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僕は感動した。何に?それは・・・ヒミツのアッコちゃんが赤い果物を食べた級のすごさです。意味不明ですがおやすみなさい。驚愕!興奮!感謝!■追記----------------------------------今は5時。ふぅ~やっと終わった印刷作業。延べ300日分くらいを読みながら必要なところだけコピペして印刷。ファイリングもバッチリ!でもまだ残っている(TT)それは次回。ちなみにあるところで「単価を上げろ!」「頭を使え!」「工夫しなさい」みたいなことが書いてあった。言っていることは間違っていないんだけど、具現化で甘いかも、と思った。付加価値と着眼点がちょっと違うだけで僕のほうがお客さんの切実な問題を解決できるという自負もあった。などと少し悦に入ったりする。そしてトヨエツは渋い。---------------------------------■うざい追記おわりんこ今日は事業プランを練っていた。細かい詰め。来期の動き。僕も久々に気合いが入る。そしてもう午前2時半を過ぎた。久しぶりにまだ会社にいる。なぜか?◎◎サイト三昧だから。。。◎◎って?エ〇サイトではない!もちのろんで日記サイト。つまりブログ。(もちろんの意味がわからないけど)今はある2人の方のブログを印刷中。来期の仕事に関して情報収集。ありがたい世の中。貴重な情報が手に入る。業界の情報を書いてくれているのでありがたく頂戴しているところなのです。けっこうちょっとした発言内容とか、感想とかに美味しいエッセンスが落ちていたりする。見方によってはグチとかも貴重な材料。。。まだ途中だけど現在100ページほど。家のは遅いので会社の早いプリンターでせっせか印刷しています。と、こういうみみっちい努力もしちゃってます。それにしてもブログってすごい。ちなみにいずれ藤◎さんのブログも経営システム用資料として印刷する予定です。でも僕のところはまだそんなレベルではないので断られるだろうけど。。。それにしても藤◎さんは戦略家だと思う今日この頃。まだ僕の息抜きは続く。深夜に会社に残っていた創業メンバーOと食料を調達して食べた。こうやって会社で食べるのも創業して間もない頃はいつもだったなぁ。なんて思い出した。Oとゆっくり食事することじたいが久しぶりだった。会社で食べながら来期や今後の話しをした。大きな野望も達成しようぜぃ!見たいな感じ。すべての現事業はその先の事業構築のため。そのための人脈も強固に作りつつある。妄想計画についても話し合ったり、来期の(印刷作業ともいう)現実的な話しもしたり、この戦略まだ僕とOしか知らない。自分で言うのもかなり嬉しいけど、スーパーウルトラ戦略だと思う。自分で言うのも気持ちいいけど戦略どころの話しじゃない。そんな妄想夢想戦略計画についても話しをした。「お前本気で達成する気あるの?」と聞いてみた。するとOから「絶対達成するんでしょ?」と聞かれたので「するよ」と僕が答えると「じゃあ絶対できるよ」と言う。Oという存在は実は僕の一番強力なメンターでもある。起業時とあんまかわってないな。。。(汗僕は他のスタッフにはかなり優しくもピリっと厳しい。でもOに関してはかなり厳しいオンリー。スタッフではなく、経営者として彼のことを見ているからだ。僕がOに求めているレベルはかなり高い。だからものすごく厳しくしてしまっている。Oも一生懸命応えようとする。でもできないから、また僕は厳しいことを言う。僕は聞いてみた「お前俺を信じてついて来られるのか?」Oは言った。「だったらなんで丸4年間も一緒にいるわけ?」僕は言った。冗談で。「100億になったら持ち逃げするため」二人で笑った。僕は続けて言った「でもそれもいいかもよ。だって一発逆転だぞ!」Oは言った。「やだよ」僕「だって本当に一発逆転だぞ」O「捕まって終わりじゃん」そんなたわいもない話しをしながら食事をした。いつも聞くことがある。それは「なんでそんなに頑張るんだ?」という質問。「だって仕事できるようになりたい!」といつも彼は真剣に答える。僕もそれに応えてきた。あと1年で一定レベルまで成長しないと辞めてくれとも伝えてある。彼にとってあと1年。僕にとっても大きくて重要な1年。同い年のOがこんなことを言った。「ねぇ30になったら今後10年の目標を紙に書こうよ」僕「あぁ~いいけどなんだよ急に」O「だって元旦にいつも目標を紙に書くんでしょ?」僕は元旦にその年の目標を紙に書く。子供の頃からのの習慣が残っている。今もなんとなく続けている。今は会社のことをメインに書く。いつも不思議とその目標は達成される。会社の目標も本当に不思議だけどそのとおりになっている。これに気がつくのは目標なんて書いたのを忘れる年の瀬もせまる時期。思ってみれば毎年同じパターンで年末の掃除で発見し「なんで!年始めに書いたことが実現しているだ!?」と、自分でおどろく。おどろくのもいつものパターン。それぐらい普段は忘れている。今年はなんて書いたんだろう。。。その話しを何年か前にOへ話しをしたことがあった。そんなことも忘れていたがOは覚えていたようだった。1年の始まりだけでなく、10年のはじまりにも書こうよ。そんな趣旨らしい。「あと1年ちょっと先だけどな」「忘れなかったら書こう!」と僕は言った。それより最低レベルまでは成長しろよ!っていうか最近彼はものすごく変わってきた。長続きしている。この調子ならいけそうだ。まだまだ足りないところも多いけど僕は期待している。ところで来年Oはクルマを買うらしい。今はバイクに乗っている。僕は心配なのでバイクは止めてくれと伝えている。が、バイクが好きなのだという。僕は興味を持たせようといろんなクルマをディーラーから借りてきてはOに運転させた。そしてここ1年でだいぶクルマに興味を持ってきた。Oが来年買うらしいクルマがこれ。プジョー206CC O「僕来年これ買うよ」頑張れよ!そして乗せてくれ。そうそう、彼女もつくれよ!ちなみに目標は絶対達成するからな!ちゃんとついてこいよ!地味な印刷作業は続く・・・(汗
2004.11.30
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■追記--------------------------------今週の週刊ダイヤモンドを買ってみた。儲かる営業という特集。売上を即効的にアップしたい方には参考になるかも。ならないかも。って面白い人も載っています。まだやってたんだこの人。それよりも僕が注目した記事は二つ。ひとつはコラム。結婚相談サービス業界2位の「ツヴァイ」が上場したことが紹介されていた。B2Cと思われがちな結婚マッチングサービスだが、イオンの子会社でもあるツヴァイでは法人営業にも力を入れている。らしい。びっくりしたのが雑誌によるとトヨタや松下、それと官公庁も契約しているらしい。ま、どんな契約なのかはわからないけど大きいところを抑えれば競争要因としても大きそう。もう一つは「居酒屋三国志」という特集。この中でキリンビールの販売先としてモンテローザの名前が挙がっていた。キリンビールはモンテローザ(白木屋、笑笑、魚民などを展開)へ年間200万ケースを販売している。大きい。他の居酒屋チェーンも含めればさらに大きい。担当者もいろいろ大変なこともありそうと容易に想像がつく。が!法人営業ってすごい。大きい。豪快に仕事を取りに行くのもいいかも。ちなみに居酒屋市場はこの7年連続して縮小。らしい。ということは減っていくパイの奪い合い。かなり熾烈かもだけど、その中でも伸びていく企業は必ずある。僕がよく利用するのが三光マケティングフーズ。確かここは直営主義。東方見聞録というお店などを運営している。安くて雰囲気良くてけっこう味もいい。地方にはまだあまりないかもなお店だけど。三光は業界12位の売上だけど、1位のモンテローザとこれまた熾烈な訴訟合戦も記憶に新しいところ。あれはもう決着がついたのかな。それにしても飲食は業態転換の到来スパンが短くなっている。ように感じる。どの業界も同じか。今の時代は飽きやすいっていうことなのかな。業態転換できるコスト体質も重要になってくる。のかな。勝ち負けはそういう地味なところで差がついたりするかも。もちろんお店のコンセプトと料理、サービスなんかも大切だろうけど。。。少し前に買った週刊東洋経済。こちらのタイトルは「無敵の営業」。面白かったのが『有力企業49社の営業戦力徹底比較最強営業組織はどこだ』という記事。営業の部署や地理的範囲など定義が不確定とつつも参考になりそう。な感じ。一番営業が少なかったのがカヤバ工業の94人。従業員が3千人以上、連結で7千人こえるのに94人ってホント?これが本当ならすごい。しかも営業人員が9人も減っている。およそ10%の戦力ダウン。なのに増収増益。どうなってんだ?株価は下がっているようだけど・・・。業務も法人営業がメインのような感じだからありえるかも。わかんないけど。法人営業ってのは効率的。逆に言うと効率的にやらないと法人営業はだめなのかも。と気合を入れてみる。もちろんエンドも大事だろうけど法人営業は効率的というのは間違いない?たぶん。----------------------------------------■意味不明追記終わり昨日はプチ贅沢な休日を過ごしました。まずお昼頃にBody-VOICEさんのところへお邪魔して半裸になり初体験!Body-VOICEさんは優しくしてくれました。(何を?)というわけで、針灸&指圧の初体験です。一度体験してみたかった針灸(しんきゅう)。針灸って知らないところだと不安なものですが、Body-VOICEさんは僕のところから近くというご縁もあったのでこの機会にチャレンジしてみることにしました。最初「痛いかも」って心配だったのですがずっとBody-VOICEさんがいろいろお話をしてくれて不安も取り除いてくれます。トントントン。「はい一本刺しましたよ」とBody-VOICEさん。僕は「へ?」と言う感じで刺されたのが分からないくらいけっきょく痛みも何もありませんでした。むしろ針に載せた灸がポカポカして気持ちよかったです。背中を中心に肩から腰にかけて8本くらい?刺してもらいました。その後これまたとっても気持ちいい指圧とストレッチをして頂きました。もう最高!治療院もゆりさんの灯りがあったり、とてもセンスよくきれいにまとめられています。僕が刺してもらった針は中ぐらいの太さだそうですが、けっこう太いタイプもあるそうです。それだとちょっと痛いらしいですが、はまりまくるとそれぐらいじゃないと刺した気がしない!となるのでしょうか。そんなこんなで時間もオーバーするくらい手厚く体をメンテして頂きました。そしてその後今度は妻と足裏マッサージ。僕が針灸へ行くと話していたら「私も足裏マッサージ行きたい!」というので一緒に行くことにしました。1時間のコース。薄暗い部屋で足をオイルマッサージ。台式で痛気持ちいい感じ。「・・ません、すい・・・ん」「すみません・・・終わりましたよ」という声で僕は目が覚めました。そう僕はうつらうつら寝ていたのです。寝ていたおかげであっという間の1時間。結局1日で2回も気持ちイイ思いをさせてもらうことに。ちょっとしたプチ贅沢でした。こうやって体のメンテナンスも大切なんだなぁと思った一日でした。足裏マッサージの後は美味しい焼肉屋さんへ。なんと2時間待ち。迷ったあげく2時間待つことに。せっかく2時間も待ったのでお腹いっぱい食べました。繁盛店は違いますな。いろいろ勉強にもなりました。そして家に帰ってそのまま一休みのはずが気がつくと朝。朝まで一度も起きることなく熟睡の爆睡。こんなに熟睡できたのは久しぶり!というくらい気持ちよい睡眠。これも針灸のおかげかもです。Body-VOICEさんありがとうございました!これでまた仕事がんばれます!またおじゃまします!
2004.11.29
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■追記----------------------------------------キレイな写真を見つけたのでPCの壁紙にしてみました。志津ママさんはいつも週末に心が安らぐ写真をたくさん紹介してくれています。ぜひ行ってみてください。-------------------------------------■追記終わりEQ。(e-肉球の略ではない)Emotional Quality心の知能指数と言われている。EQについて簡易テスト有り 心一つで決まるもの。それはやる気。人間は「やる気」で能力が大きく左右される。「やる気」という目にみえない要素は会社にとってものすごく大きい経営資源だと思う。僕はスタッフのやる気を出すためにいくつかのアプローチで取り組む。一番「楽」で、僕も楽しくもあるのが誉めると伸びるタイプ。いいところを誉める。とにかく誉める。たまに諭す。心がこもっていないと相手には伝わない。誉めるということは実はダメ出しするより難しい面もある。それは誉めどころとタイミング、誉める側の能力の問題。自分は細かいところも行き届いて構築が上手にできると思っているのに、仕事がダイナミックですばらしいね!と言ったりしてピントがずれていると「この人私を分かってない」と思われたりする。やる気が削げる。ポイントを変えることもある。キレイな女性に「美しいですね」と言っても誉められ慣れているからあまり嬉しくない。顔だけでなく、内面のこういうところがステキだね。とか言われたりした方が嬉しかったりする。タイミング仕事がもう少しで完成と言うときに誉めるよりも完成してから誉めるほうが嬉しい。誉めながらという時もあるけど、最後まで誉めないこともある。その時は達成感を重視する。仕事の内容によってもケースバイケース。いずれにしても誉めるべきポイントとタイミングは重要。ちなみに誉めると伸びるタイプは「自称」も本当に多いけど、全員がそうなわけではない。っていうか、怒られるのがいやだという主観だけで「私は誉められると伸びるタイプです」という人も多い。でもだからって客観的にその人のやる気や能力を引き出す上でベストとは限らない。どうしても殻を破らないといけない人もいる。次に誉める側の問題いつも愚痴ばかり言って仕事ができない人から「あなたは仕事ができて凄いですね!」と誉められても嬉しくともなんともない。むしろ仕事がバリバリできる人から「君はすごいね!がんばっているね!」と言われると、なんだかとても嬉しかったりする。これだけで「よ~しやるぞ~」とやる気になれたりする。ようは誉めることは、誉める側の能力向上も求められる。あとこいつにいわれたくねぇ~っていう心もあるからそうならないよう誉める側も襟を正さなくてならない。誉められると嬉しい。もっとやる。さらにやる。気持ちがいいこと、嬉しいことは前向きにやるようになる。こうなると誉めるほうも本当に楽だと思う。そこから気持ちいい会話が生まれて、さらにアイディアが生まれる。そういう相乗効果もある。怒っている時は、双方ともいいアイディアなんてでないと思う。(SやMでない限り)目安はほどよく調子にのる、またはほどよく天狗になる。これが一番いい状態のように実感している。自信と緊張感のバランスと言い換えてもいいかもしれない。天狗になりすぎると、それは単なる驕りとなり危険。驕りは成長を阻むだけでなく、大きな落とし穴も作る。ちなみに恐怖支配は絶対によくないと思う。中長期で見ると崩壊したり、行き詰まる。僕は誰でもかれでも誉めるわけではない。人によっては誉めてもだめな時期もある。やる気を出させるために追い込むということもある。追い込み方もいろいろある。淡々と理詰めで思考を前向きに変えていったり怒って、または言葉で精神的に追い込んだり。どちらかというと、僕はあまり好きなアプローチではない。なぜかというと、僕が疲れる。怒られるより、怒る方がエネルギーをものすごく消費すると思う。僕のトレーニングが足りないのかもしれないけど、怒るとそれだけでぐったり疲れる。でもこれを通らないと殻がやぶれない人もいる。例えば保身のためにミスを隠す。こういう人にはかなり厳しく諭す。他のスタッフ、メンバーの努力を水の泡にしかねないし、なにより爆弾を抱えることになる。ミスは悪くない、それを活かすのが大切だとか、保身なんてどうでもいい。それより会社や仕事を考えて欲しいとダイレクトに伝える。仕事や会社のことを考えていれば、自然と自分のためになるし還元もされる。とにかくそういう人にはエネルギーを削っても付き合うこともある。一番よくないのは追い詰めるだけ、怒るだけの会社や経営者。絶対にいいことは起こらない。僕は言い切れる。最後はその経営者なり上司なりがとんでもない形で追い込まれることになる。そういう経営者を僕は少数だけど見てきた。どこも同じような悲惨な結末が待っている。そういう導線になっている。話はそれたけど少しの間、このプロセスを潜り抜けるとあとは誉める期間に突入できる人が多い。そうして誉める8割、諌める2割。9.5割 0.5割の割合でもいいかもしれない。例え0.5割でも言われている人の立場に立つともっと多く感じるものだ。とにかくこれぐらいになるといい状態だと思う。昔から言うアメとムチ。そして使い分け。でも一つ思うのは絶対に誉めるベースの方がいいと思う。システム的なアプローチもあると思う。目標設定とその管理。逆算してすることを明らかにしたりはする。でも怒鳴ったりキリキリしてやりたくない。同じ目標設定でも「やらされている」「追い込まれている」よりも「自分でやりたい」「楽しい」の方がいいと思う。ここでも結局やる気の差は大きい。楽しくやった方が自社の場合結果がいい。その代わり忙しくパツンパツンになるけど。。。他にもいろいろあるだろう。例えばインセンティブ制度というのもある。歩合、奨励金、報奨金。お金でやる気にさせるアプローチと言ってもいい。諸説あると思うけど、僕の会社では取り入れていない。その代わり昇給したり、ボーナス査定や、食事に行ったり、旅行などの形でフィードバックする。「お金お金」という頭になるより、「旅行いきて~」「これ美味しいなぁ頑張ったなぁ」みたいな方が考えていて楽しいと思う。楽しい方が僕はいい。それとお金で引っ張るよりも、夢を共有したほうが楽しくもある。僕は起業してすぐ夢を共有するということを体感した。起業メンバーは僕のとある企画に賛同し共感してくれた。準備期間の1年間と起業の数ヶ月給与も出なかったのに僕を含め皆、生き生きとしていた。夢に向かって頑張れるし、またそれが楽しいしコストもその分余計に掛からないし経営的な観点からもけっこういいのかなぁと思う。インセンティブは自社でもやったことがあった。自己申告制にしたのだが、結局催促しても誰も申告してこなかった。お金よりも、仕事をこなすほうに夢中になっているようだった。訪販系だと基本給は安くして、歩合でやる気を出させ結果が出る人だけが残っていくという形を取るところも多い。これはこれで不要な人件費は抑制できるし出来る組織になっていくというメリットもある。悪くはないけど歩合増やすために強引な契約したり訪販リフォーム系の営業をみていると、中長期的には難しい面もあると思っている。10年で上場するぐらい急成長して倒産した会社。リフォーム系でいくつか思い当たる。さてこの話はもう少し続く。やる気の他に意識レベルも大切。やらされ感、受身、歯車感。そうでなくて自発的に知恵を出し、会社を伸ばす!俺が伸ばす!私が伸ばす!あなたが伸ばす!一人ひとりが「会社を伸ばす」という意識がとっても大切。僕はスタッフにそれを伝える。こういうことを正々堂々とスタッフに伝えられないオーナー経営者は自分に何か後ろめいたものがあるからだと思ったりする。例えひとつの歯車でも、とことん仕事を楽しむ。それができる、やるというような意識レベル。仕事への集中力と言ってもいいかもしれない。僕は経営が楽しくて仕方がない。一方で単純作業でもやりだすと楽しくて仕方がない。いかに仕事を楽しむか?これはものすごく大切な能力だと思う。僕はその能力も引き出してあげたい。嫌な人は会社に来る必要はない。無理強いはしない。僕はまずスタッフに仕事は厳しいけど楽しいものということを重点的に体感してもらう。「奥が深いんだねぇ」とか「楽しい!」という言葉が出てくる。一番楽しいと感じるのは、知らないことを知ったり、自分の力で自分の頭脳で稼げると言う実力がついてきたときだと思う。こうなるまでにはいろいろと諭すこともある。でもこのポイントを通過しない人は成長を目指す会社には不要だとも思う。例えばホンダ、トヨタ。両社とも、世間で言う余計なことにまで口を出す会社。本田宗一郎なんて手や足まで出していた。仕事は人間の上に成り立っている。機械がするわけではない。だからその「人間」が何を考え、何を思って仕事をするかはものすごく重要だと思う。能力はあるけどやる気がない人間が集まった会社。よく見ると、そういう人たちが集まった会社は長期的にはほぼすべて合併したり、縮小したりしている。そうでなければ、人間をマシーンと同じように扱うようにしなければ会社の成長に曇りが出る。僕は口を出されても、成長するような人が集まる会社。を目指す。そういう会社は自然と伸びると言っても過言ではないと思う。だからホンダもトヨタも伸びたのだと思う。そしてだからこそ今でも伸びているのだと思う。成果を出し、さらなる成果を出せば何も言うことはない。でもそういう人ばかりでもない。会社として成長をさせることもある。成長させるときは、人間という存在が相手なのだから一見仕事に関係がないようなことまで伝えなくては理解してもらえないこともある。いずれにしても「やる気」やる気がある集団はそれだけで強いと思う。大きくなってもやる気ある会社にするためには企業文化が一番大切だとも思う。さてなんで今回こんなことを書いたかと言うとドラッカーがこんなことを言っていたからだ。「仕事で成果を出せば、私生活に口をだしてはいけない」聞こえはいい。僕も昔はそう思っていた。でも今の僕は口を出す。ドラッカーは組織文化を支える一人ひとりの人間性とその連続をどのように考えているのだろうか。そしてどのような組織文化こそが成長する企業にふさわしいと考えているのだろうか。引き続きピータードラッカー君と対話してみようと思う。
2004.11.28
