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ボルドー AOCプルミエール・コート・ド・ブライ AOC Premieres Cote de Blaye シャトー・カップヴィル(キャプヴィル、カップヴィユ)・キュヴェ・プレステージ2006《2本目》 Chateau Capville Cuvee Prestige ヴィニョーブル・ベネトー Vinobles Beneteau メルロー75% カベルネソーヴィニヨン25% コット(マルベック)5% アルコール度12.5% 輸入:株式会社ドウシシャ 購入価格:780円(Blle No.26558) 色は透き通ったやや濃い紫。香りはカカオ、土、ブラックベリー、ペパーミント、パセリ?インク?味は軽い渋味と酸味。余韻に苦味と苦味を伴う薄い渋味。ラベル画像は流用。う~ん・・・また随分と味がヘタレてきたなぁ。香りも果実感が大分後退し、土やハーブの香りが強まってきた。1月に飲んだ時はもっとフルーティーでパワフルに感じたが、今回は随分と大人しい味に。香りの土臭さとハーブ系の青臭さが目立ち、そこから余韻の苦味感も引っ張られて飲み口が汚く感じられる。味が弱まり香りは強まりで全体のバランスが崩れてきた。グラスに注いで5分~10分程置いておくと多少は土臭い香りが落ち着きもう少し飲み易さが出るが、それでもよくある半端な安チリワインの様な薄さと臭みの印象は取れない。前回飲んだ時の懸念予測が自分でもビックリする位当てはまってて、ちょっと複雑な気分。 >渋味・苦味・酸味の3要素の強いせめぎ合いで成立している香りと味と余韻 >のバランスのワインなので、どれか一つでも崩れたら途端に普通のワイン >になってしまいそうな気配がある。ちょっとした変化で評価が変動しそう。 >なるべく新しい内に抜栓直後から早く飲むべきワインだと思う。 >パワーを保ててる内が華。新鮮さと、それによる強いパワーがあればこその好バランスで当時1200~1300円位でも納得できたが、今回の様に味や香りの出方がアンバランスに変化すると他の要素が一斉に勢いを失い(噛み合わなくなって)、香りの青臭さや苦味等の“地の部分”をカバーしきれなくなってくる。こうなると1000円未満クラスでも低水準な味で、“臭い、薄い、苦い”のダメ三拍子。あるいは経年変化や保管による瓶差以外にも、ロット差みたいなのもあるのかな?何かコルクの種類も違うっぽいし(前回のボトルNo.は「15667」で、今回は「26558」)。値段相応。近所のスーパーでネットよりもずっと安い値段で売ってたので買ってみたが、安いなりの理由があったみたい。今回のボトルは800円前後の安ボルドー、又は630円前後の一般的安チリと同等のレベルに。約350cc残しで次の日。(抜栓20時間経過)お、香りはまだ土臭さが残るが、それでも前日よりはかなり落ち着いて受け入れやすいレベルに。味には大きな変化は無いが、余韻の苦味は香りと連動してか、こちらも穏やかに。「安ボルドー」の評価は変わらないが、「その中でも低水準な味」ということはなくなった。軽めの口当たりに渋味と酸味。余韻は薄っすら苦味が絡んで、しかし伸びは出さずあっさり。「標準的な1000円未満型安ボルドー」に生まれ変わりましたw。その程度。★楽天検索 カップヴィル カップヴィユ キャプヴィル★1000円以上出せるかどうかは状態次第。
2009/09/30
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イギリス スコットランド ハイランド地方(?) エンシェント・クラン Ancient Clan トマーティン・ディスティラリー Tomatin Distillery (5年程度熟成の)モルトを24種、グレーン アルコール度40% 輸入:国分株式会社 購入価格:980円(700ml)香りの出方は少々弱めだが、綺麗で甘めの香り。香りはアーモンド、ヘーゼルナッツ、バニラ、檜?【ストレート】口当たりはソフトだが、味は苦味が支配的。余韻にも苦味が拡がり安っぽさが目立つ時がある。味の印象を覆す様な豊かなものでもないが、甘い香りが苦味のサポートに回ってくれてるのは分かる。