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金曜日は古谷が担当します。 先週も盛岡に行き、「岩手県知事杯OROカップ」と「JRA1000万交流・東京カップけやき賞」を見てきました。25日は競馬場エントランス付近でフリーマーケットが行われていたこともあり、賑わいを見せていました。そして、26日は根本康広調教師をお迎えしてスペシャルトークショーが実施されるなど、普段とは違う月曜開催でした。 上の写真、指を1本立てているのは、シンボリルドルフを差し切った天皇賞・秋のギャロップダイナの話題。当時、岡部騎手は複数のG1を獲れる器だと感じたのだろうと、皐月賞を制した時に指を1本立てていた…という内容でした。 もちろん、メリーナイスの話も出たり、藤田菜七子騎手や丸山元気騎手、野中悠太郎騎手の話題にも及びました。短い時間の中で、本当に面白く、また馬の見方なども含めためになる話で盛り上がり、ファンの方々も聞き入っていたのが印象的でした。 話は1日戻り、芝の地方交流である「OROカップ」は、かつてコスモバルクも勝ったこともあります。芝巧者が揃い、毎年激戦となるこのレース。今年は南関東からロゾヴァドリナとパーティメーカー、金沢からヒロノプリンスの3頭が遠征してきました。迎え撃つ岩手勢も、マイルチャンピオンシップ2着などJRA重賞でトップクラスの活躍を示してきたダイワマッジョーレが、岩手移籍後3戦目で調子も上向いていただけに、復活の期待が高まりました。もちろん、前哨戦の「桂樹杯」を制したブレークビーツも注目の1頭です。 ヒロノプリンスとサカジロロイヤルの先行争いとなりましたが、譲らない構えでヒロノプリンスが先手を奪い、1コーナーまでは速い流れ。向正面に入る頃には全体に落ち着き、前半4F47秒7-後半4F48秒3と平均に近い流れでした。「ロゾヴァドリナが出るレースは、運良くハイペースになってくれます」と、レース後に話していた吉原騎手のコメントは、外枠はやや不利の芝で、コーナーの入りまで縦長の展開となり、内目を通ることができたことを示しています。ナターレで2勝、2着1回と「OROカップ」には滅法強いジョッキーですが、ブレークビーツとの追い比べで再び内から伸び、昨年に続いての連覇達成となりました。「左回りならダートでも問題ない馬ですが、本当に盛岡の芝は走りますね。今回勝っても、まだB1の身ですので、地道に賞金を加算して、クイーン賞や東京シンデレラマイルなどに出走できるようにしていきたいと思います」と、森下師は話していました。 ホッカイドウ競馬に話を移すと、29日はJBCスプリント指定競走「道営スプリント」が行われました。北海道も朝晩は冷え込みがきつくなってきました。高知から来た田中守調教師と赤岡修次騎手は「寒いわ~!」と苦笑いしていましたが、確かにこの日のナイターは寒かった((+_+)) サクラシャイニーは、北海道の新和牧場で乗り込み、門別競馬場に入厩しての出走でした。「いつもより落ち着きがあり、雰囲気が違う」と、戦前の田中守師は手応えも感じながらパドックで馬を見つめていました。 レースは、サクラインザスカイがビュンビュン飛ばす展開で、前半3F34秒9-後半3F38秒6と短距離重賞らしいハイペースとなりました。2番手以下を引き離す逃げでしたが、2番手にサクラシャイニーがつけ、直線に向く時も手応えよく進んでいましたが、追い出してからの伸びが案外。3番手にいたコールサインゼロが直線で一旦抜け出しましたが、中団待機のクリーンエコロジーが豪快に差し切り、昨年のエトワール賞以来の重賞制覇となりました。「同厩のサクラインザスカイは逃げてこそのタイプで、レースを引っ張っていったことでクリーンエコロジーにとっては展開が嵌まった印象を受けます。遠征続きでしたが、状態面は常に高いレベルにありましたし、何とか重賞を勝ててホッとしました。ワンターンの競馬が力を出せるタイプだけに、今後のローテーションはオーナーと相談しながら決めたいと思います」と田中淳師。一方、高知から参戦したサクラシャイニーは5着に敗れました。「以前のようなガツンと行くところがありませんでした。落ち着いていたのが、この馬に良かったのかどうなのか…。折り合いもつきましたが、追い出しての反応がなく、年齢的なものもあるかもしれません」と、赤岡騎手はレース後に話していました。 「道営スプリント」が終わると、いよいよクライマックスを迎えるホッカイドウ競馬。ファイナル「道営記念」のファン投票も始まりました。今週の北海道の冷え込みを経験すると、秋が一気に来た感じがします。数年前までは、まだJRA札幌でも競馬が行われていましたが、懐かしくも感じるのが年を取った表れですかね…。何にせよ、南部杯も間近、そしてJBCまで1カ月。地方競馬が盛り上がる季節です!
2016年09月30日

木曜担当のよこてんです。 今週末からいよいよ『希望郷いわて国体』が開幕します。おりおり触れてきたように、水沢競馬場では馬術競技が開催されまして、岩手県からも多数の選手が出場します。 岩手競馬的に注目の選手を挙げるとすると、少年の部の障害競技に出場する山本美聡選手は山本政聡・山本聡哉・山本聡紀騎手の妹さん。同じく小野寺梨紗選手は水沢競馬の厩務員さんのお嬢さん。両選手とも複数の種目出場していますので、現地で観戦される方がおられましたら応援をよろしくお願いいたします! もちろん、その他の岩手県の選手も、水沢競馬場で練習していたり水農出身だったりと、広い意味で岩手競馬につながりがある皆さんです。岩手県の選手全員に応援・声援をよろしくお願いいたします!! 他にも、先のリオオリンピックの馬術競技に出場した日本代表選手や毎年の国体で上位の成績を確保し続けているベテラン人馬、JRA・松若風馬騎手の弟・松若流星選手も出場します。盛岡競馬の“裏”にあたりますが、会場の水沢競馬場でももちろん馬券を販売しておりますし、お近くの競馬ファンの皆様にはぜひ馬術競技の観戦を(&岩手競馬も)お楽しみいただければと思います。 さて、先日の27日、岩手競馬の騎手とポニーが釜石市にある「かまいし神愛幼児学園」を訪問しました。 これは『岩手競馬ジョッキープレゼンツちびっこふれあいポニー乗馬』と銘打って震災後の2012年から続いているイベントで、釜石市で行われるのは昨年に続き二度目になります。今回は山本聡哉騎手・高橋悠里騎手・松本剛志騎手の三騎手が参加、子ども達の相手役を務めました。■初めてポニーに跨る子ども達をサポートする騎手たち 最初のうちは興味半分・怖さ半分でちょっと離れ気味にポニーを見ていた子ども達も、友達がポニーに跨って楽しそうにしているのを見て怖さが薄れたのか、最後の方はポニーを取り囲むくらいになりました。■最初はちょっと遠慮がちだったのが・・・■徐々に慣れて・・・■最後はポニーの方が戸惑うほどに大接近できるように■にんじんの首飾りをもらったもののあっという間に食べる姿に子ども達大喜び 「子ども達の楽しそうな姿を見て、自分たちも楽しませてもらいました。こういう機会をこれからも作っていきたいですね」と山本聡哉騎手。沿岸部まで足を伸ばすのは、騎手たちの都合だけでなく受け入れ側の都合もあってなかなか簡単ではないですが、今後もこういうイベントを開いて、子ども達が楽しんでくれる姿を見たいですね。 ちなみに、ちっちゃなお友達には「小さい馬と馬に乗る人」くらいの認識のようですが、先生方が言うには、子ども達の親御さんにこういうイベントがあると言うと「騎手が来るの!?自分も見たい!」とえらく残念がられるんだそうです。 この「かまいし神愛幼児学園」に来たのは実はこれが二度目です。前に訪れたのは震災の年、2011年の7月。岩手競馬の南郷家全騎手・高松亮騎手・山本聡哉騎手と、JRAの福永祐一騎手・藤岡佑介騎手・川田将雅騎手らとで、釜石エリアの保育園・幼稚園を何カ所かまわった、その時でした。約5年ぶりですね。■5年前の訪問時。その後園舎が建て替えられたとの事 今回一緒に遊んだ子ども達は、一番上の組の子でも6歳くらい。つまり、ここにいるほとんどの子供が震災後に生まれたか、震災前に生まれていてもまだ乳児の頃。『震災を知らない世代』という事になるわけですね。震災からの5年という時間は長いような短いような、なんだか判然としない感覚になりがちですが、こうして震災後に生まれた子ども達が走り回っているのを見ると、5年間というのは長いんだな・・・と思わずにはいられませんね。 釜石に来る前、盛岡を少し早く出て高田に寄ってきました。震災の頃は3時間近くかかった盛岡-高田間は、その後の横断道の整備によって今は2時間を切るくらいで行けるようになっています。高田から釜石までも、以前は山越え谷越えで2時間くらいかかっていたものが、三陸道の部分開通が続いて今は1時間かからないくらいになりました。 そんな高田は今かさ上げ工事と防潮堤工事が最盛期を迎えていて、あの「奇跡の一本松」も盛土の新地盤面から見下ろされるくらいの感じに。かつての街並みはいまや全く違う姿になりつつあります。 その一方では仮設住宅の団地がまだそのまま各地に残っていたりも。5年という時間で急速に変化している部分と震災直後のほぼそのままという部分とが未だ混在しているのが沿岸部の現状のように感じられます。 5年ぶりに同じ所を訪れて、その時間の「長さ」と「短さ」を改めて感じさせられた気がします。
2016年09月29日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 地域を巡る「競馬発見旅」。 前回に続いて岩見沢を訪れています。 前回は、かつて競馬があった岩見沢で、その痕跡を訪ねました。今回はいよいよ、岩見沢に残された競馬最後の砦、場外発売所・ハロンズ岩見沢を訪れます。(本稿の取材日は、平成28年8月31日です) 場外発売所へ行く前に、岩見沢の市街地を少しだけ探訪。 市街地の縁にある 岩見沢市役所 岩見沢市は人口およそ8万5千人。北海道・空知地区の中心都市で、先週ご紹介した鉄道をはじめとして周辺地区の産業発展を後押しする交通の要衝として長らく栄えてきました。 明治の初期の頃から開拓が始まり、20世紀末には人口10万を窺う勢いもありました。 南西すぐそばのところに札幌。北東に向かえば美唄・砂川・滝川など空知の主要都市を経て旭川。 石炭で栄えた夕張とも繋がり、多くのひとびとや物資がこの岩見沢の地を行き交ってきたそうです。 いまは…周辺地域の産業の衰退、岩見沢を支えてきた鉄道輸送の衰退に伴い、かつてのような存在感を発揮することが難しくなっているようで、今世紀に入ってからは人口も微減。10万に到達することなく、現在は8万5千人まで落ち込んでいます。 街の様子を見てみましょう。 駅に近い商業地域 ご多分に漏れず、ここ岩見沢でも国道バイパス沿いに大型商業施設群が出来てから市中心部の商業地域の衰退が著しく、店舗の廃業や百貨店の撤退などが相次いだとのこと。 しかし時代の流れは更に進んでいて、ロードサイドの店舗開発が一巡すると、市中心部の存在感が見直され、復活の動きに繋がるというのが、地域を回って私が気づいた現在のトレンドです。 ここ岩見沢でも、先週ご紹介した駅のリニューアルを中心とした再開発事業が進んでいて、市中心部の商業施設も、まだ勢いを盛り返すには至っていませんが何とか持ちこたえて巻き返しの機を窺う雰囲気が感じられました。 ロードサイド発展の時代に、完全に滅ぶところまで行ってしまうとそうはいかないのですが…この街は、何とかギリギリ持ちこたえたということなんだと思います。 アーケード街も、シャッターが閉まった店は殆どなく、奮闘! 昭和の薫りを色濃く残す ナイトクラブ ここ、日中から飲んで歌えるカラオケクラブとして開店しています。 店の前を通ると、店から漏れ聞こえる歌声… この取材のとき、年配の方々が続けて店の中に入っていくところを見ました。 こう言うところに、地元の方々が支えるこの街の活気が何とか残っているということを感じます。 実は市街を歩いている間に、このようにカラオケの歌声が聞こえてくる店をいくつか見つけました。年配の方々が集まる場所として定着していると言うことなんだと思います。 ここでも、地域にとってのリアルにひとびとが集う「場所」というものの意義が、透けて見えてきます。 そんな市街地の中、岩見沢駅から歩いて10分あまりの場所にある、場外発売所・ハロンズ岩見沢。 1988年に、ホッカイドウ競馬とばんえい競馬(当時の北海道市営競馬)の共同の場外発売所として発足した、ハロンズ岩見沢。当時、北海道地区でも場外発売のシステム整備と拡大の取り組みが本格化し、前年開設した旭川レーシングセンターに続いて出来たのが、このハロンズ岩見沢です。 旭川はばんえいが撤退してホッカイドウ競馬の運営になっていますが、このハロンズ岩見沢は同じ建物の中でホッカイドウ競馬とばんえい帯広がそれぞれ別々に運営する、得意な運営形態が残っています。 設備は開設当時の経緯により、土地も建物も岩見沢市の所有。 ごらんのように、入口近くにある開催案内も、ホッカイドウ競馬とばんえいとそれぞれ掲示されていて、そうした経緯を物語っています。 2階まである発売フロアは、1階がばんえい、2階がホッカイドウ競馬の運営と、完全に分かれています。 エスカレーターを上がると、ホッカイドウ競馬のフロア。 エスカレーター脇には、ばんば「カツタロー」の像が。これ、木彫りの像です。すごい…。 カツタローは昭和42年生まれ。岩見沢記念などを勝った名馬だそうです。 2階の、ホッカイドウ競馬フロアに上がってみましょう。 フロアは、とてもシンプル。 お客様方がそれぞれ思い思いに映像を見やり、馬券を買ってレースに興じているさまが、とても印象的でした。 座席が多いのが特徴。恐らく、お客様方それぞれに「いつもの場所」みたいなのがあるのでしょう。 石塚安雄さん(右) 中村眞一さん お二人の所長さんが取材に応じて下さいました。 おふたりとも警察のご出身とのことで、これまでのご経験を活かして場内の秩序維持・マナーアップによってお客様方が快適に楽しめる場所作りに尽力されているそうです。「ホッカイドウ競馬が開催されている秋までは、ばんえいと別の発売日程になるのですが、冬場になれば1階2階どちらも南関東で同じ。特にお客様方の取り合いとか競争ということはしていませんが、寒くなってくると2階のこちらへ上がってこられるお客様方が多いようです。2階の方が暖かいですから(笑)。週末は、JRAが終わると皆さん1階におりて、ばんえいを楽しまれているようですね。」 1階2階で別々の運営、特異な形とは言え、同じ建物の中に2つの店があってよく似たものを売っているという単純な感じみたいです。「やはり3年前のJRA発売開始の効果は大きいですね。週末は女性もいらっしゃいますし、20代~30代の若い方々にも来ていただけるようになりました。いまでもJRAの馬券を売っているのかという問い合わせが来ます。」 大都市札幌や近隣の江別にも場外発売所があり、少し北に行けば旭川の手前に滝川もあって、この岩見沢の「商圏」はそれほど広くないようですが、空知地区には小さな町村が点在していて、そうした地域からお客様方を集めているそうです。「やはり、天候が…岩見沢は豪雪地帯ですから、冬は雪が降るとどうしても移動が大変で客足は落ちますね。あと、ここには専用の駐車場がありません。近隣の駐車場を若干借り上げたりしていますが、そこも少し離れていて、結局通常の有料駐車場に止めていただくことになります。このあたりは課題ですね。」 移動手段は基本的に車、という北海道ですから、駐車場の問題というのは切実なように感じられます。 まさに「四畳半」 場内の一角にある畳スペース。 馬券を買っている間に家族連れなどお連れの方がちょっと休んで待つのには重宝されているそうです。 いまのところ、日頃から憩う場所としては使われていないのが、惜しい。 この場所の「これから」について、おふたりの所長さん方に伺ってみました。(石塚さんの話)「若い人たちをいかにして呼ぶか、ということではないでしょうか。若い人たちは車で移動しますから、例えば駐車場のことは大きな課題だと思います。年配者はバスなどを使ってやって来る。その意味ではロードサイドよりも市街地に発売所がある方が適切です。総合的に考えて、若い人も年配の人もどちらも来ることが出来る環境をきちんと整えることが、大切なのではないでしょうか。」 (中村さんの話)「あらゆる人が快適に過ごせる場所作りではないかと思います。家族連れを呼ぶと言っても、例えばお子さんが退屈して騒げば他のお客様方には迷惑になります。そのための畳スペースがありますが、その他にも工夫できることを考える必要があると思います。 あとは、競馬を映像でどう見せるか、じゃないでしょうか。いいものを見せていれば、自然とこちらにお客様方は来て下さる。内容もそうだし、見せ方というのもあると思います。」 独特の競馬の歴史がある岩見沢。このハロンズ岩見沢が出来た昭和63年当時、北海道の中で一番競馬開催が多かった競馬場は、岩見沢でした。 街自体は盛り返しの機運も見えるこの場所で、競馬がしっかりとあり続けることが出来るのかどうか。おふたりの所長さん方が語って下さった「これから」が、よりもっと幅広い意味で重要になってくるのではないでしょうか。
2016年09月28日

火曜日担当の太田です。 ここ数日汗ばむ陽気となっている帯広です。先週だったらなぁと思っても仕方がないのですが・・・。 秋の帯広競馬場は毎週のようにイベントが行われております。今週は25日(日)に十勝食肉まつりが行われました。 昼時の競馬場はおいしい匂いで充満。炭火で焼かれた焼き肉を頬張る姿が見られました。 美味しい香りにつられて我々もと思いましたが、焼き肉するわけにいかず、そこで販売していた牛タンシチューで我慢。 ゴロゴロとお肉の入った濃厚なシチュー。美味しゅうございました。 25日(日)は重賞銀河賞が行われましたが、その前の第9レースも注目レース、2歳牡馬の特別戦『第37回青雲賞』が行われました。残念ながら、負けなし7連勝中「ホクショウムゲン」が出走取消。1番人気に押された「ジェイワン」が見事勝利。(主催者提供) 人気3頭のワンツースリーとなった『第37回青雲賞』。「ホクショウムゲン」を除くとこの3頭でいつも順位を争っています。「ジェイワン」「ゴールデンフウジン」「ゴールドインパクト」はこれからもいいライバル関係になっていきそうです。ただこの世代「ホクショウムゲン」が現在もっとも抜けた存在となっており、前出の3頭は2番手争い。成長していくうえでいかに「ホクショウムゲン」に近づけるかがカギでしょう。2歳最初の重賞は10月16日(日)の『ナナカマド賞』です。ご注目ください。 さて、25日(日)のメインは『第24回 銀河賞 BG2』4歳三冠戦の第二弾。絶対王者「センゴクエース」が前走まさかの障害転倒の殿負け。今回奇しくも前走と同じ10コース。ハンデも下とは60kもあり、また、体調も心配されていたところもありながらのレースでした。馬場水分1.9% しかし、夜になって馬場に水分が浮いてきて目で見てもわかるくらいに湿り気のある馬場。「バウンティハンター」が果敢にレースを引っ張る展開。前半46秒。例年前半50秒後半が平均ですから超ハイペースと言ってもいいでしょう。「センゴクエース」はおかれない程度についていき第2障害にやってきました。最初に来た「バウンティハンター」を皮切りに、各馬の挑戦が始まりました。まず先に越えてきたのは「キンメダル」そして、「センゴクエース」も障害天板で耐えて2番手で越えてきました。そうなるとあっという間に「キンメダル」をとらえて先頭。そのまま突き放しての快勝。トップハンデとは思えない、戦前の不安を払拭する強さを見せました。 鈴木恵介騎手は「いつもより少しですが調子が落ちていたように感じていました。また、トップハンデなどきつい条件でのレースでした。前走と同じミスだけはしないように第2障害だけ重点に騎乗しました。レースの流れは速く、かなりきついレースでした。周りを見て、自分の馬もしっかり息を入れて第2障害に挑み、障害天板は銜を外せないギリギリの状態でしたが、膝をつくことなく越えることができました。障害を越えた時には何とかなると確信しました。」とコメント。槻舘重人調教師は「お盆を過ぎたあたりに体調を崩し、回復に思ったより時間がかかりました。もう少し調教等をしたかったのですが、夏の暑さもあり、大事に何とか仕上げてきたという感じです。レースは流れも速く、トップハンデで厳しかったのですが、「センゴクエース」のまじめさ、そして、強さをしっかりと見せることができました。三冠に向けてしっかり調整していきたいと思います。また、そろそろ古馬陣への挑戦もしていきたいと思います。」とお話しくださいました。 1週前の本走路調教ではトラックマンたちも動きがいまいちだったいうぐらい体調を落としていた「センゴクエース」。直前の本走路調教では大分動きは戻していたものの本調子ではなく、不安材料がある今回の戦いでした。ハンデ差下とは60k。体調、前走と同じ10コースなど条件面でも厳しい中、鈴木騎手は今回初めて自信がなかったとつぶやきました。レースも超ハイペース。ほかの馬たちにとっては、センゴクエースを破るにはと考えて、ペースUPを図り、障害のミスを誘う作戦もあったと思います。鈴木騎手はペースに惑わされず、とにかく第2障害がポイント。それで逃げ切られたら仕方がない。センゴクエースの競馬をしようと思っていたようです。いろいろとセンゴクエースにとっては不利な条件ではありましたが、しっかりと結果を残しました。絶対的王者ゆるぎなし。重賞は負けなしの8勝目。さあ、いよいよ来年1月3日の『天馬賞』三冠が見えてきました。天馬賞は定量戦。ほぼこの二冠目をクリアしたことで三冠達成したとみてもいいぐらいです。体調が完璧でなく、条件的にも厳しい今回の勝利は、「センゴクエース」にとって今までで一番難関だったのではないでしょうか?今後は古馬陣との戦いにも進んでいくようです。槻舘調教師は、『天馬賞』の前に『ドリームエイジカップ』を使うかもしれないとお話でした。ゆくゆくは『ばんえい記念』に向かっていくことでしょう。まだまだ先のことですが、今からワクワク感が止まりません。 秋の帯広競馬場、次回10月1日、2日は『とかちばん馬まつり』を開催いたします。 毎年恒例ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ世界大会や、本走路200mを疾走する人間ダービー ヒロインズカップをはじめ、盛りだくさんのイベントです。また、10月1日(土)第1レースはU-35騎手10名による「ヤングジョッキー賞」が行われます。パドックの際に騎手紹介もあります。帯広競馬場入場無料です。皆さんのお越しをお待ちしております。 楽天競馬ばんえい応援企画2016第2弾『ばんえい記念に向けて「ばんえい競馬」を盛り上げよう!』と題し進行中です。目標金額630万円。すでに最初の70万円をクリア。積立額を活用し、10月8日から10日に東京競馬場でばんえいイベントを実施します。現在翌年1月から3月の全レース協賛に向けて積立中です。応援資金は161万9161円まで貯まりました。引き続き皆様のご協力お願い申し上げます。 また、楽天競馬では9月17日~10月10日で、ばんえい競馬に初挑戦!キャンペーンを実施中です。JRAジョッキーDAYに初参加したC.ルメール、井上、西村の3騎手直筆サイン入りグッズなどが抽選で当たります。更に今年度初めてばんえい購入する会員(新規含む)については当選確率が5倍になります!ぜひばんえいに初挑戦し、レアグッズをゲットしましょう!お近くでばんえい競馬に参加したことがない方がいらっしゃいましたら、今楽天競馬でこんなことやっているとお教えいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2016年09月27日

