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今日は早起きして長崎へ。ベイサイドの景色を眺めながら、長崎港ターミナルへとやって来ました。目的地は、予てより一度は行ってみたいと思っていた軍艦島!梅雨入りしたものの今日は天気にも恵まれ良き見学日和になりそうです。(嬉)乗り込む船はこの船!?ではありません。(笑)こちらは長崎海軍伝習所の軍艦を復元した「観光丸」。ちなみにガイドのオジさんの御話によると、大河ドラマ「龍馬伝」にも登場したんだとか。観光丸は長崎港を遊覧する船として現役で活躍中です。近世へタイムスリップしたかの様な非日常的な空間から長崎の景色を堪能できそうですね。少し話が逸れてしまいましたが、今回の軍艦島クルーズはこちらの船で出発です。せっかくの天気ということもあり、潮風を感じることができる2階席に座らせて頂くこととしました。三菱重工長崎造船所を眺めながら出航です。後方に聳える稲佐山からの長崎市内の眺めも今日は気持ちがいいでしょうね。造船所の本丸ともいえる本工場のドックが見えてきました。こちらは第2ドック。戦艦「武蔵」もここで建造されました。船はゆっくりと沖へと進んでいきます。島影から姿を現したのは豪華客船。水上の超高級マンションといったとこでしょうか?目の当たりにすると、やはりそのスケール感に圧倒されます。多少時化ていても船酔いしなさそうですね。(笑)今回目にしたのはマリナー・オブ・ザ・シーズという船で国内でも東京や神戸そして博多といった主要港にもよく停泊する客船なのだそうです。三菱重工長崎造船所本工場から更に沖合へ向かって進んでいくと香焼工場が見えてきます。1972年に完成し、本工場と合わせてその規模は世界屈指の大型造船所を形成しています。クルーズ船内アナウンスの解説によると、香焼工場のドックは世界最長を誇っているということです。今世紀に入り中韓勢の台頭により世界の造船業の勢力図は大きく塗り替えられました。まだまだ世界的にも供給過剰が否めない感もあるだけに我が国の造船業の前途も厳しい戦いを強いられる状況が続きそうですが、国際競争の中で更なる進化を遂げた我が国の造船業が復権を果たす日が来ることに期待を込めたいものです。沖合に浮かぶ島々を眺めながら船は更に目的地へと進んでいきます。伊王島が見えてきました。伊王島もこれから向かう軍艦島同様、かつて炭鉱によって栄えた島です。閉山後はバブル期よりリゾート地としての開発が進んでいきます。5年前には伊王島大橋が開通し、長崎市内から車でも行けるようになりました。伊王島を通過すると高島が見えてきました。この島も高島炭鉱によってこの国の近代化を支えた舞台となりました。現在は磯釣り公園の整備等による観光誘致やトマトのハウス栽培を中心とした農業にも注力しているそうです。高島から沖合に更に目をやるとぼんやりとではありますが軍艦島が姿を現しました。着岸ポイントへ到着するも、思いのほか波が高く船を寄せるにも大変そうです。しばらくして、「今回の上陸は中止します」との船内アナウンス。周囲からは落胆の声が聞こえてきます。沖に出るまでは波も穏やかで確かに「今日はイケるぞ!」って思っていたんですが・・・。上陸を楽しみにしていただけに、ホント残念・・・、でも天候に大きく左右されるものってことを考えればしょうがないですね。それにしても凄い光景です。この廃墟と化したコンクリートの箱の集合体が醸し出す独特の雰囲気には思わず息を飲みそうです。軍艦島は正式な島名を端島といって、南北約480m、東西約160mの細長な形をした小さな島です(面積は約6.3ha)。端島は元々南北約320m、東西約120mの小さな瀬だったそうです。明治から昭和初期にかけてその瀬の周囲を埋め立てて現在の島が形づくられていきました。こちらの味わいのある石造りの壁は「天川の護岸」。明治期には、こうした島の拡張に伴い石炭と赤土を混ぜた天川と呼ばれる接着剤を用いて護岸の石積みを行っていたそうです。通称「軍艦島」として知られるこの島の名前の由来は島の姿が大正時代に三菱重工長崎造船所で建造されていた軍艦「土佐」に似ていたことによります。こちらは南東側から撮った写真。確かに今にも動き出しそうな姿に見えますね。船首にも見える島の南側を回り、北西部へと進んでいくと、そこにはびっしりと建ち込むアパート群。現在の都市計画の概念ではあり得ないほど、タイトな間隔で建設されていました。石炭生産量の増加に伴い島内の人口も増加していき、最盛期には約5,300もの人々がこの島に居住し、当時の東京都の9倍の人口密度に達したと言われています。そうした草木を育てるスペースにも事欠く中、島の人々がアパートの屋上へと土を運び畑を作り、花や野菜を育てていたといいます。昨今、都心部を中心に見られる屋上菜園はここから始まったとも言われているそうです。草花を愛でる人々の心がそうした先進的な取り組みを生み出していったんでしょうね。大正期には日本初となる7階建ての鉄筋コンクリート造のアパートが島内に完成し、鉱員社宅として利用されたほか、郵便局や理髪店そして地下には売店も併設されていたそうです。その他、島内には幼稚園から中学校までの学校や町役場の出張所といった公的機関に病院、そして映画館等の娯楽施設まで整備されていたそうです。また戦後、三種の神器と呼ばれた白黒TV、洗濯機、冷蔵庫が全世帯に備えられていたことを考えても当時の島の人々が文化的で生活水準の高い暮らしを送っていたことがうかがえます。こうした時代の最先端を行く人々の生活と命の危険と背中合わせともいえる過酷な労働環境といった二つの側面が往時のこの島の暮らしのベースになっていたんでしょうね。戦後もこの国の復興を支えてきた石炭産業も、エネルギー資源の主軸が安価な石油に移行したことにより斜陽の一途を辿ることとなります。その余波はこの軍艦島にも例外なく及び人口は急減、そして1974年には閉山の時を迎えることとなります。無人化した島には、長い歳月を経て高潮や風雨を受けながらも人々が利用した施設が遺構として往時の島の暮らしぶりを現在に伝えています。軍艦島は先にご紹介しました三菱重工長崎造船所そして高島炭鉱とともに、明治日本の産業革命遺産として2015年に世界遺産に登録されました。現在は島内の見学も島の南側の一部に限られていますが、各施設の整備が進んで安全性の確保がなされた後は徐々に見学可能エリアも将来的に広がっていくかもしれませんね。島内見学は次回以降の楽しみということにして、軍艦島に別れを告げます。長崎港へ戻り、少し早めの昼食とすることとしました。出島資料館を眺めながら向かう先は中華街。船中でメールの処理をしていたこともあり、帰路はすっかり船酔い状態に陥ってしまっていましたが、中華街の門をくぐると徐々に気分も胃袋も回復!今日は夕方の所用に合わせて昼過ぎに長崎を後にしました。上陸こそ叶いませんでしたが軍艦島を目にすることができ、そして大好きな中華を堪能でき、今回も充実した長崎への旅を楽しむことができました。見どころと食べどころがコンパクトに詰まった魅力満載の街、長崎。今度は久しぶりにまたゆっくりと訪れてみたいものです。
2016.06.14
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ここのところ、慌ただしさに感けてしまい、すっかりブログの更新ものんびりとしたものになってしまい、しばらく日記となってしまっておりました。(笑)今回は先週の篠山城址散策時の模様をお届けしたいと思います。午前中の所用を終え、午後から家族の誘いで久留米の有馬記念館にて開催中の「若冲と仁清」展の見学に行ってみました。天気にも恵まれ、市民の憩いの場でもある城内はのんびり散歩を楽しむ方たちやご家族連れの方で賑わっています。初夏の緑が眩しい冠木御門跡を抜けると眼前には本丸跡に佇む篠山神社。創建は明治10年と言われ、久留米藩初代藩主である有馬豊氏を始め累代の藩主がここに祀られています。こちらは篠山神社に隣接して建っている有馬記念館。今回の「若冲と仁清」展の会場となった有馬記念館は、久留米市制70周年を迎えた昭和35年にブリヂストン創業者でもある石橋正二郎氏により市へ寄贈された建物です。館内では久留米の歴史と歴代藩主となった有馬家の歴史が展示されています。今回の「若冲と仁清」展は京都の相国寺及び金閣寺の寺宝を中心に紹介されていました。昨今の伊藤若冲ブームに肖ってでしょうか?コンパクトな館内にはたくさんの見学の方。若冲の作品は「群鶏蔬菜図押絵貼屏風」と「中鶏左右梅図」が展示されていました。写真は中鶏左右梅図に描かれた鶏です(この写真は館外の立て看板を撮ったものです)。猛々しい雄鶏の迫力が伝わってきそうです。また群鶏蔬菜図押絵貼屏風には鶏が日常見せる表情や仕草が自由に描かれ、こちらも眺めていて興味を惹かれるものでした(こちらは水墨画でした)。こうした若冲の作品とともに野々村仁清の茶碗や有馬家の御庭焼として知られる柳原焼も展示されていました。こちらは記念館に隣接して東郷元帥の旧書斎がひっそりと佇んでいます。謙虚寡言な愛国者として国内外から敬慕されていたと言われる東郷平八郎。実業界で活躍した久留米出身の小倉敬止翁も熱烈な東郷氏の崇拝者の一人であったそうです。そんな小倉翁が東郷元帥よりこの書斎を拝受し、郷土の子弟の教育資料とすべく寄贈したものなのだそうです。その後、経年による腐朽が進んだものの、石橋正二郎氏により、記念館の建築寄贈と合わせ、東郷元帥の遺徳と小倉翁の遺志を後世に伝える施設として、この書斎は現在地へ移築復元されました。篠山神社の境内の一角には何故か聖徳太子像・・・。一説によると、久留米の地名の由来は聖徳太子の異母兄である来目皇子(久米王)にちなんだものとも言われています。確たる関連性も見いだせないまま、あれこれと篠山城と聖徳太子のつながりについて思いを巡らせながら境内散策の歩を進めてみます。有馬氏により町割りされ整備された城下町は近代に発達した絣の町としての賑わいを見せ、やがて昭和の息吹の中で誕生したブリヂストンを中心としたゴム産業の町として発展を遂げてゆくこととなります。ブリヂストン関連施設が今でも数多く残るこの篠山エリアは往時の風情を今に伝えながら現在の町並みを形成するに至っている様に感じます。やがて世界最大手のタイヤメーカーへと成長してくブリヂストン。創業者である石橋正二郎氏の郷土の歴史と文化を愛する精神に触れつつ、森林浴を楽しみながらの散策を終え、心地よい眠気とともに家族の運転するクルマに揺られながら篠山城址を後にしました。
2016.05.21
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今回は先日の堺紀行の模様をお届けしたいと思います。この日は父の関西見物に伴って早起きして大阪へと向かいました。5/1に大阪展・近畿連合展が行われることもあり、前日にあたるこの日に開催地でもある堺にて親子で観光を楽しむこととします。大和川を渡り、堺市内へ到着しました。まず向かったのは堺環濠都市区域の北側に位置する鉄砲鍛冶屋敷跡。会合衆が活躍したと言われる中世の自治都市の情緒を今に伝える町並みを眺めながら散策スタートです。清学院へとやって来ました。古くより修験道の道場として、そして江戸後期から明治初期にかけて清光堂という名称で寺小屋としての機能も果たしていたそうです。河口慧海もこの寺小屋で学んだとされています。館内には当時使われていた机や硯そして教科書なども展示されていました。こうした寺小屋から商工業の町、堺を支える人材が数多く輩出されていったんでしょうね。こちらは山口住宅。国内でも現存する数少ない江戸初期の町屋として重要文化財に指定されています。主屋玄関をくぐると開放的な土間が広がります。日本家屋の情緒溢れる部屋部屋も見どころ満載でした。奥座敷へと向かう途中に位置する茶室には、古くより堺に伝わる茶の湯の息づかいが感じ取れるような気がします。庭園の片隅に佇む石桝を撮ってみました。桝の中に桝が模られています。「ますます」良くなる様にといった言葉にあやかったものと言われています。往時の堺の人々の暮らしぶりが伝わってくるようです。先程も触れました通り、中世に自治都市として繁栄した堺の町も大坂夏の陣により壊滅的なダメージを受けますが、その後、徳川幕府による元和の町割と呼ばれる整備によりほぼ現在の区割りに復興されていきます。時代の空気を吸い込んで変化を遂げつつも、往時の風情が漂う街並みを眺めながら更に進んでいきます。こちらは月蔵寺。そしてこちらは本願寺堺別院。程良く疲れも出てきたところで、ちく満(ちくま)さんにて昼食とすることとしました。こちらは元禄8年創業の超老舗の蕎麦屋さんです。のれんをくぐり歴史を感じさせる佇まいの店内へ。こちらのメニューは基本的にせいろそばのみ。1斤と1.5斤の二種類の分量を選べます。1.5斤が一人前になるとのことで今回は1.5斤を頂くこととしました。熱々の蕎麦につゆ、そして卵はウズラではなく通常サイズの生卵が出てきます。麺は柔らかくこれまで食べた蕎麦とは一線を画すものですごく新鮮な感覚を受けました。腹ごしらえも済んだところで散策後半戦のスタートです!ちく満さんの裏通りに佇む利休屋敷跡へとやって来ました。現在も椿井と呼ばれる椿の炭を沈めたとされる井戸が残っています。この井戸の屋形はかの大徳寺山門の古材で組まれたものなのだそうです。武野紹鷗に師事し侘茶を大成させ、やがて秀吉の茶頭となり、町人出身でありながら、禁中茶会にて正親町天皇より利休の居士を賜り、更に秀吉の北野大茶湯を主管するに至るといった茶聖と称された千利休の栄華の一端が偲ばれる場所かもしれないですね。利休屋敷跡から程近い場所に与謝野晶子生家跡もあります。現在は路面電車も走るこの紀州街道を横断するようにかつてはその生家が建っていたのだそうです。こちらは堺市役所最上階の展望ロビーから撮った堺市内の風景。360°のパノラマビューが楽しめます。喫茶コーナーもあり、散策にちょっと一息つきたい時にもおススメだと思います。続いて大仙公園内にある日本庭園へとやって来ました。市制100周年を記念して造られたという築山林泉廻遊式庭園です。庭園内ではちょうどツツジが見頃を迎えていました。四季折々の風情を湛え佇むその景色は市民の憩いの場として相応しいものである様に思えてきます。泉北丘陵から想起した桃源台から流れ出る石津川の清流を表現した小川のせせらぎを聞きながら、新緑の映えるコースを進んでいきます。池泉では羽を休めるカモのつがいを目にすることができました。何だか、心も和みます。こちらは仁徳天皇陵。前方後円墳の形状をなし国内最大を誇る古墳です。更にその規模は世界最大とも言われ、クフ王のピラミッドそして秦の始皇帝陵とならび、世界三大墳墓に称されています。四半世紀程前に初めて訪れた時は、こんもりとした森といったイメージでしたが周辺も含めてずいぶんと整備されている様に感じました。黄昏時の旧堺灯台を撮ってみました。古代から近代に至るまで豊富な観光資源に恵まれた堺の町。またいつか訪れてみたい町です。只今、写真を整理中の大阪展・近畿連合展の模様は間もなくお届けさせて頂くことができるかと思います。お楽しみに!
