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No.10SPARKS(スパークス)『EXOTIC CREATURES OF THE DEEP』35年振りの同窓会で久しぶりに会ったら何も変わっていなかった。そんな衝撃と驚きでした。当時のロックシーンを魅了したクラシカルなモダンポップは健在。何を考え何を食べればこんな若さを保てるのでしょうかね。フジロックで若い世代にも彼等の素晴らしさが伝わったのは実に素晴らしい出来事でした。(2008/8/6の日記)No.9THE KILLERS(ザ・キラーズ)『DAY&AGE』濃厚でグラマラスでセクシーでキャッチーなロックンロールアルバム。どこかしら哀愁を誘うメロディーラインといい申し分ないですね。ヒットソングの壺もしっかりと押さえています。こういったアルバムが増えると、CDの売り上げも飛躍的に伸びると思うんですけどね。(2008/11/22の日記)No.8ROGER NICHOLS&THE SMALL OF FRIENDS(ロジャー・ニコルス&ザ・スモール・オブ・フレンズ)『FULL CIRCLE』昨年リリースされたアルバムですが、今年1年良く聴きましたよ。40年目の奇跡のセカンドアルバムに泣けました。曲もバカラックメロディーでうるうる。天国にいるカレン・カーペンターもきっと喜んでいることでしょう。(2007/12/20の日記)No.7THE BIRD&THE BEE(ザ・バード&ザ・ビー)『RAY GUNS ARE NOT JUST THE FUTURE』エレクトロニックなポップにジャズヴォーカルの味もあって、なかなかお洒落なデュオのセカンドアルバムです。しばらく出会わなかったタイプのアーティストだったので凄く新鮮に聴けたし、忘れかけていた音楽の楽しみの1つを想い出させてくれたという意味でも感激しました。ファンを大事にしているし、日本びいきなのも嬉しいですよね。(2008/12/6の日記)No.6ROBERT PLANT/ALISON KRAUSS(ロバート・プラント/アリソン・クラウス)『RAISING SAND』大人のデュエット・アルバムです。ロバート・プラントの最終地点がこれだったのかは分からないけど、気持ち良さそうに歌っています。アリソン・クラウスもしっかりと受け止めていて、まるで子守歌みたい。(笑)ツェッペリン再結成はあり得ない。このアルバムを聴けば分かりますよ。(2008/3/28の日記)No.5CLUB 8(クラブ・エイト)『THE BOY WHO COULDN'T STOP DREAMING』4月3日にみた初来日公演。あれを見られたのは奇跡だったかもしれない。それくらい感動的な一夜でした。真っ白なテニスルック姿のカロリーナとヨハン、眩しかったなー。音楽ももちろん温かくて優しかった。ボサノバチックなギターポップにさらに磨きがかかったというか。結成15年近くのベテランですものね。このアルバム聴くと、当日の光景が蘇ります。カロリーナとヨハンにまた会いたいです!(2008/3/29の日記)No.4SUPERPARTNER(スーパーパートナー)『LOVE HOTEL』イタリアから届けられた、甘酸っぱい青春ギターポップ。グラスゴーよりもスウェーデンよりも明るく汚れを知らないような。どうかこの純潔さをいつまでもどこまでも忘れずに持ち合わせてください。そんな祈りにも似たような感覚。恋は壊れやすいけど、君と僕はスーパーナチュラルパートナーで居続けられるかな。素敵です。(2008/11/7の日記)No.3RILO KILEY(ライロ・カイリー)『UNDER THE BLACKLIGHT』昨年ジェニー・ルイスのソロ作に気をとられていて、ライロ・カイリーの本アルバムが2007年に出ていたことに気が付かなかった。1年遅れで聴きましたが、いやー、もー、ほんとに素晴らしいです。トラッドとカントリー味が混ざり合ったギターサウンドも溶け合っていてウットリです。ジェニーの表現力豊かな歌唱力にも参ってしまいます。音と歌に酔えるそんな作品。ライヴも堪能したくてしょうがないです。来日、切に希望します。(2008/4/10の日記)No.2M83『SATURDAY'S YOUTH』おー、これはフレンチシューゲイズですねー。シューゲイザーでもフランスのバンドだと上品になるのでしょうかね。ともかく初聴で即気に入って、聴くごとにまた、気に入ってしまい、もうヘヴィローテーションです。サウンドの厚みは圧倒的だし、超ポップでドラマチックでエレクトロニック。さらに可憐な女性ヴォーカルにコーラスワークも計算されています。こんなに活気に満ちた作品に出会ったのも、そうありません。個人的に激推薦盤にして、大傑作!(2008/5/22の日記)No.1VAMPIRE WEEKEND(ヴァンパイア・ウィークエンド)『VAMPIRE WEEKEND』そして2008年のベスト1がこれ。このアルバムの優れた所は、従来のロックのルーツから外れたところから派生したロックだという事。難しい事を、意図も簡単にやっているように聞こえてしまうのも才能か。アフロやカリブ海の音楽やクラシック音楽の要素を取り入れて、ロックに新たな息吹きを与えるというのは過去にあった事ですが、暑苦しくなったり、地味になりすぎたり、抽象的になったり、民族音楽ぽくなったりはありました。でもこのアルバムは、そんな事も無関係にポップでシンプルに楽しめるのが凄い。ともかく透明(クリアー)なサウンドに驚きました。(2008/3/1の日記)☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★No.10~No.1はこんな感じになりました。イギリス5、アメリカ11、フランス1、スウェーデン1、イタリア1、日本1かな。とりわけUK勢の不振は目に余る物があります。最上位がベテランのロバート・プラントでは笑えません。活きの良い(刺激的な)新人が見あたらなかったのは深刻です。インディシーンの底辺が薄くなっているのが問題じゃないのかな。それから、来年は日本盤が出ないアーティストがさらに増えそうな気もします。これも不安要素ですね。圏外だったオアシスもトラヴィスもキーンもヴァーヴのアルバムも素晴らしかったんだけど……、何か足りなかったな。と言うより、今年は個人的な趣味にストライクな好盤が多すぎました。(笑)ちなみにコールドプレイはさらに評価対象外です。一応2009年のキーワードは“UKが危ない”で行こうと思います。(笑)U2の新譜に期待したいです。(やはりベテラン!?)
