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水曜日の担当は、坂田博昭です。 北海道の「地域」をめぐって、そこに根ざす競馬のありようを探る旅も、いよいよ一応最後の訪問地に到達します。ホッカイドウ競馬の場外発売所全15箇所の最後の訪問は、このまちです。 町の名前はどなたでもお聞きになったことがあるでしょう。 でも、どんな場所? 観光では、あまり訪れることのない場所ですよね…。 まずはぐるり苫小牧を巡ってみることにしましょう。 北海道の玄関口・新千歳空港は千歳市の端、苫小牧市との境近くにあります。 車を少し走らせると、苫小牧市の東部。 競馬ファンの皆さん方におなじみのスポットと言えば… わかりづらいですけど… ノーザンホースパーク 空港から車で15分ぐらいと至近にあることから、観光地としての人気も高まる一方。 緑につつまれた中で馬の姿を見たり触れあえたりするのは、やはり北海道らしさという意味でもいいですよね。北海道に来たならば、まずここを訪れてから本格的な各地観光へ、という流れもあると思います。 苫小牧の市街に向かって車を走らせると、やはり空港から15分ぐらいの場所にあるのがここ。 ウトナイ湖 ラムサール条約登録湿地 これまでに260種以上の野鳥が観測されているという、日本屈指の渡り鳥の中継地として知られています。 羽を休める白鳥たち 突如としてバサバサと音を立てて飛び立つ水鳥の群れ 空をおおうように飛び立っていくその様はまさに壮観 更に車を進めていくと、太平洋に突き当たります。 苫小牧と言えば、巨大な港湾のまちとしても知られていますよね。 勇払地区の港湾施設。 冬が近づくと、陽が落ちる時刻も早い…。 戦後まもなく、この場所への港の構築の動きが起こり、鉱工業の発展と物流の伸長によって大きくなっていった苫小牧の港。内航物流量では日本一、総量においても5本の指に入る巨大な港湾。北海道だけでなく、日本の戦後の発展を支えたのがこの苫小牧の港と言っても、言い過ぎではないでしょう。 王子製紙苫小牧工場 1910年にこの場所で操業を開始し、このまちの経済を支えてきました。 工場の周囲には団地、そしてこのような城下町 産業が息づくまちには、ひとの生活の薫りがします ひとびとが活動していることの証 苫小牧市役所 苫小牧市は、人口およそ17万4千。 工業や港を中心とした物流を中心として発展し、戦後ずっと増え続けてきた人口も、近年は頭打ちとなり、平成25年からは僅かですが減少に転じています。 それでも北海道有数の人口規模を誇る苫小牧市は、北海道中南部の中心都市としての位置づけを保ちながらいまに至っています。 ひとびとの生活の拠点となるようなエリアは広範にわたっていますが、商業圏としては市役所や駅、上記のような工場の周辺からロードサイドに移っていくという地域の都市によくある流れは、この苫小牧でも変わりません。 物流の拠点でもある苫小牧ですから、道路に沿って新興の商業地域が出来ていくのも自然な流れかと。 北海道最大のショッピングセンター イオンモール苫小牧 国道36号線沿い、市役所や駅などかつての「中心部」から車で15分ぐらい離れた場所にあります。 海外のショッピングモールを思わせる巨大な施設、バラエティに富んだテナント ここに来れば日用品から海外のブランド品に至るまで、何でも揃う感じ。 地域にとっては「夢のような場所」とも言えます。 日高に出入りするようになって私も感じるようになったのですが… 何でも揃うこの場所は、地域に住む人々にとっては本当に貴重な存在。 私も門別競馬場近くの在所から車を30分少々運転してこの場所に赴き、買い物や食事をすることもしばしばです。 それこそ休みの日には一日中ショッピングやその他のエンタテインメントで楽しむことが出来るこうした場所が、地域の新たな「核」となっていったのも自然の成り行き。 こうした「核」が出来上がっていくことで、人の住まいもかつての中心地近くから移っていきます。 ひとびとが新たに住まう地域は市の東部の沼ノ端地区へと広がって行き、このまちの様相は変化していきました。 そんな苫小牧市にある、競馬の場外発売所Aiba苫小牧 近隣の様子も含めて、また次回探っていくことにしましょう。
2016年11月30日

火曜日担当の太田です。 徐々に冷え込みが厳しくなってきている帯広です。十勝の陸別町では先週真冬日もあったようで、とうとう冬本番です。帯広競馬場走路にも26日(土)からヒーティングが入り、砂障害が撤去。冬競馬がスタートしました。ロータリーハロー掛けも実施。月曜日はプラス5度ぐらいまで気温が上がり、水分以上に時計のかかる馬場でした。 27日(日)をもってベテラン尾ケ瀬馨騎手が引退。最終日は多くのファンが最後の雄姿を見に来ていました。ご家族も競馬場に駆け付け、息子さんから花束が贈られました。父の尾ケ瀬富雄調教師からも激励の言葉を掛けられ、最後は恒例の胴上げ!! セレモニー後は、ファンの皆さんと交流 息子さんとも記念撮影。 多くのファンが応援する中、最後のレースは見事人気にこたえて有終の美を飾りました。20693戦2066勝。素晴らしい成績です。デビュー当時から注目が集まり、数々の賞を受賞。ファンの皆さんに惜しまれながらの引退となりました。 (主催者提供) ラストランはお子さんたちの協賛。表彰式は多くのファンが詰めかけ、労いの言葉がたくさん飛んでいました。 「今後については春までゆっくりして、それから考えていきます。」とのこと。引退を決意するにあたりいろいろな想いがあったと思います。奥様が亡くなり、家族を札幌に残していることも要因の一つでしょう。これからはいちばんえいファンとして外から応援していきますとお話でした。これから第二の人生がまた素晴らしいものでありますようお祈り申し上げます。24年間本当にお疲れ様でした。 27日(日)のメイン競走は4歳以上選抜重賞『第7回 ドリームエイジカップ BG3』でした。重賞連勝中「フジダイビクトリー」が1番人気、4歳馬「センゴクエース」、近走好調7歳馬「ニシキエーカン」が人気を集めておりました。 当日朝方まで雪が降っていましたが、午後になり晴れわたり、馬場水分は2.4%の発表。 レースは5歳馬「キサラキク」「カイシンゲキ」が果敢に先行。第2障害先頭で越えてきた「キサラキク」、「コウシュハウンカイ」「カイシンゲキ」と続き、最初に第2障害仕掛けた「ホクショウユウキ」、「ニシキエーカン」「フジダイビクトリー」「センゴクエース」と次々にクリア。粘る「キサラキク」に「コウシュハウンカイ」「カイシンゲキ」さらには「ニシキエーカン」が切れ味を生かして差をつめていきますが、最後までリードを保った「キサラキク」が逃げ切り勝ち。2着争いはきわどくなり、「コウシュハウンカイ」と「カイシンゲキ」の写真判定の結果「カイシンゲキ」が僅かに2着という結果でした。(主催者提供) 阿部武臣騎手は「朝まで雪が降っていたので馬場状況も考えて先行していこうと思っていました。軽い馬場状況も味方してくれ、ハンデもあったので自分のペースで道中進むことができ、展開を作っていくことができました。気持ちよく障害を越えることができ、下りてからも歩く馬なので差されないよう追いました。いいレースができたと思います。」とコメント。 金田勇調教師は「普段は温厚な馬ですが、最近テンションが高くなってきてやる気を見せてくれていました。今日はハンデも優遇されていたのでひょっとしたらと思っていたので勝ててとても嬉しいです。道中の運びは信頼している騎手、本当にうまく乗ってくれました。今後も体調さえよければいいパフォーマンスを見せてくれると思います。牝馬頂点を目指していきたい。」とお話しくださいました。(主催者提供) 朝方の雪、馬場状況、ハンデ差も考えて果敢に先行していった「キサラキク」。その作戦が見事にはまった勝利でした。道中もさることながら、障害を下りてかもしぶとさがあり、「キサラキク」らしいパフォーマンスを久しぶりに見た気がします。昨年も5歳馬の勝利。終わって見れば5歳馬2頭のワンツー。古馬重賞としては軽量のレースで若手でも十分チャンスがあり、このレース7回中5歳馬は3度目の勝利となりました。また、このレース牝馬の勝利は史上初。今年1月の天馬賞でも牝馬初の勝利を手にしている「キサラキク」。歴史に残る牝馬となりそうです。まだ若いので気負わず調整していきますと金田師。牝馬頂点へ向かっていくそうですが、その先は、男馬たちと対等に渡り歩く馬になってほしいですね。牝馬頂点決戦は来年1月22日BG2ヒロインズカップです。ぜひご注目ください。また、古馬重賞はいよいよか佳境に入っていきます。次回は来年1月2日BG1帯広記念です。ばんえい記念に次ぐ高重量戦。必見です。 さて、次回は12月4日(日)3歳牝馬の重賞「第41回 ばんえいオークス BG1」が行われます。前出の「キサラキク」もこのレースを制しています。注目は、夏から10連勝でここに駒を進めてきました「ラッセルクイン」。その「ラッセルクイン」に前走苦杯をなめた「ヒカルナナヒメ」の巻き返しも十分あります。黒ユリ賞2着「タナボタチャン」、黒ユリ賞で1番人気だった「グレースゴールド」も侮れません。ここにきて力をつけてきている「スギヤマ」など、どの馬が勝っても重賞初制覇となりそうです。12月4日(日)「第41回 ばんえいオークス BG1」19時05分スタート。ぜひご参加ください。 帯広競馬場では、26日(土)、27日(日)に「がんばれ競馬応援フェア~素敵なステーキまつりin ばんえい~」が行われ、ステーキや、ヨーグルト、チーズなどが振舞われました。 美味しい匂いが競馬場に充満。よだれが止まらない、お腹がグーグーなる2日間でした。 さて、次週12月4日も十勝の食が大集合。イベントが行われます。 先着でつきたてのお餅も食べることができますし、その他抽選会、ビンゴ大会なども行う予定です。 また、12月3日から12月29日まで帯広競馬場来場ポイントカードサービスを行います。スタンプの数によってばんえいオリジナルグッズなどの景品をプレゼント。ぜひゲットしてください。多くの皆さんのご来場をお待ちしております。
2016年11月29日

ミツオーです。初めて「お客さまの中に、お医者さまか看護師さまはいらっしゃいますでしょうか?」という放送を聞きました。さて、わたくし先週は笠松競馬の実況を担当しました。先週の笠松競馬は「笠松グランプリシリーズ」。開催メインの地方全国交流重賞・第12回笠松グランプリは、木曜日(24日)におこなわれました。すでによこてんさんが書いてくださったとおり、勝ったのは、岩手から参戦のラブバレット。昨年を上回る好時計は、レコードタイム!見事な連覇となりました。昨年1分25秒1→今年1分23秒6 という時計について、菅原勲調教師も、「去年も時計速いなと思ったんですけど、まさか去年より時計を出すとは」と驚いた様子。「よほどここの馬場がこの馬に合ってるんでしょうね」とおっしゃっていました。よこてんさんも書いているとおり、ラブバレットは9月11日以来の実戦で、レース間隔が少しあきましたが、「地元のレースでも休み明けでも走っていますし、しっかり乗り込んでもらっていましたので心配はしていませんでした」と菅原師。「年間通じていい状態を保つのは難しいことです。夏明けの、ちょうど今くらいの時期がこの馬にはいいみたいなんですけど、そこにこの笠松グランプリがありますので。来年もできれば来たいと思っています」早くも3連覇を…との声が出たレース後のインタビューでしたが、菅原師も3年連続参戦の意向を口にされました。(↑写真提供:主催者)終わったばかりで気の早いことではありますが、オグリキャップ記念を連覇し今年も好走を見せたリワードレブロン陣営が、同様に「また来るよ」と言っていたのを思い出しました。奇しくも同じ笠松で、地方全国交流重賞で。遠く離れた地区の所属馬が「笠松、得意なんだよな」と思い、そして実際に参戦していい走りを見せてくれるのは、なんとも面白い。こういう馬の存在こそが、わたしが「地方全国交流重賞がもっと数多く、笠松グランプリと同じくらい魅力的な条件(1着賞金1000万円)で、各地でおこなわれればいいのに」と思う理由のひとつです。ラブバレット 山本聡哉騎手の話「いろんな所に遠征に行って、こうした場にも動じない精神力がつきましたし、ホントに成長していると思います。どんな展開でも対応はできると思ったんですが、できればオヤコダカを向こう正面か4角で離すようなカタチにしたかった。馬の状態もよかったので、思い通りにいきました。去年のこのレースのときと同じくらいの、すごくいい仕上がりでした。ピークをうまく続けてる感じですね。今日走った感じだと、馬格も490キロ・480キロっていうより、今日くらい(474キロ 前走比マイナス12キロ)シャープに仕上がってるほうがいい走りができるのかなと思います」逃げるラブバレットを終始マークするように2番手からレースをすすめたオヤコダカですが、短距離戦が久々だったことが影響したか、勝負どころでやや置かれるカタチとなり、2着。(オヤコダカ 写真↑提供:主催者)それでも従来のレコードに0秒1差のタイムで駆けていますから、戦前に云々された距離適性不安は完全に払拭したと言っていいでしょう。ラブバレットの山本聡哉騎手がオヤコダカを評して、「思ったよりついてきたっていうか、やっぱりあっちもスピードのある馬だなあと。前走2000メートルから今回1400で対応してくる、すごい馬だなと思いました」と話してくれましたが、わたしもオヤコダカについて山本騎手と同じような印象を受けました。短距離への適性はどうなのか?という不安は、終わってみればまるで杞憂でした。久々の短距離戦でもこれだけのパフォーマンスを見せられる能力は見事の一言です。が、今回の勝者・ラブバレットをはじめ、地方のこの距離はスペシャリストが数多くいる路線です。何と言っても地方競馬では、1周競馬の1400メートル戦が最も数多くおこなわれているのですから、この条件が得意な強い馬が多くて当たり前と言えます。もしもオヤコダカが今後、この路線での活躍を企図しているのであれば、そうしたスペシャリストたち・ほとんど常に1周の1400メートル戦ばかり走っている馬たちとの経験値の差をどう埋めるか、考えなくてはいけないかもしれません。オヤコダカが今後、どういった路線を歩むのか。興味のつきないところです。今回開催初日には、期間限定騎乗騎手の紹介式がおこなわれました。ホッカイドウ競馬の水野翔騎手です。騎乗期間は、1月13日まで。「笹野厩舎の兄弟子の藤原(幹生)さんに誘いの言葉をかけていただいて、笠松にくることになりました。門別とは違って小回りでコーナーがきつくて、直線も短かくてレースの展開も違うので、刺激をうけられて勉強になります。門別はコーナーが比較的ゆるくて乗りやすいのですが、笠松は気をつけて乗らないとけっこう振られますし、直線も短いので仕掛けどころを考えないと届かなかったりすると思うので、難しいかなと思います。まずはいっぱい馬に乗せてもらえるようがんばります。目標は、お客さまに信頼してもらえる騎手になることです」笠松競馬で期間限定騎乗をおこなっている騎手は、これで2人となりました。大井の高橋昭平騎手、そして水野翔騎手は教養センターの同期。「宿舎で同じ部屋に寝てます」(←コワいモノが出るとイヤだから)と言うんですが…。仲良しの同期、切磋琢磨していい騎乗をたくさん見せてください。3日目(23日・祝)には、前開催の4日目(10日)に地方競馬通算500勝を達成した田口輝彦調教師の表彰式がおこなわれました。田口輝彦調教師は、1965年生まれ。2002年4月デビュー。第49回ダイオライト記念、第13回オグリキャップ記念をミツアキタービンで制覇。ほか、エンシェント、ティアマット、ミツアキタービンで東海ゴールドカップ3勝を誇る笠松の名伯楽です。田口輝彦師といえば、何と言ってもミツアキタービン。「何するにも賢く、常に進化していった。使うたびに強くなって、これまでに見たことのない馬でしたね。フェブラリーSでは直線、先頭で入ってきて、結果4着だったんですけど、その走りを見て『これは全国で活躍できるかな』と思いました。船橋のダイオライト記念には期待して行きましたし、いい結果を残せて本当にうれしかったです。地方競馬・笠松競馬の一番くるしいときを見てきていますが、そのときから比べると、今は廃止の話題も出なくなりましたし明るい話題が少しでも増えてきて、われわれもがんばろうという気持ちになりますね」ご自身もおっしゃっていましたが、もう一度、ミツアキタービンのような全国で活躍できる名馬を出してほしいと思います。今回の開催では、古谷剛彦さんと津田麻莉奈さんによる、笠松グランプリ予想トークショーが23日(祝日)におこなわれ、地元専門紙エースの記者・竹中嘉康さんをまじえての予想トークに、ファンのみなさんもじっくり聞き入っていました。楽天競馬協賛競走も実施され、優勝馬の手綱をとった山下雅之騎手も津田さんとツーショットで笑顔。注目の重賞レースもあり、祝日もあり、イベントありで盛りだくさんの先週の笠松競馬開催でした。笠松競馬の年内開催は残り2つ。12月5・7~9日の4日間12月27~31日の5日間です。2016年ラストスパートの笠松競馬にたくさんご来場ください。月曜日から金曜日まで(21~25日)笠松競馬の実況を担当したわたくし。そのまま東海地方に滞在しまして、昨日(27日 日曜)はウインズ名古屋でトークイベントの進行役をつとめました。ゲストは、今中慎二さんです!!!!と、個人的に盛り上がってしまうのは、わたしが中日ドラゴンズファンだからです。今中投手といえば、90年代最高の左腕ですよ(同時期につい先ごろ引退したばかりのレジェンドもおられたわけですが。今考えるとなんとぜいたくな時代だったんだろう)。今中慎二さんに、現役時代のこと・引退後の解説者や指導者としての活動のこと・19年ぶりの最下位にしずんでしまった中日ドラゴンズのことなど、たっぷり語っていただきました。中でも、90年代の中日を語る上で最大(にして最悪)のトピック、94年の10・8について、落合博満さんが今中慎二さんに何をどう言って、それがどう影響してあの日の痛打となったかとか、星野仙一監督時代に唯一叱られなかった選手が誰だったかとか、そうした話には集まったドラファンのみなさん、興味深げに聞き入っておられました。いろいろバタバタしてしまって、今中さんとの記念撮影をすることができず…あとでイベント主催の方からステージの写真をいただくことになっています。楽しみに待つことにします。わたくし、これまで幾人かのプロ野球関係者とお仕事をご一緒したことがありましたが、中日ドラゴンズ関係者は初めて。何というか、念願かなった感じでして、ステージも一生懸命つとめましたし目いっぱい楽しませていただきました。ありがとうございました。ちなみに、来月13日には、今度は金沢競馬場で、池山隆寛さんとご一緒することになっています。こちらも楽しみです。お近くの方は、ぜひご来場ください。
2016年11月28日