2016.05.05
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昨日の続き・・・。東京滞在2日目となったこの日は一日オフにしてのんびり懐かしの場所や予てより行きたかった場所へと足を伸ばして見ることとしました。朝食を終えてまず向かったのは皇居。今回は神保町方面から一ツ橋を渡り平川門から入城するルートを取ってみます。かつて水運の都としての江戸の発展を支えた水路網、そしてその上を覆うように伸びる現代の東京の繁栄を支える首都高、といった新旧のコントラストをこの街の至る所で目にすることができます。平川門をくぐり、いざ皇居散策スタートです!平日の朝ということもあり、まだ団体さんの姿もなく、のんびりと景色を愛でながら歩を進めていきます。都会のオアシスと言われるだけあって、散策コースには二の丸の雑木林を始め、森林浴を満喫できる空間が広がります。途中、諏訪の茶屋にて猫に遭遇。こちらとの間合いを取って様子を窺っています。ヒトによる餌付けを受けることもなくマイペースに逞しくしっかり生きているニャンコなのかもしれないですね。皇居にはタヌキやハクビシンといった野生動物も棲んでいます。またオオタカが棲み付いてからというもの皇居内のハシブトカラスを捕食することによりその増殖が抑えられたといった話を聞いたことがあります。都内では天敵がいないことによるカラスの大量発生が問題となっています。自然環境が整うことによる猛禽類や肉食動物を頂点とする食物連鎖のピラミッドの存在の大きさを改めて感じさせられる様な気がしますね。鹿や猪などによる森林や畑の被害の状況を見ていても、その一因が狼を失ったことによるものであることも想像に難くない様に思えてきます。コースをさらに進み天守台跡が見えて来ました。新緑の鮮やかさが澄んだ空気に一層映えている様に感じられます。天守台から本丸御殿跡そしてその後方に広がるビル群を撮ってみました。天守台から見下ろすこの広場にはかつて江戸城の本丸御殿がびっしりと立ち並んでいたといいます。当時もやはり圧巻のスケール感を誇っていたんでしょうね。現代においても、それだけの規模を有する建築物にはなかなかお目にかかれない様な気がします。こちらは帰りに竹橋から撮った一枚。竹橋から眺めるビル群を背景にした皇居の佇まいもなかなか絵になります。御昼に訪れたのは赤坂迎賓館。赤坂迎賓館はネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築として明治42年(1909年)に東宮御所として建てられました。戦後、我が国が国際社会への復帰を果たす過程において、外国の要人の迎賓館としての役割を果たすこととなっていきます。現在においても、世界各国の国賓や公賓の宿泊先となったり、外交活動の舞台となったり、また重要な国際会議の舞台としてその役割を担っています。この日が一般公開初日ということで、報道関係の方の姿も多く見受けられました。入場にあたっては、係員の皆さんのセキュリティチェックなどその手続きにも余念がありません。入館するまで思った以上に時間がかかった様な気もしますが、初日にありがちな、ちょっとした混乱もつきものだということを考えればある程度、それも止むを得ないことなのかもしれないですね。徐々に改善されていくことを願いたいものです。建物内の撮影はNGとなっていますので、今回は建物外観のみを掲載させて頂きました。建物内は彩鸞の間、花鳥の間、大ホール、朝日の間、羽衣の間が公開されていました(和風別邸の「游心亭」も抽選ではありますが、公開中です)。外観はもとより絢爛な内部の造りにも驚嘆させられました。最初に見学させて頂きました彩鸞の間から、和洋折衷な装飾に目が留まります。その格式の高さを思わせる佇まいからは我が国が国際社会の一員としてそのルールに則って役割を担っていくという側面とそういった中にあっても、日本としての独自性の維持といった側面を未来にわたって守っていく、といった当時の先人達の思いが感じ取れるような気がした迎賓館見学となりました。また続きは後日に・・・。
2016.04.19
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今日は早起きして先週に続き、再び東京へ。今回は熊本地震の状況を移動中、確認しながらの上京となりました。午前中の所用を終えて、やって来たのは築地市場。毎回のことながら、上京すれば、歩く、そして歩く!途中バッテリー切れしない様に、江戸前でまずはしっかり腹ごしらえすることにします。話には聞いていたんですが、以前にもまして海外からの観光の方がホントに多くてビックリ・ポン状態です。そんな賑やかな雰囲気と築地市場の歴史が融合して現在のエネルギッシュな空気を醸し出している様にも思えてきます。開発が進み、湾岸エリアの顔の一つとなりつつある勝鬨の風景をバックに一枚。時代の変遷とともにいろんな顔を見せてきた築地市場。今年の11月には豊洲へと場内の中央卸売市場の移転が決まっています。ただ、この築地においてもこれまで通り業者の仕入れに対応すべく築地新市場として現在、建設中の「築地魚河岸」が現在の場外市場駐車場内に今秋にオープンする予定となっています。今回で見納め食べ納めかな・・・。そんな思いを胸に築地を後にします。少し時間に余裕が出来たところで、晴海通りを銀座方面へと歩を進めていきます。万年橋を越えると歌舞伎座が見えてきました。ちょうど3年前に後方に聳える複合ビルも備え、生まれ変わった歌舞伎座。今回は立ち寄ることが叶いませんでしたが、次回はのんびり見学してみたいものです。銀座、日本橋にも地方自治体のアンテナショップが割と点在しています。こちらは銀座の風景、そしてこちらは日本橋の風景を撮ってみました。今回の震災で大きな被害を被った熊本や大分もこの銀座にショップを構えています。地震発生後、来店するお客さんの数がだいぶ増えているといったことを耳にしました。何だか心温まる様な気がしますね。午後の所用先となった表参道へやって来ました。ここでも学生時代から慣れ親しんだ風景がずいぶんと様変わりしたように感じられます。表参道の顔とも言える存在だった青山アパートメントも姿を消し、かれこれ10年以上が経っています。こちらは表参道ヒルズの開発に伴い、その外観の一部を忠実に再現し、商業施設として現在稼働しているものです。設計はあの安藤忠雄氏によって手掛けられました。少しのんびり歩き過ぎたことに気が付いて、所用先へと歩調を早めていきます・・・。~次回へ続く~
2016.04.18
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今日から4月。一年もはや4分の1が過ぎ、巷は新年度のスタートの日でもありますね。所用先では異動のご挨拶を頂いたり、フレッシュな新人さんを御見掛けしたりと年度初めの爽やかな雰囲気にこちらもやる気スイッチが入りそうです。我が家ではマリが女の子月間に入り、しばし御座敷犬としてのんびりと過ごすこととなりました。こちらはマリと家庭内別居状態となったナツ。日中、庭で独り佇むナツの背中からは哀愁が漂っているような気もしますが、散歩時はマリのことを気兼ねせずに爆走するナツからは充実の表情が窺えます。今月はナツの気力体力の更なる充実を目指して、鍛錬の日々となりそうです。(気!)こちらは午前中に所用先で撮った一枚。満開を迎えた桜に思わず足が止まります。こちらは筑後川の風景。河川敷を埋めつくすかのように菜の花の絨毯が広がっていました。春の装いに心も和みますね。今日は午後、所用にて福岡へと向かいました。所用を終え、懐かしい友人へ会うべく今日はDeli Macherie(デリ・マシェリ)さんへ久しぶりにお伺いさせて頂きました。TV雑誌でもおススメのお店としてよく取り上げられるDeli Macherieさん。韓国料理、和食、洋食、そして中華などいろんなエッセンスが楽しめるテイクアウトの惣菜店です(店内でのんびり飲食スペースも設けてあります)。友人の奥様は以前から料理教室の先生としても活躍されていて、よく職場へ差し入れを頂いたりしたものでした。積もる話とお客様で賑わう中、私も肝心のお洒落な店内の様子を撮影するのをすっかり忘れていました。(笑)今回もお惣菜に加え、パンをテイクアウトさせて頂きました(お惣菜は勿論のこと、パンもすごく美味しいと思います!)。このお店を御知りになったお客様の中には以前は帰りにデパ地下派だったのが、ここのところ帰りにDeli Macherie!という方もいらっしゃるのではと思ってしまいます。Deli Macherieさんを後にして、帰りに桜を眺めに久々に西公園へと立ち寄ってみました。公園内の桜はすっかり見ごろを迎えていました。この週末は花見客でだいぶ賑わいそうですね。こちらは帰宅後の風景。孫のスズがやって来ました。今日からしばらく我が家で過ごすこととなります。マリ婆の首輪とリードを装着してもらって何故か、ハイテンションのスズ。ナツ爺にしきりに遊びの催促をしています。スズも我が家で春休み!ってとこかな?
2016.04.01
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今日は所用にて宮崎へ。昨日の雨も上がり、気持ちの良い一日となりました。所用を終えてやって来た県庁前にて一枚。楠並木通り周辺を久々に散策してみました。こちらの趣きある建物は宮崎県文書センター。宮崎農工銀行の本店として大正15年に建てられた歴史的な建造物。現在は宮崎県の公文書や歴史的資料の保管とその活用を目的とした施設として機能している様です。県庁の東側に位置する宮崎八幡宮へと足を伸ばしてみました。この日は隣接する八幡保育園にて卒園式が行われており、春の情緒も一層華やかに感じられます。散策もひと段落して今回、御昼にお伺いさせて頂いたのは一心鮨光洋さん。季節の素材も取り入れ趣向を凝らした一品一品を楽しく頂くことができました。味はもとより、お店の雰囲気そしてお店の皆様の心配りなど御噂通りの素敵なお店だと思います。昼食を終えて今日は夕方の所用に合わせて昼過ぎに宮崎を後にしました。今度はまたゆっくりのんびりと宮崎の旅を楽しんでみたいものです。明日は大分展。私もコマリと小旅行を予定しています。タツの分まで楽しんでいこうね、よろしくねコマリ!
2016.03.19
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朝の散歩風景。スタートから白い息を吐きながらグングンスピードに乗っていくナツマリ。今日も外は霜で真っ白。超冷え冷えの一日のスタートとなりました。ここのところ忙しさに感けてしまい、白黒コンビの体もやや重たげでしたが、ここ数日はいい感じで走り込めている様な気もします。心も体もそして被毛も三拍子で満タン状態を目指していきたいものです。こちらは昨日の所用先にて撮った風景。柳川市での所用を終え、八女市へと向かう途中で立ち寄った筑後市の船小屋周辺の風景です。筑後市に入り見えてきたのは「HAWKSベースボールパーク筑後」。プロ野球ソフトバンクホークスのファーム本拠地として今春のオープンに合わせ、急ピッチで工事が進んでいます。クラブハウスや室内練習場は勿論のこと、メインスタジアムの隣には第二球場も整備され、ファームの本拠地としてはかなり充実した施設となりそうです。こうしたハード面とソフトバンクが得意とするソフト面でどんなことがここから発信されていくのかな?今から楽しみが膨らみます。球場から歩いて3分ほどの場所には新幹線停車駅でもある船小屋駅があります。開設された当時は「日本初、公園の中の新幹線駅」といった触れ込みと同時に乗降客数の伸び悩みの問題も取り上げられていましたが、こうした球場の整備や九州芸文館のオープンなど周辺施設の充実に伴って、これから賑やかなものとなることを期待したいものです。芸文館を撮ってみました。矢部川流域の景観を借景にどの角度から撮ってみても絵になる様な気がします。先程も触れましたが、船小屋駅の周囲は筑後広域公園として整備されています。公園の東側には矢部川沿いに含鉄炭酸泉として知られる船小屋温泉郷が広がります。この公園、とにかく広い。市境に整備されていることもありますが、その敷地は筑後市から一部みやま市にまたがっていて面積は192haにも及びます。多目的スポーツゾーンから宿泊施設まで揃っており、芸文館のオープンにより、スポーツのみならず文化振興といった側面も含めて将来、たくさんの人が足を運びたくなる空間として充実していく可能性を持った場所だと思います。再び、本日のナツマリ。今日は空もどんより重い雲に被われ、終日厳しい寒さに見舞われた一日でした。「戦利品を庭に並べてみても、家の中から誰も出てこない・・・、んじゃ、これならどうだ!」といった様子で部屋からベットを持ち出してみたナツ。あいにく今日はみんな大忙し。超退屈そうな面持ちのナツ坊が印象的でした。マリは遠くを眺めながら、いつもの日向ぼっこスペースでお日様が顔を覗かせるのを待ってるのかな?おっ、こちらの視線に気が付いた様子です。ドタバタせわしい日常の中で、こうしたふとしたナツマリの表情に癒されることが多々あります。今を生きるワンコ達との生活を通して、当たり前でありふれた日常への感謝の念を教えられる様な気がしてきます。Let's go to the ballpark ♪ 今年も春の訪れが楽しみです・・・。
2016.01.21
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今回は前回に続き、御手洗紀行の模様をお届けしたいと思います。広島市内を後にして訪れたのは呉市の港町、御手洗地区。呉市街から瀬戸内海に浮かぶ島々を結ぶ安芸灘諸島連絡架橋を渡って御手洗地区のある大崎下島へとやって来ました。御手洗に入り海沿いをさらに進んでいくと千砂子波止が見えてきました。御手洗の町並みを散策してみることにしました。こちらは満舟寺の石垣。加藤清正公が四国攻めにあたって築いたものと伝えられています。路地の佇まいも往時のまま。タイムスリップしたかの様な空間と化しています。御手洗地区は重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて古き良き港町の風情を現在に伝えています。江戸期に中継貿易港として繁栄した御手洗には各地から人やモノが集まり、文化が花開いていきました。町並み散策を通して、そんな往時の息づかいに触れることができそうです。こちらは若胡子屋跡。御手洗にはかつて4軒もの茶屋が存在し、花街を形成するほどだったと言われています。ここは広島藩公認の御手洗最大の茶屋だったそうです。こちらのレトロな建物は乙女座。昭和初期に建てられた劇場で、映画館としても利用されていたそうです。花道や奈落も設置され、二階部分にも桟敷席まで用意されています。一時、選果場となった時期もあった様ですが、地元の方々の想いが叶って2002年に再び劇場として復元され、現在に至っています。こちらは旧金子家住宅。薩長同盟の成立後、倒幕機運の高まりを受けて広島藩も薩長土肥の各藩と連携することとなっていきます。金子邸は倒幕へ向け、広島藩と長州藩との間で御手洗条約が締結された舞台となりました。こちらは新光時計店(松浦時計店)。その創業の歴史は明治期に遡り、日本最古と言われる時計屋さんです。これまで依頼人の思い出の詰まった沢山の時計たちが店主の松浦さんの手によって息を吹き返してきました。その職人の技は「神の手」と称されるほどで、国内外からたくさんの修理の依頼が来ているそうです。時計と向き合う松浦さんの姿を通して職業人とはかくあるべき、そんなことを教えられている様な気がしてきます。風待ち潮待ちの港町と謳われたこの町も近代化にともなう交通機関の急速な発展によってその役割を終えることになっていきます。ただ、瀬戸内海に浮かぶ離島であったことで高度経済成長期に見られた開発の波にのまれることもなく、その歴史的な価値を保ちながら現在に至っている意義は大きいと言えると思います。雨に煙る御手洗の町並み散策も風情があってなかなかのものでした。今回は瀬戸内の海の幸も堪能でき、大満足な瀬戸内紀行となりました。また機会があれば今度は時間をかけてゆっくりと訪れてみたい町です。
2015.12.24
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今回は先日開催された全国展に際して訪れた広島紀行の様子をお届けしたいと思います。この日は早起きして九州を出発。午前中に広島市内へと到着しました。まず、やって来たのは広島城。名古屋城や岡山城と並び日本三大平城と称され、また近世城郭を代表する城でもあると言われています。大天守を正面から一枚。5層からなる複合連結式です。立派なものです。現在の天守閣へ復元される前はこの大天守の東と南に小天守が連なっていたそうです。江戸期の広島城は現存する内堀に加え、中堀そして外堀の三重に堀を廻らせていたと言われています。きっとスケール感満点の城構えだったんでしょうね。天守閣の中にて撮った一枚。城下町広島の武家屋敷や商家を復元した展示スペースが設置されていて当時の人々の暮らしぶりに触れることができます。最上階の展望室へとやって来ました。外はあいにくの雨でしたが、広島の町を一望することができ、なかなかのものでした。表御門と御門橋を撮ってみました。別名を「鯉城」とも呼ばれる広島城。その名の由来は諸説あるようです。ある説によると、天守の黒に由来すると言われ、また堀にたくさんの鯉が泳いでいたことによるといった説もあり、またある説によるとこの辺りが以前、己斐浦(こいのうら)にあたり、「己斐」の読みが「鯉」に通じるという解釈からその名が付いたとも言われているようです。広島東洋カープの球団名はこの鯉城に因んで名付けられてたものです。長きにわたり広く地元のファンに愛されるカープらしい名前の由来の様な気がしますね。広島城を後にしてやって来たのは縮景園。江戸初期に浅野家の別邸として築園された回遊式庭園で国の名勝にも指定されています。園の名称は各地の景勝を聚め、それを縮めて表現したことに由来すると言われていますが、中国杭州の西湖の風景を縮して表現したことに由来するとも言われています。園内では結婚式の写真撮影を行う数組の新郎新婦の姿が見られました。深まる秋の情緒を堪能しながら園路を回遊していきます。濯纓池に浮かぶ島ではアオサギが羽を休めていました。現在では周辺の都市化も進み、新旧のコントラストな光景もずいぶんと見慣れたものとなりつつある様に思えます。街の喧騒を離れて佇む風景は一つ一つが本当に絵になります。こちらはお昼前に訪れた原爆ドーム。核兵器の惨禍を後世へ伝える建築物として20年ほど前にユネスコの世界文化遺産に登録されています。この建物は大正期に広島県物産陳列館としてオープンし、原爆が投下されるまでは広島県産業奨励館と呼ばれていたそうです。第一次世界大戦が終戦を迎えた翌年の1919年には当時、日本軍の捕虜となっていたあのカールユーハイム(菓子職人[ドイツ]、カールユーハイム創業者)もここで日本初のバウムクーヘンの製造販売を行ったんだとか。平和記念公園へと足を伸ばしてみました。原爆の子の像前の広場ではこの日も修学旅行で広島を訪れたたくさんの生徒の皆さんが平和への祈りを捧げていました。時は流れ、戦争を経験した世代の方々の御話を伺う機会も随分少なくなってきました。戦争の記憶は次第に風化していくのかもしれませんが、同じ過ちを繰り返さないためにも、未来へ向かって私たちは考えることを止めてはならない、そんな思いを再確認させられたひと時となりました。次回は御手洗散策の模様をお届けしたいと思います。
2015.12.23
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今日は早起きして地元の日帰り旅行に参加させて頂きました。行先は湯布院。お昼前に到着後、今回もみんなでホテルビュッフェを楽しみました。腹ごしらえも完了して、自由散策へと出発です!この週末にだいぶため込んだカロリーも消化しなければ!(笑)そんなことを考えつつ、いつもより長めにのんびりと歩いてみることにしました。今回は晩秋の情緒を求めて金鱗湖を目指して大分川沿いにコースを取ってみることにしました。まだ雲がかかる由布岳を眺めながら歩を進めていきます。亀の井別荘さんにて撮った一枚。紅葉を愛でる海外の方の姿もずいぶんと見受けられました。苔生す庭園も風情を湛えている様に思えます。ここのところドタバタな日常に追われていましたが、今年もこうして紅葉を目にすることができ、ホント良かった!金鱗湖へとやって来ました。対岸に望む天祖神社へ向かって一枚。これからの季節、金鱗湖では早朝に湖面から霧が立ち込める現象である霧盆を楽しむことができると思います。帰りは駅方面へ向かって湯の坪街道を歩いてみました。この日もすごい人でごった返していました。コンパクトに設計された通りには両袖にいろんなお店が軒を連ねていて、いっそうこうした賑やかな雰囲気を演出しているようにも見えます。ご当地グルメが楽しめるお店もたくさんあります。カロリー消費も忘れて、思わず食べ歩きしてしまいそうです。(笑)今回、最後にやって来たのはノーマン・ロックウェル湯布院美術館。どこかユーモラスで暖かみのある日常的な作風に親しみが持てて個人的に好きです。散策疲れした足腰を休めながら、のんびりソファに座って壁掛けされている絵を一枚ずつ眺めてみるのもそれはそれで良かった!由布岳にかかっていた雲も帰り際には、ずいぶんと晴れてきて、見晴らしもだいぶ良くなってきました。今回の小旅行は日曜日に企画して頂いたこともあり、子供さん連れのご家族からご年配の方々まで賑やかで楽しいものとなりました。世代の垣根を越えて地域の交流を深める有意義な時間を今回も過ごすことができ、ホントに良かったと思います。こうした機会を与えて頂いた地元の皆様に感謝!感謝!の一日となりました。
2015.11.15
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今日は土曜日。午前中の半日オフの時間を使って、長崎道をクルマを走らせていきます。向かう先は長崎の波佐見町。ここのところの忙しさに感けてしまいなかなか足が遠のいてしまっていた陶器めぐりにやって来ました。まずお伺いさせて頂いたのは白山陶器さん。御茶碗など、デザインと使いやすさに惹かれて我が家でも若い頃から長らく愛用させて頂いています。1Fと2Fのフロアにたくさんの商品が陳列され、見ているだけでも楽しい空間と化してます。(こちらは撮影NGのお店ですので店内の写真はございません。)買うものを予め決めていかないと衝動買いしそうです。(笑)続いてお伺いさせて頂いた先はマルヒロさん。伝統的な磁器から超モダンなデザインのものまで幅広い品揃えがなされている印象のお店です。ILLUMSさんでもこちらの商品が取り扱われていたりしていますね。そういう意味では若い方たちにも馴染みの作品を楽しめるお店と言えるかもしれませんね。こちらは店内の写真。アーティスティックな楽しいフロアとなっています。「これって、靴のまま上がって大丈夫か??」一瞬そんな思いに駆られてしまいますが、そんなお客様の気持ちを察するかのように「靴のままお上がり下さい」といった案内書きが店内には掲示されています。店頭では猫がお客様をガラス越しにお迎えしていました。波佐見焼は和のテイストを基調としながらも、意匠性や機能性を現代の仕様に合わせて進化を遂げながら、現在に至っている様に思えます。今度はのんびりゆっくりと町並み散策もかねてまた訪れてみたいものです。今日は午後一の打ち合わせに合わせてお昼前に再び長崎道をUターンして家路へとつきました。帰宅するとニコニコ顔でお出迎えしてくれたナツマリスズ。クンクン匂いをしきりに嗅いでいます「どこに行ってきたの??何か美味しいもの食べた?」3匹の帰宅後のチェックを終えてドタバタと午後の所用先へと出発です!