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ある方のブログでリクルートの話が書いてあった。そしてあることを思い出した。いま自社ではリクルートの媒体を使わせて頂くことがある。一方でリクルートのまったく別部署から別系統でお仕事を頂いたりしている。なので、悪くは書けないのだが、あることを思い出した。1年前ある媒体の取り決めで、リクルートが一方的に契約の内容をごり押ししてきたことがある。自社ではすでに何回かお願いしていた中での先方営業がアナウンス不足で招いた意思の不一致だった。なのに相手は一歩も譲る気配がない。らちが空かないので当時、僕が直接話をした。営業の担当レベルと話をしていても仕方がないので上と直接話をさせてもらいたいと、リク社営業にそれとなく伝えた。そしてリク社のマネジャーと話す機会ができた。リク社マネとは合計6時間にも及ぶ話し合いを重ねた。僕も引かないが、相手も引かない。けっこう手強い部類だなと思った。役職に関係なく、たまにこういうのがいる。尻の青い理屈屋。そこは僕と同じだった。会社の方針と方針がぶつかるところまで、話は飛んだりもした。6時間も無駄な時間を・・・と思うか、思わないかは自分次第。僕は貴重な6時間だったと思う。会話を通じてリクルートの考え方や、広告への考え方、社内プロセスを知ることもできたと思う。それがすべてではないけど、少なくとも単なる営業担当では知らないような情報まで聞けたと思う。相手の営業マネジャーは「私は経営者相手にマーケティング論や広告論、販促論を講演したことがあります!」ということが最大の武器だったようで、繰り返し僕に伝えてきた。それがなんぼのもんじゃい!と心の中で呟きながらも確かに内容を聞いていると広告、販促に関して、また顧客創造の観点からも一理あることを言っている。でも僕も「ゼロから作り上げてきた」「現にいま結果をだしている」という自負もあったのでかなり意見をぶつけあった。実際にリクルートの顧客としての素直な意見もいかにも横のつながりがあるかのようなハッタリも交えて伝えた。エセ顧客兼業界代表になってしまった。そんな中、向こうはもう一度考える時間をくれという。そして後日マネジャーから連絡があった。「編集会議でLRさんが言っていたことをとことん話し合いました」「編集方針を少し変えてみます。次号から○○の要素も入れてみますが、それでいかがでしょうか?」と言ってきた。僕はどんな提案をしてくるのか楽しみにもしていた。しかし予想以上の提案にびっくりした。そこまでしてくれたのなら、言うことはない。そしてその次号が手元も届いた。そのマネジャーが言っていたように、本当に変更がなされていた。今見てもその方向での編集は維持されている。僕が関心するべきことが、いくつかある。会社の方針、やり方を小さな取引先である自社と6時間話しても通そうとする組織の意思統一。実際にそこまでして顧客の言うことに耳を傾けるということ。そしてこだわりはもちながらも、顧客志向で業務改善をするということ。ま、殿様ぶりは鼻につくけど僕はいろいろと勉強にもなった。最後にそのマネジャーは僕に携帯を伝えてきた。「いつでも掛けてきてくれ」ということだった。本音で語り合うと何か分かり合えるものがあるのだろうか。リク社のもう一つすごいところは即席営業でも、いっぱしの営業にあっというまに仕上げるところだと思う。人の入れ替わりも激しい気がする。できない奴はすぐいなくなる。教育システムもしっかりしているしビジネスの設計もしっかりしているし、見習うべき点も多い。とくにマネとの会話の節々からは営業の育成に関しては絶対の自信が見て取れた。というわけで、激しく意見もぶつけたけど自社という顧客の声を聞いてくれた。顧客の声は大切だと思う。ごね得狙いもあるだろう。ま、そういうのもいるだろうけど基本的に顧客の声には大きなヒントが隠されていることが多い。どうやったら儲かるかは顧客に教えてもらうのが一番いいと思う。自社では立上げ当初に予定していた企画よりも顧客の声に応えることで売上が上がっていった部分がある。そしていつも一番のヒントをくれるのは顧客だと今でも思う。いま僕の立場だと直接顧客と接すことはない。だから顧客の声を正しく届けてくれるスタッフは大切だ。たとえ失敗でも報告がこないことが一番恐ろしい。アンケートだとテクニックが要求されたりして正確な顧客ニーズを引き出すのは難しい面もあるかもしれない。精密に本格的にやると費用も手間も掛かる。零細はとにかく顧客の要望によく耳を傾けるのが大切だと思う。コストは掛からない。何気ない要望の中にヒントがたくさんあるような気がする。実は自社が1年の準備兼ノウハウ蓄積期間として取り組みいくつか実績も作り、ここに来て大きく受注しだした新事業も顧客の要望からはじまった。「自社で取扱はありません」「あ~うちはやってないんですよぉ」で終われば、終わりの話。なんとか要望に応えよう。そんな気持ちから取り組んできた面もある。顧客の声は儲かる宝庫でもあると思う。
2004.11.27
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■追記2----------------------------------------現在の問題点を書いてもらった。いや~あるわあるわ。小一時間でピックアップしてもらっただけでも10個出てきた。一個一個つぶしていくしかない。そうすると次の解決すべき問題がある。エンドレス。でも成長している証拠。と前向きに受け止めておく。■追記1----------------------------------------------昨夜の僕は妻が寝静まったあと、興奮して朝まで起きていた。僕の体内では脳内麻薬の大分泌が起こっていた。夜な夜な脳内麻薬ジャンキーと化していたのだ(寿命を縮めるともいう)。そう!エロサイトを見ていたのだ!というのは嘘で、ビジネスプランをノートに書きまくっていた。構想、イメージ、アイディア。それらが自分でもびっくりするくらい、まるで自動的にまとまるかのように、みごとに整理されていった。たまに起こる現象。そう交霊。自動手記ともいう。っていうのは嘘だけど、それぐらい怪しい動き。布団に入ってノートを開き「繋がった繋がった」と呪文を唱えたりそして起きては机に行って書いたり、ネットで調べたりまた書いたり。そう夢遊病とも言う。こうなるともう止まらない。書いているそばから、またアイディアが生まれ繋がり、その場でまとまっていく。ちなみに朝起きてきた妻からは「夜に『繋がった』ってなんで何回も言ってたの?」と苦情が入った。苦情の中、昨日整理されたプランは2つ。来年のビジネスプランと今後の大きな流れ的プラン。現実プランと妄想プランとも言う。ともにタイトルも単純明快かつ具体的なもの。来年のビジネスプラン。既に着手している事業。これは最近急にずいぶんと成果が出だしたので既に来年1年の動きはずいぶんと見えている。なので、なかば自動的に2年先の取り組みをここ最近は考えていた。1年間はよかったものの、2年後から失速。こうならないために、不安もありその先の安定的成長性を思慮していた。「来年1年はいいけど、2年後はどうしよう」「今から計画的に考えておこう」2年先のことを具体的にプランニングするなんてはじめての経験かもしれない。今まではかなり漠然としか考えなかった。すると逆に今後1年間にしておかなければならないことが見えてきた。このまま盲目的に仕事を消化だけするよりも見据えて仕事をし、構築していくことが重要。だと思う。とにかく来年1年間にすべきことがより明確鮮明になってきた。この事業の全体としての位置付けも決まった。この事業での上限目安も決めた。ターゲットの優先順位、営業方法と設計、ターゲットの継続的あぶり出し、解決しなくてはいけない課題、企業秘密に相当する問題解決のポイント明確化、蓄えなくてはならないノウハウ、人員配置、調達するべき人材とその時期など。それと平行して取り組む組織育成。方向性を見失わないように、抑えるべきポイントを明確にもした。次に大枠としてのビジネスプラン。これはまだまだ抽象的。でもそれでいい。だって妄想なのだから。なんとかなる。やる。そう思い始めた目標だったが、段々と道筋が自分には見えてきた。達成可能な道筋、プロセスが見えてきた。今は目指すべき中長期の目標とその道程が明らかになればいい。とにかく繋がった。今まであった戦略、アイディア、構想。すべての順番が整った。これは僕にとってかなり大きい。はず。ま、過不足は修正されていく。こうして出来上がっていく。今まではどの順番で進むべきか迷いがあったが、とにかく順番がきれいに整理された。ウィークポイントもより明確になった。解決、突破するためにポイントへ全力を注いでいく。なにがなんでも突破あるのみ。僕は売上が1億円行ったとき思った。「あと何回これをすれば大きな目標を達成できるだろうか?」目の前の目標はいいとして、中期的な目標、最終目標を達成するためには、同じやり方ではだめだ。そう思った。同じやり方をしていては、規模とともに成長スピードが上がったとしても一生掛かって数十億円、よくても百億レベル止まり。とうてい最終目標なんて達成できない。もっと他に道があるはず。何が違うのだろう。ずっと考え、やってみてきた。そして少しずつ見えてくるものがある。けっこう分かってきた。なんて思っていると、「ぜんぜん分かってなかったな」この連続。何が違うのか?他の道もあるはず。これからも考えていく。それと常に逆算。そして演繹でなぞり返す。この繰り返しで結論に辿りつく。この思考を繰り返し、自然と情報を脳が集めてくれたおかげかどうかわからないけど、最終目標までの筋道が見えてきた。順番が整い、道筋が見えたきたこの意味。大きい。といってもまだまだだけど、一歩ずつ着実に進んでいる。はず。まだ脳内麻薬がでているらしい。。。結論ビジネスとは脳内麻薬ジャンキーによる交霊及び夢遊病という危ない行為の結晶である。--------------------------------■ジャンキーな追記終わりシンプルに考える。僕にはいくつか経営のポリシーが一丁前にある。経営のポリシー その一つ◆経営はシンプルに <シンプルにはじまり、シンプルに終わる>というものがある。シンプルにはじまり、シンプルに終わる。逆に言うとプロセスは精密に考える。考えたい。プロセスをよく考えることで、検証し失敗しても成功してもそれが次のノウハウとなる。シンプルにスタートして、混沌と整理を経てシンプルにゴールする。ときには混乱してごじゃごじゃ、ぐちゃぐちゃになるからこのポリシーという名の自戒の言葉は僕自身にとってとても大切だ。例えば商売を考えるときシンプルにはじまる。「それは儲かるのか?」と考える。儲かりそうなら次を考える。そしていろいろ検証したり、仮説をたてたり混乱するときもある。混乱を抜けて答えが出てくる。そして最後にまた出てきた答えをシンプルに問うてみる。「で、それは儲かるのか?」手段は目的化しやすい。こんなことにも使える。利益率をよくするためにリピート率を上げよう!と考えたとする。スタートのシンプルは「利益率をよくする」だ。リピート率を上げるのは本来の目的ではない。あくまで利益率をよくするため。しかしリピート率ばかり目に行くようになってしまう人も多い。どうやったらリピート率がUPするか?これしか考えなくなる人がいる。それならば商品力を上げようとかサービスをよくしようとか、やたらコストや手間隙をかけてしまう。中には独り善がりに考える場合もあるだろう。リピート率は上がったけど、利益はむしろ悪化した。なんていうことにもなりかねない。だから最後に「で、利益率はよくなるのか?」という問いを用意しておくことになる。実際にリピート率もよくなり利益率もよくなれば、顧客も会社も嬉しいということになる。ま、そういうところはポジションの長がうまくコントロールするところでもあるのだけど、この順番で考えるというは長のエネルギーも少なくなったりするというメリットもある。だからこそ、そして最後にシンプルに問うてみる。これからドラッカー君を僕の中に徹底的に取り入れるにあたりきっといろいろ混乱することがあるだろう。僕のドラッカーに対するシンプルな問いは「会社の永続的な成長に役立つエッセンスか?」だ。これを忘れないようにしたい。ちなみに僕の中ではドラッカー本格インストールは12月1日から。それまでは平行して他のも読む。シンプルと言えばまだある。例えば商売。商売とはものすごくシンプル。安く仕入れて、高く売る。その間で残ったものが利益となる。高く売るために付加価値を付ける。古今東西これは変わっていない。昔はこれがコショウだったりした。遠方で安く買って、大船団で持ち帰り高く売る。遠方から持ってきたということだけで、今では考えられないくらい高付加価値だったことだろう。どんなに高度にマーケティングが進化しようともこの安く買って高く売るという本質は変わらない。かも。株も同じ。安く買って高く売る。差が儲けになる。完成品を仕入れるのか、材料を仕入れるのか労働力を仕入れるのか、情報を仕入れるのか。何にしても仕入れたより高く売る。これで商売は成立するシンプルなものでもある。高く売って安く買う。これもあり。先に売ってしまう。ほぼノーリスクと言ってもいい。安く買って高く売る。これは商売の真理というほかない。と、思ってきたがドラッカーによるとこんな古い考えはだめなのだそうだ。えっ?ドラッカーはなんて言ってるかって?自分で確かめてください。さてさて今夜はブラパラさんにお会いしてきた。とっても優しそうな人だった。なんだか最近話題の江原氏のようなオーラが出ていた。ちなみにお顔はもっといい男!僕はその不思議なオーラに引き込まれ、ついつい色々と話してしまった。話しもしたけど、いろいろ教えてもらったほうが多い。これまた勝手に書けない。残念。一軒目はブラパラさんお勧めの六本木ヒルズ内のお店。ご馳走になった上、お店から紅茶のお土産まで頂く。ありがとうございます。2軒目はカシータへ。カシータへの移動中に天気予報をやっていた。2軒目のカシータで思い出したように名刺交換。アダルティーなブラパラさんのお話を聞きながら僕はいつものようにウーロン茶(汗最後はお綺麗な奥様にまでお会いさせて頂きました。奥様とはちょっとビジネスなお話。とにかくブラパラさんはすごい!とだけ言っておきます。ん~ほんとすごい!
2004.11.26
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■追記-------------------------------------今日はとある中堅企業の方3名に来社頂いた。こちらは僕とNさん。っていうか僕は遅刻!しちゃったよ(汗Nさんが繋いでくれていたので事なきを得た(汗Nさんすんまそん&ありがとう。ミーティング後5人で東京駅方面へ。現況が済んでその後Nさんとランチ。今日の東京は気候が気持ちいい。久しぶりとNさんと二人で食事しながら話しをした。Nさんは本当に不可欠な貴重な人材になった。そんな中、僕にとってプラスな日記を発見。ブラパラさん いつも経営に役立つ内容が、上手にまとめられている日記です。今日の内容もまたいいですね。ホント同感です。僕ももっとそこを目指していきたいです。というわけで、ブラパラさんとこの後お会いすることになっていま~す。どんな人なんだろう?名前はなんか怖いかもけど、声はとっても優しそうな感じの方でした。----------------------------------------■追記終わり本当にわかって欲しい。先日読んだ、とある本にそう書いてあったので、僕は分かることにした。それは何かと言うと・・・以下抜粋「昨年のお得意様が仮に600社で、今年も同じ600社であればそれは成長拡大よりも、むしろ衰退を意味する」「またその600社が今年も同じ売価で、同じ粗利で、同じ数量しか扱っていなければ給与すらも上げられない」うん、ごもっとも!と思った。顧客を増やす。集客。どの書籍を見てもとにかく顧客数を増やそう!という記述は多い。ところで事業の成長拡大とはなんだろうか?顧客の増大?取引数の増大?従業員の数?売上の増加?それも正解だけど前年、または前期よりも粗利がUPしているか粗利率がよい商品があるかこれも会社の成長の大切な要素。その本にはこう書いてあった。「成長拡大とは、前年よりもお客様の数を増やし、そのお客様に前年よりも売価の高いもの、粗利の多いものを買っていただくことである」うん、これもごもっとも。リピート回数という概念も入れてもいいかもしれない。顧客数に目が行く人は多いけど粗利を大きく伸ばすという考えもとっても大切だと思う。前年より粗利の多い商品、サービスを開発または仕入れる、取り扱うという発想。粗利というと取引数を増やして効率的にしたり、仕入れのコスト改善を図り粗利を増やそうという考えが多いと思う。それももちろん大切でバカにしてはいけない。個別の取引で見たり、コスト改善するだけでなく、売価はもちろん、粗利が大きくなる商材やモデルを思い切って考え実行するということも重要ではないだろうか。粗利も常に改善である。ポイントは目が覚めるような粗利を考える。ということかもしれない。商売を何十年もやっていて粗利をわかった気になっている人が一番粗利の重要性を分かってないかもしれない。いいすぎ?粗利は多くの場合、ビジネスモデルの急所そのものと言ってもいかもしれない。たぶん。粗利が多くなるとどれだけすべてが楽になり、また順調になるか。。。とにかく粗利をよく考えて欲しい。本当にわかってほしいと書いてあったので僕は分かることにする。ちなみにその本は「社長業のすすめ方 着実な繁栄と高収益構造への着手 <牟田学 著>」詳しくはカリスマ本サルタント★もっちーさんという方のブログに書いてあるようですので、参考に! (もっちーさんいきなり勝手にリンクすみまそん)ちなみにちんけな経験上で言うと粗利額が2倍3倍4倍や、はたまた10倍になるような発想は、かなりいいかもしれません。一気に未知の道が開けます(謎粗利党!バンザイ!今週のお勧めソリ☆カーボン仕様☆軽量高剛性☆山も登るスーパーソリ!小売希望価格100万円(税込み:送料別)でお願いします。<<<LR今日のあやしい動き>>>今日は緊急事態でパシリ君をしました。かなり恥ずかしいものを買っちゃいました(汗薬局屋さん!僕はマニアックなやからじゃないですよ!夜はイベント企画の打ち合わせで来日中のパートナーと夕食。正式に3年プロジェクトになった。これからある人と共にプロジェクトをすすめることとなった。ま、実現に向けて遊びます。3年後に世界初のイベントが開催されるよう、陰ながら応援よろしくです。ま、たいしたものではないですが。。。お相手の奥様も同伴。この奥様は神田うのさんのようなオーラを持った人。容姿は神田嬢よりぜんぜんキレイ。年齢を重ねてから、若いキレイな奥様と結婚するのは一種のうらやましさがありますな。明日は午前中に自社で打ち合わせが一件。その人とともに打ち合わせ後は東京駅へ行く予定。なお昨日クレームを頂戴したので今日は短めにしました!では、おやすみなさい。
2004.11.25
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僕は経営をしていて一番難しいと感じるのが事業の選択だ。何を選択するかで、今後のあらゆる環境が大きく左右される。今は小さいけど3つの事業。僕はIT系もやっているが、ITのことはほとんど日記に書かない。書けない。それはある会社との守秘義務がある関係でどうしても詳しく書けないからだ。チラリズム的には書いてるけど。僕はある会社とかなり特別な契約を結んでいる。かなり特別ということは一般的な契約ではない。換言するとそれそのもので事業の拡大は望めない。いくらかのキャッシュを生むだけ。だけど繋がりや、そういった特殊な交渉の経験、そして零細にとってのキャッシュ確保という意味でこの仕事をしているに過ぎない。これがどのように事業に繋がっていくか未知数なところもある。ひょっとすると自社の柱となるような事業への橋渡しとなってくるかもしれない。来年は今のところ2つ模索しようと考えている。ひとつはいままでやってきた延長線上の事業化。これはもともとやってきた成長戦略の一環でもある。でもこれは仕入れの安定性に欠ける。かも。かなり縁もの。もうひとつは正直何か決まっていない。ここ半年ぐらい模索しつづけている。いくつか候補は上がったけど、どれも僕の中で却下した。時間も迫ってくるので焦りもあるが自然と見つかるような気もする。僕の場合検討は、今の自社レベルで何をやれば一番儲かるか?からはじまる。この段階ではぶっちゃけ自分で発想するよりも多くの人に聞いたほうがいい。へぇ~そんな事業もあるんだぁの連続になる。そしてそれが自社に向いているか、勝負できそうか検討する。今まではこれに、何を経験すべきか?という要素が大きかった。学びのため。何が好きかとか、そういう属人的かつ個人的な発想はない。なぜならば僕はプロの経営者だから。自分の好き嫌いで判断しない。会社と会社の目標にとってベストかどうか。で判断していく。なぜなら経営が面白い、好きだからある意味商材や業態はなんでもいい。自分に対し元来からの○○屋とか、○○業というようなイメージがない。サラリーマンの社長でも、社長になった瞬間にリーダーシップを発揮し新しい方向へ事業を振ることもある。今までの事業を続けるというのも立派な事業の選択だろう。ようはうまくいけばいい。そして会社をより繁栄させ、ステークホルダーに貢献しその結果社会貢献できればいい。さて僕は今後会社を目標の時期に、目標の位置まで成長させるために最大公約数的に事業をステップアップしていきたいと考えている。目標とするところの事業と、現在の事業には大きな乖離がある。でも宇宙の彼方に行きたいわけじゃないから充分可能だと思っている。宇宙の彼方とて行ける日がくるかもしれない。ま、どうやったら達成できるんだぁ!と自問自答の日々だけど。ようはその間を常に埋めていくよう、そして達成できるよう発想し模索していく。事業を選択する上では様々な要因がある。まずは市場の大きさ。自動車業界 1位 トヨタ 売上17兆円 商 社 1位 三菱商事 売上15兆円航空業界 1位 JAL 売上2兆円ビール業界 1位 アサヒビール 売上1兆4千億円化粧品業界 1位 資生堂 売上6242億円アパレル 1位 オンワ-ド樫山売上2677億円業界、事業が違うだけで、これだけ違う。売上だけでなく、利益も見る必要があるだろう。どんな事業をするかで会社の規模の上限はある程度決まってくる。換言すれば天井の高さがぜんぜん違うから、そこで伸びれる高さも決まってくる。次に問題となるのがそこで勝てるか?ものすごい奴(会社)はいないかどうか。その都度自社のレベルに合わせて事業レベルも拡大していく。人・物・金。他にもノウハウ、情報。いろいろな要素を見て自社レベルでどんな事業ができるかを模索していく。もちろんニッチも重要。ニッチが青天井になってくれれば一番いい。そして自社の強み。僕は一言でいうと「組織で利益を出し続ける力」を目指している。今のところ会社としての営業力はまぁまぁあるほうだと思う。利益を生み出す底力、知恵力も会社単位で少しずつついてきたと思う。大きく仕事を獲得する仕組み作り、全体の設計もまた少し見えてきた。これはどこの業界でも会社として一番大切な本質だと思う。というか会社にとってすべての前提であり、基本だと思う。どんなに綺麗ごとを言っても、お金が詰まればそこで終わる。っていうか、そういうシステムなのだからまずは儲ける力が大切。僕はシステムの使い方に従っているにすぎない。いずれにしてもこれを鍛えてのきなみNO.1戦略を実行できれる会社になりたい。僕は前に思ったことがある。コア事業ではなく、コア思想で会社を大きくできないか。という考えだ。事業単位で核を作り捉えるのではなく、考えや、思想で捉えてそれをコアにする。事業は常にその具現化のひとつに過ぎない。という方向の考えだ。どうなんだろうか。経営についてのマニアックな話かもだけどこういうことにもチャレンジしてみたい。結局、なんでもいいから1番になれという帝王学に循環してくる。のかな。ようはそういうところまで上がっていきたい。僕は自分を商人や経営者のプロ(の端くれ)と思っている。だから商材や業種にはとくに思い入れがない。ようは利益がどれくらいでるか、ということが一番の感心事だ。いまやっている事業に愛着がないかと聞かれれば「愛着はそれなりにある」と思う。盲目的な愛着がないからこそ、ユーザーや顧客の立場で考えやすいというメリットも実はあったりする。また愛着があっても利益がでなければ結局それはお客様や市場に求められてもいなければ、支持もされていないことになる。単なる主観より、客観的に判断していく。利益が出ていれば顧客や市場に求められ支持されていることなので利益が最大の顧客満足の指標と考えるべきだと思う。利益のねつ造は、それをする・しないという企業文化とできる・させないというシステムのレベルの話。そこも整えていきながら、ようは利益で的確に判断できる体制・プロセス作りが大切。かも。一見聞こえのいい「事業・商品への思い入れ」は経営としては優先順位でいうと下のほうで考えるべきだ。たまに利益という数字ばかり見ていると事業への思い入れは?とか自分が思い入れもないような商品売るの?と聞かれることもある。僕は経営に思い入れがある。そう言えば納得してくれるのだろうか。別に事業に思い入れや、使命を感じて営んでいる人はそれでいいし、事業単位で何が儲かるかと考える僕のような人間もまたアリなわけだと思う。世の中は様々な価値観があるおかげでそれが絶妙にバランスを取り構成され、成り立っている。小さな事業をしてくれる人がいるからオリジナル性豊かなレストランに行けたり不要品を引き取ってくれるおじさんがいたり、助かったりする。