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水曜日の担当は、坂田博昭です。 今日は浦和競馬場に、さきたま杯を観戦しに行ってきました。 あちらこちらの競馬場のスタンドがきれいに改修されるなか、まだ昭和の雰囲気を残すたたずまい。 これが浦和競馬。 このスタンドもいずれ改築されてしまうのでしょうが… いまは少し懐かしい雰囲気も含めて、この場所を楽しんでいます。 スタンド裏側に並ぶこの食堂群。 「昭和のかほり」満載。 品揃えとうまさは、公営競技界最強クラスです。 店先の大鍋でモツとかの煮物がグツグツいってるだけで、テンション上がる~ 私はこの店で、肉豆腐単品(300円)を購入 たまたま同好の士がいて…チョイスしたお昼ごはんを見せて頂きました。 超有名人のIさん(Oさん?) らしいチョイス。自らコンビネーションを考案してのメニューが素晴らしい。 超有名人のSさん 「公営競技場メシ」の定番とも言えるモツ丼に、サービスでついてくる豚汁 なにも特別なことはありません。 レース場に来たら、こういうものを食べるものだと。 30年も前から私は先輩方から教わり、それが当たり前のことになっている。 多くのお客様方も、そうですよね。 この場所に、おしゃれなレストランは似合わない! …とかいうと、叱られるかな……(苦笑) 「この場所らしさ」がまだ残っている浦和競馬が、私は大好きです。 それはそうとレースの方は… この蛯名ジョッキーの笑顔 素晴らしい! ホワイトフーガ、すごいね… 強すぎたね…… いいもの、見ました 最終レースまで検量室の前で見ていたら… この方にお目にかかることが出来ました。 内田利雄ジョッキー 久しぶりにお話を伺うことが出来ました。 手にしているのは、ピンク色のヘルメット。 8枠以外の時には結局、別の色の布が被せられてしまうのですが…… あ、8枠の時でも、上にはピンクの布を被ります(笑)。『体力の衰えは、如何ともしがたいですね。勿論、鍛えてはいますが…ここからは自分との戦いです。』 御年55歳。 この人のここまでの競馬でのあゆみを考えたら…すごいよ、この人も。的場さんに負けず劣らず。 このひとが頑張っているうちは、私たちが弱音を吐くわけにはいきません。 帰り際、改めてそう心に誓った一日でした。
2017年05月31日

火曜日担当の太田です。 先週末は土曜日の雨の影響で気温も上がらず、軽い馬場での競馬。今開催から採用された新ソリも雨によりそれほど影響はない馬場状況となりました。昨日月曜日は気温も上がり、馬場も徐々に乾いてきていましたが、土曜の雨は残っており、夜になるとはやり水分が浮いてきて軽馬場という状態でした。 今週の一番の話題は冒頭でもお話した新ソリ。 形状重さは全く変わらないにしても、接地部分が摩耗していない分滑りずらいのではと思っておりましたが、雨降り馬場ではそもそも摩擦が少ないので変化は感じないというのが騎手の感想。雨が上がり、「ソリがぬかる」や「ソリが刺さる」という感想も聞こえてきていますが、重い馬場になった時にどうなのかはこれからも注目していかなければなりませんね。毎週のようにオープンのレースが行われていますが、今週28日(日)のメインは『第40回大雪賞』オープン、A1-1混合のレース。詳しくは「ばんブロ」の回顧をご覧ください。「センゴクエース」が今季初勝利となりました。先週減らした馬体をしっかり戻し、前走障害の掛かりもよく2着でしたので、今季初勝利も近いとは思っておりました。はやり実力馬。徐々に力を発揮してきています。今季から大河原和雄騎手とのコンビとなりようやく勝利となりましたが、今後に向けていい状況なのではないでしょうか。旭川記念の本番まであと2週。どの馬も虎視眈々と狙っている感じが伝わってきています。 毎週日曜日お送りしているばんスタプレイヤー。先日「藤本匠騎手」にお越し頂きました。今季最初の重賞を制覇。また、スーパージョッキー賞なども制し、今季幸先のいいスタート切った藤本匠騎手。自身の持つばんえい最多勝記録も更新中。通算4,000勝まであと少しというところまで来ています。我々ばんスタでは、藤本匠騎手の4,000勝をしっかり追いかけていきます。ということでこんなものを作りました。 題して「Takumi Counter」(匠カウンター)!!1勝あげることにカウントUPさせていきます。先日南関東の的場文男騎手が通算7,000勝を達成しましたが、ばんえいの4,000勝はそれに匹敵するぐらい数字です。皆さんと共に通算4,000勝に向けて盛り上げていきたいと思っております。次回日曜日の「ばんスタプレイヤー」は舘澤直央騎手です。 昨年度とかち馬文化を支える会の フェアプレイ賞を受賞。色々とお話を伺っていきたいと思っております。ばんスタではプレイヤーへの応援メッセージ質問も受付中です。 メッセージを頂いた方の中から抽選でばんえいグッズのプレゼントも行っております。どしどしお寄せください。 ばんえいのフリーペーパー「ポムレ」の最新号が出ます。 競馬場はもちろん帯広市内色々なところで手にすることができます。遠方の方は郵送することもできます。詳しくはばんえい十勝の事業部までご連絡ください。
2017年05月30日

ミツオーです。庭の畑でジャガイモを収穫しました。45個ほどとれました。さて、ダービーシリーズが始まりました。昨日・28日の九州ダービー栄城賞から、6月20日の石川ダービーまで、全国の地方競馬で8つのダービーがおこなわれます。ダービーウイークとして、ほぼ一週間のうちに各地のダービーをまとめておこなっていたものから、対象の競走数も日程も拡大して生まれ変わったダービーシリーズ。シリーズとして完結するには、どのくらい、それぞれの競走に関連性が見られるかがカギとなってきそうですが、そのひとつの要素として、今年から、「ダービーシリーズ対象競走の優勝馬がジャパンダートダービーに参戦する場合、100万円のボーナス賞金を付与する」という規定ができたことは、非常に大きいと思います。シリーズの一環としての各ダービーから、さらに大きなステージであるジャパンダートダービーへ。図式としてはわかりやすいですし、各優勝馬にそのステップを踏んでもらうよう誘導する手段としてボーナスを出すというのは、至極もっともなように思われます。問題は、「ヨシ、100万もらえるなら出てみるか!」という陣営がどれだけあるか、ということと、「どうせ勝負にならないけど、ボーナスだけもらっておくか」という取られ方をすると、やや悲しいものがある、ということでしょうか。いずれにせよ、ダービーシリーズ初年度を見てみないことには何とも言えません。期待をこめて見守りたいと思います。6月20日におこなわれる石川ダービーは、新設重賞です。昨年まで、金沢競馬3歳三冠レースと言えば、・北日本新聞杯・MRO金賞・サラブレッド大賞典の三つのレースでした。そこに石川ダービーが加わったことで、今年から金沢3歳戦線は四冠となりました。先週の日曜日(5月21日)、一冠目となる、第25回北日本新聞杯がおこなわれました。ここでもご紹介してきたヤマミダンスが、期待に応えて優勝。まずは地元の一冠を手にしました。連戦連勝で暮れの大井・東京2歳優駿牝馬に挑んだヤマミダンスでしたが、持ち前の先行力を発揮することができず、大敗。年明け初戦・名古屋の梅桜賞を圧勝し、グランダムジャパン3歳シーズンの主役はこの馬!…と思われたものの、同じ名古屋の東海クイーンカップで見どころなく大敗。金沢のみならず、注目してきた全国の方々が「???」となってしまったのが、約1か月ほど前のことです。この間、ヤマミダンスは馬体重を減らし続けてきました。デビュー戦(昨9月)が491キロ。以後、480キロ台で走ってきたものが、大井では478キロ。年明けの名古屋では470キロを切り、4月の東海クイーンカップでは466キロでした。遠征してのグランダム戦線から、地元の3歳戦線に切り替えてきたのは、この体重減が無関係ではないでしょう。21日の北日本新聞杯、ヤマミダンスは前走比11キロ増の477キロ。この段階で、「お!」と思われた方は多かったハズ。待ちに待った体重増でした。(写真提供:専門紙ホープ 中村勇好記者。今回、すべての写真を提供していただきました。ありがとうございます)(パドックでのヤマミダンス)第25回北日本新聞杯、スタート直後のコーナーでアルタイルキララが落馬し、カラ馬が先頭の前を走るというハラハラするカタチとなりましたが、ヤマミダンスはこれを物ともせずに単独逃げ(しばらくはカラ馬を追走するカタチ)。「あのカタチになれば強いと思っていました」とレース後に青柳正義騎手が振り返ったとおり、先行できずに大敗した2戦とはレースっぷりがまるで違いました。後続に終始つつかれる展開ではありましたが、入れ代わり立ち代わり迫ってくる二番手以下を振り切り、直線では楽々と後続を突き放しました。終わってみれば、5馬身差の圧勝。力の違いを見せつけました。(北日本新聞杯ゴール)わたくし、表彰式のインタビューを、「ホッとしましたね?」という言葉で始めてみました。「ホッとしましたか?」ではなく、「今のお気持ちを」でもなく、「ホッとしましたね?」としたのは、この馬を見続けてきた側もこの勝利には安堵したということで、感想をファンのみなさんと青柳騎手に共有してもらいたいという気持ちになったからです。「ホッとした、まさしくその一言ですね」と応じた青柳騎手の笑顔は、本当に安堵の表情でした。(表彰式での青柳正義騎手)青柳騎手はこのあと、「不甲斐ないレースが続いていたので…」という意味のことを口にしたのですが、あとで聞いてみると、「力のある馬ですし、その力を出すカタチに持っていけなかったことが不甲斐ないんですよね。レースの前に」とのことでした。(表彰式)(中川雅之調教師みずから優勝肩掛けを着せかけます)青柳正義騎手コメント「今回の勝利で少し目筋が立ったというか、落ち込んだときよりは、ちょっとずつ上に持って行けたかなと。冬場よりは断然よくなっています。ひところに比べたら、全然くらべものになりません。でも十割じゃない。去年はデビューが9月まで遅れたからこそ、あの馬体を維持できたという面もあったんですけど、最後のほうで詰めて使って反動もきたのかもしれません。正直、ボクは攻め馬して馬の調子上げて、レースで勝たせるだけですから、ローテーションについてはオーナーと先生の話し合いなんですが、ここまできたからには、全国で戦えるようにと先生たちも考えてくれていると思います。アンジュジョリー、こないだ勝ちましたしね。あのレースは見てて意識しましたね。こっちも成長しているところを見せたいですよね」詳しく語る言葉の端々に、そしてその表情に、ヤマミダンスのパートナーとしての自負と、手綱をとっているからこその大きな期待感が感じられました。ところで、北日本新聞杯から新設の石川ダービーは、約1か月(変則中3週)。石川ダービーからジャパンダートダービーまでは…中2週です。今年のダービーシリーズにおいて、昨日すでに終わった九州ダービー栄城賞からジャパンダートダービーまでは、中5週以上です。これは少し条件に差があると思うのです。もちろん、それぞれの馬の状態や性質によって、ちょうどいい条件というのは異なるでしょう。が、同じシリーズ対象レース優勝馬が、100万円という高額のボーナスを手にできるかどうか(そしてG1に挑戦できるかどうか)、という点だけにしぼって考えてみると、公平性に欠けるのではないかと。せめて、ジャパンダートダービーの1か月前までに、ダービーシリーズ全レースがおこなわれるのがいいのではないか、と思うのですがどうでしょうか。仮に石川ダービー(や、その他のダービー)を6月初旬までに実施するとなると、一冠目の北日本新聞杯の実施時期も、もちろん早める必要が出てくるでしょう。それこそJRAの皐月賞と同じような時期に…という話になるかもしれません。そういった改良点なども諸々考えつつ、初の「ダービーシリーズ」を見ていきたいと思います。
2017年05月29日

日曜日担当の高橋華代子です。 先日、楽しい競馬飲み会に参加してきました。 競馬ファン憩いの場所だったcafeあおばの店員だっためぐちゃんが音頭を取って行われた企画で、美味しいお酒を飲んで、美味しいおつまみを食べて、ハッピーに競馬トークをする会。cafeあおばの常連さんたちが多かったようで、同窓会的な感じで盛り上がっていました。 私は極度の人見知りと場所見知りなので、普通はそういう会は苦手なので行かないのですが、場所が表参道の某有名店だったので、そもそもはそこにひかれて……(笑)。 初めての方も多かったのでとても緊張して食べ過ぎ飲みすぎてしまいましたが(笑)、参加してみると、とても楽しい時間でした。 かわいいめぐちゃん。 この日のためにスカートも馬柄~☆ 吉祥寺?だったかのショップで偶然に見つけたんですって。珍しい~。 めぐちゃんの馬柄スカートはもちろん、他にも馬グッズを持っている方がいらっしゃいました。さすがは競馬飲み会(笑)。 ちょうど東京競馬場でハンドメイド作家さんたちのイベントが行われていた日だったので、このイヤリングを購入したという方↓ 友人にもらったという勝負服バッグを持っている方。海外のものだそうです。↓ 私も府中で購入したものをつけていきました。ピンクのお馬さんイヤリングの方↓ 競馬好きな人が集まると、自然と馬グッズも集まりますね。 そして、お馬さんをイメージしたカクテルもかわいかったんですよ。 アイスフォーリスをイメージしたカクテル↓ ゴールドシップをイメージしたカクテル↓ そして、我らがナターレをイメージしたカクテル↓馬主様の白と青のメンコから、赤いストローは7000勝ジョッキーの的場文男騎手をイメージしたもの(^-^) ブルーキュラソーとピーチリキュール、グレープフルーツジュース、ミントで作られたものなんだそうです。すごくさっぱりしていておいしかったです。 南関のお馬さんをイメージしたカクテルは飲んだことがなかったので、うれしかったです。 あ、南関でもこういう企画があればいいな。 引退馬で、 フリオーソをイメージしたカクテル、アジュディミツオーをイメージした焼酎とか(^-^) すげ~強そう(笑)。 そして、最後には競走馬が描かれたケーキ↓ 食べるのもったいな~いけど、豪快に頂きました(^-^) 「競馬」や「馬」はたくさんの人たちを繋いでくれますね。とても楽しい貴重な時間になりました。参加させて頂きましてありがとうございました。
2017年05月28日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 耐震&リニューアル工事中の園田競馬場。 とうとう、実況室もリニューアルに着手! と言っても、天井をはがして補強の梁が入るぐらいで、リフォームみたいな感じにはなりません。 それでもエアコンを取り外す必要があるらしく、一旦取り外して新しい物と入れ替わります。 なので、何十年使って来たか分からないコチラのエアコンは、これが見納めです。 一度も壊れることなく(少なくとも、ぼくがお世話になっている19年間)、よくここまで我々のわがままを聞いてくれたと感謝するところです! 新しいエアコンは再来週到着、最新鋭機器の到着がいまから楽しみや♪ ところで、競馬場のあちこちで改修工事が行われていて、その中からずいぶん昔の勝ち馬投票券が出てきました(がれきの中からっぽい感じ)。 なんとそれは、63年度の馬券。そう、昭和63年度の馬券です! これはレアや! 印字された文字もクッキリ残っていて、まったく色あせていないのが凄い! 当時は馬番での購入ができなくて、枠番連勝複式の投票券。 この買い方を見ると、5枠が本命やったんやろなぁ…。 で、その5枠の馬が飛んだんやろなぁ…。 3-7のタテ目も押さえてたのになぁ…。 穴の8枠も押さえてたのになぁ…。 29年経って、その痕跡からプロファイリングされてるとはなぁ…。 どんなレースやったか、いっちょ調べてみるか!〓Weeklyトピックス〓★大混戦のじぎく賞はアペリラルビー! 大混戦中の大混戦で、オッズも割れに割れた第55回『のじぎく賞』は、終わってみれば1番人気のアペリラルビー(笠松)が勝つという結末。 2着に高知のタッチスプリント、3着には笠松のウリャオイといずれも遠征馬での決着!3連単では5万4070円の配当でした。 レース結果はコチラ>>> 詳しくは『チャージアドバンス』のトピックスで書いています。 それにしても、SKNプレイスで行われた予想会でのぼくの予想は酷かった…。◆竹之上次男の予想◆ ◎クールレオ (10着)○エイシンユートピア (11着)▲キューティハーバー (9着)△タッチスプリント (2着)△スダチチャン (4着)△ウイニングムスメ (5着)△ローランドアイ (12着) 後ろの4頭を全てカバーって、酷いのにもほどがあるってもんやで、実際! 7頭に印を打って、勝ち馬入れてないし…(>____
2017年05月27日

