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ファンカラティーナという、ファンクとラテン・ミュージックを融合したお洒落なダンス・ミュージックを表した言葉があるようで、1980年代前半にはそんな音楽が話題になっていました。マット・ビアンコはそんなムーヴメントの中心的なグループだった。オリジナルメンバーはダニー・ホワイト(キーボード)、ティト・ポンキオーニ(ベース)、マーク・ライリー(ヴォーカル)、バーシア(ヴォーカル)の4人。しかしメンバー・チェンジを繰り返して87年には新たにキーボード・プレイヤーのマーク・フィッシャーとマーク・ライリーの二人組として、マット・ビアンコは活動していました。そして2004年【マット・ビアンコ】はオリジナルメンバーの中の3人マーク・ライリー、ダニー・ホワイト、バーシアで再結成されました。結成当時のマット・ビアンコは知らないのですが、このアルバムで聴けるラテンのリズム、ボサノバ調のナンバーはダンサンブルで軽快で、爽快、気持ちが良いことこの上ありません。バーシアのヴォーカルもソロ作と比べると、しっとりと歌い上げていて聴きやすい。マーク・ライリーとのハーモニーの相性も抜群です。最近ノイジーなギター・ロックの反動もあって、こんなラテンやボサノバ、ジャズのグルーヴが心地良くて、この手の音を好んで聴いてます。音もアコースティックでクリアーだし、落ち着ける音です。ピアノやフルート、ベースなどアンプ(イフェクター)を通さないダイレクトな生音がどれだけ素晴らしいか、再認識してしまうのです。楽器と楽器の響きの間に佇む静寂感が何とも言えないです。そして無理なく自然に体が動き出すダンスのグルーヴ。「LA LUNA」最高です。《LA LUNA》♪ラ・ルナー軽度の狂気かしら ラ・ルナーあなたは私を暗闇から連れだしてくれるの 前に進もうとしたけれど あなたがいなければどうすることもできない あなたは私の手を引いてくれる光 あなたが呼べば私はすぐに行くわ 月光の下で 月光の下で しっかりと抱きしめていてね ダンスが終わるまで このような夜は けして私を離さないでね 月光の下で 月光の中でダンス 宇宙の全てを あなたは全てを見下ろしている 私を守ってくれているって分かっているわ♪ファンカラティーナ探しの旅は、これからも続けていきますよ。次は【ジプシー・キングス】かな。(笑)このアルバムをチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.29
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ピート・ドハーティのユニット【ベイビー・シャンブルズ】のJapan Onlyのミニ・アルバムです。プロデュースが【クラッシュ】のミック・ジョーンズと言うこともあり、クラッシュの初期の音に似ている。最近の若手バンドの中では、一番パンクに近い乗りだなと思った。「FUCK FOREVER」って過激なタイトルだなと思ったけど、日本盤の対訳は「永遠に消えてくれ」でした。違うと思うんだけど………多分自主規制したのでしょう。「やり続けたい」が本当!?【リバティーンズ】のセカンド・アルバムのジャケットで見たピート・ドハーティの姿は童顔で赤ちゃんみたいだなと思った。成長を止めてしまった人間の姿のようで……。社会に背を向けてしまったのか、不適合になってしまったのか分からないけど、ギリギリの所まで来てしまっているという感じがあります。「EAST OF EDEN」という曲の中で〔ある男は裕福な家に生まれ。ある男は貧乏な家に生まれる。でも貧乏な生まれ方をしても他の意味で満たされている〕というフレーズがあります。ドラッグの作用を含めた悟りの極致みたいで、少し怖いです。ピート・ドハーティのドラッグ癖が直らない限りリバティーンズは再結成しないと相棒のカールは言っているようですが、このアルバムを聴く限りは当分再結成はないでしょう。ドラッグ使用でどうにか平衡が保たれているという気がするんですね。ジム・モリソン(ドアーズ)やイアン・カーティス(ジョイ・ディヴィジョン)の二の舞にならないことを祈るのみです。人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.28
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昨日は徹夜、今夜も徹夜という事で、眠気と疲れでまともな音楽日記書けそうもないので、ちょっとだけつぶやき日記です。うちの会社では、最近やたら時間外労働とかに厳しくなってきて、45時間を超えてはいけないと厳しく管理されています。それは別にいいんだけど、それほど仕事人間ではないから。でも人間の数が増えないのに仕事量は確実に増えている。それも別に多少はいいんだけど、自分の専門(担当)以外の仕事をやらざるを得ない状況というのがどうも。。。です。なんだか疲労度が全然違うんだな、これが。初めてやるような仕事ばかりだから余計に。ちなみに8月は夏休みと休暇消化月間で労働時間は172時間だった。通常は200時間くらいかな。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。今後購入予定のアルバム編◎【フランツ・フェルディナンド】のセカンドアルバム。ファーストシングルがとても良かった。明日発売か!◎【ジプシー・キングス】のベスト盤→最近発売されたベストです。◎【JAMES BLUNT】『BACK TO BEDLAM』→日本盤はいったいいつ出るのか。◎【McFLY】の新譜→餓鬼向けバンドと馬鹿にしてはいけません。成長してます。この4枚が今一番欲しいです。他には【エコー&バニーメン】の最新作や【CAKE】のアルバム、フォークでは【スティーライ・スパン】レゲエでは【UB40】のベスト盤も欲しい。ニューウェーヴでは【アソシエイツ】【バウハウス】も欲しいのですが未だに買えてません。プログレでは【フループ】の2枚組ベスト盤や【キャメル】のファーストアルバムも欲しいのだけど……(笑)クラシックロックでは【シンリジィ】や【ジェフ・ベック・グループ】の初期の2枚のアルバムのカップリングも気にはなっているのですが、手つかず。(笑)60年代では【ロネッツ】のアルバムが欲しいな。キリがないのでこの辺で止めておきます。(笑)
2005.09.27
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涼しくなってきました。東京地方の明日の最高気温は23度だそうですよ。先ほど慌てて明日着ていく長袖のシャツを押入の奥から出してきました。4・5着出したけど、どれを着ていくかまだ決まってません。ギリギリまで悩みそうです。さて、そんな秋本番の季節に、爽やかでエキゾチックなアルバムの紹介です。サンフランシスコ出身の二人姉妹【ウェンディ&ボニー】の『GENESIS』というアルバムです。ウェンディは当時17歳でボニーは13歳でした。名字はフラワーと言って、サンフランシスコ出身といい、60年代中期から後期にかけてのフラワー・ムーヴメントと偶然にも一致していますが無関係です。音はやはり60年代中期から後期にかけてのサイケデリック風。特にオルガンがチープでそれっぽい。ウェンディ&ボニーのハーモニーは高低が明確に別れていて、かなりのテクニシャンだという事が分かります。参加ミュージシャンのうち、ギターがなんと後にフュージョン・ギターリストとして有名になる【ラリー・カールトン】ですが、地味で弾きまくってない。ドラマーには【ジョン・レノン】のソロアルバムにも参加することになる【ジム・ケルトナー】です。このアルバムは1968年に録音され、1969年に発売されたそうですが、時代的には少し出遅れたのではないか。もう少し2.3年前に発表されていたのならば、もっと評価されたのではと思わせます。流行の末期の音という感じがするのですが……浮遊感もあるし夢心地にもなります、が眠気を誘うものもあります。1曲目の「LET YOURSELF GO ANOTHER TIME」のようなオルガンが全面に出ているスリリングな曲の方が私は好みです。それからこのCDはリマスターされているかと思いますが、音がクリアーすぎると思う。もうちょっとナローレンジの方が、暖かさや優しさが全面に出て気持ちの良いアルバムに聞こえたと思います。ウェンディ&ボニーは結局このアルバム一枚を出したきりで、その後は消滅しました。ボニー・フラワーは【バングルス】が再結成するときに、ドラマーとして誘われたそうですが断ったという話しです。子供の頃にあまりに完璧に完結した作品を創造すると、大人になってそのイメージから脱却できず行き場を失うという例かもしれませんが、定かではありません。ソフトロック好き、サイケ好きにとっては避けて通れない名盤の内の一枚なのは確かかも。このアルバムをチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.26
