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おかげさまで、さくらは無事点滴1日目を終えました。そのお話は次回書きます。まずは時系列で。今月の初め。朝は冷えるようになってきたので迷いましたが、夕方からお天気が崩れる予報だったので、さくらを連れてお詣りに。念のため、カートの中にはカイロを入れて行きました。今月もさくらと一緒にお詣りできた、ということが嬉しいです。 「治療の効果がありますように」 「さくらが痛い思いをしませんように」 「穏やかな日々でありますように」帰り道では、今回も蒸キャベツでエネルギーチャージ!寒くなってきましたが、さくらは変わらず元気です。ただ、ここ4,5日、少しビッコを引いています。前足を痛めているのだとしたら、動くのが辛いでしょうし、点滴にも差し障りがあるのでは、と心配でしたが、さくら自身は歩きたがるので、強く痛むわけではないようです。が、時々立ち止まるので、また後ろ足の膝蓋骨がずれてしまったのかもしれません。点滴で預ける際、先生に触診していただきましたが、特に問題なしとのこと。とりあえず、腎臓の治療に専念、です。
2021年11月03日
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毛の伸びが早いさくらは、トリミングから3週間経つとモケモケ顔に。肛門腺も3週間で溜まるので、3週に1回のペースでトリミングをお願いしています。こちらが帰宅後の「スッキリさくら」。お手入れのしやすさ優先で、今回もサマーカットにしてもらいましたが、次回はもう少しボディを長めにお願いするつもりです。さて、このトリミングの日に、併せて秋の健康診断をお願いしてありました。項目は身体検査・血液検査・歯科検診です。結果が出るのに数日かかるとのことだったので、1週間後に予約を入れておいたのですが、結果が出た日に「数値がよくない」とお呼び出しがありました。 BUN : 104(正常値27以下) クレアチニン:2.7(正常値1.8以下)この1年、BUNは60台~70台と高い数値ではありましたが、春の健診から半年で100を超えるとは思ってもみませんでした。2017年に腎臓病を発症してから、 ・食事を腎臓病食に変更 ・タンパク質の制限(牛肉豚肉禁止、おやつもジャーキーよりボーロ) ・野菜や果物もカリウムの多い物は与えない ・血流改善薬の服用 ・リン吸着サプリの服用と、少しでも腎臓を温存するための方法は全て実施しており、「あとは輸液治療以外に手はありません」とのことでした。輸液の方法は、背中への皮下点滴か静脈点滴のいずれかです。皮下点滴は、今年の初めにさくらが鳴いて嫌がった姿が焼き付いていて、どうにも踏み切れません。かといって静脈点滴も、回数を重ねるなら老いた血管が心配です。どちらにせよ、点滴治療を始める、ということは、この先ずっとそれが続く、ということになります。この時の私は、「BUN 104」という数値がどれくらい悪いかを認識するよりも、点滴治療の苦痛をさくらに味あわせたくないという、目先の問題に気を取られていました。なので先生には「もう高齢なので、苦痛を伴う治療で延命するよりも、穏やかな日常を過ごさせて送り出したいと考えています」とお伝えしました。先生は強くは治療を勧めず、体重のキープと血液検査で様子を見る、ということになりました。今年に入って、グッと老いを感じるようになってきたさくら。沢山出来た芸も「待て」さえ確率半分になってしまい、歩けばぶつかったり躓いたりよろけたり。 でも、老いはとても自然なこと いずれ穏やかにあちら側へ治る為の治療であれば、足の手術のように頑張ってもらいますが、そうでなければ、自然のままに受け入れていこうと。ですが、帰宅してからも気になって気になって。何故先生が数日を待たず呼び出したのか。症状が進んだ場合、どの程度苦痛をともなう症状が出るのか。もしかして、点滴の痛みなんて比ではない症状かもしれない。。。調べてみると、尿毒症の症状には嘔吐や下痢、口内炎が多数できて飲食ができなくなる、他にも舌壊死や痙攣、呼吸困難など、、、一晩悩んで、再度先生に相談させていただくことにしました。先生から「いつ腎性のてんかん発作・痙攣を起こしてもおかしくいない数値」だとあらためて知らされ、輸液治療を受けることにしました。効果がより期待できることと、回数が少なくて済むことで、静脈点滴の方に。皮下点滴の場合、背中への輸液を週2,3回を繰り返さなければなりませんが、静脈点滴は3日間行って再検査し、20~30下がっていれば1か月休止です(下がらなければ、その時再検討)。但し、1回につき8時間かかること、前足にポートを作ることはちょっと可哀そうに感じます。そして、、、結局はこの場合も1か月~1か月半に1回(3日連続)は点滴をしていくことになるようです。「やる」と決めてから、ついついさくらの顔を見ると「ごめんね」と言ってしまいます。 痛い思いをさせてごめんね。 長時間預けてごめんね。言ってしまってから、「いかーん!さくらが不安になるじゃない!」と自分に喝を入れています。後々苦しい症状を出さないために。ここは頑張りどころです。(頑張るのはさくらですが)ということで、来週後半から、点滴治療開始です。どうか数値が下がりますように。
2021年10月31日
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先週はまだ暑いくらいで、さくらのお昼寝場所はジェルマットの上でした。お散歩にもちょうどいい気温で、私もお気に入りのお洋服を着せるのが楽しみだったのですが、ひと雨降った途端、急に冷え込むようになり、昨日の朝は、まさかの全窓結露。先日まで室温が上がらないようカーテンを引いていたのに、レース越しの日射しを有難く感じるほどに、冷えるようになりました。のびのびと寝ていたベッドではミニ毛布で丸まって寝ています。雨降りの前日に大急ぎで済ませた衣替えで、さくらの冬服も出しておきましたが、それでも少し震えていました。そして、、、昨日下痢ピーになりました。。。家にあった予備の下痢止めを飲ませて様子見中です。ただの冷えなら2日もすれば治まるでしょうし、ダメなら病院行きです。(食欲はありますが、昨晩はお夕飯に起きてくるのが いつもより1時間半も遅く、心配になりました)冬カドラーに替えたり、さくらの寝る部屋の窓際に冷気除けボードを立てたり。お散歩服も、今日はもっと厚手の物を着せようと思います。お腹の調子が、よくなりますように。
2021年10月19日
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先日の地震、久しぶりに鳴り響いた「緊急地震速報」に驚きました。幸い大きな揺れは1度だけで、震災の時は怯えてしがみついてきたさくらも、今は老いて、、、気づかずに寝ていました。断水と停電(エレベーター)が心配でしたが、我が家は問題なしでした。が、朝になると電車の脱線や各所で停電・水道管の破裂が起きていたこと、翌日にはJR変電所火災でさらに電車が止まるなど、数日の間に都市部の脆さを痛感しました。そんな街の上に、一昨日の夜は大きな三日月が。季節外れの夏日が続いていましたが、思っていたより南寄りに沈む様子に、もうこんな季節になったのかとあらためて感じ、雨とともに気温は急降下しました。さて、まだ暑さが残っていた5日前のこと。普段なら午前のお昼寝中のはずのさくらを起こし、向かった先は、病院です。迷いに迷って迷って迷って、、、体調が落ち着いているうちに、狂犬病の予防接種を受けることにしました。かつては注射で鳴いたり抗ったりしたことのなかったさくらですが、今年の初めに皮下点滴で泣いて嫌がったのに続き、今回も注射液を入れ始めた途端に動いてしまいました。初夏のワクチンの時も、血尿時の止血剤や抗生剤の注射も我慢できたので、普通の注射は大丈夫と思っていたのですが、今後は看護師さんの保定をお願いしたほうがいいのかもしれません。病院からの帰り道は、元気にお散歩。「安静に」と言われているので、お昼までの1時間はお昼寝しましたが、お昼ご飯も完食、掃除機戦もいつもと変わらず。三時のおやつも忘れず要求(フェンス越しに無言の圧力)。夕方のお散歩も元気に歩き、お夕飯も完食。翌朝も元気に迎えてくれました。さくら、16歳9か月。もう、これで本当に最後の予防接種にしたい、と考えています。
2021年10月13日
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昨日は中秋の名月でした。8年ぶりの満月での名月は、残念ながら雲優勢。でも、来年も再来年も満月と重なるそうなので、また来年眺めてみようと思います。さて、雨降りばかりだったさくら地方も、先日は久しぶりの晴となり、富士山が姿を見せました。秋らしく、朝晩の気温差が大きくなり、夜は冷え込む日も増えたのですが、さくらはジェルマットの上にいることがほとんどです。そんな中、先週大オネショをしたな~と思ったら、膀胱炎に。見た目は血尿ではありませんが、臭いがアヤシイ上に、お散歩中も頻尿。尿検査の結果、雑菌・白血球・赤血球とも5段階の3。抗生剤の注射をしてもらいました。ダルさがあるのか、いつもより少しだけ大人しく過ごしていましたが、幸い食欲はあって、注射も効いたようで、3日後には頻尿も治まってきました。今日で1週間目。再診に行ってきます。治っていますように。余談:今回私が遭った噛みつき事故で、 狂犬病予防接種について、再度考えさせられました。 もちろん、病気予防としての必要性については賛否ありますが、 それとは別に、事故が起きた際の個体(飼い主)特定の為に 「登録」は必要ということかもしれません。 そもそも飼い主の適正という点で、登録制が必要では、と考えます。 (飼い主に問題があれば、その時点の犬の保護だけでなく、 将来的にも飼育禁止となるような)
2021年09月22日
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二つ目の台風が過ぎた翌朝(さくら地方は直撃されてはいません)、富士山の山頂に白い雲がかかり、冬富士のようでした。吹き返しの風は強く、お散歩もカートは断念。さくらは頑張って歩きますが、時折風に押されて進めず立ち往生したり、スカートがめくれ上がったり。でも雨降りより断然楽です。この1週間は雨降り予報(既に全国的な大雨2日目)。到底今の時期の天候とは思えません。さて、さくらもすっかりシニア。最近では食事前の「待て」ができない時もあり、「ヨシ」と言おうと振り向いた時には、既にボーロもヨーグルトもなくなっていたりします。芸達者で、色んな事ができたさくらですが、2年前の足の手術以降、負荷のかかる動きができなくなり、…きっともう、あれもこれも、忘れてしまったかもしれません。さらに、目ももうほとんど見えていない様子。少し前までは左目の外側2割程度は見えている、と思っていたのですが、先日の朝んぽで、何をしているかわかりますか?初めは壁の匂いを嗅ぎたいのかと思いました。でも、何度も前進してはコツン、と鼻先をぶつけます。さくらは、白い=明るい=何もない → 進める、と思っているのです。もう左目も、右同様灯りの有無しかわからないのかもせいれません。家の中でも、足元のボーロが見つけられずにいます。いつの間にかすっかり年をとり、食事とお散歩以外、1日の大半を寝て過ごしています。ですが、目が覚めると私の姿を探します。普段私が座っている方向を見、それでも声がかからないと、キッチンに探しに行きます。夜ご飯の時間に私がシャワーで部屋に見当たらないと、ドライヤーの音を聞きつけてか、洗面所まで呼びに来たりもします。体調も気になるので、すっかり外出もままならなくなり、全てにおいて「さくら様優先」の日々ですが、近所での買い出しや病院には行けるし(午前中は外出が許される)、世の中全般の自粛ムードと重なって、不自由には感じません。一緒にいられることが、ただ嬉しいです。余談:新型コロナワクチンの2回目の接種に行ってきました。 通常1回目より2回目の方がキツイ副反応が出ると言われているので、 買い出しや数日分の食事の準備をしておきました。 熱がある時に包丁を持たなくていいようにフルーツもカット、 食事もお蕎麦や冷しゃぶなどサッパリの物を準備、 プリンやゼリーなども買い、ヒレカツを食べて 「さぁ、来い!」という気合でいたのですが、、、 副反応の状態は、1回目の時とほぼ同程度です (腕の腫れと痛み、微熱、喉の痛みと空咳、頭痛、倦怠感が3日間)。 違いと言えば、接種した晩の腕は親指の付け根まで痛み、痺れも出ました。 翌朝にはお腹を下しましたが、1度だけなのでただの冷えかもしれません。 今日で3日目ですが、覚悟していたしていた分、楽ちんに感じます。 むしろ、雨続きでのお散歩の方が大変で、、、 (熱があったらもっと大変でしたけれど)。 さらに、接種直前まで猛暑だったので、 冷たくてサッパリな食べ物ばかり用意したのに、気温が10度も低い…。 猛暑より体は楽ですが、冷たくないおやつが食べたいのに、 プリンもフルーツも日持ちがしない~~。
2021年08月14日
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梅雨が明けた途端に、ビックリするような暑さが続いています。梅雨の間ほとんど姿が見られれず、久しぶりに姿をあらわした富士山は、雪帽子が消え夏姿になっていました。今年の梅雨が従来の梅雨とは違い、ゲリラ雷雨と嵐の連続だったように、ここ数年の暑さは、もう「今までの夏の暑さ」ではありません。さすがにエアコン嫌いなどとは言っていられず、これまでになく早期から使用。ハイシニアちゃんは伸び伸びとお昼寝ですさて、すっかり日が開いてしまい、私の乏しい記憶力ではあれほど不安だったはずのさくらの体調不良の経緯を忘れてしまいかねません。なので今回は、体調不良前の紫陽花散歩の写真とともに、あの後の経過を簡単に書いておこうと思います。体調不良3日目の朝、やはりまた早朝に嘔吐があり、朝んぽでは血便だったさくら。さらに、朝んぽの途中に気づいたのですが、私のシャツとデニムが、、、!ちょうどさくらを抱きかかえる位置が、だらぁ~っと汚れています。下痢でもちっちでも肛門腺でもなく、恐らくは血便の体液と思われます。ということで、この日も病院へ(もちろん夕方散歩も血便)。前日打った吐き気止めの注射は、通常24時間有効なのに半日ともたなかった点が気がかり、ということで、血液検査で炎症の有無を調べることに。更に、血便の状態から腫瘍がないか確認するため、直腸診が行われました。少し前に脱肛があったので、直腸診は不安でしたが、血便でも赤い血の色がはっきり見られる場合は、直腸のトラブルが一番濃厚とのことなので、お願いしました。犬の場合、肛門から5cm以内に腫瘍ができることが多いそうですが、幸いさくらにはその傾向はありませんでした(では何が原因か、というと、わからず、なのですが)。血液検査の結果は、貧血の方は変化なし。改善もされていませんが悪化もしておらず、「やや悪い」のままの数値です。一方炎症マーカーは、正常値1.0以下のところが3.79でした。炎症マーカーは、体のどこかで炎症があることはわかっても、その位置は特定できません(内臓か皮膚かも)。でも、膵炎のような大きな病気であれば、桁違いの数値が出るので、そこまでのことが起こっているわけではありません。とりあえず再度吐き気止めの注射をし、止血剤が処方されました。この翌朝、またも私の服はさくらの体液で汚れ(さすがにその翌日はトイレシートでさくらの下半身を巻いて出ましたが、 体液が出ちゃう現象はこれきりで治まりました)、血便は3日間ほど続きました。注射のおかげか嘔吐は治まりましたが、食欲は相変わらずムラがあり、基本的に朝は食べ、お昼は食べず、夜は渋々…ということが多かったと思います。最終的にはフードと食事回数の変更で安定しましたが、この件はまた後日書くことにします。炎症マーカーの値は、3日後にさらに上がって5.14、さらに3日後に4.41と出ていましたが、急な悪化が見られない為、対処はなしです。本当は狂犬病予防接種の時期でしたが、先生と相談の上もうしばらく様子を見、場合によっては猶予証明をいただいて今年は打たない、ということになるかもしれません。何はともあれ、食欲が戻って自力で食べてくれることに、ホッとしています。
