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殆どの人は、これから経済が低迷する事の本当の意味がわかっていない。パイが大きくならない時により多く食べようとしたら他人の分を食べるしかない。ここで補助金という餌をやると共食いが起こらないから全体が弛緩し、今度は外での戦いに負ける。自動車の補助金や家電のエコポイントをだらだらやったのはQE2より悪い。結果として、餌で緊張感が弛緩し韓国企業に対し競争優位性をどんどん失っている。サプライチェーンが復活してもシェアは戻らない、戦闘力が落ちてきている。これはセクター内で何処を選ぶか銘柄選定時の例題だ。ちょっと戻したのや、まだ下げているのも有るが、まだサマーバーゲンは続いている。最後の仕上げはきちっとやらなければいけない。私は一応従来から欲かったかった銘柄や大きく下げた銘柄はリターンリバーサルで買った。キャッシュは欧州が空中分解した時の為にまだ残してある。次の課題は欧州問題が破綻に至った時どれだけ相場に影響を与えるかだ。NWでは無能のメルコジなんて感じだったが、ブルームバーグのS.ジョンソンさんの記事は読んでおいた方が良い。まあ、欧州に限らず先進国経済は駄目だ。今日は8月のパーフォーマンスを締めなければいけないが、まあ、月間で最悪の部類に入るだろう。だから、買い増しな訳だけど、こういうタイミングもポジションを持っているからわかる訳だ。今ハンセンは22,000位が適正値だと考えているが、年内上手く行ってその位だろうか。
Aug 31, 2011
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優秀な人は、我を殺して会社勤めをするのは止めた方が良い。人生は一度しか無い、年老いて後悔しても取り返しはつかない。人間には適正が有る、何か自分の適性で食える土俵を探すべきだ。優秀であれば必ず競争優位な何かが確立できる。私のように臆病であれば週末起業という言葉が有るように勤めながら探したら良い。とにかく、若い内に何もやらないで時間を浪費してしまってはいけない。日本経済が伸びないのはこういう人材が乏しいからだ、なぜ、もっと好きな事をやって勝手気ままに人生を送ろうと思わないのか。人間他人に使われるのはおもしろくない、特にお馬鹿な上司なんて吐き気がするだろう。頭の良い人は、言動ですぐに相手の知能はわかるはずだ。胡麻擂りのお馬鹿が闊歩している企業は、敗者のゲームでいずれ自滅する。私は個別株のリバランスから資産全体のリバランスに移行した。正直まだ早過ぎるが、先進国の景気低迷に備えなければいけない。株価はオーバーシュート分は戻してもそれ以上の上昇は期待しない。日本は、ゾンビへの補助金や馬鹿げた老人医療費を切らないと必ずハードランディングする。だから、そういうものにリンクしないで生きる事ができるようにする事だ。利己主義のようだが飛行機が落ちる時はパラシュートで脱出するしかない。日本は、新首相で何かが変わるほど軽傷ではない、一息の楽観はすぐに不満に変わる。何度も行ってきたように、数年から5年後位に次の大きな世界景気後退の発生する確率は高い、ここは注意しないと危ない。
Aug 30, 2011
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後講釈が本当か嘘かはともかく、QE3が無かったとセンセックスが鎌首を持ち上げた。なんとも皮肉な事だが、事実だ。とにかく原油価格は、世界経済の命運を握る鍵だ。ちょうど9日から明日で3週間だから、ぬかるみも後残す所1週間だ。まあ、上げるか下げるかオッズは1だが、今週は頑張らないといけない。しかし、この8月は一体何だったのだろうか?欧州ソブリンリスクのもやもや、債務上限から格下げでセンチメントはフリーホールだった。指数は15%程度の下げだが、今年内で見た時結果として半額はごろごろしている。夏物衣料ならともかく、優良企業の株価の半額セールは、Mr,マーケットもそう頻繁にやってはくれない。推察するに何度も言って来たように、他のポジションを始末する為に売られたとしか思えない、単なるリスク回避ではここまで投げられない。株式投資とは、優良株が下げた時に買うだけの話で、マクロ経済のエコノミストの話を聞きに行ってわかったようなわからないような事になるのは時間の無駄だ。重要な事は、優良企業の財務のルールを決めてそれから選別することだ。ルールに入らない物は見ない、なぜならば、ほとんどがごろごろ転がっている買ってはいけない株だからだ。とはいえ、これからどれが上げるか、2008、9年も多く外しているから、そう簡単ではない。ただ何個かに一個大化けしてくれれば、ネットではプラスになる。
