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日曜日担当の高橋華代子です。 2017年も24時間を切りました。 毎年のことですが、あっという間の1年。 まだバタバタと慌ただしいですが、 大井競馬場のこの光景を見ると、いつもほっこり癒される。太陽が沈んだ直後の様子です。 ま、その前の夕暮れ時は逆行がすごくて撮影は大変ですが(^^; ずっと続いてきたナイター開催も、これから本格的に昼間開催が行われます。個人的にはのんびりムードの昼間開催も大好き。(南関東では浦和開催は年間昼間です) 競馬が終わってからの時間も有効活用できますしね。ナイター開催時は、終わってからゆっくりご飯を食べにいく時間も体力も残っていないのですが、昼間開催になったらそういうこともできるのはありがたい。 だって、そういう時間が楽しいし。とは言っても、最近は野球の話しをすることの方が多くなってきたかもですが(笑)。 でも、昼間開始はあっという間に終わってしまう。寂しい(^^; あ、この時期の東京も大好きです。 東京なのに、街中や電車の人が少ないから動きやすい(笑)。 そういえば、駅伝の宣伝をしている山手線の車両に初めて乗りました。 さぁ、明日から2018年スタート。 南関東競馬では川崎開催が始まります。 お正月開催はよりにぎやかな時間になりますね。 1月3日には地方交流戦の報知オールスターカップが行われるので、2016年の覇者グルームアイランドさんも金沢競馬場から小向トレセンにやって来ています。 お隣には、お友達もできたみたいです(^^) 今年はどんな強さを見せてくれるのでしょうか?! では、今年も1年ありがとうございました。 よいお年をお迎えください。
2017年12月31日
土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 地方競馬の全国各地で年末年始シリーズが開催中♪ とにかく地方競馬にとって、この時期は書き入れ時で、大いに盛り上がる開催です♪ 働くわたしたちにとって、忙しい毎日とはなりますが、たくさんのお客さんで賑わう場内の雰囲気が、疲れを吹き飛ばしてくれるのです。 是非とも各地の地方競馬で大いに盛り上がってください♪◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 今年のわたしの担当日はこれが最後です。一年間、しょーもないことしか書いてきませんでしたが、飽きずにご覧いただいた奇特な方がいらっしゃったら、本当に嬉しい♪心より感謝を申し上げます!↓↓ここから再更新 さて、わたくし事ではありますが、来年からラジオNIKKEI『中央競馬実況中継』でお手伝いさせていただくことになりました。 番組の進行や、パドックの施行などを担当します。 より一層競馬漬けの毎日になりますが、一生懸命頑張ります!どうぞよろしくお願いします♪ それでは、良いお年をお迎えください♪
2017年12月30日

金曜日は古谷が担当します。 「第63回東京大賞典」は、コパノリッキーが来るなら来い!という堂々たる逃げ切り勝ちで、有終の美を飾りました。スタンド前で、福永騎手のケイティブレイブと田辺騎手のコパノリッキーの駆け引きは、見る者を魅了し、先手を奪った後は絶妙にペースを落として3コーナーからペースアップし、コパノリッキーの持ち味をフルに生かしたレースでした。「有馬記念」のキタサンブラックもそうですが、多くのビッグレースを獲得していても、グランプリと称される勲章だけ手にできていなかった馬が、堂々たるレースでラストランを飾った姿に感動しました。 「東京大賞典」は、地方競馬1レースの売得金額レコードとなる42億7307万1200円を記録しました。また、1日の売得金額でも70億円を超え、こちらも約8億1千万円上回ったレコードとなりました。 中央競馬の開催翌日の「東京大賞典」開催に、多くの関係者が不安を感じる声を耳にしていました。しかし、インターネット投票が主流の今、中央・地方問わず、ファンの方々は魅力あるレースに積極的に参加する傾向にあります。