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9月28日の日曜日、LINUS OF HOLLYWOODとAdvantage Lucyを見に渋谷eggmanに行ってきました。しかしー、eggman行ったの何年振りだろう。そうそう、【山下久美子】が「赤道小町ドキッ」がヒットする前、「ダンス・イン・ザ・キッチン」の頃以来だ。そうなんです。何を隠そう、わたくし当時彼女の大ファンでした。彼女見たさにeggmanにも行ったし、新宿の厚生年金会館ホールへも行きました。80年代だったのは間違いがないです。余裕で到着予定だったのが、田園都市線の車両故障でダイヤが乱れていて、eggman着いたのが開演19時ギリギリでした。Eggmanは道路挟んで渋谷公会堂の反対側にあり、それは当時と変わりなし。地下に降りていく階段も、当時の記憶が蘇った感じで懐かしかった。ホールは昔の記憶と違っていた。テーブルとイス席があったような記憶なんだけど、それはなし。オールスタンディングのホールでした。これも時代の流れなんでしょうか。バーカウンターが後方放射線上にあってなかなかお洒落な感じ。キャパは400人程度かな。渋谷クラブクアトロと同程度の広さか若干狭いかもしれない急遽LINUS OF HOLLYWOODに参戦したのは、ファンなのはもちろんだけど、その前にゲスト出演するAdvantage Lucyが見たくてしょうがなかったから。目玉2アーティストで3000円は安いし!!留まるところは金か。(笑)最初に出演したAdvantage Lucy私は最近知ったのですが、ネオアコ系のギターポップで90年代から渋谷系のバンドとして人気があったようですね。一時はメジャーデヴューもしたようですが、現在はインディで活躍しているようです。ヴォーカルのアイコさんは、写真で見るよりずっと可愛い人だった。赤いストッキングが眩しかった。(笑)声の質はクリスタルヴォイスでちょっと【大貫妙子】さんに近い感じで、私の好みです。赤のテレキャスターを弾いていたギターリストがリーダーの石坂義晴さんか。MCでは2人のほのぼのとしたやりとりもあって暖かい雰囲気。曲も暖かくて優しくて綺麗。アイコさんはピアニカやキーボード、小さめのタンバリンなども扱っていました。8曲前後演奏してくれました。今後のライブスケジュールは、東京地区ではタワーレコード新宿やHMV横浜VIVREでのインストアライブと下北沢club Queが予定されています。特に10月24日の下北沢club Queでは一杯曲やると言ってました。もう、予定が空けば是非とも行きたいです。今回のライブで大好きになってしまったので。Advantage Lucyが終了して20時過ぎからLINUS OF HOLLYWOODが始まった。ライナスも昨年の年間ベストアルバムNo.19に入れたほど好きなバンド。と言うかケヴィン・ドットソンのソロプロジェクトみたいなバンドでした。ケヴィン以外のメンバーはサポートに徹していて、ほとんど目立たなかった。CDと変わらず極上のポップソングを披露してくれました。【木村カエラ】に提供している曲も歌ってくれました。それからー、ルーシーのアイコさんが途中1曲飛び入りで共演。もう嬉しくて嬉しくて。。。。それから、何とアンコールでも出てきてくれたんですよ。終了してトイレへ行ったときに隣の扉が開いていて、チラっと見てみたら、そこは楽屋だった。先ほどライナスと共演したばかりのアイコさんがいた!!わざとらしく、中に入っちゃえば良かったかな。“すみませーん、トイレ間違えました”とか言って、サインもらったり握手したりとか。という妄想を帰路に着くときに空想したのでした。(笑)ライナスが終了したのが21時過ぎ。帰りに前を通ったHMV渋谷店がまだ開いていたので、【RA RA RIOT】のアルバムを買いました。(笑)さぁ、来週日曜日はフィーダーだね。
2008.09.29
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《ピーター・ガブリエル、ロッド・スチュワートらからの評価も高い、グラスゴー出身の孤高グループの4作目。アコースティックかつ深遠なサウンドに乗せ、ヒューマンに優しく響く歌声の気高いこと。メランコリックな大人のお伽話といった印象も。情感あふれるリリカルで美しい、ドラマティックで完成度の高いサウンドが聴ける注目盤だ。》~CDジャーナルより~ふと虚無感に襲われて、何もしたくない、何も話したくない、1人きりになりたい。ただ一日をまったりと過ごしたい。身体は昨日の酒が少し残っているのか、少々火照っている。外はシンシンと雨が降っている。何事も無かったように明日になればいい。聴く音楽は【ブルー・ナイル】、もうそれだけで充分。《high》♪静かに眠るきみを 僕は起こしたくない 表を駆け抜けていくバイクも 僕たちと同じ 光に捕らえられている 僕たちはなぜ 行く当てもなく生きるのか ボーリングに興じ 気楽に生きている内に 何か大切なものを失ってしまった 朝早く出勤し 人込みに消えていく人たちをごらん 僕たちは なぜ車の流れを止めようとしないのか 来る日も来る日も仕事に出かける あの人たちをごらん 僕たちは幸せになれる 君にもわかってもらいたい♪1981年にグラスゴーで結成されたポール・ブキャナン率いるブルー・ナイル。怖ろしいくらいの煩作で2004年にリリースされた『HIGH』まで4枚しか出していない。変わらないことの素晴らしさ。それは、人間が生まれてきた場所も、帰ってくる場所も同じだから。旅が終わって鳴っている音楽にも、変わりがないから。“僕らにとって音楽とは、自己表現するための最良の手段。人間関係や、日常でなかなか伝えられないことを音楽で表現しようとしているんだ。音楽って、いろんなしがらみを取り除いて、人間のコアな部分、大切なエッセンスを抽出できる。だから素晴らしいんだよね。”~ポール・ブキャナン~【ディーコン・ブルー】あたりとも共通する、緩さ静寂さ叙情さが心地良い。心の浄化作用をもたらしてくれるようなメロディとサウンド。この先何回お世話にならなければいけないだろうか。ブルー・ナイル、素敵です。ハイをチェックしてみる?
