもしれない。フリーキーなホーンとスペイシーなシンセサイザーとヘヴィーなギターのリフが絡み合っていて、どんどんアップテンポになっていきます。気分が高揚して最高潮(エクスタシー)に達してしまいます。大満足のアルバムでした。あなたもホークウインド聴いて狂ってみませう!?
2005.03.14
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このアルバムは昨年発売されてから直ぐに買ったのですが、最初に聴いた感想は「ホール&オーツも随分地味になってしまったなぁ」というものでした。それほどヘビーローテーションではなかったのですが、最近になって良く聴いています。何回も聴いているうちに良さがジワジワ分かってくる、そんなアルバムでした。ホール&オーツがソウルへの敬意と愛着を示したカバー集です。私が特に気に入った曲は失恋の痛手を歌った「STANDING IN THE SHADOWS OF LOVE」です。《STANDING IN THE SHADOWS OF LOVE》♪逃げようにも逃げ場がない 失恋の痛手はついてまわる かけがえのない君の愛を失えば それは僕にとって終わりの始まりだ 君は僕の生きる理由をすべて持ち去り 僕が与えた愛すべてを捨て去ってしまった ちょっと待ってくれ きちんと話したはずだ そうだろう できる限りのことをしたはずだ そうだろう だから僕を捨てないでくれ 愛の影の中に立ち 非難にくれる覚悟を決めている 愛の影の中に立ち 非難にくれる覚悟を精一杯決めている♪ソウルのラブソングというのは、全身全霊をあなたに預ける、潔さみたいなものを感じます。でもけして、ストーカー的なしつこさは感じなくて、ギリギリの状況に置かれていて最後の望みをあなたに託さざるをえない。そんな想いがします。でもSTANDING IN THE SHADOWS OF LOVEと決意するように、あなたを苦しめたくはないという優しさも感じられます。ホール&オーツはこの名曲を見事にドラマチックにカバーしました。【フォー・トップス】のオリジナルヴァージョンを聴きたくなってしまったのは言うまでもありません。それから【ダン・ハートマン】の「I CAN DREAM ABOUT YOU」のカバーも嬉しかったな。《今夜君を抱けなくても、夢に君を見ることができる、それできっと何とかなる。》と歌う切ない曲です。ダン・ハートマンは元【エドガー・ウインター・グループ】にもいた人で、ソロになってからはディスコブームにも乗ってヒットを飛ばしていた人でしたが既に1994年に他界しています。「YOU ARE EVERYTHING」も70年代に【スタイリスティックス】のヒットで有名な曲です。高音のフォルセットヴォイスが印象的なナンバーだったけど、ホール&オーツも見事にフォルセットでカバー。これもスタイリスティックスのヴァージョンを聴きたくなってしまいました。70年代ヒットした当時LPで持っていたのですが今はないのです。♪YOU ARE EVERYTHING AND EVERYTHING IS YOU♪(君は僕のすべて、僕の最も大切なものは君なんだよ)なんて甲高い声でささやかれてみたいとは思いませんか?(笑)そして、日本盤のボーナストラックでは【バッド・フィンガー】の名曲「WITHOUT YOU」もカバー。この曲はオリジナルよりも【ニルソン】のヒットで有名になってしまいましたが、ホール&オーツが歌っても名曲度は変わらない。厚いハーモニーが絶品です。ホール&オーツと言えば、80年代の「プライベート・アイズ」の頃が一番油が乗りきっていて、人気も凄かったけど、今も地味ながらも素晴らしい作品を出し続けている。基本のルーツがしっかりしている人達だからこそ、可能なんだなと。そんなことを実感するソウルカバー集でした。
2005.03.13