2021年07月19日
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前回の続きです。その晩は、このところ私の睡眠を妨害していた、夜中のホリホリもなく、静かな朝を迎えました。静かすぎて不安でしたが、ちゃんと起き出して朝のご挨拶。いつも通り朝んぽをして、ミルクも飲みおやつも食べられました。表情もしっかりしていて、いつも通り、お昼のご飯タイムまでひと眠り。あぁ、やっぱり疲れだったのね、と胸をなでおろしたのですが、お昼になると、まさかの「ご飯拒否」。少しずつ手に取って口元に持って行っても、どうしても食べてくれません。仕方なく、30分ほど置いておきましたが手付かず。そしてまた胃液の嘔吐。ワンコのフードは匂いも強いので、気持ちの悪い時には辛いかもと思い、片付けました。午前中は普段一緒にいることはないのですが、この日はさくらの様子を見ていると、私にピッタリくっついてきます。ここ2年くらいはツンデレで、添い寝もくれなかったのに、時々位置を変えながら背中を私に押し付てくる様子は、ふと、残り時間、名残を惜しんでいるのでは、とさえ思えてしまいましたが、暫くすると様子も落ち着いてきたので、そうっと側を離れました。(さくパパの側にいたいのかもしれない、とも思えて)その後夕方まで寝て居たさくらですが、よく見ると手足が出てきています(リラックス寝相)。目を覚ますと、「お腹空きました」。この日最初の食事が夕方4時となってしまいましたが、無事に完食。さらに、夕方のお散歩時刻が迫っているにもかかわらず、止む無くちゃちゃっと簡単に掃除機をかけ、いつも通りお散歩へ、、、出たのですが、なんと血便!その場で病院の予約を取り、連れて行きました。便検査では、菌もムシも出ず。食事がとれなかった分、栄養補給の注射を、と言われましたが、さくらが前にとても嫌がった皮下点滴だとのことだったので、事情を話してお断りし、吐き気止めの注射だけし、再度血便があったら受診を、と言われ帰宅しました。帰りがけに再度血便があり、止血剤だけでもいただこうかと電話しましたが、注射の中に整腸作用の薬剤も含まれているので、一晩様子を見るように、とのことでした。帰宅後、ミルクはイマイチでしたがおやつは食べて、一休み。お昼が遅かったせいか、お夕飯も普段より2時間遅れでご飯の要求が。お腹が空いた様子でしたが、自力ではなかなか食べず、少しずつ手で食べさせるなど、30分もかかってしまいました。それでも食後はおもちゃ箱からボールを探し出し、ボーロも歯磨きガムも完食し、無事に就寝となりました。次回は血液検査のお話です。(つまり、翌日また病院行きでした)
2021年07月03日
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8日前のこと。この日はトリミングで、いつもより早めの昼食後、さくらは病院へ。食欲も、お散歩の歩き方も、おトイレも、異常の兆候はありませんでした。トリミングの内容も担当さんもいつも通り。先生による歯石取りも、5分以内のハンドスケーリングなので、いつも通りです。夕方お迎えに行き、帰り道はお散歩がてら歩く。おトイレも順調。帰宅後体を拭いてボーロを2粒。ここでおやつの準備のため、一旦さくらを玄関のカートで待たせるのですが、なんと嘔吐。ほとんど胃液のようだったので、空腹のせいかと思ったのですが、足を洗う前のミルクも、足洗い後のおやつも無視。それどころか再び嘔吐して、サークル内へ。その後も、空腹のはずなのにおやつには見向きもせず、休む場所もなかなか決まらないようで、あちこち点々と移動します。1時間ほどウロウロした後、漸くうつらうつらし始めたので、部屋の電気を消して薄暗くし寝かせておくことに。お水は自力で飲めているので、とりあえず様子を見ることにしました。その後何度か場所を変えて寝ていたさくらですが、夜10時半頃、サークルから出てくると、「お腹空きました」な表情に。お薬やサプリの入った通常量の夕食を、ちゃんと食べてくれました。それどころか、さらにボールを投げつけて、追加を要求。歯磨きと目薬の後、1日の最後のお楽しみ、歯磨きガムも完食。長い1日となりましたが、しっかりと食べてくれたので、きっとトリミングで疲れたのだろうと思っていました。でもこれは、今回の体調不良の「始まり」でした。続きは次回に。余談:先々週、ちょっと風邪気味の症状が出ました(私)。 頭痛と寒気、ダルさ、喉もイガイガして少し空咳がでる、、、 風邪薬を飲むより先にしたのが、「チョコ菓子を食べる」でした。 「甘い♪」→ 味覚異常なし → コロナじゃない の三段論法で、葛根湯を飲みました。 ワクチン接種もなかなか進みませんから、 症状が似ている分、風邪もそうそうひけません。
2021年07月02日
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今日は、6年間お世話になった獣看護師さんの退職日でした。ずっとさくらのトリミングを担当していただき、この方が大好きなさくらは、お散歩で病院の前を通る度に、「いるかな?」とドアの奥を覗きに行っていました。こんなに懐くほど、大事に扱っていただいたことに感謝です。体調管理や食事に関する知識も豊富で、ご自身もシニアのヨーキー飼いということもあり、特にさくパパが不在となってからは、心強い相談相手でした。私にとっても残念ですが、何よりさくらにとって大好きな人と会えなくなってしまうことが、、、です。しばらくはお散歩コースを変えたほうがよいのか、悩みます。さて、梅雨入り前は、季節外れの気温の高さで、まさか6月初めからサンドレスを着せることになるとは、と思っていましたが、油断していると気温が下がってペティヒートのワンピを着せる日も。そしてやたらと出番が増えているレインコート。こんな気温変化の激しさのせいなのか、このところさくらの体調不良が続いています。初めは6月中旬に、お散歩中よろけるようになり、特に左後ろ足の力が抜けることが何度かあり、久しぶりにレントゲンを撮ることに。(本文の最後にレントゲン写真を載せています、苦手な方はスルーしてください)レントゲンを見る限り、金具に異常はなく、私が心配していた「加齢で骨が脆くなり、金具に耐えられない」という異常も見られませんでした。膝蓋骨の位置も今回はそれほど落ち込んでもおらず、股関節にも異常なし。ただ、変形性関節症にはなっているので、その違和感によるものかもしれない、とのことでした。これは人間でも同じですが、痛みが出始めると歩きたがらなくなるので、そうなったら痛み止めの注射を打つことになるようです。この時は、ほかに口元のカブレを診ていただきました。これはトリミングの時に看護師さんが気づいてくれたものです。塗り薬をいただいて、この日は終了。お散歩中のよろけはあるものの、この時ほどひどい様子はその後なく、口元のカブレも徐々に治ってきていたのですが、この後もっと問題が。長くなりますので、続きは次回に。以下にレントゲン写真を載せます。
2021年06月30日
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先日の皆既月食、24年ぶりとのことなのでワクワクしながら待っていたのですが、生憎我が家の向きからは見ることができず、漸く中天に姿を見せた時には薄雲がかかり、この程度でした。 残念~~!さて、今回の内容ですが、表題の通りオシリまわりのお話ですので、苦手な方はスルーしてください。(自分の記憶の為に詳しく書いています)前日の夕方は普段通りにお散歩を終え、体を拭き足を洗い、足とオシリには保湿ローションを塗って、オムツとパンツを穿かせる・・・何の問題も変化もありませんでした。が!朝オムツを外すと、ちょびっと漏れている。これまでは、出ちゃっていてもオマメ一粒でしたが、ちょびっとですが軟便っぽいので、お腹の調子が悪いのかな、と思いながら、とりあえずオシリを拭こうとしたら、、、親指の先位の大きさの赤いモノがついている!血便かと思いましたが、、、「さくらのナカミ!!」初めての光景に、ひ~~っと焦りましたが、さくらはきっとおトイレに行きたいはずですし、ピップをしたらその弾み(?)で引っ込むかも、という期待もあって、まずは朝んぽへ。痛みがあるのかが気になりましたが、普通に歩いてチッチをします。ピップもできましたが、、、引っ込まない!恐る恐るウェットティッシュで押してみましたが、入らない。さくら自身も「お尻から出かかっている」感覚が不快なのでしょう、5回も6回もお尻を下げて踏ん張るので、無理やり下痢を出すかのよう、、、。これは却ってマズイに違いない、と思い、抱き上げて帰宅。急いで足を洗い、オムツを穿かせました(この間、さくらは抱っこのまま)。ひと先ずオシリはオムツで押さえたぞ、という安堵でさくらを下ろすと、さくらも落ち着いていてお尻を下げる様子もなく、いつも通りおやつをしてお昼寝に入りました。病院に電話をしたら、幸いにも9時半に予約が取れました。抱っこやカートではさくらが歩きたがり、歩けばおトイレがしたくなる。。。できればオムツを外したくなかった(怖くて外せない)ので、久しぶりに(今年初めて)自転車に乗ることとなりました。病院でオムツを外すと、、、ああらビックリ、引っ込んでいる!オムツで押さえている間に、自然と戻ったようです。先生に診ていただけるよう、写真を撮っておくのでした。失敗です。脱肛の原因は、下痢・便秘による腸への負担、加齢による筋肉の緩みが考えられます。さくらの場合は、このところ軟便気味で下痢止めを使っていましたから、その全部が当てはまる状況で、どれが最大の原因かわかりません。脱肛は、投薬で治療はできません。繰り返すようになったり、出てしまう量がウィンナー大になって腸が乾いてしまうようになると、手術が必要となります。今回は自然と引っ込んだので、特に処置はなし。下痢止めは一旦中止し、整腸剤だけ継続で様子見です。万一夕方のお散歩でおトイレをした際に出てしまったら再診、となりました。夕方、お散歩前にオムツを外す時もドキドキ、おトイレの度にドキドキでした。さくら自身はもう全く普段通りで、何事もなかったかのようです。ご飯もしっかり食べますし、元気もあります。今日で3日目ですが、今のところ再発はしていません。でも、オムツを穿かせる時は「しっかり」と思いますし、寝ている時もお尻が出っ張っていないか、ついつい目が行ってしまいます。この歳で手術は、なんとしても避けたいですから、どうか悪いクセがつきませんように。このまま治まりますように。
2021年05月28日
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さくらのお腹具合は、今のところお薬次第(下痢止めの量)という感じです。元気はある、と言えますが、朝の様子には波があり、お散歩後足を洗うまでカートで待たせている時の様子が、こんな風に「早く!」と催促している時は、ミルクもおやつもガッツキなのですが、カート内で寝ている時は、ミルク拒否、ボーロも上手に食べられなかったりします。が、いずれの場合も足洗い後のおやつはちゃんと完食。朝おやつが済むと、さっさとケージに入り、お昼ご飯までお昼寝です。お昼が済めば、掃除機戦。この段階ではもう、朝少し元気がなかったことなど、微塵も感じさせません。こんな日々で、まぁ大丈夫かな、と思っていた矢先、また次の問題が持ち上がりました。 ( ↑ 久しぶりに和室でお昼寝)そのお話は次回のブログで。
2021年05月25日
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各地で例年より早い梅雨入り発表がされる中、5月とは思えないほど雨続きなのに、さくら地方の発表がまだなのが不思議です。今年は季節の進みが早くて、行動が追いつきません。前回書いた通り、ツツジの写真もほとんど撮れませんでした。おかげさまで、私の症状は徐々に緩和されてきています。なので、大急ぎでエアコンの掃除をしたり衣替えをしたり。雨降り前にギリギリで済ませることができました。根が怠け者なので、もともと大した家事もしませんが、ついこの前までポロリと出ていた「痛いなぁ、もう」が「はぁ、疲れた」になったことに気づいた時、「疲れるほど動けたなんて、スゴイじゃない、私♪」となんだか妙に嬉しくなってしまいました。(自己満足でその場だけ完結なので、相変わらず散らかり放題ですが)そんな私の体調回復を待ってくれていたかのように、今度はさくらが体調不良です。先週13日はトリミングの予定でした。ところが朝から下痢ピーに。開院時刻を待って電話し、担当の看護師(兼トリマー)さんと相談の上、この日はキャンセルとなりました。予備で頂いておいた下痢止めを与えて様子見(先生のご指示)です。食欲も元気もあり、お散歩まではおトイレも我慢できています。前日まで何の変化もなく原因がわかりませんでしたが、とりあえず冷えないよう、お昼寝中もミニ毛布をかけておきました。幸い下痢止めが効いてヒドイ症状にはならず、2日後にトリミングに行くことができましたが、お腹はゴロゴロ言っていたので、先生の歯石取りと、トリマーさんの歯磨きは今回は無しでした。体重は2.8kgまでもどっています。今回は元気も食欲も落ちていなかったので、この日も元気に歩いて帰り、しっかり休んでからお夕飯。もちろん、完食です。1週間が経過して。お腹は落ち着いてきましたが、今朝はミルク拒否でした。おやつもヨーグルトも食べたので食欲はあります。もともと初夏には膀胱炎になり易かったので、この時期の気候の変化についていきにくいのかもしれませんが、今年は更におかしなお天気が続くので、老体にはキビシイのかもしれません。今日もムシムシしているので、水分を摂ってくれるといいのですが。と書いていたら、たった今(午前10時)、給水してくれました。ほっとしました~~♪
2021年05月20日
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さくらがシニアになってからの悩み事。それは、毎年この季節に届く「予防接種のお知らせ」です。さくら地区では2タイプのワクチンがあり、シニアになってからは体への負担を考え、種数の少ない方を接種させています。ワクチンは、万一罹患したら重症になる病気を予防するためのもの、さくら自身のためになるのだから、と不安な気持を押し込めて接種させてきました。それでも、昨年からちょっとしたことで下痢や血便になること、今年の初めに吐血があったこと、慢性の腎臓病があることなどで、これまで以上に不安な気持が膨れて、ずっと迷っていました。もう16歳なのだから、無理はさせたくない。せっかく今、体調が安定しているのだから、このまま穏やかな日々を過ごしたい、、、幸いさくらは毎年接種しているので、ワクチンの抗体価はまだ体内に残っていると考えられます(ワクチンは1~3年効果が残るとのこと)。もう接種しなくても、昨年分がまだ有効かも、、、。けれど、、、これってさくらの寿命を、私が諦めていることにならない?という思いも出てきました。さくらが17歳で亡くなるのなら、それもアリ。でももし18歳まで生きられたら?その時に重い病気にかかるのも怖いし、今年接種せずに来年接種するのも怖いです。体調が安定している今がチャンス!今年受けておけば、それこそ今回で最後、でもいいのかもしれません。何日も悩んで悩んで悩んで、お散歩の時に出会った看護師さんにも相談に乗っていただきましたし、当日診察台に乗せてからも尚迷いがあって、先生のお話を伺ってやっと決心がつき、5種の接種を受けました。普段の通院は午後なのですが、この病院では夜間診療はないため、万一に備え午前中に接種することにし、接種後は安静第一、食事も接種後2時間経過してから、と指示いただきました。帰宅後、足を洗って少な目おやつと少な目ミルクを平らげ、2時間後の昼食までお昼寝です。接種の決断したのは、先生でも看護師さんでもありません。飼い主の責任において、私がさくらに無理をさせました。なので、さくらの様子を盗み見しながら、時間が過ぎるのを待ちました。ぐっすりお昼寝したさくらは、腹時計に従って起きだし、食欲もあって、嘔吐もなし。食後はいつも通りに掃除機クンと戦います。(安静に、なので、いつも以上にテキトーな掃除機掛けです … ラッキー♪)。その後も、夕方のお散歩も、おやつも、夕食も、全て「いつも通り」。というよりも、いつも以上に元気だったかもしれません。それでも夜の間は、ドキドキしながら何度も様子見。翌朝「いつも通り」に起き出してくれた時は、とても嬉しかったです。余談:おかげさまで、私自身の頚椎~上腕の不具合は徐々に回復してきて、 少しずつ物を持つこともできるようになってきています。 一番有難かったのは、この間さくらが元気でいてくれたことです。 本当に、よくぞ「何事もなく」過ごしてくれました。 さくらの前では挫けた姿は見せない、と決めていますが、 今回はお散歩中に何度も「痛っいなぁ」と呟いてしまい、 その度にハッとして、「さくらとのお散歩は楽しいのよ」と 小さな背中に言い訳をしていました。 この小さな存在がなければ、乗り切れなかったことばかり。 頑張ってくれてありがとう。 もう大丈夫だから、楽しく歩こうね。