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ようやく【ローリング・ストーンズ】の新譜『A Bigger Bang』を買いました。1曲目「Rough Justise」から3曲目「It Won’t Take Long」まで聴いたところで、ここ最近のストーンズサウンドと明らかに違う事が分かった。それはタイトでシャープ、ドライブ感に溢れたロックンロールナンバーが聴けたのだった。80年代中期以降のストーンズサウンドは、どこか栄養の採りすぎた中年太りの男がやっているロックンロールという感じで、先の尖ったナイフと言うよりも持て余し気味の大ハンマーを振りかざしているような印象を持ったものだった。ホーンやブラスなどがなくなり、バンドサウンドの原点に帰った事が大きいのだと思う。ギターサウンドがLchとRchに別れている曲もあって、キース・リチャードとロン・ウッドのギター感性の違いが分かって聴き応えがあります。「It Won’t Take Long」などがそうだ。この曲のスライドギターは実にカッコイイ。 シングルにもなった、4曲目の「Streets Of Love」はバラード。これは「悲しみのアンジー」や「涙あふれて」等とも共通するアコースティック・ギターをフューチャーしたお得意の泣きのバラードです。《Streets Of Love》♪通り過ぎる車から大音量の音楽が流れ バーではカップルが俺を見ていた バンドがちょうど結婚行進曲を演奏し始めた。 角の店で 悲しみを癒す 女が踊りに誘う お金なんていらないわと言う またチャンスが与えられたのかもしれないな 愛という名のストリートを歩いてきたが そこには悲しみが満ちていた それでも俺は愛という名のストリートをずっと歩み続ける 愛という名のストリートを歩いているのさ そこには悲しみが降りそそぐ♪中年男の哀愁が満ちたラブソングですね。様々な出会いと別れを経験した者が歌えるラブバラードでしょう。続いて「Back Of My Hand」では渋いブルースナンバー。ハーモニカはミック・ジャガーが演奏しているそうだ。「Biggest Mistake」はミッドテンポのロッカバラード。ハミングとオルガンが切ない。ここまでで丁度半分の8曲。飽きさせないバラエティーに富んだ楽曲は見事です。以下全16曲大盤振る舞いのアルバムです。これは『メインストリートのならず者』に継ぐ曲の多さです。聴き方としてはぶっ通しで聴くよりは8曲ずつ分けて聴く方が良いと思う。結論を言うと、近年まれに見る秀作に仕上がっていました。新しい冒険をするよりも、この方向のほうがストーンズのファンには愛されるのではないでしょうか。このアルバムをチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.25
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70年代80年代に良く聴いていたアルバムのCD化計画。【ケイト・ブッシュ】の『Never for Ever』もその中に入ります。1980年当時、はまりまくって良く聴いていたアルバムです。LPなので、ターンテーブルにレコードを載せるのがめんどくさくなって最近は聴いていませんでした。ケイト・ブッシュは1978年“デイブ・ギルモア”の秘蔵っ子、デヴュー!“というキャッチ・コピーでデヴューしました。私もこれに注目して関心を持ったのですが、デイブ・ギルモア(ピンク・フロイド)とケイト・ブッシュの可憐なイメージとが合わなくて不思議な感じがしました。ケイト・ブッシュにはパディ・ブッシュというお兄さんがいて、兄が妹の才能を高く評価していて、レコードデヴューのきっかけを待っていました。パディ・ブッシュの知人リッキー・フーバーの紹介でデイブ・ギルモアと出会い、ケイト・ブッシュの歌を直接聞かせたところ、ギルモアは彼女の才能に惚れ込んでしまい、デヴューまでのデモテープ作りからEMIへの紹介まで全面的に協力するようになった。という事らしいのですが。。。まぁ、他のミュージシャンでもケイト・ブッシュの歌にはビックリしたと思いますけどね。今まで聴いたことがないような独特の発声、少女っぽい可愛らしい声なのだけど、声が裏返ってシャウトしてしまったり、アクセントの付け方が独特で刺激的です。サポートするサウンド面はクラシカル。Bodhran(バウロン)というアイリッシュ・ミュージックによく利用される楽器などが使用されています。この楽器は打楽器の一種で片側のみに皮を張った太鼓のようなもの。ビーターと呼ばれるスティックで叩いて音を出します。裏側でチューニングが出来るような仕組みになっています。日本にも昔〔タライ〕という似たような物もありましたが……(笑)昔母親がこれで洗濯してました。(あなたいったい歳いくつ?)笑↓ハイ、こんな楽器です。↓日本の盥(たらい)はこんな物です。
2005.09.23
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洋楽からのソフトロック繋がりで日本のソフトロックを聴きたいと思った。とりあえず【赤い鳥】でも聴こうと思い、アルバムを探してみたのですがほとんどのオリジナル盤は廃盤になっているらしくて、発売されていません。確実に手にはいるのがこの『GOLDEN☆BEST』です。代表曲の24曲が収録されていて、お得なベスト盤なのですが………よく眺めてみると、有名な「竹田の子守唄」が入ってない。何故?色んなレヴューを読んでみて、分かった衝撃の事実。それは。。。。「竹田の子守唄」は放送禁止曲になっていたのだ!!!そういえば………そんな記憶が………かすかに………甦ってきました。「竹田の子守唄」は1960年代の半ば、フォークサークルの間で親しまれ、歌いつがれた曲で、赤い鳥がコンクールでこの曲を歌い、ヒットし全国的に有名になった曲でした。《竹田の子守唄》♪守りもいやがる 盆から先にゃ 雪もちらつくし 子も泣くし 盆がきたとて なにうれしかろ 帷子はなし 帯はなし この子よう泣く 守りをばいじる 守りも一日 やせるやら はよもゆきたや この在所こえて むこうに見えるは 親のうち むこうに見えるは 親のうち むこうに見えるは 親のうち♪だいたいの歌詞の意味は「守り子に来た私も嫌になる、旧盆から先は雪もちらつくし、背中の赤ちゃんも泣くし、辛くて厳しい。もう奉公はやめて山向こうの親の元(家)へ早く帰りたい」でしょうか。この曲で問題になったのが在所という言葉で、これは田舎、故郷という意味と、京都では被差別部落を指す言葉にもなるというのです。竹田は京都の伏見区竹田であると言われていて、この唄は竹田の被差別部落に生まれたおばあさんの歌を元にして楽譜がつけられ広められたと言われています。歌が有名になるにつれて、被差別部落の歌であるという事実を知ったメディアは過敏に反応しました。「部落をテーマにした歌のようだから、(放送などで紹介するのは)やめておこう」という形でウワサは広まっていったようです。つまり面倒な問題には巻き込まれたくない。「臭い物には蓋」的考えが支配し、自粛の方向にいったようです。この問題にも現れているように、いかに日本のメディア(音楽シーン)が保守的で閉鎖的かが分かろうかというものです。ブルースにしてもジャズにしてもそこから発展したロックにしても、音楽が生まれる根底にあったのは黒人等への差別的な状況から生まれたものではなかったのか。それらを聴いた平民である人々が問題意識を持ち、美しく切ない歌、音を聴いて心が揺さぶられて、意識改革をして世界を変えていく。それが音楽の持っている武器なのではないでしょうか。放送禁止なんてとんでもないと思うし、ましてやレコードから削除してしまうなんてもってのほかです。早期に復活して挿入される事を望みたいです。「竹田の子守唄」が入っていないのは残念ですが、赤い鳥の曲の素晴らしさには変わりはありません。「誰のために」という曲の中で《私は誰のために生まれて来たのか》というフレーズがありますが、《生きる意味を私は探していた、あなたにめぐり逢って答えを知ったわ、あなたを愛するため生まれてきたのよ》という詩がとても好きです。(笑)他にも「翼をください」など、名曲がいっぱい。珠玉の24曲です。このアルバムをチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.22