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JOHNNY HATES JAZZ、あなた達はたった一枚の素晴らしいアルバムを残して、どこかへ消えてしまった。【JOHNNY HATES JAZZ】この「ジョニーはジャズが嫌い」というユニークな名前をしたバンドは「SHATTERED DREAMS」という曲で全世界的なヒットを飛ばす。続いてこの曲を含んだアルバム『TURN BACK THE CLOCK』もヒットしました。《SHATTERED DREAMS》♪And now you’ve given me, given me Nothing but shattered dreams, shattered dreams Feel I could run away, run away From this empty heart♪これはこの曲のコーラス部分ですが、彼らの曲はコーラス部分で一緒に口ずさめるメロデイーの良さが持ち味です。メインヴォーカルのクラーク・ダッチェラーの声が実に爽やかです。歌も上手いです。ルックスも上ですね。サウンドはロックバンドというよりは、歌がメインなので、美しいコーラスをサポートする形で、軽く耳あたりの良いものです。でも自然に足がリズムを刻んでしまいます。さり気ないダンスミュージックと言ってもいいと思います。あえて近いところでは【ワム】のセカンドアルバム以降でしょうか。「SHATTERED DREAMS」だけではなく全曲ヒットしそうな曲ばかり。曲の良さが素晴らしいです。キーボードが心地よい「TURN BACK THE CLOCK」もいいなあ。アマチュア時代はロンドンのジャズクラブでライブをしていたらしくて、鍛え上げられたセンスの良さを感じます。楽曲の臨場感がとっても豊かです「WHAT OTHER REASON」のしっとり感、クラークのヴォーカルは甘すぎず、清潔感に満ちている。「I DON’T WANT TO BE A HERO」もシングルカットされヒットしました。女性コーラスとのマッチングも見事です。正確に言うとJOHNNY HATES JAZZはセカンドアルバムを出して解散してしまったようですが、セカンドではヴォーカルのクラークは既に脱退していて、彼の美声が聴けるのはこの『TURN BACK THE CLOCK』だけです。私はワムよりもジョージ・マイケルよりも、ジョニー・ヘイツ・ジャズのクラーク・ダッチェラーの方が好きなんです。それだけにこのアルバムの貴重度は計り知れません。ジョニー・ヘイツ・ジャズよ、再び!!!1988年の名盤でした。
2005.03.12
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久しぶりに土日ゆっくり出来るかなと思ったら、先週に続いて11日に夜勤が入ってしまった。書きかけの日記があったのですが未完成のまま1時間の仮眠をとり、都心の仕事場へ向かう。終了したのが12日の午前5時。渋谷駅の地下のコンコースには家をもっていない人(ホームレスとも言う)が溢れていた。初電の地下鉄に向かうまで10人近くはいました。段ボールをひいて寝ている人達が………終電後の駅構内にはシャッターが閉まり居なかったので、初電前にシャッターが開いてから入り込んだのだろう。その間寒い外で、ハチ公あたりで休んでいるのだろうか?初電に乗り込み田園都市線のT駅で下車するつもりが、1つ先のA駅まで乗りすごしてしまった。3つ前の駅までは記憶があったので、その間の10分間で寝てしまったのだなぁ。反対側の上り線のホームへ乗り換え、寒いホームで次の電車が来るまで15分も待たされた。終着駅の中央林間まで行かなかったから良かったかもしれないけど……今は12日の午前11時、家へ着いてから少しは寝たけど、寝起きは良くない。毎日の生活のリズムの中で、朝方は眠れないものです。花粉症のせいもあって頭は重いし。11日、3月16日付けの人事異動の第一段、内示があった。私の名前無し。1か月先まで生き延びたようだ。でも今回の動いた人を見てみると、私が1か月先に異動する場所はなさそうにも思える。どうなるやら。(笑)
2005.03.11
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ロックという音楽はつくづく楽しいものじゃないと思うよ。人間嫌いであったり、社会生活不適応であったり、引きこもり状態であったり………。ロックって本来そんな状況下の中で生まれてくるもんじゃない!?そういったゴチャゴチャしたものを、吹っ切ろう吹っ切ろうとするための、手段としての音楽。音楽のジャンルの中でもこれは特殊だ。ノイジーなギターだったり、シャウトする金キリ声だったり……毎日が楽しくて楽しくて仕方がないとか、友人がたくさんいるとか、仕事が面白くて面白くて毎日が充実しているとか、学校に行くのが楽しくて楽しくて仕方がないとか……そんなのは、ちっともロックじゃない。