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さすらいの青春(300)𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼—————————【300】———————————— Il pouvait être trois heures de l'après-midi lorsqu'il aperçut enfin, au-dessus d'unbois de sapins, la flèche d'une tourelle grise. « Quelque vieux manoir abandonné, se dit-il, quelque pigeonnier désert !... ».——————————(訳)—————————————— 午後の3時頃だっただろうか、そのときモーヌはついに樅の林の上に灰色の尖塔を見つけた. 「何か古い廃墟の館なんだろう」、モーヌは呟いた. 「何か見捨てられた古塔なのか…」..—————————⦅語句⦆————————————— pouvait être ~:(直半過/3単) ~だったかもしれない au-dessus de ~:~の上に sapin:(m)[植物] モミ(樅) flèche:(f) 尖塔 tourelle:(f) 小塔、小櫓 quelque:(不定形容詞) 何らかの、何かのmanoir:(m) ❶ (中世の領主の)館、屋敷; ❷ (田園の)豪邸、 pigeonnier:(m) ❶ 鳩小屋、鳩舎; ❷ 屋根裏部屋、 ❸ 高いところにある小さな住居 désert, e [デゼール, デゼルト]:(形) 無人の、 住む人もない;人気(ひとけ)のない、 寂しい;—————————《ひとこと》——————————————pigeonnierの意味が3つもあり、しかもどれでも合う.映画で場面を確かめたかったが、この場面はカットされていたようで、確認できませんでした.例によって、プロの翻訳家たちはどう訳したのか、見てみましょう.①旺文社文庫:鳩小屋②角川文庫 :高い塔③岩波文庫 :鳩舎④講談社 :鳩舎⑤パロル舎 :鳩小屋⑥みすず書房:屋根部屋私の愚見を述べますと、モーヌは尖塔を見つけた、と言っているのだから、ここは、人のいない尖塔と訳すのが話の流れとしては自然のような気がします.
2025.06.30
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テレーズ・ラカン(41)エミール・ゾラ ————————【41】———————————— ———————Chapter 2 ——————————— Madame Raquin had formerly been a mercer at Vernon. For close upon five-and-twenty years, she had kept a smallshop in that town. —————————(訳)—————————————— ラカン夫人は、その昔ヴェルノンで織物商人をしていましたいた.ほぼ25年の間、彼女はその町で小さな店を営んできたのでした.————————⦅語句⦆————————————— mercer:⦅英⦆織物商人Vernon:(地名) ヴェルノン、 北フランス、セーヌ川沿いの町 for close upon five-and-twenty years:ほぼ25年の間
2025.06.30
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女の一生(127)Guy de MaupassantUne vie ————————【127】———————————Un coq chanta dans la ferme de droite ;d'autres répondirent dans la ferme de gau-che. Leurs voix enrouées semblaient venirde très loin à travers la cloison des pou-laillers ; et dans l'immense voûte du ciel,blanchie insensiblement, les étoiles disparais-saient. —————————(訳)—————————————右側の農園で、一羽の雄鶏が鳴いた.すると左側の農園から別の数羽がそれに応えるように鳴いた.しゃがれたこの鶏たちの声は鶏小屋の仕切りを越えて、ずっと遠くから聞こえてくるように思えた.果てしなく広がる大空の蒼穹には、いつの間にか星たちも消えゆこうとしていました. ————————⦅語句⦆————————————— ferme:(f) 農家、農場、農園 enroué, e:(形) (声が)しゃがれた; voix enroué / しゃがれ声、ハスキーな声semblaient:(直半過/3複) < semblersembler:(自) ~のように思われる sembler + 属詞:~のように思われるvenir:(不定詞、自) やって来る.de très loin:とても遠くから à travers:(前句) ~を通り抜けて、~を通して. à travers champs / 野原を通って cloison:(f) 間仕切りの壁、仕切り、隔壁. mur de cloison / 仕切り壁. poulailler プーライエ]:(m) 鶏小屋immense [イマーンス] :(形) 広大な、voûte:[ヴート] (f):丸天井、ドーム型天井、 穹窿、青天井、蒼穹 blanchi, e:(過分) < blanchir blanchir:(他) 白くするinsensiblement:[アンサンシブルマン](副) 少しずつ、 目に見えないほど、知らぬ間に étoile:(f) 星. Les étoiles scintillent / 星がまたたく. * scintiller [サンティエ] :きらめく、またたく disparaissaient:(直半過/3複) < disparaîtredisparaître:(自) 見えなくなる、なくなる 消え失せる. ————————≪文法≫——————————————les étoiles disparaissaient. の部分ですが、「星たちは消えました」とすれば、間違いになります.ここは半過去ですので、行為が未完了であることを表現して訳す必要があります.「星たちは消えゆこうとしていました.」となります.
2025.06.30
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ロンドリ姉妹(37) .———————【37】————————————— Comme il était trop tard pour qu'il changeât d'avis, je répliquai : « Il ne fallait pas venir. » Il ne répondit point. Mais une envie de rire me prit en le regardant tant il avait l'air furieux. Il ressemble certaine-ment à un écureuil. .————————(訳)—————————————— ポールが意見を変えるなんて、もう遅すぎたことだったので、こう言ってやった:「 だったら来るべきじゃなかったね.」 ポールは一切返事をしなかった.しかし彼のふてくされた様子を見ていると、笑い出したくなった.その顔はたしかに、リスそっくりだったのだ. .————————⦅語句⦆————————————— répliquai:(直単過/1単) < répliquerrépliquer:(他) (相手に)言い返す、 反論する、抗弁する、口答えする、 — Je n'ai rien à répliquer. / —反論することは何もありません.furieux, se:(形) 激怒した、激昂した、怒り狂ったécureuil [エキュルイユ]:(m) リスcertainement:(副) たしかに
2025.06.30
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フィフィ嬢(58)マドモワゼル フィフィ MADEMOISELLE FIFI —————————【58】————————————— Malgré la pluie, on laissait la fenêtre ouverte ; et l'un d'eux parfois allait écou-ter. À six heures dix minutes le baron signala un lointain roulement. ..—————————(訳)———————————————— 雨にもかかわらず、窓が開けっ放しだった;それは士官たちのひとりが時々やってきては迎えの馬車の音を聞くためだったかもしれない. 午後6時10分、男爵大尉が遠くに大型馬車の車輪の音が聞こえてきたことをジェスチャーで知らせた.—————————⦅語句⦆—————————————— malgré:(前) ~にもかかわらず、parfois:(副) ときには、時々garder:(他) 保存する、残しておく flamme [フラーム]:(f) 炎 baron:(m) 男爵;ここでは副官のケルヴァ インシュタイン大尉相当を指す. (宴会の提案者) signala:(直単過/3単) < signalersignaler:(他) 合図して知らせる、 (信号・標識で)合図する
2025.06.29
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ジレット(3)バルザック「知られざる傑作」よりGILETTE (1)Le chef-d'œuvre inconnuH. de Bal'zac———————— 【3】———————————— Sur la réponse affirmative qui lui fit une vieille femme occupée à balayer unesalle basse, le jeunne homme monta lent-ment les degrées, et s'arrêta de marche en marche, comme quelque courtisan defraîche date, inquiet de l'accueil que leroi va lui faire. ———————— (訳)———————————— 階下の部屋の掃除で忙しくしていた老女が彼に、先生は在宅だとの返答すると、この若者は、おもむろに階段を登って行った.そして一段ごとに足を止めた.これから王様が自分をどう処遇してくれるのかが心配な、なりたての宮廷人のようであった. ..——————— ⦅語句⦆———————————— affirmatif, ve:(形) 肯定的な、断定的な、 sur la réponse affirmative:そうだという返事 を聞いて、 先生は在宅だとの返事聞いて.balayer [バレィエ]:(他) 掃く、掃除する salle basse:階下の部屋、一階の部屋occupé, e:(形) 忙しい、手がふさがっている. occupé à ~ で忙しい occupé à + 不定詞:~することに忙しい. Je suis très occupé aux préparatifs du départ. Je suis très occupé à préoarer le départ. 私は出発の準備でとても忙しい.monta:(直単過/3単) < monter monter:(自/他) 登る lentment:(副) ゆっくりと、 les degrés:(複)[通例複で用いる] < degrédegré:(m) 階段;(階段の1段を指す) 発音は[ドゥグレ] e のあとに子音が2つ来ると e [エ]と読むのだが、gr はこれで1子音扱い. 子音+ r = 1つの子音とみなす.例外は子音が n とr とl のとき. 他に、ch やgn なども、1つの子音扱いにな ります. s'arrêta:(直単過/3単) < s'arrêters'arrêter:(代動) 止まる、立ち止まる.de marche en marche:階段を1段のぼるたびごとに comme courtisan:宮勤めの人のようにde fraîche date:なりたてのcourtisan:(m) 宮廷人、 quelque courtisan de fraîche date: 何かなりたての宮廷人inquiet de ~ :~が心配でaccueil [アクーィユ]:(m) 応対、もてなしroi va lui faire:王様が彼をどう扱うか
2025.06.29
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レ・ミゼラブル(46) ————————【46】———————————— Et quand un curé de village venait àDigne. M. l'évêque trouvait encore moyende le traiter, grâce à la sévère écomoniede madame Magloire et à l'intelligente ad-ministration de mademoiselle Baptistine. ————————(訳)———————————— バティスティーヌ嬢の厳しい節約と、マグロワール夫人のやり繰りの賢明さに救われて、村の司祭がディーニュに来るときなどは、司教は尚もその人をもてなす方法を見出していた. ————————⦅語句⦆———————————moyen:(m) ❶手段、方法; ❷⦅複数で⦆財力 curé:(m) 主任司祭 (カトリック教区を預かる) traiter:(m) (人を)取り扱う、遇する sévère:(形) 厳しい
2025.06.29
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アルト・ハイデルベルク(248)𝕬𝖑𝖙 𝕳𝖊𝖎𝖉𝖊𝖑𝖇𝖊𝖗𝖌——————————【248】———————————Karl Heinrich :(sitzt stumm, von tausend Gefühlen bewegt). Bilz:Silentium ! Cantus ex est !Karl Heinrich :(sitzt wie geistesabwesend). Bilz:—Befehlen Eure Durchlaucht vielleicht sonst noch ein Lied ? —Karl Heinrich :(starrt ihn an ohne Verständniß). Wie ? Bilz:Irgendein Lied, das Eure Durchlaucht vielleicht besonders genehn sein würde ?Karl Heinrich :Nein. Ich danke. Bemühen Sie sich nicht. Außerdem: meine Zeit wird zu End sein. —(Er steht auf, alle ebenfalls. Er verabschiedet sich kalt, nur von Bilz etwas freundlicher. Alle ab, außer Karl Heinrich.) .———————————(訳)—————————————カール・ハインリヒ:(無言のまま座っている.様々な思いで 胸をふるわせている) ビルツ: ご静粛に! 歌を終わります!カール・ハインリヒ:(放心したように座っている) ビルツ:陛下、もしかして、他にまだ歌をお命じ なさいますか? カール・ハインリヒ:(言われたことが理解できず、ただ見つめ ている) ビルツ:何か他にご希望の歌がおありでしょうか?カール・ハインリヒ:いいえ、結構です.これ以上お気遣いなく. それにもう私は時間が迫っていますので. (立ち上がる.他の人たちも全員立ち上がる). 冷ややかに別れのあいさつをする.ビルツ には幾分、親しいあいさつをする.カール・ ハインリヒを除いて全員退場. ———————————《語彙》———————————————— stumm:(形)❶口のきけない、 ❷無言の、黙っている tausend:[タオゼント](数詞) 1000、千、千の (数詞なので名詞に付加されても不変化) Gefühlen:(3格複数) < das Gefüldas Gefül:(強変化E式) 気持ち、感情、好意bewegt:(3単現) < bewegenbewegen:(他) 動かす、移動させる (人⁴の)心を動かす Cantus:[ラテン語] 歌、歌曲;ex:[ラテン語] 終わりest:[ラテン語] それは~ですCantus ex est:歌は終わりです.Cantus ex est!:歌は終わって下さい! geistesabwesend:[ガイステスアップヴェーゼント](形) ぼんやりした、上の空の、放心した befehlen:(他) 命令する sonst:(副) そのほかに、更に、それ以外に starrt:(3単現) < starrenstarren:(自) [+ 方向辞](~を)見つめる、 凝視する an|starren:(他) 凝視する、じっと見つめるdas Verständnis:(複数なし) 理解 亀甲版、電子版共Verständniß と綴られ ていますが辞書ではs はひとつです. Heilmann 版はss 複数形語尾は_sse なので、 Verständniss となることはありません. Irgendein:何かIrgendein Lied:何か歌 genehm:(形) (副なし) 好ましい、好都合の; jm genehm sein ≪高地≫ 人³ に都合がよいsich⁴bemühen:骨折る、努力する außerdem:(副) その他に、その上、 おまけに、更にauf|stehen:(自) 立ち上がるebenfalls:(副) 同様に、~もまた、 verabschieden:(他) <jn> 別れを告げる、 別れの挨拶をするsich⁴verabschieden:退出のあいさつをする Ich muß mich leider schon verabschieden. 残念ですがおいとましなければなりません. sich⁴von jn verabschieden:人³に別れを告げるkalt:(形) 冷ややかな、 freundlicher:(比較級) より親密に ab:(副) 退場してaußer:(前、3格支配) ~を除いて
2025.06.29
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サウンドオブミュージック(385)—————————【385】——————————— When the Captain introduced me astemporary housekeeper, I had noticedan exchange of glances between the cook and the gardener, the first and second chambermaids ; glances halfamused, half-knowing. —————————— (訳)————————————— 大佐が私を臨時家政婦として紹介したとき、私は料理人と園芸師、そして1番目の小間使いと2番目の小間使いとの間で、目配せのやりとりが行なわれていることに気づいてしまいました.面白半分に、ほら、やっぱりと言った目配せでした.——————————⦅語句⦆—————————————I had noticed:私は気づいてしまいました. ここでは時間差の先行過去というより 「~してしまった」というニュアンス. 「やっちゃった感」を表現する過去完 了になります.knowing: showing that you know all about something (LDOCE) わかったよ、と示すこと. ここでは、先にうわさが流れて、それ が事実だったという目配せ.