Aug 29, 2011
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だから、短期の株価の大きなリバウンドは期待できない。ただ、QE3が実施されてブーストの後、失速するよりは良い。これから何も儲かる物は無いという人が居たが、ある面そうなのだろう。これからは仕込んだ後の長い忍耐の時だ。だから、カードローンで株を買うような事はすべきではない。しかし、カードローンはワンルームが買えるほど借りる事ができる、なんとも危ない話だ。利回り12%を越えるようなワンルームを買えば利ざやが抜けるが、自動車を買うよりはよほどましだろう。だけど自動車の為の借金は何のためらいもなくできて、ワンルームを買えないという心理は非常に興味深い。8年後自動車はほとんだただで、ワンルームは時価の価値が残るのだけど。そう、現在不動産の検討をしている。私は自宅を5戸、リゾートを5戸、ワンルームを23戸買った。そして、過去3年で自宅を1戸、ワンルームは16戸売った。だから、まだ半分は持っている。私が不動産を売りだと言うのはこういうポジションを前提に言っている。最終的にも10戸以下にはしないつもりだ。円安&スタグフレーションを笑いたい人間は笑えば良い。重要な事は、人間には将来の事なんかわかりはしないのだ。どう転んでもわらしべを掴んで立ち上がれば次が有る、転んだ時素手では次がない。大金持ちになれなくても、素手で手も足も出なくなるよりは良い。だから、考え得るリスクはヘッジするのだ。
Aug 28, 2011
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投資家というのは足元と将来の間で利益を抜くのが飯の種です。だから実物経済の人といっしょに足元がどうのこうの騒ぐのは愚かな事で、ここから未来への変化を考えなければいけません。だから、現在を起点にすればここを考えなければいけないのです。昨日、紙は紙くずと言ったように、紙は紙くずになる方向に動くはずです。まあ、以前に何度も言った訳ですが、いずれその反転時期が見えて来る頃という訳です。一般の人が一番気を付けなければいけないのは変動金利でしょう。数千万円の借金の変動金利には私も20年前にひどい目に会いましたが、こういうリスクは絶対に持ってはいてはいけません。じゃあ、何が儲かるか?もちろん儲かりそうな物はたくさん有る訳ですが、結果として、海外の成長株が一番になるのは確かでしょう。ただどれが成長株かわかりません。だから、下手な鉄砲をたくさん撃つように言っている訳で、今は仕込み時ですが、選んだ銘柄にパーフォーマンスは大きく振られます。しかしまあ、半年前にもう高くて危ないと言った訳ですが、そういう意味ではこの暴落は買い増し・難平にはラッキーでしょう。私は商品は限月で買い換えますが、現在追加で買い増そうとは考えていません。ただ株価が戻せばリバランスする可能性が無いとは言えません。国内の不動産はどうなるかわかりませんが、理論的には国内の資産では日本の成長株とこれが一番有望のはずです。特に新しい話はありませんが、今日最後のチェックを終えて後数銘柄で月曜日の午前中には今回の戦争が一旦終りかなあと思ったので頭を切り替えている所です。もちろん、これからも当分毎日投げのチェックは行いますが。しかし、見れば見るほど銘柄によってはリーマンの時と同じように投げられています。他の投資の穴埋めとか有るのでしょうが、センチメントが戻せがすぐに2割位は戻すでしょう、9日から既に戻しているのもありますが。もちろんその逆も有る訳ですが、何度も言うようにレバレッジさえ掛けなければやられる事はありません。早い話買い終わったら当分見なければ良いのです。リンチさんが5つに1つは駄目と言われる位ですから、いずれ間引きは必要ですが、まあ運が大きいのも確かな事です。無為自然でしょう。