学校へ行っても孤立して友だちなど1人もいないとか、毎日がイライラして生活に不満だらけで、ともかく今の状況から何とか抜け出せないだろうとか、そんなことばかりを考える。ロックが生まれる状況としてはこれが最適だ。【ニルヴァーナ】のカート・コバーンは、7歳の時に両親が離婚。それを堺に社会不適応になったのだという。将来に幻滅し自分の置かれている状況を覚った感受性の強い少年は、それから一般の少年とは違いアーティスティックなことを追求し始める。ニルヴァーナというバンドの曲を初めて聴いたのは、「SMELLS LIKE TEEN SPIRIT」という曲からでした。それほど聴いて楽しいものではなかったし、買うほどのものではないなという思いで持っていませんでした。最近リイシューされて日本盤が安くなって売られていたので『NEVERMIND』を買いました。やはり聴いて楽しくなる類のロックではないが、気持ちよさはあります。自分の嫌な部分を見せつけられる思いがする。普段は封印しているからこそ、どうにか通常に社会に入って生活しているのだろうと思う。社会の中でやっていくには、遊び心やいい加減さを持ち合わせていなければならないと思うのですが、ニルヴァーナの激しいロックには、直線的で冗談がない。こういったバンドがメジャーシーンに躍り出ること事態が矛盾を抱えることになる。カート・コバーンは後にこの状況について《怖い》と告白していた。『NEVERMIND』が売れてしまった要因、かつての70年代パンクにもあったような既存のロックシーンの大掃除的役割。クランジというムーヴメントのリーダー的役割。作品としての出来もまとまりがあって聴きやすい。より大衆受けする構成だと思う。ただカート・コバーンはこのアルバムについては、きれいにまとまりすぎていて、洗練されすぎていて聴けたものではない。自分の趣味ではない。と言っているようだ。ロックミュージシャンにとってツアーというものは過酷らしく、その時にドラッグを服用するという事が多いらしい。カート・コバーンもかつてヘロインを1年やっていたのだそうだ。副作用にも苦しめられたというが1993年7月時点ではドラッグは絶っていた。(少なくとも前年の結婚後は)そしてサードアルバム『イン・ユーテロ』を1993年9月発表後、10月から全米ツアーを開始して1994年2月のヨーロッパツアーまで続けられた。1994年3月にローマの宿泊先でドラッグの過剰採取のため昏睡状態に陥る。同年3月ドラッグのリハビリ治療のためロサンゼルスの病院に入院。そして病院から逃げ出したカートはシアトルの自宅にて猟銃自殺を遂げる。ツアー中に何があったというのだろう。このニュースは当時、それほどニルヴァーナには興味がなかった私の耳にも入ってきました。確か一般のニュースにも大きく報道されたと記憶しています。波紋は大きかった。
2005.03.10
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《第1段階》口の中の奥の上部を舌でつつくとツンツンしてくる。これで花粉の飛び始めが分かります。生活する上で、支障は特にありません。慌てて市販の薬を買いに行くのもこの時。《第2段階》薬を飲まないと、くしゃみ、鼻水が止まらなくなる。薬を飲むと、とりあえず、くしゃみ、鼻水は止まる。しかし大半の鼻炎薬は眠気を誘う物が多い。眠くならない鼻炎薬も売っているが特定のドラッグストアにしか売ってない。《第3段階》鼻はむずむずするが、鼻をかんでも鼻水は少ししか出なくて血が混じるようになる。微熱が出始める。症状は初期の風邪に似ていて喉が渇いて少し痛い感じです。熱は37度4分程度出る。この時期になると、私は朝は鼻炎薬を飲んでお昼は風邪薬を飲みます。そうすると熱は下がるのです。(苦笑)違う種類の薬を同時に服用するのはちょっと怖いので。☆先週は雪続きで天候不順だったため花粉症にとっては助けられました。今日、日中外出したら花粉が猛烈に飛んでいたようでした。もうクシャミが止まらなくなった。天気は良かったし気温は高かったしね。こうなると薬は効かなくなります。今週と来週がピークのようですね。外出はなるべく控えなくては。もう30年以上の付きあいです、花粉症と。なので免疫はあるほうかもしれない、頭が痛くなったり気分が悪くなったりはないので重症ではないと思います。もう少しの辛抱だ、頑張ろう!(笑)
2005.03.08
