2007年11月の記事
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西向く侍・・・二四六九士を知らないらしい？
南天の写真とどう関係があるのか？ 南天という名前はあるけど 北天とか東天とか西天とかは聞かない。 なんで南天だけが、植物名なんだろう。 シンプルにそう考えていたのだ。 私のようなタイプの人間は、 言葉の意味、命名の由来とか謂れとかに 非常に強い関心があって、 それがわからないと先に進めなくなる。 こんなことに淡白な人には、 豊かな人生の時間があるのだろうに、 一度気になり始めるととことん気になるので、 睡眠時間を削ってでも調査していることがいまだに多い。 窓際のトットちゃん族なんだなぁ。 わからないことをわからないまま覚える能力が無くて、 納得できないままだと、記憶できない。 だから、すごく得意な科目と、 まったくできない科目とに分かれていた。 関心の無いことには時間を割けないので、 苦手な数学や物理では欠点を取りまくり 成績不振で保護者呼び出しを食らう一方で、 国語や歴史の分野では、学校でも普通にトップの成績だった。 努力はしたことが無かった。 好きだったから、楽しんで勉強していた。 教わることが嫌いで苦手だったので、 自分で納得するまで調べて本を読んでいた。 古典文法がわからなくて、 高校の古典の授業の小テストで、 毎回平気で白紙で出していた。 漢字の書き取りも、たいてい白紙だった。 意味を感じないことに取り組めなかった。 漢字は読むことができたし、 古典も文法なんてわからなくても、 たいていは初見で読めて意味がわかった。 そもそも、私は、東西南北がわからないほどの、 いやいや、右と左の区別ができないほどの 注意欠陥障害児童だった。 折り紙をまともに折ることができなかったし、 あや取りが覚えられなかったし、 配布されたプリントを、 きちんとたたんで持って帰ることができなかった。 返却されたテストをたたんで保存することができなかった。 今でも、整理整頓は苦手だし、 保存保管はまったくできなくて、 無くさないためには、ただためて置くことしかできない。 右と左がわかり、 東西南北がわかり、 漢字が書けるようになり、 古典文法がわかるようになり、 少しずつ色々なことができるようになった。 注意欠陥障害を克服しきったわけではないけれども、 訓練による適応はかなり進んでいる。 生まれついての障害は、病気と違って治癒することは無い。 障害とは、訓練と克己の努力と、 時々の偶然の成功体験によって、 適応による克服の過程を経て、 社会生活に進んでいくものなのだ。 褒めて伸ばしてくれる指導者とめぐり合うことが、 非常に大切なポイントだった。 父は、私に粘り強く文字を教えた。 私は、小学２年生になっても、 「ふ」と「を」と「な」とが書けなかった。 それどころか、小学校の６年生になるまで、 学年で一番文字の下手な、 ノートの汚い（あるいは無くす）女生徒として、 超有名だった。 絵も下手だった。 消しゴムをなくすし、 水入れで綺麗に筆を洗うことができなかった。 塗り絵さえも満足に塗れなかった。 そもそも、図工の授業に、絵の具箱を忘れるのが 普通だった。 なのに、知識だけは、異常にあった。 私に、塗り絵の塗り方を教えてくれた友人が居たことに感謝だ。 私の薄汚れた色の絵を、喜んでくれた先生の出現に感謝だ。 色々なことの覚え方とか、 粘り強く私に教えてくれた父に感謝だ。 そしてある日、右左がわかり 東西南北がわかり、 筆を綺麗に洗うことの意義がわかり、 折り紙の角をきちんと合わせることの大切さがわかった。 わかる体験をしたことに感謝だ。 古典文法がわかった。 必要最低限のことを覚えれば、古典文法なんて簡単だった。 わかると欲が出るから、もっときちんとわかりたくなる。 そうやって私は大学に入る頃には、 初見でもたいていの古文は読めるようになっていた。 でも、高校３年間も、大学の４年間も、 私にはとうとう、国語のノートはなかった。 関心のある必要なことは授業を聞けば覚えたし、 知っていることを書くのは無意味だと考えたし、 関心の無いことを起きて聞いていることができなかったから。 今日で侍月が終わる。 「西向く侍」を教えたくれたのは、父だった。 そして、武士の「士」を十一と見るのだと、 知って、ちょっと嬉しかったから、 その時の感動が記憶を生んだんだと思うんだ。 明日からは師走だ。 江戸時代、十二月の大晦日が、 一年間の掛け売りの集金の月で、 お師匠さんまで走り回ったからだとか、 それらしいことを言う人がいるが、 まあ、師走と言う言葉は、もっと古いから、 しはす・・・の語源は不明だ。 今でも、好奇心だけは失われていない。 いろんなものを失ったけれども。。。 老いの坂 登る下るを知らねども 左右の草々 愛でて歩まむ
2007年11月30日
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白菊のうつろふ見るこそ・・・
ませの内なる白菊も うつろふ見るこそ あはれなれ 我らが通ひて見し人も かくしつつこそ離れにしか 刑部卿敦兼と北の方の話は、 とってもとっても切ない。 毎年、この時期、 白かった庭の小菊が、 ほのかに赤紫を帯びて枯れていく頃、 敦兼の詠じた今様を思い出して、 吟じている。 刑部卿敦兼は、 見目の、よに、 悪さげなる人なりけり と、始まる古今著聞集のお話は、 多分、私が死ぬまで、 この季節に思い出すことだろう。 入試用の問題集で読んだのは、 遥か昔のことなんだけど・・・