【ロック】氷で冷えると多少苦味が和らぐが、余韻の苦味は逆に強まり、しつこさも感じる。冷えたことで香りの出方が鈍るのか、甘味のニュアンスも感じ辛くなり、単純な感じに。これはこれで【ストレート時】より飲み易くもあるが、飲んでて面白さは無い。【水割り】(酒1:水0.1~3)酒1:水0.1・・何か香りがゴム臭くなって、味も粗い。これはダメだな。酒1:水1・・・香りはますます弱体化。味も薄くなるが苦味も同時に薄まり、全体的には飲み易さは増す。酒1:水3・・・何の事はない、普通の水割り。ある意味万人向けのニュートラルな味とも思える。【ソーダ割り】(酒1:ソーダ水4)せっかくだからソーダ割りも。味は炭酸の刺激で突出要素が均されて特徴が消え、良くも悪くも爽やかに。鼻から抜けていく香りはややスモーキーなニュアンスに変化。(多分炭酸ガスの錯覚)う~ん・・・あんまり美味しくないかも。価格が価格だからそれほど大きな期待をしたつもりはなかったはずだが、何か拍子抜け。苦味云々の点は個人の好みの部分が大きいとしても、あっさりし過ぎて飲み応えが無い。開栓直後の香りは結構良かったけど、味が妙に軽いというか明確でない、ウリがハッキリしない。美味しくないと言うより、味全体が平均的な出方で美味さが“分かりにくい”という方が正確か。良く言えば、誰がどんな飲み方をしても大元のイメージを崩さないバランスの取れた出来。どんな料理・ツマミも邪魔しないと思う。一応どう飲んでも大体不味いことはないが、飲み方としては水割りかソーダ割りがオススメ。場面を選ばないバランスの良い酒がより万人向けに飲み易く化ける。まずはストレートで香りを楽しみつつ一口だけ飲み、後は水割りかハイボールで。値段相応。スコッチとしてはあまり面白さはないが、1000円弱のウィスキーとしてはそれほど悪くない。ラベルは格好良かったし、この汎用性の高さはそれなりに評価する。★楽天検索 エンシェント・クラン★1100円以上したら買わなくていいです。1000円未満の価格で買えてこそ、初めて好意的評価を下せる。
2009/09/28
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フランス ヴァン・ド・ターブル トゥール・ド・マンデロット・ルージュNV Tour De Mandelotte Rouge アドリアン・ベルタイヤン Adrien Bertaillan カリニャン33% グルナッシュ33% メルロー33% 他1% アルコール度11.5% 輸入:重松貿易株式会社 購入価格:498円色は透き通った紫。香りはブラックベリー、炭、革、砂糖?カラメル?味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に苦味と薄い甘味。香りには葡萄の印象はあまり無い。何となくボルドーっぽい気配から、渋味や苦味を連想する果実の類をかろうじて感じられただけ。軽薄な味だが、軽薄なりのバランスの良さはそれなりにある。とりあえず渋味は感じられるし、格と価格以上の期待をしなければまぁ納得出来なくもないレベル。でも特徴が見えないなぁ。ヴァン・ド・ターブルに特徴だの個性だのを求める方が酷な話と分かってる上で、それでもなお気になるつまらなさ。味や香りの要素が互いに全く絡まず、低い水準でそれぞれが適当に暴れるだけの、標準で“渋い水”状態に近い。軽薄な味わいの割りに渋味を出そうとすると口内がしつこく感じられるように傾き、そうなると今度は軽薄さ故の飲み易さを殺す方向に動き、ドツボに嵌っていく。そんな感じでこのワインは自分で自分の長所を潰し、短所を際立たせてる。多くを期待しなければ、と言っても「食中の水代わり」「ガブ飲み用ワイン」とするにも荷が重い。飲めないほど不味いとは言わないが、“明快な美味さが無い”“何も記憶に残らない”ワインではある。美味い不味いもひっくるめて、安ワインには安ワインなりの面白さがあると思ってるが、このワインには何も感じられない。値段以下。取って398円だな。同格・同価格帯で考えれば、キュベ・シャトレの方がずっと役割の頼もしさと存在感がある。★楽天検索 トゥール マンデロット★流石にこれで600円以上は無いわー。600円あればこれより美味いラングドックのVdPワインが買えるでしょ。
