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火曜日担当の太田です。 JBCまであと3日。今年も地方競馬祭典楽しみですね。帯広競馬場、各直営場外発売所でもJBCのイベント抽選会などおこなわれます。ぜひお越しください。なお、3日はJRAも開催でJ-PLACEもオープンしております。ぜひご利用ください。 今週も台風の影響で日曜日は雨降りの帯広本格的に降ってきたのはレース中盤でメインに近づくにつれてザーザー降りに。気温はそれほど低くなく、また風もなかったのが唯一の救いでした。 そんな29日(日)のメインは、古馬重賞『第38回北見記念BG2』が行われました。馬場水分1.8%からのスタートでしたが、メインには2.2%まで上がり、スピード競馬になっていた帯広 回避馬が続出し、6頭立てと寂しい頭数でしたが、ばんえいBIG4が揃い、シーズン後半戦を占う意味でも注目の戦いでした。最軽量牝馬のキサラキクが830キロ。トップハンデはニュータカラコマの880キロの高重量戦。 レースは、第2障害までほとんど一団。やはり雨降り馬場ということで、前半57秒。例年高重量戦の北見記念は60秒台後半から、かかるときで80秒ですから、いかに早い流れか・・・。第2障害が先に越えてきたのは、久々に出てきたトップハンデの「ニュータカラコマ」そして、「コウシュハウンカイ」と障害巧者の2頭が抜けて、後続が追う展開。ゴール前20mで「コウシュハウンカイ」が先頭に立つとその勢いは衰えることなく歩き切り快勝。「ニュータカラコマ」は苦しくなって止まり、「キサラキク」「フジダイビクトリー」が迫ってきてゴールはこの2頭が並んで入りましたが、「フジダイビクトリー」がギリギリ差しての2着。「キサラキク」3着で波乱に。1番人気「オレノココロ」は第2障害で2度膝をつきこの馬場ではあの段階で勝負あったでした。(主催者提供) 勝利騎手、調教師のインタビューはこちらまた、こちらにも北見記念の話題があります。 (主催者提供)勝ち時計1分56秒3例年平均が2分30秒ぐらい。過去5年勝ち時計が2分を切ったレースはありませんでした。ここまで雨降りの軽馬場ですと一つもミスが許されない状況です。そんな中、いつも堅実にどんな時もきっちりとレースをする「コウシュハウンカイ」は、派手さはありませんが信用感は一番ですね。今季馬券圏内を外したのは前走の狩勝賞の4着のみオッズパーク杯に続いて今季重賞2勝目としました。シーズン後半に向かい、帯広記念、ばんえい記念とビッグレースを控えています。昨年も惜しいところまで行きながら勝利の女神は微笑ませんでしたが、常にこのレースが出来ればチャンスは十分あると思います。他陣営も冬の決戦に向かい虎視眈々と狙ってくるでしょう。古馬重賞はこれからが楽しみです。 3週続けての重賞。次回11月5日は3歳三冠ロード第2戦『第42回ばんえい菊花賞BG2』を予定しております。一冠目を制して三冠の権利を持つ「カネサスペシャル」今季9勝の上り馬「ミノルシャープ」2歳チャンピオン「ホクショウムゲン」現在4連勝中で絶好調の「ゴールドインパクト」安定感ある走りを見せている「ウンカイタイショウ」などなど注目の3歳馬が揃いました。11月5日(日)『第42回ばんえい菊花賞BG2』ぜひご参加ください。 また、次週から12月29日に行われる2歳二冠目『ヤングチャンピオンシップ』の予選ばんえい甲子園が始まります。最初は十勝産駒特別です。上位2着までに出走権が与えられます。これから5週にわたり各産地の予選が行われ、『ヤングチャンピオンシップ』出走権を目指して激しい争いが繰り広げられます。こちらも目が離せません。ご注目ください。
2017年10月31日

ミツオーです。日本シリーズも、それに先立つCSも関係ありませんでしたが…どうやらドラフトは上手くいったほうだという報道に喜んでいます(当方、中日ファンです)。さて、南関東地区はTCK大井開催です。いよいよJBC開催が始まりました!大井競馬場最寄りの、東京モノレール大井競馬場前駅で下車。競馬場へ向かうべくホームから改札方面へ歩くと、いきなり階段からJBC装飾が!下り切ると、そこにJBCポスター。階段を上るときにも、ご覧のとおり。そして改札を出ようとすると、またこのとおり。いきなり競馬場へつく前から、たくさんのJBC装飾に迎えられました。もちろん競馬場内もJBC装飾でいっぱいです。正門。パドック。スタンドはもちろん。ウマイルスクエアでは、過去のJBC競走レース映像が放映され、(このウラが映像モニタ)(JBCヒストリー 過去の映像が放映されます)ならんで、歴代活躍馬たちの生産牧場をご紹介するパネルも。今回(2017年)JBC出走馬たちの生産牧場ご紹介は、11月1日(水曜日)から。おっと、こちらも水曜日から。『馬産地北海道 ウマいものフェス』…道内各地のウマいものが集結します。楽しみです。JBC関連イベントはこのほかにも盛りだくさん。詳しくはTCK公式サイトをご覧いただきたいのですが、中でもお楽しみいただきたいのは、JBC3競走の出走馬が本馬場へ入場する際の紹介アナウンスです。今回、このアナウンスを関野浩之さんが担当されます。関野さんはかつて、グリーンチャンネルにもご出演でしたので、競馬ファンのみなさまにもお馴染みなのですが、それより何より、先週木曜日から金曜日にかけて、みなさん関野さんのお声をたっぷりお聞きになってます。「第一回選択希望選手 千葉ロッテ 清宮幸太郎 内野手 早稲田実業」「清宮幸太郎」「清宮幸太郎」「清宮…」「清宮…」という、あのお声です(ドラフトに全く興味がないという方、申し訳ありません)。関野さんがどんな感じで出走馬を紹介されるのか、みなさまお楽しみに。今回のJBC、たくさんの注目点がありますが、その中のひとつとして、コパノリッキーがクラシックでなくスプリントに出走するということがあるかと思います。コパノリッキーの手綱をとるのは、船橋の森泰斗騎手。森騎手はクラシックではグレンツェントに騎乗、2頭のJRA所属馬に騎乗することになります。森騎手に先程お話をうかがったところ、「騎乗依頼あったときは、うれしいっていうより責任重大だなっていうほうが先で。コパノリッキーにはG1新記録もかかってますしね。種馬になる馬ですから、もちろんケガもさせちゃいけないし、その中で結果も絶対出さなきゃいけないし。なかなか責任重大だなって感じです。でも地方騎手にこんな機会なかなかないことなので、これからそういう流れになればいいなと思いますし。ボクだけじゃなくて地方騎手たちに希望を与えられるチャレンジだと思って、なんとか結果を出して地方の騎手にとっていい流れを作れればなと思います。コパノリッキーは、距離は大丈夫だと思います。レースもみんな見ましたけど、こなせると思います」と、少し緊張の面持ちで話してくれました。これまで同じ日にJBC3レース中2つ以上で勝利した騎手は平成26年(盛岡)の岩田康誠騎手のみ。「そうなんですか?じゃあ、やりますよ!」と初めて笑顔を見せてくれました。森騎手自身も話しているとおり、1日に2頭ものJRA所属馬に騎乗してJBCに参戦するのは、地方所属騎手にとってはなかなかないチャンスです。ぜひ森騎手の騎乗にもご注目ください。なお、同じ船橋の中野省吾騎手がスプリントでネロに、大井の御神本訓史騎手がスプリントでノボバカラに騎乗しますので、今回JBCでJRA所属馬に騎乗する地方所属騎手は3名(4頭)ということになります。今年のJBCデーはJRAとの同日開催となり、盛り上がりや売り上げがどんな調子になるか、非常に興味深いところです。『ダート競馬の祭典』は、全国競馬ファンの注目を集めることができるのか。正直、かなり思い切った試験的な開催方法だと思いますが、これが成功するならば、今後、11月3日が土日(今年は金曜日ですが)に重なった場合の運営方法としてのモデルケースになるわけです。ぜひとも多くのみなさんにご来場いただき、また、遠方の方々にはネットその他の方法でご参加いただきたいと思います。11月3日(祝)、JRAも開催しますが、競馬はぜひ地方競馬を!特にJBCにご注目ください!!今年のJBCまであと…4日です。
2017年10月30日

日曜日担当の高橋華代子です 10月31日はハロウィン!!! 日本全国ハロウィンムードですね いつの時代から、こんなにハロウィンが盛んになったのだろう。 ま、楽しいから、深く追求するのはやめよう(^-^; 南関もハッピーハロウィンに包まれていました。 大井ではうまたせ銅像が↓ 川崎ではコスプレ誘導馬たちが↓年に1度しか会えない馬かぼちゃ、大好きです。↓重賞時の騎乗者さんたちのピカピカ光った角は、動画に撮ればよかったなぁ。↓ 主催者にお借りした写真で、カツマルもコスプレ↓浦和の誘導馬さんたちも↓浦和のコスプレメンコ厩舎の工藤厩舎、南関4場をコスプレしながら遠征していました。↓ オレンジかぼちゃでは目立たないということで、黄色いかぼちゃにしたんですって。 こだわりのコスプレメンコ☆ 船橋ではハロウィンにちなんだ装いをしたお客様は入場無料だったので、主催者も体をはってのおもてなし(*^-^*) 広報さんたち↓ 馬主席の受付の方たち↓誘導馬さんたちも↓キャロッタもかわいかったですよ。ミニマントもキュートだった。↓ 駆け足で振り返ってみましたが、とても楽しい南関ハロウィンでした。 さて、来月になると、クリスマスムードだな(*^-^*)
2017年10月29日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 現在、調教師免許取得のための準備と、腰痛などがあり、戦列を離れている木村健騎手(42)が、3ヶ月ぶりに公の場に登場しました♪ 開口一番「大きくなって帰って来ました(笑)」と自虐ネタを披露した木村騎手。 というのも、レースに乗るときは最低でも54kgを維持しなければならないところを、なんと64kgまで太って帰って来たからです。写真提供:だわさ氏 確かに肥えたと思う。お前が言うなと言われそうですけど、ホンマに肥えた(^^;) そんな木村騎手が、天皇賞の予想を展開します。天皇賞・秋木村騎手の印◎2サトノクラウン○4リアルスティール▲ヤマカツエース△ステファノス△キタサンブラック 馬場が渋る可能性が高いとみて、本命にサトノクラウンを指名。 稍重だった前走の宝塚記念の強さから、馬場は歓迎材料と見たようです。 この秋の3走で引退を表明しているキタサンブラックは、5番手評価と厳しいジャッジ。 「これまで(スポーツ紙に掲載する)予想でいつもキタサンブラックには本命を打っていて、いつも当たってたんですけど、今回はやめときます…」と無印にしようかと思うほどだったようです。 前走の敗戦がどうしても気になるらしく、馬場も厳しいかも知れないとの見解。 それでも、乗ってみたいのはどれと訊いてみると、即座に「キタサンブラック」と答えるほど、見限るわけにはいかないようです。 結局あっさりキタサンブラックが勝ってしまったりするかも(^^;) さて、もちろん予想も興味ありますが、それ以上に木村騎手の去就が一番の気になる話題。 現在は厩舎で馬の世話をすることがあるそうです。 「24年間、馬の上ばっかりいましたけど、下から接すると馬って怖いですね(^^;)厩務員さんは凄いです」と新たな発見があり、これらは調教師を目指す木村騎手にとっては大きな財産になることでしょう。 身体は絞り切った上でレースに全力で臨むと、腰に大きなダメージを与えます。 いまは「絶好調です」というのは、減量もなく食べたいだけ食べ、十分なエネルギーを得て動くことができるから。 レース時は毎週7~8kgの減量を行い、痛み止めを飲みながら臨んでいました。 痛み止めを飲みつづけると、腎臓に負担がかかります。数値が悪化して、遂にはドクターストップが…。 腰は以前から「もう一回やったら終わり」と医師から宣告されていました。 全力パワフル騎乗がモットーの木村騎手は、腰痛の再発を恐れ手加減して乗ることを許さない。 痛み止めは彼の信念を支えるお守りのようなものでした。 ただそのお守りは、一方で身体を蝕みかねないもので、騎手生命だけでなく、日常生活にも影響を及ぼしかねない事態は避けなければなりません。 騎手稼業から離脱して、調教師試験に向けて邁進するという背景には、こうした苦しい決断も背景にあったのです。 それでも、やっぱり木村騎手のダイナミックでパワフルで派手なレースぶりをまた観たい! それは切に思う! そのことをお願いしてみると、即座に「無理です」と笑顔で返されてしまいました…。 これまで木村騎手と身近に接してきた園田関係者なら誰もが「観たい」と思いながら、それでも彼の身体のことを考えると「無理はさせられない」と思い直すのです。 このあとの木村騎手のスケジュールは、来年の1月に調教師試験を受け、2月が合格発表。 受かっていれば、3月末日が騎手としての最後の日となります。 それまでに、腰の不安が去り、体重も順調に落ちるようなことがあれば、ひょっとして一度くらいは騎乗できるかも…。 可能性は「あるかも知れません」と本人は言いますが、万に一つぐらいの可能性だと考えた方がいいでしょう。 まったくないとは言わなかったことに、一縷の望みをかけよう! それにしても、木村騎手はふっくらしていることも手伝ってか、肌ツヤが良く、明るく元気で、とても健康そうでした。 21715戦。3560勝。重賞レース70勝。この数字は何れも兵庫生え抜き騎手の一位の記録。 兵庫県競馬が誇る第一人者、木村健。ここは、次のステージに邁進してもらおう! でも、もういっぺん木村健のレースを実況したい(>_
2017年10月28日

金曜日は古谷が担当します。 競馬とは離れた話題から入りますが、横浜DeNAベイスターズが、クライマックスシリーズ・ファイナルステージで初戦こそコールド負けを喫したものの、その後4連勝して、19年ぶりに日本シリーズの出場を決めました!(日本シリーズ出場を決めたシーン) 東京で生まれ育ったものの、当時セ・リーグでは新しい本拠地である横浜スタジアムに憧れを持つとともに、後楽園球場で見た巨人―大洋のゲームで、ショートを守っていた山下大輔さんに魅せられたことから、ホエールズファンとなりました。小2から少年野球チームにも入り、野球少年でもありましたが、当時は大洋ファンはほとんどいない状況で、肩身が狭い思いをしました。まあ、競馬を観ている子供も少ない時で、そう考えると人と違うものが好きになる傾向にあったのかもしれませんが(^^; (小4の時に買ったホエールズハンカチ。今でも使っています) 19年前の優勝を決めた時、横浜スタジアムのパブリックビューイングに行っていました。知らない人と、ベイスターズの勝利で一つの輪となり、外に出ると狂喜乱舞のような状況にもなりました。神奈川新聞の号外ももらったりしましたが、あの一日は今でも忘れません。翌日にも横浜スタジアムに行き、ゲームが終了した後、改めて地元での優勝報告がありました。シーズンの優勝ではなく、複雑な思いの中で明日からの日本シリーズ。それでも、今のシステムで勝ち上がっての出場決定ですから、堂々とセ・リーグ代表として頑張って欲しいと思います。交流戦でいつも厳しい戦いを強いられるホークスとの対戦となりますが、日本一を目指してもらいたいと思います! さて、先週末は「不来方賞」が盛岡競馬場で行われ、雨の中、父と姉を連れて行きました。遠出をしない父が、日帰りできるなら…と盛岡まで行くと言ってくれ、滅多にないであろう三冠レースの1つである「不来方賞」に触れてくれたこと、盛岡競馬場での競馬を1日楽しんでくれたことを、大変嬉しく思いました。 ソーディスイズラヴは、北海道の坂東牧場で馬体を回復させて水沢競馬場に戻し、追い切りも2本やった状況で428キロでの出走と、思ったよりも馬体を維持して出走してくれました。夏場はなかなか馬体が増えませんでしたが、完全に立て直しが成功した印象を受けます。(坂東牧場でのソーディスイズラヴ。9月28日撮影) 結果は6着に敗れましたが、4着争いを演じて僅差でのもの。ライアン・クアトロ騎手は「馬場が悪く、前残りの競馬が目立っていた状況で、もう少し前でレースができれば良かったかもしれません。最後の追い比べで劣ったのは、少々距離が長いかも」と話していましたが、本当に頑張ってくれました。一応、出走できれば三冠最後の「ダービーグランプリ」に出走したい思いはありますが、賞金順では微妙なラインです。何とか出走したいですね…。 それにしても、勝ったキングジャガーは二冠達成。堂々の逃げ切り勝ちでした。終始ワイルドソングに突かれる展開で、流れは落ち着いていたとはいえ、逃げ馬にとっては苦しい展開だったと思います。それを凌いで勝利した内容は、高く評価できるでしょう。ベンテンコゾウとの対戦は先になりましたが、岩手と北海道の二冠馬が、岩手にどちらもいる状況は凄いなと思います。「ダービーグランプリ」での対戦、楽しみにしたいと思います。(不来方賞を逃げ切ったキングジャガー。写真・横川典視氏) そして25日は、門別競馬場で「サッポロクラシックカップ」に、共有馬・ソイカウボーイが出走。こちらは、見事な差し切り勝ちを演じました。(能検初日のソイカウボーイ。この日の1番時計をマークしました)(サッポロクラシックカップを制したソイカウボーイ) CS優勝を決めた翌日で、縁起を担いで横浜ベイスターズ時代のレプリカユニフォームを着ていた1日で、本当に嬉しかったですね(^^) ソイカウボーイは、能検後に「スーパーフレッシュチャレンジ」を目指していましたが、1週前の追い切りでソエが出て、仕切り直しの調整を余儀なくされました。夏場までなかなかソエが良くならず、騙し騙しの状態で何とかデビューにこぎつけ、初戦を快勝。2戦目の頃には大分ソエも良くなり、その後はほぼ完治した状況までに良くなりました。JRA挑戦では、ゲート入りでゴネてしまい、地元での能検を受けなければならなくなりましたが、仕切り直しの1戦となった「サッポロクラシックカップ」で重賞初制覇を飾り、当初から目標に置いていた「兵庫ジュニアグランプリ」に出走する運びとなりました。 遠征でのレースは心配もありますが、このレースを昨年ワンスリーを決めた田中淳司厩舎の底力に期待したいと思います。
2017年10月27日