金曜日は古谷が担当します。 いよいよ週末は「日本ダービー」ですね!今日は朝から雨が降っている東京ですが、天気は回復傾向となり、明日から夏日となる予報で気温も上がります。ダービー当日は、東京競馬場で「ビギナーズセミナー」の講師を朝から担当することになりました。ダービーデーに東京競馬場で過ごすのは4年ぶり。久しぶりのダービーのライヴ観戦を楽しみにしたいと思います。 ダービーと言えば、地方競馬でも「九州ダービー栄城賞」から「ダービーシリーズ」が始まります。昨年の「九州ジュニアチャンピオン」など、佐賀では負け知らずのスーパーマックスが、大井から戻ってきた前走の「佐賀皐月賞」も6馬身差をつけるワンサイドの競馬で、主役の座を完全に射止めました。スーパーマックス1強ムードですが、吉原寛人騎手や笹川翼騎手、真島大輔騎手といったスーパージョッキーたちも参戦し、佐賀のダービーを盛り上げます。「九州ダービー栄城賞」は、「グリーンチャンネル地方競馬中継」でも放送されます。「日本ダービー」が終わっても、「九州ダービー栄城賞」でダービーの興奮を引き続き味わって頂きたいと思います。 さて、今週は札幌競馬場で22日、23日の2日間、「HBAトレーニングセール」が開催されました。22日は公開調教、23日はセリという日程で、多くの関係者が来場されました。(公開調教に向かう前の各馬の様子)(パドックがパレードリンクに)(競馬場のスタンド内がセリ会場に) セール序盤は主取も目立ち、売却率が4割台の時間帯もありました。しかし、中盤になってセリが活発となり、その後は主取自体も少なく、再上場も多くなるなど、上場馬の多くが落札されていくシーンが目立ってきました。ブリーズアップセール、千葉サラブレッドセールとはまた違う活気が、今回のHBAトレーニングセールに見られました。 終わってみれば、売却総額11億8990万円(金額は税別)で前年比1億5490万円増、売却率は74.52%で前年比11.45%増と、上場頭数が33頭減となった状況ながら、いずれも前年を大きく上回りました。 最高価格となったのは、2F22秒08の1番時計を楽々マークしたトーコーユズキの2015(牡、父ハードスパン)の5100万円で、香港のユン・キン・マン氏が落札しました。ゴール手前で併せた相手を交わした時にソラを使う面を見せるなど、まだ余裕のあった脚色での1番時計で、真面目に走れば21秒台も出せたのでは…と思わせるほどの素晴らしい動きでした。(最高価格となったトーコーユズキの2015) 牝馬の最高価格は、コッコレの2015(牝、父ハードスパン)の2100万円で、ノーザンファームが落札しています。2F22秒23-1F10秒69といずれも上位ランクの時計をマーク。メイショウレガーロの半妹という血統背景も、高い評価につながったと言えるでしょう。牡牝とも、最高価格はハードスパン産駒となりましたが、日本では1年のみの供用でアメリカに戻ったハードスパンに対し、世界のホースマンが注目していることを、今回のセールで見て取ることができたと言っても過言ではないでしょう。(牝馬の最高価格となったコッコレの2015) 今回のセールの振り返りなどは、スポーツ報知のコラムで書いていますので、こちらもご覧頂ければと思います。それに付け加えると、地方競馬の馬主の方々に元気が出てきたことでしょうか。1000万円を超える金額の馬たちとなると、今までは中央競馬に入厩する馬…と考えられていたと思います。しかし、各馬主会が新馬に対して様々な補助や支援などを行っていることで、地方競馬からデビューさせようと考えるオーナーが増え、今までなら高額と思われる金額の馬たちも多くなりました。今回のセールでも、1000万円超えで取引された馬たちが、南関東に入厩すると伝え聞く馬も結構いました。 ブリーズアップセールは中央競馬の馬主資格を持っている人が限定のセールですし、千葉サラブレッドセールは良血馬揃いで例年、高額取引馬が続出するセールということもあり、こちらも中央競馬に入厩する馬が大半を占める状況です。それと比較すると、地方競馬の関係者が多く集まるセールであり、リーズナブルな価格帯が活発に競り合う機会も目立ち、その意味でも活気があるように映ったことも確かです。「中間層に厳しいセール」 この言葉が多く聞かれました。リーズナブルな馬と、誰が見ても良い馬…。この二極化で競り合うシーンが目立ったことが、この言葉の意味だと感じます。 ダービーが終われば、中央競馬でも2歳戦が始まります。北海道だけでなく、南関東や佐賀、岩手で2歳戦が続々と行われ、来週は笠松でも新馬戦が組まれています。早くも、来年のダービーに向けた戦いが始まっています。
2017年05月26日

木曜担当のよこてんです。 先の5月22日に行われた盛岡第11R『OROターフ特別』で、レースをリードしていたダイワマッジョーレ号はゴールを目前にして故障発生、競走中止しました。 今回は自分も「勝てる」と思って見ていました。まさに勝利を目前にしてのこの事態は本当に残念だと、本当に無念だとしか言いようがありません。 本来であれば岩手県競馬組合からの公式な発表を待ってから書くのが良いのでしょうが、たくさんのファンの皆さんが心配されているようです。今回は敢えてダイワマッジョーレが岩手に来てから最後のレースまでのことを振り返ってみたいと思います。 ダイワマッジョーレが岩手にやって来たのは昨年の4月のこと。このブログでも岩手に来た彼のことを書きました。 JRAの芝重賞を勝ったほどの馬が岩手に移籍。その頃のネットの雰囲気は必ずしも「賛」だけではなかったように感じましたけれど、関係者は彼を新天地で活躍させるべく受け入れたことを知ってもらいたくて、水沢の厩舎にやって来た翌日の段階で取材させていただきました。無事に到着したという事をたくさんの方に読んでいただけた様だったのは何よりでした。 ただ、その後のダイワマッジョーレはなかなか順調に戦えませんでしたね。 岩手移籍初戦になると思われた昨年6月の「かきつばた賞」は故障のため出走取消。本当の“初戦”になったのは8月1日の「立秋特別」でした。ただしここはダート戦。キャリアでも初めてのダート戦、それも初コース、さらには一頓挫あった後・・・となると、1番人気に推されつつ5着に終わったのも致し方なしという印象でした。★2016年8月1日の『立秋特別』は盛岡ダート1800m戦。ダイワマッジョーレは5着でした 岩手での2戦目は待ちかねた芝、8月14日の芝マイル重賞「桂樹杯」。ここでもダイワマッジョーレは5着に。★2016年8月14日、桂樹杯 中団から4角手前で先行集団に取りついたまでは良かったものの、そこから僅かに伸び脚を欠いて結果は2番手争いの中で一団になりながらゴールになだれ込むという形。 この時はダイワマッジョーレとよく似たキャリアを持って移籍してきていたブレイズアトレイルが1番人気だったのですが、ブレイズアトレイルが4着、ダイワマッジョーレが5着でタイムは同じ。 ダイワマッジョーレの5着は何とも言えない結果だったけれど、その時点で既に盛岡の芝で結果を出していたブレイズアトレイルと同じ程度に走れるのならまずまず良いのかな?と、そんな微妙な感想を抱いたことを覚えています。 3戦目も芝重賞の「OROカップ」。ここでは4番人気6着。★2016年9月25日の岩手県知事杯OROカップ。一番左がダイワマッジョーレ その時もまたブレイズアトレイル(5着)と同タイムでしたし、桂樹杯で僅差だったタイセイメテオやロケットボールともまたほぼ同タイム。桂樹杯を制したブレークビーツ(2着)とは約2馬身差。着差や順位は若干変わりましたが上位の顔ぶれは桂樹杯とほとんど同じです。 これはつまり、“それなりに順調に使えているのに馬の走りに大きな変化が出てこなかった”という事でもあるんですよね。 実際、OROカップに挑むダイワマッジョーレは水沢での調教一番時計を叩き出していました。それでも・・・という事なわけで、陣営がOROカップの次戦として芝1000m戦を選んだのは、距離短縮で変化の“きっかけ”のようなものを探る意味合いもあるのだろう・・・と想像したものです。 その「ハーベストカップ」では4着。次いで再度の1000m戦に挑んだ「OROターフスプリント」でも4着。★2016年10月9日、ハーベストカップ★2016年10月22日のOROターフスプリント。内を突く形に ただここでは、これまでのレースでは常に離されていたブレークビーツに僅差、あるいは逆転していたりと、変化がうかがえたのも確かでした。短距離重賞を勝っているとはいえ1000mの経験は無かったですし、血統背景的にも1000mの馬ではないものが、結果としていわゆる“短距離のスペシャリスト”にこそ先着されたものの4着確保ならひとまず上々。そう言える1000mの2戦だったと思いましたね。★2016年11月5日、ダート1200mのスプリント特別に出走、2着でした この頃のダイワマッジョーレはずいぶんと調子が上がってきていたようです。せっかく調子が上がったのにその時にはもう盛岡の芝シーズンが終わってしまっていたのは残念。とはいえダートの1200m戦で2着に食い込んだのは調子の良さゆえだったでしょうし、これで状態さえ良ければ、条件さえ合えばダートも問題なさそう・・・というメドがたったのも収穫でした。 2017年シーズンのダイワマッジョーレの初戦は4月9日のダートマイル「陽春特別」になりました。この時は休み明け初戦ながら悪くない仕上がりだと伝え聞いていて注目していましたが、運悪くこの時の水沢の馬場傾向は「内枠不利」。1枠1番ではどうしようもなく動けず6着に終わってしまいました。★2017年4月9日「陽春特別」。馬群の中で動けず終わる(左から2頭目にちらっと顔が) 6着という結果は芳しいものではないのですが、恐らく馬の状態がどんどん良くなっている時期だったのでしょう、陣営に悲壮感は無かったように見えました。 なので次戦の「観桜特別」、ついに岩手での初勝利を挙げたのですが、自分はそんなに意外な感じは受けなかったですね。叩き2戦目でという以上に馬の雰囲気が良くなっているのが分かりましたから。★観桜特別で待望の岩手初勝利! 最後のレースになってしまったOROターフ特別は、馬の状態がさらに良くなっていると思って見ていました。自ら逃げることも想定通り。大きなリードを保って直線に向いた時はこれはもうそのまま逃げ切ったと、最後は少し止まるかもしれないがそれでも後続に交わされることはない・・・と思いました。ですが。 転入当初の不振については、JRA在籍終盤の疲れがなかなか抜けなかったのだと聞いていました。それから立ち直るのにはどうしても時間がかかったようです。 当初は、だから調教でもレースでも「走る気が今ひとつ感じられなくて・・・」と、関係者から何度かそんな言葉を聞いてもいました。自分が見ていても、何というかこう、目が優しかった。戦う目になっていなかった。昨年はずっとそんな感じだったと思います。 それがこの春は、昨年とは段違いに目元に迫力があった。身のこなしからも闘志が感じられるようになっていました。 陣営はこの春、“昨年よりはずっと調子がいい”と、専門紙などのコメントでそう言ってきていましたが、自分がそれを素直に信じたのは、馬の雰囲気が変わってきていたのを感じたからです。 今年はきっと昨年とは違う戦いぶりを見せてくれるに違いないという確かな手応えがあっただけに、それだけに非常に残念で仕方がありません。 彼の最後の走りは間違いなく勝利に値する物だったと信じています。彼は最後まで戦い続けた。その事はファンの皆さんにも忘れずにいてほしいと願っております。
2017年05月25日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 今週も月曜日から、北海道に来ています。 月曜日は札幌競馬場に、北海道トレーニングセールの公開調教の見学に行って来ました。 昨日のセール本番には私は参加していないので、セールについての話しは古谷さんにお任せして。 私は周囲の風景だけ。 太田さんも書いているように、今週の北海道は先週とはまったく違って天気が悪く、そしてとても寒い…。 しかしセールに向かう馬たちは、元気よく疾走して成長のあとを示していました。 この場所で競馬が始まるまで、もうあと2ヶ月。 この日走った馬の中には、今度はレースの舞台となるここでライバルたちとスピードを競う馬たちもいるのかも知れませんね。 大勢のひとびとが集まる、競走馬セールの会場。 その会場では、様々な物件案件のプロモーションが行われるのが常。 馬に関するもの、馬には関係ないもの(高級車とか!)、様々なブースが設置されて、集まったひとびとの興味を惹いています。 今回、注目したのがこちら。 競馬場や牧場で用いられる柵 JRAファシリティーズのブースです。 紹介しているのは、フランス・fornells社が作る、ポリ塩化ビニル製の柵 フランスのロンシャン・シャンティ・ドーヴィルといった主要な競馬場で採用されているだけでなく、欧米アジアの主要国で幅広く使われているとのこと。 日本でも取り扱いが始まり、一部牧場や、地方競馬の現場でも導入の流れが出来てきているそうです。 用途に応じて様々な柵があるんですね。 このfornells社の柵の最大の特長は、強度と安全性。 衝撃に対して非常に高い柔軟性を持たせることで、衝突時の緩衝性・安全性を確保しています。 デモンストレーションです。 一般の方はマネをしないように(笑) このように、レールの素材に上から力を加えると、しなやかに変形して力を吸収します。 勿論力を取り除くともとの形に戻る。 従来の素材にはない特長だとのことです。 この素材は中が中空ですが、もっと強度が必要なところには中にも構造物の入った素材もあります。 更に、汎用性においても優れているのがこの柵 このように、素材の一部が可動式になっていて伸縮したりはめ込み式になっていて、柵を設置する場所や形状を問わずに使うことが出来るのです。 使い勝手の良さから、競馬場のような大規模な案件だけでなく、小さな牧場や厩舎の引き合いもあるとのこと。 JRAファシリティーズの矢島輝明さんに話を聞きました。 矢島さんは、JRAで長らく馬場に関する事を幅広く手がけてこられた、この分野のエキスパート。「ヨーロッパでは、こうした設備面で馬や人への配慮をする流れがあります。この柵が(衝突した際の)馬の安全面ではこれまでのものより優れているのは、そうした考え方の表れです。」「日本では、例えば競馬場の柵についていえば運営面、馬がぶつかっても開催の進行に支障が出ないように、といった方向に考えが向いていました。ヨーロッパとは考え方が違っていたんですね。」 矢島さんは、「そういう運営面での使い勝手は勿論大切なこと」と断りながらも、このように続けました。「いまは馬に対する考え方も変わってきていますし、JRAの競馬場だけでなく地方競馬、育成牧場、あるいは厩舎内の柵の整備で、こうして馬の安全性に配慮したものの導入が検討されています。私たちとしては、いま少しずつそうしたところでの実績を積み上げて、よりよいものを導入できるように取り組んでいます。」 強い馬作りの成果が試される競走場セールの現場で、よりよい競馬や馬作りのために取り組んでいる皆さん方の、熱意に触れることが出来ました。 普段何気なく目にしている、柵。 今度競馬場に行ったとき、改めてその佇まい(笑)を見てみて下さい。
2017年05月24日

火曜日担当の太田です。 この時期の北海道は気温差が激しいのなんの。特に今週は30℃超える真夏日なったり、10℃前後の気温になったりと身体がついていけません。服装も悩むところですね。昼間は暑くても夜は寒くて薄いコートが必要。5月も下旬。気温差も徐々になくなってきて少しずつ北海道にも夏が近づく来ていることでしょう。 21日(日)メインはオープンの『サテライト石狩記念』が行われました。1か月後の旭川記念まではあと数戦ありますが、徐々に各馬の調整が気になるところ。今季から「センゴクエース」が古馬戦線に加わり、どんな戦いをするのか興味が尽きないところです。 勝利したのはばんえい記念の勝馬「オレノココロ」。今季障害で苦労していた「センゴクエース」が2着に追い込んで、「ニュータカラコマ」が3着。1、2、3番人気での決着。 22日(月)は昨年度リーディング上位のトレーナーによる『スーパートレーナー賞』が行われ、先週3歳の『とかち皐月賞』を制した「ミノルシャープ」が力を見せ勝利。 今回クラス下でハンデ的には有利ではありましたが、先週に続き絶好調。これからまだまだ成長する3歳馬。デビュー当時はこんなに強くなるとは全く思いもしませんでしたが、成長次第では超大物感を漂わせる馬です。 ばんえい競馬実況を担当の我々「ばんスタ」では、楽天競馬で実施中「ばんえい競馬応援企画2017」の一環としてブログを開設。題して「ばんブロ」!! 注目レースや、レース回顧。動画などもUP、イベント情報などなど、ばんえい競馬の情報発信をしていきます。ぜひご覧ください。 さて次回は5月27日(土)から開催が変わり4開催目が始まります。そのタイミングで馬を引くソリが新しくなる予定です。 ソリの使用は変わりませんが、最初は滑りずらいのではと思っております。時計が普段よりかかるかもしれませんね。 28日(日)は帯広競馬場でお楽しみ抽選会を開催します。 ぜひご来場いただきばんえい競馬でお楽しみください。
2017年05月23日

今日は耳目社山中が担当します。南関東地方競馬は、大井競馬開催中です。(トゥインクルレース。開催は26日=金曜日まで)的場文男、的場文男、的場文男~!(by大川ミツオーアナ)ということで、先週の水曜日(5/17)のメインレース川崎マイラーズで地方競馬通算7000勝を達成した的場文男騎手。今日からの大井競馬場場内は祝賀ムード一色に包まれております。先週水曜日の7000勝達成直後の川崎競馬場はファンの大声援。交流重賞以上の取材陣に的場文男騎手は囲まれておりました。川崎マイラーズ表彰式での一コマ僕が乗り出した時ですね、(佐々木)竹見さんというものすごい馬乗りが、一人抜けてましてですね、僕もそれを見習って来たんですけど、早く言えば、僕の師匠みたいな人なので、師匠に近づけ、追い越せで、頑張っていきます!(佐々木竹見さんにも一言お祝いのメッセージをいただきましょう)的場君、おめでとうございます!これからも体調に気を付けて、頑張って欲しいと思います。ぜひ、僕の記録を破って…ネ、頑張ってください。(的場騎手、マイクを要求)一言いいですか?竹見さんという目標があるからね、一生懸命乗れます!5/10の大井競馬5R(シュガーラッシュ)で1着となり、デビューから通算400勝を達成した笹川翼騎手が「的場さんより先に記録達成できてよかったー。後だと話題にならなくなっちゃうでしょ?」とポロリと話してくれたのですが、そうならないように我々もいろいろな話題をお伝えできるよう頑張ります。というわけで、的場文男騎手の話を一休みして…。先週の火曜日、5/16には南関東では初の開催となる、ヤングジョッキーズシリーズ トライアルラウンド 川崎が行われました。出場騎手が勢ぞろいしての紹介式1戦目を勝ったのは、クロヒゲに騎乗した横山武史騎手。(→結果)2戦目は、サンドルトン騎乗の中越琉世騎手が逃げ切り勝ち!(→結果)表彰式の様子(インタビューされる横山武史騎手)(NARのページは→こちら)地元代表で出場の中越琉世騎手は、現在高知競馬で武者修行中。これが嬉しい川崎競馬場での初勝利。ホントに嬉しそうな姿が印象的でした。次回の開催は名古屋ラウンドが6/8東日本地区では、門別ラウンド(北海道東北ブロック)が7/27に開催。南関東の競馬場は10/26に船橋ラウンドが行われます。南関東地区からは、今年デビューの大井・藤田凌騎手、浦和・赤津和希騎手が出場予定。今回川崎ラウンドではポイントトップながら3着2着だった臼井健太郎騎手も地元でシリーズ初勝利を狙っています。的場文男騎手の話に戻ります。(さきほど行われた、7000勝達成記念セレモニーの様子)川崎競馬場での7000勝達成直後のインタビュー、今日大井競馬の1R前に行われた共同記者会見、そしてさきほどの7000勝達成記念セレモニーと司会進行をさせていただきましたが、いつもの表彰式よりも饒舌な的場騎手の様子からも、喜びと興奮が伝わってきました。これからも的場文男騎手のお話が何度も聞きたいなぁ…と思います。的場文男騎手、本当におめでとうございます!
2017年05月22日