2008.12.31
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今年は大変な事になってしまいました。あの大物バンドのあのアルバムやこのアルバムがランク外という大激戦。今年はそれだけ大豊作の年だったなぁという事ですね。ロック好きとしては、喜ばしい事ですが、冷静に考えてみるとある傾向も見えてきて、来年に向けての不安感もよぎりました。それについては最後のまとめで触れようと思いますが……。では私の今年のNo.20~No.11はこうなりました。選定条件としては、(1)昨年以前の旧譜も含む。(2)11月以降購入したアルバムで聞きこみが不足しているものは対象外。☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★No.20DELAYS(ディレイズ)『EVERYTHING'S THE RUSH』一部熱烈なファンが多い(私もだよ(^o^))ディレイズ、日本盤がようやく出て、来日公演も大いに期待していたのですが、ブリティッシュ・アンセムも空振りで、単独も音沙汰無し。楽曲は2ndよりも熟成されたような印象で、文句なし。一般受けもする作品だと思うのですが……。早く日本に来てください。(2008/5/23の日記)No.19SNOW PATROL(スノウ・パトロール)『A HUNDRED MILLION SUNS』よりアコースティックな傾向になった新作。しっとりしていて、癒しの効果もあるサウンド。この冬はこのアルバムを聴いて暖まりたい。素敵です。(2008/12/27の日記)No.18BRITISH SEA POWER(ブリティッシュ・シー・パワー)『DO YOU LIKE ROCK MUSIC?』ロックが好きで良かった。そんな至福感と恍惚感が味わえるスケールの大きなギターロック。世の中にはもっともっと楽しい事がたくさんあって、感動はあちらこちらに転がっている。そんな気分になるロックミュージックはそうはないですよね。前向きになれる作品です。(2008/5/3の日記)No.17BAND OF HORSES(バンド・オブ・ホーセズ)『CEASE TO BEGIN』けして目立つようなバンドではないのですが、楽曲の深遠さにはぞっこん参りました。聴き始めると完全に彼等の宇宙に入りこんでしまい、もう涙なしでは聴けません。身体がジワジワと熱くなってくるような高揚感があるのです。(2008/8/23の日記)No.16BECK(ベック)『MODERN GUILT』今年所々で見られた60年代回帰。初めは感動しても、すぐ飽きてしまったのもあるけど、これはそんな事はないですね。メッセージ性も強く、70年代前期のロックが熱かった時代のエモーションを感じ取りました。ベックだったら、ロックで社会を動かせるかも知れない。そんな期待をさせてくれた、問題作。(2008/8/30の日記)No.15ADVANTAGE LUCY(アドバンテージ・ルーシー)『飛び立った7頭の蝶たち』今、日本のギターポップバンドで一番好きなのが、ルーシーです。ライヴも行きましたが、3000円代で見られたなんて、ほんと幸せでした。身近に存在する気になるあの人の事、毎日の生活の中に共に生きている、そんな存在としてルーシーの音楽もいつも自分の中に存在しています。来年も変わらないあなたに逢えたら良いね。(2008/10/22の日記)No.14THE HOOSIERS(ザ・フージアーズ)『THE TRICK TO LIFE』UKらしいUKしか出せない味のあるポップバンド。何度聴いても楽しいし、飽きないです。今年、このバンドを超えた新人バンドは出なかったような気がする。サマソニの野外ステージもユーモアがあって楽しかったけど、大スタジアムにはミスマッチだったかもしれない。室内で集中して聴きたいバンドですね。2ndが出て曲が増えたら絶対単独ライヴにも行きたいです。(2008/1/18の日記)No.13RA RA RIOT(ラ・ラ・ライオット)『THE RHUMB LINE』USインディ期待の星にて良心。アコースティックでメランコリックで切なくて、ドラマチックだけど、人生のはかなさ、些細な喜びが内包していて、人間性に満ち溢れているような音楽。この先も大化けはしないだろうけど、ずっと愛着が持てそうなバンドです。色んな人に聴いて貰いたいお薦めの1枚です。(2008/10/24の日記)No.12MERCURY REV(マーキュリー・レヴ)『SNOWFLAKE MIDNIGHT』フワフワと音の流れに身を任せて漂っていたい。そんな気分になる音楽。エレクトロニクスを多用していて、これだけ美しい音楽が創造出来るなんて凄いと思う。ライヴの臨場感も相当なものだろうなと想像出来ます。精神と肉体の解放にも最適な作品です。(2008/12/29の日記)No.11THE MAGNETICFIELDS(ザ・マグネチック・フィールズ)『DISTORTION』音も良くないし、不協和音が多いし、ノイジーなんだけど、不思議と病みつきになってしまうサウンド。結局メロディーに光る物があると、そんなの関係ないみたい。USでは有名なインディバンドみたいなのですが、日本での知名度はまだまだですね。勿体ないですね。ヴェルベット・アンダーグラウンド、ジーザス&メリー・チェイン、ヨラテンゴあたりが好きな人に絶対お勧め!(2008/2/7の日記)No.20~No.11はこんな感じです。超メジャーなのはBECKぐらいで、趣味性が強いような気もしますが、どうでしょうか?(笑)。捻くれているのも多くない?管理人と一緒かな??(爆)。ちなみにトップ10はもっと入り乱れているかも。続きは明日アップします。
2008.12.30
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《米国ニューヨーク州バッファローでジョナサン・ドナヒューを中心に結成された新世代サイケ・バンド。1991年に1stアルバム『ユアセルフ・イズ・スティーム』を発表。その桃源郷のような幻想的なサイケ感覚は本国アメリカより先にイギリスで絶賛され、98年のアルバム『ディザーターズ・ソングス』に対する英メディアの高評価で世界に存在をアピールした。また、ベーシストのデイヴ・フリッドマンはモグワイやザ・フレーミング・リップスも手掛ける名プロデューサーでもある。》~CDジャーナルより~色んな所で年間ベストアルバムのエントリーを見てみると、自分との趣味の違いが微妙に分かって面白いなと思ったり、ありふれたエントリーで面白みがないなと思ったりでいろいろです。そんな中でイマイチ響いてこなかったアルバムの評価が高かったりすると、もう一度聴き直してみようかなとも思って聴き直してみるんですけど………。例えば【FRIENDLY FIRES】なんか。。。。やっぱり駄目でした。あのチャカチャカしたエレクトロには馴染めないし、ビートも私には軽すぎる。ロックするのかダンスするのかハッキリしてくれよ!って感じです。(その融合がカッコイイのでしょうけど…)まぁ、他に好きなバンドは一杯いるので無理に好きになることもないですけどね。(苦笑)で、【マーキュリー・レヴ】なんていうバンドもエレクトロニクスを駆使しているバンドで、こちらは大好き。その違いは何なのか、具体的に書くのも難しいですけどね。エレクトロニクスでも音の粒子は細かくて美しい。スペイシーな空間表現性は特別。空想性幻想性に富んでいて、桃源郷に誘ってくれます。ビートはエレクトロニクスとは別テイクで録られているのだろうけど、明確でロックらしいビートを演出していて申し分ないです。