日曜日担当の高橋華代子です。 野球ファンには有名な居酒屋さん、四谷三丁目にある「あぶさん」に行ってきました。 お店の中は野球ファンにとってはお宝的なものがたくさん展示↓テーブルにもこんな感じで飾られています。 我らが東北楽天ゴールデンイーグルスのも↓ 今回幹事だったのが、船橋競馬場の岩﨑(品田)真樹調教師補佐。北関東競馬の元騎手としても知られていますね。以前の記事。↓熱烈な広島カープファンですからね。優勝記念のユニフォーム着用。靴下まで(^-^)さすがは幹事さん、徹底していらっしゃる。乾杯のご発声は(^-^)、今年日本一になった日本ハムファイターズファンの船橋競馬場・伊藤厩務員↓ 日ハムのユニフォームって、めちゃ強そうに見えると盛り上がりました。実際にも強いし(^-^) 西村栄喜騎手は地元九州のソフトバンクファンですね。優勝をしたときの記念ユニフォームを着用↓ 日ハム、広島、ソフトバンク、すげ~と圧倒されてしまいました。 ダメだ、ダメだ。ダメだ。圧倒されちゃダメだ(笑)。 わたしはもちろん東北楽天ゴールデンイーグルスファンとしてお声がかかりましたので参戦してまいりました。 応援のときはユニフォームは着たことがないので、たまたま持っていたこちらを着用。↓品田幹事が南関4場のプロ野球12球団ファンを集めた飲み会だったのですが、オリックスファンが見つからなかったそうで。。。どなたかオリックスファンはいませんか???いつも競馬を仕事にしている人たちなのに、競馬の話しがほとんど出ないで、野球の話しばかりというのがとてもすごい(^-^; わたしは野球初心者だから濃い話しはほとんどわからなかったんですが、仕事の話しが出なかったことがとても新鮮でで楽しかったです。最後に下位球団の皆さんと「来シーズンは3位を目指しましょう」と称え合い、思うことはみんな一緒だなと(笑)。クライマックスに出場してドキドキしたい。いえいえ、我らが東北楽天ゴールデンイーグルスが優勝して、わたしもこの飲み会で乾杯のご挨拶をしたい(笑)。「またオープン戦前に同じメンバーで集まりましょう」と誓い合い(笑)、楽しく帰途につきました。ということで、南関関係者でオリックスファンを探しているようなのですがいらっしゃいませんか?
2016年11月27日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 ファン投票&記者選抜レース『園田金盃』が来週の木曜日、12月1日に行われます! えっ!?もう12月かいな!!とびっくりしてしまいます…。 あとひと月で今年も終わりやねんなぁ…。 となると、園田の年代表馬争いも大詰めを迎えることになります。 この『園田金盃』でその争いに決着がつくのか!? お見逃し無いようよろしくお願いします♪出走予定馬・ファン投票上位馬(得票順)エーシンクリアー(今年重賞2勝)バズーカ サウスウインド(同3勝)エンドオブジアーズレッドダニエルアクロマティック(同3勝)ダイナミックグロウマークスマン・記者選抜メジャープレゼンスアドマイヤロイヤル 今年に重賞勝ちがある3頭が人気の中心になりそうです。 それでも、意外に波乱になることが多いのがこのレースの特徴。 1870mで行われるようになって8年目になりますが、過去7年で1番人気馬が勝ったのはオオエライジン(2013年)ただ一頭。 そのオオエライジンですら、前年に断然人気を誇りながら、7番人気のニシノイーグルに敗れています。 昨年は22万馬券と大波乱で終わっているだけに、一筋縄ではいかないレース。 まずは、どの馬が1番人気になるかも重要。そのあたりがレースにも影響を及ぼしそう…。 12月1日『園田金盃』をお見逃しなく!! なお、当日はSKNフラッシュから、志築杏里ちゃんが登場します♪〓Weeklyトピックス〓★道営ローズジュレップ快勝!~兵庫JG~ 詳細は『チャージアドバンス』で書いていますのでご覧ください。 レース結果はコチラ>>> ちなみに、チャージアドバンスのいまのクローズアップ記事は、先日亡くなったマコーリーの追悼記事です。 先月は、諏訪調教師が取り上げられていました(バックナンバーでご覧いただけます)。そして来月は、中田貴士騎手が取り上げられますので、お楽しみに♪ それにしても、川原騎手の手綱さばきは見事や♪ 次走の『全日本2歳優駿(Jpn1)』のコンビ続行が即決まったのも頷ける、陣営にとっては大満足の騎乗だったでしょう! 勝っても派手なガッツポーズなどはなく、こともなげに勝たせたように見せるベテランの業。さすがとしか言いようがありません。 また、ホッカイドウ勢の強さも改めて認識されられました。 『兵庫ジュニアグランプリ』は今年からJRAの枠が5頭に増えましたが、やはり2歳のこの時期のダートグレードレースは、地方勢にもチャンスがある。中でもデビューが早く、キャリアが豊富なホッカイドウ勢が当然地方の旗頭となるわけです。 これに負けず、地元馬も奮起してもらいたい。地の利もあるわけですから、いつかは栄光を掴んでもらいたい。★ナンネッタがしばらく休養… デビューから2戦2勝で重賞『園田プリンセスカップ』を制したナンネッタ(牝2・吉行龍穂厩舎)は、しばらく休養に入ることになりました…。 来週の30日に出走予定ではありましたが、前走後から少し不安があった脚元に、どうやら剥離骨折が見つかったようです。 管理する吉行調教師は「手術せなあかんし、まぁしゃーないですわ」と割とあっけらかんと応えてくれましたが、心中は決して穏やかではないと想像します。ぼくとしても楽しみにしていただけに残念です…。 キッチリ治して、無事に帰って来ることを心待ちにしましょう! それから「アグネスの冠で、2歳馬が3頭入ってくるんやけど、結構楽しみやで」とこちらは本当に明るいトーン。 今後の同世代の重賞レースで中心的存在になりうるのか、どうぞご注目ください!★トーコーヴィーナスがクイーン賞へ 同じく吉行厩舎のトーコーヴィーナス(牝4・吉行龍穂厩舎)は、12月7日『クイーン賞(Jpn3)』(船橋1800m)に勇躍挑戦です! 今回は田中学騎手が騎乗してレースに臨むことになるようです。 相手なりに走ってしまうところがあり、地元でよもやの敗戦を喫してしまった同馬。 相手なりということは、今回出走の強い相手には、合わせるように強いレースをしてくれることなのでしょう! ダートグレード好走の同馬も、園田金盃組と同じく年代表馬候補。 果たして結末は!?★あしたは浜松でイベント♪ あしたの11月27日(日)は、今年3度目のエクセル浜松さんでのイベントです♪ 今回のゲストは名古屋競馬の木之前葵騎手♪ こりゃ楽しみだ(^O^) 詳しい内容はコチラ>>> 実は木之前騎手は、スポーツ報知で地方競馬女性騎手によるG1リレー予想に参加中。 ちょうど今回が担当レースで、どうやらゴールドアクターで勝負のようです! 予想の詳細は、ぜひとも(お近くの方は)浜松までお越しいただいてお確かめください♪ ぼくはまだ悩んでる…。どの馬にうなぎを食わせもらおうか悩んでる…。◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 来週はいろいろあって、ほぼ写真だけの投稿にします!と宣言しておきます♪
2016年11月26日

金曜日は古谷が担当します。 タイトルの意味がわかる方は、年代が僕と前後だと思いますが、「元祖天才バカボンの春」という歌があり、その歌詞の中に「41歳の春だから~」という部分があります。今日、めでたく(この年だと何とも…)41歳の誕生日を迎えました。そう、バカボンのパパと同い年になりました。(2013年の岩手での誕生祝い。店の聞き間違いで「ふるやしきさん」のケーキが出来上がり、この時から、岩手で誕生日会をして頂く時に「ふるやしき」で定着しました) 41歳になり、何か抱負を考えると…特に出てきません(-_-;) とはいえ、今年は初めての海外を経験しました。3泊4日の韓国は、新鮮な気持ちで競馬を見ることができたことと、未知の場所で改めて人のつながりの大切さを感じ取りました。一人で何ができる訳でもなく、今まで競馬の世界でここまでやれてきたのも、多くの方々の支えがあってのことに他ありません。 この年なのに、競馬を36年も見ていることは、同い年の中では他の人にはない財産だと思っています。常にジャパンカップが誕生日の前後になるG1ですが、思えばジャパンカップがない時も経験しているんです(*_*) ジャパンカップは、そういった意味では自分にとって、日本の競馬の転換期であり、ジャパンカップこそ、日本競馬のレベルを見る上で非常に重要なレースに位置付けられます。世界のジョンヘンリーが来た第2回、凱旋門賞馬の初出走となったトニービンの第8回は特に、心躍る自分がいました。そんなジャパンカップも、今年で36回目。「36回目のジャパンカップなんで、サブローで締めたいですね」とは、浦和記念を制した武豊騎手が、その後のインタビューに答えたコメントでした。記者たちを和まし、常に競馬を取り上げてもらおう(と思っているかは決して定かではありませんが…)という姿勢には、頭が下がる思いとともに、いつまでも応援したいという気持ちを持たせてくれる、本当に尊敬できる方です。今年のジャパンカップ、天気には恵まれない可能性が高い中、思い切った印を打ちました。それは、グリーンチャンネル「KEIBAコンシェルジュ」をご覧頂き、ご確認して頂ければ幸いです。 さらに今週、月曜日に発売された「週刊東洋経済」が競馬特集でした。その中で、2つの原稿を書かせて頂き、色んな方から反響を頂いています。どちらも第2特集なので、さほど目立たない記事かと思いましたが、そもそも雑誌を見て競馬、競馬、競馬の内容に僕自身も驚いてしまいました。こうした形で、競馬が取り上げられることは、大変意義深いと思います。より多くの方に競馬の楽しさ、奥深さを知って頂く機会になればいいですね。 さて、浦和記念で連覇を目指したハッピースプリント。昨年のフェブラリーS以来となる吉原騎手とのコンビで、地方馬最先着となる3着に好走しました。(パドックのハッピースプリント) 1週前に吉原騎手が跨った際、直線での反応が今一つで、併せ馬で先着は果たしたものの、クラシックを戦い抜いた時のグングン加速していく様子が見られませんでした。まだ、重苦しさを感じたと、正直に森下師に伝えていた吉原騎手でしたが、本追い切りを挟んで乗った今回、「まだクラシックの頃の雰囲気はないものの、1週前とは全然違いました。2週間でここまで変化するとは正直思わなかったし、完調とは言えない状況でも昨年以上にメンバーが揃った中央勢を相手に3着に来たことは、改めてハッピーの実力を思い知ることができました」と驚いていました。さらに細かく聞くと、「東京大賞典で、砂を被す形で中団からの競馬をしましたが、その頃は多少嫌がる素振りを見せ、エンジンの掛かりが遅かったんですが、今回は砂を被っても全く怯まず、向正面から反応して外から追い上げていくことができました。その時の手応えは良かっただけに、復調の兆しは見られたと思います」と、話していました。そして、「ハッピーにまた騎乗することができたのが、すごく嬉しかった」と、笑顔で答えていたのが印象的でした。次走は未定ですが、東京大賞典に行くことはない様子。ひょっとすると、年明けの東海Sもあり得るかもしれません。何にせよ、このまま厩舎で調整されるハッピースプリントの次走に期待したいと思います。 そして、水曜には園田競馬場で行われた「兵庫ジュニアグランプリ」に、ホッカイドウ競馬から参戦したローズジュレップとバリスコアが1、3着と素晴らしい成績を収めました。ローズジュレップは、前走の「サッポロクラシックカップ」が、負けるべくして負けた1戦。先行タイプには辛い、内が深い馬場状態で、掛かってハイペースを自ら作ってしまう競馬での2着。それで人気がなくなら…、と巻き返しを期待していましたが、見事にハマった競馬でした。「1周目のスタンド前で、川原騎手がうまく外に持ち出してくれたのが勝因でしょうね。その後もうまく折り合いをつけてくれていましたし、4コーナーでも手応えが良かったので、見ていても安心していました。3着のバリスコアが思った以上の走りで、頑張ってくれました」と、田中淳司師は話していました。この日は笠松でイベントに出ていたので、電話での取材になりましたが、本当に嬉しそうな様子が電話越しに伝わりました。この後は2頭とも、川崎の「全日本2歳優駿」を目標にするとのことですが、ローズジュレップは川原騎手で挑む予定です。「北海道2歳優駿」で2着だったヒガシウィルウィンも、全日本を目指していますので、別のカテゴリーで戦ってきた馬の対戦にも注目です。 今週は水沢、浦和、笠松、札幌、そして東京へと舞い戻ってきました。日曜には函館へ向かい、月曜は水沢に行きます。41歳の前後は移動の連続、「マグロみたいな人だね」と最近言われましたが、フットワークの軽さが自分の支えでもあります。今後とも、こんな私をよろしくお願い致しますm(_)m(水曜の笠松競馬場。祝日開催で、多くのファンが詰めかけていました)
2016年11月25日