大きな事業があるからクルマや飛行機を作り動かしてくれる。便利だったり、海外に気軽に旅行だって行き人生の余興を楽しむことができる。僕はすべての事業が善だし、すべて是だと思っている。ようはどんな単位の事業でもすばらしいと思う。僕の場合はとにかく利益を重視する。いろいろな数字を見て判断するけどすべては利益という数字を向上させ、利益を拡大し続けるために経営をしている。そしてその利益で次の投資、利益の拡大を行っていく。利益が出ていれば顧客が支持してくれている何よりの証拠だし利益が出てなければ、どんなに思い入れがあってもそれは所詮趣味の領域。利益は小さかろうが、大きかろうが出し続けなければならない。そうでないとやがて会社は潰れる。潰れてしまえば、すべての綺麗ごとは綺麗ごとで終わる。ちなみに食べるだけでいいという個人は別かも。それは会社の事業とはいわない。人生の事業という。顧客を騙したり、無理に売りつけていればリピートしない。または長い間顧客でいることはない。悪い噂も広まるだろう。やがて荒れて商売はできなくなる。ま、名前変えて、品も変えて荒稼ぎを繰り返している連中もいるけど。ようは信頼。利益を出し続けるためには信用と信頼が不可欠。つまり利益を出し続けるためには顧客に適正に価値を提供しなくてはならない。ゆえに利益を出しつづけると言うことは顧客の求めることを適正に提供し、満足してもらっていることの何よりの証だと思う。だから最終的に利益を見ればすべてがそこに表れてくる。何度もいうけど、利益を出すプロセスもものすごく大切。利益を出すためには、スタッフの育成、トレーニングも欠かせない。箸にも棒に引っかからないスタッフを、そのまま使っているようでは多くの顧客に迷惑を掛けることになり、これもリピートに繋がらない。利益を出し続けることに障害となってくる。選択肢は育てるか首にするかしかない。何ゆえ僕がこんなに利益、利益というか。それが経営の本質であるから。多くの経営者が事業や会社に何を求めているかなんて僕には知ったことではないが、利益を適正に出しつづけることで、多くの求めることが達成される・できるシステムを先人達が築いてくれたと思う。例えば倒産。なぜ倒産するのか。倒産は「倒産」というシステムの一部。倒産は人間が決めたルールに過ぎない。手形の不渡り、破産の申し立て。倒産は制度に過ぎない。だからそうしないようにすればいいだけの話。仮に支払不能となっても手形を出していなければ直ぐに倒産だってしない。しようがない。そういう制度と同じように会社は儲けることによって、最大限社会還元できるように出来ている。他のことに目を奪われていれば、最大限社会還元することを怠っていると言っても過言ではない。事業レベルと会社レベル。この二つをレベルアップし、順々と大きな仕事もできるようになりたい。より利益を生むために。それを実感するときが、一番楽しいのかも。と、この日記を書いたあとで藤屋さんからメッセージを頂いた。・今は事業の可能性を模索している段階・これから事業の選択と経営資源の集中が必要という旨のメッセージだった。はっきり言ってそのとおり!僕は思わず「僕のハードディスク覗いていますか」と冗談で返事をするほどだった。事業の選択。選択をする。という観点ももちろんあるのだが、選択できるか。という観点もある。ようは自社のレベル。人員(基礎となる人材の人数)、資金、ノウハウ。今直ぐには無理でも、いずれ必ず!と狙っている業界業態もある。そこまでにできる形でステップアップしていきたい。僕の零細成長戦略は小さなM&A戦略もある。これで少し余裕が出るまで拡大し、マネジメントの勉強もしながら「いくつかの事業をやる」という事業をしたいと考えている。が、それは選択とは呼ばないのだろう。本当は大きく成長し柱となる事業を探しているのだろう。そしていずれ大きな柱となる発見や着手をしたい。
2004.11.24
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■追記-------------------------------------昨日の夜からドラッカー「現代の経営」を読み始めました。なんと言ったらいいのか分かりませんでしたが夢想型癒し系ネットアイドル兼オンライン銀座ママのmonica_monacaさんがいい言葉を教えてくれました。「山登り中も、ちょっと高台に行って景色をみると、また登る元気がでます。山の全体像も見られるかもしれないです。」僕にとってぴったりな言葉が見つかりました。ありがとうございます。ドラッカーはまさに「山の全体像」だと思いました。(まだ読みはじめですけど・・・)経営の一部が書かれているのではなく、経営の全体が体系的に描かれています。でも一つひとつも深く考え抜かれていると思います。山を越えてもまた大きな山があるかもですが、マネジメントの全体像と基本がよくわかります。というより頭の中が整理されます。のめり込みそうですが、まだまだ事業の目的に関しては未消化でもあります。体系的に学んでどう変わるか楽しみ。ちなみに3ヶ月のドラッカー集中特訓本格突入の前に、いくつか他の本も読んでみようと思っています。というわけで、ひとつ読んでみました。僕はあまり「成功系」の本は読まみません。エセ成功者が金儲けのために書いているケースが多いと思うからです。それで儲けられるのも能力でしょうけど、エセが多いから内容にかなり眉唾というか、読むのがアホくさいのが多いのです。人生掛けてるなぁこの人という気合いは凄いのですが。。。少なくとも個人的に数億とかの資産を作ったり副収入を作るのが目的ではないので僕にはあまりなじまないと言った方が正確かもしれません。でも!楽天日記でかなりあちらこちらで取り上げられている「成功系」の本があったので読んでみました。それは「加速成功」という本。僕はむしろ長期的に成功(「最後に勝つ」的ともいう)したいと考えているので、まったく僕とは逆の本なのかなと思い読み始めました。いやいやしかし、内容としてはすばらしいことが多く書かれていると思いました。例えばなぜアメリカは月にいけて、日本は月にいけないのか?国力の差?資金力の差?答えはシンプルです。アメリカは月に行こうと決めたから。日本は月に行こうと決めてないから。アメリカは35年前に月に行きました。当時はファミンコン程度のコンピューター。無謀といってもいいですね。今の日本の技術力と資金力となら「行く」と決めればいけるはず。というようなことを著者は言っています。同感です。僕が「月で起業中」というシャレともマッチします。ま、これは関係ないか。。。とにかく決めるか、決めないか。これは大きいと思います。無理だと思えばそこで無理。あとはその思いの強さではないかと思います。ではまったりと読書に戻ります。-----------------------------------------■追記終わり藤屋さんと経営について話すことになりドラッカーを改めて調べているうちにあることに気がついた。多くの人にとってはたいしたことではないかもだけど、僕にとってはとんでもない発見があったのだ。その点に関してはいずれ書くことになると思うが、とにかく僕にとっては電撃が体を走る発見だった。この発見ができたのは藤屋さんの存在とそして藤屋さんを教えてくれた南部市場さんの存在無しにはなかったと思う。本当にありがとうございます!そして藤屋さんとお話させて頂きながらドラッカーをもっとちゃんと勉強をしようと思った。いやするべきだと思った。いやいや、勉強する運命だとすら思った。今まで僕が粘着って調べていたことにドラッカーが大きく関与していることが分かった。その検証をするためには、ドラッカーの正確な理解が必要になる。先日ドラッカーをアホ呼ばわりした僕だが今度はドラッカーをもっと学ぼうと思ったのだ。でももっと次の新しい発想もしていきたいからドラッカーは「おっちゃん」という気持ちも忘れないようにしたい。ドラッカーを学ぶだけでなく、そこから次の新しい考えへ繋がることもしていきたい。とにかく、ろくすぽ勉強もしないと議論がかみ合わないし何より藤屋さんに失礼だと思った。というわけで今日はドラッカーの本を買ってきた。とにかく本屋にあるドラッカーの本を片っ端から買ってきた。中には抜粋版もあるけど、気にしない。既に持っていたのもあったが、とにかく全て心機一転新しいのを調達した。藤屋さんから指示を頂いたタイトルはすべて見つかった。藤屋さんから教えて頂いたのは基本4冊(3タイトル)。もっとドラッカーを勉強したければとさらに3冊の推薦を頂いた。とりあえずあるったけ買ってきたけど藤屋さんから指示された本だけを読むつもり。僕はいま一つの機会に恵まれていると思う。それはドラッカーを正しく学ぶという機会だ。前にも書いたが本当にドラッカーをまともに理解している人はそういないと思う。あれもこれもの中のひとつとなっていることが多いのではないだろうか。今までドラッカーなんてなくても会社を少しずつだけど成長させることができた。まだまだドラッカ-なんて必要ないレベルの会社かもしれない。でも、前々で取り組んでいくのが大切だとも思っている。いずれ経営にものすごく役立つ時が来ると確信している。僕なりにだけどドラッカーと、あることの関係を発見しとにかく勉強したいと思った僕は藤屋マネジメントの藤屋さんに相談させて頂いた。どの順番でドラッカーを勉強すべきか、適切な順番を聞いてみたのだ。そして直ぐにアドバイスを頂いた。(本当に感謝しています)僕はアドバイスに従い、アドバイスの順番でドラッカーを学ぼうと思っている。ちなみにマネジメント上下はまずは不要ということだった。僕も本屋で内容を見て不要だと思った。だけどマネジメント上下を読んでドラッカーの思考がサラサラと容易に理解できるぐらい、とことんドラッカーを学ぶつもりで目標として買ってしまった。辞書としても使えるかもしれない。藤屋さんは大学院の修士課程でドラッカーを徹底的に研究したという。そして地元九州では官公庁や大学、大手企業、中小企業相手にマネジメントの指導をなさっている。僕はドラッカーを徹底的にとことん理解しようと思う。そのためにまずは3ヶ月間ドラッカー漬けになることを決めた。素直さを持ちながら疑問も忘れない。学問をとことん学ぶときは反骨エネルギーと信じきる素直さの両方が必要だと思う。ドラッカーは利益を人間の食べのもの例える。人間は食べなくては死んでしまうが食べることが目的ではない。会社にとって利益も重要だが目的ではない。会社の目的は顧客の創造だ。そう言っている。僕はずっとそれが納得いかなくてドラッカーはいいことをたくさん言っていると思う一方で体系的に学ぶ気がおきなかった。まず比喩が納得いかない。では人間の生きる目的を積極的に定義付けしているのか。そんなこともしないで、比喩で話をするのは単なる説得材料の話に過ぎない。そう思ってきた。今日、今こうしているときも餓死で死んでいく子供は世界にいる。食糧さえあれば生きることができる。なのに人間の目的は食べることではない。と言って終わるドラッカーに疑問をもっていた。利益という要素に戻して考えても同じ。まずしい地域で会社として利益を出し雇用を生み、経済を反映させ結果として多くの人に食糧が行き渡ればなにも問題がない。もっと突っ込めば利益を出し続けないと会社はいずれ潰れる。利益を出し続けるためには社会的にも認められないとならない。社会的に認められない事業は短命に終わる。会社は利益を追求し、また追求し続ければそれでいいと僕は思っている。そんなことを思ってきた。ま、これを書いたのもドラッカー漬けになるにあたり記念として、また忘れないように、さらにあとで自分でなんて思うのかという意味で書いておく。ドラッカーを読んでも、明日のお客さんは増えないかもしれない。戦術のハウツーではない。会社という組織を成長させたりまた大きな組織となったときに必ず役立つと思う。大きくなったとき慌てて学んでも遅い。というように中長期的にマネジメントに役立つ日も来ると思っている。ちなみに経営に関して言うと僕はキーワードは「ドラッカーとGM」だと思っている。さてさて疑問も忘れないよう藤屋さんともお話させて頂きながらドラッカー漬けになることにする。まずは「現代の経営」(原題はマネジメントの実践)を数回読むことにする。以上、今日は「とにかく」が多い僕でした。ちなみに今日で長芋連続30日記録達成!長芋の端緒物語 最低でも1日1回は食べている。これからも欠かさず食べる予定。はじめは妻に「毎日だと面倒!」と文句を言われたけど今ではもう慣れたらしい。感謝してます。こうして僕の長芋人生は続く。
2004.11.23
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今日は横浜へ行って来た。横浜と言えばいろいろと思い出がある。淡い思い出もあるけど仕事の思い出もある。某銀行の本社。この銀行の頭取は現財務省の天下りポストとなっている。ちなみにこの銀行は正面玄関、ロビーの床が大理石!零細、中小企業から吸い上げた利息は大理石となっている。僕は今から3年前、企業買収をしたときの負債に関する交渉でこのビルを何度か訪れたことがある。けっこう上層階に通された。零細の負債に関する交渉レベルにも関わらず相手は本部長、事業部長、某室長とか、そんなレベルまで出てきた。僕は一切妥協することなく、独自の理論でかなり強引に無理を言って引かなかったからだ。銀行の知り合いから聞いて内情も把握したうえで交渉に挑んだ経験がある。今思い返すと懐かしい。そんなことも思い出した。今日、横浜へはもっと楽しい会話をしに行ってきた。バンドをやっている若者に会いに行ったのだ。バンドと言ってもまだまだこれからのバンド。僕もまだ若者(ギリギリ)だけど、相手の年齢は23歳の男の子と24歳の女の子。スリーピースのバンドで、ソウルフルなハードロックな感じのバンドだ。心に響く音楽をしている。僕は彼らのバンドをある時たまたま見てからファンになってしまった。ものすごく感動してしまった。才能は年齢に関係ない。すばらしいと思った。そして僕がライブの後に掲示板へ書き込んだのがきっかけで交流がはじまった。会うのは数度目。今日は初アルバムが完成したというので受け取りがてら、一緒にお茶をしてきた。いろいろな面白い話ができた。若い感性と話をすることはとっても大切。僕もまだ若いけど、とにかく若い人たちと話すことはエネルギーをもらったり感性を磨く上で欠かせない。自分が迷い、もがいていたころを見ているようでもある。今ももがいてるけど。音楽的な話もたくさん聞かせてもらった。好きな音楽の話や作曲の話、メンバーの話。そんな中リーダーシップ論に通じるような会話も出てきた。彼らは3人のバンド。リーダーはボーカル兼ギターの男の子。ドラムの男の子にベースの女の子という構成。3人だろうが、人が集まればリーダーは必要になる。チームだろうが、組織だろうがリーダーがいないとまたはリーダーがしっかりしないと絶対に伸びない。僕はそう感じている。話をしているうちに、リーダーの男の子が「リーダーとは何か?」「エゴなのか?」と悩み迷っていることを知った。そしてメンバーである女の子はどこに向かっているのかフワフワしているように感じた。リーダーがしっかりしないとメンバーは迷いや不安が起きたり、またそれが膨らんだりする。僕はリーダーである男の子にそれとなく、小さなコミュニティーだろうと、大きかろうとリーダーは必要だから自信を持ってみんなをまとめる役割かもというような旨の話をした。女の子には聞いてみたら葛藤があった。それは「誰のバンドなのか?」女の子が抜けたとしても、そのバンドは成立するがリーダーが抜けるとバンドは成立しない。じゃあ自分はバンドにとってどんな存在なのか?必要な存在なのか?そんな悩みを持っていた。うんうん。気になりがちなところだと思った。誰がリーダーというより今のすばらしいメンバーが集まったことの大切さやそれぞれに役割があるのかなぁ~みたいな話をした。リーダーを支えるのも大切な役割。支えてくれる人がいるからリーダーも存在できる。リーダーが強いリーダーシップでまとめていないとメンバーは余計なことに悩んでしまう。そして僕はリーダーがいないコミュニティーは伸びないから、むしろリーダーがいることを喜ぶべきことだと伝えた。すると女の子はそういえば今までやっていたバンドはリーダーがいなかった。と言った。別にリーダーは偉いわけでなく単に役割なだけ。リーダーという人間を惚れぬいて付いていき、成功して欲しいと伝えてきた。そしてリーダーである男の子に伝えた。迷うことなく自信を持ってリーダーシップをはっきしてバンドを磨いていってね。リーダーの責任は重大だよ。そんな話をしてきた。最後に自信を持つだけでなくすばらしいバンドだから自信を持ち抜いて僕をもっと感動させてくださいまし!という想いを伝えてきた。そんなような話をそれとなくしてきた。ちなみに来月あたり飲みに行くこととなった。それにしても3人という小さなコミュニティーを見てリーダーシップの必要性、重要性を改めて僕も考えさせられた。リーダーはメンバーが迷ったり、余計な悩みを抱えないよう強力にまとめていく。そして教え育てるのもリーダーの役目。それはハタチそこそこのバンドでも一緒なんだなぁと思った。今後、彼がリーダーとしての自覚を持ちバンドを育てるということに気がつけばもっと伸びると思う。失敗もたくさんして、どんどん成長して欲しい。僕は彼なら自然と気がつくと思った。だから余計なことはいわなかったつもりだ。あくまでそれとな会話してきた。つもり。あとは時間の問題だけど、バンドという性格上あんまりチマチマもしていられないのかも。成功して、すばらしい音楽を世に広めて欲しい。そういう僕はリーダーシップを強力に発揮できているだろうか。単なるワンマンになっていないだろうか。皆を目標に向かってまとめあげているだろうか。皆に余計な不安や悩みを与えていないだろうか。または取り除いてあげているだろうか。皆に指導、教え、育てることを充分だけど適切にしているだろうか。育てるに値するほど、自らも謙虚に学びをしているだろうか。そして夢を与えているだろうか。その夢を歩んでいく道を示しているだろうか。僕もリーダーとしてまだまだ、もっともっと成長しなくては(汗
2004.11.22
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僕がここ2、3日外遊している間にずいぶんと仕事が進んでいたようだ。昨日は何回かNさんから電話が入った。あまりに仕事が来すぎて不安だと彼女は言う。でもやるしかない。Nさんは大きな仕事でどの順番で仕事をこなしていくか、やっていくか混乱している。僕も同じ気持ちもある。はじめての部分もあるから業務フローなんてない仕事も含まれている。新しいことはやりながら考えていく。一番大切なのは基本を忘れず、基本に忠実であるということ。基本に戻る。どんな仕事でも一緒。今月の目標が達成されたこともNさんから聞いた。そういえばNさんとも美味しい食事をする約束をしていた。Rさんと一緒に行こうかな。で、U君も誘って。ってこれじゃいつものパターンだ。Nさんは容姿は女性的だけど考え、根性はそこらへんの男よりもぜんぜん男らしい。それは未知へのチャレンジ精神。多くの人はやったこともない仕事、それも大きな仕事をいざやろうとすると尻込みしたり抵抗を示すことが多いがNさんは前向きに始めて、そしてどんどん進んでいく。っていうか未知の世界を楽しむタイプ。そこは僕と同じだ。だけど最近はその未知を楽しむ能力もNさんの方が上になってきた部分も感じる。感じた。納期も迫っている新規の大きな仕事で今回は時間もないし次回からやろう。なんて僕は思いそうになった。どこか守りに入っている。未曾有の仕事でも「私やりたい」「私やるよ」とかなり前向きに取り組んでくれている。っていうかプレッシャーの中でも楽しんでいる。しかも精力的に能動的に動いてもくれる。すばらしいと素直に思う。僕より腹が据わっているかも。ちなみにNさんは本当にお客さんから気に入られる。本人いわく外面がいいらしい。僕もそれには反論しない。そう思う(笑U君も「なんでこんなに上り調子なんだ?」と不思議がる。僕も同感。不思議。でもU君の功績や上昇気流もいいと思う。U君は未知へのことには一瞬消極な面もかなりある。でもこういう人間がいてこそ会社はバランスもとれる。何度U君の反対意見で検証が深まったことか。言ってくれることも感謝。正しいことに耳を傾けなければ落とし穴にはまることもある。驕りが一番危ない。U君はやると決まれば誰よりも気持ちよく仕事もしてくれるし勇猛果敢でもサラっとこなしてしまう。そんな凄さも持っている。何度も書いているけどU君がいなかったら今の会社はないと思う。それぐらい大きな出会いだった。さっきU君から電話が入ったU君「なんで電話したんだっけかな?」などと電話を掛けたそばから言っているので僕が「目標の話なら聞いたよ」というとU君は「目標?あぁその話か。聞いたの?その話じゃないんだよね~」とあっさりしている。僕は目標を達成したことが嬉しくて電話してきたと思ったが予想は外れた。前のU君ならこの手の話で大興奮で電話してきた。でも話の内容が違った。またU君は成長している。U君「目標に関してはこんなんで喜んでもいられないよ。それよりさー」とまた会社の成長にとって大きな出会いを興奮して語ってくれた。僕も聞いて目標を達成するより、ある意味重要な話だと判断した。そして僕はU君と話していて3回感動した。ひとつは常に志しを高く持っていてくれること。ホント、いつも気がつくと成長している。もうひとつは休みなのにも関わらず仕事の大きな出会いをしてくる。つまりそういう意識レベルということ。そしてもうひとつはそういう人材がいてくれること。心底ありがたい。心からお礼と賛辞を伝えた。今月はずいぶんと新規も多い。とんでもないところで繋がっていたりびっくりしたこともあった。ある新規の仕事をして納品まで済んだ。しかし納品先のその会社とは別の仕事で自社は競合していた。相手はうちが別の仕事で競合しているとは知らない。つまり情報では一歩自社が勝っている。そんな状況もあった。世の中狭い。粒も大きい仕事が多い。この調子でいくと来年からはどれだけ忙しくなるのだろうか。会社ごとに決算期もバラバラだったりするので今のうちに変更をしたほうがいいかも。その変はやる時期によって損得も出てくるので税理士に要相談。来期の売上も既にずいぶんと決まってきた。今までの継続取引と新規顧客、新規案件を含めて考えると予想外に既に10億円は固いと思う。もう決まった案件もある。僕がスタンドプレーってるのも含めればへたをするとその倍はいきそうな勢い。やはり強い思いを持っていると実現していくのだろうか。不思議。もっと積極的に打って出ればどこまで行けるんだろう。積極的にガンガン行くのなら体勢も余裕も整えばならない。思考プロセスの浸透と敷衍の経営システムの構築ペースをあげなくては。億を越してからだんだんと成長スピードがUPしてきた。その反面で桁が上がるたびに正直ちょっとビビル。でもそれも直ぐ慣れていくのだろう。この調子で桁を上げていきたい。借入もけっして行わない。身の丈にあったことをしていく。段々と大きな仕事にも対応できる会社になってきたことも嬉しい。相手を今まで以上によく見るようにもなってきた。下手な商売はできない。会社の信用とは大切なんだなぁと、仕事が大きくなるごとに実感する。それなりのお金がどこかで止まれば迷惑もかかる。法的な面も再検討をしておこう。万が一に備えて予防も重要。ま、いずれにしてもお金が入るまで何があるかわからないから油断はできない。そして売上だけが大きければいいわけでないのはいつも思うこと。売上が大きければよしとするのなら数百億、数千億売り上げている企業が潰れるわけがない。数百億、数千億売り上げていても潰れる企業だってたくさんある。気を引き締めあくまでも利益を重視し売上に目を奪われない。会社が潰れる大きなリスクはとらない。倒産リスクの排除思考。その条件を満たしながら会社もしっかりしつつ売上を拡大する。