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ホワイトカラーの職がシュリンクしている、これが原因だ。もちろん生産現場でブルーカラーの職も減っている。しかし、年越し派遣村で石原さんが怒ったように、職がなくてもブルーカラーの仕事はしない、これが現在の先進国の失業者だ。エアコンの効いた部屋でPCを操作して給料が貰いたい、失業者の割にはなんとも贅沢な要求だ。しかし、先進国ではそんなホワイトカラーの仕事自体どんどん減っている、これは構造的な事実だ。これは、大きな問題だ、正直私には解決策は見いだせない。おそらく、誰にも見いだせないのではないだろうか。だから、私はそんな所に虎の子は置かない。アンチソーシャル・利己主義に聞こえるだろう。しかし、私にはもう長くて何十年かの時間しか無い、愚か者の為に費やす時間は残っていない。GEターンオーバーは、正確にはG諸国は自滅だ。ストイックに財政規律を守った国のみ生き残る。とにかく、台風一過なんてすぐには無い。何年も何年も嵐の中耐え忍ばなければいけないかもしれない。この世界的な混乱に日本が耐え切れるとはとても思えない。人生10年20年なんてあっという間だ、確りと正しい物をもたないと難破して海の藻屑と消える。
Nov 30, 2011
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都会には洗練は有るが、自然は公園にしかない。田舎には自然は有るが素朴だ。だから、芸術やデザインの仕事をする人はリゾート地を拠点にしている人が少なくない。こういう仕事には洗練と自然からのインスピレーションが欠かせないからだ。芸術的な感性を持っている人はわかるだろうが、毎日海や富士山を見ているのと都会の雑踏を見ているのでは人間の大きさが違って来る。気持ち的には大衆が年末に鯨を食べるようなものだ。私はせかせか毎日せかされてデッサンを描かされていたデザイナー達を知っている。毎日卵を産まされる鶏みたいなものだ。だから人生にクオリティを求める人は気付いてリゾート地に移住して行く。まあ、こういうクオリティオブライフに気付くというのが芸術家気質だ。肩書きしか眼中に無い猿たちは自分達が消耗品だと気付いた時は捨てられた時だ。定年しても現役時代の会社の名刺を出す、なんて冗談が存在するのはこの前言った成れの果ての猿の姿だ。人間には生きている間何か熱中できるゲームが必要だ、これが無いと確実に定年ゾンビになる。とにかく、何か能力が有る人は、鶏頭となるとも牛後となるなかれ、を考える事だ。もちろん、これから3年タービュランスだから軽率な独立は奨めない。
Nov 27, 2011
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10年前に逗子マリーナが既におしゃれな人達の終の棲家になりつつあると書いたが、もう実質的に多くのリゾートマンションというのはおしゃれな人達の終の棲家だ。おそらく、現在保有している現役の人達も将来そうしようと思っているのだろう、正直遊びに来ている人にほとんど出会った事がない。私は自宅を5戸、リゾートを5戸買って、内自宅は2戸、リゾートは1戸売って、現在追加でまだ両方売ろうとしている。ちなみにワンルームは20戸の内もう8割位売った。決めた資産のウエイトを調整する為には淡々と売ってゆくだけだ。蛇足だが、日本の上にあるすぐに売れる株なんかはとっくに売った。リゾートマンションを売る為の広告で書いている訳だが、リゾートマンションはお金持ちが来て引け目を感じるなんてもうとっくに無い。原住民を見下していた人達はとっくに吹き飛んだし、小奇麗でセキュリティが良いので中年の単身女性の永住者が多い。女性はこういう所は男性よりはるかに実利的で目先が利く。暴落しているリゾートマンションを使用価値として終の棲家で買う、これをまだ知らない人の為に書いている。日本の不動産に資産価値が有るのはもう都心だけだ、他は使用価値で考えるべきだ。この週末は横須賀の秋谷とか山中湖に行って見る事だ。その馬鹿げた低価格に驚愕する事は間違いない。こういう所で質実に快適な余生を送る事ができる事が人生の実質的な勝利者だ。会社での肩書きなんて夏の夜の夢だ。
Nov 26, 2011