木曜担当のよこてんです。 まず最初に。11月24日に笠松競馬場で行われた『笠松グランプリ』。岩手から遠征したラブバレット号が優勝し、昨年に続き連覇を達成しました。★笠松グランプリ優勝/ラブバレット号★口取り&表彰式 1番人気は北海道のオヤコダカで、ラブバレットは2番人気でした。最終的にはオヤコダカの単勝1.8倍に対しラブバレットは2.9倍となっていましたが、前売りの1時間前くらい頃までは2倍前後対4倍前後とけっこうな差がついておりました。それは、地元の専門紙が「休み明けのラブバレットよりは、やや間隔詰め気味でも使って結果を残してきたオヤコダカ」という論調だった影響だったのではないでしょうか。 ただ、ラブバレットは休み明けとはいえ中間はトレセンでみっちり調整していたもので“ただの休み明け”では無かったですから、オヤコダカの方が1番人気ですよ・・・という話が出てもラブバレットの陣営はあまり動じてなかったようです。★一周目スタンド前。ラブバレットの外にオヤコダカが付ける レースでは早い段階でオヤコダカとの一騎討ちの様相。そこで一歩も引かず強気で押し通して、それで最後は1馬身半差の完勝。レコードタイムのおまけまで付けたのは。ラブバレット自身もさることながら山本聡哉騎手の騎乗ぶりも見事だったと思います。 同一重賞の連覇は地元であってもそう簡単なものではないのに、それを遠征でやってのけた事についても“偉業”と言っていいのでは。 次走は兵庫ゴールデントロフィーに向かいたいとの菅原勲調教師のお話でした。昨年は一頓挫あって出走取消となったレース。昨年の分もまとめて雪辱できるか?注目ですね。 さて、先日の11月20日、水沢競馬場で3歳重賞『ダービーグランプリ』が行われ、大井のトロヴァオ号が“最後の一冠”を手にしました。★ダービーグランプリ優勝/トロヴァオ号 1番人気は東京ダービー馬バルダッサーレ、2番人気は戸塚記念でそのバルダッサーレを破ったベルゼブブ。トロヴァオは3番人気で次いで岩手のエンパイアペガサスが4番人気、北海道のダービー馬スティールキングが5番人気。おおむね「南関3歳クラシック戦線での戦績」をベースにした人気の並びになっていたようです。 また当日の水沢競馬場は内ラチ沿いを占めた先行馬が止まらない・外を通る差し馬が伸びないという傾向が強い馬場で、1枠1番に入った逃げ馬・ベルゼブブへの支持がより高まった・・・という事もあったと思います。 しかしレースでは、そのベルゼブブのハナを叩けるんではないかというくらいの好スタートを決めたトロヴァオが、終始好位をキープしつつ4角抜け出しの横綱相撲、最後は2着以下に6馬身もの差をつけるという“圧勝”という他はない勝利。ちょっとあっけないくらいに強かったですよねトロヴァオ。 勝ち星こそ1年以上遠ざかっていたとはいえ全日本2歳優駿で4着、羽田盃2着に東京ダービー4着という成績があるのですから、素質的には南関3歳クラシック路線の中でも上位のものを持っていたはず。最後の最後で勲章を手にしたそのレースぶりは、“今年の地方の3歳馬の中で一番力があるのは実はトロヴァオなのでは?”と思わせるのにも十分なものだったのではないでしょうか。 これが遅咲きによるものか、それともこれまでちょっと運がなかっただけなのか?はこの後のトロヴァオのレースで分かるとして、いずれにしてもこの先の夢が相当広がる走りだったと思いました。 2着のエンパイアペガサス。健闘したんじゃないでしょうか。自分はそう思います。★エンパイアペガサス/一周目通過★パドック 水沢の2000mは初めてとか全国レベルの一線級と戦うのは初めてとか、地元戦ながらも“初物尽くし”な部分がありましたからね。それでこれだけやれれば、と思いますね。 もちろん、それだけに“この結果だから全国でも上位の強さ”とは、それはまだ言えないとも思います。そこが定まるのはまだもう少し先でしょう。でも期待できる奥行きは見せてくれたのではないかと。★バルダッサーレ/返し馬 バルダッサーレは、レースを見た印象ではいわゆる“上がりの競馬”になると不利な脚質なのかと。今回も序盤スローから終盤にかけて流れが速くなっていく典型的な上がりの競馬でしたから、それで末脚不発の形になったのでは。 ただ、先も触れたように外捲りが全く決まらない馬場傾向の中でこれだけ捲って追い上げたのはやはり地力の高さの現れ。展開の向き不向きで苦戦する事はあるでしょうが、決して軽視はできない存在でしょう。 地方各地の“ダービー馬”がぶつかった結果、そのいずれでもない新たな“ダービー馬”が生まれて終わった今年のダービーグランプリですが、そこは春のクラシックでちょっと運がなかった馬・ちょっと間に合わなかった馬とクラシックの実績馬との激突、それが起こりうるからこそダービーGPに意味がある・・・という文脈で見たいですね。 そして、3歳世代の総決算としてより価値がある、より注目を集めるレースであるよう、いろいろ手を加えてダービーグランプリのレースとしての魅力を一層高めていかなければならないのではないでしょうか。
2016年11月24日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 北海道の地域の場外発売所のありように、地域における競馬の存在感とその意義を見出す旅を、今年に入ってから続けてきました。様々な場所でそれぞれの競馬のありように触れ、そこにそれを支えるひとびとの力があるということを、肌で感じてきています。 支える力を与えてくれているのは、主に競馬の外にいるひとびと。 今日お伝えするのは、そんな話。札幌に隣接する石狩市にあるAiba石狩を訪れる旅の、今回は3回目です。 Aiba石狩。 ホッカイドウ競馬を中心とした地方競馬のほか、JRA・競輪・オートレースの全4競技を楽しむことが出来る、まさに公営競技の「楽園」 今回、取材で話を伺ったのは、Aiba石狩を運営する「有限会社サテライトいしかり」の社長・玉澤秀貞さんです。 玉澤さんは、大規模小売店舗を展開する大手企業から転じて、いまの職につかれました。マーチャンダイジングのエキスパートとしてのご経験をフルに活かしながら、公営競技の発売所の運営にあたっておられます。 『2008年の12月にAiba石狩として競馬の発売をし始めました。当時まだ民間型の場外発売所の仕組みは確立しておらず、収益と経費の配分の問題は勿論、運営自体も一から形を作っていく必要がありました。』 経費だけで言えば、勿論競馬主催者が直接場外発売所を作って馬券を売るのが、競馬主催者にとっては最も効率的な形。 しかし「官」の一部である競馬主催者が、またはその発想を受け継いで出来た団体が、営業推進も含めた運営面でその力を発揮できるかどうかは、先週も申し上げたように「非常に」微妙な問題。そこで民間の力と発想をどのように活かすことが出来るかということが問われるわけです。 Aiba石狩はその典型的なケースのひとつだったと言えます。 『長期的に物事を考えることが出来るかどうか。ここが決定的な違いだと思います。「官」にはその発想は基本的にありませんから。あとは例えばコストを削るとしても、一律にカットするような考え方ではうまくいきません。見えないところを削り、見えるところは極力経費をかける。こういうメリハリも、民間だからこそ出来ることなんです。』 場内の様子。複数の競技のエリアが無理なく、そしてお客様方にわかりやすく配置され、相互に楽しみやすい工夫がされている。 そう考えると、法律上「官」しか行うことが出来ないという「非常に難しい制約」がある競馬というものを経済的に続けて行くことが出来るのかどうかということのカギが、見えてくるような気がします。 2013年3月のJRAの発売開始は、Aiba石狩にとっては大きな転機だったようです。それまでは競輪の発売所の一角にすぎなかった競馬の発売エリアを大幅に拡大して、いわゆる「主客逆転」。 JRAの発売開始とともに、大きく拡大された競馬エリア 大きなビジョンとともに広々と競馬を楽しむ環境が整っている 週末はこのように朝からJRAの競馬を中心に楽しむお客様方で賑わう 『勿論、従来の関係者の理解も十分に得る必要がありました。それでも、競馬を売っていくというのは、北海道という場所の「地域性」も考慮すれば、自然な考え方なんですよね。北海道以外の地域と比べれば、競馬の身近さとか、競馬に注目するひとたちの多さは、かなり大きいと思います。』 そんな「地域性」にも配慮しつつ、競馬に触れることが出来る場所として今日に至る、Aiba石狩。運営においても「地域」ということを重視し、手を打ってきています。それは、この場所で行われる数々のイベント。 公営競技そのものと直接の関係あるイベントは勿論のこと、それとは全く関係なく地域の方々が集まるイベントも多数実施してきました。 人々が集まり、駐車場エリアでフリーマーケットなど 2006年のトリノオリンピック開催中 石狩市出身でスノーボード日本代表の國母和宏選手を応援するパブリックビューイングを実施 『私たちの商売は、悪いことをしているわけではありません。営業は堂々と行えばいい。ただし、それを「地域の同意」をもらって運営しているということは、決して忘れてはいけないんです。』 玉澤さんが「施設を知ってもらうための取り組み」というふうに説明する数々のイベントは、公営競技の集客には殆ど繋がらないものばかり。しかしそういうことが「地域に対して必要」と、玉澤さんは説きます。 日高物産市 場内でも可能な限り地域のイベント設営に努める 『私たちのところでは、4つの公営競技それぞれを売り始める都度、4回に渡って地元の同意をとっています。それは、地元に貢献しているという「事実」が認識されていればこそだと思っています。これまでも地域に対して知ってもらうための取り組みは、これからも定期的に、そして永遠に続いていきます。』 その一方で、公営競技の営業に繋がるようなイベントの実施については、全く別の考え方を持ちつつ行っていると、玉澤さんは話します。 『直接収益を上げるかどうかは微妙でも、競技を知ってもらうためのものだと位置づけて、イベントを行うべきだと思っています。この「競技を知る」ということが、いずれ収益が上がるかどうかという意味では必要になってくるはずですから。』 「お客様方に競技を知っていただく」そのためにこのAiba石狩で熱心に行っているのが、騎手や選手のトークイベント。 今年2月 川崎記念当日には五十嵐冬樹騎手が来場してトークショーを実施 普段直接目にすることが出来ないジョッキーの姿に、多くのお客様が目を奪われ、言葉に耳を傾けた。 複数の公営競技を取り扱うこの場所らしく、それら競技を組み合わせたイベントも実施出来るのが、このAiba石狩の強みと言えるかも知れません。 公営競技界では話題沸騰! ガールズケイリン選手によるトークライブ 競輪ファンだけではなく、その場にいる競馬ファンの興味も惹き、大いに盛り上がる。 同時にMCによる競馬の予想トークも実施され、競馬への貢献も意識されたイベント運営が特徴的 10月の天皇賞秋前日に行われた、競馬女子会 初心者向け競馬教室と馬券を買いながらの競馬観戦 そしてAiba石狩内食堂のシェフによる季節の食材を使った昼食を楽しみながら、競馬とともに過ごす一日 JRA札幌競馬場の協力も得ながら、多くの参加を得て盛況 最後に、競馬のこれから、について、玉澤さんに伺ってみました。 『お客様方を、どれだけ大事にするか。それに尽きるのではないでしょうか。』 とてもシンプルな答えでした。 『競馬というひとつの趣味に向けて、これだけの人数のひとびとが楽しんでいるということは、すごいことですよ。あり得ないぐらい多くの人数が、競馬に触れています。 でも、その人たちはそれぞれが黙っていても勝手に競馬をやってくれるわけではありません。それだけのひとびとに支えられているということ、それがあっての競馬だということを、競馬に携わるひと一人ひとりが常に思っていなければいけないと思います。』 これを聞いて思ったんですけれども…結局のところ、この発想が「官」には苦手な発想なんだと思うんですよね。 お客様方をどうしても客観化して見てしまう。お客様から距離があるところで、どうしようかと考えている。それがこれまでの競馬やその他公営競技の「お客様方の取り扱い」だったのではないかと、私はこの話を聞いて気づかされました。 『何か形のある「もの」を売っているわけじゃないんです。 だからこそ、お店屋さんで何かものを売って頭を下げて…という以上に、お客様方に支えられていると言うことを意識しなければいけない。これは私の前職での経験も踏まえての思いです。』 大規模小売店舗の会社で、形のある「もの」をずっと売ってこられた玉澤さんから出た言葉だけに、いままで感じたことのない重みをズッシリと感じました。 皆さんは、どのように感じられますでしょうか。 競馬がこれからずっと続いていくための、お客様方との関係というものを。
2016年11月23日

火曜日担当の太田です。 4月の開幕からのナイター開催が昨日11月21日(月)で終了。今日からゴール前の砂障害の撤去の工事が始まり、次回11月26日(土)から平坦コースへと変更。そして、走路のヒーティングが稼働いたします。いよいよ冬競馬です。また、次回11月26日(土)から発走時刻が変更となります。12月一杯上記の発走時刻となります。お間違いの無いようお願い申し上げます。 ばんえい競馬では珍しく、連勝を重ねている馬がいます。先日20日(日)の第6レースで10連勝を達成。今年8月1日のレースで殿負けし、翌週6日C1-1を6番人気で勝利。そこから連勝街道。先日20日クラスはB3-3組まで上がり重量も8月の時点から徐々に増えて45kも加増。それでもしっかりと勝利し10連勝。その馬は3歳牝馬の「ラッセルクイン」という馬です。次回12月4日(日)に行われる3歳牝馬の重賞『ばんえいオークス』に向かうと思われますが、20日はその3歳牝馬で上位争いしている「ヒカルナナヒメ」に5kハンデ背負っての勝利でした。10連勝という数字は確かにすごいことですが、もう一つ、次回のオークスに向けてはとても大きな意味のなる勝利だったのです。鈴木恵介騎手は「指標となるヒカルナナヒメに5kハンデ背負って勝利したのは大きいです。オークスは一気に重賞も重くなるからなぁ。雪でも振ってくれたらなぁ(笑) 馬主の森さんは重賞をとったことがないので何とか取らせてあげたい。」とお話でした。『ばんえいオークス』は定量670kのノーハンデ戦。どの馬にとっても初めての担ぐ重量になると思います。連勝の勢いのまま重賞勝利も夢ではありません。人気面もどうなるのか楽しみです。 さて、次回27日(日)は4歳以上選抜の重賞『第7回 ドリームエイジカップ BG3』を予定しております。各世代2頭ずつ参戦し、重量的にも700k台とオープン馬にとっては軽量レース。8歳以上は「フジダイビクトリー」「キタノタイショウ」、7歳は「ホクショウユウキ」「ニシキエーカン」、6歳は「オレノココロ」「コウシュハウンカイ」、5歳世代からは「カイシンゲキ」「キサラキク」そして、4歳世代は「センゴクエース」「アスリート」が参戦予定です。スピード決戦になると若馬に有利かと思いますが、普段高重量を背負っているオープン馬にとっては重量がかなり楽。そういった意味でどの馬にもチャンスがありそうです。11月27日(日)『第7回 ドリームエイジカップ BG3』どうぞご参加ください。 先日ばんスタジョッキーで発表しました「尾ケ瀬馨騎手」引退。とても残念ですが次回27日(日)で引退します。引退にあたりセレモニーを27日(日)に開催。ファンの皆さんからも花束受付いたします。ぜひ皆さんで尾ケ瀬騎手の花道を飾って頂きたいと思います。 26日(土)27日(日)の2日間、「がんばれ競馬応援フェア」を開催いたします。毎年競馬場南側通路にずらり物産展のブースが並び、道産牛のカットステーキなど召し上がることができます。 ばんえい競馬のレース確定前馬券500円以上提示で乳製品、畜産品を先着プレゼントなどのイベントもありますので、ぜひ競馬競馬と共にお楽しみください。
2016年11月22日

今日は耳目社山中が担当します。南関東地方競馬は、浦和競馬開催中です。(開催は25日=金曜日まで)今日から開催スタートの浦和ではなく、金沢に来ております。(浅野川大橋から主計町方向。先週撮影しました)今回は年内のシーズン終盤を迎えた金沢競馬について書きたいと思います。金沢競馬は、今回担当している開催前半戦を含めて、年内のあと3開催となりました。ご存知の通り、基本的には日曜・火曜×2週の4日間で1開催となっていますが、12月18日から始まる年末最後の開催だけちょっと変則。日曜(12/18)火曜(20)・金曜(23)・火曜(27)の4日間です。(12月の開催日程は→こちら)重賞は今度の日曜日11/27に2歳の金沢ヤングチャンピオン(1700m)、12/11に3歳以上の中日杯(2000m)が行われます。金沢ヤングチャンピオンでは、全国的に注目を集め始めているヤマミダンス(前走ラブミーチャン記念優勝)と、ライバル・ヴィーナスアロー(前走兼六園ジュニアC優勝)が再び激突する予定です。(兼六園ジュニアカップのヴィーナスアロー)2頭が直接対決した、金沢シンデレラCではヤマミダンスが勝利。このときヴィーナスアローは3着(→結果)今回距離が1700mに変わってどんなレースが待っているのか、すごく楽しみです。2歳戦で2頭を脅かす存在となると、これまで戦ったメンバーでは勝負付けがついている感がありますが、今回も一騎打ちとなるのでしょうか。中日杯で激突する3歳以上の古馬勢ですが、先週11月13日に行われた北國王冠(2600m)では、トニーポケットが優勝。グルームアイランド、ジャングルスマイルを破って重賞初制覇となりました。(→結果)(殊勲の星をあげたトニーポケット)(藤田弘治騎手にガッツポーズしてもらいました。今年はリーディング独走中!)今年は3歳以上の馬に金沢の重賞で2勝以上を挙げた馬がおらず(2歳のヴィーナスアローが2勝)、古馬戦線は主役不在の混戦ムード。グルームアイランドは、年明けすぐの報知オールスターC&4月の笠松オグリキャップ記念を優勝していますが、金沢ではスプリングCで優勝したのみ。(北國王冠パドックでのグルームアイランド)百万石賞(優勝ジャングルスマイル)、イヌワシ賞(地方全国交流・優勝エーシンクリアー)、北國王冠と人気になりながら今一つ結果を残せていません。10歳のシーズンを迎えているジャングルスマイルは、ゆったりしたローテーションでレースを使いながら、百万石賞で優勝。笠松オータムカップ3着北國王冠3着とまだまだ健在ぶりをアピール。(北國王冠パドックでのジャングルスマイル)3歳馬など新たな主役候補の出現を楽しみに待ちたいところですが、昨日行われたダービーグランプリに出走したスマイリーキュート(3歳重賞・サラブレッド大賞典優勝)は金沢の前走ではA2組で5着という成績。春~夏の3歳重賞を賑わせたバーバリライオン・ケイティマーヤ・ウインプリマといった面々はすでに南関東に移籍しています。そうなると前走少頭数ながらA級2組を勝ったナツに期待をかけたいところです。(サラブレッド大賞典パドックでのスマイリーキュート)中日杯はさながら今年の古馬戦線の頂上決戦となりそうです。中日杯にも注目していただきたいのですが、まずは明日の浦和記念で、白山大賞典で1・3着だった、ケイティブレイブとストロングサウザーがどんなレースをするのか、注目しております。(出走表は→こちら)(金沢駅在来線改札口が、自動改札化に向けて工事が行われています)
2016年11月21日