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5年振りの運転免許証更新のため、明け番を利用して二俣川まで行きました。今まではゴールドカードだったけど、2年前に違反しているので今回は駄目なんだろうなと思いました。それは忘れもしない2年前の夏、北海道旅行の時だ。場所は函館。レンタカーで気持ち良くドライブしていたら、道路脇から出てきた警察官(茂みで見えなかった)に呼び止められ、速度超過の切符をきられたのだった。60キロ制限の道路で18キロオーバー、道は広く車はまばらでとても60キロで走っていたらストレスが溜まりそうなところだった。観光客狙いの取り締まりとしか思えなかった。反則金12000円払ったのかなぁ。新しい免許証を見てみたらゴールドではなかったけど次回更新は5年後でした。なんだ、これだったらゴールドでなくてもいいじゃん。貰った交通の教則を見てみたら軽微な違反1回は5年後の更新でいいみたいでした。5年も経つと細かい改正がいろいろとあるみたいですね。罰則金が大幅に増加しているということを講習の時にも説明されました。あと申請書に写真を貼らなくてもよくなった。これはいいですね。講習の時に見たビデオがドラマ仕立てで、俳優さんを使っていました。それも著名な国広富之が主役のビデオ、見栄春も出ていたなぁ。タイトルが『ママは帰ってこない』(だと思った)笑。お話は国広の奥さんが自転車で買い物に行く途中、横断歩道でトラックに惹かれ意識不明の重体、入院するが亡くなってしまう。残された家族は子供3人、受験シーズンの長男(中学3年生)にその妹(小学校高学年か中1ぐらい)と次男が5歳ぐらい。母親が居なくなってからは毎日がコンビニ弁当、長男の成績はがた落ちで志望校の変更を余儀なくされる。ある日仕事が忙しく次男を保育園に迎えに行けなくなった国広は、長女に迎えにいくように自宅に電話をかける。長女は次男を迎えに保育園に行き、一緒に帰るが土砂降りの雨の中を傘もない状態で家まで帰ってきた。その夜高熱を出した次男、国広は仕事を3日間休まなければならなくなった。そして仕事と子育ての両立が出来なくなった国広は次男を遠いお祖母ちゃんの家に預ける事を決断するのだった。ラストは駅での別れのシーン。学校が遅くなり間に合わなかった長女、長男は長女を列車が見える土手まで連れて行った。車内にいた次男と付き添いの国広の弟(見栄春)、二人は土手でサヨナラの手を振っている長男と長女を発見。次男も車内から最後の別れをするのだった。~THE END~とまあ、こんなお話でした。交通事故による家庭の悲劇を訴える物語でした。悲しくなって私泣きそうになりましたよ。(笑)公安委員会もついに情に訴える作戦できたか。もっともこれは優良運転者と一般運転者を対象にした講習でしたので、違反運転者の講習ではもっとどぎつい事故のビデオとか見せられるのかもしれません。これから運転免許証更新をされる方、ビデオのお話をしたので、もう講習受ける必要はありません。(そんなわけない)笑では皆さん安全運転で。。。。。人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.21
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前作『インヴィジブル・タッチ』の世界的な大ヒットの後、5年振りに発表された『WE CAN’T DANCE』。これはフィル・コリンズ在籍としては最後になったわけで実質的に【ジェネシス】のラストアルバムと言って良いのではないでしょうか。ポップ路線の頂点を極めた『インヴィジブル・タッチ』だったけれども、従来のジェネシスらしさは影をひそめ、今はほとんど聴くことはありません。しかし、『WE CAN’T DANCE』で一変、このアルバムを初めて聴いた時は嬉しかったな。ジェネシスの個性だった叙情性と繊細さが復活、ドラマチックな大作の復活に、ジェネシスはやはりジェネシスだったんだと胸を和ませたのでした。ジェネシスというのは、ブリティッシュ・ロックの流れのなかでは特異な存在である。70年代のプログレ全盛時には6番手7番手以降のバンドであって、マニアックなファンは居たもののメジャーな存在ではなかった。70年代後半数多く消えていったプログレバンドを尻目に80年代に入っても自分たちのスタイルを崩さず、ジェネシスサウンドを確立した。主要メンバーであった【ピーター・ガブリエル】脱退で一回目のサウンド変化、【スティーヴ・ハケット】脱退で二回目の変化。メンバー脱退をプラス方向に作用させてしまった才能。より聴きやすいジェネシスサウンドが確立されていった。でもフィル・コリンズの声、トニー・バンクスのキーボード、マイケル・ラザフォードのギターには流行に流されない一貫したものがあった。3人のアンサンブルによる構成美、構築美、メロディーの美しさは70年代から持ち合わせていた共通項です。『WE CAN’T DANCE』は1991年という、クラブシーンへ近づいていったロックシーンへの皮肉ともとれるし、確固たる信念を世に知らしめたともとれます。「I CAN’T DANCE」の中でも、私の唯一の魅力は踊ることでも喋ることでもなく、ここに立って歩くこと、自分の全てを売ることであると言い切っています。3曲目の「DRIVING THE LAST SPIKE」は10分8秒の大作。歌詞も壮大。〔19世紀初め鉄道建設のために泣く泣く家族と別れて、夜を徹して働く男。つるはしとシャベルと新しい使命を手に線路を敷いていく。若者達はワゴンを押しトンネルを掘り、大地の形を変えていった。ある日事故が発生し、岩は崩れ雨のように降りそそいだ。岩は働く若者達を呑み込んでいった。男は危うく難を逃れたが、絶望に打ちひしがれた。夜になっても作業は続き、危険はいつも背中合わせ、寝床は星空の下だ。それでも誰一人将来を怖がる者はいない。〕こんな内容の曲です。凄いですね。ドラマですね。ラスト12曲目の「FADING LIGHTS」も10分18秒の大作です。ちょっぴり切ない別れの曲です。これをフィル・コリンズが作った曲だとすれば、出来すぎです。《FADING LIGHTS》♪これが別れの時だったなら全てが違っていたかもしれない もしも全てをやり直せたなら でも今は何もかもが想い出となって色褪せていく 遠く、遠くで光が消えかかっている そうやって私達は変化する世界の真っ直中に取り残される これが人生だということを覚えていて欲しい 永遠に終わって欲しくない物語も いつかは最後のページをめくらなければならない でも必ず明日は来ると自分を偽りながら私達は生き続ける また一つのハロー、また一つのグッドバイ もう二度と見られないものも多くある 無駄だと信じていた過去の日々も 後になって大切なものに見えてくる♪フィル・コリンズがジェネシスを脱退するとは思っていなかっただけにショックでした。明るいキャラだったし。確かに『WE CAN’T DANCE』はトニー・バンクス色の強いサウンドにも思えるから、フィルの意図したものではなかったのかもしれない。次作ではコリン・ウィルソンという人がヴォーカリストで迎えられたけど、話題にはならなかったし音もクロスオーバーぽくて、とてもジェネシスサウンドと言えるものではありませんでした。この人も今は脱退してしまったようです。その後新作が出ていないという事は、フィル・コリンズ以外でジェネシスに相応しい人がいないという事を残りの二人が分かっているという事ではないのかな。最後にジェネシスファンを代表として、一言して終わりましょう。「おーい、フィルおじさん早くジェネシスに戻ってこいよー。髪が薄くなる前に。(もう充分薄い)」笑。このアルバムをチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.19
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これもいいですね。このアルバムも最近の愛聴盤です。少年時代【スペシャルズ】などを聴いて育った子供たちが、今スカ(2トーン・ムーヴメント)第2世代として、イギリスのロックシーンを大いに盛り上げている。1980年代以降に生まれた若い人達には、スカを現体験で聴いたことはないだろうし、【ジ・オーディナリー・ボーイズ】のロックには新しさを感じるだけなのかもしれない。けれど、この音はどこかしら懐かしいものばかりだ。ビートはよりスカに近づいていますが、全体の雰囲気は【クラッシュ】【エルヴィス・コステロ】【ジャム】などに共通したものがあります。彼らが何故、スカ(2トーン)を選んだのかという問いに対して、「彼ら(2トーンのバンド)が反人種差別、反性差別を主張していたから」と答えている。この主張は、今も解決されてはいないから有効であり意義があると言うのだ。勿論ファッションは当時の2トーンではないのだけど、シンプルなフレッドペリーのポロシャツなどを着こなしていて清潔感があって好感が持てます。最近の若手の中では、端正な顔立ちとか、むさ苦しさのない所とか、ルックス的には一番私好みです。混ざりたい気分になります。(笑)音楽は誠実。攻撃性よりは、自己反省が基本にあると思う。