木曜担当のよこてんです。 山本政聡騎手が先週終了時点で地方通算998勝。1000勝まであと「2」と迫りました。早ければ今週にも達成できそう・・・という事ならば、山本政聡騎手のこれまでを振り返る特集をやらないわけにはいきませんな。 今年はこういう区切りの勝利が目白押しでして(関本淳騎手2000勝、高松亮騎手1000勝、齋藤雄一騎手1000勝、小林凌騎手100勝)、この“区切りの勝利特集”も頻繁に書いてきたのですが、ざっと見た感じ今シーズンは今回までかな。村上忍騎手が3000勝にあと「50」なんですけど残り6開催34日で50勝だから今季中に届くかどうか?微妙な所。届きそうな気がしないでもないけれど・・・。 さて、山本政聡騎手は2003年4月19日の3Rでデビューを果たしました。今年で15シーズン目になりますね。 同期の坂口裕一騎手とは同じ日のデビューでしたが、坂口騎手はひと足早く2Rでデビューしています。★2003年4月19日、デビュー戦に向けての装鞍中の山本政聡騎手★デビュー戦のパドック★最初のレースを共に戦ったのはワンダーアキュート号でした 「ワンダーアキュート?」と思われるかもしれません。もちろんJBCクラシックを制したワンダーアキュートとは同名の別馬で、こちらのワンダーアキュートは岩手でデビューして通算111戦3勝という馬なのでした。★レースと引き上げてきた山本政聡騎手 この時の結果は6着。面白いことに「6枠6番」から「6番人気」の支持を受けて出走して結果「6着」という6並びのデビュー戦に。 しかし、表情や仕草は今と同じだけど、幼いって言うかあどけないって言うか。 初勝利は6月2日の盛岡1R、25戦目での勝利でした。私はこの時、金沢競馬の取材に出ていまして、山本政聡騎手の初勝利の瞬間は残念ながら見ておりません。 実を言うとデビューの年の山本政聡騎手を見た記憶が非常に少ないのです。 山本政聡騎手はこの2003年を115戦4勝という成績で終えています。115戦というと1日にひとつ乗っているかどうか?という数だからそもそも少ないですし、そのうえ多くは1Rとか2Rとかの早い時間帯のレース。たまに後半のレースに乗っていても最下位近い成績で・・・となってしまうと、申し訳ないけれどもなかなか印象が残らないですよね。 しかしそれは山本政聡騎手の腕の問題ではなくて、環境や状況に恵まれていなかったんだと思います。 齋藤雄一騎手の時にも触れましたが、前年の2002年には春に2人、秋に4人も新人騎手がデビューしていて、この頃は30人以上の騎手が在籍していました。もちろん「イサ・コバ」全盛期。加えて翌2004年には上山競馬から4名のベテラン騎手が移籍してきたりもします。 もともと騎手にとってパイが少ない盛岡で、それほど頭数を抱えていない厩舎からデビューした山本政聡騎手のこの頃は、本当に苦しい、厳しい時期だったと思います。 2005年には弟の山本聡哉騎手がデビューしました。その山本聡哉騎手はデビュー年に9勝。2005年の山本政聡騎手は11勝。2006年の山本政聡騎手は21勝、山本聡哉騎手は19勝。いやもうホント、「この兄弟はどうなるんだろう?」としか思えなかったですものね。山本政聡騎手・山本聡哉騎手が今のようになるとは、この頃はとても想像できなかった。★2004年10月18日の8R、ベーシックスター号に騎乗する山本政聡騎手。直線で先頭に立つも3着★2006年9月2日の3Rではオースミカイゼン号に騎乗して優勝。9番人気1着で波乱を巻き起こした 2008年の冬には荒尾競馬に長期遠征しましたね。★荒尾競馬場での山本政聡騎手 2006年にも佐賀競馬に長期遠征しておりこれが二度目の九州長期滞在。★2008年12月15日の水沢1Rで地方通算100勝を達成★2009年4月19日、阿久利黒賞をマヨノエンゼルで勝ち重賞初制覇 山本政聡騎手を取り巻く状況が変わってきたのはやっぱりこの頃ではないでしょうか。 マヨノエンゼルは、実はこの後に乗り替わってしまうし、他にもここぞという所で降ろされてしまう不運があったりもしました。しかし2011年にゴールドマインで青藍賞を勝ち、2012年には岩手ダービーダイヤモンドカップをアスペクトで勝ち・・・と大レースでの実績を重ねていくことで評価が高まり、定まっていった時期だったように感じます。シーズンの勝ち星も100に近づき、超えるようにもなりましたしね。★2012年の岩手ダービーダイヤモンドカップをアスペクトで優勝。“ダービージョッキー”に★2013年12月2日、地方競馬通算500勝達成。パートナーはコミュニティ★2014年12月31日の桐花賞を、そのコミュニティで制す。ナムラタイタンを破る勝利でもありました 2015年の夏には瞬間的ながらリーディングに立つという大健闘も演じます。 シーズン当初から3位あたりをキープしていた山本政聡騎手は夏を迎えて猛ラッシュ。一時は10勝以上開いていた山本聡哉騎手との差を詰めて並んだばかりか、7月13日には一瞬ながらも山本聡哉騎手を抜いて“1位”に躍り出ました。 最終的にはリーディング3位に終わったものの、2015年シーズンは自己最多の152勝。これは盛岡所属の騎手としては近年にない勝利数でしたし、盛岡所属の騎手が(開幕直後の時期を除いて)一瞬とはいえリーディングに立ったのは恐らく佐藤雅彦(元)騎手が1996(平成8)年にリーディングを獲得して以来ではなかったかと思われます。それほどに凄い山本政聡騎手の活躍なのでした。★2016年3月11日には船橋競馬に遠征。山本政聡騎手、山本聡哉騎手と山本聡紀騎手の3兄弟そろい踏み★2016年のSJTではワイルドカードを勝ち抜いて本戦に出場を果たす かつて騎手対抗戦に初めて出場したような頃、緊張して青ざめていた山本政聡騎手が、遠征での勝ち抜き戦で好成績。なんと立派になったものだろう!と心の底から感心しました。★割と緊張していた頃(2011年8月の“JRA VS 岩手”出場時) そして今年。コウセン号で芝1000mのレコードを打ち立て、自身2つめのレコードホルダーにもなりました。★コウセン号(OROターフスプリント優勝時) 弟が同じ競馬場にいて、兄よりも活躍が目立ち勝ち星数でも上回っているためなのか、どうも山本政聡騎手の評価が低いように感じるのですけども、最近の山本政聡騎手は山本聡哉騎手にも見劣らない騎手に成長していると自分は思いますね。 兄弟でレースぶりが似ている所がある。同時に明らかに違う所もある。互いの戦い方を見ているなかで自分に無い所、相手の良い所を取り入れているんじゃないか?と感じる部分もあります。 お互いを見て高め合っている、高め合おう・・・みたいな意識はどちらも持っていないと思います。でも無意識に変化を与え、影響を与えあっているのは間違いないんじゃないだろうか。 あと何年か先、山本聡哉騎手の最大のライバルは山本政聡騎手になっているだろう・・・と私は想像しています。“似ているけども違う所は明らかに違う”兄弟の戦いがどんなものになるのか?楽しみでしかたありません。 まずはあと2勝、1000勝達成。無事に達成してくれることを願っております。
2017年10月26日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 一昨日、縁あって千葉県にある船橋競馬場の場外発売所「F-keiba成田」にお邪魔してきました。今日はそのリポートをお送りします。 千葉県の丁度「真ん中」に当たる場所にあるのが成田。 南へ向かえば房総半島、北は利根川を挟んで茨城から北関東方面を臨む場所、 西に電車で1時間半ほどで東京にも至る、南関東の要衝に当たる場所です。 成田と聞けば、やはり皆さんのイメージは成田国際空港でしょうか。 (資料画像) ただ、成田空港に行くときにはだいたい都心などから交通機関で空港に直接入ってしまいますから、「成田のまち」に足を運ぶっていうことは全然ありませんよね。 実は私もそうでした。 それまで成田といえば空港にしか行ったことがありませんでした。 あるいは、この場所に行ったことがある方はおられるかも知れません。 成田山新勝寺。お正月の初詣の名所として必ず話題になる場所ですね。 このぐらいのイメージしかないままに、都心から電車に乗って成田へと赴きました。 京成電鉄の京成成田駅。JRにも成田駅があるのですが、少し離れた常呂にあります。徒歩で5分ぐらいでしょうか…。 こちらの成田駅の方に来たのは、サテライト成田に行くことが出来る送迎バスが出ているから。 この写真の駅の正面から、線路をくぐって反対側の東口に出るとロータリーがあります。 このコンフォートホテルの前にバス停があるんですよね。 ご覧のように、ちゃんとキャノピーがついた立派なバス停。 元々は空港近くにあるホテルに行くバスがここで発着していたらしく、そのホテルバスの乗り場がJRの方に移転したのと入れ替わるように、サテライト成田行きのバスがこの場所に発着するようになったそうです。 このバスに揺られること、30分弱。 バスの車窓の風景、結構取り損なったな…。 林を切り拓いたようなアンジュレーションのある道を抜けて丘を越えるように行くとですね… わかります? 写真の中心部、林の木々の向こう側、すっごく近くに飛行機が飛んでる!! 丁度空港の裏側に来たみたいです。 空港の裏側にはこのように物流会社のオフィスや倉庫が建ち並んでいました。 あとから聞いたんですが、空港の騒音の関係で新たに住戸を立てることが出来ない地域なんだそうです。 本当は、滑走路の一番先の更にその先にある公園が楽しそうだった… ものすごく多くのひとたちが、飛び交う飛行機を待ってそれを眺めたり、あるいは写真を撮ったりしていました。たぶん名所なんでしょうね、飛行機を見るための。 そうこうしている間に、サテライト成田に到着! サテライト成田は、いま増えつつある複合型の公営競技の場外発売所。 地方競馬・中央競馬・競輪・オートレースと4種目がひとつの場所でがっつり楽しめる、ここもまた夢のような場所なのです。 競馬は船橋競馬の場外発売所「エフケイバ成田」が週末にはJRAを発売する「J-PLACE成田」として運営されています。 いよいよ、この場所の中の探訪…ですが それは次回の稿のお楽しみに致しましょう。 今回は最後にお知らせ。 北海道にある場外発売所「サテライト石狩(Aiba石狩)」のイベントのご案内です。 ガールズレーサートークイベント。石狩ではおなじみのイベントになりました。 残念ながら日程の都合がつかなくて競馬の女性ジョッキーの参加がないのですが… 恐らく面白いトークイベントになるかと思います。 私、司会をさせて頂きますので、いまからワクワクしています。 この日、競馬はJBC当日。JBC3競走の場立ち予想トークも私が担当させていただきます。 11月3日(金祝)のJBC当日、北海道の皆さま方は近隣の方もそうでない方もサテライト石狩(Aiba石狩)にお集まり下さい。 競馬のレースもご一緒に楽しみましょう!!
2017年10月25日

火曜日担当の太田です。 日曜日の段階では、昨日月曜日は暴風雪の予報でしたが、帯広はみぞれで雪が積もるまでには至りませんでした。気温は徐々に低くなり、16時には1.1℃まで下がりましたが、ここがピークだったらしく、夜には気温が上がるという現象。しかし、そこから風が強くなって体感的には厳しかったですね。移動中、山ではアイスバーンになっており、おそるおそるの運転。力が入って疲れますわ。ドライブには嫌な時期になってきました。道都札幌は雪が降ったようですが、今後は平野部でも雪に警戒ですね。 先週ご紹介できなかった平成29年度全道祭典ばん馬1歳馬決勝大会が10月14日(土)雌の部、15日(日)雄の部が行われました。 来年デビュー予定、未来のスター候補たちが本走路を走り、ファンへのお披露目にもなりました。 その様子はこちら。雌馬の部 勝ちましたのは「ミラクルカオリ」でした。(主催者提供)馬場水分1.9% タイムは1分31秒4 雄の部 勝利したのは「ウチウラタカラ」でした。(主催者提供)馬場水分1.7% タイムは1分55秒4 場内の雰囲気が幼稚園の運動会を見ているようでそういう温かな視線を馬たちに皆さん送っていました。来年のデビューが待ち遠しいですね。 さて、次回10月29日(日)は古馬重賞『第38回 北見記念 B2』が行われます。 上半期の古馬戦ここまでを振り返ると4月30日ばんえい十勝オッズパークBG2コウシュハウンカイ6月18日旭川記念BG3オレノココロ7月16日北斗賞BG3ニュータカラコマ 8月13日ばんえいグランプリBG1ニュータカラコマ9月17日岩見沢記念BG2オエレノココロオープンBG4の活躍が目立ちます。一番印象だったのは旭川記念オレノココロの鬼足でしたね。 唯一今季重賞をとっていないBG4の1頭「フジダイビクトリー」ですが、ここに来ての復調を見ると、北見記念の連覇も十分あるでしょう。グランプリから休んでいた「ニュータカラコマ」も登場予定です。只、ハンデ差がかなりあり、トップは880キロ「ニュータカラコマ」「オレノコオロ」「コウシュハウンカイ」は870キロそれに比べ「フジダイビクトリー」は850キロこのハンデ差をどう見るか。 BG4以外でも一線級でも引けを取らない走りを見せている「サクラリュウ」現在3連勝中で絶好調の「シンザンボーイ」「オイドン」も登場予定で復活となるか注目です。 10月29日(日)『第38回 北見記念 B2』シーズン後半に向けて、ますます面白い高重量戦皆さんぜひご参加ください。
2017年10月24日