Aug 27, 2011
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金の買い手の行列ができるだろうとロイターに書いたのが1年前だったと思うのだけど、第一波が来たらしい。人間は、リスクに敏感な人から鈍感な人まで連続でいる訳で、行動に移すその境界線が少し動いたのだろう。投資マンションも問い合わせが増えたそうなので、紙から物へのシフトというやつだ。まあ、私なんて最も敏感な早起き鳥だからとっくのとうにリスクヘッジポジションになっているが。今週のリバランスは終わったが、終わってみるとたいした金額でもないのにすっかり憔悴してしまった。来週も仕上げをやらなければいけないが、週末の間に案を練らなければいけない。ポールソンファンドが大きな損失を出しているという記事が有った。米国の年後半の景気回復に賭けていた人は私自身そうだが、現在大きく凹んでいる。ただ、大きなレバレッジさえ掛けなければ吹き飛んでゲームオーバーにはならない。そして、こういう緊急モード時は思い切ったリバランスができる。S&Pは株式の下落は格下げのせいではないと言っているが、酷い抜き打ちの一発だった。まあ、これを上手く利用できた人間はいずれ勝つだろう、どれだけ待たされるかはわからないが。今日も完全に燃料切れだが、ジムさんが何も言わない。その内株をちょっと買い増ししたと言われるかもしれない。バフェットさんは、ファーゴとバンカメは優先株の記事が有った。まあ、小型株が買えるという視点では個人投資家の方が有利だ。
Aug 26, 2011
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今日は上昇していて駄目だ、投げられた銘柄は簡単に2桁位跳ねるから追いかけるとまた含み損が増す。この上げは、題に書いたように何か出るかもしれないというショートカバーが主体だからおそらく来週また下げる。だいたいぬかるみはすぐには乾かない、最短でも9月の2週頃まで続くはずだ。とはいえ、本当にどうなるかはわからないから、私は第一水準は終了させた。今月は数年に一回というほどの戦闘でもないが、ちょっとした戦闘だった。ここでよく調子にのって極物まで買い進んでしまうので頭を冷やすのには丁度よい。まあ、ヘリコプターベンは墜落したので、ジャクソンホールでもおそらくたいした発言は出ないだろう。財政という着火剤も切れた事だし、湿けた薪が自然に燃え始めるのを待つしかない。日本経済はこのまま行くとちょっとたいへんな事になるだろう。そういう意味でもこのバーゲンで頑張っておかなければいけない。
Aug 25, 2011
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英人の友人から聞いた話なので一般論ではないかもしれないが、もっともらしいので紹介しておきたい。欧米では、先生は子供の長所を見て、それを育てるように誘導するのだそうだ。だから、必然的に人間は長所を活かすという風土になるようだ。ちなみに蛇足だが日本は短所を直して平均的な人間にしようとする。だから、日本人は何かというと弱い所を助けるしか言わない。これでは競争には勝てない。競争に勝つには相手に対しなにかしら優位な能力が居る、平均で優っても肝心な所で負けていたら負けるのだ。だから、日本は資源配分を誤っていずれ負ける、これは必然だ。自分の能力を見る時、弱い所は誰にも有る訳だが、実はどうでも良いのだ。強い所をより強くしてそこで戦う事ができれば良いのだ。トレインさんだと思うがチェスの達人と戦って勝つにはどうすべきかと問われている。冗談のような話だが、チェス以外のゲームで戦えば良いのだ。頭が良いというのはこういう事だ、自分が不利な戦いはやらない。これからマクロの日本は負ける。国債の格下げに実害はないなんて冗談だ、米国の格下げでどれだけ市場に歪が出たか見えないなんて愚かな事だ。応力歪は必ずクリープ破壊を起こし顕在化する。まあ、生き残りたい人はどこか戦える土俵を持つ事だ。市場はプロの戦場だ、こういう時は戦闘マシンと化して撃ちまくるしかない。今日も前場で力尽きたが、まだまだこの戦闘は2週間位は続くだろう。徹底的にリバランスを続けるしかない。
Aug 24, 2011