日曜日担当の高橋華代子です。 まず最初に告知からです!!! 大井の橋本和馬厩舎<小林所属>では厩務員を募集しているそうです。橋本厩舎と言えば、トーセンアーチャーと韓国遠征で勝利をしたり、今はドレッドノートなどが活躍中ですね。 条件は、とにかく馬が大好きなこと!だそうです。極端な話し、競馬が好きじゃなくても、馬が好きなこと、と。馬には乗れなくてもいいそうです。 橋本調教師自身も、お話しをさせて頂くと、お馬さんが大好きなんだなというのが、いつも全身から伝わってくる方です。今でも毎日、お馬さんたちが大好きな青草を自ら刈ってきて食べさせるのを日課にされています。 詳しいことは橋本和馬厩舎のページに詳しく出ているので確認してくださいね。 さて、先日、小林牧場に行ってきたのでその時の様子を綴ります。 5月24日には大井記念(大井2000m)が行われます。 昨年の覇者ケイアイレオーネ(大井・佐宗厩舎)が満を持して参戦予定ですよ。まだこの原稿を書いている9時台は投票時間中なので、お昼前には枠順が発表されていると思います。佐宗調教師のお話しでは、引き続き順調にきたそうです。 ユーロビートと一騎打ちムードの今回、どんな強さを見せてくれるでしょうか。鞍上は地方通算7000勝を達成したばかりの的場文男騎手。「重賞で7000勝を決めるなんて、やっぱり的場さんは持っているよね(笑)。今はそのプレッシャーから解放されてよかった」と佐宗調教師。 そんなケイアイレオーネは大好きなニンジンを頬張って味わって食べていました。ニンジン大好きなんですって(^-^)↓ しばらくお休みをしていましたが、快速馬イノデライト(大井・佐宗厩舎)も帰って来るぅ。この時は夢中になってお食事中でした。お顔のポチッとマークも目印です。↓ ちょうど川崎マイラーズ翌日に行ってきたので……。 トロヴァオ(大井・荒山厩舎)にも会ってきました。 最後に惜しくもリアライズリンクス&的場文男騎手にササれてしまい、とても悔しい2着になりましたが、ここ2戦が残念な結果だったので、古馬戦でもしっかりやれることを証明した形にもなりました。 ウインクしながらのあくびって、なかなぁ高度なテクニックを披露(^-^)↓ 同厩のジャルディーノは10番人気ながらも4着でした。8歳になった今も頑張り続けていますね。ジャルも元気そうでよかったです。担当の永田厩務員とパチリ↓ あ、ツルオカオウジを手掛けたことでも有名な久保與造調教師が掃き掃除中。そのお人柄で、みんなの愛されキャラでもある癒し系の久保調教師です。↓ 先日、久しぶりにツルオカオウジに会ってきたそうで、「現役を退いたし、今は痩せちゃったけどね。でも、元気に暮らしていてよかったよ。また会いに行きたいな」って言ってました。 5月26日の優駿スプリントトライアルで大注目なのが、サブノジュニア(大井・堀厩舎)です。一戦ごとにどんどん強さを感じさせて、ここは大注目の1頭ですね。コンビを組むのは的場文男騎手。 サブノジュニアのことは南関魂でも特集記事を書かせて頂こうと思っていますが、馬房にいる時の佇まいも、雰囲気たっぷりでとてもかっこいい。。。ハートマークつけておきました(^-^) 優駿スプリントを目指している楽しみな面々が出走する優駿スプリントトライアルも必見ですよ。 こちらが、同厩のコパノミザールです。すでに東京競馬場に3回も挑戦し、強い相手と戦ってきた経験をこれから生かしていきたいですね。すっごく愛らしい表情をしたお馬さん↓ 小林牧場と言えば、愛くるしい番猫ちゃんたちでも癒しスポット。ラストは締めて頂きましょう(^-^) 以上、小林牧場便りでした。
2017年05月21日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 今週の競馬界の話題は、的場文男騎手が独占しました。 光り輝く7000勝騎手の誕生です! しかも重賞の舞台で決めてしまうのですから、もうさすがとしか言いようがありません♪ 現在60歳で、9月7日に61歳になる的場さん。その日は園田競馬場で2000勝以上の騎手が集う『ゴールデンジョッキーカップ』が開催されます。 もちろん的場さんも選出されるでしょう。そして快くご参加いただけるのではと思っています。 7000勝の中には、園田で挙げた勝ち鞍も当然含まれています。 とくに印象深いのは、2009年の『SJT』、最終ステージとなった園田で2連勝して地方代表の座を決めたこと。 そのときのことは、2009年10月17日の記事に書いています。どうぞご覧ください。 的場さんは、ホントに腰が低いし、謙虚。当時も「この年で、こんな夢のような舞台に立てるなんて、本当にありがとうございます」と周りの方への感謝を口にしています。 「この年で」と言いながら8年前ですから、いまから思えばめっちゃ若いですやん!と思ってしまいます♪ とにかく、同じ地方競馬の関係者として、とても嬉しく思うところですし、とても誇りに思うことです。 そんな的場さんがお越しになるであろう『ゴールデンジョッキーカップ』では、ちゃんと祝意を述べたあと、ペタペタと7000勝騎手を触ってみたい♪ なんか知らんけど、いっぱいあやかれそうな気がする♪ さて、そんなスーパーメモリアル勝利があった今週ですが、園田競馬でも多くのメモリアル勝利がありました。 まず水曜日は松浦政宏騎手が1200勝を達成しました。 26年目のベテランで、一旦騎手をやめ4年余り騎乗から遠ざかっていたころもありました。それでもファンを唸らせる、冴える技は健在です! 金曜日がさらにラッシュ。まず第1レースで下原理(おさむ)騎手が2200勝に到達。 その後にさらに3勝を挙げて、一日4勝の固め勝ち。今年もすでに2位に24勝差(5月19日終了現在)をつけていて、2年連続のリーディングに向けて独走中です! 第9レースの勝ち馬を管理する森澤友貴(ともたか)調教師は、これが600勝目のメモリアル。 調教師の最多勝利記録は父、森澤憲一郎元調教師が挙げた1851勝。偉大な父の影は遥か先にありますが、確実に一歩近づいたのは間違いありません。 第10レースでは、新子雅司調教師の管理馬が勝ち、400勝に到達。 開業して5年足らずでの達成は、兵庫県最速記録となりました。これまでダートグレード制覇や、年間100勝、連続リーディングなどの達成は全て最速記録を樹立しています。今後も新記録に注目です! それぞれの区切りは確かに栄えあるものですが、そこに至るまでのひとつひとつの積み重ねが素晴らしい! 勝ち鞍というものは決して減るものではありませんが、ひとつずつしか積み上げられません。 大差勝ちすれば3勝分、超人気薄で勝てば5勝分なんてことはないのです。 また、勝てばなんでもいいわけでもなく「下手に乗ったけど、馬が強くて勝てた…」、「勝ったけど誰かに迷惑をかけてしまった…」ということもあるようです。 逆に、負けても納得できるレースもあると聞きます。そしてその負けが次の勝利に結びつくことだってあります。 勝負の世界は大変だなとつくづく思う。 だからこそ、喜びも周りが思っている以上に本人は感じていることでしょう。 区切り勝利というのは言ってみれば、定期的にやって来る、頑張った人へのご褒美。 伝える側としては、しっかりと伝えなければならないと肝に銘じます。 ちょいちょい言い忘れて、三宅アナに助け船を出してもらう。 うん、これじゃあいかん!と気を引き締めようと誓ったメモリアルだらけでした。去年のゴールデンジョッキーカップでのひとコマ 的場文男騎手の惜しみないファンサービスの模様は、2016年9月10日の記事に書いています。〓Weeklyトピックス〓★5月25日はのじぎく賞 『GRANDAME-JAPAN2017』3歳シーズンも、残りあと2レース。 来週の木曜日、25日に園田競馬場で『のじぎく賞』(3歳牝馬・1700m)が行われます。 現在ポイントトップのスターレーンが、前走の岩手遠征で疾病のため除外となり、今回も不参戦。 近隣地区では金沢のヤマミダンスが一番強いと思われていましたが、『東海クイーンカップ』でまさかの大敗…。ここも出走がなく大混戦のメンバー構成。 高知のタッチスプリントが唯一の重賞勝ち馬ですが、抜けた存在とは言えないかも知れません。 うん、やっぱり混戦!馬券的な妙味は十分ですが、果たして的中させることができるかどうか。 それでも、是非ともご参加ください♪ この『のじぎく賞』の予想会を当日、スタンド2階のSKNプレイスで行います。 今回、SKNから参戦してくれるのは、新メンバーの小田ゆりえちゃん(ゆーりん)です♪ このオダユリ(←ゆーりんと呼んでへんっ!)、なかなかやりよる女です! 是非ともご注目♪ ちなみに、ぼくはいまのところクールレオに◎を打とうかなと思っています!★その金フォトレポート この日の園田上空は、雲ひとつない青空が広がっていました♪ そんな空を撮ってみたらこんな感じに! とにかく青いだけの空! 絶好のナイターを迎えられそうです♪ 櫓の上も心地よい風が吹き抜けます♪ SKNプレイスに行ってみると…。 この日の担当の、まなみん(神崎まなみちゃん)とオダユリ(え)。 なんか知らんけど、まなみんの「お客さん風」に撮ってもらいたいという、訳の分からんリクエストがあって、ベンチに座っての撮影…。 果たして、5レースの予想会やラジオ出演でのデキはどうだったのか? 詳しくはまなみんのブログで♪ このあと、写真を撮ることなく仕事を終えます。 そして帰りにスーパーに寄って、恒例の半額セールに♪ これはお買い得やった♪ うん、その金フォトが少なすぎる! ボツネタも含めて、もっと撮ろう! あっ、そろそろボツネタ集も書きたくなってきてるぅぅぅ!◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ あすはBBQ♪(^O^)/
2017年05月20日

金曜日は古谷が担当します。 14日から17日まで韓国で過ごしました。よこてんさんとは16日の夜から合流し、メイセイオペラの子供たちを観に行きましたが、内陸の牧場に行ったのは初めてのこと。済州との違いも感じるとともに、メイセイオペラの子供たちが非常にバランスの良い馬ばかりで、見ていて嬉しく感じました。 さて、今回の目的の1つは、14日に行われた「コリアンダービー」の観戦でした。昨年、初めての海外が韓国であり、コリアカップデーの盛り上がりとともに、様々な人との出会いから競馬観が変わりました。香港カップデーに加え、再び韓国へ行き、「グランプリ」を観るととともに済州へ行き、韓国の生産に触れることもできました。 そして今年、韓国のダービーはもちろん、セリも観たいという思いがありましたが、ちょうど「コリアンダービー」の翌日から2日間、済州でトレーニングセールが開催されると聞き、牛山基康さんのエスコートでトレーニングセールにも行ってきました。 まずは「コリアンダービー」。ダービーデーを盛り上げる…というほど、競馬場でイベントを実施している様子は窺えませんでしたが、パドックの雰囲気や場内映像で「KOREAN DERBY」が見受けられ、例年のダービーデーとは違う雰囲気があったと、牛山さんに伺いました。 パドックでは、騎手と馬主さんが一緒に、パドックの中へ入っていくシーンがありました。その様子はこちらをご覧下さい。(昨年の2歳チャンピオン・ファイナルボス)(パドックビジョン、ここでも「KOREAN DERBY」のロゴが…)(本馬場入場の馬と騎手の紹介シーンでも、騎手のバックが「KOREAN DERBY」のロゴが…。米倉知騎手は、ムハンヨルチョンに騎乗しました)(コリアンダービーのレース前に、実況アナウンサーが画面に…。こちらもダービーデーに相応しい服装でした) 「コリアンダービー」のレースは、こちらをご覧下さい。ナリタブライアンが勝ったダービーを彷彿とさせるような、外ラチ沿いを豪快に追い込んだファイナルボスがダービー馬に輝きました。(道中最後方から差し切ったファイナルボス) スタンドの日陰に隠れて、最初はファイナルボスに全く気付きませんでしたが、「何か外に1頭いるぞ!?」と思い、大型ビジョンを確認して急いでカメラのズームを止めて手前に焦点を合わせたつもりでしたが…。チェ・ボミョン騎手の手を挙げたシーンで、ステッキが収まり切りませんでした(-_-;(コリアンダービーの表彰式と口取り) 直線の攻防は、大歓声が上がりました。それは、コリアカップデーやグランプリにも匹敵するものがあり、やはりダービーの凄さだと思います。まだ20回と歴史は浅いレースですが、KRAがダービーを盛り上げようと様々な番組をやったり、当日の雰囲気を変えたりと、これから素晴らしいレースに育っていくことを期待したいと思います。(ダービー直後の場内の様子。大勢のファンが歓喜に満ち溢れていました) そして、15日に済州へ移動してトレーニングセールへ。15日は公開調教、16日がセリという日程で開催されました。(公開調教の様子) 4月29日に1F11秒34の1番時計をマークし、評判を集めていたマンモスの2015(牝、父ロックハードテン)の公開調教はこちらをご覧下さい。直線はブレブレで見づらい点がありますが、ご了承下さい。この時の時計は1F11秒16でした。(引き上げてきたマンモスの2015) 16日は午前10時からセリが始まりました。今回見て、日本とは違う点が多かったんですが、スポッターがいないことで、購買関係者にはボタンを渡され、日本では手を挙げるところを、こちらではボタンを押すことで鑑定人のところに数字が点滅し、誰が落札候補者かを認識するシステムになっています。また、すべての馬が2000万ウォンからスタートし、ボタンを押して落札したっ!と思っても、リザーブ価格に達していない場合は主取になります。ハナからリザーブ価格を教えて、そこからスタートすれば良いのでは…と思うんですが、まだセリが成熟していないということでしょうか…。(パレードリンク)(4月29日と5月15日の時計がセール会場で配布、掲示されていました)(主取になった馬は、壁に番号が貼り出されます) 最高価格は、やはりマンモスの2015で、2億400万ウォンでトーマス・リー氏が落札しました。(マンモスの2015) ハンマーが落ちた瞬間、場内から拍手が沸き起こりましたが、円とウォンの違いはあれど、2億を超えたことが驚きだったのでしょう。 そして、「韓国のサンデーサイレンス」と言えば日本ではわかりやすいと思いますが、メニフィは韓国では偉大な種牡馬で、ファイナルボスの父もメニフィ。その産駒が牡馬最高価格で、スティルゴールデンの2015(牡、父メニフィ)が1億9100万ウォンで落札されました。(スティルゴールデンの2015、落札シーン) 主取になった馬たちは、その後生産者と交渉し、セリ時間までに金額が折り合えば、最後の上場馬がセリ終わった後に、1頭1頭折り合った金額を説明しながら馬がおらず、人もほとんどいない状況の中で鑑定人が読み上げていきます。これも、日本にはない光景でした。 韓国でのセリは、年間8回あるそうですが、トレーニングセールは9月にもあるそうです。また、この時は1歳とのミックス開催のようで、これも時間が取れれば見てみたいと思います。 韓国のソウル競馬場では、6月4日に大井競馬との交流 「The 25th SBS Sports Sprint(韓国G3)」が行われ、これも見に行く予定です。その詳細はこちらをご覧下さい。
2017年05月19日