2009/09/26
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コート・デュ・ローヌ ベルルーシュ・ルージュ2006 Belleruche Rouge M.シャプティエ M.Chapoutier シラー50% グルナッシュ50% 一部をオーク小樽で、その他は大樽6ヶ月熟成の後、翌春にブレンド アルコール度14% 輸入:日本リカー株式会社 購入価格:1504円色はややくすんだ濃い赤紫。香りはブラックベリー、プラム、黒胡椒、カシス、おがくず?カカオ? 抜栓40分位でブラックベリー、獣臭(室外犬的な)、インク、土、ペパーミント?味は渋味と酸味を伴う甘味。余韻に酸味を伴う渋味と軽い苦味。 抜栓45分で軽い渋味と軽く酸味を伴う薄い苦味。余韻に渋味を伴う軽い酸味と薄い苦味。正統派ローヌの味。香りも土地とセパージュにのっとった嘘の無い種類と出方のイメージ。一応渋味基調の味だが、後からフルーティーな要素も付き従いバランスは良い。特定の要素に突出しない味構成なので比較的万人向け。でも味は悪くないが、香りが妙に騒がしくて落ち着かない。胡椒の香りとおがくずの様な木の香りがフルーツの香り部分に割り込んできて、何だかうざったく感じる。自分で「土地とセパージュに嘘が無い」と言っといてアレだけど、このボトルにおいては胡椒の香りが邪魔に。好みの問題があるにしても、“香りの質”が雑に思えちゃって味の美味さにノりきれない。 時間経過でいくらかベリー系果実の香りは沈静化。 そのおかげ(?)でか、多少は胡椒的な香りとのバランスが取られて出方が落ち着いてくれる。 だが味は苦味が目立ち始め、味の膨らみも香りにつられて沈静化し普通の赤ワイン化。 これはこれで悪い所ばかりでもないが、面白さも無くなった。とりあえず、味は悪くない。香りは所々人を選びそうだが、基本的には土地とセパージュに忠実。代表的(典型的)なAOCコート・デュ・ローヌのワインとして信頼性は確かと思う。値段相応。1500円台で飲める正統派ローヌ赤と考えれば十分な役割を果たしてる。★楽天検索 シャプティエ ベルルーシュ★1700円以上になると何か特殊な理由が無い限りは買う気はしない。それなら大手ネゴシアン括りでも、もう200~300円安いギガルのACローヌの方が満足度は確実に上。
2009/09/23
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大分県 麦焼酎 ふしぎ屋 藤井酒造株式会社 麦、麦麹 常圧蒸留 氷点濾過 アルコール度25% 購入価格:897円(720ml)・・・ふかしサツマイモ?ライム?芋焼酎みたいな香りだな。シンプルな香りで悪いとは言わないが、麦のイメージが湧かない。【ストレート】口当たりは綺麗だが、サツマイモ的な風味が強すぎて麦焼酎らしさが無い。行き所を無くした甘味や苦味は、時にしつこさも感じさせてくるが、基本的に穏やかな味。焼酎としての個性はそこそこ明確で飲み易さもある。【ロック】冷えたことで【ストレート】時よりも大分味が締まった。ある程度透明感を感じられる様になり、口当たりの綺麗さが増している。“焼酎ロック”としてはおよそ及第点をパス。【水割り】(酒1:水1~3)水の量関係無しに、【ストレート】時の味を柔らかにした味。飲み易さは上がったが、普通の麦焼酎水割りとしての面白さはほぼ消えた。だがこの方が妙なクセは弱まるので、これはこれでスッキリしてて結構万人向けに傾いてくれる。芋焼酎が好きな人なら気に入る味の麦焼酎。元の味がしっかりしてるのか、どう弄っても当初のイメージが動かない。個人的好みで言えばロック、水割りがオススメ。ただし、「麦焼酎」としての美味さは期待できない。こだわりが無い人ならともかく、なるべくロックで飲んで、それで美味しいと思わなければ多分この焼酎は合わない。芋のイメージが強い麦焼酎。味は良い。しかし麦焼酎を求める人には違和感が強いかもしれない。芋焼酎が好きな人なら気に入るかもしれない麦焼酎。とりあえず値段相応。だが、これはイマイチだな・・・。確かに焼酎としては悪くない。でもこれは「麦焼酎」としての美味さではない。麦焼酎派なら、これより低価格で「いいちこ」でも買った方が手堅さがある。★楽天検索 焼酎 麦 ふしぎ屋★