前日の中央競馬の専門紙には、「東京大賞典」の馬柱が掲載されるなど、逆に業界が一丸となって「東京大賞典」をPRしている印象も受けましたし、それが良い方向へと導いたとも思えます。(東京大賞典当日は、グリーンチャンネル地方競馬中継に出演しました。左から上野優花さん、荘司典子さん、私、根本康広調教師) 関西に住んでいた時に感じていたことは、どちらかというと「東京大賞典」は、西日本の競馬ファンにはあまり定着していなかった印象がありました。東日本のスポーツ紙は、1面に載ることもありますが、西日本では取り上げられることも少なかったというのが過去の印象です。その西日本でも、「東京大賞典」というビッグレースがあることを認識して頂いたことで、全国の競馬ファンが、中央競馬が終わった後でも参加して頂けるようになってきたのかなと感じます。 「ホープフルS」当日の高知と帯広も、かなりの売上が記録されました。年末年始は、競馬に行ってみよう!と思う初心者の方々も多く、全国のインターネット投票に加え、少額ながらも現金投票の売上を伸ばしている状況が、売上の底上げにつながっていると思います。 中央競馬は、「ビギナーズセミナー」など初心者対応に力を入れています。「有馬記念」当日は、札幌競馬場で「教えて!G1デスク」というブースで、初心者の方々の質問に対応する担当していました。「有馬記念」を買いに、多くの初心者の方々が聞きに来ました。マークカードの塗り方が最も多い質問でしたが、1日そのブースに立っていると、こんなに多く「初めて来たんですが…」という方がまだまだいるんだなという思いを強く持ちました。 競馬は、魅力あるスポーツであることを改めて認識し、来年もさらに多くの方に参加して頂けるよう、わかりやすく、楽しんで頂けるような説明ができるよう、僕も勉強しなければ…という思いを抱きました。 「有馬記念」が終わった後、帯広競馬場に移動し、「ばんえいダービー」を観戦しました。この日の北海道は、まだ比較的暖かいぐらいで、ネックウォーマーがいらないぐらいの気候でした。ゴール前は力が入る叩き合いとなりましたが、メジロゴーリキが初のタイトルを手中にしました。 2歳時は「ナナカマド賞」3着、3歳三冠は「ばんえい大賞典」2着、「ばんえい菊花賞」6着と惜しい競馬が続いていましたが、待望の戴冠です。詳しくは、太田さんが書かれると思いますが、手に汗握る第2障害の攻防と直線の競り合いに、一緒に歩きながら興奮しました。やはり、ばんえい競馬はライブが楽しいです! さて、今年最後のブログとなりました。お付き合い頂き、本当にありがとうございました。来年も地方競馬が盛り上がるよう、僕らも精進して頑張りたいと思います。今後とも、楽天競馬ともども、よろしくお願いします。 それでは、良いお年をお迎え下さい。
2017年12月29日

木曜担当のよこてんです。 12月27日の大井競馬場、28日のJRA中山競馬場と2日間にわたって『ヤングジョッキーズシリーズ・ファイナルラウンド』が行われました。地方競馬の北海道・岩手代表として出場した鈴木祐騎手は総合6位と健闘。今回はそのYJSのレポートです。★大井競馬場での騎手紹介セレモニー★YJSファイナルラウンド大井第1戦/ルーファス(3着)★YJSファイナルラウンド大井第2戦/マッハワン(5着) 大井競馬場で行われた2つのレース、鈴木祐騎手は3着・5着と堅実にポイントを重ねました。 どちらのレースも下馬評的には“勝つのはこの馬だな”といわれる存在がはっきりしていて大雑把な言い方をすれば“1対13”のような構図。実際に勝ったのもその“1”の方だったわけですが、そんな中で2番人気3着と14番人気(しんがり人気!)で5着は上々、大健闘と言って良かったでしょう。★YJSファイナルラウンド中山第1戦/コスモトゥイーク(4着)★YJSファイナルラウンド中山第2戦/トーホウリーガル(13着) 舞台を中山競馬場に移してのファイナルラウンド後半2レース。最初の芝2000mの戦いは9番人気馬を4着に持ってきました。 このレースも“1対13”という感じ、抜けているだろう1頭は強そうだけどその他は混戦という下馬評。なので9番人気という評価も馬の実力を反映しているかというとそうではなかったかもしれません。