今日は耳目社山中が担当します。南関東地方競馬は、船橋競馬開催中です。(ハートビートナイター。開催は30日=金曜日まで)Road to JBC=JBCに向けての競走が盛り上がり見せています。そんな中、今週もビッグレース!水曜日=28日には第63回日本テレビ盃が船橋競馬場で行われます。フェブラリーSの覇者モーニン昨年のこのレースの覇者その後東京大賞典を勝ったサウンドトゥルーダート4戦4勝、この戦線の新興勢力となりそうなアウォーディーこの3頭の争いが濃厚ですが、ハッピースプリントやタイムズアローも実績ではそれほど見劣りません。上位食い込みはあるのかどうか?水曜日の11R、20:10発走です。そして、10月1日の阪神競馬場第20回シリウスSを挟んで、JBCクラシックに向けて見逃せない一戦が。ワクワク、ドキドキの金沢競馬第36回白山大賞典です。(ポスターは→こちら)10月4日(火)第36回 白山大賞典(Jpn3)出走予定馬 D2100m (※)アポロケンタッキー54アムールブリエ57浜中ケイティブレイブ55武豊ストロングサウザー55モンドクラッセ54Mデムーロ補欠(※)カゼノコ59(※)トラキチシャチョウ54(※)トウシンイーグル54ソロル55キクノソル54(※)は1日阪神シリウスSにも登録あり他地区カツゲキキトキト52大畑トリームネイチヤー54ミッキーヘネシー54メイショウパーシー54金沢グルームアイランド54カフジスター54トニーポケット54負担重量 :3歳52kg、4歳以上54kg、牝馬2kg減(南半球産3歳馬は2kg減)ただし下記A~Cのとおり加増する(2歳時の成績を除く)A 2016年9月29日まで、G1・Jpn1競走1着馬5kg増、G2・Jpn2競走1着馬3kg増、G3・Jpn3競走1着馬1kg増B Aの重量に加え、G及びJpn競走通算3勝以上馬は1kg増、さらに2勝ごとに1kg増C 負担重量の上限は3歳58kg、4歳以上60kg、牝馬2kg減とする ※アムールブリエがエンプレス杯・名古屋GPのJpn2競走勝利で+3kg2015エンプレス杯、ブリーダーズGC、名古屋GPのJpn競走3勝で+1kg更に2016エンプレス杯、ブリーダーズGCを勝って+1kgケイティブレイブが兵庫チャンピオンシップを勝っていて+3kgストロングサウザーが佐賀記念&マーキュリーCを勝って+1kg(補欠カゼノコが2014ジャパンダートダービーを勝って+5kg)http://www.keiba.go.jp/dirtrace/race_horse161004.html↑によると地方馬はこのようになっておりますが、http://plaza.rakuten.co.jp/kanazawaooi/diary/201609240000/↑競馬カナザワの大井さんのブログによると、地方他地区の出走予定・騎乗予定はこのように変わっているようです。(補欠からタッチデュール52とニシノカチヅクシ54が繰り上がり)ここで昨年の白山大賞典を振り返ってみましょう。3連覇を狙ったエーシンモアオバーをマイネルバイカが直線で捕らえて優勝。2着エーシンモアオバー、3着はソリタリーキングでした。(→結果)(昨年優勝のマイネルバイカ)JRA勢はシリウスSとの両にらみの馬もおりますが、昨年よりも近況の成績が良い今年のJRA勢にはますます上位独占されてしまいそうな感じがあります。今後のダート中距離戦線で主役になりそうな力を持った馬が登場してきました。順番をつけるのがちょっと難しい感じもありますが、展開的に先行力のあるケイティブレイブ、モンドクラッセに注目したくなります。ケイティブレイブには、金沢の重賞に久しく勝っていない(と思われる)武豊騎手。2013年のJBCクラシックはワンダーアキュートに騎乗し2着でした。57kgのアムールブリエは得意の中長距離戦。昨年名古屋GPでは55kgでニホンピロアワーズ以下を寄せ付けず。今年帝王賞では大敗しましたが、前走ブリーダーズGCでキッチリ巻き返し。ちなみに、牝馬の白山大賞典優勝は2005年グラッブユアハート2006年レマーズガールが達成しています。一方、地方勢は2010年ジャングルスマイル2012年ナムラダイキチ2014年サミットストーンといずれも金沢所属馬が2着に食い込む健闘を見せています。今年の地元の期待はグルームアイランドということになりますが、近況成績が下降気味というのは気になります。先に挙げた3頭は、いずれも地元では敵なしの状況で白山大賞典に挑戦でした。となると、勢いのある名古屋のカツゲキキトキトに期待したくなりますが、ジャパンダートダービーではケイティブレイブと1.6秒差。この差を3か月間でどこまで詰めて、上位争いに加わることができるでしょうか?結論としては、JRA勢の上位争いとなりそうですが、結果は果たして??来週の火曜日、10月4日金沢競馬場にご注目ください!今年も近づいてきました白山大賞典。当日は、全国の皆さんと一緒に盛り上がりましょう!
2016年09月26日

日曜日担当の高橋華代子です。 JBCまで39日になりました。 実は昨晩から懐かしい写真を見ておりまして、ちょうど2008年のJBCdayの写真も出てきたので、ここでちょっと振り返ってみます。あ、南関勢中心ですけどご了承ください。 JBCが初めて園田競馬場で行われた年ですね。 南関東から3頭が参戦。 我らがフジノウェーブ↓ コアレスデジタル↓ モエレラッキー↓優勝したのはバンブーエール↓ 南関東からフリオーソただ1頭が出走。 いつでもどこでも頼れる大将でした↓ 中央時代のボンネビルレコードも出走していました。↓ 南関の卒業生で兵庫で頑張っていたモエレトレジャーにも会えました↓優勝したのはヴァーミリアン↓ 当時の園田競馬場の誘導馬さん。もしや、向かって左なのは、マコーリーさんですか? その日は川崎競馬場ではロジータ記念が行われました。JBCの応援にどうしても行きたかったので、ここははしごをしました。個人的にもかなりハードスケジュールだったことが思い出されます(^▽^;) 優勝したのは、桑島孝春騎手騎乗のシスターエレキングでした。シスタちゃん、今はママとして頑張っています。 桑島さんの最後に優勝した重賞レースとしても知られていますね。↓ という感じで写真で綴っていきました。 今振り返っても、濃厚な1日でした。 やっぱり、さすがはJBCですね。ものすごいメンバーがそろってる……。 ほんと、この一瞬一瞬が今となってはとても貴重な時間だったなと思います。 それはどのレースも、しかり。 今年はどんなドラマが待っているのでしょうか。 川崎競馬場で行われるJBCまで、あと39日。
2016年09月25日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 9月21日に行われた『園田プリンセスカップ』は、1番人気のナンネッタが5馬身差の圧勝で優勝しました! 詳しくは『チャージアドバンス』のトピックスで書いていますのでご覧ください。 いやぁ、強い!予想もバッチリや!! なんの予想かと言うと、最近唄うことが定着している三宅アナの本場馬入場。※『きとカラ』(きときとカラオケの略)と勝手に命名 このレースではナンネッタを題材にして『ナンネッタって~ア~イド~ル♪』と唄うであろうと予想していました。 ズバリ的中です!! しかも、ナンネッタが新馬戦を勝ったときに既に予想してましてん、えへへ♪ まぁ、それはそれとして、園田に全国区の活躍が期待できるアイドルホースの誕生です! 余談ですが、本家本元『なんてったってアイドル』(小泉今日子)は、1985年11月のリリース。 大山真吾騎手が1歳半のときのこと。へぇ~、そんなに昔やったんかぁ、そらトシとるわなぁ…。〓Weeklyトピックス〓★トーコーヴィーナスがG-J優勝! トーコーヴィーナス(牝4・吉行厩舎)が『GRANDAME-JAPAN2016』古馬シーズンで見事に総合優勝を果たしました! 何が凄いって、19日に行われた『レディスプレリュード(Jpn2)』で2着になったこと! タマノブリュネットには敗れたものの、ジーワン馬のホワイトフーガと同着の2着なんて凄すぎるぅぅ!! 今年の前半は条件戦に使われながらも不甲斐ないレースが続いていました。 ところが後半から本来の動きを取り戻し、いずれも牝馬限定ですが重賞2連勝。そしてJpn2でも2着となったことにより、年代表馬の可能性も見えてきました。 今年はアクロマティック(重賞3勝)、エーシンクリアー(重賞2勝)のどちらかかと思われていましたが、これから面白くなりそうです。 短距離戦(軽視されがちですが…)で重賞2勝のランドクイーンも忘れてはなりません。 そして、前述したナンネッタも、今後の路線次第では、2004年のレッドペガサス以来2頭目の、2歳馬による年代表馬だって考えられます。 馬肥ゆる秋、園田競馬はますます面白味が増しますよん♪ トーコーヴィーナスの総合優勝報告会も、恐らく行われると思います。またわかり次第お知らせします。★ニシパ、マイは完敗… 9月19日に名古屋競馬場で行われた『秋の鞍』に兵庫からエイシンニシパ、マイタイザンが参戦。 名古屋の世代最強馬カツゲキキトキトとの対戦に注目が集まりましたが、結果は出遅れながらマクリ脚で一気に他馬をごぼう抜きにしたカツゲキキトキトの圧勝。 エイシンニシパが4馬身差の2着、マイタイザンがさらに1馬身半差の3着となり、現時点での力の違いをまざまざと見せつけられた格好です。 ニシパもマイもよく頑張ったと思うけど、キトキト強ぇわ! 園田に遠征で来てくれて、その走りを観てみたい! ちなみに、カツゲキキトキトは名古屋の所属ですが、デビューは笠松なので、後述する『西日本ダービー』の出走権利はありません…。なんてもったいない…。なんて面白くない…。★松本剛志騎手が岩手で重賞制覇! 現在、岩手で期間限定騎乗中の松本剛志騎手が、盛岡競馬場で行われた『ジュニアグランプリ』(芝1600m)でダズンフラワーに騎乗して勝利し、自身初の重賞制覇を成し遂げました。 詳しくはきのうの古谷さんの記事で触れてくれています。 今年は遠征中に中田貴士騎手も高知で重賞初制覇を成し遂げています。 寺地誠一騎手も、重賞初勝利は遠征先の高知でした。 いま高知に遠征中の山崎雅由騎手も、以前福山(廃止)に遠征中に自身の重賞初勝利を挙げています。 吉村智洋騎手も、重賞初勝利は他地区の名古屋競馬場でした。 どこで挙げても初タイトルは格別だろうと思います。 だからこそ、古谷さんの記事にもあったように、自身の勝負服を着て改めて口取りを行ったのでしょう。 普段の環境とは違う中で結果を残すのは難しいと考えられますが、そこで力を発揮するのですからお見事です。 また、結果を残せる環境を作ってくださっている受け入れ先の皆さんの努力も忘れてはなりません。 兵庫の騎手がいつもお世話になっている受け入れ先の皆さま、本当にありがとうございますm(__)m★西日本ダービーまであと39日 そのたん『が第1回西日本ダービー』の応援団長に任命されることになりました。 任命式は9月30日、その金ナイター当日に行われます。詳細はコチラ>>> 『西日本ダービー』は東海・北陸、近畿、四国・九州の6つ競馬場の持ち回り開催。 各地の生え抜き馬による西日本王者決定戦です。 その記念すべき第1回が園田競馬場で行われるのです! 来年以降は佐賀競馬場、金沢競馬場、高知競馬場、笠松競馬場、名古屋競馬場の順で開催されます。 今年は11月2日。川崎JBCの前日です!ということは、あと39日!★その金フォト いきなりSKNプレイス! あっ!また後輩をいじめてる!! こないだは中井優希ちゃんが青木友香ちゃんをいじめてたけど、今回は神崎まなみちゃんが大場まりあちゃんをいじめてる! ちょっと抵抗してる…。 まなみんはきっと、この日の園田競馬が荒れまくりで、全然馬券が当たらなかったから、まりあんぬへ怒りの矛先を向けているのではないかと思われる。知らんけど…(;^^) この日は『第1回西日本ダービー』まであと40日。 元騎手の三野さんがあっちこっちで撮って、ツイッターやフェイスブックなどで拡散しているのはコレです! そして、メインを勝った田中学騎手と、碇調教師にも手伝ってもらいます。※中央はそのだライオンズクラブの会長さん 40、40って言うてますが、きょうはあと39日です!! オーケストラピットで快勝の田中学騎手。1年半ぶりに勝たせることができた嬉しさのあまり、インタビューでは熱いものがこみ上げそうになるシーンも。 せやけど、なんか最近田中騎手は、涙もろくなってんちゃうの?? いや、全然いいねんけど、あんまり泣かれるとこっちももらい泣きしそうになるがな(;^^)★あすは姫路競馬場でイベント! あすの9月25日は、姫路競馬場でイベントがあります。 交通安全フェスティバルと題して、交通機動隊による演習や、白バイ、パトカーなどの展示が行われます。 またお笑いステージも催され、お笑いコンビ・ミサイルマンのおふたりに登場していただきます。 競馬番組などでもご活躍で、栗東にも取材に行かれることもあります。当日行われる『神戸新聞杯』の予想トークは必見です! 司会はわたくし竹之上次男が務めさせていただきます。 あすの日曜日はご家族連れでどうぞ姫路競馬場にお越しください♪ それにしても、姫路競馬場に行くのは4年ぶり。どないなってるのか、探検して来週に報告ができればと思います!◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 大相撲九月場所(秋場所)も大詰め。どうやら豪栄道の優勝がほぼ確実のようです! きょうにも決まります!(勝てばもちろん、ただひとり2敗で追う遠藤が負けた時点でも優勝) 大阪出身力士の優勝は86年ぶりって久しぶりすぎ! カープが25年ぶりとかめっちゃ最近やん! なんてったってアイドルのリリースより後やもんな。 豪栄道関おめでとう♪(先走り)
2016年09月24日

金曜日は古谷が担当します。 先週は中山、盛岡、大井、門別、大井というローテーションで競馬場を訪れました。22日(木)は大井競馬場のトゥインクルステージで、竹山まゆみさん、津田麻莉奈さんと一緒にイベント出演をさせて頂きましたが、強い雨が降っていた時間があったにも関わらず、一部の時間は雨が弱まり、二部は雨も上がっていました。多くのファンの方々にお集まり頂き、この場をお借りして感謝申し上げます。(撮影:村上卓史さん。写真を送って頂きました) レディスプレリュード、東京盃ともにホッカイドウ競馬所属馬が参戦しましたが、レディスプレリュードのジュエルクイーンは12着、東京盃のロイヤルクレストは8着に敗れました。レース後のコメントは以下の通りです。・ジュエルクイーン(服部茂史騎手)「馬場を気にしていた様子はなかったんですが、長距離輸送で馬体が減った影響なのか、3コーナーで手応えがなくなってしまいました」(田中正二調教師)「大外枠だったことで終始外を回る展開に加え、砂もモロに被っていたのは初めてに近い状態だったので、手応えが早くなくなってしまったのではないかと思います。ここまで負けるとは思わず、グランダム・ジャパンのチャンピオンも獲れなかったのは残念ですが、また立て直して頑張りたいと思います」・ロイヤルクレスト(服部茂史騎手)「流れが速くなって折り合いはつきましたが、距離が忙しい分、溜めが利きませんでした。バテずに伸びてはいるんですが、1200mでは決め手不足です。この馬にとってはやはり、1400mからマイルがベストだと思います。」(田中淳司調教師)「前半3Fが34秒1と、かなり前が競り合う展開で折り合いがつきました。地元のマイル戦ではかえって、引っ掛かってしまうのも、今回のレースを見て頷けます。服部騎手も話していましたが、やはり1200mは忙しく、南部杯に選ばれましたからマイル戦でどんな走りを見せてくれるか楽しみです。中央馬がいる速い流れが、この馬には合っていると思いますので、南部杯でも応援よろしくお願いします」 「グランダム・ジャパン」古馬シーズンのポイント上位馬が揃って出走しただけに、その動向が注目されましたが、兵庫のトーコーヴィーナスがホワイトフーガと2着同着に。これでジュエルクイーンを逆転し、総合優勝を果たしました。「同着かぁ、残念!」と大山真騎手は悔しそうに報道陣の前に姿を現しましたが、「強行軍で状態維持が大変だった中、本当によく頑張ってくれました」と、厳しいローテーションの中で戦い抜いた愛馬を称えていました。 東京盃は、ダノンレジェンドとコーリンベリーの壮絶な先行争いで、12秒3ー10秒5ー11秒3=34秒1のハイペースとなり、3年連続出走のドリームバレンチノが大外から見事に差し切り、14年JBCスプリント以来のダートグレード制覇を飾りました。2年連続2着と悔しい競馬が続き、ダノンレジェンドとの対戦でも常に分が悪かったドリームバレンチノ。ゲンの良いJBCスプリントを前に、完全復活と言ってよい勝利と言えるでしょう。 大井開催を前に、2歳戦唯一の芝での地方交流「ジュニアグランプリ」を見てきました。ホッカイドウ競馬から4頭、船橋から1頭を迎えての戦いでしたが、戦前はコスモス賞3着のエイシンクローバー、クローバー賞4着のタイセイプロスパーの芝実績組、そしてブリーダーズゴールドジュニアカップで3着に好走したミルグラシアスが人気を分け合いました。岩手勢は、若鮎賞を制したメドゥシアナが出走取消となったこともあり、分が悪いイメージがありましたが、その評価を覆す形で地元のダズンフラワーが混戦を断ちました。 菅原右師も「やったー!」と喜びを全面に出していましたが、今年最初の新馬勝ちを収めたダズンフラワーの勝利は、最初の勝ち名乗りを挙げた馬の活躍は約束されている過去の例からも、今後の期待が膨らみます。認定競走は獲りたかった陣営の思いが実った形で、今後はどんな路線を選択するか注目されます。 期間限定騎乗中の松本剛騎手にとっても、兵庫も含めて重賞初制覇となり、上の写真の後は「自分の勝負服でも撮りたい!」ということで…と、二枚目の口取り写真も撮りました。「スタートが上手な馬というイメージがありましたが、自分の思い描いていた2番手からの競馬でレースを進めることができました。手応えは絶好でしたが、2歳馬なので早めに抜け出してソラを使うと嫌でした。ただ、そんな面も見せることなく、最後まで脚色はしっかりして、本当に頑張ってくれました」と、松本剛騎手も笑顔で答えていました。ホッカイドウ競馬勢のコメントは以下の通りです。2着タイセイプロスパー(宮崎光行騎手)「スローペースで引っ掛かる面もあった上に、馬場も気にしていた印象で、3コーナーではノメっていました。早めに動こうとは思っていたものの、内枠が仇となった面も重なり、窮屈な競馬になってしまいました。それでも、よく馬群を割って2着に押し上げてきたと思います」3着プティソレイユ(斎藤雄一騎手)「1番枠とペースが遅くなったことで、自分から動いていくことができなかったのが痛かったです。早めに動ける態勢なら、外から差し切る勢いだっただけに、悔いが残ります」6着エイシンクローバー(服部茂史騎手)「札幌の時の芝とは違い、芝丈が長く湿っていたこともあり力の要る馬場で弾ける手応えがありませんでした。出るに出られない状況だったこともありますが、馬場の影響が今回の敗因として大きかったと思います」7着ミルグラシアス(五十嵐冬樹騎手)「返し馬でも芝の雰囲気は良さそうで、実戦でも期待をしていましたが、前半から追走に苦労しました。初戦で1000mを勝っていますが、本質的にスピード競馬が合わないのかもしれません」 さて、来週は「日本テレビ盃」が行われますが、サウンドトゥルー、モーニンといったG1馬が登場。地方勢も、ハッピースプリントが秋初戦を迎える予定です。「グリーンチャンネル地方競馬中継」では、このレースの解説を担当することになりますが、今からワクワクしますね!「Road To JBC」も佳境を迎えます。ぜひ、ご注目下さい!
2016年09月23日

