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きょうは親戚のお葬式。昨日のお通夜にはいなかった親戚の人達も来ている。お焼香の時や待っている時、眺めていてどこの誰かと夫に確認したりしていた。前回の伯父さんのお葬式の時赤ちゃんだった子がもう小学生だったり、若い人達は伯母さんの外孫なのだろうなと思いながら見ていた。火葬場では以前より焼き上がりが早くなっていた。前は90分くらいだったのが今は60分。係の私と同世代の女性が人当たりが優しくて不明なことを聞いても、丁寧に答えてくれ感じが良かった。この火葬場にも何度も来ている。両親もあっという間にここを通り過ぎていった。行き帰りのバスは観光バスのように乗り心地がよくて眠くなった。斎場にもどりお坊さんの読経、目を瞑ると寝入ってしまい、あわてて目を開け顔をあげる。さすがに自分の親の時は眠くならなかった。以前はそうではなかったが、年を取ったせいなのか自分のお葬式を思うようになった。棺には家族は果たして何を入れてくれるのだろう。逆に夫の場合は何を入れればよいだろう。私が死んだら家族は泣いてくれるかな?意外に泣かないかもしれない。母の時も父の時も、泣き虫の私が何故か泣けなかったように。子供達は自分の生活があるから意外にあっさりしているかな。夫の従兄弟の奥さんがステキな喪服を着ていた。地紋の入ったジャケットとスカートのスーツ。中は黒のレースのカットソーだった。帰るとき玄関で彼女に会って「そのスーツ素敵ですね」と言おうかと思ったが、一度も話したことがない人だったのでいきなり言うのは変かと思い、やめておいた。しかし、そういう褒めることって言われた方はうれしいので悪いことではない。実際に以前、郵便局を出たところでお気に入りの傘を「良い色ですね」と褒められてとても嬉しかったから。斎場をあとにし、自宅へ帰ると疲れてこたつで寝てしまった。
2024.11.28
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夫側の親戚のお葬式を聞かされた。持病があり長く施設に入っていた伯母さん。実際お顔を拝見すると80代なのに殆どシワが無いのに驚いた。 闘病の末亡くなると元気な頃の面影が殆ど見当たらない人を、何人も見てきたので意外だった。治療で施設内の生活が長く殆ど紫外線が当たらなかったからなのか。 元気な頃、お邪魔すると傍らに編みかけのセーターと毛糸一式が入った籠があった。 孫の為に編んでいるという。ご自身も手編みのセーターを着ていた。編み物が好きでも思うようにできない自分から見ると羨ましかった。夫の姉妹との遺産を巡る確執で付き合いを切られ、今回のお葬式も夫側の親戚は欠席だと跡継ぎの人が言っていた。何度も入院した持病にも苦しんだと思う。声が大きくて親戚の嫁の私を気遣ってよく声をかけてくれた人で印象は良かったが、自分の親戚関係では苦しんだ人のようだ。やっと伯父さんの元へ行けることになってホッとしている?跡をついだ子供達はきちんと家を守ってくれているので安心だと思う。親戚の親の立場の人たちが殆ど天国の人となった。私達の年代にもそう遠くはない未来になった。
2024.11.27
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知り合いから渋柿をコンテナ一つ頂いた。柿を作ってる農家から貰ったものでヘタの先がTの字に枝が綺麗に残っていた。恐らく干柿用に紐を引っ掛けるよう残していたものと思える。 ネットで渋抜き柿のレシピを検索。材料はホワイトリカーのみ。数年前梅酒を作った時のが残っていた。綺麗な布で一個一個柿を拭いて、ヘタ側に小皿に入れたホワイトリカーをつける。枝はホワイトリカーをつけるのじゃまになるのでハサミの先で切った。ビニール袋は段ボールの中に広げ、一個一個柿を整然と並べていく。段ボール2個を使い、入りきれなかったら干柿にしようとと思ったが、全部収まった。ホワイトリカーも思いのほか使われず、残った。 持ってきた知り合いが「昔、うちのじいちゃんが焼酎を口にふくんで渋柿にかけてたものよ」 なんて昔話していたがうへ~となった。そういえば昔よく食べていた貰い物の渋抜きの柿、もしかしたらその口スプレーのだったりして?知らぬが仏。この柿が食べられるのは10日後だという。
2024.11.25
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知らない人と謎の連続出場組と人選には非常に疑問を感じる紅白歌合戦。それでも年末の風物詩として毎年欠かさずその番組をつけている。ずっと画面を見るのではなく、本やスマホを傍らに興味のある人達だけ画面を見ていた。今年の出場者も知ってる人は殆どいないのだろうなと思いながらチェック。初出場に新浜レオンの名が。毎日の楽しみ韓国ドラマで間に挟まれるCMでおなじみの人。これが高齢者目当ての健康食品や化粧品のしつこいCM。化粧品で私と同世代の女性のシワやシミに沈んだ表情のどアップ写真。体が思うように動かない高齢者の辛さでしかめた顔。見ているだけでうんざりするこんなCMまさに視覚の暴力だ。そこで件の彼、美味しい酢のCMで爽やかに歌っているのだが、ドラマが中断され長々と流される他のCM同様、嫌悪感しか無かった。しかし今回の紅白初出場と知り、毎日顔を見ていた彼を紅白でどんな歌いっぷりなのかチェックしてやろうという気になった。上記のCM、韓国ドラマを無料で見られる大事なスポンサーというのはもちろん承知している。ひとつ希望を言えば、嫌悪感を持たれないようなソフトなCMを検討していだければと思う。