2007年11月29日
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庭の３大守り神の一つ・・・天道虫
大げさではなく、 守り神だと思うんだけど、 どれもこれも女神様だ。 まず、アラクネ arachnophobiaでおなじみですね。 天才的機織娘だったらしいが、 技術を鼻にかけて、 今の姿に変えられてしまったの。 今じゃ呼び名も「女郎蜘蛛の姐さん」 そんなイケズをするのは、アテナイ女神かな？ そして、マダム・アボガドロ （これは私が勝手に言ってるだけ） praying mantis 祈りを捧げているマンティス 多分食前の祈りだなぁ。。。アーメン！ で、一番可愛くて、 多分一番一般受けするのが、 「天道虫のお七」だろうねぇ。 こんなに可愛いのに、 赤ん坊の時から、もう、 猛スピードで動き回って、食べる食べる アリマキなんでもういくらでも食べちゃう・・・ 実際、幼虫の行動範囲は広い。 成虫になると生物農薬としての価値は激減するけど、 幼虫の間は、劇的に効果があると思うよ。 何より名前がいいよね。 天道虫だよ・・・ 星も七つだよ！ そんなわけで、日向ぼっこしてた後姿を、 撮影させていただきました。 Lady-bird! Lady-bird! Fly away home! Your house is on fire and your children are gone! Fly away Lady-bird! Fly away home! Your house is on fire and your children are gone! Dr.DOLITTLEの航海記の中で、 アフリカの王子様が、この歌を歌うような そんな記憶がある。 でも、その時の歌詞は、 どこかへ行っちゃうじゃなくて、 燃えちゃうよだったように思う。 王子様の名前とか思い出せないんだけど。 ドリトル先生のお話、大好きだった。 今考えてみると、「何にもしない」っていう意味？ マイ・フェア・レイディの飲んだくれのパパも、 ドゥーリトゥル氏だったなぁ・・・
2007年11月28日
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まだね、琉球朝顔は咲いています。
青い方は、その日の朝、 薄紫の方は、前の日の朝、 写真を撮ったのは、 午後でしたから、 この朝顔は本当に元気で長生きです。 元気すぎて困ります。 巨大犬小屋の屋根を覆ってしまいそうです。 種は一切できないのですが、 どこからでも発根するので、 今年伸びた枝の着地している部分から、 来年はまた伸び広がります。 なんにでも巻きついて伸びます。 今日は、野暮用で地元の警察署に出向きました。 入った瞬間にうんざりするようなタバコのにおい。 公務員たるもの、 たとえ警官と雖も、 公共建築の中で喫煙するのはいかがかと思われました。 打ち合わせが長引いて、 署を出る頃には、本当に気分が悪かった・・・ 室内では喫煙しない代わりに、 換気設備の無い廊下でたむろして吸っている。 来庁者は、納税者なんだから、 もう少し配慮して欲しいと思う。 我々の中にも、 オマワリに禁煙は無理だと言う偏見がある。 でも、そんな偏見に甘えてもらっては困る。 少なくとも、税金で雇用される公務員である以上、 禁煙の努力はすべきだ。 あんな環境下で働く人たちと同じ健保組合の人は、 支出上、かなわないだろうと、 同情するわ。
2007年11月27日
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薔薇もあるんだけどね・・・
上の薔薇は、 新築記念にもらったので、 もう、２１年目です。 あまりにも放置なので、 年に数回、１輪づつしか咲きません。 下の薔薇は、 一年中咲いています。 蕾の向こうには、 咲ききって紅葉したように赤くなっている花が、 いっぱいあります。 ロサ・ビリディフローラ 緑の薔薇でした。
2007年11月26日
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秋は赤 蔦の葉赤い 柿の実赤い 高い空
綺麗でしょう？ いつも思うんですよ。 この時期が、ナツヅタの季節だって。 ナツヅタのね、 紅葉がね、 本当に好きなの。 だから、駆除しきれないのだ。 いつも、小さな葉を見ていたくて、 できるだけ切り詰めています。 ところで、この冬に向けた時期、 新芽を伸ばしているナツヅタもあります。 新芽の色は、ベージュなんですよ！ 不思議ですよ・・・ 春先の新芽も透き通るような緑で、 綺麗なんですけどね。。。。 庭の一木一草にも、 どんな雑草にも 輝く時期がある・・・ 神様の贈り物なんだなぁ。 昔の人は、この時期に、 このフユヅタの地上部を切って、 地下から吸い上げる水を採って、 煮詰めて甘味料を作っていた。 だから、甘葛（アマヅラ）と呼ぶ。
2007年11月25日
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あしたは・・・・明日葉の花が咲く・・・休養完了