木曜担当のよこてんです。 先日の9月18日、盛岡競馬第2Rにおいて、高橋悠里騎手が地方競馬通算500勝を達成しました。■2016年9月18日盛岡2R・高橋悠里騎手地方通算500勝達成 高橋悠里騎手は2005年4月のデビューで今年が12シーズン目。山本聡哉騎手と同期になりますね。 その山本聡哉騎手が地方通算1000勝を達成した時にも“デビューから振り返ってみる企画”を書きましたので、高橋悠里騎手も同じように振り返ってみよう、というのが今日のお題です。 とはいうものの、山本聡哉騎手と同じく・・・になってしまうのですが、2005年頃はレースの写真をあまり撮っていなかったため、4月16日のデビュー戦や6月4日の初勝利などの写真は自分の手元にはありません。代わりにデビュー間もない頃の高橋悠里騎手の写真をいくつか。■2005年の5月頃の高橋悠里騎手。当たり前ですが初々しい。■同年4月の開幕時、開門のお出迎えに立つ騎手たち。左側の列の一番奥に高橋悠里騎手と山本聡哉騎手がいます 当時の彼の印象はというと、けっこう良く喋るんだけど時々突拍子もない事を言う・・・というものでしたねえ。まああれですよ。俗に「天然」っていう、あの感じです。 でも年のわりに肝が据わったところもあって、それが昔から高橋悠里騎手の騎乗ぶりに現れていたとも思います。 初騎乗から初勝利まで2ヶ月近くかかっていますが、当時の新人騎手は今ほどたくさん乗れなかったので特別遅くはありません。デビュー年には15勝。山本聡哉騎手は9勝でしたし、前後の新人騎手たちに比べてみても多い方でした。 高橋悠里騎手が注目を集めたのはトーホウライデンをパートナーに得た頃からです。2006年の末頃からコンビを組み始め、2007年の4月には特別・岩手日報杯を優勝。■2007年4月7日・岩手日報杯優勝 7月には同馬と共に浦和に遠征、当時何度か行われた岩手・浦和交流という条件の『龍泉洞特別』を制しました。どの後はトーホウライデンと高橋悠里騎手のコンビはオープン級の重賞・特別の常連となっていきます。 そして翌2008年7月の岩鷲賞。ダート1200mの重賞として行われたこのレース、トーホウライデン&高橋悠里騎手が見事優勝。デビューから4シーズン目にして重賞タイトルを手にする事になりました。■2008年7月6日・岩鷲賞制覇■2008年9月15日・青藍賞制覇 クラスターカップへの出走はならなかったものの9月の青藍賞も制し、園田で行われたJBCスプリントへの出走も果たします。 ちなみに、同期の山本聡哉騎手が初めて重賞を制したのは9シーズン目。前年・2004年デビューの高松亮騎手は9シーズン目。2003年デビューの山本政聡騎手が7シーズン目で坂口裕一騎手は8シーズン目でしたから、高橋悠里騎手の4シーズン目での重賞制覇は前後の騎手の中で抜きんでて早いものだったわけです(菅原俊吏騎手が岩手デビュー後4シーズン目で勝っていますが、騎手キャリアとしてはもっと長い計算)。 勝ち星も順調に重ねて初重賞制覇と同じ2008年に100勝到達。この頃の高橋悠里騎手はこのあたりでデビューした新人騎手の中でも“出世頭”と見られていたのではないかと思います。■2008年7月14日・地方通算100勝達成。ミカワマドカ号に騎乗 しかしその後は怪我で長期戦線離脱することも時々あって、例えば2008年は12月からシーズン終わりまで落馬負傷のため騎乗できませんでしたし、2011年などは9月半ば以降最後まで騎乗できなかったりも。華々しく重賞を勝ち抜いた年から逆に勝ち星的には地味な数年を送る事になってしまったのは、ちょっと残念でしたね。■2013年12月8日・北上川大賞典。パートナーはモズ号 2013年の北上川大賞典で久しぶりの重賞制覇を達成したのですが、この年が67勝、翌2014年は91勝を挙げて自己最多。2015年はシーズン途中から韓国遠征に出たために岩手での勝ち星は32勝に留まったものの韓国で26勝。遠征出発前の6月にはかきつばた賞で重賞4勝目を挙げ、それを手みやげにソウルに乗り込む形にもなりました。■2015年かきつばた賞 モズとのコンビ、なかなかのクセ馬と絶妙のコミュニケーションを採りながらの好レースが続いた事で高橋悠里騎手のリズムもよくなっていった様に感じた時期でした。■韓国・ソウルでの騎乗シーン■ソウル競馬場のパドックのスクリーンで紹介される高橋悠里騎手 高橋悠里騎手は昔からわりと遠征が多かったですよね。先のトーホウライデンの話の中で触れた「岩手・浦和交流戦」には頻繁に騎乗していますし、2007年の冬には佐賀競馬で、2008年の冬には荒尾競馬で滞在騎乗していました。マカオに行った事もあるし、ソウル・釜山も含めれば、岩手の騎手の中でも「騎乗した事がある競馬場」の数が多い方に入るんじゃないでしょうか。■2007年1月、浦和競馬場で■2008年冬の荒尾遠征時の高橋悠里騎手 高橋悠里騎手に対する自分の印象が変わったのは、やはり昨年の韓国遠征前後です。ソウルではただ一人の日本人騎手として頑張った事で段違いに逞しくなった様に感じましたね。ソウルで騎乗した日本人騎手達の中では比較的良い成績を残した事も自信になったのではないでしょうか。やっぱりこう、韓国に行く前と後では別人のように変わった・・・ように思えます。 「10年で500勝でしょう、聡哉は1000勝しているんだから俺の500勝なんかたいしたことじゃないですよ」と言っていた高橋悠里騎手なのですが、ここ何年かは順調にシーズンを過ごせたなら年間90勝くらいになるペースが続いています。実際、今季も9月19日終了段階で57勝ですから過去最多ペース。シーズン100勝台も狙える所です。「俺が1000勝するとしたらあと10年かかりますよ!」とか言ってないで、5年、6年くらいで到達してほしいものです。がんばれゆーり!
2016年09月22日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 北海道の「地域」の場外発売所を巡る旅。 先週の札幌から北東へ進み、今回から「空知地方」の場外発売所を訪れてみることにします。 まずはこちら。 岩見沢。町の名前は皆さんお聞きになったことがあると思います。 岩見沢と言えば、何をおいても鉄道です。 駅近辺の再開発で、昔とは見違える姿になった岩見沢駅。 ごらんのように近代的でおしゃれなデザインは、グッドデザイン賞を受賞したそうです。 岩見沢は、明治時代に北海道で初めて通った鉄道「幌内鉄道」の拠点駅。その後物資輸送目的を中心として整備されていった鉄道が、あたかも岩見沢を起点として各方面に広がっているかのように、岩見沢は鉄道交通の中心地であり続けました。 いまは使われなくなった線路が撤去されていますが、このように広い岩見沢駅の構内が、往時のこの駅の繁栄繁忙を物語っています。 駅舎はあたらしく整備されましたがプラットホームに降りると、やや昔のままの雰囲気が残されています。 そして、競馬ファンにとって岩見沢駅と言えば、やはりこちらでしょう。 ソリを曳くばん馬の像。木像です。昭和55年から岩見沢駅のホームにずっと展示されています。 岩見沢駅で乗り降りするひとびとだけでなく、この駅を通り過ぎる人にとっても、車窓から見えるこのばん馬の像は印象に残ります。 この前進気勢にあふれた姿を見よ!! 岩見沢は、馬と縁が深い街。かつては競馬もあって賑わっていました。 街には、馬具やさんも軒を連ねていたと聞いていたのですが… 駅のすぐそばにも、その痕跡がありました! 「高橋馬具靴鞄店」 馬具の需要は僅かになりましたが、その技術を使って様々な革製品を作っているみたい。 犬のリードなんかはたくさん飾られていて、結構需要があるようにも見えました。 岩見沢で行われていた競馬を見に行ったことがある方は、個々の読者の皆さん方の中に、どれだけおられるでしょうか…。 私は、10年前の2006年7月に岩見沢競馬場に行ったのが、最後でした。 その時の写真が手元に残ってた!! この場所はかつて平地の競馬も行われていましたが、1997年に開催終了。 ばんえいの開催もこの年2006年をもって終了となりました。 競馬場の跡地に、足を運んでみました。 以下の写真は、現在の様子です。 入場門付近。まだ形はそのまま残っていました。 入場門の上にかかっていた「岩 見 沢 競 馬 場」の文字の看板。 恐らく落ちると危険 といった理由でこのように降ろされて、傍らに置き捨てられているのだと思います。 敷地の中に入るわけにはいきませんので、門の外から中のスタンドの方を撮影してみました。 これだけ見ると、10年前の写真とたたずまいは変わりませんね…。 入場門の脇にある通用門。くっきりと「岩見沢競馬場」と読める銘板が郷愁を誘います。 少しでも中の様子がわからないかと、脇の方へ回ってみました。 何か「国破れて山河あり 城春にして草木深し」という、杜甫の詩を思い出しました…。 敷地の再利用は、いくつかの候補とともに考えられたそうですが、どれも実現せず、現在はスタンドの建物とともにそのままになっているようです。 街にある、確かな競馬の痕跡。 しかし、それはもう取り戻すことが出来ない、この場所に競馬があった時間の名残でしかありません。 寂しいものです。 競馬そのものという意味では、場外発売所が最後の砦となりました。 場外発売所 ハロンズ岩見沢 この場外発売所の様子は、次回、街の中心部の様子とともにお伝えします。
2016年09月21日

火曜日担当の太田です。 シルバーウィークの帯広競馬場は『とかちグルメまつり×ばんえい文化祭』を開催。十勝のおいしい食べ物と余興でお楽しみいただきました。 我々世代は知っていると思います。「そばかすなんて気にしないは~」の主題歌といえば、『キャンディ・キャンディ』ですね。その少女漫画を描いた帯広出身の「いがらしゆみこ」によるトークショー。 土曜日17日レース終了後には夜空を彩る道新花火大会で競馬場はボルテージMAX。第1部では、静岡県富士宮市の駿州白糸原手筒花火保存会による「手筒花火」が打ち上がり十勝初披露ということで注目が集まっていました。18日日曜日天気予報で雨の心配はないはずでしたが、残念ながら一日雨降り。そんな中でしたが、高校生による吹奏楽の演奏。ものまねショーなどステージイベント盛りだくさんで楽しむことができました。花火大会は今年で6回目。例年10月に行っていたのですが、今年は1か月前倒しの9月に開催。せっかく早めたのに10月と変わらないぐらいの寒さ。天気は仕方がないのですが・・・。雨は降らない天気予報だったのに・・・。○○心と秋の空というやつでしょうか?変わって昨日19日(祝月)はすっきりと青空が広がる秋晴れ。一日早ければ・・・と思いつつ。帯広競馬場では岩手県滝沢市よりチャグチャグ馬コ保存会が来場。国の無形民俗文化財となっている岩手県の伝統行事「チャグチャグ馬コ」。ミルキーとキングが煌びやかに着飾ってお披露目。我々「ばんスタ」でも映像をUPしましたので、よろしければご覧ください。 さて、今週は19日(祝月)に重賞『第52回 岩見沢記念 BG2』が行われましたが、そのひとつ前の第9Rも注目の1戦2歳牝馬の特別戦『第29回いちい賞』が行われました。大接戦となりましたが、最後は外から足を伸ばした6番人気「コウシュハサマー」が勝利。(主催者提供)西謙一騎手は「初騎乗、外枠ということもあり外に寄れないように気を付けて騎乗しました。まだまだこれからですね。」岡田定一調教師は来月の重賞ナナカマド賞に使うかは未定とのお話でした。第2障害を各馬一斉に下って、人気の「ナカゼンガキタ」がいったん先頭に立つものの、その他も足色衰えず、どの馬が勝ってもおかしくないレースでした。そんな中、前走A2で7着と敗れていた「コウシュハサマー」が後方からじわじわと追い上げほんの僅か差し切っての勝利。この接戦をものにしたのは大きいですね。ただ、ほとんど差のない力関係からもこの世代の戦いはこれからです。来週は2歳牡馬の『青雲賞』が行われます。注目してください。 そして、昨日のメインは重賞『第52回 岩見沢記念 BG2』でした。1戦級の馬たち何頭かが回避し、7頭立てになったのは少し残念ではありましたが、実力上位「コウシュハウンカイ」と「フジダイビクトリー」の2頭が人気を分け合う格好となりました。レースは、スタートから揃って第1障害は綺麗に7頭並んでクリア。そこから駆け引きが始まるのですが、「フジダイビクトリー」が果敢に攻めの競馬。「フジダイビクトリー」がレースを引っ張る展開でしたが、第2障害少し手前で息を入れる間、隣の「コウシュハウンカイ」と「キタノタイショウ」がまず第2障害手前。そして、そのほかの馬たちも差がなく勝負所にやってきました。前半58秒のハイペース。まず第2障害動き出したのは「フジダイビクトリー」でした。差がなく「コウシュハウンカイ」「カイシンゲキ」と仕掛けていきます。すんなりと「フジダイビクトリー」「コウシュハウンカイ」が障害をクリア。そのほかはなかなか障害をクリアすることができず、人気2頭のマッチレース。「フジダイビクトリー」が先頭をキープ。懸命に「コウシュハウンカイ」が追いますが、なかなか差が詰まらず、最後は突き放した「フジダイビクトリー」が勝利。「コウシュハウンカイ」が2着。3着争いは、第2障害3番手で下ってきた「カイシンゲキ」が粘るところ「キタノタイショウ」が徐々に差をつめて並んでのゴール。わずかに「カイシンゲキ」粘り切っての3着でした。(主催者提供)松田道明騎手は「夜になってからのレースを見ても時計は出ていると感じていました。相手は隣コースの「コウシュハウンカイ」。10kのハンデもあったので自分でペースを作っていきました。早い流れではありましたが、自分でペースを作っていけるのは強い馬だからできることです。持ち味を発揮してくれたと思います。ここまで調子が崩れることもなく調整でき、厩舎一丸となっての勝利でした。」とコメント金山明彦調教師は「思ったよりペースが速かったですが、今日鼻もしっかり出てすべて最高のレースをしてくれました。直前3週間ぐらいリフレッシュ放牧して馬体重が減らなければいいと気にしていたのですが、体重も維持しており、いいリフレッシュになったと思います。春先ばんえい記念の影響で少し体調に変化がありましたが、それでも悪いというわけでなく、調子を維持していると思います。前走ようやく今季の初勝利となりましたが、ここまで悪い競馬をしていたわけではなく、流れが向かなかっただけ。夏場はもともと強いほうでこれからが本番。体調を崩さないよう調整していき、シーズン最後の大一番を目標に向かっていきたいと思います。」今回「オレノココロ」「ニュータカラコマ」が出走回避。戦前から「フジダイビクトリー」と「コウシュハウンカイ」の一騎打ちと思われていました。人気もその通りに表れており、また、関係者も2頭が中心の展開。松田騎手が話していた通り、自分からペースを作って相手であろう「コウシュハウンカイ」を負かしに行く競馬。本当に強いからこそできる競馬だったと思います。ただ、例年より12,3秒早い流れ、それでもしっかりとレースをし、勝利を自らもぎ取っていく横綱相撲。「フジダイビクトリー」の強さに改めて感服しました。松田騎手も馬に絶対的な信頼感を寄せるからこそできる騎乗だったと思います。次回は10月30日の北見記念。強敵2頭も参戦だと思います。今日のような競馬はなかなかさせてもらえないでしょう。それでも自分の競馬をして持ち味の障害巧者ぶりを発揮できれば、結果は自ずとついて来ると思います。早くも年度末の大一番が本当に楽しみになってきました。まだまだ先ですが、今後の戦いぶりに注目です
2016年09月20日

ミツオーです。金沢市内滞在中です。さて、今日のTCK大井競馬のメインレースは、第13回レディスプレリュードJpn II。今週木曜日には、第50回東京盃Jpn IIがおこなわれます。Road to JBCがいよいよ始まります。「いよいよ始まる」と書いてみましたが、もちろんJBCをめざす馬たちが、突然ここから始動するということはなく、Road to JBCが文字通り「JBCへの道」であるとするならば、その道筋は様々です。JBCは11月3日。今年の舞台は川崎。クラシック:2100メートル 向正面スタート コーナー6回スプリント:1400メートル 正面スタート 1周レディスクラシック:1600メートル スタートから1コーナーまでが長い 1周という条件。もちろんここに、川崎競馬場独特のコース形態(左回り コーナーがきつく、上から見ると細くつぶれたようなカタチ)が基本としてあるわけです。JBCタイトルをめざす陣営それぞれ、コース適性・攻略について思いをいたすところでしょう。そして各々、あるいはJBC本番の予行演習として、あるいは自身の適性を優先して、ステップレースを選択していることと思います。たとえばJBCスプリントをめざすソルテ。秋緒戦を、東京盃でもマイルチャンピオンシップ南部杯でもなく、浦和の1400メートル・オーバルスプリントとしました(2着)。*オーバルスプリント パドックのソルテ。大入りのお客さまで、パドックでの写真もうまく撮れません…半分は腕のせいですが。ソルテはここまで1400~1600メートルの重賞を勝ってきた馬。それにくわえてJBCスプリントが1周の1400メートル、自身、浦和コースも得意ということでのレース選択だったでしょう。以前、吉原寛人騎手に、「ソルテにとって、今年のJBCが川崎でよかったですね?」と聞いたところ、「これが大井だと、スプリントは1200メートルで、微妙な距離になってしまいますからね」というこたえでした。ソルテ担当の川合厩務員も、「来年のJBCは大井で、1200と2000。JBCは今年しかないものと思っています」と話しているそうです。力をつけ、本気でJBCのタイトルをねらえる位置にいるソルテにとって、ちょうどその年のJBCが(皮肉にも所属場の)大井ではなく、スプリントを1周競馬の1400メートルで実施してくれる川崎であるというのは、きわめて幸運なことだと言えます。また、だからこそJBCに照準をあわせることにもなったのです。仮に今年のJBCが大井開催だったならば、もしかしたらソルテの秋の大目標は岩手方面になったかもしれません。*オーバルスプリント連覇を成し遂げたレーザーバレット。この馬にとってもJBCが川崎というのはプラスかも。出てくれば川崎初登場ですが、1周の1400は向きそう。ほかのどんな勝負事でもそうでしょうが、競馬とはつくづくめぐり合わせのモノです。ソルテがもっとも充実した年にJBCが川崎開催だということは、その一つの例ですし、JBCというものを考えるときにわたしがどうしても思いをいたさずにいられない、第1回が2001年であったということも、その例だろうと思うのです。JBC競走は、アメリカのブリーダーズカップに範をとり、各カテゴリのチャンピオンホースを決定すべく、1日に複数のGI競走を実施する競馬の祭典で、2001年にスタートしました。第1回の優勝馬は、クラシック(2000メートル):レギュラーメンバー、スプリント(1200メートル):ノボジャック。競馬に(競馬以外でも)タラ・レバを言い出せばキリがないのはわかっています。が、もしも。もしも、第1回JBCが、前年の2000年におこなわれていたならば…。地方競馬所属馬によるJBC制覇は、第7回のフジノウェーブまで待つことなく、いきなり第1回で成し遂げられていたハズなのです。2000年の東京盃勝ち馬は、栃木のベラミロード。勝ち時計の1分10秒2は、タイレコード。当時、大井の馬場は時計のかかる状況が続いていましたから、馬場条件のことなる時期のものに並んだこの時計はきわめて優秀ですし、実際、数年後の高速馬場になるまで、東京盃でも大井のJBCスプリントでも、こんな時計で駆けた馬は存在しません。ベラミロードはその後、翌年のTCK女王盃を制するなど、グレード級の活躍を見せましたが、2001年春シーズンに調子をくずした後は、あの圧倒的なスピードと強さを発揮することができずに競馬場を去りました。皮肉にも(これもめぐり合わせです)2001年に創設された、栃木県唯一のダートグレード・とちぎマロニエカップ(12月)にも、かろうじて出走できたものの力を見せることなく終わりました。今ふりかえると、そのすばらしいパフォーマンスを見せた時期の短かったベラミロード。しかし間違いなく、ダート短距離路線の(あるいは多少距離がのびても、牝馬路線の)国内第一人者たる実力を持っていたベラミロード。JBCが2000年スタートであったなら。第1回のスプリント優勝馬は、ベラミロードだった。わたしはそう信じています。「仮定法過去完了から現在へ」という論法は、往々にしてうまくいかなかったときに使われるものですが、願わくば多くの馬と関係者のみなさんにとって、「もしもあのときナントカだったらダメだったかもしれないが、幸いなことにうまくいった」という方に使われるタラ・レバであってほしいと思うのです。
2016年09月19日