2021年05月11日
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さくらのトリミングは、肛門腺が溜まる時期に合わせ3週間毎です。前回の健康診断の時から3週間経過のこの日は、血液検査と、前回しなかった尿検査も併せてお願いしました。今回もお昼寝さくらを起こし、早めのお昼を食べさせ、ちょこっと掃除機戦をして、病院目指して出発です。今年は桜が早くてタイミングが合わず、雪柳の写真が1枚もありません(川沿い方向へ行った時しか雪柳がないのです)。なので、通り道のツツジと。ツツジの写真も、今年はこれとあと1か所でしか撮れませんでした(後日UP)。5時間後、トリミングと諸検査を終えて帰路につくさくら。おわかりでしょうか?耳の飾り毛が、トリミング前よりもさらさらとなびいています。プロの手にかかると、やはり違うものですね。肝心の血液検査の結果ですが、やはり前回同様の貧血の数値が出てしまいました。ヘマトクリットの正常範囲が37.3~61.7%で、30を切るとマズイのだそうですが、さくらは前回今回とも、35.4%でした。貧血の理由は、やはり腎臓のようです。今迄尿蛋白やリンのことを気にしていましたが、腎機能の低下が進むと、血液を作る為のホルモンの分泌が減り、貧血に繋がっていくのだそうです。今のところ、まだ下限値を少し切ったところなので、これから月1回程度の血液検査で様子を見ていくのが良い、とのことでした。尿検査の方は、やはり尿蛋白があり、比重は少し薄め。血圧は正常値でした。もうひとつ気がかりだったのは、体重の減少です。ピーク時3.8kgあった体重が、最近は2.8kg前後だったのですが、今回とうとう2.66kgに。ダイエットさせたい時はなかなか減らなかったのに、、、。ちょっとしたことで軟便になりやすくなったことといい、やはり消化吸収の力が弱ってきているのでしょう。貧血のこともあるので、お肉を増やそうかとも思いましたが、それは腎臓に負担がかかるので良くないのだそうです。その分、腎臓サポートのカリカリを少し増やすことにしました。有難いことに、食欲はとても旺盛です。( ↓ ボールを投げつけて、お夕飯の催促をしているところ)余談:このところ、ますますカートから身を乗り出すようになったさくら。 飛び降りられる、という変な自信を持ってしまったかのかもしれませんが、 プレートをボルト止めした両足は、着地の衝撃でヒビでも入るのではと怖く、 とにかく飛び出さないよう必死でリードを引いています。
2021年05月05日
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4月初旬、今年も春の健康診断に行ってきました。健診では血液検査がある為、朝食抜きで午前中に検査に行くのが良いのですが、最近のさくらはお夕飯の時間が早くなっているので、診察時間までおやつ抜きは難しく、かといって、いつもの診察同様、夕方のお散歩の時に行くことにすると、昼食とおやつでやはり規定の時間が空けられません。悩んだ結果、トリミングと併せて検査していただくことにしました。(これなら5時間空けられます)ということで、お昼ご飯までゆっくり寝んね中のさくらを起こし、お昼を食べさせ、掃除機戦をし( ← ちょこっとですがゼッタイです)、トリミングに連れて行きました。仕上がりはこんな感じ。昨年から、トリミング時にさくらができる範囲での歯石取りと歯磨きもお願いしているので、その甲斐あってか、サプリよりも口臭の改善ができているように感じます(昨年の体調不良以降、口臭改善のサプリは中断中)。トリミングと健診を同時に行うのは、さくらの疲労が心配でしたが、今回は血液検査と血圧測定と歯科検診だけだったので(以前は眼の検査やレントゲンもしていました)、元気にお散歩しながら帰宅しました。肝心の検査結果ですが、フィラリアは問題なし。腎機能は尿素窒素値が悪化していました。さらに問題なのが、貧血があったことです。まだ大きく外れた数値ではないので「たまたま」なのかどうか、次回(3週間後)のトリミング時に、再検査することとなりました。歯科検診のほうは良好とはいえませんが、遅まきながらトリミング時のケアと自宅歯磨きを始めたおかげで、歯周病は軽度で済みました。この時はまだ桜の散り際。3週間後、というのはもう先日済んでいるので、その結果は次のブログで。まだ桜ネタで恐縮ですが、お気に入りの小さな桜並木の木の下に目をやると、根元から細い枝が数本出ていて、ちゃんと花が咲いていました。来年はどれくらい育つのか、ちょっと楽しみです。
2021年05月03日
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さくらは毛の伸び方と肛門腺のタイミングに合わせ、大体3週に1回の割合でトリミングに行っています。今回は3日前の11日でした。モサモサの毛が、見た目スッキリ、手触りふんわりに。昨年から、トリミングと一緒に歯磨きもお願いしているのですが、またも歯磨き中に奥歯が抜けてしまったとのこと。今回は右下の第1後臼歯です。上の歯を磨いている最中に、突然下が抜けたのだとか。前回、痛みと驚きでチアノーゼを起こしたさくらですが、今回はさくらはケロリとしていて、周囲の方が慌てたそうです。抜けた歯は臼歯ですので、本来3本の根がありますが、そのうちの1本は腐食し折れていました(歯は持ち帰りました)。歯が抜けた痕には、1週間効果が持続する抗生剤で処置していただきました。人間界でも歯周病が様々な病気に関連すると言われていますから、さくらも悪いモノが無くなって、良かったのだろうと思います。ただ、先生から「しばらくは右で噛まないように」と言われましたが、、、、それってワンコに伝えるのは難しすぎて、、、。とりあえず硬い物NGということだけ、気を付けています。さくらは普通のコよりも舌が長い上、だんだんと歯が無くなってきたので、横から舌がでるようになるかと思いましたが、今のところはちゃんとしまえているようです。1週間後にこの抜けた歯の傷の再診があり、その際歯石取りもお願いしているのですが、他にもぐらついている歯があると言われているので、また抜けてしまうのか心配です。余談: おかげさまで、私の足はかなり回復し、ほとんど不自由はありません。 考えてみれば、怪我の間雨が少なかったこともラッキーでした (長靴の脱ぎ履き、特に脱ぐのが大変で)。 さくらのトリミング翌日は暴風雨でした。 朝からカッパを着てビニール帽を被り、傘を差すという重装備で出撃。 さくらのおトイレの始末に屈んだ瞬間、突風にあおられ、 雨で濡れた手から傘が滑り抜けて飛んで行ってしまった、、、 かと思いきや、なんと柄が鎖骨に引っ掛かって止まりました。 その柄を首と肩で挟んで固定しながら、無事おトイレの始末終了。 次の瞬間、今度はヘアクリップで留めていたカッパのフードが煽られ、 その下に被っていたビニール帽が吹き飛び、、、ませんでした、 セーターに付けていた帽子クリップのおかげで。 次回暴風雨の時には、帽子クリップのように、 傘を紐で腕に結んでおこうかと思ったりしています。 夕方には止む予報でしたが、遠く西の空には夕陽が見えるのに、 さくら地方は一向に止む気配がなく、暗くなってから雨散歩に出ました。
2021年03月14日
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先日の地震、驚きました。丁度お風呂から上がったところで、大急ぎで服を着てさくらの元へ。震災の時は余震の度に怖がっていたので、また不安がっているかと思いきや…ぐっすり眠っていました。夏の花火や雷なども、こうして鈍くなってくれたら良かったのですが。さて、気温のアップダウンが激しいこの冬。強い寒気が過ぎた後の富士山は雪の白が眩しく、強い北風に煽られて、雪煙が立っていました。かと思えば、別の日には朝んぽ中に可愛らしい声が聞こえ、メジロでしょうか。春まであと一息だぁ、と思います(花粉はイヤですが)。このところのさくらは体調順調、食欲もあり、おトイレもまぁまぁです。寒い日はヒーターの上で丸まり、陽が入って暑くなってくると日陰を求めて移動。 冬のささやかな贅沢を満喫しています。そういえば、1年ちょっと前(足の手術の直前頃)に悩んだ右目の下瞼のユルミは、 ↓足が治る頃にはいつの間にか元に戻っていました。胸元の脂肪腫は、 ↓以前より少し大きくなったようですが、悪性のものではないので、生活に困る大きさにならなければ、このまま放置です。ただ、半年くらい前からまたも右眼に「あれれ?」なことが。白内障で白くなってしまった眼の中に、何やら白ゴマのようなものが。検査をしたわけではないので原因は不明ですが、先生曰く、増えたり大きくなったりしなければ心配しなくて良い、とのことでした。どのみち白内障で視力には関係ありませんし、悪性でなく痛みもないものについては、放置で良い、と私も思います。1日1日を、心身ともに穏やかに過ごしてくれますように。余談:とにかく冷えに弱い私。 気温が高めの日でも、ちょっと油断すると手足が冷え切ってしまい、 その冷えが体調不良に直結してしまいます。 先日もひどく体が冷えて頭痛や吐き気がし、 葛根湯と鎮痛剤を飲みましたが、翌日になっても改善せず。 一応熱を測ってみると、、、35.1度でした。 平熱も35度台ではありますが、体調が悪いとほど低くなり、35度に届かないことも。 我が家の体温計は35度未満は表示されない為、 よくさくパパに「人間用の体温計では測れない、変温動物なんだ」と からかわれていました。 加齢とともに平熱も下がるとはいえ、 このままでは「初めから戦う気のない体」という感じがするので、 できれば平熱36.0度を目指したい、と思っています。
2021年02月21日
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ご心配いただきましたが、さくら、順調に日常を過ごしています。今朝のさくら地方は、寒く冷たい雨降りでしたが、朝んぽもちゃんとできました。さて、水曜日に処方された整腸剤と下痢止めがなくなったので、また病院へ行ってきました。下痢止めは、効きすぎかな、と止めるとすぐ軟便になり、1回1錠のところ半錠にしても効きすぎかな?という時もあり、で、現在は1/4錠にしています。抗生剤と違い、長期服用によって耐性ができてしまうことはありませんが、一応1か月以内が目安とされている、とのこと。まぁ1/4錠ならあまり気にしなくて良い、と言われましたが、正直「止め時」がわかりません。(整腸剤は常陽薬の形で続けていくことになりそうです)原因についてはわからないままですが、先生からは胃潰瘍では、と言われています。でも、吐血するほどなら、もっと以前から胃の痛みで食欲が落ちそうな気もします。それに、胃潰瘍だとすればそのストレスの原因は何のか…。最近はお留守番もほとんどありませんし、花火や工事などの大きな騒音もなく、お出かけもしないので特別な疲労もないはす、特別なご馳走や変わったおやつも食べてはいない。。。さっぱりです。一番怖いのは胃がんで、ネットで調べてみると、犬の胃がんは発見が難しく、気づいた時にはほぼ手遅れの状態、とあります。ただ、先生曰くガンであれば吐血も複数回起こるそうなので、今後吐血が無ければ大丈夫だそうです。検査に関しては、人間と違い血液検査などでガンを見つけることはできないので、やるとすればまず体の負担が少ないエコーから、とのことでした(MRIや内視鏡は全身麻酔が必要なため)。万一吐血を繰り返すことがあれば、お願いしようかと思います。とりあえず家では、「冷え」も良くないとは思うので、あちこちに温かグッズを置いて寝かせています。たっぷり眠った証の見事な寝ぐせ。冬の間は、カットも長めにしてもらうのでモサモサ顔ですが、表情がしっかりしているのが嬉しいです「要求」もしっかりしています。食べること以外でも、かまってほしい時はおもちゃ箱からボールを見つけてきて「お呼び出し」。お天気の良い日のお散歩では、以前同様カートから身を乗り出しています。もう吐血はしませんように。お腹の調子が安定しますように。食欲が落ちませんように。ハイシニアとの毎日は、健康を願う毎日です。
2021年01月24日
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16歳になったぁ~♪と喜んだのも束の間、1週間と経たない13日の朝、突然吐血しました。水さえ飲まない状態から今は安定、食事もしっかりできています。原因は不明で、何に注意したらいいのかもわかりませんが、さくら自身の強さのおかげで、今日も無事に過ごしています。今回は、私自身の記録の為に経緯を詳しく書いておきます。長くなりますので、お時間のある方だけお読みください。13日の朝んぽで、2回ピップをしましたが、どちらもいつもより赤みがかっていたので、血便を疑い、あとで病院へ持って行こう、と思いつつ帰宅。いつもの手順通り、さくらを玄関のカート内で待たせて手洗い・着替え・さくらの寝床とおやつの準備をして、足洗いの為さくらを迎えに行くと、カートの中のシートに、さくらの頭大の赤いシミができていました。一部に泡があったので、半分は胃液なのかもしれませんが、それでも吐血としてはかなりの量に感じました。いつも足を洗う時に一気飲みするミルクは、一旦いらないと顔を背けたものの足を洗い始めるとジッと見るので、再度差し出すとのろのろと8割ほど飲みました(普段は1滴も残さず)。この後ボーロも数粒食べたので、いくらか食欲はあるようでしたが、医師の指示を待ってからにしようと思い、それ以上は食べさせず、開院時刻を待って電話し、1時間後に病院へ向かいました。よりによって院長先生はお休み、非常勤の先生が診てくださいましたが、便は目視のみなので血便かどうかわからず、吐血の原因も不明。ただ、相当量の吐血と判断、すぐにビタミンやミネラルの輸液をした方がよいとのことで、皮下点滴を行うことになりました。皮下点滴は、人間の静脈注射くらいの量を背中に打つもので、血管に直接入れるとすぐ吸収され下痢の原因となり、本当の点滴だと数時間かかるため、背中に入れて数時間から半日かけて吸収させるやり方です(吸収されるまで背中にやわらかい瘤ができます)。何年も前に1度したことがあり、その時は問題なかったので今回は私が抱っこで保定したのですが、今迄注射に抗ったことがなかったさくらが、何度も身を捩って小さく鳴きながら逃れようとします。暴れたせいか、注射痕からは多めに出血。残りの2本の注射は、看護師さんに保定していただきました。(でもまた嫌がって動き、注射痕から出血…) 皮下点滴:ビタミン+ミネラル+胃酸抑制 注射 :吐き気止め、下痢止め 処方 :整腸剤・胃薬・下痢止め (普段の腎臓薬とリン吸着サプリは継続、その他のサプリは当面中止) 食事指示:(さくら=朝おやつ、昼夜2回食) 昼は手作りバーグ+ふやかしたフード5,6粒 夜は手作りバーグ+ふやかしフード少な目病院から戻って少な目のお昼を摂った後は、お薬が効いたのか私が昼食を食べ始めると、いつも通りお野菜のお裾分けを要求。