《Life Will Be The Death Of Me》♪よしてくれ 人生はさわやかだなんて あんたたちに言わせれば 俺たちより苦労したんだろうけど 話してみなよ どんだけ辛かったか 本当はもっとシンプルでいい 全部が時代遅れってわけでもない 今いるところから 無理に出て行く必要なんかない 生きているのに死んでいるみたい 二つの壁に挟まれじっと座っている このままこうして死んでいくのさ ここを出て行く理由もない こんな重圧好きじゃない 頑張ればマシな暮らしが待っていると思っているらしいが いいかいキッズ この先どうなろうとも 本当は全部 大したことじゃないのさ もっと視野を広げてみよう そう簡単にキレるもんじゃないぜ わかってる 君たちの気持ち たしかに人生 厳しすぎるよな!♪上昇志向に対するアンチテーゼ、ジ・オーディナリー・ボーイズのメッセージは外側よりも内側に向いているのである。彼らの曲にはサビのメロディーに鍵(決め)の言葉が出てくるようで、Life Will Be The Death Of Me(生きているのに死んでいるみたい)、There’s No Reason To Leave At All(ここを出て行く理由もない)とハモる所が実にカッコイイ。「Rudi’s In Love」この曲が一番スカっぽいですね。ルディは恋をしちゃったから銃を持たなくても良いし、争いもしなくても良いのだという曲です。なんだか幸せな気分になる明るい曲です。踊れる曲です。《KKK Took My Baby Away 2005》♪K.K.Kにさらわれた 僕の彼女がさらわれた 僕の彼女がさらわれた さらわれちゃった♪「KKK Took My Baby Away 2005」は、彼女は休暇を取ってロサンジェルスへ発ったけど、ロスに着いていない、KKKにさらわれちゃった。大統領に電話して彼女を探してもらわなければ。という深刻な内容の詩だけど、縦乗りビートのせいで笑えちゃいます。(K.K.Kはプロテスタント系の秘密結社で、60年代ジョン・レノンが「ビートルズはキリストよりも有名だ」みたいな発言をして、怒ったK.K.Kの人達がビートルズのレコード焼却運動をしたことで有名です。)ジ・オーディナリー・ボーイズは【モリッシー】に評価されたり【ポール・ウェラー】から作詞の依頼が来たりと、他のミュージシャンからも評価されている人達だ。やはり誠実さと若いのに、冷静さと客観的な視点を持ち合わせているからでしょう。この夏サマーソニック2005にも来日し、私はスタンド席で見ました。今となっては、ブロック席で盛り上がりたかったですわ。(笑)このアルバムをチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.18
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今や世界一のロックバンドになった【コールドプレイ】、『X&Y』はUKにおいて6月アルバムチャート初登場No.1に輝いてから9月現在まで上位に位置しています。イギリスはおろか世界10カ国以上でNo.1になっているというから驚きです。ただロックシーンにおいてミュージシャン受けは必ずしも良くはないようです。11月号の『CROSSBEAT』にはそのあたりの事が書かれていて面白かった。抜粋してみるとバーナード・バトラー(THE TEARS)「いい曲が多いけど、記号として僕にインプットされているバンドではない」バリー・ハイド(FUTUREHEADS)「今回のアルバムで彼らはもしかするとU2になれるかもしれない。いずれにしても紳士がやっている音楽には違いない」ダンカン・ロイド(MAXIMO PARK)「確かにメロディックでポップないい曲を書くバンドだけど、どれも似たような感じ」ニック・パワー(THE CORAL)「アルバムは聴いてないけど、シングルは聴いたよ。いいんじゃないの」イアン・ブラウン「気に入ってる曲はあるけど、自分が好きな音楽はもっとエッジが効いていて反抗的なやつだからタイプじゃないね」ブレストン(THE ORDINARY BOYS)「彼らはいいバンドだと思うよ。ただ自分のタイプじゃないかな。もっとエナジーに溢れてて情熱的だと好きになるかもしれないけど」等々、色々書かれていましたが、半分は売れたバンドに対する「やっかみ」みたいなものはあると思う。私も好きなバンドではあるけど、ベスト10に入るようなバンドではない事は確かです。理由は上に書かれているような内容と一緒でいいと思うけど、《紳士がやっている音楽》というのが一番的を得た表現だなと思う。『X&Y』で益々その傾向は強く感じました。聴きやすくてまろやかで、ロックバンドというよりはロックオーケストラみたいな傾向の楽曲。クラシックで使われるようなホールで聴いてみたい感じです。いわゆるデッドな音響空間ではなく、豊かな倍音が鳴り響くライブなホールで聴くとよいなぁという感じです。前から思っていたけど、ヴォーカルのクリス・マーティンは益々【U2】のボノに似てきた。声の質も高さもそっくり、違いといえばボノほど声に突質感がないことぐらい。コールドプレイからキーボードを抜いて、ギターがエッジに変わったらU2そのものではない?『X&Y』はとても良く出来たアルバムです。『LIVE2003』や以前のアルバムと比べるとハッと引き込まれるようなエナジー感が薄いのは、コールドプレイのせいと言うよりはミキシングエンジニアの責任に負うところが多いのではないだろうか。この音だったら普段ロックを聴かない人達にも受けいられているのだろうなという気はします。耳当たりの良いロックという意味において。ロックのアルバムで4か月以上もチャートの上位というのはあり得ない話しだなというのが正直な気持ちです。昔の【ビートルズ】ではないのだし。今イギリスでは、どこの店に行ってもコールドプレイの曲が流れているそうですよ。世界中のお洒落なカフェで、ブティックでも流れているかもしれないね。(笑)(ちなみに私13曲目のボーナストラック「Til Kingdom Come」が凄く気に入ってます。このシンプルなギターによるアコースティック・バージョンは今後のコールドプレイの指標にもなるのではないでしょうか。)このアルバムをチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.17
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昨日大好きなデンマークのバンド【ミュー】の新譜が発売されたので、今日さっそく買ってきました。買う前にHMVの試聴機で確認。厚いギターサウンド、超耽美的世界は健在でした。そしてヨーナスのヴォーカルが被さってきたときには、もう熱いものが込み上げてきてしまって、私もう泣きそうでした。(笑)ヨーナスのハイトーンヴォイス、濁りのない天使のような声が左脳の隅から隅へと伝わってきてウルウルしてしまうんですよね。さて大傑作だった前作『フレンジャーズ』との比較でいえば、1曲1曲の出来からいけば劣るかもしれないけど、一貫したトータル性は感じます。ややダークな雰囲気がありますが幻想的でメランコリックな世界とダイナミズムはより深みを増したようです。ボーナストラックに日本語の曲があって、アーティストの意向で歌詞が割愛されているのだけど、素敵な曲なので一生懸命聞き取りました。(笑)《白い唇のいざない》♪吹き寄せる青い風 月夜に揺れる長い影 なぜに僕らは 声も 願いさえ 今 けして さいはての国 夢中で目指して この影に隠れてる 金の指輪は君の中 やがて月の光は 巡り巡って降りそそぐ 映画の終わり 想い 終わり ??? ??? 凍てついた空の 想いを溶かして 雪に変わる 君が見せた 地図上のすべて 僕がわかる そこにかかげて この影に隠れてる 金の指輪は君の中 やがて月の光は 巡り巡って降りそそぐ 吹き寄せる青い風 月夜に揺れる長い影 柔らかな 木漏れ日が 淡い光で 暖める♪???の箇所が聞き取れませんでした。どなたかお助け。ミューの曲って、けっこう日本語とぴったり合っているのでビックリでしたね。アルバムジャケットが映画『シャイニング』のジャック・ニコルソンみたいで、へへへお前を食ってやるぞ。。。見たいな不安をかき立てるカバーです。ヨーナスが語るところによると、アルバムコンセプトは実際見た夢(悪夢)からインスピレーションを得たもので「生きてゆく上で直面する様々な形の恐れ、不安の源になる恐怖感や死に対する恐れ」をテーマにしたそうだ。ミューはライブで映像も流すバンド、美を視覚と聴覚で表現し聴くものの官能を刺激させます。『and the glass handed kites』からの曲は怖い映像になりそうです。これも楽しみです。来日したサマソニ2005で公開済みなのかもしれないですね。見たかったなぁ。このアルバムをチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.15