日曜日担当の高橋華代子です。 まずは皆さんにお知らせなのですが。明日から始まる大井開催は、昼間とナイターで行われますよ。 19日(祝・月)のレディスプレリュード当日と22日(祝・木)の東京盃当日は、昼間開催。開門時間は10時20分、重賞レース発走時間は16時30分。 それ以外はナイター開催です。開門時間は14時15分、メインレース発走時間は20時15分。 どうぞお気をつけください! さて、先日、大井競馬場の厩舎地区を歩いていると、 的場直之厩舎の洗い場で、白い前髪のブラックレッグを発見しました。相変わらず目立ちます。白い前髪だけじゃなくて、体も600キロ近くでビッグですからね(^▽^;) 20日(火)のデイリースポーツ賞(大井1200m)に坂井英光騎手の手綱で参戦。休み明けだった前走の短距離戦の内容も悪くなかったですし、今後はそのスピードをどのように生かしていくのか楽しみです。 で。そんな的場厩舎には、巷で噂になっている青い目(魚目)の仔が入厩。 青い目と言えば、わたしのイメージでは、長きに渡って大井競馬場の誘導馬を勤めたあおちゃんの名前を真っ先に挙げたくなります! 誘導馬を引退したあおちゃんは、北海道の太平洋ナショナルスタッドさん(新冠)で悠々自適な日々を送っています。 前はすごく人見知りさんなイメージだったのですが、海が見えるのんびりした環境ということもあるのか、懐っこくて愛嬌たっぷりになっていてビックリしました。 あ、こちらにはナイキアディライトが種牡馬として生活をしています。お互いに、見たことあるなと思っているでしょうか(^^) 青い目のお馬さん、中央ではシロニイが人気者ですが、個人的には大井競馬場にいる競走馬としては初めて見るかもです。 お名前はルシェルトゥーレという2歳の女の仔。 お父さんはキャプテントゥーレ、母はチーフオフィサーⅡ とても懐っこい仔です。 ブラックレッグも手掛ける橋本厩務員がお世話をしていて、個性的な仔担当ですか?(^^ゞ 関係者のお話しでは、右目は青い点がぽつんとはありますが黒い瞳をしているそうですが、左目がこんんな感じ。暗い所で見ると黒いですけど、明るい所では青く見えるんですって!これからレースで見ることが楽しみです! 厩舎の先輩ブラックレッグとともに、大井の人気者になって欲しいですね!
2016年09月18日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 2歳牝馬の重賞『園田プリンセスカップ』が9月21日(水)に行われます。 全国交流のレースで、他地区から5頭が出走予定。ここ3年のうち、2頭の勝ち馬を送り込んでいるホッカイドウ競馬からは、イケノアサ、コパノアーデン、フィールザファイアが出走します。 しかも、この3頭にいずれも兵庫所属のジョッキーが騎乗することが決まっていて、俄然有利な状況となってしまいます! しかし、今年は地元馬にスター候補が出現。2週間前、素質馬が揃った新馬戦で2着以下を8馬身ちぎって勝ったナンネッタ。 500キロを優に超える大きな馬体ながら、追われてから素早い反応を見せての圧勝劇。 まだまだ幼さが残るレースぶりから、叩かれての上積みは大きく、キャリア2戦目でも重賞制覇に期待が持てる逸材です。 昨年のセレクトセールで1404万円で取引された馬で、(出走した)兄弟馬はすべてJRAで勝ち上がっているという良血でもあります。 いきなりの相手強化でいきなりの重賞の舞台ですが、軽く通過点にしてしまう可能性も十分にあります。どうぞご期待ください! ちなみに、実況するのは三宅アナウンサー。 本場馬入場の際の出走馬紹介で、またしても唄うのか!?【わたくしの予想】 ナンネッタってア~イド~ル♪※小泉今日子『なんてったってアイドル』 もしくは… アサが来た~ アサが来た~ イケノアサが来た♪※真心ブラザーズ『朝が来た』(Eテレ0655オープニング) って、あんまり書かんとこ。唄いにくくなるやろし、唄わんかも知れんし(^_^;)〓Weeklyトピックス〓★全馬10倍以下 9月14日の園田競馬第6レースは5頭立て。準オープンのメンバーで、少頭数でも混戦模様。 閉め切り10分ほど前には、5頭全馬が単勝10倍を切るオッズ。 せやけど、結局10倍以上の馬がでるんちゃうの?と思っていたら…。 最終的にも全馬が10倍を切るオッズで締め切られたのです! レースでは9.6倍で最低人気となったジャベリンが逃げ、しぶとく粘って2着。 5.0倍で3番人気のマイネルコンキスタが差し切って勝利する結果となりました。 レース結果はコチラ>>> 3連単では8100円という好配当。全通りを買ってたとしても60点買いですから、プラスになる収支です。 それにしても、5頭立てとはいえ全が10倍を切るオッズとはレアケースでした。 そして、園田競馬の少頭数のレースはよく荒れる(ような気がする…)。★帰って来た中田騎手 中田貴士騎手(30歳)が高知遠征から帰って来ました! 遠征前の園田では、140戦1勝と低迷していました。 ところが、高知に行って発奮!164戦26勝と大活躍を見せたのです!! 重賞にも勝ち(自身初)、勝率15.9%は100戦以上している騎手の中では4位という見事な成績です。 だいたい、半年間で140戦だった騎手が、3ヶ月で164戦したわけですから、いかに高知で多く乗せてもらえたかが分かります。 帰って来て騎乗した最初の3日間は全部で11鞍でした。 「それでも、行く前のぼくを考えたら多い方ですよ(笑)でも、向こうではめっちゃ乗せてもらってましたから少なくは感じますけどねぇ…」と語る中田騎手。 地方競馬の騎手は、若手はとくにそうですが、攻め馬をして騎乗に繋げるというのがほとんど。 攻め馬もしてないで乗せてくれるようなことはなかなかありません。 実際、3ヶ月西脇トレセンを不在にしていたわけですから、すぐに騎乗馬が戻って来ることは考えにくいところです。 それでもこれだけ乗り馬が集まったことを考えれば、高知での活躍がモノを言ったのかも知れません。 「また高知に行ってみたいと思いますし、他の競馬場にも行ってみたいと思います。でも、その前に今回の成果を出さないといけないので、とにかく一年間園田で結果を残したいです!」とアツい意気込みの中田騎手。 「まず両目(園田での2勝目)を開けないと(笑)」 彼が何気なく言ったこの言葉、実は彼の心の変化を感じられる言葉で、遠征前には決して口にしなかったことなんです。 遠征前の中田騎手は勝利への執念が希薄で、貪欲さに欠けていました。 参考記事はコチラ(トピックス部分)>>> それが高知で勝利の味を知り、数多く乗せてもらえたことで技術も磨かれていきました。 ひとつでも多く勝ちたいというこだわりを見せるようになったのです! 精神的に逞しくなって帰って来た中田貴士騎手、園田でその成長ぶりをどんどん発揮してもらいましょう! 中田騎手を大きく成長させてくれた高知競馬関係者の皆さま、本当にありがとうございます!! 遠征前には決して取らなかったポーズです! 「生中の人!」 「ハイ!!」のポーズ 堂々としたもんです。以前は「すんません、ウーロンで」って小声で言うてたのに。★遠征情報 兵庫勢が3頭、来週に遠征します。 9月19日、大井競馬場で行われる『レディスプレリュード』にトーコーヴィーナスが参戦します。 JRAからホワイトフーガやタイニーダンサー、南関東のブルーチッパー、ララベルなど強豪揃いの面々。 さすがに勝つのは難しいでしょうが、なんとか上位に食い込んでもらいたい。 と言うのも、地方競馬牝馬シリーズ『GRANDAME-JAPAN』で古馬シーズンの総合優勝が懸かっているんです! 条件としては、ポイント争いをしているジュエルクイーンとディアマルコに先着し、且つ5着以内に入ること。 決して簡単ではありませんが、無理なことではない条件だと言えます。どうぞご注目ください! そして同じ日、名古屋競馬場で行われる『秋の鞍』にエイシンニシパ、マイタイザンが参戦します。 ここには名古屋の強豪カツゲキキトキトも出走。兵庫の代表格の2頭が、東海の絶対王者にどう立ち向かのか見ものです! 非常に楽しみな一戦、お見逃しないように!!★その金フォト おい!またサンバ写真がないやんけ!怠けとんのとちゃうか!! とお叱りをうけそうですがすみません…。来週は撮って来ます…。 ということで、いきなりSKNプレイス。 むむ…。山崎佑奈ちゃん、志築杏里ちゃんが予想に必至でこっち向いてくれません…。 うん、そこまで競馬に没頭するようになったことはおっちゃん嬉しいで! でも、ちょっと喋って欲しかった…(>___
2016年09月17日

金曜日は古谷が担当します。 先週も触れましたが、コリアカップとコリアスプリントを観戦に、9日から12日までの3泊4日でソウルに行ってきました。着いて早々、社台ファームの斎藤孝調教主任と岩手ケイシュウNEWSの牛山基康さんらに合流し、焼肉屋へ行って決起集会。そこで、牛山さんにハングルを教わりながら、マークカードの塗り方などをレクチャーして頂きました。(牛山さんにマークカードの説明を受ける筆者) そして翌朝、関係者バスに乗ってソウル競馬場へ移動しました。非常にキレイで、コースも広大。そして、内馬場にあるビジョンがこの週にお披露目だったようで、その大きさの迫力にビックリしました。(スタンドは国際色豊か)(大型ビジョンは迫力がありました) コリアカップとコリアスプリントの出走馬に騎乗する出場騎手は、国際騎手チャンピオンシップにも参加する騎手もいて、吉原寛人騎手はその1人でした。(現地のスタッフと同行する吉原寛人騎手)(国際騎手チャンピオンシップ第2戦で、リワードハイに騎乗する吉原寛人騎手)(騎乗を終え、現地メディアにインタビューされる吉原寛人騎手。左のグリーンリブスの方が日本語通訳) 本馬場入場では、こんなシーンも映像で使われました。第2戦は追い込み届かずクビ差2着でしたが、コース経験に加え、伸びそうな場所がわかったことは、前日に騎乗できて大きかったと、吉原騎手は話していました。 この日の夜は、ウェルカムディナーと称し、コリアカップ開催のパーティーが競馬場4コーナー付近の場所で行われた後、大型ビジョンのお披露目やソウル競馬場テーマソングを歌うSISTARのライブなど、コリアカップに華を添えてました。 大型ビジョンの迫力ある映像はこちらとこちら。SISTARのライブの一部はこちらをご覧下さい。 そしてコリアカップ当日。土曜以上に当日の場内は、国際色豊かな雰囲気で、各国の屋台が出て食を楽しむことができたり、チアの演技などで盛り上げていました。 まずはコリアスプリント。日本馬は13年フェブラリーSの覇者・グレープブランデーと、前走のサマーチャンピオンで4着だったミリオンヴォルツが出走しました。 グレープブランデーのパドックの様子はこちら。 ミリオンヴォルツのパドックの様子はこちら。 また、前走のKNN杯で豪快に差し切ったシュプリームマジックには、引き続き金沢の米倉知騎手が騎乗。金沢の2人が、韓国の大一番で名を連ねたのも印象に残る1日でした。(シュプリームマジック)(左の赤い帽子が米倉知騎手、右が吉原騎手) 本馬場入場の様子は、大型ビジョンに映し出されたものを撮影しましたので、こちらをご覧下さい。レースは、香港のスーパージョッキーが2番手から難なく抜け出し、直線は独壇場の圧倒的なスピードを誇り、コリアスプリントを制しました。グレープブランデーは3着、ミリオンヴォルツは5着でした。 レース後の関係者のコメントは以下の通りです。スーパージョッキーのコメントは、香港のメディアの方々にお伺いしました。スーパージョッキー(香港馬、1着)ティータン騎手「スタートを決めて、2番手で砂を被らずにレースを進めることができました。最後はスピードが違い、調教師やスタッフがしっかり調整してくれたことが結果として出たと思います」アンソニー・ミラード調教師「調教で砂が合わないと感じていたので、勝つことができたことは素直に嬉しい」グレープブランデー(3着)吉原寛人騎手「隣のゲートボーイに物見をしたことに加え、想像以上に前半が速かったことでかなり追走に苦労しました。それでも、4コーナーからの勢いはあり、良い脚を使ってくれましたが、前が止まらず相手が一枚上でした。2着まで追い上げることができればと悔いは残りますが、年齢を考えると本当に良く走ってくれたと思います」安田景一朗助手「練習の時からゲートボーイは気にしていましたが、実戦でもその不安が出てしまいました。栗東の検疫時に食いが細かったことで、ソウルに着いてから食べてくれていたものの、520キロの馬体重で完全に体が戻り切れなかった印象はあります。それでも、グレープブランデーは一生懸命走り、頭が下がる思いです」ミリオンヴォルツ(5着)藤井勘一郎騎手「日本でのレースでは楽に前へ付けられる競馬が続いていたと思いますが、今日は前半が速く、つていくのに苦労しました。一旦、手応えが怪しくなりましたが、最後は再び盛り返してきたことは収穫ある内容だったと言えるのではないでしょうか」高野友和調教師「スタートがほんの少し出遅れ、砂を被ったり揉まれたりという競馬で、自分の競馬がさせてもらえなかった点は後悔が残ります。ただ、今まではその形だと戦意喪失していましたが、今回は最後まで頑張ってくれたことは、今までにない成長を感じました。飛行機輸送や初めての環境などを経験し、精神的にタフになってくれれば、今回の遠征が生きてくると思います」シュプリームマジック(韓国馬、6着)米倉知騎手「この馬なりにスタートは出ていますが、今までのメンバーと違い、前半がかなり速かったので、余裕のない追走になる厳しい展開になりました。速い流れにもついていけるぐらいにならないとダメだと思いますが、他力本願なタイプだからこそ終いは確実に脚を使ってくれるんでしょうね」 そして、いよいよ迎えたコリアカップ。13年ジャパンダートダービーを制したクリソライトが1番人気、昨年のアンタレスSなどG3を3勝しているクリノスターオーが3番人気と、日本馬への支持が高まっていました。 クリソライトのパドックの様子はこちら。 クリノスターオーのパドックの様子はこちら。 コリアカップの本馬場入場の様子は、こちらをご覧下さい。スタンド前の内馬場からスタートし、直線で外コースに出る設定でした。向正面までは地元のポルマエクムが先頭で、クリノスターオーが2番手、クリソライトは3番手という展開でしたが、3コーナー手前から日本馬2頭の一騎打ちムード。直線は、クリソライトがクリノスターオーを突き放し、最後は6馬身差をつけました。クリノスターオーと3着のトリプリナインにも10馬身差の大差がつき、日本馬のレベルの高さを見せつけました。 レース後の関係者のコメントは以下の通りです。クリソライト(1着)藤井勘一郎騎手「1コーナーでクリノスターオーに厳しいマークをされましたが、すぐ外に立て直すことができ、その後は逆にクリノをマークする形で競馬ができました。日本での競馬を見ていると、クリノも1頭で行かすと渋太いという面を感じていましたので、積極的に動いて早めに交わしさっていく考えはありました。直線での強さには僕も驚きです。韓国で再び大きなレースを勝てたこと、それを日本馬で勝てたことが本当に嬉しく、気持ちも高ぶりました。本当にありがとうございました」音無調教師「内枠が心配でしたが、勘一郎が自分で引いた枠順だし、何とかしてくれると思っていました(笑)。2コーナーで外に出すことができた後は、安心して見ていられましたが、こちらが想像していた以上の強さに、びっくりしました。この後、間に合えばJBCクラシックを考えています」クリノスターオー(2着)幸英明騎手「相手はクリソライトだと思い、レースを進めました。並ばれてからもうひと伸びする馬ですが、相手にあっという間に交わされ、自身が厳しい形になってしました。ソウルの馬場は日本より硬い面はありましたが、滑るようなことはなく、スムーズに走ることはできましたが、適性の高さで勝ち馬に向いた印象がありました。僕が勝って、日本馬のレベルの高さを示すことが一番良かったんですが、クリソライトの勝利を称え、ワンツーを決めることができたことは良かったと思います」高橋義忠調教師「ソウルに着いてから順調でしたが、爪が決して良い馬ではなく、こちらの硬い馬場で思い通りに調整することは難しかった面はありました。ただ、あっという間にクリソライトに交わされてしまいましたし、相手が一枚上でした。日本に帰っての状態を見てですが、間に合えばみやこSか浦和記念を目標にしていきたいと思います」日本馬の馬体重と前半3F-後半3Fは以下の通りです。グレープブランデー…520キロ(-6キロ)、35秒5-36秒7ミリオンヴォルツ …485キロ(-1キロ)、35秒3-37秒4クリソライト …503キロ(-1キロ)、37秒5-39秒5クリノスターオー …532キロ(+2キロ)、37秒4-40秒6 コリアカップの馬券も、馬連(6.1倍)と馬単(9.2倍)が的中しました!意外とついたので、おいしい馬券でした。(上段が馬連、中段が馬単、下段は押さえの馬連流し) 今回のコリアカップの観戦レポートは、スポーツ報知ネット版でも掲載されており、<1>、<2>、<3>、<4>もご覧頂ければと思います。初めての海外競馬を見て、当たり前のことですが「百聞は一見に如かず」を実感しました。違う競馬を見ることで、僕も刺激を受けました。吉原騎手に「こんなチャンスないんですから、一緒に行きましょうよ!」と言われなければ、自分も動かなかったでしょうし、韓国競馬に精通する牛山さんのサポートがなければ、これも行く気にはならなかったと思います。様々な人のサポートがあって、まともな取材ができました。この場をお借りし、本当に皆さんに感謝します。
2016年09月16日