2025.06.29
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サウンドオブミュージック(384)———————【384】————————— I had never in my life thought * about how a household is run. Inthe boarding-school where I had spent most of my young years, the food was always ready on the table at meal-times, the room were always tidy and clean, the windows washed, the laundry taken care of ; You never saw anybody doing it ; you only saw the result and took it for granted. In the convent there were those lovely, humble, quiet lay sisters with a white veil, who did the cooking, washing, and cleaning. But we of the novitate were not supposed to talk to them, so again I heard no details of how it was all done.———————— (訳)———————————— 私はこの生涯、一度たりとも、家事というものが、どのようになされるものなのか、考えたことはありませんでした.私が少女期のほとんどを過ごした寄宿学校では、食事はいつも、食事どきにはテーブルに用意されていましたし、部屋はいつも、掃除、整頓がされていました.窓は洗われていましたし、洗濯物の世話もされていました.そういうことをしている人を見たことがありませんでした.見るのはいつも掃除のあとの結果だけでしたし、それが当然だと思っておりました. 修道院では素敵で控えめで寡黙な白ヴェールの一般信徒のシスターたちが、調理と清掃の御奉公をしておいででした.そういうわけで、繰り返し述べますが、私はそういうことの詳細などは聞くよしもなかったのでした. ————————⦅語句⦆—————————— took it for granted:(過去形) < take it for granted take it for granted:~を当然のことと思う———————≪文法≫———————————— I had never in my life thought * 過去完了で書かれています.基本的に、自叙伝は過去形で書き進められるものですが、その話の中のさらに過去の経験を話す場合は、過去完了形を用います. (過去完了 = have の過去形 + 過去分詞)テキストでは、主人公マリアが大佐から「家事の本」を手渡されるまで、(手渡されたのは過去)それまで1度も考えたことがない、と述懐しているわけですので、過去における、そのまた過去の回想ということで、過去完了になります.別名、大過去とも呼ばれています.
2025.06.29
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サウンドオブミュージック(383)————————【383】———————————— With these words he handed me a book. Glancing down, I read :The Golden Book for Housewives : A Guide Through the Year, Together with Five Hundred Recipes and One Thousand Household Hints. ————————— (訳)————————————— この言葉と共に大佐は1冊の本を私に手渡しました.視線を落として見てみると、 『 主婦のためのゴールデンブック 』 500の献立付き 暮らしの1000のヒント ——年間ガイド——
2025.06.29
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サウンドオブミュージック(382)———————【382】————————— He left the next day. When he said good-bye, he asked : “ Would it be too much for you to send me a daily report on how things are going ?”———————— (訳)———————————— 翌日、大佐は出かけました.その時、私にこう尋ねたのです. 「毎日の様々なことを日誌にして、私に送っていただくというのはあなたには負担が重いでしょうか?」
2025.06.28
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『ジュール叔父さん』(16)—————————【16】———————————— Il avait eu, paraît-il, une mauvaise conduite*¹, c'est-à-dire qu'il avait mangé quelque argent, ce qui est bien le plus grand des crimes pour les familles pauvres.——————————(訳)—————————————— 彼の生活は堕落していたらしい.つまりお金をいくらか使い込んでしまったのだが、こういうことは、貧しい家庭にとってはもっとも大きな罪だったのだ. —————————⦅語句⦆——————————————*1) conduite: (f) 振舞い、行動、品行、 〘現定悟なしに〙品行のよさ bonne conduite 品行のよさ; mauvaise conduite 品行の悪さ Elle n'a pas de conduite. 彼女は素行が悪い.*2) c'est-à-dire:つまり、すなわち、言い換えれば Ce matin, je me suis levé à huit heures, c'est-à-dire très tôt pour moi. / 私は今朝8時に起きた、つまり私としては 大変早くということだ.c'est-à-dire que....: つまり...ということだ , 実は...なので*3) il avait mangé quelque argent: お金をいくらか使い込んでしまった < manger 「食べる」の他に「浪費する」 「使い込む」
2025.06.28
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さすらいの青春(299)𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼————————【299】——————————Pas même le cri d'un courlis dans les roseaux des marais. Et, sur cette solitude parfaite, brillait un soleil de décembre, clair et glacial. .—————————(訳)————————————沼地の葦の中からはダイシャクシギの鳴き声すらなかった.そして、この全き孤独者の身に12月の太陽が輝き注いだ.明るく澄んだ、そして凍てつくような光だった..————————⦅語句⦆———————————courlis:(m) ダイシャクシギ、おそらくここ では水辺に棲む鳥一般を指しているようです. 他の訳本を見てみると鴨(みすず書房、角川 文庫)と訳したものもあったり、ダイシャク シギ(岩波文庫、旺文社文庫、パロル舎)の ままの訳本もあったり、この箇所を無視して 訳さなかったもの(講談社)もあったり様々 でした.今の時代、たしかに大杓鷸を知らな い人がほとんどなので鴨と訳した先生方に一 票投じたい気もしますが、仏検の受験準備学 習をしている私たちは基本に忠実に訳しまし ょう.ただし、鳴き声を問われた場合、分か らないので、その場合はやはり「鴨」と訳し たほうがいいカモね.ウィキペディイアによ ると鳴き方は「ホーヒィーン」なのだそうで す.馬みたい! roseau (複-x)(m) 葦marais:(m) 沼沢地、湿地 solitude:(f) 孤独、ここでは孤独者モーヌとも取 れますし寂寥感あふれる景色全体を指すとも とれます.例によって、翻訳者はどう対処し たかみてみましょう. 講談社 :場所として:「孤独な場所の上に 12月の太陽が」 みすず書房:場所として:「この完全なる寂寥 の上に12月の」 パロル舎 :場所として:「この上なくわびし い風景のなかで」 岩波文庫 :場所として:「この完璧な寂寥の 上に、12月の太陽」 角川文庫 :場所として:「そしてこの完全な 静寂の中に」 旺文社文庫:場所として:「この完全にわびし い光景の上を」 ということで、孤独者モーヌとしている先 生はおひとりもいらっしゃいませんでした. ということは私の見解が誤りだったというこ とかも知れません.でもせっかくなので、孤 軍奮闘して孤独者モーヌと訳しておきます. parfait, e:(形) 完全な brillait [ブリエ]:(直半過/3単) < brillerbriller [brije]:(自) 光る 輝く、 Le soleil brille. / 太陽が輝いている. Ses yeux brillaient de joie. / 彼(女)の目は喜びに輝いていた. clair:(形) 澄んだ、明るい glacial:(形) 凍てついた、冷ややかな
2025.06.28
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さすらいの青春(298)𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼 ———————【298】—————————— Il continua cependant de marcher dans sa direction, avec une désolante lenteur... Pas un toit, pas une âme..————————(訳)———————————— それでも彼はその方向へ、のろのろと悲し気に歩き続けました...家一軒なく、人っ子ひとりいなかった.————————⦅語句⦆——————————— désolant, e:(形)❶ 嫌な、困った、 [人が] 厄介な、❷[文章] 悲しい lenteur:(f) 遅さ、鈍さ pas + un (une) + 名詞:まったく~1つない Pas une voiture sur la route. / 道路には1台の車もない. Il n'y a pas un nuage dans le ciel. / 空には雲1つない. toit:(m) ❶屋根; ❷家(比ゆ的に) âme:(f) ❶魂、霊魂; ❷人(比ゆ的に) un villave de six cents âmes / 人口600人の村pas un toit, pas une âme: Il n'y a pas un toit, pas une âme のこと. さらに読み手のほうで補うべき言葉は dans cette direction
2025.06.28
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さすらいの青春(297)𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼 ———————【297】—————————— De toute la matinée, il ne vit qu'une bergère, à l'horizon, qui ramenait son troupeau. Il eut beau la héler, essayerde courir, elle disparut sans l'entendre. .————————(訳)————————————午前中は朝からずっと、モーヌははるか先に羊飼いの女が羊の群れを率いているのを見ただけだった. 走り寄って呼び止めようとはしてみたものの、むなしく彼女には声は届かず、消え去った.————————《語句》———————————— de toute la matinée:午前中は朝からずっと berger, ère:羊飼い à l'horizon:地平線上に、かなたに horizon:(m) 地平線、水平線、遠方 †héler:(他) …を(遠くから)呼ぶ、呼び止める eut beau la héler:(直単過/3単) 彼女をいくら呼んでも無駄だった < avoir beau + 不定詞:…してもむだである; いかに…しようとも On a beau protester, personne n'écoute. / いくらそうじゃないと言っても、 誰も耳を貸さない. Vous avez beau faire, c'est inévitable. / 何をし ても無駄ですよ、それは避けられないことですから.