赤ちゃんの声やオペラ風のサンプリング音等が導入されています。「OCTOBER SUNSHINE」なんか【デヴィッド・ボウイ】の名盤『ロウ』を思い出しちゃったな。シンセサイザーがふわふわーっと漂う様は、ヨーロッパ的な浪漫に満ちていて、夢心地な気分にさせてくれます。アルバムタイトル『SNOWFLAKE MIDNIGHT』を訳すと『雪の結晶と真夜中』か。タイトルからも静寂感は漂いますが、音も耳をそば立てて、聞き漏らすまいという意識が働くほど細やか。ヴォーカルは甘めで魅惑的、好き嫌いはハッキリしそう。《SNOWFLAKE MIDNIGHT》♪熱い世界に雪の結晶 まわりを見てごらん 自分のやってきたことを 自分がなったものを きみは自分でここに来た きみは自分でここに来た きみは自分でここに来た 溶けてなにかに変わる…もっと大きなものに 溶けてだれかに変わる…まったく別の人間に 浮かぶ、漂う、変わる…移ろう…♪「BUTTERFLYS WING」も素敵です。いやー、ほんと、蝶になって飛んでるような気分になります。この開放的なサウンドは最近のUKのバンドにはなくて、近いのは【シガー・ロス】あたりになってしまいます。サイケ感覚と言ってもアシッドの香りはしない、純正当ドリームサイケ。間違いなく傑作です。SNOWFLAKE MIDNIGHTをチェックMercury Rev - Butterfly's Wingsを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.12.29
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《ギャリー・ライトボディ(vo、g)、ネイサン・コノリー(g)、トム・シンプソン(key)、ジョニー・クイン(ds)、ポール・ウィルソン(b)の全員がベルファスト出身。1994年にグラスゴーで結成。98年にJeepsterからデビュー・アルバム『Songs For Polar Bears』、2001年にセカンド・アルバム『When It's All Over We Still Have To Clear Up』を発表。メジャーに移籍して発表した『ファイナル・ストロー』(2004年)が大ヒットした。》~CDジャーナルより~クリスマスも過ぎ、仕事納めも終わって、当分仕事の事も考えなくていいと思うと、すがすがしい気分のハズだけど、ブログ的には書きたいことがロクに書けていない状況で、何か気持ちはスッキリしていないな。溜まっているものを吐き出さなくては……。今年も相変わらず、色んなアルバムを買いました。音楽配信なんかで音楽を楽しもうなんて全然考えたことはなくて、やはりCDを手に入れてジャケットを眺めてプレイヤーにディスクに挿入する喜びは、掛け替えのないものです。国内のメジャーレーベルも不況の影響なのか、国内盤の発売が中止になったり、予定がなかったりで、残念な話題が目に付くようになりました。【スノウ・パトロール】の前作『アイズ・オープン』は確かその年の英国ではNo.1の売り上げがあったと記憶しています。そのスノウ・パトロールの新作でさえ、未だ国内盤の発売日が示されていない状況です。とても待ちきれないので、輸入盤買っちゃいましたけどね。思い過ごしかもしれないけど、スノウ・パトロールのアルバムは冬に良く聴いているような気がするなぁ。1曲目の「If There's A Rocket Tie Me To It」のギターサウンドを聴いてイメージしてしまうのは、やはり雪。シンシンと降り注ぐ粉雪のような肌触り。ギターサウンドの音の粒が雪の結晶のようにも見えてきて、曲が進むに連れて雪も激しくなって、終わる頃になると一面は銀世界。そんなイメージです。前作よりもキラキラ度はアップしているような気がする。ギターロックからギターポップへの変化は個人的に大歓迎です。ジャケも星の形をした折り紙を散りばめたようなカバーだしね。「Crack The Shutters」ピアノもキラキラしている。堂々としたリズム隊に支えられてさらに引き立っているような感じです。「Take Back The City」アコースティックギターは胴鳴りがする深遠さ。サビのギターリフでの盛り上げは流石スノウ・パトロール。ハーモニーの抜け具合の絶妙さは彼等の18番だ。「Golden Floor」アコースティックサウンドですが、響きが豊か。シンセサイザーも鳴っていて、荘厳な雰囲気が素敵。「Please Just Take These Photos From My Hands」ゴリゴリしたビートが印象的。一見単調な曲調だけど、ギャリーのヴォーカルが爽やかだから、聴き入ってしまいますね。「Set Down Your Glass」ロマンをかき立てる曲調。まったり気分で浮遊出来ます。「Engines」やはり骨大なビートが楽曲に安定感をもたらしていて、壮大な世界観に寄与。ゆったりしていながら、スケールが大きい。「The Lightning Strike」3部構成。豊潤さと耽美感を持ち合わせた音響空間。スノウ・パトロールが辿り着いた集大成的な曲かもしれない。うーん、良いですね。揺るぎない楽曲の深みと安定感。キラキラ度と繊細さも兼ね備えていて、ギターロックのダイナミズムも所々にあって、聴き応えは抜群です。派手な曲はないけど、末永く愛聴出来るそんな作品。個人的には『アイズ・オープン』よりも好き。寒い冬に、温かく成りたい人にお薦めのアルバムです。こんな素敵な作品をほっとく、メジャーレーベルの人達、罪は重いですよ。HUNDRED MILLION SUNSをチェック?Snow Patrol - Take Back The Cityを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.12.27
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先日MTVで放送され録画してあった、レミオロメンとカイザー・チーフスのMTV LIVEを見ました。日英の人気バンドが二つも見られるという事で、当日参戦も検討したんだけど結局行かなかった。放送はたった1時間だったけど、雰囲気は味わえたので良かった。日時場所は11月23日で赤坂BLITZです。カイザー・チーフスは、好みの問題ですがやや期待外れ。そこそこポップな楽曲にキャッチーさ、乗りやすいリズムと聴きやすいのだけど、全てに中庸。もう少し強烈な個性が欲しい感じです。ヴォーカルのリッキーの声の質は低くて太くて、声域は狭い。高くて通りの良い声、フォルセットヴォイスが好きな私の好みとは正反対のヴォーカリスト。パフォーマンス(動き)はやや体育会系の乗りでもう少し細やかさが欲しいかな。レミオロメンは素晴らしかった。カイザー・チーフスと比較してもサウンドはクリアーで鮮烈で透明。ギターのカッティングも歯切れが良くて気持ちが良い。藤巻のヴォーカルもけして上手くはないのだけど、通りは良くて感情がダイレクトに伝わってきます。今でも『エーテル』を愛聴しているけど、そろそろ『風のクロマ』買って切り替えようかな。今後の予定では、3月に来日公演を控えるOASISの最新ライブ(2008年10月にイギリスのWembley Arena で行った最新ライブ)が1月1に放送予定されています。来日公演の予習に最適。見物ですね。
2008.12.25