木曜担当のよこてんです。 今日9月15日は仲秋の名月、俗に言う「十五夜」です。私が住んでいる盛岡では月の出の頃は綺麗な月が見えていたんですが、今は雲の中に隠れてしまいました。深夜になるともう少し雲が少なくなるようなので、もしかしたらもう一度くらい見る事ができるかも(※夜になるとさらに曇って見えなくなりました・・・)。 十五夜というのは旧暦の8月15日の夜の事。なんですが、旧暦でいう「十五夜」と9月15日が重なるタイミングは意外に無くて、国立天文台のサイトで調べた所、少なくとも21世紀に入ってからは初めてなようです。 また、「十五夜=満月」ではないという事だそうでして、今日15日の夜も満月には少し足りません(9月17日が満月)。これは満月になる月齢が微妙に前後するからで、何年か周期で近づいたり離れたりするとか。次に十五夜と満月のタイミングが揃うのは東京オリンピックの後になるようです ところで、今週末から開催が移る盛岡競馬場ですが、先週の土曜日から水曜日までダートコースの整備工事が行われていました。 昨年行ったような砂の全面入れ替えではないものの、今まで使っていた砂を一度取り除いて路盤面の整備を行うというわりと大がかりなものでした。 公式には追って発表があると思いますが、17日土曜分の専門紙などに「コース整備のため乗り込めなかった」という盛岡所属馬のコメントが出てきていまして、何の事?と思われるファンの方もおられるでしょうから、敢えてここで触れておきました。 さて今日の本題はここから。「メイセイオペラメモリアル」を常設しませんか?という提案のお話です。 先立つ今年7月、メイセイオペラが韓国の地で客死したというニュースはこのブログでも書きました。メイセイオペラの思い出話なども久しぶりに書いてみましたし、また、岩手競馬でも『メイセイオペラメモリアルフォト展』として今週末からの盛岡競馬場を皮切りに東京競馬場、水沢競馬場をメイセイオペラの現役時代の活躍を伝える写真展が巡回したり、とメイセイオペラを偲ぶイベントが行われたりもします。 そうしてイベントで彼を偲ぶのも良い事なのですが、この機会にメイセイオペラの名を残したレースを常設し、この後も長く彼の活躍を思い出す事ができればと思ったりするのです。 メイセイオペラが存命の頃にもファンの皆さんからそういう意見が寄せられていたと聞きますが、馬自身が生きているうちは、種牡馬として現役で活躍しているうちはなかなかレース名に付けづらいもの。世を去ったのをきっかけに・・・というと誤解を招く言い方になるかもしれませんけれど、タイミングとしてはやはり「今」がその時ではないでしょうか。 現在の全国の競馬場には、馬名由来のレースがどれくらいあるのでしょうか?現時点の開催日程で分かる「馬の名前がついた重賞競走」はこれだけあります。 ■ホッカイドウ競馬 コスモバルク記念 ■岩手競馬 シアンモア記念、ビューチフルドリーマーカップ、トウケイニセイ記念 ■南関東4場 ロジータ記念、ハイセイコー記念、フジノウェーブ記念、ダイオライト記念 ■笠松競馬 オグリキャップ記念、ラブミーチャン記念、ライデンリーダー記念 ■JRA シンザン記念、セントライト記念 ホクトベガメモリアル・スパーキングレディーカップ、トキノミノル記念共同通信杯もここに入れていいかもしれませんね。 県営新潟競馬にはキングトップラン記念が、北関東地区にはカネユタカオー記念、ブライアンズロマン記念がありましたし、今は馬名由来名のレースがない競馬場にもスーパーライト記念、ミヤノダービー記念、フクパーク記念、マンペイ記念といったレースがありました。JRAでのアラブ競馬廃止に伴い地方競馬に引き継がれる形になったセイユウ記念(セイユウ賞)・タマツバキ記念なんていうレースも。岩手のファン的にはカブトヤマ記念も忘れる事ができません。 コスモバルク記念やフジノウェーブ記念、ラブミーチャン記念のように近年の活躍馬の名が付けられたレースは、例えばコスモバルク記念は新設、後の二者は既存レースの名称変更で設定されています(フジノウェーブ記念は東京スプリング盃から、ラブミーチャン記念はプリンセス特別から)。 では、岩手でメイセイオペラの名を残すレースを創るにはどんな形が良いか? レースを新設すれば分かりやすいですが、岩手では既にほぼ毎週重賞競走が組まれていて余地が少ない。ここに新たな1レースを入れるのはシーズンの中では詰め込み感が増してしまう印象が強いでしょう。 既存レースの名を変える形では?これはできればフジノウェーブ記念のように、メイセイオペラ自身が勝ったレースにしたいですよね・・・と思ってしまうんですが、そうすると対象になるのがみちのく大賞典とか北上川大賞典とかになってくるので選択が難しい。 ひとつはあすなろ賞。メイセイオペラは特別時代のあすなろ賞を勝っています。第1回のあすなろ賞の勝馬なのですから選択肢にしてもいいでしょう。 もうひとつはマーキュリーカップ。メイセイオペラが初めて制したグレードレースですね。岩手での「星シリーズ」の重賞はマーキュリーカップとクラスターカップのみ。今年20回目を数えたとはいえ全体の中では比較的新しいレースですから、マーキュリーカップをいっそ“メイセイオペラカップ”にしてしまう・・・手もあるでしょう。 ただ、ここはやはり南部杯になんとかメイセイオペラの名を入れたい気がするのです。メイセイオペラにとって初めてのGIタイトル、それも地元ファンの前で達成した待望の勝利。その舞台だった南部杯に組み込みたい。 勝ったから、というだけではありません。 当時いちファンとしてスタンドで勝利を見ていた自分には、あの南部杯、メイセイオペラが先頭で4コーナーを回った時にファンが挙げた地鳴りのような声の響きは忘れる事ができません。もちろん勝った時の大歓声も。 メイセイオペラという馬を偲ぶだけでなく、あの1998年の南部杯のように、スタンドのファンが一体になって大声援を挙げるシーンが再び盛岡競馬場であればいい。あんな嬉しい体験を岩手の競馬ファンがもう一度味わう事ができる日が来てほしい。いつの日かまたメイセイオペラのような優れた馬が登場してほしい。そんな想いをこめたい。ならばやはりそれは、南部杯がふさわしいと思うのです。 メイセイオペラメモリアル・マイルチャンピオンシップ南部杯。ちょっと長いですが語感や口に出して読んだ時のリズム感は決して悪くないと思います。今年とは言いません。来年あたりからいかがなものでしょうか?
2016年09月15日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 地域の場外発売所を巡る旅。 今回は、「地域」ではなく「都会」です 北海道で都会といえば… さっぽろ~ 大通公園とテレビ塔 市内の観光地・藻岩山から見た札幌市街 人口およそ195万人。 勿論北海道最大の都市。 場所的にいうと北海道の中心…では全然ないけれど、政治経済文化あらゆる面でこの場所を中心に様々なものが巡っていることは間違いありません。 旧道庁「赤レンガ庁舎」 いままでご紹介してきたホッカイドウ競馬の場外発売所の所在地で、一番人口が少ない町が、中標津町で2万4千人。 80倍です。 どうりで大きいわけだ、札幌。 札幌といえばやっぱりこの看板がある場所… すすきの~~ これまた日本を代表する巨大な歓楽街。 その歓楽街の縁に当たる部分に、今日ご紹介する競馬の場外発売所「Aiba札幌中央」があります。 Aiba札幌中央外観 何だか、他競技のロゴマークだけが目立つ感じですし、正面中央の入口の上には「サテライト札幌」の文字… そう…ここは競輪の場外発売所です(笑)。 いやいや、勿論競馬も売っていますよ! 写真のど真ん中辺りに小さくホッカイドウ競馬のロゴとともに「Aiba札幌中央」と記された銀色の看板が掲げられているのが、見えますでしょうか。 その左脇にある入口が建物の2階に上がる階段になっていまして、 その2階が競馬の場外発売所になっています。 ごらんのように、いわゆる「ウナギの寝床」のような細長いスペースに座席が配置されて、モニターを見ながら馬券を買うことが出来るようになっています。 2009年の6月に、元々あった競輪の場外発売所の2階のおよそ半分のエリアを間借りする形で始まったAiba札幌中央。 今年の4月にはエリアが拡大されて、ごらんのように2階フロア全てが競馬のエリアになりました。 この写真でいうと、真ん中の案内窓口を境に手前が拡大された競馬の発券機。 この場所では、週末のJRAの馬券は「メインレース」しか発売されていません。他にJRAの施設(ウインズ札幌や札幌競馬場)が近隣に存在することとも関係していると思われます。 ですので、この場所の存在感はむしろ地方競馬のビッグレースの発売時。 帝王賞や東京大賞典の日には、レース本番の時間帯にはこのフロアがお客様方でビッシリだとか。JRAのレースは自宅のテレビでも見られますが、地方競馬のレースは一般テレビでは見られませんので(ネットでは見られるんですが…)、馬券を買ってそのままこの場所で見るという方が多いだろうと、分析されています。 日常の地方競馬の発売も、人気があるのは南関東、とりわけ大井。 ホッカイドウ競馬は、もっと頑張らないと…。 あとここは、ばんえい帯広にお客さんがいる発売所で売上としても(開催日数が多いとは言え)年間では船橋や浦和と同じ、あるいはそれ以上の売上が上がります。 JRAの前日発売がある日はばんえい帯広の発売がなくなってしまうのですが、そんな日には「なぜ帯広を売らない」という問い合わせが来るそうです。(実は同じ話はいくつかの発売所で聞いています) この日担当の所長・小泉満夫さん。札幌在住。 このAiba札幌中央開設時から務めておられるベテランです。 ここに務め始めるまで公営競技とは縁がなかった小泉さん。開設当初、そしてお仕事を始めた 「競輪のお客様って多いなと感じました。お客様が、何か大声で呼びかけるんですよね…ハッとしてそちらを振り返ると、画面に向けて呼びかけているんです、一人で。よく見ると、お客様が口々にそんな感じでレースや選手に向けて話しかけている。こういうのが公営競技の熱気なのかと、その時初めて知りました。」 「競馬も、当時は入っていましたよ。大井の映像モニターの前は人だかりになって、事務室の扉を塞いで出入りが出来なくなってしまうぐらいでしたから。それを思うと、地方競馬のお客様は目に見えて少なくなりました。あのお客様方はどこに行ってしまったのか…」 まだわずか数年前の話なのですが、現場の実感としても地方競馬を取り巻く実態には、楽観を許すようなものは見受けられません。 「それでも、JRAを売り始めてからは大分認知度が増したみたいで、少しですが様子は変わりました。発売時間や場所の問い合わせの電話は、いまでも入ります。あと出張などの遠来のお客様からは、馬券を持って帰って地元で払い戻せるのか、といった問い合わせもありますね。」 例えば、この札幌に出張で出かけて、夜すすきので飲んだあとにAiba札幌中央に立ち寄り、そこで買った馬券を後日大井競馬場で払い戻すということも実は可能。 出張族になりうる会社員の層は、ネット投票に加入している割合もしかるべくあるとは思われますが、 もしかしたら今後面白い客層の掘り起こしになる層なのかも知れません。「酔った勢い」も含めて馬券を買ってもらう(笑)のも、いいのではないでしょうか。 所長の小泉さんに、これから、について伺ってみました。 「やはり、お客様の層の先細りは心配ですね。競輪のお客さんは年配の方が多くて、目に見えて減っているのがわかります。私から見たら、競馬は競輪よりも競技としてはわかりやすいわけですから、せっかくJRAを売り始めて来るようになった若い人たちに、働きかけていけばいいのではないかと思います。」 「お客様の『単価』としても、JRAが断然多くて、地方競馬では門別よりも南関東の方がお客様の単価は高いです。」 こういった現場の証言を、経営的に活かして行く必要があるのでしょう。 最後に、これはホッカイドウ競馬も問題の解決にかなり尽力している問題。 実は、昨年までは札幌の駅前の非常に便利な場所に、場外発売所がありました。 札幌駅前の交差点。 右手のビルが「ひまわり」というパチンコチェーン店で、階上2フロアを使って「Aiba札幌駅前」がありました。 一昨年の春に営業終了となり、そのフロアはパチンコ屋のなって(というか戻って?)いました。 現在、代替地を精力的に検索中とのこと。 同じような利便性を持ち、一方で従来にない発想のつくりで存在感を発揮できるような場所がまた出来ることを期待します。 この駅前問題も含めて、人口200万人近くの札幌に、ホッカイドウ競馬の場外発売所は今回ご紹介した小さいAiba札幌中央だけ。全体でも、地方競馬の馬券が買える場所はばんえい帯広の場外(それも以前はホッカイドウ競馬の施設でした)である琴似場外を含めて、たったの2箇所。地方競馬のレースが行われる拠点もいま札幌圏には全くありません。 確かに、JRAの競馬には根強いファンがいて、地方競馬の場外発売所も週末の顧客は増えています。しかし、地方競馬の顧客を増やしていこうと思えば、この札幌の状況はいかにも寒すぎる……。 参考までに。 人口において80倍の差がある札幌と中標津。 Aibaの売上の差はわずか5~6倍(地方中央とも同じぐらい)。 この単純な比較の数字だけ見ても、示唆することはものすごく多いと思います。 更に、実際の数字を詳しく見れば、札幌駅前の場外がなくなった分の売上は、Aiba札幌中央で吸収し切れてはいません。隣町にあたる石狩の場外(Aiba石狩)に一部は流れたようですが、恐らく行き場がなくなったお客様やお金がそのまま消滅してしまった実情も、必ずあるはずです。 人口も多く、あらゆることの中心にあるはずのこの札幌こそがむしろ…… 地方競馬過疎地 そんな印象を持った、今回の取材と考察です。 地方競馬を楽しむひとびとが集まることが出来る場所。 ひいては、ひとびとがあつまり、地方競馬を盛り上げてくれる拠点。 北海道の中心都市札幌が、そのような場所を中心に地方競馬の盛り上がりに包まれることこそが、門別や帯広の競馬が続いていくためのカギだと、確信しました。
2016年09月14日

火曜日担当の太田です。 あの台風から2週間が経ちました。まだまだ被害地域は断水など日常を取り戻すには時間がかかりそうです。そして、時間が経つにつれて被害状況もわかってきました。帯広から道央圏につながる日勝峠は車ではいけないので自転車で点検にまわったところ覆道の中の道路が崩れていたり、頂上もがけ崩れで道路がふさがれていたりとかなりの被害。国道も橋が落ちていまだ復旧の目途が立っていません。JRもバスの代行で対応していますが、線路の復旧にはまだまだ時間がかかりそうです。先日新得から富良野へつながる狩勝峠は通行止め解除となり、道北旭川方面に行くことができるようになりました。しかし清水の国道がふさがっているため、途中で裏道へ行ったり、高速道路に乗ったりと回り道をしなければならないですね。冬になる前には何とか全面普及となってほしいと思いますが、新聞等で見る限り難しそうです。現在、道路普及まで高速道路は、音更インターから占冠インターまで無料で通行できます。ただし、この処置についてはいろいろと言われており、帯広からそのまま占冠で高速を降りずに札幌へ行った場合は通常料金となります。またその逆もまた然り。占冠インターでいったん高速を降りるかどうかで料金が変わるのですから・・・・。なんだかですよね。 11日(日)のメイン競走は準重賞『朱雀賞』5歳オープン戦。勝ったのは2番人気の「カイシンゲキ」でした。道中やや後ろから進み、第2障害を4番手で越えて残り20mで先頭に立ち、突き放しての勝利。1番人気「キサラキク」は第2障害で膝をつくなどして苦戦。殿の10着という結果。 浅田達也騎手は「道中のペースが速いと思ったので、慌てず進みました。障害をうまく越えることができたのが勝因です。これで次週の岩見沢記念に出ることができると思います。気を引き締めて頑張ります」槻舘重人調教師は「夏バテもほぼ無く、いい状態で来ています。年齢的には5歳馬はハンデ的に厳しいですが、ここから果敢にチャレンジしていかなければならない年齢でもあります。次回もいいレースができるよう調整していきます」とコメント。 5歳は昨シーズンの天馬賞で世代の重賞が終わり、世代のレースもこれが最後。これからは古馬重賞への挑戦が始まります。一つ上の6歳馬の活躍で、現5歳馬は影を潜めていますがこれからです。重量も増え苦しい競馬を強いられますが、まだまだ強くなっていくことと思います。「カイシンゲキ」は19日(祝月)の岩見沢記念に出走予定です。今回のような競馬ができればおのずと成績もついてくるのではないかと思います。 その岩見沢記念は19日(祝月)です。月曜日ですのでお間違いの無いようお願い致します。「オレノココロ」「ニュータカラコマ」は回避。前哨戦を勝利6歳馬「コウシュハウンカイ」。「キタノタイショウ」も大分状態がよくなってきていると聞いています。つねにいい競馬を見せる「フジダイビクトリー」など前出の「カイシンゲキ」などの若馬も挑戦してきました。伝統の一戦「第52回 岩見沢記念 BG2」19日(祝月)20:10スタート予定です。どうぞご参加ください。 さて、次回シルバーウィークに突入。帯広競馬場では17日(土)に道新花火大会を開催。例年10月中旬に行っていた道新花火大会ですが、今年は一か月早く今度の土曜日に開催いたします。 また同時開催で「とかちグルメまつり×ばんえい文化祭」と題し、17日(土)、18日(日)二日間イベント盛りだくさんです。ぜひ競馬場にお越しの上、競馬と共にお楽しみください。道新花火大会開催に伴いまして、17日、18日の二日間は発走時刻が変更となります。通常より1時間早いスタート第1レース13:40発走予定。最終レースが19:40発走予定です。お間違えの無いようお願い致します。 また、岩見沢記念開催にあたり、19日(祝月)ハロンズ岩見沢ではファン感謝DAYを実施。お近くの方はぜひお越しください。 さて、今週は楽天競馬からたくさんお知らせがあります。1.ばんえい十勝応援企画2016第2弾がすでにスタート。第1弾は多くのファンの皆様のご協力により目標額を達成することができました。誠にありがとうございます。引き続き第2弾の積み立てが始まっております。第2弾『ばんえい記念に向けて「ばんえい競馬」を盛り上げよう!』と題し、積立金は、年度末の最高峰レース「ばんえい記念」、そして年間を通じて優秀な成績を収めた馬・調教師・騎手等を表彰する「ばんえいアワード」開催する予定です。またそのほか、様々な盛り上げ策に積立金を活用いたします。来年3月27日(月)までの期間。目標額が630万円。現在早くも100万円を超え、106万1957円まで応援資金が貯まっております。ぜひ楽天競馬をご利用の上、ばんえい競馬のご参加お願い申し上げます。2. 次回17日(土)から19日(祝月)までの3日間は楽天競馬ポイント祭り!を開催。3日間とも、楽天競馬では帯広競馬場の6R以降10%ポイント還元を実施します!もちろん岩見沢記念も10%還元!ぜひ楽天競馬をご利用の上、馬券もポイントもゲットしてください。3.同じく17日(土)の道新花火大会は楽天競馬が特別協賛。花火大会招待席当たる抽選会があります。12時30分に抽選券をステージ横特別ブースにて先着200名にお配りします。13:10から抽選会をスタート。特別観覧席ペア20組をご招待いたします。また、同時にお食事券が当たる抽選会も開催。高校生以上が対象です。どうぞお早めに競馬場へお越しください。4.9/17(土)~10/10(祝月)までの期間「はじめてのばんえいキャンペーン」を開始。これまでばんえい競馬の馬券を買ったことのない方に大きなチャンスとなるキャンペーンです。期間中楽天競馬で一定額以上のばんえい馬券購入すると、C. ルメール騎手はじめ、今年のJRAジョッキーDAY初参加のJRA騎手の直筆サイン入りグッズを抽選でプレゼント。今年度(4月22日以降)楽天競馬でばんえい馬券を購入したことがない方は、当選確率が5倍にUP!初チャレンジお待ちしております。5.今年のJRAジョッキーDAYドキュメント映像を公開開始。8月22日(月)帯広競馬場で開催された「第10回JRAジョッキーDAY」のドキュメント映像を公開しました。イベントの模様はもちろん、初参加騎手が調教馬場で悪戦苦闘した練習の模様など貴重なオフショットも満載。ぜひ、ご覧になって下さい。https://www.youtube.com/watch?v=4D6kGvOnXzQ
2016年09月13日

今日は耳目社山中が担当します。南関東地方競馬は、川崎競馬開催中です。(スパーキングナイター。開催は明日12日=火曜日まで)今回も金沢に来ています。だいぶ秋の気配が感じられるようになりました。昨日(11日)には、3歳馬の重賞第51回サラブレッド大賞典が行われ、5月の北日本新聞杯・7月のMRO金賞ともに3着だったスマイリーキュートが優勝。シーズン最後の3歳重賞で見事初タイトルを手にしました。(→結果)来週日曜日18日には、2歳牝馬の重賞第11回金沢プリンセスカップが行われます。そして、ちょっと気が早いですが、次の開催の最終日10月4日は、大一番!農林水産大臣賞典 第36回白山大賞典です。つい先日シーズン開幕だった気がしますが、あっという間に白山大賞典。そして秋口から冬へと季節が移っていきます。今年はJBCクラシックに向けて同じ距離の白山大賞典はステップレースとして重要な一戦となりそうです。近年は、2010年ジャングルスマイル、2012年ナムラダイキチ、2014年サミットストーンがいずれも2着。優勝は、地元馬のみで行われた2007年ビッグドン以外、JRA勢という結果になっています。先週、大川アナのエントリーにあったように、近年の金沢競馬を牽引したナムラダイキチの引退が発表されました。ナムラダイキチと白山大賞典。結局1回しかナムラダイキチは白山大賞典に出走していません。それが4歳時、2012年。(→結果)ナムラダイキチに白山大賞典優勝の期待がかかりましたが、この時はあのニホンピロアワーズが参戦してきました。その後JCダートも優勝した全盛期のニホンピロアワーズと真っ向勝負。4馬身差の2着と健闘といえば健闘ですが、この時エーシンモアオバー(3着)に先着。そのエーシンモアオバーが2013&14年白山大賞典を連覇していることを思うと、巡りあわせというものを感じずにはいられません。もう一頭の看板馬、ジャングルスマイルは今年百万石賞を制するなどまだまだ健在。昨年、移籍してから活躍を見せるグルームアイランドもあちこちで重賞を制し重賞3勝。しかし、この2頭は先週行われたイヌワシ賞で完敗。(グルームアイランド4着、ジャングルスマイル7着)ここで勝ったのは、金沢の交流重賞を席巻する兵庫勢のエーシンクリアー。(→結果)例年通り、日程の近い船橋日本テレビ盃、阪神シリウスSとJRA勢の出走メンバーが分散しそうな予感がします。地方馬に、かつて白山大賞典で2着に来た馬達のようなオーラみたいなものをそれほど感じないのも事実ですが、なんとかJRA勢に食らいつくレースを見せて欲しいですね。白山大賞典まであと3週!次回の担当の時は、出走予定馬が発表されていると思いますので、今年のレースの展望をしたいと思います。今日出会った、富山県小矢部市のシンボルキャラクターメルギューくん(→紹介)競馬界のゆるキャラたちの強敵です。
2016年09月12日