とはいえ人気薄を上位に押し込んだ結果はその通り間違いなし。そして鈴木祐騎手はこの時点で暫定3位に浮上した状況で最終戦に挑みました。 しかし最終戦、後方からなんとか押し上げようとした鈴木祐騎手だったのですが思うようにならず、最後はやや失速気味になって13着。ポイントを伸ばす事ができず、この結果総合順位は6位となって鈴木祐騎手のYJSチャレンジは幕を閉じました。★中山競馬場で行われた表彰セレモニー★1位は船橋・臼井健太郎騎手、2位はJRA・岩崎翼騎手、3位もJRA・森裕太朗騎手★前半の大井を1位で折り返した臼井騎手がリードを守り切った 鈴木祐騎手の最終ポイントは38。5位が40ポイント、4位が43ポイント、そして3位が48ポイントですから、“ればたら”をいえば最終戦が掲示板圏内だったら、あるいは大井の2戦があとひとつずつ上の着順だったら、総合3位圏内も夢ではなかった・・・という事。あとちょっと!だったのですが、鈴木祐騎手にとっては初めてのコースだらけのこのシリーズでこれだけ戦えたのは、やはり上々と言うべきなのでしょう。 半年にわたる予選ラウンドの間にはいろいろな事がありました。ファイナルラウンドまで直前の出場騎手変更があったりしましたしね。シリーズ自体も必ずしも良い評価ばかりではなかったヤングジョッキーズシリーズですが、終わってみれば“若い力”を感じるシリーズだったとも思います。★地方代表の騎手たち。左から臼井騎手、保園騎手、鈴木騎手、栗原騎手、加藤騎手★臼井騎手の囲みに横から割って入る保園騎手。片方がインタビューとかされていると必ずもう片方が割って入ってくる・・・くらいの息の合い方(?) 他の騎手交流戦がベテランばかりで貫禄が溢れまくりなのに対してこちらは若さが溢れまくり。世代が近い気軽さもあってかどこに行っても物怖じしない、よく言って図太さ、悪くいって図々しさが、それぞれの騎手の騎乗ぶりにも現れていたのではないでしょうか。 鈴木騎手も「チャンスがあればまた出たい。そして出るだけじゃなくて勝ちたい」と、シリーズが終わった後言っておりました。世代が近いもの同士の戦いがスイッチを入れたのかもしれません。 終わってみれば若い力がうまくまとめてくれた・・・という印象のヤングジョッキーズシリーズ。来年も続くかどうか、続いたとして今年と同じ仕組みになるのかどうか、その辺もはっきりとはしないですけども、またこういう若さのぶつかり合いを見てみたいですし、うまくぶつかり合えるようにもう少し仕組みの整備も必要なのかなと、そんな事を感じたファイナルラウンドでした。
2017年12月28日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 有馬記念が終わりました。 でも…まだ今年は終わってません……。 検討中……(イメージ画像です) だってレースあるし、まだまだ(笑)。 JRAだって明日はヤングジョッキーズ。 地方競馬も更にその翌日東京大賞典。 息をついている場合じゃないって! 有馬記念の日、「年の最後に」と何度も言いそうになって、そして何度かは言ってしまって、それでいいのかなぁって…そんなふうに思いながら一日過ごしておりました。 有馬記念、もっと売れて欲しかったな。 昨年から微減。 イメージ画像です キタサンブラックがいたおかげで、中間はスポーツ競馬関連以外のメディアでも相当取り上げてくれていましたよね。何か注目度合いとしては例年以上なんじゃないかと思って、楽しみにしていたんです。 実際、前日土曜日には北海道・石狩の場外発売所にいましたけれども、例年以上にお客さま方が集まって盛況。売上も(ちょっと曜日や開催の配列が違いますけれども)昨年の有馬記念の前日の数字を随分上回ったと聞いていました。 有馬記念前日、北海道・石狩場外で競馬を楽しむひとびと(私を含む) 特設ブースで検討とマークシート作成に余念がないお客さま方 これで今年終わり、っていう感じが薄かったのも原因なんでしょうかね、今年の場合は。 あと、やっぱり競馬はそこに出てくる馬たち「みんな」でするもの。 キタサンブラック1頭推しじゃ、「その競馬が面白い」っていう感じが盛り上がらないということなんでしょうか…。 