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《オーストラリア、シドニーで結成されたエレクトロ/ポップ・バンド。80年代のポスト・パンクやファンク、シンセサイザー・ポップを取り入れたダンス・ミュージックを展開。2005年発表のシングル「KELLY」のヒットにより、クラブ・シーンを超え幅広い層から人気を獲得した。ほか、アルバム『V』やリミックス盤などを多数リリース、シドニー発の人気レーベル“Modular”の看板アーティストとして活躍している。》~ヨーガクプラスより~これ、良いですね。個人的に2008年最後の大当たりアルバムになるかもしれない。既にダンスミュージックやテクノフリーク達には評判になっていたようで、人気があったバンドのようです。サマソニ08にも来日していたようで“朝までナマソニ”オールナイトDJイベントの方で出演していたみたいです。いよいよファーストフルアルバムの国内盤発売(中)で、色んな人に聴かれるようになるでしょうが、大ヒットの予感がします。キャッチーでエレクトロニックなポップサウンドなのは言うまでもないですが、ドラマチックで清水のように美しく流れるシンセサウンドが心地良いのです。エレクトロだけではなくギターサウンドにはシューゲイザー系の厚みがあります。明るい曲調にしろ、若々しく爽やかなルックスにも、大いに支持される要素があると思います。やはり「KELLY」の出来がダントツに良い。何度も繰り返し聴きたくなるシンセポップ。【ニュー・オーダー】の「ブルー・マンデイ」に勝るとも劣らないキラーチューンと断言してしまいましょう。リズムラインは、ほぼ「ブルー・マンデイ」と共通。違うのは少々アンニュイで爽やかなリードヴォーカルと、横方向に拡がるシンセサウンドでしょうか。サビで合唱したくなるようなアンセムソングにも匹敵する名曲だなと思います。日本盤は2つのリミックスヴァージョン付きで、さらに「KELLY」が楽しめるようになっています。トランス状態に陥りそうになるのは、こちらリミックスヴァージョンですね。《KELLY》♪ケリーはかわいい女の子、鏡を覗く、みんなと同じように 窓の外を眺めて、未来に思いを馳せる いつも走っている、周りが見えないくらいに走ってる いつも雨が降ってて、時計の針は9時、そして僕に出会った くつろぎながらテイラーを塗り、君と僕のことを考える プレーヤーを聴いているけど、プリンスも聴きたい曲も聴けない いつも時間がない、周りが見えないくらい時間がない いつも雨が降ってて、時計の針は9時、そして僕に出会った ねえケリー、自由は君のものなんだ ああケリー、君が走ってくるのが見える ねえケリー、自由は君のものなんだ ああケリー、君が走ってくるのが見える♪詩も可愛くてロマンチック。好きな君とずっと一緒に居たいのに、君は忙しすぎてそれも叶わない。君の事を想うと切なくてたまらない。そんな曲かな。「KELLY」のビデオは歌詞に沿って作られています。プリンスのレコードも出てくるし、時計は8時59分と9時を示したりして細かい演出です。そして、何よりも熱い接吻がたまらないですね。。。。(笑)オーストラリアには他に【カット・コピー】というエレクトロニックなバンドもいて、こちらもなかなか良いですね。2009年はオーストラリアのロックシーンにも、目配りをする必要があるかもしれません。VをチェックVan She - Kelly を見てみる?Powered by TubeFire.com 誰かー、キスしてくれーい。たまらん……。(^^;)
2008.12.23
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結成10年以内の漫才コンビ日本一を決める『M-1グランプリ2008』。クラブワールドカップ決勝戦と思いっきり被ってしまい、どちらを見るか悩んだけど先にM-1グランプリを見ることにしました。今年の決勝戦に残った8組では、【ナイツ】が断トツに好き。【ザ・パンチ】も結構好きですね。それでもザ・パンチが決勝に残ったのは意外な気はしたけど……。東京と大阪の笑いは質が違うと昔から言われているけど、社会風刺や毒のある笑いが好きな私は圧倒的に東京の笑いが好き。そういった意味では、浅草から叩き上げたナイツの笑いは大好き。あの左側の児玉清の物真似もする人(名前知らず)の次から次へと出てくるボケには感心してしまいます。ツッコミをする右側の眼鏡の人も、しゃべりの回転が速く絶妙です。お笑いも個人の趣味で好き嫌いがハッキリするけど、【笑い飯】って何処が面白いんだかさっぱり分かりません。毎回決勝戦に出てくるけどね。キングコングの今回のネタは絶妙な間があって面白いと思ったけど、審査員の評価は意外と低かったですね。これまた大好きな【オードリー】が決勝戦に残っていなかったので、残念に思っていたら、敗者復活で勝ち上がったので嬉しくなってしまった。無欲でプレッシャーが無いせいなのか一番普段の漫才をしていたんじゃないかな。最終決戦に残った3組、オードリー、ナイツ、NON STYLE。勢いがあったのはオードリーに見えたけど、優勝はNON STYLEでした。ナイツのような大人の漫才をするコンビには、こういうお祭りで優勝する意味なんてさほどないように思えるし、オードリーは爆笑レッドカーペットでお馴染みで既に東京地区では人気者。TBSの「はなまるマーケット」にゲスト出演していた時に、マニアックな節約術みたいな話をしていて、面白かった。奥様達のハートも掴んでいるハズ。NON STYLEは知らなかったけど、左側の人の切り返しの速いボケは面白かった。なので優勝には異議はありません。審査員が関西の人が多かったのも有利に働いたような気がしなくもないかな。俺の心の内ではオードリーが優勝さ、ヘッ西川のりおと一緒にしないでくれい。ヘッ。昨年優勝した【サンドイッチマン】は、明日からはM-1グランプリチャンピオンの肩書きがNON STYLEに移ってしまうので、心配しているみたいですね。お笑いの世界も入れ替わりが激しくて大変だなぁ………。(笑)
2008.12.21
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《1958年、アメリカ・デトロイト生まれ。82年デビュー、84年『ライク・ア・ヴァージン』が社会現象になる。翌85年のセルフ・プロデュース作『トゥルー・ブルー』で、単なるアイドルという偏見を払拭した。その後グラミー3部門に輝いた『レイ・オブ・ライト』、冒険的ながら商業的成功を収めた『MUSIC』など次々作品を発表。2005年には『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』が、28ヵ国でナンバー・ワンを記録した。2008年、最新作『ハード・キャンディー』を発表。》~CDジャーナルより~バカ売れした前作『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』の影に隠れて、こちら『HARD CANDY』は地味な印象なアルバムになってしまったようですが、これもなかなかどうして良いのです。あえて『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』が陽とすれば、『HARD CANDY』は陰。渋谷の道玄坂あたりにあるクラブと新宿の裏通りにありそうなクラブとの違いと言えばいいかな。『HARD CANDY』は少々怪しいですけどね。ジャケもSMの女王様ぽいっし………。(笑)テクノが控えめになったことで、大人のダンスミュージックという趣はこちらの方が上です。