今日は耳目社山中が担当します。南関東地方競馬は、船橋競馬開催中です。(ハートビートナイター。開催は27日=金曜日まで)今週は、金沢競馬で実況を担当しています。昨日のレース中は、台風21号の接近に伴う激しい雨と風。今回は大川アナと一緒ですが、前回一緒になった8月の読売レディス杯の前にも台風接近。このコンビだと、台風を呼び込んでしまうのかもしれません。マズイなこりゃ…。明日は台風が通り過ぎて、いいお天気でレースが行われるはずです。たぶん。。。さて、今回金沢からは、中島龍也騎手のインタビューをお送りしたいと思います。中島騎手は、先週火曜日(17日)に行われた、第2回金沢シンデレラカップでエグジビッツに騎乗して逃げ切って、重賞初制覇を成し遂げたばかり。(→結果)以前お話を伺った時から「重賞を勝ちたい!」と話していたのですが、その目標が見事に達成されました。その辺りの話を大川アナとふたりでちょっと聞いてみました。(撮影・ミツオーアナ)―重賞を勝つのって、想像してたのと何か違いましたか?「そうですね…なんか勝っちゃったな、って感じでしたね」―結構みんなそういいますよね。でも勝つつもりでやってるでしょ?「勝ったらいいな、っていう感じよね、自分的には」―金沢シンデレラカップは逃げた時に「行けそうだな」という感じはありましたか?「逃げた瞬間は、サラヒメをやっつけた(ハナを奪った)から、もう吉原さんに差されちゃうかな…っていうような感じはありましたよ。1~2コーナー入った時にスッと折り合えたから、2コーナー過ぎくらいで『もしかしたら、あるのかなぁ…』という感じでしたね」―後ろが吉原騎手の馬(ビジネスライク)だから、差されちゃうかもな…と思いながら乗ってた感じ?「あとはサラヒメがこういう競馬でどれだけ来るのかな?っていうのと。その二つでしたね。サラヒメか吉原さんしか来ないだろうな、と思ってたから。来たとしても」―ゴールの瞬間、やったという気持ちは?「初重賞が、他地区の馬だったから、特別な感情がありますね。まさか、まさかのね」ー交流重賞で、他地区の馬の依頼を受けるっていうのは、また違ったものがありますか?「そうですね。吉原騎手から話をいただいたんですけど。よくよく聞いたら、若い、リーディングが上の方の、イケイケのジョッキーを…ってそんな感じで話が進んでたみたいで。そういう話で依頼をいただいたんだったら、行くしかないだろう!みたいな感じで。活きの良いところを見せてやろうって感じで(笑)。そしたら、結果…人生何があるか分からないって、ね(笑)まさかまさかでしたよ、自分的には」「4年目そろそろ終わっちゃうし、今年も重賞無理なんかな…っていう。去年より勝ち星を積み重ねて、あとは準重賞とかオープンも何回か勝ったし。結構、積み重ねてきたものがあったから、リーディングと重賞は、結果ついてくるかな、って思ってたんですけど」(金沢シンデレラカップのパドック)ー今年はリーディング争いが結構熾烈(21日終わって:藤田騎手72勝 吉原騎手70勝 中島騎手69勝)で、中でも上位3人がちょっと抜けた感じもありますけど?「今年は、吉原さんが…めっちゃ上の方にいるんで。難しいですよねリーディング争いは。出来てるだけですごいことだと思うんですけど。リーディングになるにはまだ早いっていうか…リーディングになれたらそれは嬉しいんですけど。このままコツコツやっていけば後々は、って感じですよね。リーディングになるっていうのは、視野には入ってるんですけど、そんなに取りたいってわけじゃなくて、いつかリーディングになってるかな、って感じなんで」「元々自分のデビューした時の目標が、10年以内にリーディングになれればいいな、と思っとったくらいで。今になってみると、まさかまだ5年目いかないくらいで今の位置にいるっていうのは光栄なことなので。これを維持して、さらに上昇させていくしかないですよね」―リーディング争いしてたり、今年になって準重賞・メインレースを勝つことが増えてきて、気持ちに何か変化というのはありますか?「そういうレースでの余裕っていうか。最近先生からは『腹くくって乗れ。ダメなものはダメ、無理なときは無理なんだから、そうしないと馬に逆に負担がかかるよ』ってよく言われるんですけど。いろいろな場数を踏ませてもらって、大分余裕が生まれてきてるのは自分でもわかりますね。よくわからない平場ですごく緊張したりすることもあるんですけど(笑)。『案外緊張しないな、今日』と思ったりもするんで、そういうのにはやっぱりいい影響が出てますね」―周りが見えるというか、落ち着いてレースに臨めている?「今回の重賞の時もそうでしたけど、『馬は結構カッカしてたけど、意外と人間は落ち着いてるな』っていうのがあったんで。今回、アシストする感じだったから、ある意味気持ちは楽でしたね」「結果的に、田中(淳司)厩舎のワンツーフィニッシュで、田中先生的にはあっち(ビジネスライク)の方が勝って欲しかったんでしょうけど、どっちもいい結果だったので、まぁいいのかなと」―吉原騎手や(所属の)加藤(和義)先生からはレース後声をかけてもらいましたか?「そうですね。だいぶ喜んでくれましたね。加藤先生に関しては、ホントに喜んでくれたんで。感動っていうか、ウルッとくるものがありましたね」―今回は他地区からの遠征の馬でしたけど、今度は自厩舎の馬で重賞勝ちたいという気持ちも出てきますよね?「今年、自厩舎の馬で重賞2着とか、準重賞で勝ったりオープン勝ったり、そういうこともあったから、自厩舎で重賞勝ったり他地区に遠征したり、そういう機会を増やしていきたいですね」―サッキーヘラクレスで惜しいレースもありました(北日本新聞杯2着・石川ダービー3着・サラブレッド大賞典2着)「あの馬も、頭飛んでるところがあるから、ある意味そういうのがいい方向に向いてきての、ああいうレースだと思うんで、まだまだあの子は楽しみなんですけど。あの子もいつかは1個くらい(タイトルを)とるんじゃないかと」「サッキーヘラクレスは2歳で(金沢に)来た時からずっと乗ってるので、2歳の最後の方、吉原さんに取られて『うわー』って思いましたけど(笑)、3歳になったらずっと乗せてもらってるから。あの馬に関しては、普段はやんちゃなところがあるんで、そういう面では頑張ってくれれば嬉しいですよね、乗ってる方としては」―次の目標としては、地元の馬、自厩舎の馬で重賞取れるといいですね?「そうですね。自厩舎の馬で重賞、ですね。ホントに、日々の積み重ねでやっていくしかないですね」―吉原騎手と競り合って勝った時「お、やった!」って見てるこっちも思ったくらいでしたよ。「ここまでいろいろ勝たせてもらってて、重賞勝ってないっていうのが、なんかちょっと…恥ずかしいって感じじゃないけど、なんか…不甲斐ないな、っていうのもあったんで。そろそろ重賞のタイトル1つでも取りたいなっていうのはあったんです」―後輩が先に重賞タイトルを取ったもんね?(栗原大河騎手がムーンファーストで8月1日MRO金賞優勝。自身の重賞初制覇)「ある意味あそこで、少し焦りもあったんですけど。焦り過ぎなかったから逆に良かったのかもしれません」(パドックの写真は 競馬ホープ・中村TM提供)最後に、シーズンオフの南関東期間限定騎乗について伺いました。「南関東に冬場に行けることにもなっとるし、ちょっとでも印象を与えられたらと思っているんで、それまでにスキルを高めて…あと(シーズンオフまで)2ヶ月しかないですけど、心身共に、一歩ずつですけど。頑張ります!」(リーディング5位以内の若手騎手として、2018年1月22日から3月9日まで大井・辻野豊厩舎に所属。記事は→こちら)毎日たくさんの馬に騎乗し、積極的な手綱さばきを見せてくれる中島騎手。重賞制覇してまた新たな気持ちで良いレースを見せてくれると思います。新たな目標に向かって活躍楽しみになりますね。この勝負服、南関東のファンの皆さんも、覚えておいてくださいね!!
2017年10月23日

日曜日担当の高橋華代子です。 まず、今日はこの話題から触れなくてはなりません(笑)。 我らが東北楽天ゴールデンイーグルスの2017年全試合が、今日で終了しました。 シーズン成績は3位。 そこから、クライマックスファーストステージに進み、 西武さんに10対0で敗れてからの逆転劇。 まさかの?!クライマックスシリーズファイナルに進んで、 王者ソフトバンクさんに2連勝したものの、その後は敗れて、 日本シリーズへの切符は逃しました。 今日の試合は完封負けであれでしたけど、 昨日までは王者に対して立派な戦いぶりだったと思います。 シーズン失速中はヒエヒエ打線だったけど、 CSファイナルでは、点を取られたら取り返して、粘っこく、 イーグルスのいい時の試合だなぁと思いました。 いい時のイーグルスは、負けた時もいい内容だったから。 王者にフルボッコされる心配もあったファイナルだったけど、 こういう大舞台でイーグルスのいい時の試合が見られたことは個人的に満足。 そして、2013年の優勝経験のない選手たちも、CSの舞台を経験できたことは、 来シーズンにきっと生きるはずだし、生かして欲しいです。 あの年以降に入った生え抜き勢では、 松井投手、茂木選手、足立捕手、藤平投手、高梨投手、村林選手、田中かー選手、オコエ選手が経験できました。 楽しみな生え抜き若手たちが出てきたことは、イーグルスの希望。 わたし自身も2014年からのファンだったので、 目標はずっと、CSまでドキドキしたい、でした。 だって、5月頃にはシーズン終了みたいな、 そんな寂しいシーズンが続いていましたから。 今年はこんな風に、 いつもより長くイーグルスの試合が見られたことは本当に楽しかったです。 そして、 今日負けた後、 イーグルスの監督、コーチと選手は、 イーグルス応援団とソフバンさん応援団の近くにいって挨拶していました。 そのシーンが終わるまで、胴上げなどを待っていたソフバンさんたち。 工藤監督と梨田監督の健闘を讃え合った握手。 スポーツの素敵な光景を見ました。 ますます、イーグルスが好きになりました。 来シーズンこそは、梨田監督とわたしの尊敬する人物クラッチが、 優勝して、 こうやって喜び合っているシーンを見たいです。 あ。コボで勝つとお決まりなのですよ。 梨田監督とクラッチの熱い抱擁(*^-^*) ということで、ジェットコースターに乗っているような今シーズンも、これにて終了しました。 さて、競馬(笑)。 今日は佐賀競馬場で西日本ダービーが行われましたね。 ネット中継で見てました!!! 高知生え抜きのフリオーソ産駒フリビオン(中西厩舎)が、 西川敏弘騎手の手綱で優勝。 勝負所で少し置かれ加減になった時はあれ?と思ったんですが、 その後グイグイ上がっていって、最後の直線で差し切り余裕たっぷりのゴール。 何も心配することはありませんでした(^-^; ほんと、強いなぁ。 そのネット中継で、次走はダービーグランプリ予定とおっしゃっていて、 とても楽しみになりました!!! 南関勢も二冠馬ヒガシウィルウィン(船橋・佐藤賢厩舎)が、 ダービーグランプリか浦和記念を両にらみ中ですが、対戦できたらワクワクします。 まずは何より、フリオーソ産駒からこんなに強いお馬さんが出てきたこと、 生え抜き馬であることがとてもうれしいです。 これからも怪我に気をつけて息長く活躍続けて欲しいです。 いずれ、高知代表として南関遠征に来てくれる日は来るのかなぁ。 さぁ、JBCまであと12日。 集中していこう(^^)/
2017年10月22日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 今年は4月28日からスタートしたその金ナイター。 つまり、わたしの47歳の誕生日からスタートしたわけです(言わんでええか^^;)。 そして、きのうの開催で今年のナイター全日程を終了しました。 およそ半年間、その金ナイターをお楽しみいただきまして、誠にありがとうございます。 今年は好天に恵まれ、雨に見舞われることはほとんどありませんでした。 雨で表彰式が行えなかったのは、わずか一日だけ。 本当に恵まれたと思います。 特に今年は、耐震&リニューアル工事のため、スタンド前に櫓(やぐら)を組み、レースカメラ、審判や採決、我々実況などがその上で業務を行っています。 雨や風が吹き込む確率が高くなり、それぞれの業務に支障をきたす可能性がありました。 そんな中で、無事にその金ナイターを終えられたことにホッと胸を撫でおろすところです。 ただ、まだまだ工事は続いていて、予断を許さない状況ですが、競馬場としてもでき得る最善策をとって開催を続けています。 このまま無事に工事が終了しますように! 冬は寒いやろなぁ…(;'∀') とにかく、26週間にわたってその金ナイターを盛り上げてくださったファンの皆さま、本当にありがとうございます♪ 来年のナイター競馬もご期待ください♪〓Weeklyトピックス〓★田中学騎手3500勝達成! 田中学騎手が10月20日の園田競馬第9レースに勝ち、地方通算3500勝を達成しました! 24年6ヶ月で築き上げた大記録です! 父である田中道夫調教師の騎手時代の勝ち鞍、3164勝を去年に抜き、そこからさらに300勝以上を重ね、また大きな区切りに到達したのです。 凄い記録なんですが、本人はまったく知らなかったようです。 「全然知らなくて、勝ったときに教えられました」とマジかいなっていう反応(^^;) それでも区切り勝利を迎えるたびに「乗せてくださっている関係者への感謝が湧く」とのことです。 最近の2年間は、ケガで戦列を離れることが続きました。年間200勝を超えるのも3年ぶりとなっています(昨日現在204勝)。 今週は3日間で9勝を挙げて、絶好調をアピール。全国リーディングトップの下原騎手に14勝差と逆転も可能な位置にまで上がって来ました。 田中学騎手のレースぶりは、まさに名人芸と思わせるものがあります。 2度目の全国リーディングも可能性十分と言えます!下原騎手とのリーディング争いは注目ですよ♪★26日は兵庫若駒賞 来週の木曜日、10月26日は2歳の重賞『兵庫若駒賞』が行われます。 デビューから3連勝で、このレースの大本命候補だったアゼツライトが、前走でまさかの3着と敗戦。一強ムードから一転、混戦模様に様相一変です!それでもこの一戦だけで見限ることはできず、当然巻き返しが期待されます。 同じくデビューから3連勝で9月の『園田プリンセスカップ』に臨んだ牝馬のセイヴァーベナは、ハイレベルのホッカイドウ勢に完敗して9着と大敗。地元馬同士の対戦に戻る今回は、本来の力で再びタイトル奪取を狙います。 フセノランは前走でアゼツライトを破った決め脚が魅力。差し馬の展開になれば、再度の鮮やかな差し切りも十分考えられます。 ホッカイドウ競馬出身のメイクアラッシュは前評判ほどのレースぶりではないものの、徐々に良化が見られ、移籍後3走目で本領発揮に期待が膨らみます。 未来のダービー馬を目指す2歳の激戦、『兵庫若駒賞』は10月26日木曜日に行われます。お楽しみください。★ブレイヴコール二度目のダービー制覇へ! あすの日曜日(22日)、佐賀競馬場で行われる『第2回西日本ダービー』に、今年の兵庫ダービー馬ブレイヴコールが吉村騎手の騎乗で出走します。 ブレイヴコールは休み明けこそ9着に敗れましたが、叩き2走目となった前走では名古屋に遠征して重賞『秋の鞍』で2着と好走。3走目となる今回はさらに調子を上げてレースに臨みます。 諏訪調教師にそのあたりを訊くと「絶好調です!」と明るい返事が返ってきました♪※大体、必要以上に明るい人物ですが(;'∀') 「兵庫ダービーのときより調子がいいぐらいです♪」と師は太鼓判を押します。 ただ、このレースには高知から強豪フリビオンも参戦します。18戦14勝で現在8連勝中。前走では古馬相手に圧勝で重賞勝ちを収めています。 「フリビオンは強いですよね。前走でカッサイに勝ってるんですもんね。でも、軽い相手に勝っても価値はありませんし、やっぱりこれほどの強い馬がいてくれないと、ダービーですから。距離も長いかも知れませんが、勝ちに行く競馬で頑張ります!」と力強く締めくくってくれました。 西日本各地区の3歳代表馬が集う一戦だけに、当然楽な戦いでありませんが、兵庫ダービー馬の名に恥じない走りを期待しましょう。 JRAの『菊花賞』が終わったあとにあるダービー。『西日本ダービー』にご注目ください♪※撮影:斎藤寿一。兵庫ダービー制覇時のもの。年に二度目のダービー制覇なるか!?★浜松旅日記(馬券自慢の恐れなし) 今回の浜松は、まったくいいところなしの予想で撃沈でした(>___
2017年10月21日

金曜日は古谷が担当します。 札幌の中心部でもみぞれ交じりの時がありました。最近は朝晩の冷え込みがきつく、門別競馬場から札幌に戻る時、道路沿いに掲示されている気温と路面温度に目をやると、「気温0度、路面温度3度」といった表示が目立ち、一度だけ「気温―3度」という時もありました。タイヤ交換を考えなければいけない時期になり、夏だけでなく秋も短く、もう冬支度をしなければならなくなりましたね。 ホッカイドウ競馬はあと3週、1開催半となりました。2歳馬は、短距離馬たちは25日の「サッポロクラシックカップ」、中距離馬は頂上決戦となる「北海道2歳優駿」、そして牝馬は最終日の「ブロッサムカップ」と3つの重賞が組まれています。そして、古馬は「道営記念」に向け、クライマックスに突き進みます。 今年の2歳戦は、「栄冠賞」から牡馬優勢の流れで進みました。サザンヴィグラスとダブルシャープ、さらにハッピーグリンにヤマノファイトが常に上位争いを演じ、「北海道2歳優駿」の前哨戦である「サンライズカップ」で、ヤマノファイトがサザンヴィグラスの牙城を破り、「イノセントカップ」に続く重賞連勝で大一番に挑みます。 ヤマノファイトは、腹袋だ大分大きい馬で、初見の方々は「太すぎる…」と思われるでしょう。ただ、前走は12キロ絞れても、そんな体つきでしたが、体形もあります。距離延長にも対応し、器用に内を立ち回ってサザンヴィグラスを差し、ハッピーグリンの追撃を凌いだレース振りは注目に値します。(函館2歳S時のヤマノファイト) サザンヴィグラスは、大一番では吉原寛人騎手を配して巻き返しを図りますが、2走前に我慢に我慢を重ねて直線で立て直しながら2着に追い込んできたレース振りからも、距離はこなせるはずですし、「サンライズカップ」の雪辱を果たす可能性は十分あると思います。(ブリーダーズゴールドジュニアカップを制した時のサザンヴィグラス) ハッピーグリンは2着、3着が多い馬で、あと一歩足りないところはありますが、月1走のローテーションでジワジワの馬体も増え、成長している様子が窺えます。「コスモス賞」に挑戦する時は、若干トモに疲れもあり、正直完調とは言えない状態でした。それでも、早め先頭から見せ場タップリの3着に好走し、その後は陣営もしっかり立て直して一気の距離延長となった「すずらん賞」でも3着に好走。そして、「サンライズカップ」の2着へとつなげています。JRA挑戦で速い流れにも対応している点で、JRA勢が相手となる大一番では、有力馬の中でもリードする可能性もあります。(左ハッピーグリン、右ソイカウボーイの調教風景) 「サンライズカップ」を振り返り、シーズントップから活躍していた馬たちが上位を占め、新興勢力の台頭は見られませんでした。やはり、夏のJRA北海道シリーズを目指そうと早くにデビューする馬たちは、ハイレベルの戦いを繰り返していたことの裏付けでもあり、そのJRA北海道シリーズでどのオープン特別でも結果を出してきたことから、遅れてきた大物の誕生を阻止した印象を受けます。 一方で、ホッカイドウ競馬でデビューした馬が、各地に移籍し、JRA認定競走や重賞で活躍するシーンも目にします。笠松のビップレイジング、岩手のニッポンダエモンは、新天地であっさり結果を出しました。そういった意味でも、今年もホッカイドウ競馬勢のレベルの高さを証明している現象と言えます。(若駒賞を制したニッポンダエモン 写真:横川典視氏) 「北海道2歳優駿」「道営記念」の声を聞くと、年末まで本当にあっという間です。あと2週間で「JBC競走」も開催されますが、中央競馬同様に、地方競馬も大いに盛り上がる季節がやってきます。
2017年10月20日

