全12件 (12件中 1-12件目)
1
米国は、不動産の含み損が足を引っ張っていると言われているが、20%の下落なんて騒ぐほどの事かと言いたい。だいたい私の世代はバブルの高値で掴んだが、20%の下落どころか、価格が20%になっている。退職金で精算できたら上出来で、水面下で任意売却・競売が進行中だ。そして、おまけが有る、10年前買ったとしても悪くしたら半額だ、高額物件への買い替えでダブルフォールトや新たに嵌った40代も多い。これでどうやって内需が盛り上がる?50代は、本来なら高額品の消費が多い年代だが、定年がカウントダウンで消費どころか怯えて固まっている、皆言わないだけだ。国民の実情を知らないで金融緩和とか全くわかっていない。おそらく、欧州が言うように増税で年金でも安心させた方が金を使うだろう。これは余談だが、野村不動産の記事によると中古不動産価格が下げ止まったそうだ。正直、今頃止まっても遅い、10年前に止まっていれば、日本経済はだいぶ違っていただろう。ただ、この時期の下げ止まりは、インフレ期待を織り込み始めたと私は感じたが、まあ、これだけ商品価格の上昇が言われれば、終の棲家を買っておこうという人は増えるだろう。まあ、これから上昇を続けるかどうかは賭けだが、絶対値として前述のようにバーゲン価格であるのは確かだろう。
Jun 20, 2011
コメント(0)
おそらく、まだ誰も気付いていないだろうが、日本経済崩壊の要因の一つは実は行き過ぎた仕事への適応だ。ギリシア人は、仕事に全く適応できない、人生はサーフィンで食う為に働く。こんな人は日本にも居るがこんな感じだ。日本はこの逆で企業戦士だ、午前様だの仕事人間が多い。ビジネスには良いではないかと思うだろう、そう、ビジネスには良いのだが、家庭を破壊してしまい、父親不在で子供を育ててしまった。アングロサクソンは定時に帰る。仕事は仕事、家庭は家庭とバランスをとっているから世代を超えた持続性が有る。そこまで考えたかどうか知らないが、オイルショックまではけっこう仕事人間が多かったようだから、あの時、偶然上手く切り替えができたのかもしれない。亭主元気で留守が良い、そんなフレーズが流行った事もあったが、父親というのは鬱陶しいものだ。そして、社会に出たらもっと鬱陶しいのがたくさん居る。だから、耐性が無いから、引きこもってしまう。いったいどれだけの若者が定職に着かずフリーターをやっているか、それこそ一家に一人居るのではないか。年収300万円以下は結婚出来ないなんて分析してももう遅い。凄まじい人口減が始まっている。日銀が金融を緩和したくらいで日本経済がリバウンドできるかよく考えてみたら良い。少子化の上に、使えない若者の率が上がっている、どうしようもない。だから、マクロ的な追い風、バリュー&グロースを考えて、株・商品・外貨・不動産に資産を載せないといけない。まあ、日本丸が安泰と思っている人にはどうでも良い事だが。
Jun 19, 2011
コメント(0)
カダフィ大佐はもうすぐ資金が尽きて亡命で、サプライチェーンが復活し世界の自動車生産が反発し、ギリシアがリプロファイリングで問題が先送りされたら相場は大きくショートスクイーズとなるはずです。おそらく、私が考えている位だからショート勢力も考えているでしょう。日本はそれに復興需要もあります。まあ、実際にどうなるかはともかく、まだ買い場が継続中という事です。相場というのはいきなり上げて来ますから、ボーナス時期でもあるし、欲しい物は買っておくのでしょう。年初シナリオに対し、カダフィ大佐による原油価格上昇と震災がマイナス要因となっていますから、それが解決されれば当初の軌道に戻る力が働くはずですが、原油価格は上昇と言われていますから、景気回復のスピードはかなりゆっくりとなるでしょう。それと、野村の田中氏がUSDは来年末で92円と予想されていましたが、これではちょっとかったるいですね。株かUSDか、はたまた銀か、まあいくら悩んでも答えは時間が経つまでわかりません。最終的には運でしょうね。悲観的に考えれば、欧州が自爆して二番底を誘発してしまうかでしょうが、できれば次の危機は予定通り5年後以降にしてほしいものです。まあそれはそれでまた新たな買い場を提供するのでしょうが、欧州経済だけでなく日本経済ももたないでしょう。
Jun 18, 2011
コメント(0)