日曜日担当の高橋華代子です。 いつの頃からか、10月に入るとハロウィンで盛り上がるようになり、 ハロウィンが終わって11月に入ると、クリスマスムードを味わえるようになりました。 この大井開催でも、 Lウイングにしか行けなかったんですけど、クリスマスムードたっぷりでした。競馬場のクリスマスは、競馬場ならではのものもあったりするから楽しいんですよね。 こういう季節になってくると、白いお馬さんたちに目がいきます。最近見かけた芦毛だけど白い仔たちを紹介しますね。 アルゴリズム(大井・堀厩舎<小林>、セン8歳、父アグネスタキオン、母タイトーク)↓ このインタラクションカップから、セン馬となって登場したアルゴ。ジャックフロスト(大井・荒山厩舎<小林>)、2歳牡馬、父クロフネ、母フェアリーロンド)↓ 2歳にしてこの白さ。 アイスカチャン(大井・佐野厩舎、5歳牝馬、父ゴールドヘイロー、母プランタンシャルム) みんな大好きアイスカチャン。コツコツコツと走り続けて、ついにA2クラスにまで上り詰めましたよ!!!スッピンは男の仔っぽい雰囲気も?!性格もツンデレらしい?!(^-^) スウェプトアロー(大井・中道厩舎<小林>、7歳牡馬、父スウェプトオーヴァーボード、母インディアナガール)↓ まだまだかわらしい雰囲気(^-^) パッションダンサー(大井・鷹見厩舎、3歳牝馬、父スウェプトオーヴァーボード、母ニュートリノ) 体がめちゃめちゃ白いのです。馬房にいても目立ちます。 カシノレインボー(大井・三坂厩舎<小林>、7歳牝馬、父スウェプトオーヴァーボード、母ガルデーニエ) おじいちゃんはタマモクロス。この仔の白さもとても目立ちます。 ということで、最近見かけた芦毛だけど真っ白い仔たちに登場して頂きましたが、まだまだいっぱいいますよ。 競馬場で白い仔たちを探すのも楽しい季節です。 来月には川崎競馬場で毎年恒例の白毛芦毛によるホワイトクリスマス賞も行われるでしょうし、ロマンティックな季節になりました(^
2016年11月20日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 来週の水曜日、祝日開催で『兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)』が行われます。 先週お伝えしました通り、今年からJRA勢の枠がひとつ増えて5頭に拡大されました。 昨年の4頭には1着から4着まで独占して、完全勝利を挙げられてしまいました。 果たして今年はどんな決着となるのか!?JRA勢に割って入る地方勢がいることを期待しましょう!! さて、今年は場内イベントも華やかに行われます。 JRAジョッキーによるスペシャルトークショーが開催されます!! 出演は松山弘平騎手、藤岡康太騎手!司会は矢作調教師のご令嬢で、タレントの矢作麗さんです♪ 詳しい内容はコチラ>>> 最近は売り上げ自体は好調ですが、インターネットによる売り上げが大半を占めます。 せっかくの祝日ですので、ぜひともこの機会に園田競馬場に来て、イベントやアツいレースを生でご堪能ください♪〓Weeklyトピックス〓★キトキト強し! 今週の木曜日に行われた『東海菊花賞』(名古屋競馬場・1900m)に兵庫から2頭が参戦。結果はサウスウインドが3着、エイシンイーストが9着でした。 勝ったのは名古屋の3歳馬カツゲキキトキト(牡3・錦見勇夫厩舎)。 スタートを決めるとハナを奪って楽々の逃げ切りでした。最後は5馬身差をつける圧勝で、力の違いをまざまざと見せつけるものでした。 3歳馬同士の対決では、エイシンニシパとマイタイザンが『秋の鞍』(9月19日・名古屋)で完敗していました。 もし、カツゲキキトキトが『西日本ダービー』に出ていればどうなってたことか…(いや、余裕で優勝でしょう)。 今回は兵庫の古馬トップクラスにいるサウスウインドが挑戦しましたが、あっけなく敗れてしまいました…。 強ぇわキトキト。これは今後も楽しみ!ぜひとも園田に遠征しに来てほしい!っていうか『西日本ダービー』で観たかった…。 距離は短いかも知れんけど、『兵庫ゴールドトロフィー(Jpn3)』(1400m)に来てくれへんかなぁ…と密かに思ってる…。★ニシパが笠松GPへ! エイシンニシパ(牡3・橋本忠男厩舎)が11月24日に行われる『笠松グランプリ』に出走。 古馬の1400mの全国交流戦で、強豪が激突する楽しみな一戦。 それだけに、3歳馬のエイシンニシパにとって厳しい闘いにはなりますが、いい勝負を期待しましょう!★下原騎手、10連続連対!! 先日、JRAでルメール騎手が騎乗機会10連続連対のJRA記録を達成して話題を呼びました。 実は園田競馬場でも同じ記録が今週飛び出しました! 下原理騎手が11月15日から翌16日にかけて10戦続けて連対を果たしたのです! JRAでは新記録となったわけですが、果たして地方競馬では一体どれほどの記録が残っているのでしょう…。 と思ってはみましたが、残念ながら兵庫県競馬では確かな記録は残されていませんでした。 そこで、ぼくと三宅アナが躍起になり、できる限り記録を集めてみようということになりました! そこで2005年以降で言えば、10連続連対というのはタイ記録だということが分かりました。 2013年に木村健騎手が3月20日~21日に10連続連対を果たしていました。 どの主催者の競馬であれ、10連続で連対するのは偉業であることは間違いありません! だから凄い!! 実はこの写真、9連続を達成したときに撮った写真。無理やり「10」のポーズをしてって頼んでしまいました(^^) 「こんなことさせて、ぼくが次のレース(断然人気の馬)で落馬でもしたら竹之上さんのせいでからね(笑)」と言った下原騎手でしたが、しっかり2着を確保して10連続連対達成となったのでした! それにしても、笑顔満開やがな!達成後の写真としか思われへんわ(;^^)★ソルテの弟 先週お伝えしていたソルテの弟トウケイタイガー(牡5・住吉朝男厩舎)が11月23日に出走予定です。 まだ準オープンの身なので、今回も前回同様、他馬をちぎって捨てるほどの楽勝になるのではないでしょうか? 騎乗する川原正一騎手も、かなりこの馬に期待を寄せているようです。 『兵庫ジュニアグランプリ』が行われる当日でもありますので、必ずチェックしてくださいネ!!★来週は浜松でイベント! 数年前から何度も出演をさせていただいている『エクセル浜松』さんでのイベント。 今回は11月27日『ジャパンカップ』が行われる当日に開催されます! 詳しくはコチラ>>> 今回はお馴染みの津田照之さん(競馬エイト)に加え、名古屋競馬のアイドル木之前葵騎手が登場します♪ 葵ちゃんは、以前にも浜松でイベント経験があり、心強いところです! そう言えば、上記したカツゲキキトキトの騎乗(9戦4勝)もあるので、いろいろ訊いてみようっと! 来週の日曜日、お近くの方はお越しくださいね♪ 先日、園田に遠征して来たときの葵ちゃん♪ 熱心に自身のレースぶりを振り返っています。 と言いながら、カメラを向けるとハジける葵スマイル♪◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 証拠写真 うん、こりゃボツやね…。 理(おさむ)ちゃん、10連続連対達成おめでとう! 下原騎手は、自身初となるリーディングジョッキー獲得に邁進しています!
2016年11月19日

金曜日は古谷が担当します。 今日はミッキーマウスのバースデー♪ ディズニーチャンネルを堪能しつつ、この原稿も書いています。 さて、ホッカイドウ競馬が終わり、「楽になるんじゃない?」と聞かれることもありますが、これが意外とそうでもなく、かえって色んな場所へ行ってしまう自分がいます。日曜から火曜午前中まで京都にいて、途中笠松へ行ったりもしました。水曜は大井、木曜は早朝から大井→川崎→名古屋→大井の移動、そして今日は大井で調教を見た後、北海道入りしています。札幌の家に着くと、さすがに昼寝はグッスリできました(^^; タイトルもあるように、昨日は名古屋で「東海菊花賞」を観てきました。昨年は調整がつかず行けなかったんですが、「東海菊花賞」はできる限り見に来ようと思っているレースです。地方交流で、「名古屋グランプリ」の前哨戦という位置づけからも、迎え撃つ地元馬の活躍を期待できるのが理由の1つです。今年は、例年以上の豪華メンバーが集結しました。(カツゲキキトキト)(サウスウインド)(アンコイルド)(ストゥディウム) 東海地区の重賞は6連勝中、大井遠征の「黒潮盃」が惜敗の2着。その他、「ジャパンダートダービー」と「白山大賞典」で厳しい競馬も経験してきたカツゲキキトキトが断然の1番人気に支持されました。重賞連勝中の兵庫・サウスウインドや、船橋から参戦するストゥディウムとアンコイルドも、実績を評価されて上位人気となりました。 レースは、カツゲキキトキトが迷わずハナへ。序盤はスローペースで馬群が固まった展開でしたが、途中からカツゲキキトキトが後続を引き離す形で、向正面から縦長に。ついていった馬たちの手応えが怪しくなる一方、カツゲキキトキトの方は快調に飛ばしていく展開でした。直線はまさに独壇場、二冠馬の底知れぬ能力を改めて垣間見た、強さが際立った勝利でした。 勝ち時計の2分02秒2は、過去10年では2番目に速い時計。最速のサイモンロード(2013年)は、不良馬場だったことに加え、最近の名古屋の馬場は時計が掛かる傾向にある状況から、この勝ち時計は驚異的なものと言えます。地元のマスコミはもちろん、色んな方にお話を伺っても「今の地方競馬では最強クラス」と評価されているカツゲキキトキト。「名古屋グランプリ」で、JRA勢を今度は迎え撃つ立場になりますが、豊富なスタミナと地の利を生かし、ぜひとも頑張って欲しいと思います。 そのカツゲキキトキトの口取り写真を行う前後で、こんなシーンがありました。 誰に頼まれるでもなく、関係者の方々が揃う前に厩務員さんがファンの前で撮影タイムを作り、口取り写真が終われば再び、ファンの前でカツゲキキトキトを立たせているシーン。これには感動しました。何気ないシーンですが、確実にファンを生み出し、カツゲキキトキトをさらに応援しようと思わずにはいられなくなります。今後のカツゲキキトキトに、皆さんもぜひご注目下さい! さて、週末は水沢で「ダービーグランプリ」、火曜は「浦和記念」、水曜は「兵庫ジュニアグランプリ」、そして木曜が「笠松グランプリ」と地方交流、ダートグレードが続く豪華な1週間となります。僕は、水沢と浦和、そして「笠松グランプリ」前日の笠松にお邪魔します。 「ダービーグランプリ」は、東京ダービー馬・バルダッサーレ、北海優駿馬・スティールキング、そして岩手ダービー馬・エンパイアペガサスの激突は必見でしょう!(北海優駿・スティールキング)(岩手ダービー・エンパイアペガサス)(東京ダービー・バルダッサーレ)そして、「浦和記念」では、ハッピースプリントにクラシックを戦い抜いた吉原寛人騎手との再コンビになります。1週前にはハッピースプリントに跨り、追い切りを行いました。直前はいつも通り、佐藤厩務員が騎乗しての追い切り。その様子は、僕のユーチューブでアップしています。 1週前追い切りはこちら、最終追い切りはこちらです。いずれも外に併せて先着しているのがハッピースプリントです。昨年の覇者で、2度のNAR年度代表馬に輝いたハッピースプリントの復活は、多くのファンが願っているところ。昨年よりメンバーは強力ですが、復調の兆しが見られている状況から何とか好走を願いたいとものです。(最終追い切り後のハッピースプリント)
2016年11月18日

木曜担当のよこてんです。 今週末の20日・日曜日に行われる3歳馬の地方全国交流重賞『ダービーグランプリ』。今朝の水沢競馬場では同レースに出走する馬たちの追い切りが相次いで行われました。 まず最初にお伝えするのはやはりこの馬・エンパイアペガサス。村上忍騎手を背に追い切りをかけました。タイムは単走で【50.3-38.1-25.8-12.7】。馬場状態はおそらく「重」相当だと思われます。大きなストライドで力強さを感じさせる走りでした。■エンパイアペガサス追い切り 追い切り後の佐藤祐司調教師のお話です。「前走後も順調ですし、馬は良い状態に仕上がっていると思う。秋初戦(イーハトーブマイル)から馬が変わってきた感じです。 そういう馬の状態面は心配していないが、なにせ今回はメンバーがこれまでに比べて大幅に強化されましたから、正直言えば不安の方がね、いろいろ出てきますね。今までのような楽な競馬はできないでしょう。2000mでギリギリの競馬を強いられた時にどうなるか?もまだ未知数。水沢での実戦も春以来ですから心配がないわけではない。いろいろ終わってみれば杞憂だった・・・となってくれればいいのですが、今回の相手ではさすがにね。 でも、これだけのメンバーだからこそ、結果はどうであれこのレースでエンパイアペガサスの、全国の中での立ち位置が分かるかも?という期待もありますね」■追い切りのためコースに出る直前のエンパイアペガサス これだけの相手と戦うのは初めてなので、と控えめな口調でしたが、調教師自身の心の中のハードルはかなり高いものを設定しているようにも感じられました。 東京ダービー馬だの北海優駿馬だのと確かに各地の強豪が揃いましたが、エンパイアペガサスも“岩手のダービー馬”、それも圧勝で勝ち上がってきた馬なのは間違いないですから、良いレースを期待したいし楽しみにもしたいですね。■ウインバーニング追い切り 不来方賞で2着だったウインバーニングは千田洋騎手を背に追い切り。単走で【50.7-37.1-24.6-13.0】。3ハロンのタイムはエンパイアペガサス以上という迫力満点の動きを見せていました。 3歳の11月にして22戦消化、ダービーGPが23戦目。今どきの3歳馬にしては数を使っている方なのですが、レースや追い切りではそういう感じを見せません。陣営いわく「馬格のわりに飼い食いが良くて、ちょっと気を抜くと太ってしまう」という食欲が支えているのかもしれません。 キャリアからは大きなコースの方が良いのかなという印象がありましたけども、この追い切りの動きなら水沢コースは問題なさそう。 不来方賞3着、岩手ダービー・ダイヤモンドカップでは2着だったサンエイホープの追い切りタイムは【54.1-39.6-26.1-13.1】との事。不来方賞より速い時計を出していますね。■メジャーリーガーの追い切り。鞍上は懸田厩務員 やまびこ賞やイーハトーブマイルでエンパイアペガサスの2着となっているメジャーリーガー。単走で追い切って【45.3-29.9-14.4】のタイムでした。どちらかと言えばリズム重視な追い切りでしたが動きの迫力はなかなかのもので、8月以降3戦を経てしっかりと良化しているという印象。 「ダービーGPのために前走はあえて古馬の一線級にぶつけてみた。相手関係や距離などチャレンジする部分は多いですが、前走よりも良い結果を期待しています」と小林義明調教師でした。■バルダッサーレ(東京ダービー)■スティールキング(北斗盃)■ジャストフォファン(10/12 キンサシャノキセキ・プレミアム)■トロヴァオ(東京ダービー時) 今年のダービーGPは各地の“ダービー馬”3頭に加え、それらダービーで上位を確保した馬達もこぞって登場してくるというハイレベルなメンバーになりました。エンパイアペガサスをはじめとする岩手勢にがんばって欲しい、良い結果を残して欲しいと思う一方、これだけの相手が揃うとなあ・・・と弱気になってみたり、心が千々に乱れるのは私も同じです。ダービーグランプリは11月20日・第11R。発走は15時50分です。夕暮れ迫るその時、真っ先にゴールを駆け抜けているのはどの馬なのか?皆様もぜひご注目を。 ここからは今日見かけた馬から。 ラブバレットは菅原勲調教師を背に周回する姿が。来週の木曜に迫った笠松グランプリへ向け調整中です。 今年のホッカイドウ・道営記念で13着だったビッグバンドジャスが水沢・佐藤祐司厩舎に登場。 昨年も道営記念後に岩手に移籍して2戦していましたね。今年も同様に、岩手で2・3戦するのではないでしょうか。
2016年11月17日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 北海道の地域の場外発売所を巡る旅。 前回から、札幌の北に隣接する石狩市を訪れています。 競馬の場外発売所・Aiba石狩 ですが…… 建物にドカンと掲げられているのは、競輪のロゴマーク。 どゆこと?? 中に入ると…大丈夫(笑)。 広々としたスペースで競馬を楽しむお客様方の姿。 ここでクルッと、後ろの方を向くと… こう言うことなんですね。 奥のブルーのエリアが競輪の発売所「サテライト石狩」 オレンジのエリアがオートレースの発売所「オートレース石狩」 競馬は地方競馬としての名称「Aiba」と、 JRAの発売所としての「J-PLACE」 そう、この場所は居ながらにして4種類の公営競技を楽しむことが出来る場所。 公営競技ファンにとっては「夢のような場所」なのです。 この写真はいまから12年前、施設自体が出来たときのパンフレットの写真。 2004年に、競輪の場外発売所「サテライト石狩」としてオープンしたのが始まりです。 このように、いわゆる「フルサイズ」の大きな発売所でむしろ競輪だけ売っていたというのももったいない…と思えるのは、いま競馬も売るようになって大いに賑わっているのを見ているからなんでしょうが……。 2008年にこの広々としたスペースのほんの一角が「Aiba石狩」となり、この場所に競馬のともしびがが生まれました。 はじめはまさに「ほんの一角」だった競馬スペースは、2013年3月のJRA発売開始「を前にして」行われた場内リニューアルにより、一気に拡大。 スペースの広さ使い方としては競馬と競輪が完全に逆転し、いまの形となりました。 とある土曜日。JRA開催日の賑わい。 自動発券機の数では、競馬が10台、競輪5台、オートレースが3台。 競馬の券売機を大幅に増やすだけでなく、大型ビジョンを設置して、その両脇に配置された投影型の映像装置も含めて、大画面が3画面。競馬エリアの拡大で座席数も増え、居やすく、見やすく、買いやすく、楽しみやすい競馬スポットに生まれ変わりました。 もくろみ通りJRAの馬券発売開始とともに、それまで10万人足らずだった年間来場者数は一気に倍増。昨年度は23万人の来場者数をマークし、とりわけ週末を中心としたいまの賑わいに繋がっています。 入場口近くにあるインフォメーション。 JRA馬券発売開始の「前」に改装を終えて、お客様方を迎える準備が整っていた、という部分がポイントなんだと思います。馬券発売が始まった時点で、お客様方がこの場所でストレスなく競馬を楽しむことを始めることが出来たことが、その後の集客に結びついたものでしょう。 これはホッカイドウ競馬に限らず、他の地方競馬施行者においても、JRA発売開始時には然るべき投資とリニューアルが行われてきました。 その中、このAiba石狩では他の場所に比してかなり大規模かつ「先手」を打つような投資・施策を実施することが出来たのには、わけがあります。 それは、このAiba石狩の運営の多くの部分において民間会社に業務委託され、民間会社の主導で施策が実施されているということ。 1階の一角にはキッズルームとお食事処が完備されています 食事処の豊富なメニュー。 きちんと中に厨房があって、シェフが腕を振るって調理した食事が出されます。 公営競技ファンのお腹も満足!! 通常、競馬の施行者が運営する競馬施設では、このように状況を先取りした運営は、大変難しいとされています。 それは「善し悪し」の問題ではありません。 仕事の仕組みが「官」と「民」とは異なるということ。 「官」の仕事のやり方は、「最低限必要なもの」を揃えるのには大変都合のいい仕組みです。 ひと言で言えば「対応」。例えばJRA発売開始に「対応」する、みたいな感じですね。 明確に起きるとわかっている状況(だけ)に対して予算をつけて、それを着々と実行していく。「官」の整った仕組みの中で、決められたとおりに順調に物事が進んでいきます。 しかし…たとえば「これをチャンスにお客様や売上を増やそう。収益を伸ばそう」などといった、物事を先取りして行うようなことは、「官」の仕事の仕組みは大の苦手。なぜなら、世の中の動向や顧客の動向、経済の状況などを「想定」して、それを自力で取り込んでいくようなものの考え方をする「仕事の仕組み」が、予算主義・承認主義に基づく「官」のやり方の中では生まれづらいからだと、私は思っています。 これはまさに「仕事の仕組み」の問題。 ある意味、仕方のないことと言えるかも知れません。 2階の特別観覧席(40席) 1階に対してテラスのような形になっていて、大型ビジョンを正面に見ながらレースを楽しむことが出来るようになっています。 2階特別観覧席から階下(1階のメインのフロア)を望むと、このような感じ ただ、そうは言っても競馬の「営業」は世の中の多くの「民間」主体と争いながら頑張って行かなければならないのも事実。「官」が得意な「既に起きたこと、ある程度わかっていることへの対処対応」では、ビジネスとしては成り立たないこともまた、自ずと明らかです。 「官」の苦手な部分はきちんと「民」に委ね、世の中の流れに少なくとも乗り遅れることだけはないような運営を行っていくことが、大切なのではないか。 このAiba石狩のような運営…というか「経営」のあり方を見ると、そんなふうに思わずにはいられません。 2階にあるロイヤルルーム(25席)の入口 雰囲気からすでに高級感漂います 座り心地のいい座席。 テーブルには各個人用のモニターだけでなく、オッズなどの情報を手元で見ることが出来る携帯情報端末が完備されています。 食事も、1階のお食事処から出前OK! 充実の設備がお客様方の満足度に繋がり、それがこの先の来場や収益に繋がる。 先へ先へと見越した運営がいまのAiba石狩の存在感を支えているのだと思います。 その証拠に、このAiba石狩の売上数字を見るとJRAの発売額(平成27年度) ホッカイドウ競馬管内全発売所トップ(年間およそ18億円) (旭川など他の大きな都市の場外発売所より多い) 門別競馬分の発売額(平成27年度) 札幌中央と旭川に次いで3位(年間およそ1億7千万円) 人口わずか5万人前後の石狩で、このような場外発売所の運営が成り立つ理由。 それはやはり、「民」の発想に基づいた運営、ないし「経営」にあることは、間違いなさそうです。 今回は写真で、Aiba石狩の主に設備面についてご紹介しました。 他に類を見ない、充実した公営競技の遊び場空間、まさに公営競技のお客様方にとって「夢のような場所」が実現していることが、おわかり頂けると思います。 次回は、そうした運営ないし「経営」の考え方について運営会社の方にお話を伺い、こうした「地域」の場外発売所のあり方から「競馬のありよう」を探っていきます。
2016年11月16日