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90年代空白の十年と世間で言われていた時、同じような事を書いた。個人的には好機の10年だった。しかし、トヨタも奥田さんの元、生産台数が倍になったのはこの頃ではないか?そして、私の勤め先は実質破綻した。要するに結果はゼロサムだが、中身は優勝劣敗、弱肉強食な訳だった。もう何年も前から言って来たが、いよいよ始まる。豊田社長が日本から自動車産業が消えると言われているのは間違いだ、弱い所が消えるだけだ。御曹司は国内シェア6割とると言える位の奥田さんのような攻撃型の後継者に譲った方が良い。株価が下げているのは株主がそれを望んでいるのだ、温い日本では誰も言わないからここで言っておこう。これまでは前置きだ、日本経済・自動車セクターどうでも良い。要は何度も言って来たように今は好機だ、今どうやるかで若者の未来はかなり違ったものになる。個人にとって重要な事はフリードマンさんが言われるように選択の自由だ。日本は政治に選択の自由が無いのだから、自分でそれを持つしかない。ホワイトフライトが起こった時、貧しい白人の老人はスラムに取り残されてしまった、何の事はない、引っ越す金が無かったからだ。日本が貧国になった時、国内の環境の良い所なり外国なり引っ越すのも金だ。それに最初から逃げておけばそれに越した事はない。私も広義の意味で日本をニュートラルからネットショートにして精神的にかなり楽になった。90年代と空気が似て来た、何の根拠もない単なる六感だ。しかし、このお陰で絶滅危惧種でありながら生き残っている。今度こそ日本人には最後の審判のような気がする。申し訳ないが不確実性が高くて個別銘柄は言えない。ただ、以前言った未来GDP比のインデックスETFでも十分機能するはずだ。結果として10年後これが機能していなかったら世界経済は終わっている。Decadeに題を付けるならタービュランスだ、覚悟して好機を捉える事だ。三十六計で言うなら混水ばく魚だ。
Nov 25, 2011
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沈む船から生きたいネズミは逃げる、死にたい訳じゃあないだろうが変化を見ないふりをしていたら結局船と心中。まあ、ざっくばらんに言って先の事はいつも言うようにわかりはしない。だから、逃げるか留まるか、突き詰めれば絶対的な根拠というような物は無くて予感みたいな物を頼るしかない。このゲームにハイIQが不可欠なのは1を聞いて10を悟らなければいけないからだ。殆どの人は失礼だが10を聞いてやっと10に気づく。その時もう出口は詰まっていて映画館の火事が如く圧死か中毒死となり、結果として逃げる事ができたのはトレンドセンターが動く前に逃げた人だけになる。しかし、きな臭さで逃げたのは良かったが、火事が起こらなくて映画を見そこねた、なんて事もある訳で、その時はピエロだ。しかし、リスクリワードを考えれば映画を見そこねたなんて死ぬよりははるかに軽い損失な訳で、馬鹿な事をやっちまったぜなんて笑ってごまかせば済む事だ。人生はある種こういう失敗で自分を笑える軽さも必要だ。これがないといつも真剣で、結局失敗を恐れ何もできなくなってしまう。こういう生真面目で結婚出来ない人はたくさん居る。昔のように一人では生きていけなければそういう選択肢は無いのだが、豊かさ故にリスクを避ける選択肢が存在してしまう訳だ。だから、豊かな社会ではしばらく変化を見ないふりができる。どういう選択をするかというのは物理的ではなくて精神的なものに依存するのだ。だから、ある種ゲーム感覚で勝ちに行く姿勢が重要だ。見ないふりで時間が過ぎるのを待っていて、リスクが顕在化したら家は任売、自分は河川敷も無い話では無い。まあ、若者は快適な所に城を持って、ヘッジポジションを構築する事だ。今日みたいな日は秋谷の海でも見るのが良いのだが、子供の受験や試験では親が遊びまわる訳にも行かない。
Nov 23, 2011