レースのあとのお別れセレモニーも含めて、イベントとしてはとても面白かったと思います。 私はグリーンチャンネルに出演中だったので、スタジオで映像で見るだけでしたけれども、見ながらスタッフの皆さんとあれこれ話をしながら盛り上がっていました。 仮にキタサンブラックが負けての、その後のセレモニーという流れだったとしても、全然悪くなかったと思います。 ただ、馬券を売ってお客さまからお金を頂くレースとしてはやはり別。 賭事としての昂揚感は、色んな馬の色んなチャンスをお客さま方に想起させるような楽しみでなければ、人も、お金も、集めることは難しいと言うことなのかも知れません。 イメージ画像です どうしても番組的に淡泊になりがちな地方競馬は、JRA以上にそういうことを常日頃から考えていなければなりません。単なる話題づくりだけでは馬券を買うお客さま方がついてはこない。今年の後半からは好景気の中でも売れる売れないのいわゆる「選別」は始まっていて、馬券を買うレースとしての魅力がお客さま方に伝わるかどうかが成績にストレートに表れているという実感があります。 JRAの方々は、もうすぐに今回の結果を分析しているのでしょう。 この問題は担当者の方だけではなく、JRAだけでもなく、今回のことを題材にしながら競馬携わるみんなで考えて行くべきことなんじゃないでしょうか。 お客さま方に参加して頂くために、どういうことが伝わるべきなのか。 それを伝えるために、必要なことは何か。 来年も仕事をさせて頂きながら、そんなテーマと向き合っていくことになるんだと思っています。 東京大賞典は、多くのお客さま方に馬券を買ってご参加頂ければと思っています。 私は千葉のエフケイバ成田で、お客さま方とともに楽しみながら、馬券も存分に勝ってチャレンジするつもりです。 成田で、皆さま方をお待ちしています。 お正月は、例年通り北海道・帯広競馬場とAiba石狩に呼んで頂きました。 ばんえい競馬とともに過ごすお正月、今年もお客さま方とともに楽しんできます。 石狩のイベントはこちら。 近隣と言わず、札幌近郊のかた幅広いご来場をお待ち申し上げております。 今年も一年間、拙文におつきあい頂きありがとうございました。 皆さま、良い年をお迎え下さい。
2017年12月27日

火曜日担当の太田アナにかわり、今週は大滝翔が担当します。今週の開催は最高気温でプラスの日もあり、先週までの寒さが嘘のような温かい帯広。馬場も土・日は渋めでゴール前では止まる馬が続出。ばんえいらしい、見ごたえあるレースが多く観られました。そんな中クリスマスイブの24日は、ばんえいダービーが行われました。3歳3冠のラスト。頂点を決める一戦。振り返ると、1冠目ばんえい大賞典は、シンガリ人気のカネサスペシャルが勝って8頭立てで3連単は10万馬券。2冠目ばんえい菊花賞は大接戦の中からコウシュハサマー、ナカゼンガキタの牝馬ワン・ツーで決まって3連単22万馬券!ここまでの2冠はいずれもシンガリ人気が馬券に絡み波乱。また、あの菊花賞の一団でのゴールを見ると今のところ3歳馬で抜けた馬は不在といえるでしょう。果たしてダービーも混戦となるのか?レースは牝馬ナカゼンガキタ、ジェイワン、マツカゼウンカイ、メジロゴーリキが先行。最初に第2障害の手前にはマツカゼウンカイ、その後にナカゼンガキタ、コウシュハサマー、ホクショウムゲンが来ます。各馬じっくりためて、ナカゼンガキタ、メジロゴーリキが最初に仕掛け、メジロゴーリキがジリジリと上がって先頭で下ります。その後ナカゼンガキタ、シンエイボブ、コウシュハサマー牝馬達が降ります。残り20Mで逃げ粘るメジロゴーリキに、一気に後ろから凄い脚でホクショウムゲンが差をつめます。しかし、これを振り切って、メジロゴーリキが押し切ってダービー馬へ!その後ホクショウムゲンは詰まり、後ろから来たマツカゼウンカイ、ジェイワンが並んで2、3着のゴール。ムゲンは4着でした。少しづつ力をつけていった、メジロゴーリキの勝利。2歳時2冠のムゲンの脚や、こちらも2歳時注目を集めていたジェイワンの好走。見どころ十分のダービーでした。プレイヤーインタビューは以下からご覧下さい。