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《3人のマット・ビアンコ、待望の初来日公演決定!》だいぶ前から新聞紙上等でも情報が流れていたので、知っている人が多いと思いますが、今月末にマット・ビアンコが来日します。とは言いつつ、マット・ビアンコの方は私も良くは知りません。バーシアはこの『THE SWEETEST ILLUSION』というアルバムを良く聴いていました。最近ですねバーシアが過去にマット・ビアンコに在籍していたというのを知ったのは。バーシアの音楽もボサノバからジャズ・ラテンと爽やかでトロピカルなサウンドが特徴となっています。リラックスしたい時に聴くと良いなぁと思います。この手の音楽はあまり持っていないので貴重です。近いところでは【マンハッタン・トランスファー】あたりでしょうか。よりサロン・ミュージック的にも聴くことが出来るサウンドなので広く勧められます。初めてバーシアを知ったのは「DRUNK OF LOVE」という曲が、MTVで流れたからだったと思うけど、歌の上手さ表現力の豊かさには驚かされました。ポーランド出身で1984年にマット・ビアンコに参加、1987年にはソロに転向したようです。昨年(2004年)アルバム『MATT’S MOOD』で再びマット・ビアンコに返りざき、そして今回の来日となった模様です。「DRUNK OF LOVE」はアルバムの1曲目にありますが、これ以外でも素敵な曲が目白押しですね。「YEARNING」、バーシア1人の多重録音でしょうけど厚いハーモニーが素晴らしい。「THE SWEETEST ILLUSION」のようにファンキーなナンバーでも、余裕のヴォーカル振り。アルトやテナーサックス、トロンボーン、トランペットが鳴り響く、ダンス色の強い「MORE FIRE THAN FLAME」、これも最高です。フレンチホルンの響きが可愛らしく、力を抜いて空間に漂っていたいなぁと思わせる「SIMPLE PLEASURES」。さりげないストリングスアレンジメントにハーモニー、コーラスが絶妙に絡み合ってなおもリズミックにスィングする「MY CRUEL WAYS」。どれも完成度が高くて素晴らしい。さてこれからマット・ビアンコの情報収集でもすることにします。(ニヤリ)
2005.03.07
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オーストラリアはメルボルン出身のバンド【JET】(ジェット)、最近のバンドなのにこんな古くさいロックンロールをやる連中がいると思うと嬉しくなってしまいます。この音はコンサート会場で良く耳にする音だ。PA(パブリック・アドレス)と言うのだけど、これは主に拡声を目的にした音響装置の事で高能率、高耐入力、高出力が特徴です。よく家で聴くコンポの音と、ライブ会場で聴く音とは聞こえ方が違うと思うことがあると思いますが、家庭用のコンポの音は高能率・高出力である必要がなく、(遠くまで音が届く必要がない)小さな音圧でも音像が明瞭に聞こえなくてはいけないので高性能が要求されます。PAは逆に高出力で音像が聴きとれればいいので、いわゆるハイファイな音ではない。従って会場の一番前あたりに位置してしまうと、ベース音ばかり耳についてしまい荒っぽい音がします。ホールの中間からやや後ろがベストポジションとなる場合が多い。でもこれは70年代80年代の例で、今時のライブコンサートは音響的音場的にも進化していてどの席でも洗練されて繊細な音が聞けるのかもしれない。JETのこのアルバムは、そんな古くさいPAの音を再現している、今となってはかえって新鮮な響きに聞こえるから不思議なものです。スタジオ録音のCDでもライブ会場の乗りを実現しているから面白い。60年代後期から70年代にかけての【ローリング・ストーンズ】、あるいは【ステイタス・クォー】【ACDC】あたりのロックの影響が強いと思う。この〔最強版〕にはDVDでライブ映像が5曲入っていて、これが素晴らしいのです。スタジオ録音のCDでは分かりにくい、迫力が満載。JETはライブで魅力を発揮するバンドなんだなぁと再認識しました。特に『BIG DAY OUT ‘04』でのものが素晴らしい。「HEY KIDS」「COLD HARD BITCH」の2曲を雨中で演奏、アンプ近辺から湯気がもうもうと上がったりして、熱気が伝わってくる。