2008.09.28
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どうやらMy spaceの音楽プレイヤーが更新されたみたいですね。今日(28日)気が付きました。再生回数が表示されていたり、アナライザーが付いて視覚的にも楽しめるようになりました。最近はCDを買うか買わないかの最終決定は、My spaceの試聴結果によって決めていますね。ちなみに最近の私のヘビィローテーションは【GLASVEGAS】【RA RA RIOT】【BRETT ANDERSON】かな。GLASVEGASは日本盤発売日まで待つかもしれないが、待ちきれず輸入盤買っちゃうかも。ニューヨークのインディバンドRA RA RIOTも気に入ってます。日本盤発売未定(?)なので近日中輸入盤購入予定。BRETT ANDERSONも日本盤望み薄だけど、なぜか買い急ぐ気は無し。新曲はさらに演歌調になっていて、沈んでいく感じ。楽曲の重みは、熱烈なファン以外には受けいれられないだろうな。SILVERYというバンドもニューウェーヴぽくて、キャッチーで面白いね。GLASVEGASのMy spaceRA RA RIOTのMy spaceBRETT ANDERSONのMy spaceSILVERYのMy space今夜(28日)渋谷に LINUS OF HOLLYWOODとAdvantage Lucy見に行ってきます。楽しみー。(^-^)
2008.09.27
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《フラン・ヒーリー(vo、g)を中心とした正統派ギター・バンドで、英国屈指の人気を誇るグラスゴー出身の4人組。97年アルバム『グッド・フィーリングス』でデビュー。オアシスから絶賛され注目を浴びるが、本格的ブレイクは99年の2ndアルバム『ザ・マン・フー』が200万枚のヒットを記録してから。この作品でみせる静寂による癒し系ポップ・ソングが、英国ロックに新たな潮流を作った。01年の『インヴィジブル・バンド』も大ヒットした。》~CDジャーナルよりいやー、【トラヴィス】のアルバムを聴いて興奮したのは記憶にないなぁ。前作の『THE BOY WITH NO NAME』はトラヴィスらしさから言っても、完成度、熟練度から言っても、集大成的なアルバムであった。その延長上路線でも有りだったのだろうけど、良い意味で裏切られました。しかも1年3か月という短いインターバルでのこの濃密な仕上がり。素晴らしいです。CD時代でASIDEもBSIDEもないのだけど、前半部と後半部とではサウンドキャラが明確に異なっている。前半部のビートが強く、エッジの効いたギターサウンド、骨太でグラマラスな音響は従来のトラヴィスには無かったものです。アンプやギターを一新させた効果が現れていますね。後半は従来の、ちょっとなよっとした美しいメロディーとフランのヴォーカルを聴くことが出来ます。ASIDEの方向性で通すという事を避けたのは、過去のファンへの思いやりなのでしょうか?二つの顔を持ったトラヴィスでありながら散漫な印象がないです。それがこのアルバムの凄い所です。40分にも満たない短さで一気に聴かせるところも良いです。それからレコーディングは16トラックのアナログレコーダーを使用したとの事。ちなみに『THE BOY WITH NO NAME』は70トラックも使用したらしい。シンプルになればなるほど、ライヴの乗りに近い音になるようです。特に気に入った曲は「CHINESE BLUES」「J.SMITH」「SOMETHING ANYTHING」「LONG WAY DOWN」「BEFORE YOU WERE YOUNG」「SARAH」かな。「CHINESE BLUES」豪快なバスドラが鳴り響く様は、明らかにこれまでのトラヴィスとは違うぞと衝撃を受ける。正にオープニングを飾るに相応しい、押さえ気味の曲調が興奮をもたらします。「J.SMITH」Lchから聴こえてくる歯切れの良いリズムギターと、Rchから聞こえてくるディストーションがかかったギターサウンドの聴き比べが楽しい。が、後半に幽玄なオペラ風のコーラスが入る。これはラテン語で歌われているそうです。ロックぽさとメランコリーな要素が詰まった不思議だけど魅惑的な曲です。「SOMETHING ANYTHING」骨太で、男性的なギターリフが全快な曲。しかしヴォーカルは起伏があって、うねりがあり感情的。迫力満点です。「LONG WAY DOWN」メリハリの効いたロックンロールナンバー。珍しくシャウトするヴォーカルとねちっこいギターが最高です。2分過ぎの曲調は【ビートルズ】の「ヤー・ブルース」を思い出してしまいました。「SONG TO SELF」ギターはノイジーでありながら、美しいメロディーとフランの優しいヴォーカルがポッと浮かび上がる、たおやかさを備えた曲。「BEFORE YOU WERE YOUNG」日本盤ボーナストラックの「SARAH」を除けば実質のラストソング。ドラマのラストにでも流れると良さそうな感傷的な曲調。ピアノが美しい。思わず聴き惚れてしまう自分がいます。何だか出だしのロックスピリットに溢れたトラックが続いたトラヴィスとは別のバンドじゃないの??という錯覚に陥ってしまいます。「SARAH」別格とも言うべき、ロッカバラード。ボーナストラックとしては贅沢すぎる、珠玉の名曲です。今作は歌メロよりもギターメロが際だっている印象がありますが、最後はしっかりとトラヴィスらしさで締めくくる、正に1本とられましたと言いたくなるような出来となっています。従来のファンにも納得させるものがあるし、新しいファンも獲得しそうな作品となっていますね。 充実期のトラヴィスここにあり、といったところでしょうか。『THE BOY WITH NO NAME』と共に、後々代表作として語られる事は間違いがないと思います。オード・トゥ・ジェイ・スミスをチェックしてみる?Travis - Sarah [New song]Powered by TubeFire.com
2008.09.26
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9月14・21日にMUSIC ON!TVで放送された『SUMMER SONIC 08』、録画したのを見終わりました。12時間分の中に、見たくても他のステージと被ったために見逃したものや、ノーマークでも良いものがあって、色々と楽しめました。その中で特に良かったのは★THE SUBWAYS★VAMPIRE WEEKEND★JUNKIE XL★POLYSICS★LATE OF THE PIER★Cafe Tacuba★YELLE★MEG★RADWIMPS かな。THE SUBWAYSは粗い音が気になっていてスルーしていたバンドだけど、全然気にならなかった。盛り上げが上手な人達でした。テクノ系ダンスのMEG。パフュームよりも楽曲に魅力がありますね。彼女のお色気と可憐さも○でした。YELLEもテクノ系ダンスですが、フランス後の独特のイントネーションとの相乗効果で魅力がありました。ビーチステージでは、ラテン系ミクスチャーバンドCafe Tacubaが楽しかった。