木曜担当のよこてんです。 昨日の水曜日の事、韓国はソウル近郊のイチョンという街にあるソンス牧場に行っておりました。メイセイオペラが最後に暮らした牧場であり、メイセイオペラの最後の産駒がいる所でもあります。 この辺のことは井上オークスさんが詳しく書いたりするはずですから自分はさらっと。■ソウルから電車を乗り継いで小一時間、ブバル駅 ちなみにこの路線、京江線は昨年9月に開通したばかりのピカピカの路線。そのかわり駅と駅の間はほとんどがトンネル。■そこからさらにタクシーで5分ほどの所にソンス牧場があります 牧場のイメージとしては、北海道のというよりは東北の、青森あたりの牧場の雰囲気でしょうか。そんなソンス牧場の一角にメイセイオペラが眠っている林があります。■メイセイオペラが眠る場所 メイセイオペラの“忘れ形見”的な産駒は昨年生まれた1歳馬たちと、今年生まれた最後の世代となる当歳たち。決して数は多くないですが、この中から競走馬として活躍する馬が出てほしいですよね。■メイセイオペラ最後の当歳産駒。栗毛&目立つ流星がいかにもオペラの仔■こちらは1歳のオペラ産駒。自分は目がオペラっぽいと思う■じゃれあうオペラ産駒たち 今は競馬の日韓交流戦もありますし、韓国内の国際レースもありますから、そういう所で活躍する、あるいは日本で走るような馬が出れば・・・。 そんなに活躍しなくてもいいから、無事に競走馬になって、そして息長く走っていてほしい気もします。 さて、それに先立つ5月15日。盛岡競馬場は1年ぶりの藤田菜七子騎手の参戦に沸きました。 デビューから1年以上たってさすがに“フィーバー”も収まったかと思いきや、当日の盛岡競馬場はたくさんのお客様がご来場に。いつもとはちょっと違った雰囲気になっておりました。 そんなファンの注目の中、藤田菜七子騎手はまず第4Rで優勝して盛岡、というか岩手競馬初勝利、■5月15日の第4R。ホホエムオンナ号で優勝 そしてメインにあたる第11Rも逃げ切り勝ちを収め、盛岡で1日2勝を挙げました。■同じく第11Rの『フレンドリーカップアンタレス賞』はウインティアラ号でV この月曜日は雨が降ってみたり晴れてみたりと落ち着きが無い天候でしたが、メインレースの発走の頃から雨が強くなり、ゴールした直後くらいには土砂降りの雨&雷に。そのためメインレースの口取りは雨を避けて通路の所で撮ることになってしまいました。もの凄い土砂降りだったからどうしようもなかったですね。 ちょうど1年ぶりの盛岡競馬参戦となった藤田菜七子騎手。昨年は7鞍騎乗して2着2回、4着2回、5着1回、他着外。一方の今年は8鞍騎乗で1着2回、2着1回、4着2回他着外。7戦中5回掲示板に入った昨年と8戦中5回掲示板を確保した今年と、割合で言えば昨年の方が良かったようにも見えますが、“勝ち切れなかった”昨年に比べて“きっちり勝ち星を挙げた”今年・・・という見方をすれば今年の方が内容的にずっと上。それが藤田菜七子騎手の1年間の“成長分”なのでしょうね。 藤田菜七子騎手は8月のヤングジョッキーズシリーズでも盛岡に参戦しますし、今回のような条件交流戦で乗鞍を得てやってくる機会もいずれあるでしょう。また次の参戦も楽しみになりました。
2017年05月18日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 北海道・門別競馬場に来ております。 昨日は雨模様だったようですが、今日は朝からこのようにいいお天気。 からっとした少し冷たい空気と日差しのぬくもりがあいまって、本当にさわやかな陽気。 この陽気を楽しむためにこそ北海道に来るのだ!というぐらいの心地よさです。 今日のレースが始まる前に、この気持ちよさを味わうためにレース上の中を散歩してみました。 厩舎エリア。 レースが始まる前だけに、馬の姿もなくガランとした感じ。 まもなくレースに向かう馬と終わった馬とが行き交い、賑やかになるはず。 幸せの黄色いタンポポがこんなに! どれも立派に咲いています。 某厩舎前に植えられた、チューリップ これも季節ですよね… そんなふうに辺りを見て回っているうちに、厩舎エリアに馬の姿が! 集まってきた!! 装鞍所入口。 この屋根のある通路の下が体重計になっていて、ここで馬たちがしばし立ち止まって馬体重を測定します。 装鞍所に馬が集まってきますと、やがて調教師の皆さん方も集合 齊藤正弘調教師 最近厩舎のHPをリニューアルしたとのこと 「是非一度見てみて!」と言われたので、リンクつけておきます。 写真がとても素敵なHPですし、厩舎の活動の様子も生き生きと紹介されています。 服部茂史ジョッキー いつものようにサービスポーズ 4週間が終わった今シーズンの調子について伺ったところ、「ぼちぼち、ですかね。今年はあれこれ考えることなく取り組むようにしています」…とのこと。 そのときどきの馬に合わせて、そして流れに任せて活躍できれば、ということなのでしょう。 そのような心持ちだからこそ、いい流れをきっと掴んで活躍してくれるはず。今年も常にリーディング上位を争い、盛り上げてくれるでしょう。 レースの前のハロー車による馬場整備 今年は昨シーズンまでとは馬場の感じが少々異なるようで…おなじみ、解説の高倉克己さんのお話でもその点への言及が多くなっています。 ひと言で言うと「軽い」ということなんですが…この馬場にマッチした馬の活躍を読み切ることも、馬券の戦略としては重要になってくるのでしょう。 井上幹太ジョッキー まだ調子が上がらず、辛抱が続くシーズン序盤。「レースに行ったら、乗るのがどんな馬でも『無心』でやっています。あとは馬の出会い。こればかりはとにかくきちんとした仕事を続けていくしかありませんから…。」 この冬場は南関東でも存在感を示していた彼。 やれるところは見せていますから、あとは色んなことの流れを掴めば、また活躍の道筋に必ず乗れるのではないでしょうか。 井上幹太ジョッキーの話を伺っている間に、装鞍所にいた馬たちが、パドックの方に向かい始めました。まもなく今日のレース開始! 誘導馬のテン太もスタンバイ 平日昼間の1レース 場所は日高門別ですが、早い時刻からお客様方も集まっています。 今週の門別の開催は今日と明日。 最後までレースをお楽しみ下さいね。
2017年05月17日

火曜日担当の太田です。 さむーーーーーーーーーーい!!ゴールデンウィークは30℃近い時もありましたのに、先週末は10℃いくかいかないかの気温。雨も降ったり止んだりのパッとしない天気でこういう時は気分もなんとなくダウンしますよね。明日からは少し暖かくなるとの予報ですが、夏はまだかなり先のようです。 5月のばんえい競馬は重賞レースがなく、今後重賞に向けてつながるレースが行われます。1日(月)には6月の4歳の1冠目6月の柏林賞に向けての『すずらん賞』が行われ、「タフガイ」が勝利。昨シーズンから一気に力をつけて1番人気に押された「タカラシップ」は2着。この世代の王者「マルミゴウカイ」もハンデを背負いながらいいレースを見せ、来月の本番に向けて順調さをアピール。「マルミゴウカイ」は7日に行われた平場のレースでハンデをものとせず勝利。世代王者なの力を見せつけるレースでした。8日(月)のメインは3歳オープンの特別戦「とかち皐月賞」が行われました。小雨が降る中、馬場もかなり軽く一つのミスが命取りのレース。第2障害を2番手で下った「ミノルシャープ」が障害を下ったところの切れ味を見せ、先頭に立つとそのまま押し切っての勝利。 2着には2番人気の「ゴールドインパクト」が追い込み、先頭で第2障害を下った「ウンカイタイショウ」が粘っての3着。1番人気、今季初戦イレネー記念の勝馬「ホクショウムゲン」は障害で大苦戦。殿でゴール。7月の『ばんえい大賞典』まではまだ期間がありますが、「ミノルシャープ」の成長ぶりは目を見張ります。昨シーズン後半からの活躍は皆さんもご存知の通り。阿部武臣騎手は「今日は馬場などの条件も揃っていたが、本当に成長してきている。今シーズン秋頃から本格化してくるだろう思う。」大友栄人調教師は「調子は本当にいい。次からクラスが上がって苦しいところもあると思うが、成長段階で越えなければならない壁だろう。障害が本当にいい馬。今後強くなっていくと思う。」とお話でした。1番人気「ホクショウムゲン」は今季初戦。不安視されている障害で苦労してしまい、全く反応していませんでした。今季2戦目でどれだけ変わってくるかで7月『ばんえい大賞典』の狙いが変わってくることでしょう。重賞までの間、来月には「とかちダービー」もあります。各陣営も本番に向けて調整してくることでしょう。3歳3冠路線も必至の様相です。 先週2歳の新馬戦が始まり、今週は早くも2戦目。新馬戦を勝ち上がったメンバーの受賞-1組のレースが行われました。能力検査で1番時計、新馬戦で苦労しながらも勝利した「ホクショウテンカ」と「オレワチャンピオン」が先行。第2障害もこの2頭が並んで下りて一旦は「ホクショウテンカ」が抜けましたが、 残り20mぐらいで苦しくなり、後続の馬たちが猛追。ゴール前6頭が一線の大混戦!!結果的に最初に第2障害を下って、続々と抜かれるものの、最後まで歩き切って苦しくなる各馬を差し返した「オレワチャンピオン」が勝利。 松田道明騎手も何とか勝てたという感じのようで、まだ抜けた馬はいないとのこと。今後の戦いも目が離せませんね!13日(土)メイン「ソークンボーイ」で通算1400勝を達成した西邑春夫調教師。1400勝の区切りは実況で初めて知ったそうで、「もう、そんな勝ったんだぁ」という感じです。実感はないそうです。日々の生活は特に変わった事は無いけれど、今は2歳が入ってきたので楽しみを持って仕事しています。来週デビュー予定のコウシュハアモーレはまだ小柄だけど特に楽しみな一頭なんだよ。とお話しくださいました。ファンもそうですが、関係者もやはり将来夢がある2歳馬の走りは楽しみなんですようね。コウシュハの冠の馬はいい走りを見せる馬が多いので、長い目で見ていきたいですね。さて、楽天競馬はすでにばんえい応援企画2017が始まっております。 第1弾は「JRAジョッキーDAYにむけてばんえい競馬を盛り上げよう!」と題し、目標金額は500万円です。現在145万1087円積み立てられました。皆様のご協力誠にありがとうございます。昨年度も多くのご協力を頂き、色々振興策に活用させていただきました。今年は馬の生産にも活用されます。また、我々「ばんスタ」でも新たにブログを開設、情報発信させていただく予定です。間もなく開設いたしますので楽しみにお待ちください。
2017年05月16日

ミツオーです。健康診断まで1週間を切りました。ほぼ禁酒生活は続いていますが、数値が改善しているかどうか…。さて、わたくし先週は笠松競馬の実況を担当しました。途中、火曜日は金沢競馬場でも仕事をしました。あっちに行ったりこっちに行ったり、わたしにしては移動距離の延びた週でした。…どうでもよろしいが、米原で列車がスイッチバックするときに、乗客がさっさと立ち上がって座席の向きを直すのが、なんだか面白い。笠松競馬場では、10日(水曜日)、今年創設されたヤングジョッキーズシリーズのトライアルラウンドがおこなわれました。なお今回、多くの写真を大恵陽子さまにご提供いただきました。ありがとうございました。心より感謝申し上げます。まずは第5レース終了後、スタンド前の本走路に整列した参戦騎手11名の紹介式がおこなわれました。トライアルラウンド笠松に参戦したのは、以下のジョッキーたち。所属・デビュー年、紹介式での自身のコメントをご紹介しますと、栗原大河騎手(金沢・2015年)冬場笠松に乗りに来て、今日も来ることができました。2戦、精一杯力出してがんばります。柴田勇真騎手(金沢・2015年)今日はいい馬があたっているので、いい結果が出せるようにがんばります。渡邊竜也騎手(笠松・2017年)普段乗っている競馬場で自分が一番なれているということもあり、新人らしく遠慮せずにがんばりたいと思います。加藤聡一騎手(名古屋・2016年)同じく乗りなれてる競馬場なので、しっかり落ち着いて結果を出せるようにがんばりたいと思います。塚本雄大騎手(高知・2016年)高知でのラウンドがふがいない結果に終わってしまったので、笠松では精一杯がんばります。荻野極騎手(JRA・2016年)(当該競走前にエキストラ騎乗3鞍)前半戦でだいぶ感覚はつかめたと思うので、いい成績が残せるようがんばります。川又賢治騎手(JRA・2017年)笠松にはよく乗りにきているので、その経験を生かしてがんばります。城戸義政騎手(JRA・2013年)笠松競馬場で乗るのは今日が初めてなので、今日をとても楽しみにしていました。精一杯がんばります。鮫島克駿騎手(JRA・2015年)今日は笠松競馬場にご来場いただきありがとうございます。一生懸命騎乗します。富田暁騎手(JRA・2017年)初めて乗る競馬場ですが、精一杯乗って楽しんで乗りたいと思います。三津谷隼人騎手(JRA・2015年)笠松競馬場はこの間、交流レースで勝てた競馬場なので、今日もいい結果出せるようにがんばります。以上、11名です。笠松競馬場はフルゲートが10頭ですから、うち2名は、2レースおこなわれたシリーズ競走のうち片方にのみ騎乗したということになります。短いコメントでしたが、それぞれが個性を出してハキハキ話していたのが印象的です。何といいますか、こういうときに小さな声で「モゾモゾモゾ…」としゃべるような子(…あえて「子」なんて言ってみます)は、いないんですな。騎手は見られる職業ですし、今はテレビや新聞・雑誌だけでなく、ネットを通しての露出もあり、たとえしゃべることが苦手な子でも、「こういうときは大きい声でハッキリしゃべるもんだ」ってのが身についてるんでしょうかねえ。このあと全国でおこなわれるシリーズで、若手ジョッキーたちの受け答えにも注目してみてください。(紹介式のあと。しっかりしたコメントをしていましたが、緊張していたのかも。カメラをむけるとほぐれた表情を見せてくれました)笠松競馬場でおこなわれたトライアルラウンドの2戦。第1戦は、地元笠松の新人・渡邊竜也騎手が優勝。(勝馬は向こう側)10頭立ての9番枠から押して2番手につけた渡邊騎手のフジノシラユキは、残り400メートルで前をとらえて先頭。直線は外から栗原大河騎手・メイショウダイウンが並んで、一旦は栗原騎手が前に出ます。が、「あきらめずに追った」という渡邊騎手がしぶとく内から差し返してアタマ差先着。自身のシリーズ初戦を制しました。第2戦は、JRA富田暁騎手が勝ちました。富田騎手自身、これが地方競馬での初勝利。「指示は中団くらいからだったが好スタートが切れたので」という富田騎手のブラックメルベイユは、逃げ馬をマークする2番手から。第1戦の渡邊騎手同様、残り400メートル付近で前をとらえにかかり、直線入り口では先頭に立ち、富田騎手に抜かれてからもねばる、加藤聡一騎手のルエールダルジャンを振り切っての優勝でした。トライアルラウンド笠松の2戦を制したのは、奇しくも今年デビューの新人2名。表彰式での表情も新人らしく初々しいもので、ファンから大きな声援が飛んでいました。第1戦優勝 渡邊竜也騎手(直線差しかえす)一回追い抜かれてしまってヤバいと思ったんですけど、あきらめずに追ってきてよかったです。負けたとしか思っていなくて、上がってきたら1着のところに厩務員さんがいて、勝ったと知って安心しました。シリーズ初戦で勝って、いいスタートが切れたことはうれしく思います。このあとは金沢でのトライアルラウンドに参戦する予定です。引き続き金沢のヤングジョッキーズシリーズトライアルでもがんばるので、ぜひ応援よろしくお願いします。第2戦優勝 富田暁騎手(地方初参戦)初めてでした。いい馬に乗せていただいて、感謝しています。ホントは指示的には、中団から後ろくらいからという流れを予想していたんですけど、ゲートもいいカタチで出てくれたので、もう2番手で競馬しようと思っていきました。まだまだなので、どんどん勝って先輩たちを追い越せるようにがんばりたいです。ボクも次は金沢競馬場に行く予定です。これからどんどん中央でも勝っていけるように努力していきたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。この日勝った二人がそろって参戦するトライアルラウンド金沢は、8月22日におこなわれます。まだデビューしたての2017年組の二人にとっては、デビューからこの日までの日数よりも、この日から金沢ラウンドまでの日数のほうが多いことになります。3ヶ月先の金沢ラウンドでは、見違えるように成長しているかもしれません。若手騎手によるロングランシリーズ。コピーに「成長を競い」とあるのも、むべなるかなと思うのでした。ところで。すでに話題になってきたことですが、このシリーズでJRA所属騎手が着用する勝負服、みなさんご覧になりましたか?上の写真でもおわかりになると思いますが、あえて手元にきた資料をお見せすると、このようなデザインです。上段左から「白 桃ロレーヌ十字 桃袖」「鼠 海老V」「水色 黄逆三角形 水色袖」下段左から「黒 緑センターストライプ 黒袖」「橙 青ダイヤ 白袖」「黄 黒ボックスフレーム 青袖」というものです。ハッキリ言って、見慣れません。服色呼称にすると、余計に何だかわかりません。「鼠 海老V」なんて、それだけだと勝負服の色とデザインをさしているのだとは絶対気づきません。「ロレーヌ十字」っていうんですか?ふうむ。「なんで『キ』って書いてあるの?」って聞かれたりしましたけど、「キ」じゃないんですね。「ロレーヌ」ってあの「アルザス・ロレーヌ地方」のロレーヌですか?そうですか。まあいいや。とにかくヤングジョッキーズシリーズにおいて、少なくとも高知と笠松でおこなわれたトライアルラウンドにおいて、JRA所属ジョッキーは、このデザインの勝負服を着用しています。ただし、どの服が誰、というように一対一対応はしていません。ラウンドごとにシャッフルされていますのでご注意を。アレですねえ。せっかくこういうシリーズで注目されているのですから、年間通して「ボクはこのデザインの服を着ます!」って決めておけばいいのに、などと思ってしまいます。そのほうが、見る側も「○○くんはあの色なのよね」って応援しやすいし。ヤングジョッキーズシリーズは始まったばかりですから、そういう部分も2年目以降の課題のひとつとして検討してもらえればいいと思います。個人的には、というか、実況アナウンサ的には、珍しいデザインの勝負服塗り絵を楽しんでいます。主催者ごとの貸し服・枠服で対応されるより、ず~っといい。(今回優勝の二人。左:富田暁騎手「白 桃ロレーヌ十字 桃袖」、右:渡邊竜也騎手「青 緑V字襷 白袖 緑一本輪」)
2017年05月15日