でもほんとに喜んでばかりもいられない。問題も多くある。ここ2ヶ月で大きく流れが変わってきた。まずは売上が予想外の伸び方であるということ。これは逆に言えば売上をコントロールできていない証拠。最近年商を聞かれても即答できない。それぐらい大きく変わってきた。僕の中での大きな計画に照らし合わせても若干ペースが速い。でも今回の仕事をこなすと、次のステップに進めるのも事実。逃すと計画に遅れが出る可能性も大きくなる。なのでひとつのチャンスな時期であるのも事実。ここでひとつあるノウハウが蓄えられると次の億単位での伸びも精度をもって予測できるようになる。つまりコントロールできるようになる。このままもう一歩進むべきか?二つ目が粗利の問題。粗利額は大幅にUPするが一方で若干粗利率が悪化する。これは数字が大きいからある程度しかたない。しかしこんなことを言っていると売上の拡大とともに粗利率もどんどん下がっていき倒産要素を生むことになる。やがて資金ショートで会社の信用を底に落とすなんていうことになってはならない。いずれもう少し会社が成長したら粗利率も戻すよう事業の方向性を修正していかねばならない。川をもっと登るか。。。それにはあるノウハウが必要。三つ目の問題が単価の向上問題。いままでは平均数十万円単位が多かった。これが千万単価の仕事や、ひとつの案件では億単位になっている。僕は100万円の仕事1件より10万円の仕事を10件というほうを重視してきた。その方が安定性がある。100円の仕事1万個で100万円。1000円の仕事1000個で100万円。これは成長を目指す零細に向いていない。と思う。売上を上げるためには単価が大きいほうが楽だが、売上要素の中に取引額が大きい、または数社に依存という状態は危ない状態でもある。会社の経営基盤が取引先の衰退で影響されかねない。単価の大きい仕事だけで会社を拡張するのは危険だ。自社のような小さな会社には単価が低すぎても、高すぎても難しさが出てくる。もっと潤沢に体力も環境もがあればいいのだけど、それはまだまだ先の話。単価が大きいと売上の乱高下が大きくなるというデメリットもある。これが売上数兆円企業なら単価数百億~という高単価の仕事もあるしまたそれでいいのだろうが、自社にとっては数千万、億の仕事でも売上に占める割合が大きくなると安定性に欠ける。これもよく考え乗越えていかねばならない。対応策としては今までの数十万円単位の仕事も力や気を抜かずしっかり対応し新規も取って行く。つまり小単価も重要視していく。一方で単価が大きい仕事でも開拓先も工夫しながらこれも取引数を増やしていく。若干異なったターゲットでも対応はする。でもこちらからプッシュはせず差別化は守る。というところで当分は様子を見てみる。4つ目の問題。それは取引先の信用問題。ぶっちゃけていうと潰れない会社かどうか。当面は絶対に潰れないという評価ができる会社なんて世の中に数%しかない。外から見て安泰そうに、華やかそうにみえても苦しい会社や危ない会社なんてたくさんある。この変の見極めがより難しくなってくる。けして伸びている会社だからといって軽視はできない。借入なんかもして伸びているときほど危ない。5つ目の問題税金問題。今まではある節税方法があったがこれがそろそろなくなる。僕が今考えている方法が通用するのかこれも税理士に相談。あとは事業投資の観点から項目の相談もしなくてはならない。そしてさらにその次の課題。いくら伸びても既存事業では天井がたかが知れている。これだけの忙しさの中でどうやって次のもっと大きく広い市場に向けた事業に着手するか。もっと言えば今の事業に悪影響を与えないように次の事業をスタートさせるか。それと今週は多くの閃きがあった。忘れないよう手帳に書きまくっておいた。週始めはいま伸びてきた新部門の大幅集客作戦。仕入れの大幅抑制促進案。今日は来年度の新事業に関する閃き。社内、社外問わず人と話をした後に記憶と記憶が結びつく。人と話すことも大事なんだなと改めて思った。こうして書くのも本当にいい。フランシスベーコンの「読むことは人を豊かにし、話し合うことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする」この言葉は中学生のとき買った本に付いてきたシオリに書かれていた。今さらながらにこうして日記でその言葉の「書くこと」の力を体感している。ちょっとノートや手帳に走り書きするよりも効果が大きいと思う。ブログは本当にそういう意味で使える。日記に書いて考えをまとめる、意思もより強固に明確になる。とにかくだんだんと次の道が見えてきた。今までの経験も活かしながら次へステップアップしていきたい。ポイントは人材。優秀な人材を新事業に回すと既存に隙ができかねない。隙が出来ないよう新規事業に振っていかねばならない。そして新規事業での実力ある人間育成をどうするかがポイントになる。U君なり、S君なりに任せるか。どのタイミングで?それまでにすべきことは?空いたポジションを埋める人間を誰にするか。あ~この人材育成のスピードの問題はいつもついて回るな。まだ小さいからなんとかなるかな。いろいろ試してみよう。きっと僕が目指す方向性での道があると思う。本日の妄想終了。
2004.11.21
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うわショック。書いた日記を投稿したら消えちゃった。もういっちょ気を取り直して。。。昨日は楽天繋がりのOFF会。開催のいきさつは・・・・・・灯りビジネスで華麗に世の中を照らすゆりさんの文章を読んでしまったらこれ以上うまく書けなさそうです。なので達筆天才様から一部転載させて頂きます。(著作権侵害で訴えないで下さいね!)----------------------以下一部転載----------------------19日(金)は日中ひたすら雑用をこなし、夜はなんて今日もすばらしいっ!さんからお誘い頂いた西麻布でのおでん会に出向く。もともとはなんて今日もすばらしいっ!さんとエルアールさんふたりでひっそりと逢い引き予定だったらしいが、うっかりなんて今日もすばらしいっ!さんが私に何人か誘ってご一緒になどと言ってしまったものだから、その噂があっという間に広がり、結果的に13人も同行者が増えてしまった(笑)結局この日のメンバーは主催のなんて今日もすばらしいっ!さんとエルアールさんとライブドアつながりでお知り合いになったというイオ社長、起業塾メンバーのmaharochan、tsukiko_san、sakuraさん、maetelさん、マダムKさん、ハッピーうめをさん、うめをさんつながりのmon-pereさん、私の友人で灯り仲間でもありカリスマ鍼灸指圧整体師のbody-VOICEさんとそのつながりのマイハピさん、我が妹の智瑛瑚嬢。----------------------------------------------------参加頂いたみなさんのページへはゆりさんのページまたはすばらしい社長のページから行けます。手抜きだけど、手抜きじゃありません!あとでリンクをきちんと貼りますのでしばし臨時処置でご勘弁を!今回はゆりさんが一瞬で人を集めてくださりました。ゆりさんは行動力の人。お顔の広さ人脈の多さにびっくりですが日記を読むとその行動力にも、ただただおどろきです。そしてゆりさんは太陽のようなオーラを発している方でもありました。月が太陽光を反射しているように、灯りはゆりさんを反射しているのかも。とふと思いました。本当に天職かもですね。なんてすばらしい社長が一声かけてゆりさんが皆さんに声を掛けるということは、蕎麦らしい社長(鯖らしい社長ともいう)もその人徳がすばらしいことの証だと思いました。ダンディーさとは内面からにじみ出る信頼ということなのですね。LRメモに追記させて頂きました!お二方にはいろいろ動いていただき感謝いたしております。ご参加下さった皆様もとてもお綺麗でまた魅力に溢れた人ばかりでウブな僕は圧巻され通しでした。また少しずつでしたが皆様のビジネスに対する考えや感性、ビジョンなどに触れさせて頂く機会に恵まれたことを感謝しております。教育事業というすばらしい志で起業予定の女史のお話は個人的にも初心に戻ることができました。ダイビングが趣味という女史からはやっぱりダイビングやりたい!という気持ちにさせられました。お店を開店予定の女史からは業界の現状を教えて頂き、情熱も分けて頂きました。OFF会のその日に新しい職場になったという女史からは料理をたくさん取って頂いたりお世話になってしまいました。ありがとうございます。こんな僕に質問を頂いた女史からはビジネスへのやる気と、やる気の大切さを改めて教えていただきました。同じ業界の女史からはちょっとした繋がりや情報交換だけでなく、生きる力を分けてもらいました。不動産を手がける2人の女史からはビジネスの仕組みを教えて頂いたりしました。商社のビジネスマンの方からは超ビックビジネスの世界を教えて頂きとても勉強になりました。整体師の方は治療院が僕の自宅からけっこう近場なので今度針をしてもらうことになりました。が!痛くしないで下さいね!人が多く深い話はできませんでしたが多くのエッセンスに触れさせて頂く機会に恵まれて感謝しています。そんな機会を作ってくださったすばらしい社長とゆりさんには本当にお手数をお掛けしてしまいました。お詫びとお礼を申上げます。ごめんなさい。そしてありがとうございます。その後遠方からお越し頂いた僕にとっての客人であるイオ社長ともう一軒いきました。わざわざ東京へ着て頂いたのですからおもてなし。おもてなしできていませんでしたが(汗気持ちだけはわかってくださ~い(汗ビジネスへの考え方や、今後の展望などまったり濃い話ができたと思います。東京進出お待ちしています。来年ですよね?(笑待っていますよ!2軒目ははじめて入ったお店でしたが料理はけっこういけてました。古館一郎さんとかが来るお店らしいです。最後にイオ社長をエグゼクティブなホテルにお送りし珍大会の開催を固く約束をして(そうですよね?)しばしのお別れをしました。皆様本当に貴重なお時間をありがとうございます。これに懲りずにまたよろしくお願いします。あっそうそう。皆さん楽天用に名刺を作っている方もいるのですね。僕も今度からそうしようかな。。。昨日はもう2つ嬉しいことがありました。ひとつは自社の店長の誕生日。おめでとうRさん。Rさんとはお祝いに食事へ行くことにさっき決まりました。ん~何にしよう。。。もうひとつは10、11月の合算売上目標が達成しました。僕が飲んでいるころめでたく確定したようです。これで年始あたりには皆で沖縄に行くことが決まりました。本当は第2目標のハワイも急遽楽々確定するはずだったのですが、スケジュール変更でぎりぎり12月の売上計上となりそうです。よかったのか、悪かったのか(笑ま、安く済むのでよかったのかも。でもみんなで頑張ったぶん一緒に行きたいかも。どちらも本音。今日はこれから打ち合わせ1件とイベントが1件入っているのでこのへんで。っと思ったけどキャンセルすることにした。お家でゆっくりおとなしくしています。
2004.11.20
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昨日はお酒に弱い僕が7時間も飲みに行っていた。帰りは朝方。といってもたいして飲んでないのだけど弱い僕には強すぎるお相手だった。飲んでも飲んでも何も変わらない。そう!その人はいわゆるザル!お相手は元トップ営業マンでもあるイオ社長。イオ社長のブログ わざわざ遠方からお越しくださった。いやー勉強になることばかり。さすがトップ営業マンは違います。考えていることが違います。営業をあそこまで考えている人に会ったのは初めて。そこまで営業について考えているのか!と感心しきりです。営業について、考え方、イロハもとてもとても勉強になりました。詳しく書きたいのは山々ですが勝手にも書けないのでイオ社長のブログへどうぞ。とにかく営業に自信のない人はもちろん営業に自信がある人も今後も要チェックのブログだと思います。人材育成に関しては根本的には同じ考えでした。そして僕は自称「公務員的経営者」とほざいていますが、イオ社長は遊び人的経営者でした。(人生謳歌社長ともいう)あっ変な意味ではないです。仕事仕事ばかりでなく、人生を楽しむという意味です。同じ価値観もあれば、違う価値観もありだからこそとても勉強になります。いろいろ教えて頂き感謝感激です。それと営業を考え抜いている元トップ営業マン社長とお話させていただくことでもう一つ僕の中では大きなものが得られました。それは「営業」という要素のビジネスにおける役割。これがとっても浮き彫りになりました。「あるものを売るにはどうするか?」という話をしているときの発見です。僕の中では「営業」の役割、要素と「広告」や「ブランド」の役割・要素がよりはっきりしました。こちらから売る。お客様が申し込んできて売る。ということだけでなく、それぞれの要素の効率性の臨界点という観点からそれぞれの相互関係、パワーバランスが見えた気がします。もう少し理論的に整理を続けたいと思います。ポイントはプライスと効率性のバランス。要素をある分岐点でウエイトを変えると無理なく売り上げられる。という感じです。意味不明?これは営業を考え抜いているイオ社長とお話させてもらわなければあやふやになっていたところだったと思います。もう少し突っ込んで話をしたかったのですが、長旅でお疲れの様子なので続きは次回への楽しみにとっておこうと思います。昨日はお台場の方へご案内しました。ホテルから近かったためお台場にしたのですが、ボケボケしていてグルグルドライブしちゃいました。いやーそれにしてもお酒を水のように飲む人です。僕はほとんどウーロン茶。とことん付き合えなくてごめんなさい(汗その後お店を変えてカシータというお店へ。カシータここは僕が大切なお客様とかをお連れするときに使うお店。相手が僕でごめんなさい。ここでも濃そうなのを、またまた水を飲むように・・・そして僕はハーブティー。弱くてすんまそん。さてさてそのうちブログでも募集したいくらいのある大会の開催も決まりました。イオ社長のアイディアです。正直、前代未聞なくらいかなりアホくさい(笑でもとってもかっこいいコンセプトな大会です。大会はしばしお待ちを!今日は午後に急な打ち合わせが入ったのでそろそろシタクをしてでかけます。なんかアメリカのとある商材のアイディアを出してくれと言われました。その商材の社長が来日しているので今夜のミーティングに急にお呼びが掛かったのですが、そんな急じゃいけねーよ!ですよ!なのでとりあえず午後に軽く会うことに。だって今夜も・・・ではこのへんで。追記あそうそう、これも忘れないよう書いておこうっと。あの業種への考え、得るべきものが分かりました。なるほど。そういう情報源、教材にもなるのか。。。営業力の素。こういう発見が面白い。
2004.11.19
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楽天での買い物以外にもこうして協力しています。とアピール!だれに?さてさて、今日は夕方4時ごろブックOFFへ行った。平日の夕方に行って驚いたことある。それはマンガコーナーに小中学生が溢れんばかりに立ち読みをしていることである。ふ~んこんなことになっていたのかぁ。と新たな発見。できれば新刊の匂いを嗅ぎながら気持ちよく読みたいのだけど、どうしてもブックOFFには引き寄せられる。それは通常の書店では見つからなかったり、気付かない本があったりして面白い発見があるからだ。今日もひとつ面白い本を発見した。その名もCIA株式会社。僕は最近思うことがある。レンタルビデオで「24」を借りて一気に見たときもふと頭をよぎった。組織構築にCIAや政府の組織運営ノウハウが実は役立つのではないか。と思ったのだ。アメリカでは大統領が変わっても、また不測の事態でも迅速に次のリーダーの基、組織運営と判断が行われる。「いやいやそりゃ政府なんだから当たり前だよ」と思うかもしれないが、同じ人間が作り、関わり、改善する点は同じだ。もう少し言うと高度にシステム化されている。ちなみにここでいう政府のシステムとはお役所の官僚主義ではなく、もっとコアな中枢部分を指す。余談だが官僚主義とて弱点を潰せばすばらしいシステムだと思う。トヨタやP&Gは官僚主義の弱点を克服している組織と言い換えてもいい。というわけで研究して応用すれば役立つことがあるかもしれない。それだけではない。CIAはものすごい情報を集め蓄積し分析している。ま、高性能な衛星や各国にエージェントを忍ばせるなんていう芸当はできないが、ポイントはそれを人がやっているところだと思う。もちろん高度な専門の教育を受け、能力が高い人が採用されているのだろうけど、これも実はものすごい応用ができるのは・・・と思ってしまったのだ。CIAは優秀な人間の中からさらに優秀な人間を選んで特殊チームも結成する。たぶん。そういう選抜基準や方法も参考になるかもしれない。そんなことを考えていたので、この本はドンピシャなタイトルだった。著者はCIAに24年間在籍し教官を務めた経験もあるらしい。国家には裏の顔がある。そのおかげで国家が成り立っているのも事実。なら会社に裏の顔があってもいいのかも。。。政府と会社は目的が違うから一概にはいえないけど、参考になるところはきっとあるだろう。NASAの○○に基づいてとかはよく聞くけどCIAのノウハウに基づいてっていう一流企業は聞いたことがない。仮にCIAのノウハウを流用しても表には言わないだろう。何かのヒミツはあるかもしれない。ある意味、現代現在の人類が到達した最高級の組織形態のひとつだから学ぶとこはありそうだ。組織構築、情報管理に関していい発見があることを願いつつこれから読むことにする。さてもうひとつ。 「伸ばす社長つぶす社長」という本。この著者が書いた本は就職する人向け、仕事に悩んでいる人向けかと思っていたので買ったことがなかったが、ふとこのタイトルが目についたので先日買ってみた本。内容としては非常に共感する部分も多かった。一部見解が違ったところもあるけど。僕の持論である「真に強い組織、永続的に成長する組織のDNA作りはある一定の規模までにやらないと、事実上不可能」というのにも合致した。僕はある一定の規模がいつからなのかが具体的に分からなかった。なんとこの本にはそれが書かれていた。答えは100人。100人を越すと変われない。真のDNAは作れない。逆に言うと100人になるまでに作り上げなければならなし、それまでがある意味、重要かつ重大な勝負ところということだ。極論だけどビジョナリーカンパニーを作るのは、作れるのは100人になるまでに勝負が決まると言っても過言ではない。と思う。100人になるまでに・強い企業文化を浸透・思考プロセスを徹底・人材も妥協しないということをしないと、数十億円数百億、どんなに行っても数千億止まりの会社になる。そしてゆっくりと若しくは急激に失速していく。悪い例をあげれば武富士が該当すると思う。考えてみれば95人のアンポンタン社員と会社の思想、思考プロセスが身についた社員が5人、計100人の組織。逆に70人が会社の思想をしっかり理解している社員そして残り30人を70人が教育していく会社。数字は例えだが、それだけでも大きな差だ。前者ならば5人が95人を教育している暇もエネルギーもない。そして教育する前に次の新人が来る。教育を浸透させることなど事実上不可能。思想が薄いまま拡大する。急成長した会社がポシャル原因はこの辺もあると思う。後者なら70人で30人を育てるのはまぁなんとかなるだろう。正直、今10名半ばの会社でも思考プロセスの徹底はかなり難しく感じる。これが100人相手だったら無理だとすら実感するぐらい。逆に今のスタッフを漏れなくきっちり育てればその後は彼らがDNAを伝播し、またその次という感じであとはメカニズム的にDNAが受け継がれていく。もちろん経営システムも築いていかねばならない。表面的な経営理念の賛同などとは次元が異なる話。どのように考え、それに基づき職務を遂行するか。これはなかなか浸透するのは口で言うほど楽ではない。カードに書いて配って理解するのなら、どこの会社も苦労はしない。100人というのは目安だろうし、会社や状況、業種によって変わってくるだろうけどこの目安は僕にとって大きな収穫となった。【妄想結論】100人になるまでにジャックバウアー(「24」の主人公)を10人以上作る。「あれ?ジャックバウアーって実はトラブルメーカーじゃないの?」などという、ダイハードの ブルース・ウィリス扱いをしてはならない。
2004.11.18
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今日は自社の商材について書こうと思っていた。日記を見ていると藤屋マネジメントさんのところでも商材という切り口でためになることが書いてあった。ん~いいこというなぁですよ!勉強になるので一読をお勧めします。さてそんな自社の商材はけっこう多岐に渡る。といっても実際には零細、人不足、できるところから優先という感じなので手付かずの放りっぱなしというのも多い。動いていないから、厳密には商材とよべないかも。自社ではローテクな電気製品も扱っていればはたまた高度な技術が必要とされるセキュリティー製品・システムや監視技術なんかも扱っている。日本でも有数な技術系会社と提携している。ハッカーというのがいるけど、ネットワーク侵入型だけでなくパソコンの画面をそのまま至近距離から盗み見るということも可能だったりする。それを防ぐような製品もあったりする。これらの商材もチャンスであり、やっていかないと提携先にも申し訳ない。ちなみに提携先とは別に仕事をしているので手付かずでもぜんぜん関係に問題はない。そんなスキームでやっている。一方でこんなのも。さてさてこれいくらで買いますか?木のクズです。まだぜんぜん手をつけてない商材のひとつ。この単なる木屑。一番大きいので数百万円近くする。らしい。これだけでトータルして1,000万円はする。ちょっとしたクルマも買えちゃう。価値観はいろいろですね。これは多くのお金持ちが到達するといわれている世界の商材。ソフトバンクの孫さんのお父さんもこの木屑を熱心に集めているらしい。何かというとこれは香木。伽羅(キャラ)という最上品のそのまた貴重品。ある稀有な産地物。なのでけっこういい値段がする。香木というのもピンキリ。安いのもある。知っている人もいるかもだけど、はじめて目にする人もいるのでは。僕もこんなのがあるなんて少し前までは知らなかった。香木はたくことで邪気を消し去る。そんな精神的な世界でもある。値段はあってないようなもの。ま、一種の虚業の世界かもしれない。お線香に0.1とか、0.01%入ってたりする。香道という世界もあり香りは嗅ぐものでなく聞くものらしい。という感じで他にもいろいろ扱っているがなかなか手に付かないのもある。今日もまたロットがそれなりに大きく注文に対応するだけでもうパツンパツン。本当にこういう時こそ慎重にかつ油断せず倒産リスクを排除して会社を成長させねばならない。「忙しい」といういいわけはできない。妥協せず会社の思想を作り上げていく。Nさんがやっている大型案件もまずは進みだしている。これが本決まりになれば、だいぶ人を増やさなくてはならない。そしてまた常に成長するシステム、メカニズムに持っていかねば。と、当分は他の商材は手付かずのまま終わりそう。------------------------------------------------まずはブログの話。新しいデザインが出来る、出来たと楽天スタッフのブログで知った。じゃんじゃんニューデザインをお願いします。というわけでデザイン変更中。ぜんぜん知らなかったよ!楽天スタッフさんのブログ というわけで楽天もスタッフブログを開設したらしい。いま楽天ブログのユーザーは30万人。らしい。ちなみに他社の状況はアメーバブログの成長を陰から見守るブログさんによると ★ ライブドアブログ 開設数 231,786 (前日比+1,191)◇ エキサイトブログ 開設数 104,942 (前日比+666)☆ アメブロ 開設数 19,733 (前日比+395)らしい。まあ待て、ブログを借りる前にここを読め。 【無料ブログサーバ徹底比較!】という分析サイトもあるようだ。利用規約の変遷まで分析していてなんかすごい!ライブドアは削除できず(絶対に減らない)、またエロ系が多い。などを考えると生きている実数はまったくの不明。楽天は(数字が適切だとして)削除もあるなかの数字。GooやMSNがどれくらいかは分からないけどこの辺を考えると楽天は質も維持しつつ、数字もいいとどんぶり的には言えそう。何よりユーザー同士の交流は楽天が一番あるように見受けられる。それと単なる媒体の確保向上に留まらず楽天はかなり積極的にモールへの誘導など収益へ結びつけようとしているあたりに、僕は商売人として共感を覚える。ユーザーとしては共感できないけど。アフェリエイト中心でやっているブログは見る気がおきない。いずれにしても単に広告枠以外にどう活かせるかが今後のポイントなのではなかろうか。よくわからないけど。さてさてこれからこのブログという文化はどうなっていくのか。目が離せない。つづく