2009/09/20
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ラングドック・ルーション AOCコルビエール シャトー・ラ・コンダミンヌ2006 Chateau La Condamine テュシャン協同醸造所 カリニャン、グルナッシュ、シラー、割合不明 アルコール度13.5% 輸入:株式会社ドウシシャ 購入価格:780円色はやや濃い紫。香りはインク、黒胡椒、プラム、カカオ、ブラックベリー?味は渋味と酸味。余韻に酸味と苦味を伴う軽い渋味。フルーティーな香りはあまり無い。口当たりは軽いが味は濃い目、でも味の出方は単純。シンプルで分かり易い味ではある。それなりに厚みを感じられ、飲み応えも無くはない。余韻は伸びないが、この酸味の質で伸びを出しても“しつこさ”と感じそうなのでこれは悪くない。だが、味も香りもシンプルで余韻も伸びないとなると、どうしても特徴を感じ取りにくい。これはこれで南フランスの手堅い味なのかもしれないが、飲んでてあまり面白くないな。良くも悪くもラングドックらしい、やや濃い味わいというだけのワイン。このシンプルさと土地柄の明快さは評価するが、普通の安赤ワインの範疇。自分にとっては1~2杯飲めればそれで満足のレベル。味傾向で見ると、2007年8月に飲んだオー・ド・ヴァルムールのワンランク下位か。値段相応。それでもラングドックファンなら900円前後位は出せるかな。まあ1000円の壁は越えない。もっとフルーティーな存在感ある香りと、味に軸と個性があればもう少し高評価だったかもしれない。★楽天検索 シャトー コンダミンヌ★そんなわけで1000円以上ではいかがなものかと思う。
2009/09/18
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ボルドー シャトー・デュ・プランティエ2007 Chateau Du Plantier SCV Sauveterre(?) メルロー49% カベルネソーヴィニヨン44% カベルネフラン7% アルコール度12% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:880円色は透き通った綺麗な濃い紫。香りはブラックベリー、プラム、革、カフェオレ?バニラ?味は渋味と軽い酸味。余韻に軽い苦味と甘味。深みは無いがクリアーな印象で口当たりは滑らか。渋味基調の分かり易い正統派ボルドー。ボディの水っぽさがちょっと気になるが、口当たりの滑らかさを生む要因の一つでもあるので、これはこれで悪いものではない。味も結構あっさりで、スムーズに口を通る。でも口当たりのクリアーさと比べて、喉越しで大分粗さが出るかな。口内では水っぽさを感じた分、ここにきて勢いを主張するが、このタイミングでは余計なしつこさとも感じる。 抜栓1時間で喉越しの粗さがほぼ解消されるが、 水っぽさにさらに拍車がかかり、“酒入り葡萄水”化。 ある意味万人向けの味に変身したとも思えるが、ボルドーワインらしい飲み応えは無くなる。ま、標準的な安ボルドー。水っぽさはあるが、その分口当たりは綺麗で飲み易い。料理は(日本式)洋食全般に向く。煮込みハンバーグ、トマトスパゲッティ、変化球だと酢豚とか酸味の絡んだ料理と相性良し。値段相応。食中の水代わりにガブ飲みするには良いワイン。安ボルドーなりに香りや口当たりには見所もあった。
2009/09/14
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最近、近所でドウシシャ系ワインが急に安く出回ってきたな・・・。コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュル・シェネ(シュネ)・ノワール2007 Le Chene Noirカミーユ・ケラン カーヴ・ド・ケーランヌ(ケラーヌ) Camille Cayran Cave De Cairanneグルナッシュ70% シラー10% カリニャン10% サンソー10%コンクリートタンク熟成10ヶ月 その後瓶熟成2ヶ月以上 アルコール度13.5%輸入:株式会社ドウシシャ 購入価格:780円色は濃い紫。