流行という面では、『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』は【ペット・ショップ・ボーイズ】のニール・テナントがサウンド面でサポートしていたのに比べて、『HARD CANDY』は【ジャスティン・ティンバーレイク】やティンバランドをフューチャー。明らかに『HARD CANDY』の方が旬だと思うのですが……。やはりダンスミュージックとしては『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』の明るさと派手さの方が支持されるのかな。そうは言っても、『HARD CANDY』は英国アルバムチャートでもNo.1獲得しました。マドンナは年間で如何ほど稼いでいるかというと、米国のフォーブス「Forbes」誌で発表された、2007年世界の女性ミュージシャンの年収トップ20では7200万ドル(約76億円)を稼いでいます。堂々のトップ1です。ちなみに元大リーガーの大魔神佐々木投手の大リーガー時代の最高年俸は20億円て言ってたから、大魔神4人分近くですね。変な比較。。。(笑)年末ジャンボ宝くじを10枚買って夢見てる誰かとは桁が違いますね。(笑)《HEARTBEAT》♪胸の鼓動で分かるもの 貴方には古く感じるかもしれないけれど わたしには新しく感じるの 胸の鼓動で分かるもの 踊っている私を見れば分かるでしょ 自由になった気分だもの ライトを浴びているのはわたしひとり 特別な思いがしてくるもの 人生は複雑、とにかくベストを尽くすのみ 自分に言い聞かせるの これってテストみたいなもの わたしの現実逃避 ダンスは素敵な気持ちにさせてくれるもの 動き出したらもうこっちのもの 夜通しダンスし続けるの♪ダンスの魅力に取り憑かれれてしまうと、踊らずにはいられない。その他の諸々の事は全然関係ないし、目には入らない。至って健全な(?)ドラッグのようなものです。“ダンスはとてもセラピーになるの。人を解放すると思うし、子供のように若い気分になれるし、最高のエクササイズにもなるし。みんながダンスをするべきだと思うわ。ダンスは重要だと思うのよ”うんうん、ほとんど同意。ダンス好きの人は皆そうなんでしょうね。「GIVE IT 2 ME」「HEARTBEAT」「MILES AWAY」「BEAT GOES ON」「DEVIL WOULD’T RECOGNIZE YOU」「VOICES」が特に好き。ラップの【カニエ・ウェスト】とのコラボ「BEAT GOES ON」も相性が良くディスコ風にアレンジされていますね。フレンチエレクトロな味も魅力なダンスナンバーだと思います。“ダンスは、私が一番最初に私の創造的、芸術的表現を見出した場所で、私が一番愛しているのは、いつだってダンスなのよ、だから音楽を作る時も、何がみんなを踊らせるかしらということを考えるの”素晴らしいコメントですね。これからも私達を楽しませてください。ハード・キャンディーをチェックMadonna - Give It 2 Meを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.12.19
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いゃあ、面白いゲームでしたね。結果は3-5でマンチェスター・UCの勝利でしたが、ガンバ大阪の健闘が光った試合だったと思います。後半29分過ぎからのゴールラッシュには、面白すぎて笑ってしまった。ガンバが29分に1点取ってからのあっという間のマンチェスターの3点の逆襲。しかし、そこから臆することなく攻撃を仕掛けた、ガンバ大阪の頑張り振りもあっぱれでした。2点を取り返して、マンチェスターの選手の表情が青ざめたところで、試合は終了。3点を取られたショックはあったのではと思わせました。前半のセットプレーからの2失点が響いた。ガンバ大阪の守備陣とマンチェスター・UCの体力差と高さの差はどうしようもなかった。ガンバ大阪の攻撃サッカーは面白い。日本代表でもあるボランチの遠藤選手の軽いボールさばきと、ゲームコントロールにも感心してしまった。中盤で良くボールを奪い返していたし。それから例のコロコロPKが見られたのは良かった。世界に通用することが証明されました。コロコロPKを決めた遠藤選手。しかし、今回はややスピードを上げた“ゴロゴロPK”だったそうです。(笑)C・ロナウドのスピード、フットワーク、高さ、シュート力と世界No.1の実力を見られたし、交代していきなり2得点したルーニーのフィジカルの強さとシュートの正確性も凄みがありました。決勝戦はまたもや南米代表(リガ・デ・キト)と欧州代表との対戦になりました。楽しみです。3位決定戦にまわったガンバ大阪の試合も見ます。
2008.12.18
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《『ポリリズム』で注目を集めた近未来型テクノポップユニット“Perfume”。初めての武道館ライブの模様をたっぷりと放送する。》Perfumeファンに朗報。2008年11月7日の武道館公演がNHK衛星第2で放送されます。特にライヴ行ったことのない人にはありがたいですね。私も無いので楽しみです。ちなみに私はアーチャンが好きです。(どーでもいい?)笑放送予定12月27日(土)午後11:30~午前1:00 NHK衛星第290分も……。見なくちゃ。録画必至!(笑)
2008.12.17
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とりあえずOASIS参戦決定の発券終了希望通りに3月28日幕張メッセ土曜のチケット確保出来たのにホッ。月曜日に発券してきて、チケット眺めてホッ。B-2ブロックの2200番台???別に前の方に陣取りたいわけじゃないから、ブロックにはこだわらない。けれど後ろすぎると柱が邪魔をして見づらいという情報もあり、油断出来ないな。
2008.12.16
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《ロンドン出身のシンガー・ソングライター。教育家、慈善活動家であり、イスラム教への改宗者としても知られている。キャット・スティーヴンスとして1960年代後半以来世界中で6000万枚以上のアルバムを売り上げた。栄光の頂点にあった1977年に、スティーヴンスはイスラム教に改宗する。その翌年に自らの名前をユスフ・イスラムに改めた彼は、ムスリム共同体の教育問題や慈善活動に身を捧げるために音楽業界を離れた。それから28年後の2006年にポピュラー・ミュージック界に復帰し、『アン・アザー・カップ』と題されたアルバムをリリースしている。マン・フォー・ピース・アワードやメディタレニアン・プライズ・フォー・ピースなど、世界平和を訴える活動によってこれまでにいくつかの賞を受賞している。》~Wikipediaより~70年代の名曲ベスト10として、絶対に入れたいのが【キャット・スティーヴンス】の「MORNING HAS BROKEN」(雨にぬれた朝)です。当時日本でも大ヒットしましたね。私も大好きな曲だったのですが、何故か彼のレコードは持っていなくて、一昨年やっと購入したのがこのユニバーサルから出ている『GOLD』でした。ともかく周期的に襲ってくる“「MORNING HAS BROKEN」が聴きたくてしょうがない”という情動に駆られたのでした。ちなみにユニバーサルの『GOLD』シリーズは色んなアーティストのCDが出ていますが、曲数の多さ(2枚組)と音の良さといい、優れもののベストシリーズの1つだと思います。曲も年代順に並べられているので、アーティストの歴史も分かるし、音楽性の変化も分かるようになっています。