ギリシアは絶対に抜け出す事ができない、それは何人かの人が言われているように稼ぐ方法が無いからだ。借金地獄は自分で経験しないと本当の事はわからない。日銀に金融緩和をしろというのも馬鹿丸出しだ。私は10年前までの10年位の間、淡々と年800万円程度のローンを返し続けたが、これが持続性を持つ事ができたのが、競売不動産の利回り10%を超える家賃収入だ。借金は高収益の事業でカバーするしかない。まあ、利回りの難平みたいなもので、平均利回りを上げた訳だ。日本も同じだ、日本が絶望的なのはじゃぶじゃぶ儲かる次世代産業が無く、家電はもう負けたし、自動車もいずれ負ける、次が無い。次の稼ぎ頭が無い事がいかにまずいか、これは自分で経験しないとわからない。Q先生が軽く、足下が明るい内に宗旨替えと言われているが、これは重い、追い込まれればわかるが、本当に限りなく重い。リーマンで私の不動産評価額は軽く5,000万円は下がった。1億円なんてぼーっとしていたらすぐに吹き飛ぶ、これも自分で経験しないと実感は湧かない。しかし、これは経験しても実感は湧かないかもしれない、そんな大金が吹き飛ぶようなソフトは月並みな世界の頭にはない。世の中、実は永久に確りした足場なんてどこにも無い。どこもかしこもいきなり液状化する。金でさえ下げる時は下げる。頭を使って義経のように硬い所をぴょんぴょん跳ねるしかない。まあ、それを楽しめる人間にしか儲ける事はできない。ジムさんが給料でしか資本主義社会にしか繋がっていない経済学者に何がわかると言われているが、お話と現実はかなり違う。まあ、それがわからないから訳のわからない事を言う人が多い。自分だけはそんな人達の口車に乗って日本と心中しない事だ。
Jun 17, 2011
コメント(0)
2007年頃景気が絶好調で、周辺の知人がどんどん家を買ったり買い換えたりしていた。しかし、私は2006年6月頃から米国の住宅価格の上昇が止まったので1年で景気後退が来ると知っていた。だから、買う前に聞かれた人間には今は止めておくように言った。大衆というのはこんなものだ、将来何が起こるかなんて知りはしない。ただ、周辺の出来事に流されるだけだ。だから、物事を知っていると、大衆と同じ行動をしない変な人になる。しかし、レミングがじゃぶじゃぶ湖に消えるそばで自分は巻き込まれないですむ。お金は大事に使わなければいけない。お金の価値が上がるのは、大衆が総悲観で投げられた時だ。2008年末に株を買うようにも言った、しかし、ほとんどの人は買わなかった。家を買うのを止めるように言っても止めないし、株を買えと言っても買わない、本当に面白い。そして、私がこの不景気に平然としていると羨ましがる。ギリシアだとか日本だとか、政府がどうなろうと国土が蒸発する訳でもないし、国民の半分が餓死する訳でもない。こういうパニックで実態以上に安くなった物はバーゲンだ。もちろん、地方の不動産のようにトレンド的に更に安くなるものには気を付けなければいけない。なぜならば、日本の人口が減っても首都圏は減らない、減るのは地方だ。地方のアパートを安く買えたと喜んでいた人がいたが、こういうのは危ない。新興国のインフレが落ち着いた時、景色は変わる。この状態を想像して何が追い風で走るかを考えるべきだ。何年待たされてもたいした話ではない、待っただけリバウンドは大きくなる、投資は気長にやるものだ。まあ、自分自身ばばはけっこう掴むし、口で言うほど簡単ではないが、考えればネットでプラスになる。
Jun 16, 2011
コメント(0)
相場が膠着して動かないので、無理やり振り回されている銘柄が散見される。以前はだいたい財務の悪いぼろ株が対象だったのだが、最近は財務の良い銘柄も振り回される。財務が良いと私も時々嵌るのだが、高値掴みをしてしまう。相場が膠着している時は、振り回されて下げている方を拾った方が後々のパーフォーマンスは概して良い。この時危ないのは反発しないでだらだら下げ続けてしまう事だ。例えばRCGとか天化工とかこの蟻地獄に嵌っている、彼等が今後どうなるのか私にはわからないから切ったが。まあ、よく見ればかつて好財務で現在沈んでいる銘柄は何十もある、原材料・人件費の上昇が一巡すれば収益が改善しどれかは大きく反発するだろう。もちろん、その予想は難しい。大枠で考えれば、中国はGDPの内訳をインフラ投資から個人消費倍増にしなければいけない。しかし、現在個人消費銘柄は原材料費の高騰で冴えない。例えばリーニンが反発できるかどうか正直わからない。そもそも、なぜこの時期にアパレルの成長が止まったのかよくわからない。それに自動車サプライヤーが儲かっている、これも不思議だ。サプライヤーなんて日本では生かさず殺さず水呑百姓みたいなものだ、だから私は買う気になれない。似ているようで70年代の日本とは違う、マセラッティのユーザーの3割は女性だという、バブルの頃の赤いアウディ80を思い出したが、これは80年代後半だった。色々な時代がパラレルに進んでいる、良いと思ったら花火のように散る、本当に難しくなった。