明日葉の花が、咲いている。 せり科の花らしい、 ひっそりとした花だ。 もう、冬支度だから、 この花は実らないだろう。 もしかしたら、 この実が限界かな？ 明日葉の花、 明日葉の実、 明日葉の種、 冬の近い秘密の花園は、 三つ葉の絨毯のところもある。 三つ葉と明日葉って、 どうして、こんなにも大きさが違うんだろう。 新芽はそっくりなんだけどなぁ・・・ 金曜日の朝は、７時前に仕事に入らなくてはならず、 木曜日は、早く休んだ。 そして、金曜日は、 仕事が無事に済んだと思ったら、 職場の若い男の子のお父さんが亡くなっていて、 夜はお通夜だった。。。 急なことで、職場からは私くらいしか行けないので、 通夜に参加した。 末の子供はまだ小学２年生くらいだろうか。 長く患っていて、亡くなられたようだ。 終夜を含む交替勤務のある職場では、 体が蝕まれ易いのかもしれない。 ４０代・５０代の男性の葬儀では、 交替勤務の人が多いと感じる。 夜勤が無いと、給料が大きく減るらしい。 命を削って働いているんだ。 夜勤しながら体調が維持できる限界は、 ４０くらいじゃぁないだろうか。 女性の場合、子宮癌が多い。 子宮がある方は、定期健診をどうぞ。 私が小学生の頃、 近所の一年下の女の子のお母さんが亡くなったとき、 子宮癌と言う病気を初めて知った。 「手遅れ」ということも初めて知った。 私にとって子宮癌って言うのは、 すごく怖い病気だったけど。。。 もう、子宮癌にかかろうにも、 子宮は無いので、次は乳がんを気をつけよう。。。 そんなわけで、 休養を取ることを第一に過ごしていました。。。 結構休養十分です。 風邪も完治しました。 声は、自分的には、本当は、 もう少し美しいと思うんですけどね。 低い声は戻ったけど、高音はまだかな。
2007年11月24日
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トランス脂肪（トランス脂肪酸）のこと・・・
ヤマチャンの疑問に答えたくて、 説明の簡単な文章を 他所から引っ張ってきました。。 津川さんとおっしゃる方の名前の記事でした。 いかがですか、 いかにマーガリンが危険かわかりますか？ 実は、炭水化物を油で調理する時の 危険な成分とかもわかっていますよ。 フライドポテトがどんなに危険かとか・・・ 勉強すればするほど、 昔ながらの日本の食事の大切さがわかります。。。 心疾患との関連指摘 欧米では相次ぎ規制 過剰な摂取による心臓疾患など、生活習慣病との関連性が指摘されている「トランス脂肪酸」。“肥満大国”アメリカなど欧米では規制する動きが相次ぎ、日本でも対策を先取りした取り組みも出始めている。（津川綾子）≪２０年間の追跡調査≫ 不飽和脂肪酸の一種の「トランス脂肪酸」には多くの種類があり、自然界でも牛などの反芻（はんすう）動物の胃の中で生成されることがある。しかし健康上の問題が指摘されているのは、工場で生産されたものに含まれるトランス脂肪酸。ケーキなどを作るのに使われるショートニングやマーガリンなど加工油脂に含まれる。 これらが近年、心疾患との関連を指摘されるようになってきた。米国で女性看護師約７万８０００人を対象に、１９８０年から２０年にわたり追跡調査をした結果、トランス脂肪酸の摂取量が多い人ほど、心筋梗塞（こうそく）になりやすいことがわかった。 また、権威のある医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」には、トランス脂肪酸の摂取量が２％増えると、冠動脈性心疾患のリスクが２３％高まるとの報告も掲載された。 このように過剰摂取が疾病と関連するとの認識が広がり、欧米では、トランス脂肪酸への規制が進んでいる。デンマークでは２００４年からすべての工業的に生産された食品で油脂中のトランス脂肪酸含有率を２％未満に規制。米国は０６年から加工食品にトランス脂肪酸の含有量表示を義務づけた。米コーヒーチェーン最大手のスターバックスコーヒーも北米の全店でトランス脂肪酸の使用を今年中に止める方針を示した。≪３分の１にカット≫ トランス脂肪酸の摂取削減に取り組む動きも出始めている。 千葉県学校給食会（千葉市）は５月から、同県内の公立小・中学校で出すコッペパンと食パンに練り込むマーガリンを、低トランス脂肪酸のものに変えた。従来使っていたマーガリンは総重量中のトランス脂肪酸含有率が８・８％以下だったが、３％以下に変更。約３分の１にカットした。 またセブン－イレブン・ジャパンは、平成１８年３月から「焼きたて直送便」のパン類で、一口（５５グラム）あたりのトランス脂肪酸量を、平均０・６グラムから０・２グラムに低減。自社ブランドの菓子類でも低減を進めている。 実際には、新しいタイプのマーガリンも、 別の危険性を持っているということが知られています。 それで、アメリカでは、 加熱してもトランス脂肪を形成する量が少ない大豆油を 遺伝子組み換え技術によって、 作ろうとしています。 すでにできているんですよ。 でね、その作付けが広がる分、 たださえ減っている日本向けが減るのです。 だから、日本には大豆が入らなくなり、 価格が高騰してきます。 勿論、家畜の餌用も減りますからね、 色んな食品がどんどん値上がりします。
2007年11月21日
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昨日、病院へ急ぐ道で・・・老いのことども