↓ ↓ ↓ ↓第46回ばんえいダービーBG1メジロゴーリキさてさて次回のばんえい競馬は、12月28日・29日の2日間連続開催です。29日には2歳の重賞2冠目、ヤングチャンピオンシップが行われます!!!!!!今年最後の重賞どうぞお楽しみください。昨日12月25日(月)の第1レース「ウノフクヒメ」で藤野俊一騎手が通算3000勝を達成しました。通算3000勝達成はばんえい史上4人目、現役2人目。藤野騎手は、周りには色々と(3000勝に対して)言われていましたが、あまり気にはしていませんでした。ここまではの騎手人生は平坦でななく、とても長く感じています。これからも身体に気を付け1戦1戦大事に騎乗していきたいと思います。とコメント。重賞請負人。こことぞいうときの勝負強さ。他の人にはない藤野騎手独特の世界観でこれからも活躍を期待せざるを得ません。通算3000勝おめでとうございます。3000勝のセレモニーは、お正月開催中に行う予定だそうです。決まり次第HPなどで発表があると思います。皆さんでおめでとうとお祝いしていただければ幸いです。年末年始はばんえい競馬イベント盛り沢山。次回12月28日、29日は、帯広競馬場、直営場外発売所で競馬新聞、カイロのプレゼント。お正月帯広競馬場のイベントはこちら川崎競馬場でもイベントが直営場外発売所では迎春イベントが行われます。年末、そして、お正月もどうぞばんえい競馬でお楽しみください。今年最後のブログとなりましたが、また来年もどうぞ皆様よろしくお願い申し上げます。皆様どうぞよいお年をお迎えください。
2017年12月26日
ミツオーです。朝ドラで、落語「崇徳院」の一部を見て、久々に全部見たくなりました。割れても末に、あわんとぞ思う。さて、メリークリスマス!今年も押し詰まりました。2017年も残すところ一週間です。みなさまにとって、2017年はどんな年でしたか?わたくし、競馬の実況をなりわいとしております。この「楽天競馬 日替わりライターブログ」の執筆陣にはわたくしの同業者が数多く参加していまして、世間様における「競馬実況アナウンサー率」より、うんと高い率でここにはその仕事をしている方々が存在します。今回は、この話題が年末にふさわしいかどうかには関係なく、その同業者さんたちに非常に深くかかわる話です。というのも、わたくしこの一年間、ある言葉と戦って仕事(=競馬実況)をしてきたのですが、それをここにいる同業の方々に、一緒に考えていただきたいのです。覚えていらっしゃるでしょうか?昨年の今頃だったか、もう少し前だったか、あるひとつの言葉(単語)に対して、「そういう意味で使っていいのか?」という問題提起がなされたのです(あるいはもっと前から言われていたことなのかもしれませんが)。「かわす」という言葉です。同業者の方々は、「アレか…」と、それぞれの感想をもって思い出されたことでしょうし、もしかすると同業者の方以外でも思い出した方があるかもしれません。ご説明します。レースがあります。馬が複数走っています。途中、順位が変わります。後ろを走っていた馬が、前を行く馬を抜いて行きます。このとき、競馬実況アナウンサーは言うのです。「○○を『かわして』××が上がって行く」「××が○○を『かわして』ゴールイン!」と。違和感ありますか?わたしはありません。後ろを走っていた馬が、前を行く馬を『かわして』行く。情景として思い浮かべることが容易だし、言葉の意味を誤解しようもない。ところが。その「言葉の意味」が問題だというのです。「かわす」という言葉を辞書で引くとですね。「ぶつからないよう身を転じて避ける」「互いにある物事をする」「やりとりする」という意味しか紹介されていないのです。…ということを主張する方が、あったのですよ。要するに、「前を行くランナーを抜かして行く」という行為を「かわす」と言って間違いないのか?国語的に?という問題提起です。これはですね、ハッキリ言って脅威です。少なくとも競馬実況アナウンサにとって、きわめてオソロシイ問題です。つまり、「かわす」という言葉の用法としては、「沖田総司の三段突きをかわす」「敵味方がエールをかわす」「美人と枕をかわす」というようなモノしか認められておらんではないか。