2024.11.22
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私と弟妹の家族が集った小さな三回忌。晴天で紅葉と落ち葉の風景。子供の頃、家族でドライブに行った時と同じ風景。父も天国の母と一緒でホッとしてるだろうな。お寺ではストーブも不要な程の暖かさ。住職の着物(袈裟)を肩にかける仕草。巨大な黄金色の飾り物が天井からさがっている。お掃除大変そう。あの木魚は一本の木をくり抜いたもの。あの狭い隙間からノミを入れてくり抜いたのだろうか。お寺は木造の建物で建具も木製。靴脱場の靴箱も私が子供の頃から変わっていない。お墓にみんなで線香をあげる。このお墓にはシングルマザーの妹もいずれ、入るのかな。そしたら賑やかになって父も母も喜びそう。自宅へ戻って折り詰めをあけてみんなで会食。たわいないおしゃべりも楽しい。こじんまりして両親を思うと胸がきゅうっとなって、気を遣う人が誰もいない幸せなひと時。仲の良い兄妹で良かったとしみじみ思う。
2024.11.17
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明日は父の三回忌。実家の弟にお墓の花上げは私がやる、と宣言しているので今日行った。買った花を持って実家に向かう途中の川沿いの桜の木。紅葉で半分位落葉している。両親が元気だった頃、実家に行く途中、その当時子供の背丈位だったけどこの木が大きくなって桜が咲くようになる頃、父も母ももうこの世にいないのだろうなとぼんやり思いながら通り過ぎたものだった。その現実がまさに今だ。 両親が亡くなったら毎日メソメソしていると思っていたらそんなことは無かった。両親の老いをうんざりするほど見せつけられるのかと戦々恐々としていたが、そんなこともなかった。あっという間に通り過ぎてしまった。 だから未来のことを考え過ぎて思い悩む程、無駄なことは無いと思った。従兄弟の家の前を通るとき、顔を見てお喋りしたいなと思った。 何も用事もないのにわざわざたずねるほどの関係性は無い。親が健在だった頃の煩わしい親戚付き合いも懐かしい思い出た。誰も居ないお墓に4ヶ所の花生けに花を挿した。車に向かう途中お墓の通路沿いの以前綺麗だと眺めていたアジサイが枯れて葉っぱだけになっていた。
2024.11.16
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今日は燃えるゴミの日。ゴミ置き場に向かう我が家の畑沿いの道路が、やけにさっぱりしている。以前たくさん集まっていた落ち葉が殆ど無い。お隣もそのまたお隣の道路沿いも同じように綺麗な状態。今までは我が家だけ落ち葉が集っていたのに。(お隣とそのお隣も綺麗好き)いったいどういうこと?どなたか親切な方が片付けてくれた?ここ数日の家の周りのことを思い出したらわかった。市の草刈り業者が来ていた。おそらく草刈りだけでなく、落ち葉も回収してくれたんだ。自治体の市民に対する仕事には感謝する出来事だった。
2024.11.14
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現在通院している皮膚科のある総合病院は、我が子の出産で産婦人科、小児科でさんざんお世話になった病院。当時の建物は順々に全て建替えになり、新しい建物になってから父の通院でもお世話になっていたので、親しみのある病院ではある。玄関のベンチで先に降りて私を待っていた父を思い出し、胸がきゅうっとなる。以前より看護師の対応が丁寧になったと思うのは気のせいか。サービス業のようにそつがない対応で、もしかしたらそんな訓練もしているのかも。今日は予約無しで9時前に来たが結局受診は12時になった。予測はしていたので本を持参してかなりページが進んだ。次回、予約無しの時は11時頃に来よう。予約のある人たちの間に挟んでもらえるかと思ったが考えが甘かった。以前の歯科医院に予約より30分早く入っても、予約通りだったのと同じことだ。待合室は殆ど予約の人なのでまばらにしかいない。すぐ脇の椅子にいた車椅子に乗った高齢の女性と付き添いの女性。診察が終わって先生の説明を確認するのに付き添いの女性に大きな声で何度も聞いていたが、付き添いの女性は「静かに、あとで説明するから」と小さな声るで話していた。高齢の女性は「私は聞こえないの」と言ってたが。話しぶりから認知症も入っているのかも。付き添いの方ももう少し違う対応があるんじゃないかなと思った。看護師さんが座っている私のところにきて体の状況を聞きに来た。プライベートなことなのであまり周りには聞かれたくない。座席に座っている人があちこちにいるので聞かれそうだ。私自身、他の人が症状を話しているのは自分と同じ病気なので興味があって耳をそば立てているので。診察が終わっていつものように外のテントにあるJAの販売所に寄り、今日は生クリーム入りの食パンを買った。