仕事の昼休みを使って、 いつもの心療内科に行った。 忙しくしていたら、 導眠剤も日曜日に終わってしまっていて、 どうしても、昨日行かなきゃ仕方なったので、 休み時間とは言え、 有給休暇を使って出かけた。 最短、最速のショートカットコースを使う。 その細い抜け道は、旧街道で、 昔は悪所だったところだ。 「見番すじ」と言う呼称が、 その頃の名残をとどめている。 小さなお寺があって、 掲示板に墨書された警句が貼り出されている。 スローダウンしないと通れない細い道なので、 読み取れた。 「長生きしたいと言い、 年は取りたくないと言う、 勝手なものである」 まことに、そのとおりだと思う。 健康長寿を願わない人はいないだろう。 人生のサイクルは昔とはまるで違う。 私が出産した時、 私の娘の出産祝いをくれた中に、 私の父の母親の母親、 つまり私の娘にとっては ひいひいおばあちゃんの名前があった。 その私の曽祖母に当たる人は、 多産だったので、 私の父には、自分よりも年の若い叔父や叔母が居る。 私はこの曾祖母をおぶって、 彼女の孫と歩いたことがあるが、 彼女の孫の方が、私よりも年下だった。 ・・・ もう２８年も前のことだったなぁ。。。 大学の夏休みに、八甲田山に遊びに行ったときだった。 勿論、私が４８歳になった今、 曾祖母は他界している。 母方の曾祖母も、私が大学の頃には存命だった。 幸か不幸か、私は長寿の家系のように、 一見思われるではないか。 しかし、私は、父方の祖母も 母方の祖母も、見たことはないのである。 どちらも、義理の祖母にはまみえているけれども・・・ 母は、３歳になる前、 父も１０代の半ばで、 実の母親とは死別している。 母にいたっては、父親も戦病死しているので、 母方の祖父母の下で育てられている。 父にも母にも一人ずつ妹が居る。 母には異母弟も二人居る。 母は、母方の裕福な実家に引き取られて育ったので、 奨学金ももらえて、大学まで出ているが、 母の異母弟達は、中学までしか行っていない。 当時としては珍しいことでもなかったと思うけど。 大阪で暮らしている母の弟、 私の叔父達は、とうとう一生独身だ。 二人の老後はどうなるんだろう・・・ ６４と、６６くらいかな。。。 今は元気なんだろうか。 ・・・・・・・・ 「老いることは、長生きなんだ！」 昨日、そんなメッセージを通院の途中でもらって、 ちょっと、自分のなかで、 腑に落ちることがあったので、 ここに記録しておこうと思った。 老ゆるとは 如何なる事と その身以て 教へ給へり 祖母の来し方 父は歯を なのそぢにして 失ひぬ そを嘆きつつ そを笑ひつつ 母は今日 一時間越す 長電話 癌の夫持つ 友とせりとぞ
2007年11月20日
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穀物から食糧ではなく、飼料をでもなく、燃料を・・・
食物を大事にしない報いは、 もう目の前に現れてきている。 来年当たり、 もうその現実は、今年の原油価格高騰と同様に、 財布にどっしり響いてくる。 その時、日本の農家は、 どうなっているんだろう。 食糧安保なんて、 古い言葉だと思ったら、大間違いだ。 カロリーベースで６０％を越える輸入品 それを頼りに生きている日本人。 今年、米価の買取価格は、 例年の三分の二ほどの提示だったと聞く。 専業農家が米を作れば作るほど、 赤字になってやっていけない米価。 アメリカでは、農家に出せなかった補助金を エネルギー政策にすりかえて どんどん出している。 そんななかで、アメリカでは、 従来回避してきたトウモロコシの連作を始めて、 間作に作っていた大豆の作付けをやめていく農家も増えている。 間作の大豆は、日本向けの豆腐の原材料だったりした。。。 そうでなくても、アメリカの大豆は、 どんどん輸入できなくなっているのに・・・ そう、アメリカの国内消費向けの大豆は、 いまやＧＭが当たり前だ。 日本人が平気でマーガリンとか、 ショートニングとかをばんばん消費している中、 アメリカでは、もう、トランス脂肪酸を恐れて、 遺伝子を組み替えた大豆を作っている。 日本向けの非ＧＭ大豆を作るアメリカ農家は減少の一途だ。 アメリカではトランス脂肪酸の含有量を表示する義務付けまで 進んできている。 アメリカの農家は、備蓄し、 高値の時に売り抜けようと、 自分の手持ちの商品を管理する。 卵は国産。 牛乳も国産。 でも、鶏の餌も牛の餌も輸入品。 国産の豚肉、 国産の牛肉、 国産の鶏肉・・・ どれも、餌は輸入に頼っている。 今話題のマヨネーズの値上がりだって、 元は油の問題なんだな。。。 油を初め、調味料も、お菓子も、 国内の色々な加工食品も、 目に見えないところでの原材料は輸入品。 農家にとって、遺伝子組み換えの作物の可能性は、 食糧以外の用途なら、無限大だ。 そして、食用油であっても、 アメリカ人は、従来の大豆油よりも、 遺伝子組み換えの大豆油を選ぶ。 トランス脂肪酸の怖さを、 ちゃんと国が知らせているからだ。 次は大豆・・・ アメリカの投資家も話していたなぁ。 どんどんアメリカの穀物の価格は上がる。 それは、日本向けの飼料用の大豆でもなく、 まして、日本人の食用の大豆でもない。 アメリカ国内向けの遺伝子組み換え大豆が、 価格を上げ、日本向けを駆逐し・・・ ＮＨＫのサイエンスZEROと言う番組で、 魚などの海洋資源も２０４０年までに 枯渇すると伝えていた。 食べ物を無駄にして、 ダイエットだなんだといってる国だから、 報いもあることだろう。 政府も本腰を入れて農家を守らないと、 本当にこの国の食糧はどうなるか知れない。 中国から買えば？ なんてことはありえないわけで。 しかも、中国って、今、食糧輸入国なんだ。 はぁ・・・