日曜日担当の高橋華代子です。 先日行われた準重賞フリオーソレジェンドカップ(船橋・1600m)は、手に汗握る大混戦になりました。 優勝したのは、森泰斗騎手が手綱を取った1番人気コンドルダンス(船橋・齊藤敏厩舎)。末脚一辺倒の個性派です。 コンドルダンスは北海道デビュー馬で、2歳秋から南関東へ移籍。ラッキープリンスやストゥディウム、オウマタイム、ルックスザットキルなどと同世代の4歳牡馬。クラシックロード全てに参戦し、優駿スプリントにも出走して3着に入り、非常にタフなローテーションを懸命にこなしてきました。 さらに、そこからほとんど休みなく走り続けながらも、安定した成績を収めてきて、ついに今回の勝利でA1にまで上り詰めました。これほどタフな馬はなかなかいないでしょう。 レースはいつものようにスタートゆっくりで後方から進めていき、4コーナーでも中団付近でしたが、最後は大外から矢のごとく突っ込んできて、前にいたノーキディング、トーセンハルカゼを豪快に差し切っての勝利でした。 「この馬のポジションでこの馬のペースで進めました。最後は確実に伸びてくれるので、乗っていても楽しい馬ですよ。厳しい競馬にはなったんですが最後は届いたかなと思いました」(森騎手)。 船橋の、南関東の、地方の、総大将だったフリオーソの名を冠したレースだからこそ、このすばらしいレースに場内も酔いしれました。 森騎手も場内インタビューで、「フリオーソは調教馬場で見てはいたんですが、実は1度だけ調教に乗ったことがあるんですよ。フリオーソはすごい馬で、船橋が生んだ名馬のレースを勝てたのはうれしいです」とのこと。馬主様にはフリオーソの種付け権利がプレゼントされていました。 齊藤調教師も大津調教師補佐も大谷厩務員もめちゃめちゃうれしそうでした。 最近は中央からの移籍馬がすぐにA1に格付けされるパターンも増えてきましたが、コンドルダンスは地方生え抜きで、クラシック時はもう少しの成績も、またそこからコツコツと走り続けてA1まで上り詰めただけに、これには関わる人たちもたまらないでしょう。 クラシックの頃と最近の違いを齊藤調教師に伺ってみました。 「走る素質はあった馬だけど、前に行く競馬を教えていて、でも、馬としては行くところはそこじゃないよって。人馬で噛み合っていないところがあったけど、逆に後ろで待つようにしてあげたことで、脚を使えるようになったと思う。 競馬スタイルだけじゃなく、馬自身も心身ともにしっかりしてきたしね。ここまできたら肩掛けを取らせてあげられれば」(齊藤調教師)。 今思えば、2歳時の平和賞ではストゥディウムの2着に惜しくも敗れたのですが、競馬内容自体は非常に強く、力のあるところは示していました。そこから時間はかかりましたが、また重賞に挑戦する日もそう遠くはないでしょう。「もうそういうところを使っていかなくてはならないしね」(齊藤調教師)と。 具体的な予定は決まっていないそうですが、今後もマイル戦を中心に使っていきたいそうです。大井1400m外回りがドンピシャという話しもされていましたが、そうなると、フジノウエーブの名を冠したフジノウェーブ記念!!!という話しにも花が咲きました。 またそういう夢を描けるところまできたコンドルダンス、今後どんな舞台に登場してくるのでしょうか。 本当におめでとうございました!
2016年09月11日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 9月8日(木)、遂に下原理(しもはらおさむ)騎手が地方通算2000勝を達成しました! 前日行われたゴールデンジョッキーカップ(以下GJC)には、残念ながら間に合いませんでしたが、来年の大会での活躍を期待しましょう!※原則的に選考会が行われる1ヶ月前までに達成していないと出場できない 「ホントはGJCの前に達成したかったですけど」といつもの柔和な表情にちょっとだけ悔しさをにじませた下原騎手。 この日は達成まであと2勝で迎えていました。 その最初となる第2レースを逃げ切って快勝。2戦目となる第6レースでキングタイドに騎乗して、ここでも勝ってあっさり2000勝を達成してしまいます。 前日の最終レースから数えて、騎乗機会3連勝でのメモリアル達成となったのです。 デビューから21年。17071戦目で大台到達。1000勝を達成したのが2010年の5月。ですから、14年7ヶ月かけた1000勝を、次の1000勝ではたった6年4ヶ月で成し遂げたことになります。驚異のペースアップです。 1000勝達成時のブログはコチラ>>> このとき、今度の1000勝は、これまでの半分以下の期間で決めてしまうように思えます、とぼくは書いています。 しかし結果はと言うと、それ以上のペースで決めてしまったのでした。 とくに今年は自身最高の量産ペース。 現在2位以下に37勝差をつけて、ぶっちぎりの首位。初のリーディングジョッキーが見えてきました。 「次の大目標に向かって頑張ります!」と力強くリーディング宣言です。 それから、なんと言っても一昨年に他界した師匠である寺嶋正勝調教師の騎手時代(2457勝)と同じくゴールデンジョッキーの仲間入り。 「そうですね、少しは近づけたかなと思います」と語った下原騎手。亡き師匠に恩返しできた瞬間だったかも知れません。 さて、1000勝達成時は大柿騎手とふたりという少し寂しい記念撮影でしたが、2000勝達成時は豪華な記念撮影でした! ま、まさかの理(おさむ)群! 木村騎手が先頭切ってなりきり「理早よ来い!」と言うてます。 そこへやっと到着の下原騎手。 ちょっと照れくさそうな下原騎手です。※左から木村、大柿、西川、笹田、杉浦騎手 そして総勢6人で記念撮影。 一応「2000」の人文字を作っているんですが、ちょっと分かりづらい…。 そうそう、木村騎手の「2」ができてない! ということであらためて「2」のポーズの木村騎手。 あれ?杉浦騎手が「1」で「20001」になってないか? すると「これはビックリマークの意味です!」と杉浦騎手。 なるほど、これで「2000!」の人文字完成です♪ 来年のゴールデンジョッキーカップはJRAの福永祐一騎手、船橋の森泰斗騎手、金沢の吉原寛人騎手、ホッカイドウの五十嵐冬樹騎手などの錚々たる顔ぶれが参加可能となります。 そんな中でもひと際輝く活躍を、下原騎手には期待したくなります!〓Weeklyトピックス〓★GJCは田中騎手が優勝! 第25回ゴールデンジョッキーカップは9月7日(水)、天気予報を覆す晴天のもと行われました!還暦の的場さんがセンター集合前には、我らがそのたんによる星☆タッチ全員に幸運をプレゼント♪騎手紹介の模様今年は少し騎手間の距離を詰めてコンパクトにこんな感じで大いに盛り上がってます!荘司さんからのいただきもの 東京から取材で来られた荘司典子さんからいただきました。ゴールデンジョッキーカップのときにゴールデンワッフルとはさすがに洒落てますね荘司さん! と思ったら、よく見るとグーデンワッフルやん(>__
2016年09月10日

金曜日は古谷が担当します。 今、ソウルにいます。人生初の海外です。これまで頑なに、海外に行くことを拒絶していました。しかし、国際レースとなり、日本からG1馬が参戦する「コリアカップ」と「コリアスプリント」が、どうしても見たかったんですよ。 金浦空港に着いてから、何も知らないでアワアワしながら何とか入国。しかし、ソウルまで送迎サービスを申し込んでいたんですが、金曜日の夕方ということもあり、道路は大渋滞(T_T) ソウルに着くまで1時間半ほど掛かりましたが、何とか到着しました。ホテルで知り合いと待ち合わせしていたので、その後は何の不安もなく過ごしています。 レースのことなどは来週のブログで書きたいと思います。 さて、先週でJRA北海道シリーズが終了しました。函館、札幌ともに6週ずつの計12週。かつては16週開催だったので、約1カ月短縮されて2年が経ちました。「6週は早すぎる」という声が圧倒的で、特に人口の多い札幌開催では、新潟や小倉より入場者数も多く、ビギナーズセミナーの講師をしていて新規ファンの方も確実に増えていることを実感している状況から、本当にもったいないと思います。何度も色んなところで書いていますが、札幌は日本の大都市の1つです。そのど真ん中に位置する競馬場を、単なるローカル開催という位置づけではなく、夏競馬の中心としてアピールして欲しいと思います。 最終週の大一番は、数々のG1馬を送り出している「札幌2歳S」。3日(土)に行われましたが、川崎のトラストがクローバー賞で2着と権利を獲得し、札幌競馬場に滞在する形で挑みました。(パドックでのトラスト) 川崎から直前に輸送され、札幌競馬場に到着した翌日に本馬場で追い切られたクローバー賞は、さすがに馬も元気がなかったように感じました。しかし、中1週ということもあり、札幌競馬場で滞在が許された今回は、じっくり調整できたことと、丹内騎手が素晴らしい追い切りを行ったことで、前走とは動きが一変しました。 クローバー賞は、芝1500mで不利とされる大外枠。そして、馬が外にいなかったこともあり、スタート直後に外にヨレ、道中は前に馬を置く形で折り合いをつけたかったんですが、その状況に持ち込むにも時間が掛かってしまいました。その分、外を回らされるロスが響き、最後の伸び脚に影響しました。それでも、上述した状況で2着を確保したことは、この馬のポテンシャルの高さを証明したことになります。 札幌2歳Sでは一転し、好スタートを切り、柴田大騎手も迷わずハナへ行った印象がありました。平均的なラップを常に繰り出し、後続を全く寄せ付けず逃げ切りました。地方馬による札幌2歳SVは、山のブリザード、モエレエスポワールに次いで、13年ぶりの快挙でした。「今日はスタートを上手く出たら気分良く走らせてやろうと思っていましたが、想像以上の好スタートで、思い切ってハナへ行きました。前走は輸送の影響も大きく、状態面でも物足りない面はありましたが、今回は滞在効果もあり、返し馬の段階から状態の良さを感じました。直線は物見もしていたので、最後まで必死に追いました。結果を出せてホッとしています」と、レース後に柴田大騎手も安堵の様子を浮かべていました。ゴールした瞬間、そしてウィナーズサークルに引き上げてきた時、また表彰式と、場内から大きな拍手と歓声が上がりました。先週の永森騎手が勝った時もそうでしたが、地方馬や人が勝つと、場内の雰囲気って本当に変わります。オグリキャップやライデンリーダー、コスモバルクの時の、スター候補の雰囲気を感じました。 トラストは、栗東の中村均厩舎に移籍することがレース後に発表されました。今は牧場で英気を養い、来年のクラシックを目指すことになるそうですが、トラストが歩んだ道は、これまで活躍した地方馬とはまた違うものがあります。JRA入りしても、応援する気持ちには変わりありません。ドクタースパート、アローキャリーに次ぐ地方出身馬のクラシックホースにぜひとも、輝いて欲しいと思います。(馬場開放が実施された札幌競馬場。もう秋ですね…)
2016年09月09日

木曜担当のよこてんです。 まず改めて、台風10号による被害を受けた皆様に心からお見舞い申し上げます。 今週末の水沢競馬場では台風10号被災者支援の募金活動が行われるほか、盛岡・水沢競馬場には募金箱が設置されます。 この原稿を書いている間もまた雨がどんどん強くなってきました。また新たな被害が発生しなければいいなと思いながら雨音を聞いています。 さて、明日の9月9日、仙台市・楽天Koboスタジアムでの『東北楽天イーグルスVS日本ハムファイターズ戦』において岩手競馬騎手による始球式が行われます。7月に雨天中止になった「岩手競馬ナイター」の振替です。始球式の投手を務めるのは山本聡哉騎手です。 明日の試合が岩手競馬ナイターとして行われるかどうかが判然としないのですが、始球式の他にも岩手競馬PRブースも設置しておりますので、お近くの皆様、明日はぜひ楽天Koboスタジアムへおこし下さい。 さて今回は、オーストラリアの障害レースについて少し書かせていただきたいと思います。 日本語のWikipediaではオーストラリアの障害レースについて「南オーストラリア州では行われているがヴィクトリア州では廃止された」と書かれていますが、実際は今でもヴィクトリア州でも障害競走が行われています。というかむしろヴィクトリア州の方が盛んで、高額賞金のレースは主にヴィクトリア州の方が多くなっています。 現地の障害レースのシーズンは夏の後半から冬。SA、南オーストラリア州とVIC、ヴィクトリア州の双方を組み合わせるような形で主要レースが構成されており、双方の大レースを行き来するような馬も多いようです。 その中でも最高額賞金のレースは、2016シーズンはヴィクトリア州・バララト競馬場で行われた『Grand National Steeplechase』で総賞金35万ドル。次いで同じくヴィクトリア州・ウォーナンブール競馬場で行われた『Grand Annual Steeplechase』の30万ドル。そしてヴィクトリア州・サンダウン競馬場で行われた『Grand National Hurdle』20万ドル。さらにその次は南オーストラリア州・オークバンク競馬場で行われた『Great Eeastern Steeplechase』の16万ドルとなっていました。 総賞金何万ドルといってもそのままではピンとこないので、平地のグループレースのそれと比較してみましょう。 ヴィクトリア州のグループレースは、メルボルンカップやコーフィールドカップ、あるいは3歳クラシックのような特別なものを除けば、G1でだいたい総賞金50万ドル、G2で20万ドル、G3で15万ドルの見当。 ですので、30万ドルを超える『Grand National Steeplechase』や『Grand Annual Steeplechase』は少なくともG2並みの位置づけと言っていいのではないかと思います(※オーストラリアは障害レースをグループレース化しておらず、重賞扱いでもない)。 総賞金10万ドル以上の障害レースは2016シーズンはのべ16戦。そのうち3戦が南オーストラリア州、13戦がヴィクトリア州で行われました。また、2016シーズンに総賞金を増額されたレースも多くあります。その点からもヴィクトリア州の障害レースは活発だし、より盛り上げるよう後押しもされている・・・と言えるでしょう。 障害の形態はヴィクトリア州・南オーストラリア州とも置き障害がほとんど。『Steeplechase』の方が高め、『Hurdle』が低めの構成です。★「ハードル」の障害★「スティープルチェイス」の障害。こちらの方が追加されて高くなっている 一部の競馬場を除いて平地競馬のコースに障害を置くことで障害コースとして使用します。通常は平地と障害をミックスしてレースを行うため、コースの内外を分けたり、場合によってはレース間に障害の設置・撤去を行うようです。★置き障害の解体作業シーン。一つ一つのパーツはかなりしっかりと固定している模様★裏側から見るとこんな感じ。ある程度飛びやすい構造にしてあるようです その“一部の競馬場”がウォーナンブール競馬場で、ここはシーズン中頻繁に障害戦が行われる所だけあって向こう正面部分に障害でのみ使用するエクストラエリアがあります。通常のコースからエクストラエリアに入る時には一般道を横切って(!)いく部分も存在するようです。そこがどんな作りになっているのか現地で見てみたいですね。 写真で分かるように、日本やイギリスで見るような背の高い障害ではないですし、障害の数もそんなに多いという事はないようですが、そのかわり大レースほど距離が長く、『Grand Annual Steeplechase』は5500m、『Great Eeastern Steeplechase』は4950mなどという設定。スピード・スタミナのバランスが要求されるのではないでしょうか。★今年の『Grand National Steeplechase』を制したWells。最後の障害を越えたシーン 障害レースではニュージーランド産馬が一大勢力となっていて、ニュージーランドからオーストラリアに移ってくる馬も多いようです。2002年の中山グランドジャンプを制したセントスティーブンがそれで、ニュージーランドの平地でデビュー、障害でも好成績を挙げてからオーストラリアにトレードされた経歴の持ち主。 面白いのが現役で活躍しているSea Kingという馬。この馬はニュージーランドとオーストラリアを行き来しながら走っていて、最近までの管理調教師がパトリック・ペイン、昨年のメルボルンカップで史上初の女性騎手としての優勝を果たしたミシェル・ペイン騎手のお兄さんという、この辺だけでも既に面白いんですけども、父が、シンコウキングなんですよ。 1200mの高松宮記念を勝ったりしてスプリンターとして知られるシンコウキングから、障害14勝、それも3900mだの4100mだのという距離で勝つような馬が出る。ニュージーランドでのシンコウキングの産駒からはクラシックホースも複数出ていますから距離自体は不思議ではないのかもしれませんが、それでも興味深いですよね。 他にも自身は1600m以上を走った事がないのに産駒は4000m前後の障害戦を勝ちまくるような馬を出す種牡馬とかが普通にいて、この辺の血統の妙が面白く感じられて仕方ありません。★奥側の馬、Shearerという馬なんですが、勝負服がカラジと同じ。調教師さんも同じEric Musgrove師。岩手競馬的には“沢田盛夫利!”って思いますけども という事でオーストラリアの障害レースのお話でした。オーストラリアの馬が日本の障害レースに遠征してくる事もなくなったせいか「廃止された」と思われたりしているようなので、いやいや盛んですよ~と、こんな話を書いてみました。
2016年09月08日

水曜日の担当は、坂田博昭です。(本稿の取材日は、平成28年5月31日です) 先週1回、別企画のためにお休みを頂きました、地域の場外発売所を巡る旅。前々回は馬産地日高の中心都市・静内にある場外発売所を訪れておりました。 Aiba静内 今回は、そのAiba静内で行われる地域ぐるみの企画についてお伝えします。 その名も『Aiba祭』 年に数回開催される、Aiba静内の名物企画になりました。 Aiba静内のすぐ脇、歩いて十数歩ほど(笑)の場所にある、「さくらセレモニーホール」。この場所が運営会社のご厚意によりまるまる貸し切りとなって、競馬を楽しむイベント会場になります。 Aiba祭当日は、葬祭等の依頼を全て断ってAiba祭のために場所を提供してくれているそうです。 会場の外にはテントが出て、美味しそうな食べ物が売られています。 で、会場内はこんな感じ。イベントが始まる前の夕方に全景を撮影させてもらいました。 小さい液晶モニターのほか、大型のスクリーンビジョンでレースの映像が会場内に放映され、皆でレースを観戦して楽しむことが出来るようになっています。 外のテントや会場の入口でビールなどは売られていますし、どこかで買って持ち込んでもOK。要するに場外発売所の場内以外に大勢で食べたり飲んだりしながら競馬を楽しむスペースを作り、そこにみんなで集まろう!というイベントですね。 実はこの日は、夕方から土砂降りの雨。悪天候で集客が心配されたのですが、それでも「Aiba祭があるから行こう」「競馬を盛り上げよう」という皆さんがお集まりでした。 Aiba祭の目玉は、これ。 大抽選会 Aiba静内で馬券を買うと、Aiba静内側に設けられた受付で抽選券をくれます。それを会場に持っていくと、このようなガラポン抽選に参加出来ます。 抽選券の配布はAiba静内の中にテーブルを設置して行っています。 果敢に抽選にチャレンジした太田アナでしたが、「大物」を射止めることは出来なかった模様(笑)。 「大物」の景品って、これですから! このあと、見事!大型液晶テレビを射止めた方、そのまま持って帰られたみたいです。 他にも、お米とか、お肉とか、地元の食材中心に「持って帰って嬉しい」景品は、その点数全部で130点と豪華。 なぜ私たちにはあたらないのか…(笑) 結構張り込んで馬券勝ったんですけどね。 いずれにしても、競馬とともに過ごすときは楽しく過ぎていきます。 お客さんも三々五々集まって、悪天候にもかかわらず最終のメインレースの時には結構な人の入り。 イベントの締めくくりには、会場をいつも提供しているさくらセレモニーホールの運営会社の代表の方に、このイベントを主導する新ひだか町の酒井町長から感謝状が手渡されました。 実はこのAiba祭、主催は「ホッカイドウ競馬支援事業実行委員会」 主な参加団体は新ひだか、みついし、新冠の各農協と軽種馬生産振興会、そして新ひだか町(旧三石町も含まれます)に新冠町の地方公共団体。 競馬の主催団体や関連団体は、参加者の中にも協力団体の中にも全く含まれておりません。 つまりこのイベント、地元の諸団体が開催してくれているいわば「勝手イベント」なんです。 実際、イベントには場外発売所や競馬場運営サイドは殆どタッチしていません。 準備段階での調整は若干あるようですが、場所をつかえるかどうかとかいうやりとりをしている程度。場外発売所にはイベントを行う要員がついていませんので、自然体では人手を出すことも出来ませんしね。 もうこのイベントもかなり定着してきていますが、このような形でイベントを開催する(というよりしてもらう)ことが出来るのは、ホッカイドウ競馬だけなのではないでしょうか。 競馬を支援するという、周囲のモチベーション。これは、競馬や競走馬の生産が「極めて特別な」立場を占めているこの場所の独特の事情によるものというほかはありません。 繰り返しますが、これは地域周辺の人々の「極めて特別な」尽力によって行われているイベントなのです。 こちらは新ひだか町でAiba祭運営の事務局を担当している五十嵐さん。『各回、静内や新冠、みついしのJAで輪番で企画や運営を担当しています。それぞれで若手の皆さん中心に知恵を出し合ってやっていますよ。』 こう話す五十嵐さん自身、イベントの最中は新ひだか町の「事務局」の担当者として大忙し。取材の合間にも直前の様々な打合せが入る中で、お話を聞かせて下さいました。『実は、昨年7回のAiba祭を行ったあとの集約で、次年度つまり今年のイベントをどうするかと言うことがかなり議論になりました。それはやはりイベントの効果と、イベント運営側がどれだけお金や人手をかけられるか、ということとの兼ね合いということになりますね。』 これは別の筋から聞いた話ですが…新ひだか町や参加団体の中での議論では、イベント開催日のAibaの集客とか売上げとかをきちんと集約して、意見を戦わせながら行っているとのこと。 それは、このような「特別なイベント」の運営に、競馬や競走馬生産とは全く関係のないひとびとも「地域の協力」として参加してくれている、ということを考えると、当然のことと言えるでしょう。『結論として、昨年7回行われたAiba祭を4回と、大幅に回数を減らすことになりました。その代わり、内容の充実に向けて知恵出ししていこうと。抽選会の充実もそうですし、例えば夏場は屋外でビヤガーデン的に楽しむことが出来るようにということも、アイディアとしては出て、様々な可能性を探りながらイベントを実施しています。』 五十嵐さん自身も、出自は競馬とも競走馬生産とも全く関係がないそうですが、新ひだか町の職員としてこのように競馬の支援の仕事を担当される立場。 役割としては「仕事」ですから当然とも言えますが、逆にだからこそ「馬産地だから当然」とは思うことが出来ない実情が、五十嵐さんのお話からも窺えます。 こういうふうに地域の取り組みが、縮小し、しぼんで、いずれ続かなくなるということのないように、競馬の側から手伝って下さる地域の方々に向けての「表現」の方法。考えていくひつようがあるのではないでしょうか。 もう一度、繰り返しになりますが…こうしたイベントを行ってもらえるのは「当たり前」のことではなんです。 地域と、競馬とのいまある繋がりが、きちんとひとのこころの繋がりになって、互いに具体的な行動として示し合えることこそ、必要なのではないでしょうか。
2016年09月07日