2004.11.17
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■追記--------☆★☆★☆★夜の部☆★☆★☆★---------今日は女性と夕食をしてきた。いうなればデート。と見栄を張ってみる。女性というのは、学生時代の友人Dさん。Dさんは僕が一番仲がよかった女友達でもある。卒業後すぐにDさんは留学してしまったのでそれから疎遠になっていた。僕も仕事に無我夢中でいつ帰国したのかすらもよくわからず連絡していなかった。最近、仕事で翻訳を要することがあった。英語がぜんぜんダメな僕はDさんを思い出し英文の翻訳をお願いしていた。そしてメールでやり取りするうちに久しぶりに会おうかということになった。丸5年ぶりにゆっくりと話ができた。今は某財閥系の金融業界で語学を活かして仕事をしているということだった。いやー見違えちゃったな。もろバリバリキャリアウーマンのような出で立ち。僕はバリキャリと名付けた。本人は「見掛け倒しだよ」なんて言っていたがいやはや別人のよう。それにくらべ僕は容姿が変わってない(汗「L君は変わってないねー」ともろに言われた。まぁいいんだけど。積もる話もたくさんした。Dさんは少し前に同棲していた彼氏と別れた。彼氏も同級生の男。僕はその男も良く知っていて、男の方とは時折連絡していた。なので別れたのも耳にしていた。もう10年近く付き合っていたから少しは落ち込んでいるのかと思いきや。。。もう好きな人が出来たらしい。男のほうはまだ引きずっているのに女性はたくましいですな。。。で、今はその好きな人に手紙書いたり、話をするのが楽しいとかそんな話をたくさんしてくれた。いいなぁ青春してるなぁ~と思った。あと今は心理学に凝っているとか、仕事に対する疑問とか、そんな話を聞いていた。大きいところに勤めているとなかなかやりがいが感じられないということだった。などなど、いろいろ話をした。学生時代の友人と飲むのはちょっと昔に戻ったような気分。僕もいろいろ起業してからの話などした。Dさんの会社のシステムもネホリハホリ聞いてきた。これはかなり収穫。僕の情報収集先リストに加えられた。ま、それは冗談だけど。そうしてついついお店が終わるまで話し込んでしまった。そしてクルマで送っていき、コーヒーでも飲む?といわれたので僕はちょっと寄っていくことにした。独身女性の部屋に入るのなんて何年ぶり!?興奮する妻帯者LR君!いいの?いいの?そんなことになって・・・。と思いきや、そんな関係ではありませんのであしからず。Dさんとは同じサークルで同学年では唯一の同じ学部だった。その関係で学生時代は学校にいるときはだいだい一緒。何でも話し合う仲だった。いろいろ議論もしたなぁ。本当に仲のいい友達という感じだった。僕にとっては少ないまともな学生生活なのでいい思い出でもある。さてさて部屋に入るとちゃんと片付いていた。学生時代は散らかっていたくせに・・・(笑社会人になると変わるものなのかなぁ。。。けっこう小説に凝っているらしく本が並んでいた。タンゴをかけながら読んだりするらしい。なんか優雅だな。またまたいろいろ昔話やら、小説の話などに花が咲きついつい小一時間もおじゃましてしまった。っていうか一人暮らしうらやましぃ~懐かしいぃ~とか思ってしまった。友達の家に行くという機会がずいぶん減ってきたからなんかそういうのも懐かしい。Dさんは本当は早く結婚して仕事なんてしたくない。というのが本音だそうだが、まぁ今の生活も楽しんでいるらしい。とにかく今は自分を見つめて、自分という人間をもっと知りたいと言っていた。ちなみに心理学に凝っているDさんのユング分析によると僕は内向的思考タイプらしい。さらにちなみに性格タイプ診断 From ユング心理学 というのがあったのでやってみた。<僕の結果>外向的思考タイプ10 内向的思考タイプ 4 外向的感情タイプ-7 内向的感情タイプ -2 外向的感覚タイプ 1 内向的感覚タイプ 10 外向的直観タイプ-3 内向的直観タイプ -1 あなたの性格タイプの候補は、 外向的思考タイプ 内向的感覚タイプと考えられます。と、でた。マイナス7ってのが気になるな。。。(汗こういう類型論はあくまで傾向をしめすものなのであまり型にはまらないようにが大切ですね(汗とにかくDさんが好きな人といい感じになれることを願うばかり。また飲もうと約束した。--------------------------------------------■追記終わり昨日は早く帰って本を読むはずが、帰りがけにまた本屋へ寄ってしまった。数年ぶりに行った池袋にあるジュンク堂。ジュンク堂 ここの本屋さんは紀伊国屋に負けず劣らずの在庫数を誇る。しかも椅子が用意してあり立ち読みならぬ座り読み放題。図書館のような雰囲気もある。4Fにはカフェもある。もちろんトイレも各階に完備。時間つぶしにももってこいの本屋さん。僕は紀伊国屋よりもこちらの方が分類が分かりやすくていいと思った。この本屋さんについつい寄ってしまいまた買うはめに。かなり引かれたのが経営合理化協会の本群。経営合理化協会の本どれも1万円レベル。前にブックオフで見かけたことがあったので買っておけばよかったと後悔。パラパラ立ち読みするものの、なんとなくいまいちのような、いいような。でもうさんくさいような。とりあえず次回にしてみた。グルグル本屋の中を回るうちにけっこう買いこんでしまった。おかげでジュンク堂で使えるコーヒー券2枚をもらうくらい買ってしまった。で、家に帰るとどうしても経営合理化協会の本が気になり結局ネット注文することに。。。で、ついでにまた数冊ネットで買うことに・・・。昨日一日で何冊買ったんだ?↓昨日買った本ぜんぶがこれ。 というのは嘘。本棚がだいぶ溢れてしまったので夜な夜な整理することにした。とりあえず整理するために出して、山積みになっているのも並べてみた。これでも半分ちょっと。我ながらこうして見るとけっこう買っているな。なかにはクソ本も何冊かある。そういうのはパラパラ見て終わり。あ~まだ届くのか。。。計算してみるとちょっといい腕時計くらい買えそうな金額。けっこう買ったもんだなぁと思った。そしてまだまだ増えるのか・・・とも思った(汗でもこれが財産のようなものだから捨てられない。収納問題はけっこう深刻な問題かも。社長業をしていると、ジャンルもそれなりに多岐にわたる。整理がやっと終わった頃Nさんから電話が入った。仕事をいくつか抱えながら新規の仕事で大きいのをいきなり3つも抱え、精神的にプレッシャーとなったようで混乱して電話をしてきた。今月はただでさえ忙しいので、かなりパツンパツン。と、思っていたらまたデカイのが来たらしい。本当に最近はいったいどうなっているんだ!まじで対応しきれない。もったいない。。。そんなこんなでNさんはいつもの2~3ヶ月に一度のアップダウンのダウンの方。結局深夜の2時過ぎまで話し込むことに・・・。最後はいつものように頭も整理され前向きになってくれた。電話が終わりちょっとネットをしてとりあえずやっと読書タイム。まずは一冊読んだけど、とにかくどんどん読まなくちゃ。ずいぶん予定が変わったな。。。そうそう言わないつもりだったがNさんにも実験していたことを伝えてしまった。実験とはお店に社長が行かないということ。これにより社長の機能を浮き彫りにしてみたかった。テーマは社長が会社に及ぼす影響。みたいな感じ。1年間顔を出さずに、言ってみればシステムだけでどこまで会社が成長するのか、スタッフが成長するのかはたまたどのような影響を及ぼすのか。いろいろ体感できた。僕が自ら直接スタッフを成長させることは短期的には効果が高いと思う。でも下が下を育てる風土を作っていきたい。それよりも今回の実験で得られた検証結果はむこう10年、20年先に向けても大きな収穫となった。LRではなく、社長という存在は会社にとってどのようなものなのか。どの程度、何を意思伝達するべきなのかが、今回の不作為で本当に浮き彫りとなった。作為で何をするべきか、効果的か探る一方で不作為を掛け合わせると一気に社長としての役割がより鮮明になった。気がする。机上の理論だけでなく、これを体で理解できたことは僕にとって大きい。今後はなかなかできない貴重な実験となった。実験Bの終了を通告する。した。ちなみにU君に前に話したときそれ聞いたらNさん怒るよと言っていたが趣旨も話し、感謝も伝えたら「私なんとなくわかってた」とNさんは笑ってくれた。。。今日はこれから渋谷のランドマークに行き、その後夜は女性に会う♪
2004.11.16
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■追記今日は朝から病院へ行ってきた。LR君は起業してからとりあえずの軌道にのるまでかなり無理をしたので、ちょっと体を壊した経験があるのです。今はだいぶ調子よく3ヶ月に1度のペースで通院しています。この病気は本当に転機となりました。仕事への考え方、取り組み方、経営スタイルにまで大きくの影響を及ぼしました。またその内日記で書こうと思っています。午後はゆっくり本屋さんへ行きまたまた大量買い。今月はもう30冊買っている。今日かった本で面白そうなのが『「これが働きたい会社だ」社員が教える企業ミシュラン』という本。社員の側から見る価値観も大切だと思い買ってみたのだけどこれが企業研究にも役立つ内容で◎。いろいろな企業の人材育成、組織構築への考え方、取り組みが総括できる感じで参考になります。「オマエらぁ!しっかりやれぃ!」とはある1流企業の規律を守れない新人に言う言葉。ふ~んやっぱり軍隊式だったんだな。今日は早々と帰ってゆっくり本でも読みます。明日はちょっとしたデート♪その話しを書いちゃいま~す。--------------------------------------■追記終わり日曜日は妻の実家へ夕食を食べに行ってきた。妻の実家は埼玉県。このエリアは多くの各種量販店、ディーラー、FC店など多種多様な店舗がひしめいている。そして新しい店舗モデルも多く見られる。へぇ~こんなのできたんだぁといつもけっこう勉強になる。クルマを走らせているとコジマとヤマダの前を通過した。言わずとしれたライバル同士の家電量販店。訴訟沙汰まで起きるほど激しいバトルを繰り広げている。コジマはガラガラ。やまだはわんさか駐車場待ち渋滞。それを見た妻が「ヤマダはチラシでも入っていたのかなぁ」と言っていたが、今日一日の話ではないようだ。ここのエリアではまずコジマが出店した。それから数ヵ月後にヤマダが出店。その後コジマが対抗策として拡張移転のリニューOPEN。当初はコジマが優勢だったが、あれよあれよと言う間にコジマガラガラ、ヤマダわんさかの構図となってしまった。そろそろ勝負有りだろうか。コジマの体力も限界なのでは。。。と思うが。低価格戦略とは恐ろしいものだ。2004年決算(連結)コジマ売上4761億円 経常利益31億円(営業利益は赤)ヤマダ売上9391億円 経常利益306億円コジマの売上が下降気味なのに対し、ヤマダは順調に売上経常ともに伸ばしている。以下ヤフー企業情報より転載(株) コジマ 4761億円 31億円【特色】低価格路線で家電量販大手に急成長。直営主義。PB商品開発に力。大型店にシフトへ 【連結事業】映像商品20、音響商品6、季節商品11、新家電用品30、家事商品9、調理器具13、他11(2004.3) 【本社所在地】〒320-8528 宇都宮市星が丘2-1-8 【業種分類】小売業 【英文社名】Kojima Co.,Ltd 【市場名】東証1部 【決算】3月 末日 【中間配当】9月 【設立年月日】1963年8月22日 【単元株数】100株 【代表者名】小島 章利 【上場年月日】1996年9月12日 【従業員数(単独)】5,610人 【平均年齢】28.2歳 【従業員数(連結)】5,664人 【平均年収】3,830千円 (株) ヤマダ電機 9391億円 306億円【特色】家電量販最大手。大型店展開で急成長。イトーヨーカ堂からダイクマ買収。効率経営に定評 【連結事業】カラーテレビ9、ビデオ7、オーディオ4、冷蔵庫5、エアコン4、情報家電36、他35(2004.3) 【本社所在地】〒371-0017 前橋市日吉町4-40-11 【業種分類】小売業 【英文社名】Yamada Denki 【市場名】東証1部 【決算】3月 末日 【中間配当】9月 【設立年月日】1983年9月1日 【単元株数】100株 【代表者名】山田 昇 【上場年月日】2000年9月25日 【従業員数(単独)】4,387人 【平均年齢】29.5歳 【従業員数(連結)】5,276人 【平均年収】3,700千円 ともに東証一部へ上場。上場、創業ともコジマが先。なのにこれだけの差が開いてしまった。こうしてみると連結だと従業員数はほぼ同じ。っていうか、コジマの方が多いじゃん!コジマの社員さん!何しているんですか!がんばってください。さてさて新しくできたショッピングモールへも行ってきた。 ここに来たのは2回目。関東圏を中心にスーパー業態で展開するヤオコーという企業の新しいチャレンジ作。初年度は140億円の売上を目指すらしい。OPENしてもう少しで半年。当初より客足はかなり落ちていた。コンセプトは理解できるが、テナント力がなさすぎ。と思った。ヨーカドーに毛が生えた程度のテナント群。エリアの生活水準を意識したテナント構成だろうけど、ぜんぜん面白みに欠ける。庶民をバカにしすぎなのでは?と思った。そしてすでに5割引きの札が。こういうイメージでは楽しさがないのではと思うが。。。もう少し御殿場のアウトレットモールのような付加価値が欲しいところ。と、言いたい放題。ま、言うのは易しだけど。というように見ているだけでもいろいろ面白い。妻の実家で食事をすませ、談笑後に帰宅した。今日は2回も捕まりそうになった。1回目が行く途中。いいスピードを出していると後ろに白バイが(汗ヤバイ!と思い減速した瞬間に、白バイは僕を抜き去りはるか前方のインプレッサ君を捕まえていた。あぶない、あぶない(汗と少し走ると今度はタクシーが捕まっていた。おお、こわっ。安全運転でいきましょう!なんていう反省は直ぐに忘れる。2回目が帰り道で。関越を降りて一般道へ。またまたいいスピードを出していると後ろのクルマが赤色灯を回した。またまたヤバイ!!!と思いきやスピーカーの注意だけをしてそのまま右折転回していってしまった。交機の覆面だった。きっと高速が管轄で一般道だったから捕まらなかったと思う。あぶない、あぶない。なんか今日はついているような、そうでないような。おまわりさん!あと1点しかないんだから勘弁してくださいよ!ちなみに免停経験は2回有りの常習者です。一回が30日免停、2回目が90日免停。もう何年も前だけど(汗今乗っているクルマのルームミラーは夜に後ろがぜんぜん分からない。自動防眩の仕組みになっているのだが、これがクセモノ。夜でも眩しくない代わりに、後ろにどんなクルマが走っているのかぜんぜんわからない。新技術の盲点といいたいところだが、スピードを出す僕がわるいんだな。。。それにしても最近は警察の取締りが激増した気がする。いつも会社へ行くとき、帰りともに2~3台は捕まっているのを見かける。以前はこんな多くなかった。財政難で東京都も売上UPしないと厳しいから益々増えていくのだろう。気をつけなくては。来年の夏まで大人しくしていないと免停になっちゃいます。まだ長いな。。。お父さんからもらってきた焼酎。これがうまい!お酒の弱い僕でも美味しく感じる。九州の米焼酎。これ飲んで寝ます。ではおやすみなさい。。。
2004.11.15
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いやー昨日は1年ぶりにお店へ行ってきた。Sマネも同行してくれた。店内のディスプレイなど、ずいぶんとよくなっていた。お店は女性メインのスタッフ構成。やはりビジュアル的なものは女性のほうがぜんぜんセンスがいい。というのを実感した。店長のRさんは2、3ヶ月ぶりに会ったけど、また一段と魅力的な女性になっていた。なんていうか、オーラというか何ともいえない引き込まれるような魅力で溢れていた。他のスタッフも本当に1年ぶりに会ったけどずいぶんと大人っぽくなっていてビックリした。前に会ったのが去年の忘年会。ひどい社長だな。零細なのに。会社に写真が貼ってあったり、たまに写メールが来るから会っている気になっていたけど、考えたら1年ぶりに顔を見た。行こう行こうと思っていたが月日が経つのが早すぎる。そしたら1年ぶり。反省だな。僕は時間の音が聞こえる。「ゴーーーーー」という音を立てながら時間は流れていく。その音を聞いていたらあっというまに時間だけ過ぎていた。そんな感じ。ま、いい訳だな。親がだらしないと子がしっかりするように社長がだらしないと、スタッフはしっかりするらしい。っていうか放任主義過ぎかも。とはいえ、基本の重要事項だけはマネを通じて繰り返し伝えてきた。R店長と話をしたら、その辺は思っていたより理解をしてくれていた。そして次のステップに進むべく、ステップアップした課題をお願いしてきた。一人ひとりのスタッフにもベースだけ伝えてきたが、あとは店長とマネに任せる。それにしてもよくもまぁ、こんな小さな会社で社長が1年も顔を出さないのにみんな辞めもせずに頑張ってくれたと思う。僕はステップに合わせて基本だけはしつこいくらいに繰り返し徹底的に伝えるけど、それ以外はけっこう放任主義。これからはもう少し僕自身もスタッフと顔を合わせようと思った。できる限り直接会って伝えたい。でも出過ぎるとマネが育たない。バランスをもっと上手にとろう。お店のスタッフには会社の法人営業に同行してもらう機会を作ろうと思っている。なんでも経験。某業界の裏側や、ビジネスチックな世界も経験させたい。せっかく自社で働いてくれているのだから機会を活かして多くの見識を広めてもらいたい。そういえば物販系も、ある程度落ち着いてからは2~3ヶ月に一度しか行かなかった時期もある。その昔、新入社員は「社長ぜんぜんこねーだもん。俺びっくりしたよ」と言っていたのを思い出した。社長なんて、あまり引っ付いていない方がいい。その方が仕事がしやすいはずだべ?っていうか社長がいないほうが自発的、自立的、能動的になる。とにかく信頼して任せるのが大切だと思っている。最後の最後には僕が全部ケツを持つ。責任を持つ。ま、そうならないに越したことはないけど、用意した土俵で思いっきり暴れて欲しい。ちなみにまるっきり放置ではない。どんな場合、状況でもマネとは緊密にコミュニケーションを図り状況の把握はしている。たまに売上伝票や回収予定表もパラパラチェックする。発言との整合性も何気なく意識することもある。問題が起こらないよう、あらかじめ電波は張っている。さすがにすべては把握できないけど数千円の顧客でも、数百万円の顧客でも僕の頭の中にはそれなりにインプットされている。数百社取引しているが名前ぐらい聞けば新規か既存かぐらいはすぐに分かるよう、常に情報更新もしている。お店の顧客は多すぎてとても把握なんてできないど。マネとの連絡で携帯も多いときは5万円いったこともあるけど、移動や労力を考えれば安いもの。そういえば電話一つで億を動かしているなんて調子に乗っていたことも一瞬だけどあったな。でもそれはスタッフ達が優秀なおかげだと直ぐに反省したけど。最近は携帯もずいぶん減って3万円くらいになった。もう少ししたらまた一段と減ることになると思う。コスト改善でピッチと兼用したこともあったけど2つ持ち歩くのは邪魔なのですぐにやめた。スタッフには全員ピッチを持たせている。ピッチってかなり通信費が安い。今では任せっぱなしの僕だけど2年前までは自分で担当も持っていた。すべて担当をスタッフに引き継いで行った。担当を離れるのは不安があった。今まで直接顧客に接して顔を会わせていたのが顧客の温度も分からなくなり、感覚も鈍るのではないかと不安だったのだ。でも数字や伝達情報で判断するようになって、慣れればなんてことはなかった。それより僕より能力ある人に任せた方がぜんぜんいいと分かった。そして今はスタッフでも問題なく回る仕組み作りを続けている。さてそんな任せっぱなし社長だけど、お店のスタッフ達と久しぶりに直接話をすることができた。いろいろ有益な話が出来たと思う。それと同時にR店長がいかに頑張ってくれていたかが改めて分かった。R店長には心から感謝するとともに、今後はさらなるコミュニケーションを取ろうと思った。R店長は意識もスキルも商売人としての感覚もすばらしい。だからこそもっと成長してもらいたい。マネを通じてだけどR店長の素質からするともったいないと思った。マネとしてのS君もバリバリさらに鍛えていく。お店の子達と一通り話しをして、夕方くらいに暇になった。街の散策と敵情視察に出かけてみた。久しぶりの某街。ここは都心から1時間の神奈川某所。駅としてはけっこう乗降客数は多いほう。JRも何本か入っているし、私鉄もある。隣の駅がまたけっこう開けているのだが、そっちへいくと競争が一段と厳しくなっている。そういう意味ではけっこう穴場的なエリアかもしれない。お店は駅から歩いて1~2分のところにある。集客はしやすい立地条件。夜はけっこう品が悪くなる。そんな街。ブラブラしていたらNさんから興奮して電話が掛かってきた。今日は一件打ち合わせに出かけていたらしい。土曜なのにご苦労様です。っていうか平日にアポ入れればいいのに・・・。なんでもひとつ仕事が決まったらしいのだが、商品がとある広告に使われるらしい。しかも壮観なほど大量に使われる。想像しただけでおぞましい光景が予想される。いろいろと話題の企業。やっぱやることが面白いなと思った。今回はクレジットでなく、通常の取引。これでまた宣材が増える。一通りブラブラしてお店に戻りバックルームで閉店を待った。そして皆で食事へ出かけた。行った先はR店長ご推薦の焼肉屋。ミノが美味しいお店。ということで出かけた。みんなミノ好き。はじめて聞いた。普通、カルビとかじゃないの?ミノ好きがなんでこんなに集結しているんだ?一瞬、女性はミノ好き多いのか?とも思ったほど、みんなミノ党。女性に囲まれて食事するのも悪くない。IT系や物販系のスタッフにはたくさんご馳走しているけどお店の子達には会っていないから、ほとんどご馳走していなかった。なのにメールまで送ってきてお礼をしてくれる。なんかこっちが恐縮してしまう。来月から月に一回はお店の子たちと食事をすることに決めた。いろいろ機会は平等にいかないとな。と思った。そしてもっと会社としてもできることもしてあげなくては。それとお店の目標達成ご褒美を韓国から、沖縄に変更して物販会社のメンバーと行くことにした。っていうか目標達成したらだけど。みんなで行った方が楽しい。そのぶんスケジュール調整が難しいけど。そうなったら会社もお店も思い切って休みにするしかなさそうだな。物販系は棚卸のためお店は研修のため。電話だけIT会社で受けて、急ぎは携帯で連絡。ま、そんな感じになるのかな。いろいろ反省もしたエルアール君。■追記発見してしまった。たぶん。どうやったら効率のいい仕事が来るのかを。最近は本当に大きい仕事ばかり来ていた。なぜなのか、いろいろ見直してみた。そしたら分かってしまった。たぶん。。。こういう発見が面白い。たぶん。