2007年11月19日
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木枯らしが吹き荒れて。。。
お天気は良かったのに、 風が強すぎて、 今日は写真を撮れなかった・・・ ので、１週間前の写真から・・・ さて、これは、なんでしょう？ 葉っぱには見覚えがあることでしょうが。。。 意外に見たことのある人は少ないように思います。 ところで、吉永小百合さんをテレビで見ています。 ６２歳とは到底思えない美しさ。。。 本名のまま女優であり続けるというか、 吉永小百合を生き続けるっていうか、 すごいことだと思う。 その前に見てた檀ふみさんもそうだけど、 この人たちは、本当に凜としている。 吉永小百合として生き続ける。 檀ふみとして生き続ける。 私も、凜として、生きていたいなぁ。 吉永小百合の母親として生き続けた女性の歌、 私の母は、吉永さんとそのお母さんとの確執を話したことがあった。 吉永さんは、子を持たなかった。 子を持つことの責任の重さと、 女優として生きることの責任の重さとを、 両立できないと心に決めて、持たなかった旨、 本人の口からさっき聞いた。 吉永さんのお母さんの歌集にあった歌。 子を持つも持たぬも人の定めなり 一日一日を定めてゆかむ 平安のスーパースター 和泉式部の歌をふっと思い出した。 子を思ふ親の心は闇なれや 清かに照らせ 山の端の月 とどめおきていづれをあはれと思ふらむ 子は勝るらむ 子は勝りけり うろ覚えだけど・・・
2007年11月18日
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濃く薄き 紫紺野菊の いとほしさ
秘密の花園 色々な小菊の花も咲くけど、 やっぱり主役は紫紺野菊。 埋め尽くしている、庭の南表を・・・ なんで、こんなに濃淡があるのかなぁ。 不思議・不思議・・・
2007年11月17日
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８月７日の写真と１１月１１日の写真を・・・
一目瞭然ですね・・・ ８月７日の蚊の止まってる 夏色の緑を経て、 そのままの姿で、 秋色です。。。 元の花は白でしたから・・・ ８月の花に雑味が無いのは、 そのためです。
2007年11月16日
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秋色紫陽花は気難しいのか？
秋色紫陽花が気難しいのか、 それとも、私が下手なのか？ 今年、緑から綺麗に発色したのは、 この１本だけ・・・ はぁ。。。 紫陽花、難しい・・・
2007年11月14日
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玉紫陽花たちは、当年度枝に花がつくので・・・
ご覧のように、この夏に挿し木した苗にも、 頂芽挿しだったら、花がつきます。 まだまだな弱っちい苗ですから、 花をつけても、貧相ですが、 花がついたことに感動・・・ 大きな株の花も、もう終わりです。 ちょっと頑張って、時間をやりくりして、 １５・１６日、実家に帰ろうと思います。 休暇は、１５日の午後と１６日の午前中 有給休暇はいっぱい残っていますが、 なんと言っても、仕事は減らないので、 ともかく半日ずつ休んで、お寺さんのお参りにだけ、 顔を出そうと思います。。。
2007年11月13日
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１・２・１・２・・・で、開始以来１２１２日目だそうです。
３年前の夏の開始以来、 １・２・１・２・・・で、 気がついたら、１２１２日が過ぎています。 開始以来、いきなりガンがわかって入院とか、 初めての病気休暇とか、 同室の人の死とか、 そして、強烈な更年期障害とか・・・ まぁ、いきなり健全な卵巣を 予防的にって取ったんだから、 仕方ないかぁ・・・ そうでなくても、そんな年齢だって事もあるし。 でも、書き始めの頃って、延々と文章だけでしたからね、 写真も何もなしに、ハーブや、 紫陽花や、ヘレボルスのこと、 ずっと書いてたら、 写真を載せてって応援をいただけて、 気がついたら、あれよの間に、 自分でデジカメ買って、 コンピューターに取り込んで、 そうそう、コンピューターも最初の頃は、 古いやつで、yumiさんのところに行くのに、 画像が重くて全然行き着けなくて、 仕方なく新しいのを買ったんだった。 そんなこんなで、 コンピューターの画像を縮小したり、 できるようになりました。。。 で、ヘレボルスの魅力を、 紅白で載せたんでしたね。 白い花のタンポポが撮りたくて、 カメラ、買ったんでした。 カリフラワーの写真が取り込みたくて、 お友達の画像をもらうために、 ＵＳＢとかいうものも、買いました。 今でも、極稀に、ＵＳＢとやらは、 仕事で使います。 職場では、使えないおばさんって事で 通していますからね。。。 今でも、パソコンの主な用途は、 ネットでの買い物・・・ 調べ物と、決めています。 で、１２１２と気がつけば時間が過ぎてきたわけです。 琉球朝顔恐るべしですよ。 もう一つ載せますよ。。。 色が違うだけじゃないんですよ。 ２枚目の写真の琉球朝顔は、 １週間前に蔓ごと刈り取って積んである 本来なら枯草の蔓に、 ど根性で咲いている花なんです。 しかもすごいことに、この、 そこまでして咲くか？？？ っていう琉球朝顔の花は、不稔なんです。 つまり、そもそもこの花は、 いくら咲いても、実らないのです。 なのに、この根性で咲いています。 咲ける意味 ゆめな問ひそね 朝顔に 生きる意味を問うな、 唯、命の限り生きよと、 刈り捨てた朝顔の蔓の咲かせる花に、 叱られているような気がする。