香りはブラックベリー、革、インク、黒胡椒、プラム? 抜栓30分でブラックベリー、革、ローズマリー、ミント? 抜栓50分でインク、革、パセリ? 抜栓100分で革、枯葉、プラム、インク、カカオ?煙? 抜栓130分でカラメル、ブラックベリー、緑茶?味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に苦味と軽い甘味。 抜栓40分で全体の苦味が少々強まる。 抜栓50分で苦味がメインに。果実感は弱く。 抜栓120分で酸味と苦味を伴う渋味。余韻に甘味を伴う苦味と薄い渋味。2008年1月に2004年ヴィンテージを飲んだが、その時よりも2007年はもう少し渋味がしっかりしててコクを感じる。香りは価格相応のローヌ系。味は悪くない。渋味を軸に様々な味覚が取り巻いていく、ストレートな赤ワイン。シンプルな味ではあるが、突出要素はあまり無く、ローヌワインとしてはそれなりにバランスはとれてる。欠点としては、香りの出方の安っぽさが気になるかも。それだけなら許せるけど、味がシンプルだからか、香りの印象に強引に引っ張られて味覚がハッキリしなくなる場面が多い。 30分の時間経過でハーブ系の香りが出て、味に苦味の印象が伴う。 50分経過でインクっぽい香りが支配的に。渋味が抑えられて苦味基調の微妙な味わいに。 120分経過で苦味のニュアンスは徐々に抜けてきたが、 酸味にしつこさが出て口内がスッキリしない。 150分でようやく平静を取り戻すが、今度は味の厚みが心許ない。このワインは時間経過で印象が大きく変動する。それを面白さと受け取るか、不安定さと受け取るかは状況と人による。なるべく30~50分以内に飲んで、余ったらそれ以降はオマケのつもりで。全体的にどうもローヌっぽさが弱く、ラングドックのイメージが強く出る。最近ローヌをあまり飲んでないから印象を忘れ気味な所があるにしても、時間経過で香りがドンドン変わり、それにつられて味も次々と変わっていき、落ち着きが無い。ヴィラージュ云々の有り難味は特に無いかな。一応、値段以上。抜栓直後は1200円クラスの出来だが、時間経過で評価がどうにでも変わる。場合によっては2004年時と変わらず、ラングドックの650円前後のワインにも感じられる時がある。★楽天検索 シュネ ノワール★
2009/09/11
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ボルドー ミッション・サン・ヴァンサン・レゼルヴ2006 Mission St.Vincent Reserve ユニオン・サン・ヴァンサン Union St.Vincent セパージュ不明 アルコール度12.5% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:880円色は透き通った濃い赤紫。香りはブラックベリー、カシス、インク、砂糖?味は軽い渋味と薄い甘味。余韻に薄い酸味と薄く甘味を伴う苦味。味も香りも標準的な安ボルドー。味の出方は大人しく、飲み易さはある。渋味を起点とした、分かり易い赤ワイン。厚みは無く余韻も綺麗には伸びないが、値段なりの水準はパスしてる。良くも悪くも軽薄だが、それが飲み易さの要因にもなってる。この軽薄さは“水っぽい”とも感じるかもしれないが、そこは香りで何とかワインらしさを底上げする。でも、ある程度は安ボルドーに飲み慣れた人でないと納得いかない味かもしれない。総合的にはやっぱり標準的安ボルドー。この飲み易さ自体は悪くないが、美味さを感じ取るには(ボルドーへの)好みと経験が必要。その前提でも、食中の水代わり以上の役割は担えないと思う。塩の味と相性良いかな。薄めの味わいを逆に(?)利用した、シンプルな味付けの料理に合いそう。鶏唐揚げとか塩胡椒ハンバーグのレモンがけとか。値段相応。1000円未満の標準的安ボルドー。安ワイン慣れした自分にとっては、これはこれで価格なりの手堅さみたいなものは感じられる。
2009/09/09