2004.11.14
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今日は妻が自宅にいないという情報をキャッチした僕は自宅でゆっくり仕事をしていた。社長室なんていうたいそうなものがないから、どこかにいると必ずちょこちょこと話かけられる。家にいれば妻が話し掛けてくる。ちょこちょこ話し掛けられずに集中して作り上げたいものがあったりするので、こういう機会は逃せない。これが僕の自宅の机。電卓など小物以外はほぼもらいもの。デスクトップPCは友人からのプレゼントで、ノートPCはお客さんからのもらいもの。キーボードはかなり年季が入っている。プッシュ感がこれがベストなのでPCを取り替えてもこれは使いつづけている。これも元々はもらいもの。電卓は自宅でも、会社でも、いつも横に置いてある。急なジャッチを要求されたときにも大活躍する。「そろばんをはじく」ならぬ「電卓を連打する」だ。一番の必需品かも。そして机も貰い物。以前、スタッフが引っ越したとき手伝いに行った。邪魔でいらないというのですかさずもらってきた。ずっといいなぁと思っていた品。あれもこれも貰い物。頂き物。これじゃ物乞い社長だな。ちなみにこの机けっこういい。何がいいって、塗装されないので木の香りがぷんぷんする。何かしら溶剤を染み込ませてはいるのだろうけど、さわり心地も木そのもの。さわると木目の段差もよくわかる。右に見えるのがアロマ。グレープフルーツの香りをたきながらじっくり仕事できた。分厚いファイルは某社某資料の一部。これを参考に会社の経営システムに関する書類をまとめていた。経営システムや企業文化は今から取り組むことに大いに意義がある。というか、大きな会社になれるかのポイントだと思う。今からやらないと、後で取り返しがつかない。仕事は少し進んだかな程度。携帯はけっこう鳴った。いくつか新しく決まった仕事や大きな打ち合わせの報告などが来た。1つはコンペらしい。これは蓋を開けるまでわからない。もうひとつが自社のレベルだとそれなり大きい仕事らしい。数日前にオファーがあった仕事だったのだが大きな仕事のためNさんとU君二人掛りで行ってもらった。まだやるのかも、自社でどこまでこなせるかも要検討だが、トータルで10億程の仕事。もちろん単位はウォン。かも。まずは一部として3億程度の見積もりを出すことになるかもという感じで話は進んでいる。と、言っても喜んでなどいられない。決まったわけでもないし、まずやるのかどうか、やれるのかどうかを検討しないとならない。一番問題なのが自社が新しく取り組みはじめたばかりのプロジェクトで来た仕事だということ。本当はもう少し経験をしてから、大きな仕事もする予定だった。物販系は2年で3倍増の計画だったがそんなことを言っているペースでなくなるかもだ。正直、今の自社の身の丈を超えた仕事。でも、こういうのも、なんとかこなしてこそ成長がある。キャッシュフローは問題ないようにやれば、とりあえずいいとして万が一にも回収する前に・・・なんてことになったら目も当てられない。まだまだ検討事項はある。粗利の問題もある。人員の問題もある。恐らく出張も激増する。海外出張もでてくる。他社と組んでやるかもしれない。その場合スキームはどうするのか。他社とやるとしても、どこへどの段階でオファーするか。タイミング、言い回しの問題もある。ま、これはたいした事ではないけど。解決すべきことは多くある。こういう迷いが長いと商機を逃すこともある。ま、取ってから「さぁどうするべ?」「やるしかない」でもいいのだけどそれにしては、ある程度下地を作ってからでないとまずい規模の仕事。リスクや隠れたコストもよく考えて、その上で利益もキッチリ出るように組み立ててからはじめて引き受けられる。他にも問題はある。嬉しい誤算、嬉しい悲鳴。先日出した新規用DMもなぜか大きな会社、大きな仕事ばかりくる。DMには雑誌やテレビ、写真集などに使われているポジを使った。今思えば、断りは入れたにしてもポジを流用しているのでたまたま2人の女優さんもご出演頂いた形になった。小さくだけど。そのせいだろうか。もう既にいくつか決まった仕事もあり、そちらで人員も確実に取られている。それをこなしながら、なおかつ既存客にも迷惑をかけないよう仕事して行かねばならない。大きな仕事が決まって直ぐに人員を増やしても質の問題もある。現場が混乱するのは目に見えている。忙しさのあまり優秀なスタッフを潰すこともしたくない。先もあるし。折衷案的に、自社がもっとも得意とする一部の仕事だけ取るという手もある。その場合、ざっと試算すると売上で1億~7億ほど。もちろん単位はウォン。それとて、どこまでやるかで変わってくる。僕の中では検討の上、全部やる方向で考えているけど、ま、取れたらの話だな。IT会社でも大きい案件がほぼ決まり、来年の着手が決まっているのでどれもこれも急拡大されては、僕が追いつかない。残念ながら。空中分解しかねない。それともっと大切なのがどこぞの営業部長バリに「とにかくなんでもいいから仕事を取れ」ということもできない。こういう案件ごとに、スタッフの思考プロセスを育てる機会でもある。長期的な仕事としてDNAを育てていくということもある。忙しいからと言って妥協したり、すっ飛ばしていたらいつまで経ってもできない。びびってはいけない。仕事はとってから、なんとかこなす。できるかな?ではなく、やる。と同時に会社を絶対に潰さない思考も教えていく。単に仕事を取ればいいだけではないので、そこがちょっと大変。さて、明日土曜日は1年ぶりにあるところへ行く。どこに行くのかというと自社のお店。そう丸1年間、社長として行ったことがない。ほったらかしだった。と言っても手抜きではない。チャレンジ&テストをしていた。社長不在、マネだけでどこまでできるものなのか。売上も順調に伸びている。今月もかなり調子がいい。結果がすべて。そういう意味では社長不在でよくできたと思う。皆よくやってくれたと思う。でも、限界もあった。それはお店の子達の意識レベル。換言すれば人材教育。僕がマネを育て、マネがお店の子を育てる。そう思ってきたのだが、やはりちょっと急ぎすぎた。マネも変わったことなので、ここで一回直接話してこようと思う。というわけでお店の子達とたまには個別面談することになった。意識をもっと高いところまであげなくてはならない。とてもよくやってくれていると感謝もしているし、こんな会社なのによくもまぁがんばってくれるなと申し訳のない気持ちもある。だけど、僕は遠慮も満足もしない。常に向上してもらい、レベルの高い仕事をしてもらいたい。会社に何かをしてもらうではなく、自分は何をできるか。その結果、会社は還元する。そうやって自分を成長する楽しみも、いつまでも味わって欲しい。人間が知っていることなど、宇宙全体の0.000・・・・1%以下かも。元素は数パーセント解明されている、とかいないとか言ってるけどそんな高い数値じゃないだろう、と思う。物理学の限界でなく、物理学者の限界。いずれにしても成長なんて、まだまだ遠い向こうまでできる。できると思うか、思わないかの差だけ。好き勝手綴りはまだまだ続く。
2004.11.13
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・ ・・・・・・ ・ ・・ ・ ・・ ・・・・・・ ・ ・・ ・ ・・ ・ ・・・・・・・ ・ ・ ・ ・・・・・・ ・ ・・ ・ ・・ ・・・・・・ ・ ・・ ・ ・・ ・ ・・・・・・・ ・ ・ ・・・・今日の日記おわり*---------------------------*・・あまり見られたくないのでタイトルは・。でも日記にきちんと記しておきたい。ので書いてしまう。LR社には野望がある。夢と言ってもいい。実現する。したい。はっきり言えることはとにかく夢に向かっていく。ということ。夢は二つある。ひとつは売上14桁をいくこと。経常で13桁維持。なんとしても生きている間にそこまでやり遂げてみたい。とにかく目指す。規模としてはある会社を越えることが目標でもある。期限は2035年まで。僕は60歳になる。本気で達成したいので、目標をもう一桁あげようかとも考えていたりする。実際はもう少し具体的な表現なのだがそれは胸にしまっておきたい。今は売上9桁。経常8桁。当然、いまのビジネスでは不可能だから、ステップアップを重ねていくことになる。来期にはなんとか売上だけでも10桁をレギュラーな形で叩きだしたい。イレギュラーだと実力と言うよりは運の要素が大きくなってしまう。その道程にすべきこともある程度決まっている。まずは5年後が一つ目の勝負どころ。計画名も決まっている。5年後を目処に仕掛ける一発目の本格的な計画は、INOS(イノス)計画と名付けられている。会社に書いて貼ってあったりする。これが実現し、成功するとフォーチュン500社が大きく変わってくるかもしれない。2010年ごろにはスタートしたい。これを原則借入を行わず達成していく。原則と言うのは借入を起こした方が財務基盤が強くなる場合には借入調達をするだけで、絶対に債務超過にはしない。11桁を越すあたりから少しペースダウンしていくかもだが、僕は充分可能なことだと信じている。あと30年しかない。さてこれを自社の社員はどう思っているか?一部紹介しちゃうと「14桁?いけるでしょ?」と軽く言う心強い人もいれば「私もその夢に乗りたい」と言ってくれる人もいれば「絶対に達成する!」と言う人もいれば「はじめは社長なに言ってんだ?と思ったけど、俺もやってみたい」と言う人もいれば「F1チーム買ってよ。それなら俺は頑張るよ」という人もいれば「険しい道だけど面白そう」と言う人もいれば「私も絶対やりたい」という人もいる。スタッフは僕の強力な応援団でもある。意欲があり能力がある心強いスタッフ達なしには達成するのは不可能だろう。しかし彼らがいてくれる。達成が可能なような気がしてならない。だから僕は達成できると信じている。もう一つの夢は全ての事業で感動を提供できるようになること。取り扱う全ての商品、サービスを通じてすべての関わる人を感動させたい。なぜならば僕が感動をすることがとっても好きだから。お客さんはもちろん、スタッフも感動できる仕事ができるようそんな会社にしていきたい。まずは電話から。サービス部門では何回かはそういうことがあるが、まだまだムラがある。問題も多い。とにかく質も濃く、規模も大きくしたい。欲張りかもだけど、なんとしても絶対に必ずやり遂げたい。僕にとってこれを達成しなければ経営は意味をなさない。というより、人生がつまらなくなってしまう。これを達成さえすれば、お金も何もいらない。でも会社にはわんさかお金が欲しい。マゾかもしれないが、困難なほど燃える。「よーーーーし!俺は絶対にやってやる!」困難であるほど面白い。小さな事柄で凹んでいる暇はない。あと30年しかないという焦りはあるけど、一方で基盤がしっかりした強いDNAを持った会社を作りたいのでむしろ着実性を重視している。急成長して寿命が短い会社は望んでいない。上場も目標だけど、それは通過点でありスタートであり手段にしか過ぎない。売上14桁の企業を作り、日本と社会、そして世界に商売人として貢献したい。大航海時代の商人達。ローマ時代の商人達。戦国時代の商人達。江戸時代の商人達。昭和の商人達。古今東西どの時代にも商人達が頑張ってくれたおかげで今の暮らし、生活、社会がある。僕は今の時代に生まれたことを感謝している。僕も商人として精一杯世の中に貢献する。人は創造と破壊を繰り返す。自然は科学の進歩とともに破壊される。科学者が自然を救えるのは科学しかないと考えるように僕は商人こそが自然を救うと心底信じている。商人だって単なるエコノミックアニマルから少しは進化をしなくては。14桁を達成できるということは、世の中の強いニーズを満たしているということに他ならないし、多くの人を潤すことに他ならない。そして感動も製造していきたい。それが僕の一番の使命だと信じている。もうここまでできれば、何も悔いは残らないだろう。まずは5年後に大きな強い敵と戦わねばならない。これは言ってみれば子供と大人の戦い。今から考えるだけでゾクゾクする。僕は小学生のとき、ハルクホーガンとケンカして楽勝に勝てると思っていた。あれは勘違いだったと中学生になってから気がついた。しかし!今回は違うぞ!必ず5年後の敵に勝つ。そのための戦略も練りに練っている。法務面、技術面、販売面、儲かる仕組み、勝つ仕組み、組織構築、企業文化、軍資金、人脈。まずはそこに向けてエネルギーを集中する。そして30年後、あの会社にも勝つ。あんな会社達と戦えるだけで幸せだ。まずは土俵に立たなくては。もういっちょ!売上14桁!経常13桁!全事業で感動を提供する。そしてその後の計画もあったりするが、それは真の野望なので僕の胸の中だけにしまっておく。どーせっ一回こっきりの人生なのだからやれるだけやって楽しみたい。信じるものは救われる。かも。以上、異常なたわごと。
2004.11.12
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僕は3年程前に事実上の倒産会社を買い取り再生しました。この買い取った会社は昨日で27歳になりました。無事に社歴27年目を迎えたのです。本当なら24歳のときに死んでいた会社でした。皆の頑張りのおかげで、今では立派に蘇ったと言えます。前経営者の奥さんはずっと経理をしていました。僕が買収してからも2年ほど経理を見てくれていました。そして、その奥さんから「会社はもう立派に立ち直りましたね」という言葉をもらいました。銀行で倒産リストに載っていた会社が今では金融機関の評価もよくなる感じです。なぜ再生できたのかをちょっと書いてみます。ポイントを集約すると、儲かるようにビジネスをする。ということになるのですが、もう少し細かく見てみます。債務整理もしましたが、この辺はとりあえずおいておいきます。言葉一つひとつや知識がノウハウだと思うので、とても書ききれません。知りたい方はメールでも下さい。まず前経営者(以下、Y社長とします)と僕がやったことの最大の違いは粗利を大きく変えたことです。逆に販売管理費とりわけ人件費は向上しました。僕はスタッフにも少しでもいい生活をさせたいという思いがあったのと、人をボロ雑巾のように使い捨てにするのは嫌いなのでY社長時代より人件費は倍にUPしました。そのかわり仕事ができない人間は、ある程度で見切りをつけ首にしたこともあります。またそういう人間は給与は低くしたままです。メリハリをつけました。トータルでは人件費が倍にUPしていますが粗利が大きく向上しているのと、人員数増加をしていないことY社長が独占していた役員報酬がなくなっただけの話なのでたいした問題ではありません。それよりもできる人間を確保しておくことの方が重要でした。さて粗利の話しに戻ります。Y社長の場合、概ね粗利3~4割程度で推移したビジネスモデルでした。僕は一気に8割周辺まで向上させました。なぜ一気に8割まで向上させたかというと、そうしないと負債で潰れたからです。もう一つ。IT会社からはじめたので、粗利が低いことに単純に疑問があったからです。どうやって8割にしたかというと、いろいろあるのですが、ひとつあげるとすれば新商品の投入を思いっきり少なくしました。粗利を向上させることはどんなビジネスでも商材ごとに考えれば、僕は充分可能だと思っています。当時、新しく入ったスタッフ、手伝ってくれていた前スタッフからはそんなんでは会社は潰れてしまうと、疑問と非難が大きくでました。でも今ではこれだけ仕入れを抑えても商売が成り立つことを目の辺りにして納得しています。もう一つはキャッシュフローを改善したことです。・キャッシュフローを悪化させるような仕事は徹底して受けない。・粗利の低いハイリスクな仕事は受けない。この2点を断行しました。これにより減収増益を経験しました。目の前にぶらさがった仕事を断るのはけっこう勇気がいりますが、何度も自分で決めた基本方針を頭に思い浮かべ、繰り返し仕事を涙を飲んで断ってきました。ちなみに完全に関係が切れないよう断り方も重要です。売上至上主義なら、一気に多くの年商も稼げそうな仕事でも苦渋の決断で断った経験も何度もあります。あくまでも利益主義です。売上至上主義なんて、大企業の殊にトップシェア企業だけが許される政策です。とにかく営業利益を稼ぐためには、当たり前ですがまず売上、次に粗利をよくしないとなりません。でも粗利を悪化させる売上を蹴る、切る、やらない。これが大切です。そして別ベクトルで粗利の向上、すなわち仕入れの大幅カットです。仕入れを大幅にカットするのは物量的、物理的な話だけではありません。重要なのは財務的な視点です。仕入れのお金を減らすということです。それでビジネスが成り立つように設計します。設計なんてきれいな言葉より、やりとおす、考え抜く、それを守ると言ったほうがいいかもしれません。顧客に関しては、限られた経営資源の中で全力で既存客のフォローに徹しました。絶対に顧客は減らさないという一心で新規獲得は一切しないぐらいの勢いでとにかく既存客フォローです。この取り組みで失客率は0.3%でした。今から思っても、この数字はいい数字だと思います。ある程度顧客へ充分な対応ができるようになってから新規獲得へはじめて手をつけました。既存客に集中すれば集客コストが掛からず、仕事を増やせるので与えられた経営資源、環境の中ではベストの判断だったと思います。大幅な利益増になっても、顧客利益にも一切反しないと考えています。最大の理由は倒産し、得意先に商品、サービスを提供できなくなるのが顧客利益に一番反することであり、それを回避することが最大の顧客利益となるからです。次に財務内容が強化されてはじめて、よりよい商品、サービスの開発と提供が可能になります。これを通じて顧客利益として還元するべきで、このベクトルが本来の商売だと考えています。それとてさらに次のために利益重視を通します。ろくな利益がなければ、スカスカの商品、サービスを顧客に提供し続ける事になります。それと単なるプライスダウンは顧客利益とは思いません。利益とは売上-コストで生まれてくるだけでなく、原価+付加価値で生まれてきます。プライスダウンは付加価値の仕事をしていないベクトルなので怠けているのと同じです。プライスダウンは自社でもやりますが、それよりも付加価値をどうやってつけるかと考え実践し、そして対価を頂く方が何倍も顧客利益になると思います。顧客がそれで対価を支払ってくれるのなら、満足している何よりの証拠ですから僕はそれでなんら問題ないと思っています。ちょっとここでとある分析を紹介したいと思います。そのまま転載しちゃいます。小売業界の分析です。他の業界でも考え方として参考になると思います。 - - - - - - - - - - - - 小売業は「粗利」「人件費」「店舗設備費」の三つで、営業利益が決まります。1997年には、小売業の売上は、新しくオープンした店舗も含めて、マイナスとなりました。経常利益は10年前くらいと同じ水準に落ち込んできています。経常利益率も1.6%と、長期的に下がり、損益分岐点で見ると、92~93%で危険水準です。 では、なぜ経常利益率が落ちているのでしょうか。粗利、人件費、店舗設備費の3点から見てみましょう。 まず粗利ですが、実は、粗利は横ばいで下がっていません。ですから、減益の原因は粗利ではないことになります。では何が悪いのかというと、販売管理費が上昇しています。特にGMSでは目立ち、今まで20数%だったものが30%を超しています。販売管理費は大きく分けて、人件費と設備費の二つからなります。どちらが上昇しているかというと、人件費は横ばいです。一人当たり売上は、人を減らしている分、上がっています。今まで日本の小売業は人が多すぎたので、減員していますし、さらにもっと減らせるでしょう。一人当たり人件費は、パート化を進めることで、人件費コストを抑えています。では、何が上がっているかというと、設備費です。これが、日本の小売業で利益の上がらなくなった原因です。では、なぜ上がっているかということを、コストと生産性の二つの要因から考えてみましょう。 坪当たり売上が、急激に落ちています。これが最大の要因です。コストは、契約条件を変えるなどして、かなり下がってきています。そこで利益をいかに上げるかのポイントについてですが、まず粗利のアップをしなければ生き残れないでしょう。スペース生産性が下がるために、設備比率は上がります。なぜスペース生産性が下がるのかというと、消費が拡大しないのに、売場面積はどんどん増えているからです。10年で1.3倍のスピードです。ですから、スペース生産性は下がります。そこで、粗利をアップするしかないのです。しかし、価格を上げて、粗利アップを図るわけにはいきません。そこで、商品をプロパー(通常価格商品)と、プロモーション(特売価格商品)の二つに分けて考えてみます。どちらを重視するかというと、プロパー売上比率を上げていく必要があります。そのためには、ストアロイヤリティを上げることです。つまり「この店が気に入っている」というお客様を増やすこと、もう一つは物流システムを考えることで、プロパー粗利を上げることです。人件費は、パート化比率を上げて対応し、そして、一人当たり売上については、少人数でマネジメントレベルの上がる仕組みを考えることです。これはもう、組織改革です。イトーヨーカ堂、セブン-イレブンは、コストをかけていますが、消費者ニーズにきめ細かく対応することで、スペース生産性を、より以上に上げているのです。セブン-イレブンなどの成功のポイントは、徹底した個店対応と単品管理にあります。単品管理をやるためには、売場の人が“商人”になることです。 - - - - - - - - - - - -粗利を大幅にUPし、人件費は横ばい。これだけのことをすれば必ず営業利益がUPする仕組みになっています。売上-コスト=利益という観点に、粗利UP、人件費横ばい、設備抑制のキーワードで考えるといいかもしれません。僕は逆に失敗したこともあります。粗利が9割のビジネスもしていますが、このビジネスは人件費が高く営業利益が殆ど出ません。労働分配率、一人あたりの生産性の限界の関係で営業利益を大きく出せないのです。このビジネスの場合は、一人あたりの生産性と粗利を上げるよう取り組み中です。それともう一つ。価格政策に関して。失敗したY社長のビジネスをやらせてもらって学んだことです。Y社長は25年間社長業をしていた人なので、多くの学びもありました。そのひとつが価格政策です。零細には使えると思います。とっても簡単です。簡単にいうと、業界平均、同業他社の1.5倍の価格設定。これだけで差別化の出来上がりです。1.5倍周辺がベストだと思います。あとは少しの演出で充分、顧客は差別化を認識すると思います。2倍までいくと、相当の経営努力が要求されます。低価格戦略で一気にシェア拡大という手もありますが、ある程度資本ができてから、カテゴリーを変えて着手しても何も遅くありません。実際にどこまで商品特性に差別化を盛り込むかは利益率を勘案しながら決めればいいと思います。そしてここが知恵の使いどころですが、儲けるためには細かい価格設定が重要です。あれもこれもイチキュッパとか、シリーズで似たり寄ったりにするのではなく、とにかく一つひとつ細かく価格設定をすることが大切です。ここで手を抜いてはいけないと思います。一番重要なところです。えっそんなものまでお金を取るの?というくらい税金を見習う気持ちで値段をつけることをオススメします。ライバル企業と比べて同じような商材で価格を上げてありますからそれだけで、体力が強くなります。あとでじわじわボディーブローとして相手にも効いていきます。高い上代なので販促政策でも大活躍。つかいどころは多いです。再生できた理由は粗利などもとっても重要ですが何よりもU君との出会いも大きかったです。27周年を迎えたことに「頑張ってきたね!」とU君とも苦労を分かち合いました。でも握手はまだしません。この会社もこれからが本当の勝負にだから、固い握手はまだお預けです。。。人材こそ宝です。と、好き勝手に書いてみました。では。