水分の補給になるかと思い、白菜の芯(加熱済)を少しだけあげました。その後はお散歩までよく眠り、夕方のお散歩も普段と変わらぬペースで歩き、夜、お夕飯の催促をする目もしっかりとしていて、一安心、でした。ところが、翌朝の朝んぽではまるで急に老婆になったかのような足取りで、足を手術した時よりも遅く、ふらつきこそしませんが、かつてないほどのノロノロ歩きに。帰宅後、カートで待たせていると、ぐったりしています。足を洗う間は体が震え、ミルクもボーロも受け付けません。ボーロに小さな歯型がついていので、食べようという意思はあったのかもしれませんが、いつも私の朝食の時は、自分のおやつの催促で騒がしいほどなのに、ヨーグルトにもおやつにも手を付けず、体調の悪い時に逃げ込む窓際のカドラーへ。その後自分からケージに入っていたので、いつも通りにさくらエリアをフェンスで封鎖。午前中に所用で出かけなければならなかったのですが、後ろ髪を引かれましたし、外出中気が気ではありませんでした。走って帰りさくらを見てみると、やはりお水にも食事にも手を付けていません。一旦片付け、改めてお昼の食事を与えようとしましたが、全く受け付けず。錠剤を砕いてまぶしてあるのが嫌なのかもしれないので、新しいカリカリを出してみましたがダメ。前夜以降お水も飲んでおらず、このままではまたあの皮下点滴、、、。腎臓の悪いさくらには禁じ手ですが、牛肉を与えてみることにしました。赤身のしゃぶしゃぶを湯がいて、小指の爪ほどのお肉を口元へ差し出しましたが、一旦口に含んでむぐむぐしただけで出してしまいます。でも「美味しいんだよ~」と言いながら食べてみせると、しぶしぶ再度口に。これが食欲の呼び水となったようで、「もっと」「おかわり」で、結局直径3cmを2切ほど食べ、さらに「食べたい」表情に。今なら本来のフードが食べられるかも、と思い出してみると、お薬まみれなので少し嫌そうではありましたが、しっかり1食分を完食しました。その後は、普段と変わらず掃除機戦をし、私の昼食時にはお裾分けをおねだり(茹で白菜の芯)、この日は院長先生がいらっしゃる日なので、夕方病院へ行きました。やはり歩き方はいつもほどスタスタではありませんでしたが、幸いお昼をしっかり食べてくれたので、この日は注射はされずに済み、前日の処方薬を続けて様子を見ることになりました。(ただ、前日が院長先生であれば、血便の疑いがあれば目視ではなく 赤血球などを調べてくれたでしょうし、 吐血もシートの重さを測るなどして量を測定できたのでは、と思ってしまいます)帰宅して足を洗う準備で待たせていると、カートから身を乗り出して「出して」「ミルク!」と催促の声が。朝のぐったり状態とはまるで違います。お散歩後の宝探し(ボーロ1粒見つけたらおやつゲットルール)も積極的。お夕飯も待ちきれず、久々の2本脚立ちポーズで催促。(足の手術以来、させないことにしているポーズ)翌朝もお散歩後のミルクを一気飲み。嬉しくて涙が出ました。おやつも2本脚立ちで催促。ここからは一気に回復し、すっかり「いつも通り」の生活ぶりに。しっかり食べてしっかり寝ています。さくらの体の中で何が起こっているのかはわかりません。吐血の量や鮮血色であったこと、最近血便や黒っぽい便が出ること、体重の減少など、不安要素は色々あります。ハイシニアですから、いつ何があってもおかしくはないということを思い知らされます。今回は、さくら自身の強さと頑張りで乗り切ってもらえました。ただただ感謝しかありません。さくらを生かしてもらえたことに。さくらの頑張りに。<吐血に関するメモ(疑われる原因と症状)> 「肺水腫」…心疾患の末期に起こりやすい ・吐血、激しい咳、鼻血、呼吸困難 「フィラリア」 ・吐血、咳、腹水、失神 「胃潰瘍」…肥満、腎不全、心不全、強いストレス 吐血が鮮血やゼリー状なら緊急 ・吐血、食欲不振、発熱、腹痛 「中毒」…玉ねぎ、チョコレートなど ・吐血、嘔吐、下痢、血便、血尿、下血、痙攣、よだれ 「血小板減少症」…吐血した場合確率が高い病気。長期治療が必要 ・吐血、口鼻の粘膜に出血斑、貧血、血尿、歯茎出血 「胃がん・肺がん」…早期発見は難しく、吐血時は手の施しようのない進行度 ・吐血、食欲不振、体重減少、嘔吐、下痢、黒い便、水の多飲 「尿毒症」…腎機能低下による ・吐血、嘔吐、下痢、食欲不振、尿が少ない 「歯周病」 ・歯茎からの出血、歯痛による食欲不振 「てんかん」…感染症、頭部外傷、肝機能低下、腎機能低下、低血糖症 ・吐血、痙攣、意識障害、失禁 「熱中症」 ・吐血、嘔吐、下痢、意識障害、呼吸困難
2021年01月18日
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今年のクリスマスは、コロナの影響で「自粛・サイレントナイトを」と言われていますが、我が家は昨年と特に変わらず。むしろさくらの足の手術があった分、我が家に限っては昨年の方が大変だったと言えます。世の中がこんな状況なのにおかしな言い方ですが、平穏です。こんな時だからこそ、有難いことです。今年は23~25日の3日間、クリスマス服でお散歩しました。さくらにサンタ服を着せて、私は満足だったのですが、、、うちのサンタさんはお腹が…ユルミがち。以前はお腹がゆるむなんてほとんどなかったのですが、先生からは、秋の血便で腸内のバランスが狂ったのかも、と言われています。今日は朝夕ともにイマイチなピップだったので、お散歩の帰りに病院へ寄り、お薬だけいただきました(下痢止めと整腸剤)。まだ下痢というほどではありませんが、年末年始に体調を崩されると困るので、数日薬を飲ませて、様子を見ることになりました。何事もなく、穏やかな年末年始でありますように。お薬の余談:このところ、どんどん「大きな音」を怖がるようになっているさくら。 今月うちのマンションはお引越しが多く、 年明けにはあちこちにでリフォームが行われることになりそうなのですが、 その騒音に耐えられなかったらどうしよう、と思い、 前回の診察の際に人間の抗不安薬のようなものがあるのかお尋ねしました。 一応気持ちを落ち着かせるようなサプリがあり、 東日本大震災の被災犬猫には良い結果が見られたとのことですが、 地震と違いリフォームは日中ず~っとのことなので、 時間的に効き目は望めないとのこと。 あとは麻酔薬に近い、朦朧とするようなお薬くらいしかないそうで、 強い薬を使いたいわけではありませんから、諦めました。 実際にリフォームが始まってみなければ騒音の程度はわかりませんが、 花火やエアコンクリーニングの時のような状態が長期間続くとなると、 ストレスで体調を崩すのではないかと心配です。。。
2020年12月25日
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一昨日(12月21日)は、397年ぶりという天体ショー、「木星と土星の大接近」がありました。肉眼でも見える、とのことでしたが、近眼の私には木星しかわからなかったので、デジカメで撮ってみました。おわかりでしょうか? 木星のすぐそば、少し暗くて小さい星が土星です本当は小さくていいので望遠鏡が欲しいのですが、マンションのベランダで望遠鏡って、、、通報されそうなので諦めています。さて、先週から数日前までは、高速道路の立ち往生などを引き起こすほどの寒波があり、我が家から見える山々も、一気に白くなりました。さくら地方も冷え込みが厳しく、ちょっと心配でしたが、トリミングに行きました。トリミングついでに定期再診も受けたのですが、このところ後ろ足の跛行がひどくなってきたのと術後1年ということで、トリミングで預けている合間にレントゲンと血液検査をすることになりました。夕方迎えに行くと、さすがに少し疲れた様子でしたが、モケモケ顔がちょっと女のコらしくなりました。そして、あれ?と思ったのが、耳の飾り毛です。初夏に体調を崩してから毛が抜けてしまい、年齢的にももう毛ぶきが戻ることはないだろう、と思っていたのですが、どうでしょう?夏の写真と比べると、毛量が戻ってきているように感じます。おばあちゃん犬にしては、なかなかやるじゃない、と思っています。肝心の検査結果ですが、レントゲンを見ると、両膝共に関節内に骨の棘ができる変形性関節症が見られました。特に右膝は顕著で、春に撮ったものと比べてもはっきり大きくなっています。(一番下にレントゲン写真を載せますので、苦手な方はスルーしてください)足を延ばした時にこれが当たって痛むので跛行するのでは、とのことでした。今のところ、血液検査での延長マーカーは1.97(正常値1以下)なので、すぐに手を打つ必要はないものの、ひどく痛んで歩きたがらなくなるようなら、ヒアルロン酸注射を検討することになるそうです。人間の場合(私も経験アリ)2週に1度を5回で1セットの注射で、関節注射は痛かった(水抜きもしたので)からさせたくないなぁ、と思いましたが、ワンコの場合は週1で背中に注射、4回1セットなのだそうです。そしてもう一つの問題、腎臓についてです。秋に受けるはずだった健康診断が血便で受けられなかったので、炎症マーカーのついでのつもりでお願いしたのですが、相変わらずBUN(尿素窒素)値が高いです。 正常値27以下のところ、79。春が40台だったので、結構上がってしまっています。一方、もう一つの腎機能の指標であるクレアチニン値は正常。さくらは以前からBUNのみ高くクレアチニンは正常、が続いています。なので、今回初めてsdmaという項目が加わりました。2016年から導入された腎機能検査(外注の為結果が出るまで数日かかります)で、従来のBUNとクレアチニンでは腎機能の75%が失われてからしかわかりませんでしたが、sdmaは40%の機能不良でも検出されるため、従来より早く病気の発見ができます。さくらの場合、以前からすでに75%の機能は失われていると言われているので、早期発見は今更なのですが、BUNは腎機能以外の因子でも出ることがあるのに対し、sdmaは確実に「腎臓が悪い」指標なので、はっきりします。さくらは、残念ながら正常値の倍以上の数値が出、腎機能の悪さが明確となりました。(正常値0~14のところ、29)ただ、有難いことに今すぐ他の手を打ったり薬の量を増やしたりする必要はなく、現状の投薬とサプリで方向性は合っているので続けよう、とのお話でした。この日はさすがに疲れたようで、お散歩から戻ると、良く寝ていました。お疲れ様。少しでも長く、元気に穏やかに過ごしていってほしいです以下にレントゲン写真を載せます。苦手な方はスルーしてください。〇で囲んである部分に、うっすらと尖った骨が出てきているのがわかります。
2020年12月23日
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先週のことです。さくらの定期再診に行き、メインは持病薬(腎臓病)をいただくことですが、今回は「歯のケア」もお願いしました。以前にも書きましたが、我が家では歯磨きが上手くできず専ら歯磨きガム頼り、後は病院での年に1回の歯石取りにお任せしてきました。若いうちはおやつでもよくガムを噛んでいたので、それでどうにかなっていましたが、ハイシニアとなってからは硬い棒ガムは噛まなくなり、寝る前のガムだけとなりました。その為歯石が溜まりやすくなり、さらに高齢になるにつれ処置中の我慢ができなくなってきたので、最近では2か月に1回のペースで少しずつ歯石取りをしていただき、3週に1度のトリミング時に歯磨きをお願いしています。この日も一通りの診察の後、歯の処置の為さくらは奥に、私は待合室で待機。再び診察室に呼ばれると、ちょっと疲れた様子のさくらが、珍しく診察台の上で私にすり寄り、頭を押し付けてきます。先生が「大変でしたよ~。歯が1本抜けまして。 その途端舌が紫になったので、下顎側の処置は今回はできませんでした。」抜けたのは上の第3前臼歯で、既に歯槽膿漏になっていたそうです。舌が紫になったのは、抜けた痛みとショックからだろう、とのことでした。以前から少しぐらつきがあると言われていた歯だと思うのですが、それでもいきなり「メキッ!」となれば、痛かったに違いありません。(抜けた歯をいただきましたが、根は粉々でした)まさか歯のケアでチアノーゼとは、、、。これも今まで歯磨きをサボってきたせい、、、さくらに申し訳なく思います。実をいえば、唯一の自宅ケアだった歯磨きガムも、もともとカロリーを気にして小型犬サイズを半分にして与えていたのに、先月の血便以降さらにその半分に(つまり既定の1/4)。そのせいか、ほんの1年前まではきれいだった前歯にも、このところ急に汚れが目立つようになってきていました。ハイシニアにしては、結構歯が揃っているじゃない、なんて、油断していたのです。大いに反省し、今更ですが歯磨きシートを始めました。毎晩、舌でベロベロ舐めて邪魔をし、のけ反って拒否するさくらと格闘です。真似事並みしかできませんが、やらないよりはいいと思っています。病院でのことがあったので、ちょっと心配しましたが、帰宅後は落ち着いて過ごし、何事もなく翌朝を迎えました。が、、、さくらの受難はこの日にもありました。そのお話は次のブログで。最後に、さくらの歯の状態と、抜けた歯の写真をUPしますので、苦手な方はスルーしてください。
2020年11月28日
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数日前から、ようやく普通のピップになりました。もちろん全て元通りではなく、食事に混ぜていたお野菜は中止のまま、サプリも2種はまだ戻していません(1種は一昨日から再開)。ノミマダニ駆除薬は2週間遅れで昨日与えましたが、今月分のフィラリア予防薬はまだです(一気に涼しくなったので、ノミダニ薬を優先としました)。さて、ビックリするような下痢血便となったさくらの回復の経緯です。お腹をくだしっぱなしの夜が明け、とりあえず朝んぽへ。ピップは出ようもありませんが、ちっちはしっかりしました。帰宅後足を洗う時には、極薄ミルクは飲まなかったものの、前日のようなひどい震えはなく、おやつも欲しがったので、ヨーグルト(普段の半分以下)とボーロ3粒を与えました(普段はこれにソフトクッキー一つと、小さなジャーキーがあります)。この日は日射しもなく冷え込み、富士山には二重の傘雲が、浅間山は初冠雪となりました。さくらの体が冷えるのが心配で、使い捨てカイロに加え、夜にはミニヒーターを使います。お昼ご飯は通常の3割でしたが、完食(さくらは昼夜の2回食)。さらに夕方、お散歩の支度をさせようとさくらを呼んだら、、、お尻から「タラタラと出ちゃう」状態は、時間とともに徐々に治まってきたもののまだまだ油断できないので、ワイヤーフェンスで移動制限をしていたのですが、あれ どうしてそこにまぁ、脱走するくらい元気になってきた、ということで。傘雲がかかっていた富士山も、夕方にはきれいなシルエットが。お散歩は距離を短くしましたが、ちゃんと歩いてくれました。傍から見れば、前日絶食の体調不良は気づかれない足取りです。帰宅して、きれいな夕映えだった富士山の、夕闇のシルエットを見ていると、なんと花火が上がりました。ほんの数発しか見えませんでしたが、ちょっと得した気分でした。このあと下痢は治まりましたが、3日間はピップは黒い物がひとかけらのみ。その後、食事量をもどすにつれピップも増えてきましたが、色がなかなかもどらずヒヤヒヤしました。「まだお薬がこれだけ残っているのだから当然」と自分を納得させたり、なのに数日後にお薬がなくなると不安になったり。今は順調に過ごしてくれています。思えばさくパパが不在となった秋、私はさくらにせめてあと3年、15歳までは無事にそばにいてね、と頼みました。あれから4年。足の手術を乗り越え、腎臓病と共存しながら、さくらは私を支えてくれています。感謝しかありません。今日もありがとう
2020年10月27日