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20年後おそらくGDPで日本はメキシコに抜かれている。そんな国にグローバル企業が相変わらず本社を置いているかどうか疑問だ。私がDecadeという言葉を使ってしまい、10年20年という10年単位で経済力GDPのバランスを見ている事がばれてしまったが、何か起こらない限りこれは必然的に淡々と進む。中国の軍備拡大を心配する人が居るが、逆だ。資源を軍備に浪費する事は経済覇権獲得を遅らせてしまう。彼らが冷戦の隙間で日本が成長できた事を知らないとでもいうのだろうか。だからワリヤーグなんて中古空母で資源の無駄遣いを抑えている。日本には大和の姉妹船で陸奥という空母が有った。なぜ中国が最新世代のリグは作っても空母を0から作らないか考えて見れな良い。中国人というのは実利主義者だ。確実に手に入る経済覇権の獲得をつまらない事で遅らせたりはしない。10年後スペインや話題のイタリアはメキシコ以下かもしれない。イタリアは微妙な所だが。だから10年後、世界の経済覇権の重心はE諸国に移ってしまっている。TPPなんてもうどうでも良い、この交代に与える影響はほとんど無い。もう完全に手遅れだ。経済・投資というのは相対性だ、もたもたしている間に亀は進む。正直日本に2桁のアロケートは無い、これが私の現在の認識だ。日本復活なんてへそが茶を沸かす。最大多数の幸福の為には私がピエロで終われば良い。しかし、残念ながらこれを決めるのは日本人ではなくてE諸国の国民の頑張りなのだ。
Nov 20, 2011
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誤解して若者が億万長者のパスポートをまだ実行するとまずいので念の為に買いておくが、もう日本の不動産は必要な物だけだ。私のポートフォリオでは自宅を入れても日本の不動産は30%以下だ。そして更に10%減らす予定だ。これが、ホームバイアス削減に取り組んでいる私の姿だ。ここまで物件価格が安くなると何度もいうように10年分の家賃で中古は買える。だから、自宅は安くて価値のあるのを買うのが良い。ただ、間違ってもその内スラムになりそうなのは駄目だ。おそらく、これから日本にもスラムのような団地は出て来て、米国のホワイトフライトのような事は起こるだろう。まあ余談だが、そういう団地に既に住んでいる中年以上は売れる内に逃げるのだろう。駐車場の車上荒らしが増える等のシグナルを見逃さない事だ。もちろん、逃げる先は葉山のようなブランド地が良いに決まっているが、予算が折り合わないと始まらないが。若者には数十年という時間が有る。1980年から20年でHPやモトローラさえも100倍になったと記憶しているが、100万円が1億円だ。確率を考慮したら期待収益は新興国株が一番高いだろう。これは何度も言って来たのでこれ以上言わないが、ハイボラティリティに耐えて、持ち続ける事だ。まあなんだかんだ言っても最終的には運だ。そして、パンツをはいた猿のもっともらしい話に乗らない事だ。タレブさんが言われるように頭の悪い投資家向けの講演会というのは本当にどうしようもない。講演する位なら自分で稼げば良い。話を聞くのは実際に成功した人からだけにした方が良い。ただそれも実際にはまぐれがあって話半分だから、自分でよく考える事だ。
Nov 19, 2011
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今週会った二人の買い手で認識した。こういう赤の他人があのやり方で億万長者になり、今私がファイナルリバランスで売っているマンションを買うというのは偶然ではない。要するに目利きコニサーなのだ。先日も言ったようにこういう人間は生き残る。彼等と私が異なるのは足元が暗くなりかけて宗旨変えをしているか、更に難平をしているかのみだ。ただこれはおそらく私の方がまだ若いからだろう。定年で現役時代より多い家賃収入が有って、首都圏の優良物件で固めている。このヘッジは生活水準サポートラインとしては強力だろう。まあ、何よりもすばらしいのは両名共に目が輝いていた事だ、社畜の成れの果てとは別の生き物だ。昨日相鉄で驚いたのは乗降ドアに住宅ローンが払えなくなったらという広告が有った事だ。グーグルadsでも管財ソリューションとか出ているが、まあなんとも変な時代になったものだ。10年くらい前ケンプラッツで恐怖の金融商品と言われている方の話をしたが、顕在化したようだ。私は8月から6戸売った、8月までは考えていなかった売却だ。いかに私が米国を除く先進国の経済に悲観的か示す事実だ。大統領選・衆議院選で潮目が変わり、凪が終わってからでは遅い。眠れる東洋の奇跡はもうはや寝たきり老人だ、象徴のトヨタが安値を更新している、2位転落を織り込んでいるのだろう。2013年日本の信頼感に対する1発目の魚雷をくらう、どこまで耐えられるかなんてわかりはしない。だから、後1年でファイナルリバランスを終わらせるつもりだ。日本の金融は磐石だという人は負の連鎖がわかっていない。どこだって、負の連鎖の前は磐石だ。日本経済は急激なトリプル安が起こったら終わりだ。課題はスピードをどれだけ減速できるかだ。金融緩和は貯水量を増やすだけだ。まあ、そんな事はどうでも良い、自分が洪水に巻き込まれない事だ。