奇想天外なリズムの入れ替わりの妙が面白かった。客をステージに上げて皆ノリノリに楽しんでましたね。ビーチステージはステージと客との間の隔たりが薄いようで、一度はここで参戦して盛り上がりたいなと思った。日本のギターバンドRADWIMPSは、ヴォーカルの線の細さに親近感を持ってしまった。サウンドも空間表現が巧みだし、歌詞も言葉の1つ1つのニュアンスが伝わってきて切ない。VAMPIRE WEEKEND以外はアルバムを持っていないので、少しずつ買い揃えていこうかなと思います。そして、一番注目していた(気になっていた)のは、THE KOOKS「Do You Wanna」“スワッテクダサーイ”での盛り上がり状況。自分もアリーナでジャンプしていた一員でしたが、外側から見たらどんな風に映っていたのかなーという興味。ルークが3回ほど“スワッテクダサーイ”と言った辺りまでは、皆状況が掴めないようで恐るおそるでした。ルークがクスっと笑った時の顔が可愛かった。オーディエンスがジャンプ後にステージ方向に突進していく様子は壮観。私もあの中に居たんだなぁと。。。。また興奮してきちゃいました。(笑)次の「Sofa Song」の一体感も凄いです。良かったなー、クークス。塗装が剥げかかっている、ルークの焦げ茶色のテレキャスターも格好良かった。11月の単独公演は今のところ行く予定はありません。しばらくはサマソニの余韻に浸っていたいというのもあるし、上書きはしたくないので。来年以降に楽しみをとっておきたいなと思います。
2008.09.23
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《brokenspaceのベーシスト・深水がスタートさせたソロ・プロジェクト、totosのアルバム。深水と紅一点の関戸によるツイン・ヴォーカルと、みずみずしいギター・ポップが魅力だ。BMX BANDITS、Farrahらのサポートをしたこともある実力派で、胸キュンのパワー・ポップ・ソングがふんだんに詰め込まれた一枚となっている。》~CDジャーナルより~やっぱり私はギターポップが大好き。特にインディ系のギターポップバンドに出会った時の喜びはひとしおです。日本のバンドだったりすると、さらに愛着は強くなります。トトスもそんなバンドでした。先日の下北沢シェルターでのライブはThe Wellingtonsが目的だったのに、そのサポートバンドだったトトスの方が気に入ってしまったのだから。あのグラスゴーのギターポップバンド、【BMX BANDITS】からも評価され、ダグラス・T・スチュアートからはジャケットのイラストも提供されています。可愛いイラストはそのまんまトトスのバンドキャラを表しているものですね。クッキーシーンの9月号のインタヴューの中で、ギターポップとパワーポップの違いについて、メンバーの深水さんはパワーコードが弾けるかどうかではないかという話をしていて、なるほどなーと思った。確かにパワーコードが多くなると楽曲が大味になっていくし、アルペジオが増えていくと繊細になっていく。楽曲がキラキラするのはギターポップの方ですよね。漠然と音で判断していたのを、理屈で分かったようで、勉強になりました。エレクトロニクス(キーボード)をあまり使わず、ギターが中心というのもあるけど、トトスの場合は、効果的に使っていて、いわゆる純ギターポップでもないですね。「Ticket」でのギターソロはなかなかエモーショナルで官能的だと思う。聴き惚れてしまいますよ。「From Now」の最後の方で、【ナック】の「マイシャローナ」ぽいリフが出てきて二ヤッとしてしまいました。シンプルな詩と軽いエレポップの「P.S I Love You」も好き。深水さんと紅一点の関戸さんのツイン・ヴォーカルは、ゆったりとふわふわしていて、優しく身体を愛撫してくれるような感覚を覚えます。穏やかで、せせこましい所がなくて、詩も可愛らしいですね。《僕の猫》♪なんで急に いなくなるの? 僕を置いて どこへ行くの? 君の笑顔 心残り 君のすべて 忘れられないって 愛した意味も すぐに消えてくって 思い出すまで なにも聴こえない いつまでも いつまでも 見守って いつまでも そばで♪全日本語の歌詞はこの「僕の猫」だけでした。英語詩が多いので、洋楽ファンにも聴きやすいかなと思う。ギターポップ好きにお薦めです。ルームメイトをチェックしてみる?totos ' from now 'を見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.09.22
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《いまイギリスの音楽シーンを席巻している新世代ムーヴメント、ニュー・エキセントリックの急先鋒ワイルド・ビースツがついにその全貌をあらわす!一度聴いたら忘れられないファルセット・ヴォイスと、風変わりなのにキャッチーな楽曲を生み出すソングライティング&アレンジ能力、どこかクラシカルでひねりの効いたポップ・サウンドまで、この世界中どこを探しても見つけられない圧倒的な個性を誇る4人組、ワイルド・ビースツ。歴史的にも数多くの「奇才」を輩出して来た街、ケンダルから現れた突然変異の野生動物が生み出す、混乱と幸福に満ちた奇天烈ポップ・ミュージック!》~アマゾンより~さすがの私も、この音に馴染むのに時間がかかりました。久しぶりの強烈な個性を持っている新人バンドです。第1に気持ちが悪いくらいのフォルセット・ヴォイス。ロックと言うよりもオペラに近い乗りです。ギターもロックバンドらしくジャーンと鳴らず、チャカチャカしているし……。思い出したのが、80年代に活躍した、【コミュナーズ】というバンド、そうジミー・ソマーヴィルのフォルセット・ヴォイスの個性の強さと共通している。ワイルド・ビースツの方がクールかもしれないけど。ひねりの効いたアレンジはネオアコの【オレンジ・ジュース】にも似ているかな。シンガーのヘイデン・ソープの発言。“本当に一生懸命に出来るかぎり個性的になれるような努力を、意識的にしてきたからね。ビール臭くて男性的なロックには退屈して興味を持てなかったんだ。でも、そのおかげで僕らはフルーツみたいに濃縮されたんだよ”うーん、なるほど。発言通りに男臭さを感じさせないロック(?)だし、楽曲はフルーツみたいにジューシーですね。(笑)比較的ロックなビートの「Brave Bulging Buoyant Clairvoyants」なんか良い曲ですし、「The Devil's Crayon」 なんかの軽やかで小気味良くて肩の力が抜けたビートは心地良いです。が、全体的にはトロピカルでエキセントリックな曲が多いです。もう、5・6回アルバム通して聴いて、耳に馴染んできたらこちらの物。もう抜け出せません、この世界には。それでも違和感、気持ち悪さが抜けなかったら、このバンドとは縁がなかったという事で諦めましょう。リンボ、パントをチェックしてみる?Wild Beasts - 'The Devil's Crayon'を見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.09.20