2025.06.28
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テレーズ・ラカン(40)エミール・ゾラ ————————【40】————————————She remained there a few minutes facingthe great black wall, which ascends and stretches above the arcade. She cast a vague wandering look upon this wall, and,without a word she, in her turn, went tobed in disdainful indifference. —————————(訳)——————————————彼女はしばらくその場に残っていた.向いは大きな黒い壁だ.その壁がずっと上のアーケードを越えて上空へと伸びている. そして若い女はぼんやりと定まらぬ視線をこの壁に投げかけた.すると彼女も、今度は自分の番だと、言葉を発するわけでなく、やれやれどうでもいいけどと言った様子で寝床に戻るのだった.————————⦅語句⦆———————————— disdainful:(形) 軽蔑を表す、尊大な; be disdainful of ~:~を軽蔑[無視]する;disdain:(他) ~を軽蔑する、見下す、 鼻であしらうindifference:無関心、無頓着
2025.06.28
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女の一生(126)Guy de MaupassantUne vie ———————【126】——————————— Et elle resta longtemps, longtemps, àrêvasser ainsi tandis que la lune, ache-vant son voyage à travers le ciel, allaitdisparaître dans la mer. L'air devenaitplus frais. Vers l'orient, l'horizon pâlissait. ————————(訳)————————————— こうして彼女は、月がその旅路を終え、海の彼方に消え去ろうとする間中ずっと、こうしていつまでも夢想に浸っていたのでした.外気は、さらに冷たくなって来ていました.東の方角には地平線が今やほの白い微光を見せ初めていました. .———————⦅語句⦆—————————————resta:~のままでいた.(直単過/3単) < rester (自) 残る、居残る rester:~のままでいる、とどまる. rester à + 不定詞:~し続けるlongtemps:(副)いつまでも、ずっと rêvasser:(自) 夢想にふけるdisparaître:(自) なくなる、消える、 見えなくなる; (過分 = disparu, e) devenait:(直半過/3単) < devenirdevenir:(自) ~になるfrais:(形) 涼しい、冷ややかな、ひんやりした 冷たい.orient [オリヤン]:(m) 東、ただしこの言葉は文語、 一般に東は est [エスト] を用いる. 動詞の est は [エ] 方角の est は [エスト] 容れ物は同じでも中身が違う. 大文字でOrient とすると、「東洋」 通例は定冠詞をつけてl'Orient と書く. horizon [オリゾン]:(m) 地平線、水平線pâlissait:(直半過/3単) < palir palir:(第2群規則) (自) 青ざめる paraître:(自) 現われる.
2025.06.28
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ロンドリ姉妹(36) ———————【36】——————————————— Paul se cala dans son coin, et déclara, dès que le train se fut mis en route : « C'est stupide d'aller là-bas. » ————————(訳)————————————————ポ-ルは自分の席で、列車が出発するや否や、こう言ってのけた: 「かの地へ行くなんて、やっぱりばかげているよ.」 ————————⦅語句⦆——————————————— se cala:(直単過/3単) < se caler くつろぐ coin:(m) 部屋の片隅、場 (...の側の席)、 コーナー、快適なくつろげる場所、 英語では、cozy nook に相当. déclara:(直単過/3単) < déclarerdéclarer:(他) 断言する 表明する、言い渡す、言明するdès que + 直説法:~するや否や、 Dès que le temps sera rétabli, on partira. 天気が回復しだい出発しよう. fut :(直単過/3単) < êtrese fut mis (直複過/3単) < se mettrese mettre:(代動) (ある状態に) なるen route:道中、旅行中、途中 se mettre en route:無事走り出すこと stupide:(形) 愚かな、ばかげた là-bas:(副) あそこに、あそこで、 ここでは「イタリアへ」
2025.06.28
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学習掲示板 03081: 学習掲示板 (旧番号4864番)03082: アルト・ハイデルベルク(238)03083: レ・ミゼラブル(36)03084: ペルル嬢(142)03085: フィフィ嬢(48)03086: ロンドリ姉妹(27)03087: 女の一生(117)6月投稿 03088: テレーズ・ラカン(31)03089: さすらいの青春(270)03090: さすらいの青春(271)03091: さすらいの青春(272)03092: サウンドオブミュージック(346)03093: サウンドオブミュージック(347)03094: サウンドオブミュージック(348)03095: サウンドオブミュージック(349)03096: アルト・ハイデルベルク(239)03097: レ・ミゼラブル(37)03098: ペルル嬢(143)03099: フィフィ嬢(49)03100: ロンドリ姉妹(28)03101: 女の一生(118)03102: テレーズ・ラカン(32)03103: さすらいの青春(273)03104: さすらいの青春(274)03105: さすらいの青春(275)03106: 『ジュール叔父さん』(8)03107: サウンドオブミュージック(350)03108: サウンドオブミュージック(351)03109: サウンドオブミュージック(352)03110: サウンドオブミュージック(353)03111: アルト・ハイデルベルク(240)4894番03112: レ・ミゼラブル(38)4895番03113: ペルル嬢(144)4896番03114: フィフィ嬢(50)4897番03115: ロンドリ姉妹(29)03116: 脂肪の塊り(1)03117: 女の一生(119)03118: テレーズ・ラカン(33)4900番03119: 脂肪の塊り(2) 03120: さすらいの青春(276)03121: さすらいの青春(277)03122: さすらいの青春(278)03123: ジュール叔父さん(9)03124: サウンドオブミュージック(354)03125: サウンドオブミュージック(355)03126: サウンドオブミュージック(356)03127: サウンドオブミュージック(357)03128: アルト・ハイデルベルク(241)03129: レ・ミゼラブル(39)03130: ペルル嬢(145)03131: フィフィ嬢(51) 03132: ロンドリ姉妹(30)03133: 女の一生(120)03134: テレーズ・ラカン(34)03135: さすらいの青春(279)03136: さすらいの青春(280)03137: さすらいの青春(281)03138: 『ジュール叔父さん』(10)03139: サウンドオブミュージック(358)03140: サウンドオブミュージック(359)03141: サウンドオブミュージック(360)03142: サウンドオブミュージック(361)03143: アルト・ハイデルベルク(242)03144: レ・ミゼラブル(40)03145: ペルル嬢(146)03146: フィフィ嬢(52)03147: ロンドリ姉妹(31)03148: 女の一生(121)03149: テレーズ・ラカン(35)03150: さすらいの青春(282)03151: さすらいの青春(283)03152: さすらいの青春(284)03153: 『ジュール叔父さん』(11)03154: サウンドオブミュージック(362)03155: サウンドオブミュージック(363)03156: サウンドオブミュージック(364)03157: サウンドオブミュージック(365)03158: アルト・ハイデルベルク(243)03159: レ・ミゼラブル(41)03160: ペルル嬢(147)03161: フィフィ嬢(53)03162: ロンドリ姉妹(32)03163: 女の一生(122)03164: テレーズ・ラカン(36)03165: さすらいの青春(285)03166: さすらいの青春(286)03167: さすらいの青春(287)03168: 『ジュール叔父さん』(12)03169: サウンドオブミュージック(366)03170: サウンドオブミュージック(367)03171: サウンドオブミュージック(368)03172: サウンドオブミュージック(369)03173: アルト・ハイデルベルク(244)03174: レ・ミゼラブル(42)03175: ペルル嬢(148)03176: フィフィ嬢(54)03177: ロンドリ姉妹(33)03178: 女の一生(123)03179: テレーズ・ラカン(37)03180: さすらいの青春(288)03181: さすらいの青春(289)03182: さすらいの青春(290)03183: 『ジュール叔父さん』(13)03184: サウンドオブミュージック(370)03185: サウンドオブミュージック(371)03186: サウンドオブミュージック(372)03187: サウンドオブミュージック(373)03188: アルト・ハイデルベルク(245)03189: レ・ミゼラブル(43)03190: ペルル嬢(149)(最終回)03191: フィフィ嬢(55)03192: ロンドリ姉妹(34)03193: 女の一生(124)03194: テレーズ・ラカン(38)03195: さすらいの青春(291)03196: さすらいの青春(292)03197: さすらいの青春(293)03198: 『ジュール叔父さん』(14)03199: サウンドオブミュージック(374)03200: サウンドオブミュージック(375)03201: サウンドオブミュージック(376)03202: サウンドオブミュージック(377)03203: アルト・ハイデルベルク(246)03204: レ・ミゼラブル(44)03205: ジレット(1)03206: フィフィ嬢(56)03207: ロンドリ姉妹(35)03208: 女の一生(125)03209: テレーズ・ラカン(39)03210: さすらいの青春(294)03211: さすらいの青春(295)03212: さすらいの青春(296)03213: 『ジュール叔父さん』(15)03214: サウンドオブミュージック(378)03215: サウンドオブミュージック(379)03216: サウンドオブミュージック(380)03217: サウンドオブミュージック(381)旧5000番03218: アルト・ハイデルベルク(247)03219: レ・ミゼラブル(45)03220: ジレット(2)03221: フィフィ嬢(57)03222: 学習掲示板 6月28日(土)旧5005番
2025.06.28
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フィフィ嬢(57)マドモワゼル フィフィ MADEMOISELLE FIFI .———————【57】——————————Les cheveux du commandant moins gris que le matin ; et le capitaine s'était rasé, ne gardant que sa moustache, qui lui mettait une flamme sous le nez..————————(訳)—————————————指揮官の白髪頭は朝よりもずっと白髪が減っていた; 大尉は口髭だけを残して髭を剃っていた. 残った口髭は鼻の下で炎が燃えるが如く踊っていた.————————⦅語句⦆————————————garder:(他) 保存する、残しておく flamme [フラーム]:(f) 炎
2025.06.27
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ジレット(2)バルザック「知られざる傑作」よりGILETTE (2)Le chef-d'œuvre inconnuH. de Bal'zac———————— 【2】————————————Après avoir assez long-temps marché danscette rue avec l'irrésolution d'un amant qui n'ose se présenter chez sa première maîtresse, quelque facile qu'lle soit, il finit par franchir le seuil de cette porte,et demanda si maître François Porbus était en son logis. ———————— (訳)————————————たとえ、簡単なことであるにせよ、初めて勇気を出して恋人を訪ねる人のように決心がつかないまま、この通りをかなり長い時間を費やしてのち、彼はやっとこの入口の敷居をまたいで、フランソワ・ポルビュス先生は御在宅でしょうかと聞くにいたったのである. ..——————— ⦅語句⦆———————————— irrésolution:(f) 優柔不断、不決断amant:(m) 恋人、oser:(他) oser + 不定詞=思い切って~する se présenter:(代動) 現われる、出頭する、出席する.chez:(前) ~のところに、~の家に、~の店で maîtresse:(f) 愛人、情婦 sa première maîtresse:初めて訪ねる自分の愛人finit par:~で終わる、結局~となる. franchir:(他) 越える、乗り越える、飛び越える. franchir un pont / 橋を渡る. seuil [スーィユ]:(m) 敷居、(家の)入口 franchir le seuil / 敷居をまたぐ passer le seuil / 敷居をまたぐ maître, maîtresse:(m/f) 主人、先生、巨匠 François Porbus:(人名)フランソワ・ポルビュス どんな人物かはまだ語られていないが、 対訳書によると、画家のようです. était en son logis:(時制の一致を受けての半過去). ご主人が在宅であること.