2024.11.12
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連日の就寝後の体の痒みで思い切って行き付けの総合病院の皮膚科へ行った。来月はじめに予約はあったが、服薬しても痒みが治まらない。毎週火曜日しか診療が無いので我慢しても一週間後になるので今日行った。実は先月の診察日にはホルモン剤で効果が出て痒みはほとんど治まった。副作用のあるホルモン剤はなるべく量は少ないほうが良いので体を慣らすために一日置き→週に2日服薬の予定だったが。週に2日服薬になったら痒みがまた出てきて、今月にはいって一日置きに戻したのだが、それでも一向に収まらないので来月の診察日を待たずに今日行った。先生に診てもらい、また薬は最初の毎日にもどし、三週目に入ったら週に2日休む(5日服薬)にするという説明を頂いた。同時に毎日朝晩飲んでいたもう一つの薬も以前のとは代わり、眠気と倦怠感が強くでるので体の状態を見ながらまずは夜1回だけ飲んでみるようにとのことだった。実際夜飲むと風邪を引いたような体の怠さを覚え、入浴後テレビも見ず早々と就寝したのだった。
2024.11.12
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https://kyoto.uplink.co.jp/movie/2023/12605以前ドラッグストアで見た光景。化粧品売場のセルフのサンプルが並んでいる棚の前にいた若い女性とその娘と思われる3〜4歳の女の子。お母さんはしゃがんで下の棚の何かをあれこれ試している。傍らの女の子はちょうど目の高さにあったマニキュアをあれこれ選んでは自分の小さな爪に塗っている。ちょっと離れたところで私も何かを時間をかけて選んでいた。その親子は無言のまま、ずっとサンプルをあれこれ無心に試していた。女の子はあんなに小さくてもやっぱり女の子なんだ。母親と一緒に同じ興味のある商品の棚の前で時間を忘れて試しているその二人の様子が微笑ましかった。この映画のヒロインと小学校低学年位の彼女の娘を見てあの当時の光景を思い出した。このヒロインは如何にもな母性は全面に出さず、まるで娘と姉妹のようなやり取りをしている。娘もしっかりしていて、母親を冷めた目で見たり、母親のような態度をとったりしている。韓国もそうだけど、この香港の映画も子役が自然な演技をしている。セリフではなく普通の対話をしているよう。母子家庭でカツカツなのにその中で2人ともカラフルで可愛いオシャレをしている。路頭に迷う場面にはこちらまで胸が苦しくなった。実家には頼れないのだろうな。当たり前のように万引きをしたり、仕事でズルをするのもそれまでの成育歴なのだろうな。主人公の男性と深刻なトラブルで一旦縁が切れてしまうも、再会した時は希望があると思えた。ヒロインの娘もこれから安定した生活の中で成長すればちゃんとした女性になるはず、そんな予感を感じた静かなラストだった。
2024.11.09
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新聞のテレビ欄で今日のゲストが仲野太賀と知り録画予約した。 彼は「コントが始まる」というドラマで知り、その決してイケメンではない、普通っぽいどこかで見たことある他人じゃないような容姿と雰囲気で気になる俳優だった。女優なら伊藤沙莉のような。父が脇役俳優というので写真を見てもピンと来なかったがこの番組で、30年前にやはり徹子の部屋にゲスト出演していて、その録画が放映され、その姿を見たら知っている俳優だった。確かに当時ドラマの脇役でよく見た人だった。この番組でサプライズがあった。彼の父親が司会の黒柳徹子から「お子さんの名前の由来は?」と聞かれて「将来大河ドラマに、出られるように」と恥ずかしそうに小さな声で答えたのだ。 その録画を見ていた彼の驚いた顔がアップになった。大河ドラマの太賀とは知らなかったらしい。そして確かに大河ドラマの主演の予定がある。他人事ながら嬉しかった。彼の父親の名付けの通り実現したのだもの。 これからも親子共々の活躍を期待したい。
2024.11.05