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ニューウェーブ・リバイバル、ロックンロール・リバイバルに続いて、今度はグラムロック・リバイバルか?今英国のロックシーンはとても面白い。UKはバース出身のアリソン・ゴールドフラップとウィル・グレゴリーの2人による実験的エレクトロニック・グラム・ユニット、【ゴールドフラップ】。シングルヒット曲でもあり、アルバム1曲目の「OOH LA LA」を聴けば分かるだろう。このエレクトロニクスのリフは【Tレックス】の「ジープスター」「テレグラム・サム」「ゲット・イット・オン」そのものだ。アリソン・ゴールドフラップの声と歌唱は【マーク・ボラン】の生まれ変わりかと思うほどそっくりです。いやー、70年代のグラム時代のマーク・ボランに思い入れのある者としてこれは涙ものです。グラムロックに80年代的エレクトロニック・サウンドが加わって、最強のダンスポップユニットの完成です。《RIDE A WHITE HORSE》♪ねえ、わたしをディスコに連れてって 踊らせてよ あなたがキャンピングカーを買ったら 私は白い馬に乗りたい 光が消え 暗闇に変わったとき 彼は現れて わたしたちを解き明かすかしら 白い馬に乗りたいの まっさらな世界を貸してちょうだい 一晩中 命を感じて この世界への 愛を感じるのは いつかしら この渦巻きの中で わたしたちは深く沈んでいく ますます安っぽくなっていく この世界に 私は白い馬に乗りたい 白い馬に乗りたいの♪この曲はグラムロックの精神を表現しているとも言える歌詞で、「安っぽさ」と「暗闇からの解放」に彼らのコンセプトが示されています。「OOH LA LA」のビデオクリップでは、クリスタルグラス製の馬に乗ったアリソンが登場しています。ヴィジュアル的にも妖艶でアリソンの美形と色の白さに溜息が出ます。静寂な「LET IT TAKE YOU」のようなシンセサイザーやストリングスをベースにした美的空間に満ちた曲も、ゴールドフラップの魅力のひとつ。癒されます。「KOKO」のヴォーカルは【ケイト・ブッシュ】ぽくて、甘く静かな語り口調。ステージではショーガールや乳首に房飾りを付けたダンサー、牡鹿頭のダンサーといった人達で舞台が埋められてしまうとか。楽しそうですね。1曲目の「OOH LA LA」で興奮して、最後まで聴くと幅広い音楽性に驚くそんなアルバムでした。このアルバムをチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.14
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「敬老の日」を前に長者番付が発表されました。国内に住む100歳以上の高齢者は9月末時点で2万5606人となり、前年を2568人上回って過去最多を更新。このうち女性が85%を占め、2万人を突破したそうです。最高齢は福岡県赤池町の皆川ヨ子さんの112歳。男性は鹿児島市の徳田二次郎さんの110歳が13位で最高でした。皆川ヨ子さんはこんな人(おばあちゃん)です。↓ヨ子って「よこ」と読むのかと思ったら「よね」と読むそうです。(よめねーよ)皆川ヨ子さんは特別養護老人ホームに住んでいて、耳が遠い他は至って健康で、楽しみは毎日の食事、少量だけど何でも好き嫌い無く食べるそうです。若い頃は趣味で三味線を弾いていた音楽好き。施設でも音楽に合わせてテーブルを叩く音楽療法などを楽しそうに受けているそうです。口癖は「ありがとう、サンキュー」施設では穏やかな人柄の人気者だということです。いやー、日本の最高齢者もついに英語を使うようになったか。時代の流れですねぇ。(笑)でも毎年最高齢者の発表がありますが、毎年人が変わってないですか?発表のあと、みなさんポックリ逝っちゃうんですか?全然名前が覚えられません。20年以上前だったか最高齢者で印象に残っているのが、「泉重千代さん」この人の逆三角形の白い顎髭は強烈に覚えています。インパクトあったなぁ。私にとっては今も心の中の最高齢者は「泉重千代さん」なのだ。数年前よくワイドショーに出ていた高齢のおばあちゃんは今どうしているのだろう。あの2日間寝て2日間起きている48時間周期のおばあちゃんです。不思議だったのは眠っている時でも口だけは触感に反応して食事をしていた事。脳の味覚の部分と睡眠の神経とは別の箇所にあって、別個に働いていたのでしょうか。私達の50年60年先はいったいどうなっているのでしょう。衆議院選挙は自民党の圧勝で終わりました。郵政民営化もいいけど、老人福祉や年金問題、少子化対策にも力を入れて欲しいですね。しかし、長生きするのも良いけど周りの知人や友人が先に死んでいってしまったら、生きている意味があるのだろうかなどと思ったりもします。家族ほど当てにならないものはないとは言えないでしょうか。下の世代は自分たちの生活でめい一杯という事はないですか。私の場合は知人や友人がいなくなるということよりも、耳が聞こえなくなったら生きている意味はないかな。その時は首でもつって死にましょうか。(苦笑)目指せ110歳まで現役ロッカー!若い頃、趣味でシンセサイザーを弾いていたおじいちゃんという事で。。。。。(笑)人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.13
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時に聴いていて面白いとも思わないし、何度も聴きたくなるわけではないけど必要なレコードがあります。私にとって【ジョン・レノン】の『ジョンの魂』とはそんなレコードです。《MOTHER》♪お母さん 僕とあなたとの関係はついに ただ“生んだ”という関係でしかなかったね 僕はあなたが欲しかったのに あなたは僕を欲しがらなかった とにかく お母さん 今となっては さようなら お父さん あなたは僕のことを生まれたときから いっさい気にもとめなかった ぼくはあなたが必要だったのに あなたは僕を必要としなかった だから 今となっては お父さん さようなら 子供たちよ 僕みたいにはなるなよ 僕の時代にはまともに歩くことができず 僕は始めからいままで気狂いみたいに 疾走しつづけてきた こんな僕と君たちとは 全然違う世界に住んでほしいよ だから さようなら 「お母さん行かないで お父さん戻ってきて」♪幼児にとっての両親との関係、重要度を端的に現した曲。ジョン・レノンは5歳の時に両親との別れを経験し、以後ミミおばさんの元で育てられた。子供の頃に抱いた心の傷は以後【ビートルズ】からソロ時代へと曲の中に反映されていった。のちの「WOMAN」に出てくる詩の中にも、違った形ではあるけれども表現されています。The little child inside the man (男の心の中には幼い子供が宿っている)Please remember my life is in your hands (僕の人生は君の手の中にある)And woman hold me close to your heart (君の胸に僕を抱き寄せてくれ)母親(女性)に対する淡い想い、コンプレックスが【オノヨーコ】という理想像として目の前に現れてきたとき、ジョン・レノンは幼児の頃のジョンに戻されてしまったのである。ソロになってからのジョンの楽曲はより直接的でストレートに変化してきたのです。ジョンの淋しげな声、叫びを聴いていると、辛く悲しく、痛々しい。でもそれは一面にしか過ぎない。魂は光る原石となって、攻撃の矛先はあちら側にもこちら側にも向けられるのである。母親の存在というのは、いつかは克服しなければならないと思うわけで、それが大人への旅立ちだとも思うのです。でもジョンはそのままでいいんだよ、と言っているのかもしれない。親と子の関係、親になれば親として子にどう振る舞えばいいのかと悩むことはなかった。少なくとも思春期前までは。ごく普通に存在することが基本であり原点であると思う。でも思春期以後は分からない。マニュアルなぞないだろうし。自分が思春期の時にどうだったかも参考にはならない。何故なら同じ親から生まれてきた子供ではないのだろうから。(以降 第二夜に続きます。いつもの事ながら公開日未定。)笑このアルバムをチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.12