Jun 15, 2011
コメント(0)
これはある大投資家の言葉ですが、餓えるまではともかく、大衆というのはその状況にならないと気付かないのは事実でしょう。現在の状況から将来の確率が予測できるのはごく限られた人間だけです。いよいよ来月から円安が始まりそうです。あのUSD嫌いのジムさんまで買ったと言われていましたが、おそらく円売りのドル買いでしょう。彼は震災前に5~10年で円は全て売ると言われていましたが、おそらくこの発言の内容は早まったでしょう。個人的には日本経済は後3年位かなあと最近思っていますが、円安でも原材料費の上昇を価格転嫁できないドメスティック経済圏企業の収益は目も当てられないでしょう。QE2の今月末終了でポジションを軽くしている人が多いようですが、まあ何も起こらないと良いのですが、ギリシアも7月中には資金が枯渇するようだし、ちょっと緊迫感は有ります。最後に一発大きく円高に振れるなんて事も有るかもしれません。とにかく、悪魔達はできるだけロスカットさせて振り落とそうとしますから。為替から日本売りが始まるのは事実なのですから、日本人は十分注意しないといけません。株も前述の銘柄は売り込まれるでしょう。人間はびくついている時に何か起こるとパニックになりますから、危なくもあるしチャンスでもあるし、微妙な所です。
Jun 12, 2011
コメント(0)
ロイターで若者に入れ知恵しているのは多くの若者が何も知らないからだ。馬鹿にしている訳ではない、私もそうだった。まあ内容はずれるが、結果として私は1億円以上損をした。物事を知らないというのはそんな愚かな事だ。何度も言うが、日本人は日本経済がクラッシュしたら誰も無傷では済まない。だから、自分が持っているポジションのニュートラル化はMUSTだ。例えば貯金の半分は外貨にすれば、上げと下げでニュートラルになる。もちろん、知恵のある人はロスカットハントに狩られない程度でFXで緩いレバレッジをかければもっと効率は良い。日本国債は論外だろうが、そんな物を持っている若者は居ないだろう。日本株や不動産はポートフォリオ内で分散させるのだろう。退職金で東電株を買ったという週刊誌の記事が有ったが、卵は一つの籠にもってはいけないと守らないからいけないのだ。こんな事は子供でも知っている。ポールソン ファンドがシノフォレストの問題で200億円位損をしたという記事が有ったが、こういう事は少なくない。246が同じような事で売買停止になっている。とにかく、災難は突然振りかかる、だから分散が必要なのだ。日本人の若者は、親に金で売られたおしんと実質同じだ。今の日本は親が子供を担保に借金で生活費を使っているのだ。パラがじりじり上げている、以前も言ったように私はこれから商品の1年はパラに賭けた、米中の自動車生産だ。まあ、先の事はわかりはしないが。
Jun 9, 2011
コメント(0)
一流大学を出て、一流企業で普通に出世したのでは最後の億の滝は登れない、これが冷徹な事実だ。1億の資産も残せず、何が悪かったのかもわからず、不完全燃焼で定年退職し愚痴る人間を腐るほど見て来たが、面白いのは相変わらず何が間違っていたのかわかっていない事だ。だから、子供に自分よりもっと良い大学に行けという、どうせ結果は同じなのに。一流企業で生涯収入は3億円、二流で2億円、ちょうどプレジデントロイターに収入特集があるから見たら良い。40年弱で3億円貰ったのでは1億円は貯まらない、もちろん2億円だともっと遠い。川をいくら競って登っても最後の滝で終り、これを企業の収入で登ろうと思ったらせめて常務か専務以上にならなければいけない。これは毎日たいへんな事だし、上司の引きという運も有る。それに比べれば投資は頭脳、一時にどれだけの密度で駿馬を掴むかだ。駿馬はいつも居る訳ではない。獲れる時期があるのはマグロや秋刀魚と同じようなものだ。私はMの左側の人間にしか興味はない、努力しないで社会や政府を批判する右側の人間の言う事は聞きたくもない。人生は自分で作るのであって、他人や政府が作るのではない。果ての世界の住人は、スポーツ選手だろうが芸能人だろうが、ファンドマネージャーだろうが、勝った時の快感の為に努力を惜しまない。これが億の滝を登るという事だ。会社で小川を登り微差の優秀さを競うのは月並みな人生だ、優秀な人はこれに気付く事だ。
Jun 7, 2011
コメント(0)