2025.06.27
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レ・ミゼラブル(45) ————————【45】————————————Quand il parlait, elle s'inclinait ; quand ilagissait, elle adhérait. La servante seule,madame Magloire, murmura un peu. M.l'évêque, on l'a pu remarquer, ne s'était réservé que mille livres, ce qui, joint à la pension de mademoiselle Baptistine, fai-sait quinze cents francs par an. Avec ces quinze cents francs, ces deux vieillesfemmes et ce vieillard vivaient. —————————(訳)———————————— 兄が話をしているときはバティチスティーヌ嬢はかしこまっていました.兄が行動するときは彼女はそれを受入れ従った.女中働きのマグノワール夫人だけは、いささか不平を漏らしていた.お気づきだろうがこの司教氏は、自分用には1000 リーヴルしか取っていなかった.バティチスティーヌ嬢の年金と合わせても、年に1500 フランにしかならなかった. この1500フランで、老女ふたりと老兄は暮らしていたのだった. ————————⦅語句⦆——————————— s'inclinait:(直半過/3単) < s'incliner s'incliner:(代動) 身をかがめる、 お辞儀をする、頭を下げる、 ひれ伏す、agissait:(直半過/3単) < agir agir:(自) 行動する adhérait:(直半過/3単) < adhérer adhérer:(自) [à に] くっつく、粘着する、 密着する、同意する、賛同する、従う.servante:[古風] 女中、s'était réservé:(直複過/3単) < se réserver se réserver:(代動) 自分のために~を取っておくne...que~ :~しか...しない.joint, e:(形, 過分) 合わさった < joindrejoindre:(他) 合わせる、結合するjoint à ~:~と合わせた、~に添えて lettre jointe à un bouquet / 花束に添えられた手紙 avantages joints à un poste / 地位に結びついた利得 prier à mains jointes / 手を組み合わせて祈る
2025.06.27
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アルト・ハイデルベルク(247)𝕬𝖑𝖙 𝕳𝖊𝖎𝖉𝖊𝖑𝖇𝖊𝖗𝖌—————————【247】———————————............Allein das rechte Burschenherz............Kann nimmermehr erkalten;............Im Ernste wird, wie hier im Scherz,............Der rechte Sinn stets walten;............Die alte Schale nur ist fern,............Geblieben ist uns doch der Kern.............Und den laßt fest uns halten !............Und den laßt fest uns halten !— ———————————(訳)————————————..............本当の若者の心だけが..............冷めることはないだろう...............真剣なときも、おふざけのときと同じく..............まごころはいつでも貫かれている..............心を包む身は古くとも若き身は遠く消え果てても..............若い学生魂は尚、健在だ. ..............そしてそいつをしっかりと私たちの中に留め置くのだ..............そいつをしっかりと留めおこう! —————————⦅語彙⦆—————————————— .Burschenherz:(辞書不掲載→Burschen + herz)der Bursche:(die Burschen) 若者、青年nimmermehr:(副) もはな~ない、二度と~ない erkalten:(自) 冷える、冷たくなる im Ernste:まじめに、本気で < der Ernst (複なし) まじめ、本気 Das ist mein Ernst. / 私は本気でそう思っている der Scherz:(Scherze) 冗談、ふざけ im Scerz / 冗談にder Sinn:(複なし) 意味、意義 stets:[シュテーツ](副) 常に、いつも walten:(自) (力などが)作用している、 支配しているdie Schale:(Schalen) (果実などの) 皮; (卵、くるみなどの) 殻; (カニなどの) 甲羅 深皿fern:(形) 遠いgeblieben:(過去分詞) < bleiben der Kern: 核、芯、種、実, コア—————————≪CDの歌詞≫————————————————せっかくのいい歌なのでCD の歌詞訳を書いておきます.O alte Burschenherrlichkeit 「おお麗しき学生時代」歌詞 O alte Burschenherrlichkeitwohin bist du verschwunden ?Nie kehrst du wieder, goldne Zeit, So froh und ungebunden !Vergebens spähe ich umher,Ich finde deine Spur nicht mehr............O jerum, jarum, jerum............O quae mutatio rerum !Den Burschenhut bedeckt der StaubEs sank der Flaus in Trümmer,Der Schläger ward des Rostes Raub,Erblichen ist sein Schimmer,verklugen der Kommersgesang,Verhallt Rapier - und SporenklangAllein das rechte BurschenherzKann nimmermehr erkalten ;Im Ernste wird, wie hier im Scherz,Der rechte Sinn stets walten ; Die alte Schale nur ist fern,Geblieben ist uns doch der Kernund den laßt fest uns halten !Drum, Freunde, reicht euch die Hand,damit es sich erneue,der alten Freundschaft heil'ges Band,das alte Bamd der TreueKlingt an und hebt die Gläser hoch,die alten Burschen leben noch, noch lebt die alte Treue !*damit es sich⁴ erneuern (それでもって新たに蘇る) この訳が古き忠誠の絆のあとになるため空白部分が生じています. おお麗しき学生時代よ.お前はどこへいったのか?黄金の時代よ あれほど楽しかったのに お前はもう戻ってはこない辺りを窺ってみてもその面影など何処にもない おお イェールム ヤールム イェールム 栄枯盛衰よ学生帽は埃にまみれマントはぼろぼろ決闘用の剣は錆び付いて輝きも失われている酒宴の歌は途絶えて剣と拍車の響きも止んでいるだがまことの学生の魂は冷めるはずはなくふざけていても 真面目なときも正しい心は働いている.古い殻は消亡したが僕たちの中に種は残っているそれを守っていくのだだから友よ 君たちの手を出したまえ古き友情の神聖なる絆.古き忠誠の絆が蘇るように 往時の学生はまだ健在だ かつての忠誠の心はまだ生きている!
2025.06.27
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サウンドオブミュージック(381)———————【381】————————— The same evening the Captain gathered the eight servants in the library and introduced me as their temporary housekeeper, from whom they would have to expect, for the time being, all orders. ———————— (訳)———————————— その同じ日の夕方、大佐は8人の従業員を図書館に集め、私を臨時家政婦として紹介しました.当面、全てのことは彼らは家政婦の私から出す指示を待って業務に当たることになりました..————————⦅語句⦆————————————housekeeper:(名) 家政婦 expect:(他) 待ち受ける for the time being: 当分は、今のところ、 差し当たり
2025.06.27
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サウンドオブミュージック(380)————————【380】——————————— With a sharp swing he turned around and, facing me eye to eye, he asked slowly : " Am I doing you a favour by that ? " I was already retiring towards the door, mumbling something about the ap-proaching end of the school year——motherless children——reception at the convent ... ————————— (訳)————————————— 鋭い首の振り回しで周囲を確認した大佐の目は、私の目とばったり合いました. 大佐はゆっくり尋ねました. 「お願いというのは、それですか?」 私はすでに、ドアに向かっていました.私は何やらもぐもぐとつぶやいていました.学校がもうすぐ新年度休暇になること——トラップ家には子供たちが母親のいないこと——自分の受入れ体勢の出来た修道院のことなど.....————————⦅語句⦆———————————— mumbling: < mumblemumble:(自/他)口の中でもぐもぐ言う、 ぶつぶつ言うconvent:(名) 修道院、(特に)女子修道院reception:(名) 受け入れること ここでは出向したマリアを 出迎えること
2025.06.27
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サウンドオブミュージック(379)————————【379】——————————There was the air of confidence again between us, and I ventured to speak. " Captain, now I have done something for you ; may I ask you to do me a favour ? " " Certainly, go ahead. " " Will you please get engaged to the Princess straight away "————————— (訳)———————————— 私たちは、再び、信頼関係を取り戻した空気が流れていました.それで、私は冒険的に発言した. 「大佐、私、大佐のためにしたことがありますの.1つお願いがあるんですけど.」 「わかりました.言ってみてください.」 「王女様と直ちに婚約をしていただけませんか?」
2025.06.26
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サウンドオブミュージック(378)———————【378】————————— In my heart of hearts I had the greatest doubts as to whether this science could be learned out of books, but he looked so eager and expectant that I said : “Well, there's nothing like* trying,” earning a sigh of relief and a grateful look from his fine eyes. For a moment it was like old times. .———————— (訳)———————————— 心の奥底では、私はこの家事・家政学が本で習得できるかどうかについて、大いに疑っていました.しかし大佐はあまりにも、期待を寄せているような表情だったので、私は言いました. 「そうですわね、試してみることほど、いいものはないですわね.」大佐の安堵の吐息が聞こえ、感謝の感謝然とした目が見えました.そしてその時ばかりは過去に舞い戻ったようでした.—————————≪注釈≫———————————— nothing like のあとに(通常は)名詞が来ると、その名詞ほど、素晴らしいものはない、あるいは、ひどいものはないと最上級で評価することになります.文面には、better もbestも見当たりませんが、nothing (better) like と補って考えてください.
2025.06.26
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『ジュール叔父さん』(15)————————【15】——————————————— Mon oncle Jules, le frère*¹ de mon père, était le seul espoir de la famille, après en avoir été la terreur*². J'avais entendu*³ parler de lui depuis mon enfance,*⁴ et il me semblait que je l'aurais reconnu du premier coup*⁵, tant*⁶ sa pensée m'était devenue familière*⁷. Je savais tous les détails de son existence*⁸ jusqu'au jour de son départ pour l'Amérique, bien*⁹ qu'on ne*¹º parlât*¹¹ qu'à voix basse de cette période de sa vie.—————————(訳)————————————————— わがジュール叔父さんは、父方の兄弟(弟)で、家族にとって、嘗ては恐怖の的だった人だが、その後は一家の唯一の希望の星である.私は幼少期の頃から、叔父についてのうわさを聞いてきました.それで私には、叔父を見たらすぐにわかるような気になっていました.それほど叔父への思いに慣れ親しんでいたのでした.叔父がアメリカへ出立する日までの叔父の生き方の全詳細を私は知っていました.もっとも、この時期の彼の生活については大きな声では話せなかったのではあるが.———————《語句・語法》——————————————— *1) frère: 兄または弟; 邦文タイトルが「ジュール叔父さん」、 すなわち「叔父」なので父の弟として の表記にしました.ついでにいえば、 「伯父」ならば父の兄となります.*2) terreur: (f) (大きな)恐怖*3) entendre: 聞く; entendre + 不定詞 ~するのを聞く J'entends frapper à la porte. / ドアをノックするのが聞こえる.*4) enfance: 幼年時代、幼少期; J'ai passé mon enfance à Paris. 私は幼少期をパリで過ごした.*5) du premier coup: ただちに、はじめから、 すぐに、すぐには*6) tant:(副) 非常に、それほど、そんなに*7) familier, ère:(形) なじみの、慣れ親しんだ、 親しい、打ち解けた 精通している、よく知っている *8) existence:(f) 存在、生活、生き方*9) bien que + 接続法:(対立、譲歩) ...ではあるが、*10) ne…que ~ : ~でしか…ない *10) ne…qu'à voix basse:低い声でしか…ない*10) ne parler qu'à voix basse: 低い声でしか話さない、 低い声でしか話せない*10) on ne parle qu'à voix basse: 私たちは低い声でしか話せない.*9 *10) bien qu'on ne parlât qu'à voix basse: もっとも、私たちは低い声でしか 話せなかったのだが bien qu'on ne parlât qu'à voix basse de cette période de sa vie. もっとも、この時期の彼の生活について は大きな声では話せなかったのではあるが.*11) parlât:(接半過/3単) 主節 je savais...が過去形(半過去)の ため従属節 bien que の中は文章語では、 接続法半過去になります.日常会話では、 主節と従属節が同時期なら接続法現在 を取ります.