2007年11月12日
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とうとうマユミがはぜました・・・
マユミを植えたことはない。 鳥さんの植樹だ。。。 去年、とうとう花をつけた木を、 マユミと同定した。 しかし、そのマユミの木はおそらく雄だった。 秋になっても実をつけなかった。 もう１本同じ葉をつける木があって、 その木を楽しみに待っていたら、 今年の開花の後、実をつけていた。 今日、久しぶりに庭に出てみたら、 実が、はぜていた。 にぎやかなマユミの実と、タネと。 秘密の花園に出ると、 秋が指をはじくような音を立てている。 あっちでパチパチ こっちでパチパチ・・・ 庭の蔓性のマメ科の雑草が、熟して、 莢をはじけさせている音だ。 音は愉快で、 心が豊かになるんだけど、 来年のことを思うと、ちょっと事情が変わる。 １年草の雑草との戦いは、タネをつけられたら負け・・・ まして、それが、嬉しそうにはじける音がするのだから・・・・ そんなことも、わかっているのだけど、 浮き浮きするような明るい乾いた音なんだ。
2007年11月11日
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一番安くて簡単でおいしい、血糖値のコントロール
お茶のペットボトルを 買うって事は、 よほどのことで、 もったいなくてできない。 それと言うのも、 自分で作るお茶の方が、 絶対においしいから・・・ 水は、我が家ではアルカリイオン水。 水道のコックをひねれば出るから、 普通に簡単に作れる。 冷蔵庫で保管するために、 １，５リットル用のタッパーを使う。 お茶用のタッパーではなく、 小麦粉などを保管するためのタッパーで、 注ぎ口と持ち手がついている。 昔はウーロン茶を煮出して、 それを、冷やして、冷蔵庫に常備していた。 元夫君の血糖値を管理しようと思い立って、 ウーロン茶から、水出し番茶に替えたんだけど、 省エネ、省力、省資源・・・ 本当に良いこと尽くめだ。 タッパーに最初に秋番茶のティーバッグを入れる。 １．５リットルに対して、 二つ入れている。 秋番茶は、あらゆるお茶の製法の中で、 まあ、一番安くて簡単なお茶だと言える。 強い夏の日差しをしっかり浴びた 抗酸化力の強い秋番茶を そのまま粉砕しただけのティーバッグ ポイントは、焙じていないこと。 そして、絶対に、お湯で出さないことだ。 お湯で出すと、肝心の血糖値を下げる働きが失われる。 普通、番茶と言えば、安いおいしくないお茶だ。 しかし、冷煎してじっくり出すと、 番臭と呼ばれる独特の臭いもなく、 非常にあっさりとしたおいしいお茶になる。 夜寝る前に、準備して、冷蔵庫に入れて寝る。 朝には、しっかり出ている。 以前は今のように製品化されておらず、 大きなままの茶葉だったので、 とてもたくさんの量が必要だったが、 今は粉砕された状態でティーバッグに入って 売られているので、 手間もなく、本当に簡単だ。 いつも冷蔵庫に作り置きがある。 さっぱりして、上品でおいしいのだ。 私は、これをレンジで加熱して飲むこともあるが、 最初からお湯で出すより、遥かにおいしい。 しかも、この冷水煎では、お湯を使わないし、 煮出しもしないから、ガス代も節約、 時間も節約。 始めから冷たい水で出すから、 冷蔵庫の電気代も節約だ。 ポリサッカライドの働きで、 血糖値が下がるのだそうで、 生活習慣病の巣のような元夫君も、 血糖値だけは正常・・・ このお茶を飲まないでビールを飲む日が続くと、 彼は見る見る太るのだ・・・ 出し終わった後のティーバッグは、 勿論、フライパンのギトギト汚れも綺麗にする。 そのままは捨てない。 立派な資源だ・・・
2007年11月10日
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我の夢 胡蝶の夢と 知らねども 冬の朝顔 眺め老ゆらむ