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昨日、天虹や唐宮が20%崩れていたので新たな崩落の始まりを期待したが、まあ、全体的にはちょぼちょぼだ。この2つは崩落の例なので推奨ではない、下げ止まったら買っても良いだろうが、まだ止まったかどうかわからない。買うのは9日が底で戻し始めた銘柄の方がアクが出きっているので良いと思うが、あまり保証できるような話でもない。とにかく、まだ下げが下げを呼ぶ状態は続いている、しばらくは頭への負荷が非常にきつい。今日はPMIがサポートしたようだが、脆弱な事に変わりはない、何かネガティブな話題が出たらまた下げる。まあ、状況はほとんどリーマン・ショックの時と同じだ。期待は、欧州の悲観と中国のポジティブな記事でデカップリングが起こる事だ。欧州の悲観が勝ったら終りだが、まあそんな事を考えたら買えない。エネルギー切れで書いているので、内容が希薄かもしれない。リターンリバーサルする物が無くなったら低βを一旦打って高βで下げている物に底値入れ替えを行う。これは手元資金が枯渇した時の最後の手だ。この方法は覚えておくと良い。高βが戻した時必要なら低βは買い戻せば良い。レバレッジさえ掛けなければ含み損はうんざりするが、やられはしない。言い古されたことだが、株価はいずれ戻す。もちろん時々戻さないのもあるが、一つが倍になれば一つ死んでもちゃらだ。まあ、今買わないでいつ買うのか?そんなところだ。
Aug 23, 2011
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今回歯車が狂い始めたのが、商品高が生んだジャスミン革命で、リビアをきっかけとした原油価格上昇が景気停滞の原因となった。そのきっかけが解消されても絡まった糸がすぐにとける訳ではないが、企業収益に与える影響はかなりポジティブだ。ただ、欧州の糸はもう駄目だろう。エラリアンさんが言われるようにEUは分裂まで行くと私も思い始めた。ただ、そうなればこれは欧州の問題ではなくて、高債務国だけのローカルな問題になる。まあ、もろもろネットでポジティブかどうかまだわからない。今日は、週末決めた銘柄はだいたい買った。落とした銘柄が大きく上げていたが、本当に神様はこういういたずらをされる。WSJにバフェット式で買いだというような記事が出ていたが、まあ私でも気が重いのだから、これから始める人以外は気は重い。余談だが、買うように書いた9日に大きく下げている銘柄が多い。債務上限より格下げの方が効いているのだろうか?私には格下げで香港小型株を売るという論理がよくわからないが、キャッシュポジションが積みたかったにしては遅すぎる。まあ、そんな事はどうでも良くて、バーゲンは買うだけだ。脳の糖分が切れて今日は午後から駄目だ、私は集中すると数時間しかもたない。明日は今日の終値でもう一回さらって見なければいけない。ハンセン指数はプラスだが、H/GEMがマイナスなのであまり信用はできない。ただ、期待は9月上昇だ、というより、そうでも思わないとこういう時駿馬を売るリターンリバーサルはきつい。
Aug 22, 2011
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米国の失業率の改善はおろか、株価まで元の木阿弥で残ったのは商品高だけ、挙句の果てにこの商品高でハンセン指数は去年より下がってしまった。それなのにまだ日銀の直接引き受けだとか、全く馬鹿につける薬は無い。まあ、週末にまたジャクソンホールだが、去年のようには行かない。QE3なんてやったら喜ぶのは商品投資家だけだろう。まあ私も一部そうだけど。タレブさんが助言するファンドが、オプションが機能して高パーフォーマンスを上げているという記事が有った。要するに今の相場は小さなブラック・スワンが起こった後なのだ。課題は更に行くか、戻すかだ。ここがわからないから皆は手が出ない。私は毒を食らわば皿までで、含み損の増加に耐えながら買い進む。まあ、人間色々な生き方が有る。これから世界経済がどうなるか、そんな事は考えるだけ時間の無駄だ、わかりはしない。明らかなのは長期で中国経済は一番繁栄する可能性が高い、それだけだ。もちろん異論のある人も居るだろうが、何を信じるのも自由、結果は信じた事に準じて決まる。とにかく、先進国経済はどん詰まり、いずれ来る雪崩に巻き込まれてしまわない事だ。投資家は、今一番安いと思う物を買うだけだ。まあ何が安いかわからないとか、買うにも金が無いという人は始まらないが、未来から見れば床に札束が落ちていたと思われる時期ではないだろうか、と思って買うだけだ。