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先週末、再びさくらが体調不良となり、久しぶりに徹夜する羽目になりました。幸い昨日あたりからかなり元気が出てきたので、自分の記録の意味を含めて、状況をブログに書いておこうと思います。(お腹の不調なので、お食事中の方はスルーください)今月初めに、実家へ出かけた時、疲れ等で下痢血便となったさくら。その後、順調に回復して、先週火曜はトリミングにも行きました。ただ、トリミングや少し長めのお散歩など、ちょっと疲れると便が軟らかくなる傾向に。気を付けなくちゃね、と思っていた土曜の朝のことです。お外派のさくらは、まずちっちをして少し歩いてピップ、なのですが、この日はまずピップ。少し歩いてまたピップ。しかも量が多く、2度目の物はいつもより軟らかい。その後も、何も出ない(透明な液が漏れている?)のに、お尻を下げること4回。帰宅後、いつもがぶ飲みのお湯割りミルクを拒否、足を洗った後は体が震えっぱなしで、ドライヤーを嫌がり、乾かし終わった途端にリビングへダッシュ。足ふきタオルを洗ってリビングへ入ると、、、惨状が。多分、急いでおトイレに向かったけれど間に合わなかったのでしょう(さくらのおトイレトレイは、ケージの奥側)。手前にあるカドラーのミニ毛布の上には、かなりのゼリー状の血便が。そして、床マットも点々と汚れが…(4枚処分)。大急ぎで、さくらの体と汚れものの始末をし、朝のおやつを出してみましたが、全く受け付けず、元気もありません。じりじりしながら時間を待ち、病院の診療開始とともに電話すると、土曜ということもあり、予約が取れたのは11時半。絶食させて連れてくるよう言われたので、私はこっそり洗面所で朝食を摂りました。病院で便検査をしましたが(ミニ毛布ごと提出)、特に変な菌はいないものの、かなりの出血。腸も驚くほどゴロゴロと鳴りっぱなしだったので、止血剤と腸の動きを弱めるお薬で2本注射をし、下痢止めと整腸剤の内服薬が出され、当日はミルクは中止、食事量は半分に、との指示をいただきました。帰宅後、食事を出しましたが、見向きもしません。それなら、大好きなボーロは?ちょっと興味を示したようで、お尻尾が少し上がります。これなら食べる?と見守っていると、、、ひと舐めしただけで、食べませんでした。お水は飲むので、脱水の心配はなさそうなのが救いです。食いしん坊のさくらが、何も食べないというのはとても心配でしたが、しばらくして、ボーロだけは食べました。ボーロを食べるなら、カリカリだけなら食べるかも、と思い(食事は手作りバーグに腎臓用粉サプリがまぶしてあるので)、2粒ほど鼻先に置いてみましたが、無視。匂いの強い物は嫌なのかも、と、他のおやつを出してみましたが、食べません。あの食いしん坊が、朝からボーロ3粒と1回の給水のみ。さすがに不安になります。午後2時半頃、オムツを替えたら、また下痢。オムツパンツも処分しましたが、始末している間にもお腹がくだります。先生から、オムツで抑えず、体内の悪いモノは出し切った方が良い、と言われたので、このタイミングで裸ん坊に。でも体の冷えが心配だったので、急いでペティヒートを着せました。3年前の酷い大腸炎のことを思い出しました。2,3日の下痢ならまだしも、もしあの時のように長引けば、今の年齢では体力がもたないことでしょう。そう思うと不安に襲われ、誰彼構わず電話してしまいそうな衝動に駆られました。求めたのは、不安の共有か励ましか気晴らしか、、、。1人暮らしの人なら、誰もが自力で頑張る状況、1日のことでオタオタするなんて、弱いなぁ、と感じます。夕方のお散歩ではちっちのみ(食べていないので出ない)。このまま何も食べなければ体力も心配ですし、お薬も与えられないので、病院に相談、もし翌朝も食べなければ病院で点滴、と言われました(日曜の為、午前2時間の予約診療のみ)。幸い、夜8時半頃に起きだして、しっかりした目線での空腹アピール。とても嬉しかったです嬉しかったですが、食べれば出てしまうので、久しぶりに徹夜し、大量のトイレシートを消費しました。3年前の時は、「出ちゃいます~」と立ち上がったと思ったらプッ!という感じでしたが、今回は、寝ている間にお尻からタラタラしみだしていく状態。まるでオネショのようで、さくらが目を覚ましたタイミングで、シートを替えていました。それでも昨日(月曜)の夕方から、ちゃんと便が出るようになってきました。今朝もまだ黒い便ですが、良くなっていると思います。食事量は7,8割まで戻しています。嵩増し用のブロッコリーが無い分、少なく感じますが、焦らず、お腹の音と相談しながら増やしていこうと思います(減らしたままでは、腎臓サプリも規定量与えられないので)。
2020年10月20日
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さて、1年ぶりに実家への「お出かけ」をしたさくら。前回のブログの通り、当日は帰宅後も元気に過ごしていましたが、翌朝、、、さくらが寝床をぐちゃぐちゃにする理由は2つ。暑かったり寒かったりして掘り返すか、「出ちゃった」のが嫌だから、なのですが、この日は後者。オムツパッドのおかげで物の被害はほぼありませんし、いつもは出ても小さなオマメが一粒ですが、今回は少量の軟便。その後もこの日のピップは全て軟便。日常的に与えている整腸剤は効かず、その翌日にはビックリの下痢血便に。そのまま病院へ直行となりました。やはり「体調が悪いから来た」と自分でも感じるのか、待合室では私の後ろに隠れ、診察台で先生を待つ間は、台から落ちそうなほどギリギリまで下がっていました。結果、注射を2本(下痢止めと止血剤)を打たれ、抗生剤と下痢止めの内服薬が処方されました。抗生剤が出た理由は、、、便検査でカンピロバクターが検出されたためです。これは土壌菌の為、体内から検出されるのは珍しいけれど、体に入ってしまうと血便の原因になるものだそうです。お散歩中に土や草を舐めて取り込んでしまうこともあるそうですし(舌チロなので、クンクンしているうちに舐めてしまったかも…)、さくらの場合お外派なので、たまたま便を拾った時についてしまった(さくらの体内にはいない)のかもしれません。いずれにせよ、下痢は食べすぎによるもの、血便は電車移動の疲労と環境変化によるストレスから、という診断でした。3年前の酷い大腸炎のことを思い出し、ちょっとヒヤヒヤしましたが、幸い元気食欲もあり、寝ている時も、この体勢から徐々に横倒しの姿勢になるので、丸まるほど体調が悪いようでもありません。病院へ行った翌朝は、またもベッドはぐちゃぐちゃでしたがお腹は無事。お薬が効いたようで、下痢は早くに治まり、血便も3日後にはよくなりました。現在、10日経って、まぁまぁ回復、といえる状態です。が、実は体調だけでなく日常生活にも変化が出ていました。そのお話はまた次回に書きますが、僅か1年でそれまでの「慣れたお出かけ」が、大きな負担となってしまうことを思い知りました。ハイシニア犬と暮らすことに対し、認識が甘かったと反省しています。
2020年10月14日
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日曜日のこと。いつもより早い時間でしたが、さくらが持っているクールウェアの中で(私が)一番お気に入りの服を着せ、いざ夕方のお散歩へ。もちろん、夏なのに早く出たのにはワケがあります。さくらがお世話になっている病院が6月に移転、この日、午後の休診時間を利用して、病院内の内覧会がありました。医療機器の説明とともに、手術室やスタッフ休憩室まで、普段見ることのできない部分を見せていただけました。以前の施設は1,2階が病院、3,4階が先生のお住まいでしたが、今回は近くにできたマンションの1階で、全てが1フロアに収まっています。手術室やトリミング室は別室になってはいますが、同じフロアですし、入院室などに目が届きやすくなったのではないかと思います。一番気になっていたのは、今までは先生のお住まいと一体だったので、入院中に容体が変わった場合、すぐに気づいてもらえたけれど、ほんの30m程度とはいえ別の場所になったことで、急変に気づいてもらえないのではないか、ということです。失礼かとも思いましたが、思い切ってその点を先生に質問。すると「今でも重症の子がいる場合、夜中に3回くらい見に来ています」とのこと。それだけでも十分ありがたいと思ったので(アラームがご自宅に転送されるのかも知りたかったのですが…)、この日は「安心しました」とお伝えしました。見学会には看護師さんの愛犬ちゃん達も参加、みんな可愛かったです。時々こうして一緒に出勤することがあるとのこと、羨ましいです。見学を終え、夕方のお散歩へ。まだいつもより早めの時間で、歩くのを嫌がるかと思いましたが、今にも転がり出てしまいそうで、ヒヤヒヤします。お婆ちゃんさくら、我が儘も増えてきましたが、今日も元気に歩いてくれました。 (☆)この日は午前中にビックリするようなゲリラ雷雨がありましたが、夜にも、、、我が家を含む左半分は土砂降り、右にはお月様が見えています。年々天候が荒れてきていますが、こういった局地的なお天気の急変は予報も難しいとのことなので、マスクにエコバッグに加え傘も、、、と、どんどん荷物が増えていきそうです。
2020年08月26日
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おかげさまで、さくらの体調(お腹具合)は回復しました。それでも安定するまでに10日もかかったのは、それだけ高齢になった、ということでしょう。処方されたお薬(下痢止めと制腸剤)は5日分だったので、それ以降現在に至るまで、私の整腸剤(先生指示・人間の1/4量)を与えています。やめてしまうと、いつもよりピップが軟らかいように思え、スッパリ止める勇気が、なかなか出ません。とはいえ、体調が安定している今がチャンス、ということで、先日は諦めた狂犬病の予防接種を済ませてきました。お腹が安定したばかりだったので躊躇はありましたが、この日を逃すと雨続きの予報、かといって梅雨が明ければ猛暑で体調が心配、、、もう、この日ダメだったら秋にしよう、という考えでした。幸い、接種前の診察でも問題なく、無事に済ませることができました。15歳ですから、もう来年は接種しないかもしれません(←ここ数年同じ悩み)。先日トリミングもキャンセルしていてボサ子だったので、部分カット(目元、お尻周り、足先)と肛門腺絞りもしていただきました。少しだけ不安な一夜が明け、、、翌朝、スッキリ目元でひと睨みされながら、急いでお散歩の支度をしました。元気に朝を迎えてくれて、ありがとう余談: 知事選の期日前投票に行ってきました。 一応、自宅からボールペンを持って行ったのですが、、、 投票で使うのは鉛筆! 失念していました!! コロナ禍の今、ちょっと抵抗あるな~と感じたのですが、 「使用済みの鉛筆はこちらへ」と言われ、 なるほど、と思いました。 全投票所でそうなのか、回収後1本ずつ消毒しいるのかはわかりませんが、 ちょっと安心できました。
2020年07月03日
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今朝の地震、久しぶりにドキリとしました。このところ各地で中規模地震が起きていて、不安になります。不安なのに、なかなか持ち出し袋を準備できません。。。 (☆)さて、いつもお世話になっている動物病院が移転しました。移転といっても目と鼻の先で、これからも変わらずお世話になれる場所です。移転10日目に当たる日にトリミングの予定を入れていましたが、初めての場所での長時間預けはビビリンさくらには辛いかと思い、体調も良かったことから、先に狂犬病予防接種に行くことにしました。が、当日の朝になって、さくらはお腹を壊しました。朝のピップ、1回目は普通でしたが、短い朝んぽの間になんと4回、後半は軟便。そして夕方のお散歩では、病院へ行くまでの間に3回。しかも初めから軟便。幸い病院の予約枠はとれていたので、そのまま診察していただき、予防接種は中止(延期)、下痢止めと整腸剤を処方されました。病院からの帰り道でも4回お腹を下したため、帰宅してすぐに病院へ電話し、 「・今すぐ再診に行き下痢止めの注射を打つ ・ご飯の時間を繰り上げて、すぐに薬を与える ・いつも通りのご飯時間に投薬で良い の3択だったらどれですか」頭の中には2年前の大腸炎の時のやつれたさくらの顔が大きく浮かんで、もうあんな顔は見たくない、という思いで焦って話していたと思います。「いつも通りの時間で、食事の量は減らす」となりました。その晩は、夜中もお腹を下す覚悟をしていましたが、朝んぽまで我慢してくれました。翌朝はいつもより早めに朝んぽに出ましたが、やはり4回の軟便。しかも黒い。一晩(投薬1回)では効き目が出ないのかも、と思い、午後まで様子を見ましたが、夕方のお散歩でも改善しません。この「黒い」というのが気になり、電話で相談し、病院へ。下痢止めと腸の動きを抑制する注射を打たれました。病院からの帰り道でも、2度ほどお尻を下げましたが、何も出ません。食事やおやつを6割程度に減らしていましたから、「したい気分」はあっても出るものがないのでしょう。お腹を下してから5日目、トリミングの予約の日でしたがまだ正常にはならず、冷たい嵐の日ということもあり、キャンセルになりました。ありがたいことに、ボールや棒ガムを投げて私を呼ぶ元気もあり、食事の準備をしていれば、覗きに来て分け前を強請る食欲もあり、おトイレもお散歩まで我慢できています。2年前の惨状を思えば、「この程度で良かった」です。今の年齢であの状態は、体力がもたないでしょう。今回の体調不良の原因が何かはわかりません(2年前は新薬の副作用でした)。が、持病持ちのハイシニアですから、どんなことでもきっかけとなりうるので、気を付けてケアしていきたいと思います。今日からは食事量も元通り。お薬は使い切り、あと数日間は人間の整腸剤を使います(先生と相談済み)。このまま安定しますように。余談:梅雨寒になる直前の気温の高い日が続いていた頃、 さくらはジェルマットにへばりついて過ごしていました。 オネショされるとアウトなので、昨年のように売り切れる前に、と 4つも買い足しましたが、出番は梅雨明けかもしれません。。。 (今年はパンツを穿いているので、オネショ被害も少ないかも)
2020年06月26日
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4月中旬のこと、さくら宛に「ワクチン接種時期のお知らせ」が届きました。いつもお世話になっている動物病院からで、5月1日までに、と書かれています。病院は連休中も平日と変わらず診療する、とのことなので、当日と翌日(万一に備え)に院長先生がいらっしゃる日を選んで、行ってきました。コロナ対策で予約数が制限されているので、待合室でも他の方は1組のみ、2つの診察室でちょうど入れ替わる感じでした。看護士さんの問診と体重測定・検温が終わってから、院長先生を待つ間、哀愁を誘うようなさくらの背中に笑ってしまいます。とはいえ、この写真からも感じる通り、さくらも随分と高齢になりました。ここ数年、予防接種の度に受けさせるべきか悩んでいます。悩んで、結局「世の決まり事」に抗えずに接種しているのですが、もし体調を崩したら、と毎回ハラハラしています。さくら地区は5種と7種がありますが、せめて体の負担が少なくて済むよう、5種のほうにしています。当のさくらは、帰り支度がわかるのか、いまにも診察台から降りそうな様子。お散歩がてら、歩きながら帰るのはOKですが、今夜一晩は「安静に」です。足を洗い、おやつを食べてお夕寝し、お夕飯を食べて、、、さくらの体調が急に変わったりしないか、ハラハラの一夜でしたが、良い子で元気に、「いつも通りに」朝を迎えてくれました。朝んぽ、おやつ、お昼寝、朝食、掃除機戦、またお昼寝。「いつも通り」。「いつも通り」をありがとう余談:緊急事態宣言の解除が延期となりました。 経済的には問題があるのでしょうが、私はホッとしました。 いくらなんでも早い、という気持ちでしたし、 急にタガが外れたら、反動で一気に町に人が溢れて、、、が怖いです。 自粛の解除は、徐々に、であってほしいと思います。 ただ、マスク着用や密集を避ける、は良いとして、 家族で囲む食卓が、同じ向き座りだったり会話が僅かだったりは、 どうも不自然な気が…。 まさか、家庭内の会話もスマホ越し、なんて日がきたりして??