2004.11.11
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夜の新宿、歌舞伎町。ネオンが眩しいくらい。LRはそろそろ夜の帝王を目指します(嘘さて、皆さんなら会社やお店に乞食が来たら、どう思うのでしょうか?僕なら「うわっくっさ~」とか思ってしまいます。あっちいけシッシッ!の世界です。歌舞伎町に散見する風俗店。変な話しですが僕は風俗に行ったこともなければ、また行くこともできません。行く気もおきません。他の男の人からすればヘタレかもしれませんが、事実なのでしょうがないです。スタッフからは「社長本当に行ったことないの?」なんてよく言われます。新入社員が男の場合、「本当なんですか?」とほぼ必ず言われます。でも、本当に行ったことがないのです。行かない理由はいろいろあります。ひとつは次のような理由です。風俗には何日もお風呂もろくすぽ入ってないような人も多く行くと聞きます。僕はそれを聞いただけで間接的にしろそういう男のエキスに触れるのかと思うと気持ち悪く感じてしまいます。だけど、そういうお店の女の子達はそんなこと言ってられません。プロとしてサービスするのでしょう。僕のお店は如何わしいお店ではないにしろ、同じような状況になることがあります。自社のお店には乞食は来ませんが、それに近い人、精神異常者も来ることがあります。僕は直接会うことはありません。でもお店の子達はプロとしてサービスをし、接してくれています。そういう意味では、お店の子達のほうが僕よりも商売人であり、人間としても見習うべき点が多いといえます。松下幸之助氏の「商売心得帖」にこんな話しがありました。現代風にアレンジして掻い摘んで書いてみます。ある街にお菓子屋さんがありました。そのお菓子屋さんへ乞食がたった1個のケーキを買いに来ました。店員が売るのを躊躇していると、奥から店の主人が出てきました。主人は乞食にたった1個のケーキを包んで渡し、お代を受け取り、そして深々と頭を下げたそうです。店員は主人に何で乞食に対してそんなに深々と頭を下げるのかを不思議に思い聞きました。すると主人はこう言いました。「よく覚えておきなさい。これが商売冥利というものだよ。いつも買っていってくれるお客様も、たしかにありがたい」続けて主人は言いました。「しかしいつものお客様はお金を持っている中で買ってくださるがあの人は100円か200円持っている中で、なけなしの全財産をはたいて買ってくださったのだよ。そういう方には店の主人である私がみずからお渡しするのが商売人の道というものだよ」と、話しはここで終わります。皆さんはどんなことを思いますか。松下幸之助氏は商売の本当の感激はこういうところにあるのではないか、と言っています。綺麗ごとばかりも言ってられないかもしれません。実際には異臭がしていれば他のお客様に迷惑になったり店員もいやな顔をしたり。僕は乞食や何日もお風呂に入っていないような人が来たら耐えられません。それが正直なところです。でも松下氏の話しには何かのヒントがあるようにも思います。全財産をはたいてでも購入したくなるような魅力的な商品、サービス。とか。観点を変えてみると乞食への価値観が変わったり、なにかの教訓みたいなものはあるような気もします。マーケティングや組織論、戦略論も大切です。だけど僕はこういう商売人の心得も大切にしていきたいと思っています。なぜなら僕は商売人の端くれだからです。商売人がいるから、いてくれたから今の生活、社会があります。コショウを持ち帰るために命を掛けて海を渡ったり、はたまた大阪から江戸まで歩いて来たり、今、こうしてインターネットをやったりみたりしているのもパソコンの部品を研究開発、製造して製品として完成し販売する会社があり、店がありマイクロソフトがOSを開発してくれたから誰でもパソコンができて通信会社があるからインターネットもできるわけです。古今東西の商売人達が必死に頑張ってきてくれたおかげで今があります。どんなに批判があろうとも、これは事実です。否定するなら無人島か、火星にでも行くしかありません。と、すら思います。儲けて、それが社会のためになる。それが商売だと思います。そういう意味でしっかり儲けて、また儲けて、とにかく儲けて。それが世の為になれば商売人冥利に尽きるものだと信じています。商売人には、商売人の生き方があると思うのです。まずは儲け。それが結果として社会のためになる。この順番だと思います。まず社会のため。そして儲け。これは商売人として逆だと思います。どっちでも同じように見えるかもしれませんが、実際現実に業務の中に落とし込んでいくと、変わってきます。余計なことばかり考えているのは商売人ではないとすら思います。商売人は商売をする!それが世のため人のためになります。綺麗ごとばかりも言っていられません。僕は正々堂々と儲けたい。そう思っています。ちなみに松下幸之助氏の「商売心得帖」は本当にすばらしい本です。天下の松下でも汚いことはたくさんしています。経営者としての労働者に対するプロパガンダも含まれているでしょう。松下電工は僕が目指している会社ではありません。だけど松下氏から商売人としての勉強はしていきたいと思っています。技術に奇策はあっても、販売に奇策なし。など。松下氏が言っていることは本質的に今のことと同じです。基本を徹底する。20年以上も前の本ですが、ちまたで売られている経営本と比べても古さを微塵も感じません。僕はとっても共感するところが多いです。本当にすばらしい本だと思います。というわけでそろそろお家に帰ります。■追記よくみたら30年前の本でした。30年前の本に「不景気だからこそ」とあるのも面白いですね。歴史は繰り返すです。
2004.11.10
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昨日は怒涛のごとく忙しかった。もう猫の手も借りたいくらいの忙しさ。なんとか無事に乗り切った。僕も一日中あっちこっちへ加勢に動いた。ただでさえ少ない人間で回しているのにちょっと大きめの仕事がいくつも重なってしまった。毎日これぐらい忙しいければいいと、経営者として思う。ま、会社としてはじわじわ行こうかな。一発目に加勢に行ったのが江東区方面。某社の本社ビル。ガラス扉を開けて、中に入るとなんとも言えない香りが漂っていた。とてもリラックスできる香り。フロア中にアロマテラピーの香りが充満していた。ゲストに対する心配りなのだろう。経営者の考え方をこうして体感するとちょっとした感動がある。この会社はかなり強いポジションを築いている。やっぱイケテル会社はどこか違うかも。ビルは真似できないけど、香りぐらいは真似できるな。影響された僕は、会社でアロマをやってみることにした。それともう一つ感心したのが、床。ウッドの床というのはたまにあるけど、ここのは塗装やニスが塗られていないような自然の風合いがある床張りだった。コーティングしてあるのだろうけど、無塗装の無垢材のような歩き心地。これだけで癒し効果があるように思う。そんなこんなでこの会社にいると本当にリラックスしてしまう。僕もいずれ自社ビルを持つようなことがあったらここの会社を参考にしたいと思うほど魅せられた。次に加勢にいったのが広尾。ここで面白いビルを発見。ビル正面全長5mぐらいはありそうなモニュメント。モロ出しのため上半身だけお見せします。これも某社の本社ビル。会社によって考えやコストの掛け方カラーが出ていて面白い。ちなみに1階の駐車場には高級車がズラリ。クルマに詳しいスタッフによると一台2億円もするというレアカーも置いてあった。忙しいスケジュールの割には昼食を食べられる時間ができた。一緒に動いていたスタッフとともに昼食を食べることに。行ったのが南青山のモンスーンカフェというお店。モンスーンカフェこの会社のお店は雰囲気よく作られている。内装もかなり凝った感じ。トイレもチェックしたが、かなりコストを掛けた感じ。中でも感心したのが、トイレの手拭。とても柔らかい紙を使っていた。このお店は手伝いに来てくれていたほのぼの君が知っていたお店。僕はほのぼの君のことを「歩く東京ウォーカー」と呼ぶことがある。それぐらい都内のお店をとにかく知っている。住まいは隣県なのだが、渋谷、恵比寿、お台場、青山、銀座など、都内の主要スポット、お店はだいたい把握している。こういう人が周りにいるとけっこう便利かも。昼食を済ませて向かったのが骨董通り。ここは有名ブランドのブティックが建ち並ぶ通り。この辺りでいくつかいったりきたり。今日はとあるやったことのない現場仕事まで、ぶっつけでやってみた。できない、分からないなんていっている場合じゃない。やるしかない。すべて終わったのが夜の9時。そんなこんなで怒涛の一日だった。ふぅ~疲れた。そこから会社へ戻り、みんなが帰社して来るのを待つことに。皆が帰ってきてから、翌日の準備を済ませて皆で夕食へ。さすがに皆疲れていた。僕も疲れた。さて、帰ろうと思いきや、U君から「サッカーゲームやろうよ!」とお誘いが・・・そして僕と数人のスタッフは帰らなかった。U君の家に行ってサッカーゲームをやることに。。。夜中の2時くらいまで大騒ぎしながらサッカーゲームに夢中。けっこう熱くなる。考えてみれば2年前に友達の家でやったきりのゲーム。僕はボロ負け。ゲームを購入の上特訓後、必ずリベンジする旨を宣言しておいた。なんか友達の家でテレビゲームという感じで思春期のころに戻ったようで面白かった。一種のノスタルジー。テレビゲームなんてと、最近は見向きもしなかったが、こうしてスタッフとのコミュニケーションにもなるしま、いいかと思った。今日僕はアロマセットとコナミのサッカーゲームを買うことにする。
2004.11.09
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マーケティング【marketing】「マーケティングとは、個人や組織の目標を満足させる交換を創造するための、アイデア・製品・サービスのコンセプト、価格、プロモーション、流通を計画し、実行するプロセスである」全米マーケティング協会(AMA:1985年)○○マーケティング。理論的なものから胡散臭いものまで。世の中には多くのマーケティングがある。売れる仕組み。顧客志向に基づく事業プロセスとその活動。いろいろなことが言われている。流行のように次から次へと新しいマーケティングが生み出されていく。どんなに新しいマーケティングが提唱されても基本は大事だと思う。高度成長期のころは市場にニーズあるものを供給すれば売れた。物流にのせる、販路開拓。商品開発が成否を分けた。たぶん。さて、そんな高度成長時代に一財産築いた社長達がしたマーケティングはどんなものだったのだろうか。それはおねーちゃん達に大盤振る舞いするということだった。おねーちゃんに大盤振る舞いするのがマーケティング?と、思う方もいるかもしれない。周りの社長さんを見渡すと、そういう人は一人や二人いるのではないだろうか?A社の創業者Vさん。現在のA社の社長は知り合いなのだが、僕は創業社長であるVさんのことは直接しらない。もう故人となっている。なので、この話は伝聞だ。Vさんはものすごくドケチ。お金持ちの条件である、ドケチという要件をこれでもかと満たしている人だったそうだ。どんなにお金があっても、家は都内一等地の豪邸でも普段はとにかくドケチ。口癖が「目だってはいけない」「質素にしなくてならない」だったそうだ。このV社長。夜になると人が変わったそうだ。クラブへ行っては若い女の子達にお小遣いをあげまくり。デパートに行っては「どれが欲しいんだい?」と言ってよく女の子に買ってあげていたらしい。ま、この手の話ならよく聞く話だと思う。でも僕はいろいろ聞いているうちにこのV社長は単なるエロ社長ではないと思った。僕がこの話を聞いて思ったこと。それは・・・「V社長は単なるすけべジジイではない」「女の子達が何を欲しがっているのか、何を求めているのか」「若い女の子達の感性にいつも間近で触れて、感性を磨いていた」そう思った。これが一代で会社を築き上げた切れ者と言われたV社長の秘密だと思った。このV社長は女性向け、とくに若い女性向けの商品を扱っている人だった。今では定番となったある商品を日本へ一番初めに紹介した人でもある。女性の人なら一度は使用したことがあるかもしれない。すくなくとも毎日のように必ず見ている。そういう商材を扱っていた人だった。若いおねーちゃん達と買い物しまくるのはV社長なりのマーケティングだったのだと思う。名付けて愛人マーケティング。lover marketing、sweet marketing。いいネーミング募集中。ま、名前は何でもいいのだけど、A社の現社長はこういうことをしない人だ。そのせいか分からないが業績がものすごく落ち込んだことがあった。ウダウダ酒を飲むよりV社長のように有意義でダイナミックなお酒を飲める人は減りつつあるように思う。そういう僕はV社長の秘密を垣間見た気がしつつも、見習えないでいる。さて僕の愛人。それはいつものとおりこの子。 なんと今日はお隣さんから愛人の家(犬小屋)を頂いてしまった。どうだ!ダイナミックな話だろう!と自分に言ってみる。ま、僕は昭和のダイナミックな社長達にはその辺はかなわないかも。所詮こんなもん。愛人の家(犬小屋)はU君設計の2階建て犬小屋を建設予定だった。作る予定だったのだが、机を外に置いたりついつい代用品で済ませてきてしまった。見かねたのか、お隣の方がプレゼントして下さった。ありがとうございます!いつもご迷惑ばかり掛けているのに、こんな気遣いを頂いてとっても感激。お返しをしなくては(汗今日は会社で月曜と火曜日の準備。月曜は鬼のように忙しい日なので、火曜の準備までみんなでしてきた。これで納品はバッチリ。たぶん。あとは明日を無事に乗り切るのみ。今月はずっと忙しい。 ↓ 最近はかなり二足歩行の時間が長くなってきた。デパートへ買い物へ一緒に行けるまでもう少しだ!がんばれ!
2004.11.08
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日記今日は妻と飲みに行った。なんか妻と飲みってかなり久しぶり。いろんな話に花が咲いた。 行ったのは庄やグループの「日本海庄や」というお店。このお店は通常の「庄や」とは少しだけ異なる。コンセプトが「日本海生まれの選び抜かれた食材を中心に、ワンランク上のおいしさを追求したこだわり料理と豪快漁師料理のお店です」というものらしい。実際にお刺身も、ブリカマも美味しかった。写真は蟹のお刺身。蟹は鮮度管理が難しくお刺身は難しいと聞く。冷凍ものなのだろうか。とちょっと疑問。飲めないのにけっこう飲んでしまった。ちなみに妻はお酒がそれなりに強い。そのあと二人でカラオケへ行き2時間カロリー消費。思いっきり魂を込めたうざい熱唱をしてきた。スッキリ!忘年会に向けて練習がてら最後の2曲は二人で暴れまくり。その後は健康を兼ね30分かけて歩いて帰ってきた。明日もスタッフが会社に出てくるらしい。月曜日はかなり忙しくなるのでみんな準備のためにくるらしい。たまには僕も行くよ、と出ることにした。というわけで、そろそろ寝ようかな。
2004.11.07
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今日はドラッカーについて。知らない人もいると思うのでドラッカーってこんな人ドラッカープロフィール詳しいドラッカー経歴時代別ドラッカープロフィール詳細ドラッカー名言集産能大学編「ドラッガー名言集」3分で分かるドラッカー他上田惇生さんのホームページ僕は昨日の日記で爆弾発言予告をしたがその発言とは何か、まずは誤解を恐れず言ってしまおうと思う。それは「ドラッカーはアホである」ということだ。・・・(汗汗もう一度声を大にして言おう! ドラッカーはアホだ!ドラッカーだけではない。T・レビット、コトラー、マイケル・ポーター、など古典の巨匠やら、新進のカリスマ学者やらみんなアホかもしれない。あわわわ(汗そう、こんなことを言う僕が一番アホなのは百も承知。だけど、ちょっと聞いてほしい。ドラッカー「社会生態学者」マネジメントの発明者。経営学の父。経済学者、経営学者、社会学者、思想家。世界中の経営者から尊敬される経営学の祖。肩書きだけでもいくつあってもたりない。現代のルソーみたいな人かもしれない。GE、GM、IBMなど名だたる巨大巨人企業のコンサルタント、アドバイザーも勤め、多くのベンチャー企業にも進言しているドラッカー。ここでは書ききれないくらい多くの功績を残している。冒頭の発言をした僕だけど、実はものすごい人だと思うし実際にすばらしい偉業を作ってきた人だろう。ドラッカーの本を僕は自社のマネジャーにも読むように渡していたりする。しかし僕は思う。多くの人はドラッカーをはじめ権威を盲目的に賞賛し賛美しそれで安心している。ドラッカーは最高だ!こう言えば、間違いなく批判されることもなく同意を取り付けられることだろう。こんな守りに入っていていいのだろうか?そういう意味で僕は「ドラッカーが何ぼのもんだ」と思う。経営とは、そもそも異常な人間のみに許される行為である。という定義が成り立つぐらい、異常、非常の連続だ。そういう異常・非常性がある経営というものを体系的に理論化しているのが経営学と言ってもいいかもしれない。・経営学というものは経営という異常行為を一般化する学問でもある。・経営学は帝王学を誰でも学べるようにした学問でもある。・経営学は一般人でも経営をできるように体系化、類型化したものでもある。・経営学とはすべての社会学問及び科学的なアプローチを集約し 作り上げていく学問でもある。経営学という切り口で考えても、語り尽くせないほど多くの見方ができる。ひとつはっきり言えるのはまだまだ生まれたばかりの学問でもある。ということだ。経営学の教科書は毎日のように書き換えられる。我らが日本で言えば、トヨタ、ソニー、松下などが新しい事例を実践し成果を出したり、失敗すれば、それがすぐさま研究される。経営学はまだ歴史が浅い。まだ百年足らずの歴史。僕は今の経営学は言ってみれば天動説が通説(常識)だった時代に相当すると考えている。天動説を考え主張した学者のしたことはひとつの役割として大切だったし、人類としては通るべき道だったと思う。問題は地動説を唱えることはタブーだったということだ。そういう意味でドラッカーを批判することがタブーになってはならない。コペルニクス的転回が黙殺されてしまう。今、これからを生きていく、または経営、ビジネスをしていく者にとって求められるべきことはドラッカーを賞賛して満足することではない。ドラッカーを振りかざして威を借りたり、博学を気取ることでもない。ドラッカーが作ってくれた大きな功績をたとえ稚拙だとしても疑問を持ち、次のステップに進めていくのが僕らの役割でもあると思う。ま、そこまで立派なことが言えた立場ではないのは重々承知だが、立場を考えていたら一生何もいえなくなるので、あえて言ってみた。まずは出発点の話をしてみた。ドラッカー批判はこれからはじまる。ドラッカー批判と言っても、すべてを批判なんてする気はない。ま、そんな頭もないし、なにより僕は学者ではない。ドラッカーはすばらしいことも本当にたくさん言っていると思う。ちなみにドラッカーをまともに理解している人はそう多くないだろう。僕もそういう一人だ。だからまずドラッカーをもっと知ることからはじめようと思う。ドラッカーを体系だって学び多くの企業に指導している藤屋マネジメント研究所の藤屋先生に胸を借りて意見をぶつけることをしてみたい。「知識は、本の中にはない」とドラッカーは言っている。僕は藤屋先生との意見交換をさせて頂く中で知識を頂戴しようと思っている。藤屋先生!僕をやさしく抱きしめてくださいね! ↑本当の爆弾発言はこれかも。
2004.11.06
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■追記ダイレクトメール2日目。今日もけっこうな問い合わせがあった。まだまだこれからだけど、既に昨日来た分は高成約率レディのNさんが商談に行って来た。今回のDMは大きな仕事や、大きな会社からの問い合わせが多い。嬉しい半面、事業投資が必要になりそうなので慎重に判断しないと。単に仕事を取って売上を拡大すればいいということでもなくなった。大きな仕事が増えると会社としてインフラ整備も拡大しなくてはならない。それから今日は久しぶりにOが大活躍。とある仕入れで製造元から直接調達できるようになった。かなり調べても製造元が不明の商品だった。それをリサーチしきってきた。もちろん誉めまくった。嬉しかった。今日も一日、いろいろあったなぁ。今は焼酎飲んでまったり中。眠くなってきたぞっと。---------------------------------------■追記終わり深夜の会社。午前1:00今は一人静かちゃんにのび太君。昼は聞こえてこない電車の音まで聞こえてくるぐらい源の静かちゃん。ドラエモンの発売はまだ?さっきまでS君とOがいた。明日は朝から物販会社へS君の手伝いに行く。寝坊しないように気をつけよう!夕方からはIT会社へ来て打ち合わせが入っている。本日DMが見込み客先へ届いた。早々に問い合わせ有り。問い合わせ初日のレスポンスは1.6%新規獲得、法人対象、初日を考えればまずは上々の滑り出し。電話とサイト、FAX導線を用意したが圧倒的にサイト経由で来た。以前に比べて電話の割合よりサイトの割合が増えてきた。今回のDMはNさんが仕上げてくれた。感謝。DMはこれからどこまで伸びるかだが、一段落つきそうなところで今度はテレアポを掛け合わせる。法人で新規の営業を掛けるなら僕はDM+電話が強いと実感している。広告も成約率が高いけど、DMだけとか、電話だけより組み合わせるとむちゃくちゃ強い効力を発揮する。自社の場合レスポンスが概ね10倍になる。これにカテゴリーを絞り込んで集中砲火を浴びせるとあっという間に勝手に設定したカテゴリーでシェアがグンっと伸びる。勝手に設定したカテゴリーでシェアが伸びると担当の鼻息が荒くなってモチベにいい影響もあたえる。そして確実に敵の今月の売上を減らすことができる。本当はとことんやってライバル会社を追い詰めたいところだが、自社にはあまり体力もないのでチマチマ遊んでいる。それと夏に出した暑中見舞いの企画も今ごろリターンが来た。暑中見舞いは顧客&現在は取引がなくなった元顧客へ出している。そして今ごろ来たリターンとは元顧客。掘り起こしに成功した。しかもけっこう有力顧客。U君が大興奮していた。と、同時に年賀企画をどうしようか、悩んでいた。僕個人のスポット仕事では、大型イベントの仕事でどうやら3年計画になってきた。ん~売上がずいぶん先になっちゃうけど、それでも、これはやりたい仕事。集客施設を自前で持っている某組織にスポンサーの打診をしていたのだが、やはり3年先までいっぱいで動かせないとのこと。ある程度の開催スパンがないと損益分岐点を越えない代物なのでやはり3年後を目処に企画しなおすことになった。時間はかかるけど、絶対に成功させると決めた案件だったので何とか来年開催を希望していたクライアントを説得し3年後開催の承諾を取り付けた。作戦の練り直しミーティングを行うため今月中旬に来日してくれることになった。漁業系の案件はパートナーが月末に某国へ行くことになった。そこで一歩前進するかも。さてさてどうなることやら。それではお家に帰ります。あっそうそう。明日はちょっと爆弾発言するつもりです。笑ってやってくださまし!