2015.10.31
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今回は昨日訪れた裏耶馬エリアの風景をお届けしたいと思います。この日は所用にて大分県の玖珠町へとやって来ました。長閑な山あいの農村風景を眺めながら進んでいきます。所用を終えたらとんぼ返りのつもりでしたが、ウィークデー真っ只中というのに外は行楽にはうってつけと思えるほどの良い天気。久々に裏耶馬エリアへと足を伸ばしてみることにしました。(笑)森林浴感満点な山道を抜けると独特な形状の岩々が連なる風景が見えてきました。裏耶馬を代表する景勝地、立羽田の景を撮ってみました。山里ではより一層秋の深まりを感じますね。紅葉シーズンは一段と綺麗に色づいた山々の景色が今年も見頃を迎えそうですね。パノラマビュー的に広がる岩山の足元に広がる農村の風景は四季折々の情緒を湛え、さながら日本の原風景と呼ぶに相応しいものであると思えてきます。帰り道にてかまどヶ岩へと立ち寄ってみました。この日は観光の人の姿もなく、ひっそりとしていました。岩々の狭間を奥へ奥へと進んで大日如来が鎮座する洞窟へとやって来ました。中へと足を踏み入れた途端、突然、照明の点灯音がして内部の視界がクリアになりました。その音が意外に大きくて、TVでよくやってるモニタリングやドッキリかな?とつい思えてしまう程の音の大きさでホント超ビックリでした。(笑)ここは大坂夏の陣に敗れた戦国武将の後藤又兵衛が豊後の地へ落ち延び潜んでいたと言われる洞窟です。一般的な史説では大坂夏の陣にて討死したと伝えられていますが、後世に広く伝わった軍記等により、この豊後の地を始め、各地で生存説が言い伝えられている様です。帰り際に撮った一枚。洞窟の中から外の世界を撮ってみました。言わずもがな又兵衛には遠く及ばない己の胆力の未熟さを痛感したかまどヶ岩訪問となりました。(笑)帰宅して夕方の散歩へ出発前の一枚。さてさて私も白黒コンビと日々是鍛錬です。(笑)
2015.10.07
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朝の散歩前の白黒コンビ。相変わらず寝坊助なマリ。頼りのスズは帰っちゃったし、今朝からまた私がマリの目覚まし役を務めています。(笑)マリの寝起きの悪さにしびれを切らし始めたナツ坊。「オヤジ、出発前にオレともひと遊びしてくれよ」的なリアクションを見せるナツにリードを付けるのもひと苦労です。(笑)こちらは朝の散歩風景。序盤から引き運動で今日も先導役を務めるナツ。坂道もパワー全開でガンガン進んでいきます。昨日の大荒れの天気から一転して今日は朝から気持ちの良い青空が広がりました。帰宅して給水も終えてひと段落した白黒コンビ。ナツはごっそり毛も抜け、現在丸裸状態です。マリも少し遅れて換毛が始まりました。今年の2匹の満タンの頃合いは例年よりちょっと遅めとなるのかな??今回は先週末にお伺いさせて頂いた料理教室での模様をお届けしたいと思います。美味しい料理が頂けるという妻の言葉に乗せられて、やって来たのは朝倉市にあるカフェレストラン薪音さん。この日は料理教室のため、レストランはお休みでした。薪音さんは閑静な住宅街にて営業されてます。開口部が広く取られてある室内からは緑豊かな景色も望むことができ、食事を楽しみたい方にはおススメだと思います。料理教室を行うご自宅へとお伺いすると可愛いトイプードルの女の子?がお出迎えしてくれました。前日の睡眠不足がたたって序盤、睡魔との戦いとなりそうでしたが、手際よく、そしてテンポよく進んでいく先生のご説明のお蔭で楽しく過ごすことができました。ここ最近、忙しさに感けて全く料理から遠ざかっていた私にとっては良い脳トレとなった様な気がします。お客さんがやって来る度に番犬を頑張ってたこの子も料理が進むにつれ、すっかりまったりモードみたいです。ソファやクッションと同化してしまってます。(笑)可愛いものですね。今回は5品目の料理を御教え頂きました。1.燻製ホタテとトマトのそうめんサラダ2.ブロッコリーのポタージュ3.玉ねぎのキッシュ4.イタリアンロールカツレツ5.紅茶のスコーン一見、すごく手が込んでいて高くつきそうなイメージがしそうですが、先生の御話をお伺いしながら誰でも手軽に作れる様な工夫がなされていることにすごく感銘を受けてしまいました。実演頂いた料理を最後にその場で頂いて帰るつもりだったんですが、次の日が鹿児島展だったこともあり、持ち帰りさせて頂くこととしました。味付けは薄目で素材本来の味を堪能でき、冷めてもすごく美味しく頂くことができました。(嬉)今度は薪音さんにて舌鼓!そんな思いを巡らせながら帰途へと着きました。(笑)
2015.10.02
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今日は朝からお出掛けの家族の運転手役として小倉へ。いつも私の我が儘に付き合ってくれる家族に少しは役に立てた一日となったかな??(笑)せっかくなので、待ち時間を使って小倉城を中心にのんびりとブラブラ散策してみることにしました。リバーウォークにて一枚。夏休み仕様にアレンジされた特設広場もお子さん連れのご家族で賑わっています。今日は朝から快晴。日焼け止めを塗って出動しましたが、午前中からスゴイ陽射しです。小倉を流れる紫川にかかる常盤橋へとやって来ました。江戸初期に架けられた橋です。小倉の東西の城下町を結ぶだけでなく、橋の西側は長崎街道の起点となっており、橋の周辺は参勤交代に伴う大名や長崎奉行を始めとする幕府関係者も集まりずいぶんと賑わいを見せていた様です。現在では、東岸から眺める小倉の風景は超近代的なものにすっかり様変わりしています。こうして改めて訪れてみると遠き古の風情を湛える木の橋は未来への架け橋といった解釈もできそうな気がしてきます。昔ながらの町割りの面影を留める町並みを進んでいきます。今回も御城の周りをぐるっと歩いてみました。街路樹が整備された歩道に蝉の声が響いていました。毎日聞く蝉の声も日に日に力強さを増してる様な気がします。北部九州もそろそろ梅雨明け宣言してもいいんじゃないの??って思えてきます。現在、奄美大島を北上中の台風12号がこの九州を過ぎてから例年より随分と遅い梅雨明けとなるのかな?小倉城へとやって来ました。眺める角度や季節によっていろんな顔を見せてくれますね。天守閣前の広場に人だかり。その向こうには特設ステージでご当地アイドルみたいな格好をした女の子達が歌っていました。応援する若い子たちも熱いものがありスゴイ空間と化していました。少し離れた木陰では出番を待ってる風なロックな若者たちも居たりと市民参加型の夏フェスといったとこでしょうね。続いてやって来たのは小倉城庭園。庭園を歩いて奥に佇む書院造りの建物へと足を運んでみました。一番奥の上段の間へとやって来ました。格式の高さを感じさせる本格的な書院造りの間です。細部にわたるまで趣向を凝らした造りとなっていることがうかがえます。庭園の池へ張り出す懸造りの縁側から撮った一枚。小倉城を借景に風情のある眺めです。城下町散策を満喫し終えたところで、家族をお迎えする時間がやって来ました。(笑)ナツマリの待つ我が家へクルマを走らせていきます。帰宅すると「みんな、どこ行っちゃってたんだよ~!」そんな表情で出迎えに来てくれたナツマリ。この後、お待ちかねの白黒コンビと散歩へ。久々にいい汗もかいて今日は良く歩き、良き一日となりました。
2015.07.25
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今回は先日の鹿児島展に際して訪れた鹿児島の旅の模様をお届けしたいと思います。鹿児島展の前日にあたるこの日は午後に鹿児島へと到着。ICを降りて向かった先は仙巌園。久々にやって来ました。仙巌園は江戸期にあたる1658年に薩摩藩19代藩主島津光久によって建てられた島津家の別邸です。どっしりと構える磯山を背景にした佇まいはどの角度から眺めて見てもホント絵になります。昭和33年(1958年)に国の名勝に指定された仙巌園。庭園からは雄大な桜島を望むことができます。この桜島を築山、そして錦江湾を池に見立てた借景は天下の名園と呼ぶに相応しい見ごたえ満点のスケール感があります。散策にももってこいの庭園です。曲水の庭に至る風情のある石段にて一枚。ここは大河ドラマ「篤姫」で瑛太さん演じる若き日の肝付尚五郎(小松帯刀)の鹿児島城下でのシーンが撮影された場所です。ここの曲水の庭は現存する国内の曲水の庭では最大と言われています。ここでは毎年春に上(かみ)から下(しも)へ向かって流れてきた盃が通過する前に詩歌をしたためて詠み、盃を手に取り酒を飲むといった曲水の宴が開催されます。かつて南の玄関口と言われた薩摩藩。至る所で南国情緒が感じられます。こちらはばくちの木。西日本以南に見られます。新緑の頃に樹皮がうろこ状に剥がれ落ち、紅黄色の幹肌が現れます。名前の由来は博打に負けて衣を剥がれることに例えたものと言われています。こちらは曲水の庭の後方に位置する江南竹林。江南竹とは孟宗竹のことで、21代藩主島津吉貴が琉球を通じて2株を取り寄せ、ここに植えたことが日本の孟宗竹の始まりと言われているとのことです。こちらは濾過池。園内の湧水を集め、ここで濾過して御殿などに供給していたそうです。明治40年に建てられたこの建物は国の登録有形文化財に指定されています。こちらは濾過池の前にある迫ン太郎。水の流れを利用した米つき機で玄米を精米するために使われていたと言われています。今回、明治日本の産業革命遺産の登録が決定した仙巌園。薩摩藩における幕末の先進的な工業力は明治期に全国へと波及し、近代日本の基礎となったといっても過言ではないと思います。 新進気鋭の藩風で幕末の日本をリードし、維新の原動力となっていった多くの志士を輩出していった薩摩藩。そんな往時の名残を今に伝える仙巌園。鹿児島を訪れた際にはまた、立ち寄ってみたい場所です。 城山公園へと足を運んでみました。遊歩道も整備されていて天気が良い日は森林浴を楽しみながら散策も楽しめそうです。この日も犬を連れて散歩をしている方をよく見かけました。展望台からは桜島を背景に鹿児島市内を一望できます。日も傾き、お腹も空いてきたところで天文館へとやって来ました。路面電車が走る街。何処かレトロ感もあって好きです。目指した先は六白さん。今回もとんかつが食べたくなりお伺いしました。翌日の鹿児島展での犬友の皆さんの必勝祈願もかねて!?(笑)六白黒豚のヒレ定食を頂きました。サッパリした食感で今回も美味しく頂くことができました。鹿児島黒豚のルーツは今から約400年前に琉球の豚を取り入れたことに遡るそうです。温暖なこの土地の気候風土の中で育まれていった黒豚の中で、より純粋度が高いものを専門家の間で「六白」と呼んでいるんだそうです。その名の由来は鹿児島黒豚として純粋度が高い個体は6箇所の部位(鼻、尻尾、4本の足)に白が出ることによると言われています。六白黒豚と日本犬の純血度についての考え方、どこか共通した考え方もできるような気がします。そんなことを考えながら六白黒豚を堪能した夜となりました。
2015.07.13
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今回は先日訪れた美瑛滞在時にお世話になったお宿一凛さんのご紹介をさせて頂きたいと思います。道道966号線を白金温泉方面へ向かう途中、農道へ1本入った静かな場所に佇むお宿です。到着して掘り炬燵がある和室にてのんびり寛ぎながら、和菓子と宇治茶を頂きました。(嬉)室内も和モダンなセンスにあふれたオーベルジュです。御食事スペースはこちら。一凛さんでは一日3組限定。オーナー様ご夫婦の心のこもったおもてなしが心に染み入ります。御部屋のタイプも和(なごみ)、縁(えにし)、紬(つむぎ)といったコンセプトごとに3つのタイプが用意されています。今回は和(なごみ)にてお世話になることとなりました。壁には珪藻土を使用するなど、自然由来素材で仕上げられた空間は日常を忘れてのんびりしたい方におススメだと思います。部屋の窓からは開放的で整然とした美瑛の畑作の風景が広がっていました。お待ちかねの夕飯の時間がやって来ました。一凛さんではご主人創作の蝦夷会席を頂くことができます。地元の旬な食材を中心に使用し、素材の良さを活かした一品一品でとても美味しく頂くことができました。(嬉)また、盛り付けやお皿など視覚的な美しさも堪能しながら、ゆっくりと時間をかけて食事を楽しんでいきます。長い初夏の日も暮れなずんできたところで窓から望む絵画みたいな景色を撮ってみました。こちらも地元産の増毛(ましげ)シードル。増毛(ぞうもう)ではありません。(笑)増毛産のリンゴの甘みや味わい豊かな天然発酵の炭酸で喉ごしもよく、美味しく頂くことができました。オーナー様ご夫婦に楽しい御話を頂きながら、夜は更けていきます。お風呂については開放的な露天風呂付きのものとオンコの木で作られた木の香りが漂うお風呂の2か所が用意されています。ともに貸切りで利用できます。今回は露天風呂付きの方を利用させて頂きました。この日はあいにくの天気で星は見えませんでしたが、心地良い夜風にあたりながらゆっくりと湯船に身を委ねていると旅の疲れも次第に取れていきそうです。翌朝に頂いた朝食もすごく美味しく頂きました。一凛さんでの御食事は心に残るものとなりました。個人的におススメだと思います!一凛さんは和モダンで洗練されたセンスは勿論のこと、ご夫婦の思いが至る所にちりばめられた本当に素敵な御宿でした。ご夫婦の温かいお人柄に惹かれて再び一凛さんを訪れるお客さんも多いのでは?と思います。今回お世話になり、美瑛を訪れた際にはまた是非、泊まってみたいと思える御宿でした。
2015.07.06