火曜日担当の太田です。 今週も金曜日の未明から土曜日の午前中にかけて雪が積もって、開催がどうなるかと心配しておりましたが、昼ぐらいから太陽が出てきて無事開催。 ロータリーハロー掛けの馬場整備で雪の割には軽さがない馬場になっておりました。 3週続けての重賞のばんえい競馬。13日(日)は4歳牝馬の重賞『第41回 クインカップ BG3』が行われました。黒ユリ賞、ばんえい大賞典と重賞2勝「シリウス」が1番人気。前哨戦『紅バラ賞』を快勝「アスリート」が2番人気。この夏の上り馬、連勝して重賞初挑戦「アサヒカツヒメ」が3番人気に押されていました。スタートから遅れてた「メムロコマチ」以外の9頭はほぼ一線で道中進み、前が入れ替わりながら進み、平均ペースで第2障害までやってきました。第2障害先頭で抜けてきた「アスリート」続いて「ヤマノホシ」など次々とクリアし、「アスリート」を追う展開。一歩抜け出した「アスリート」にじわじわと伸びってきた「シリウス」が接近。しかし、最後まで歩き切った「アスリート」が逃げ切って重賞初制覇。2着に「シリウス」、3着は「アサヒカツヒメ」と「レジーナ」の争になり、わずかに「アサヒカツヒメ」が3着。(主催者提供)大河原和雄騎手は先週の『ばんえい菊花賞』に続き2週連続の重賞制覇。「いい馬に恵まれて幸せです。道中も馬なりで進み、馬場も軽くこの馬には合っていました。最後は苦しくなり、車のガス欠のような感じになっていましたが、頑張ってくれました。昨年の秋ぐらいから成長し、安心して乗れるようにもなってきました。馬格も精神面もどんどん良くなってきています。」とコメント。服部義幸調教師は「第2障害を超えてくるまでは安心できませんでした。残り30mを過ぎたぐらいで何とか勝てるかなあと思いました。本当に最後まで頑張ってくれたと思います。今季はここまで順調にきて、好調でしたのでいつも通りの調整で来ました。これが体調の変化などあったなら厩舎側でいろいろと手を施しますが、その必要もなく、馬に合わせた調整でした。今日はいつもより少しチャカチャカしたところがありましたが、ゲートが開いたら折り合いもついていたので心配はありませんでした。馬の精神面が本当に変わってきて、騎手との折り合いもよくなってきています。正にアスリートになってきました。競馬も覚えてきています。これからも大事に育てていきたいです。」とお話しくださいました。(主催者提供)4歳牝馬にとって上位の馬は今後正月の天馬賞に進む馬もいると思いますが、ほとんどが世代戦最後のレース。今のばんえい競馬は古馬牝馬の層が薄く、4歳牝馬の成長に期待せざるを得ません。大河原騎手、服部調教師がおっしゃるように「アスリート」はここにきて本当に力をつけてきました。レースに安定感がありますし、世代の牡馬たちの中に入っても引けを取りません。大河原騎手は、馬をたたいて教えるより、声を出してハミ使いなどを教え、馬の不安を解いて調教しているそうです。若馬の時から馬に声をかけいろいろと教えていくことにより、誰が乗っても扱いやすい馬になるとのこと。「キタノタイショウ」や「カネサブラック」もそうやって調教してきたようです。「アスリート」も普段はおとなしい馬。常に声をかけて教えてきた厩舎、そして、大河原騎手へ馬自身が信頼を寄せ、ここまで成長してきたのだと思います。念願の初重賞制覇ですが、これは必然だったのかもしれませんね。2着の「シリウス」もしっかりと力を見せました。本当にちょっとした差だったと思います。それから、「アサヒカツヒメ」は重賞初挑戦で3着。今後の成長によっては上位と逆転ということもありそうです。来年5歳世代はハンデ的につらい時ではありますが、今後の戦に注目をしていきたいと思います。 さて、先週12日(土)からとかちハヤシ、八千代牧場あぶりベーコン、八千代牧場ロースハム、煮つぶ串、十勝産インカのめざめ、じゃがバターなどの十勝のおいしいものを販売する市場を行っております。毎週土日今月の27日(日)まで開催です。十勝の魅力を味わえる市場。ばんえい競馬と共にどうぞお楽しみください。
2016年11月15日

ミツオーです。久々にコーラという飲み物を飲みました。こんなに甘いもんだったかな?さて、わたくし先週は笠松競馬の実況を担当しました。今回笠松競馬の開催メインは、火曜日(8日)におこなわれた、地方全国交流・GDJ2歳シーズン・第3回ラブミーチャン記念(SP I)でした。「プリンセス特別」から名前をあらためて3回目となるラブミーチャン記念。そのプリンセス特別時代から、3年連続でホッカイドウ競馬からの遠征馬が制しており、地元馬によるタイトル奪還が待たれるレースです。…笠松の重賞はほとんどがそういう状況なのですが。今年のラブミーチャン記念、他地区からの遠征馬はただ1頭、金沢から。猛威をふるってきたホッカイドウ勢がいないことで、地元笠松勢に大きなチャンスが!…と言いたいところですが、なかなかそうもいきません。ただ1頭の遠征馬とは、ヤマミダンスでした。元々、ホッカイドウ競馬で能力試験を受け、その際にたたき出した時計が優秀(一番時計と聞いています)だったヤマミダンス。諸々の事情からホッカイドウ門別でデビューせず、金沢・中川雅之厩舎の所属でデビュー。そのデビューも9月後半まで待つこととなりました。が、とにかくその能力試験の時計や追い切りで見せる走り・時計の優秀さ、そして名牝・キウィダンスの子という血統的な魅力もあいまって、金沢でデビューを迎える前から、その高い素質を噂されてきたのがヤマミダンスなのです。デビュー戦・2戦目と、スピードの違いで後続を寄せつけず逃げ切り勝ちをおさめたヤマミダンスは、3戦目の重賞・GDJ2歳シーズン・金沢シンデレラカップで、初めて強豪と対戦します。相手は、地元・金沢で5戦5勝、重賞・金沢プリンセスカップを制しているヴィーナスアロー。ホッカイドウ競馬から参戦のフィールザファイア、アンジュジョリー。評判どおりの強さなのかどうか、最初のハードルとなったこのレースを、ヤマミダンスは難なく逃げ切り勝ち。3連勝で重賞タイトルを手にしました。3戦3勝で、次は地元の重賞・兼六園ジュニアカップへ行くか、笠松のラブミーチャン記念へ行くか。そのローテーションに注目が集まりましたが、陣営が選んだのは笠松遠征(地元のライバル・ヴィーナスアローは兼六園ジュニアカップへ。見事に勝ちきり、重賞2勝目をあげました)。中川雅之調教師は、「初めての遠征ですから今日はちょっとイレこんでましたけど…」と、心配もしたそうですが、青柳正義騎手が騎乗して本馬場へ出る瞬間、キレイに落ち着いて一歩を踏み出して行ったことで安心したそうです。騎乗した青柳正義騎手は、「1番枠でしたし、笠松競馬は包まれると乗りづらいこともありますから、逃げるつもりで乗っていました。ゲートを出た瞬間、もう大丈夫だと思いました」鞍上はヤマミダンスのスピードと強さに絶対の自信を持っての騎乗だったようです。第3回ラブミーチャン記念は、結局ただ1頭の遠征馬・ヤマミダンスの逃げ切り勝ちで終わりました。(ラブミーチャン記念優勝のヤマミダンス ↑写真提供:主催者)地元記者さんたちも、「遠征馬に勝たれるのはくやしいけど、キウィダンスの子だし、ここを勝った馬ということで応援したくなるよね」と話しています。また、レース後の取材の際には、「全国区の実力と期待していいですね?」という質問も飛び出し、ヤマミダンスに大きな期待をよせているのが陣営だけでないことがよくわかりました。2着:ハローマイダーリン(写真↑提供:主催者)3着:イスタナ(写真↑提供:主催者)好スタートから単騎の逃げ、足取りはしまいまでシッカリしていたヤマミダンス。デビュー戦・2戦目では、一人になった直線でフワっとしたところを青柳騎手に気合をつけられて体勢を立て直すシーンも見られましたが、この日のレースではそんなところも見せず、文句のつけようのない逃げ切り勝ちでした。ラブミーチャン記念口取の様子…を斜めから撮影していたら、馬だけカメラ目線くれました。かしこい(?)馬ですなあ。中川雅之調教師の談話「無事、能力どおり走ってくれてホッとしています。今後については、地元最後の重賞(金沢ヤングチャンピオン)をつかってから県外へ、とは思っているんですけど、馬と相談してからです。日ごろはホントにおとなしい馬ですが、レースに行って今日みたいに急にイレこみだしたりうるさいところを見せたりする。良く言えば、オン・オフがきっぱりしているということでしょうか。どこの競馬場へ遠征しても動じない馬になってもらいたいというのが目標なんですけど、カンタンなことじゃないでしょうね」中川調教師は、「メンタル面で図太くなってほしい」という意味のことを繰り返し口にされていました。そして、「東京2歳優駿牝馬には、かつてイグレシアスで参戦したことがあるんですが(6着)またぜひ挑戦したいレースだと思っていますので、なんとかこの馬で出られればと思っています」と話していましたが、このときには口調がかなり熱をおびていたようです。これでヤマミダンスはGDJ2歳シーズンで、2勝・20ポイントを獲得して現段階の2位。1位にたっているのはローレル賞を勝ったアップトゥユーで、30ポイント。その差10ポイントを、東京2歳優駿牝馬だけで縮めるのは難しい(ポイントが1着から順に、20・15・10・7…)でしょうが、ぜひとも大井に参戦して、全国区に名乗りをあげてもらいたいと思います。先週の笠松競馬、初日(7日 月曜日)の第5レースで、川嶋弘吉調教師が通算2000勝を達成しました。川嶋調教師は1945年生まれ。1976年に調教師としてデビューし、41年目のシーズンをむかえています。高崎競馬所属として、長年にわたって北関東の中心的トレーナーとして数々の重賞を制してきましたが、2004年大晦日をもって高崎競馬が閉幕したのちに笠松へ移籍しました。「冬の休みのない競馬場で受け入れのある中では笠松が最も高崎から近かった」というのが笠松を選んだ理由だそうです。移籍直後の2005年には重賞・第6回スプリントを制するなど、笠松移籍後もトップトレーナーとして活躍し、ついに2014年・15年と連続で笠松リーディングトレーナーにもかがやきました。「今までこの2000勝を目標にがんばってきました。これからも競馬を愛し、競馬をきわめて、調教師を続けたい」2000勝達成記念セレモニー(木曜日)のインタビューで、こう話した川嶋調教師。今回の開催でも7勝をあげ、開催リーディングトレーナー。笠松年間リーディング3位につけ、上位を追撃中です。北関東競馬出身のわたくしとしては、やはりこうして北関東競馬出身者の活躍を見ると、うれしくなります。1945年生まれということは、アメリカの次期大統領と1歳違いです。そう考えると、大ベテランの川嶋調教師にもまだまだ精力的に活動してもらえそうに思うのです。笠松競馬、次回開催は来週(21日~25日)5日間。開催メインは木曜日(24日)におこなわれる、地方全国交流・第12回笠松グランプリです。来週の笠松競馬も、わたくしが実況を担当する予定です。たくさんのご来場・ご参加をお待ちしています。
2016年11月14日

日曜日担当の高橋華代子です。 11月16日には2歳重賞のハイセイコー記念(大井・1600m)が行われます。 2000年までは青雲賞という名前で親しまれてきたレースですが、2001年からは1972年の覇者ハイセイコーの名を冠したレースとなりました。 最近で一番出世した馬と言えば、何と言ってもソルテでしょう。 当時は金子正彦騎手を背に9番人気ながら優勝。 レースから厩舎に帰ってきた際、みんなで記念撮影したときの写真があります。 寺田調教師にとっても久しぶりの重賞勝ちだったし、ソルテも川合厩務員も念願の重賞初制覇。 今こうして見ると、ソルテだからと思うかもしれませんが、2歳っ仔でも貫録たっぷりのような。。。 ただ、体は452キロの頃なので、今は60キロもボリュームが出ましたよね(;^ω^) 今年は厩舎の弟分ネコピースがハイセイコー記念にスタンバイ。 お父さんも一緒のタイムパラドックスです。 当時のソルテよりも豊富なキャリアを生かし、どんな競馬を見せてくれるのでしょうか。 ネコピースのお近くには威圧感たっぷりに、ソルテがいらっしゃいます。カイバを食べている何気ない仕草でも、雰囲気たっぷりです。ま、ソルテだから余計にそう思うのかも(^^ゞJBCスプリントはファンの立場からしても、本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。実際にファンの皆さんからもそういう声があふれていました。そのときの思いは南関魂に綴ってみましたよ。こちら。ほんと、ソルテがこうやって南関東にいてくれること自体が幸せです。JBCでは出走馬のイラスト入りボールペン(イラストはらんさん)が発売されました。ソルテはそもそも人気があるのでかなりの量を用意されていたそうなんですが、負担重量トップでも(笑)、中央馬を抑えて、売り上げナンバー1だったそうですよ。さすがはソルテ、人気も絶大です。このらんさんのイラストがめちゃめちゃそっくりで。わたしも南関のお馬さんたちのを使わせて頂いています。みんなどれもかわいくて、このボールペンを持っているだけで楽しくなります(^-^)ボールペンを作製されたみぷらすさん、らんさん、ありがとうございます。そんなソルテですが、しばらくは厩舎でゆっくりして、3月8日のフジノウェーブ記念から始動し、その後は今年の忘れ物を取りにいくそうです!!!かしわ記念制覇を目指したいそう(炎)。となると、6歳最後のレースがJBCだったので、次にレースで会うときは7歳のソルテなのですね。。。6歳のソルテありがとう。7歳のソルテも何より無事に、そしてたくさん興奮させてください(^-^)さて、お食事中のソルテのお隣にいるのが一番の弟分ラクテです。ラクテはインタラクションカップで韓国馬たちに立ち向かいます。鞍上は、ソルテの調教パートナーとしても有名な上田健人騎手。ラクテ&上田騎手、がんばれ~ヾヾ(*´∀`*)ノ
2016年11月13日

土曜日担当は、竹之上次男です。 きょうは東京で仕事があって、いま帰宅! 更新が遅くなってすみません…。 今回は下記のトピックスなどを書きます。 ただ、いまはぼく自身がサバ-ダウン寸前なので、ちょっとすみません、回復後の再更新とさせてくださいm(__)m で、このあたりから翌日更新。 土曜日はこんな方々とお仕事させてもらいました。 競輪、オートの選手という他競技のお話はホントに貴重でした。 リオ・パラリンピックで視覚障害者の方とペアを組んで銀メダルを獲得したガールズケイリンの田中まい選手。 本物の銀メダルを触らせてもらったんですが、そのさわり心地の良さと重さに感動♪ 同じくガールズケイリンの小林莉子選手は、明るくハキハキ喋る快活な女性。喋っていてとても気持ちがいい♪※最初、名前を間違って表記していました、すみませんm(__)m プリンが大好きで、コンビニのプリンはコンプリートしたとか^_^; 競輪の稲垣裕之選手は、超イケメンレーサー。海上自衛隊出身で競輪選手に転身した経緯をもちます。 10月に初ジーワンを勝利した際に獲得した賞金は、自分には使わず奥様のために大金を使われたそうです。さすがや! オートレーサー青山周平選手は、オート界を引っ張るナンバーワンレーサー。そんなすごい方に、わたくし何度も青山周平“騎手”と言ってしまいました。失礼しました…。 いや、だって青山っていう騎手が昔、園田にいたし、(小谷)周平って騎手もいるからすぐに騎手っていってしまうんです(>_
2016年11月12日