日曜日担当の高橋華代子です。 大井の帝王・的場文男騎手は、現在地方通算6999勝。 佐々木竹見元騎手に続く史上2人目の7000勝達成に王手をかけています。 7000勝まであと5勝に迫っていたこの大井開催。 初日4鞍、2日目8鞍フル騎乗、3日目7鞍、4日目8鞍フル騎乗、最終日7鞍。 勝ち数を積み重ね、 最終日にあと2勝のところまできました。 最終日10レースの1番人気モンサンデューン(大井・宗形厩舎)を勝利に導き、 地方通算6999勝目。 「王手をかけるのが遅すぎるよね」と的場騎手。 この大井開催中での7000勝達成は、的場騎手はもちろん、多くの大井競馬場関係者の願いだったと言っても過言ではありません。 この時点で、あと2鞍騎乗。 続くメインレースでは、4番人気のワタリセイユウ(大井・田中厩舎<小林>)に騎乗。逃げるベルモントナイトをピッタリマークし、最後の直線に入ったところでは先頭に変わり、誰しもが勝ったと思った瞬間……。 また盛り返したベルモントナイトにクビ差交わされてしまいました。 的場騎手7000勝達成をこの大井競馬場で見届けたいと熱望していた人たちにとっては、とても残念な結果に終わりました。 この開催の帰り際に関係者とすれ違った時、いつもなら、「お疲れ様でした」という挨拶も、この日ばかりは、「残念だったね」と……。 もちろん、ベルモントナイトと手綱を取った和田譲治騎手は、ガッツあふれるすばらしいレースを見せてくれたことは、大前提で書かせて頂いていますよ。ベルモントナイト、和田騎手、おめでとうございました! 「的場さん、わり~(笑)」と、レースから引き上げてきた和田騎手の声が聞こえてきました。これも勝負事ですから。 的場騎手自身も、「勝負の世界だから仕方ないよ」と、サバサバしていたのも印象的でした。 どうしても的場騎手の1着の数字ばかりがクローズアップされる昨今ですけど。 2着も5600回、3着が4965回、4着以下が21784回もあるのですから。 あ。この2着も、5600回目という区切り?!だったのですね。 ちなみに、的場騎手7000勝達成の取材をしようと、 検量前も重賞並の報道陣が集まっていました。 ムービーの数は重賞以上です。 しかし、的場騎手7000勝に際しては、ここからのカメラでの撮影はNG、ムービーは可という制限を設けているので(大変な数になってしまうので)、カメラマンたちは馬と騎手が引き上げてくる馬場入り口でスタンバイしておりました。合わせると、すごい報道陣の数。 最終レースも勝つことができずに、この日の7000勝達成はなりませんでした。 レースが終わってから、報道陣に取材時間を設けてくださいました。 私服姿の的場騎手、かわいい60歳(^-^) 「船橋開催が終わって大井開催に入った時に、あと5勝だったでしょ。嫌な数字だなとは思っていたんだよ。5勝するってどうなんだろうって。メインは勝ったと思ったんだけど……遊ぶところがあってフワッとした。勝負の世界だから仕方ないよね。だからこそ、ドラマもあるでしょ」と的場騎手。 最終日を終えたばかりなので、「これから帰ったら何をしたいですか?」ってお聞きしたら、 「まずはビールを飲みたい」と的場騎手。 お気に入りは、スーパードライなんだそう(*^_^*) 的場騎手は急に、「先生、先生~」と、ブラウンレガートの阪本一栄調教師を呼びました。 ちょうどこれから阪本調教師たちとブラウンレガートの東京ダービー前祝い(^-^)7000勝達成の前祝い(^-^)で、お食事に出かけるところだったそうです。「直之乗せてくれないし(笑)。ブランレガートでダービーは負かしてやらないと」(的場騎手)。甥っ子の的場直之調教師はキャプテンキングを矢野貴之騎手とのコンビで羽田盃を制したばかり。東京ダービーは、叔父さんと甥っ子のガチンコ対決が今から待ち遠しいですよ。 的場騎手の相棒ブラウンレガート↓ 熱発は残念でしたが、今はまた順調に調整を開始して、東京ダービーに向けてすでに追い切り1本目を消化。レガート君、カメラに向かってポーズを撮るようになりましたよ。 この大井開催はこれだけの数を乗っていたのに、的場騎手のトークは変わらず元気でした。 明日からは川崎開催。 的場騎手は初日と2日目は騎乗停止で乗ることができませんが、 17日の川崎マイラーズはリアライズリンクス(浦和・小久保厩舎)で挑む予定です。 7000勝達成はいつどこでどんなシチュエーションで……。
2017年05月14日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 『かきつばた記念』を制したトウケイタイガーの優勝報告会がきのう(12日)に行われました。 関係者が喜びを語り、今後のプランを明かしてくれました。 木村信彦オーナーから全権委任されている住吉調教師が「中央のプロキオンステークスに挑戦します」と発表すると、ウイナーズサークルを取り囲んだファンの皆さんから「おぉぉぉ!」と声が上がりました。 新たな挑戦への賞賛と期待の歓声でした。 その後は『JBCスプリント』から『兵庫ゴールドトロフィー』へというのが今年の締めくくりプラン。 そうして一年間、たっぷり応援して、たっぷり楽しめる活躍を期待します! 園田競馬のWebマガジン『チャージアドバンス』でも、号外としてトウケイタイガーの記事を掲載しています。どうぞご覧ください! それにしても楽しみや♪ でも川原騎手が「中央のときに1400mでは結果が出てなかったからそこは心配です」と弱気発言…。確かに成績上はそうですが、成長もして充実しきっているいまなら、好レースできるんじゃないかとワクワクしています♪ JRAが舞台の重賞挑戦となると、それは無謀だという声も聞かれます。 でも、それはやってみないと分からないし、出なければ結果も残せないので、とにかくぼくとしては楽しみでしかないのよ!〓Weeklyトピックス〓★田中学騎手SJT本戦へ! 世界の精鋭が集う『ワールドオールスタージョッキーズ』が今年も札幌競馬場で行われます。 地方競馬の騎手は、ただ一人の出場枠を巡って『スーパージョッキーズトライアル(SJT)』でアツい闘いを繰り広げます! そのさらに前に、SJT参戦のためのワイルドカードが開催されます! 各地区でリーディング以外の優秀な騎手が選ばれ、本戦出場権(2名)を懸けてぶつかります! 金沢競馬場で行われた今年の『SJTワイルドカード』には、兵庫から田中学騎手と吉村智洋騎手が参戦しました。 そして田中騎手が総合に2位に食い込み、見事に本戦出場権を獲得したのでした!ポイント表はコチラ>>> 田中騎手は初戦、6番人気の馬で勝利。 レースを観ていましたが、1番枠を活かして先行策に出るのだろうと思っていたら、まったく行く構えを見せずに控えるのです。 そしてなんとも鮮やかに差し切ってしまうのです! 「周りから気性が荒いから気をつけろって言われたので、馬群に包まれるより、控えて競馬をしようと思ったんです。でも向正面で上がって行こうと思ったら、馬群も関係なしにドンドン行くもんね(笑)」となかなかのヤンチャぶりですが、力を十分に発揮してくれたようです。 ところがそれで終わらないのが気性の荒い馬。 「それから、ゴールしてから止まらへんでとも聞いてたんです。ほな、やっぱり止まらなくて、グルーッと馬場を一周しましたもん!ウイニングランみたいやけど、そんなカッコええもんじゃなくて、手綱を思いっ切り引っ張って必死やったもんね(笑)」とかなり大変だったようです。 それでもこの勝利で大きく2位圏内に近付き、次のレースで8着となってしまいましたが、総合で2位で本戦出場を決めてみせたのでした。 このあとは盛岡競馬場で6月5日にSJTの第1ステージが行われ、ここで14名→12名に絞られます。 そして最終決戦が6月22日、我らが園田競馬場が舞台となります! 本戦から参戦の下原騎手、そして今回勝ち上がった田中騎手のどちらかが総合優勝することを期待しましょう! あっ、吉村騎手は総合8位で残念ながら本戦出場ならずでした(^^;) 「いやぁ、あんなレースは凄い人ばっかり。言ってみたら“持ってる”人ばっかりで、その中で誰が一番“持ってる”かを競うもんですからね。だから学さんは“持ってる”んですよ。それで、このあとはもっと“持ってる”人が集まるんでしょ?ぼくなんてまだまだ…」 チャンスはこれからナンボでもあるんやから、いつかは吉村騎手が代表になる可能性も十分にある!★木村騎手が負傷… 木曜日のメインレースで負傷した木村健騎手(41歳)。次の最終レースは乗り替わりとなり、翌日の7鞍全ても乗り替わりとなりました。 メインレースのゲートで右足をぶつけたとのことで、本人は「骨折してる」と思ったそうです。 本人が言うんやからそうなんやろうと普通は思います。ジョッキーと言うのはケガと隣り合わせの職業で、言ってみればケガのスペシャリスト。 そのスペシャリストが言うんやからさらに間違いないんやろと思うところです。 えっ!?骨折ということは、一ヶ月後の6月15日の『兵庫ダービー』はヤバいやん! 当然そういう流れになります。 ところが、なんと病院の診断は「右足部捻挫」とのこと。 「5日間の安静加療が必要である見込み」とあり、来週の騎乗を休むだけで復帰できるようです。 それは良かった♪ ケガをしたレースで、木村騎手は痛みをこらえながら必死で馬を動かします。それが凄い! そしてゴールを迎えた直後、近くにいた田中騎手に馬上から「あかん、骨折してる」と言ったそうです。 突然そんなことを言われて、なんのこっちゃ分からん田中騎手は「訳の分からんことを言いよるなぁ」と思っていました。 その後やっと納得したのですが、それでもやっぱり訳の分からんことで済んで良かった。 「(木村騎手と)一緒にレースをやってると面白いもんね。ホンマに良かったです」とライバルで良き理解者の早期復帰を心から喜んでいるようでした。 6月15日『兵庫ダービー』は、6戦6勝のマジックカーペットとのコンビで、木村騎手は無敗のダービー馬誕生を目指します!★その金フォトレポート SKNプレイスは佐藤夢ちゃんと新加入の阿久津真央ちゃん♪ 今回が初めての予想会参戦で、いささか緊張気味。 それでも、持ち前の明るさと、ハキハキ喋る快活さで、難なく乗りきったことでしょう♪ そんな真央ちゃん(まおまお)の緊張をほぐすために、ぼくが入ってフラッシュ8ポーズ! いや、まおまお、その距離なに?? 見えない壁があるかのような…(>_
2017年05月13日
金曜日は古谷が担当します。 南関東クラシック初戦の「羽田盃」が10日、牝馬クラシック第2弾「東京プリンセス賞」が11日に行われました。近年の羽田盃は、ホッカイドウ競馬の開幕と重なっていたので、ライヴで見る羽田盃は相当久しぶりでした。 スタートして、キャプテンキングとヒガシウィルウィンが牽制し合いながら、内枠のキャプテンキングが先頭へ行き、ヒガシウィルウィンがピッタリマーク。それにミサイルマンが外枠から掛かり気味に上がっていき、有力馬が前でレースを進める展開となりました。最初の4Fは12.9-12.7-13.3-12.9と、かなりスローに流れ、向正面半ば辺りから12.3-12.3とペースアップしたところから、ほぼキャプテンキングとヒガシウィルウィンのマッチレースになることが見えました。 最後の直線は見応えある叩き合いとなりましたが、キャプテンキングが堂々押し切り、クラシック初戦をモノにしました。 ヒヤシンスS5着の後、大井に移籍してきたと聞いて、今年は早くから来たぞと思いましたが、前開催を使う予定が古馬との対戦となる格付けだったので、ぶっつけ本番を選んでの出走となりましたが、増減なしの馬体重ながら、多少立派に映るパドックの雰囲気でした。それで初戦を制した点から、ダービーに向けても視界良しという印象を受けます。 しかし、2着に敗れた森泰斗騎手は、記者陣に囲まれた瞬間に「決して逆転できない相手ではないと思います。ダービーで逆転してみせますよ」と、力強く答えていたのが印象的でした。「逃げたくなかったし、キャプテンキングが1番枠だったこともあって、行かせてマークする展開は想定通りでしたが、今日のことだけを考えれば、逃げた方が良かったかもしれません。ただ、こちらも最後は伸びていますし、力量差は決してないことがわかったのは収穫でした」と、その後レースを振り返っていました。ダービーを見据えれば、相手をマークして常にその動向を見たレース運びで直線で脚を図ることができた訳ですから、ダービーへの布石を考えると、ヒガシウィルウィン陣営にとっても収穫は大きかったと思います。 JRAからの転入初戦で勝つ馬がいると、色々な意見が出ますが、南関東クラシックだけをヤリ玉に挙げる話ではなく、競馬界が持つダート競馬への課題(JRAの3歳における番組面でのことも含む)という、大きなテーマで考えなければならないものだと、昨年のこのブログで書きました。 ダービーを勝たれれば「1走することを条件に…」と言う意見がありますが、1走早ければ羽田盃を勝たれ、「クラシックに出るためにその前に1走…」と言われれば、京浜盃などの前哨戦から勝たれる可能性も出てくる訳ですから、この流れを見るにつけ、クラシック前に1走…のような条件をつけたところで、根本的な解決策にはなっていないと考えます。だから、南関東のみを見て結論を出す問題ではないというのが、個人的な意見です。 そもそも、南関東生え抜きでクラシックを戦い抜いている馬は、これまでも思っているほど多くは出ていません。その多くはホッカイドウ競馬から転入してきた馬が、大半の重賞を勝っている経緯があります。それは地方競馬の中のことだから良いって話でもないと思うんですが…。また、昨年のブログでよこてんさんが書かれていた内容に、ミヤシロブルボンが岩手からJRAに移籍し、その初戦が日本ダービーだったことがありました。JRAも、賞金順で出走できる可能性がある訳ですから、このような移籍で「ダービー出走は認めない」とはできないんですよ。 ホッカイドウ競馬の3歳三冠初戦の「北斗盃」は、岩手のベンテンコゾウが勝ちましたが、昨年から設けられた3歳三冠賞(三冠達成で2000万円のボーナス)は、ホッカイドウ競馬所属馬に限っておらず、他地区馬にも権利はあります。馬の適性に合ったレースを選択し、その競馬に挑戦する。これが、本来の競馬だと思います。 様々な意見はあるのは当然で、上述のような私個人の意見を押し付ける考えもありません。賛否はあって然るべきです。昨年のダービー後に書いた内容も含め、オープンな状況を続ける方が、その地区の競馬の発展につながると思う1人です。 今回は、羽田盃で戦ったことで、ダービーで「打倒キャプテンキング」が叶うかどうか…という視点で、例年以上に盛り上がりを見せる可能性はあると思います。森泰斗騎手のレース後の力強いコメントに、その期待は膨らみます。このような思いを強く持つ陣営が増え、自ら強い馬を作り、JRAから移籍してくるような馬を迎え撃とう!と思う気持ちが大切なんだと思います。 ホッカイドウ競馬の馬たちが何故強いのか…。それは、「打倒JRA」「遠征で勝つ」という信念を、多くの関係者が持っているからです。今年もヒガシウィルウィン、アンジュジョリー、アップトゥユーなどが証明してくれています。出身馬が活躍することで、ホッカイドウ競馬に目を向ける人も多くなり、その競馬がさらにレベルアップする…。良い循環が、ホッカイドウ競馬にあります。南関東にも、他所から強い馬を移籍させる考えばかりでなく、生え抜きで強い馬を…と思っている人は当然いる訳ですから、その信念を貫いてダービーでの巻き返し、さらには2歳戦で将来を見据えることにしっかりと目を向けることが大事だと思っています。
2017年05月12日

木曜担当のよこてんです。 9日に金沢競馬場で行われた『SJT2017ワイルドカード』。岩手から出場した村上忍騎手が見事1位で本戦出場権を獲得しました!おめでとうございました! これにより岩手からは3年連続で2名の騎手が本戦に出場する事になりました。このうえは、これまで2年連続で岩手の騎手が2位に留まって札幌進出を逃している・・・という状態を今年こそ打破してほしいものです。“二度あることは三度ある”ではなくぜひとも“三度目の正直”になりますように・・・。 注目のSJT本戦第一弾・盛岡ステージは6月5日(月)の開催。岩手代表の山本聡哉騎手・村上忍騎手には地元で高得点を獲得して後半戦に繋げてほしいと、今から気の早い期待をしております。 一方、今週末というか来週頭というか、5月15日(月)の盛岡競馬場にはJRA・藤田菜七子騎手が参戦予定。昨年5月以来約一年ぶりのORO登場となります。 昨年は結局一度来盛しただけに終わりましたが、今年はこの15日と、そして8月15日に行われるヤングジョッキーズシリーズでも盛岡に登場する予定になっていますので、のべ2回は藤田菜七子騎手を盛岡で見る事ができるでしょう。去年はフィーバーフィーバーで落ち着きませんでしたけども、今年はじっくり騎乗ぶりを見る事ができる・・・かな。 さて今回のお題は「マンホールの蓋」です。マンホール。競馬と関係があるのか?という声が聞こえてきそうですがちゃんとありますのでご安心(?)を。 マンホールの蓋、近年はデザインに凝っただけでなく鮮やかに彩色されたものも多くなって、趣味の世界のみならず新たな観光資源としても注目を集めているそうです。 例えば「マンホールカード」。全国各地のマンホール蓋の写真をメインの図柄としたコレクションカードだそうです。 同種の「ダムカード」というのは自分も知っていました。岩手競馬にもダムカードを集めるのが趣味という厩務員さんがおりました。岩手競馬の冬休みになると遠くに出かけてダムを回ってくるという。 このマンホールカードは昨年の4月にスタートした新しいシリーズ。今年4月までに全国のべ170種のカードが発行されているとの事(※「下水道広報プラットホーム」WEBサイトによる)。ちなみに岩手では花巻市で発行されています。 面白いデザインのマンホールの蓋の写真を集めたWEBサイトも検索すればいくつもHITしますね。ざっと眺めるだけでもなかなか楽しいです。 さらには「マンホールの蓋工場見学ツアー」なんていうものまで!“参加条件:マンホールの蓋に興味がある人”。なにそれ!?普通の人にはなかなか伝わらないけど好きな人にはど真ん中ストレートな表現! 自分は、収集系の趣味はほどほどにしている(集めはじめるとコンプリートしないと気がすまなくなるため)のでマンホールカードだのダムカードだのには手を出していません。マンホールのデザインも、どこかに行ってそういう蓋を見つけて「お!ずいぶん凝った蓋だねえ」とか思いつつも改めて写真に撮ろうとかはしませんでした(それも、やり始めるとあちこち撮り始めないと気がすまなくなるのが分かっているので自制している)。時々目についたら撮ってみたり・・・程度。■石巻市のマンホール。ロボコンがかわいい■千歳市は飛行機と鮭と樽前山。千歳市らしいです■大船渡市は港・ウミネコ・椿。大船渡の特徴を凝縮■台湾・高雄市のマンホール。公共物なので大事に・・・という注意書きが珍しかった さて。こんなことを書き出したのは、OROパーク盛岡競馬場にも珍しいデザインのマンホールの蓋があると、ふと気が付いたからなのです。マンホールの蓋ブームの話をネットで見たせいでなんとなく意識が向いたのでしょうか。■「電」。電気バージョン■「汚」。下水バージョン 考えてみると、昔からこの蓋だったと思うのですが。意識が向かないと認識していないって事なんでしょうかねえ。 しかし、真ん中の文字を4頭の馬が取り囲むデザインはいかにも競馬場にふさわしいですよね。 “馬”は小さい鞍をつけているしゼッケンもあるっぽいし、競走馬なんだろうけど、全体のバランスはチャグ馬っぽい力強さがあるようにも感じます。 いったん気になってしまうと他のバージョンは無いか?とかどこにあるか?とか気になってきて競馬場内をしばらくうろうろしてしまいました(・・・と、こうなってしまうのでこれ系のものにはなるべく手を出さないのですよ・・・)。歩いてみるとポツポツ見つかる。■馬頭尊の傍にも ざっと歩き回ってみた感じ、このデザインの蓋は基本的には業務エリア内に存在する模様。それも電気と汚水のマンホールだけですので、数ある様々なマンホールの中でもどちらかといえば少数派のようでもありました。 この蓋はおそらくOROパーク建設時にオリジナルのデザインのものを作成したのでしょう。企業の敷地内なんかでもオリジナルデザインの蓋を用意するのは珍しくないようですしね。 ただ、残念な事に、お客様が入るスタンドエリアのマンホール類はタイル地の装飾に合わせられていて、鉄の蓋が露出しているものがほとんどありません。 せっかくのオリジナルデザイン蓋ですが、業務エリアにしか存在しないのではマンホール蓋ファンの皆さんに簡単にお見せする事ができない。まことに残念・・・と思いつつさらに歩き回っていた所が。 ありました!ありましたよスタンドエリア内にも! どこにあるかは書きません。ヒントの写真を載せておきますので興味がある方は探してみて下さい。ここ以外にもあるかもしれませんよ。 OROパーク盛岡競馬場のマンホールの蓋、ざっとネットを検索してみた所、まだ知られていないようだったので今回採り上げてみました。 これをもとにマンホールカードを作って競馬場で配布するっていうのはどうですかねえ?水道局の管轄のマンホールじゃ無いとダメなのかなあ。
2017年05月11日