冬立つと 報を聞けれど 我が庭の 朝顔今日も 一日咲きをり われの夢 胡蝶の夢と 知らねども 冬の朝顔 眺め老ゆらむ いつくしみ 我がする人も あらなくに 何の花ぞと 唯に思ゆる 酔芙蓉の 今は二日を 咲き終へて 眠り静かな 冬土のうへ 荒れ果てし 花園いつか 埋め尽くす 紫紺野菊の 花の優しさ 突き上ぐる 深き嘆きを 飲み込みて 記憶の海に 我を沈むる 巡り来る 春を信ずる 信ぜざる 落葉繁き 南京櫨よ ある歌手の ガン闘病の 果ての死を 淡々と言ふ 淡々と聞く さればとて 石に布団も 着せられず 古人の言葉 胸に迫りぬ 今の加古川市の別府町辺りの人か。 江戸時代の俳人 瀧 瓢水 家業は船問屋、 千石船を七艘も所有していたという。 しかし家業を省みず、俳諧に没頭。 身上潰したとか。 さればとて石に布団は着せられず 手にとるなやはり野におけ蓮華草 浜までは海女も蓑着る時雨かな 俳諧の発句の中でも、 母親の墓前の句として知られる 「さればとて・・・」の句は、 どうしようもない哀しみがあると思う。 おそらくは、アルコール中毒だったのではないだろうか。 現代でも、 隣の高砂市には有名な人が居て、 大店の身上潰して、家屋敷を失い 車上生活をしていて、 自宅にあった棟方版画を飲み屋に置いて、 只で食事をさせてもらっていると聞いたことがある。 実際に、大きな市民会館の裏の駐車場で、 小さな軽乗用車での暮らしを見たことがある。 今も存命なのだろうか。 命の限り生きなければならないことは、 明白なのだが・・・ 今日は、うつっぽい・・・
2007年11月09日
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立冬の 日差しの強く 我を射て
本当に好きなのは、 白の一重のシュウメイギク でも、山のように咲いていたのは、 この赤紫の八重咲き・・・ キブネギクとも言うんだけど、 葉っぱは本当に菊に似ています。 今日は、夕方５時前から会議。 一時間半！ 自主的な残業はいいけどね。。。 会議はなぁ・・・ でも、その後、同僚が獲ってきた藻屑蟹を みんなで食べた。 熱々の蟹、おいしかった。。。
2007年11月08日
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珍来節・・・チンライ節
日本が第二次大戦の前に、 満洲国を建て、大陸に権益を拡大していた頃、 公用語は、日本語だった？ 現地の人々にも話し易いように、 非常に簡略化した文法を用いた新言語を 使わせていた。 「協和語」である。 したがってこれは、 日本人が勝手に押し付けた 中国人の日本語のステレオタイプだ。 まあ、様々な機会にこれを目にするが、 基本的に満洲方面の経営のための新言語である。 チンライ節は、昭和１３年のリリースだ。 戦局が悪化する前だったから、 許されたのか、 信じられない歌詞がある。 ２番である。 手品やるある 皆来るよろし うまくゆこうなら 可愛がっておくれ 娘なかなか綺麗綺麗あるよ 珍来 珍来 珍来珍来珍来来 刀なんぞは不要（ぷよ）不要あるよ 喧嘩良くない 麦蒔くよろし チャイナなかなか広い広いあるよ 珍来 珍来 珍来珍来珍来来 手品うまいある よく見るよろし 娘綺麗ある 見惚れるよろし うまくゆこうなら 耳輪買っておくれ 珍来 珍来 珍来珍来珍来来 この歌を、軍は嫌ったようだが、 兵隊達が好んで歌っていたと、 昭和の歌謡史の本で読んだことがある。 ２番は、いきなり武力を否定し、 争いをやめて、広い中国で麦をまこうよと、 呼びかけているのだ。。。 で、一見してわかるとおり、 「ある」の多用と助詞の省略とが、 その協和語の特徴的なものだ。 ～ある。（である、の意味であろう） ～ないある。（ないのであるの意味） 濁音の発音に不便を感じる人々に、 「で」「だ」を使わずに話させたら、 こんな簡易文法になったものだろう。 しかし、基本的に日本人が作り出したスタイルなのに、 漫画やＴＶなどでは、 中国人の日本語の定番のように使われる。 なんの疑いもなく・・・ アメリカ映画の日本人が、 出っ歯でメガネをかけてカメラをぶら下げているのとは、 ワケが違う。 チンライ節はもうすぐ７０歳になる歌だ。 今、気がついたんだけど、 私の意識の中の戦前は、すごく遠いのに、 昭和３４年生まれ、４８歳の私の誕生を軸に考えると、 チンライ節は、その２１年前の歌であり、 私の生きてきた４８年間は、 終戦から昭和３４年までの１４年間に比べていかにも長い。 なのに、私は自分の生まれるほんの２０年前のことを、 本当にろくに知らないのだ。 日本がアメリカや連合軍と戦ったこと、 大東亜共栄圏を掲げてアジアに進出したこと、 その結果招いたたくさんの悲劇、 私は、知らないといけないと、思った。 第一次世界大戦後、 なぜナチスドイツは勢力を拡大したのか？ 親ナチ政権はどのようにしてヨーロッパに広がったのか？ そして、ナチスは、誰に、何をどのように してきたのか・・・ アメリカ合衆国の建国からどれくらい日が経っているか？ 現住民族をどのように扱ってきたか、 それらのことを知るように、 自分の国のことも知りたいと思った。 かなり謙虚に勉強しなきゃと思った 立冬の日。
2007年11月07日
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残業中にため息をついたら・・・同僚が歌い出した。