Aug 21, 2011
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商品相場は、実需が買っているという噂もあるが気持ち悪いくらい底が硬い。おそらく恐怖心を煽られて素人が株を投げているのではないだろうか。とにかく、下げが下げを呼んで、面白いほど下げている。バフェットさんが言われる、皆が恐れている時に買う、今はそういう時期の一つだろう。もう一つ面白いのは、実物経済は総悲観になるほど悪くはない事だ。JDパワーの来年の米国自動車販売予測も1,200万台以上だ、予測にこういう数字が出るくらいの足元景気だ。中国も香港株価対策でETFを本土で上場するそうだ、李副首相みずからフォーラムに参加されての発表だから、かなりセンチメントの改善に政府が気を使っていると推察できる。円も戦後最高値をつけて、76円のすぐ下に居たミセスカモナベはロスカットハントの餌食になっただろう。まあ、色々な状況がそろそろトレンドが反転する条件が揃って来た事を示している。とはいえ、もちろんオッズ1のこんな所で大きく仕掛けるようなギャンブルをやってはいけない。過去の経験から言えば、リーマンショックや今回のような状況で偶然10倍になるような物を掴んだ人がお金持ちになる。皆さんはこれを読んでいるから偶然ではないが、これがお金持ちが生まれる一つの道だ。ついでに言っておくと、これを能力と思って次にもっと大きく手を出して吹き飛び消える。とにかく、今は数年で大化けが狙える。大きく過小評価されている銘柄を探す事だ。52週や年初で大きく下げている銘柄の財務・業務内容・PERを見て、悪くないと思ったら皆買う位の気持ちだろう。残念だが、これはちょっとギャンブルなので私が何を買ったか言えない。バリューだと思ったらそのまま沈む、これもよくある事だ。ファンドが個人の解約で仕方なく売っている、記事もないのにチャートに大きな陰線がいきなり出ている。こういうのが拾えれば最高だ。まあ、ゲームだからやりながら能力を付けるのだろう。
Aug 20, 2011
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冬に根を張ると言われるように、こういう逆風の時に資金力のある強い企業は戦略を再構築し順風に備える。資金力のない弱者は資金繰りに追われ、そんな事をやっている余裕はない。ここの大きな差がいずれ顕在化する。我々投資家も同じだ。リターンリバーサルでポートフォリオの中にバーゲンを組込む事で平均購入価格を下げれば上げた時の含み益はグーッと膨らむ。夜明けの来ない夜は無い、だから夜の間は他人が投げたバーゲンを拾う、これに尽きる。単なる予感だが、次の景気回復期はちょっとした主役の交代が起こるような気がする。まあGEターンオーバーが企業の形で顕在化して来るのだろう。いつも言うようにバックミラーや足元を見てはいけない、FRウインドウを見て何が栄えているか考えなければいけない。混水ばく魚、混乱こそチャンスだ。
Aug 19, 2011
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昨日は信用取引もかなりやられたらしい、無知もはなはだしい愚行だ。与謝野さんが困った所に融資なんて馬鹿な事を言っている。未来のない困った所に金を入れたらどうなるかちょっと考えてみたらわかる。潰れた時の負債額が増えるだけで結局誰の為のもならない。これが自民党のDNAを持つ者の発想だ。お金は将来性が有るものに載せなければいけない。もちろん百発百中で当たりはしない。そう狙っても確実に当たらない。将来性の無い所に入れたら確実にパーだ。市場はよく間違える。現在のように平常心を失って、暴発行動が起こると以前も言ったように、そこに理性は無い。だから、バーゲンなのだ。私だってこういう時は見たくない、半年前から3/4になっている。だから、バフェットさんが言われるように生理的な感情を殺して買いに行かなければいけない。