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《すでに解散しているものの今も熱狂的なファンの多いブリティッシュ・ポップ・バンド=スクイーズの創設メンバーのひとりでありキーボーディストであったジュールズ。90年にスクイーズを脱退以降は、ソロ・ミュージシャン、セッション・プレイヤー、コンポーザー、TVショウのホスト等、ヨーロッパ/アメリカを又にかけたバラエティに富んだ活動を展開。特にTVショウに関しては、デイヴィド・サンボーンとともに司会をつとめた米国の音楽バラエティ「ナイト・ミュージック」(90年~91年)が大好評で、英国に留まらずアメリカにおいてもその特異なキャラクターは広く知れ渡っている。》~WARNER MUSICより~まだロックの歴史が浅かった70年代あたりで、ロックミュージシャンが死ぬと言ったら、飛行機事故とか、ドラッグで身体が蒸しばれた後の突然死だったり、感電死であったり、自殺であったりと、特異な死に方が多かったような気がしますが……。【ピンク・フロイド】のリック・ライト氏が癌で亡くなったというニュースを耳にしたとき、こんな風に普通に病気や老衰で亡くなっていくケースが、今後多くなっていくのだろうなと思った。妙に切なく寂しくなってしまうのは、自分も歳食った証拠か。ここ日本で、【ジュールズ・ホランド】と言っても、知っている人は、よほどの【スクイーズ】好きだけかもしれない。しかしこの人、英国では、かなりの有名人らしい。ミュージシャンとしての顔と、TVショウの司会者としての顔。今現在もBBCで、“Later With Jools Holland“という、音楽ファンに人気のショー番組を持っているらしいです。先日サマソニ08で来日した、【ティン・ティンズ】もインタヴューで彼のTVショウに出演してきたなんて話をしていました。そのショーはステージが4つぐらい並んでいて、1つのバンドが演奏している時には、他のステージではセット・チェンジをしていて、1つステージが終わると次のステージに切れ目なく進んでいくそうです。日本でも60年代にグループサウンズが流行っていたとき、ウエスタンカーニバルと言って、次々とGSのバンドが出てきたショーがあったような記憶がありますが。そのジュールズ・ホランドが、今現在、音楽活動の拠点としているのがこのJools Holland&Blues Orchestraという訳です。2001年に第一弾アルバムとしてリリースされたのがこの『Jools Holland’s Big Band Rhythm&Blues』です。全22曲ですが、とにもかくにもゲストミュージシャンが凄いのだ。主なアーティストを列記してみると、STING、GEORGE HARRISON、PAUL WELLER、JOE STRUMMER、DR.JOHN、STEREOPHONICS、DAVID GILMOUR、MARK KNOPFLER、VAN MORRISON、JOHN CALE、STEVE WINWOOD、MARC ALMOND、TAJMAHAL、JAMIROQUAI、ERIC CLAPTON等々。凄い人脈ですね。日本でいう“タモリ”みたいな存在なのかもしれないですね。特にこのアルバムの注目度がアップしたのが、ジョージ・ハリスンの楽曲提供が1曲あって協演しているという事。何とジョージが亡くなる約2か月前に録音されています。つまりジョージ・ハリスン生前の最後の録音曲とされている貴重な音源なのであります。息子のダーニーとの共作となっています。そのジョージの曲とは「HORSE TO THE WATER」です。ブラスセクションが導入されたR&Bナンバーで渋い。ジョージの声は少ししゃがれた感じで味わい深いです。決して、2か月後に亡くなってしまうという、老衰しきった感じでもないし、弱々しさもないです。ギターもジョージ節で泣いているし……。【スティング】の「SEVENTH SON」も激カッコイイ。シカゴブルースにモダンジャズのテイストを加えたような曲です。【ポール・ウェラー】は「WILL IT GO ROUND IN CIRCLES」というビリー・プレストンの曲を熱唱。ブラスセクションとピアノの競演に黒人女性のバックコーラスが絡みます。これも渋い。【ステレオフォニックス】はビートルズの「REVOLUTION」で参加。ジュールズのピアノがスウィングしまくっている以外は、ほぼオリジナルに忠実な演奏。あのピンク・フロイドの【デイヴ・ギルモア】がギターで参加している「I PUT A SPELL ON YOU」。スタンダードナンバーにギルモアのサスティンのかかったギターサウンドとは意外な組み合わせですが、ピッタリはまっているのには驚きです。【マーク・ノップラー】ヴォーカル参加の「MADEMOISELLE WILL DECIDE」。【ダイアー・ストレイツ】のルーツ音楽かと思われるほどの、手慣れた演奏とヴォーカル。気持ちよさそうに歌っています。以上、主な曲をサラリと書いてみましたが、総勢17人という大編成バンドとなっていて、ライヴ感に溢れた名演が満載となっています。正にブルース好きからR&B好き、ジャズ好きまで薦められる好盤。最近の若いロックファンにもこの渋さを体験してもらいたいなと思わずにいられません。この後現在に至るまで、第二弾、第三弾と出ているようです。英国に行ったら“Later With Jools Holland“はチェック必至なTVショーみたいです。ジュールズと素晴らしき仲間たちをチェックしてみる?Later With Jools Holland出演時のRadioheadを見てみる?Powered by TubeFire.comDuffyの出演映像- Hootenanny - Jools Holland PerformancePowered by TubeFire.com
2008.09.19
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プログレファンの皆さん、9月20日(土)23時40分~1時10分にNHK衛星放送第2で、【ジェネシス】と【スーパートランプ】のライブが放送されます。ジェネシスの方は、1980年ロンドンでのライブ映像です。『デューク』リリース後の絶頂期のライブで必見です。こちらの方は、既にDVD等で出回っている映像かもしれませんが……。そしてスーパートランプは1977年『蒼い序曲』リリース後のロンドンでのライブだそうです。こちらの方は私も見たことのない映像なので、凄く楽しみです。「ブレックファースト・イン・アメリカ」ヒット前のポップ化が進む前のスーパートランプ、見物ですね。私はDVDに録画しますよ。えっ!!知ってましたか??そうですかー。それは失礼しました。(笑)
2008.09.17