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今回は先日に続き、北海道紀行の模様をお届けしたいと思います。この日は札幌へ・・・中心地の大通公園へとやって来ました。季節の花や木々を眺めながら散歩も楽しめる都会のオアシスといった場所ですね。さっぽろ雪まつりを始め、1年を通じたイベントでも賑わいを見せています。この日はあいにく朝から雨。のんびりと歩いてみたいところでしたが、ちょっと残念・・・。北海道庁旧本庁舎へとやって来ました。文明開化情緒が溢れるレトロ感たっぷりの煉瓦館。現庁舎にバトンタッチするまでの約80年もの間、道政の舞台となった場所です。札幌の中心地はとにかく見どころ満載って感じですね。こちらは観光の顔とも言える時計台。現在の北海道大学の前身にあたる札幌農学校の演武場として建てられたそうです。初代教頭のクラーク博士の構想に基づいたものと言われています。羊ヶ丘展望台にてお約束のクラーク像を撮ってみました。大志とはいかなくとも、いつまでも夢は抱き続けていたいものですね。今回も北の大地の風土と人情に触れることができ、よき旅となりました。
2015.06.29
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今回は名作「北の国から(原作、脚本 倉本聰氏)」の舞台となった富良野の町の風景をお届けしたいと思います。ニングルテラスへとやって来ました。倉本氏プロデュースのクラフトショップで、森の中に15ものログハウスタイプのお店が並んでいます。「北の国から」、「優しい時間」そして「風のガーデン」にも登場した場所でもあります。ここには体長15cmぐらいのニングルと言われる小人たちが住んでいるんだとか。人とニングルの共存のために「大声を立てないでください」といったお願いの看板を目にしました。森林浴でリフレッシュ中のカラダにヒグラシの声が心地よく響いてきます。すっかり倉本ワールドに浸ったところで目指すは麓郷。町の中心地に近いところで何処か見覚えのある建物が見えてきました。地井武男さん演じる中畑のオジサンが経営していた中畑木材発見!「中ちゃん!」五郎さんの呼びかける声が聞こえてきそうです。(笑)幾度となくドラマのワンシーンに登場した麓郷の町を眺めながら、五郎さんの家を目指していきます。ここからは五郎さんたちが暮らした家々をご紹介してみたいと思います。五郎さんの最初の家です。2人の子供(純と蛍)を連れて東京から故郷へ戻り、暮らし始めた家です。この家を初めて目にした時の純と蛍の唖然とした表情が鮮明に脳裏を過ぎります。純「電気が無かったら、暮らせませんよ!」五郎「そんなことはないですよ」純「夜になったらどうするんですか?」五郎「夜になったら寝るんです!」長きにわたり多くの人に愛され続ける壮大なドラマの幕開けを告げる五郎さんと息子純のこの掛け合いを記憶している方も多いと思います。ドラマを見ていた当時は、雄大な北国の自然の中でたくましく成長していく純や蛍の姿が印象的でしたが、年齢を重ねて当時の五郎さんぐらいの世代になってくると、五郎さんも親父として、そして男としての苦悩や葛藤の中で2人の子供とともに成長していたんだなぁ・・・ついそんな感慨に耽ってしまいます。こちらは丸太小屋。ドラマ上は火事で燃えて無くなったことになってしまっていますが、撮影終了後もこうして大切に維持されていました。こちらは五郎さんが石の家を建てる前に暮らしていた家です。この頃は純も蛍も麓郷を出て自立しており、五郎さんは愛犬アキナとこの家で暮らしていました。こちらは雪子おばさんの家。五郎さんが廃棄物を有効利用して作った家です。こちらも同じコンセプトで作られた純とそのお嫁さんとなった結の家。外見同様、室内も遊び心満載の楽しい空間で見ていてホントに楽しいものです。「物がこんなに捨てられていくなら、オイラ拾って来て、生き返らせてやる! だって絶対、失礼じゃねえか? 捨てられっちまうそういう物に それを懸命に作った方々に あんたの親父さんが汗水垂らして作ったものを あんた簡単に捨てられるか?え?」 by 五郎さん森の中の開けた空間に佇む石の家へとやって来ました。念願かなってようやくやって来れました。(嬉)子供たちや孫たちとの再会を楽しみにしながらここで静かに暮らす五郎さんに会えそうな気がしてきます。(笑)富良野岳の過去の火山活動から出た畑の石を有効利用して作り上げたという、こちらもエコな家です。こちらは小野田旅館さん。草太が大喧嘩した飲み屋さんという設定で登場したお店でもありますが、蕎麦屋さんです。この日の昼食はこちらで頂くこととしました。店内の壁にはドラマに出演した方々のサイン入りの色紙やこのお店を訪れた多くの人の名刺等が隙間もないほどにびっしりと貼ってありました。(驚)ソバも手打ちで美味しく頂くことができました。また麓郷を訪れた際には、是非、立ち寄らせて頂きたいと思えるお店でした。今回は完全に倉本ワールドと化してしまっております。(笑)最後に五郎さんが子供たちへ送った言葉を紹介させて頂き、締めくくらせて頂きたいと思います。 遺言 純、 蛍 俺にはお前らに遺してやるものが何もない。 でも、お前らには、うまく言えんが、遺すべき物はもう遺した気がする。 金や品物は何も遺せんが、遺すべき物は、伝えた気がする。 正吉や結ちゃんには、お前らから伝えてくれ。 俺が死んだ後の麓郷は、どんなか? きっと、なんにも変わらないだろうな。 いつもの様に、春、雪が溶け、夏、花が咲いて、畑に人が出る。 いつもの様に、白井の親方が夜遅くまでトラクターを動かし、 いつもの様に、出面さんが働く、 きっと、以前と同じなんだろうな。 オオハンゴウソウの黄色の向こうに、雪子おばさんや、すみえちゃんの家が あって、もしも、お前らがその周辺に、拾ってきた家を建ててくれると嬉しい。 拾ってきた町が、本当に出来る。アスファルトの屑を敷き詰めた広場で、 快や孫達が遊んでたら、うれしい。 金なんか望むな。倖せだけを見ろ。 ここには、何もないが自然だけはある。 自然は、お前らを死なない程度には、充分、毎年食わしてくれる。 自然から頂戴しろ。そして、謙虚に、慎ましく、生きろ。 それが、父さんのお前らへの遺言だ。 黒板 五郎
2015.06.26
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前回の続き・・・早起きしてこの日は青い池へとやって来ました。白樺の道を進んでいきます。前夜の雨で濁ってしまっていないか心配していましたが、眼前に広がる幻想的な光景に思わず息を飲んでしまいそうです。こちらは青い池の源流となっている白髭の滝。湧水が流れ込む落差30mもの瀑布。眠気も吹っ飛びそうな、なかなかの迫力です。朝食を終えて向かった先は四季彩の丘。ゲートをくぐるとロール君とロールちゃんがお出迎えです。(笑)こちらはロールちゃん。ここでも超開放的な光景に足が止まります。我に返り、会いたかったアルパカがいる牧場へと向かいます。いたいた!いろんなカラーのアルパカ達を目の前にしてテンションが上がります。機嫌を損ねて唾攻撃に遭わない様にみんなに均等に餌のキャベツを配給してみました。どの子の好奇心も旺盛の様です。この何処となく牧歌的な風貌にたまらなく愛着を感じてしまいます。被毛もモコモコでなかなかの手触り感でした。アンデスの厳しい自然の中で育まれてきたものなのでしょうね。日本犬の本来的な被毛のあり方についての考え方に通じるものがあるかもしれませんね。続いて美瑛放牧酪農場へやって来ました。牛くんたちを眺めながらのんびりくつろげるカフェもあります。ソフトクリームを頂きましたが、濃厚な風味ですごく美味しかったー。(嬉)美瑛の景色に別れを告げ、富良野へとやって来ました。富良野の町をしばし散策してやって来たのは、カンパーナ六花亭。店内にはイートインスペースもあり、ウッドテラスの前に広がるぶどう畑、そしてその遥か彼方に広がる大雪山連峰を堪能できます。次回は富良野紀行の続きをお届けしたいと思います・・・
2015.06.25
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今回は昨日に続き、北海道紀行の続きをお届けしたいと思います。東川町へと入り、クラフト街道を進んでいきます。やって来たのは北の住まい設計社さん。廃校となった学校跡の静かな場所に工房やショールームそしてベーカリーショップが併設され、雰囲気のある佇まいです。その土地の風土に根ざした家づくりから、インテリア、雑貨に至るまで住まいに関するトータルな提案を展開しています。使い込んでいくほどに味わいが増していく無垢材をベースにした作品が揃ったショールームのコンセプトも北欧的なテイストがふんだんに盛り込まれていたりと個人的に見ていて楽しいものでした。こちらは北瑛小麦の丘さん。こちらも廃校した小学校跡にホテルとレストランが併設されています。こちらでもパンを美味しく頂きました。この日はスケジュールの関係でゆっくりできませんでしたが、レストランから眺める美瑛の風景も堪能しながら今度は食事を楽しんでみたいものです。美瑛の丘陵地帯を縫うように走る色彩豊かなパッチワークの路を進んでいきます。CMでもおなじみになったという木々がこのルートには点在します。こちらはセブンスターの木(向かって左側に見えている木です)。そしてこちらはケンとメリーの木。日産スカイラインのCMに登場した木なのだとか。緩やかな丘陵地帯を下って美瑛市街へとやって来ました。美瑛駅前ロータリーの光景です。しばし街を散策中に一枚。ラベンダーシーズンを前にした時期だからでしょうか?ツアー客の方々以外は人もまばらでのんびり街を歩くことができ、これはこれで楽しむことができました。美瑛市街に別れを告げ次に向かった先はRUSTIC貴妃花さん。この工房では美瑛の丘を表現した木絵や手作りの木製品が独創的な視点から作品化されています。今回は予てより所望していた木絵を見せて頂くためにお伺いさせて頂きました。デッキからは遥か彼方に十勝岳連峰を望む広大なパノラマビューが展開しています。2Fギャラリーにて作品を拝見させて頂きました。暖かい木のぬくもりに包まれた空間で見ているだけで時間が経つのを忘れてしまいそうです。窓から望む北の大地の広大な風景。完全に一枚の絵と化しています。今回、念願かなって美瑛の丘を表現した作品、「木々の丘」を購入させて頂きました。(嬉)木本来の色を活かした無着色の一点ものの木絵です。時間とともにどんな味わいを見せてくれるのかそんな楽しみとともにこれから大切にしていきたいと思います。美瑛の景色を眺めながら向かった先は・・・拓真館さん。こちらもまたまた廃校となった小学校の体育館を改修した建物。美瑛の素晴らしさを世の人々へ伝えた写真家前田真三氏のギャラリーです。美瑛の四季の移ろいを収めた数々の写真が当時はまだ北海道の田舎町に過ぎなかったこの町を毎年多くの人々が訪れる風光明媚な観光地へと生まれ変わらせたと言っても過言ではないと思います。鮮やかな色彩の絵画的な写真に感動しきりです。閉館直前に駆け込んだため、欲を言えばもっと一枚一枚をじっくりと眺めてみたいところでした。ギャラリーを出てしばし白樺の散策コース(白樺の道)をしばしプチ散歩してみました。こちらは拓真館から望む丘陵地帯の風景。初夏の青い麦畑が眼前に広がります。美瑛の風景を堪能しつつ、今後の地域社会のあり方を考えさせられる味わい深い一日となりました。
2015.06.24
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今回は先日ご紹介させて頂きましたレオン君が住む十勝の風景をご紹介したいと思います。十勝が丘公園へとやって来ました。この公園のシンボルとなっているハナック。季節ごとにいろんな顔を見せてくれる花時計です。この公園の展望台からは広大な十勝平野が一望できます。こちらは紫竹ガーデン。1万8千坪もの広大な敷地に季節の花が咲き誇る庭園です。のんびり風を感じながら散策を楽しみたい方にはおすすめの場所かもしれません。この庭園の人気の要因の一つはここの顔でもある紫竹おばあちゃんのキャラそのものであるかもしれません。この日もトレードマークの帽子に花柄のワンピース姿で陽気に四葉のクローバーの歌を歌うおばあちゃんの姿がありました。花を愛でそのお人柄に触れて、緩やかな時間の中で何だか自然とほのぼのとした気持ちにさせられる場所でした。今年から合計8ヶ所のガーデン(もちろん紫竹ガーデンも含まれています)が存在するこの帯広から富良野そして大雪エリアを結ぶ全長約250kmの区間を北海道ガーデン街道と呼んで気候、景観を活かしたガーデンツーリズムとしての観光ルートに指定し、毎年5月末から10月初旬までの期間にて北海道ガーデンショーを開催していく予定とのことです。続いてやって来たのは真鍋庭園。素敵な本格日本庭園を堪能できる空間です。北海道でこんな日本庭園が堪能できるとはちょっとビックリでした。中札内美術村の一角にある相原求一朗美術館にて。北海道の気候風土に魅せられた芸術家は数知れず。こうやって北の大地を散策してみると何だかそうした気持ちが少しは理解できるような気がします。こちらは花畑牧場。ここでは工場見学もできます。牧場スペースには羊やリャマがいました。こちらはリャマ。立ち上がってます。ちょと興奮気味みたいです。唾攻撃に注意!(笑)幸福駅へとやって来ました。広尾線の廃線からはや30年が経ち、駅としての役割は終えていますが、観光スポットとして整備され、今でも往時の輝きを失っていない場所だと思います。駅舎の内外には名刺や定期券がびっしりと貼られています。(驚)この広尾線には幸福駅を始め、縁起の良い名前の駅があったそうです。愛国駅から幸福駅の区間の切符が縁起が良いということで噂が噂を呼び当時、たくさんの人がこの駅を訪れたということです。そうしたブームの中で「愛の国から幸福へ」といった歌まで作られたんだとか。こちらはばんえい競馬。馬たちがパワフルにそりを引きながらそのスピードを競うといった世界でもここだけでしか見ることのできない競馬のスタイルです。私たちがよく目にするサラブレッドと比べ農耕馬としての機能性に優れたがっしりした体型に、この地の開拓の歴史を垣間見ることができるような気がします。幾多の存続の危機を乗り越えながら今日に至っていますが、まだまだ予断を許さない経営状況が続いているとのことです。厳しい北の大地の中ではぐくまれてきた独自の馬文化を後世に伝える貴重な施設としてこれからも残っていって欲しいと思える場所だと思います。先程、触れました紫竹おばあちゃんは63歳からあの庭づくりを始めたそうです。自分が何をやりたいのか?そんな心の声に素直に向き合うことの大切さを教えられている様な気がします。「人生とはいくつになっても楽しいもの」そうおっしゃっていたおばあちゃんの言葉にはたくさんの人生のヒントが詰まっているような気もします。