フジロックフェスティバル’03からも1曲「ARE YOU GONNA BE MY GIRL」を。《ARE YOU GONNA BE MY GIRL》♪膝まである黒いブーツ 長い茶色の髪 人を寄せつけない目つきも 最高にいかしてる 家まで 連れて帰りたいのに べつの男がそばにいる ろくに言葉も かわさないうちに おまえはどこかへ消えちまう なあ 俺の女にならないか 魅力的なおまえを俺のものにしたいんだ♪こりゃロックには定番とも言える、すけこましの歌だ。こんな詩をロックのビートに乗せてシャウトするってのは男にとっては、最高に気持ちいい事なんですけどね。そういえばフライングVを弾いていたギターリストはACDCのTシャツを着ていましたぞ。 例外的に「LOOK WHAT YOU’VE DONE」なんてピアノが美しいバラードも出来る、この曲は何処かしらビートルズぽかったりします。まだまだ先が楽しみなバンドです。ライブ行きたいな。
2005.03.06
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以前から、ちょっとだけ気になっていたDVDがありました。ヘヴィメタル界の帝王オジー・オズボーンの家庭生活を録ったビデオ、『オズボーンズ1stシーズン〈コンプリート〉』です。ロッカーの家庭生活はどんなかなーという覗き見趣味的な面もあるのですが、気になるではないですか。激しいヘヴィメタのバックグラウンドには何があるのだろうかなんて。作品の手がかりを知るのにはとても重要ですよ。割腹絶倒の奇想天外なオズボーン一家らしい。娘のケリーはオジー・オズボーンにそっくり。想像しにくいですがゴミ出しをするオジー・オズボーンなんて家庭的なシーンもあるらしい。早く見てみたい。さてオジー・オズボーンですが、70年代の【ブラック・サバス】時代から私は好きでした。初めてのヘヴィメタ体験もこのバンドからだった。たいていのハードロックバンドというのはブルースがルーツにあったものですが、ブラック・サバスにはそういったものは感じられなかった。特異な存在でした。サバス時代は13日の金曜日にアルバムを発売するなど悪魔や黒魔術崇拝者のイメージをまといながら独自のハードロックスタイルを築きあげていました。剃刀のごとくスパッスパッと切れ味鋭い気持ちの良いロックに酔いました。90年代以降のラウドロック、クランジ、オルタナティヴへの影響も絶大ですね。この『THE ULTIMATE SIN』は1986年作のソロアルバムですが、サバス時代のオジーと比べても遜色はありません。メロディアスな楽曲がしめます。ヴォーカルの深みは相変わらず健在、癖はなくなっているが聴きやすさは増している。ギターはジェイク・E・リーという人らしいが、オジーの個性を妨げることなく演出していると思う。シングルにもなった「SHOT IN THE DARK」はホップだし、「KILLER OF GIANTS」のようなスケール感の大きな曲もあり楽しめる。ギターが少し平坦なのが不満と言えば不満。もっと細かいリフを刻むような奏法だと、迫力と凄みがでる。でもそれだとトニーアイオミのブラック・サバスになってしまうか。さて『オズボーンズ1stシーズン〈コンプリート〉』ですが、放送禁止用語の4文字言葉も連発されているようなので、そっち系で刺激を受けたい方(私も)は是非鑑賞になって!(笑)
2005.03.05
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さて後編です。さいしょさんが《マイケルが亡くなったのを知った時は本当にショックでした》とレスしてくれたのでもう書くことないです。(そーでなくて)笑。MTVというのは、ワーナー・コミュニケーションとアメリカン・エクスプレス社が出資したケーブルテレビ向けのチャンネル供給会社が配給元となって作られた、ロック中心の音楽番組の事です。1981年の事でしたが、日本でもTVK系列でソニーミュージックテレヴィジョンがフジテレビ系列でも深夜MTVとして放送されました。一番最初に流された映像が【バグルス】の「ラジオスターの悲劇」だそうです。この曲の内容は《あなたはラジオスターだったが、ビデオに殺された》といったもので、その後のMTVの影響を予見するような内容の歌詞でした。それまでアメリカ以外の国のアーティストがアメリカで成功するには、レコードを出して宣伝のために、まめにコンサート行わなければならず、時間と労力と費用がかかるものだった。