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チリ DOセントラルヴァレー ソレウス・カベルネソーヴィニヨン2006《2本目》 Soleus CabernetSauvignon モント・グラス MontGras カベルネソーヴィニヨン100%(テクニカルシートPDF) 樽熟成7ヶ月 アルコール度13.4% 輸入:合同酒精株式会社 購入価格:1080円色は微妙にくすんだ濃い紫香りはタバコ、土、青草、コーヒー(中南米系?)、インク?味は渋味と軽い甘味。余韻に苦味と微かな酸味。ラベル画像は流用。あれ?、去年飲んだ時はもう少し味と香りに葡萄の印象があったが、今は香りにやたらと青臭さと土臭さが目立ち、果実の感じがほとんどしない。今回のボトルは典型的な“自分が苦手なタイプのチリ”に。去年の「渋味が感じられない」という短所はカバー出来てきたが、フルーティーさがかなり衰えて飲み辛くなった。一応、味にはボリューム感を感じる様にもなったが、土の香りも強くて美味しい感想が持ち辛い。酸味が退いた結果、ほぼ渋味一辺倒な味構成になり、土の香りとも相まって泥水に近いイメージになった。これではワインっぽさが感じられない。 抜栓50分位(或いは温度上昇)で、口当たりがソフトに変化。 余韻の苦味と酸味がもう少し明確になり、泥水っぽさからはある程度脱却。 でも標準的なチリワインのレベルで、評価を上げる程ではない。去年は結構美味しかったが、1年強ですっかり変わってしまった。オーガニックワインらしいから元々短期間で変化しやすいタイプのワインなのかもしれないが、流石に今回のこのボトルは自分の好きな味と香りではない。値段以下。抜栓直後だと、出して800円前後だな。時間経過後で値段相応。飲み時を見計らって飲む必要があるボトルかもしれない。★楽天検索 ソレウス カベルネ★1400円以上では高価過ぎるな・・。できればコノスル・オーガニックと同じラインで対抗して欲しいところだが。
2009/09/07
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2008年ヌーヴォーが198円という脅威の処分特価。最早「お金あげるから持ってってくれ」状態に等しいw ブルゴーニュ ボジョレー地区 ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2008 Beaujolais Villages Nouveau ジョセフ・ドルーアン Joseph Drouhin ガメイ100% アルコール度12.5% 輸入:三国ワイン株式会社 購入価格:198円(2480円→1980円→1280円→768円→198円)色は透き通った紫。香りはアンズ、クレヨン、イチジク、プラム?玉ねぎ?味は穏やかな酸味と薄い甘味。余韻に軽い渋味と苦味を伴う軽い酸味。意外にも(?)良い味。去年11月の味がどんな味だったのかは知らないが、渋味はほぼ無くなって果実の甘酸っぱさがメインとなり、かなりクリアーな印象に感じる。元々が酸味基調で軽やかなタイプのワインだったのかな!?味や余韻の厚み云々は特に無いが、始めから期待してないし求めてない。香りの綺麗さと口通りのスムーズさを追求するなら、まだ十分なクオリティ。たまに生臭い変な香りが出る事があるが、ほとんど一瞬で消える。気のせいかもしれないが、香りの出方は少々あやふや。一応果実の香りそのものはまだ立派に生きていて、嫌な感じはしない。 でも抜栓15分前後で急速に味と余韻の酸味がしつこくなってくるな。 独特の熟成ヌーヴォー感は約15分で終了。 変化後はよくある(保管に気を使ってない様な)普通の安っぽいガメイワインのレベル。 味が薄いわりに酸がしつこく、余韻は申し訳程度でほぼ“酸っぱい水”。抜栓15分までなら、およそ理想的な1年経過のボジョレー・ヌーヴォー。香りはそこそこで味は薄いけど綺麗め。価格が異常に安かったので面白がって買ってみたが、コンビニで350mlのビール買うより安いし十分満足。当然値段以上。198円で何も文句無し。「あれ、まだ1200円でも通用する?」とすら思えた最初の15分で200円分は十分元が取れた。近所のディスカウントストアーはよくここまで値下げしてくれたと思う。(不良在庫が陳列スペースを圧迫してるんだろうなぁ)
2009/09/06