それがどうしてレース中に出てくるんだコノヤロウ。というツッコミが、同業者の間からだったか、同業とまでは言い切れないがごくご近所さんからだったか、なされたのです。先行馬を抜いていく馬について「かわしていく」「かわした」って言っちゃイカンのか!?じゃあどうすんの!?と、非常にオソロシイ思いをしたのはわたしだけでしょうか?…そうかもしれません。なぜなら、このツッコミ(問題提起)に対する業界(競馬実況アナウンサ陣)の対応は、きわめて冷淡でした。「そんなもん、かまってられるか」とハッキリ言わないまでも、ほとんど無視です。そこに関わってると、競馬の実況なんてできん。抜いて上がってくヤツは、「かわして」上がっていくもんなんや。という開き直り。上にも書いたとおり、その問題提起がきわめて驚威的であったため、まともに取り合うと自身の実況技術・手法に大きな影響を及ぼす可能性があり(…かどうか知りませんが)、「まあええんちゃう?そんなん」という処置をされたのです。…少なくともそう、わたしは思っています。だって、アレじゃないですか。有名な(少なくとも今でも金沢では語り草)、園田・吉田勝彦アナウンサーの、「かわす気か、かわす気か!?」(2002年 楠賞 チョウヨームサシ)というフレーズに、誰か文句をつけましたか?金沢関係者から、「かわす気か?とはどういうことや!!」という不満が(冗談まじりに)出ることはあっても、「かわすっつう表現はどうや?」というツッコミは、かつてなされたことはありませんでした(どうでもよろしいが、アレってホマレスターライツより後だったんだな、ということを改めて確認して、遠い目になってしまいました)。ギネスブック認定記録保持者たる神様が使い、「名実況!」と讃えられている言葉を、下々の我々が使って良くないわけがない。そういうわけで、せっかくの問題提起(ツッコミ)がなされた後も、競馬実況アナウンサは、「かわして前に出る」「これをかわした!」「かわして行きます」を、連発しています。事象としては、上にも書いたとおり、このツッコミは無視されたのです。だからというわけではありませんが、わたくし、ひそかにこの問題に取り組んでみました。完全に無視された恰好のこのツッコミ=問題提起に、真っ向から立ち向かう人間がひとりくらいいてもいいんじゃないか、と思ったのです(大げさ)。というわけでわたくし、この一年間、「かわす」という表現を使わずに競馬実況ができるかどうか、試してみました。…お気づきになりましたでしょうか?この一年、大川は、先行馬を後続馬が抜いていく情景を「かわす」と表現しないようにしていたのです(この年末にお時間の有り余っている方がもしいらっしゃいましたら、今年の大川の担当した実況をお聞きください)。わたし自身、前を行く馬を後ろの馬が抜かしていく情景を描写するに「かわす」という単語を、長年にわたり使ってきました。それこそまるで語義など確かめもせず、調べもせずに使ってきたのです。このたびのツッコミがなされたあと、「ホントかな…?」と手元の辞書を調べてみて、たしかに「先行するものを抜かしていくこと」という意味が「かわす」という単語にはないと確認したわたくし、ムリかもしれん、と思いつつおそるおそる挑戦してみました。長年使い続けてきた、しかも頻出する単語を使わないようにするのは、わたしにとって正に戦いでした(重ね重ね大げさ)。「かわす」を使わずに競馬実況は可能か?結論から申し上げますと、…可能でした。この一年間、「先行馬を後続馬が抜かす行為・状況」を説明するのに「かわす」という単語を極力使わないよう心掛けてみたところ、数回はクセで使ってしまいましたが、慣れてくれば使わなくてもいけることが判明しました。もちろん、「使わない」と決めたときに、代わりとなる言葉を用意したことは言うまでもありません。わたしが用意した言葉は、「かわって」…○○に『かわって』××が前に出る・上がって行く「とらえる」…○○を××が『とらえます』基本的にこの二つ(「かわす」を使っていたときから使用していた言葉たちではありますが)。そのうちこれだけでは対応しきれなくなり、次善の策として「抜く」「抜かす」は使ってもよいことにしました。