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毎年親戚、知り合いからお中元、お歳暮をもらえる。姑が健在だった頃から比べたらずっと少なくはなったが。頂けるのは、こちらで野菜をあげているから。 みんな決まったものになっている。それで困ったことがある。日用品を送る人がいるのだけど、それが私の好みではないもの。ランクがずっと下なものだということ。贈る方は毎日消費するものだからとこちらの都合を考えてくれているのはわかっているのだけど。ランクも予算の都合があるのだろう。きょう、在庫の包みをあけてがっかりした。今現在使っていて使いづらいと思いながらもこれを消費してしまえばと思っていたのが、また同じものが一包みあったとは。贈って下さった方に直接好みをいうのは憚れる。日々生活する物だからこそ、自分の好きな物を使いたい。こんなわがままをいうのは不届き者と思えて、もちろん口外はしない。以前に比べればずっと自由にはなった。あの当時は様々な縛りの中で生活していたのだから。毎日その縛りの無い生活ができていることに感謝して生きていこう。
2024.11.05
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NHK「フロンティアであいましょう」のMCが永野と知って録画して見るようになった。特別彼のファンということではない。ずっと以前、バラエティで他の売り出し中の無名の芸人達の一人として短い芸を披露していたのをたまたま見た。彼の芸は特に面白いというわけでは無く、ただ他の芸人とは混ざり合わない色を持っている人とは思った。その番組でも攻撃的な言動で危険な人というイメージ。そんな彼なので一人浮いていて、その番組のMCからも他の芸人からも冷たい、意地悪な対応をされていた。消えて行く人だろうなと当時は思っていた。そんな彼が今も頑張っていて、NHKの知的な番組を持つようになったとは感慨深い。取り上げる内容が宇宙や科学など難解で芸能人のゲスト3人とのやり取りもあり、いい加減な気持ではできない仕事だ。番組のテーマが決まればその下調べは必須だろうし、理解して説明ができてもその道の素人のゲストからの質問にも答えなくてはならないから、誰でも出来る仕事ではない。意外にも彼はそれまでのイメージとは真逆な敬語を使い、人当たりも良く真面目な性格の人なのではと思えた。タモリがデビュー当時は爬虫類のモノマネ等気持ち悪いだけで笑えず、不気味な変人という印象だったのが、今はブラタモリ等の知的な番組で、勉強好きな几帳面で常識的な人という印象に変わっていったのと似ている。永野は果たしてこれからどんな人になっていくのだろう。
2024.11.04
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アキ.カウレスマキという名の監督は知っていた。ずっと昔、素晴らしい才能のある監督ということで雑誌等でもてはやされていたから。その当時は興味がなくて映画を見たことがなかった。今回、WOWOWで放映されるに当たり、ネットのレビューを参考にして見ることにした。市井の中年のカップルの物語というのも興味が湧いた。欧米映画のカップルというと、お互い大声で感情を露わにするイメージがあるのがこの映画はずっと日本人に近い。口数が少なく、日々の不安定な生活を必死に何とか生きているという描写。二人が出会うのも、恋愛感情というよりも成り行きで一緒になる感じで淡々としている。一人で生きるよりは二人でいる方が少しはマシという感じ。こんな描写が自分の生活や感情と重なる事があり、退屈しない。こんな映画を作る監督だったんだ。他の作品も見てみよう。
2024.11.03
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先日行ったスーパーでトイレに行った時、その入り口で懐かしい物を見た。清掃道具の入ったバケツに入っていた透き通った緑色の洗剤らしきもの。何故か子供の頃から、透き通った緑色に引かれた。一番古い記憶は、床屋の鏡の前においてあった先の尖ったプラスチックの容器に入ったローション。その奥のシャンプー台には固形の同じ色の石鹸。どちらも子供の私には使うことはなかったが、うっとりするほどきれいで見とれていた。当時、隣町の薬局のおばさんが車で我が家に来て、母が資生堂のホネケーキを他の化粧品と一緒によく買っていた。使ってはダメ、と言われてお風呂場の専用の容器に入った宝石のようなエメラルド色のその石鹸をただ眺めるのと香りだけを嗅いでいた。スーパーや施設等のトイレにあった手洗い用石鹸シャボネット。これも同じ色でうっとりと眺めていた。社会人になってホネケーキは何度も愛用した。1980年代、デップローションという同じ色のゼリー状のヘアセットローションがあって購入したが、私のヘアスタイルには合わないものだった。最近でも韓国製のアロエの形の容器に入ったモイスチャーローションを懐かしさで購入したが、サッパリしすぎて私の肌には合わなかった。なんでこんなにゼリー状の緑色が好きなんだろう。今でもホネケーキは思い出したように定期的に購入している。懐かしさなんだろうな。当時の決して豊かではないけど精神的にも満たされていたわけでもないけど、素晴らしい未来としっかりした優秀な大人になる筈と自分を期待していたあの頃の希望に満ちた日々。その当時の自分が愛しくて仕方が無い。
2024.11.02
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