2025.06.26
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さすらいの青春(296)𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼 ——————【296】——————————————————CHAPITRE XI———————————— LE DOMAINE MYSTÉRIEUXDes le petit jour, il se reprit à marcher. Mais son genou enflé lui faisait mal ; il lui fallait s'arrêter et s'asseoir à chaque moment tant la douleur était vive. L'endroit où il se trouvait était d'ail-leurs le plus désolé de la Sologne.—————————(訳)—————————————— 少し夜が明けかかるとすぐにモーヌは再び歩き始めました.だが腫れ上がった膝に痛みが生じていた;痛みがあまりにも激しかったため、モーヌはやむを得ずその度に立ち止まり、そして座り込まなくてはならなかった.その上、彼がいた場所はソローニュの最も荒涼とした場所だった...—————————《語句》——————————— des le petit jour:少し夜が明けかかるとすぐに le petit jour:夜明け、薄明; partir au petit jour / 夜明けに出発する se reprit à ~:(代動) < se reprendre à marcher / 再び歩き始める [se reprit à + 不定詞] 再び~し始める enflé, e:(形、過分) <enfler enfler (他) ❶腫れあがらせる、 膨らませる; ❷量を増す、大きくする douleur:[dulœr, ドゥールール](f) 苦痛、痛み fallait:(直半過)[各時制3単ノミ] < falloir 不定法=falloir ~しなければならない ~でなければならない、~に違いない; やむを得ない. Il faut partir. / 出発しなければならない.vive:(形、女) < vif vif:(形) 生き生きした、鋭い、激しい、 鮮やかな、派手な、強烈な、 éprouver vive douleur / 激しい痛みを覚える désolé:荒涼とした、 ————————— ≪質問コーナー≫ ————————————【質問者】 L'endroit où il se trouvait était d'ailleurs le plus désolé de la Sologne. この文の désolé を辞書で引くと「申し訳ない」とか「すみません」と載っていたので、こう訳しました.その上彼がいた場所は、ソローニュで本当にすみません.【回答者】それ、誰が謝っているの? —————————— ≪文法≫ —————————————————reprendre :過去分詞=repris / 現在分詞=reprenant———————————————————————————....résoudre 直説法現在........................résoudre 単純過去.........je reprends....nous reprenons............je repris.....nous reprîmestu reprends....vous reprenez..............tu repris.....vous repîtesil reprend.......ils rerennent................il reprit........ils reprient———————————————————————————falloir はすべての法と時制で3単のみの活用 直説法現在 =faut 直説法半過去 =fallait 直説法単純過去=faullt 直説法単純未来=faudra 条件法現在 =faudrait 接続法現在 =faille 接続法現半過去=fallût
2025.06.26
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さすらいの青春(295)𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼 ———————【295】——————————En ce lieu coulait une lumière si douce qu'on eût cru pouvoir la goûter. Près de la première fenêtre, une jeune fille cousait, le dos tourné, semblant at-tendre son réveil ... Il n'avait pas eula force de se glisser hors de son litpour marcher dans cette demeure en-chantée. Il s'était rendormi... Mais la prochaine fois, il jurait bien de se lever. Demain matin, peut-être !...—————————(訳)———————————— そこでは光があまりにも甘く差し込むので、食べて味わうことができるんじゃないかと思えるほどだった.1つ目の窓の近くに若い女がくるりと背中を向けて、縫物をしていたが、その姿は、モーヌの目覚めを待っているようにも思えた...彼にはベッドから飛び出して、その魅力的な館の中を歩くために忍び入るほどの体力はなかった.モーヌは再び寝入った.しかし、その次には、ちゃんと起きる決意をしていた.朝になったらきっと起きようと!.....———————⦅語句⦆——————————— lieu:(m) 場所、ところ; en ce lieu / ここでは、そこでは coulait:(直半過/3単) < coulercouler:(自) 流れる; La Seine coule vers l'ouest. / セーヌは西に向かって流れる なおこの場合はcourir (自)「走る」も (川が)「流れる」として使えます. La rivière court dans la ville ajourd'hui aussi avec les feuilles flétries sur l'eau. / 病葉を きょうも浮かべて町の中を川は流れる. cousait:(直半過/3単) < coudre (他) 縫う tourné:向けて、曲げて、 本文は「背中を曲げて」の解釈も可能で すが、素直に「こちらに向けて」とした ほうが自然です. réveil:(m) 目覚め se glisser:(代動) 忍び込む [dans に] hors de ~ :~の外に、~の外で、~を外れた; Il a sauté hors du lit. / 彼はベッドの外に飛び出した. Il a dîné hors de chez lui. / 彼は外で夕食をとった.demeure:(f) 邸宅、屋敷、館(ヤカタ)、[文]住まいenchanté, e:(形) ❶非常にうれしい、 ❷魔法にかけられた; < enchanterenchanter:(他) うっとりさせる、魅惑する La chanteuse a enchanté l'auditoire. / その歌手は聴衆を魅了した. se rendormir:(代動) 再び眠る jurait:(直半過/3単) < jurerjurer:(他/自) 誓う、断言する jurer de + 不定詞 ~する決意をする —————— ≪仏文解釈≫ —————————————Il n'avait pas eu la force de se glisser hors de son lit pour marcher dans cette demeure enchantée. この部分が今回の難易度の高い文です.文中 marcher があるので、「ベッドから飛び出して歩いていってその館の中へ忍び込もうという力はなかった」と訳せば、残念ながら100点はもらえません.フランス語はドイツ語と違って前置詞が格支配しないので、前置詞のあとが、場所なのか、運動の方向なのかが、明確ではありません. dans cette demeureをドイツ語に置き換えると in dem Château (館で) とin das Château (館の中へ)の二通りが出来上がります.ですから、dans cette demeure には両方の意味解釈が可能になってしまいます.そこでse glisser が先回りして、「忍び込む」作業をさきに済ますようにして、忍び込みの目的はpour 以下で表現させているわけです.つまりここでの dans cette demeure は in das Châteauに相当します. 縣題の文の訳は「この魅了する館の中を歩こうにも彼にはベッドから起き上がって、忍び込む体力がすでになかったのであった」 ——————— ≪文法≫ —————————————— coudre はd が消えたりs が出没したりします. 意味は「縫う」.他動詞ですが目的語はしばしば ありません.フランス語の他動詞は目的語を かなり自由に省略させることができるので、 いちいちこれは自動詞、これは他動詞などと 区別しないでもいいかも知れません.という か、基本的にはすべてが他動詞です.coudre 直説法現在.....................coudre 直説法半過去je couds........n. cousons..............je cousais.......n. cousionstu couds........v cousez.................tu cousais.......v. cousiezil coud......... ils cousent..............ils cousait......ils cousaient—————(調べ間違いした単語)—————————せっかくなので、付けておきます.demeure:(直現1,3単) < demeurerdemeurer:(自) [ドゥムーレ, demœre] ❶ (ある場所に) 留まる、残る Il demeure toute la journée dans sa chambre. 彼は1日中部屋にこもっている. ❷ (同じ状態に)いる、…のままでいる Elle est demeurée silencieuse toute la soirée. 彼女は一晩中黙っていた.【反省】なんでもかんでも辞書を引きゃいいってもんじゃない.単語を調べるときは、先にテキストを読んである程度、意味見当をつけてから辞書を引きましょう.今回の場合、少なくとも品詞は動詞ではなく名詞であることはdans cette demeure... を見れば明らかだったはず.【結論】相手をよく見て対処せよ.
2025.06.26
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さすらいの青春(294)𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼 ———————【294】———————————— Aussi s'efforça-t-il de penser à autre chose. Glacé jusqu'aux moelles, il se rappela un rêve —une vision plutôt, qu'il avait eue tout enfant, et dont il n'avaitjamais parlé à personne:un matin, au lieude s'éveiller dans sa chambre, où pen-daient ses culottes et ses paletots, il s'était trouvé dans une longue pièce verte,aux tentures pareilles à des feuillages. ————————(訳)—————————————— それだもので、モーヌは努めて他のことを考えるようにした.身体の芯まで凍えながら、モーヌは、ある夢のことを思い出していた——夢というより、それはむしろ子供の頃に見た幻想であった.そしてその幻想のことは誰にも話したことはありませんでした: その幻想とは: ある朝、半ズボンや外套を掛けた自分の部屋で目覚める代わりに、緑色した葉形装飾の壁紙の貼られた長い部屋にいたのだった. ———————⦅語句⦆————————————— aussi:(接) それゆえ、だから; (文頭に来ると主語と動詞 は倒置されることが多い)s'efforça:(直単過/3単) < s'efforers'efforer:(現分) s'efforer de + 不定詞 ~しようとする、 ~しようと努力するmoelle [ムワル]:(f) 髄、骨髄 moelle épinière / 脊髄 jusqu'à la moelle / 骨の髄まで、体の芯まで jusqu'aux moelles / 骨の髄まで、体の芯まで être vidé jusqu'à la moelle / へとへとに疲れる Elle était glacée jusqu'à la moelle. / 彼女は体の芯まで凍えていた. Il est Japonais jusqu'à la moelle. 彼は骨の髄まで日本人だ. se rappela:(直単過/3単) < se rappelerse rappeler:(代動) を覚えている、 を思い出す; Je me rappelle bien cette événement. / 私はその出来事をよく覚えている Je me rappelle l'avoir rencontré. / 私は彼と会ったことを覚えている. (不定詞の場合は複合形となる) Je me rappelle qu'il m'a raconté cette histoire. / 私は彼からその話を聞いたことを覚えている.rêve:(m) 夢 vision:(f) まぼろし、幻影 plutôt:(副) むしろ eu, e:(過分) <avoir tout enfant:ずっと子供時代に ([形容詞+名詞]ではありますが大過去時 制の影響でこのまま副詞的に「ずっと子 供の頃に」となります)au lieu de ~ : ~せずにtenture:(f) 壁紙 pareilles à :~によく似た feuillage:(m)【集合的】(1本の木全体の) 葉; 枝の葉全体 【美術】葉飾り、葉形飾り、葉形装飾
2025.06.25
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テレーズ・ラカン(39)エミール・ゾラ ————————【39】———————————— The husband who was always tremblingwith fever went to bed, while the youngwoman opened the window to close theshutter blinds.—————————(訳)—————————————— いつも熱で震えている亭主は、若い女が鎧戸を閉めるため窓を開けたりしている間に、寝床に就いた.