2015.06.23
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今回は先日訪れた北海道紀行の模様をお届けしたいと思います。空港へ降り立つと想定外の寒さ。それもそのはず、この日十勝地方では季節外れの雪が降ったとのこと。地元の方の御話によるとGWあたりまでは雪が降ることもよくある様ですが、6月に入って雪が降るというのはかなり異例なことでちょっとビックリとのことでした。数日前まで真夏日を観測していた九州からやってきた田舎者にとっても思い出深い旅となりそうな予感が早くも漂います。翌日、最初に向かった先は旭山動物園。開園前にも関わらずゲート前には長蛇の列。ずいぶんと動物園からは足が遠ざかっていましたが、こうして開園を待って並んでいるとちょっとしたワクワク感とどこか懐かしい記憶がオーバーラップした様な感情がこみ上げてきそうです。(楽)まず、向かった先はペンギン館。ペンギンたちが飛んでます。(笑)入り口でみんなこの光景に完全に見とれてしまっていて、完全に足が止まってます。この絵を目の当たりにすると、しょうがないことかもしれないですね。とはいえ、ここに留まってはいられませんので、人垣をかき分けるように先へ先へと進んでいきます。続いてやって来たのはアザラシ館。ここでも水を得た魚状態のアザラシたち。見ていてホント飽きることない光景が広がります。見た目は癒し系のシロクマたち。こちらはヒグマ。こうして見るとやはり凄い迫力。ともに自然の中で遭遇したらひとたまりもなさそうです。アムールトラもいました。こちらはユキヒョウ。モコモコした風貌はどこか可愛らしさを感じます。可愛いと言えばレッサーパンダもいました。偶然、目の前にトコトコとやって来てくれたところで一枚。シロフクロウも上手くカメラに収まってくれてます。笑ってるのかな?それともいつもこんな顔なのかな?今回、楽しみにしていたオオカミの森にやってきました。遺伝子的にも日本犬は他犬種に比べ、狼に近い犬種と言われている様です。そうした意味においても犬のルーツとの言われる狼の生態には興味深いものがあります。あいにく群れはお昼寝タイム中。我が家の白黒コンビもこの時間帯はそうだもんね。狼たちもちょうど、時期的にも換毛期を迎えていて状態はかなり落ちていた様に思えますが、やっぱり剛毛はバリバリで凄かったー。(嬉)こちらはキタキツネ。身のこなしは非常に軽快で、好奇心旺盛な様子。軽い身のこなしと言えば猿たち。ワオキツネザルのこの子も偶然でしょうか?カメラを向けるとこちらへやって来てくれました。軽快な面々が続きます。オラウータンの子供も高いところをヒョイヒョイと渡っていきます。こちらはその子供のお父さん。やっぱり貫禄充分ですね。妻が口ずさむリズムに合わせて合いの手を打ってくれてます。(笑)思いがけずしてセッションが始まり楽しいひと時となりました。サル山ではニホンザルの群れがちょうど子育ての季節を迎えていました。こちらはキリンの元気君。たくさんの見物客がいましたが、こちらの視線に気が付いて悠々とやって来てくれたところで一枚!カバ館を見終えて再び、元気君のところへやって来ると再び、こちらへ歩いて来てくれました。カメラ目線の元気君をもう一枚。(嬉)動物の本質や本来的な機能を日々の管理の中で上手く引き出すといった創意工夫がなされているといった点において旭山動物園は子供のみならず大人も楽しめる動物園だと思います。スタッフの方々の動物たち、そしてこの園に対する愛情がいろんなところにちりばめられているこの雰囲気はこれからもずーっと続いていって欲しいものです。季節的なものもその要因の一部としてあったのかもしれませんが、動物たちの表情や動きが想像していた以上に活き活きとしていたという点においても十分にそれが裏付けられていると感じました。また、資源を有効に利用して園づくりが非常に効率よくなされていると感じました。至る所でモノが満ち溢れ、混沌とした現代社会にあって、旭山動物園のこの取り組みは一つの成功モデルと言えると思います。また、旭川を訪れる機会に恵まれれば是非、足を運んでみたい動物園です。
2015.06.12
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今日は所用にて壱岐へ。所用先へ向かう前に郷ノ浦港から黒崎半島へ向かってクルマを走らせて行きます。ここは風光明媚なポイントが盛りだくさん。車窓からは素敵な景色が流れていきます。向かった先は猿岩。どうみても確かに猿です。毎回訪れる度にこの自然の造形美に感嘆してしまいます。こちらは猿岩の近くの黒崎砲台跡です。太平洋戦争末期に建設され、当時、東洋一の大きさを誇っていたとのことです。一度も機能することなく終戦を迎え、程なくして砲台も解体された様です。血税を投じたハコものと同じ様な気もしてきますが、歴史に学ぶことの大切さを後世に伝える遺構として、時を越えて機能しているといった解釈もできそうですね。所用を終え、郷ノ浦港から高速船で博多港へ戻ってきました。今回は日帰りの強行スケジュールとなりましたが、久々に壱岐の美味しい空気を吸ってリフレッシュな一日となりました。今度はのんびり自然の恵みを満喫しながら、歴史の足跡探索もかねて訪れてみたいものです。今日は帰りにトラに会いに行きました。「お帰り~、どこ行ってたの?」そんな素振りで私の服の匂いをクンクン。情報収集中のトラ。「ん?なんか美味しい魚の匂いがする!」トラ坊も我が家のナツマリも潮の香りはまだ嗅いだことがなかったね。いつか海を見にみんなで出かけて見よっかね。
2015.05.14
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今日は朝から所用にて博多へ。写真は博多駅前(博多口)にて撮った一枚です。こちらも駅前開発が進行中です。郵便局跡には来春の開業に向けて11階建の商業ビルの建設が進んでいます。このビルのテナントの目玉は九州初進出となる丸井。この間、天神にパルコがやって来たと思っていたら、博多駅ビルに阪急がやって来たり、ここ数年で九州の表玄関もずいぶんと様変わりした感があります。次の所用先の久留米へ向かう前に久々にチョコレートショップさんへ足を伸ばしてみました。ここはチョコを中心にいろんな趣向を凝らしたスイーツが勢揃いしてます。名前の通り、チョコ好きの方におススメのお店だと思います。今日は博多の石畳を買って帰ることとしました。(嬉)風味といい口どけ感といい、こちらの名物の一つと言っても過言ではない一品かと思います。半世紀以上にもわたり博多の人たちに愛されてきたというもの頷ける様な気がします。夕方の散歩前にも関わらず、夫婦でぺろりと平らげてしまいました(笑)所用先から戻ると、庭ではすんごいポーズでお出迎えのナツ坊。「ん?、オヤジが帰ってきた!」「よっこらせっと」カロリー消費もかねて、今日はみんなで散歩へ出発です。嵐の前の静けさでしょうか?だいぶ雲が厚くなってきた様です。九州北部は台風6号の接近に伴い、明日の朝から大雨になる様です。明日は早起きしてナツマリの散歩へ出かけることとなりそうです。
2015.05.11
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今朝は朝からみぞれ交じりの雨。都心でこの時期に雪が観測されたのは実に5年ぶりなのだとか。真冬並みの寒さに逆戻りです。予定していた早朝の江の島散歩も止めにして、のんびり鱗亭さんで食事を頂きながら、朝の時間を過ごすこととしました。鱗亭さんを後にして鎌倉~湘南散策へと出発です。鎌倉駅北側の連絡通路で撮った一枚。この寒さは勘弁願いたいものですが、散り際を迎えつつある桜も今日一杯は堪能できそうです。長谷寺へと到着です。境内へ入ると風情のある回遊式庭園に足が止まります。四季折々の色彩豊かな花や木々に囲まれながら参拝できる境内はいつ訪れても趣深いものです。梅雨時期には散策路に咲き誇る紫陽花が見頃を迎えます。現在、大規模補修中の観音堂を参拝して経蔵へと足を運んでみました。建物内には輪蔵という回転式書架があり、その中には一切経(大蔵経)が収められているとのことです。この書架を一回転させることで一切経をすべて読誦した功徳が得られるんだとか。ちょうど今日は運よく輪蔵を回すことができる日で他の参拝客の方に交じってゆっくりと一周してみました。こちらは鎌倉高校前の通りから撮った一枚。漫画スラムダンクでも描かれていた風景と言われてますよね。この駅から見渡す海岸線はホント絵になります。ホームから眺める江の島も雨に煙っていました。見晴らしが良い日は富士山も望むことができます。極楽寺駅へとやって来ました。最近のドラマでも中井貴一さんと小泉今日子さんが主演した「最後から二番目の恋」の舞台となった駅でもありますね。極楽寺の参道を撮ってみました。ひとり気ままに今日は極楽寺から和田塚へと散策ルートを取ってみました。極楽寺坂下へとやって来るとまず、目に止まるのが力餅屋さん。約300年もの歴史を誇る超老舗の御餅屋さんです。無添加で素材にこだわった昔ながらの味がたくさんの人たちに支持されていつも行列のお店です。この日はあいにくお休みでした。更に路地を入って行くと線路向こうには御霊神社が静かに佇んでいます。雨にも負けず、散策ルートを進んでいきます。甘縄神明宮へとやって来ました。鎌倉では最も古い神社だと言われています。雨に濡れながらも参道を彩る桜並木が綺麗で思わず足が止まります。この神社の近くに住んでいた川端康成もこの桜を愛でていたのでしょうか?レトロな建物が混在する街並みを眺めながら歩を進めていきます。こちらは柴崎牛乳本店さん。和田塚駅近くの THE BANK さん。建物は確か昭和4年築だったと思います。その名前の通り、ここはかつて銀行だったそうです。現在はレトロな雰囲気のバーとなっています。先程、触れましたドラマ「最後から二番目の恋」にも登場したお店です。鎌倉へとやって来ました。しばし路地裏探索を楽しんだところで、昼食を知らせる腹時計が鳴り始めます。雨にも関わらず小町通りには今日もたくさんの人・・・。昼食は久々にキャラウェイさんにてカレーを頂くこととしました。雨にも関わらず、今日もお店の前には行列ができています。店内もレトロで落ち着いた雰囲気のお店だと思います。今回はビーフカレーを注文しましたが、ここのご飯のボリュームはやっぱりスゴイです。古都散策後のエネルギー補給にはもってこいですね。女性のお客さんも多く、最近は小ライスを新たにメニューに加え、ライスの量を調整してくれています。今日は夜の所用に合わせて午後に鎌倉を後にしました。雨と寒の戻りに見舞われた散策とはなりましたが、今回も鎌倉・湘南を堪能でき、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。それにしてもよく降りますね、そろそろ春霖明けとなって欲しいものです。
2015.04.08
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今日は朝から早起きして所用にて東京へ。こちらは羽田から都心へと向かう道すがら撮った一枚。どんより雲からはしとしと雨・・・。東京も九州と同じく菜種梅雨状態の様です。都内での所用を終えて新宿駅南口へとやって来ました。若い頃、あっちこっち行ったり来たりでせわしく過ごしていた毎日が脳裏を過ぎります。ちょうど高島屋の北側でも新宿駅新南口開発プロジェクトが進行中で超高層ビルが建設中でした。こうして来て見る度に、現在、東京では湾岸エリアのみならず、都心の至る所で駅前の開発が進んでいる感じがします。この後、藤沢での所用を終え、江ノ電に揺られながら、この日の滞在先となる腰越へと向かいます。ここは鎌倉・湘南エリア好きが高じて、学生の頃からほぼ毎年の様に訪れている場所です。今日は朝から動きっぱなしでバッテリー切れ状態でしたが、途中、江の島で下車して腰越まで歩くことにしました。(笑)駅の入り口にて一枚。関東地方も今日は寒の戻りで、結構、寒かった~。いつもは江の島駅を降りると江の島方面へと南下するところですが、今日は久々に線路沿いにルートを取ります。途中、龍口寺へとやって来ました。ここは鎌倉時代に龍の口刑場があった場所とされています。日蓮上人の受難の地ともされています。その思想が過激であるとして幕府の捉われの身となった日蓮はここで処刑されそうになったということです。龍の口処刑場で刑を逃れたのは日蓮のみだったということです。日蓮の入滅後、直弟子の日法聖人が寺を建立したのがこの龍口寺の始まりとされているそうです。龍口寺を後にして、腰越駅方面へと歩を進めて行きます。江の島~腰越間は路面を江ノ電が走ります。この通り沿いにあるイグル氷菓。昔ながらの製法でアイス・キャンディーを販売しているお店です。この日はあいにくイベント出店のため、お店はお休みでした。散策中にふらっと立ち寄りたくなるお店です。満福寺へとやってきました。源義経ゆかりのお寺です。壇ノ浦の合戦後、義経が兄源頼朝に許しを乞うべく送ったかの腰越状はここで書かれたものだと言われています。最後に小動神社へとやって来ました。この展望スペースから望む江の島の風景はなかなかのものです。日没時に差し掛かっていて江の島に灯がともり始めていました。今夜は秋田屋鱗亭さんにお世話になります。10年ほど前に鱗亭さんで初めてランチを頂いて以来、妻や家族と一緒に幾度となく通っているお店です。お風呂の前に楽しみにしていた夕飯を早速、頂くこととしました。前菜からホント美味しかったです。若い頃から好物のシラスのパスタも頂くことができ満足だったんですが、今回は桜のソースで頂いた魚にもまた感動でした。口の中に広がる風味はちょっと新感覚といった感じです。思わず、目を閉じて頂いてしまいました(傍からすると変なオッサンに見えてたと思います。[笑])鱗亭さんでの御食事は素材の良さはもとより、1品1品に趣向が凝らされていて毎回、食べることそのものが楽しいですね。2年ぶりにお会いするおかみさんもお元気そうで何よりで、いろんな御話ができてホント良かった。(嬉)明日は早起きして湘南~鎌倉散策の予定です。天気は大丈夫かな???
