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XMの最大の美点はハンドリングだと思っています。このDIRAVIと言われる車速感応式パワステはパワーセンタリングと併せて絶妙な感覚を提供してくれます。暫く前からパワステの制御が利かなくなり単に軽いだけのバカステになってました。おそらく良く壊れるドリブンギヤかワイヤだろうと思っていました。そこで今日、車速取り出し用のドリブンユニットを取り外してチェックしてみました。ところがスピードメータワイヤ(灰色)車速ワイヤ(黒)ともちゃんと機能しています。そこで次にパワステのアシスト量を制御している黒球を外し、スペア品と交換してみました。球の内部はメカニカルガバナーで球下部にあるスライドバルブ(アルミ筐体部分)を制御しています。わざわざメカニカルガバナーを使うところが、なんともおフランスですね。高速を走っていないので断定できませんが一応制御は利いている感じです。フロントストラットからのリークバックホースがヒビ割れがひどいので交換します。ストラットとの接続部の根元から1cm残し切り取りました。切り口に径5mmのアルミパイプを挿入し、そこを継ぎ手とし新しいゴムホースに交換しました。ちょっとセコイ直し方ですが簡単でいいです。
2005.10.30
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X1/9の車高調整のため、先月前輪のバネを左側だけカットしてみました。当初はあまり車高の差が無かったのですが走りこむうちに収まりが良くなったのか左の車高が下がってきました。そこで一気に左右の足回りを取外しバネを両方カットしました。トータルで半ターンちょい切ってみました。これでボディのシルエットはそこはかとなくイイバランスです。試運転がてら「熊公さんの鍛冶工房」まで走ってみましたが少しバネが固くなった感じですが特に問題ないようです。隣接した「埼玉の村の鍛冶屋さん」にもはじめておじゃまして色々仕掛り中の状態を見せていただき勉強になりました。おみやげに鋼材をいただいたのでこれである物を作ってみようと画策しています。X1/9もまだまだ手を入れたいし、XMの整備もありますが、いつも3~4つ程度My Projectは併行してます。あわてず楽しみながらやって行こうと思っています。
2005.10.23
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XMのエアコンは修理したのですが温度調整を上げ下げしても変わっていないようです。XMではよくある吹き出し温度を切り替えているフラップモータの故障だろうと見当をつけて取り外してみる事にしました。詳しいことはここ↓↓が詳しいです。http://www.citroen-ds-id.com/xm/XM_Heater_Flap_Servo.html運転席の右足上当たりにある黒い四角い箱(黄円)がそれです。その少し下にあるのはエバポレータの温度センサー(緑円)です。短いドライバーでモータユニットを外して軸が動くかエアコンを入れてみましたが案の定、全く動きません。幸いスペアパーツを2個持っていましたので交換してみると1つはダメでもう一つはちゃんと動きました。如何にこのモーターユニットが故障し易いか解ります。温度調整ボタンを押しながらモーターユニットの少し上に手を突っ込むと同期して動くレバーがありますからフラップが動いて冷暖を切り替えているのが手ごたえでよく判ります。この車の場合最低温度の15度から16度にすると大きくフラップが動きます。ということはコントロールが未だうまく効いていません。エバポレータの温度センサーの抵抗値を測っててみましたが正常です。そこで室内ランプユニット内にある室温センサーを確認すると以前・調整用につけたボリュームが冬モードに調整していた為か抵抗が最大になっていました。それを調整してOKとなりました。いずれ5KΩ程度のボリュームを外付けしようかと思います。次は超軽いハンドル・パワステの修理ですね。まだまだ終わらないXMの修理でした。
2005.10.15