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ラングドック・ルーション シテ・デ・カルカッソンヌ VdP de la Cite de Carcassonne ドメーヌ・ドゥーストリック・キュベ・レオ2004 Domaine d'Oustric Cuvee Leo ベルナール・マグレ Bernard Magrez カリニャン、サンソー、グルナッシュ、カベルネソーヴィニヨン、メルロー 割合不明 4割をバリック樽で熟成10ヶ月 残りをステンレス樽で熟成 アルコール度12.5% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:680円色は微妙にくすんだ濃い赤紫。香りはブラックベリー、土、プラム?味は軽い渋味と軽い甘味。余韻に軽い酸味と甘味を伴う薄い苦味。経年からか、軽やかな口当たり。香りもシンプルに出し、変な複雑さは排除。味は悪くない。穏やかな渋味で飲み易い。渋味が穏やかな分、甘味や酸味が中心に据えられ、滑らかでバランスを乱さないように注意が払われている感じ。当初のバランスの良さに起因する味の薄さはいくらか人を選ぶと思う。ある程度分かってて飲むなら穏やかさと滑らかさとで高評価だろうが、そうでなければ薄さによって余韻の酸味を持て余し気味になる安っぽい味にも感じるかもしれない。一応、味自体は結構良好。香りの土っぽさを何とかできれば、そこそこ熟成感を感じる赤ワイン。値段以上。680円という低価格による評価のハードル低下を考慮しても、これは美味い方と思う。上手く渋味が抜けてきた飲み易いワイン。味だけなら980円はイける。
2009/09/04
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ラングドック・ルーション コルビエール ル・ブラン・ド・ヴィルマジュー2006 Le Blanc De Villemajou ジェラール・ベルトラン Gerard Bertrand マルサンヌ25% ルーサンヌ25% ブールブーラン25% マカベオ(グルナッシュブラン?)25% バリック樽熟成 アルコール度13.5% 輸入:エノテカ株式会社 購入価格:1596円(1995円の見切り品2割引)色はやや黄色がかった金色。香りはレモン、ライム、火打石、砂糖?味は薄い酸味と薄い甘味。余韻に軽い苦味と薄い酸味。軽い口当たりだな。味の主張そのものは控えめで、良くも悪くも万人向けの辛口ワイン。香りは柑橘系果実を主とした分かり易い感じ。口当たりの軽さはいいとして、味の出方も薄めで何だか飲み応えが無いかも。それなりに飲み易さと薄いなりの余韻の伸びは認めるが、飲んでて面白くない。香りの火打石感には高級感をアピールしようと動きを感じられるが、それだけで終了。この香りの火打石や石灰みたいな香りがミネラル感を想起させ、より辛口な印象が伴ってくる。味本体が弱めだから余計に香りの印象に引っ張られ気味。味で勝負し辛い以上、この香りで形を作る方向性は決して間違いではないが、結局香り位にしか特徴らしい特徴を持たせられなかったのは残念。う~ん・・・全てが中途半端。これはややミネラリーな印象のある“普通の白ワイン”。香りには注目出来る部分も無くはないが、それだけでは魅力に欠ける。料理には合わせ辛い。まぁ味は強くないし繊細でもないから何と一緒で良いだろうが、凝った料理の味を引き立てる方向には働いてくれない気がする。スモークサーモンやスモークチーズ等の燻製系か、缶詰のアンチョビーやオイルサーディンの様な手軽なツマミには悪くないかもしれない。個性の強いツマミの味を優先できるワインと思えば悪い所ばかりでもないか。1995円では値段以下。1500円弱でギリギリ相応。だがもし1300円前後で再び売り出されることがあっても、リピート購入はしない。この味に2000円弱出す位なら1000円でチリのソーヴィニヨンブランワインでも買った方が満足度は高い。★楽天検索 ブラン ヴィルマジュー★エノテカでは2007年ヴィンテージが9月いっぱい“1本で送料込み商品”の扱いになってるから、輸入元でもそこそこ持て余し気味wなのかもしれない。早めに処理したがってる!?