木曜担当のよこてんです。 今週末は3歳馬の重賞『不来方賞』が行われます。今年で49回目を迎えるレースなのですが、岩手競馬の重賞で同じく49回を数えるのは他には岩鷲賞のみ。つまり不来方賞と岩鷲賞は「岩手競馬で最も歴史ある重賞」だ、という所からお話を始めたいと思います。 不来方賞、当初は「不来方賞典」と呼ばれたレースが創設されたのは1969(昭和44)年。それまでは「農林大臣賞典」とか「知事賞典」とか、あるいは「スタンド新装記念」などとされていた特別競走を、固有の名前を付けることでより盛り上げていこうという目的で作られたもの。この時同時に生まれたのが「駒形賞典」「日高賞典」「岩鷲賞典」でした。 「第1回不来方賞」といえるレースは旧盛岡競馬場のダート1730m(えらい半端ですな)、1着賞金25万円という条件で行われ、スズヒカリトップという馬が勝ちました。鞍上は福田重征騎手(後の小西重征騎手。現調教師)。 ただしこのスズヒカリトップ、3歳馬(旧4歳馬)ではなかったんです。同馬は競馬会から移籍してきた馬でこの時6歳。競馬会時代の1967(昭和42)年の日本経済賞ではスピードシンボリの2着という戦績があったりします。初期の不来方賞典は古馬のレースだったのです。 今のような3歳馬(旧4歳馬)のレースになったのは1974(昭和49)年から。そして1975(昭和50)年から重賞競走とされました。前者を勝ったのがカネシラン、後者を勝ったのがカネシラユキ。いずれも鞍上は小西重征騎手。 そう。小西重征騎手は“設立第1回目”“3歳馬(旧4歳馬)のレースになった第1回目”“重賞になった第1回目”のいずれもを制するという、非常に珍しい成績を残したわけですね。 さて、不来方賞というレースがいかに大事にされていたか?はレースが組まれていた日程を見ると想像が付きます。1975年に重賞化されてからの不来方賞はしばらく10月~11月に設定されていましたが、これは「その年の盛岡開催の最終週」に置かれていたから。3歳馬(旧4歳馬)の重賞のクライマックスというだけでなく盛岡開催を締めくくるクライマックスとしても重要視されていたわけです。 その後、1979(昭和54)年からは東北優駿のトライアル的な位置に、1986(昭和61)年にダービーグランプリが設立されてからはそのトライアルに、と開催時期を移動してはいますが、どの段階でも『岩手の3歳馬の最終決戦』であり『交流戦の舞台へと送り出す壮行レース』の位置づけは変わっていません。 下の画像は1988年、第20回不来方賞の新聞広告。ダービーグランプリのそれと軌を一にしたエンブレムが用意されていた事からも不来方賞の「スペシャル度」がうかがえるのではないでしょうか。他には南部杯くらいしかみつかりませんもの。そのレースだけのエンブレムが用意されたのって。★1988(昭和63年)の不来方賞告知広告(10月14日岩手日報より) ところでこの「不来方賞エンブレム」、先だって南部杯30周年ブログというのを書くために資料を集めていた時、新聞の中に偶然見つけたのですが、競馬組合の中でも知っている人が少なかったです。 他の年度の広告を見る限り、恐らくは1986年から1990年までの間しか使われていなかったようなんですよね。「不来方賞エンブレム」は30年近く忘れられていたのかな。ちょっともったいない気がしますね。★1989(平成元)年の不来方賞告知広告(10月27日岩手日報より)★1990(平成2)年の不来方賞告知広告(10月25日岩手日報より)エンブレムの意匠が若干変更される★1991(平成3)年の不来方賞告知広告(10月24日岩手日報より)エンブレムがなくなる★1992(平成4)年の不来方賞告知広告(10月22日岩手日報より)エンブレムっぽいものが復活しますが、これはこのシーズン共通のデザインのもの★1996(平成8)年の不来方賞告知広告(10月20日岩手日報より)旧盛岡競馬場最後の不来方賞でした もうちょっとエンブレムにこだわってみよう。 下の画像は1988年、1989年、1990年の不来方賞エンブレムを拡大したもの。★1988年★1989年★1990年 1988年のダービーグランプリトライアルの下にある「サラの夢は日本の夢」という一文は、この年の第3回ダービーグランプリのキャッチフレーズです。 1989年のはちょっと混乱しそうな事になっています。 前年の「ダービーグランプリトライアル」が「ダービートライアル」になっているじゃないですか。 ダービーグランプリはあくまで“全国の地方競馬のダービー馬による決戦”であって岩手の“ダービー”は不来方賞だ、というのが当時の位置づけのはず。その不来方賞を「ダービートライアル」と言ってしまうとね・・・。★2000年の不来方賞の装飾。「IWATE DERBY 不来方賞」と書かれています 今でこそ岩手の“ダービー”はダイヤモンドカップという事になっていますけども、古いファンの心情的にはやはり不来方賞こそ“ダービー”なんですよね。 さて不来方賞。これまでの優勝馬には後に岩手の名馬となったような馬が多数おります。メイセイオペラ(1997年)でありモリユウプリンス(1992年)、サンドリーズン(1990年)、スイフトセイダイ(1989年)、トウケイフリート(1986年)。新しい方に行けばトニージェント(2000年)、バンケーティング(2001年)。★トニージェント(2000年) 村上忍騎手にとって2つめの重賞タイトルでした★バンケーティング(2001年) その年の桐花賞を制し、翌年は南部杯でトーホウエンペラーの2着にも ロックハンドスター(2010年)、カミノヌヴォー(2011年)、ロッソコルサ(2012年)は3年連続で「不来方賞-ダービーグランプリ-桐花賞」を3連勝して3歳のみならず古馬の頂点にまで一気に到達したりもしていますね。★グレードアップ(2009年)唯一の他地区馬による優勝馬 レアなのが2009年の勝馬グレードアップ。2008年・2009年の不来方賞は休止していたダービーグランプリの替わりのような位置づけで地方競馬全国交流重賞として行われました。2009年は船橋から遠征してきたグレードアップが優勝し、不来方賞史上では現時点で唯一の他地区馬の勝馬となっています。 このように不来方賞の勝馬からはその後古馬になってからもトップクラスで活躍する馬が多く出ていますから、今年の不来方賞の勝馬も、過去の名馬たちに並び立つような馬になってほしいと期待しております。 もう一つ小ネタ。今年で49回目を迎えるほどの不来方賞なのですが、近年は不思議なほどに限られた騎手にしかそのタイトルが降りてきていません。 遡っていくと1993年の第25回以降、昨年まで24回もの間で、優勝した騎手は菅原勲(元)騎手・小林俊彦(元)騎手・村上忍騎手・阿部英俊騎手・村松学(元)騎手のたった5人! 今年も村上忍騎手・阿部英俊騎手は不来方賞に騎乗あり。この2人が勝てば「不来方賞ウイナー」の数は増えませんし、他の9人が勝ったとすれば新たな1名が加わることになります。さてどうなるか?これも注目しておきたいですね。
2017年10月19日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 今回の話題。 ちょっと前のことになりますが、先週金曜日の笠松の話にさせて下さい。 東海の話は、大川アナが笠松のことをたまに書かれるぐらいしか機会ないので。 名鉄の笠松駅を下りて少し歩くと、このような競馬場の入口があります。 このまま入れば、そこは「名馬、名手の里 ドリームスタジアム」 …ですが、今日はまず中には入らず、ぐるりと競馬場の周りを巡ってみることにしました。 左手の塀の中が競馬場。 4コーナーポケットの、1400mの発走地点。右脇の道路の向こうがファン向け駐車場。 3コーナーのあたりから競馬場を望む 笠松のスタンド、ホームストレッチ一杯にのびているので、こうして全景をみると結構大きく感じられます。 向正面は堤防になっていて、そのむこうは木曽川。 木曽川は思ったより広くて雄大さのある川でした。 赤い橋梁は名鉄の橋 こうしてみると、ちょっとどこか別世界に来たみたいじゃないです? この風景が名古屋からたった20分の場所にあります。 川の堤防の上で、レースが始まり馬たちが来るのを待ってみました。 すごく新鮮なレースシーンでした。最後の直線とは違う迫力を感じたな…。 みているロケーションもさることながら、向正面で丁度馬が動き出したりの駆け引きをするその場所ならではの感じがありました。 先ほどの入場門のところに戻って、ここからは場内。 オグリキャップの名前は、もう若い競馬ファンにはわからないみたい。 25年前だからな…あのオグリコールの有馬記念は。 名前は聞いたことあっても、この競馬場から現れた馬だってことは知らないのでしょう、きっと。 例えば、あれだけ強かったオグリが、この場所でのデビュー戦ではマーチトウショウっていう馬に負けてるとかいうのも、もはやカルトネタ。 だから、こういう風に残るモニュメントはいいですよ、やはり。 場内の雰囲気は、実にクラシカル 食堂が何軒か並ぶ一角に、こんな看板を発見しました。 いいですね~絶品B級グルメ ザ・レース場の食堂 っていうメニュー こんな看板が出てると、食べたくなります。 なので、食べてみることにしました。 やきそば それに串かつと厚揚げおでん 串カツはソースにしましたが、厚揚げおでんは味噌煮込み 美味でした 実はこの写真を撮ったあと、どうしても飲みたくてノンアルコールビールも飲んじゃった! いつもここでは大川アナが笠松を紹介していますが、この日の実況担当はこのひとでした。 西田アナ。お坊さんではありません。 軽快な実況でレースを伝えます。 実況席、こういう位置関係でした。 大川アナがおっしゃっていたようにビジョンで結構隠れる…。 1600mのスタート地点が丁度影に隠れて見えなくなり、実況には気を使うそうです。 さて、一通り場内を見て回ったあとは、検量室前で見学。 笠松は検量室もスタンドからは離れています。 1コーナーと2コーナーの間あたり。 向こうから馬が出てきて写真中央の曲がりくねった通路を通ってトラック内パドックへと向かいます。 ここですね。 例えば馬の写真を撮りたい方なんかにとってはちょっと残念なパドックの配置。 昔からずっとこうだからなぁ…。 検量室の方へ移動してみましょう。 丁度、レースに向かう騎手や、ゲートに向かう厩務員さんたちが乗るバスが止まっていました。 この写真の右側がジョッキーの控え室。 準備した鞍が並んでいますね。 ジョッキー控え室前で巨頭会談(笑) 右から名古屋の角田輝也調教師・吉原寛人ジョッキー・佐藤友則ジョッキー 3人合わせて6400勝あまり 昨年121勝を挙げて、開業5年目で笠松のリーディングトレーナーとなった、笹野博司調教師。 今年もリーディングトップを快走中。 この日はレースごとに出走馬がいて大忙しでした。 勝てたレースも、思うように結果が出なかったレースもありましたが、その度に行き来してジョッキーとコミュニケーションをとったりレースをみたり、電話片手に連絡とったりと、とにかくじっとしている間がないぐらい精力的に時間を過ごしていました。 ピザ屋の店長から転身して30前の人生の遅い段階で競馬の世界に入り、そこからまたすぐに「自分の思うように馬を育ててみたい」と強く思って調教師になり、そしてリーディング獲得。 「飲食(ピザ屋)も調教師もサービス業。」 こう話す笹野調教師。サービス業という意味でお客さんのニーズに応えることと、ピザ屋なら食材・調教師なら馬という「素材」を生かすということ。 それらの仕事だからの共通点というよりも、そもそもの「仕事」として通じるものを感じながら、いまの仕事である「馬」に向き合っています。 開業当初に活躍したトウホクビジンががタフな遠征で知られた馬でしたが、それもあってかいまも他場やJRAへの遠征に積極的な笹野調教師。 「勿論、芝が向きそうな馬だなと思えば、JRAへの遠征も常に意識していますよ。オーナーの皆さんも相談すると『行こう!』って言って下さるんですよね。」 この夏には関西中京エリアのレース上だけでなく、新潟の直線1000mのレースにも馬を送り込みました。まだ遠征で結果は出ていませんが、まずは掲示板、そしていずれは勝利を意識できる馬を送り出してくれるのではないかと期待しています。 あのライデンリーダーや、それより以前には、笠松の馬たちがそうであったように。 さて、取材をしているうちにレースは進んで行きました。 一般戦の時に撮影した誘導馬。 馬がドレスアップされていたのには気づいたのですが… 終盤の特別戦になると…… 何と! 人も変装!! 騎乗者の方が「本日初日!」と言い残して馬場へと馬たちを誘導していきました。 あ、『猿の惑星』ね…… 素晴らしい! この日のメインレースは、3歳馬の重賞・岐阜金賞 春の駿蹄賞と東海ダービーから続く、この地域の3冠最終戦。 名古屋のドリームズライン(左 4番)が、アペリラルビー(右 8番)の追撃を押さえて優勝。 見事3冠達成となりました。 上がってきて、大畑ジョッキーもこの笑顔。 「カツゲキキトキトに乗るより緊張しましたよ…」という言葉に、喜びがストレートに込められていました。 管理する川西調教師は、このレースこれまで2着4回と縁がありませんでした。 レースの2日前にお会いしたとき、この岐阜金賞への見通しとして語った言葉が…「(岐阜金賞を自分が)勝っていない。それがポイントやな…」 馬の力量や状態などへの自身と、勝利に向けての緊張感が伝わる言葉でした。 レースは、自ら動いていって他馬を完封する完勝。 レースのあとに川西調教師に祝福の言葉を送ったとき、短く言いました。「ようやく…勝ったな…」 この時には、川西調教師の表情にも笑顔が出ていました。 笠松競馬場で一日、色んなものをみて、多くのひとびとに出会い、たくさんの話を聞きました。 いい一日の終わり。一日雨が降ったり止んだりでぐずぐずしていた空は、西の方に茜がさす夕方…。 次は久しぶりになることなく、またすぐ期待です。 レースと、馬たちと、ひとびとに出会いに。
2017年10月18日

火曜日担当の太田です。本州も寒さ厳しいようですが、北海道も10月とは思えない寒さです。山沿いは雪。気温も氷点下となっており、凍えるような寒さとなっております。平野部でもそろそろ初雪の便りが届きそうです。私は峠越えもするので、早々とタイヤ交換を済ませましたが、まだまだ秋を満喫したいですね。日が沈むのも徐々に早くなり、もう17時には真っ暗。本格的な冬はもうすぐそこです。昨日16日(月)はレディースヴィクトリーラウンドinばんえい十勝ということで、全国の女性騎手、残念ながら、岩手の鈴木麻優騎手が落馬負傷のため、今回帯広には来ることができませんでしたが、名古屋から宮下瞳騎手、木之前葵騎手、高知からは別府真衣騎手、下村瑠衣騎手が帯広競馬場にやってきました。まさか、ばんえい競馬の帯広競馬場で、このようなイベントが行われるとは思ってもみなかったファンも多く、夢の競演に多くのお客様が詰めかけ盛り上がりを見せました。また、我がばんえい競馬の女性騎手、竹ケ原茉耶騎手の絶好のアピールチャンス。全国に皆さんに、ばんえいにも女性騎手がいるということを知って頂けたのではないでしょうか?小さな体であの大きな馬を御するのですから、竹ケ原騎手のすごさがわかると思います。全国の4名の女性騎手は、10月30日の盛岡で始まる本選へのPRもかねてトークショーや、抽選会、スタジオにも出演していただき、イベントに花を添えてくださいました。4名ともとても仲が良く、イベントはとても楽しそうに笑顔で参加。エキシビションレースは、高知の下村瑠衣騎手が優勝。最後は自身も立って馬を追い、余裕を感じる勝利でした。優勝インタビューでは「スタート飛び出した時、むち打ちになるのでは(笑)と思うくらい勢いで掴まっていました。」それでもやはり騎手魂がうずいたのでしょうね。最後はちゃんと追って突き放しての勝利。イベント締めでは昨年レディースヴィクトリーラウンド優勝の高知の別府真衣騎手があいさつ。4名の愛くるしさ、素敵な笑顔でとても華やかなイベントでした。15日(日)は今年デビューの2歳初の重賞『第40回 ナナカマド賞 BG3』が行われました。牝馬特別のいちい賞を圧勝「ミスタカシマ」が最終的に1番人気。トップハンデの「オレワチャンピオン」が2番人気。牡馬特別の青雲賞馬の「カネサダイマオー」が3番人気に押されておりました。が、上位はどの馬が勝ってもおかしくない、能力的に差のない馬たち。馬場水分1.5%。前日よりは少し時計がかかる馬場。道中全馬がほぼ一線の激しい競馬。その中でも牝馬の「ミスタカシマ」がややレースを引っ張り、勝負の第2障害となりました。一斉に上がってくる第2障害。先行していた「ミスタカシマ」が先頭でクリア。「オレワチャンピオン」「ハマノダイマオー」がつづいて下りてきて、「ミスタカシマ」に迫ります。一旦は「オレワチャンピオン」が「ミスタカシマ」に並びかけますが、そこから、我慢比べ。「オレワチャンピオン」のほうが、先に苦しくなり、最後まで頑張り切った「ミスタカシマ」が優勝。牝馬『ナナカマド賞』勝利は、1997年「キリツレディ」以来、20年ぶりの快挙となりました。工藤騎手、槻舘調教師のコメントはこちら久々に牝馬で大物感のある馬が出てきたと思っていましたが、牡馬相手に勝てるかというと・・・という人も多かったのではないでしょうか。口取りの際は、とてもおとなしく、大人びた美人さんという感じで品もあり、扱いやすいと思いましたが、槻舘調教師や工藤騎手共に、敏感で繊細、神経質でやんちゃなところや行きたがったりもするので、稽古の際は緊張のしっぱなしだったそうです。三冠の権利は「ミスタカシマ」が獲得。次は、生産地別ばんえい甲子園の予選をクリアして挑む『ヤングチャンピオンシップ』です。年末12月29日に予定しております。先ずは予選をクリアしないと進めません。その緊張感も楽しめる戦い。2歳馬の今後の走りにも注目です。
2017年10月17日