さて「MORNING HAS BROKEN」ですけど、まず流麗に流れるイントロのピアノが素敵すぎます。そして、アコースティックギターはアルペジオではなくて、コード弾きだと思うのですが、案外単純なコード進行なのに、ピアノの旋律を殺さないように適切なリズムを刻んでいます。そして、そして、最大の魅力はキャット・スティーヴンスの歌の魅力(魔力)。この人の声の個性ったら、とてつもなく強力。ビブラートが掛かって微妙に揺れているのです。この声の質には、何度聴いてもゾクゾクと来てしまうのですよ。《MORNING HAS BROKEN》♪夜が明けて朝がきた、まるで初めての朝のように ブラックバードがさえずる、初めての鳥のように 歌を祝福しよう、朝を讃えよう 新しく生まれた春を讃えよう 降り始めた優しい雨、天国から注がれる光 初めて芽生えた草に降りる初めての霜のように 湿った庭の優しさを讃えよう 神の足が通り過ぎていった場所は完璧になる 太陽の光も朝も僕のもの ひとつの光が誕生する、エデンがすべてを目撃する 歓喜で讃えよう、すべての朝を祝福しよう これぞ新しい一日を祝う神の娯楽♪歌詞も凄い。まるで神が万物の創世をしたときの祝福の詩。極めて行き着く先は神の啓示か。うーむ。「MOONSHADOW」も人気の曲ですが、これも深い。“両手を失ったら働かなくていいし、両目を失ったらもう泣かなくていいし、口を失ったらもう話さなくていいんだね”という自虐的な内容の詩を、穏やかで明るい旋律で歌われるのだからたまらないです。単なるシンガーソングライターでは満足がいかず、後に宗教の道へと進んだというのも理解が出来ます。ともかくどの曲も神聖でピュアで、汚れがない。音楽シーンに復帰後の新曲も収録されています。2005年の作「INDIAN OCEAN」(インディアン・オーシャン)がそれ。なお、この曲から得られたロイヤリティの全ては慈善団体に寄付されたそうです。そういった事を別にしても、音楽が聴ける喜びをしみじみと感じます。いやー、ほんとに「雨にぬれた朝」は名曲ですね。キャット・スティーヴンス・ゴールドをチェックMorning Has Brokenを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.12.14
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《Admiralは、1914年イギリス海軍(NAVY)の制服のブランドとしてスタート。ロゴモチーフは、Admiral=海軍提督の袖章を表す。その後、革新的なスポーツブランドとして拡大、1970年代にはサッカーブランドとして、マンチェスターユナイテッド等、英国のメジャーナショナルクラブやイングランド代表のオフィシャルスポンサーとして契約。1980年代以降は、サッカー以外にラグビー・クリケットといったトータルスポーツブランドとして発展。今や当たり前となった、チームとスポーツブランドのタイアップの礎を築いた。》~ブランドストーリーより~アディダスのスニーカーもちょっと飽きてきたので、新しいスニーカーを買おうかなと思って、ショップを覗いていたら、Admiralという聞き慣れないブランドのシューズが目に留まりました。フォルムはウィズがやや細めのデザインでなかなかカッコイイ。英国のブランドでカタログなどを見てみるとロックミュージシャンにも愛用されているみたい。素材は合成皮革+レザーで足当たりも柔らかそうで履きやすそう。Watford Premierの黒が気に入ってしまった。価格は8,190円。 左Watford Premierの黒 右Watfordの白Watfordの白も爽やかで涼しげで良い感じ。春から夏にかけて履いてみたいかな。ユニオンジャックがデザインされているのもお洒落です。今日は品定めだけだったけど、次回ショップ行ったら買ってこよう。(既に持っていられる方いましたら、履き心地お知らせください。)Admiral Watford Premierをチェック
2008.12.13
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《1995年に英国チェスターでポール・ドレイパー(vo、g)を中心に結成された4人組ロック・バンド。グラムやニュー・ロマンティックを彷佛とさせるバンド・サウンドでインディ時代から人気を集め、97年のデビュー・アルバム『ONE LP(アタック・オブ・ザ・グレイ・ランターン)』が全英初登場1位を記録し、話題となる。98年に2ndアルバム『SIX』、2000年にヒュー・バジャム・プロデュースの3rdアルバム『リトル・キックス』を発表。人気の絶頂の中、03年5月に突如解散を表明。》~CDジャーナルより~90年代の英国のギターバンドで聞き漏らしていたバンド、【マンサン】のアルバム『Little Kix』なんかを、今年1年ずっと聴いていました。最近になって日本盤のベストが発売されたようですが……。美的センス、感覚が【スウェード】あたりに近いものがあって、なかなか私好みのバンドです。ギターリストでヴォーカリストのポール・ドレイパーの個性が魅力なのでしょう。艶のある声もまた良し。ミディアムテンポのゆったりとした曲が多いですが、これが耽美感をもたらしていて良いのです。【デュラン・デュラン】のようなメリハリ感はないものの、ニュー・ロマンティックス風な雰囲気は確かに漂っている。美麗なストリングスやシンセの響きも良いです。ギターサウンドも空間に溶け込んで拡散していくような感じで、優雅さと気品を備えているのも良い。切々とした「COMES AS NO SURPRISE」なんかを聴いていると、身体が宙に浮いてフワフワと漂っているような感覚に襲われる。この浮遊感がたまらないのです。《LOVE IS…》♪愛こそ、僕の欲しいものすべて でもそれを自覚してなかった 追い求めるのは愛だけ、やっと気がついた でも当たり前のことはとても見つけにくい 全然、目に入らなかった そう目の前にいつもあった、しっかり見つければ… 愛は僕のもの、僕は勝手すぎるけれど 愛はそのくらいパワフル 時が流れれば、孤独も退屈になってくる 切望するのは愛だけさ、口に出すのは恥ずかしいけど 今まで僕が逃してきたのは愛ばかり もう周りに壁を作るのはやめよう♪「LOVE IS…」も酔わされる音空間で、横揺れのグルーヴを体感してしまいます。「FORGIVE ME」「UNTIL THE NEXT LIFE」と聴き進んでいくと、完全にマンサンの魔法に掛けられて、催眠に掛けられてしまったように気持ち良くなってしまう。「FOOL」も良い曲ですね。サビのコーラスが絶品。ギターもエモーショナルで伸びやかです。ラストの「GOODBYE」は、クラシックスタイルの伸びの良いギターソロが聴ける高揚感のある曲。バッサリと音が途切れて終わるのは、まるで解散を予見しているかのようにも聞こえる象徴的な終わり方です。プロデューサーが80年代に活躍したヒュー・パジャムのせいなのか、シンセサイザーを使用した奥行きと拡がりのある音作りは手慣れたもので、安定感があり破綻がない。解散してしまたのは、惜しいな。マンサンでなくても良いから、ポール・ドレイパーの最新の音(声)を、是非とも聴きたいなと思っています。追記ポールの最新の活動状況が分かるインタヴュー記事が載っている、日本語ファンサイトは必見!リトル・キックスをチェックMansun - Foolを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.12.12
