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地味ながら結構人気の高いのが、BS-TBSで放映されている「吉田類の酒場放浪記」。私も時折見ているが、なかなかに雰囲気の良い番組だ。ちょうど私の友人に、仕事であちこちに出張する機会の多いヤツがいるのだが、無類の酒好きである彼は、宿泊先で自分の嗅覚を最大限に活かして、この番組に出て来るような渋い居酒屋を探しては歩いているらしい。まさに“リアル酒場放浪記”だ。仕事で出張、など望むべくもない私にとっては、うらやましくて仕方がない。さてこの番組に出て来る居酒屋は、どこも足を運びたくなるようなところばかりだが、見ていると押しなべて、酒そのものにはあまりこだわってないようにも見える。いわゆる普通酒、もっと言えば、お品書きに銘柄名を載せずに、「燗酒」とだけ書いている、そんなノリのところ、といえば実感していただけるだろうか?だが私はこのところ、飲む酒は純米酒オンリーで、外飲みの時も純米酒を選んで飲んでいる。ただ断っておくが、私は「アル添酒など日本酒とは認めん!」といったような、バリバリの“純米酒至上原理主義者”のような立場にいるわけではない。よほど造りが粗悪なものを除けば、アル添酒もアリだと思っている。ただ私自身の体質なのだと思うが、アル添酒だとあまり量が飲めないだけのことなのだ。純米酒が飲みたければ、必然的に日本酒の品揃えの良い店に行かなければいけない。しかし「酒場放浪記」的な店の雰囲気は捨てがたい。このふたつが両立している店なら文句はないが、案外と無いものだ。私も地元を見回しても、両立している店はこれと言って思い浮かばない。単なる私のイメージでしかないのだが、「酒場放浪記」に出て来るような店の店主というのは、あまり細かいことに頓着しない、そういう風に見えるのだ。それはそれでいい味が出てるのだから、そういう人に日本酒の薀蓄めいたことも語らせたくない。そうなるともう、時と場合に応じて両者をうまく使い分けてくしかないようだな。
2014年11月28日
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最近、というか今年は天体関係の話題が多かったね。その度によく使われたのが、「○○年に一度」というフレーズ。私もそれを聞くと、興味が湧かないわけでもないが、そもそも私の住んでいるところが天体観測にまったく適してない状況なので、ほとんど見送りになってしまっていた。ただ「○○年に一度」を見逃したからといって後で後悔したことなど一度もないので、別に構わないとは思っているが。
2014年11月24日
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先日の大会での、6分間練習中の衝突事故。私もリアルタイムでテレビを観ていましたが、思わず息を呑みました。これはもう絶対に棄権だろう、という私の予想を裏切り、あなたはリンクの上に姿を現し、そして何度も転倒しながらも、見事に最後まで滑り切りました。私は思わず「スゲ~!!」と口走り、あなたの不屈の闘志に敬服いたしました。ただ後でよくよく考えてみると、あそこはやはり棄権すべきだったのではないか、と思うのです。そのことに関しては、メディアなどいろんな場所でも、同じように強行出場に疑問を投げかける声が多数聞かれました。内容としては、体に与える影響を軽視するべきではない、という声がほとんどのようです。私はそれに、あなたがトップアスリートだから、という意味合いも付け加えたいと思います。むろんあなたはトップアスリートとしての自覚とプライドをお持ちだからこそ、あの場面であえて出場を強行したのでしょう。それはよく分かります。ただそれと同じく、あなたは後進たちに背中を見せていくべき立場になっていることも忘れないでいただきたいのです。あなたの行動を、観客やマスコミが美談として語り継いでいくことは、充分にあり得ることです。しかしそれがひいては、今後同じような事故があった時の悪しき前例にならないとも限りません。「あの時も羽生さんは根性出して滑ったんだから....」というように。あなたの意思とは無関係に、事態は得てして勝手にそう動いていってしまうものです。こんな大舞台に立ったこともない門外漢に何が分かる、とお思いでしょう。私も決してあなたの奮闘ぶりを貶めるつもりはありません。ただ登山と同じで、頂上まであと少しというところで天候が悪化したり、体調を崩したりしたら、無理せずに諦めて降りて来る「勇気」も必要なのではないか、とも思うのです。そこでトップ選手であるあなたがどういった判断を下すのか、後輩たちは目を凝らして見ていますから。いろいろと生意気なことばかり書いてしまいましたが、御無礼お許しください。最後になりましたが、一日も早いケガの快癒をお祈り申し上げます。
2014年11月13日
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ノーベル賞と文化勲章を受章した中村修二氏が、かつての勤務先で、訴訟相手にもなった日亜化学工業に対して、和解を申し入れるメッセージを送ったところ、やんわりとした表現ながら、拒否されたと聞いた。まだまだしこりは残っているんだなあ。中村氏が一貫して主張してきた言い分も分からないではない。ただ彼に研究環境も与え、失敗のリスクも背負い込んで研究をさせた会社の厚意をないがしろにしたのもいかがなものかと思う。どちらがどう、とは簡単に言い切れないところはあるだろうが、ごく単純なハナシ、彼が会社から受け取った報奨金が「2万円」じゃなく、せめてもう一ケタ違ってたら、ここまで話はこじれなかったのではないだろうか、と考えるのは私だけ???
2014年11月08日
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真ん中のムスメが今春から、塾講師のアルバイトに就いている。主に小中学生を対象とした、“ほぼ”個別指導の塾だ。その仕事を始めてからまだ数か月だが、既にいろんな子供を見てきたそうで、私にもいろいろと話を聞かせてくれる(もちろん差し障りの無い範囲内で、だが)。そんな中で一番強烈な印象を与えてくれたのが、某小2の女の子のハナシだ。その子は学力レベルが標準よりもかなり劣っているだけでなく、終始まったく落ち着きがなく、とにかく時間内、ずっと静かにしていられればいい方らしい。なんでもその子の親御さんは、その塾を託児所として割り切っているフシがある、というのがその塾のスタッフの見立てである。まあそれはともかくとして、最も気になるのが、その子の体に染み着いたタバコの臭いだという。規定時間内、その子に付いているだけでムスメが気持ち悪くなるというレベルらしいから、これはもう、相当なものなんだろう。ある時ムスメがその子に、「お家の人はタバコを吸うの?」と聞いたことがあるらしいが、母親と祖母(父親は居ないらしい)両方とも吸っているとのこと。もうこれは完全な「受動喫煙状態」、しかも「ヘビースモーカー状態」と言っていいだろう。その子の将来を考えると、何とか出来ないものかと思うが、一介の塾ではどうにも仕様が無い。何ともやるせないハナシだ。
2014年11月04日
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