火曜日担当の太田です。先週の台風でかなりの被害が出た十勝。まだ断水している地域もあり、道路なども含めて完全普及までには相当な時間がかかりそうです。氾濫寸前だった十勝川付近に住む大滝アナ撮影の写真。 台風から数日後の写真ですが、今までこんなところまで水がきたことがないところまで河川が増水。爪痕を残していきました。河川敷での運動場などは壊滅状態です。避難した人も多く、まさか身近でこんなことが起こるとは思いませんでした。多くの皆さんから大丈夫ですかとご連絡を頂きました。ご心配をお掛けいたしましたが、幸い私の住んでいるところは被害がなく、仲間たちも何事もなかったようで安心しているところです。普段門別競馬場へ行くときに通る日勝峠、札幌方面に行くJRは甚大な被害で、完全復旧は年単位になるだろうと言われています。 JRA夏の北海道開催が先週末で終了。最終日は今年最高の人出で賑わいました。 終了後恒例の馬場開放今年もあっという間だった夏競馬。馬券は・・・。いつもながら散々でしたね。最終週の札幌はすでに秋の気配。秋競馬で何とか取り返したいところですが・・・。いつかはと何度も繰り返しながら挑戦していきます。 秋の味覚と音楽の祭り、「とかちマルシェ」が9月2日(金)から4日(日)まで帯広駅周辺で行われました。 台風の影響で開催が危ぶまれたそうですが、無事に開催。十勝のおいしい食べ物、そして、音楽と共に多く皆さんにお楽しみ頂きました。 ばんえい競馬は4日日曜日に9月19日(祝月)に行われる岩見沢記念の前哨戦『マロニエ賞』が行われました。一戦級の馬が何頭か回避。さらに「ホクショウユウキ」が出走取消となり7頭と少頭数の争いとなりました。勝利したのはトップハンデで一番人気の「コウシュハウンカイ」。全く危なげないレース。トップハンデとは思えない強さを見せつけました。松井浩史調教師は「メンバー的にも負けられないと思っていました。本番に向かっていい調整ができていると思います。次回はメンバーも強くなるし、今日出走していた「キタノタイショウ」も大分よくなってきているね。」とコメント。藤本匠騎手は「もともと気性が荒く、行きたがるところがあるのですが、年齢も重ね、大分いうことを聞くようになり、道中しっかりと息を入れるようになってきました。障害をスムーズに越え、ゴール前のどこまで粘れるかがこの馬の持ち味。道中で息が入ればゴール前の粘りにつながるので、まだまだ強くなっていくと思います」とお話しくださいました。「コウシュハウンカイ」の気性が荒いとは全く思っていませんでした。いつも堂々としたレースを見せ、オープンの風格を感じていましたが、調教でも手を焼くほどと聞き意外でした。ただ、気性面の成長を感じるようになってきたということで、まだまだ強くなりそうな気配。すでにオープン一戦級で勝ち負けをしているのですから、今後楽しみですね。次回の岩井沢記念、簡単には勝たせてくれないと思いますが、道中息がしっかり入ればゴール前の強さを見せてくれることでしょう。 9月4日、5日はSEGA「StarHorse3」×「ばんえい十勝」コラボイベントが行われました。 5日は全レース協賛!!ばんえい競馬をジャック 親善大使の桜井聖良さんが来場し、トークショー、スタジオゲストとしてご出演頂き、予想、そして、SEGA「StarHorse3」についていろいろとお話しくださいました。また、SEGA「StarHorse3」でコラボしている「ゴーゴーカレー」をファンの皆さんに先着でプレゼント。ゲームセンターで大人気の競馬メダルゲーム。一度は皆さんもPlayしたことがあるのではないでしょうか?私も何度か楽しんだことがあります。一度大穴を当てたことがあり、これでもかっていうぐらいコインが出てきたことを覚えています。そのときこれが実際だったらなあって思ったのですが、同じような思いをした人もいるのでは・・・。SEGA「StarHorse」は16年続いているゲームで、ゲームセンターの席数が日本一だそうです。今回のコラボを機にばんえい競馬のゲームもと冗談でお話ししたところ、本当に考えていますとお話しくださいました。実現したらすごいことですね。それにしても今はゲームセンターのゲームもインターネット(STARHORSE.NET)を使って、馬を育成したりしてオーナー気分を味わったりといろいろと楽しみな要素が満載なのですね。ゲームを機に実際の競馬にも興味を持っていただき、競馬ファンのすそ野が広がっていけばいいですね。
2016年09月06日

ミツオーです。朝ごはんを食べすぎました。さて、わたくし今週は日曜日・火曜日と金沢競馬の実況担当です。その金沢で、大きなニュースが聞こえてきました。2012年度の金沢競馬年度代表馬で、重賞13勝のナムラダイキチが引退することになったのです。管理する藤木一男調教師によると、5日(つまり今日)にも登録を抹消するそうで、引退後は門別の新生ファームで種牡馬入りするとのこと。今年6月の重賞・百万石賞で4着にやぶれたナムラダイキチは、その後、乗り運動・ダクもおこなっていたのですが、脚元の具合が思わしくなく、レントゲン検査をおこなった結果、左前脚に小規模なはく離骨折が見つかりました。左前脚は、かつてナムラダイキチが長期離脱を強いられることになるケガをした部位でもあり、8歳という年齢も考慮し、以前から種牡馬としてきてほしいというオファーもあったことから、引退・種牡馬へ転身することにしたそうです。ナムラダイキチは、父・スパイキュール、母・ナムラビャクレン、母の父・チーフベアハートという血統。2010年12月にJRA目野厩舎からデビューしました。デビュー2戦目で初勝利をあげたナムラダイキチは、JRAで通算8戦2勝。3歳5月に金沢へ移籍しました。正直、3歳春の段階で中央2勝という実績は、金沢へ移籍する馬のものとしては破格。鳴り物入りでの金沢転入でした。3歳春シーズン、転入即一般入り。要するに、3歳戦ではなく古馬と、しかもオープンで走ることになったナムラダイキチは、古馬のオープン馬たちと互角以上の戦いを見せます。金沢での4戦目が初めての3歳戦。東海・近畿・中国交流のMRO金賞(金沢の3歳三冠レース第2弾)で接戦を制し、初タイトルを手にしました。秋シーズンに入ると、金沢の絶対王者として君臨していたジャングルスマイルを8馬身ちぎる驚異のレコード勝ちでオータムスプリントカップを制し、重賞2勝目。3歳三冠レース第3弾のサラブレッド大賞典を制して3歳二冠にかがやいたナムラダイキチは、11月の北國王冠で、ジャングルスマイルとふたたび対決します。個人的なことを言いますと、ナムラダイキチのレースの中で、わたくしミツオーが最も印象深く覚えているのが、この北國王冠。ジャングルスマイルは当時、地元・金沢の期待を集める存在でした。数々の重賞を総なめにし、前年の白山大賞典G3でも見せ場たっぷりの2着で、敗れたにもかかわらず、地元ファンの大声援にむかえられたほどの人気馬です。この人気・実力ともに孤高の王者として君臨するジャングルスマイルを、長距離戦でやぶることができるのか。…結果、ナムラダイキチはクビ差、ジャングルスマイルに敗れました。が、この2頭のマッチレースは、当時の地方競馬全体の戦力を考えても、きわめて高いレベルの追い比べでした。2頭の後ろは、2秒4、ちぎれました。ナムラダイキチが全国レベルの力を持つことを、皮肉にも敗れたこのレースで、わたしは確信したのです。そういう意味で、このレースは印象深い。藤木調教師は言います。「来た当初は3歳5月だったから、まだ幼いところがあったけど、暮れから4歳にかけて力が違ってきたもんな」この言葉によれば、この北國王冠は、ナムラダイキチが真の強さを発揮する前のことだったのです。ちょうどこのころ、わたしと談笑していたある騎手が言いました。「オープンの重賞を勝ちたいんですよ」オープンの重賞という言い方は金沢の騎手がよく使うことばで、古馬の重賞、それも伝統ある長距離重賞をさします。具体的には、百万石賞・北國王冠・中日杯。そして白山大賞典ということになります。「あの2頭のどっちかに乗ればいいんじゃない?」「そうですね。あのどっちかに乗れば勝てますね」2頭のどちらか=ジャングルスマイルかナムラダイキチか。ジャングルスマイルの主戦は、当時は吉原寛人騎手。ナムラダイキチには中川雅之騎手が乗っていました。こう言っては何ですが、ほかの騎手につけ入るスキはない、というのが前提での笑い話ではあったのです。ふたりで話しているところへ中川雅之騎手が、「あれ?取材中?ちょっといいかな?」と、わたしと話していた騎手を呼びにきました。わたし自身は、そのときまるで意識しなかったのですが。のちにナムラダイキチの主戦騎手として、ナムラダイキチの全盛期・その強さを最もストレートに発揮して見せた4歳時から、金沢の期待を背に遠征したときにも、ケガからもどり、かつて強さを取り戻そうと模索を続けたときにも、その手綱をとり続けた畑中信司騎手は言います。「まさにあのときですよ。ふたりで話してたところに中川さんが呼びにきたじゃないですか。あのときに、ナムラダイキチに乗ってくれって頼まれたんです」中川雅之騎手が調教師として転身するにあたり、中川騎手にかわる主戦騎手を誰にするか。藤木調教師と中川騎手が話し合った結果、畑中騎手に白羽の矢が立ったのでした。*2012年北國王冠 この年、畑中信司騎手とのコンビで勝ちまくった(写真は主催者提供。以下同じ)畑中騎手は、「ナムラダイキチという馬に乗ることがなければ、ボクの騎手人生は全然違う方向へ行ったでしょう。ダイキチに乗ったことで大きく変わりましたね。ダイキチに乗ってることで、他地区の調教師さんも乗せてくれましたし。ああ、ダイキチに乗ってる子か、って。ダイキチには『ありがとう』しかないですね。極端なこと言えば、『アナタがいなかったら騎手ヤメてました』って。辞めこそしなくても、今とは全然違ってたでしょう」畑中騎手といえば、佐賀のレースに高知の馬で参戦するなど、活躍の場をひろげていますが、そうした活躍のはじまりは、ナムラダイキチとの出会いであったのです。3歳暮れの中日杯を、畑中騎手を背に快勝したナムラダイキチは、4歳シーズン、他を寄せつけぬ強さで重賞5勝をあげます。*2012年百万石賞 この年、金沢の年度代表馬に輝いた白山大賞典では2着。暮れに名古屋へ遠征し、名古屋グランプリG3は4着。…名古屋グランプリのときのこともよく覚えています。金沢で超絶の強さを見せるナムラダイキチが、満を持してダートグレードタイトルを獲りに遠征。人気にも推されますし、相手関係を見ても勝ち負けが期待できる。地元・金沢では、ファンも関係者も、みんなが浮足立ったようになっていました。結果、このときは敗れて無念を味わったものの、4着という成績は次回以降に大きな期待を抱かせましたし、金沢にナムラダイキチあり!という誇りを、みなが一様に持ったものです。「ダートグレードを勝てると、本気で思ってた」強さを知る畑中騎手が一番、それを信じていたことでしょう。明ければ2013年。金沢でJBCが開催される年です。いよいよ金沢所属馬によるダートグレード制覇・白山大賞典制覇。そしてもしかしたら、地元でG1タイトルを手にするところが見られるかも…。ナムラダイキチは、ファンの、関係者の、大きな期待や希望を一身に背負って立つ存在になったのです。しかし。ナムラダイキチは2013年シーズンを、春シーズン3走のみで終えます。念願のJBC参戦も、はたせませんでした。ここからナムラダイキチの、ケガとの戦いが始まります。2013年、春シーズン後にケガが判明。手術をおこないます。2014年春、復帰するも2戦して休養。2015年春、またしても2戦のみで休養。藤木調教師は言います。「この3年間は長かった」今回骨折が判明した際、藤木調教師が考えたのは、「また同じパターンか」ということ。春シーズンに復帰して2~3度レースで走るものの、本来のパフォーマンスにはおよばず、休養。この繰り返しは、馬にとっても、藤木調教師をはじめとするスタッフにとっても、あまりに厳しい。しかし強調しておきたいのは、こうしてケガと戦いつつ、かつての圧倒的な強さを取り戻すことこそできませんでしたが、この間にもナムラダイキチは5勝をあげ、重賞・百万石賞も2014年に制していることです。畑中騎手によれば、「強かったときの大きな跳びがもどらない」状態であっても、ナムラダイキチは金沢の王者であり続けたのです。その王者にも、休息のときがやってきました。ナムラダイキチは北海道へもどり、種牡馬となります。「これまで応援してくれて、ありがとうございます。これからダイキチはお父さんになる予定です。その子どもが走ってくれればうれしいし、乗ってみたいと思っています。これからもダイキチと、今度はその子たちも、応援してください」(騎手・畑中信司)
2016年09月05日

北関東競馬ファンだった方は懐かしいお名前かもしれません。 岩﨑(品田)真樹調教師補佐は船橋競馬場の佐々木功厩舎所属。 そもそもは宇都宮競馬場の騎手でしたが、騎手になって2年半で廃止になってしまい、その後は佐賀競馬場へ移籍しましたが、生活環境などの違いから約4か月で引退したそうです。 一時は奥様の実家の印刷会社を継ぐために、この世界から離れ、自分自身で奥様の岩﨑姓に変えたそうですが、時間が経つにつれて馬に乗りたい気持ちが強くなってきて、奥様と奥様の両親も理解を示し、再びこの世界へ。 船橋の佐々木功厩舎の厩務員から調教師補佐となり、今は調教師を目指して頑張っています。騎手時代の同期だった高知の目迫大輔調教師が厩舎を開業したことも、自分の将来を描いていく上で刺激になっているそうです。 そんな岩﨑調教師補佐は熱烈な広島カープファン。 広島はもう少しで優勝というところまできています。 いつお会いしてもニコニコ(^-^) それだけ広島はセ・リーグで圧倒的な強さでしたもんね。25年ぶりの優勝間近……。 ちなみに、いずれ厩舎を開業した際には、厩舎カラーは広島カープの赤にして目立ちたいそうです。楽しみにしています! 仕事以外でも、中学・高校時代に陸上選手だったので、その経験を生かして陸上大会に出場したり、競馬場内で草野球チームを作って一般の方々と試合をしたりと、趣味も充実させています。 とある日のリレー大会、写真提供は岩崎調教師補佐です。ありがとうございます。 向かって右から、石崎駿騎手、木村調教厩務員、今村厩務員、岩﨑調教師補佐 岩﨑調教師補佐は、プライベートでは小学校5年生の男の子のお父さん。兄は競艇の品田直樹選手。 「うちは母が兄と僕を一人で育ててくれて、父に遊んでもらった記憶があまりないんです。自分の子供には寂しい思いをさせたくなかったので、いつも家族と一緒にいるし、子供とも全力で向き合っています。子供には騎手として馬に乗っている姿は見せられませんでしたが、仕事でも趣味でも、父親としてカッコいい姿はいつまでも見せていたいです!」(岩﨑調教師補佐) 家族みんなで広島カープファンなので、今は夕食時の会話も非常に盛り上がっているそうです。 あ~、全国の広島カープファンの皆さん、楽しくて楽しくてたまらないでしょうね。 広島カープの優勝が決まったときの岩﨑調教師補佐の表情も見てみたい(^-^) さぁ、プロ野球も終盤戦となり、我らが東北楽天ゴールデンイーグルスも奮闘中ですね。個人的な今年の目標は「クライマックス近くまでドキドキしたい」だったので、9月に入ってからもクライマックス進出への夢を見られるのは本当にうれしい限り。 最後の最後まであきらめないで応援します! ら~くてん、ら~くてん、イ~グルス~!!! 最近ゲットしたお気に入り↓
2016年09月04日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 9月7日(水)、園田競馬場では全国2000勝以上の騎手による競演『ゴールデンジョッキーカップ(以下GJC)』が行われます。 3つのレースのポイント制で行われます。◆出場騎手・JRA 岩田康誠 内田博幸 戸崎圭太・地方他地区 村上忍(岩手) 的場文男(大井) 東川公則(笠松) 丸野勝虎(名古屋) 赤岡修次(高知) 山口勲(佐賀)・地元 川原正一 田中学 木村健 さて、実は今年は例年と少し違うところが、施行時期(例年12月)の他にもうひとつあります。 それにすでに気が付いてらっしゃる方は、相当コアな園田ファンです! それは何かと言うと… ここ何年かは1230m、1400m、1870mの3つのレースで行われてきた大会ですが、今年は何故か最後は1700m戦で行われます。 何故だかぼくにも分かりません。当日、関係者に訊いて真相の究明に当たります。 ただ、そんなことは些細なことで、レース自体に酔いしれましょう。 熟成されたワザの競演をご堪能ください♪昨年の表彰式のシーン。優勝は岩田康誠騎手!的場さんステキ♪撮影:斎藤寿一〓Weeklyトピックス〓★園田CCはランドクイーン 9月2日に行われた『第13回園田チャレンジカップ』は、金沢の吉原寛人騎手が騎乗したランドクイーンが逃げ切って優勝。盛本調教師は昨年に続いて、同レース連覇達成となったのでした。 詳しくは『チャージアドバンス』の記事をご覧ください。 松本幸祐騎手の記事も間もなくアップされます! ちなみに、幸祐騎手はあす退院が決まったそうです♪これからが大変ですが頑張ってもらいましょう! 吉原騎手が園田で重賞を勝つのは初めてで、本人は『園田クイーンセレクション』以来ではないかと言っていました。 ただ、当時は指定競走という格付けで、重賞レースではありませんでした(賞金は指定競走のときの方が高かったけど…)。 従って、吉原騎手の園田初重賞ということになったのです。 ちなみに、吉原騎手の園田での勝利は2013年10月17日にSJTの第4戦に勝利して以来、2年11ヶ月ぶりのものでした。 インタビューでの受け答えや、感情の表現などが素晴らしく、いまや地方競馬を代表する騎手であることが十分理解できるやり取りでした。さすがです♪★下原騎手、2000勝まであと3勝 今年に限って9月開催となった『GJC』。例年通り12月開催であれば余裕で2000勝を達成して初参加が叶ったのですが、こればっかりはしかたありません…。 達成まであと3勝として今週を終えました。 来週の達成になるのは間違いないところで、そのメモリアルの瞬間を是非とも生でご覧ください。 きのうのナイター競馬では2勝を挙げました。その時点で下原騎手に会い、その後有力どころが4鞍残っていたので、きょうに一気に達成できるんじゃないの?と軽々しく言ってみると…。 「いやぁ、そんなうまくいかないですよ(笑)」といつもように控えめな答えが返って来ました。 実際、その4鞍はすべて1番人気に支持されながら2着、8着、2着、5着と勝つことができませんでした。 騎手はよく言います。「人気の馬で人気通りに勝たせるのが一番難しい」と。 確かにそうでしょう。人気になるが故に、他馬のマークがきつくなる。 人気になるが故に、他馬の動きを意識しすぎる。 人気になるが故に、早めに動かざるを得ない。 人気になるが故に、プレッシャーがかかる。 などということが起こるのだと思います。 負けようものなら、お金を賭けているファンから心ない罵声を浴びせられることもあります。 たまったもんではありませんよねぇ、こっちは命を懸けてやってるのにって話ですよ! いやぁ、大変な仕事です、騎手と言う稼業は。 先週はナイターのあと、土日に高知遠征。今週は園田→名古屋→園田という参戦。身体の休まるところもなかったのでしょう。 このあとは心も体もリフレッシュさせて、来週の怒涛の勝ち鞍量産を期待しましょう!★田中学騎手復帰! 田中学騎手が、7月22日以来に戦列に復帰しました。 そして、その2戦目で復帰後の初勝利を挙げてみせたのでした! 喋っていたところにいた、大山騎手と鴨宮騎手を入れて復帰祝いの記念撮影を♪ 田中騎手の「1」のポーズはいいとして、大山騎手と鴨宮騎手の両手の「5」「5」はなんやねん? その意味はというと、この3人のそれぞれの年齢差だそうです。 鴨宮騎手(22歳)→大山騎手(32歳)→田中騎手(42歳)ということです。 せやのになんで一番若い鴨宮がセンターやねん(;≧Д≦)/ 来週は火曜日に金沢の『イヌワシ賞』にエーシンクリアーで参戦。 水曜日は『GJC』。田中騎手の全開パフォーマンスをお楽しみに♪★トーコーヴィーナス名古屋で重賞V 9月1日に名古屋競馬場で行われた『秋桜賞』に兵庫から3頭が参戦。 1番人気に支持されたトーコーヴィーナス(牝4・吉行厩舎)が逃げ切って快勝。重賞8勝目。そして『GRANDAME-JAPAN』の古馬シーズン総合優勝へ望みを繋ぎました。 5番人気だったアルカナが3着。3番人気のタガノトリオンフは7着に敗れてしまいました。 トーコーヴィーナスに騎乗した大山騎手は、戦前控える競馬で臨むことを言ってましたが、結局はハナに立たされる展開。それでも難なく逃げ切って快勝でした。 隣の鴨宮騎手の「4」ポーズは分かる人にはすぐ分かる、4日間の騎乗停止のポーズでした…。 次は間隔が詰まりますが、大井の『レディスプレリュード』(9月19日)に果敢に挑戦!ご期待ください!!★イヌワシ賞に2頭参戦! 来週火曜日、9月6日に金沢競馬場で行われる『イヌワシ賞』に兵庫から2頭が参戦。 下原騎手が騎乗するアクロマティック(セ6・新子厩舎)と田中騎手が騎乗するエーシンクリアー(牡6・橋本明厩舎)の他地区でも名を挙げる強豪が遠征します。 現在の中距離では、兵庫の2トップと言ってもいい両馬。それでも当然、地元勢も強豪が出走してくることでしょう。 強豪同士の一戦は楽しみ♪来週の火曜日、金沢競馬をお見逃しなく!!★大物出現! 8月31日に行われた新馬戦で、ナンネッタという2歳牝馬が8馬身差の圧勝。素質馬が顔を揃えた一戦で圧倒的な強さを見せたのでした。 ナンネッタは吉行厩舎の管理馬。オーナーは“トーコー”の冠名でお馴染みの森田藤治さん。 1歳セレクトセールで1404万円で取引された高馬(たかうま)です。 スピードの違いでハナに立つとマイペースに持ち込みます。3コーナー付近から追い出すとみるみるその差が広がり、最後は8馬身の差をつけて圧勝となったのです。 鞍上の大山騎手は「なまくらなところがあるので、最後はビシッと追いました」と振り返りましたが、それも最後の2ハロンぐらい。それまでは非常に楽にレースを進められたのだそうです。 勝ち時計は1分33秒4。この日の馬場は、かなり時計がかかる状態でした。 一見好時計とも思えませんが、これがなかなかの時計だったのです。 この日行われた1400mは、全部で8鞍。新馬戦を除いて7つのレースはすべて古馬のレースでした。 その中で、この勝ち時計は上から3番目の優秀なものだったのです。 それを楽に叩き出すのですからかなりの大物かも知れません。次走は9月21日の重賞『園田プリンセスカップ』とのこと。2戦目でいきなり重賞ですが、おそらくグリグリの1番人気になるかと思います。楽しみです♪★対決実現! ナンネッタの登場で、勢力図が大きく動き出し始めましたが、2歳現有勢力のトップと言えば、デビューから2連勝のブレイヴコール(牡2・諏訪厩舎)と新馬戦圧勝だったホープクリスエス(牡2・田中範厩舎)の2頭。 この2頭が来週木曜日に対決することが決定しました! 9月8日第7レース(変更の可能性あり)の2歳一組で激突! このあとの2歳重賞戦線を占う意味で非常に重要な一戦です。 内容によっては、どちらかがスターダムに、どちらかが裏路線を歩まなくてはならないというターニングポイントになるかも知れません。必見です!!★やっぱり唄った! 重賞レースの本場馬入場の際、各馬を紹介する場面で三宅アナがまたもや唄いました(予想通り)! タッチデュールの紹介で、『タッチ』(岩崎良美)を唄いました♪ これで3回連続!ということでもう恒例になりました(*^▽^) ぼくの予想はタガノギャラクシーで『The Galaxy EXpress 999』を唄うだろうと思っていました。残念…。 次の舞台は9月21日の『園田プリンセスカップ』です。前記したナンネッタが出走するレースです。 ズバリ当てましょう! 『♪ナンネッタってア~イド~ル♪』と唄うハズ!! 皆さんも予想しましょう(^O^)/★その金フォトレポート 今週は、ファンの皆さんと一緒に入場門から入ってみました! 開門前には、結構並んでいただいております。 そしていよいよ開門! ダーッと入場です! おっ!そのたんがお出迎え♪ そして、やっぱりナイターはサンバ♪ この日のSKNフラッシュ8は山崎佑奈ちゃんと、青木友香ちゃん♪ まさかのイジメ現場を激写??(;・Д・) その真相はまたいつか…。 重賞勝ちの吉原騎手への囲み取材風景♪★ばんえいイベント 今週の月曜日、DASH心斎橋で、ばんえい競馬の予想イベントがありました。 先週告知したように、前回のその金ナイターでSKNのメンバー写真が一枚もなかったので、その代わりにこの日は中井優希ちゃんの写真をことあるごとに撮ることを決めて臨みました! まずはことあるごとの写真をどうぞ! おっ!コレ待ち受けにしよ♪ いや、こっちにしよ♪ ブレブレです。優希ちゃんは抽選コーナーのお手伝いというか主役です! 推定重さ70kgはある抽選箱も軽々と♪ 豚丼のタレをアピールしているシーン。 豚丼(ぶたどん)を「とんどん」と言ってしまったお茶目な優希ちゃん(^^) 最後はどこにおるのかわからん優希ちゃんでした。 長い時間お疲れさまでした♪ そんな写真を撮りながら、しっかり予想もしてました! 「ウイニング競馬」でお馴染みの矢野吉彦アナウンサーにご一緒していただき、いろいろレクチャーしていただきました! 矢野さんは大波乱になった第4レースを理論立てて的中させたのです!すごいです!! めっちゃええ勉強になりました♪ そんな矢野さん写真を全然撮ってなかったとは大失態(>__
2016年09月03日