金曜日は古谷が担当します。 10月中旬に初雪が降ったこともあり、11月の北海道は完全に真冬モード。JBC関連で約2週間、本州にいた関係で久々の北海道でしたが、帰ってきたら裏道に入れば雪が積もっている場所が結構ありました。朝晩は冷え込みもきつく、完全に道路はアイスバーン。歩くのも大変でした。(札幌の家に向かう途中の道路。ツルッツルでした) そんな中、ホッカイドウ競馬は最終日となる10日の競馬を持って、今シーズンの全日程を終了しました。濃霧による6R分と、強風による4R分が中止となりましたが、全80日間の売上総額が約203億5501万円を記録。18年振りに200億円超えとなり、前年比では約34億5500万円増、計画比では約30億円増となりました。インターネット投票の伸びが目覚ましく、約156億3961万円で、前年比で約36億円増ですから、インターネット投票のお陰で200億円を突破したことが明確です。インターネット投票が占める割合は、全体の約77%まで成長しました。 楽天競馬なりの分析では、地方競馬IPATが発売を開始してから、インターネット投票の中で食い合いが生じることが意外となく、既存の投票システムも売上が伸びているようです。その要因は、地方競馬IPATで地方競馬の馬券を買うファン層が増えてきたことがまず1つ。その人たちが買えない、土日の夜や月曜、金曜にも手を出してみようと興味を示した層が出てきたのではないか、ということです。 北海道軽種馬振興公社の笠原鉄也専務理事は、今シーズンをこう振り返っておられました。「濃霧や台風の影響もありましたが、何とか無事に終えることができました。インターネット投票の普及で、今は全国のファンが、競馬場を選択して馬券を購入する時代ですから、素質ある馬たちが魅力あるレースを展開することが何より重要となります。ホッカイドウ競馬は、ハイレベルな2歳戦がブランド化していると思いますし、それが定着したことで年々、全国のファンがホッカイドウ競馬に目を向けて頂いている手応えをつかんでいます」(道営記念翌日、朝の門別競馬場。馬運車の行き来も多い1日でした) ただ、課題ももちろんあります。「やはり、3歳を迎えた時に、強い2歳馬たちがホッカイドウ競馬に残って楽しんで頂けるような番組を作らないといけないと思います。今年は3歳三冠賞というボーナスも用意し、残念ながら三冠馬誕生はなりませんでしたが、ダートグレードで活躍したスティールキングが頑張ってくれましたし、南関東からジャストフォファンも戻ってきて王冠賞を制すなど、その成果は多少なりともあったと思います。北海道馬主会のご協力のもと、北海道デビューで3歳春に戻ってきた馬に対して、輸送費補助もしましたが、来年も継続していければと考えています」と、来年に向けたお話もして頂けました。 僕の話で言えば、ブロッサムカップに出走したソーディスイズラヴは、大井・荒山厩舎へ移籍する予定です。来週の大井開催が終わる頃に入厩する方向になると思いますが、ちょっと馬体も減っていましたし、年末の大井開催に向けて良い休養になってくれればと思います。(今朝のソーディスイズラヴ) また、3歳重賞で頑張ってくれたカティサンダは、船橋・岡林厩舎に再転入しています。12月の船橋開催に向けて、今はじっくり調整されているようですが、元気一杯とのこと。C2格付けとなりましたが、ホッカイドウ競馬でも古馬との対戦で好勝負を演じていましたし、何とか頑張って欲しいと思います。 来年は父ショウナンカンプ、母リーサムフリークの牝馬を田中正二厩舎でデビューする予定にしています。父らしいボリューム感ある馬体で、体高はさほどないものの馬体重はあるみたいです。もう乗り込んでいますし、早い時期にデビューする可能性もあるかもしれません。(ショウナンカンプ産駒の牝馬、母リーサムフリーク) 兎にも角にも、ホッカイドウ競馬が4年連続で黒字になるようですから、最近の地方競馬全体の好調振りには、ただただ凄いの一言です。来年のホッカイドウ競馬も、よろしくお願いします!
2016年11月11日

木曜担当のよこてんです。 今季の盛岡競馬最終日となる11月7日、その盛岡競馬場で『レディスヴィクトリーラウンド(LVR)』の盛岡ラウンドが行われました。■雲ひとつない青空の下でのLVRになりました 地方競馬(平地)の女性騎手5名(本当は6名なのですが、佐賀の岩永騎手は負傷治療中のため参加できず)が盛岡・名古屋・佐賀・高知の4競馬場でのべ8戦を戦うLVR。“女性騎手の戦い”とうたえども5人では一レースを組めず、盛岡の場合は若手男子騎手を加えての戦いになって・・・という事で正直どれくらい盛り上がるのか?と思わないでもなかったのですが、いざやってみれば華やかで、いつもとは違うレース風景になりましたよね。■紹介セレモニーにて。「公式」な集合写真■その後に撮った集合写真。こういう所も女性騎手らしい華やかさ まず第一戦。ブラックメイプルに騎乗していた下村瑠衣騎手が馬場入りの際落馬、馬は放馬して競走除外になるハプニング。下村騎手に怪我がなかったのが不幸中の幸いとはいえ下村騎手落ち込む事落ち込む事。なんか昔もこんな下村騎手を見たなあ(※2014年の全日本新人王争覇戦、第1戦で下村騎手が騎乗予定だった馬が出走取消になった事が・・・)。■「除外ですよねえ・・・」とガッカリしていた下村騎手。怪我が無くて何より それが“予兆”だったのか、第1戦は3番人気チョーハッピーと7番人気ラブレジェンドの競り合いの後ろに5番人気クインズトロブラボが続いて3連単3万7千円の波乱の結末に。女性騎手は5着の宮下瞳騎手が最先着で、7着別府真衣騎手、8着木之前葵騎手、9着鈴木麻優騎手と並んでおりました。■LVR盛岡・第1戦、勝ったのは「鈴木」は鈴木でも鈴木祐騎手のチョーハッピー このレース、現地でご覧になった方は、馬群がほぼ外ラチ一杯まで寄っていったのをご存じだと思います。確か4番のケセラストーンだったか、外ラチの下で写真を撮っている自分たちの目の前を駆け抜けていきましたものね。 終盤の盛岡戦は馬場の外目を回る競馬が多くなっていたのですが、それでもコースの真ん中あたりまで。このレースほど外に流れてきた事はさすがにありませんでした。 結果的には勝馬から9着馬までのタイム差がわずか0.7秒しかなく“大接戦”ではありました。ですが、例えば好位を進んでいるように見えたトーコーキズナ・木之前葵騎手が大きく外を回るハメになり、終わってみれば8着に留まったのをはじめ、遠征騎手には難しい、判断を迷わされる展開になってしまったように思います。 続く第2戦は距離が1600m。ここまでの傾向からすると1600mでは1400m以上に外を回ってくる形になる事が多かったですから、自分はここもやっぱり外側を意識する流れになるだろう、と考えていました。ただ、そんな流れの中で逆に内を突いてくるような騎手がいたらレースが面白くなるだろうなあ・・・とも思っていたんですが。■紅葉をバックに戦われた第2戦 いたんですねそれが!4コーナーを回って内に忽然と姿を現したプレミアムフレンチ・木之前葵騎手。ぽろっと抜け出してきたのが見えた時には“うわっ!”と思いましたね。なかなか衝撃的でした。■内を突いて抜け出してきたのは木之前葵騎手のプレミアムフレンチ レース後にお話をうかがった所、特に内を突くつもり・狙うつもりではなかったそうです。馬の“走りたいサイン”を感じて行き脚をつけた結果が内側だったとのこと。 自分はてっきり、一戦目で外を回らされた教訓から内を狙ったのかと思ったのですがそうではなかったと。でもそういうひらめきは、騎手対抗戦の読みづらい戦いでは大事なのでしょうね。■木之前騎手はずっと笑顔で■「外の方ばかり意識してしまった。内を突かれるとは」”信じられない”という表情の鈴木麻優騎手 盛岡での2戦の結果、盛岡ラウンドの1位は木之前葵騎手、2位は鈴木麻優騎手、3位は宮下瞳騎手となりました。この辺のポイントはここで説明すると長くなるので、レディスヴィクトリーラウンドのサイトをご覧ください。 2戦目を勝ってラウンド1位となった木之前葵騎手は表彰式でも終始笑顔。一方、2戦目で1番人気2着となった鈴木麻優騎手は終始悔しそうな表情でしたね。■隣で話す宮下瞳騎手の言葉にいちいち肯きながら聞く余裕もみせていました■表彰式でも悔しそうなまゆゆ 鈴木麻優騎手にとってはこの後のラウンドはずっと“アウェー”になるし、ラストの高知などは岩手の開催が終わって1ヶ月以上経ってからになるからレース勘の維持も考え所に。それを思えば地元でもう少しポイントを稼いでおきたかった・・・のでしょう。でもまあこれも運、勝負の流れだ。■宮下瞳騎手は、聖母のような笑顔で見守る感じ(^ー^) 3位の宮下瞳騎手は、余裕を感じる笑顔というか。そうそう。今回見ていて一番興味深かったのが宮下騎手の、そのリラックスした雰囲気でした。 かつての現役の頃のレディスジョッキーでも宮下騎手を見た事がありますが、当時はどことなくピリピリした空気を纏っていたように感じていました。女性騎手たちの中では年長で、実績も上で、リーダー的というか“示しをつけないといけない立場”というか、そんなポジションだったせいか・・・で、厳しい表情をしていた事が多かったような記憶があります。 しかしここでは非常にゆったりとした雰囲気で、ちょっとふざける時なんかもむしろ先頭を切るくらいに楽しんでいるように見える。ご自分でも言われていました。「昔はピリピリしていたかも。でも今は楽しんでいますよ」と。■「瞳さん、なんかポーズ決まってますね!」「そう?」みたいなやり取り。昔はあんまりなかったような 盛岡での1位2位は5人の中でもデビューが新しい方の2名でした。でも、この宮下瞳騎手の雰囲気を見るに、このあと一番怖い存在になるのは宮下瞳騎手ではないかと思えてなりません。■名古屋のTV局が東海の2騎手に密着。2名とも上位に入って取材も活気に溢れておりました レディスヴィクトリーラウンドのシリーズは残り3競馬場3ラウンドののべ6戦、来年の2月下旬まで続く長丁場です。これからどんな戦いになっていくのか、最後に女王の座に就くのは誰なのか?非常に楽しみになりました。■別府真衣騎手は盛岡4位。でもこの人は絶対に巻き返してくる■今回は運もなかった感の下村瑠衣騎手でした。でも最後は地元。まだまだこれから さて、今シーズンのOROパーク盛岡競馬場での開催はこれにて終了。この後の約2ヶ月間は水沢競馬場での開催となります。 これを書いている時点でちょうど残り2ヶ月ですね。しかしこの間も、2歳の南部駒賞、3歳のダービーグランプリ、古馬の北上川大賞典に桐花賞と重要レースが目白押し。この後の水沢競馬も引き続きお楽しみ下さい。■競馬場周辺の紅葉もギリギリ間に合いました。OROパーク、また来年!
2016年11月10日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 北海道の地域の場外発売所を巡る旅。ホッカイドウ競馬が運営する場外発売所は、いよいよ残り2箇所となりました。 今回訪れる場所は、北海道・石狩市。 「石狩」という呼び名は北海道以外にお住まいの方々もよくお聞きになると思いますが…こういうイメージですか? サケ漁。やはり石狩と言えば、サケのイメージありますよね。 石狩鍋とはなにか。 私、名前は聞いたことあっても、正確にはどういう鍋かきちんと説明できないでいました。 ポイントは、勿論サケ。そして味噌仕立てで作る鍋というのがどうやら正統のようです。サケの生の切り身とアラ、野菜に豆腐やこんにゃくといった具材を入れて煮込む、と、石狩市HPでは紹介されています。 観光客も多く立ち寄る、佐藤水産サーモンファクトリー サケの「本場」と思うと、ついつい買いたくなっちゃいますよね。 本州方面のひとたちへの贈り物としても、サケはだと何となく「北海道らしい」感じがしますし。 石狩市の場所は、ここ。 札幌市の北に隣接し、日本海に面する石狩市は、人口6万人弱。 石狩市役所 平成の市町村合併により、北の暑寒別岳の周辺村落だった厚田地区や浜益地区と合併し、北は増毛町と接する「大」石狩市になりました。人口的には、平成以降はこの規模で微増微減を繰り返して現在に至っています。 旧石狩川。 石狩川が日本海に至る出口に人々が集まり、漁業や海運で栄えたのが、この石狩のまちの始まりだとのこと。様々な意味で石狩川がもたらす恵みを受けつつ、ひとびとの生活が育まれてきました。 旧石狩灯台。ここから日本海を見つめ続けてきました。 海は広いな、大きいな… この日の日本海は穏やか 石狩新港。いまでは海岸線に沿って港湾施設と工業施設も建ち並んでいます。 日本海側のこの界隈、石狩から東は小樽に至る沿岸は海運の拠点が点在し、古くから北海道の海からの玄関口としてひとやものが行き交ってきたことは、前回小樽の稿でもお話申し上げました。 平地部分が狭くて、様々な物事がコンパクトに密集しながら栄えてきた小樽と違い、ここ石狩は河口に広々とした平野が広がる土地柄。近隣で似たような位置づけの場所とは言え、また全く別の雰囲気を持っているように感じられます。 小樽との違いは…川を通じた輸送経路があったからか、鉄道がこの石狩には敷設されてこなかったこと。いまでも札幌からは札幌市内の麻生あたりまでしか鉄道では行けず、主な交通手段は車に頼る状況です。 ところが、札幌も含めた北海道の日本海側は、都市部でも雪が多い地域でして… 昨年1月のさる大雪の日の地下鉄麻生駅前。 札幌市内です、これで。 一応Aiba石狩の「最寄り駅」なのですが…この先は道路がホワイトアウトしていました。 爆弾低気圧なんかが北海道にやって来ると、まず大雪になるのがこの近辺。 石狩市も、冬は厳しい気候にさらされながら、多くのひとびとがそこで生を営んでいるのです。 Aiba石狩 現地の写真は天気のいい日に撮らせて頂きました。 他競技のマークがデッカく入っていますが、ここで馬券売ってます(笑)。 次回はこのAiba石狩に潜入し、競馬の場外発売所の「これから」というものをじっくり考えて行きたいと思います。
2016年11月09日

火曜日担当の太田です。 地方競馬の祭典JBCが終了。私も初めて生JBCを体感。川崎競馬場は本当に盛り上がっていましたね。来場者も多く、場内を歩くこともままならないぐらいの込み具合でした。JBC3競走はもちろん大変な盛り上がりでしたが、最終のローレル賞も、その盛り上がりのままで、ホッカイドウ競馬の「アップトゥユー」が勝利し、私のテンションもMAXになりました。馬券が当たればなおよかったのですが・・・・。 関東から北海道へ戻ると一気に冬景色。この時期にまさかこんなに雪が降るとは思ってもいませんでした。帯広はもともと雪が少ない地域。真冬に一気に降ることはありますが、まだまだ先のことと勝手に思ってた次第。それが11月3日のこと。 さらに2日後の11月5日にも朝から雪が降り開催が中止。ちょっと甘く見ていました。この時期に雪で開催が中止になるとは本当に思っていませんでした。まだ走路のヒーティングは稼働してないですからね。冬仕様の馬場になるにはもう少し先の話です。いずれにしても、開催を楽しみにしていた皆さん申し訳ございません。 翌6日(日)はすっきりとした青空。十勝晴れの下、無事開催。雪の影響で軽い馬場かと思っていましたが、冬の開催の時にするロータリーハローがけをレース前に実施。ロータリーハローがけをすることにより、馬場がふかふかになるため、思ったより軽馬場にはなりませんでした。ジョッキーたちもやや引っかかる、ぬかるなどと話していました。 その日のメインは『第41回 ばんえい菊花賞 BG2』3歳の重賞二冠目が行われました。一冠目の『ばんえい大賞典』を制した「マルミゴウカイ」、今季4戦目2歳時の『ヤングチャンピオンシップ』の勝馬「ホクショウディープ」の2強ムードとなっていました。 レースは、平均的な流れ、ほぼ全馬1戦で進み、やや「ツルイテンリュウ」が先頭で第2障害。しかし、ほとんど差がなく全馬第2障害へやってきました。ほぼ一斉に仕掛け、先ず先に抜けてきたのは「マルミゴウカイ」そして「ツルイテンリュウ」の2頭。後続も差がなく下ってきましたが、先に下った2頭がやや抜け出し、5、6番手で下った「ホクショウディープ」が差をつめる展開。残り20mで「マルミゴウカイ」をかわした「ツルイテンリュウ」が力強く抜け出し、最後は突き放してのゴール。やや苦しくなっている「マルミゴウカイ」に一歩一歩差をつめてゴール前並んだ「ホクショウディープ」でしたが、ギリギリ「マルミゴウカイ」が粘って2着という結果。 (主催者提供) 大河原和雄騎手は「関係者の皆さん、ファンの期待にようやく応えることができました。馬場はこの馬に合っていました。スタートで先に馬に行かれるとやめるところがあるのですが、今日スタートも決めてくれ、道中もこの馬のペースに合わせて進んでいけました。第2障害も十分余裕を持って挑めました。強い勝ち方をしてくれたと思います。夏は少し答えていましたが、秋に入って状態がとてもよくなってきていました。特に特徴がなく地味な馬ですが、祖母の「ヒメサクラ」は走った馬です。今後どのぐらい成長するか楽しみです。まずはダービーですが頑張ります。」とコメント。 山田勇作調教師は「騎手時代から50年の付き合いがある馬主。この馬で重賞を勝ててとてもうれしいです。2歳の能力時からとても期待していた馬。3歳の重賞をとりたいと思っていました。とてもおとなしく、扱いやすい馬。また、とても賢く、レース2日前になると食べる量を減らし(レースがない時はよく食べます)、よく寝てレースに挑みます。前哨戦の『秋桜賞』でも同じかんじで、勝負所がわかっているようです。正直人気の2頭には勝てないと思っていましたが、今日のレースを見ると上に追いついたように感じます。体も風格、貫禄もつき大人になってきました。まだまだ大きくなると思います。調教師生活も残りわずかと思っていますが、馬主さん、この馬のためにもう少し頑張っていきます。」とお話しくださいました。 (主催者提供) 戦前二強ムードで始まったレースでしたが、4番人気の「ツルイテンリュウ」が勝利。個人的には、もともとこの3歳世代それほど能力差はないと思っていました。レースぶりもそんな感じをさせるところがありました。大河原騎手も「何もかもすべてうまくいった。そうでなければ勝てない」とお話でした。これが「マルミゴウカイ」と変わって端コースだったら逆に「マルミゴウカイ」が勝っていたと思うとのこと。「ツルイテンリュウ」はONとOFFがはっきりしており、賢く扱いやすい馬。馬体が成長してきたら重いところも大丈夫だと思うと伺い、今後年齢を重ねてきてからさらに強くなっていくような予感を感じました。もともと2歳時から活躍しており、肩がけには手が届きませんでしたが、ここで悲願の重賞初制覇。ここぞというときに力を出す「ツルイテンリュウ」。ばんえいダービーでは注目になること間違いありません。もちろん二強の「マルミゴウカイ」「ホクショウディープ」も上位に入り、侮れません。それから、この世代2歳チャンピオン「フウジンライデン」がまだ今季登場しておりません。ダービーには登場予定と伺っています。ダービーは定量。どの馬にもチャンスです。12月25日(日)日本一遅いダービー「ばんえいダービー」ぜひご注目ください。 先週のブログでもご紹介しましたが、6日(日)に「槻舘重人」調教師、「西謙一」騎手、通算1000勝のセレモニーが行われました。 1000勝にあたり記録尽くめとなったお二人。特にデビューから10年目(9年9か月)で1000勝の西謙一は、2000勝へはさらに期間が短く達成すること間違いないでしょう。ばんえいを代表する騎手へ。これからも注目です。 さて、次回13日(日)4歳牝馬の重賞『第41回 クインカップ BG3』を予定しております。重賞2勝の「シリウス」が中心となることでしょう。前哨戦を制した「アスリート」、世代牝馬戦では常にトップクラスで活躍「タキニシサンデー」「メムロコマチ」が出走予定。そのほか今季力をつけてきた「アサヒカツヒメ」「レジーナ」など、牝馬戦ならではの面白い戦いが繰り広げられそうです。11月13日(日)第10レース20時10分スタート。ぜひご参加ください。
2016年11月08日