経済が拡大している時は、財務の悪さが隠れて見えない。中国株でも推奨銘柄を注意して見ないと借金だるまの企業が少なくない。だが、経済が悪くなり売上げ・利益が減少してくるととたんに利払いが負担になる。私自身、最悪の時は低利に救われた記憶が有るので、低利がゾンビを延命させているのは理屈ではなくて実感で知っている。要は、注意しないと生きているからと言って、実は飛んでいる所が上空と低空で全く異なり、低空で飛んでいる企業や人間は何らかのショックで山に激突する。読売にN自動車の社債が無事発行できたので社債市場が回復したなどと愚かな記事が有ったが、いつの時代も渡る世間は馬鹿ばかり。リーマンの時は政策投資銀行がCBを買って資金を繋いだという噂だったが、更にこんな時期に社債を発行しなければいけないような企業には社債どころか、近づいてはいけない。今、優良企業は社債どころか内部留保でじゃぶじゃぶなのだ。とにかく、企業も人間も追い風の時は馬鹿も良いが、向かい風の時は優れたものだけ良い。そして、これから日本経済は悪い、世界経済もセクターで斑模様だ。徹底的に駿馬を選んでも5個に1個は脱落する、駿馬を選ばなければ良い結果になる訳がない。日本人で生活水準が維持できるのは2~3割だ、これが以前から言って来た中抜けの先進国の構造だ。大前さんはM型社会なんて呼ばれているが。こんな事を言っても誰でもこの2~3割に残れる訳ではない。高いIQを宝の持ち腐れにしないようにというリマインドだ。流れに沿って網の目のようなポジションを組成する能力が無ければお話にならない。戦略の要は道天地将法だから、自分が道天地の流れを見極め、かつ優れた将になるしかない。経済危機で脅してトレードに引き込む商法も横行しているが、トレードは最高のIQ戦だ。間違ってもオッズのわからないゲームに参戦しないことだ。カモにされるだけだ。
Jun 6, 2011
コメント(0)
誰の言葉か忘れたが若い頃読んで今でも憶えている。この真意がわかる人はIQが高い。要は、ガリ勉で知識を詰め込んでも質的な変換は起こらない。高いIQのみが発想の質的な転換を可能にする。ロイターで老子をのんびりなんて解釈していた人がいたが、ノーマルの知識人の典型だ。ノーマルのIQで理解した事が全てだと信じている。ハイIQでないから行間が読めない。人間は自分の能力が理解力の限界になる、100の本も60の能力の人には60の本なのだ。こういう人間に限って数字とか論理を振り回すが、そんなものでは愚かな集団では勝てても、実社会では最終的に勝ち残れない。なぜならば、その程度のIQでは実社会の複雑な論理はオーバーフローしてしまってシナリオ、ポジションまで正確に構築できないからだ。IQというのはどこまで複雑な構造を理解できるかと比例関係にある。知識はケーススタディであって、どのケースを当てはめるかはIQだ。だから、未来をより正確に予測し、それに沿うポジションを構築すれば、結果として無為自然になる。簡単に言えば、老子の基本は流れに逆らわず沿えという、ヘロデ主義なのだ。重要な事は、単に流されろというのではない、流れを先取りして全てにおいて先回りして、シミュレーションで勝って後戦うという孫子の兵法と同じなのだ。仏教でも優れた人には教外別伝・不立文字が有った。昔から優秀な人間は気付いていた。日本は結局妬みでそういう鐘楼神童を潰し、ノーマルIQでわかったような事を言う連中が物事を転がすから全体が腐ってくる。ここが西洋社会と根本的に異なる。だから、混迷の時代には負ける。
Jun 5, 2011
コメント(0)
リーマンショックの時、こういう国はボラが比較的低い事に気づいた。本当の所はわからないが、自国の富裕層が株式の大半を持っている為ではないかと思う。こういう国はチャートが相対的に綺麗だ。そして、これより流動性が高くなり国際金融の土俵になるとNY市場と相関が高くなる。これも本当の所はわからないが投機資金がNYと行き来している為ではないかと思う。そして、流動性が低くコアデポジットの低い国はVNだが、もうおもちゃ以外の何物でもない。要は堅実な固定客が少ないのだろう。インドネシアやメキシコはそういう視点で相対的に安定して上昇するのではないかと予想する。トルコは上昇が緩い?これは将来もそうなのかどうかはわからない。欧州車はトルコ人の出稼ぎ者が作っていると20年前に聞いたから勤勉なはずなのだが、将来の事はわからない。まあ、インドネシアとメキシコはインデックスを少しでも買っておくのだろう。蛇足だが、上海総合は上値が重い、上海のデューデリはできないが香港銘柄から想像するに駄馬が重いのだろう、香港上場1460銘柄で駿馬は1割だから。要は新興国のインデックスなら何でも良い訳ではない。ポートフォリオは出来る限り駿馬にしなければいけない。人生を駄馬と歩んだら、何も為せない内に墓場についてしまうだろう。これはサラリーマンにとって勤め先も同じ事だが。
Jun 1, 2011
コメント(0)
全12件 (12件中 1-12件目)
1