2025.06.25
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女の一生(125)Guy de MaupassantUne vie ———————【125】——————————— Avec lui, elle vivrait ici, dansce calme château qui dominait la mer. Elle aurait sans doute deuxenfants, un fils pour lui, une fillepour elle. Et elle les voyait courant sur l'herbe entre le plataneet le tilleul, tandis que le père etla mère les suivraient d'un œil ravi, en échangeant par-dessus leurs têtes des regards pleins de passion. ————————(訳)————————————— 彼と一緒にここで暮らして行くのだわ.この海の見える静かなお屋敷で.きっと子供は2人生まれるのよ.彼のためには男の子を、私のためには女の子を産むのよ.するとジャンヌの目にはプラタナスや菩提樹の立っている草原の上を子供たちが駆け回っているのを見ていた.その間ずっと、父親と母親の自分子供たちの頭越しに、視線を交わし合いながら、嬉しそうな目で彼らの姿を追いかけていたのだった. ———————⦅語句⦆————————————— vivrait:(条現/3単) < vivre calme:(形) 静かな、château:(m)❶(都会の)宮殿. パリなどの大都会ではpalace という. ❷(田舎の)大邸宅、お屋敷、 ❸(昔からの領主の)城館、城 両翼をもつものが宮殿、主住居が塔の ものが城と言えるのではないでしょうか. たいていはこれらがミックスしたもので、 本文の邸宅もこれらの折衷のようです. ロワール川沿いの城もこのミックス・ タイプのようです、 dominait:(直半過/3単) < dominer dominer:(他) …を見渡す、見下ろす mer:(f) 海 aurait:(直半過/3単) < avoirsans doute:きっと、おそらくvoyait:(直半過/3単) < voirvoir:(他) 見る、見える courant:(現分) < courircourir:(自) 走る、駆ける、駆け回る.herbe:(f) ❶草;❷[単数で集合的に]草原platane [プラターヌ]:(m) プラタナス、篠懸の木tilleul [ティユル, tijœl]:(m) 菩提樹、西洋菩提樹 シナノキ科の落葉樹のこと、一方、仏が その下で覚ったという菩提樹(インド菩提 樹)はクワ科、(落葉の木も常緑の木もあ る)で本文の木とは別もの.花屋で売られ ている鑑賞用の菩提樹は西洋菩提樹. tilleul である.葉が三角なのはインド菩 提樹、葉が丸いのが西洋菩提樹.シュー ベルト歌曲のリンデンバウムは西洋菩提 樹、通称ティユール(tilleul)の名で知られ る.tandis que:(接句)❶…する間に、…している時に ❷…であるのに、一方、 suivraient:(直半過/3複) < suivresuivre:(他) 追う、たどる、ついていくœil [ウイユ œj]:(m) 目 複数はyeux [ィユー jø] ravi, e:(形) 大喜びの、とてもうれしい d'un œil / うれしそうな目で、目をほそめて échangeant:(現分) < échangeréchanger:(他) 交換する、交わし合うpar-dessus:(前) …の上に[を、の]、 …を越えて、 Par-dessus les murs du jardin, on aperçoit la mer. / 庭の塀越しに 海が見える. passion:(f) 情熱、熱意、熱中. ———————≪文法≫——————————————Avec lui, elle vivrait ici, / 彼と一緒にここで暮らして行くのだわ地の文なので、本来 " Avec lui, je vivrais ici." となるべきところ、いわゆる自由間接話法を用いて、ギュメを使わず、語り手がその説明を中断することなく続けている場面です.vivrait と条件法現在が出てきますがこれは「過去未来」用法で、ジャンヌが未来を夢想していた、という過去.尚、閉鎖されるグー・ブログから記事回収作業を行なっていましたら、たまたま、自由間接話法のことを書いた箇所(ベラミの学習)に出会いましたので、コピペしておきます.—————————≪文法≫ ———————————————dire などの伝達動詞がないので、自由間接話法として訳しました.自由間接話法とは、je の代わりにil となっているので、文言は間接話法なのですが、que という発話指標がないということで、よりリアルな人物心情が描けるという効果があるとのことです.グーブログ学習日記「ベラミ」(33)より
2025.06.25
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ロンドリ姉妹(35) .———————【35】———————————— 2.Nous prîmes le Rapide un jeudi soir, le 26 juin. On ne va guère dans le Midi à cette époque ; nous étions seuls dans le wagon, et de mauvaise humeur tous les deux, ennuyés de quitter Paris, déplorant d'avoir cédé à cette idée de voyage, regrettant Marly si frais, la Seine si belle, les berges si douce, les bonnes journées de flâne dans une barque les bonnes soirées de somnolence sur la rive, en attendant la nuit qui tombe. .———————(訳)——————————————6月26日木曜日の夜、私たちは特急「南仏号」に乗った.この時期には南仏に出かける人は稀だった.なので車両は私たちだけだった.パリを出るときは憂鬱で気分は二人とも最低だった.何が何でもこの旅行をしようとしたことに嘆きながらのことだった.あんなに涼しかったマルリーの町を後悔するほど恋しく思い、あんなに美しいセーヌ川が懐かしくなり、あんなに甘く素敵な河岸を思い出すほど後悔していた.セーヌを小舟で遊覧する日々、夜になるのを待ちながら、岸辺でまどろむ夕べを思っては、このイタリア旅行を後悔していたのだった. ...——————⦅語句⦆—————————————— prîmes:(直単過/1複) < prendreprendre:(他) (乗り物に) 乗る rapide:(m) 特急列車【急行はexpress】テキ ストは大文字を使っているので、名前の 付いたような特定の列車、たとえば「プ ロヴァンス号」などを暗示する.たとえ ば、ラピートが南海電車の関空行き特急 のように. jeudi:(m) 木曜日 juin:(m) 6月 ne....guère:ほとんど...ない le Midi:南フランス、南仏; Il part demain dans le Midi. (明日彼は南仏へ出かける) époque:(f) 時代、時期、 seul:(形) 副詞的に用いられている ~だけで、s がついていて複数一致して いるので nous と同格、「私たちだけで」 (私たち=私とポール) wagon:(m) [鉄道] 車両、客車 humeur [ユムール]:(f) 機嫌、気分; être de bonne humeur / 機嫌がよい être de mauvaise humeur / 機嫌が悪いtous les deux:二人とも ennuyé, e:(形) 困った、当惑した、 心配している、うんざりしたような、 残念に思う、 déplorant:(現分) < déplorerdéplorer:(他) ❶嘆く、悼む;❷残念に思うdéplorable [デプローラブル]:(形) 嘆かわしい、 何とも残念な cédé, e:(過分) < cédercéder:(自)[à に] 負ける、譲る、 屈する、折れる regrettant:(p.pré) < regretterregretter:(他) 後悔する、悔やむ Marly:マルリー (パリの北10数キロ Valencienne中心部 にある町) si frais:あれほど涼しいberge:(f) 土手、岸、堤 flâne:[文語] < flânerieflânerie: (f) 気ままな散歩、そぞろ歩き barque:(f) (甲板がない)小舟 somnolence:[ソムノランス](f) まどろみ、 半睡状態rive:(f) 岸、岸辺* déplorant:(現分=現在分詞) もcédé, e:(過分) と同様、女性形を示してdéplorant, e とするほうがよいのですが、女性形使用頻度ははるかに過去分詞のほうが多いので過去分詞のほうにだけ、e を添えています.
2025.06.25
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フィフィ嬢(56)マドモワゼル フィフィ MADEMOISELLE FIFI —————————【56】————————————— Quand ils se retrouvèrent de nouveau à la nuit tombante, ils se mirent à rire en se voyant tous coquets et reluisants comme aux jours de grande revue, pom-madés, parfumés, tout fait. ——————————(訳)—————————————— 日が落ちて婦人お迎え班が再度戻ってきたとき、彼らはお互い見合わせながら、しっかりめかし込んでピカピカだったのを笑った.まるで大閲兵式に臨むかのようにポマードや香水などあらゆる方法でやつしていた. ..—————————⦅語句⦆——————————————se retrouvèrent:(直単過/3複) < se retrouver se retrouver:(代動、相互、再帰) 再会する、 (ある場所に) 戻る、 de nouveau:再び、もう一度 coquet, te:(形) おしゃれな、気取った、粋な (女が男の)気を引こうとする、 色気のある; (女が) なまめかしい reluisant, e [ルリュイザン, ト]:(形) 輝く、光る、 ぴかぴかのrevue:(f) 閲兵式*coquet, te では接尾辞としては coquet, ette と表記すべきなのですが、これを 女性形が coquetette と受け止めかねない 学習者に配慮しています. 足せば簡単に女性形の出来上がり! ということでよろしく.
2025.06.24
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ジレット(1)バルザック「知られざる傑作」よりGILETTE (1)Le chef-d'œuvre inconnuH. de Bal'zac———————— 【1】———————————— Vers la fin de l'année 1612, par unefroide matinée de décembre, un jeune homme dont le vêtement était de très-mince apparence, se promenait devant laporte d'une maison située rue des Grands-Augustins, à Paris. ———————— (訳)———————————— 1612年がもう終わろうという12月のある寒い朝、見た目が何ともみすぼらしい服装姿の若者がパリのグランゾーギュスタン通りに構えられたある家の戸口をいきつ戻りつしていた...——————— ⦅語句⦆———————————— très-mince:très mince のことだが、apparence に 直結しているので、ひと固まりの形容詞 風に、トレデュニオンで結んであるが意味 はまったく同じで「とてもみすぼらしい」. se promenait:(直半過/3単) < se promener se promener:(代動) 散歩する、歩き回る、devant la porte:戸口の前でrue des Grands-Augustins:グランゾーギュスタン通り; パリ6区にある通りで、芸術家が多く住む町 として有名.
2025.06.24
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レ・ミゼラブル(44) —————————【44】————————————— Pour cette sainte fille, M. de Digne était tout à la fois son frère et son évêque, son ami selon la nature et sonsupérieur selon l'église. Elle l'aimait et elle le vénérait tout simplement.——————————(訳)—————————————— この聖なる女性に対し、ディーニュの男は、彼女の兄であると同時に司教、また気の合う彼女の友人であり、教会では上司だった.またバティチスティーヌ嬢はこの兄を慈しみ、ただ尊敬するばかりであった. ——————————⦅語句⦆————————————— à la fois:同時に; On ne fait pas deux choses à la fois. / 1度に2つのことはできない. évêque:(m) [カト] 司教 selon:~によれば、(英: according to) nature:(f) ❶自然;❷性質、本性、性格 supérieur:(m) 目上の人、上司 vénérait:(直半過/3単) < vénérer vénérer:(他)❶(神を) 崇拝する、あがめる、 ❷(人を) 尊敬する、敬愛する simplement:(副) ❶簡単に、単純に、 ❷率直に、質素に、❸ただ、単に;tout simplement:ただひたすら、無条件に 全面的に.