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昨日の続きで今日も鍛冶作業に工房へお邪魔させていただきました。焼き戻しのため藁灰?の中に入れてあった製作途中のナイフを取り出し焼き入れです。特殊な泥を薄く全体に塗ってから炉の中で800度の温度で30秒赤熱させます。これって温度管理が難しいです。刃先が焼けすぎないよう火の当たりを調整しながらタイミングを計り17度の水温の水で急冷させます。その後焼き戻しをオーブンで180度で30分温めます。オーブンから取り出し少し冷ましてから水で熱を取り、小さな銅ハンマーで曲がり・ひずみを取ります。これが一番難しいそうで、私もやってしまいました。鋼(ハガネ)と軟鉄という収縮度の違う素材が合わさっているのですから折れたりし易く先端がポッキリいっちゃいました。仕方がないので水道水で刃先を冷やしながらグラインダーで整形し直しました。ハガネ部分はさすがに固くやっと整形しました。仕上がりは初めてにしてはまずまずと思います。峰の部分は力加減が手に反映し易いよう直線とし、反対側は握った指に優しいように丸めました。全長20cm、自分の手に合わせた直線的な仕上げとしました。火作り・手打ちの切り出しナイフが師匠の指導よろしきを得てなんとか仕上げることができました。おみやげに小型ですが鋳造の火床(ほど)もいただいたので折をみてまた鍛冶作業をやってみようと思います。師匠・本日はありがとうございました。(拝)
2005.10.10
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車やバイクをいじっていると様々な工具を使いますから自分の手の延長である工具には愛着があります。いつしか、原点回帰というかよりベーシックな道具にも興味があり鍛冶作業的な事をやってみたいなぁ・・と思うようになりました。欧米ではblacksmithingtなどといって鉄工・鍛冶作業はかなり行われているようです。日本ですと地方には野鍛冶なども少しは残っているので実用的な作業として↓↓こちらのサイトの中などに記載されています。http://www.asahi-net.or.jp/~bq9t-tkhm/でも個人で鍛冶作業を趣味でやってる人なんていないんだろうなぁと思っていたのですが、ある日、鉈について検索していると、こちらのサイトにhttp://www5e.biglobe.ne.jp/~kumakoh/kajiyanoheya.html遭遇いたしました。いやぁ日本でも趣味の鍛冶屋さんがいらっしゃいました!早速コンタクトを取ると遊びに来て良いと快諾され早速、お邪魔させていただいたのですが・・・なんと、なんといきなり難易度の高い鍛接という作業に突入です。鍛接とは軟鉄と鋼を二枚を炉で赤熱しハンマリングで圧着させます。この作業、結構凄いです。途中表面の酸化皮膜を飛ばすため水打ちという工程があるのですが金床に水を撒きその上で灼熱した鉄を打つと水蒸気爆発で一瞬に皮膜が飛びます。その音も結構な迫力です。長らくぶりに重いハンマーを振ったのですが途中腕が上がらなくなってきました。時折、師匠にバトンタッチしてもらいながら工程を進めました。目的の形状に近づいたところで焼きなましを行い本日は終了です。しかし・・正直、体力いります。帰宅してすぐに眠ってしまいました。
2005.10.09
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今日はいつも大きな修理時にお世話になっているモリモリガレージに持ち込み修理です。車屋さんより工具が揃っている個人ガレージって、そうそう多くはないと思います。せっかくの遠出なので怪しいエアコンホースは作り直す事にします。コンプレッサー出口の太いホースは偶々ガレージにあったBX用の古いホース金具を分解して新しいホースをカシメ!!てもらいました。そうなんです。こちらでは油圧のカシメ機があるんです。元々の配管ですとコンプレッサーの下を通り排気熱に炙られていますので写真のように配管のとり回しを変更しサージタンクも外しています。もう一本、リキッドタンクとエキパンへのホースも怪しかったので作り直しました。コンプレッサーオイルは事前にPAG100オイルを注入しておきましたのでR12フロンガスからR134aガスに変更します。コンプレッサーの注入バルブは変更せず使うためR134aのサービス缶バルブにM10/1.5→1/4UNF変換コネクターを付けてR12用ゲージマニホールドを使って真空引き--ガス注入しました。最後に今後の補修のため蛍光材を注入してもらいました。漏れが発生した場合には紫外線ライトで確実に検出できるでしょう。エアコンの動作状態は良くなったのですが吹き出し口温度は思ったより冷えません。温度調整回路か機構に不具合があるのでしょう。次回作業のテーマが亦ひとつ、増えました・・・今回、どんなガスを注入するか色々迷いました。AC/Delcoの不燃性炭化水素REF-12 Plus が最も良さそうに思えたのですが今期の製造分終了らしいです。Cold12も良さそうに思ったのですが中身はプロパンとかブタンと同じではないのでしょうか? それなら携帯ガスコンロのガスボンベでもOK???R12代用ガスR-SP34Eをホームセンターで購入したのですが134aに少量のアルコールとプロパンが添加されているようです。今回は使わず普通の134aを充填しました。
2005.10.02
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