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《1979年にセッション・ミュージシャンだったトレヴァー・ホーン(vo)とジェフ・ダウンズ(key)を中心に結成されたエレ・ポップ・ユニット。シングル「ラジオスターの悲劇」がいきなり世界的なヒットとなり、MTV開局第1号オンエア楽曲になる。この成功直後の80年にイエスに吸収されるが、81年に再始動し2nd『モダン・レコーディングの冒険』を発表。後にホーンは人気プロデューサーに、ダウンズはエイジアに参加してそれぞれ成功。》~CDジャーナルより~先日HMVに寄ったら、ツェッペリンのSHM-CD仕様のアルバムが大量に置いてあった。私はまだこの仕様のアルバムは持っていないので気になっています。このSHM-CD仕様の音質って、いったいどの程度の物なのか興味津々です。SHM-CDとは簡単に書くと、通常のCD素材とは別種のポリカーボネート樹脂系を使うことにより、解像度が向上し、低音の豊かな透明感の高い音質が得られというものです。ビクターとユニバーサルが共同開発しています。ビクターは先にK2HDマスタリングというのを開発していて、この音質がとても良かったものだから期待大なのです。で、テクノポップの名盤【バグルス】の『THE AGE OF PLASTIC』も12月にSHM-CDで再発されるらしいのです。私はアナログ盤しか持っていないので、購入検討してみようかなと考えている次第です。6年もブログやっていれば、このアルバムの記事は書いてそうですが、実は書いてない。ので改めて聴いてみることにしました。(かなり久しぶり、10年振りぐらい……笑)「Living In The Plastic Age」うーん、良いですねぇ。テクノサウンドと言うとチープなイメージが付きまといがちですが、この曲には安っぽいイメージがないですね。リズムラインが厚く安定しているために、楽曲に深みをもたらしています。イントロのオルゴールぽいサウンドエフェクトのセンスも素晴らしい。曲調はフレンチポップス風なのも○。当時、デジタルシンセの音の良さに感激した記憶が蘇ります。「Video Killed The Radio Star」(ラジオスターの悲劇)言うまでもなく、ヴォーカルとコーラスの多彩さが輝かしい、80年代を象徴する名曲。基本のヴォーカルに音響処理をほどこし、疑似女性コーラスとモノホンの女性コーラスとのハーモニックス・立体感が素晴らしすぎる。締めで聴けるピアノ音の余韻とデジタルシンセの美しさに感動。「Kid Dynamo」物悲しいイントロのメロディと、一転して激情ほとばしるヴォーカル、エキサイティングなギターリフ。女性コーラスとデジタルシンセにも鬼気迫る切迫感が満ちている。「I Love You」言葉を発しているかのようなデジタルシンセの旋律。これはYMOも使っていた仕方でしたが、どちらが先だったか?生々しいベース音からはフュージョン系のテイストを感じる。「Clean, Clean」イントロの重厚なパイプオルガンの隠し味から、近年のギターロックに近いスピード感溢れるサウンドへと続く。一緒に疾走するデジタルシンセの懐かしい中近東的な旋律に浪漫を感じてしまう魅力的な曲。「Elstree」クラシカルなピアノから始まり、煌びやかなエレキピアノとデジタルシンセへと流れる。シンセでオーボエぽい音も出していますね。繊細さと乗りの良いデジタルリズムが共存している、眩いばかりのキラキラサウンド。馬が駆け抜けるサウンドエフェクトも再現。これも名曲。素晴らしい。「Astroboy」ドラマチックな曲調。これもイントロに耳を奪われる。チープなリズムマシーンとヘヴィなベース音との対比は聴き応えが充分。「Johnny On The Monorail」2部構成的な大作。速いベースラインが印象的なダンサンブルな前半部と、後半部は繊細なアコースティックギターも聞こえてくる。サウンドエフェクトはジェット機が飛び立つ音と犬が吠える音が入っている。女性ヴォーカルはソウルフル。後にプロデューサーとして引っ張りだこになるアイデアとセンスが、あちらこちらに散りばめられていますね。そして、けして軽いテクノポップではない、深みのある楽曲の魅力とサウンドの厚みが、後世に語られる名盤として評価されている理由でしょうか。有名な1stに比べて2ndは知られていないんじゃないかな。私も2ndの存在は知らなかったです。(苦笑)と言うか、バグルスが消滅して【イエス】にトレヴァー・ホーンが加入した(吸収されてしまった)のには混乱してしまいました。当時の話しですが………。アナログ盤は中低域に厚みがあって、信じられないくらいに音が良いです。わざわざSHM-CD仕様を買う必要がないんじゃないという結論に達してしまったかな。。。。(笑)ラジオ・スターの悲劇+3をチェックしてみる?Video Killed the Radio Starを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.09.15
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ほったらかしだった「ロックの部屋」の左サイドにあるフリーページの見直し、更新、削除等を最近になってぼちぼちと始めています。楽天ブログの機能については、常日頃批判的だった私ですが、唯一評価しているのが、このフリーページです。毎日のエントリーとは別にページを表に持てるのには重宝しています。他のブログではこの機能を備えているのは見たことがないですから。とりあえずは、日本語と英字が混在していたアーティスト名を英字に統一。(まだ少し残っていますが)価値の低くなったアーティストも少しづつ入れ替えていきたいなと思います。それからチャットの会の告知と報告も、今はやっていないので削除。代わりに年間ベストアルバムを新たに入れました。最近知り合った方には、こんなのを好んで聴いていたのかという参考にはなるかもしれません。まぁ、フリーページの方は読まれているという実感はないのですが……。☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★先日土曜の深夜、テレビ朝日で放送されたサマソニ08完結編で、クリエイティブマン代表の清水さんの口から“来年のサマーソニックは3日間開催されます”と明言されていました。ハハハ、私の推測がピタリ当たりました。(8月10日の記事参照)10周年記念で来年だけでしょうが。。。。3日間開催だったら、過去数が少ないクラシック勢の大物や今も現役で頑張っているあのバンドとかこのバンドとかをもう少し入れて欲しいなと思います。私個人の希望ですが。チケットの種類は、3日券と1日券3種類、2日券(初日と2日目、2日目と3日目、初日と3日目)も3種類になるのかな。全部で7種類??リストバンド交換所混乱しそう。はやくも不吉な予感。(苦笑)フジロックはどうなっているのだろう?まぁ、楽しみが増えた事は確かです。
2008.09.14