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今日も東京は雨だった。今年のライヴ参戦で3回目の雨かな。これは私にとって参戦回数からいくと、かなり確率高いです。新雨男誕生です。(笑)新譜の日本盤が1週間前に出たばかりの、ブレット・アンダーソンの来日公演。サマソニ07以来です。今回はアコースティックなライヴになるという情報だったけど、まさかブレット含めて2人だけとは思わなかった。しかも電気楽器は一切使用せず、ピアノとアコースティック・ギターとチェロという構成。チェロを演奏するのはエイミーという女性で、ピアノとアコースティック・ギターはブレットです。数回アコースティック・ギターを差し替えるだけの、シンプルな進行。始まる前に、2部構成で間に20分の休憩があるとアナウンスがありました。なので20分の休憩でバンドセットに変わるのかなという予感もありましたが、後半も同じくアコースティックセットでした。ソロ作は内省的な曲が多く、皆じっくり聴き入っていましたが、後半のSUEDEメドレーになると、ジンワリと盛り上がっていた感じです。1部40分、2部40分、アンコール10分だったでしょうか。アンコールの「everything will flow」「trash」では自然にオーディエンスから手拍子が……。ブレットの声は変わらず張りがあって、明るく透明でした。充実振りが伺えるライヴでしたね。今のブレットにはエレキギターもエレキベースもドラムスも必要がない。ありのままのブレットを感じとりました。 それからAXの音響は、残響音が綺麗で伸びやかですね。程よい広さだし、天井の高さが高音質にも寄与しているのに違いありません。スタンディングが苦手の人は2階席で観賞すれば良いし。良いホールですよ。▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽今年のライヴはこれで見納めかな。次はスピッツか。その前にドドーンと来るやつを見たい気もするけど、無理かな。1月2月の来日ラッシュで、一番ビックリしたのは【カーヴド・エア】の初の来日公演。本国で再結成してライヴもしているというのは知っていたけど、まさか日本に来るとは思わなかった。天才ヴァイオリニスト、ダリル・ウェイのヴァイオリンプレイ見てみたいなぁ。これを逃したら一生見られないような気もするし………、どうしよう……(笑)
2008.12.09
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《後にジャズ・ロック・シーンで活躍するブライアン・ゴッディングや、ファミリーに参加するジム・クリューガンらにより結成されたサイケ・ポップ・バンドが、67年にジョルジオ・ゴメルスキーのマーマレードよりリリースしたファースト。ピンク・フロイドの『夜明けの口笛吹き』と双璧をなすUKサイケデリック・ホップの金字塔。》~HMVより~これは60年代サイケ好きにはたまらんアルバムです。1967年の作品ですが、2006年に紙ジャケ、リマスターで再発されました。中期から後期のサイケ期の【ビートルズ】の影響が大ですが、拡大解釈してアイデアを詰め込みアルバム1枚に収納した作品として、聴き応えが充分です。サウンドはカラフルでポップなので聴き取りやすく、難解な所もないので、純粋にポップ音楽としても楽しめます。Look At Me I'm Youテープの逆回転をふんだんに使用。色んな音が右から左から出てきたり消えたり、コーラスもパターンが様々にありと、楽しませてくれる。I’ll Be Late For Teaたくましいベースラインを基調とする曲調に、ロジャー・ダルトリー張りに、歌い上げるヴォーカルスタイルといい、美しいコーラスが際だっている。Telegram Tuesdayアコースティック・ギターとエレキ・ギターの音色が美しい。時々鳴るマリンバの音も印象的。メロディーラインが一定しない、不思議な曲調のままエンディング。面白い。Love Isオペラ風の序章から、語り調のバラードへと展開する流れ。ダークな雰囲気と抒情的な雰囲気が混じり合った不思議な空間。What’s It Forストリングスとホーンとピアノによる、間の抜けたようなコミカルな絡みが面白い。オーソドックスなヴォーカルとの違和感が不思議な空間を醸しだしている。People Of The Royal Parksビートルズの「ホエン・アイム・シックスティ・フォー」に似た曲。Mrs. Murphy’s Budgerigarちょっと「サニー・アフタヌーン」の頃の【キンクス】に近いメロディー。“マーフィー夫人のセキセイインコ”というタイトルにしても、風刺が効いているような感じ。When The Alarm Clock Rings裏声のコーラスが如何にもサイケ調。キーの高さで押し切ってしまうような、強引な曲調。The Intrepid Balloonist’s Handbook,Volume Oneタンゴ風のリズムに、アコーディオンが鳴っていたりと奇想天外。以下全15曲ですが、内3分以内の曲が12曲と、小品集といった趣ですが、実験精神は豊富でアレンジも多様で飽きさせません。当時の録音技術で出来る事を全てやり尽くしたという感じです。正にビートルズの蒔いた種を、純粋に継承したバンドと言えそうです。【ファミリー】というバンドもユニークなバンドだったけど、改めて聴き直したい衝動に襲われています。。。(笑)Look at me I'm youを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.12.07
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《リトル・フィートのローウェル・ジョージの娘であるイナラと、マルチ・プレイヤーのサウンド・プロデューサー、グレッグ・カースティンからなるデュオ。イナラがソロ・アルバムを制作中に、ソングライターとして実績を残していたグレッグと出会ったのは2005年のこと。米国ロサンゼルスで始動した彼らは、07年にセルフ・タイトルのアルバムでデビュー。幻想的でどこか懐かしいポップスは、大手一般紙でも取り上げられるなど、高い注目を浴びた。》~CDジャーナルより~2008年も残すところ25日を切ってしまいました。遅ればせながら、The Bird And The Beeという男女ポップデュオの存在を知ったのは、つい1か月程前の事で、それ以来今一番関心のあるのがこの人達の事。彼等の記事が載っている雑誌やオフィシャルサイトは毎日のようにチェックしています。最新アルバム『Ray Guns Are Not Just The Future』も12月3日に日本先行発売の日に購入してきました。ともかく音楽にしてもファッションにしてもお洒落で、夢心地にしてくれるデュオが登場してくれたものだと喜んでいます。業界受けの良さそうな人達でもありますね。【リトル・フィート】のローウェル・ジョージの娘がこんなに大きくなって、こんな素敵な音楽を届けてくれる。感謝感激感慨深いなぁ、なんてオッサン臭い事を言うのは止めておきましょう。(笑)日本盤のボーナストラックには既にTVのCFでオンエアされている「Heart Throbs And Apple Seeds」と映画『セックス・アンド・ザ・シティ』の劇中挿入曲「How Deep Is Your Love」(【ビージーズ】のカバー)が収録されているのも嬉しいです。サウンドは軽めのエレクトロニクス、エレクトロニカに適度なディストーションを掛けられて空間に漂っているという感じで、スペイシー。