「抜く」「抜かす」…○○を『抜いて』××が上がって行きます「かわって」「とらえる」だけでは対応しきれない理由は、「てにをは」と、それを使う場面にあります。「かわす」につながる助詞は「を」なのですが、「かわって」につながる助詞は「に」なのです。「とらえる」につながる助詞は「を」ですが、これは使う状況を選ぶ言葉で、たとえば向こう正面やスタート直後にいつでも使える単語ではありません。やはり最後の直線や勝負所にこそふさわしい。したがって、勢いで「○○を…」と言ってしまった場合に「かわして」と言えないならばどうすればいいか、仕方ない「抜いて」「抜かして」と言ってもいいことにするか、と自分に許したのでした。そうして一年間、「『かわす』って言わない!」を常に肝に銘じつつ、競馬実況をしてきました。繰り返しになりますが、これはけっこうな戦いでした。大げさと思われそうですが、わたしにとってはなかなか難度の高いことだったのです。初めのうちは、「先頭は○○。その外からこれを…」などと言いかけて思わず口ごもりそうになったり、リズムを崩すこともありました。「かわす」を個人的NGワードに指定して一年。さすがにそろそろ、この言葉を使わなくても違和感なく実況できるようになってきましたが、それでもまだまだ「使わないように」と意識しなくてはなりません。個人的な感覚について言うと、不思議なもので、「この言葉を使ってはいけない」という意識が常にそこにあることで、他のことにも注意がまわるようになりました。何というか、以前は前のめりで実況をしていたものが、今は少し体重を後ろにかけてできているというか…いや、競馬実況するのに体重が後ろってどういうことだよ?と言われそうですが、この例えが最もしっくりくるのです。ようするに、何かひとつの課題が心に(意識に)ひっかかっていると、ほかの課題にまで注意できるようになったのです。ひとつのことに意識を置くようになると、他にも注意力が振り分けられるというのは、ちょっとした発見でした。これはいい発見だった。この課題をクリアした後も、何かしら手に余りそうな課題を常に設定したら、同様のスタンスで仕事ができるんじゃないだろうか…という話はともかく。この課題に取り組み、どうにかこうにかねじ伏せた(…と自分では思っている)競馬実況アナウンサが、あらためて問題提起してみます。「かわす」という言葉、「前を行く者を抜かす」という意味で使っていいの?一応、わたし自身の見解を明記しておきますと、「いいんじゃないの?」です。確かに国語辞典にはその用法、載ってないかもしれません。けど、言葉とはコミニュケーションツールで、どんなに正しくとも通じなければ意味がないし、多少おかしくともキッチリ通じるのならそれでかまわないのです。問題は、その言葉が一部のひとにしか通じないものであってはイカン、ということです。今回の「かわす」については、おおむね全ての方に「先行馬を後続馬が抜かして行く」という意味で通じているのではないでしょうか。だとすれば、その言葉は使ってよし。ただ。辞書にない用法を、職業アナウンサーが無反省に使うことがどうなのか?という、これは職業倫理というか矜持の問題です。冒頭に述べた、一緒に考えてほしいというのは、そこです。一応言っておきますが、「オレはそこをクリアしたもんね」という意味で言っているわけではありません。使わないのはわたしの問題ですし、どっちかというとただ単にやってみた、という意味合いが濃いのであって、問題に取り組んだというよりは実験的な行為であったのです。同業者の方々には思うところがおありでしょうけども、一般読者の方々におわかりいただきたいのは、実を言うと競馬実況アナウンサってのも、この程度には言葉について考えているもんなんですよ、という事実です。考えているだけでなく、たまたま実験・実践してみたという話でした。
2017年12月25日