南関東地方競馬は、船橋競馬開催中です。(ハートビートナイター。開催は11日=金曜日まで)グッと冷え込んで来た関東地方ですが、ナイター競馬絶賛開催中。今週は船橋競馬ハートビートナイターです。メインレースは水曜日の2歳重賞・第62回平和賞です。(枠順は→こちら)その前に、明日の笠松競馬場では、2歳牝馬の重賞・第3回ラブミーチャン記念が行われます。(枠順は→こちら)ラブミーチャン記念には、金沢からヤマミダンスが出走します。1番枠から前走・金沢シンデレラカップのようにポンと先手が取れればいい勝負になると思います。グランダムジャパン2歳シーズンの行方を左右する重要な一戦。こちらも注目です!他の皆さんも書かれていますが、先週木曜日に川崎競馬場で行われたJBC競走。皆さんたくさんのご参加ありがとうございました。数日経ってからレースVTRを見直してみると、当日の川崎競馬場内の盛り上がりが改めて感じられました。川崎競馬場では3回目となるJBCで、初めてクラシックの実況&表彰式を担当させていただきましたが、(過去2回は2006マイルと2012スプリント)今回もクラシックは素晴らしいレースになり、ダート中距離戦線の超一流が揃ったレースを実況できて大変光栄でした。勝ったアウォーディーは文句なしの勝ち方でしたし、2着に粘ったホッコータルマエの頑張りも称えたいレースぶりでした。表彰式インタビューで武豊騎手に「(武豊騎手が)川崎でアウォーディーと(日本テレビ盃の後に)仰って、今日川崎に集まったファンの方もいらっしゃると思います」と振ったら、表情がちょっと緩んだのが印象的でしたね。JBCレディスクラシック史上2頭目の連覇を達成したホワイトフーガも見事。先行争いを制して逃げ切ったダノンレジェンドにも痺れました。南関東はこの後、2歳戦がハイセイコー記念→全日本2歳優駿・東京2歳優駿牝馬3歳以上は浦和記念→勝島王冠→ゴールドカップ・東京大賞典牝馬がクイーン賞→東京シンデレラマイルと組まれていきます。JBCが終わっても、競馬のカレンダーは続いていきます。年末のチャンピオン決定戦に向けて、この盛り上がりを続けていきたいですね。
2016年11月07日

日曜日担当の高橋華代子です。 JBCで燃え尽きた方も多いかもしれませんが、ちょっとブレイク(^-^) 今日の午後、ゆるキャラグランプリ2016が発表されるということなので、ここでも最近、大井競馬場に集結したゆるキャラさんたちの続きをお伝えしていきますね。 パート1、パート2。 東京メトロポリタンウィークで来場したゆるキャラさんたちは……。 港区のゆるキャラさん。 向かって左から、アカオくん、アユミン、アカサカメン↓ 板橋区のりんりんちゃん↓ 重賞の日で仕事の関係で撮れなかったので、去年の写真ですが、江東区のコトミちゃんと板橋区のりんりんちゃんコラボ↓ 大井競馬場に初めてやって来た大田区のはねぴょん↓ そして、11月26日(土)と27日(日)に大井競馬場で「全国ねぎサミット2016inTOKYO×肉フェス」が行われるので、そのPRを兼ねて、ねぎ産地のゆるキャラさんたちも来場しました。 旧3号スタンド跡地を再整備した新イベントスペース「ウマイルスクエア」のオープンを記念して行われるそうです。 皆さん、どのくらいわかりますか? ゆるキャラではないそうなんですが、こちらの方も存在感たっぷりで(^^ゞ ねぎフェスティバルのときにどのくらい込み合うのかわからないのですが、このPRイベントのときは、絶大な人気を誇る深谷市のふっかちゃんも、2ショット写真を余裕で撮ってもらえました(^-^) 詳しい人の話しでは、場所によってはふっかちゃんに人が群がるのでなかなか2ショットは撮れないんだとか。 そう考えると、競馬場は基本的には競馬を楽しむ人たちが集まる場所ですから、ゆるキャラの2ショットも撮らせてもらいやすい場所なのかなと思ったり(^○^) 全国ねぎサミットのときにまたチャレンジしてみたいです。 ねぎとお肉の組み合わせ、めちゃいいですね。これにビールを組み合わせたら最高~(^o^)/ 詳しいことはこちらですよ。 ウマイルスクエアで、これからどんなイベントが行われていくのでしょうか。逆に、競馬にそもそも興味がない人でも、こういうイベントをきっかけに競馬に興味を持ってもらうきっかけ作りになったら、こんなに素敵なことはないですね(^o^)/ (追記あり) ゆるキャラグランプリ2016は、高知県須崎市の「しんじょう君」が選ばれたそうです。おめでとうございます!順位表はこちら。
2016年11月06日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 『第1回西日本ダービー』に向けての予想動画を収録するために、今週の月曜日に東京の楽天競馬さんに行ってまいりました! 出演は、この日替わりライターブログでもお馴染みの楽天競馬スペシャルアドバイザーの古谷剛彦さん。楽天競馬“ポッ”イントもらっちゃおう大使の津田麻莉奈さん。 そして、名古屋でタレントしているけれども、競馬に断然詳しい神田舞ちゃんと一緒の収録でした。 打ち合わせの段階から、なんかワイワイ言うて楽しいひとときでした♪ ぼくの予想は当たってはいるんですけど、完全にトリガミやし…。 それでも、今回の出演はホントにええ経験をさせてもらいました。反省点も多くありました(;^^)楽天競馬さんありがとうございますm(__)m 終わってからみんなでランチ♪ 行きも帰りも富士山は美しかったゼ!〓Weeklyトピックス〓★西日本ダービー詳報 11月2日に新設重賞『第1回西日本ダービー』が行われました。 初めての試みとなった西日本地区6県交流戦、優勝したのは兵庫のマイタイザン(牡3・新井厩舎)でした。 鞍上の杉浦騎手がスタートを決め、最後は詰め寄った高知の強豪牝馬ディアマルコを退け、初代西日本3歳王者に輝きました。 詳しくは『チャージアドバンス』で書いています。ご覧ください。 来年以降は各地持ち回りで開催されます。来年は佐賀競馬場で行われます。 それぞれの地区生え抜き限定とされたため、笠松デビューで名古屋所属のカツゲキキトキトが出走できなかったのが、なんとも残念でした。 出られる?出られない?という情報が錯そうして、ファンの皆さんを混乱させてしまったところもありました。 来年以降はルール整備を充実させて、より楽しいレースとなってもらいたいところです。 そういう意味では、まだ成長途上の交流レース。今後に出走馬レベルも含めて、素晴らしいレースになることを祈ります。 皆さまも温かく見守っていただけたらと思います。指一本は、第1回の「1」の意味★田村直也騎手初勝利! 11月1日、園田競馬第1レースで、新人の田村直也騎手がデビューから17戦目で初勝利を挙げました。 今年の9月8日、厩務員から転身して31歳で騎手になった、異色で遅咲きのルーキーです。 広報を通じて発表された、田村騎手の公式コメントは以下の通りです。 「攻め馬には毎回乗らせてもらっていて、調子の良さを感じていました。レースで乗せてもらうのは今回が4回目で、毎回直線はいい脚を使ってくれるのですが、3コーナーで気を抜くところがあるので、そこをなんとかしたいと考えていました。 今日は内で我慢して、3コーナーもうまく離されずに回ってこれたので、直線で前が開いた時に『ヨシッ』と思いました!最後は無我夢中でした。応援してくれるファンの皆様や関係者に感謝しています。次は自厩舎(田中範雄厩舎)の馬で勝ちたいですね」 ハッキリ言って、騎乗馬に恵まれているとは言えない状況。9月8日にデビューして約2ヶ月で18鞍は少なすぎる騎乗数です。 調教では20数頭に乗り、そのうち15頭ほどが自厩舎という田村騎手。それで自厩舎に乗ったことがあるのは全騎乗馬の内1度だけ。他の17鞍は全て他厩舎です。 攻め馬に自厩舎の馬で時間を大きく割かれながら、その自厩舎では依頼が一度しかなく、数少ない他厩舎からの依頼で結果を出さなくてはなりませんでした。 それでも「しゃーないですわ」とヘコたれることなく仕事に明け暮れていた結果、価値ある1勝を手にしました! これをキッカケに大きく飛躍してもらいたいところです。★松浦政宏騎手の容体 松浦政宏騎手(42歳)が、現在戦列を離れています。 10月27日の途中から乗り替わりとなり、騎乗を取り止めていました。 騎乗馬が本場馬入場の際に暴れて、危険回避のため飛び降りたときに痛めたものかも知れないとのことでした。 まぁ、様子を見る程度の休養かなと思いきや、兵庫県競馬組合が発表した診断結果は、「左膝関節捻挫、左膝関節血腫、左大腿骨骨軟骨損傷」で約3週間の安静加療を要するんだそうです。 意外に時間がかかってしまいますが、無理せず完治目指して療養してもらいましょう。★来週は兵庫クイーンカップ 来週の木曜日にも重賞レースが組まれています。牝馬限定の他地区との交流戦『兵庫クイーンカップ』が11月10日に行われます。 注目を集めるのは地元のトーコーヴィーナス。これまで重賞で8勝を挙げ、兵庫県競馬史上、牝馬の最多重賞勝利数を記録している歴史的名牝と言えます。 前走ではレディスプレリュードで2着。しかも、おととい川崎競馬場で行われた『JBCレディスクラシック』を制したホワイトフーガと同着の2着でした。実績からは他の各馬に付け入る隙はなく、一強ムードが漂うレースとなりそうです。 相手候補としては、10連勝後は重賞で勝ち切れないレースが続いているタガノトリオンフ、末脚鋭いオーケストラピット。堅実なアルカナ、成長著しい昇り馬ヒメカイドウなどが挙げられます。 他地区では、南関東で活躍し、名古屋に今回から移籍となったルヴェルテュールの走りが気になるところです。 11月10日木曜日、『兵庫クイーンカップ』に、どうぞご期待ください。★まりなる&谷桃&まなみん 『西日本ダービー』は、楽天競馬杯というタイトルが付いていたように、レース当日は楽天競馬プレゼンツのイベントが催されました。 翌日に行われる『川崎JBC』の予想イベントや、『西日本ダービー』の予想会が行われました。 川崎のイメージキャラクターとして3年目となる谷桃子さんが来園。 園田には初参戦とのことでした。 そして、もうお馴染みの楽天競馬“ポッ”イントもらっちゃおう大使の津田麻莉奈さん(まりなる)も参戦。 限りある時間で終わってしまうのがもったいないぐらいて、もっとトークを広げたかった…(>_
2016年11月05日

金曜日は古谷が担当します。 今年のJBC開催が終了しました。例年通りといいますか、今年も「グリーンチャンネル地方競馬中継」のスタジオ解説を担当したので、ライブ観戦ではありませんでしたが、画面を通じても場内の熱気、盛り上がりが伝わりました。2万5千人の入場者数が目標値でしたが、それを大きく上回る28,718人が来場しました。JBC3競走のトータルの売上も、34億8442万7300円で、昨年の33億4475万1300円を約1億4千万円上回り、様々な点で良い結果となりました。(グリーンチャンネル地方競馬中継でJBCデーに出演した、左から伊藤友里さん、荘司典子さん、私、デンジャラス安田和博さん) JBCレディスクラシックは、ホワイトフーガの連覇となりました。昨年は3歳馬で圧倒的な強さを見せただけに、今年の牝馬ダート路線の主役は譲らないと思われましたが、斤量との戦いもあって苦汁を舐めることもありました。しかし、マイル戦で好位の内から難なく抜け出す危なげないレース振りに、同斤量では負けられない女王の意地も感じました。 ホワイトフーガは、繁殖馬セールで取引された後に生まれた子供で、今年の重賞ではオジュウチョウサン(中山グランドジャンプ)に次ぐG1級の産駒勝利となりました。 JBCスプリントは、ダノンレジェンドとソルテ、さらにコーリンベリーの先行争いに注目が集まりましたが、ソルテが行きかけた内からダノンレジェンドがハナを主張し、そのままスピードで押し切り、悲願のG1級初勝利となりました。外から被されたり、砂を被るとモロいタイプで、最内枠がポイントでしたが、何が何でも行く気を見せたM・デムーロ騎手の執念が実った勝利だったと思います。地方所属馬期待のソルテは、残念な結果に終わりましたが、「これで負けたら悔いはない」と戦前に話していた陣営のコメントから勝ちに行ってのものですし、誰もが納得したと思います。再び、大きな舞台での巻き返しに期待したいと思います。 そして、JBCクラシックでは、ダート無敗のアウォーディーに、その他の5頭が全馬G1ウィナーというJRA勢は豪華メンバーが揃いました。抜群のスタートを切ったホッコータルマエの出方から駆け引きがあり、非常に面白いレースとなりましたが、アウォーディーがホッコータルマエとの接戦を制し、こちらもG1級初制覇を飾りました。6歳にして頂点に上り詰めたダート王は今後、弟のラニもライバルになる状況で、ダート界を盛り上げてくれることでしょう。 JBC競走は終わりましたが、4日の川崎競馬も取材陣が多く見られました。何と言っても、トラスト以上の素質馬と称されたコスモスがデビューを迎えました。(コスモスのパドック) 初戦の馬体重は445キロ。10月7日の能力試験では、427キロでしたから、何とか約20キロ増やしての登場。それでも、馬体は非力な印象もあり、大丈夫か!?という声も聞かれました。しかし、レースでは好スタートから先手を取り、3コーナー過ぎから2番手以下を突き放す一方。直線でもしっかり追われ、終わってみれば9馬身差の大楽勝で、1400m1分31秒6の勝ち時計も誰もが驚く数字でした。「9月中旬に川崎に移動した時に、腹痛で生死を彷徨う状況に。何とか回復し、時間もないのでそのまま河津厩舎で調整してもらい、このデビューに至りました。何とか勝ててホッとしましたし、今後はJRA認定を勝って中央挑戦をしたいと考えています」とオーナーの岡田繁幸氏は話していました。河津師は「スタッフが頑張ってくれましたし、体重も少しは戻せて初陣を飾ることができ、本当にホッとしました。トラストと比較することはまだできませんが、距離の融通性はトラスト以上に感じるものはあります。今後も北海道にいた頃の馬体に少なくとも戻すことに専念し、目標となるJRA認定を取りたいと思います」と話し、月末の大井開催で行われるJRA認定競走を目指すことになる予定です。牧場の坂路でトラストをぶっち切ったこともあるコスモスの走り、今後も目が離せません。 さて、来週で今シーズンのホッカイドウ競馬は終了となります。10日の道営記念は、「グリーンチャンネル地方競馬中継」の解説を担当しますが、火曜と水曜には門別へ行く予定です。本格的な冬になってきた北海道ですが、最後まで無事に開催が行われることを切に願います。ぜひ、多くの方々がホッカイドウ競馬に参加して頂ければと思います。
2016年11月04日