2009/09/02
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ラングドック・ルーション AOCコルビエール シャトー・オリュー・ロマニス・キュヴェ・クラシック2005《2本目》 Chateau Ollieux Romanis Cuvee Classique ヴィニョーブル・ロマニス Vignobles Romanis ジャクリーン・ボリー Jacqueline Bories シラー30% グルナッシュ30% カリニャン30% ムールヴェドル10% アルコール度14% 輸入:野村ユニソン 購入価格:1586円色はややくすんだ濃い紫。香りはカシス、プラム、チョコレート、カカオ、枯葉?土? 抜栓15分でプラム、インク、砂糖抜きミルクココア?味は渋味と軽く苦味を伴う甘味。余韻に渋味と軽い甘味。香りはいくらか絞られたみたいだが、カシス・プラム・チョコの主要な3要素は健在。味は少々穏やかな方向に。渋味基調ではあるがソフトな甘味が渋味の突出を抑え、そこを香りのフルーティーさが味をバランスよく誘導してくれる。前回気になった「味・余韻・香りのバランスと噛み合わせ」の点がそれなりに向上されててなかなか面白い。だが元々酸味や苦味の要素が弱いので、味の起伏に頼りない物も大きめに感じる。なればこそ香りの印象を活用して味に膨らみを持たせようとしたのがこのワインの特徴なのかもしれないが、香りがシンプルな向きに削られた結果、味も飽きやすい平坦な味に近づいてしまった。“渋味基調で甘味が包む”という所は自分好みの構成なので、まだ悪い印象は無いがこの辺に危うさを残す結果に。 抜栓15分でさらに香りがシンプル化。 苦味感を連想させる要素も出てきて、 この単純なイメージが余韻の甘い伸びに侵入してきて勢いを削がれる。 こうなると味もよりシンプルに苦味も絡み気味なり、平坦化に拍車がかかる。香りの変化は激しくとも、味そのものはまだ自分好みで悪くない。でも味構成のシンプルさが良い方向にも悪い方向にも働くようにもなり、扱いの難しいボトルになった。今後の可能性としては渋味が綺麗に抜けて、香りもフルーティーな要素が長く生き残ってくれれば熟成ワインとしての地位を掴み取れそうだが、その辺は未知数。今回のような方向で熟成を続けていってもここから先より美味くなるイメージが湧かず、残念ながら将来性の点ではほぼ打ち止め。多人数で抜栓し、抜栓後は早めに飲むのを推奨。それが無理ならある程度割り切って、普通よりちょっと美味しい位の赤ワインとして飲むべし。価格からいっても、本来は出荷後3年以内に飲むのが理想のワインなのかもしれない。約10ヶ月前に飲んだ時は「香りに拡がりが出てくれば~云々」という感想だったが、約1年で逆に香りの幅が絞り込まれ、しかし味と余韻に落ち着きと伸びを向上させてきた。その結果、最初は前より美味くなったと感じられたが、その反動でかやたらと早く変化してすぐに息切れする様に。抜栓15分までなら値段以上。バランスのとれた味わいには好印象で1800円台も納得の質。でも15分を超えると値段相応な、良くも悪くもよくあるラングドックワインの位置にスライド。
2009/09/01
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