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【ニック・ドレイク】のセカンド・アルバム『Bryter Layter』。1970年11月に発表されたこのアルバムは当時1万5千枚ほどしか売れなかったという。悲壮感や死を匂わせるような曲はなく、円くゆったりとしたニック・ドレイクの声がバックの演奏で伸び伸びと歌われている。バロック調のピアノやストリングスの優雅な調べが心地よい。田舎から出てきた繊細な青年が、希望に満ちて都会にやって来た。そして都市の喧噪に絶望し挫折し自らを追い込んでいった。そう考えるのが自然かもしれない。しかし、実際のニック・ドレイクはミドル・クラスの豊かな家で育ち、優秀な成績と運動能力に恵まれた陸上選手だった。身長が190センチはあったというニックは面長で、細い目の虫も殺せないような優しい眼差しの青年であった。ランボー、ヴェルレーヌなどフランス象徴派の詩人を愛好したニック・ドレイクの感受性の豊かさ、そして地方の街や村の心模様や風景を描く繊細な楽曲の数々。都市や音楽シーンとのギャップと絶望。1970年といえば【ビートルズ】が解散した年でもあり、【ジミー・ヘンドリックス】や【ジャニス・ジョプリン】が他界した年でもある。と同時に新しいロックシーンの転機と進化が急激に進んだ時期でもある。当時はニック・ドレイクのような地味なフォーク・ソングに耳を傾ける人間などいなかったのであろう。靴を脱いで視線を下に向け、ギターをつま弾く姿に、絶望感や行く末の死を見いだしても意味はない。周囲の状況はニック・ドレイクを少しずつ追い込んでいった。あるのはそれを受け入れてしまったニックの美しさと繊細さがあるだけ。「NORTHERN SKY」の美に浸り続けたい。そして今ここにニック・ドレイクの曲を聴けることに幸福を感じるのである。人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.11
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今日はかなーり個人的な日記なので、(私個人に)興味のない人は読まないでください。(笑)もうすぐ会社では秋の健康診断が始まります。春にもあって年2回あるのですが、春の健診でちょっと気になる事がありました。というか許せない結果が出たので今回の健康診断が気になるのです。それは身長。昨年の秋の測定では167.8Cmだったのが今年の春には166.6Cmに縮んでいました。この1.2Cmの差は大きい。たった1.2Cmだってねぇ、170Cm手前でストップした身からすれば大問題です。180 Cmとは言わないけど170Cmはクリアーしたかった。この悔しさは一生付きまといます。(笑)でも不思議と春先には毎年縮んでいるような気がする。何故なんだろう。測定器が電子なので機械的な誤差なのかなぁ。今回は168Cmクリアーすることを期待しよう。ちなみに私、身長を聞かれるときは最大値の168Cmで申告します。(笑)春、体重は54.8Kgでした。身長からいくと標準体重は61.1 Kgだそうだ。やや痩せ気味といったところでしょうか。25歳位から55Kg前後を行ったり来たりで大きな変化はありません。20歳頃まではもっと細くてウエストは70Cmしかありませんでした。70Cmというのは紳士服のパンツの最低限サイズみたいで、ジーンズは数は出ているみたいだけどスラックスなどは数は少なくて選ぶのに困った事もありました。でも今は73Cmはあるのでパンツ選びには苦労しなくなりました。血液肥質(中性脂肪)は前回40でした。基準値が50~149なので脂肪は少ない。寒がりなのはこのせいかな。冬山行って真っ先に死ぬのは、たぶん私みたいなタイプだろう。でも血液ドロドロになって血管詰まってポックリ逝くなんて事はなさそうだ。結構長生きするかも。(笑)血糖は88。基準値の65~109の範囲内で正常。白血球、赤血球の数も正常。眼底、胸部X線、胃検査、超音波、聴力異常なし。じつに健康体で、春の診断結果のコメントも「健康に対する危険因子が低く良い傾向です。今後も健康に対する危険因子を増やさないようにし、健康な生活を心がけて下さい。」となっています。煙草は吸わないし、酒はほどほどだし。異常なのは腰痛持ちで、寝起きとかに背中と腰が痛くなるくらいかな。電車内で立ちっぱなしも、ちょっと辛いかな。一番良いのは体が軽いことかも。歩くのはかなり速いほうだ。太って階段の上り下りで足が重くなったり、息を切らすようにはなりたくないな。太らない理由は体質もあるだろうけど、多分ストレスとかが胃腸にくるタイプだからだと思う。便秘にはならないけど、下痢は良くします。栄養を吸収しきれないで、外に出て行ってしまうからではないだろうか?甘い和菓子とかお菓子を食べまくっても太らないのは良いです。視力は眼鏡を掛けて右0.7左0.8です。左だけ乱視。目は疲れやすくて、かすむ時もたまにあります。最近朝起きると、目やにが良く出るようになった。目薬が欠かせなくなってしまっています。もうすぐ免許証の更新時期でもあるので、疲れはとっておかねばならないな。ほぼ健康体ですが、異常なのは1年で150日位鬱状態になる精神ぐらいです。(笑)
2005.09.10
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ほほう、これが噂の覆面プロジェクト【ゴリラズ】か。メンバーは4人だけどアニメ・キャラクター。一応そのキャラクターにも名前があるらしく、マードック(b)/2D(vo&key)/ヌードル(g)/ラッセル(dr)という事になっている。中心は【ブラー】のデーモン・アルバーンであると言うことは、明らかにはなっていますが、実際のメンバーは固定ではなくゲストを多彩に呼んでいるようです。ブラーとは明らかに違うサウンド、ヒップホップ、ハウス、エレクトロニカ、が中心のダンス・ミュージックである。気だるいデーモンのヴォーカルには影があって、深みがある。単なる聞き流しのダンスミュージックでないところが良い。このアルバムはここの所、英国のチャートではベスト10内に入っているし、シングルに至っては9月5日付け初登場で「DARE」がNo.1を獲得している。ロックとエレクトロニカ、ダンス、ラップとのクロスオーバーはもはやイギリスでは主流になっている事を思い知らされる現実となっています。先行シングルであった「FEEL GOOD INC」はipodのCM曲にもなったらしいけど記憶になかった。このプロジェクトはプロモーションビデオもアニメという徹底ぶり、「ゴリラズの歴史」なんていうビデオまであったりします。ちょっと分かりにくいプロジェクトでもあるので、このビデオを見るとゴリラズの理解が深まるかもしれません。BARKSで動画が見られます。メカゴリラがGORILLAZを紹介しています。(笑)第2段シングルの「DARE」、ご機嫌なダンスナンバーですね。大好きです。デーモン・アルバーンという人の多才(多彩)さユニークさ音楽への探求心を知る1枚ですね、これは。楽しいですよ。あ・あ・あ・あ・あ。。ブラーの『シンク・タンク』も聴きたくなってきたぞ。(笑)このアルバムをチェックしてみる?1400円ハッキリ言って安いです。↑お買い得!お奨め!(笑)人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.08
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凄い逆転劇。点の取り合いの試合も時には面白い。そんな試合でした。ワールドカップ出場を決めた日本が、次の課題にするのが対中南米対策。ジーコジャパンになってから一度も勝ってない、相性の悪い中南米との対戦。ホンジュラス、さすがに柔らかいボールタッチと個人技によるキープ力、中南米の特徴を備えたチームだった。そのホンジュラスに早い時間帯に個人技で振り回された。特に三都主はファールで止めるのに精一杯。裏を突かれて2点の先行を許してしまった。前半33分日本は稲本のロングシュートからディフェンスに当たってからのこぼれ球を高原が左足でシュート、これが決まって1点。しかし前半46分中田英がボールを奪われ守備が薄くなったところで決められて失点。前半終わって1対3で劣勢。後半は3分に柳沢のヘディングシュートが決まり1点。このシュートは高さといいコースといい綺麗なシュートだった。2対3。しかし5分カウンターからスルーパスにディフェンス追いつけず失点。2対4。10分宮本がゴールエリア内倒されてペナルティキックを得て中村が冷静に決めて得点。3対4。この後ホンジュラスのスピード、運動量が鈍り、日本が主導権を握り始めた。マークが緩くなりスペースが広くなったところで25分柳沢のミドルシュートが決まる。4対4。ついに同点に追いついた。これも綺麗なシュートでした。5点目は33分この試合初めてと思われる左サイド三都主の縦への切れ込み、ホンジュラス対応できず、ゴール前中央に走り込んできた小笠原にパスが通りシュートが決まり、ついに逆転。このあと、得点の予感もありましたがホンジュラスも最後の粘りでチャンスを作っていました。気が付いてみれば試合はいつの間にか40分過ぎていて試合終了。後半は4対1の得点。トータル5対4で日本の勝利でした。いやしかし、後半の試合時間が短く感じたこと。(笑)9点も入った試合、何年振りに見たんだろう。日本代表では記憶にありません。オリンピック予選の1次予選ではあったかもしれないけど………面白かったけど、課題は残りました。対中南米の個人技に対する4バックシステムの守備の連携。ワールドカップ予選のアウェーでのイラン戦でも失敗だったし、これは改善されていません。日本代表には3バックの方がしっくりいっているような気がします。中田英や三都主は攻撃的になったとき有効なMFであると思う。守備に回ったときはどうなんだろう。疑問が残ります。次の日本代表の試合は10月遠征で、今日と同様に海外組主体で戦うようですね。見守りましょう。人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.07