2004.11.05
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「押して、押して、押し抜いて」こう聞くとどのようなことを想像するだろうか?僕はビジネスのことがまっさきに思いつく!!というか、ビジネスのことしか思いつかない!ダンディー社長をめざすLRは断じて変なことは想像もしない!できないっ!さてこの言葉は藤屋マネジメントさんの本日の日記に書かれていた。「押してだめなら引いてみる」という言葉があるが、じゃあ引く前にどれだけ押しているの?という問題提起を藤屋さんはしている。まったくなるほどだ!と思った。ろくすぽ押しもしないで、直ぐ引いたのでは実は「押さないで引いているだけ」といことも大いにあるのではないだろうか。さて、僕はこの藤屋マネジメントさんは南部さんから教えて頂き知ることとなった。正直にいうと僕はコンサルというものがあまり好きではない。自社の中にもコンサルをする業務はあるのだが、それでもコンサルというものに、僕はかなり眉唾感を抱いている。世の中の9割以上のコンサルはろくなものでないと思っている。まともなコンサルはよくて1割、下手をすると1%ぐらいしかいないのではないかと思っている。何もコンサルばかりが悪いのではない。頼むほう、お願いするほうも勘違いをしているケースが多いと思う。数少ないまともなコンサルに出会えても依存しすぎてもいけない。僕の友人のとある社長は有名な経営コンサルタントにお願いすることになり意気揚揚と自慢話をしていた。コンサルに金を払う余裕があるのなら、スタッフに還元したり、次の投資をするべきだ。その有名なコンサルは月に1度訪問するだけで30万円+アルファ。毎日汗水垂らして頑張ってくれているスタッフのほうに還元すべきだ。でなければ、1人雇うなり、広告のテストをするなりもっと有意義な投資があるのではないかと思う。有名なコンサルに頼んだとか言って喜んでいる場合ではない。そもそも零細のうちからコンサルに頼るようでは、経営者として力もつかないと僕は思っている。ある程度会社の規模が大きなり、外部的からの刺激、または情報源として役立てるべきであってコンサルに経営の根幹から頼っていては真の経営力はつかない。換言するとまともな会社のDNAが作れないと思っている。コンサルには3種類いる。短期的に業務改善するコンサルと、長期的に会社の風土に貢献するコンサル。それとよくわからない胡散臭い裏コンサル。力のない経営者は藁にもすがる思いで売上UP!的なコンサルにご執心となる。売上UPコンサルに頼むぐらいだから、もともと実力もない。結局そのコンサルがいなくなれば直ぐに元に戻ってしまう。会社の中で適切なプロセスに基づいて売上を向上していくという文化も人も育たない。一方で長期的な企業文化、システムを作るコンサルでも頼りすぎてはいけない。コンサルが企業文化を作るのではない!コンサルはあくまで外部スタッフとしてサポートするに過ぎない。外部であっても、スタッフと同じように付き合う必要がある。つまりお互い成長し、目的をともにし前進するということだ。コンサルの目的は自らの売り上げをUPすること。だから目的が合わない場合のほうが多い。ゆえに齟齬が生じやすい。誤解を恐れずいえばコンサルの存在とは宗教と同じだ。宗教が必要な人もいるだろう。僕に宗教は必要ない。コンサルが必要な人もいるだろう。僕にコンサルは必要ない。胡散臭い新興宗教のように、胡散臭いコンサルも多い。情報起業の延長線上でろくでもないインチキコンサルはこの先も増えていくと思う。さて藤屋さんは数少ない良識派でもあると同時に大手企業も相手にしている実力派のコンサルだと思う。藤屋さんの日記を見ているうちに段々コンサルへのイメージすら変わってきた。僕は、この藤屋先生が好きだ。とてもまじめでもあり、冗談も通じる面白い先生でもある。いつも僕のシモネタチックなレスに絶妙な返しをしてくれる。頭が固いだけでなく、柔軟な発想もお持ちでいる。二つの脳を兼ね備えているのが藤屋さんだ。大企業相手に講演や研修もされているので固さ(適正かつ体系的な知識)も必要だし、コンサル先には色魔社長(単なるエロ社長ともいう)もいるだろうから、この辺の受け答えもプロだ。メールでお話をさせて頂いたりもしたが頭脳だけでなくきっと熱いハートもお持ちな方だと思う。いろんな意味で僕は勉強をさせて頂いている。こんな立派なコンサルタントでも付き合う経営者側もコンサル業というものをよく理解して活用しないとなにもならない。コンサルはよく見るだけでなく、どのように活用するのかが経営者の手腕のひとつとなる。従業員が数千、数万人になってくると効率的にコンサルというものが活きてくるが、零細でコンサル頼りの経営をしている人は、あまり大きな夢を見ないほうが身のためだと思う。さて、そんな僕はコンサル業務もしている。逆にする側から見ると、本当にどうしようもない社長だなぁと思うタイプもいれば、外部スタッフとしてコンサルを上手に使う社長だなぁと思わせられるタイプもいる。違いはひとつ。実力があるかないかだ。実力とは自分達の力で稼ぎ成長する力のこと。実力がない経営者や社長はコンサルに頼む前に自らの血と肉を鍛えるべきだと思う。コンサルを使うのはむしろ実力がついてからの話だ。だめ社長相手だと、まず売上を直ぐに上げないとならない。やれば出来るけど、それも頼りきりになる。なので頼りきりの姿勢から矯正していかなくてはならなくなる。こんなとこ、矯正したところで自社が去ればまた同じ状態に戻る。上手な社長相手だと業務プロセスの精度を高めるサポートを効率的にできる。しかも情報や知恵のフィードバックも多いから相乗効果的に成長のお手伝いをすることができる。そんな自社は零細なので藤屋さんにお願いできるような立場でない。しかし、できれば意見交換させて頂ければと考えている。以前から、マネジメントについてお話させて頂く予定だったのだが、藤屋さんの考えをよく理解したうえでと思っていたら、時間ばかり過ぎてしまった。というより、自分の考えを再考していて時間が掛かってしまった。いま自分のマネジメントに対する考えがいろいろ変わっている時期でもあり、もう少ししたらなんて思っていたが、それではいつまで経っても藤屋さんと意見交換できない。せっかくの機会なので思い切ってお願いをしてみた。藤屋さんにご迷惑にならずにお話をさせて頂ければ幸いと思う。「押して、押して、押してから、一旦抜いて、押し抜く」これもいいのではないかと、ふと思う(意味不明)最後にあるコンサルタントの言葉を紹介したい。この人はコンサルでありながら真摯な考えをお持ちのまともなコンサル派の一人だと思う。お会いしたことはないので、実力は分からないけど、コンサルに対する考え方として間違っていないと思う。コンサルを頼もうと思っている人へ参考に。とあるコンサルの言葉-----------------------------『コンサルのチェックリスト』経営者のチェックリストがあってコンサルのがないとは不公平なのでこれを作ります。 すなわち、チェックの基準は、コンサルの目的が関係者の幸福、とくに一番身近な社員のそれを考えているか、であり、当該会社の継続に必要な存続遂行システムを構築出来るか?です。ただし、企業の継続は、個々人の幸福実現の手段であり、目的ではない。 就任して即、具体的改善策をああしろこうしろと実行を強いるコンサルは役に立ちません。何故ならば、それは目前の当面策、回避策に終始する点数稼ぎであるから。本来の仕事とは、提案が現場から上がってくる風土へのシステム構築でなければならない。気が付いてもらうための危機情報提供や応援歌は、評論家だとか、具体案を出さない、何もしない、とかいわれることもあります。先ず、危機情報、目的の共有。そして提案を募り、なければ提案する、あるいは、専門家を頼む要望を募る、この順序でないと自主的、内発的行動には変わらないでしょうから。それは、情報、目的、目標を共有した後の遂行度の改善であり、一朝一夕で効果が出るものではない。 経費の削減策は簡単だ、しかし、それが角を矯めて牛を殺してはなにもなりません。継続が可能な抜本策に繋がることが必要なのであり、縮小均衡と言う名の萎縮であってはならないからです。経営者による、この実行を止められなければそのコンサルは役に立ってはいない。 一般論のみ述べるコンサルも役に立ちません。大局観を持ち、原則論に沿った個別の具体的対策が遂行されねば改革は実を結ばないからです。すなわち、歴史をデータとし、その事実に学んだ哲学の裏付けがされた具体策でなければ、継続に向けたシステム構築は不可能です。 批判、指摘が先に立つコンサルも役に立ちません。現場が、提案、実行、遂行出来ない理由、原因が必ずある筈で、それを発見、対策するのがコンサルの仕事だからです。 机上の資格を取っただけのコンサルも役に立ちません。特に、自然の摂理、歴史に疎く、哲学を持たない場合は最悪です。たででさえ経営実務経験が不足しているので、机上の空論に走るのみとなります。しかも、己の足らざるを知らなければ、ワンマン経営者と変わるところがないのです。 すなわち、自然の摂理を弁え、古典、歴史に造詣が深く、更に、経営失敗経験のある者が最も適しているのです。何故なら、失敗によって原因を考える機会を得、掘り下げた末に大局観をわきまえ、自ら学んだ自己過信と周囲からの嫉妬がもたらす継続への障害の実体験が、問題を予測、あるいは対応するに必要不可欠と思われるからです。重ねていいます、企業の継続は個々人の幸福実現の手段であり、目的ではない。それは、継続によってもたらされる付加価値に含まれている、特に認められる喜びに。---------------------------------------------以上とあるコンサルの言葉
2004.11.04
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■追記今17時。会社に電話してみた。みんながんばってくれていた。新人のHさんは朝9時まで仕事してたのこと。おいおい、年考えろよ!&家庭大丈夫なのか?と率直に思う。ペーペーの営業君も仕事が無事に決まったそうだ。これで今月の給与分はまずは稼いでくれた。Nさんも大きいのを一つ決めて、そのフォロー仕事のため出社していた。これから渋谷の顧客先へ行くために会社を出るところだった。他にも自分の仕事をやりに出てきていた。皆に感謝。総監督の僕は疲労の蓄積に注意を払わないとならない。だけど注意や感謝ばかりもしていられない。みんなが頑張って稼いでくれるお金を次にどう事業投資をしていくのか、極めて重要な判断と決断、そして行動をしていかねばならない。僕の責任は重い。まず僕がスタッフに体で知ってもらうこと。仕事は本当に楽しい!仕事を楽しむ!そして仕事は厳しい。仕事を楽しいと思うようになると意欲が俄然違ってくる。仕事が楽しくなると、仕事するということはすなわち楽しいことをするということになる。楽しいことをすればいい。つまらなければ辞めた方がいい。自分が楽しいことを思いっきりやるためにはちょっとぐらいの壁なんて屁でもない。というより試練を乗越えるのも楽しくなる。そう全社マゾ化計画ともいう。ま、これは冗談。新人のHさんもそれなりの会社にいたが、自社に来て、世の中や人間の仕組み法則などが分かって面白いと言ってくれた。発見とは今までの操作された思い込みを解く内容も含まれる。なんでも真実を伝える。例えば堅い話だと資本主義と共産主義。民主主義と社会主義。これらの組み合わせ、中間。すべて根本は同じ。支配のシステム。古今東西、古代から変わっていない普遍的な真実。北朝鮮が悪だとか、可哀想だとかそんなことを言っている場合ではない。資本主義だってお金による奴隷制度のようなものだ。僕は開けっ広げに何でも伝える。仕組みを知った上で、楽しく生きるほうがいい。好むと好まざるとに関わらず人生の多くを注ぎ込む仕事。楽しんだもの勝ちだと思う。そしてその上で望むのなら経済的に豊かになればよい。僕は成果を出し頑張った人には、それに応じた最大限の還元をする会社にしていきたい。×お金→やる気→お金○やりがい→お金→意欲のほうがいいと思う。仕事を楽しむことが勝組みの第一歩ではなかろうか。------------------------------------------■追記終わり辛いも楽しいのうち。充実した1日。 朝日に照らされる西武デパート。通勤途中。最近なにかと話題なので撮ってみる。自社では年末にこの隣あたりのデパートでの仕事が決まっている。営業に転属になったNさんが取った仕事。誰が年末に出るんだ?(笑Nさんは営業に転属になったばかりだけどかなり成績がいい。Nさんの場合は成約率が高い。女性ながらに頑張ってくれている。営業だけでなくDMも高度にさっとまとめてくれる。僕がダメだししないレベルであげてくる。サービス部門で1年間マネとして頑張ってもらったとき広告表現やプロモーション手法を徹底して叩き込んだ。その甲斐あって、今ではなんと指示してから半日でOKアウトラインを整えるまでに成長した。ソフトの使い方も一通りマスターして、今ではドロー系なら社内で一番かも。Nさんは素質がいい。営業もできる、デザイン・広告スキルもある、交渉能力も高い、スケジュール管理もできる、考え方が前向き、キャッシュフローも考えて仕事する、設計もできる。自社にとって本当に貴重な人材となった。マネ経験があるので、他のマネの弱いところもよく見ていて時折僕に報告もしてくれる。しかも最近グッと綺麗になった。やばい惚れるかも。そりゃないか。でもそう思うぐらい人も仕事も魅力的なった。U君は新規の問い合わせで大きい仕事はどんどんNさんに回しているようだ。Nさんにとってはさらに充実した仕事環境へと向かっている。一方、他の営業君はNさんの半分の成約率。明日は休みだけど、一件アポを入れたらしい。決まれば給与ぐらいにはなる取引。U君いわく楽勝な仕事。これを取れなければどうしようもないぞ!とプレッシャーを掛けていた(笑育てるのはU君の仕事だけど、成績が悪い営業君に2つだけ、僕からアドバイスをした。「目つぶって自分はムチャクチャ優秀な営業マン」だと思ってみな。と、言ってみた。頑張ってくれ!あと本を一冊プレゼントした。そしたらU君のほうが夢中になって読んでいた(笑僕のほうは、朝から大事な商談。既に進んでいる案件。某グループ企業の社長にお会いしてきた。相手の腹も知り、こちらの思惑どおり調整が可能そうと分かる。これで来期のIT会社の大幅増収増益かつ向こう何年もの売上が希望する形で整いそうだ。これはかなり時間を掛けて取り組んできた。年単位だ。自社だけではなく、数社合同での仕事。仕事はほぼ間違いなく決まる案件だったのだが、枠組みでの駆け引きがあり、その点で遅延していた。枠組み一つで自社の今後が大きく変わるので妥協せず取り組んできた。ま、どんな仕事もお金を頂くまでわからない。最後まで油断はできないが、これで10年は潰れない会社になる。自社では基本的に新規は広告と紹介で仕事が来るようになっている。ほぼその問い合わせの処理で営業の仕事は埋まったりする。でもプラスしてさらにDMやテレアポで獲得することもある。今日は上がってきたDMの発送も無事すんだ。休み明けに対象に到着する予定。それと今日は10月の売上集計、粗利・営業利益の計算がすべて上がってきた。この調子なら沖縄には確実にいけそうな感じだ。物販系会社では10月11月の合算売上目標を決めて第一段階目標達成で沖縄旅行へみんなで行くことになっている。DMがうまく行き、第二目標もクリアできればハワイとなる。たぶんギリギリの線だと思う。第三目標のU君クルマプレゼントは、U君が社長になるまでお預けとなるだろう。10月はサービス部門も過去最高益を出した。といっても桁は少ないけど。サービス部門ではこれから年末に向けて書入れ時なので、この時期にいい数字というもの安心材料。だけど油断はできない。今のところすべての事業で黒が出ている。もう少し余裕が出てきたら先行投資系もやってみる。今日は充実もしていたけど、かなり疲れもした。2年前までは朝6時に出社し、深夜1時、2時までよく仕事をしていた。楽しくてしかたなかった。今も楽しいけど、そこまでしなくなった。でも今日は久しぶりに16時間も働いちゃった。おまけに最近はスーツを着ない。でも今日は長時間スーツだったからこれがかなり疲れた。なんて書くとビジネスマンの人に笑われるかもだけど。革靴で足が一番疲れたかも。晩飯はIT会社のスタッフとIT会社へ寄った物販系のスタッフ数名で大戸屋という定食屋さんへ行ってきた。 食べかけの写真ってまずそう・・・。とろろのオプションは忘れない。しかもひじきも付けたので「健康オタク」呼ばわりされた。といいつつ、僕が「とろろはいい!」を連発していたので数名がとろろのオプションを頼んでいた。今日は新人のHさんも一緒。この人主婦なのに、夕食をみんなと食べて帰ることが多い。「帰って食べなよ。旦那さん大丈夫?」といつも心配になり聞くのだが家で旦那さんと夕食を共にするのは週に1度くらい。本当に大丈夫なのか心配になってきた。。。仕事のせいで離婚なんて言い出さないでくれよ! 会社へ戻ると誰も帰宅しようとしない。そこにあるのは誰も何日も食べないで放置されている納豆飴とせんべい。そして今日もこの飴が食べられることはなかった。。。この飴。本当に納豆の匂いがする。納豆好きな僕でも、なんか気持ち悪く感じる。そんなこんなで食事して戻ったのが21時くらい。10月のコストの再検討がはじまったり、別の方では企画の打ち合わせがはじまったり。僕も帰るタイミングを失い、ひとり社内でフラフラしていた(笑僕が帰ればみんなも帰るだろうと思い、会社を出たのが午前0時。家について会社に電話したらまだみんながんばっていた。朝までやると意気込んでいる人も約2名いた。みんな明日も出社して仕事をするとのこと。ほんと頭が下がる思い。仕事を楽しんでくれるのは何よりだけど、本当にちゃんと休んでほしい。その分、強制的に休んでもらったり強制半休にしたり、夏季年末などの休みは多めにしている。スタッフに体を壊されては、会社にとってもダメージになる。スタッフの健康を守るのも社長の仕事になってきた。
2004.11.03
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今日は、かなりボケていた。大切な商談があると思いきやそれは明日だった。間違いに気がついてスーツから、カジュアルに着替えた。朝早く出る予定だったが、おかげでゆっくり出れることに・・・。ボケボケ君をしてしまった。今は繁忙期のため、現場助っ人の要請がきている日。夕方頃会社を出る。 六本木某所18時。某イベント仕事のお手伝い。1日で100万円以上する会場らしい。全部あわせたらおそらく軽く5,000万円は掛かっているだろう。たった1日のイベントなのにすごい。僕が現場を手伝うときは、責任者から皆に言い渡されることがある。それは「L社長を、みんな田中さんと呼ぶように!」そう僕は社長ではなく、アルバイト面して現場に挑むのだ。社長が面を出すといろいろ面倒なもので。。。アルバイトの振りしています。でも中には「社長~~~って」呼ぶのもいるのだけど。。。そして僕も業務はすべて任せている以上、口は出さない。指示を仰ぎそれに従う。しかし今日はちょっと口を出してしまった。あまりに動きに無駄が多いと感じたからだ。あとでミーティングを組んで反省会をしてもいいのだけど、今月はとにかく忙しい。そのような時間をとるより、今言っちゃえと思った。責任者に3度ほど「もっと周りを見るように」と具体的に注意を促した。ま、たまにはいいか。仕事が終わり、同じ現場だったスタッフとともに麻布十番の焼肉屋へ。ここはテレビ局のスタッフも来るようなお店。麻布十番というと高そうなイメージもあるかもだけど、かなり格安で、それなりに美味しい。なんと本日の会計7人で2万円(飲み物含む)。牛角よりもぜんぜん美味しくてこの値段。安い。物販系の会社では土日みんな出ているようだった。日曜なんて午前三時(もう月曜じゃん)までやってたらしい。ぜんぜん知らなかった。おいおい、頑張り過ぎだぞ!とにかく精をつけて今月を乗り切ってくれ~~~~。よろしく!そういう僕はとろろの話 を書いて以来こっそり毎日とろろご飯を欠かさず食べてたりする。のでパワー満々。実は焼肉より長芋のほうが精がつくかも。っていうか、体調変化が。。。長芋ってホントすごい。
2004.11.02
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企業が成長する道。人材、ビジネスモデル、商材、営業・広告、マーケティング、環境、お金、変化など。会社が成長するためにはとっても多くの要素があると思う。ところで会社が成長することは、実はリスクであり倒産する可能性が増える。会社を潰さずに成長させるのが経営者の仕事のひとつでもある。何があっても倒産させてはならない。成長して景気が変動したり、競争要因が変わりついた贅肉を落とせず潰れていく企業も後を絶たない。成長しても倒産するのであれば、成長は無意味に近い。盲目的な成長は危険ですらあると思う。ではいかに倒産リスクを抑えながら、成長路線をとるか?僕は次のように心がけて経営をし、会社を成長させている。「社長は会社をつぶさない。社員は会社を成長させる」方向性としてこう考えると、いろいろと落ち着きがいいと思う。社長も会社を成長させるために考えるし、判断もする。社員も会社を潰さないように発想し仕事する。だけど、会社を潰さないという命題を抱えながら倒産リスクが増大する成長というものを目指すなら、「社員が会社を伸ばし、社長は会社を潰すな」という発想がいいと実感している。この発想で日々会社を育てることに取り組む。「おいおいLRみたいに小さな会社は社長がガンガン先頭にたたないとダメなんじゃないのか?」と言われそうだが、僕は社長が先頭に立って、会社を成長させることはかなり危険だし、何より芯が強い会社に育たないと確信している。会社を成長させるのは人。冒頭に書いた会社を成長させる要素。人材、ビジネスモデル、商材、営業、マーケティング、環境、お金、変化など。人材以外はすべて、人が織り成し生み出すものだ。個人事業主や零細が、底辺から一歩抜け出すためには人材だと思う。問題は、いかにこれを実践するかだ。ちなみに大きく成長してからも「人」が大切なのに変わりはない。社員、すなわち人材が会社を伸ばす企業。当たり前だがいかに「人」が大切かといういうことだ。だから僕は人に焦点を当てて経営を考えるし、マネジメントもしている。つもり。零細の経営者で入社テストをしている会社がどれぐらいあるだろうか。さらに入社テストを深く追求し、改善している会社がどれくらいあるだろうか。はたまた人材募集にエネルギーを注ぎ込んでいる零細経営者がどれぐらいいるだろうか?惰性で人材戦略を考えている経営者は多いのではないだろうか?ビジネスモデルを考えるのも大切。広告手法を研究するのも大切。営業に力を入れるのも大切。商品開発も大切。だけど採用の段階から人材を最重視して経営している人はいったいどれぐらいいるのだろうか?入社テストひとつとっても実施していかないことには、質のいいフィルターなどいつまで経ってもできるわけがない。零細から抜け出すためには、「人」が要。その要に集中しないと零細からは抜け出せない。ま、こういうことを妻に話すと「個人経営チックな会社のくせに」と揶揄されるのだが僕はこの言葉がけっこう嬉しい。個人経営から個人経営チックに半歩成長していることを妻が認めてくれたからだ。ま、そんな話はどうでもいいのだが、言いたいことはそれも「人材」がいてくれて、その人材が会社を伸ばしてくれているからだ。口で人材の重要性を語る経営者には多くお会いしてきたがじゃあ、実際に何やっているの?という話を聞くと取り組みらしい取り組みはしていない。これが実情。人が大切という経営者はいくらでもいる。もっと言うと、僕は日本の大企業ですら人材戦略は甘いと見ている。人材戦略の本当の重要性に気が付いている企業は研究してみると実はかなり少数派ということも分かった。という僕もまだまだアマアマなのだけど、取り組んでいくことが大切だと思う。取り組まないことには永遠にノウハウの蓄積などできないし、大きく成功することもない。カッコツケでいうのではない。僕は会社を成長させるために、「潰さないよう」に取り組んでいる。伸ばしてくれているのは社員だと思う。まだまだ問題山積みだが、一歩一歩階段を上っていこうと思う。
2004.11.01
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