先進国は、オイルショック後の70年代の英国のように身動きがとれなくなる。次世代の収益源を構築しなかった国に浮かぶ瀬はない。ロイターの方には。やるべき正論を書いているが、本心は日本人にできるとは思っていない。そういう意味でこっちは現実的な個人レベルのサバイバル法だ。問題はこっちは一人一人にそれなりの能力が要求されると言うことだ。私の原点は戦略家だ。戦略とは敵の弱点を見つけそこを攻める方策を考える仕事だ。だから、私には集団の欠点はすぐ見える。話が反れたが、これから頼れるのは、強い集団に属している人を除けば自分だけだ。しつこいが、百発百中は無い、例えば私の欧米銀行株は全滅だ。だから、セクターで分散させなければいけない、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる。次のササや六福が何かわかる訳がない、でもまぐれで当たれば良いのだ。
Aug 10, 2011
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まだ下げようがリバウンドしようが、欲しかった銘柄はリターンリバーサルで買う、今やる事はそれに尽きる。中国経済は地球の核みたいなものだ、地表が氷河期で凍り付いても燃えている、地表の氷河を見て怯えてはいけない。先進国の脳天気なゾンビ企業はダイナサーだ、今度こそ氷河期の到来で確実に死ぬ。だから、債券ねずみ講に陥った高負債銘柄は掴んではいけない。原油価格が暴落したから、新興国経済にはかなり追い風になる、秋から中国経済がブーストされる可能性も十分有る。もちろん、マクロ経済予測はギャンブルだから信仰だが。オニールさんもそう言われているが、まあ、何度も言って来たように先の見える人間は先走る傾向が有る。とにかく、いずれそういう日が来ると信じる、それ以上は無い。何を信じ、買うか売るか、何もしないかだ。全銘柄大潮の干潮とは行かないが、銘柄によってはそれに近い物も多い。さて、そろそろ香港が開く、バーゲンは買う、それに尽きる。
Aug 9, 2011
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世界経済はどちらにもならない、今の世界経済には中国というスタビライザーが付いている。こういう事を言う人は新興国E7が以前も言ったように米国を除きほぼ対象まで成長している事を知らないダイナサーだ。中国は、絶対にハイパーインフレを起こさない、ハイパーインフレにするくらいならオーバーキルする。なぜならばハイパーインフレは暴動リスクが有るからだ。オーバーキルでセイフティネットですくった方がまだ良い。だからハイパーインフレは起こらない。恐慌まで経済は悪くならない。企業決算は増収増益基調にあり、恐慌とは程遠い。ただ、前述でオーバーキルと言ったように商品価格が暴騰を続けたらオーバーキルは有り得る。この時先進国経済はかなり沈むのは確かだろう。今回の混乱もおそらく1ヶ月もすれば収まるだろう。しかし、問題が対症療法で抑えられただけというのは覚えておかなければいけない。いずれ、リーマンに匹敵する位の本当のバーゲンが来る、これが大量虐殺を生む真の経済史だ。今大袈裟な事を言って受けを狙うのは頭の悪い投資家向けの評論家だ。バブルの時、日経平均が5万円になると言ったのと同じ事だ。当時はすっかり信じていたが。まあ、相場がピーク近くになったらジムさんがそろそろ売り時と言って大衆の失笑を買う。もっと行きそうだと思うだろうが私は売る。まあ、先の話か。享泰が35%も下げていて思わず買いそうになってしまった。Q先生には悪いが先生銘柄は動きがおかしいので買わないと決めている。超現代は、農業は買わない方針だったが、割安の誘惑に負けてこの前買った。正直、私は割安には弱い。
Aug 8, 2011