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結婚式で歌いたい曲見つけました。【サラ・ブライトマン】の「time to say goodbye」です。と言っても私が歌えるわけでもなく、歌うわけでもないです。(笑)「time to say goodbye」はサラ・ブライトマンとアンドレア・ボチェッリがデュエットで歌う曲です。男と女がこれから新しい出発しようとする時に相応しい曲です。でも詩の内容が男と女の感じ方の違いみたいなものがあって面白いのです。独りぼっちの女は、太陽を自分の心の風景と捉える。光は自分自身にふりそそがれるものであり、大切なことは結果である。独りぼっちの男は、太陽(女)を美しい対象物(デザイン)として比喩する。その環境に居心地の良さを見いだす。《time to say goodbye》♪ひとりきりでいるとき 私は、水平線を夢見る そして何も言えなくなってしまう 部屋の中は暗い 太陽の光がないから あなたがわたしのそばにいないと 太陽も消えたまま 窓から私の心が拡がっていく あなたはそんな私に光を注いでくれる あなたが道端でみつけた光を あなたと離れているとき 僕は水平線を夢みる そして何も言えなくなってしまう でももちろん分かっている あなたは僕と共にいてくれる あなたは僕の月、僕のそばを離れない あなたは僕の太陽、あなたは僕と共にいてくれる♪「time to say goodbye」一人の時間にさようなら。船は二人を乗せて航海していきます。まだ訪れたこともない場所を目指して、まだ見たこともない海を甦えさせるために。結婚式で二人が「time to say goodbye」を完璧に歌えこなせたのなら、どんなに素晴らしいでしょう。きっと聴いている方も美しさで感動に打ちひしがれるのに違いありません。『time to say goodbye』はポップスなのかクラシックなのか、ジャンルとしては難しい位置にいると思いますが、オペラとポピュラーの相性という意味では抜群のものはあると思う。今ここにサラの美声ソプラノに魅せられた自分がいる。その隠しようもない事実がある。それだけでも充分です。でどうなのよ、私の船の航海は?いやー、もうすぐ沈没かもしれないな。(苦笑)でもね、サラ・ブライトマンの曲を聴けば束の間の夢は見させてくれますよ。(今日会社帰り、『オペラ座の怪人』のDVDを買おうと思ったのだけど残業で買いそびれました。明日は絶対買おうっと。)このアルバムをチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.06
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ストーンズの新譜、試聴してみたけど案外良いみたい。『スティッキー・フィンガーズ』あたりの音を思わせる渋いロックンロールでした。そのうち買うでしょうけど、でも今はもっと若い生きの良いロックンロールバンドのアルバムを聴いていて満ち足りています。(笑)それはスウェーデンの若手バンドで【MANDO DIAO】(マンドゥ・ディアオ)です。ちょっと昔、プロ野球のヤクルトスワローズに池山という4番バッターが居まして、彼はスラッガーだったのですが、バットをブンブン振り回していて、三振かホームランみたいなバッティングスタイルでした。そのスタイルは引退まで変わることがなく「ブンブン丸」と呼ばれて親しまれていました。その気持ちよさと潔さが受けていたと思うのですがマンドゥ・ディアオのファーストアルバム『bring ‘em in』の1曲目「sheepdog」を聴いたとき、何故か池山選手の事が思い浮かんでしまった。ギターがブンブン鳴りまくっていて気持ちがよいことこの上ないのです。若さ全開でエネルギッシュ、ぐんぐん音が前に出てくる爽快さ、小細工無しのロックンロールだったのです。60年代から受け継がれてきた英国のモッド・カルチャーが北欧のスウェーデンからも産み落とされた事は、喜ぶべき事です。気のせいかも知れないけど、過剰な情報からの濁り見たいなものが音には無い。純度の高いガレージロックなのだ。うるささ、けたたましさだけではなく爽やかさに満ちたロックンロール。客観的に眺められる音楽環境というものがスウェーデンにはあるからなのでしょうか。《TO CHINA WITH LOVE》♪俺に近づき過ぎだよ、手に負えない少年、少女 お前がまだそばをうろついているなんて最悪だね お前が落ちぶれたら笑ってやるさ お前が孤独に旅していたら笑ってやるさ 日本から中国まで、長い道のりをパトカーで連れ戻された 泣きながら後部座席に座って お前のプライドはどこにあるんだい 電車に乗れよ、お前にはうんざりしているから 青ずくめの服を着たら 戻って着てもいい 俺を利用しても1ペニーにもならないぜ 家に帰るんだ、日曜には会おう。♪マンドゥ・ディアオは、ストックホルムから北西250キロ離れたボーレンゲという町の出身で、その町の産業といえばおもに製糸業と鉄鋼業しかないそうだ。そこでは皆ヘトヘトになるまで働いているのだという。ロックンロールへ向かわせた動機が、そういった環境から逃げ出したいという夢であったのだと言います。学生時代もクラスメートや教師とは話が合わず除け者にされていたらしい。歌詞にはそんな復讐心も見られますが、独立心や自立心への決意みたいなものも読みとれます。「TO CHINA WITH LOVE」はブルース調だけど、ちょっと切ないメロディとオルガンの物悲しい響きが、グッとくる曲です。「PARALYZED」は『メインストリートのならず者』あたりの【ローリング・ストーンズ】を想わせる、ファンキーなロックンロールナンバー。「LITTLE BOY JR」のヴォーカルのシャウトは【ジョン・レノン】ぽかったり、「SHE’S SO」の気だるいヴォーカルは【レイ・デイヴィス】のキンキーサウンドを想わせます。「BRING’ EM IN」は度迫力の轟音ロックンロールナンバー、ライブで盛り上がりそうだなぁ。マンドゥ・ディアオは、2004年2月と2004年のサマソニに来日していたようですが、その時はノーチェックだったので聴いていませんでした。でもほんとこの気持ちの良いガレージロックは生で聴いたら〔おしっこ〕ちびっちゃうかもです。。。。。(笑)2005年のストーンズよりも旬だと思います。(笑)このアルバムをチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.04
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携帯音楽プレイヤーを買った事もあって、音楽配信サービスには関心がありました。アップル・コンピューターが展開している『iTunes Music Store』はMacユーザーが利用できると言うことで話題が沸騰しています。Macと言うことで、iPod専用の音楽配信サービスなのかと思ったら、そうでもなくてウインドウズユーザーでも、iPod以外の携帯音楽プレイヤーを持っている人でも(持っていない人でも)楽しめるサービスになっていました。人気の秘密は1.100万曲という圧倒的なカタログ数。2.9割の曲が1曲150円から200円という価格で販売されている。3.購入システムが分かりやすくて使いやすい。4.今までMacに対応するメジャーな音楽配信サービスがなかった。以上4点がおもな人気の理由です。1.についてはiTunes Music Store(略してiTMS)日本版が開始されてから4日間で達成された数字だそうです。今現在はもっと増えている事でしょう。特に洋楽のラインナップでは他社の音楽配信サービスを圧倒しているようです。2. については従来の日本の音楽配信サービスの平均価格が210円から270円だったそうなので、破格の安さです。3.についてはiTMSを利用するには、iTMSのホームページにアクセスしてソフト(iTunes)をダウンロードする必要があります。