蘇芳色(SUOUIRO)~耽美な時間~

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2008/10/12
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カテゴリ: 読書
最近図書館や本屋で、ゆっくりと本を吟味する時間がないんですよね。


なので、最近は専ら新聞の書評欄をじっくり読んでます。その中で興味深い内容の本があれば、まず近隣の図書館に所蔵しているか調べ、あれば予約を入れ、なければリクエストをします。自分で買うのは、よっぽど手元に置きたいと思ったお気に入りの本だけ。でないと家中本だらけになってしまうので。

だいたい新聞の書評欄って日曜日に掲載されることが多いですよね。毎週の楽しみです。
特に今週は、私が興味を引かれる本がたくさん紹介されていて、さっそく図書館のHPを開いて本を探しました。

今週、私のアンテナにひっかかった本は、以下です。(読売新聞の10月12日書評欄より)

・ 中絶と避妊の政治学
ちょうど最近私が関わった条例作りの委員会で、この話題が出たところでした。
リプロダクティブ・ヘルス・ライツの考え方の中に、胎児の人権はあるのか・・・ということです。法律では胎児には決定権がないのですが、カトリックの考えでは中絶は殺人に等しいと考えられてきました。しかし望まない妊娠をした女性に決定権がないというのはいかがなものかという考え方もあり、なかなか難しいと思いました。まさに私がそう感じる部分を解き明かしてくれそうな本です。


世界の多様性 家族構造と近代性
タイトルだけ見ていたら、きっと手に取らなかっただろう部類の本なんですが、書評を読んでいて読みたくなりました。読者にこう思わせる書評を書けたらいいですよね。でも高価な本なので、図書館で購入してくれないかも。自分で買うには高いし・・・。


・ キャパになれなかったカメラマン(上・下)

なぜかベトナム戦争がらみの写真展に縁があるんですよね。興味を引かれるというか。まだ子ども達が小さかった頃、子育てに追われていたはずなのに、子ども達の手を引いて電車を乗り継いで「ロバート・キャパ写真展」を見に行った記憶があります。短い時間だったけれど、写真の中の戦争と、見ている私のいる平和な世界を比べ、私の手を握っている子ども達を守るために、この平和を維持しなければ!と切実に思いました。
なので、この本にも興味津々です。


・ 裁判官の人情お言葉集
来年5月から裁判官制度が施行されますよね。それが決まったからというわけでもないのですが、裁判関係の本に目がいってしまいます。昨年の夏休みに子ども達と一緒に裁判傍聴をした経験も影響しているかも。今までに北尾トロ氏の「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」や、同じ長嶺超輝氏の「裁判官の爆笑お言葉集」を読んでいたので、裁判を身近に感じていたというのもあるかもしれません。長嶺氏は「爆笑」のあとに「人情」を書かれたわけですね。(笑)


・ ドキュメント死刑囚
裁判について関心を持ったら、やっぱり否が応でも死刑制度についても考えてしまいますよね。死刑制度をなくした国があるなかで、日本はまだ存続させています。読売新聞で死刑についての連載をしているので、よけいにこの制度について考えてしまいます。
被害者側の考えでいえば、人を殺したら、自らの死をもって償うべきだといえるわけです。しかし人が人を裁く難しさ、冤罪の可能性を考えれば、100%罪を犯した本人だと断言することがとても難しいと思うのです。また死で罪を償うよりも、獄中で自分の犯した罪を自覚させる方がよいという考え方もあるのです。無期懲役といえば、市民感覚で考えれば、一生刑務所から出てこられないと考えがちですが、実際は模範囚などだと早い時期に出てくるとか。アメリカの終身刑とは違うんですね。こういうところをもっと知らなくてはいけないなと思うんです。安易に死刑制度について賛成反対と言う前に、知らなくてはいけないことが多いなと感じます。


とまあ、これだけの本をピックアップしたのですが、読破するには時間がかかりそうです・・・。(汗)





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最終更新日  2008/10/13 02:18:00 PM
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