ミツオーです。お天気悪すぎ。さて、まる一週間前の話になりますが。先週月曜日(9日)は体育の日。JRAの開催日でもあり、盛岡ではマイルチャンピオンシップ南部杯がおこなわれ、全国的に競馬場が盛り上がった休日でした。そんな中、わたくしは、川崎競馬場におりました。川崎競馬も開催日だったのですが…この日、川崎競馬場は、ウルトラ怪獣たちにジャックされていたのです。JR川崎駅前にある居酒屋「怪獣酒場」は、いつもウルトラヒーローに苦しめられている怪獣たちが、愚痴をこぼし、鋭気を養い、新たな侵略作戦を練ったりするために作られた場所で、人間界の情報収集と地球侵略の資金集めのために人間たちにも開放され、大好評営業中なのです。その「怪獣酒場」の怪獣たちによる川崎競馬場ジャックは、3回目。わたくし、生粋の地球人としては忸怩たるものがありますが、この日は怪獣たちの手先として地球侵略の片棒を担ぐこととなりました。まずはご来場の地球人のみなさまを、怪獣・宇宙人たちが入場門にてお出迎え。怪獣・宇宙人たちは大人気。大勢の地球人に取り囲まれ、姿が見えなくなるほど(↓の下にいるハズ…なんですが)。この調子なら地球侵略も易々と進行しそう…?角度を変えて…。やっと見えた。ゴモラとバルタン星人(怪獣酒場川崎の店長)には、地球人が殺到。レッドキングや、メフィラス星人(怪獣酒場新橋の店長)のもとにも、記念撮影をしようと地球人が列を作っています。続いて、川崎競馬場ジャック3回目にして初、いよいよ怪獣たちによる競走がおこなわれました。もちろん本馬場を走る姿をご覧いただければそれが一番なのでしょうが、今回は初の試みということもあり、ウィナーズサークルへ向かう花道を使っての競走となりました。…わたくし、イベント進行と競走の実況を担当。このあたりから侵略の手先となっていきます。出走メンバー紹介。高々とハサミをあげて声援にこたえるバルタン星人(写真提供=川崎競馬組合。写真使用の許可を円谷プロさまより頂戴しています←ぬかりなし)。「宇宙忍者・バルタン星人!…バルタンセージという名の競走馬が実在するのは内緒です」「一番速いのは誰だ!第1回ウルトラ怪獣競走」出走メンバーは、1番 宇宙忍者バルタン星人 怪獣酒場川崎店の店長 特技は分身・テレポート。ハサミから凍結光線や破壊光線を出す。 核ミサイルにも耐える硬い皮膚をもつ。2番 悪質宇宙人メフィラス星人 怪獣酒場新橋店の店長 特技はグリップビーム、金縛り、飛行能力。 凶悪宇宙人を手下にする実力者だが、紳士的で暴力を嫌う。3番 どくろ怪獣レッドキング 怪力。岩石攻撃が得意。 とにかく狂暴。4番 古代怪獣ゴモラ 長く強力な尻尾、頭のツノ、肘のトゲで攻撃。 大昔の恐竜の生き残り。5番 棲星怪獣ジャミラ 口からの火炎攻撃が特技。 元某国宇宙飛行士。事故で宇宙を漂流し、この姿に変貌してしまった。…地球人じゃん!ちなみに、ゴモラという競走馬も実在。ジャミラならぬジャミーラも実在。レッドキングにいたっては、過去3頭も存在します。…メフィラスは…どなたかぜひ、つけてみてください。レースは距離ハンデ戦。身体の大きなゴモラとレッドキングは、数メートル前からのスタートとなります。そしてコース途中に、巨大な岩と柵が設置された障害物競走です。この障害をどうさばくかが勝敗を分けるポイント…だったのですが。川崎競馬重賞ファンファーレが鳴り響き、川崎競馬・筒浦開催執務委員長による「スタート」の合図で、各怪獣・宇宙人、一斉にスタート!数メートル前からスタートしたゴモラとレッドキングが先行します。…が、レッドキングが岩を見つけ、これを持ち上げるやゴモラに投げつける!レッドキングとゴモラによる乱闘に発展!!この間に、いかにも機動力の高そうなバルタン星人が悠々とトップにたち、柵をジャンプ!軽々と飛び越えました。地球人の声援に、高々とハサミをあげてこたえるバルタン星人続いてメフィラス星人も柵に到達、ジャンプ!!…と思ったら引っ掛かり、柵もろとも転倒!!「おっとコケた!」振り向いてこれに気づいたバルタン星人、メフィラス星人を指さし爆笑!怒ったメフィラス星人、ようやく起き直るとバルタン星人に突進!!ここも乱闘に発展!!後方からレースを進めたジャミラが、2組の乱闘をよけつつ先頭に立ち、そのままトップでゴール!!優勝は、ジャミラでした!!!「ジャミラさん、地球に帰ってきた甲斐があったね」「一番速いのは誰だ!第1回ウルトラ怪獣競走」全着順1着 ジャミラ2着 ゴモラ3着 レッドキング4着 バルタン星人5着 メフィラス星人以上のように確定しました。このあと表彰式がおこなわれ、優勝したジャミラには、怪獣酒場お食事券が贈呈されました(従業員じゃないのか?)。記念撮影の様子。わたしもちゃっかり並ばせてもらいました(左から3番目。ここまで写真提供=川崎競馬組合)。決して怪獣の一種ではありません(身長だけなら怪獣サイズ)。大盛り上がりに盛り上がった怪獣競走。怪獣による競馬場ジャックはこのあとも続きます。場内某所には、メトロン星人による説教部屋(説得部屋?)「買い目はそれで本当によいのか?」が。訪れる方が、口々に「畳じゃないのか…」と言っていたのが印象的というか、みんな好きねえ、って感じ。怪獣酒場そのものも出張してきました。怪獣ジョッキつきビール販売。侵略資金調達のための怪獣グッズも販売。この日おこなわれた川崎競馬の全8レースに、怪獣・宇宙人の名前がつけられました。第1R 分身宇宙人「ガッツ星人」杯第2R 誘拐怪人「ケムール人」杯第3R 隕石怪獣「ガラモン」杯第4R 古代怪獣「ゴモラ」杯第5R 棲星怪獣「ジャミラ」杯第6R どくろ怪獣「レッドキング」杯第7R 宇宙忍者「バルタン店長」杯第8R 悪質宇宙人「メフィラス星人」杯出走馬の本馬場入場の際には、それぞれの怪獣にちなんだ曲が使用され、発売締め切り1分前にはカラータイマー点滅音。そして発売締め切り時には、バルタン星人の笑い声「フォッフォッフォッフォッフォ」が場内外に鳴り響くという徹底ぶり。第5レース終了後、バルタン店長による、メインレース予想トークイベントも開かれました(わたくし、手先として進行役)。バルタン語しかしゃべれない店長を補佐するため、見た目地球人の通訳さんもつき、自信満々で予想を展開したバルタン店長でしたが…。予想はあえなくハズし…。メインレース表彰式にプレゼンターとしてあらわれたときには、このとおり、なんだか大人しい…。ハズしたのがショックだったようです。が、優勝馬関係者のみなさんは、バルタン店長と会えて大喜び。みなさん、危険な光線の出るハサミと握手を…「気をつけてください!」というわたしの注意には耳もかさず。とにかく怪獣・宇宙人たちによる競馬場ジャックで、川崎競馬場は一日、大盛り上がりに盛り上がったのでした。どうでもよろしいが、場内を歩くわたしを見て、「怪獣のひとだ!」と言うひとが大勢いたのには、よろこんでいいのか悲しんでいいのか。「怪獣酒場」と川崎競馬のコラボイベント、ウルトラ怪獣たちによる競馬場ジャック、ぜひ4回目以降も実施していただきたいと思います。そして、さらに面白い怪獣×競馬イベントで、たくさんのひとに楽しんでもらいたいですね。というより、わたし自身が大いに楽しみました。またやってください。お願いします。
2017年10月16日

日曜日担当の高橋華代子です。 毎年この時期になって思うのは、ハロウィンって日本ではいつから定着したの?と。 ふと気づいたら、年々ハロウィンで盛り上がっていくのですよね。 不思議に思いながらも、すっかり楽しんでいる自分もいます。 自分がコスプレする訳ではないけれど、周りのコスプレが楽しいから(^^) 大井競馬場の正門付近にある銅像のうまたせは、こんな感じになってました↓ ゴージャスだわ。 ここの銅像うまたせは、開催中でも装いが変わる場合があるので油断はできないのです(笑)。毎日チェック!楽しい! そして、川崎名物コスプレ誘導馬も、もちろんハロウィン一色でしたよ。 モデルは我らが東京ダービー馬ビービートルネード。↓ 逆側↓ 今年もやって来た「うまかぼちゃ」 一年に一度しか会えない貴重なお品。 個人的に馬かぼちゃ大好きなんです。 見ていると、すごく元気になれる(^^) ビービートルネードと騎乗者の美和ちゃん。かわいい(*^-^*)↓ 貴重なショットを、美和ちゃんが撮ってくれました。 騎乗者目線でビービートルネードを上から見た感じ↓ わたしたちでは普段なかなか見られないから、とても新鮮( *´艸`) 最近は川崎コスプレ誘導馬に負けじと、川崎競馬場のマスコット・カツマルくんもコスプレに挑戦し始めたのはご存知ですか? 夏場は大胆ヌードに挑戦していましたが(笑)↓ 今回はドラキュラに?! これ、告知ポスターのイラストなんですけど。 めちゃめちゃ楽しいのです。 で、実際のカツマルくんも↓ 重賞表彰式の様子を、川崎競馬さんから写真を提供して頂きました。ありがとうございます。 カツマルくんのコスプレ姿もめちゃかわいい。 これからもカツマルくんの挑戦を楽しみにしております(^^) 明日から南関東競馬は浦和開催が始まります。 可憐なおしゃれが素敵な浦和競馬の誘導馬さんのコスプレも興味津々。 そして、コスプレメンコ厩舎の工藤伸輔厩舎もすでにハロウィンコスプレ開始中ですよ。この浦和開催チェックですね。
2017年10月15日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 来週の金曜日が、いよいよ今年のその金ファイナルです! 今年は26週間にわたって行われてきましたが、お楽しみいただけたでしょうか? どうぞ、最後のその金を存分にお楽しみください♪ 来週はサンバもフルメンバー!SKNもフルメンバー!実況陣もフルメンバー(いつも)! ラジオのゲストは宇都宮まきさんです♪ 是非ともお越しください!!!!※去年のフィナーレで、SKN勢揃い 「わたしたち、普通の女の子に戻ります!」とは言わないのでご安心を(^^;)〓Weeklyトピックス〓★ニシパ混戦姫菊制す! 混戦となった『姫山菊花賞』は、2番人気のエイシンニシパが田中学騎手の騎乗で優勝。 同馬にとって今年の重賞3勝目で、通算5つ目のタイトルゲットとなりました。 詳しくは『チャージアドバンス』に書いていますのでご覧ください(トピックスのバックナンバーからご覧ください)。 なお、チャージアドバンスの現在のクローズアップ記事は、飯田良弘調教師を取り上げています。こちらもどうぞご一読ください♪★トウケイタイガーの今後 現在の兵庫No.1馬トウケイタイガーは、先週の水曜日に『東京盃』に出走。好位追走から伸びを欠き7着に敗れました。 とは言え勝ち馬から0.6秒差で、大きく負けたわけではありませんでした。 川原騎手は「こんなもんでしょ」と。それでも「内枠だったら結果も変わってただろうし、位置取りも変わったかもね」と振り返ってくれました。 陣営はこの結果を受けて、同じく大井・1200mの『JBCスプリント(Jpn1)』に向かうことは断念。 次走は名古屋の『ゴールド争覇』(10月27日・1400m)にするということが決定しました。そして11月22日の『笠松グランプリ』(笠松1400m)に向かいます。 あくまで最終目標とする『兵庫ゴールドトロフィー(Jpn3)』(12月27日・園田1400m)から逆算して、疲労が残りにくいローテを考えたようです。 ジーワンへの挑戦も観たかったところですが、最終目標の『兵庫GT』で初の地方馬制覇に邁進してもらうのが確かにいいのかも知れません。 また、東京には行けないけど、名古屋や笠松なら応援に行けると思ってくださる方もいるでしょうから、活躍を期待しましょう♪★爆帯リターンズ! 秋華賞の季節です!秋華賞と言えば浜松!! 4年連続でエクセル浜松さんで予想イベントに出演させていただきます♪※訂正。最初3年連続と書いていましたが、4年連続の誤りでしたm(__)m 詳しくはコチラ>>> 今回は8月の予想イベントの際、『北九州記念』の100万馬券の3連単を的中させた“爆帯プリンセス”こと稲富菜穂ちゃんの凱旋イベントにもなります♪ 果たしてまたもや超絶配当的中なるか注目です!! お近くの方は是非お越しください♪ とにかく稲富菜穂に近付いてあやかろう(^O^)/★その金フォト いよいよ来週がフィナーレですから、もうなにがなんでもサンバを撮ってまいりますのでご期待ください♪ この日のSKNメンバーは、阿久津真央ちゃん(左)と村本万葉ちゃんのまおまよコンビ♪ このふたりはある共通点があって、その話題でチョイチョイ盛り上がります。 今度、もうちょっと仕上げてみようかと思ってます♪ 『姫山菊花賞』を勝ったエイシンニシパ。立ち上る湯気が激闘を物語ります。 まおまおがプレゼンターで表彰式に参加。なんと馬券も的中させたそうです♪ ラジオのゲストは競馬アナの大先輩、濱野圭司さん。なんとなんと、予想した3つのレースを全て的中させたそうです!! 濱野さんはここ数年、年末には忘年会でご一緒します。 そのときまで、お金置いといてください……ってないか(^^;)◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 現在、騎手休業中の木村健騎手ですが、あるイベントに参加が決定! その情報解禁は来週の月曜日、もうしばらくお待ちください♪
2017年10月14日
金曜日は古谷が担当します。 昨年の「マイルチャンピオンシップ南部杯」は、当日に東京競馬場でイベントに参加していた関係で、その後盛岡に向かっていた新幹線の中でグリーンチャンネルwebでの観戦だったので、2年振りのライブ観戦。パドックを回っている時にポツポツと来た時には天候にも心配しましたが、何とか天気は持ってくれました。よこてんさんが詳細を書いていますが、コパノリッキーの走りには感動しました。 追い切りの動きは明らかに今ひとつで、その話を触れても「6、7分の状態だったと思います」と村山師やコパさんも話していました。馬体を見ていても、良い頃に比べれば張りがひと息に映りました。その中で圧倒的なパフォーマンスを示したコパノリッキーの走りには、鳥肌が立つ思いでした。 コパノリッキーは、あと2戦で引退し、ブリーダーズスタリオンステーションでの種牡馬入りが発表されました。その2戦がどれになるのか…。まだタイトルを手にしていない「チャンピオンズC」と「東京大賞典」が有力視されていますが、「JBCクラシック」への参戦もまだ選択肢にあるようで、G1(Jpn1を含む)11勝の新記録を目指す次走の動向は注目です。 そして、今週のホッカイドウ競馬は、2歳牝馬による唯一のダートグレード「エーデルワイス賞」が12日に行われました。今週の東京が夏日が続く暑さだったのに対し、北海道は10度台の気温で、しかも雨。大分寒かったようですが、この時期で雨が降ってしまうと、気温が上がらないので馬場が回復することは難しく、水が浮く不良馬場での競馬になりました。先週辺りから、内を通った馬の好走が目立つ印象で、11日の「瑞穂賞」も内をスルスルっと上がってきたドラゴンエアルが勝利しています。そのことは、騎手たちも意識したポジション争い、直線の通るコース選択など、勝敗を分けるポイントが多々ありました。 今年の2歳牝馬戦線は混沌としていました。例年、牡馬と混じって走る重賞でも、牝馬の活躍が見られますが、今年は全体的に牡馬優勢のレースが多く、牝馬重賞も抜けた馬が見当たらない状況で進みました。前哨戦の「フローラルC」を制したミスマンマミーアも出走がなく、どの馬にもチャンスがある印象でした。 その中で、「リリーC」を勝ったストロングハートが一歩リード。「フルールC」は、3コーナーで不利があり、大外を回らざるを得なくなるロスがあっての4着で、スムーズに運んだ「リリーC」はグラヴィオーラとの接戦をモノにしました。そのグラヴィオーラも、牝馬重賞で常に上位争いを演じており、相手なりに走るタイプ。今回は坂路での追い切りも時計を詰め、大一番に懸ける意気込みを感じました。 一方、JRA勢は「函館2歳S」で2着だったウインジェルベーラが、かなり早い段階から「エーデルワイス賞」への参戦を表明していました。そして、「ダリア賞」2着のシャインカメリアは、新潟のダート1200mで圧倒的なパフォーマンスを見せるなど、ダート適性の高さを感じての参戦で、他の馬たちも含め多士済々。まさに「JRA」対「北海道」の図式が成り立つ、面白いメンバーでの1戦となりました。 「グリーンチャンネル地方競馬中継」で、ホッカイドウ競馬のレースの日は、僕が解説を担当することがほとんど。レースはグリーンチャンネルでの観戦となりましたが、まず数字に驚いたのは、ウインジェルベーラの20キロ増。見た目にもボテっと映り、多少張りも物足りなく感じました。早めに門別へ入厩したものの、輸送を考慮して太目に仕上げていたようですが、意外と輸送で減ることがなかった印象です。一方、ホッカイドウ競馬勢に目を転じると、グラヴィオーラは10キロ増でも引き締まった体つきで、調教を攻めての結果を物語る、素晴らしい状態に感じました。 レースは、1番人気のシャインカメリアが大きく出遅れ、波乱を思わせましたが、マサノスマイルとコスモウーノが行き、JRA勢ではジュンドリームが先団に取り付き、それを見ながらストロングハートやグラヴィオーラが続く展開となりました。コスモウーノが押し出されるような形で3コーナー手前で早くも先頭に立ち、前半3Fは34秒5でしたが、門別1200mの重賞で不良馬場を考えれば、比較的速い程度のペースだと思います。 ストロングハートは早めに先頭に並び掛け、先行する馬たちの直後にいたグラヴィオーラが絶好の手応えで4コーナーを進んできます。直線入口でコスモウーノとストロングハートの間にいたグラヴィオーラは、抜けてくるほどのスペースがなく、外に切り替えてストロングハートを追い掛けました。直線は2頭のマッチレースとなりましたが、最後までストロングハートの脚色は衰えず、1分12秒4の走破時計で駆け抜けました。 「エーデルワイス賞」で、ホッカイドウ競馬勢が掲示板を独占したのは、10年振り4回目。門別1200mでは史上初となりました。今年は、JRAへの挑戦でも結果を残しているホッカイドウ競馬の2歳馬たち。その中にあって、地元のダートグレードで上位独占を決めたことは、改めてホッカイドウ競馬の2歳馬たちの強いブランドを印象付けた結果だったと思います。 ストロングハートは、「ローレル賞」から「東京2歳優駿牝馬」というローテーションが考えられているようですが、全姉のアップトゥユーが歩んだローテーションそのままとなります。姉は「エーデルワイス賞」2着から、「ローレル賞」を圧勝していますが、こちらは堂々主役となっての参戦になるでしょう。 騎乗した阿部龍騎手にとっても、嬉しいダートグレード初勝利です。阿部龍騎手の「エーデルワイス賞」は、デビュー年にピッチシフターとのコンビで、内を付いて2着に来たレースがありました。その後も、ネガティヴ(3着)、モダンウーマン(2着)、アップトゥユー(2着)と惜しい競馬が続いていましたが、待望の勝利にインタビューでも嬉しさがこみあげていた様子が窺えました。 地方競馬教養センターでの評価が、この世代では最も高く、阿部龍騎手の活躍につられるように、翌年デビューの井上幹太騎手と石川倭騎手の2人も、次世代のスター候補として頑張っています。若手が伸び、中堅やベテランも高い技術とレースの厳しさを教え込むような形で、レースレベルが上がっている様子が、近年のホッカイドウ競馬に感じます。レースラップを見ても、仕事をし出した2001年の頃とは雲泥の差で、門別単独開催となり、比較しやすくなった状況なら、よりその違いを感じます。 グリーンチャンネルの解説で、シャインカメリアを無印にした理由を説明しましたが、未勝利勝ちが圧勝とはいえ、前半3Fは35秒5で、4F目は13秒0とかなり楽なラップ構成でのものでした。今年の門別は、例年よりタフな馬場とはいえ、「栄冠賞」で前半3Fは35秒0、「リリーC」は34秒7というラップを刻んでいます。オープン特別でも35秒前後のペースが多いだけに、芝スタートの競馬で35秒5という前半の競馬なら、数字面で厳しいのでは…というイメージがありました。 厳しい競馬の経験値が、他の競馬場とは決定的に違い、毎年のようにスターホースを送り出している状況が続いています。月末の「北海道2歳優駿」を占う上で、14日に東京競馬場で行われる「プラタナス賞」は必見だと思いますが、昨年のエピカリスのような馬が出現するかどうか…。ホッカイドウ競馬勢も、サザンヴィグラスやヤマノファイト、そしてダブルシャープといった全国区の実力馬が名を連ねると思います。「エーデルワイス賞」の再現を…。ハイレベルの2歳馬の走りを期待したいと思います。
2017年10月13日