2020年05月05日
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スーパームーンが見られた4月上旬のこと、毎年恒例の健康診断に行きました。これまでは「らくらくコース」で、 ・触診、血圧、尿検査、便検査、血液8項目に、フィラリア検査を追加、必要に応じて、目の検査と歯石取りを加えていました。こちらの病院では「しっかりコース」という、 ・レントゲン、心電図、血液上記4+9項目というコースもあり、シニアになった頃1度こちらにしたのですが、レントゲンや心電図があるため「半日預り」となってしまうので、その後はずっと「らくらく」にしていました。でももう15歳、不調は早めに見つけたいと思ってご相談した結果、「春の健康診断」の「しっかりパック」にすれば、血液17項目にフィラリア検査がつくので、そこに血圧・尿・便検査をつけることにしました。血液検査の項目が多いため、結果が出たのは翌日でした。 (↑ 緊張したので、少しお疲れ)相変わらず尿素窒素(BUN)は高く、46(正常値27以下)、それに伴い、クレアチニンも32.86(正常値10~20)。これらはまぁ、腎臓病があるので仕方ないと思っていましたが、今回はカリウムもひっかかってしまいました。カリウムのオーバーは、副腎皮質の機能低下か尿閉が疑われますが、僅かに超えただけなので、当面は様子見です。腎臓の持病や足の問題もありますが、15歳という年齢からすれば、立派な結果だと思います。元気に過ごしてくれて、ありがとう。これからも元気に穏やかに過ごしましょうね余談:対コロナで自粛の日々。 春の初めに誕生日を迎えました。 ほぼ1か月後に母の誕生日もあるので、実家で一緒に食べようと、 通販で冷凍のケーキを買っておいたのですが、、、 先日、解凍して食べちゃいました、1ホール 甘い物大好きな私ですが、まさかバースデーケーキを 1人で1ホール食べることがあろうとは…。 (ホールといっても、12cmです!) でも、別々に住んでいて良かった、と思うこともあります。 もしどちらかが感染した場合、入院の手続きや万一の葬儀のことも、 残った側ができるからです(決して鬱々とした考えではなく)。 そしてもう一つ。 緊急事態宣言後の4月中旬、伯母が亡くなりました。 90歳で持病がある上骨折で、以前から入院していました。 幸い新型コロナではなかったので、家族で看取ることはできたそうですが、 葬儀はできず、家族4人のみで荼毘に付し(1人は北海道から戻れず)、 親戚とのお別れは、来年1周忌の時に、となりました。 ふと思ったのは、新型コロナで家族に会えずにお別れとなる人のこと。 亡くなる人の中には、小さなお子さんもいます。 。。。これ以上拡げない、そういう気持ちを皆で持ちたいと、あらためて思います。
2020年04月30日
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このところ、真冬らしい晴天続きのさくら地方。風が強く湿度も低いので、遠くの景色が良く見えます。(と、この記事を書き始めてもう何日になるか…。 PCの不調で何度も挫折しているうちに、雨も降るし気温も上がってきました)さて、先週の金曜日は、さくらのトリミング&通院日でした。まず今回は、診察の内容について書くことにします。レントゲン写真を複数載せますので、苦手な方はスルーしてください。この日は、お昼前に足の定期チェックをしていただき、トリミングで預けている間に歯石取り(無麻酔)、の予定でした。ところが歩行確認でやはり右がおかしい、ということになり、預けている間にレントゲンを撮り、夕方のお迎え時に再度診察(説明)となりました。素人の私にもわかり易いよう、膝蓋骨の位置を赤く囲ってあります。(この写真では、お皿の位置は外れてはいないように見えますが、 足の角度のせいで、実際は下から2つ目の写真の状態です)側面から見た膝蓋骨の位置は普通です。が、更に片足ずつを正面から撮った写真を見ると、確かに前回は中心にあった右の膝蓋骨が、内側に寄っています。手術の際、大腿骨側の溝を深めに掘る処置をしたにもかかわらず、その溝の縁を乗り越えようとしている位置にあるのだとか。更に驚いたことに、前回完全に内側に外れてしまっていた左の膝蓋骨が、今度は少し戻っています。先生曰く、ちょっとしたきっかけ(体勢を変えたり運動によって)で膝蓋骨が行ったり来たりしているのかもしれない、とのこと。だとしたら…右の膝蓋骨も、左と同じように完全に外れてしまうこともありうる…?手術してまだ2か月だというのに、可能性がないとはいえない、と言われてしまいました。模型を使いながら、一緒に原因を推測しましたが、わからず。とりあえず、痛みや違和感を抑える為に、鎮痛消炎剤と胃薬が処方されました。さくらの座り方は、もともと右足が内側に入り、左足を横に出す姿勢でしたが、昨秋右足を痛めてから、より右が深く入る座り方になり、術後も変わりません。これが膝蓋骨がずれてしまうことの一因かと思ったりしています。もちろん、もうさくらにこれ以上の手術は考えていません。ですが、おトイレで踏ん張れずによろけたり、寝る時に一気に倒れこむ寝方だったり、寝起きは大抵がビッコだったり、「伏せ」が中腰までしかできなかったり、、、。見ていると、不便そう、大変そう、と思うことが随分あり、気がかりです。跳んだり走ったりができなくてもいい、得意だった芸ができなくてもいいし、歩くのに跛行があってもいいのです。でもトイレと寝る時の倒れこみは、最低限必要な生活の動作なので、この部分は少しずつでも良くなってほしいと思っています。現在術後2か月目なので、もう少し時間が経てば良くなるかも、とか、膝蓋骨のずれによる違和感に慣れたら、もう少しスムーズに動けるかも、とこの2点に期待と願いをこめています。余談:今回先生との会話の中で、 先生「足を動かすとネンパツオンがするので、異常があるのは確かです」 私 「どんな音ですか?」 先生「う~ん、どういえばいいのか…」 私 「字で書くとどういう漢字ですか?」 先生「ネンテンのネンなんですが…」 私 「腸捻転のネンですか? 捻じるとか捻るとかの?」 先生「ああ、そうです」 私 「捻…捻…私自身時々関節からミシミシと軋むような音がすることがあるのですが、 そういう音ですか?」 先生「そうです!」 実際には、「ミシミシ」よりは「パシパシ」に近かったようですが、 異音がする雰囲気は伝わります。 漢字ってすごいなぁ、とあらためて思いました。 (注:一般に捻発音は異音全体をさしていて、「この音」という定義はないそうです)
2020年02月14日
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先週の金曜日、TVでイベント中継をしていたので、へぇ、と思って外を見たら、季節外れの花火が上がりました。急いで撮ったのでブレブレですが、オリンピック関連のイベントだそうです。まだ先のように思っていましたが、あっという間に始まるのでしょうね。この冬は、南岸低気圧の影響でやたらと雨降りの日が多いです。さくら地方は秋も雨降りが多かったので、よりお日様が恋しく思えます。写真は先週のものですが、この日はまだ大丈夫と思っていたのに、朝んぽの時点で既に小雨が。慌ててレインコートの上(マント部分)だけ被せて出ました。夕方のお散歩時は霧雨。今度はしっかりレインコートを着せました(下にはペティヒートも)。お天気が悪いと、やはり左足の跛行が出ます。この日は朝も夕方も道に下ろした途端、左足を上げ男のコのちっちポーズ。そのまま足を振って歩き出すこともあれば、1歩も進めないこともあります。でも、カートに乗せると、すぐに「降ります、歩きます」アピール。歩きたがるのならば、違和感はあっても痛みはない、ということに思えます。とはいえ、跛行がある時に無理はさせたくないので、この日は早めにお散歩を切り上げました。明日は1日中雨降りの予報。なるべく跛行が出ませんように。 余談: 実家との電話中、スマホが見当たらなくなり、 話しながら家中探したのですが、見つからず。 お散歩から戻ってポケットから出した覚えはあるので、 落としたのではなく、きっと家の中のどこか。 電話が終わったら、固定電話からスマホにかけて鳴らすか… と思った次の瞬間、手にしているのが「スマホ」だと気づき、 電話中にもかかわらず「わぁ」と叫んでしまいました。
2020年01月27日
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左足の膝蓋骨の再脱臼について、先生に色々とお話を伺ってきました。今回もレントゲン写真を載せますので、苦手な方はスルーしてください。まずは、膝蓋骨の脱臼について、私自身の頭の整理も兼ねて書いておきたいと思います。膝蓋骨、つまり膝のお皿は、大腿骨の溝をお皿が上下に滑って動きますが、お皿が溝を外側に外れると外方脱臼、内側に外れると内方脱臼となります。脱臼の理由は、さくらのように溝が浅い先天的なものと、激しい運動や事故などの後天的なものがあり、先天的な場合、整復手術の際に溝を深く掘る手技を併せて行うことが多いようです。ではここからは、今回先生に質問した内容をまとめてみます。1. 再脱臼はいつからしていたのか 2019年春の健診時には、既に内側にずれているのがわかるが、 それ以前のレントゲンは、やや斜めでの撮影となっているため判断できない。2. 骨切術(CBLOやTPLO)でも再発はあるのか 稀にある。3. 手術の際、再発防止策はなかったのか 骨切術では、前十字靭帯に替わるプレートの設置に重点が置かれ、 膝蓋骨については、溝を深くすることと、 関節包を外側に引っ張って縫い付けることで対処するのが一般的。4. 今回手術した右膝も、再発の可能性があるのか 上記3番の処置は、前回も今回も行っているので、ゼロとは言えないが、 今回かなりしっかりと関節包を外側に縫い付けているので、可能性は低い。5. これ以上悪化するのか、これが最悪の状態か 昨秋(右膝脱臼時)のレントゲンと今回のレントゲンを比べると、 昨秋までは「内側にずれている」状態だったものが、 今回、完全に関節の位置(大腿骨の溝)から外れている。 これが一番「落ちた状態」で、膝の後ろ側まで回り込むようなことはない。6. 現状で痛みはあるか 外側に脱臼した場合は、膝蓋骨が側副靱帯に当たりかなり痛むが、 内側側副靱帯は後ろ寄りにあって当たりにくいため、 内方脱臼の場合(さくらはこちら)、違和感はあっても痛みはあまりない。7. 治療法はあるのか 手術以外ないので、再手術する場合もあるが、 さくらの年齢と状態では、再手術は行わない(=治らない)。8. 症状が出た際、できることはあるか (足を上げて動けない時、さすってやるとお皿の位置が動いて歩けるか) さくらが自力で足を動かすまで、触らない方がよい。9. お散歩の量は制限した方がよいか 普通に歩けている時はどんどんお散歩させて、筋肉をつけるほうが良い。 現状は、良い調子で筋肉量が戻りつつある。 但し、跛行がある時はお散歩は短くし、安静にさせる。10. 今後どの程度症状が出たら、病院へ行くべきか 1日に数回の跛行なら家で安静にさせて様子を見、 跛行の状態が長く続くようなら病院へ。今回の診察で伺ったお話は以上です。当面は、10日に1度状態確認の為に通院することになりました。治せない、ということはショックですが、さくらに痛みがなく、日常生活はでき、これ以上の悪化がないのなら、体重管理と無理のない運動をさせながら、穏やかに過ごしてほしいと思います。一番怖いのは、右も再発してしまうこと。それだけはありませんように。。。尿検査の方は、抗生剤が効いたようで細菌も上皮細胞もなし、先生にも驚かれる改善となりました。(尿蛋白は相変わらずの4+ですが。。。)
2020年01月17日
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さて、次の通院までに、「再発」と告げられた左後ろ足の状態について、レントゲン写真を見ながら整理しておこうと思います。(今回は、本文中にレントゲン写真を複数枚載せますので、 苦手な方はスルーしてください)先日(2020年1月)のレントゲンを見てみると、確かに、今回手術をした右膝のお皿は関節の中央にありますが、左膝のお皿は内側に寄ってしまっています。実を言えば、これまでは、このように↓足が横に開いた状態での写真が多く、関節がどの程度ずれているのかばかりを気にしていて、正面や背面からのお皿の位置の見方は、今回初めて知りました。レントゲン写真を遡っていくと、昨秋の右膝靱帯断裂時には、もう左の膝蓋骨の位置がおかしいことがわかります。昨春の健診の時も、既に。それどころか、今回病院で見た術後1年目(2016年秋)の写真で、先生に「あぁ、もうずれていますね」と言われ、私もそう見えたと記憶しています(この時思わず「今まで見逃していたということですか!?」と言いそうになりました)。今私の手元にある写真でははっきりわからないので、もう一度見せていただこうと思っています。ただ、この頃のブログを読み返してみると、「さくらが手術した側の足をケンケンし、お散歩を嫌がった」とあるので、何か関係しているのかもしれません。手元の写真(ブログ用にレントゲン写真をデジカメで撮らせていただいている)では、1か月目も3か月目もおかしいようにも見えますが、それは撮影角度の問題とも思えます。では、実際はいつからずれていたのか。この点を確認しなければなりません。まさか術後3か月程度でずれてしまったなら、手術自体成功してはいなかったのでは、と思えてしまうからです。先日先生からは「手術をしても2割は再発する」と言われましたが、そもそも「再発」というのは、人工靱帯置き換え術の場合なら納得できます。激しい運動や経年劣化によって、人工靱帯が切れることはあるでしょう。ですが、骨切術(TPLOやCBLO)での再発の可能性については聞かされていませんでした。再発を防ぐために、思い切って骨を切ったのです。う~~ん、思い出すほどに納得がいきません。でも、私自身混乱していましたし、まださくらの状態を見極めるにもデータ不足に思えます。今のところ、足の状態には波があり、病院に駆け込んだ翌日には問題がなく、予定通りにトリミングもしていただきましたし、足の調子の良い日には、久しぶりに公園までお散歩に行ったりもしています。でも、油断していると、またケンケン。あれ? 今のは右足?と、だんだん混乱してきます。何にせよ、一番大切なのは、さくらに痛みがないこと。辛くないこと。次回通院時には、・この状態が一番悪いのか、さらなる悪化があるのか・医療的になにかできることがあるのか・家庭での対処法はあるのかそういった点も伺ってこようと思います。
2020年01月14日
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タイトルを見て、え?何の再発?とお思いのことでしょう。残念ながら、4年前に膝蓋骨脱臼による前十字靭帯断裂でCBLO法の手術を受けた左後ろ足のことです。ただし、完全に同一症状、という訳ではありませんので、「⁉」をつけました。今回は経緯と症状をざっとお話しします。(長くなってしまうので、レントゲンでの状態説明は次の記事で)お誕生日の少し前に、さくらが左足を振るような仕草を見せました。すぐに普通に歩いたので、人間でも加齢とともによくある(私も)ような、ちょっとした関節の引っ掛かりかと思っていました。が、誕生日当日、食事をしながら左足を高く上げ、そのままお皿の周りを3本足でよろけるように歩き、仰向け方向に一回転して転びました。その日は、何度か左足を振り、一回転して倒れることも(回って倒れた時は、脳の病気かと思ったりもしました)。右足の定期通院日が近かったので、その時に診てもらうつもりでしたが、翌朝はお散歩でも足を上げたまま(男のコのちっちの姿勢)、歩きだせず。これは尋常ではありません。どうにかこうにかおトイレはさせましたが、もはや定期通院まで待てず、その日のうちに病院へ。触診とレントゲン検査の結果、先月手術をした右は順調ですが、4年前に手術した左足は、靱帯が伸び切って膝のお皿があらぬ位置にあり、「再発ですね」と告げられました。あまりのショックで、尿検査の結果を待つ間のレーザー治療中と、レントゲン説明の最中の2度、貧血を起こして倒れてしまいました。両足とも手術を受け、辛い思いをし、やっと最近順調に歩けるようになってきたのに、これ以上さくらにどうしろというのか…。とてもさくらを連れ帰れる状態ではなく(私が)、病院で預かっていただき、私だけ一時帰宅。一休みしてから、さくらとカートを引き取りに行きました。でも、一晩寝て気持ちが落ち着き、翌日には過去のレントゲン写真を確認、次回への質問事項も浮かんでいます。当のさくらは、というと、こ~んな感じ。少なくとも、酷い痛みはないようです。次回の記事で、先生から受けた説明を書きたいと思います。そうそう、尿検査の結果ですが、こちらもイマイチで、赤血球・白血球は正常値となったものの、細菌と上皮細胞は3+以上(最大値)に。膀胱炎か膣炎だろうとのことで抗生剤の注射を打たれ、1週間分のお薬が処方されました。前途多難な15歳のスタートですが、歩けなくなった訳ではありません。左足の状態には波があり、症状が出ずお散歩も順調な日もあります。まだ先生に確認したいこともありますし、まずは無理をさせずに頑張ります。
2020年01月13日