2015.04.07
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「今朝は冷え込みも然程でもないなぁ~」そんなことを考えながら自転車に跨っていましたが、帰宅してしばらくするとあれれ、空から雪が・・・あれよあれよという間に本降り状態に突入です。視界を遮るほどに舞う雪に散歩コースの森も霞んでいます。朝のうちに雪も止んでくれて今日は午前中所用で柳川市へと向かいました。以前もご紹介させて頂いた水郷の町、柳川。いつ訪れても風情があっていいものですね。そして柳川と言えば鰻。昼食は若松屋さんでご馳走になりました。今回は定食を頂きましたが、相変わらずのふっくらした食感で美味しく頂きました。(嬉)どんより雲から落ちてきた朝の吹雪が嘘の様に昼前から天気もすっかり回復しました。いつもの日だまりでまったり中の我が家のちび子。トラや孫、そして銀ちゃんがやって来たりと賑やかな日々が過ぎ去ってちょっと寂しげなのかな?それとも夫婦水いらずの時間を満喫しているのかな?予報によると明日の朝もまたグッと冷え込みそうです。年度末の慌ただしい時期を迎えていらっしゃる方も多いかと思います。体調管理にも気を配りながら、何とか乗り切っていきたいものですね。
2015.03.10
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今回は先日訪れた江戸東京たてもの園のご紹介をさせて頂きたいと思います。小金井公園内の広大な敷地内に平成5年にオープンした江戸東京たてもの園。江戸期から昭和初期にかけての文化的価値が高い建物が園内に30棟展示されています。公園内を進んでいくとビジターセンターが見えてきました。この建物は皇居の旧光華殿を移築したものなのだそうです。(※旧光華殿:1940年(昭和15年)に皇居前広場で行われた紀元2600年記念式典のために仮設された式殿[江戸東京たてもの園パンフより])ジブリの立体建造物展が開催されていました。「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」まで歴代の作品に登場した制作時の資料や建物の立体図が展示されていました。ジブリファンには堪らないラインナップだと思います。当初、開催期間は12/14までとなっていましたが、大好評につき、2015年3月15日まで開催期間が延長されたそうです。古き良き日本建築の建物が並ぶセンターゾーンの一角にある高橋是清邸へとやって来ました。暗殺されたとされる2階の十畳間には高橋是清の写真が展示してありました。孫娘を抱いて優し気に微笑む表情が印象的で戦前を代表する政治家の素顔をほんの少しだけ垣間見ることができた様な気がしました。是清邸の前のベンチでひと休み中に撮った一枚。誰が並べたのでしょう?トトロの仕業かな?(笑)東ゾーンに進んでいくと、明治から昭和初期の下町風情を感じさせるレトロな町並みが見えてきました。路面電車が走る当時の山の手の町の雰囲気が伝わってくるようです。このエリアでは商店や商家が復元されていて建物内に商品の陳列や生活の品々が展示されていて当時の人々の暮らしぶりがうかがえます。このエリアの一番奥にある銭湯、子宝の湯へとやって来ました。当時の東京の建物を代表する銭湯で、寺社や城を思わせるような唐破風の建築様式です。折上格天井を始め、建物内も匠の技の粋を感じる趣向を凝らした造りとなっています。どことなく懐かしい銭湯の雰囲気がいいですね。西ゾーンへと足を運んでみました。このエリア入り口には洋風及び和洋折衷的な建物が並んでいます。デ・ラランデ邸です。元々、平屋建ての洋館だったものを明治43年頃にドイツの建築家ゲオルグ・デ・ラランデが現在の3階建ての建物へと増築したそうです。館内は暖炉あり、開放的なテラスへと続くリビング有りで当時のこの建物の存在感は如何程かと思える佇まいでした。その後、所有者が何度か変わっているそうですが、一時、三島海雲(カルピスの創業者です)も住んでいたと解説されていました。この建物は1999年まで新宿区の信濃町に建っていたものを移築したものだそうです。こちらは前川國男邸です。今回、見学を楽しみにしていた建物です。1942年(昭和17年)に品川区上大崎に建てられた前川邸。和の要素をベースにしながらも西洋建築の要素も多分に含んだ建物となっていると思います。広々としたリビングを吹抜けにして、南側の開口部へ向け広い窓を取るなど現在の家づくりで見られる手法がふんだんにこのコンパクトな家には詰まっていると思います。生活空間の動線も効率的に配置されていたりと合理的な側面を持つ一方で、リビングや各居室など、生活を通じて温かみを感じるような空間設計になっているようにも感じました。半世紀以上も前に、しかも木造建築でこれだけの建物を設計してしまうという点においても先進性の高さを感じました。前川氏はモダニズム建築の旗手として戦後の日本の建築界をリードしたと言われています。また生涯を通じて職能と職業倫理の確立に力を注いだ建築家として評する人も多いようです。本質の理解に努め、あるべき理想を追求していくという姿勢は日本犬保存の道にも通ずるところがあるようにも思えてきますね。
2014.12.27
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今回は先日、所用にて訪れた飯塚での散策の模様をお届けしたいと思います。所用を終え、程近い場所に位置する伊藤伝右衛門邸に立ち寄ってみました。今年はNHK朝の連ドラ「花子とアン」の影響でこの場所も脚光を浴びることとなりましたね。この日はみぞれ交じりの雨も降っていましたが、団体客も含めて、まだまだ見学の方もたくさんいらっしゃいました。見事な長屋門をくぐると邸宅の表玄関へとやって来ました。筑豊の炭鉱王としてその名を広く知られる伊藤伝右衛門。絢爛な応接室からは栄華を極めた当時の様子が偲ばれます。一畳たたみを敷き詰めた廊下に出ました。建築的には勿論のこと、室内も細部までこうした趣向を凝らした当時の日本家屋の粋が凝縮された建物だと思います。東座敷です。庭園が一望できる素敵な部屋です。現地のガイドさんの御話によると、ここは伝右衛門とその妻あき子(柳原白蓮)の寝室として使われていた部屋なのだそうです。建物の内覧を終えて、庭園へ出てみました。約2290坪もの広さを誇る回遊式庭園です。この日本庭園は国指定の名勝となっているそうです。建物や庭園は勿論のこと、室内の天袋に描かれた蝶を始め、芸術性の高さが随所に感じられます。建物の保存状態も良く、文化的価値の高さを感じさせられる邸宅でした。続いて、嘉穂劇場へと足を伸ばしてみました。公演が入っていない日はこうして劇場内の見学もできます。1931年築の木造2階建の建物です。これだけの大きさで木造建築物とはスゴイです。客席にも柱がありません。トラス形式の小屋組みの成せる業なのだそうです。客席から仮花道を通って、順路に沿って劇場内を進んでいきます。ここでは何と奈落まで見学できます。客席のスズランには太陽や月、そしていろんな生き物があしらわれていて興味深いものがありました。今から約10年ほど前には大雨による浸水により、この劇場も大きな被害に見舞われました。劇場存続の危機を救うべく名だたる俳優陣による復旧チャリティイベントが行われたことを記憶されている方も多いかと思います。その後、嘉穂劇場は国の有形文化財に登録されます。先に触れました伊藤伝右衛門邸と嘉穂劇場、ともに筑豊炭鉱の繁栄の歴史を物語る筑豊の代表的なスポットですね。後世に残して欲しい建物です。写真は飯塚市郊外で撮影した巻き上げ機台座です。昭和40年に閉山した三菱飯塚炭鉱の遺構です。炭鉱内に掘削用の資材や人夫を搬入したり、採掘した石炭をトロッコで搬出するのに使われていたそうです。帰り道にて内野宿に立ち寄ってみました。旧長崎街道の宿場町の一つです。現在も往時の白壁の風情が静かに残っています。(今回、訪れた嘉穂劇場に程近い東町アーケードにはかつて飯塚宿がありました。)“人集まる場所に文化の息吹あり”今回はそんな感慨の深い炭鉱の町飯塚の散策となりました。
2014.12.25
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今回は先日、滞在した大町温泉郷の様子をお届けしたいと思います。大町街道を走って大町の市街地へと入ります。更に西へ西へと進むと鹿島川にかかる鹿島大橋が見えてきました。橋を渡り大町温泉郷へ到着です。折角なので周辺を散策してみました。巷は晩秋の頃でしたが、さすがにアルプスの麓町です。肌が痛いくらい寒かったー。九州の田舎者にはこの寒さは堪えます。(笑)温泉郷の入り口にあるカナディアンビレッジモントリーオールです。この時期は閑散としていますが、ログハウスが建ち並びいい雰囲気です。夏場はファミリー層を中心に賑わっているんでしょうね。大町温泉郷を通り過ぎて日向山高原エリアへと足を伸ばしてみました。くろよんホテルの南側に位置するこのエリアは別荘地となっています。シーズンオフの時期ということもあり、こちらも閑散としていました。北アルプスの山々を見ながらのんびり散策中に一枚。空気も美味い、眺めも良い、そんな信州の長閑な景色が広がります。この日の宿は界アルプスさんにお世話になりました。ゆったり寛げる御部屋ですごく快適でした!茶室まで付いていてちょっとびっくりです。建物のエントランス横にはかまどと囲炉裏があり何だが古き良き日本にタイムスリップしたような雰囲気を醸し出していました。外気は夜に向かってこの日もグングン冷え込んでいましたが、囲炉裏の火の暖かさは柔らかくて心地の良いものだと感じます。スタッフの矢口さんから食前のおやつ代わりに囲炉裏でリンゴを焼いて頂きましたが、これがホント美味しかった!宿泊の若いご夫婦も途中から輪に加わり、和やかな雰囲気で囲炉裏を囲んで矢口さんを中心に談笑させて頂き、楽しいひと時となりました。露天風呂は月見酒付きのリンゴ風呂でした。早めに入らせて頂いたお蔭で貸し切り状態でなかなか良かった!食事もご当地の素材を堪能でき、さらに楽しみにしていた雪鍋を頂くことができ大満足でした。食後に餅つき体験を宿泊客の皆さんと楽しませて頂いたりとスタッフの方々の細やかなおもてなしの心遣いが至る所で感じられます。時間が許す限り、もっとゆったりと過ごしたい、そう思えるホテルでした。今回滞在した、大町温泉郷の一角に犬の窪という場所があります。昔々、この辺りに山犬達が住んでいました。山犬たちに子供が生まれるとこの村人たちは赤飯を母犬に届けていました。そんな人間たちに感謝した山犬達は夜道を歩く村人たちを村まで送ってあげていたそうな。そうした経緯からこの辺りを犬の窪と呼ぶ様になったそうです。何だか心温まる話ですね。昨今、餌付けをしたことにより凶暴化した野生動物の問題がいろんな場所でニュースになっています。自然にあるものを尊重し、間合いを心得た先人達のこうした賢明さに学ぶべき点が現代を生きる私たちにも数多くある様に思える今日この頃です。
2014.12.11
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今回は黒部・松本紀行の模様をお送りしたいと思います。黒部アルペンルートの長野側からの入り口となる扇沢駅へ向かって山道を登っていきます。眼前に広がる銀世界にワクワクしながらも、楽しみにしていたアルペンルートからのぞむ山々の見晴らしは大丈夫かな?そんな一抹の不安が過ぎります。スキー客の皆さんと一緒に扇沢駅からトローリーバスで黒部ダムへ。何だか、季節外れな時期にやって来た感が次第に強くなっていきます。(笑)黒部ダムへ到着です。山々にかかっていた厚い雲が切れ始め、陽の光が湖面に注ぎ始めていました。黒部湖周辺の景色をのんびりと楽しむ遊覧船には、シーズンオフに入っていて残念ながらのることはできませんでしたが、しばし、目の前に広がる景色に足が止まります(遊覧船の運航期間は毎年6月から11月上旬となっています)。ケーブルカーで黒部平へとやって来ました。澄み渡った山々の景色を堪能することは残念ながら、叶いませんでしたが、雪のアルペンルートもこれはこれとしてなかなか味わいのある光景を目にすることができたと思います。また、機会があれば今度は富山方面から今度は時間をかけてゆっくりと満喫してみたいものです。雪深い景色に別れを告げ、今度は車で松本へ向かって一気に南下していきます。久々の松本市内へ到着。散策前に腹ごしらえということとなり、松本城前にある「手打ちそば川船」さんにて昼食とすることとしました。信州旅の道中、蕎麦に満足した私は天丼を、最後まで蕎麦を満喫したい妻は山菜蕎麦を頂きました。松本といえば「馬刺し」。前回頂いた際にも感じたことですが、甘い風味の熊本の馬刺しとは違ってサッパリとして食べやすい味です。松本城へとやって来ました。黒を基調とし、別名、烏城と呼ばれる松本城。天守のタイプは複合連結式でこちらの城もいろんな角度からその佇まいを堪能できる御城だと思います。明治維新後、競売にかけられたことや天守が大きく傾いたことにより、城存続の危機を迎えたこともあったといいます。そうした危機を救ってきたのは地元の有志をはじめとする、この土地を愛する人々だったそうです。そうした方達の尽力により、天守保存会が設立され、やがて国宝に指定された経緯をたどっていくと感慨深いものがありますね。何だか、日本犬保存の歴史にも通ずるところが多々ある様にも思えます。旧開智学校を訪ねてみました。松本城から北上していくとまず、開智小学校が見えてきます。この小学校に隣接して旧開智学校は建っています。ちょうど小学校の正門の向こうに旧開智学校が見えます。温故知新の精神が脈々と息づく松本の町。また訪ねてみたい町です。
2014.12.06
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今回は長野・善光寺紀行の模様をお届けしたいと思います。長野市中心部に入り、中央通りを善光寺を目指して進んでいきます。この通りは長野駅から善光寺を一直線で結ぶ目抜き通りとなっていて善光寺の表参道となっています。程なく歩いて行くと広場にやって来ました。オリンピックメモリアルパークです。早いもので長野オリンピックから16年が経ちました。この場所はオリンピック期間中に表彰式会場として賑わった場所だそうです。たくさんの人に夢と感動を与えたこの会場の当時の雰囲気を後世に伝えるためにメモリアルパークとしてこの広場を整備したそうです。悪天候による競技中断後、吹雪の中の日の丸飛行隊の逆転劇が今でも脳裏に鮮明に焼き付いている方も多いのではと思います。表参道商店街を進んでいくとアーケードにやって来ました。平日だったせいか、人もまばらでした。地方の商店街の現状は何処も厳しい様です。善光寺へ向けて緩やかな坂道をのんびりと景観を楽しみながら歩いて行きます。ナツマリとの毎日の散歩で鍛錬されて歩行速度が上がった妻に最近ついて行くのがやっとの私。運動不足を痛感します。(笑)大門交差点を過ぎて善光寺が近づいてきました。ここから善光寺へ向かって道路全面が石畳となっています。両袖に軒を連ねる商店と調和した風情のある町並みを形成してます。さらに参道を進んでいくと宿坊が軒を連ね、その数は39にも及びます。宿坊では精進料理や趣向を凝らした宿坊料理が楽しめるそうです。それぞれの宿坊には住職さんがいて、お朝事など参拝の案内もして頂くこともできることもある様です。また訪れる機会があればゆったりと宿坊体験もしてみたいものです。善光寺の入口である仁王門へやってきました。左右に参拝者を迎えるこちらの仁王像も迫力満点です。参拝客で賑わう仲見世通りを山門を目指して進んで行きます。この牛は?「牛にひかれて善光寺詣り」にちなんだものかな??六地蔵を撮ってみました。仏教の解釈に基づくと現世もまた修行の場なんですね。ついに本堂へと到着です!参拝を終え、ご本尊の周りを巡る「お戒壇巡り」を体験させて頂きました。真っ暗な回廊を歩いて行きます。思わず、携帯のライトに頼ってしまいたい欲望に駆られてしまいます。いろんな雑念を抑えつつ、出だしは慎重に腰を屈め、恐る恐る一歩一歩進んでいきます。だんだんと暗さにも慣れて姿勢も戻り、歩調もスムーズになったかと思いきや壁に体をぶつけてしまったりと何だか「人生とは」といった哲学がこの空間に凝縮されてる様な気がしてきます。いろいろと考えさせられるお戒壇巡りでした。帰りの参道の風景。結婚式を迎えた若い新郎新婦のお二人とご家族の一行とすれ違いました。この日は3組ほどこうしたご一行を目にしました。神前や仏前でこうした厳かな雰囲気の中で式を挙げられる方たちもここ10年ほどの間に良く見かけるようになった様な気もします。念願の善光寺詣でが叶い、この日は大満足な一日となりました。ナツマリとの散歩で足腰を鍛えなければ・・・。(笑)次回は、黒部・松本紀行の模様をお送りしたいと思います。
2014.12.04