水曜日の担当は坂田博昭です。 昨日、久しぶりに金沢競馬場を訪れました。 威容を誇る金沢駅 駅の中にセブンイレブンがあるんですけど 期待半分で店の中を覗いてみると… 競馬の専門紙売ってる! 4紙全部 それも、ニューヨークタイムスと並んで売ってる!(笑) JBCがここで行われたとき以来なので、もう3年半ぶりになりますか… 競馬場の中の様子は変わらぬ感じ。火曜日平日とあってお客様の入りは勿論当時には及びもつかないのですが、朝一番から恐らくいつもこの場所で競馬を楽しむお客様方が集まり、なかなかの盛況。そういえば、金沢駅からのファンバスは予想談義に花を咲かせるお父さん方で賑わっていましたしね。 金沢でのお目当ては勿論、ワールドオールスタージョッキーズのワイルドカードの2戦。 そのメインイベントが始まるまでの間にも、検量室前で様々なジョッキーたちの表情に出会いました。 赤岡修次ジョッキー 恒例となった騎乗前のストレッチ運動中取材(笑) どこの競馬場に行っても、こうして騎乗前にストレッチする赤岡ジョッキーの姿。 そこで聞く彼の話の興味深さ。 5日・園田の兵庫大賞典をサウスウインドで勝ってご満悦の様子。「(同じ日のかしわ記念の)コパノリッキーが勝ったのを見て、触発されました」…というのは、どうやら武豊ジョッキーの騎乗振りのことらしい。「馬の力を信じて乗ると言うことを、あのレースを見て意識しました。」 確かに、スタート後の向正面で内外の2頭を抑えての突っ張り先行は見応えがありました。「いい乗り方をした人をマネすること、だと思っています。こうしてあちこちで乗せて頂くと、テン乗りになることが殆どですし。そういうときに『自分の乗り方』を当てはめてしまっては、馬の力は出せません。馬とか、その場に合わせて乗ることが大切です。」 自分がレースを一番数多く見ているはず、と衒いなく話す赤岡ジョッキー。 数々の好騎乗を支える彼の「哲学」が垣間見える話でした。 金沢の若手・柴田勇真ジョッキー 今日は笠松でヤングジョッキーズシリーズに騎乗する柴田ジョッキー。 前回の高知では結果が出せなかったので、今回は頑張りたいと言っていましたが… さて、今日の結果はどうかな? この日は、実績ジョッキーが集うワイルドカードのメンバーの中で「誰がライバルか?」と無茶振りに近い質問を浴びせられ(笑)、渋々専門紙の紹介ページを指さして答えたのは…「そりゃあ、やっぱり!」 吉原寛人ジョッキーでした。 ライバルというより、目指すべき目標、っていう意味ですよね(汗) プロテクターに縫い付けてある「勇」の文字。 デビューの時からつけているそうです。 この文字の通り、勇敢な騎乗で一歩でも上を目指してくれることでしょう。 ホッカイドウ競馬からはふたりが参戦。 委員会推薦で出場の阿部龍ジョッキー 今回アンダー30の出場は彼一人。 シーズンが始まったばかりのホッカイドウ競馬ですが…「自分の調子はまずまず。厩舎(所属の角川秀樹厩舎)は、今年は古馬が調子がいいですね。」 自分の騎乗振りよりも厩舎の馬たちの様子が出てくるのは、若いけれども職人肌、馬を仕上げるという仕事に心血を注ぐ彼の姿勢を表しているような気がします。「2歳馬はもの凄い期待馬が今年はいないんですが、結果は出ていますよね。能検で時計が出なくて、どうかなと思っていてもそこから攻めているうちにキッチリ仕上がっているということなんでしょう。」 確かに、開幕日のスーパーフレッシュチャレンジもそうでしたが、「断然この馬」という感じではなくてもレースでは勝ち上がっている今年の角川厩舎の2歳馬たち。やはり今年も目が離せそうにありません。「今日のレースは人気薄の馬2頭で…エキストラ騎乗の馬も含めて、初めての金沢でしっかり乗って帰りたいです」 活躍よりも、彼の姿がまずこの場所にあることに、敬意を表したいと思いました。 五十嵐冬樹ジョッキー こちらも、騎乗馬が2頭とも人気薄なのですが、現地で馬場の情報なども仕入れつつ一発を狙っている様子。「ジョッキーのレースは、いつものこの場所の競馬とは違うメンバーで、何が起こるかわからないから。昨年の永森のように。初戦の馬は揉まれると良くないと言われていて内枠ですけど…(苦笑)、何かが起こせるように頑張ります。」 藤田弘治ジョッキー 既にトライアル本戦に出場が決まっていて、今日のメイン2戦は外から傍観。 周囲からは「誰が上がってきて欲しい?来て欲しくない??(笑)」みたいな意地悪な声も飛んで、苦笑い。 でも面白いですよね、構図としては。 迎え撃つ立場の藤田ジョッキー。今日も活躍を見せていました。 さていよいよ、ワイルドカード2戦こっきりの戦いが始まります!! 第1戦のブロンズサドル賞 先行有利とおぼしき馬場状態のなか、各馬早めの仕掛けが目立ちましたが、仕掛けた順にゴールまで持たず力尽き、中団内目からタイミング良く仕掛けた田中学ジョッキー騎乗のトゥルースカイが快勝! 第1戦を終えて取材に応じる田中学ジョッキー 次の第2戦に、グリグリ大本命の馬の騎乗を控え、周囲からは早くもこの時点でトライアル出場「当選確実」の声も… 2着の五十嵐冬樹ジョッキー 人気薄の馬で好走を果たし、ご覧の表情はしてやったり?それとも次のレースに向けての意欲? 揉まれ弱い馬を何とかなだめ、馬場の軽い内ラチ沿いを終始キープして直線だけ間を割って出させる好プレーでした。 一方、こちらは残念さを隠せない村上忍ジョッキー。 人気の馬に騎乗して、前々から抜け出しを図る一見「勝ちパターン」のレース。 しかしそれでもまだタイミングは早かったのか…「伸びきれませんでした… 次頑張ります」…の声にもやや力がなく、ガッカリを2戦目で払拭して巻き返せるのかどうか注目されました。 果たして、その2戦目 村上忍ジョッキー騎乗のオイヌサマ 一人旅の大激走! 喜びと言うよりも、安堵の表情でしょうか… トップ通過確定! 2戦目は断然人気の馬で敗れましたが、それでもギリギリ2位に踏みとどまった田中学ジョッキー 「クラス的にそれほど人気になるとは…」と、冷静にレースを分析しつつ、トライアル本戦出場についてはストレートに喜びをアピールしていました。 残念なのは、こちらだ… 僅差ポイント3位の吉原寛人ジョッキー この表情だもの… 結果的には、あとどちらかのレースで着ひとつ取っていれば、間に合った勘定。 うーん、何とかならなかったかと、最後は1戦目で最後少しだけ吉原ジョッキーを交わして着を取って同じ金沢の青柳ジョッキーに冗談で八つ当たり(笑)。 いやいや、でも気持ちはわかりますよ…… 結果を見たら、本戦が行われる岩手と兵庫のジョッキーが1勝ずつして本戦出場権を獲得。 ほんと、結果論なんですけど…そういうものなんですね。 戦いは、まだまだ続きます。 次なるステージへ!
2017年05月10日

火曜日担当の太田です。 ゴールデンウィークは皆さんいかがお過ごしでしたか?好天の北海道は桜がちょうど見ごろで花見を楽しんでいた方も多かったようです。北海道は花見でジンギスカンをするというのが普通。炭をおこして網で味付けジンギスカンを食べながら花見。ほぼ花見は二の次ですが・・・。 全国各地の競馬場でもゴールデンウィークは様々なイベントが行われて帯広競馬場では「うまちかwithばんえい競馬2017」を開催。 十勝のおいしいB級グルメを満喫。 気温初日は30℃近く気温が上昇していましたので、冷たいスイーツも大好評だったようです。ふれあい動物園も連日大盛況。ホースショーなども行われ、賢い馬たちの振る舞いに拍手が起きておりました。 そのうまちかイベント内で6日(土)レースが始まる前、「ばんえいアワード2016」並びに「フェアプレイ賞」の表彰式が行われました。フェアプレイ賞舘澤直央久騎手 ベストジョッキー賞は鈴木恵介騎手 ベストトレーナー賞 松井浩文調教師 ベストホース賞 オレノココロ そのほかにも多数の部門の表彰式が行われました。 初めての試みの表彰制度。多くのお客様に見守られる中、ジョッキー、トレーナーなど関係者などが表彰され、とても名誉ある賞に関係者にとっては今後の活力となって、さらなるばんえい競馬の発展に繋がっていくことと思います。すでに「ばんえいアワード2017」が始動しています。皆さんの馬券購入がこの表彰制度の根本でもあります。ということは馬券購入いただいた皆さんお一人お一人が表彰していると言っても過言ではありません。今年度のばんえい十勝応援企画もぜひご協力をお願い申し上げます。さて、8日(月)にサテライト石狩のGM玉澤えり奈さんがスタジオゲストとして登場。 5月21日サテライト石狩13周年ということでイベントを開催するそうです。そのPR為、全国6か所の公営競技場を毎日まわって番組に出演。毎日発表されるキーワードも注目です。明日は北海道門別競馬場に登場します。ぜひご覧ください。 先日からばんえい競馬も今年度の新馬戦が始まりました。 平成29年度最初の新馬戦を制したのは「ジェイコマンダー」 まだまだ人間でいうと小学生低学年ぐらいの馬たちのレースですからそれは大変。ジョッキーもかなり手を焼いている感じが見受けられます。「ジェイコマンダー」を勝った西将太騎手は人気にも押されていたので、かなり緊張だったとのこと。第1回能力検査で圧倒的なスピードで1番時計の「ホクショウテンカ」もデビュー。しかし、能力時のすごさは影を潜めかなり苦戦。んーー。今年の2歳はこの馬が主役かと思っていましたが、どうやら考えを改めなければならないようです。まだ1戦だけですので早計かもしれませんが・・・。有力が次々とデビューしています。好きな馬を見つけて1年追いかけてみるのも、また競馬の楽しみですね。
2017年05月09日

今日は耳目社山中が担当します。南関東地方競馬は、大井競馬開催中です。(開催は12日=金曜日まで)南関東では昼・船橋、夜・大井のリレー開催も行われ大賑わいだったゴールデンウィークが過ぎ、今週は大井競馬場が10日=羽田盃&11日=東京プリンセス賞の3歳W重賞で盛り上がります。その前に、9日(火曜)金沢競馬場では、スーパージョッキートライアルのワイルドカードが12名のジョッキーによって争われます。出場騎手は北海道・五十嵐冬樹北海道・阿部龍岩手・村上忍川崎・山崎誠士金沢・青柳正義金沢・吉原寛人笠松・向山牧名古屋・岡部誠兵庫・田中学兵庫・吉村智洋高知・赤岡修次佐賀・鮫島克也の12名。詳細は→こちら全国リーディングトップの岡部誠騎手や、WSJ優勝経験のある鮫島克也騎手、出場経験のある吉原寛人騎手・赤岡修次騎手がこのワイルドカードに登場。見ごたえのあるレースになりそうです。今回、出場する3名のジョッキーに意気込みを伺ったので、まずはそちらをご紹介します。吉原寛人J(撮影 大川ミツオー氏)コースと馬を知り尽くしている分で、何とか上位に入れるように。青柳騎手と本戦に一緒に進めるといいですね。騎手戦は予想外の動きがあるから面白いです。抽選でお手馬が当たればいいですね。(5月4日取材)山崎誠士Jワイルドカードには何度も参加しているので、そろそろ突破したい。馬は抽選だけど、クセとかを聞いて力を引き出せるように頑張りたいです。突破してさらに本戦を突破しなきゃいけないから、すごく狭い門だけど、何とか頑張りたいです。(5月4日取材)青柳正義騎手騎乗馬が決まりましたね?ステイクロース(9R)は乗ったことがある馬。砂をかぶっても問題ない馬なので、あとは流れに身を任せるだけですね。2位でSJT出場となりましたが、本戦に行きたいですよね?せっかくチャンスをいただいたので、ぜひ。全国から名手がやってきて騎乗馬も抽選ですが、その辺りの難しさはありますか?今回は金沢で開催ですけど、乗る人も全員違うし同じ馬でもいつも見ているレースとガラッと変わる。その辺りでペースに巻き込まれないようにしたい。ずっと一緒に乗ってるんで、ジョッキーの性格もある程度わかってますけど、(抽選で騎乗馬が変わるので)それも面白いですよね。逆に印通りに決まらないし、展開も変わってくることもあって。普段後ろから行く馬が、違う人が乗ったらバッとハナ行っちゃったり、とかあるんで。今回のSJTには吉原騎手がいて、藤田弘治騎手がすでに本戦出場を決めています。3人で本戦に行けるといいですね?それが一番いいですけど、まずは自分の心配です(笑)。上位二人なんで。意気込みを一言、火曜日の紹介式で話してもらうことになるんですけど?意気込みって言っても、、、。あまり意気込んでもどうにもならないんでねぇ、こういうレースは(笑)何回かワイルドカード乗せていただいて、そう感じました。騎乗馬が抽選のレースは難しいですか?難しいっていうか、そうですねぇ…考えた通りにはなかなかいかないですね。上手くいくこともあるし、下手打つこともあるし。出来るだけフラットに乗れればいいかな、と。馬の力を信じて、それを引き出して、という感じですか?そうですね。(5月7日取材)(青柳騎手の写真は 金沢競馬専門紙 ホープ社中村TM提供)騎乗馬抽選の難しさを青柳騎手が話してくれました。レースを見る方からすると、ここが面白さでもあるのですが、実況するうえでも頭を悩ませなくてはいけません。青柳騎手の仰るように、できるだけフラットに向き合うことが大事でしょうか。枠順がすでに確定しています。5/9 金沢9R 第1戦 ブロンズサドル賞 ダ1500m発走時刻16:05詳細な枠順→こちら5/9 金沢10R 第2戦 ブロンズホイップ賞 ダ1900m発走時刻16:40詳細な枠順→こちら一昨年(2015年)に、金沢で今回同様SJTワイルドカードが行われました。第1戦 ブロンズサドル賞 結果→こちら第2戦 ブロンズホイップ賞 結果→こちら第1戦ブロンズサドル賞は、山本聡哉騎手騎乗のトウショウエディタの追い込みが炸裂。1番人気青柳正義騎手騎乗メイショウオニグマを1/2馬身捕らえて1着。第2戦ブロンズホイップ賞は、川原正一騎手騎乗のアポロムーンが逃げ切り。2着山崎誠士騎手騎乗のトウショウヴォワ。3着吉原寛人騎手騎乗のリジカーレ。このレース人気だった山本聡哉騎手騎乗ヒカルデザイアーは7着に敗れています。どちらも三連単はなかなかの配当でしたが、今回はさてさて?山崎誠士騎手が「狭き門だよね」とおっしゃってましたが、本戦への切符は上位2名。金沢の戦いを制して本戦に進むのは誰になるのか、ご注目ください。
2017年05月08日