2025.06.24
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アルト・ハイデルベルク(246)𝕬𝖑𝖙 𝕳𝖊𝖎𝖉𝖊𝖑𝖇𝖊𝖗𝖌——————————【246】———————————————............Den Burschenhut bedeckt der Staub,............Es sank der Flaus in Trümmer,............Der Schläger ward des Rostes Raub,............Erblichen ist sein Schimmer,............verklugen der Kommersgesang,............Verhallt Rapier - und Sporenklang.................O jerum, jerum, jerum.................O quae mutatio rerum !———————————(訳)—————————————.............学生帽は今は埃まみれ.............学生服もぼろぼろで.............剣は錆の世界へ奪われて.............そのほのかな光も消え失せ.............コンパの歌も響きやみ.............決闘の剣の音も鳴ることがない.............ああ、何たることか!.............流転変遷とどまるを知らず!———————————《語彙》—————————————der Burschenhut:(_hüte) 若者の帽子→学生帽bedeckt:(3単現) < bedecken (他) et⁴をet³ で覆う et⁴にet³ をかぶせる; Schnee bedeckt das Tal / 雪が谷をおおっている.der Staub:埃、ちりsank:sinken の過去基本形(sinken - sank - gesunkensinken:(自) 下降する、下る、落下する、沈む、 沈みこむ、倒れる; [sinken in + 4格] [ある状態に]陥る der Flaus:(-es/-e)[古語] < Flausch der Flausch:(Flausche) 厚手のオーバーコート 当時の学生用の上着だったようです (木村相良独和)Trümmer:(複) 残骸、破片 in Trümmer sinken / 残骸となる、ぼろぼろになるsank der Flaus in Trümmer:学生マントはぼろぼろになったDer Schläger:(die Schäger) 決闘用の剣 ward:(過去3単) < werden des Rostes:(2格) < der Rost:錆 (この意味では複数なし) der Raub:(複なし) 強奪、強奪品Der Schläger ward des Rostes Raub:剣は錆が奪い去った(剣は錆で最早役立たず)erblichen:(自s支配、弱変化) 色あせる、 青ざめる、顔色を失う der Schimmer:ほのかな光 Erblichen ist sein Schimmer: そのほのかな光りさえ消え失せたverklugen:(過去分詞) < verklingen (自) (音などが) 次第に消えていく、鳴りやむ、響きやむ. der Kommersgesang:(die Kommersgesänge) 学生コンパ(酒宴)の歌集の歌 .verklugen der Kommersgesang: ist が脱落しているが、ここはder Kommersgesang が倒置主語ではなく、その属詞となっていて 「消えゆくは学生歌也」. ist を入れると文章に なるので避けたのだと思います.verhallt:(過去分詞) < verhallen (s支配) (響きが)次第に消える、響きやむ das Rapier:(Rapiere) 細身の剣、[フェンシング]ラピエール Sporenklang:拍車の音der Sporn:(Sporen) 拍車 der Klang:(Klänge) 音、音響;(耳ざわりのいい音)
2025.06.24
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サウンドオブミュージック(377)———————【377】————————— I laughed right out : “ Oh Captain, I understand nothing at all about housekeeping. You see, in boarding-school and then in the novitiate I learned many other things, but not that. ” “ But couldn't you learn it out of a book ? ” he asked after a little hard thinking. “The other day I saw in the window of Hoellriegel's Book-store a book on housekeeping. ”———————— (訳)———————————— 私は笑ってしまいました. 「まあ大佐、私、家事のことは、てんで分かりませんわ. だって寄宿学校を出て、すぐに修道院に入ったのですもの.ほかのことなら、まだしも、そればかりは、ちょっと.」 「本でなら、学べるじゃありませんか?」大佐はしばらく沈思して、そのように切り出しました.「先日、ヘルリーゲル書店のショー・ウィンドーで、家事に関する本を見かけたのですよね.」
2025.06.24
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サウンドオブミュージック(376)———————【376】—————————— “ Think what's happened,”he greeted me. “ Baroness Matilda has broken herleg, and it is such a bad fracture that she won't be with us any more for the rest of the year. What are we going to do ? Could you take over the household affairs until I find someone else ? ”———————— (訳)———————————— 「考えてほしい出来事があるんですよ.」と大佐は挨拶の言葉を述べました. 「マチルダ夫人が足を骨折してね.かなり重い怪我で、もう今年いっぱいは戻れないと言うのです.それでどうすればいいかという相談なんですが.私が代わりの人を見つけるまで、あなたが、家事全般を引き継いでいただくというのは可能でしょうか?」..———————⦅語句⦆————————————— take over: take the place of another in doing 引き継ぐfracture : the breaking of a bone 骨折
2025.06.24
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サウンドオブミュージック(375)————————【375】——————————— Baroness Matilda had gone to the wedding of her brother when, on a beautiful morning in May, I was asked to see the Captain in the library.————————— (訳)———————————— マチルダ男爵夫人はご兄弟の結婚式のために留守をしています.留守中のある晴れた5月の日に、私は図書館に呼ばれて大佐と面会することになりました.—————————⦅語句⦆————————————— baroness : ❶ the wife or widow of a baron ❷a lady whose rank is equal to a baron's.この小説では、1か2かの設定がありません.わからないときは、バロネス・マチルダとでもしたほうがよかったのかもしれませんが、もう何度も「マチルダ夫人」とやってしまっているのでこのまま続けます.
2025.06.23
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サウンド オブ ミュージック(374)————————【374】——————————— When he stretched out his hand to open the door for me, I stopped him, saying : “ Thank you very much, I can open it myself. ” This was just a little too much. He walked away brusquely, leaving me very miserable and bewildered. How I hated myself for acting so, and still, I couldn't help it.————————— (訳)———————————— 大佐が私のために、ドアを開けようと、手を伸ばしたとき、私は彼の手を遮り、言いました. 「どうぞお構いなく.私は自分で開けられますので.」これは少しやり過ぎでした.大佐はそそくさと立ち去ってしまいました.私はみじめさ半分、当惑半分で、そこに残されたままでした.そんなことをしてしまった自分をどれほど憎んだことでしょう.でも仕方がありません.—————————⦅語句⦆——————————————Thank you very much:どうもありがとうござ います.学校の試験ならこれでいい のですが、自由翻訳なら「どうぞ お構いなく」が場の雰囲気に合う.miserable:(形) みじめなbrusque:(形) 不愛想な、ぶっきらぼうな ぞんざいにさっさと済ます bewildered:(過去、過去分詞) < bewilderbewilder: make at a loss to understand confuse; perplex パニックになる あわてふためく、 まごつく、狼狽する
2025.06.22
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『ジュール叔父さん』(14)—————————【14】—————————— Et chaque dimanche, en*¹ voyant*² entrer les grands navires*³ qui revenaient*⁴ de pays inconnus*⁵ et lointains,*⁶ mon père prononçait*⁷ invariablement*⁸ les mêmes paroles*⁹ : ——Hein ! *¹º si Jules*¹¹ était là dedans,*¹² quelle surprise ?——————————(訳)———————————— そして日曜日の度毎に、遠い見知らぬ国から繰り返し現れる大きな船が入港するのを眺めながら、父はいつも同じ言葉を発した: ——なあ、お前たち、もしあの(船の)中にジュールが乗っていたら何とびっくりなことだろうな.—————————⦅語句⦆———————————*1) en + 現在分詞: (ジェロンディフ) ~しながら*2) voyant:(現在分詞) <voir(他)見る en voyant ~ 「~を見ながら」 *3) navire [ナヴィール]:(m) 船、船舶 *4) revenaient:(半過去3複) < revenir (自) 繰り返し来る、再び現れる *5) inconnu, e:(形, 過分) < inconnu (形) 見知らぬ、 知られていない (à, de, に) 、未知の*6) lointain, e [ロワンタン/ロワンテーヌ]:(形) 遠くの、はるかな、 pays lointain 遠くの国 passé lointain 遠い過去 *7) prononçait:(直半過/3単) < prononcerprononcer: (他/自) 口にする、言う*8) invariablement [アンヴァリアブルマン]:(副) 変わることなく、相変わらず、 いつも、常に *9) parole:(f) 言葉 paroles aimables / やさしい言葉 *10) Hein !:(間投詞)[同意を求めて] そうでしょう、ねえ、*11) Jules:(人名) ジュール; タイトルの「ジュール叔父さん」のこと *12) dedans:(副) 中に、内側に —————————≪文法≫———————————— 本文1行目: en voyant entrer les grands navires 大きな船が入って来るのを見るとvoir (見る) は知覚動詞なので、知覚動詞の構文を作ります.本文では voir の主語は「お父さん」なのでジェロンディフを平文に書き換えて、さらに現在形で説明してみます. Mon père voit entrer les grands navires. 父は大きな船が入港してくるのを見る. 英語と語順が違うので面食らった方もいらっしゃることでしょう. My father sees big ships come in. S + V + O + 不定詞 O ∔ 不定詞 の部分では目的語のOが不定詞の意味上の主語Sとなる.しかしフランス語では、不定詞が自動詞のときには、 Mon père voit entrer les grands navires. S + V + 不定詞 + Oとなって、不定詞の意味上の主語が不定詞の後ろに回っています. Je vois courir un chien. / 私は犬が走っているのが見えます. J'entends siffler le train, / 私は汽車が汽笛を鳴らしているのが聞こえます. では英語のような語順にすれば、だめなのでしょうか? Je vois un chien courir. は非文でしょうか? いいえ、確かに文としては正しいものです. ただ、不定詞に副詞がついて いないときには、不定詞の主語は後に置く方が 落ち着きがよい、とのことです. 不定詞が他動詞のときは英語と同じ語順です.Je vois mon frère danser une valse. / 兄(弟)がワルツを踊っているのが見えます.J'entends Marie chanter une chanson.私はマリーが歌を歌っているのが聞こえます.ここで英語と違う面白い点がフランス語にはあります.実はこういう場合フランス語では、知覚動詞の主語になっている名詞をà またはpar をそえて置くことができます. J'entends chanter une chanson à (par) Marie. 私はマリーが歌を歌っているのが聞こえます.