それを解決したのがプロモーション用のビデオを作成しMTVに流すことであった。ヴィジュアル的に華やかだった【カルチャークラブ】や【デュラン・デュラン】音的に親しみやすく分かりやすかったエレクトロニックポップの【ヒューマン・リーグ】などがMTVに乗り成功した人達でしょう。そしてオーストラリアのバンド達もMTVにより続々紹介されていった。【メン・アット・ワーク】【ミッドナイト・オイル】【イン・エクセス】【アイスハウス】【クラウデッド・ハウス】と。中でもイン・エクセスは最も成功したバンドだった。『KICK』の大ヒットにより文字通りオーストラリアのNo.1バンドになった。アルバムからは「NEED YOU TONIGHT」が全米No.1、「DEVIL INSIDE」は全米No.2、「NEW SENSATION」が全米No.3に輝く。 知られるきっかけはMTVとしても、ロックとして魅力がなければなんでもない。イン・エクセスが支持されたのは、【ローリングストーンズ】に近いシンプルなロックンロールに80年代的洗練さを持ち合わせていたから、テクノ系の音に飽きられてきたから……等ではないか。さらにマイケル・ハッチェンスの男っぽさと色気のあるヴォーカルも良かった。サウンド的にもヒップホップの要素を取り入れたミックスヴァージョンの「NEW SENSATION」「GUN IN THE SKY」やダンスヴァージョンの「NEED YOU TONIGHT」ソウルフルな「MOVE ON」のミックスなども発表していて、時代の先取り的な事もやっている。私的に言ってもこれらのミックスヴァージョンは素晴らしくて大好きです。そして1987年の『KICK』の大ヒットから1997年まで4・5枚のアルバム制作をして、1997年11月ホテルの一室でマイケル・ハッチェンスは自殺してしまったと言われています。原因については書かれている記述を読んだことがないので知りません。70年代はドラッグによる死、事故によるものが多かったような気がします。自殺で記憶にあるのは【バッド・フィンガー】のピート・ハム、【ニック・ドレイク】、【ジョイ・ディビジョン】のイアン・カーティスあたり。3者とも自ら死に追いつめていった重さや暗さ(神経質で生真面目、繊細な性格)を感じますが、マイケル・ハッチェンスは分かりません。聞き込み不足かもしれないけど。(知っている方は教えてください)そういえば90年代はカート・コバーンもビリー・マッケンジー(ASSOCIATES)も自殺でした。
2005.03.03
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元ロッキングオンの編集長で音楽評論家の渋谷陽一氏によると、80年代のロックは暗黒なのだそうだ。ロック的なるものとは反権力主義、純粋主義、理想主義を暴力衝動とセンチメンタリズムに乗せて表現する大衆表現という事だそうである。80年代にはそういったバンドが少なかったという事が言いたいようである。確かに80年代はMTV世代と言われ、商業主義とコマーシャリズムの中で大物バンドは骨抜き状態に陥っていたようでもある。対極にはインディーズというのも地味ながらにもあったとは思うけどメジャー系ではロック的なるものはなかったですかね。そんな中でも【U2】は例外だったとも言っている。他に80年代のメジャー系の大物バンドと言って思い付いたところでは【フォリナー】【ジャーニー】【トト】【ホール&オーツ】あたりか。フォリナーは英米混成チームだし、いまいちコンセプト色は感じられないし、ジャーニー、トトに至っては産業ロックなんて馬鹿にされるような言葉が生まれてしまったし、ホール&オーツはソウル色が入って純ロックバンドとは言いがたい。英国のニューウェーブ系に目を移せば【デュラン・デュラン】はファン層が女の子寄りで偏っていたようだし、だいいち別ユニットでの活動が目立ったりで不安定。【スミス】もファン層は特殊だったような気もしてアメリカでは受けていないでしょ!?《80年代のロックは暗黒》フーン悔しいけどそうかも……(笑)まぁね、70年代前期の【レッド・ツェッペリン】や【ピンク・フロイド】は巨大でカリスマでしたから。MTVなんかなくても、社会的なパワーは感じたな。「ロック聴いているなんておかしいんじゃない、不良だ」みたいな。突如話は飛びます。(笑)オーストラリアのバンド【イン・エクセス】です。