日曜日担当の高橋華代子です。 南関競馬クラシックウィーク。 5月10日(水)には南関東クラシック一冠目の羽田盃、 5月11日(木)は南関東牝馬クラシック二冠目の東京プリンセス賞が行われます。 今日、羽田盃の枠順が発表されたばかり。 中央から移籍初戦となる、キャプテンキング(矢野貴之騎手、大井・的場厩舎)は1枠1番。 南関東重賞連勝中のヒガシウィルウィン(森泰斗騎手、船橋・佐藤賢厩舎)は3枠3番。 大井生え抜き重賞ウィナーのミサイルマン(笹川翼騎手、大井・森下厩舎)は8枠14番に入りました。 キャプテンキング&矢野騎手↓ 前走のヒヤシンスSは後方から脚を伸ばし、後のUAEダービー2着馬エピカリスから0.5秒差の5着でした。実績を考えると、ここでもどんな強さを見せるのだろうとドキドキしますね。 「走ってみないとわからない部分はありますが、実績的にはすばらしいものがありますし、馬の力を信じて自信を持って乗りたいです」(矢野騎手)。 ヒガシくん&森騎手↓ 北海道時代からトップクラスで走ってきたヒガシウィルウィン。南関東でもニューイヤーカップと京浜盃を連勝中です。 「どんな競馬でもできる馬です。去年に続く連覇を目指したいですね(昨年はタービランスと優勝)。ダービーに夢がつながるレースをしたいです」(森騎手)。 ミサイルマン&笹川騎手↓ 3戦3勝無敗でハイセイコー記念を制した大井期待の生え抜き馬。休み明けを一度使っての変わり身に期待。 「(現状の)かなり走れる状態になってきたと思います。相手よりも自分の走りができれば結果はついてくると思って乗りたいです」(笹川騎手)。 騎手たちの勝負服じゃない朝の調教ファッションも新鮮ですよね(^-^) そして、東京プリンセス賞は京浜盃2着だったピンクドッグウッド(赤岡修次騎手予定、船橋・稲益厩舎)が最有力になるでしょう。北海道と名古屋でNARグランプリ2歳最優秀牝馬を受賞した実力馬。 担当の篠田厩務員を背にしたピンク。稲益調教師も見守っております。 うひょ、トモが、トモが、前からすごかったけど、さらに厚みが増して盛り上がって見えるような(^^ゞ 東京プリンセス賞の枠順は明日8日に発表になりますね。 取り急ぎ、駆け足でお伝えしていきましたが、羽田盃も東京プリンセス賞も直前まで取材を続けたいと思います!! なお、この大井開催は的場文男騎手からも目が離せません。 地方通算6995勝なので、 7000勝まであと5勝にしました。 どのタイミングで達成されるのか、ワクワクします。 さて、かきつばた記念は兵庫のトウケイタイガーが優勝したということで、本当におめでとうございました! 南関東の至宝ソルテの全弟。 ソルテ兄ちゃんは現在放牧休養中です。 放牧出発前日に、しばしお別れと思い、写真を撮らせて頂きました。 お食事中だったソルテ。 ソルテが帰ってきたら、今度は弟と対決する日も来るのかな。それもとても楽しみです。 (追記あり) 的場騎手が羽田盃で騎乗予定だったブラウンレガートは、中間の熱発により自重することにしたそうです。今は東京ダービーに向けて調整を開始しているとのこと。今回はとても残念でしたが、ダービーでは巻き返して欲しいです。
2017年05月07日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 トウケイタイガーがやりました!! 遂にグレードレース制覇です!! 5月3日に名古屋競馬場で行われた『かきつばた記念(Jpn3)』(1400m)を勝ったのです! ハンデ戦とはいえ、JRAの強豪を4馬身ちぎって圧勝したわけですから、もうなんとも気持ちの良い勝利でした♪レース結果はコチラ>>> 移籍当初のレースぶりから、ダートグレード級だと感じていたものが見事的中です!! レース翌日、川原騎手に話を伺いました。 「渋滞で輸送に時間がかかってしまって、ちょっと心配やったね。ゲートも落ち着かなくて、あんまり良くなかったもんね。でも気合いをつけたらハナに行くんだから凄いよ」と決して気持ちに余裕がなかったことを明かしてくれました。 若干出負けした感はありましたが、追っ付って一気にハナヘ。 あとはマイペース。とは言ってもひきつけてスローの上がり勝負に持ち込むのではなく、淀みなく流して行きます。 この馬、上がり勝負には弱いんです。『黒船賞(Jpn3)』で包まれる形になり、追い出そうにも直線まで待つしかありませんでした。 ようやく追い出しても、最後の直線は砂の深い内側を通らざるを得なくなり、伸びを欠きました。 「ぼくの馬も最後はそんなに伸びてないんやで。それまで速いペースで行ってるから周りがバテただけ」 確かに、追いかけた馬たちがなし崩しに脚を使わされてバテてしまいました。 「ちょっと疲れも出てたし、前走より4キロ軽くなったのに時計が遅くなってたからね」と本来のパフォーマンスではなかったと言います。 言われて見れば、勝ち時計は前走より0.1秒遅いものでした。 しかしそんな状況で4馬身ちぎるんですから、間違いなく強いんですよ!! 今後は一旦休ませることになるらしいですが、目標としては11月の『JBCスプリント(Jpn1)』(11月3日・大井1200m)だそうです! おぉぉ!!これは楽しみ♪ そして地元の『兵庫ゴールドトロフィー(Jpn3)』(1400m)へ向かいます! 期待しよう!うん、期待しよう!! この勝利を記念して、優勝報告会を来週の金曜日(5月12日)、第7レース終了後に行う予定となりました! オーナーの木村信彦さん、住吉朝男調教師、川原正一騎手が参加してのお披露目です!お楽しみに♪ なお、チャージアドバンスでも近々インタビュー記事を掲載しますので、ご期待ください! 何度も言うてますが、休養中の兄ソルテとの対決が観たいですなぁ(^^) いや、せやからなんで偉そうやねん、鴨宮よ!〓Weeklyトピックス〓★兵庫CSはタガノディグオ! 5月4日は『兵庫チャンピオンシップ(Jpn2)』が行われ、JRAのタガノディグオ(3番人気)が5番手から差し切って優勝。 1番人気に支持されたリゾネーターは、勝負どころでついて行けなくなり、大きく離された4着に敗れました。レース結果はコチラ>>> 詳しくは『チャージアドバンス』に書いています。 地方馬最先着は、6着のナチュラリー。 今年もやはり、JRA勢が1着~5着までを独占したのでした。 先週も触れたとおり、こうなることは見えていました。 なるべくしてなった結果です。 それでも、強豪相手に果敢に挑戦して、2番手に取り付いたナチュラリーのスピードには驚かされました!そして感動させられました!マジでキュンキュン♪ 管理する新子師は「バシュファイアーを付けたら行きっぷりが良くなって」と自身もびっくりしていたようです。 とにかく、この挑戦とこのレースぶりは素晴らしい!! 『兵庫ダービー』でも頑張ってもらいましょう!!★兵庫大賞典でサウスウインド頂点に! 5月5日の『兵庫大賞典』は、稀に見る好メンバー!重賞勝ち馬が7頭も出走した、豪華ラインナップとなりました! 勝ったのはサウスウインド!高知の赤岡修次騎手の手綱でした!レース結果はコチラ>>> 詳しくは『チャージアドバンス』に書いています。 まさに頂上決戦でした! 赤岡騎手は最初アサクサセーラに逃げさせて、控える競馬を考えていました。ところが、この日の馬場傾向を見て、前が絶対有利だと考え、ハナを切る作戦に切り替えていました。 ただ、そう思ってもそれに対応できるかどうか分からないところ。 それをやってのける鞍上と、馬の信頼関係にアッパレです! 中距離No.1を高らかに宣言したサウスウインドでした。 2着のエーシンクリアーは、一完歩ずつ詰め寄りましたが、半馬身及びませんでした。 2歳から続ける6年連続重賞勝ちはお預けとなりましたが、このレースぶりから、今年も必ずどこかで重賞を勝つだろうと確信させるものがありました。 いやぁ、こちらも凄い馬です!そしてコンビを組んだ吉村騎手の馬を動かす能力も素晴らしい!★その金ナイターフォトレポート ちょろっとお座敷投票所を覗きに行ってきました。 かなりお客さんで埋まっています。 案内役のお姉さんに話を訊いたところ、何組かのお客さんは入るのをやめて出て行ったそうです。 確かに間が空いてるからと言って、テーブルのないところに入って居座るというのは気が引けるものです。 要するに、この写真の状態で満席ということです。 空いている席も、馬券を買いに行ったり、パドックを見に行ったりしています。 このゴールデンウイーク中はだいたい満席だったようです。 まだ日が長い季節。ナイターの雰囲気になるのはかなり遅くなってからです。 こんな感じでまあまあ盛り上がってます♪ で、思い立ってSKNプレイスに行ってみると…。右から佐藤夢(夢氏)、青山ハル(おはる)、村本万葉(まよまよ)、大場まりあ(まりあんぬ) SKNのメンバー4人がお食事中でした。 実は夢氏と、まよまよが、この日はチャイナドレスを着てイベントしていたんです!※新聞社訪問でも、この告知が一番食いつかれていた で、いつあるの?って訊いたら「終わりました」とよ(>___
2017年05月06日

金曜日は古谷が担当します。 ゴールデンウィークは終盤に入り、高速や飛行機、新幹線などの混雑状況のニュースをよく目にしますね。昼のワイドショーを見ていると、高速を走らせて渋滞状況を伝えようとしていたようですが、その時間の上りが意外と空いていて、当てが外れた感じで放送時間内にスタジオに戻れてしまった…なんてシーンもありましたが、今晩から高速の渋滞がピークになりそうだということで、運転されている方は本当に大変だと思います。 3日に門別へ行く時に、4日の昼に東京へ戻ってグリーンチャンネルへ直行したいが故に、実家の車で羽田空港に向かいましたが、この日は奇跡的にスムーズに駐車場へ入ることができました。しかし、翌日戻った時には、どの駐車場も「満車」の表示。3日の朝は、ラッキーだったと言えます。 さて、1日は盛岡競馬場に行きましたが、よこてんさんのブログにも書いてあったように、競馬場の桜は満開になっている場所もありました。 そして、パドック横のしだれ桜は、まだまだ…という感じでしたから、今頃咲き誇っているのでは…と思います。 この日は、JRAから岩手に転入後、無傷の10連勝と勢いに乗るチェリーピッカーが、メインの石桜杯に出走しました。この日は出負けしたものの、山本聡哉騎手が慌てず騒がず、直線はほぼ持ったままで4馬身突き放し、11連勝でB1特別を突破しました。(チェリーピッカーのパドック) 新天地で一気に素質が開花したチェリーピッカー。JRAでも1秒以内の競馬が3回あった馬で、最下級では当然恵まれた格付けだとは思っていましたが、ここまで出世し、しかもB1特別を危なげなく勝利するまでに成長したのは、完全に水が合ったということでしょう。このようなパターンで岩手に移籍し、素質が開花した例は、近年ではコミュニティがいます。JRA未勝利から転入し、12連勝でA級勝ちも果たしました。その中には、この年のみの重賞「ニューイヤーカップ JBC2014」という年明け早々の4歳馬同士の重賞も勝っています。チェリーピッカーが、連勝記録をどこまで伸ばすか…。今後も目が離せません。 そして、7Rにはサンデーサイレンス産駒唯一の現役馬・ビュレットライナーが登場しました。(ビュレットライナーのパドック) 今季2戦目でしたが、忙しい距離に対応しきれず、結果は8着でした。騎乗した高松亮騎手は「年齢的なものもあるでしょうが、前走の850mや今回の1000mでは忙しいのは否めません。ただ、格付け通りだと1400mになるんですが、これだと長い印象で、適した条件を使えない状況です。毛ヅヤなどから考えると、体調は良いと思いますから、何とかもうひと花咲かせたいですね」と話していました。昨年は2勝を挙げていますが、15歳で先頭を駆け抜けるシーンもぜひ見たいものです。 今回、盛岡に行ったもう一つの理由は、開放骨折して長期離脱を余儀なくされた齋藤雄一騎手に会うことでした。もう退院したと聞いて、松尾康司さんと一緒にお伺いしました。 わざわざ家から出てきてくれましたが、ボルトを10本入れたという大手術も無事終わり、今は自宅療養中です。上半身は元気なので、笑顔も見られましたが、こちらが想像しているよりも早く復帰できる可能性もあるようで、医学の進歩には恐れ入るところです。先日、自ら運転して盛岡競馬場にも行ったようですが、「右足が使えるから、辛い体勢ながらも運転はできます」と齋藤雄一騎手は話していましたが、何にしても、齋藤雄一騎手の復帰を首を長くして待っていたいと思います。 そして、3日は門別競馬場に行ってきました。この日はコスモバルクが来場するなど、開門前から多くのファンが列を作るなど、1R前から大賑わい。門別競馬場で初めて、3千人を超す3300人が来場し、昨年の同日のレコードを塗り替えました。 また、5日は「かしわ記念」も大いに盛り上がりましたが、Jpn1デーは「グリーンチャンネル地方競馬中継」の解説を担当。コメンテーターの荘司典子さん、司会の上野優花さんに加え、桑島孝春さんがゲストとして出演されました。 ロッキータイガーの懐かしい映像には、僕も心躍りました。船橋コースのことやパドック、返し馬での騎手の心理など、丁寧にわかりやすく解説を頂き、僕らも非常に勉強になりました。「かしわ記念」を勝ったコパノリッキーと武豊騎手のレース振りには、桑島さんも感動されていた様子が窺えましたが、「船橋は乗りやすく、好きな競馬場です、と武豊さんが言ってくれたのが本当に嬉しいですね」と話されていた桑島さんの、船橋を愛する気持ちがテレビをご覧の方に伝わったと思います。コパノリッキーは、決して逃げ馬ではなく、外から被されずにレースを進めることができれば、どの位置からでも競馬はできる…。3年前、最初に「かしわ記念」を制した時が、まさにその競馬でした。スタートで躓き、中団以降の競馬を余儀なくされましたが、田辺騎手が動じず、馬任せの位置で外を意識したレース運び。そして、一気に捲り上げ、その勢いのまま直線を駆け抜けたシーンが思い出されますが、まさに今年も同じようなレース運びだったと思います。 個人的に期待したインカンテーションは、インピッタリのロスない立ち回りで、直線は間を割ってきましたが、最後のモーニンとの追い比べには思わず「岩田っ!岩田っ!」と連呼してしまいました。2着に敗れたものの、完全復活を思わせるレース振りに、今後のインカンテーションの走りから目が離せません。 「かしわ記念」は終わりましたが、6日、7日とまだまだゴールデンウィークの地方競馬開催は続きます。6日は帯広競馬場へ行き、「ばんえいアワード2016」の表彰式に参加します。7日は東京競馬場でパワーアップセミナーの講師をするので、帯広は日帰りと慌ただしい日程ですが、1Rの前に開催される「ばんえいアワード2016」にぜひとも、多くの方々に来て頂ければと思います。
2017年05月05日