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今回は先の全国展に際して訪れた長野紀行の様子をお届けしたいと思います。千曲市から北上して松代へやって来ました。真田十万石の城下町として知られる松代。町の至る所で真田家の家紋「六文銭」を目にすることができます。真田幸村の人生を描いた「真田丸」が2016年のNHK大河ドラマに決定し今後、更に松代の町は脚光を浴びることになりそうですね。真田邸にやってきました。武家屋敷の色彩を留めながらも、江戸後期の御殿建築様式で建物内の至る所に、そして水心秋月亭と呼ばれる庭園に風情を感じます。この頃は信州の町もちょうど紅葉が見頃を迎えていました。写真は真田邸近くで撮ったものです。山寺常山邸の色づいた庭園も印象的でした。海津城へやって来ました。武田信玄公が軍師山本勘助に築城を命じたと言われています。その後の川中島の合戦では越後から進攻してきた上杉軍を迎撃する最前線の拠城として機能したと言われています。信玄公の援軍の到着を待ち籠城策を採った当時の城主高坂弾正の心境は如何に。像山神社です。幕末の思想家、佐久間像山が祀られています。像山の志は吉田松陰を始め、幕末期を駆け抜けた多くの志士たちに受け継がれ、それはやがて維新という大きなうねりを生み出していきます。当時の人々が持っていた、停滞感が漂う時代の空気に抗う強い気概は現代の私たちの中にはまだ息づいているかな?そんなことを考えながら歩を進めていきます。松代大本営跡へとやって来ました。この国が敗色濃厚となった太平洋戦争末期に軍部が本土決戦を覚悟し、皇居、官公庁、そして報道関係施設など天皇制国家を支えるための機関を移転するべく、地下壕の工事を進めていた場所です。完成前に終戦を迎え、この地下壕が使用されることはなかったということですが、見学してみて規模の大きさに改めてビックリさせられます。過去に学び、同じ過ちを繰り返してはならない。そうした思いを再認識させられる場所だったと思います。松代に別れを告げて長野へと向かう途中に川中島古戦場跡(八幡原史跡公園)に立ち寄ってみました。公園内にある八幡社を訪ねてみました。計5回にわたる川中島の合戦のうち4回目の合戦(八幡原の戦い)がこの辺りで繰り広げられたと言われています(実際はここから約2kmほど西方に位置する場所で両軍の最前線がぶつかり激闘を繰り広げたと言われています)。八幡原の戦いはこの合戦の中で最も激しかったとされます。両軍の陣形を解説した看板を眺めながら妄想が膨らみます。(笑)この日も天気に恵まれ、良き散策日和となりました。次回は長野・善光寺紀行の模様をお届けしたいと思います。
2014.12.03
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今回は先日、中国連合展が開催された岩国での散策の様子をお届けしたいと思います。この日はあいにく、雨に降られながらの散策となりました。山口展会場はこの錦帯橋から程近い場所でした。雨に煙る錦帯橋と山上の岩国城。これはこれでなかなか風情があります。錦帯橋を渡る前に城下町をブラブラと散策してみました。現在は殆どが商店街になっているように思いますが、ところどころこうした当時の面影を残す町並みが見られます。城下町散策中に岩国が生んだ女流作家宇野千代さんの含蓄のある言葉をあちらこちらで目にしました。趣味も仕事もそして人生もかくありたいものだなぁ・・・一瞬、そんな思いにかられたのも束の間、目の前のお店の岩国寿司のメニューにハートを奪われてしまいます。(笑)吸い込まれる様に割烹よしだ本店さんへ・・・お目当ての岩国寿司はもちろん、山女魚ソーメンも美味しく頂きました(良い出汁で美味しかったです)。食後の大島みかんまで、周防の味を堪能でき大満足の昼食となりました。(嬉)腹ごしらえも完了して錦帯橋を渡って岩国城を目指します。途中、紅葉谷公園方面へと足を伸ばしてみます。永興寺を訪問させて頂きました。背景の山を借景にした庭園が素敵でした。紅葉が見頃を迎える頃にはもっと味わいの深い風景が見られることでしょうね。境内奥に進んでいくとこちらも山を借景にした枯山水の庭園があり、こちらも風情がありました。雨宿り中の猫に遭遇。どこか穏やかな佇まいに癒されます。洞泉寺へやって来ました。こちらも借景の奥深い山と調和した佇まいに奥ゆかしさを感じます。こちらは吉香公園内で撮影したフユザクラ。こちらも見頃はもう少し先でしょうか?それでも白い花弁は秋雨に映えて見えます。雨の中、吉香神社境内にある錦雲閣を眺めながら、歩を進めていきます。ロープウェーに乗って岩国城へやって来ました。江戸初期の城としては珍しい山城です。展望階から岩国の町並みを撮った一枚。こうして眺めてみるとこの地の人々の生活は古来から錦川とともに育まれてきたことを感じさせられます。錦帯橋周辺の観光を終え、岩国駅前の商店街へと足を伸ばしてみました。地方の街を訪れてみて感じることですが、今春の増税後の景気回復の実感がなかなか伝わってこないように思います。一過性のものなのか?それとも構造的なものなのか?もう少し様子見の状況が続くとは思いますが・・・年末の税率引上げ判断はいかに?折に触れて気になるところです。
2014.11.07
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朝の散歩風景。今朝はいろいろと大忙し。いつもよりハイペースで散歩コースを進んでいきます。今日は午前中、所用で久留米市の通外町へ。早めに用件も済んで久々に近辺をプチ散策してみました。五穀神社へやって来ました。久留米の市街地に位置していますが、この五穀神社と隣接する中央公園の緑豊かでのんびりとした雰囲気は地元の人たちの憩いの場となっています。今日も境内や公園を愛犬を連れて散歩する方たちの姿が多く見られました。石橋を渡って境内へと進んでいきます。橋のたもとで猫がくつろいでいます。歴史を感じる見事な反橋です。この石橋は有形文化財なのだそうです。境内には田中久重翁、井上伝嫗、石橋徳次郎翁、石橋正二郎翁、倉田泰蔵翁、楢橋渡翁といった久留米の先達の胸像が並んでいました。「芸術のまち久留米」として広く知られているように昔から個性豊かな人間性を育む土壌がこの町にはあるのかもしれないですね。久留米では「にやがりもん」という言葉を耳にすることがあります。「にやがる」とは、ふざけるといった意味になると思います。にやがりもんとはいわば、ふざけたやつ、面白いことが好きな人間といった意味だと思います。我が国の明るい未来のためには、こうした「にやがりもん」の力も必要なのかもしれないですね。(笑)にやがりもんと言えば、我が家にも・・・「ん、オヤジ、何か言ったかい?」
2014.10.10
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朝の散歩風景。昨日に続き、今朝も気持ちの良い一日のスタートとなりました。ナツもニコニコ顔でコースを進んでいきます。マリも頑張ってます。気力も体力もようやくいつものマリに戻りつつあるのかな?引き運動の合図に合わせてグングンスピードに乗っていく白黒コンビ。昨日、突然パンが食べたくなり久留米市三潴町にあるふかほり邸内にあるパン屋さん(パン工房じゃぱん)へと足を伸ばしてみました。ふかほり邸さんは築180年ともいわれる旧家を改装した旅館です。緑豊かな庭園と歴史を感じる母屋の雰囲気に趣の深さを感じます。旅館には天然の温泉も付いていて、のんびりとした空間で日常を忘れて骨休めをしたい方にはおすすめかもしれません。食事と温泉を楽しむ日帰りプランもあります。今回の行先はパン工房じゃぱんさん。時計の針も昼近くをさしています。売り切れメニューが出てないかちょっと気にしながらお店へと・・・案の定、数品売り切れが出てました。(残)ここの石窯で焼く天然酵母パンが個人的に好きでたまにパンが食べたくなるとふらっとお伺いしてます。こちらはパッくんとひと遊びした後のナツ。満足げな表情です。そういえば、今夜は中秋の名月。今年はずいぶんと早く巡って来たなぁ~と思っていると、これだけ早く中秋の名月を迎えるのは実に38年ぶりなのだそうです。長雨続きだった西日本の方たちにとっても今宵の月は一層、綺麗に見えているのかもしれないですね。
2014.09.08
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今回は昨日、ご紹介させて頂いた八女久間荘さんにお伺いする前に立ち寄った八女市上陽町にある朧(おぼろ)橋とふるさとわらべ館のご紹介をさせて頂きたいと思います。山道を登りきると棚田が広がる美しい風景の向こうに朧橋が見えてきました。この日は朧橋のたもとにある「ふるさとわらべ館」にて昼食とすることとしました。夏休みということもあってか、雨にもかかわらず、たくさんの子供さんたちが工作体験スペースで楽しむ姿が見られました。お腹が減った私は食事処のおぼろ茶屋へ直行です。今回はおろし蕎麦を頂くこととしました。山の蕎麦は美味です。ここで出てくるそば味噌はなかなか面白い味だと思います。甘めの味噌の風味と蕎麦の実のカリカリ感が何となく癖になりそうな一品だと思います。最後に注文していたおぼろ茶屋名物「茶ちゃまん」が出てきました。抹茶風味の生地がしし肉とシイタケそしてタケノコを包み込んでます。ここに来ると必ず、頼んでしまう一品です。外ではまだ小雨がぱらついていましたが、子猫たちがデッキに出て来て遊んでいます。携帯の電波も入ったり入らなかったりで、のんびりした環境でまったり気分で御昼の時間を過ごすのもなかなかいいものだなと思います。昼食を済ませて八女久間荘さんへ向かいます。いつもは遥か遠くに見える山の端まで雲が降りてきています。ここまで登ってくると空が本当に近く感じます。天空にかかる橋って感じです。ここで眺めるおぼろ月は幽玄さを湛えているでしょうね。日本犬保存会の展覧会で配布されている犬たちの出陳目録を眺めていると犬名に冠名がついている犬達がいることに気が付くことがあると思います。例えば今回、お邪魔させて頂いた八女久間荘さんでは「朧(おぼろ)」という字をあてた犬名を多く目にします(風流な感じがしますよね)。作出犬舎ごとにご当地的な字や地名を当てられたり、作出者の思いが込められた字があてられたりと目録と犬を眺めながら展覧会の雰囲気を味わってみるのも楽しみ方の一つかもしれません(出陳目録は展覧会場の受付にて配布されています[有料だったり無料だったり会場によって異なると思います]。ただ、部数に限りがありますので会場についたら早めに入手しておくことをおすすめします。)。展覧会ではいろんなタイプの犬が登場します。人それぞれ犬の見方も違えば好きなタイプも違いがあったりと、そうした良い意味でのズレがある意味で展覧会という空間を一層、楽しいものにしているのかもしれません。こちらは今朝の散歩時に撮った一枚。実家でひと遊びして満足げなナツマリ。今日も晴れ間が出ていたと思ったら、急に強い雨が降り出したりとよく分からない天気の一日でした。相変わらず庭遊びがお預け状態の白黒コンビ。日中、相当退屈そうに過ごしているようです。「気長に待とうねナツマリ。朝の来ない夜はないしね。」
2014.08.25
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朝の散歩風景。雨上がりの散歩道をナツマリと進んでいきます。毎日少しずつ体力がついて来ているマリ。お腹も泥んこになりながら今日も走り抜けていく白黒コンビです。完全復活までもうちょっと、頑張れマリ!午前中、所用で鳥栖市へ。所用先近くで撮った一枚。轟木町にある日子神社です。長崎街道がこの神社の前をカーブするように走っています。現在では、閑静な住宅街の中を走る抜け道的な道路の様に見えますが、かつてはメインストリートとして賑わっていたんでしょうね。この辺りは江戸時代に宿場町として栄えた場所です。ここには制札場があったんですね。村の人たちや行き交う旅人たちがここで御触書を見ていた光景を想像してしまいます。情報のみならず人やモノそしてお金などその流通のスピードは目まぐるしく進化しました。こうした情報化社会の進展は世の中の変化のスピードが、ますます加速度的になっていく感覚を現代社会にもたらしたように思われます。毎日、時間に追われて途方に暮れそうになったら、また軌道修正して走り出す。そんなバランス感覚を問われながらの毎日の繰り返しといった感じでしょうか?こうした日常にあっては普遍的なものが一層、眩しく見えるのかもしれないですね。今シーズンJ1で快進撃中のサガン鳥栖のホームスタジアム、ベストアメニティスタジアムです。また、何だか雲行きが怪しくなってきました。さっきまで良い天気だったんすが・・・程なくしてやはり雨がダダ降りしてきました。(悲)こちらは鳥栖を後にして久留米を走行中に撮った一枚です。川を挟んで雨雲と晴れ間がコントラストを形成してます。何だか不思議な景色だなぁ~。今日は雨が降ったり晴れたりとよく分からない一日でした。長雨模様のここのところの気候もそろそろ回復してくれるかな?ちょっと期待してしまいます。齢を重ねるにつれて、女の子らしい雰囲気や表情を見せてくれるマリ。今日もカメラ目線でいい顔をしてくれました。(嬉)体育会系なオヤジに愚痴も言わずに毎日、頑張ってついて来てくれるマリに感謝です。(笑)
2014.08.21
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先週から雨続きの九州北部地方。台風の影響とはいえ、しかしホントよく降ります。我が家の男衆もさすがに退屈さを持て余してるように見えます。「何かヒマだな~、体がなまりそうだ・・・」「外でパッくんと遊びたい~」そんなナツトラの声が聞こえてきそうです。断続的に降る雨の合間を縫ってプチ散歩へと出かけるトラ坊。台風が過ぎ去ったら、ナツと親子で久々に自転車運動してみようかな?夕方の散歩風景。途中、メロンちゃんとメロンパパさんに会いました。パパさんと車でお出掛け中のメロンちゃん。ナツマリの気配に気付いたのか、車内で吠えています。いつも、穏やかでナツマリの前では無駄吠えしないメロンちゃん。初めて声を聴いたような気がします。メロンパパさんとしばし御話した後、メロンちゃんに別れを告げてコースを進んでいきます。今日は早めに所用を済ませ、家族で久留米の富松うなぎさんで夕食とすることとしました。ここのところずいぶんと超多忙な毎日が続いていたこともあり、さすがに夏バテ気味の私。今日は定食を頂くこととしました。気分的に定食を注文しましたが、初めて来店される場合は、せいろ蒸しもおすすめだと思います(かなりのアツアツ状態で出てきます。猫舌の方は心して召し上がってください[笑])。そういえば、ここのところウナギの稚魚が不漁続きで、ウナギの価格が高騰していましたが、今年は久々に豊漁だったと聞きます。世界的に途上国の人口増加や経済発展も相俟って海産資源を始め、将来的な食料の確保が懸念されています。マグロが完全養殖化による商品化に成功した事例に続き、鰻好きの人にとっても完全養殖による鰻の商品化が待ち遠しいところですね。美味しい鰻を頂き、英気も養って、また明日からエンジン駆け直してお盆休みまで走っていけそうです。(笑)今日予定されていた筑後川花火大会は雨のため、8/7(木)に延期になったとのことでした。2日後は花火日和になるといいですね。ナツ爺ちゃんとマリ婆ちゃん。家庭内別居状態は本日をもって解除されました。(笑)ナツの修行僧の如き、ストイックな生活も終了です。一匹で寂しげだったナツ。夫婦水入らずの生活が戻って良かったね。
2014.08.05
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今日も朝から気温も高く、湿気ムンムン。梅雨真っ只中といった感じの一日となりました。朝の散歩風景。小雨の中のナツマリとの散歩となりました。体中、泥だらけになってもお構いなしにグングンスピードに乗っていくナツマリ。今日も絶好調の様です!台風が北部九州地方にも近づいてきています。予報では明日の昼頃に最接近するようです。この田舎町でも今日の夕方に避難所が開設されました。無事に過ぎ去ってくれることを願うばかりです。台風の影響でしょうね、外の気温は30℃を超え、真夏日を記録しました。今日の日中のナツマリ。部屋でのんびりと過ごしました。最近はマリがよくパッくんを傍に置いてることが多くなりました。孫のちび子たちに世話を焼くうちに母性に目覚めたのかな?今日は昼前にモモパパさんと一緒にサクラの新しいご家族のご自宅へお伺いさせて頂きました。サクラが来週、新しいご家族のもとへと旅立つこととなりました。今日のサクラとスズ。いつもの様にサクラが飛んできて、スズがそれに続きます。相変わらず、2匹のちび子に手荒い歓迎を受けますが、サクラもスズも甘噛みの加減も上手にできるようになりました。長女のサクラ。こちらは次女のスズ。サクラもスズも、ここまで本当に順調に成長してくれていることが何よりです。モモの頑張りやご家族の皆さんのお力によるとこが大きいです。今日は少ししつけもかねてちび子たちと遊んでみました。時折首を傾げながら私の意図を汲み取ろうとするサクラとスズの仕草が可愛くて、ナツマリやモモトラリンの小さい頃の記憶に重なるところも多く感じます。モモパパさんとお昼をご一緒させて頂き、大木町にある土俵うどんさんへお伺いさせて頂きました。最近はうどんというとこちらで頂くことが多いです。今回はキノコ天うどんを注文しました。天ぷらも出汁も美味しく頂き、満足な御昼のひと時となりました。今日は空気も澄んでいて遠くの山々の眺めもよく見えます。脊振山にかかる雲。台風の影響でしょうか、雲の流れも今日は早いみたいです。今日も夕方前に突然、ザーッと雨が降り出しました。台風の訪れを知らせるようなまとまった雨でした。夕方の散歩風景。日中、部屋で過ごして退屈気味だったナツマリ。嬉しそうです。「今夜あたりから、風も強まるかな?予報を見ながら必要な備えをしないと・・・」道行くご近所さんとそんな話をしながらの夕方の散歩となりました。
2014.07.09
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朝の散歩へ出発前のナツマリ。相変わらず、寝坊助なマリを今日もナツが起こしてます。なかなか起きないマリ。半ば呆れ気味な表情でナツが私を見つめます。私に助け舟を求めてるのかな?ダラ子なマリ婆ちゃん。こんな姿は孫のちび子たちにはとてもとても見せられないね、ナツ(笑)ようやく朝の散歩へ出発しました。今にも雨が落ちてきそうな空模様です。コースも後半に入り、いつもよりかなりのハイペースで家路を急ぎます。何とか家に帰り着いてしばらくすると雨が降り出しました。朝食を終えたナツマリのもとへ今日もトラが会いに来てくれました。少々の雨はものともしないトラ坊。今日もニコニコ顔で登場です。御母ちゃんのマリに今日も思う存分甘えて帰っていきました。今日は久々にまとまった雨となりました。午前中の所用を終え、遅めの昼食を取ることとしました。やって来たのは大砲ラーメン昇和亭。今回もいつものように昔ラーメンを注文しました。昇和亭さんの昔ラーメンは格別です。こってり系の久留米ラーメン好きの方にはおすすめかもしれません。時間もだいぶ押していましたが替え玉まで頂き、満足な昼食のひと時となりました(嬉)。ナツと行く梅雨時の散歩風景の一枚。こうした作付前の田んぼが鏡みたいに見せる水面と空の長閑な表情、いいなと思います。