金曜日は古谷が担当します。 早いものでもう9月。JRA北海道シリーズは、明日と明後日の2日間で幕を閉じます。太田さん、坂田さんのブログでも書かれていましたが、先週の札幌競馬場で行われた「2016ワールドオールスタージョッキーズ」で、高知の永森大智騎手が総合3位に輝きました! 表彰式を終え、取材陣のインタビューに応えていた永森騎手の様子です。表彰式の最後に、ビールかけがあって、ワイワイとやっていたんですが、「メダルがビール臭くなっちゃったんですよ。一瞬、ジャンパーの中に隠そうかと思ったんですが、終わった瞬間に始まって、それどころじゃありませんでした」と笑いながら話していました。それにしても、1戦1戦、コースに適応していった永森騎手は、最後の最後で差し切り勝ちを演じる素晴らしいパフォーマンス。JRA初勝利を飾ったこともあり、ウィナーズサークルでインタビューもありましたが、プラカードを持っていたのが、笠松の吉井友彦騎手でした。「こういう場の空気を感じることで、『来年こそは!』とは『今度こそ!』と強い気持ちを持ちました。大智の応援はもちろん、JRAや世界のジョッキーたちと挨拶を交わし、また話すこともできたことは貴重な財産です」と、吉井騎手は話していました。地方騎手は、各地区のリーディングを獲り、なおかつそのジョッキーたちと覇を競って代表を決める「スーパージョッキーズトライアル」の存在が、大舞台での好成績につながっている印象を受けます。昨年も、ワイルドカードから参戦して優勝を果たした金沢の藤田弘治騎手が、芝の長距離戦でジューヴルエールに騎乗して、モレイラ騎手を差し切った時には、場内から大歓声が上がりました。今年も、メイクアップで大外強襲を決めた瞬間、そして引き返してきた時には、永森騎手への声援が非常に多く沸き上がりました。良い雰囲気です。今回の「ワールドオールスタージョッキー図ズ」に参戦した様子が、ユーチューブで公開されています。こちらもぜひご覧下さい。 騎手の話題で言えば、今週は吉原寛人騎手が水沢、金沢、大井、名古屋、そして園田で騎乗し、水沢と園田で重賞制覇を果たしました。ジュエルクイーンは、タイムビヨンドとの対決で雪辱を果たしましたが、「宮崎さんが動いてくれたことで、レースがしやすくなりました」と、タイムビヨンドをマークしたレース運びで、相手が先に動いたとなると、非常にレースはしやすかったと思います。昨年2着の雪辱も果たし、今度は「グランダム・ジャパン」古馬シーズンの優勝を目指すことになります。 そして、ランドクイーンはスタートがすべてだったでしょう。スタートをバチっと決めて、トウショウセレクトを制してハナを奪った段階で、してやったりのレースだったと思います。詳細は、明日の竹之上さんのコラムを楽しみにしたいと思います。 さて、札幌競馬場に話を戻すと、土曜は「札幌2歳S」に川崎のトラストが、日曜は「すずらん賞」にホッカイドウ競馬勢が6頭、さらにキングニミッツが3歳500万に出走します。 トラストは、牧場から川崎へ移動し、当該週の小向での追い切りを終えて札幌競馬場に運ばれると、翌日には本馬場で追い切りを行う、ハードなスケジュールの中で前走の「クローバー賞」を迎えました。さすがに最後は脚が上がってしまいましたが、様々な難題を抱える中で2着確保は立派と言えます。今回は、札幌競馬場に滞在している点から、すこぶる順調に調整されてきました。人気は落ちましたが、前走が本来のトラストの走りではありません。巻き返しを期待すべく、馬券を握りしめて応援したいと思います。 そして、「すずらん賞」は、ホッカイドウ競馬勢で好勝負できそうな馬がいます。ローズジュレップがその筆頭になるかと思いますが、1日の門別競馬場坂路で、服部騎手を背に単走で追い切られました。行き出しからスピードに乗り、最後まで余力を持ってフィニッシュ。馬なりで好時計をマークしました。「1戦ごとに馬体重が充実しており、今回も前走より体重は増えていますが、全く太め感なく良い状態で来ています。成長著しい時期での芝挑戦で、どこまで戦えるか期待したいですね」と田中淳師。距離短縮だった前走がスピードの違いをまざまざと見せつけただけに、芝でも見劣りしない先行力に勝利を期待したいと思います。(ローズジュレップ) そして、カンテサンスは31日に坂路で、プーラヴィーダの外に併せて相手をアオる動きを見せました。「調教は動くタイプですが、それにしても最終追い切りの動きは良かったですね。上のフィランソロフィー以上の期待をしている器で、芝もこなせそうなイメージがあるだけに、何とかJRA勢に一矢報いたいですね」と五十嵐騎手は話していました。このちょっと前に追い切ったキングニミッツも、単走ながら前走より時計もまとめた好調教で、芝での勝利を目指します。 札幌最終週は、ホッカイドウ競馬勢の活躍が例年、結構見られます。馬券的にも妙味があるだけに、応援のし甲斐があります。終わりよければすべて良し…。地方馬たちの札幌での走り、期待したいと思います。
2016年09月02日

木曜担当のよこてんです。 9月に入って最初の楽天ブログですが、今回のお話は少し時間を戻したところから。 今季の岩手競馬は水沢競馬11開催・盛岡競馬11開催の計22開催で行われます。8月16日で終わった7回盛岡開催がちょうど今シーズンの中間点となりますので、その時点での騎手・調教師リーディングを昨年と比較してみよう・・・というお題です。 えー、カンの良い方は「8月16日だったら水沢が3回、盛岡が7回の10開催しか終わってないじゃないか!」と思われるでしょう。これまた何度か触れていますけども、岩手競馬はシーズンとしては4月始まり・翌年3月終わりの年度制を採っていますがリーディング等の記録類は3月始まりの1月終わりで計算しております。 つまりシーズンとしては昨季分に入る3月の特別開催・1開催分からスタートしておりますので、8月16日時点で水沢競馬がのべ4開催終了しているという事になります。ちょっとややこしいので改めておさらいしておきました。■騎手リーディング部門 8月16日終了時点での騎手リーディング、上位10位まではこのようになっておりました。●2016年8月16日終了時点 1位 村上 忍 103勝 2位 山本聡哉 82勝 3位 山本政聡 68勝 4位 齋藤雄一 56勝 5位 高松 亮 52勝 6位 阿部英俊 47勝 7位 高橋悠里 44勝 8位 菅原俊吏 34勝 9位 南郷家全 30勝10位 陶 文峰 30勝 1位村上忍騎手が103勝を挙げているのに対し2位山本聡哉騎手は82勝。その差は21勝になっていましたね。 実は村上騎手、3月開催の時は別として、4月以降は一度も1位を他の騎手に譲っておりません。2位以下の騎手に迫られたことはありましたが並ばれた事もなく、5月の盛岡開催が始まって以降は常時10勝以上のリードをキープ。2位との差は最大で23勝まで開いたこともありました(※4回盛岡競馬終了時点)。★今季も“赤白”勝負服の戦いだが、様相は昨年と異なるイメージ では昨季の同時期の騎手リーディングはどうだったでしょうか?同じように上位10名は・・・?●2015年8月17日終了時点 1位 村上 忍 92勝 2位 山本聡哉 91勝 3位 山本政聡 81勝 4位 高松 亮 64勝 5位 齋藤雄一 59勝 6位 菅原俊吏 38勝 7位 関本 淳 34勝 8位 坂口裕一 34勝 9位 高橋悠里 32勝10位 陶 文峰 32勝 5位までは顔ぶれも順位もほとんど同じですが、違うのがそれぞれの勝利数です。昨季はこの時点で1位村上騎手と2位山本聡哉騎手の差がわずか「1」。というかシーズンを通してこの2人が接戦を繰り広げていて1位の座は二転三転。そればかりか夏前には山本政聡騎手が猛チャージをかけてリーディングを奪う勢いを見せ、村上忍騎手が3位に落ちた・・・なんて事も。 昨季は、夏を過ぎたあたりからはどちらかといえば山本聡哉騎手が優位に立ち始めていました。しかしそれでも2人の差が5勝差以上に拡がったことは終盤の一時期を除いてほとんどありませんでした。今季の21勝差がいかに大きいか・・・ですよね。 今季の上位10名の、昨季同期との勝ち星数の増減がどうなっているか?が以下。●勝利数増減(2016/2015比較) 1位 村上 忍 +11勝 2位 山本聡哉 -9勝 3位 山本政聡 -13勝 4位 齋藤雄一 -3勝 5位 高松 亮 -12勝 6位 阿部英俊 +16勝 7位 高橋悠里 +12勝 8位 菅原俊吏 -4勝 9位 南郷家全 +7勝10位 陶 文峰 -2勝 これ、おもしろいんで他の騎手も見てみましょう。11位 関本 淳 -6勝12位 坂口裕一 -7勝13位 菅原辰徳 +12勝14位 木村 暁 +7勝15位 鈴木 祐 +19勝16位 小林 凌 ±0勝17位 大坪 慎 ±0勝18位 鈴木麻優 ±0勝19位 松本剛志 -5勝20位 木村直輝 +5勝21位 千田 洋 -7勝 目立つのはふたケタ増の村上騎手、阿部英俊騎手、高橋悠里騎手、菅原辰徳騎手。鈴木祐騎手は今年デビューなので純増というか。 昨年の今頃は韓国に行っていて不在だった高橋悠里騎手、あるいは昨年は怪我による長期休養から復帰して間もなかった阿部英俊騎手が今季は順調。新人騎手も2人で24勝を勝ち取っている。その分、上位陣が少し割を食っているような形になっていると言えるでしょうし、そんな中で村上騎手が昨季同時期より11勝も増やしているのは好調の証。そんな風にも言えるでしょう。★阿部英俊騎手や高橋悠里騎手の活躍の影響も大きい 数字ばかりになりますがもうちょっと。勝率・連対率の昨季との比較です。カッコ内が昨季の数値●勝率(2016/2015比較) 1位 村上 忍 21.6%(20.6) 2位 山本聡哉 19.5%(21.7) 3位 山本政聡 15.3%(19.2) 4位 齋藤雄一 13.9%(15.6) 5位 高松 亮 12.8%(15.8) 6位 阿部英俊 11.8%(9.2) 7位 高橋悠里 13.1%(12.5) 8位 菅原俊吏 9.7%(13.1) 9位 南郷家全 8.7%(8.5)10位 陶 文峰 10.0%(11.6)●連対率(2016/2015比較) 1位 村上 忍 36.5%(41.7) 2位 山本聡哉 34.9%(35.0) 3位 山本政聡 28.4%(32.7) 4位 齋藤雄一 26.5%(31.1) 5位 高松 亮 26.0%(27.4) 6位 阿部英俊 21.7%(25.3) 7位 高橋悠里 23.9%(25.3) 8位 菅原俊吏 23.3%(26.0) 9位 南郷家全 22.4%(21.9)10位 陶 文峰 21.6%(20.7) 勝率は勝利数の差とほぼリンクしていますね。一方、連対率ではほとんどが昨年より数字を落としているのが興味深いです。 リーディング上位の騎手になると騎乗数もだいたい同じような数になりますし、また年間のレース数もそう極端に増減はしませんから、誰かが勝ち星を増やせばその分誰かの勝ち星を喰うわけです。 このあとはやはり、2位以下の上位騎手の間の星の取り合いが、また新人騎手の活躍がどこに波及するか?がカギ。その矛先の向き具合が今のままなら、村上騎手のリーディングはなお安泰になる・・・ということになるでしょう。 残り11開催で20勝差をひっくり返すとするなら、ざっといって毎週1勝ずつ、山本聡哉騎手が村上騎手より多く勝ち続ければいいという計算になります。 と、こう書けば簡単な感じに見えますが、村上騎手も毎週4勝5勝とコンスタントに勝っていますから、それを常に上回るのは簡単な事ではありません。さて騎手リーディングの行方はどうなるでしょうか。■調教師リーディング部門 調教師の方はどうなっているでしょうか。こちらもまずは8月16日終了時点の調教師リーディング10位までから。●2016年8月16日終了時点 1位 板垣吉則 41勝 2位 小西重征 38勝 3位 晴山厚司 35勝 4位 櫻田康二 31勝 5位 菅原 勲 31勝 6位 櫻田浩樹 31勝 7位 伊藤 和 29勝 8位 瀬戸幸一 29勝 9位 城地俊光 28勝10位 佐々木由則 28勝 そして昨季はこちら。●2015年8月17日終了時点 1位 板垣吉則 64勝 2位 伊藤 和 37勝 3位 小西重征 37勝 4位 佐々木由則 34勝 5位 晴山厚司 32勝 6位 佐藤雅彦 31勝 7位 菅原 勲 30勝 8位 瀬戸幸一 29勝 9位 村上昌幸 28勝10位 村上 実 27勝 そして昨季との勝ち星増減は、●勝利数増減(2016/2015比較) 1位 板垣吉則 -23勝 2位 小西重征 +1勝 3位 晴山厚司 +3勝 4位 櫻田康二 +6勝 5位 菅原 勲 +1勝 6位 櫻田浩樹 +11勝 7位 伊藤 和 -8勝 8位 瀬戸幸一 ±0勝 9位 城地俊光 +8勝10位 佐々木由則-6勝 もうこれはひと目で分かる通り、板垣吉則調教師が大きく勝ち星数を落としています。昨季の板垣調教師が41勝に到達したのは6月20日でしたから、昨季比で約2ヶ月遅れという計算にもなりますね。 まあ、昨季の板垣調教師の、自身は127勝で2位に57勝差という数字がちょっと凄すぎたのであって、ここまでの41勝を単純に倍にして82勝に届くとするとしても、例年の、通常のリーディング争いのラインで考えるなら十分すぎる数字になります。調教師は騎手ほどには“固め打ち”の爆発力がないですから、1勝2勝の差が意外に重みを持ちますしね。★板垣調教師、2年連続リーディング獲得なるか? 数字を比較して気付く点のひとつが、板垣調教師が勝ち星を減らしているわりに2位以下の調教師さん達の勝ち星がそれほど大きくは変わっていない事。騎手同様調教師も勝ち星数はお互いの喰い合いなわけですが、板垣調教師が減らした分が櫻田康二調教師や櫻田浩樹調教師、城地俊光調教師らの所に入っている一方、小西重征調教師や伊藤和調教師ら上位の常連の元にはあまり入っていない。結果、2位以下の順位の変動に留まっている・・・と見ることができるかもしれません。 もうひとつ気になるのが勝率です。昨季のこの時点での板垣調教師の勝率は26.3%と非常に高かったのですが、今季は13.4%。リーディング上位の中でもさほど高くはない数値に留まっています。また、昨季の板垣調教師では1勝も挙げることができなかった週がシーズンを通してもわずかに3回だったのに対して、今季はここまでの半季ですでに4回起きています。 つまり昨季ほどには“駒が揃ってない”わけで、それでもなおリーディング1位を確保するのが板垣調教師の手腕であると同時に、他の調教師さんたちにとってはつけいるチャンス・・・ということになるでしょう。 調教師リーディング上の2勝3勝の差は騎手リーディングのそれとは重みが違い逆転も簡単ではないですが、今季の調教師リーディングはまだまだこの先変動の余地があるのではないでしょうか。
2016年09月01日
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