Nov 18, 2011
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今日も不動産の売却で出かけるのでその前にちょっと書いておこうと思う。これがG-Eターンオーバーのイメージだ、F1のテイクオーバーをイメージすると誤る。欧州うさぎは深い眠りについてしまいそうだ、私が居た90年代前半を思い出させるような雰囲気だ。ただ、以前も言ったようにグローバル企業まで寝てしまう訳ではない。今回はこういう跛行性、斑が強い。23日は米国の債務削減合意期限だ、8月のような愚行を繰り返すかどうか見物だ。ただ、米国は以前言ったように中長期的に東西陣営と言うよりニュートラルだと思っている。日本は言うまでもない、眠れる東洋の奇跡だ。しかし、奇跡の後もう20年も寝ている。これが槌の音と共に回復なんて本を売る為の偽善でしか無い。心を鬼にして言えば、日本にとって最善の方法は東北人は他のエリアへの移民だ。昔のようにブラジルに行けというのではない、日本国内で移動すれば良いのだ。しかし、考えてみれば良い、私の父方もそうだが、昔の人は満州や中南米に移民したのだ。いかに現在の日本人が温いかだ。アマテラス大御神の時代、鹿児島沖の火山の噴火で南米まで渡った日本人も居たと南米のミイラのDNAでわかっている。まあ、メイフラワーの米人だってウエールズでじゃがいもの病気で食えなくなったから米国に渡ったのだ。危機をチャンスに飛躍というのはこういう事だ。話が反れたのではなくて、若者にはこういう気持ちを持って海外に飛び立って欲しいと思う。我々は日本人で有る前に地球人だ。地球上のどこにでも投資すれば良いし、好きなら住めば良い。人間はいつか老いて死ぬ。会社や国にしがみついてどうする。好きに生きれば良い。夏に義理で定年者の懇親会に行ったが、一流大学を出た社畜の成れの果てだ。あれをみたら高校生は受験勉強をしなくなるだろう。人生は自分の達成感や満足感であって、金ではない、そこは間違えない事だ。ただ、それなりの能力が有れば金はウミガメの藤壺のように自然に付く。
Nov 17, 2011
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GSによって構築されたBRICs神話は崩れている。なぜならば神話が過大評価を生んでしまったからだ。だから、機会を見てETFの押し目買いが良いと思うし、私自身タイミングをはかっている。相場とは皆が捨てる時に拾うだけだ。なぜ今こんな事を言っているかと言えば、下落して狼狽している若者がいるかもしれないと感じたからだ。世の中の殆どに人はパンツをはいた猿だ、適正価格と過大評価も過小評価もわかりはしない。ただ、群れの流れに身を任せるだけだ。人間は決してお猿の群れと行動を共にしてはいけない。4次元の眼で適正な将来価格を見るのだ。おまけで言っておけば、BRICsに入っていないJKSEやMXXはあまり下げていない。過大評価の度合いが少なかったのではないかと思う。もちろん私の推察で本当の事はわからない。トルコはインドネシアが途中で止めた低金利政策で通貨がやられてしまった。ただ、そういう意味で割安だ。実際はもっともっと複雑だ、いつも言うように何がアウトパーフォームするかは現時点ではわからない。ただ、若者が数十年という歳月を何に投資すべきか、考えるネタとして書いておく。日本は売りだと言って、じゃあ何を買うのか言わないのは不親切と思うからだ。耳にタコだが、未来の事がわかっているのは神様だけだ。だから、自分の頭で考えないといけない。そして、このDecadeは荒れる、これは脳裡に焼き付けておかないといけない。
Nov 16, 2011