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どこに景気回復初期に原材料価格が高騰すると書いて有るか?こういう現象を前提としていない経済学なんて犬どころか豚も食わない。今回の予測で勝ちは、ジム・ロジャーズさんだろう。しかし、彼は人気がない、ブックオフで彼の本は150円で売っている。なぜ人気がないか、理論が難解、飛躍してよくわからないからだ。まあとにかく、新古典だろうがケインズ主義だろうが、そんなものでは投資では儲からないのは確かだ。現実社会というのは、富士山のように頂きは見えるが、そこに行くまでに自分の位置から見えない深い谷や落とし穴がたくさん有る。そして、皆その何処かで生き絶える、これが人生だ。どうもG:E諸国のターンオーバーが始まったようだ、これは簡単なシーソーという訳には行かない。ただ、結果、あっちは上がりこっちは下がる。正直世界経済がどれだけ揺れるか想像もできない。問題はポジションも大きく振られる事だ。正直、憂鬱だ。おそらく長い長い混乱になる。だいたいこういう時に怖くなって、有望なポジションを切ってしまうものだ。とにかく、これから数年いよいよ正念場、何を持つかで人生が決まる。しかし、何が良かったかは時間が経たないとわからない、答えの無いゲームだ。塾で鍛えたガリ勉には勝てないだろう。まあ、これが実戦力だ。結果はわかっている、数割の富裕層と貧困層のM型社会だ。重要な事は自分がどこに着地できるかそれだけだ。
Aug 7, 2011
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米国のQ2の減速がソフトパッチではなく、失速だとほぼ確定した。結局、危惧していたように、量的緩和が原材料価格を押し上げ、財を浪費させ失速させた。これからの課題は、下げた原材料価格を追い風に新興国がどこまで頑張れるかだ。新興国もこけたら世界経済は長い低迷に入る。日銀の量的緩和はちょっと危ない、まわりまわって自分の首を締める。まあ、リスクシナリオとはいえポジションを大きく見直す訳ではない。先進国側を少し落とすのと一番の課題は外貨だ。まあ、待つのが仕事だから放っておいても良いのだが。ただ、日本経済はもうどうなるか想像できない。米国で言われているように景気後退は財政を更に悪化させる。私は日本経済は不動産しかリンクしていないし、家賃が下げた所は皆売ったから、ボラは低い。耳にタコだろうが、円高メリットを生かす事だ。先日車検のコバックに行ったら繁盛していた。保有年数が長くなるとこういうリーズナブルな車検費用の会社は追い風になる。経済は知恵だ、投資家は自分で知恵を出すのではない、知恵の有る会社を見つけるのだ。既得権の上でふんぞり返っていても持続性は無い、持続性は知恵によってのみ得られる。93歳のあわび漁師さんの記事が有ったが、死ぬまで現役人生の理想だ。投資家にはそれができる。父も定年うつで何年も酒浸りだったそうだが、サラリーマンのこの最後の失速は限りなく大きい、生涯現役の商売を見つける事も重要だ。
Aug 5, 2011
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太陽光発電に消極的だった中国政府がいきなり10倍を目指すらしい。国内産業の供給過剰対策も有るのではないかと思うが、今この産業が構造不況に入るのは非常にまずい。今世界には既にグリッドパリティの国がぼつぼつ出て来ている。発電コストの高い国は、先進国では電気代が4~5倍の太陽光でも同じになるそうだ。考えるまでもなく、グリッドパリティになれば無限成長力が有る産業だ、初期投資資金さえ貸せば、後は石炭を買わなくても電気が発生する。何度も言って来たように中国の大きな問題の一つがエネルギー安全保障だが、石炭の液化は減速させるようだ、原油手当の目処がついたのだろうか。ただ相場は、リビア問題で切り上げた水準からもう下げないようだ。キトコは銀はニトロだと言われているが、太陽電池が銀を食うのも事実だ。ただ商品相場は非常に悩ましい。昨日何かきな臭いので限月の商品は損切りしたが、やはり米国経済の停滞を織り込み始めた。悪い時には能力差が出るので、米国でも優勝劣敗が進むだろう。個人的には先進国経済に失望した資金が新興国に向かう事を期待したいが、国債に向かう羊の方が多いのはいつもの事だ。そうそうBYDがプラグインハイブリッドを出したらしい、なんとも早い。先日冗談で書いたが、日本でマツダ、欧州でシトロエンとかと提携して新たな連合ができたら、世界自動車戦争はもっと面白くなるだろう。まあ、5年後10年後誰が勝ち残るか、優れた企業の条件を見ながらよく考える事だ。三十六計混水ばく魚、濁った水の中の魚を掴む、これも重要な戦略だ。昨日は次男に魚釣りを教える為に川釣りに行ったが、入れ食いだった。おかげで今日は衣装缶で水槽を作るはめになった。技術の伝承というのは教える側には面倒なものだ。