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サマソニ08以来、約1月振りのライブ行ってきました。Wellingtonsは前日にアルバム買ったばかりだし、totosに至っては4日にセブン&ワイで注文したものの、11日に間に合わず(結局13日にセブンイレブン引き取り)、そんな予習不足、聞き込み不足だったものの、不安はなし。何故って両バンドとも分かりやすくてキャッチーなパワーポップバンドだから。初めて行くライブハウスはやはり不安で、ちょっとドキドキ気分でしたが、小田急下北沢駅から徒歩で5分ぐらいのシェルターまで、迷わずすんなり行けました。地上から地下に行く階段を半階分下り扉を開けると、もう目の前は受付。さらに階段を半階分下りると右手にフロアが拡がっているという、シンプルな構造。まさにシェルターか倉庫みたいな箱でした。ステージとドリンクスペースを含めても50~60平方メートルぐらいの広さでしょうか。収容人員はオールスタンディングで200~250人程度かな。この日は4バンド出演。1番手は【URCHIN FARM】、2番手は【Calendars】という日本のパワーポップバンドでした。演奏時間は各30分ぐらいだったかな。私はステージから見て正面後方のミキシングブースの壁にもたれ掛かって、まったり見てました。客の入りは6割程度。そこそこ楽しめましたが。URCHIN FARMの方が乗りは良かったかな。これからのバンドでしょうが、楽曲にもうすこし変化が欲しいなとは正直思いました。3番手も日本のバンドで【totos】。現在全国ツアー縦断中で、下北沢は中間地点との事。先の2バンドよりも明らかにキャリアは豊富で、楽曲も色があって、メロディーにもたけていました。ヴォーカルは男性と女性のツイン。詩は英語がメイン。やはり女性がヴォーカルをとると華やかさが出てきて楽しめました。ギターポップとパワーポップとエレポップを混ぜ込んだような曲調で可愛らしい。良かったです。リーダーだったかな、今日は38度の熱が出てしまいましたなんて言っていましたが、普通に頑張ってましたね。トリはオーストラリアのパワーポップバンド【Wellingtons】。やはりこのバンドを見に来た人が多いのか、セットチェンジの時には、フロアはほぼ満員になりました。男性3人と(日本人のギターリスト1人含む)女性2人。リーダーのザック(若くてあんがい童顔!)を中心とした、和気藹々とした雰囲気のバンド。ベースの女性ケイトもなかなか可愛かったし。曲はキャッチーでポップな曲ばかり。楽しめました。曲作りはザックが中心になって創っているそうですが、ケイトともうひとりの女性キーボード奏者のエイミーとは同じ家に住んでいて(?)、曲作りに関しては日常的に議論しあっているそうな。Wellingtonsはアンコールにも応えてくれ、終了は22時20分をまわっていたかな。4バンドを続けて見るのはさすがに疲れた。サマソニ以上。次は連続3バンド以内に抑えたいです。totosが一番良かった。Wellingtonsは初日でしたが、この先totosと日本全国一緒にツアーまわる(まわっている)見たいです。こんなアットホームで身近に楽しめるロックもいいんじゃない。totosもWellingtonsも将来が楽しみなバンドです。
2008.09.13
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《英国ロンドン出身の5人組のロック・バンド。ヴォーカルのソウルとリード・ギターのジャックを中心に結成。スペシャルズやザ・クラッシュ、リバティーンズらの影響を感じさせるUKロックを展開。2008年、1965 Recordsより1stアルバム『ザ・メトロス参上!』をリリース。パンク、ファンク、ダンス・ミュージックなどをミックスした、ティーンネイジャーらしい才気煥発なロックンロールを聴かせ話題を呼んだ。》~CDジャーナルより~このバンドもサマソニ08に来てたんですね。チェックはしていたはずなんだけど、スルーしてしまったのは、バイオグラフィの“ティーンネイジャー”の文字を見て、餓鬼バンド?じゃ見なくてもいいや。。。と早合点してしまったため。確かにメンバーは10代でティーンネイジャーなんだろうけど、じっくり聴いてみたら、10代とは思えないしっかりした演奏をするロックンロールバンドなんで、ちょっと驚きでした。演奏スタイルにスカバンドのような雰囲気がありますが、ジャズバンドのような老練さもあるかと思えば、パンクバンドのようなテンションの高さもあります。ヴォーカルの訛りも個性的。そうですね、【スペシャルズ】や【ザ・クラッシュ】の影響は感じとれますね。サウンドの特徴は、ギターのカッティングの気持ち良さ。完全にリズム型のバンドスタイル。なので身体も軽く弾んで踊れます。ベースも音程が明瞭で聴き取りやすくて、テクニカルです。コーラスのコンビネーション(掛け合い)もバッチリで、如何にも楽しそうに演奏しているということが分かって、こちらに伝わってくるんですね。この手のロックンロールバンドは、確実にファン層が定着しそう。飽きられずに、愛され続けると思う。下町のヤンチャでひょうきんなお兄ちゃん達といった感じで、憎めないし。ライヴも楽しそう。若いのに親父受けしそうなカッコ良さ、いいぞメトロス。THE METROS-マネーあれば憂いナシ!をチェックしてみる?The Metros - Last of the Lookersを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.09.11
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《フルモデルチェンジが行われたiPod nanoは、既存モデルに比べ縦長のスタイルとなり「シリーズ史上最薄」というスリム化を実現した。2型(QVGA)のLEDバックライト付きカラーTFT液晶を搭載。加速度センサーの搭載によって横向きのスタイルでもCoverFlowやムービー鑑賞が楽しめる。手にして“シェイク”するだけでシャッフル再生を行う機能を備えた。》~ITメディアニュースより~第3世代の横太りのデザインが不評だったのか、第4世代i pod nanoは縦長スタイルに戻りましたね。こちらの方がスリムでカッコイイです。サイドの円いフォルムも優しいし、手に持った感触も良さそうです。第4世代の目玉の機能は“加速度センサー”。映像で確認しましたが、i podを横向きにすると即座に画像も横になって3D映像が楽しめるようになっていました。素早いレスポンスは気持ちが良さそうです。本体を振ると(シェイクすると)曲が変わるという機能も備えていますが、路上パフォーマンス的にも流行りそうな予感です。(笑)8Gバイト版が1万7800円というのも安くてお得。本体カラーも豊富にありますね。私は黒とシルバー、ブルーが気に入りました。と良いことずくめのようですが、肝心の音質については改善されていないようです。デジタルアンプも搭載されていないし、ノイズ低減機能も無し。残念ながら音質についてはソニーやパナソニックの携帯音楽プレイヤーを超えるには至っていないようです。アップルの考えている事は察しがつく。容量の大きさと価格の安さ、機能の斬新さ、デザインの良さでシェアNo.1は確保できるという判断。基本性能にコストを掛けて、価格を上げることは避けたいという事でしょう。私が持っている第2世代は、スイッチ不良で使用していません。そのあたりの耐久性も改善されているとは思えないですね。いくらデザインが可愛くて、面白い機能があって、価格が安くても基本性能に不安がある限りは買う気にはなれない。私のメインの携帯音楽プレイヤーは、これからもパナソニックD-snapですね。記憶メディアがSDカードというのも気に入っているし、音も良いから。個人的にはがっかり。第5世代以降に期待しよう。