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1月3日は、今年最初の通院日でした(病院には入院やホテル預りのコがいるので年中無休、 但し外来は3日からです)。せっかくなので、お出かけワンピを着せて行くことに。実はこれ、先月購入した物。ここ数年、もう服は多すぎるので買わない、と思ってきましたが、さくらが手術を終えた時、無事の退院を信じて、必ずこのお正月に着せるぞ!と思って購入しました。トリミングができていないので、かなりのボサ子ですが、もともと似合うかどうかも二の次、着せることができて、本当に嬉しいです病院では、レーザー治療の他、尿検査と血液検査がありました。血液検査の結果は、、、なんと改善です 入院前 術後 術後4週目 尿素窒素 37 → 50 → 39 (正常値27以下) リン 5.6 → 7.0 → 5.6 (正常値6.8以下)尿素窒素はまだ高いですが、リンは正常値に戻りました。今回カリウムは測られていなかったのですが、大丈夫、ということなのでしょう。今使っている粉薬(サプリ)と相性がいいようです。さくらも、食べにくい粉をよく頑張って食べてくれています。今回数値が下がらなければ、違うお薬となるところでしたが、その場合、リン対策と尿素窒素対策とでお薬が72種類となるところでした(このサプリだけが、両方の吸着・排出に効きます)。サプリは薬剤よりも副作用の心配がないので、これが効く間はこれで、です。前回から少し量を増やしたので、さくらが食べられるなら増量のまま続けるように、とのことでした。問題点は尿検査の方で、雑菌・白血球・赤血球がそれぞれ「1+」でした。膀胱か尿路で炎症が起きている可能性があるので、次回再検査で再度プラスが出たら、血尿になる前に抗生剤を使うことになります。次回は1週間後、レントゲン検査で骨の状態も確認します。ここまでさくらが頑張った足、どうか良い状態でありますように。
2020年01月05日
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今年のさくら地方はお天気の悪い日が多く、日々の気温変化も大きいのですが、有難いことにさくらは順調に過ごしています。一か月は安静にしているよう言われているので、外出は、ご近所を10分程度歩くだけ。しかも半分以上抱っこです。これまでお会いしていたお散歩仲間の方にも滅多に会えず、さくらは退屈している様子。その分、暖かい日には気分も上がるようで、こちらが心配になるほど歩きたがります。 (☆)それならば、病院でも気分転換になっていいか、というと…それはそれで「怖い」ことに変わりはない様子。スタッフの方に声をかけていただけるのは嬉しいようですが、診察台の上では震えています。この日の診察で、皮膚の状態も良くなっていたので、レーザー治療開始です。患部を温めることで血流を良くして、傷の回復を促します。4年前は2,3日毎に通いましたが、今回は週1で良いそうです。レーザーの後は、歩き方の確認。大学病院の先生に送る動画を撮るのに、皆さんの予想を裏切る速足だったため、撮り直しとなって笑われました。順調であればこその笑い、良かったです。トリミングができるようになるまでには、もう少し時間がかかるので、肛門腺絞りと部分カット(目元・足先・お尻周り)をしていただき、終了。ボサ子のままで年越しです。
2019年12月23日
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退院して6日、テーピングがあってもよろけたり倒れこんだりするので、見ている側は不安になりますが、さくら自身はおもちゃ箱から掘り出したボールを投げつけるほど元気があります。(構ってコールです。。。もちろん、本来はまだ安静中)術後11日目だった昨日、無事に抜糸となりました。高齢なので、標準日程では早いのではないかと思ったりしましたが、大学病院の先生が皮下組織をとても丁寧に縫ってくださったおかげで、表層部分の皮膚のつきも良いのだそうです。前回同様、私が抱っこした状態で外していただいたのですが、私は抜糸の方がドキドキしたのに、さくらにはテーピングを外す方が大変だったようです。(でも今回は「巻きなおし」の必要が無いので、 先生も除菌スプレーをバンバンかけ、随分楽にとれました)。ここでは遠目の写真を載せておきます。(最後に傷跡が見える写真も載せてありますので、苦手な方はスルーしてください)縫い目はきれいですが、やはり周囲の皮膚は腿から足首まで真っ赤にテープ負けしており、当分はステロイドの塗り薬でケアを行います。歩行チェックではピョコピョコとですが右足をついて歩き、先生にも看護師さんにも「歩けるね~」と言っていただき、ホッとしました。まずは、第一段階クリアです。ただし、腎臓の方はこの日の血液検査でさらに悪化していました。 入院前 術後2日目 術後11日目 尿素窒素 37 → 52 → 50 (正常値27以下) リン 5.6 → 5.1 → 7.0 (正常値6.8以下) カリウム 5.4 → 4.2 → 5.9 (正常値5.8以下)これまで問題が出なかったカリウムも正常値を超えています(副腎皮質異常)。リンやカリウムが術後2日目は良かったのは、多分術前の点滴の作用でしょうから、昨日の数値が本当のさくらの現在値なのだと思います。当面、現在のリン吸着サプリを少し量を増やして与え、改善がみられなければお薬を変えることになります。現在使っているサプリは、リンと尿素窒素の療法を吸着して排出する効果があるので、できればこれを続けたいと思っています(他のお薬は、それぞれ別になります)。病院を出て家の近くでそっと下ろすと、ピョコピョコと歩いてちっち。僅かな距離でしたが、テーピングも装具もなしでお外を歩くのは2か月ぶりです。普通に歩けるようになるには、まだまだ時間がかかりますが、本当によく頑張ってくれています。次の目標は、4日後までに皮膚の赤みが引いてレーザー治療を開始できることです。下に、傷跡の写真を載せています。
2019年12月17日
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4年前は、退院後1週間は食事とおトイレ以外ケージ生活でしたが、今回は「このコはそんなに活発に動かないでしょうから」と、6畳間の移動位はかまわない、と言われたさくら。それでも怖くて、最初の日はケージの中に入れていましたが、今では日中はフリーなので、日射しを求めてピョコピョコ移動しています。退院した翌日は、さくらの体が熱いように思え、熱が出ているのかと心配になりましたが、食欲はあったので様子見、翌日には普通に戻りホッとしました。高齢での術後、些細なことでも不安になります。夜間は私の目が届かないので、一応ケージ内に入れていますが、未明にタイマーでエアコンを設定しているので、暑かった時(ベッドの下にヒーターが入れてある)の逃げ場がないのも可哀想かと思い、手前に少しだけスペースをとりました。明日にはもう、抜糸の予定です。これは4年前と同じ日数ですが、高齢になったさくらの皮膚が、果たしてちゃんとついているのか心配ですし、お散歩もテーピングに頼って歩いているように思えるので、それを外しても歩けるのかも心配です。家の中では3本肢で歩くことも多く、方向転換でよろけたり、横になるには相変わらず「倒れこみ」だったりして、手術前と生活状態はあまり変わりません。高齢になった分、治りも遅いと覚悟しよう、と思っていましたが、明らかに4年前より動いているので、そのことも心配です。心配性なので、次々「気になること」が浮かんでしまいキリがないので、まずは無事に抜糸が済んでから、と思うことにします。 余談: 冷蔵庫、無事に新しい物になりました。 大変でしたが、思いがけず冷蔵庫の大掃除ができた、と思っています。 被害を多少なりとも軽減してくれたのは、 宅配のクール便などで使われる発泡スチロールの箱です。 狭い部屋の物入れに押し込めた空箱は、 何度もさくパパに「捨てれば?」と言われましたが、 かつて2度冷蔵庫の故障に遭っているので、捨てられませんでした。 今回それを補佐したのは、さくらのアイスマットに使う大型の保冷剤です。 例年なら秋にはしまうのですが、今年は大型台風が続き、 停電が心配で冷凍庫から出せずにいました。 これでまた、箱は捨てられず、保冷剤は冷凍庫に戻りました。。。
2019年12月15日
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おかげさまで昨日、無事に予定通りの日程で退院することができました。皆様、応援ありがとうございます。入院中も、スタッフの皆様によく気にかけていただいていたようで、とても感謝しています。大学病院ではなく、こちらの病院での手術をお願いしたのも、さくらが安心できるように、と思ってのことでしたから、大正解でした。さくらを無事に帰していただき、ありがとうございました。退院時の綿包帯交換の時に、足の様子を見せていただきました。(最後のその写真を載せますので、苦手な方はスルーしてください)テープが貼られているので、傷口ははっきりとは見えませんが、4年前のCBLO術の時よりは、腫れが引いているように思えます。4年前は退院後しばらくは足をつくこともできんませんでしたが、今回は綿包帯の下がしっかりとテーピングされているため、帰り道、おトイレの為に下におろすと、ピョコピョコしながらも歩きました。痛み止めとテーピングのおかげで「歩ける」気になっているのだと思いますので、1か月間「絶対安静」の間、こちらが気をつけなくてはなりません。帰宅後、足を洗い、体を拭いたり消毒したり、肉球クリームを塗ったりと、久しぶりのケアをしてオムツを穿かせました。これから抜糸までの間、基本的にケージ生活となります。なかのベッドが変わっていて警戒するかと思いましたが、すぐに眠りに落ちました。疲れもあるでしょうし、まだダルさがあるのかもしれません。お腹に貼られた強力な鎮痛剤のテープの効き目は夜までですから、効いているうちにたっぷり眠ってもらおう、と思いました。このまま、夕方のお散歩に起こすまで、さくらはよく寝ていました。ちょっと心配になるほど寝てばかりでしたが、この寝姿がもどってくれて、本当に嬉しいです。ただただ愛しくて、寝姿を何度も写真に収めました。1週間、よく頑張ってくれました今度は私ができる限りのお世話をする番です。残念ながら腎臓は少なからず影響を受けたようで、術後2日目の血液検査でBUNの数値が50台(術前は37、正常値は27以下)となっていたそうです。今後どのように影響が出るかはわかりませんが、急激な悪化とならないよう、気を付けていこうと思います。足の方は、もうあとは「治るだけ」ですから、ゆっくり時間をかけて「安静 → リハビリ → 回復」を目指します。4年前の手術の時は、退院後も2,3日ごとにレーザー治療に通いましたが、今回は分厚い綿包帯を巻いているので、レーザーはなしとなりますので、次回の通院は来週の「抜糸」です。どうか順調でありますように。 余談 : 昨日のうちに退院のご報告をするはずでしたが、 なんと冷蔵庫が故障 メーカーに電話しましたが「買い替えをお勧めします」とのこと。 予想もしていなかったので、機種が浮かびもしませんでしたが、 既に冷凍庫内は-5度まで上がり、溶解中~。 夜、慌てて量販店へ走りました。 もはや機能も色も関係なし、在庫とサイズと最短納入日での機種選びです。 搬入は最短で明日ですが、 よりによって今日は「季節外れの暖かさ」。 冷凍庫は‐3度に上昇。 今日1日、冷凍庫は開けずに封印します! ・・・もつかしら・・・この下に、さくらの退院時の足の写真を載せますので、苦手な方はスルーしてください。
2019年12月12日
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さくらに里心がつかないよう、もう退院まで面会はせず、毎日電話で様子を確認させていただくだけにしようと決めていたのですが、昨日お昼前に病院から電話があり、「どうしてもおトイレができないので、させに来てください」と言われました。ちっちはケージ内のシートでもできているし、お外でもするそうですが、ピップは入院以来1度も出ていないのだとか。もう食事はきちんと摂れているそうなので、尚更出ないのは困ります。病院に預けている間、何もできることがないもどかしさを感じていたので、役に立てる嬉しさとさくらに会えることとで気分が上がり、「レインコートはいるかしら」「足先用のテープは持っていこう」など、それこそ「いそいそと」準備をしていたのですが、いざその時間が近づくと、霙混じりで今年一番の冷え込みの中、点滴をはずして外へ連れ出すことや、術後の足をどう支えて抱いていくか、おトイレの補助は、と不安が募り、頭痛や吐き気を感じるほど。心配性で小心者って、本当に困ります。夕方、病院へ行くと、看護師さんに抱かれたさくらは明らかに昨日とは違い、ちゃんと私を認識して、こちらに向かって体を伸ばしています。目にも力があり、表情もあります。お散歩用のコートを着せ、足先にテープを巻いて、いざ、出陣!行先は、さくらのおトイレポイント2か所のうち、家から離れたほうにしました(病院からはどちらも同じくらいの距離です)。まだ術後42時間、骨を切る大きな手術をしたのに、さくら、頑張りました。ポイントに連れて行くとすぐにちっち、7,8m歩いて、ちゃんとピップもできました。ところが、、、ご用が済んだ途端、お家を目指してGO!、、、しかけ、慌てて抱きとめました。納得のいかない顔のさくらに、「ごめんね、まだ帰れないのよ」と話しながら、病院へUターン。(歩行距離は、トータル10m位でした)待合室の片隅で、足を拭き、持参したミルクやおやつを食べさせると、さくらは「帰りましょう」というように、私の手を舐めます。離れがたい気持ちになりましたが、あまり体に負担をかけるわけにはいかないので、お顔を拭き、部屋着に着せ替えて看護師さんにお返ししました。今日の電話では、やはりちっちはするものの朝のピップはなし。でも食事やお薬は問題なく摂れている、とのことで、昨夕、寒い中連れ出したことの影響は特にないそうです。安心しました。長く感じるかと思った1週間が、もう半分過ぎようとしています。頑張れさくら! あと3日。
2019年12月08日
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この写真は、一昨日の入院直前のさくら。その後自分の身に起こることも知らず、「朝からお出かけぇ?」という表情。騙してしまったようで…。昨日愛想がなかったのは、怒っていたのかもしれません。。。さて今回は、昨日伺ってきた術後説明の内容とQ&Aを書こうと思います。前半の写真は、入院当日の朝んぽのものです。右足が、まるで横座りのように左に寄ってしまい、早く手術しなければ、股関節まで悪くなるのではと不安になります。記事の最後に術後のレントゲンをまとめて載せますので、苦手な方はスルーしてください。手術はTPLO式で、脛の骨を角度をつけてカットし、少しずらして金属プレートで固定する、というものです。 1. 今回の手術内容 ・膝蓋骨内方脱臼を骨のカットにより整復 ・断裂した前十字靭帯の処理 ・関節包を外側へ縫い留め、膝を固定 ・先天的に浅い関節の溝を深く削る 2. カットした骨の先の尖りが足の肉に刺さって痛むことはないか 骨の周囲は軟組織で覆われている、 また、体内の組織を傷つけるほどカット部の先は鋭くはない。 (模型を見ると私には鋭く思えますが、これで基準とのこと) 3. ボルトの先が骨の向こう側に出ているが、皮膚を内側から傷つけたり、 こちら側を下にして倒れた時に痛んだりはしないか 抜け防止のため、骨を貫通させ、ねじ山2つ分突き抜けるのが良いとされる。 ただし、手術は足の内側を切開して行うため、 反対側の状態は術後レントゲンでしか確認できない (今回はネジの頭が出ているのでOK)。 筋肉がついているので、寝転んで痛む、ということはない。 4. 半月板の損傷度は? 通常、半分に割れたり一部が破損している場合、それを取り除くが、 受傷から2か月経過したため、擦り切れてほとんど残っていなかった。 5. 半月板が無くなったことで、上下の関節が当たる痛みで歩けなくなるのでは? 半月板は関節の前後にそれぞれあり、クッションの役割をしているが、 関節包内の関節液や軟骨があるので、これだけで歩けなくなることはない。 6. 関節包を縫い付けたとのことだが、糸による痛みや、その対処の再手術は? 何年もの間内方脱臼が続いていたため、骨が内側に滑りやすくなっているので、 関節包を外側に引っ張り、糸で縫い付けた。 糸で痛みが出る症例は少なく、もし出ても糸自体が 数か月で体内で自然に切れるため、再手術の心配はない。 7. 前十字靭帯の状態 通常、切れた靱帯を取り除くのだが、 今回は受傷後2か月の間に体に吸収されており、ほとんど残っていなかった。 (取り除く手間がなかった、と考えてよい) 8. 高齢なので、ボルトを入れたことで骨にヒビが入ったりはしないか (人間でいう高齢者の骨粗しょう症などの脆さはなかったか) 今回、年齢の割にはしっかりした骨で、問題はない。 9. 変形性膝関節症の突起の有無と、その対処 既に変形による骨の小さな突起がいくつも確認できたが、 これを削ってしまうと骨芽細胞が刺激されてさらに棘が育ってしまうため、 敢えて放置した。 (肥満のコや大型犬など、体重がある場合は痛みが出やすい)素人の心配性の疑問に、模型を使って丁寧お答えいただきました。他にも気になったことを質問攻めにしたかもしれませんが、今思い出せるのはこんなところです。最後に「元通りとはいかなくても、走ったり跳んだりはできなくても、お散歩に行けたり、日常生活に困らない程度の歩きができるようになってほしいです」というと、先生が「もちろん、我々は歩けるようになることを目標に、その為に手術したんですよ」と言われました。それはそうです。 深々と頭を下げて帰ってきました。高齢ですから、歩けるようになるまでは少し時間がかかると思いますが、無事に元気に戻ってくれる日を待っています。以下、レントゲン写真です。
2019年12月07日