Aug 3, 2011
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大艦巨砲主義から脱する事ができなくて、資源を大和シリーズ3隻につぎ込んでぼろ負け、追い込まれれば追い込まれるほど過去の成功体験に固執し、意固地になって変化に対応できない。何か日本人にはこういう良く言えば執念、悪く言えば執着が有るようです。まあ、人間良い時もあれば悪い時もある訳で、常に平常心を持つのはほとんど不可能で、高揚と動揺の中で間違った意思決定をし破滅に至るわけで、これは一度死線を彷徨わないとなかなか一皮剥けません。まあ、ずるいようですが、帰属集団が死に至る病にとり憑かれたら、去るしかないでしょう。会社を辞める時にリーマン・ショック前で皆これから何が起こるか知らないで、敵前逃亡だねなんて冗談を言っても通じませんでしたが、これから何が起こるか知らないというのはそんなものです。今年の上半期は、中国経済の減速で牽引にバーナンキさんが言われるたるみが出てしまって、米経済も思うように伸びませんでした。中国も軽工業はベトナム・インドネシアに出ているようで、彼等自身必死にハイエンドに向かって進むから日本は更に上に追いやられてしまうでしょう。まあ、私もリーマン前はバブル時価格で10億円は有るなんて不動産を抱えて喜んでいましたが、もう半分売りました。Q先生が言われるように足元が明るい内に宗旨替え、事業をやっている人は完全にやられる前にやるしかありません。変化に対応できないものは消える、これが歴史です。
Aug 2, 2011
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30年前、私が学生時代親が裕福だという家庭は多くなかった。おそらく、大学時代に高級車に乗り始めたのは私のちょっと上くらいからだ。そして、類は友を呼ぶから、以前も言った事が有るが、自然と友人はお金持ちの子弟が多かった。しかし、この20年ほとんど全滅だ。事業環境は困難を極め、二代目が安泰なんて時代は終わった。だから、子供に事業を継がせてはいけない。親の才能を越える子供というのはほとんど居ない。しかし、本当の問題は今の子供が当時の我々のように皆ぼんぼん育ちになってしまった事だ。これは非常に危ない。自慢にならないが、私は地獄のような10年を過ごした。学生時代とは別人だ、だから言えるのだ、豊かさは人間を駄目にすると。豊かな環境でなぜ成果が出せるのか、欧米を研究した。子供に貧しい時代と異なったモチベーションを与えなければいけない。口で言うのは難しいが押し付けてはいけない、やりたい事をとことんやらせるようにしなければいけない。趣味が仕事のような感じだ。実際に自分自身そうやってセルフモチベートしている。嫌いな仕事を押し付けたのでは今の若者は耐えられない。だから、お金が欲しいというのが最初に来る人は、投資というゲームで勝つ事が趣味の人に勝てない。まあ、お金はついて来ると言われるから今に始まった訳でもないのだろうが。麻生さんのマンガの殿堂は馬鹿みたいだが外れてはいない、お坊ちゃま君というのは洗練度が高いので天然で先見の明が有る。マンガやオンラインゲームのようなものに政府が金を出す必要は無いが、産業として認知する事は価値がある。こんな事は家電・自動車しか頭にない官僚にはわからない、こういう自然発生した芽は産業として有望なのだ、株価が未来を投影しているだろう。任天堂も揺らぐ、オンラインゲーム、こうやって世代は交代する。ただ、誰が勝つかはまた投資家として別の問題だ。日本経済は、日本人が一度ひどい目にあった後で再生するだろう。実はこの一度ひどい目にあう事が重要なのだ。そして、本当に重要な事は紙一重でも死んだりうつ病にならない事だ。私は、豊かさも死ぬような経験も皆さんより1世代早く経験し生き残ったレッドデータブック、希少種だ。しかし、なんと高い授業料を払った事か。ただ、こうやって生かしてもらっている事に感謝はしている、もうアホボンを誇っていた友人達には思い出の中でしか会うことができないからだ。
Aug 1, 2011
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