木曜担当のよこてんです。 10月9日、盛岡競馬場で『第30回マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI』が行われました。★曇り空基調で雨が降った時もありましたが気温が高めで暑いくらいの一日 優勝はコパノリッキー。昨年に続いての連覇達成となりました。★南部杯優勝/コパノリッキー 2着に7番人気ノボバカラ、3着に5番人気キングズガードが入った事で三連複・三連単のみならず馬複・馬単も万馬券。3連単は12万5590円にもなりました。7年前、2010年にオーロマイスターが勝った時の131万円にはさすがに及ばなかったものの、南部杯史上2番目の高配当の決着でした。★7番人気で2着、波乱の立役者となったノボバカラ★5番人気3着のキングズガードも波乱の片棒を担いだ事になるか 今年のレースにはいくつかのポイントがあったと思いますが、一番大きかったのはベストウォーリアの動きが精彩を欠いた事ではないでしょうか。★ベストウォーリア 序盤から中盤あたりまではノボバカラとウインフルブルームが後続を2、3馬身離して逃げている格好で一見“前の2頭が懸命に先行争いをしている”形だったわけですが、ノボバカラの1000m通過が59秒7ですから全くスローなんですよね。 コパノリッキーに至っては1000m通過が1分00秒3。昨年の同馬の1000m通過は58秒3、一昨年のベストウォーリアのそれは58秒1。今年は超スローだったと言ってもいい。 そうなると後続が35秒台の脚で追い上げようが届かないし、逃げたノボバカラが35秒8と上位陣の中ではやや“歩いて”しまっても粘りこめるわけです。 上位陣の上がりはコパノリッキーが34秒6、これは自身最速です。ノボバカラの35秒8は芝を除けば2位タイ。キングズガードの35秒1は自身最速タイ。ゴールドドリームの34秒4も自身最速ですね。カフジテイクは35秒1で、34秒台を連発していた最近の中では遅い方になるのですが、自身のキャリアの中では決して遅い方ではありません。 先行した馬たちですら軒並み自身最速級の上がりの脚を繰り出してくる・・・ということはそれだけ序盤がスローで楽な展開だったということですよね。 加えて言うと、グレード級の馬にとっては簡単かもしれない「1000m通過1分ほど+上がり35秒台」も地方勢にとっては簡単ではない。一昨年のようなハイペースになってJRA勢が上がり38秒台後半でバタバタするような展開にならないとね・・・。★カフジテイクも決して脚を使ってないわけではないのだが★ゴールドドリームはスタートで大きく出遅れてしまった ゴールドドリームの出遅れも影響したかもしれませんがそれは織り込んでおくべき要素といえる部分。ベストウォーリアの動きがやや鈍かった事、3年前のJBCクラシックでは結果力尽きたとはいえ最後までコパノリッキーに馬体を併せようと食い下がったこの馬が今回は動ききれなかった事がスローの流れをスローのままに留めてしまったのではないかと感じます。 しかしとはいってもコパノリッキーについて「スローだから楽に勝てた」と言うつもりは全くありません。先に書いたように上がりは自身の過去最速を叩き出していますし、走破タイム1分34秒9にしても昨年の1分33秒5にこそ及びませんが、その前のレコードである1分34秒8(2010年南部杯のオーロマイスター)にはわずか0.1秒差。さらにその前のレコード、これは1998年のメイセイオペラですが、その南部杯での勝ちタイム1分35秒1は軽く破っています。 中間いち頓挫あってレース間隔が開き、当日の馬体重も前走比+10kgとなっていてパドックで見た身のこなしは決して良いとは思えなかった。それでもこれだけの走りができるのですからねえ。 レースの中にしたって、ベストウォーリアが動かなかったというだけではなく、コパノリッキーがすんなり好位置を確保してなお脚色が良かったからこそライバル達が「動けなかった」のでしょう。素晴らしい走りだったと言う他はありません。おめでとうございました。 さて、この10月9日の一日の発売金額は10億9663万5100円となり、昨年同日の8億3839万2800円を大きく上回りました。南部杯単体では9億1385万9700円で昨年の6億4113万5800円を上回りましたが、これで分かる通り1日あたりの差はほぼ南部杯の増加分です。★ゆるキャラ集結★「ぽっ」ポーズをしてくださった超大物の皆様 1日あたり・レース単体共に南部杯の日としては恐らく過去最高なのは喜ばしい限り。 ただ、増分のほとんどが南部杯によるとなると、もし南部杯の売上げがはかばかしくなければ全体も大きく下げる可能性があるわけで、諸手を挙げて良かったと言うには早いのかもしれません。 実のところ、今季ここまでの岩手競馬の1日平均売得金額は南関4場・兵庫・北海道・名古屋に次ぐ8位に留まっています。9位は高知、以下金沢、笠松、佐賀、ばんえい(地全協発表データによる)。 岩手競馬はこの先、季節的な要因で売得金額が伸びない時期になりますから、場合によっては平地競馬場で一番下になってしまう可能性も決して小さくない。 だから「岩手競馬はダメだ」と言いたいのではありません。岩手ももっと伸ばせる余地があるはずだ、と言いたいのです。今年の南部杯の日がそうだったように伸びる余地はある。1日平均で3億円に届くポテンシャルだってあるはずです。今年の南部杯を励みにして来年はもっと上を目指しましょう。そしてそのための環境整備は、抜かりなく進めてほしいと思います。
2017年10月12日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 今週は、土曜日の東京競馬場。 3ヶ月ぶりの大國魂神社。府中の杜の鎮守 雨上がり。まだ秋とは言え緑の木々のトンネルの中を通って参道をゆくと、少しだけ秋の風のかおりがするような気がしました。 境内には、撮影用の大絵馬。すでに来年の干支の犬が描かれています。 今年ももうじきおわりか… 随所に季節の進みを感じながら、歩いて東京競馬場へ向かいました。 競馬場の中の木々は、ほんの少しですが色づき始めていました。 ここからジャパンカップまでの2ヶ月の開催。 あっという間にこの風景も変わっていくのでしょうね。 スタンド内では、牧場就業支援「BOKUJOB」の案内ブースが出来ていました。 すでに高校生の新規就職については、概ね就職先が決まって決着がついたあとという時期で、今回は来年以降の就職に向けての情報提供を行っていました。 先週のオータムセールの会場でも聞こえてきた話なのですが… 生産牧場や育成牧場における人手不足の問題は、極めて深刻な様子。 そもそも人材募集に対して応募がなかったり、就職しても定着せずにすぐにやめてしまう人が多かったりと、人手不足の解消に向けての取り組みがなかなか緒に着いてきません。巷では好景気で、高卒でも求人倍率が2倍近くという超売り手市場において、馬産地での人材確保は私たちの想像以上に苦戦しているようです。 恐らく…構造的な問題もあるんじゃないかと、私は思うんですよね。 例えば経済面。人材の確保にこれ以上お金を費やすことも無理だというのが、育成などの牧場側のおっしゃり方です。 でも考えてみて下さい。いま馬産地は好景気といわれ、セールなどでの売れ行きも好調とされています。それなのになぜ? 馬産地においては巷で言われる好景気も、まだ最悪期から底を打って上昇に転じてきた、という段階を出ていないということなんでしょう。馬代金が馬産地に配分されるとして、まだそれが十分、そしてあまねく行き渡っているとは言えない状況から、馬づくりを支える体制へと修復できるかどうか。もしかしたら、人を引っ張ってくると言う末端の取り組みよりも、もっと手前の部分で手をつけていかなければいけない部分があるのではないでしょうか。 ひいてはJRAの厩務員の確保にも影響がある(競馬学校への入校に牧場での1年の実務経験が必要)との声もあり、そのような競馬開催の維持確保という観点からも、生産育成の人材確保が急務であることは間違いなさそうです。 とはいえ、これらは全て運営側の事情にすぎず、競馬のお客さま方としては関係のない話。だからこそ、影響が出ないうちに、解決に向けての流れを創り出す必要があります。特効薬はないんでしょうね、きっと。なので、この東京競馬場で目にしたような小さな取り組みでも、続けて行くことに価値があるんだと思います。 それはともかく。 メインレースは、2歳の重賞・サウジアラビアロイヤルカップ 札幌の時もそうだったのであまり気にしなくていいようですが… さすがに腹からしたたるぐらい汗かいていると、心配になりますよ。 そんなダブルシャープを今回も操るのが、こちら。 石川倭ジョッキー レースの結果は…皆さんご存じの通り6着。 レース序盤によられる不利もあり、レースタイムが途轍もないレコードになるような内容のレースだったことも含め、よく走ってますよ。ダブルシャープ自身も、従来のレコードぐらいの時計では駆けているのですから。 上がってきたときの表情も、残念そうだったな…。 帰り際に話を聞くことが出来ました。 最近にないぐらい、緊張したと。 その緊張の正体は、あれこれ聞いてもはっきりしなかったのですが… すごく緊張したそうです。 オヤコダカに乗るときの緊張感とは全然違うと。 石川ジョッキー、東京競馬場でのチャレンジで、またひとつ何か新しい感覚を掴んだのかも知れません。 人馬とも、また次の機会に期待しましょう。
2017年10月11日

火曜日担当の太田です。毎週のようにお祭り開催の帯広競馬場今週はとかちばん馬まつりが行われました。毎年恒例優勝賞金88万円をかけた「2017ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ[世界大会]」では、筋骨隆々男たちが懸命にソリを引っ張る姿にお客さんも大声援を送っていました。レース後はみんなその場に倒れてしまうぐらい相当大変なんでしょうね。馬がゴール前で止まってしまう意味が皆さんもわかってもらえるのではないでしょうか。南側広場のイベント会場では大勢に人で賑わいを見せていいました。おみくじ馬券は大行列。当たった方はラッキーですね。パフォーマンスのステージでも荒技を繰り広げ、見ていたお客様も一緒に盛り上がり、拍手喝采でした。次週14日(土)、15日(日)はこちらも毎年恒例全道祭典ばん馬1歳馬決勝大会が行われます。全道各地で選抜された、来年デビューの1歳馬達の初のお披露目。(昨年の様子)未来のばんえいスター馬がいるかもしれません。ご注目ください。その1歳年上。今年デビューした2歳馬達の初の重賞『第40回ナナカマド賞BG3』が15日(日)に行われます。青雲賞で1着「カネマサダイマオー」2着「オレワチャンピオン」星雲賞は苦戦したが次走でしっかりと巻き返し「ジェイコマンダー」男勝りの走りでいちい賞を勝利20年ぶりの牝馬勝利となるか「ミスタカシマ」など将来有望な馬たちの走りに期待が持てます。2歳一冠目『第40回ナナカマド賞BG3』15日(日)第10レース20:10発走予定ぜひご参加ください16日(月)レディースヴィクトリーラウンドばんえいエキシビションが行われます。残念なら岩手の鈴木麻優騎手は、ケガの為欠場となりました。が全国で活躍の女性騎手は帯広競馬場に集合します。エキシビションレースはもちろん、トークショーや抽選会なども行われます。我がばんえい騎手の竹ケ原茉耶騎手も登場です。ばんブロでは竹ケ原騎手の意気込みのインタビューもUPします。ぜひご覧ください。お時間のある方はぜひ帯広競馬場で一緒に盛り上がりましょう!!
2017年10月10日