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おかげさまで、昨夜22時過ぎに、無事に手術終了のお電話をいただきました。その時はまだ麻酔から覚めておらず、不安は残っていましたが、今日のお昼前に、面会できました。(面会の前に先生から術後の説明をしていただいた内容は、次回UPします)まだ点滴の機械に繋がれた状態でしたが、足は4年前とは違い、しっかりとしたテーピングと包帯でホールドされていて、既に床についています(4年前の左足の時は浮かせたままでした)。 → 4年前の面会の様子はこちら ☆カラーは嫌がり、点滴を舐めたり齧ったりはしないので、今回はなしにしたとのこと。足の具合は見えませんが、綿包帯を巻いているとはいえ、かなり腫れているように思えます。鎮痛剤のせいかぼ~っとしていて表情がなく、私と会っても、尻尾を下げたまま、顔も伏せたままで喜んでもくれません。朝は普段の食事は食べず、やむなく栄養価の高い缶詰を与えるとお薬やサプリと一緒に食べたそうです。ただ、この缶詰はタンパク質の栄養価が高すぎて腎臓によくない為、与え続けるわけにはいかないので困る、と言われました。ハンストは4年前もしていたので、念のために持って行った煮大根(昆布と鰹出汁で煮たもの)を与えると、、、食べる食べる。普段のお昼のおやつなのですが、水分が多いので食べやすいのかもしれません。これならイケルかも、と思い、預けているお豆腐バーグを持ってきてもらうと、皆に「あれ?食べてるの?」と言われながら、ペロリと完食。ミルク(人間の低脂肪牛乳のお湯割り)は飲みませんでしたが、これでハンスト問題は解消です。おトイレの方は、朝シートにちっちはしてあったそうですが、ピップは入院してからまだ1度もしていないとのこと(昨日の夕方も、点滴のポートが嫌で歩かず、おトイレできなかったそう)。4年前と違い、今回は食事を摂っているので、今日も出ないようならちょっと問題、と言われました。あまり立たせておくのも可哀想に思え、これで面会は終了。明日が冷える予報なので、既に預けているお散歩服とは別に、室内着をお渡ししました。面会は、、、さくらのストレスを考え、退院まではしない予定です。皆様の応援のおかげで、無事に手術を終え、麻酔からも戻ってこれました。でも、ビビりのさくらにとっては、これからの入院生活こそが一番の試練です。退院の目標は11日、どうか無事に帰宅できますよう、もうしばらくの間、さくらへの応援をお願いします。
2019年12月06日
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前回のブログに書いた通り、術前に腎臓病対策の血流改善の点滴をするため、さくらは今朝10時に入院しました。今頃は、さぞ不安で心細い思いをしているだろうと思います。今年に入り、オネショをしたり、食事のスピードが遅くなったり、寝ている時間が増えたりと、急に年老いた様子のさくら。特に足を痛めてからのこの2か月は、うまく動けないこともあり、食事とお散歩以外はほとんどケージの中で寝て過ごしていました。私も、安静にしていた方がいいだろうと、あまり構わずにいましたが、一昨日、ふとさくらとの時間が無くなりそうな不安を感じ、「明日は一緒に日向ぼっこでゴロゴロしようね」と声を掛けました。そして昨日の昼間、さくらは急にお昼寝から起きだすと、私に「ちょっと来て」目線。「なぁに?」と傍へ行く私を和室に誘い、まるで昨日の約束を、ちゃんと理解していたかのようです。しばらくゴロゴロタイムを過ごしたあと、「1週間経ったら、この続きをしようね」と伝えました。今夜、20時から麻酔などの準備に入り、20時半から手術開始、1時間から1時間半の予定、とのことです。今日は朝ご飯以降、食止めのさくら。せめて私も一緒に食止めです。どうか無事に終わりますように。。。皆様、どうぞ応援よろしくお願いいたします。
2019年12月05日
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入院が近づき、さくらも私も準備を始めました。日向ぼっこに勤しむさくらの準備は、、、トリミングです。手術してしまうと、1か月はシャンプーできませんから、オーダーは「汚れにくいことが優先」でお願いしました。手足は特に短め、ボディもいつもより短く、2mmバリカンです。これから冬になるので、ちょっと寒そうですが、どのみち手術する足はツルツルに剃られてしまうのですから、お洋服を着せればいいかな、と思っています。私の準備は、さくらの食事やお薬、オムツ類です。なんだかお泊りの準備のようで、、、旅行だったら良かったのに、と思いつつ。でも入院なので、私は一緒ではありません。なので、食事やおトイレに関するお願いメモも準備しなくては。昨夜、病院から電話があり、入院時刻が半日早まりました。もともとは、手術が夜8時からなので入院は当日の夕方5時に、と言われていました。セカンドオピニオンでは、腎臓が悪い場合3日前から預かって点滴する、と言われ、「丁寧だけれど、ストレスが長引くのでさくらにはキビシイかな」と思いましたが、さすがに当日の夕方となると、毛を剃ったり麻酔の準備をするだけでもギリギリなのでは?と不安がありました(病院自体7時まで外来診療があります)。でもその分、しっかりお散歩させて(おトイレも)、一旦帰宅して足を洗ったり体を拭いたり…など、ゆっくりケアしてから送り出そう、と思っていたのですが、朝のお散歩と食事を済ませたら、連れて行かなくてはならなくなりました。お電話では、午前中から血流改善の点滴を行う(腎臓病対策)とのこと。もちろん、理屈としては納得ですし、医学的にはその方がいいとわかっています。手術前に12時間の食止めも、家ではキビシイなぁと思っていましたから、丁度良かったと思おう、と考えるのですが、、、たった半日早まっただけで、さくらを取り上げられるように思え、このままさくらを連れて逃げたい気持ちが起きてしまいます。こんなことではイケマセン。私がジタバタしては、さくらに不安を感じさせてしまいます。手術は5日の夜8時からです。さくらの無事を祈っていただけたら嬉しいです。
2019年12月04日
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さくら地方は、この時期としては記録的な雨続きとなり、さくらも(足が悪いせいもあり)、アンカの上からあまり動かない日々を過ごしています。やっと晴れた2日間は、雪化粧の富士山と手前の山並みを見られましたが、その翌日の夕方には富士山頂に傘雲が。そして、今日もまた、雨降りとなりました。ご心配いただいたさくらの体調ですが、先月19日に発症した血尿は、翌日には見た目は普通でしたが、25日の検査で潜血と赤血球の値が最初より上がり、さらに外耳炎にもなってしまい、心配しました。幸い、抗生剤を変えたところ、30日には血液検査は正常値に戻り(腎臓病があるので、尿たんぱくは高いままです)、外耳炎も治ってきています。皮膚の方も、装具の装着をお散歩時だけにしたことで、少し改善しています。手術日に向け、体調も皮膚も安定してくれればと思います。さて、ついつい現実に向き合いたくない気持ちが働き、手術に関する記事を書くのを遅らせているうちに、あっという間に12月、手術日ももうすぐとなりました。今回は、手術に関して伺ったお話を書きます。術式に関しては、4年前の記事に書いていますので、興味のある方はご覧ください。 → ☆「術式について」 1. 今回TPLO法となった理由 ・現在の主流であり、4年前と比べ小型犬向けのプレートが良くなっている。 ・今回執刀をお願いする先生はCBLO法は行っていない。 (先生からのお話ではありませんが、以前CBLO法をお願いした先生は、 今は救急医療専門のようです。紹介状を持ってそちらの病院まで行けば、 CBLO手術を受けられるのかもしれませんが、さくらの場合、 総合的に考えて普段お世話になっている病院が良いと思いました。) 2. 使用するプレートについて ・当初シンセスのものを使用予定だったが、 執刀医がさくらのレントゲンをもとに計算し、 より小さいフィクシンのものを使うことになった。 ・シンセスは人間の人工関節も手掛けるメーカーで、 ジョンソン&ジョンソンが窓口。 素材はステンレス。 (実物を見ましたが、素人目にも前回の物より厚みも重さもある) ・フィクシンの窓口は、動物の医薬品輸入のキリカン洋行。 シンセスの物より薄く、上部が骨に沿うようカーブしている。 素材はステンレスとチタンの合金。 (さくらが通っている病院では、フィクシンのプレートは初めてで、 この手術の為に関連器具一式を揃えることとなりました。 大学病院では十分な実績があるとのこと。) 3. 高齢犬の手術のリスク 高齢犬の手術での死亡は、1%程度。 これは若い犬に比べると高い数値だが、最も多いのが子宮蓄膿症などで、 手術の際に体内のに膿が広がることで起こる。 整形外科の手術では、あまり危険性はない。 手術時間も短くし、麻酔の影響をなるべく減らす。 4. 腎臓への負担 腎臓病があるので、一番心配なのが腎不全。 手術前から血流改善の点滴を行い、手術中は血圧の変化に注意する。 現在のさくらの状態であれば、数か月で一気に腎機能が悪化する恐れはない。 5. 術前の皮膚のケアの必要性 ・太腿のテーピング痕については、 術後、ギプスではなく強力なテーピングで固定するので、 なるべくきれいな状態に戻しておくほうがよい。 ・踵の擦れ傷は、患部への細菌感染を防ぐために、極力治す。 (体液が出ない状態までは戻したい) 6. 手術当日の食止めについて 手術中は気管挿管されているので問題ないが、 麻酔からの覚醒時が最も危険で、誤嚥による窒息の可能性があるため、 手術の12時間前から固形物は禁止。 水分は特に制限なし。 (ヨーグルトは4,5時間前まで、スプーン1杯程度は可)。 大体、以上のようなお話でした。なんだか、纏めているつもりがとりとめがなくなっているような…。ただでさえ不眠症なのが、この1週間は毎日「明日が手術日」のような気分で、1時間ごとに目覚めてしまうので、頭が働きません。こうしていると、寝落ちしそうな眠気がくるのですが…。
2019年12月02日
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手術まで体調管理をしっかりと、、、と思っていたのに、昨日の朝、まさかの血尿となりました。今思えば、予兆はありました。3日前の朝、さくらはビックリの大オネショをしたのです。今年に入ってからオネショが酷いので、夜はオムツをしています。さらに、足を痛めてからはほぼ1日中オムツ生活なので、もうすっかり慣れたと思っていたのですが、夜中に自力でおトイレでちっちをしようとしたらしく、おトイレのシートの真ん中に、上手に1回分のちっちのあとが。オムツをしているのにそれだけのちっちが出ているというのは、尋常ではないことなのですが、その時はそうとは思わず、、、。翌朝(一昨日)はオネショはありませんでしたが、夕方のお散歩ではちっちの回数が多く、昨日の朝にはまたも大オネショで、床マットも洗う羽目に。そして朝のお散歩で、まさかの血尿に。しかも軟便。予定外でしたが、夕方ちっちを採って病院へ行くことになりました。院長先生がいらっしゃらなかったので、他の先生に診ていただき、8日分の抗生剤と止血消炎剤が処方されました。お腹の方は、家にある人間の整腸剤を使うことに。幸いお薬が効いて、今日は血尿は(見た目)治まっています。軟便も治まりましたが、まだちっち回数がやや多いので、油断できません。血尿の原因が、足のことでのストレスか、オムツのせいかはわかりません。が、術後の入院生活のほうがはるかに大変なはずなので、少しでも良い状態でXデーを迎えるべく、早く回復させたいと思います。余談:今回の手術、外科的には問題なく終わり、 8割くらいは機能も回復するだろうと思っています。 怖いのは、麻酔の影響による腎不全です。 外科的な回復をしても、内科的に大ダメージを受けるのでは…。 そう思うと、セカンドオピニオンまで受けても、 私の決断が「命の選択」になってしまうのでは、と、怖くなります。 そんな中、一昨日の晩、さくパパが夢に登場。 珍しく笑顔で「大丈夫、(さくらの手術を)一緒に頑張ろう」 というようなことを言ってくれました。 なんだか頑張れそうな気分で目覚めたのに、 翌日にはさくらの血尿で手術が怖くなり、またも迷いが。 ぼんやりしていたら、うっかりお線香で熱い思いをしました。 指先の小さな赤い火傷もどきは、彼に叱られたように感じます。 「決めたことだよね」と。 ・・・決心の持続って、難しいです。。。
2019年11月19日
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今回は手術に関して書く予定でしたが、先にご心配いただいているさくらの右眼について、です。(またも予告と違ってしまい、申し訳ありません)先日の診察では、前回(10月下旬)と比べ角膜の傷は浅くなっているものの、範囲はさらに広がっていました。(前回ですでに半分以上に傷)が、私が心配した眼瞼外反症ではなさそう、とのこと。好発種はブルドッグやマスチフやパグといった短頭種で、ヨーキーでは自分は見たことがないから、ということでした。心配性の私は、さくらがヨーキー1号となることもあり得るのでは、と思い、「あと3年位生きてほしいのですが、その間に進行してしまっても、 もう高齢で手術のチャンスがないと思うのですが」とお聞きしたところ、3年でそこまでは進まないでしょう、と言われ、前回と同じ点眼薬を処方されました。家でのさくらは、その後も右目があまり開けられず、なのに、お外に出ると一生懸命目を開けて歩いています。白内障なので左の視野が2~3割、右はほぼ視野がありませんが光は感じるそうで、どうにか視界を確保しようと頑張って見開いているようです。そういえば、診察台の上でもしっかり目を開けていたので、私でも皮膚のたるみがわかりにくかったように思えます。なので、家での顔を写真に撮って、次回診ていただこうと思います。もちろん、手術の項目を増やしたいわけではありません。しないで済むならしたくはありません。欲しいのはきっと「問題ありません」のコトバです。人間でも、高齢になれば顔の筋肉が衰えて皮膚がたるみます。それが手術が必要なほど重症化するか、目薬で済むか、です。下に眼の写真を載せます(苦手な方はスルーしてください)。私が心配性なだけでありますように。。。(先生、次回また同じ質問をします、申し訳ありません)
2019年11月18日
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さくら、手術することとなりました。装具をつけていると、お散歩では上手に歩くことができ、顔見知りの方からも「歩けるようになったね」と言われ、「もう少ししたら手術なんです」と答えると驚かれます。そんな姿を見ていると、本当に手術が必要だろうかと、今でも迷いが出ます。診察時にも達者な歩行を披露し、先生も手術推しを躊躇うほど。先生に「装具に慣れて、予想以上に使いこなしているなぁ」と言われると、私の決意も揺らぎます。年齢や腎臓とのリスクに関する質問に答えていただいても尚、両者決定できず、とはいえ、血液検査の結果が悪ければ手術もできないワケで、まずは血液検査をしてみると、、、なんと、腎臓系の数値が改善しています!ずっと50~70近く(正常値27以下)あった尿素窒素は37に、夏に異常値だったクレアチニンと無機リンは、高めではありますが正常値になっていました。通常ならとても嬉しい数字ですが、、、素直に喜べない、、、。貧血もなく、炎症マーカーも問題なし。ダイエットも順調で、1か月で0.25kg減です。 …手術、できちゃうじゃないの…。こうなったら、今こそが手術のチャンスと思おう、と決め、日程は後日ご連絡いただくことになり、帰宅。穏やかな寝顔を見ていると、手術で辛い思いをさせたくない気持ちが増しますが、皮膚の保護の為に装具を外してしまうと、やはり上手く歩けません。びっこではありますが、以前よりは右足を着くことが増え、歩けるようになってきているのかも、と思ってしまいますが、寝ている位置を変えるなどの、小さな移動はかなり苦労していますし、カドラーの中では倒れこむようにして横になります。何より痛々しいのは、装具による腫れと靴擦れです。日中ずっと外していても、夕方のお散歩の後には、毎日お散歩後にお水で洗って消毒し、クリームを塗ってコットンで保護。お散歩時にストッキネットをつけ、夜は本体だけにしたことで、太腿の擦れはなくなりましたが、甲と足首の改善は見られません。さらに、先生からはネットで見つけた前例のコのように、「半年後には装具なしで歩けるように!」という望みはさくらにはほぼない、と言われたことで、手術に踏み切ることにしました。手術に関するQ&Aは、次回UPします(予定)。前回の診察時に、するなら11月中のほうが良い(早い方がいい)と言われていましたが、先生方(こちらの先生と、大学病院の先生)の都合が合わず、12月上旬となりました。(時間が空くと、また私の気持ちが挫けてしまいそう…)受傷してから2か月が経過してしまうので、半月板の損傷や変形性関節症を考えると不安なのですが、装具で様子見をした場合も同じだったわけですから、止むを得ない時間だと思うことにします。翌朝はきれいな晴れとなり、朝焼けの富士山を見ることができ、少し勇気づけられた気分になりました。どうか無事に済みますように。さて、実はもう一つ気になっていることがあります。さくらの右眼です。8月から目をショボショボさせたり、目ヤニが増えたり、目元のお手入れや白内障の目薬を嫌がるようになっていました。この時の診断では、角膜に少し傷がある、とのことで、ヒアルロン酸の目薬が処方され、1日2回、白内障の目薬との併用となりました。ところが、一向に良くならず、むしろ悪化していきます。ブログの写真では、なるべくちゃんと見えるものをUPしてきましたが、実際には、右眼がうまくあけられないことが多くなっています。お散歩時は頑張って開けていますが、家ではほとんど右眼をつむったままの日も。10月の診察では、角膜の半分以上にわたって浅い傷がついており、白内障の目薬はやめて、ヒアルロン酸のみを1日4,5回点眼することになりましたが原因はわからず、顔を擦ったりしたときの傷では、と言われました。それでも一向に改善せず、、、それどころか、下瞼がめくれ始めているような…。ネットで調べてみると、どうも「眼瞼外反症」という症状に近い気がします。もしそうなら、重度の場合手術以外では治せません。現状は重度ではなくともいずれ進行して、さらに高齢となってからの手術、というのは避けたいところ。今回併せて行えればいいうように思えますが、それによって麻酔が長くなり、腎臓に負担がかかるのは嫌ですし、そもそも眼科の先生が必要になります。果たしてそんな症状なのか、私の杞憂か。次の診察時に診ていただく予定です。
2019年11月15日
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