木曜担当のよこてんです。 11月3日、川崎競馬場でJBCが行われました。売上げが非常に好調だったそうで喜ばしいかぎりなのですが、そういう部分は南関の皆さんにおまかせするとして、今回の私のブログでは各レースをざっと眺めつつ、JBCに出走した岩手の馬のお話などをしておきたいと思います。■JBCレディスクラシック/優勝ホワイトフーガ 好位追走から4角先頭の形になったホワイトフーガがそのまま押し切り、昨年の大井に続いてこのレース連覇を達成しました。 昨年はレディスプレリュード3着から挑んでの優勝。今年はレディスプレリュードで2着になっての優勝。そんなところも昨年と同じような形。 ここの部分がちょっと面白くて、2011年・2012年のミラクルレジェンド、2013年のメーデイアは3年連続で「レディスプレリュードの勝馬がそのままレディスクラシックも優勝」だったのですが、2014年のサンビスタ以降は逆に「レディスプレリュードで敗れていた馬がレディスクラシックで優勝」が3年続きました。来年はどうなるのでしょうか?■JBCスプリント/優勝ダノンレジェンド ダノンレジェンドが本来の強さを発揮しましたね。単勝3番人気に留まったのは東京盃の敗戦が意識されたためもあるでしょうが、自分の走りができるかどうか?がカギになるタイプですから敗戦はあまり関係なかったのでしょう。それに1400mの方が戦いやすいのではないかとも思います。1200mだとちょっとしたことで苦しい展開になりがちですからね。自身8つめの重賞タイトルが念願のGI。これでGIホースの仲間入りです。 地全協の結果の通過順ではダノンレジェンドが(1-1-1-1)になっていますけども、スタートしてしばらくはソルテがハナに立ちそうな勢いで飛び出しており、1コーナーの飛び込みでわずかにダノンレジェンドがリードして・・・というところからダノンレジェンドが主導権を握っていきました。最後も楽にリードを拡げてゴールしているし、このレースでのダノンレジェンドの強さは結果の数字の並びから想像できるもの以上だったと思います。★ウイニングランでファンに応えるM.デムーロ騎手■JBCクラシック/優勝アウォーディー GI初挑戦のアウォーディーがあっさりと戴冠。ダート転向から6戦6勝、GIII→GII→GIと駆け上ってきたあたりも“シンデレラホース”と呼びたくなります。一連の戦いで今のダート界の主だった馬をほとんど破ったわけで、現時点のダート最強馬と呼んでもいいのかもしれませんね。★武騎手。ベテランの貫禄 JBCレディスクラシックには岩手からユッコが出走しました。結果は8着でしたが、アムールブリエに先着しましたし、スタートの不利がなければもしかしたら掲示板を争うくらいの所にはいたかもしれません。★パドックで ユッコ号と一戸厩務員 高松騎手コメント「スタートで隣の馬に寄られて、その分余計に後方からの競馬になってしまったんですけども、終いは良い脚を使ってくれました。こうやって遠征して強い馬と戦う事でこの馬自身も力をつけてきていると思います。次も遠征を考えているとの事で、選ばれればまた頑張りたいです」 佐藤雅彦調教師も「前回の遠征でも感じましたがやはり力をつけてきている。こうやって経験を積んでいるのも糧になっていると思う。先が楽しみな馬です」とひとまず笑顔。船橋のクイーン賞に申し込みたいという事ですが、出走がかなうならその走りが楽しみなのではないでしょうか。 JBCスプリントにはシークロムが出走。序盤は4~5番手につけたものの終盤失速し11着となりました。★パドックで シークロム号と田嶋厩務員 村上騎手コメント「もうちょっと前につけたかった。スタートがいつものこの馬にしてはちょっと遅くて、周りが速かった事もあって位置取りが苦しくなって。自分の競馬ができていればもっと良い走りになっていたように思うので残念」 千葉幸喜調教師はシークロムについて「テンの速さではJRAの馬にもひけをとらない」と言われるんですよね。今回なんかも自分はハナを奪えるんではないかと思っていました。とはいえこれだけのメンバーになるとスタートのわずかな差が大きく影響しますね。まあいずれどこかでそのスピードを見せてくれる事でしょう。■ローレル賞/優勝アップトゥユー JBC三競走の後に行われた2歳牝馬の地方交流重賞「ローレル賞」はホッカイドウ競馬のアップトゥユーが優勝。強気に仕掛けて6馬身差ぶっちぎるという快勝でした。 同馬はこの後南関東に移籍との事。このあとの2歳牝馬重賞、そして来年の3歳牝馬路線の主役になってほしいものです。 岩手の開催と重なる事が多かった事もあり、自分としても久々の“遠征JBC”でしたが、お祭りムード満点の楽しい一日でした。川崎競馬の皆様、関係者の皆様、おつかれさまでした!
2016年11月03日

水曜日の担当は、坂田博昭です。(この稿の取材日は、平成28年9月14日水曜日です) 北海道の「地域」の中にあって競馬を支える場所を訪れる旅。観光地として存在感が高まっている小樽を訪れています。今回はその3回目。いよいよ(というかやっと)場外発売所・Aiba小樽を訪れます。 小樽の中心から少し離れた小樽築港エリアにある巨大ショッピングモール・ウイングベイ小樽の中にあるのがAiba小樽。先週お伝えしたように、JR小樽築港駅から直結していて、ショッピングモールの中を通って場外発売所まで行くことが出来ます。 ショッピングモールのお店の前を通って行って… このように有名チェーンの100円ショップの前も通り過ぎていくと… 光ってわかりづらいんですが…ちゃんと通路にはAiba小樽の案内も出ています。 ついた! 本当にショッピングモールの中のひとつのテナントとして、見た目的にも全く違和感ななじんでいます。 さすがに扉で仕切られていますが、勿論元気よく営業中!! 今回お話を伺った、所長の杉本英雪さん。 小樽に在所を構えて長く、小樽を流れてきた時の流れにも詳しい杉本さん。 丁度JRAの馬券発売が始まった2013年からここで勤めておられます。「ここは、ショッピングモールの開店自体が10時なんです。ですので、JRAの最初のレースは間に合わなくて、開店と同時にお客様方が走ってお越しになります。やはりJRAの人気はすごいですね。」「店の中(Aibaの場内)には多くても300人ぐらいしか入らないんですが、やはり有馬記念の日なんかは大変な混雑になります。」 私が取材したこの日は水曜日で夕方の時間帯。 実は昼から楽しんでおられる方と夜に向かって新たにお越しになる方とで、平日の場外発売所が一番盛り上がるのはこの時間帯だということが、あちらこちらの場外発売所を巡ってわかってきました。 このように多くのお客様方がレースに注目しつつお楽しみのご様子。 この夕方の時間帯で60名ぐらいのお客様がお越しでした。 小樽市のほか、積丹方面、ニセコ近辺あたりまでが、Aiba小樽の商圏。東の方には石狩や札幌、西の方は登別室蘭の場外発売所があって、このAiba小樽自体の商圏となるエリアはそれほど広くはありません。「それでも、常連のお客様がおられるんですよね…漁師の方とかニセコ方面の農業従事の方とかの中には、大口で参加されるお客様もおられます。よそとの比較はわかりませんが、小樽はもしかしたら、そうした常連で大口のお客様が多いのかも知れません。」 お客様方の動向には、どこで話を聞いてもそれぞれの「地域性」のようなものが感じられます。 常連の方は、こうして場内の一角を占めて「いつもの場所」で勝負!「常連の方はたいてい夕方までで減っていきますね。そのあと夜になると30~40代の若めのお客様も見えるようになります。」「100円買えば、ショッピングセンターの駐車場は5時間無料。車でも来やすいですから、その分気軽に訪れてもらえていると思います。」 ただ心配になるのは、ショッピングセンターの中ということになると、場外発売所とは関係のないお客様方への影響です。 Aiba小樽の向かいには、子どもも遊ぶゲームセンター「そこは巡回の人員や回数を増やして対応しています。G1の日などはお客様も外へ溢れますから、やはり気を使いますね。この場所で開設当時には、場外発売所がここに出来ることに反対の動きもあったと聞きました。向かいのゲームセンターには子どももいますから、迷惑がかからないようやはりきちんとしなければいけないと思っています。」 場外発売所の立地としては「特別」な場所と言えるAiba小樽。やはり周囲に受け入れられ、そして周囲とともにそこにあり続けるための努力が欠かせないようです。 とは言え、この場所でもご多分に漏れず、売れているのはJRAの馬券ばかり。 地方競馬の馬券の売上げは一方的に減少していく方向です。 所長の杉本さんに「これから」について伺ってみました。 杉本さんはこんなふうに考えを話して下さいました。「レース自体が盛り上がること、ですよね…。例えば私でも知っているハイセイコーがいて盛り上がった時代、いまでもJRAの馬が活躍して、それを見てお客様方が盛り上がって、そういうふうにレース自体が面白いと思えることが大切なのではないでしょうか。」「場外発売所にとっては、映像しかないんです。映像にインパクトとか、楽しさ面白さがなければ、お客様は盛り上がりませんよね。私も、映像を見ていて寂しく思うことがあります。」 馬券は売っていても、競馬場のように馬がいるわけでもないし、広々とした場所で特別な気持ちを味わうことも出来ないのが場外発売所。 そんな場所でもお客様が盛り上がることが出来るような競馬になること、楽しみ面白みが伝わること。聞けば「当たり前」のように思えることかも知れませんが、実は常に正面から取り組み続けなければならない大切なことなのだと改めて感じさせてくれる、杉本さんの話でした。 それにしても、小樽というまちは印象に残る場所でした。 単に観光地が楽しい、ということではありません。 北海道にこの小樽、という「場所」があり、北海道のかなり多くの「場所」のルーツとも言える役割を果たしてきたまち。 「歴史」というひと言で片付けられないような特別な空気感を肌で感じた、この日の経験でした。
2016年11月02日

火曜日担当の太田です。 30日(日)は古馬重賞『第37回 北見記念 BG2』が行われました。「オイドン」が取消して8頭立て。今季全く崩れることなく、4着以下がない「コウシュハウンカイ」が1番人気。岩見沢記念を勝利して目下連勝中の「フジダイビクトリー」が2番人気。こちらも今季初戦の重賞4着以外は連帯を外さず、グランプリ後は休養を挟んだ「ニュータカラコマ」、同じく休養を挟んで「コウシュハウンカイ」共に最強6歳世代の代表「オレノココロ」と4強の様相。 レースは高重量戦らしく何度も刻む展開。全馬一団で先頭が入れ替わりながら進み、第2障害へ。前半74秒。例年並みのペースで第2障害までやってきました。じっくりためて、先ず仕掛けたのは「ニュータカラコマ」そして、「フジダイビクトリー」が動き出し、そのほかの馬たちも勝負所へ挑んでいきました。一腰目ほぼ坂の頂上まで上がった「フジダイビクトリー」がすんなりと二腰で抜けて先頭。そこから一人旅。障害を下りてからも一回も止まらず圧勝劇。唸るような強さを見せました。2番手以下は第2障害苦戦しながらも、最初に仕掛けた「ニュータカラコマ」が2番手で下り、そして、膝をつきながらも3番手で下ってきた「オレノココロ」、それから「カイシンゲキ」「ホクショウユウキ」が第2障害をクリア。障害を下った段階では、バラけた展開でしたが、「ニュータカラコマ」さらに「オレノココロ」ゴール前詰まって、後続が押し寄せ接戦に。しかし、何とか粘りった「ニュータカラコマ」が2着。トップハンデ「オレノココロ」が3着という結果でした。 松田道明騎手は「本当に強い馬です。岩見沢記念後は牧場で調整されていました。状態はとてもよく、競馬場に戻ってからしっかりと調教を積んできました。障害を下りてから一度も止まらず歩き切ったのは調教の賜物です。今回は散水などもなく、馬場状況などすべてがベストコンディションでした。これからも連勝できるよう頑張っていきます。」とコメント。 金山明彦調教師は「今日は第2障害を下った段階で勝てるだろうと思いました。他の馬が第2障害で手こずっている中、しっかりと上がってきて、障害を下ってからも一回は止まるかと思っていましたが、力強く歩き続け、本当に立派だと思います。前回同様、岩見沢記念を勝利し、またリフレッシュのため牧場に戻りました。とにかく体調だけは壊さないようにと思っております。牧場から戻って入厩してから騎手が強めの調教をつけて挑みました。このようにずっと好調を維持できていることが今日のような結果につながっていると思います。大一番に向かって順調にいってくれればと思っております。最大目標連覇に向かって頑張ります。」とお話しくださいました。 前回の岩見沢記念以上に強さを見せた「フジダイビクトリー」。『ばんえい記念』連覇も夢ではなくなってきました。松田騎手にこの馬の強さはどこかの問いに「見ての通りです。」という返答。言葉はいらないということでしょう。金山調教師の言う通り、問題は体調維持、管理だけのようです。障害、障害を下ってからの強さももちろんですが、道中自在に進める強さもこの馬にはあります。高重量を背負うようになってスタートダッシュに遅れがあることがありますが、それもほとんど問題なく、レースを自ら作り、障害も苦にせず、そして、最後まで力強く歩き続ける。まさに完璧。来年1月2日『帯広記念』の前に来月『ドリームエイジカップ』がありますが、比較的軽量なのでスピード決戦になると若馬に有利ではありますが、シーズン後半高重量戦主役であることは間違いないようです。ビクトリー時代到来の予感すら感じますね。 先週から今週にかけて記録ラッシュに沸くばんえい競馬。10月24日(月)の第7レース、セトノブツリュウで「長澤幸太」騎手が通算400勝を達成しました。 新人の減量がなくなってからなかなか勝てない日々が続き苦悩することが多いそうです。これからも騎乗技術を磨き、一つ一つ勝利を重ね頑張りますとお話しくださいました。 デビュー当時から注目が集まり、成績も残してきた長澤幸太騎手。新人の減量がなくなり苦労するのは諸先輩方も経験してきた試練のようです。お話の中で藤本騎手の3000勝をあらためてすごいと言っていました。ただ、長澤騎手も1000勝、2000勝と今後勝利を重ねていく騎手だと思います。さらに今後の活躍に期待です。 10月30日(日)第り。「ルテンリュウ」「を重ねていくだけです。」とコメント。次開催8レース、オメガグレートで「西謙一」騎手が、ばんえい史上最速、最年少30才で通算1000勝を達成。 レース後、これからもコツコツと勝ちを積み重ねていきたいとコメント。 とてもシャイな西謙一騎手。言葉少なげではありますが、言葉では言い表せない闘志を感じます。お父さん、おじさんが騎手。さらに、母方のおじさんが調教師というまさにサラブレッド!?(ばんえいではペルシュロンと言ったほうがいいのかな)存廃の危機の時にデビューし、もしなくなっていたらこのような記録が生まれることはなかったわけです。そう考えるとこの10年という期間は考え深いものがあります。若手で信頼感抜群の西謙一騎手。これからもきっといろいろな記録を樹立することでしょう。楽しみです。 同じ30日(日)の最終11レース、カクセンキングで槻舘重人調教師が通算1000勝を達成しました。 1000勝という記録、関係者から間もなくと言われカウントダウンもされていたので(笑)知っていました。17年の調教師生活はあっという間でしたね。はじめて重賞を買った「ホワイトキャップ」が思い出ですね。。これからも一つ一つ勝利を重ねていくだけです。 騎手経験がない調教師が通算1000勝を達成するのはばんえい史上初。槻舘調教師は「ホワイトキャップ」が初重賞制覇で思い出とお話でしたが、「ミサイルテンリュウ」で重賞4勝。私はちょうどばんえい競馬を始めた頃でしたので印象深く思い出に残っています。現在は、「オレノココロ」「カイシンゲキ」それから「センゴクエース」とまさにエース級の馬たちが揃っており、昨年重賞8勝、今年もすでに5勝あげています。オープン馬ばかりでそれぞれが戦わなければならず、調教師として気を使わなければならない部分が多くあると思いますが、これからばんえいを背負う馬たち。槻舘厩舎から目が離せません。 10月31日(月)の第2レースディーステンルネで「工藤篤」騎手が通算1200勝を達成されました。 えっ1200勝なの?言われるまで全く気づかなかった(笑)1200勝ですか、関係者の皆さんに感謝いたします。これからも一つ一つ大事に騎乗し、より一層頑張っていきます。とコメント。 1200勝にあたり写真を撮らせてくださいというと、いつもの鉄板ネタ・・・頭セットしなければ(笑)。一緒に話を聞きに行った若手広報の方が、どう処理していいか・・・。そこはいじるところでしょう。鏡の前で工藤騎手がさらにメイクしなきゃと言ったら、偶然にも従事員のお姉さんがバケツを持って工藤騎手のそばに来たので、メイクさん来たとすかさず、さすが工藤騎手持っているなぁと思った次第です。昨日1000勝達成した西騎手から比べると全然及びもしないと言っていましたが、ばんえいは若手時代苦労する人が大半。工藤騎手が1000勝達成からここまでの200勝は若手時代とは比べ物にならないくらい早いペースで勝ち星を伸ばしています。40代半ば、騎手人生も後半に差し掛かり、これからますます工藤騎手の活躍が見られることでしょう。障害巧者の工藤騎手、今後も期待です。 西謙一騎手と、槻舘重人調教師は通算1000勝のセレモニーを6日(日)第1レース終了後に予定しております。ぜひ、皆さんとご一緒にお祝いをしたいと思います。 次回11月6日(日)は、3歳オープンの重賞『第41回 菊花賞 BG2』を予定しております。この世代の勝負付はついておらず、どの馬にもチャンスがありそうです。昨年度の『イレネー記念』以来の実戦の「フウジンライデン」も登場予定。一冠目の『ばんえい大賞典』を勝利した「マルミゴウカイ」、この世代の能力検査NO.1時計で合格。『ヤングチャンピオンシップ』を勝利した「ホクショウディープ」。牝馬黒ユリ賞馬「ブルーオーシャン」など出走予定です。2歳時の勢力図そのままか?新興勢力の台頭か?『第41回 菊花賞 BG2』どうぞご参加ください。 同じく6日にハロンズ名寄でファン感謝DAYを開催。 ご覧のように、お楽しみ抽選会、来場者プレゼントなどご用意しております。お近くの方はぜひお越しください。 さあ、今週競馬の世界は大忙しですね。メルボルンカップから始まり、地方競馬の祭典JBCもあります。3日は帯広競馬場、各直営場外発売所でもイベントがあります。また、門別競馬場にばん馬のミルキーが行きます。ばんえいブースも設置。お近くの方はぜひお越しいただき、JBCを皆さんで盛り上がって頂ければと思います。
2016年11月01日
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