これはメールアドレスを入力して20分程度で終了します。iTunesのアイコンが自動的にデスクトップに貼り付けられて、以後これをクリックすればiTMSのトップ画面が立ち上がります。そしてログイン時のパスワードを入力してクレジットカードの番号、住所氏名を入力すれば登録完了です。これで音楽配信サービスがいつでも受けられる準備が整います。購入はソースからミュージックストアを選んで探すか、検索窓にお目当てのアーティスト名あるいは曲名を入力して検索、そうすると曲名やアルバム名のリスト、価格の一覧が出てきて確認が出来るようになります。そしてなんと全曲試聴出来るようになっていて、気に入れば即右側の購入ボタンを押せばサインイン画面が出てきてパスワードを入力すれば完了です。いやー、実に簡単で使いやすいです。ダウンロード後はCD-Rへの記録やiPodへの転送が無制限になっているのも人気の秘密。従来の日本の音楽配信サービスではパソコンでしか再生出来なかったり、CD-Rへの記録を認める曲が少なかったようなのです。これでダウンロードした音楽も外部で楽しめるというわけです。ただしiPod以外の他メーカーの携帯音楽プレイヤーへは、一旦CD-Rへ記録してから転送しなければならないようです。ちなみにJ-POPを例にすると【スピッツ】の『スーベニア』はアルバム購入だと、たったの2000円で購入できます。1曲単位だと200円で×13曲=2600円でした。アルバム購入がお得ですね。2か月ほど前、中古屋のブックオフでは2600円で売っていたのを見かけました。中古屋よりも安い!HMV特価の2600円よりも安い!アルバムカバーや歌詞カードが無いというデメリットもありますが……それからiTMSのトップ画面からはストア以外にラジオというソースがあって、これが物凄い数のラジオサイトです。ジャンル分けが60年代ポップスからクラシックロック、ハードロック、ブルース、トランス、インディーポップ、オルタナティヴまで全世界のラジオサイトが集結している感じです。これは有線代わりに使えますね。一日パソコンから音楽再生しての音楽漬けになれます。(笑)音楽ダウンロード以外にも楽しめるというのがこれです。新譜等の試聴にも使えます。ぜひiTunes Music StoreにアクセスしてiTunesをダウンロードする事をお奨めします。人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.03
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以前書いたかもしれないけど、私が初めてロックのコンサートに行ったのが70年代に初来日したときに見た、日本武道館での【ムーディ・ブルース】でした。彼らはとても紳士で、ステージでも演奏はレコードと同様にきちんと聴かせる事に徹していてショーアップしたものはありませんでした。観客も心得ていたのか始めから最後まで立ち上がらず席に座って聴いていました。途中アリーナ席から紙テープが投げ込まれて、ジャスティン・ヘイワードのギターのネックに絡み付いたとき、演奏がストップしてしまい、ジャスティン・ヘイワードは凄く嫌な顔をしていました。イギリスのロッカーはこんなにも紳士なのかなぁとも思ったけど、後にも先にも最後まで座り続けて聴いたのはムーディーズだけだった。(笑)70年代のムーディ・ブルースが楽器としてメインに使っていたのがメロトロン、私はこのメロトロンという楽器の音が大好きでねぇ、あのシュワーと優しくナチュラルに拡がる音が好き。この音が聴きたいがためにムーディ・ブルースを聴き続けました。いえ、それだけではないのですけどね。まぁその優しいナチュラルな音が、ムーディ・ブルースの楽曲にピッタリはまっていたのです。地味だけど素朴で優しいメロディー、そして哲学的な詩とかね。で、この『On The Threshold Of A Dream』は4作目になるのだけど、メロトロンの使い方がこなれてきてフルートとの絡みがとても美しい出来となっております。傑作ですね。全英アルバムチャートでも初めてNo.1を獲得したアルバムでもあります。ジャスティン・ヘイワードの円くて甘いヴォーカルが堪能できる「LOVELY TO SEE YOU」に「NEVER COMES THE DAY」、そして厚いコーラス。この人達は全員がヴォーカをとれるのが強みなのです。そして曲もメンバー5人が2.3曲持ち寄って1枚のアルバムを創り上げます。ドラマーのグレアム・エッジはナレーション担当でアルバムコンセプトの舵取りを行う。この手法は名作『童夢』まで続いたと思う。フルート奏者のレイ・トーマスは牧歌的なフォーク色強い曲を特徴としています。ベーシストのジョン・ロッジはビートの強いオーソドックスなポップソングを特徴としています。オルガン奏者のマイク・ピンダーは哲学的でサイケっぽい楽曲。このチームワークが見事にとれているのが、このアルバムの素晴らしさになっていると思います。アルバムカバーのイラストから察すると、《自然と機械文明の共存》というテーマにも受け取れます。10曲目の「THE DREAM」からラスト13曲目の「HAVE YOU HEARD Part2」までの組曲形式の流れが最高。メロトロンのうねりといい、重厚でドラマチックな展開はお見事です。『夢幻』じゃないけど、名盤『童夢』をチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.02
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9月ですねぇ、夏休みも終わっちゃいましたねぇ。セプテンバーですねぇ、【アース・ウインド&ファイアー】です。(笑)8月燃えましたか?地震はあったし、台風は来たし、夏フェスで盛り上がったし、地球(アース)はまさしく風(ウインド)は吹き荒れるし、サマソニで燃えました。(ファイアー)です。アース・ウインド&ファイアーです。(しつこい)笑。それぞれの夏、8月に出会った恋は9月10月11月と12月の愛の完結に向けてはぐくむ時です。頑張ろう!(なんだかねー)《SEPTEMBER》♪覚えているかい 9月21日の夜を 愛は僕の気持ちを変えてしまった 9月の空を追いかけている間に あのパーティーを覚えているだろう 踊り明かしたあの9月のパーティー 雲一つ無く晴れ渡ったあの夜 僕の心は君といつも一緒さ 君の心としっかり手を組んでいる いつまでも忘れないで 僕らが真実の愛を見つけたあの夜を 今は12月二人には愛がある 9月までは虚勢をはって 自分をいつわっていた僕でも 今は真実の愛を見つけた♪ベスト盤大好きっ子のパーマンちゃん。アース・ウインド&ファイアーもオリジナル・アルバムは5.6枚は持っているのに、ベスト盤が出るとなるとときめいてしまいます。それはきっとデイスカウント・ショップの広告を見ると、どれが安くてお得なのか探り当てるワクワク感に似ています。ヒット曲が何曲が入っているのか、曲数は幾つなのか、選曲のセンスはどうか、価格はお得かとか等選ぶ楽しみがあります。8月にも『Very Best Of』というのが発売されていて気になりました。でも選曲も曲数も『GREATEST HITS』と変わりばえはしませんでした。リマスターされているのかもしれませんが……そうかと思ったら9月末にはUSA盤で3枚組も発売予定があるようでした。(苦笑)それよりも10月には新譜が出るようなのでこちらも楽しみです。《SERPENTINE FIRE》(太陽の戦士)♪朝陽の中で君の顔が見たい 僕のエネルギーに火をつけておくれ 君の因果は 僕の人生に新たな意味を与えてくれた それに気づいた瞬間 僕は全力をあげてがんばろうと思う だけど消極的な気持ちで屈服してしまうと すべてを失った気になるんだ 朝の栄光の物語を聞かせよう サーペンタイア・ファイアーのすべてを 僕らの生命が始まった今 サーペンタイア・ファイアーこそ 僕らの守り神♪アース・ウインド&ファイアーの曲はスケールの大きい曲が多い。どの曲も聴けばエネルギーに満ちていて、元気になれる。エネルギーの源は『宇宙』なのだろうけど、太陽を神とすることによって、さらにパワー・アップする感じです。とても想像できない事だけど、彼らの血には先祖から受け継がれた、アフリカの自然の力が根底にあって、ヴォーカルやリズムに乗り移って聴くものの官能を刺激します。こればかりはロックも到底かなわないパワーです。パワーと解放を得たいならアース・ウインド&ファイアーの音楽は必聴です。これからの季節にもピッタリ!このアルバムをチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2005.09.01
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