幽玄な雰囲気感が漂っている所も素晴らしい。イナラのヴォーカルは、しっとりと濡れている感触のウイスパーヴォイスで、充分に癒し系として聴けます。ちょっぴり懐かしいような60年代アメリカンポップスの味も備えています。「My Love」等そんな彼らの魅力が詰まった魅力的な曲です。この人達も2007年のフジロックに来ていますね。その年の10月には再び来日してライヴも披露しています。「Love Letter To Japan」は、日本のファンに向けた愛に満ちた曲で嬉しくなってしまいます。(日本語入りという親切ぶり)《Love Letter To Japan》♪愛しい人、優しいあなた あなたがくれた たくさんの贈り物 忍耐、平和、桜の花 それからお菓子 わたしはあなたのものよ ずっとずっと、あなたが受け入れてくれる限り 誰よりも大切な人 わたしは夢を見たのよ、言葉を口にしたら こんな響きが飛び出してきて わたしはあなたに、日本語で話しかけていたの 愛しい人 どうしてなんだろう、あなたの名前が聞こえて そうしたらもう、他のどんな場所にも 行きたくなくなってしまったの その途端に 他に行きたい場所なんて、なくなってしまったの♪過去に【ユーリズミックス】、【エブリシング・バット・ザ・ガール】、【スウィング・アウト・シスター】とお洒落系のエレクトロニックなデュオが登場してきましたが、ザ・バード&ザ・ビーもそれに続くバンドとして、楽しませてくれそうです。来日、切に希望します。そしてライヴで是非とも、その世界を堪能したいです。ナツカシイ未来をチェックHow Deep Is Your Loveを見てみる?Powered by TubeFire.com ビージーズよりもいいかもしれない。
2008.12.06
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《“ロック・ドキュメンタリーの最高傑作”とも評される『ギッズ・ア・オールライト』から28年、それを上回る最強の映画が遂に日本上陸。「ザ・フー:アメイジング・ジャーニー、これはザ・フーが苦悩しながらも進化し続ける姿を見事に捉えた、正にすべてのロック・ファン必見の映画である。》12月3日平日休みを利用して、ロードショー公開されているザ・フーの『アメイジング・ジャーニー』を見てきました。DVDを購入するつもりだったので、劇場では見る予定がなかったのですが急に思い立って………。シアターN渋谷のサービスデーで1000円だったりもしたので。。。(笑) ビートルズやストーンズの伝記本は持っているけど、フーのは無いので知らなかった事実があって面白かったです。 ●若い頃のロジャー・ダルトリーとピート・タウンゼントは仲が悪く、殴り合いの喧嘩はしょっちゅうしていた。●ヤンチャなイメージのロジャーは実はバンド内では一番堅実で常識人だった!?●経済的(私生活)に問題を抱えていた、ジョン・エントウィッスルのためにロジャーとピートはバンドを再結成し、支援した。ロンドンのギター小僧は「マイ・ジェネレーション」のリフを必ず真似るみたいな発言がありましたが、日本の事情との違いを感じました。日本ではパープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」でしたものね。70年代フーは日本では人気がなかった事実と考えると興味深い話です。 ハイ・ナンバーズと名乗る前に、一時的にフーを名乗ってたんですね。これは知らなかった。で、2004年に発刊されたレココレの増刊号のガイド本見たら載ってました。(笑) スティングやノエル・ギャラガーの暖かいメッセージにジーンと来ました。映像は時系列でまとめられ進行していくので、とても見やすく分かりやすかった。ライヴ映像の挿入も適切に配置されています。60年代から70年代のライヴ映像は、やはり過激で凄い。2000年代になって過激さはなくなったものの、パワーは20代バンドと変わらないですね。ザック・スターキーのドラムテクニックには驚かされました。そしてキース・ムーンの強烈な個性を再確認できて良かった。未聴だったソロ作品も聴きたくなりました。紙ジャケSHM-CDで発売されているようなので買おうと思います。なお、私が見た平日の1回目、11時20分からの客の入りは40人程度で、余裕で観覧できました。お薦めの時間帯です。
2008.12.04
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《英国ブライントン出身のマルチ・プレイヤー。ギターやキーボードはもちろん、ストリングス・アレンジまで手掛ける。2007年、自主制作で『April & I』をリリース。ビーチ・ボーイズやエルヴィス・コステロなどの影響を感じさせる、独特のポップ感にエレクトロニクスを加味したサウンドと、コンセプチュアルな作風が話題に。UKロック・シーンのミュージシャンからも絶賛を浴び、次代を担うアーティストとして注目を集める。》~CDジャーナルより~英国はブライントンからポップを地で行ったようなアーティストのデヴューです。その名は【ポール・スティール】。良いですね、このアルバム。極上のポップ度は【ロジャー・マニング・ジュニア】あたりとも共通します。キラキラしていてカラフル、レインボーカラーの多彩色といった感じのサウンド。それと遊園地の乗り物にでも乗っているような、ワクワク感や楽しさがあります。でも、このサウンドは近年の英国にはなく突然変異ぽいですね。そのせいなのか、最初のメジャーレーベルでは売り出すのに困惑したらしく、意見も合わずに契約破棄となったらしいです。そして自主レーベルでリリースすることに。その内容には変わりがないようだけど、お蔵入りにならなかったのは幸いというか、メジャーレーベルの弊害を痛感してしまう話ですね。操作されるロックシーンと、それに踊らされるファン(アーティスト)も不幸です。この傾向はイギリスのロックシーンに顕著です。昨年のフジロックで来日もしていてライヴを披露、評判になっていたらしいですね。影響を受けたアーティストに、【ブライアン・ウィルソン】、【バート・バカラック】、【ビートルズ】、【スーパー・ファーリー・アニマルズ】等を挙げていて、クラシックロック(ハードロック)のギターソロは嫌いだそうです。彼のインタヴュー記事で、なるほどなーと思った記事。“アメリカのサウンドってロックを意識した音になってるよね。絶対にドラムが大きくてリード・ヴォーカルが前に出てて、ギターや他の音がサポート役として抑えられている。イギリスの方が楽器の演奏に重きを置いてて、ギターがもっと前に出てるし、アレンジも全面に出てる。”これって、私が11月22日の【キラーズ】の記事で言いたかった事と同意です。さすがポップお宅、分析が鋭いです。(笑)特にコーラスは【ビーチ・ボーイズ】の影響が大で、ビーチ・ボーイズ好きならストライクなのは間違いなし。ドラムスがややラウドで粗いのには違和感があります。声の質はハイトーン系で甘めかな。ストリングスはフルオーケストラを使用していて、壮大。インディ臭さの微塵もないのは立派、さすがポップお宅。(しつこい)笑。弱冠22才のマルチプレイヤー。またまた面白い人が出てきたものです。ムーン・ロックをチェックPaul Steel - Your Lossを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.12.02
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