2025.06.22
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さすらいの青春(293)𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼 ———————【293】—————————— Sans chercher plus avant, Meaulnes s'étendit sur la paille humide, le coudeà terre, la tête dans la main. Ayant retiré sa ceinture, il se recroquevilla dans sa blouse, les genoux au ventre. Il songea alors à la couverture de la jument qu'il avait laissée dans le che-min, et il se senti si malheureux, si fâché contre lui-même qu'il lui prit uneforte envie de pleurer... —————————(訳)———————————— もうこれ以上先に進んで農家を探すことはやめて、モーヌは湿った麦わらの上に寝ころんだ.ベルトを外したあと、両ひざをお腹につけ、上着に身をくるんだ.肘は地面の藁の上につけて、頭をその片腕にのせて枕にした.そのときモーヌは馬に掛けていた毛布のことを思い出した.それをモーヌは道に置いてきたのだった.それを思うと思うほど自分がみじめになって、自分が腹立たしくなった.あまりに腹立たしくて、泣けてきそうになった. ———————⦅語句⦆————————————— s'étendit:(直単過/3単) < s'étendres'étendre:(代動) 横になる 広がる、伸びる coude:(m) ❶ 肘; ❷ 曲がり角 retiré, e:(過分) < retirer (他) ❶ [de から] 取り出す、 ❷引っ込める、❸脱ぐ、はぎ取る; ❹ 取り上げる ceinture:(f) ベルト、バンド、帯 se recroquevilla [ス ルクロクヴィヤ]:(直単過/3単) < se recroqueviller [ス ルクロクヴィエ]se recroqueviller:(代動) (人が)縮こまる、 体を縮める blouse:(f) 上っ張り、作業服、仕事着 genou (複-x):(m) ひざ ひざはふたつあるので、通常複数形で 用いる. Elle a pris l'enfant sur ses genoux. 彼女は子をひざに乗せた. ventre:(m) 腹、腹部. songea:(直単過/3単) < songersonger:(自) ❶ 考える (à を) ❷ 思い出す、思い浮かべる fâché, e: (形、過分) 怒った、立腹した < fâcher (他) 怒らせる Tu as fâché ton père. / 君はお父さんを怒らせたよ.———————≪発音≫ ————————————étendre (広げる) とéteindre (消す) はカナを振ればどちらもエタンドルなのですが、éteindre のアは、唇はエの形で、口蓋の前の方で出す明るいア、étendre のアは口蓋の中央で出すやや暗いア(オが混ざっている)と、書いている私にもできない無理な注文を言ってすみません.そもそも母音が5つしかない日本語で、16もあるフランス語を表記しようというのが、どだい無理な話でございますよ.ついでに言いますとattendre(待つ)とatteindre(到着する)も同様の注意が必要.どちらも、仮名を振れば「アタンドル」この2つの動詞、意味だけではなく過去分詞もまったく違う.attendre は、 attenduatteindreは、 atteint【教訓】 人は見かけが似ていても、過去はそれぞれ違う.活用も違う———————————————————attendreの活用(アタンドル)「待つ」———————————————————J'attends ジャタン (ややジャトンに近い)tu attendsil attendn. attendonsv. attendezils attendent———————————————————atteindre の活用(アタンドル)「到着する」———————————————————j'atteins ジャタン (ややジャテンに近い)tu atteinsil atteindn. atteignons (ザテニョン)v. atteignez (ザテニェ) ils atteignent (ザテーニュ)———————————————————両者の違いはなんだ?よく見ると、i があるか、ないかの違いだ。愛がないから、愛を待つ愛があるから、到達するとでも覚えておきましょう。はい、きょうの授業おしまい。
2025.06.22
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さすらいの青春(292)𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼 ————————【292】———————————— Meaulnes s' en approcha. Ce n' était là qu' une sorte de grand parc à bétail ou de bergerie abandonnée. La porte céda avec un gémissement. La lueur de la lune, quand le grand vent chassait les nuages, passait à travers les fentes des cloisons. Une odeur de moisi régnait. ——————————(訳)———————————————— モーヌはその建物に近づいて行きました.行ってみると、そこは一種の家畜小屋か羊小屋にすぎず、すでに廃小屋だった.扉は力に屈して軋む音を立てて開いた.強い風で雲が吹き飛ばされると、月の薄明りが壁の隙間から入り込んだ.小屋の中はかび臭さが充満していた. .—————————⦅語句⦆———————————— bétail:[ベタィユ](m)[集合的] 家畜 parc à bétail:(m) 家畜小屋、家畜置き場bergerie:(f) 羊小屋 abandonné, e:(形、p.pa) 見捨てられた; 廃墟になった、打ち捨てられた céda:(直単過/3単) < cederceder:(自/他)❶ 譲る ❷(物が外力に負けて) 曲がる、折れる、 屈する、壊れる; La porte céda sous les coups. / 門は叩き壊された.gémissement:(m) ❶うめき声、❷(物の)きしむ音、lueur [lчœr,リュウール]: (m) ほのかな光、閃光、 微光passer à travers ~ :~を通り抜ける、~を通る fente (ファント):(f) 割れ目、裂け目、隙間 cloison:(f) 仕切りの壁、仕切り、隔壁 odeur:(f) におい、臭気、香り; (いい匂いにも、悪い臭いにも使う) odeur du jasmin / ジャスミンの香り Ça sent une drôle d'odeur ici. ここはどうも変なにおいがする. dégager une odeur fétide / むかつくような悪臭を発する moisi [ムワジ]:(m) かび臭さ régnait:(直半過/3単) < régnerrégner:(自) 支配する、 行き渡る、広まる; opinion qui règne dans les milieux d'affaires 実業界に広がっている考え ————————— ≪読み≫ ————————————La porte céda avec un gémissement. 扉がギーと音を立てて(開いてモーヌに道を)譲った.そして書いてはいないが、「モーヌはその建物の中に入った」、という行間を読み取りましょう.そうすると Une odeur de moisi régnait. がどこで臭っていたかを読み手で付け足せます.試験問題で単語を1つ埋めよ、という設問があれば、dedans でしょうか. 扉が開いたときに、モーヌと読み手が一緒にこの家畜小屋に入っていますから、臭いは建物の外ではなく中で臭ったと解釈しましょう. Une odeur de moisi régnait dedans. です.
2025.06.22
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さすらいの青春(291)𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼 ———————【291】———————————— Découragé, presque à bout de forces, il résolut, dans son désespoir, de suivrece sentier jusq'au bout. A cent pas delà, il débouchait dans une grande prairie grise, où l'on distinguait de loin enune bâtisse obscure dans un repli de terrain. —————————(訳)—————————————— がっかりして、気力を失い、モーヌは絶望の中で、この道を行きつくところまで行ってみようと決心したのでした.そこから百歩ほど進んでみると、灰色の大きな草原に出ました.土地の起伏の中に薄暗い大きな建物を見分けることができました. ..————————⦅語句⦆————————————— découragé, e:(形) 落胆した、がっかりした; presque:(副) ほとんど、ほぼ; à bout de + 無冠詞名詞:…の尽きるところに;être à bout de forces:精根尽き果てた être à bout de ressources / 万策尽きた force:(f) ❶ 力、体力; ❷ 精神力、気力 résolut:(直単過/3単) < résoudrerésoudre:(他) 解く、解決する; résoudre de + 不定詞 / ~することに決めるdésespoir [デゼスポワール]: (m) 絶望、落胆débouchait :(直半過/3単) < déboucherdéboucher ¹:(自)〔sur、dans、に〕 ❶ 出る(狭い所から広い所に) ❷(道などが)~に通じる déboucher ²:(他) 栓を抜く. déboucher une bouteille / 瓶の栓を抜く prairie [プレリー]:(f) 牧草地;草原. Les vaches paissent dans la prairie. 雌牛たちが牧場で草を食べている. gris, e:(形) 灰色の、グレーの、ねずみ色の distinguait:(直半過/3単) < distinguerdistinguer [ディスタンゲ]:(他) ❶ 見分ける、 聞き取る、感じ取る、わかる: ❷ 区別する、識別する; ❸ 特徴づける [de から] bâtisse:(f) ばかでかい建物、 建物の大枠(石造部分) < bâtir (他) 建てる、築く; obscur, e:(形) 暗い、薄暗い repli:(m) ❶ひだ、折り目; repli d'un terrain 土地の起伏 ❷屈曲、まがりくねり、蛇行 ————————— ≪文法≫ ———————————résoudre は日常会話では不定詞と過去分詞以外にはほとんど用いない、と言われていますが、小説などの文章を読むときには、様々な時制で活用されますから、とりあえず、ここに出てきた単純過去と、基本的な直説法現在を見ておきましょう.—————————————— résoudre 直説法現在je résous nous résolvonstu résous vous résolvezil résout ils résolvent——————————————— résoudre 単純過去je résolus nous résolûmestu résolus vous résolûtes il résolut ils résolurent————————————————
2025.06.22
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テレーズ・ラカン(38)エミール・ゾラ ————————【38】———————————— The married couple couple entered theirroom, which had a second door openingon a staircase that communicated with thearcade by an obscure narrow passage.—————————(訳)—————————————— 夫婦は自分たちの部屋に入りました.部屋には第二の扉があり、開けると階段になっていて、薄暗く狭い通路によって、アーケード街に出られた.————————⦅語句⦆—————————————communicated with ~:~に通じている
2025.06.21
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女の一生(124)Guy de MaupassantUne vie ———————【124】——————————— Alors, un peu calmée, elle laissa flotter son esprit au courant d'une rêverie plus raisonnable, cherchant à pénétrer l'avenir, échafaudant son existence.————————(訳)————————————— さて、少し気が静まったのか、ジャンヌは今度はより理性的に将来を覗き見するように生活設計を探りながら、心を次々流れるような夢想の場面に浮かべてみた. ———————⦅語句⦆————————————— alors:[話](間投詞) さて calmé, e:(形, 過分) 静まった心の、 穏やかな、落ち着いた.< calmercalmer:(他) 静める、なだめる、se calmer:(代動, 再帰) 静まる、平静になる、 (痛みが)和らぐ.laissa:(直単過/3単) < laisserlaisser + 不定詞:~するままにさせておく.flotter:(自) 浮かぶ、漂う、さまよう esprit:(m) 精神、心、意識courant ¹:(形, 現分) 流れている < courircourir:(自) (川などが) 流れるcourant ²:(m) 流れ rêverie [レヴリー]:(f) 夢想 raisonnable [レゾナーブル]:(形) ❶分別のある、 聞き分けのよい、❷常識に合った、 妥当な、当を得た.cherchant:(現分) 探しながら < chercherchercher:(他) さがす、pénétrer [ペネトレ]:(自) 入る、入り込む.avenir [アヴニール]:(m) 未来、将来. échafaudant:(現分) < échafauder échafauder:[エシャフォデ](他) でっち上げる. (理論などを)強引に組み立てる、 (自) (建築用の)足場を組むexistence:(f) ❶存在、❷生活、生き方
2025.06.21
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ロンドリ姉妹(34) ————————【34】——————————— Quand je parlais à Paul de l'Italie. il refusa d'abord absolument de quitter Paris, mais je me mis à lui raconter des aventures de voyage, je lui fis espérer des plaisirs raffinés, à Naples, grâce à une recommandation que j'avais pour un certain signore Michel Amoroso dont les relationssont fort utiles aux voyaguers ; et il se laissa tenter. .————————(訳)————————————— ぼくがポールにイタリアの話をしたとき、彼は最初はパリを離れることには猛反対だった.しかし旅でのぼくの情事の数々を語り出し、それにミケル・アモローゾという人物への紹介状があるので、ナポリでは社交界の楽しみが期待できるし、その人物との関係上、そのつき合いは旅人にはとても役立つものなのだと、ほのめかしたものだから、ポールもやっとその気になった. ...———————⦅語句⦆————————————— aventure:(f) ❶意外な出来事、❷恋愛、 アバンチュール、色事、❸冒険espérer:(他) 希望する、期待する; 名詞形は espérance (f) 但し多用さ れるのはespoir.plaisir:(m) 楽しみ、喜びraffiné, e:(形) 洗練された、上品な、凝った Naples [ナプル]:(性別不明)(固有) ナポリ Voir Naples et mourir. / ナポリを見て死ね. 不定詞を並べただけですが、これで命令 文として訳す慣例です. grâce à ~ :~のおかげで; Grâce à vous, tout s'est bien passé. / あなたのおかげで万事うまくいきました.recommandation:推薦状 signore:(イタリア語) (m) 男性への称号 名詞の前では signor Rossi のように語尾 のe は切断されるのですが、今はフラン ス語の中ですので. ついでながら、女性へはsignora を用いま す.未婚女性へは縮小形のsignorinacertain signore Michel Amoroso:ミケル・ アモローソという紳士.relation:(f) 関係、関連 【複数で】交際、つき合いfort:(形) 強い、しっかりした utile [ユティル]:(形) 役に立つ、有益な; [à に]役立つ Ce livre est utile à mes études. / この本は私の研究の役に立つ. aux voyaguers:旅人たちには tenter:(他) 気をそそる、誘惑するse tenter:自分をその気にさせるlaisser + 不定詞:~するままにさせる 不定詞の目的格人称代名詞はlaisser の前に出る, Je l'ai laissée dire. / 私は彼女に勝手に言わせておいた.
2025.06.19
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