木曜担当のよこてんです。 4月29日、今シーズンの盛岡競馬が開幕しました。前回のこのブログでも触れたように久しぶりになる“4月の盛岡競馬”。いつもの盛岡開幕時なら満開になっている屋台村横のしだれ桜がまだ全く咲いてなくて、一方いつもならもう咲き終わっていたであろう場内のソメイヨシノが綺麗に咲いていたりしていて、場内の様子も例年とちょっと異なる感じでしたね。■開門と同時にたくさんのお客様が■ほぼ満開になっていた桜■ちなみにこの木は今から16年前、M&K提携記念として植えられたもの■“盛岡競馬場の向こう正面の桜”も綺麗に咲いていました いつもとは違ったシーンも。■まゆゆ、チャグチャグ馬コに騎乗する■チャグチャグ馬コとMIT君・ゴエティー(共に岩手の民放のキャラクター)と、そして馬像。遠近感が微妙におかしい気がしないでもない こんな風にイベント色が強いのも開幕日ならではという感じです。 同じく29日、南関東の騎手を招待した『南関東ジョッキーズフレンドリーマッチ』も行われました。南関4場から8名、岩手からは6名の騎手が参加しての騎手対抗戦です。 第1戦は優勝が岩手の高松亮騎手。他にも掲示板圏内5名中4名を岩手の騎手が占める活躍でしたが、第2戦は川崎の酒井忍騎手が制したばかりでなく、掲示板圏内5名中4名を南関東の騎手が占めるという結果に。この2戦の結果、酒井忍騎手が総合優勝となりました。 2位は高松亮騎手。3位は第1戦・第2戦共に掲示板を確保した大井・達城龍次騎手でした。■表彰式。左から高松亮騎手、酒井忍騎手、達城龍次騎手■第2戦をヤマニンスワンキー号で制した酒井忍騎手 さて酒井忍騎手。ちょっと古い競馬ファンの方なら酒井忍騎手が元公営新潟競馬所属だったことは覚えておられるでしょう。2000年の栗駒賞を制している事も。 岩手競馬の実況の古川アナとそんな事を話していたところ古川さんが「新潟時代の酒井忍騎手の勝負服は山本政聡騎手の裏返し(色も塗り分けも同じだけど配色が逆)」と言うのですが、自分はそれがすぐ思い出せなかった。そこでちょっと昔のデータを探してみました。 やはり探すべきは2000年の栗駒賞。ありましたありました。 この時、新潟・河内厩舎所属のセカンドゲス号で遠征してきた酒井忍騎手は3番人気ながら2着以下に3馬身差をつける完勝。■確かに古川アナの言う通りですね■表彰式&口取り。当時はゴール板の横の練習走路の所で表彰式をやっておりました セカンドゲス号と酒井忍騎手はその後、クラスターカップと青藍賞にも出走しましたが、クラスターカップでは10着、青藍賞は8着に終わっています。■2000年クラスターカップ出走時のセカンドゲス&酒井忍騎手 ちなみにこの時クラスターカップを制したのはゴールデンチェリー&吉田稔騎手。その後ラブミーチャンが勝つまで、クラスターカップ唯一の地方所属馬の勝利でした。 さらにちなみに言うと、現役引退後種牡馬入りしていたセカンドゲスの数少ない産駒のうちの一頭が一時期岩手で走っていました。マイセカンドエリー(父セカンドゲス・母オペラルージュ)という馬で、岩手では瀬戸幸一厩舎に所属。岩手では結局7戦して5着が最高で、離れた後方にいた事が多いため残念ながら綺麗に写った写真がありませんでした。唯一それっぽいのが岩手での最後のレース、2012年8月19日の第9R・8着時のもの。 セカンドゲスは宮城で種牡馬生活を送っていましたから、産駒は「宮城県産馬」としても貴重な存在でしたね。 酒井忍騎手は南関東移籍後も何度か岩手に遠征してきています。ただ、最近はあまり機会が無くて、盛岡遠征は2008年のオパールカップに来て以来だったようです。そして盛岡では勝ち星がなくて、今回の勝利が盛岡初勝利でもありました。■2006年のシアンモア記念にはシンプウオペラで盛岡遠征 新潟時代、栗駒賞を勝った頃はデビューからまだ10年も経っていない、若手に近い中堅でしたが、いまや通算1800勝を目前にした大ベテラン。ご本人も若い者にはまだまだ負けない!というような事を言われていたようです。その通り、まだまだ負けずに、いつか地方2000勝を達成していただきたいものです。
2017年05月04日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 大型連休、皆さんいかがお過ごしでしょうか? どこに行っても人の波。交通機関も混雑。 移動もままならぬ感じですが… 東海道新幹線 三島駅付近にて車窓から見えた富士山 どうにかこうにか新幹線で名古屋まで来ました。 名古屋駅 ひとだらけ… 楽しみたい気持ちは、みんな一緒。 この場所でも、そんなお客さん方が大勢お集まりでした。 名古屋競馬場リポート恒例 重賞肩掛けのパドック展示 今日、かきつばた記念当日は、名古屋競馬場にとってお正月と並んでのかき入れ時。 場内でも様々なイベントを次々と繰り出して、お客様を迎えておりました。 お昼前に場内に入っていきなり、入場門前から異様な熱気が立ち上っておりました。 かきつばた記念のおみくじ馬券発売中! 先着400名様限り。 巫女さん(の姿をした可愛い女性)が売っているというのが奮っています。 しかも… 500円分のおみくじ馬券の中には、景品が当たる本物のくじが入ってる! 手元にある衣類乾燥機が、この日の目玉賞品! この嵩張り方が、むしろ奮ってます!!(笑) トイレットペーパー! 競馬場の抽選会らしくない景品の数々に、お客さん方のテンションも上がる。 それがトイレットペーパーであっても、あがる!! 大切なのは、ですね、こうやって巫女さん(の格好した美女)が売ってくれるとか、くじ引きがついてて景品が奮っているとか…単なるJRAのマネじゃないところ。スタッフの皆さんがあれこれと思いを巡らせて考えてやられているということが窺われます。 盛り上がりは、用意した400枚のおみくじ馬券&本物のくじ引きが、たった40分で完売してしまったことが証明しました。 抽選会を担当した美女3人 左から、星島沙也加さん 名古屋では「安定」の神田舞さん 東京から来た「優香にょふ」こと太田優香さん 優香にょふ(写真右)に話を聞きました。「名古屋でお仕事するのも、競馬場でお仕事するのも初めてで、とても新鮮でした。また雰囲気の違うお客様と触れあえて、とても楽しかったです。」 優香にょふのブログはこちら。 また名古屋にも来てくれるかも知れないので、皆さまご注目下さい。 ちなみに、おみくじ馬券は明日の駿蹄賞の分も発売されます。 もうひとつ。すごく連休らしい風景がこちら。 ポニーの試乗会! 3頭のポニーが場内の一角でお客様方をお迎えしていました。 事柄自体は「名古屋競馬振興協議会」の協力で実施。 厩舎関係者中心に、名古屋競馬に携わっている「全てのひとたち」で組織されるこの会で、競馬や競馬場をお客様方や周辺住民などに理解してもらう取り組みの一環として行っています。 3頭のポニーは弥富のトレセンで飼われているそうです。 面白いのは、このように調教師の方々が当番で馬を曳く役をしていること。 上の写真で馬を曳いているのは今津博之調教師。 こちら、曳いているのは井手上慎一調教師。 乗って楽しむ子どもたち。乗れないけれど一緒に写真撮影して楽しむ大人たち。 休日らしい馬と楽しむひとときを、あらゆるひとびとが味わっていました。 名古屋競馬振興協議会会長(であり調教師会会長)の藤ヶ﨑一男調教師に、話を聞きました。「協議会自体は、名古屋競馬が存廃で揺れた時期に結成され、様々な取り組みをしています。ポニーは競馬場だけではなく、例えばトレセンのある弥富の近隣のイベントやまつりなどにも参加して、競馬や競馬に対する理解を得る取り組みをしていますよ。」 単に主催者がイベントとして行うという以上に、こうして関係者も加わっての取り組みになっているからこそ、事柄からその心意気が伝わろうというものです。 藤ヶ﨑調教師は、話の中で何度も繰り返しこう話しました。「私たちにとっては『競馬』ですけれども、周囲のひとたちにとってはいまでも『ギャンブル』ですから」 競馬があることが、当たり前ではないということ。 それを理解しながら、こうしてこちらから理解してもらおうと行動しなければ、競馬そのものは立ちゆかないということ。 そういうことをこれまでの経緯から、競馬に携わる皆さん方が学んでいるからこそ、競馬場の総力としてお客様方に伝わるものがあるのだと思います。 だから、調教師の皆さん方も、レースに馬を出していてその仕事の合間の忙しい時間の中でも、このように力を尽くしている。 勿論、その傍らではジョッキーや他の厩舎関係者の皆さんが、競馬のプレーに全力を注いで、競馬のお客様方を楽しませている。 そう考えるとこのポニーの試乗会、単にイベントとしていい風景、というだけでなく、事柄として印象に残るシーンでした。 ついでに言うと、競馬場の主催者側のスタッフの皆さん方も、この日は(当たり前のことではあるのでしょうが)総出でお客様方を出迎え。ポニーの試乗会の会場には総務部長さんの姿も見え、あらゆるイベントをスタッフの皆さん方が部署や担当の枠を超えて全員で完遂しようというムードも見て取れました。 名古屋がいま「やれている」理由。現場に来ると伝わってきます。 さて、メインレースのかきつばた記念。 レースは…まさに独壇場でしたね。 2枠、黒い帽子のトウケイタイガー 内側にいるドリームキラリとの先行争いを最初のホームストレッチ半ばで楽々と制してみせると、あとは一人旅。 前走の東海桜花賞と同様の強さ。楽々と逃げ切って優勝 レースの時の歓声もすごかったんですが… 馬がトラックを1周して、ウイニングランをしてお客様方の前に帰ってくると、それを上回る地鳴りのような大歓声がトウケイタイガーと川原正一ジョッキーに向けてかけられていました。 これには…私も鳥肌が立ちましたね。 管理する住吉朝男調教師と川原正一ジョッキーが握手「もう地元のレースを使えなくなってしまいました…」…と笑顔で語る住吉調教師も、最高の笑顔。 いつもなら2時間半で着く園田から名古屋への道のりが、今日は大型連休で何と倍の5時間を要したとのこと。それでも馬は輸送に耐え、厳しいレースにも耐えて、タイトルを掴みました。 馬にとってもひとにとっても、とても価値ある勝利だったと言えるでしょう。 表彰式の後、馬は少し休養させて8月佐賀のサマーチャンピオンからの始動を示唆しました。 目指すは…前回東海桜花賞の圧勝で意識させたJBC挑戦。秋に向けてのトウケイタイガーの姿がいまから楽しみです。 何か…今日一日、この名古屋競馬場で目にしたもの、耳にしたこと…感じた物事全てが、楽しくて楽しくて…… ここに競馬があるということを、競馬に携わる全ての皆さん方と、今日一緒に競馬を楽しんで下さったお客様方が改めて示してくれている感じがしました。 明日は、園田に行きます。 きっとそこでも、同じような楽しさを感じさせてくれるのではないでしょうか。
2017年05月03日

火曜日担当の太田です。 帯広では昨日桜の開花が発表され、本格的な春を迎えております。気温も上がりゴールデンウィークは行楽日和です。天気予報によるとずーっと晴れ!!しかも明日から夏日になるとのこと。4日の最高気温はなんと29℃。まてまて夏じゃん。まぁ寒いよりはいいか。 ゴールデンウィーク初日の29日から3日間のばんえい競馬。天気にも恵まれ多くのお客様にお楽しみいただきました。 30日(日)には高知競馬場所属の別府真衣騎手騎手が来場。朝調教を終えてから飛んできてくれました。帯広競馬場着いて早々ばん馬を体験。ミルキーが曳く橇に騎乗。平地とばん馬は違うと思いますが、やはり同じ馬なのでしょうね。いとも簡単に一人で騎乗していたようです。(主催者提供)サイン会は長蛇の列。一人一人笑顔で神対応。トークショーや、スタジオにも出演していただき、ばんえいファンを虜に!!これを機に別府真衣騎手のファンになった方も多くいらっしゃったのではと思います。 30日(日)のばんえい競馬は今シーズン初の重賞『第11回ばんえい十勝オッズパーク杯BG2』が行われました。3月のばんえい記念を勝って、このレース3連覇がかかる「オレノココロ」が1番人気。今季から古馬重賞本格参戦5歳馬「センゴクエース」が2番人気。オレノココロと同世代でライバルの「コウシュハウンカイ」が3番人気に押されておりました。馬場水分1.2%と乾ききった馬場。しかし、夜になると水分が上がってきて昼間とは全く違う馬場となる今年砂。水分に騙されてはなりません。8R、9Rあたりから10秒ぐらい早い決着。オッズパーク杯も前半「ソークンボーイ」が飛ばして例年よりやハイペース。有力馬は前の方で競馬をしていましたが、ペースについてこれない馬もいてやや縦長の展開となりました。第2障害は最初に来た「ソークンボーイ」から仕掛け、「コウシュハウンカイ」「オレノココロ」と挑んでいき、先に抜けてきた「コウシュハウンカイ」そして、「オレノココロ」、それから一番外枠「ニュータカラコマ」とクリア。逃げる「コウシュハウンカイ」に「オレノココロ」「ニュータカラコマ」が差をつめますが、「コウシュハウンカイ」の足取り衰えることなく勝利。「オレノココロ」が2着。「ニュータカラコマ」3着。第2障害で膝をついた2番人気「センゴクエース」は6着という結果でした。藤本匠騎手は「状態もよく手ごたえ十分でした。レースを引っ張る馬がいて速いペースになっていましたが、手ごたえ十分にレースを進めることができました。障害もいつも通り越えてくれ、とてもまじめな馬です。文句なしのレースをしてくれました。昨年は重賞1つしか取れませんでしたので、今年は一つでも二つでも多く結果を出していければと思います。」とコメント。松井浩文調教師は「ばんえい記念の影響もなくここに向けてしっかり調整してきました。気性が激しく、年齢的には落ち着いてもいい年ごろなのですが、調教中もかなりうるさいところを見せる馬。うるさいところはありますが、とても真面目な馬です。この真面目さが成績につながっていると思います。今日は馬場、重量などこの馬の展開でした。今後は高重量戦をいかに克服するかが鍵。今年はもっとたくさん重賞が取れるよう頑張ります。」とお話しくださいました。最強世代7歳の一角。いつも「オレノココロ」に苦杯をなめていました。オッズパーク杯も2年連続「オレノココロ」に敗れ2着。今年はその「オレノココロ」を抑えて悲願の勝利となりました。しかし、3年連続この2頭でワンツーなのですからすごいことです。「コウシュハウンカイ」の強みは障害を苦にすることなくすんなり登って行くところ。いかに他馬より早く下ってセーフティーリードを保つかがレースのポイントとなります。成績を見てもわかる通り、大負けしていないところは障害で失敗しないところですね。「オレノココロ」「センゴクエース」は確かに強い。しかし第2障害で膝をつくウィークポイントがありいつもヒヤヒヤします。しかし、「コウシュハウンカイ」の障害は安心して見てられますようね。今年はさらに活躍してくれることでしょう。シーズン後半の高重量戦でいかに強敵たちと戦うか、今シーズンもオープン馬たちの戦い楽しみになってきました。 オッズパーク杯を制して通算999勝とした松井調教師。翌日の5月1日第4レース「ミンナノマルゼン」で見事1000勝を達成。ばんえいアワードベストトレーナー賞にも選ばれている松井調教師。5月6日ダブルで表彰式が行われます。開業13年目。開業当時は存廃で揺れていて今こうして競馬があることが嬉しい。とお話しくださいました。表彰式はこちら。ぜひ一緒にお祝いください。 さてゴールデンウィーク後半。帯広競馬場では非開催日もイベント開催中。3日、4日は調教師会、騎手会協力のこども縁日開催です。5日から7日までは「うまちかwithばんえい競馬2017」グルメイベントを開催。7日(日) ふれあい動物園ホースショーも行われます。昨年も行われましたが大好評のホースショーです。なかなか見ることできない馬の曲芸などとても楽しいホースショーです。ぜひお越しください。そして、5月6日(土)13時から帯広競馬場で『ばんえいアワード2016』の表彰式が行われます。受賞馬、受賞者はこちらうまちかのイベント共に皆さんで盛り上がりましょう!!
2017年05月02日

ミツオーです。書いたモノを笠松競馬場に置き忘れてしまいました…。さて、わたくし先週は笠松競馬の実況を担当しました。笠松競馬場ではこのほど、馬場内に大型映像装置が新築され、運用を開始しました。新しいビジョンはこのとおり、素晴らしくキレイな映像をみなさまに提供しています。映っている馬の大きさは…実物の何倍なんでしょうか。このビジョン、笠松競馬場パドックのすぐそばに建てられました。笠松のパドックは馬場内にあるのですよ。(この立地。パドック周回は左回りですから、新ビジョンの画面が周回中の馬からよく見えることになります)この大きな馬の映像を、気にしてしまう、あるいは怖がってしまう馬があるのだそうです。どの馬かと言うと…。笠松競馬場誘導馬のウイニーくん。ご覧のとおりやや小型の馬種です。もう一頭の誘導馬・エクスペルテくんは、こんな感じですから、ウイニーくんがいかに小さいかおわかりいただけるかと。エクスペルテくんはJRAで競走馬として走った経験があるからか、笠松競馬新ビジョンをそれほど怖がらないのだそうですが、ウイニーくんはかなり気にして、場合によっては怖がるそうです。「映った馬、大きいですからね。レース映像で手前に向かって走ってくるシーンなんか見ると、スゴく怖がります。人間で言えば、進撃の巨人がこっちに向かってくる感じ?」とは、誘導馬の調教と騎乗を担当する塚本さんのご意見。とにかくつつがなく誘導馬としての仕事を全うできるよう、毎日、第1レースのはるか前の時間帯にパドックを何周もして、ビジョンに慣らすことを欠かさないそうです(ウイニーくんだけでなくエクスペルテくんも)。いろんなところにいろんな苦労があるものだなあと、感心しました。はい。先週の笠松競馬はオグリキャップ記念シリーズ。開催メインに、地方全国交流の第26回オグリキャップ記念がおこなわれました。(ポスター。場内にもたくさん掲示されていました。もちろん笠松町内をはじめ、各方面でご覧いただけたことと思います)毎年注目度の高いレースではありますが、今年は例年以上に注目を集めたような気がします。というのも、カツゲキキトキトが出走したからで。カツゲキキトキトの活躍は、みなさんご存じのとおり。そのカツゲキキトキトは(どうでもよろしいが、何度も何度も「カツゲキキトキト」って打ち込んでると、なんだかワケがわからなくなってくるのは同じ音の多い馬名だからでしょうか)、昨年12月 名古屋グランプリ(G2)3着今年正月 名古屋記念 1着2月 佐賀記念(G3) 4着3月 六甲盃 1着3月末 名古屋大賞典(G3) 3着4月 東海桜花賞 2着と、使い詰めにきて今回が中12日。昨年このレースを勝った金沢のグルームアイランドは中9日というハードローテーションでしたが、年明け4戦目でした。カツゲキキトキトは、今年6戦目。(パドックへ向かうカツゲキキトキト)さまざまな距離条件のレースを使われて、しかもことごとくいい走りを見せ、数々のタイトルをものにしてきたカツゲキキトキトですが、暮れからこの春にかけて中・長距離のダートグレードレースで好走したことから、適性距離は、少なくともマイルよりは長いであろうと思っていた方も多いハズ。4月14日の東海桜花賞は、1400メートル。ここでも人気におされたカツゲキキトキトは、快速トウケイタイガーにおよばず2着。今回はそこからの中12日。実力は認めるし期待もしているが、はたしてどんなレースになるか?…と懸念した方もあったのではないでしょうか。結果はご覧のとおり。好スタートからカンタンにハナに立ったカツゲキキトキトは、そのまま2500メートルを先頭で走り切りました。マークした高知のイッツガナハプン(最下級から一気に重賞ウイナーにまで上り詰め、今回のメンバー中、勢いは一番と目されました)は2周目3コーナーで苦しくなり、それでも食らいついて3着。先頭を行くカツゲキキトキトにせまったのは、同じ名古屋のアサクサポイントでした。残り600メートルあたりから差を詰め、直線に向くあたりではかなり脚色もよく、「差し切るか!?」という勢いに見えましたが、そこからもうひと伸びしたカツゲキキトキトにはおよばず、最後はまた少し差を広げられての2着。なお、このレースを2度制し(2014・15年)昨年も僅差の2着と、オグリキャップ記念に滅法強い高知のリワードレブロンは、しまい追い込みこそしましたが、およばす4着でした。今回は横綱相撲と言っていいカツゲキキトキト。すっかり地方競馬を代表する馬として、期待を集める存在となりました。これだけ大きな存在となったカツゲキキトキト。しかし、今回のレースへのステップには(はたから見て)疑問符がつかないわけではありませんでした。こういったときに手綱をとる騎手どんな気分かと考えると…キッチリ勝ち切って、さぞかしホッとしているであろうと思うわけです。で、わたくし、表彰式でのインタビューをあえて、「今のお気持ちを」というフリで始めてみました。大畑騎手の答は、「とってもうれしいです」お?単純に「ホッと…」って来ないのか。では…というので、「こうした馬に乗るのには大きな緊張もあるかと思いますが?」と、ちょっと畳みかけてみると、「みなさんからの期待も大きいぶん、負けられないと思って乗っています」何かこう、地方を代表する名馬を任されている騎手の使命感というか決意のようなものを、キッパリとした口調で聞かせてくれました。今回のステップについて、「前回は1400メートルという距離のこともあって敗れましたが、今回は2500メートルということで、負けることはないだろうと思っていました」かなり自信があったということですねえ。はたで心配することはなかったってことです。「他に逃げる馬もいないようだったので、ハナに立って行こうと。スタート直後に先頭に立ったときには、勝ったなと思いました」アサクサポイントがせまってきたシーンを振り返っては、「3コーナーで手ごたえが良くなかったんですけど、アサクサポイントに来られてから反応が良くなりました。後ろから来られてからのほうが余裕ありました」とのことでした。そして、「JRA相手に勝ちたいですね」と言う大畑騎手。こう言われると、地方ひいきのわたくしとしてはうれしくなるわけで、「JRAの馬相手に大きなタイトルをとれると信じていいですね?」などと聞いてしまいます。大畑騎手は、「はい」と力強く応じ、「これからもっと活躍する馬なので、応援よろしくお願いします」さらにわれわれの期待を背負っての活躍を誓ってくれました。今後について、陣営からは平安ステークス(5月20日)を視野に入れて…という話も聞こえています。何度も繰り返しますが、地方競馬を代表する馬として、期待を背負って走る存在として、カツゲキキトキトの今後の活躍を見守りましょう。表彰式の前後には、カツゲキキトキト優勝時恒例となった記念撮影タイムが設けられ…いや、べつに公式にそうだったわけではなく、厩務員さんがファンの間近にカツゲキキトキトを誘導し、キッチリ止めて、たくさんのファンが撮影するというシーンが今回も見られました。あのサービス精神は、本当に素晴らしいと思います。みなさん大喜びで、カツゲキキトキトの勇姿を撮影されていました。
2017年05月01日
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