2008.09.09
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《ELOのジェフ・リンが60年代に率いていたアイドル・レースの1作目。本作を聴いた当時の多くの評論家は、ビートルズに次ぐグループとして彼らの名を挙げたと言われている。しかしグループはチャートを賑わすことなく終わり、次作『アイドル・レース』発表後、ジェフ・リンは同郷の友人ロイ・ウッドのグループ、ザ・ムーヴへと加入する。》~ストレンジ・デイズより~かつて幻のグループ(バンド)の幻のアルバムと言われたものも、こうしてCDであっさり(でもないか)手に入ってしまうと、感慨よりも“なーんだ”なんて気分にもなってしまいますが……。【ELO】のジェフ・リンが60年代に在籍していたバンド、【アイドル・レース】のアルバムも長い間CD化が待たれていました。2007年にめでたく紙ジャケ化CD化されました。驚くべきはジェフ・リンのポップ職人振りは、既にアイドル・レースでも垣間見られる事。哀愁を帯びていて、牧歌的な味わいが顕著です。売れなかった理由は、より刺激的なサウンド志向に向かいつつあった1968年という時代に適合しなかったとしか思えない。丁度、同時代的には【キンクス】とも共通していたかも。架空のバースデイパーティを描いたとされるコンセプトアルバムになっています。楽しいバースデイパーティではなくて、招待状を送ったのに、誰もバーティにやってきてくれないという悲惨な内容の「THE BIRTHDAY」。オモチャとゲームお宅の31才の青年が主人公の、「I LIKE MY TOYS」。母親に仕事に就けと説教される曲。子供の心を持った青年もこうなると困りものですが、曲調は肯定的です。男なら誰にでもある根底にある願望かも。「ON WITH THE SHOW」のイントロの音楽は、ポパイのアニメにも流れてきそうな至福のメロディ。本編もポップチューンで聞き物です。このメロディーラインはELOにも引き継がれていますね。《ON WITH THE SHOW》♪僕の道楽 これから行くんだ 駆けつけるんだ だって僕に必要なのは ご機嫌な時間 夜から明け方まで どこにも行くあてはないが ショウなら一晩中やっている 寄り道もせず 僕は向かう 君のための素敵なショウ♪全13曲佳曲揃い。シンセサイザーやメロトロン、サウンド・エフェクトという武器を手に入れたELOと、純粋にソングライターとしての妙が堪能出来るアイドル・レース。この味わい深さはブリティッシュロックの殿堂入りにしたいくらいのアルバムです。中ジャケットのバースディ・パーティの列席者の顔を見るのも楽しい。顔ははめ込み画像になっていて、音楽界から著名人が出席しています。ビートルズの4人もいます。PSジェフ・リンの顔、ELO時代と違いすぎて、わかりまへん。たぶん上段の左の人だと思う。濃い顔なので……。(笑)バースデイ・パーティをチェックしてみる?Idle Race - On With The Showを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.09.08
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《1989年英国北部のウィガンでリチャード・アシュクロフト(vo)、ニック・マッケイブ(g)を中心に結成されたサイケデリック・ロック・バンド。91年デビュー。95年に一旦解散するも、彼らをリスペクトするオアシスの強力なバック・アップを受けて97年に再始動。復活シングル「ビタースウィート・シンフォニー」、アルバム『アーバン・ヒムズ』は全英で大ヒットを記録。マッケイブの脱退により99年に一度解散したが、2007年に再結成を果たした。》~CDジャーナルより~シンプルで分かりやすい曲調、“wwww aaaa(ウウー、アアー)“とLove is noise Love is pain”のリフレインですっかり耳にこびり付いてしまった「LOVE IS NOISE」。新曲でありながら、すっかり【ヴァーヴ】のスタンダード的な曲になってしまったような気がします。サマソニ08でもラストで演奏してくれましたしね。(大阪ではやらなかったらしいけど)1970年【ジョン・レノン】は愛についてこう説きました。Love is youYou and meLove is knowingWe can be愛とは私たち自身が愛だと知ることであって、それは君と僕自身のことであると。。そしてリチャード・アシュクロフトは2008年こう説いた。愛とは痛みであり轟音(ノイズ)であると。38年の時の流れを持ってして、愛の価値はどうなったのだろう。状況は益々悪くなっているような気がしてならない。1970年の愛は純愛であったが、2008年の愛は混迷を深めている。事実、結婚出来ない男(女)、結婚したくない女(男)が蔓延しているじゃありませんか。絶望感とやるせなさ、アアーやんなっちゃう。ウウー、もう駄目だよ。絶望感はさらに「RATHER BE」に続きます。《RATHER BE》♪時として日々の暮らしに追われ心が離れてしまいそうになる俺達 おまえを手放したくないんだよ 時としてこんな感情に襲われ泣き出してしまうことがある俺 絶対にお前を離したくないから でも俺は他の何処でもなく ここに留まっていたいんだ ここよりマシな場所など果たしてあるのか?♪もはや愛は轟音のレベルに達していないと、打ち勝つことはできないのだ。ポップナンバーとして楽しめるのは「LOVE IS NOISE」のみで、他の曲は重くダークで深遠で濃密。明らかに『アーバン・ヒムズ』よりはパワーアップしている。日本盤発売から3日しか経っていませんが、まだブログに具体的にレヴューしている人は見かけません。きっと戸惑っている人が多いのではないだろうか?「NUMBNESS」のギターサウンドは、ピンク・フロイド(デイブ・ギルモア)だ!と思わず唸ってしまった私です。「I SEE HOUSES」も穏やかな曲調ながら、ダーク。しかしながらリチャードのヴォーカルは透明で吹っ切れている。ストリングスとピアノは切ない。「NOISE EPIC」のスケール感も圧倒的。「VALIUM SKIES」は従来のヴァーヴ路線で、甘美で聴きやすい。大作「COLUMBO」のサイケ感も申し分なし。サウンドだけでも良さは分かりますが、全曲歌詞カードを睨みながら聴いていると、さらに濃厚な世界観を堪能出来ます。【レディオヘッド】『IN RAINBOWS』と【コールドプレイ】『VIVA LA VIDA』で感じた欲求不満が、一気に解消されました。個人的にピンク・フロイド『狂気』に迫る傑作。名作の誕生です。▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽楽しみにしていたDVDのコーチェラ・フェスのライヴ映像ですが、正直期待外れでした。嫌、ヴァーヴの演奏が悪いというのではなく、カメラ録りの技術的な面でかなり粗悪です。具体的に言うと、ブレが酷いし、ズーム操作も滑らかさに欠けていて悪い。カメラは多分ステージ右袖、つまりヴァーヴの演奏を後方から捉えたものと、オーディエンス側からは最前列付近からとったものと2台使用しているようなのですが、オーディエンス側の臨場感、盛り上がりを全然写していない。カメラの切り替えも細かすぎて、落ち着いて見られたものじゃないです。とてもプロのスタッフが制作した映像とは思えません。これを単独のDVDとしてリリースするようだったら、私、怒りますよ。これから買われる方は通常盤で充分だと思います。ヴァーヴの演奏も悪くはありませんが、サマソニの方が洗練されていたと思います。FORTH~再生をチェックしてみる?The Verve - Love Is Noiseを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.09.06