2014.06.26
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今日はいつもより早起きして草刈と除草剤の散布を行いました(展覧会のとき以来の早起きかな?)。この時期の草の伸びはすさまじいものがありますね。「のんびりした気分で梅雨時を過ごすために・・・」なんてちょっと気合いを入れての早朝の作業となりました。朝の散歩へ出発前のナツマリ。作業に思いのほか時間を要したため、待ちくたびれた様子です。「オヤジ、おっせーよー」って感じのナツ。重装備して戻った私に「どこ行ってたの?」って感じでこちらを見るマリ。朝の散歩時に撮った一枚。雲仙の普賢岳です。天気がいい日にこうして普賢岳が見えると何だか嬉しい気分になります。都内などで富士山が見えた時の感覚に似てると思います。昨日に続き、空気が澄んでいて遠くまで眺めが良く気持ちの良い朝の散歩となりました。朝食後、いつもの様にトラ坊やがやって来ました。妻に会うと何だかよく分からないような声で喜びを爆発させるトラ。2歳の誕生日が近づいてきたトラ坊。ナツ譲りのやんちゃ坊主ぶりはまだまだ、しばらくおさまりそうにありません(笑)ナツマリに別れを告げ、散歩コースへと戻っていきました。トラの姿が見えなくなるまで見送る父と母。午後は所用で久留米市内へ。ラーメンが食べたくなり、沖食堂さんで遅い昼食を取ることとしました。創業は1955年ですので、久留米市内でもかなりの老舗になると思います。大衆的な雰囲気も好きで、若い頃から友人や家族と度々、足を運んだお店です。ラーメンを注文しました。チャーシューも相変わらず美味しかったです。スープはどちらかといえば、あっさりとしていて、昔ながらの懐かしい感じの味だと思います。久々に沖食堂さんの味を堪能させて頂き、所用先へと向かいました。こちらは日中のナツマリ。相変わらず、ナツはパッくんに夢中です。そんな旦那の代わりに番犬役をこなすマリ。たまにこうして2匹を見ていると多頭飼いの楽しさを感じることがあります。頑張る子とサボる子で役割分担ができているようです。人間の社会とどこか似ているような気がしますね(笑)。ナツとマリそしてパッくん。先日までの連日の真夏日が嘘の様に、今日も一日を通して過ごしやすい一日でした。明日も、日中の気温は24℃前後、天気は曇り。一日を通じて過ごしやすくなりそうです。
2014.06.05
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梅雨入り2日目。紫陽花も見頃を迎えています。どことなく気持ちが浮かない梅雨時期ではありますが、こうして季節の花を見ていると、いろんなものにそれぞれの意味や役割があるものだということをあらためて教えられてる様な気がしてきます。朝の散歩中のナツマリ。今日も昨日に続き、涼しさを感じる朝の散歩となりました。今日は午後、所用で太宰府へ行きました。太宰府といえば梅ヶ枝餅!所用を終え、小山田茶店さんへ。次の予定まで少し時間がありましたので久々に焼きたてを店内で頂くことにしました。かなり熱々でしたが、餅の表面のパリパリ感がたまりません!小豆餡とお茶の相性もやっぱりいいです。持ち帰り分を焼いて頂いている間、美味しく完食させて頂きました(嬉)店内にサムライブルーのフラッグを発見!市内のあちらこちらでこの青いフラッグが見られました。太宰府市でもすでにW杯モードに入ってるみたいですね。このフラッグには3本足のカラスがあしらわれています。日本代表のユニフォームにもデザインされている八咫烏(ヤタガラス)です。日本サッカー協会のシンボルマークになっています。八咫烏は本来、熊野三山の信仰の象徴と考えられています。雨上がりの夕方の風景。今日は遠くの山々までよく見えます。雨の浄化作用はすごいですね。pm2.5であれだけ淀んでいた空がこんなに澄んでいます。自然の力に畏敬の念さえ覚えます。今日は日本代表がW杯に向けてコスタリカ代表と強化試合を行いました。結果は3-1で見事勝利!試合見たかった~。課題はあるものの、本番へ向けて視界良好の様ですね。いよいよ開催まであと10日。初戦のコートジボワール戦は6/15日 午前10:00です。TVの前で代表の応援を楽しみたいと思います。
2014.06.03
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前回の松江に続いて今回は出雲の旅をお届けしたいと思います。昨年、60年に一度の式年遷宮を迎えた出雲大社。昨年参拝させて頂いた伊勢神宮とともに、参拝させて頂きたいと思っていた場所です。今回の旅の目的地です。早起きして出雲大社へ出発。大鳥居が見えてきました。大鳥居をくぐり神門通りへ。通りの両脇に参拝者を出迎えるように立ち並ぶ商店と松の木の佇まいに目をひかれます。車を降りて二の鳥居へやって来ました。松の参道を進んでいくと大国主大神と因幡の白うさぎ像が見えてきました。幼少の頃から聞いた神話のくだりを思い出します。本殿へ到着。現在の本殿の高さは約24mとのことですが、かつては約48mもの高さを有したと言われています。先人の知恵と当時の建築技術の粋を結集した大社造りとして知られる工法でこうした大規模な木造建築物が存在したということにただ驚嘆すると同時に悠久の歴史が今に伝える古代ロマンを感じます。いつもの作法で思わず、参拝しそうになりますが、出雲大社では「2礼、4拍手、1礼」。本殿の西の神楽殿へと進んでいきます。鏡池の佇まいと藤の美しさが調和した風景です。神楽殿での参拝後に撮った一枚。大しめ縄に思わずため息が出ます。帰りの参道で撮った一枚。幸魂・奇魂を拝む大国主神の像です。出雲大社の参拝を終え、旧大社駅へ立ち寄りました。出雲詣で賑わっていた当時の構内の雰囲気を今に伝える建物だと思います。お昼前に立久恵峡へ立ち寄りました。九州でいう耶馬溪的な自然美を思わせる峡谷だと思います。不老橋を渡って散策ルートを楽しむこともできるようです。こちらは、今日のナツマリ。留守番をしてくれた家族とナツマリに感謝です。福岡では明日から博多どんたくです。GWも後半に入りました。連休中は時間が過ぎるのも早いものですね。
2014.05.02
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今日から5月。今年もはや3分の1が過ぎました。今回は先日、ぶらりと行ってみた松江と出雲への紀行をお届けしたいと思います。かなりまとまった雨に降られながらの道中でしたが、松江市内に入るころにはタイミングよく雨も上がり、観光にはちょうど良い気候となりました。ICを下りて程なく進んでいくと宍道湖が眼前に広がります。湖畔の町の雰囲気も素敵です。時間が許すことならぶらりと逍遥してみたい気分にかられます。車を降りて城下町散策に出発。堀川めぐりの遊覧船が往来しています。城下町の風情と自然を感じながら、小一時間ほどかけてゆったりと回ります。武家屋敷を通って時折、お城を眺めながら城下町をぐるりと歩いて行きます。松江城へやってきました。月照寺へ行ってみました。松江藩松平氏の菩提寺でもあります。大亀の石像を撮ってみました。月照寺はアジサイ寺としても有名です。先に立ち寄った小泉八雲旧宅の北庭と同じくここでも、蛙が心地よい声で鳴いていました。先人達が句にしたため、その情景を詠んだ理由が何となく理解できそうな本当にいい声です。宍道湖を眺めながら松江を後にし、出雲へと向かいました。鰐淵寺へ行ってみました。駐車場からお寺まで若干距離がありましたが、川のせせらぎを聞きながらの森林浴を満喫できるルートでなかなか良かったです。弁慶が修行したお寺としても有名です。さらに奥へ進み、蔵王堂とその上から流れ落ちる浮浪の滝へ到着。弁慶もこの滝に打たれて修行をしたと言われています。なかなか神秘的な光景です。この後、日御碕灯台へと向かいました。今日は夕日は望めなかったものの、日本海を望むこの景色は雄大です。駐車場から灯台へと向かう道すがらイカやサザエを網焼きする良いにおいについつい誘われてしまいます。夕食までそんなに時間も空いていませんでしたが、まの商店さんにてヒラマサの海鮮丼を頂くことにしました。刺身が新鮮そのものですごく美味しかったです!また酢の物や御吸い物もおいしく頂きました。ナツマリはちゃんと御留守番してくれてるかな何てことを妻と話ながらこの後、出雲市内へと向かいました。こちらは今日のナツマリ。パッくんを返して欲しいナツ。今日もナツはなかなかマリには頭が上がらない様子です(笑)
2014.05.01
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今日は朝早くから所用で島原へと向かいました。天気が良い日には、いつも遠くに見える普賢岳。近くで見るとやはり雄大です。今日は所用先へ午前中に到着予定でしたが。急遽、先方の都合により午後へ予定変更。午前中は久々に島原観光を楽しむことにしました。白土湖です。ちょうど、GWの観光シーズン前だからでしょうか、湖や周辺の整備を業者さんが行っていました。江戸期の普賢岳の噴火による地殻変動でこの地に水が湧き白土湖になったとういう話を以前、聞いたことがあります。鯉の泳ぐまちへと足を運んでみました。石畳の通路脇を流れる水路に鯉が泳いでます。白土湖からの湧水を引いた水路です。四明荘の庭園。和の薫り漂う家屋と庭園ですが、湧水の池が透明でどこか神秘的な感じを覚えます。新緑に映えるカエデをはじめとするの木々もホント綺麗です。毎回、この町を訪れる度にこうした町並みの美しさを満喫するのと同時に普賢岳とともに生きる島原や雲仙の人たちの力強さを感じさせられます。城下町の風情を堪能しつつ散策していると、軒先でわんこが日向ぼっこしています。今日は、日向ぼっこしたり昼寝にはもってこいの良い天気です。ナツマリも今頃は昼寝中かな・・・何て思いながら歩を進めていきます。島原城へやって来ました。御城の周りをぐるっと回ってみました。御城めぐりが好きでついついこうして散歩がてらいろんな角度から御城観察してしまいます。昼食に姫松屋さんへ。具雑煮という気分のときはここで食事とさせて頂いてます。鶏肉の油も具材によく絡んで、個人的にすっきりした味付けで食べやすいと思います。中心地の商店街の風景。マイカー社会化した地方都市の現状を考えると仕方がないことかもしれませんが、町の中心部が空洞化し、このようにシャッターが降りたままのテナントも多く、行き交う人もまばらな光景が私が住んでいる福岡の田舎町でもよく見られます。高齢化が進む地方の町にとっても、子どもの頃よく目にした商店街の賑わいも味があってなかなかいいものだと思いますが、何処もなかなか現状は厳しいようです。武家屋敷の風景。しばし散策し、所用先へと向かいました。こちらは御留守番のナツ坊。ん、呼んでる?俺?しょうがないな~よっこらせっとん~思わず、あくびがでるぅ~。ちと暑いけど、今日もいい天気🎵ナツ的には、こんな感じでしょうか(笑)明日も日中はよく晴れ、ナツマリにとっては良き昼寝日和となりそうです。
2014.04.09
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今日は地元の日帰り旅行に参加させて頂きました。行先は日田市の豆田地区。昨夜は知人との会食で深夜の帰宅、朝はいつもより早く雨の中をナツマリの散歩と体力的にさすがに堪える一日のスタートとなりました。豆田観光の前にランチで入った木の花ガルデン。昼食前に直売所や物産館でお買い物タイムです。今回も参加者の7~8割が女性の方で、その購買力はホント凄いなと思います。この状況の中での我々男性陣の存在はホント霞んで見えます(笑)。政府が掲げる積極的な女性人材登用を推進していくといった方向性も頷けるような気がします。バイキング形式での会食を済ませて、豆田地区へ。自由行動の前に花見川を渡って薫長酒造さんへお酒の試飲と酒造見学へ一同向かいました。古く江戸時代から続く伝統と歴史を今に伝える建物です。このエリアの顔の一つでしょうね。こうした酒蔵の見学もできます。整然と並ぶ桶やこの歴史ある建物を支えるひと際大きな梁が目を引きます。豆田の町並みを堪能しながらの散策。午前中、よく降った雨も上がり楽しく町歩きができました。老舗のお店が数多く存在する中で、景観に即した店構えで営業する現代風のお店も垣間見られました。センスや個性を感じる店先や店内など見ているだけでも楽しいものです。町並みを一周して薫長酒造さんへ戻ってきました。帰りの集合時間まで少し時間がありましたので、併設スペースのカフェでアイスクリームを注文してみました。私は吟醸アイス、妻はブルーベリーアイスにしてみました。道中、行きも帰りも山田SAで買い物とトイレ休憩となりました。噂の「林檎と葡萄の樹」のアップルパイを求めて店内へ(下りの山田SAで取扱いしてます)。SAを特集したとあるローカル番組で取り上げられてたのをぼんやりと覚えてはいましたが、妻や周りの女性陣はこうした情報はより確実にインプットしてます。お腹一杯でも美味しいものは別腹ということをよく聞くことがありますが、納得です(笑)。山田SA(上り)で撮った一枚。もう、見ごろといってもよいかと思えるほど、綺麗に花がついてます。思わず立ち止まってズームでもう一枚とってみました。今回、日頃、仲良くさせて頂いている方々や初めて御話をさせて頂いた方々とも楽しいひと時を過ごさせて頂いた旅行となりました。さきの震災以降、地域社会とのかかわり方などが見直されつつあると思います。今回参加させて頂いた企画もそうした意味で地域コミニティの今後のあり方を考えていく良い機会となったのではと思えるものでした(今後、さらに世代の垣根を越えた交流がさらに深まっていくといいなと思います)。夕方の散歩風景。明日、明後日といったん天気は回復しそうです。ここ数日の暖かさだと地元の桜の見ごろも今週末あたりになるかも、なんて事を考えながらの夕方のナツマリの散歩となりました。
2014.03.26
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朝の散歩風景。今日は朝一番で所用先へ。夕方までスケジュールびっしりの一日です。いつもより早めにナツマリの散歩へ出発しました。一瞬、小雨がぱらつきましたが何とかまともに雨に降られることもなく帰宅できました。散歩後のナツマリ。ナツはよく水を飲みます。マリは夏場の散歩後ぐらいしか散歩後の給水をしません。ちなみに3匹のちびまろ達もモモとリンはよく水を飲む一方でトラ坊はあまり飲まないような気がします。娘二匹は御父ちゃんに、息子は御母ちゃんに似たのかもと思ったりします。午前中の所用を終え、御昼は久留米市のラーメン屋さん(来雷軒さん)へ入りました。予てより、数人の友人から美味しいとの話を聞いていたお店です。特製ラーメンを注文してみました。スープはやわらかくさっぱりした昔ながらの豚骨ベースで個人的に好みの味でした。生卵に焼き豚のボリュームも満点で最後まで美味しく食べることができました。午後の所用先の浮羽への道すがら、耳納連山を撮影。晴れ渡った耳納の山々の景色もさることながら、今日のこの眼前の景色には幽玄さを覚えます。草野の町並みを眺めながら目的地へと車を走らせていきます。。こちらは専念寺。専念寺の向かいにある須佐能蓑神社。楼門や社殿など趣深さが自然と伝わって来るようです。こうした古社寺や町並みの持つ風情は、かつてこの地の城主だった草野氏をはじめとするこの土地の歴史の深さによるものなのかもしれないですね。田主丸町の石垣神社です。道沿いに続く石灯籠にいざなわれる様に進んでいくと参道の入り口が見えてきます。こちらの楼門もまた立派なものです。このルートは季節ごとの果物の販売や隠れ家的なカフェや食事処も結構楽しめるエリアではないかと思います。最近は、なかなか時間をかけてゆっくり散策する時間もありませんが、近いうちにまた行ってみたいと思える場所の一つです。浮羽での所用を終えてふらりと立ち寄った吉井町の町並み。このルートもたまに通りますが、風情ある白壁の町並みがホントにいい感じです。ナツマリを連れて散歩してみたいと一瞬思ったりしますが、田舎育ちでマナーが全くといっていいほどなっていない2匹なだけにやっぱ止めといたほうがいいかな・・・何て思い直したりしてしまします(笑)吉井の白壁の町並みの入り口となる巨勢川の上をたくさんの鯉のぼりの鯉が泳いでいました。今年も端午の節句が間もなくやって来ますね。ついこないだ桃の節句だったような気がしますが・・・夜、帰宅前にトラに会いに行きました。こちらも、まだまだ換毛中です。明日から3連休。天気は午後から回復しそうです。
2014.03.20
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朝の散歩前のナツマリ。ナツは部屋からボールを持ち出して、いつもの様に抱え込んでます。散歩前にひと遊びしたそうな顔です。小雨のちらつく中での朝の散歩となりました。帰宅後のナツマリは昨日に続き、今日も泥が跳ねてお腹がまっ黒状態でした。今日も庭先にカチカラスがやって来ました。写真はこちらの視線に気づいて隣の畑に降り立ったところを撮影したものです。今日はつがいでなく1羽でやって来ました。連れ合いは巣作り中でしょうか?今日はホワイトデー。午前中の所用を終えて、ロールケーキを求めて八女市のエスカルゴさんへ・・・いろんなスイーツのお店の中で個人的に気に入ってるケーキ屋さんです。今回は、今が旬の苺のロールとスタンダードなコーヒーゼリーロールにしました。夜中の地震はビックリでした。残務を終えて熟睡しかかった時に襲ってきた大きな揺れでした。震度3以上を観測したエリアも本州の北陸や中部地方から九州南部までかなり、広範囲に及んだみたいですね。こうした地震や昨今の異常気象など、自然の猛威の前には人間の存在は時に儚いものに思えることもありますが、できることから災害への備えとしていく意識を日頃より持っていなければと痛感させられます。
2014.03.14
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