今日は耳目社山中が担当します。南関東地方競馬は、川崎競馬開催中です。(スパーキングナイター。開催は13日=金曜日まで)川崎競馬場が三たび怪獣にジャックされたようですが、競馬ファンの皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。三連休、毎日王冠、京都大賞典、そして南部杯と各地で盛り上がりましたね。今回の担当日も、金沢に来ております。白山大賞典が終わって、金沢競馬も秋競馬。だんだんと最終レースの時間が早くなってきています。季節が進んでいることをここからも感じますね。三連休中の金沢では、様々なイベントが行われていました。金沢駅は滞在先のホテルから近い、金沢駅の兼六園口を出てすぐのところにある鼓門で、昨日「金澤月見ゲート」というプロジェクションマッピングが行われていたので行って来ました。鼓門がカラフルにライトアップされていました。そして、今日はいしかわ四高記念公園内で開催されていた「金沢スイーツフェア」に行ってきました。(参考資料は→こちら)季節感のあるケーキやタルト、ジェラートなどが出店していました。マスカットのタルトをいただいた右側の店舗。ホテルトラスティ金沢香林坊のカフェ「ファシーノ」こちらのケーキは終了時間を待たずに、完売してました。ケーキで口の中が甘くなったので昼食を探しに近くの柿木畠付近を歩いていると、向こうの方から突然ゆるキャラが登場。街中で、突然ゆるキャラが現れると、ビックリしますね。「勝手に金沢を盛り上げるキャラクター」りぃたくんでした。(参考資料は→こちら)頭には新幹線。背中には「弁当忘れても傘忘れるな」のメッセージが。(金沢はお天気が変わりやすいことを表した言葉)りぃたくん、金沢競馬場には来てくれないかなぁ…。さてさて。今日の南部杯が終わって、JBC競走へのトライアル・Road to JBCの全競走が終了。この中で僕が実況を担当した東京盃はキタサンミカヅキが優勝。JRAオープンから移籍したキタサンミカヅキとブルドッグボスのワンツーでした。(→結果)勝ちタイムがそれほど早くなく、本番JBCスプリントへこの結果がつながるかどうかちょっとわかりませんが、ダート1200mなら別路線から出てくる馬も含めてそれほど差がないと思われる2頭ですので、良いレースを期待したいですね。勝てばフジノウェーブ以来の地方勢JBCスプリント制覇となりますが…どうなるでしょうか。南部杯を勝ったコパノリッキーにはG1Jpn1・11勝という大記録が達成されるかどうか、この後行われるJBCクラシックとチャンピオンズカップで注目が集まることになります。11月3日はJRAとの同時開催。今日の南部杯のように、JRA有力馬×NAR騎手というコンビが見られるかもしれません。今年のJBCデー・11月3日は、3連休の初日。秋の観光シーズンの真っただ中ですが、競馬場も盛り上がればいいのにな。出走予定馬の発表が待ち遠しいですが、それを見て、早く想像を膨らませていきたいですね。
2017年10月09日

日曜日担当の高橋華代子です。 我らが東北楽天ゴールデンイーグルスは、今シーズンパ・リーグ3位が決定。 4年ぶりとなるCS進出が決まりました。 4月、5月、6月、7月とリーグトップで通過。 それから一気に急降下し、10連敗にはじまり、とにかく負け続けました……。 ほんと、ジェットコースターみたいなシーズンだった。 他チームファンの人たちにまで精神状態を心配されたイーグルスファンのわたし(苦笑)。 たしかに、こんな結果になるなんて夢にも思わなかった時期もありました。 ソフトバンクさんに一気に突き放された時、西武さんにも迫られて離された時、 ショックで落ち込みましたよ、さすがに……。 でも、切り替えました。 そもそもがBクラス常連のイーグルスですよ?(笑) 今シーズン始まる前に、イーグルスが7月までトップに居続けると、誰が想像していました?(笑) わたしは2014年からのファンなので、5位と6位の経験しかなかったんです。 個人的な今年の目標はCSまでドキドキしたい、と。 だって、CSまでドキドキしていたことないんですもん(^-^; 今年はほんと最後の最後まで楽しかったです。 先日の西武球場での試合↓ 西武さんとの直接対決初日で、この時はまだ2位と3位の決着がついていなかったので、激アツでした。 イーグルスはエース・則本投手が先発。↓ 西武さんの応援が試合前からすごかったんですよ。 怖いくらいの白熱した声援。 こんな時期まで、イーグルスがこれほど熱い試合の中で戦っているんだと思ったら、1回表の攻撃から涙がとまりませんでした(苦笑)。 何とかこの日は勝つことができたのですが……。 結果は3位。 東北でCSを!の夢は絶たれました。 しかし、東北で日本シリーズを!の夢はまだ絶たれていません。 ソフバンさんは1年を通してすごい強さでした。真の王者! 西武さんも後半の追い上げは鳥肌ものでした。素晴らしかった。 でも、勝負事は最初からあきらめちゃいけませんよね? その舞台に上がるということは、チャンスが十分にあるわけですから! 西武さんはとにかく絶好調! この間の浦和競馬場での追い切り取材で、早くもこの2人に熱視線! 熱烈な西武ファン、橋本直哉騎手と水上直人厩務員。 鎌倉記念で人気になるであろうシェーンリートの調教パートナーと担当です。 自厩舎の小久保厩舎はキスミープリンスで鎌倉記念を制していますが、シェーンリートも続きたいと、頑張っていますよ。 かなり能力は高いお馬さんだそうで、鎌倉記念はどんな走りをするのかとても楽しみです。 さて、イーグルスの本拠地コボパークに行かれた方はいますか? コボパにあるコインロッカーは、とても刺激的ですよ。 マスコット、監督、コーチ、選手の顔写真が入ったコインロッカーがズラリと。 クラッチのロッカーのポジション、すごくないですか?(*^-^*) こういうロッカーが南関の競馬場もあれば楽しいなぁと、いつも思っています。 騎手だけじゃなく調教師のも。 ぜし、希望(^^)/ CSは10月14日から始まります。 西武球場に、イーグルスのマスコット・クラッチ&チーナちゃん&スイッチが3人そろってやってくるかも非常に心配。 絶対に来て欲しいのですが。。。 わたしが言うのもあれですけど。 イーグルスのマスコットは全てにおいてレベルが高いと思います。 ほんと、お仕事ぶりがすばらしい。 マスコットさん自らが楽しんで取り組んでいるということがすごく伝わってくるし。 ファンサービスも神対応ですし。 そんなすばらしいお仕事ぶりを、ぜひともコボパで行われるCSで見せて欲しかったという悔しさが、個人的にはあります。 でも、その楽しみは日本シリーズに取っておきます。 もうしばらくは、南関競馬とイーグルスの二刀流で楽しみたいと思います。 こんな時期までドキドキハラハラワクワクを、イーグルスありがとう(*^-^*)
2017年10月08日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 第3回目となる『ダートランinそのだけいば』が今年も開催されました! 現在、耐震・リニューアル工事中の園田競馬。 この影響で走るエリアに制限がかかってしまうので、開催自体も危ぶまれる中での大会でした。 関係者の皆さまの努力が実り、無事に終えられた今回のダートランでした。 皆さまお疲れさまですm(__)m 以下、詳しくはトピックスで綴っていきます。※軽いと思った馬場は、走ってみるとめちゃめちゃ重たかった(>__
2017年10月07日

金曜日は古谷が担当します。 坂田さんから、オータムセールの話題を振られましたので(^^; セールを総括したいと思います。2日から4日までの3日間、北海道新ひだか町静内の北海道市場で開催されました。天気予報は芳しくなかったんですが、思ったよりも天気には恵まれた印象で、カッパを着て馬を見たのは1日のみで済みました。 オータムセールと聞くと、多くの方は「売れ残り感がある市場」というイメージを持たれると思います。しかし、2010年から、サマーセールを境目とし、サマー前に上場申込を締め切った馬を前半2日間、サマーから再申込(主取や欠場になった馬)される馬を最終日に集約する形を取りました。サマー前に締め切ることで、早く名簿を作成することができ、購買関係者の方々に配布することによって、予定を組みやすくなりました。その成果は大きく、売却率は2010年が49.5%で、その後は50.6%、52.3%、57.2%、62.0%、65.9%、71.8%と右肩上がりに推移しています。 遅生まれの馬や小さい馬など馬の成長に合わせて、販売申込者はどのタイミングで、セールに上場することが良い結果を生み出すかを考え、秋一本に絞って馬を仕上げていくケースも最近は目立っています。販売する側の意識が変わってきたことで、上場馬の質が各セールで上がってくることは必然的です。それぞれのセールから、掘り出し物が登場することも当然ながら出てくることでしょう。 前半2日は、社台グループやダーレー・ジャパンなど、大手牧場が上場していたことで、多くの購買関係者が来場していました。良血馬を手にするラストチャンスを求めて、オータムセールに来る人が増えていることも、競り合いを活発にし、売上が上がっていく流れを生み出すことにつながっています。 2日目が、売却率(77.15%)と売却総額(7億2380万円、金額はすべて税別)ともに、3日間の中で最も高かった1日となりました。セール最高価格となったのは、ヘニーヒューズ産駒のマリブウィンの2016で、落札価格は2000万円でした。(セール最高価格となった、マリブウィンの2016) そして、2番目の高額取引となったのは、シンボリクリスエス産駒のアグネスメープルの16で、1600万円でした。(2番目の高額取引となった、アグネスメープルの16) 牝馬の最高価格となったのは、ロードカナロア産駒のサトノティアラの16で、1500万で落札されました。ロードカナロア産駒は、4頭中3頭が落札され、いずれもに1000万円を超えています。ロードカナロア人気は、オータムセールでも健在でした。(牝馬の最高価格となった、サトノティアラの16) また、最終日にしても、サマーセールの時からの成長が見られたり、ただ値段の折り合いがつかなかっただけで、改めて上場されて希望価格が下がったとなれば、購買関係者から声が掛かり、落札されていくシーンが続きました。最終日にしても、74.1%の売却率を誇り、サマーセールでは欠場だったパイロ産駒のキシュウグラシアの2016が、900万円で落札されました。比較展示から、多くの購買関係者が集まっており、おそらくこの日の最高価格になるだろうと思われていた馬ですが、その通りの結果となりました。(最終日の最高価格だった、キシュウグラシアの2016) 3日間トータルの成績は、675頭が上場され507頭が落札。売却率は75.11%(前年比3.29%増)、売却総額は16億2480万円(前年比9610万円増)と、オータムセールレコードだった昨年をさらに上回り、レコードを樹立した。また、購買登録者数も836人(前年比101人)と増えており、市場に足を運ぶ人が年々増えていることで、競り合う人が多くなり、価格帯も上がっていることにつながっていると思われます。 1年を通して、どのセールも記録樹立が目立ちましたが、市場で購入する人が増えてきたことの要因は、レポジトリーなど情報公開を徹底してきたことで、安心して馬を買えるようになってきたという分析が多くの方から聞かれます。市場の売れ行きが年々良くなっていることは、市場に対する信頼の高さを示しているとも言えるでしょう。 繁殖馬セールを残すのみとなりましたが、競走馬市場は今年は打ち止めとなりました。来年のデビューが待ち遠しく感じる馬主の方々も多いと思いますが、愛馬たちの活躍をお祈りしたいと思います。 さて、ホッカイドウ競馬のダブルシャープが、7日の東京競馬場で行われる「サウジアラビアロイヤルカップ」に出走します。オータムセール初日が始まる前に行われた最終追い切りを見てきました。札幌2歳Sの時より余力のある動きで、しかも時計を詰めてきた点から、状態の良さが窺い知れます。長距離輸送への不安は陣営もなく、ペースが速くなってくれることを何より願っている様子が窺えました。7日は関東圏で雨が強く降り、秋の東京開幕で馬場状態は良いとはいえ、完全な良馬場は望み辛くなります。時計が掛かってくれる方が理想的なダブルシャープにとって、この雨は好材料と言えるでしょう。ぜひとも頑張って欲しいと思います。
2017年10月06日

木曜担当のよこてんです。 先の10月1日、盛岡第1レースで齋藤雄一騎手が地方競馬通算1000勝を達成しました。★2017年10月1日 盛岡第1レースでの1000勝達成 今年3月の特別開催スタート時点での齋藤雄一騎手の勝ち星が970勝で、残り30勝なら遅くとも夏までには達成できるだろう・・・と踏んでいた所がスタート早々の大怪我。そんな事があって秋も深まりだした頃の達成となりました。 とはいえ、怪我で3ヶ月近くを棒に振ってしまったわけですが、怪我をした当初は「今シーズンの復帰は難しいのではないか?」と噂されたくらい酷い怪我で、実際あと少し当たり所が悪ければ3ヶ月程度の休養ではすまなかったようですから、実戦に復帰してこのように戦って、そして1000勝を達成できたのは、本当に良かったと言う他はないです。★家族の前で、自厩舎の馬で記念の勝利。齋藤騎手にとってもベストの結果では 自分は、齋藤騎手にはまだ枯れたことを言わないで、自厩舎、小西厩舎を調教師リーディングに押し上げるとか小西厩舎の馬で重賞を勝つとか、そもそも自分が騎手リーディングを狙うとか、そういう所も狙っていってほしい。怪我無く順調にいけるなら2000勝だって目指せる騎手だと思う。もうちょっと欲ばってもいいんじゃないかなあ。ねえ。 その齋藤騎手の1000勝達成セレモニーは10月8日の日曜日、南部杯前日の盛岡競馬場で実施の予定です。恒例の写真プレゼントもありますので皆様ぜひおいでくださいませ。 さて、10月9日に行われる『第30回マイルチャンピオンシップ南部杯』。今日の夕方をもって各地区出走予定馬の補欠繰り上がり期間が終了しました。出走予定馬は以下のようになりましたね。■JRA(出走予定7頭)カフジテイクキングズガードコパノリッキーゴールドドリームベストウォーリアノボバカラウインフルブルーム■地方他地区(出走予定3頭)ケイリンボス(高知)サルバドールハクイ(笠松)トキノベラトリクス(笠松)■岩手(出走予定6頭)チェリーピッカーメイショウオセアンコスモジョイジョイイーグルカザンユッコアドマイヤイバマ補欠アントニオピサハイパーチャージ ノボバカラは吉原寛人騎手、ウインフルブルームは村上忍騎手を確保しながら繰り上がりを待っていた模様で、ひとまずは願いが叶ったというべきか。 先週のこのブログでも少し触れたように、芝路線から来るウインフルブルームを含めて全馬がグレード勝馬であるJRA勢に対し地方重賞勝ち馬もちらほら・・・という地方勢では、どうしてもJRA勢優勢と言わざるを得ません。そしてその中でも昨年の覇者コパノリッキー、2年前・3年前の覇者ベストウォーリアがコース実績面から優勢だろう・・・と考えるのが妥当でしょう。 ただ、状況は昨年のこのレースの頃とは少し異なっているとも思います。 ひとつはコパノリッキーの臨戦過程。今年5月のかしわ記念を制したコパノリッキーですが、帝王賞は態勢整わず出走できなかったために今回が5ヶ月ぶりの実戦になります。★コパノリッキー(かしわ記念)5ヶ月ぶりの出走は彼にとっても長めの間隔になる 2014年には帝王賞からJBCクラシックへ4ヶ月ちょっとの間隔で出走して完勝したことがある一方、2015年は約7ヶ月、2013年には約6ヶ月の間隔が開いた休み明けで敗戦を喫しており、5ヶ月という点はどうしても微妙なレース間隔だと感じられます。 そしてベストウォーリアも、フェブラリーS→かしわ記念→さきたま杯と来て休み明けで南部杯というのは昨年と同じローテーションではあるのですが、その3つのレースとも走破タイムが昨年より遅くなっているのが気になります。そもそも一昨年の南部杯を勝って以降、勝ち星がないですしね。 昨年の南部杯はコパノリッキーが1分33秒5という驚異的なレコードで勝っています。その週の盛岡競馬場は土曜日に強い雨が降った影響が続いて高速馬場になっており、南部杯当日の一般戦ではC1のダート1200mで1分12秒6、C2のダート1400mで1分25秒7が出ましたし、前日の9日でもC1のダート1600m戦で1分38秒6という古馬重賞並みのタイム。これでは南部杯はレコード決着必至だなと思ったものでした。 ただ、南部杯のレコードに関してはちょっと様相が異なっていたと思います。レコード決着にありがちな「インぴったりの逃げ切り」ではなく、コースの一部に現れていた非常に時計が出やすいルート、コースやや真ん中よりから直線に限っては外目という部分を選んで、恐らくは1600m以上の距離を走りぬいてのレコード勝ち。あの勝ち方は、本質的に中距離馬であるコパノリッキーにしかできない芸当であり、そのように実質“マイル以上の距離のレース”に持ち込まれた他の馬達が手も足も出なかったのもある意味当然でした。★2016年の南部杯ゴール前映像より、残り100mでカメラが切り替わった所でキャプチャしたもの。下の2015年・2014年に比べてかなり外を通っているのが分かる★2015年★2014年 実は今年もここに来て高速馬場になってきています。例えば冒頭の齋藤雄一騎手が1000勝を決めたレース。C2十組というかなり下級のクラスなのですが、ダート1200mで1分12秒0で勝っています。土曜日には同じダート1200mで1分11秒3が出ました。 日曜の6RではC2のダート1400m戦で1分24秒3、メインの白神賞でも1分24秒4というタイム。いずれもレコードの1秒以内に迫るものだったわけですけども、1分24秒3まで行ったのはざっと見た所過去10年で最速です。★10月1日の6Rで1400m1分24秒3を出したスズマッカートニー。ご覧の通り極端に水っぽい馬場ではないにもかかわらず・・・の高速タイム また、現レコードの1分23秒6というのは2002年にトーヨーリンカーンが出したものですが、この時は重賞勝ち馬も複数登場していたオープン級の特別戦で、一番脂が乗っていた頃のトーヨーリンカーンとJBCスプリントに出走した直後のトキオパーフェクトが一騎討ちを演じた中で叩き出したもの。今は盛岡1400mでのオープン級重賞が設定されていない事もあり、あれだけのタイムはそう簡単には出ないだろう・・・と思っていたところがC2級で0.7秒差まで迫るタイムが出たわけですから、コース傾向は「超高速」と言っていいくらいに感じます。 昨年と違うのは、今年は昨年ほどには“高速道路”が外に拡がっていない点でしょうか。今年の南部杯は昨年よりは“普通にマイルのレース”になると思われ、そこに昨年とまた異なる展開が生まれるのではないかと思っています。 そろそろ予想をまとめなくてはならないのですが、こうやって考えているとなかなかまとまりません。枠順確定は明日木曜日。枠順を見てから改めて詰めていくか・・・。
2017年10月05日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 季節も進んで、すっかり秋。 土曜日の中山競馬場 カンナステークスに出走したホッカイドウ競馬のリュウノユキナ パドックに、めっちゃ蝶々がたくさん飛んでました。 わかりにくいか… 色んな色の蝶々がいました。 ああ、蝶々じゃないわ。馬見ないと(笑)。 ゴール。よく走ったけどな… 厩舎的に「11月まで」が大きな節目とのこと。 それまでにあと1回。いい活躍シーンを見せてくれるといいのですが。 週が明けて、北海道に来ています。 昨日は、日高・静内で行われている競走馬のセリ市・オータムセールを見学してきました。 比較展示の様子 朝方の雨も止んで、盛況でした。 馬だけでなく、馬に携わるひとびとが、売る側買う側両方大勢集まるのが、競走馬セールの会場。 この日も会場を回っていると、本当に多くの方々に行き会いました。 単に今日売り買いされる馬についてだけでなく、あらゆるひとびとからの情報が集まり流れるのもこういう場なのかも知れません。私も多くの方々にお目にかかり、午前中までの展示の間に本当にたくさんのお話をしました。 初日月曜日は、売却率的には好調でしたが、金額まで考えると「堅調」ぐらいの感じだったみたい。 セールは今日までですが、果たして最終的にはどのような結果になっていますか。 恐らく金曜日に古谷さんからリポートがあるのではないでしょうか。 競走馬セール会場の一角に、来場者向けの展示ブースが出ていました。 気になったのがこちら。 農機具の販売店の方が、草刈り機の紹介をしていました。 その名も 「Hey MASAO」 農業には欠かせない草刈り。 従来は手で持って刈り刃が回転してかる「草刈り機」がよく使われていましたが…草刈り機をもっての作業はしんどい。なのでこのように、カートのような乗り物に乗って草刈り作業を行うことにより、負担を大幅軽減できるというものです。 100万円以上するのですが、売れ行きは好調だとのこと。 それにしても「へい!まさお!!」とは、面白い名前。 そんな名前の秘密は、この方が教えてくれました。 農機具メーカー「キャニコム」北海道事務所長 熊崎太志さん「農作業は、ともすると苦しくて辛いイメージがつきまとうものです。そんな中で、名前だけでもこうして遊び心があれば、気持ち的にも違うんじゃないかと考えています。」 要するに、農業を楽しく! 農業のイメージをも変えていこうという会社を挙げての取り組みみたい。 このキャニコムさんのカタログを見て、私びっくりしました。 乗用芝刈り機 『芝耕作(しばこうさく)』 電動アシスト三輪運搬車 『三輪駆動静香』(さんりんくどうしずか) 荷を運搬車などに積み上げるための機材 『安全湿地帯』(あんぜんしっちたい) どれをとっても単にふざけているわけではなく、機材の特徴を表したネーミング。 実際、『安全湿地帯』は、日刊工業新聞社主催のネーミング対象で第2位を受賞したそうです。 思わぬところで出会った、農業の頑張り。 事柄のユニークさとともに、非常に興味深く感じられました。 札幌に帰ってくると、時刻はもう夜。 寒波来週で冬の寒さになり、先週は見られなかったコート姿が当たり前の気候になりました。 北の大地は、いつもより少々早く季節が進んでいるようです。
2017年10月04日