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今日のマンションの買い手は詳しかった。3年間売る一方で全く家賃相場にも興味が無かったらこの有様だ。やはり、投資は詳しくなければ勝てない。私にはもう不動産投資の鉄人の資格は無い。しかし、数年前は初めて不動産を買うという人が多かったが、最近は二桁持っている人が値切るケースが多い気がする。玄人がバーゲンハントという感じだろうか。しかし、家賃相場を相手の方がよく知っているのだから値切られたらリバランスで売り急ぐこっちとしては応じるしか無い。私は投資マンションは一応予定分は売った、残すはリゾートマンションだ。リゾートのコマーシャルをするならば、私自身一番下が大学に行ったらリゾートに引っ越すつもりだが、これからの日本の破綻を考えたら一旦リゾートに非難するのが良いと考えている。震災の時のコンビニの空っぽになった棚が再現するリスクが有るし、都会はとにかく人口密度が高すぎる。それに治安がかなり悪くなっているという噂もある。単純に田舎に行けばという訳にはいかない、単なる田舎は文化の香りが無い。例えば、よく行く葉山には私の好きな地中海の香りが有る。今海沿いのマンションは震災で人気が無いそうだ。20mの津波は4階まで破壊するが5階以上は大丈夫だそうだ。まあ、相模湾に津波の歴史は無いからおそらく東海地震の時は伊豆半島がバリアになるのだろう。私は伊豆半島か三浦半島かまだ決めかねている。友人が伊豆は終わったと言っていたが、それは以前も言ったように価格を見ればわかる。ぼちぼち考えるのだろう。
Nov 15, 2011
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アフィリエイトで何か買ってくれた人が居たようなので繰り返しになるが買いておく。日本がどうなろうとそんな事はわからない。日本人である前に地球人になって、グローバルアセットアロケーションをやるだけだ。どこかの国は見込みが外れてこける、株の銘柄と同じだ。気を付けなければいけないのは私もそうだけどホームバイアスが日本にかかっている事だ。これが日本がこけた時の傷を大きくする可能性が有る。まあ、間違っても債券類は持たない事だろう。その時、日銀の信用が毀損する。ETFやリートを買っているのだから既に毀損していると私は思うが、世間はまだそう思ってはいない。WSJでギリシア商店主の話を読むと良い、これがデフォルト危機が顕在化した国の消費状態だ。ハイストリートを歩く人が居ないそうだ。まあ、手元に何年か食いつなげる貴金属は持っておくのだろう。こんな事は冗談のようだが、これが最終サポートラインだ。最後の審判は思ったより早く来ると米国で言う人が居たが、米国は共和党の大統領が国の持続性の為に福祉を切る。日本はそれができない。社会が平穏な内に準備しておく事だ。システミックリスクとは日本銀行券が機能しなくなるという事だ。まあ、そんな事は起こらないにこした事はないが、私は起こる覚悟でファイナルリバランスを進めている。大げさだと思う人は笑えば良い、どう生きようと自分の人生だ。
Nov 9, 2011
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おそらく、パンツをはいた猿ではない人は、これを読んで何らかのリリーサーが機能したはずだ。正直、私自身、何か機能してしまったようだ。もう、読むのも書くのも一段と億劫になった。コンラート・ローレンツ博士のリリーサーという発見は偉業だった。しかし、遺伝子プログラムに書かれている事が行動としてリリースされるのは不思議だ、獲得形質は遺伝しないのだから。ケストラーさんが言われたように、この過剰性能の脳は進化から見ておかしい。生物は無駄なものは持たないはずだ。最後にハイIQの人に言っておこう。岩波文庫の青ラベル位は全て読んで、出来れば赤も読む事だ。私は20代後半で読んで、脳のリリーサーが機能するのを実感した。本当は受験勉強なんてまだ人間にとっては始まりでもなくて、本当の人間はここから始まる。大卒なんて猿がパンツをはかせてもらうようなものだ。人間は裸でも人間だ。私は知らない事を知っていると言ったのはソクラテスだが、人間は知らないことが多い事を自覚しなければいけない。猿は全てを知っているという錯覚に陥っている、実は知っている事のみを知っているにすぎない。ギリシア哲学も読まないでギリシア哲学を知っていると思っている人が多い。形而上学・テアイテトス・クリトン・ソクラテスの弁明、読んでいて当たり前だ。アポロとディオニュッソスについて書いていたのはフーコーさんかガタリさんかドウルーズさんか忘れたが、知らなければ始まらない。神を見るには神と同じレベルにならなけれないけないと言うが、人間を見るにも人間と同じレベルにならないと見えない。
Nov 2, 2011
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