上にあげた80年代のバンド以外で大物だと言えるバンドにイン・エクセスも含まれるのではないかなと私は思うわけです。オーストラリアという地域性、状況からいってイギリスやアメリカのロックシーンからのしがらみ(影響)が少なく、自由にやりたいロックをやれていた連中ではないかと。この『KICK』というアルバムのパワー感は物凄いと思う。ロックってほんとはもっとシンプルでストレートなものなんじゃないかなと考えさせられる。ロックの原点に立ち返った音、このアルバムは全世界で900万以上売れたという大ヒットアルバムです。…………………………………………………………とここで、この後仕事に行かなければならないのでここでお終いです。続きは後編という事で。。。。ちなみに後編書く段階になるといつも気分が盛り下がっているので期待しないでください。(笑)
2005.03.02
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楽天日記が一日3件も書ける?そんな、私を一日楽天日記付けにするつもりですか?やめてください。今だって日記一件書いてぐったりきてるのに。(書かなければいいじゃない)それもそうだ。(笑)
2005.03.01
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最近【マルーン5】や【ブルー】のアルバムを良く聴いているのですが、ヴォーカルの節回しなどがスティーヴィー・ワンダーぽい(影響があるのか)なぁと思うところがあって、また再評価といいますかスティーヴィー・ワンダーを聴きたくなり聴いているのです。やはりスティーヴィー・ワンダーの絶頂期と言ったら、有名な3部作とそれに続く『キー・オブ・ライフ』の頃でしょう。「迷信」は格好良かったな。当時この曲が入っているアルバム『トーキング・ブック』を買おうとして何故か間違えて私は『ファースト・フィナーレ』の方を買ってしまいました。実際は『ファースト・フィナーレ』よりも『キー・オブ・ライフ』の方が気に入っていたのですが、今あらためて聴いてみると『ファースト・フィナーレ』の方がいいんです。『キー・オブ・ライフ』の方はポップ過ぎるというか、エンターテイメントに徹しているというか完成度が高すぎて、近寄りがたいところもあります。『ファースト・フィナーレ』のどの辺が良いかというと、スローなテンポの流れの中でドヨヨーンと漂うところが何とも心地よいのです。キーボードの音もちょっとチープな安っぽい音なんですが、そこがベストマッチングです。最近のエレキピアノでも、もっとシャープな音が出るしね。「Heaven Is 10 Zillion Light Years Away」は名曲です。ドヨヨーンとしながらも、ジワジワ来るんだなぁ。さらにさらに「Too Shy To Say」です。これもまた宇宙の彼方にドヨヨーンと漂ってしまいます。身体がフワっと浮いて、今にも安らかな眠りにつけそうな心地よい響き。「Boogie On Reggae Woman」はタイトルはレゲエだけどそんなにレゲエぽくない。軽いサロン風のブギウギ、ジャズナンバー。女性コーラスの入り方とハーモニカが鳴る雰囲気たっぷりの「Creepin」も良いです。そして「You Haven’t Done Nothin’」この曲は「迷信」とよく似たファンキーなナンバー、アルバム中一番乗りが良い曲です。8曲目の「They Won’t Go When I Go」は重厚なピアノの響き、悲しげにも聞こえるスティーヴィーの声だけど、力強いメッセージソングにも聞こえて、アルバムを引き締めるには最適な配曲。9曲目には明るくコミカルなリズムの「Bird of Beauty」となって、ラストの「Please Don’t Go」はハーモニカとコーラスが華やかでスティーヴィー・ワンダーの歌も踊っています。『トーキング・ブック』『インナー・ヴィジョンズ』『ファースト・フィナーレ』と続く3部作、1974年作の『ファースト・フィナーレ』はスティーヴィー・ワンダーという宇宙の最初の完結であり、最高の癒し系のアルバムなのです。ちなみに『トーキング・ブック』『インナー・ヴィジョンズ』は持っていません。そのうち買います。(笑)
2005.03.01
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