暁に祈る 作詞 野村 俊夫 作曲 古関 裕而 １ ああ あの顔で あの声で 手柄頼むと 妻や子が ちぎれる程に 降った旗 遠い雲間に また浮かぶ ２ ああ 堂々の 輸送船 さらば祖国よ 栄えあれ 遥かに拝む 宮城の 空に誓った この決意 ３ ああ 傷ついた この馬と 飲まず食わずの 日も三日 捧げた生命 これまでと 月の光で 走り書き 私は、この歌を歌った歌手が好きだった。 今まで私は２番までしか知らなくて、 今日、ある、くだらないことがきっかけで、 ３番の歌詞を知った。 普通、３番が歌われることは無かったように思う。 歌手、伊藤久男の歌の中でも、 「あざみの歌」・「イヨマンテの夜」そして、 この「暁に祈る」・・・ 私は、今日、職場で、ため息をついた。 「あああ～」 すると、同僚が、 いきなり、「暁に祈る」の、しかも、 ２番の歌詞を、歌い始めたのだ。 残業中の職場で、思わず、私は、一緒に歌った。 こんなしょうもないところが、 私は好きなんだな。。。 帰りの車の中でも、私は、口ずさみ続けた。 「ああ、堂々の輸送船・・・」 そして、ふと思ったんだ。 なんで２番なんだ！？ 暁に祈る ３番目の歌詞が、本当の日本軍の姿だったんだろう。 輜重輸卒が兵隊ならば蜻蛉蝶々も鳥の内 様々な資料から、 いかに日本軍が補給線を軽視していたかがわかる。 狭い島国の中で補給を経験してこなかった悲劇か？ 戦地での略奪を旨とする補給では、 占領地の民意は叛くばかりだ。 現地の一般の人々をゲリラにしてしまうのが、 占領下での略奪行為だ。。。 う～ん、深い洞察を、 職場での冗談から展開するはめになったなぁ。 テレビでは、茶番が、 今日も繰り広げられているなぁ。。。 給油するんだったら、給油すれば？ 防衛省をもう一度防衛庁に格下げして、 その上で、給油して。 その代わりに、在日米軍への ワケのわからん、思い遣り予算をやめて！ 伊藤久男、最晩年は、車椅子だったなぁ。 糖尿病の怖さを、村田英雄とともに教えてくれた人だ。 私は、「栄冠は君に輝く」も大好きで、 オリジナルが伊藤久男の歌唱だったと知って すごく納得した。 古関裕而さんのメロディーラインが好きなんだぁ・・・
2007年11月06日
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気がつけば、残り少なき 今年かな
ウインターコスモスを始めてみた時は、 矮化処理されている株だった。 小さくこんもりと可愛く咲いていたものだった。 しっかりだまされた感じですね。 同じように矮化剤無しで育てるには、 よほど摘心しないとだめだろう・・・ 今庭に咲いているのは、 その時の生き残りだけど、 見上げるような背の高い株で、 冒頭の写真も、下から見上げて取っている。 これでも高く伸びすぎたのを、 元夫君が彼の車でご丁寧に轢いてひきつぶしてくれて、 摘心してくれている・・・ しかし、轢き潰されていたのをみた時は 怒り心頭だったことをここに記しておこう！ もし、引き倒され轢き潰されていなければ、 ２メートルは行っていたと思う。 冬秋桜？ ウインターコスモスは、 アメリカセンダングサの仲間だ。 石垣島にもその仲間が自生していた。 ２月の終わりの花を今頃に・・・
2007年11月05日
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大昔の小沢氏の自民離脱の時のことだ。
あの頃、 我々の間でまことしやかに そして非常に恐れられて、 語られたことがある。 小沢氏は、心臓に不安を抱えている。 海外で治療を受けたこともあった。 小沢こそが自民党の魂だと思われていたから、 彼が考えも無く自民党を離れるはずは無いと・・・ 改憲し、軍備し、国民総背番号化し、 消費税を自由自在に操り・・・ これらのことを一気に達成するために、 小沢氏は自民党を割って出たのだと。 つまり、自民党にはそのまま政党として残ってもらい、 自分は、非自民、反自民を結集し、 ２大政党性を目指すとの旗印を上げる。 そして、あるとき、 期が熟すのを待って、 自民党と大連立を組む。 あらゆる懸案をすべて短期間に片付け、 改憲を成し遂げてしまう。 完全に、反対勢力を圧倒できるまでの数を 自分の下に結集するには、 自民党をしのぐ国会議員を擁する政党の 党首と成らなければならない。 だから、今！ 今がそのときだと、 小沢氏は思ったのかもしれない。 防衛省の不祥事が彼を焦らせたかもしれない。 小沢氏の辞任表明会見を見ていて、 本当にこの人は政治家なんだなぁと、 つくづく感心した。 単なる記者会見に終わらないのだ。 日経新聞と朝日新聞と以外の新聞とテレビの報道は、 事実無根だと、激しく非難する附言を聞いた。 目の前の記者達の機先を制した発言だった。 これからどうなるのだろう。 民主党は小沢無しでやっていけるとは思えないが。 自民党を支持したことも 民主党を支持したことも 選挙権を得手以来２８年間一度も無いが、 いつ見ても、小沢氏はすごいと思う。 大勲位とは大違いだ。 余談だが、 私は大勲位がテレビに出ると音声を切るくらい、 大勲位が嫌いだ。
2007年11月04日
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小芋はね、ハーブも育てています。
紫陽花とハーブの庭だから・・・ 今年最後のレモンバーベナの花です。 今日は大きな仕事が一つ終わって、 ちょっとほっとしています。 中国東北部、黄土高原の緑化とか、 調査研究は、若い人に託せる目途が。 次は、もう一つ、別の方法で緑化に取り組む調査研究を・・・ それは、菌根菌です。 道長い・・・ いつも素人だから、 いつも楽しいんだと思う。 同僚からは、 楽しそうやなぁ・・・ って、あきれられるけど、 調査研究は本当に楽しい。。。 自分の素人な分野をどんどん勉強できて、 好きな分野が生かせて。。。 幸せな仕事なんだと思う。。。 仕事は趣味だからね・・・
2007年11月03日
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