火曜日担当の太田です。昨日は夏日となった帯広。少し季節が逆戻りでしたが、それもほんの束の間。やはり10月ですからね。今日は20℃を下回るようです。そろそろ車のタイヤ交換も考えなければと思う時季となりました。毎週のようにイベント開催のばんえい競馬。週末は「第13回食肉まつり」が行われました。天気にも恵まれ、まさに行楽日和!昼間からビール片手にジンギスカン!!美味しい匂いに包まれていた競馬場でした。第1レースがスタートする前には終わってしまうイベントですが、朝から多くの人で賑わい帯広競馬場はいろいろなことに活用できる人々が集い楽しむことができる会場になっています。今後も色々なジャンルのイベントに使用してもらい地域における競馬場の役割みたいなものを競馬だけではなく果たしていければいいですね。1日(日)は3歳オープンの『秋桜賞』が行われました。勝利したのは三冠の権利を持っている「カネサスペシャル」でした。『ばんえい大賞典』も人気薄で制し、そこから3戦は決していい競馬とは言えない、まあ、いきなりハンデも背負うわけですから仕方がないとは思いますが、今回は今後に向けての何か思わせてくれるそんなワクワク感を感じました。ばんえい菊花賞は来月。まだ1か月ありますが、主役不在の混戦模様。それぞれハンデがどのようになるか今後1、2戦でどのように変化してくるのか、秋競馬はやはり楽しいですね。次回ばんえい競馬は7日(土)8日(日)の二日間毎年恒例の「とかちばん馬まつり」を開催いたします。ステージイベントはもちろん、秋の味覚コーナー充実です。8日(日)は本走路を使用しての「2017ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ 世界大会」が行われます。ばんばにかけて優勝賞金88万を目指し、男たちのガチンコ勝負。楽しいこと間違いありません。今年も地元FM局のDJの皆さんがイベントを盛り上げます。多くの皆さんのご来場をお待ちしております。同じく7日(土)から9日(祝月)までJRA東京競馬場で「ばんえい十勝 in 東京競馬場2017」と題して、ばんえい競馬のPR、トークショーや先着プレゼントなどのイベントを開催いたします。土曜日にはあの東京競馬場のターフビジョンを使用してばんえい競馬のトークショーが行われます。また6日(金)には新橋のGate J.にて、帯広市主催ばんえい十勝&とかち馬文化を支える会Presents「第9回ばんえい競馬教室」を開催。~元ばんえい競馬運営会社(社長)が明かすばんえい競馬のここだけの話~と題してスペシャルトークが繰り広げられます。いやーどんな話が飛び出すのか、私も参加したかったー。お近くの方はぜひお越しください。さて、明日4日(水)は、サテライト石狩でスペシャルトークイベントが行われるのですが、MCは我が社の大滝翔アナウンサーが担当します。スポニチの秋田麻由子さんをゲストにお迎えしありとあらゆるトークに花を咲かせます。大井では東京盃もありますし、プレゼントゲームなどもあるようですから、ぜひ、サテライト石狩へお越しください。お待ちしております。
2017年10月03日

ミツオーです。意味もなく、むさしの森珈琲のパンケーキ。さて、わたくし現在、金沢市内に滞在中です。明日は金沢競馬場で、ダートグレード競走・農林水産大臣賞典第37回白山大賞典(Jpn III)がおこなわれます。わたくし、津田麻莉奈さんとのトークショーに出演し、レースの実況も担当します。JRAは秋のGIシーズンに入り、凱旋門賞に全国が注目し、すっかり秋競馬たけなわとなっています。地方競馬も一気に盛り上がってきまして、このところ各地でダートグレード競走目白押しなのです。わたし自身、明日の白山大賞典でダートグレード競走実況が3週連続。大きな、注目を集めるレースを担当できるのはうれしいことですし、実況者は最もレースに入り込んで(イレこんで?)観戦しているとも言えるわけで、こうしたレースを、連続してそういうふうに観戦させていただけるのも、本当にありがたいことです。先々週の水曜日(9月20日)は、浦和競馬場で、第28回テレ玉杯オーバルスプリント(Jpn III)。サイタスリーレッドが豊かなスピードを見せつけて優勝。戸崎圭太騎手は、この競走なんと4年連続制覇となりました。2着:レーザーバレット。3着:ブルドッグボス。実況しながら(=入り込んで観戦しながら)、何とも言えず感心したのは、2着馬レーザーバレットのコース巧者ぶりでした。この競走3連覇のかかったレーザーバレットは、前に5頭ほど置いて内々追走。そのままピッタリ内ラチぞいをまわって4コーナーまでに3番手まで進出すると、直線入り口で1頭ぶん外へ出してスッと2番手に上がりました。勝ち馬にこそ及びませんでしたが、向こう正面から3・4コーナー、そして4コーナーから直線に入るあたりのさばきの巧さには目を見張りました。やや馬体を持て余し気味で、コーナーのさばきに苦労したように見えたブルドッグボスの内側をすくって抜き去ったあたりは、もちろん鞍上の力もあることでしょうが、何より馬自身がこのコースの走り方をよく知っているのだというように思えたのです。実況しながら(=入り込んで観戦しながら)、実際にこうしたことを感じているのですが、実況の言葉にこれらをタップリ乗せていくのは難しく、後になってこうして実況以外の言葉でそれを語ることになります。その場で言えれば面白いけどな~、とは思いますが、そこはそれ現場ではほかに優先させなくてはならないこともあるということで。ですからこれは、実際には指さなかった手を云々する、将棋の感想戦(…字あってる?)みたいなものでしょうか。レーザーバレットのコース巧者ぶりに感嘆するとともに、ブルドッグボスはコースや条件が変わればもっとやれるだろうということも思うわけです。すでに枠順出ていますが、あさっておこなわれる東京盃は大井の1200メートル。オーバルスプリント3着の走りを見て以来、ブルドッグボスのここでの走りに、わたくし大いに期待しています。…こんなことも実況では言えませんな(問題があるとかじゃなく、そんなヒマがない)。先週水曜日(9月27日)は、船橋競馬場で、Road to JBC 第64回日本テレビ盃(Jpn II)。JRA勢4頭による壮絶な追い比べ、ご堪能いただけましたでしょうか?常々公言しているとおり地方ひいきである身としては、何とも悔しい思いがないわけではないですが、そういう小さなこだわりを吹き飛ばして余りある好レースとなりました。実況しながら(=入り込んで観戦しながら)、純粋に、ああこりゃスゴいな、これは面白いな、と思わずにはいられなかったのですが、問題はそれがちゃんと実況をお聞きいただいた方に伝わったかどうか、ということです。これはもう、実況アナウンサという仕事の基本であり極めるべき目標なのだろうと思うのですが、せっかくの好素材を前にして、自身が、「スゲ~!!おもしれ~!!」と感じていることを、見ている方・聞いている方に、十全に「スゲ~もんが目の前にあるぜ!!おもしれ~ことやってるぜ!!」と伝わるように表現できなければ、実況アナウンサをやっている意味がない。今回の日本テレビ盃については、もうヘタな実況音声などナシに、ただレースを見ていただければそれだけで感動していただけることは間違いないわけで、となると実況は添え物です。添え物は添え物らしく、見ている方のジャマをしないようにすればヨシ、というご意見もまたあるのでしょうけども、添え物には添え物なりの意地というか何というかがありまして、それだけじゃあダメなような気がする。実を言うと、競馬実況についてわたしが常々考えている理想像のひとつに、「スゴいモノをスゴいと言うのではなく、実況がスゴいと言うことで聞いたひとが『スゴい!!』と思う」というのがあります。それってウソじゃ…?と思われるかもしれませんが、競馬は見世物で実況は狂言回しという一面が確かにありますから、そういう意味ではコレをやりたいなあと思うのです。もちろん、いつもいつもコレをやっていてはいけませんから、やはりここ一番で、ということになるわけですが。いい狂言回しになりたい。今回の日本テレビ盃とは関係なく、わたしはそう思って競馬実況をしています。なんてことまで思ったり書いたりしてしまう、そのキッカケになるほど、この日本テレビ盃はいいレースでした。明日(10月3日)は、金沢競馬場で、農林水産大臣賞典第37回白山大賞典(Jpn III)。実況しながら(=入り込んで観戦しながら)、どんなことを思うのか。どんなものが見えるのか。楽しみです。ところで。日本テレビ盃当日、船橋競馬場で「ハートビートVR 調教編」というモノの体験会がおこなわれました。船橋競馬場グッズをご購入になると体験できるというそれを、わたくし、開門前の試験段階にお邪魔して、いち早く体験させていただきました(役得)。いやあ、話題のバーチャルリアリティー、一度体験してみたかったんですよ。ニュース番組やらバラエティやらで、ギアをかぶって「おお!」とか「わあ!」とか言ってるひとを見て、いいなあアレ、と思っておったのです。おかげさまで体験できました!(何かをさわろうとしているのか?)船橋競馬・川島正一厩舎の協力で制作されたこれは、いわゆるベータ版。これから本式のものがドシドシ作られていくのでしょうけども、すでにかなりの完成度で非常に面白いものでした。ギアをかぶると、いきなり自分が馬に乗ってコースを走っていることに気づきます。3頭並走の真ん中が自分です(庄司大輔騎手)。右に江川伸幸騎手、左に濱田達也騎手の騎乗する馬がいます。調教ということで、馬場にはたくさんの蹄跡。穴ぼこがいっぱいあいています。穴には水がたまっていて、どうやら雨降りの直後らしい。(空もあるかどうか確認している)見上げると、空は薄い灰色。曇っているようです。船橋競馬場コースの向こう正面から3コーナー、4コーナーを通り、直線にむくと右手にスタンドが見えてくる。ゴールを駆け抜けたところで終了です。わたし自身は、競馬場コースを馬で走ったことがありません。ええと、乗馬経験はありますし、浦和コースを自分の足で走ったことはありますが、馬に騎乗してコースを走ったことはない。そうか、こんなふうに見えるのか。という感動がひとつ。VRってこんなふうなんだな。という感激がひとつ。…いや、ホントにどっち向いてもちゃんと景色がひろがっていてそこにあるモノが見えるってのは、スゴいですよ。声出ちゃう。多くの方にこれを体験していただきたいなあと思ったのですが。それに加えて、面白い話を聞きました。これ、もちろんプロのジョッキーたちも体験してみたんだそうです。そして、「庄司騎手はアブミがズレないね」という感想が出たんだとか。…このツール、一般ファンにとっては「面白い」ですんじゃいますけど、プロやそこを目指す人たちにとっては、すばらしい教材になるんじゃないでしょうか?ぜひ地方競馬教養センターで取り入れて、「これが理想的な騎乗者の見ている風景だぞ」とかやってみてはどうでしょう?あと、「これが7000勝ジョッキーの見ている風景だぞ」ってのもやってみては?
2017年10月02日

日曜日担当の高橋華代子です。 秋祭りシーズンですね。昨日、川崎競馬場で毎年恒例の川崎競馬秋まつりがあり、その中で、障害者乗馬のデモンストレーションと流鏑馬演武ショーが行われました。 山梨県の紅葉台木曽馬牧場にいる和種のお馬さんたちがやって来て、いろいろ魅せてくれたんです。 まずは障害者乗馬のデモンストレーション↓ アカツキというお馬さんが障害がある方を乗せて、周りには4人の補助する方がついていました。お祭りなのでとてもにぎやかだったんですが、アカツキは大人しく常に一定のリズムで周回。馬さんがここまでになるのは、関係者の人たちのすごい努力があるんだろうなぁと、見入ってしまいました。 障害者乗馬は、大きな動物と触れ合うことで自信がついて日常生活がいい意味で積極的になったり、馬に乗ることで姿勢がしっかりしてきたり、普段使わない筋肉を使えるなど、さまざまな良さがあるそうです。 わたしも、馬たちの温もりから元気と癒しをいつも頂いています。そこは共通しているんでしょうね。馬たちってほんとすごいパワーがあるなって、常日頃から思うこと。 紅葉台木曽馬牧場と世田谷の世田谷公園では乗馬会を行っていて、ボランティアを募集しているそうです。障害のある方が騎乗する際に補助をしたり、引き馬をしたり、馬の準備をしたりなど。 乗馬経験、ヘルパー経験のないボランティアの方に対しての指導も行っているそうです。興味のある方は、こちらのページからボランティア申し込みをご覧ください。 障害者乗馬デモンストレーションのあとは、紅葉台木曽馬牧場のお馬さんによる和種馬のストーリー仕立ての演武が行われました。 流し旗、くらべうま(古式競馬)、流鏑馬などのデモンストレーションで、ストーリー仕立てというのがとても新鮮。お馬さんと騎乗者の人馬一体感もすばらしかったです。 動画にもアップしたのですが、ここにリンクさせる方法がアナログ人間なのでわからないので、あとで南関東競馬ブログの南関魂にアップします。 サラブレッドだけではなく、お馬さんたちにはこういう世界もあるんだなぁって、またひとつお馬さんのことが勉強になりました。 紅葉台木曽馬牧場さんのホームページはこちらです。
2017年10月01日
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