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HMV等のCD店に行くと、必ずお世話になる試聴機。陳列されているお薦めのCDを予備知識なしで、試しに聴いてみたら気に入ってしまい、そのままレジに持っていってしまうなんて事が良くあります。気持ち良くなって聴いていたら、試聴機の前で30分も居座るなんて事がしばしばありますね。一番普及しているのはこのタイプかなところが1年前ぐらいだったか、10分ぐらい気持ちよく試聴していたら、いきなりバサっと電源が切れて再生がストップしてしまうという事件がありました。その時は試聴機の故障なのかなとさほど気にも止めず、他の試聴機に代えて聴いてたりしていたのですが……。別の日でもそんな事が同様にあったものだから、これは故障ではない。店側がタイマーでも付けて試聴機を独占しないように設定してあるのだろうと思うようになりました。ところが業務用CD試聴機のホームページを見ていたらこんな事が書いてありました。《初期設定では製品保護のため約5分間操作しないと自動的に電源が切れます、ただし延長コマンドを入力すると CD1枚 を1曲目から最後の曲まで連続して聴けるように設定可能です。》と言うことは、10分の長さに感じていたのは実際は5分だったという事。。。かな?それと該当したCD試聴機を連続試聴の設定にするのを怠っていたか。意図して初期設定のままの状態にしてあったかのどちらかですね。真相はHMVの人に聴くしか分かりませーん。(笑)でも、聴きたいCDの前の試聴機が長時間塞がっているのは迷惑(というかイライラする)なのは確かです。空くまで何度もぐるぐる店の中を廻ってたりします。後ろに並んでいるわけにもいかないし……。(苦笑)今度HMV行ったら何分で電源切れるか測ってみよう。
2008.09.04
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《東京事変は、ソロ・シンガー・ソングライターとして3枚のアルバムをリリースし、「ひとりきりで作る音楽をやり終えていると思っている」という椎名林檎(シーナ・リンゴ/声弦)を中心に、亀田誠治(カメダセイジ/四弦)、H是都M(エイチゼットエム/鍵盤、PE'Zのヒイズミマサユ機)、刃田綴色(ハタトシキ/太鼓)、晝海幹音(ヒラマミキオ/六弦)による5人の“首謀者”が結成したロック・バンド。2004年9月にシングル「群青日和」でデビュー。2005年、H是都Mと晝海が脱退。新たに浮雲(g)と伊澤一葉(key)が加入した。》~CDジャーナルより~ソロ・シンガーでデヴューして、後になってバンドに加わるという、割と珍しいパターンのロックシンガー。少なくとも私の記憶には無いのですが……。“ソロでやりたい音楽はもうない”なんて凄い発言だなぁと思う。【椎名林檎】のソロ作も好きだったけど、ちょっと偏執狂ぽいというか、毒っぽさも魅力だったのですが……。声の質は、上から押さえつけられたような潰れて歪められたノイズのようだった。デジタルのパルスの天辺を電子的に歪めたというか。【東京事変】のセカンドアルバム『大人』(ADULT)。正にアダルトな味わいのアルバムで大好きです。先に挙げた偏執狂ぽさ、毒っぽさがクールなバンドサウンドによって中和され溶け合って、見事な整合感を生んでいます。ピアノとギターはロック調ではなく、クラシカルかつジャッジーに鳴り響いています。ロックの熱さを全面に出すのではなく、楽器感のクールな佇まいを堪能するかのような音場感。11曲中9曲が邦題のタイトル。ソロ時代から邦題が多かったけど、バンドになっても基本コンセプトは変わらない。そう、椎名林檎の個性、虚無的であったり、退廃的であることに相応しい言葉は漢字なのだ。そしてまた今作も大正デカダンスの臭いがプンプンする。着物や日本髪が最もよく似合う女性シンガー、そのイメージは変わらない。普通に聴いていると、歌詞は聴き取りずらいけど、これでいいのだ。大事なのは意味よりもイメージなのだから。空気を感じ取れば良いのだ。また「喧嘩上等」には英語詩もありますが、林檎さん滑らかに歌ってます。上手だ、カッコイイ。《化粧直し》♪貴方が去ったあとのこの部屋 白く濁っていく 過去は遙かな霧の様で 私のもう二度とは示せない強さ 霞んでいく 今朝の別れが雨なら良い 貴方に逢って孤独を知った だから失って今更ながらまた貴方を識った 言葉が宙に舞って枯れたとき やっと私は気付いた 本当にひとり♪「化粧直し」も好きなんですけど……。クールだなぁ。。。。女はこんな風に強くなっていくんですね!?東京事変は“水を得た魚”か。益々魅力的な女になっていく椎名林檎に目が離せません。大人 (アダルト)をチェックしてみる?東京事変 ♪ 秘密を見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.09.02
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本日(9月3日)発売のTVステーションの番組表をチェックしていたら、FUJI ROCK が地上波で放送されるようではあーりませんか。(FUJI ROCKだからフジテレビなの?笑)放送日は9月8日フジテレビ(深夜1:10~2:10)となっています。たった1時間のダイジェスト版のようですが、雰囲気ぐらいは掴められるのではないでしょうか。たった1時間でも行けなかった者としてはありがたいです。休みが取れないとか、金銭的な問題等の諸般の事情で、来年以降も行けるかどうか分からないし。個人的に興味があるのは、【スパークス】とか【スプーン】で、はたして放送されるかどうか。まぁ、【マイ・ブラディ・バレンタイン】あたりは出てくるでしょう。当日忘れないように、TOPの9月分注目のTV放映にも記しておきます。録画も忘れずにしよう。ちなみにGコードは7696977です。追記SUMMER SONIC 08も地上波で放送されます。9月13日テレビ朝日(深夜2:40~4:35)私はBBTVで見ます。(9月分注目のTV放映参照)
2008.09.01
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