日曜日担当の高橋華代子です。 2017年南関東競馬も、船橋、川崎、浦和まで終了。 浦和競馬場でも今年の食べ納めをしてきました。 黄色いカレー↓ まぐろカツ↓ なお、恥ずかしながら、名物の天ぷらおにぎりは初めて食べました。これはがっつりお腹にたまっていいですね。おいしかった。↓ 先日、浦和所属馬がお住まいの野田トレセンに行ってきました。 朝5時30分でもこの時期は真っ暗ですね。 わたしの家からでは電車がない時間帯なので、終電で大宮に入って、ガストで待機してました(笑)。西口のガストは朝5時までなのでとてもありがたいです。 あ、大井競馬場取材の時には大井町駅のデニーズを愛用していたのですが、閉店時間が夜0時までになってしまったんですよ。これは痛すぎる。。。先日の取材の時はかなり困りました。。。でも、たくましく何とかしました(笑)。 話しはそれてしまいました。 朝取材は夜型のわたしにはとても眠いのですが、でも、現地に行くとやっぱりこの雰囲気がとても好きです。時には話し声はするけれど、シーンとしたところで、お馬さんたちの息遣いや馬場を駆けていく音は、何度聞いてもやっぱりイイ! 野田トレセンはかなり寒いイメージがあったのですが、この日は最近お気に入りユニクロの超極暖を2枚重ねにして、体全体に貼るカイロを9つつけていたので、そんなに寒くなかったです(笑)。 最初に極暖が出た時もあったかいと思いましたが、超極暖は最強ですね。ほんと、あったかい。ユニクロさん、ありがとうございますと心から思っています(笑)。 厩舎関係者とも寒さ対策のお話しをしたりするんですが、超極暖を愛用している人が結構いましたよ。そうそう、下半身の超極暖もあると聞いたので、早速買いにいきました。 さて、ここからは浦和競馬の野口孝厩舎の告知です。 野田トレセンに厩舎を構えている野口孝厩舎では、 頭数増加に伴い、新規スタッフを募集中です。 馬の仕事の経験者(競走馬、乗馬、厩務員経験者)であれば、年齢不問。 また、未経験者で馬の仕事に就いてみたい方も、 ひとつずつ丁寧に教えていくので歓迎です。 見学もできるので、 詳細は野口厩舎の電話番号(048-878-1188)までご連絡ください。 とのことです。 野口調教師は先日地方通算800勝を挙げ、グランプリクンやヒカリカツオーヒ、ホワイトアリーナなどで重賞を制しています。 野口調教師は浦和競馬の調教師の会長だけではなく、全国の調教師の会長も務めているんですよ。 馬の仕事をしてみたいと興味のある方は、先ほどの連絡先に連絡してみてください。未経験者でも丁寧に教えてくださるのはうれしいですね。 さぁ、今日はクリスマスイブ、明日はクリスマス。 浦和競馬場の帰りに、南浦和駅前の不二家にて、クリスマス気分を味わいました。 素敵なクリスマスを(*^-^*)
2017年12月24日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 来週から園田競馬の年末年始シリーズがスタートします! まず26日、27日。28日はお休みで、29、30、31日と年末は大晦日まで。 そして新春は1月2、3、4日の3日間です! 連日イベントなどで大いに盛り上がりそうです♪ 詳しくはコチラ>>> おっ!我らが“ポッ”の人、まりなるが来るのねん♪ また来週にも詳しくお伝えしますが、濃ゆいファンには1月3日の山田雅人&吉田勝彦新春トークショーは必見ですよ♪ さぁ、あすはいよいよ有馬記念♪ そしてそのあとも競馬が怒涛のように続きます!我々、仕事をする側としても忙しいですが、何と言ってもファンの皆さんが休まるところがありません! 競馬三昧の年末年始をお楽しみください!!〓Weeklyトピックス〓★松浦政宏騎手が引退… 玄人ファンを唸らす渋い騎乗で1216勝を挙げた松浦政宏(まさひろ)騎手が、12月21日の園田競馬で騎手生活にピリオドを打ちました。 決して派手さはありませんが、コンパクトでブレのない騎乗が多くのファンを魅了しました。 1991年にデビューし、2006年には一度引退して競馬界を離れていました。その後に厩務員として戻ってきたあと、2010年から再びジョッキーとして活躍していました。 確かな技術で、ブランクがなければ2000勝に達していただろうと関係者が口を揃えるほどの実力者。惜しまれつつの引退です。 今後は厩務員として、兵庫県競馬を支えて行きます。彼の手腕でスターダムに上り詰める競走馬が出現することを期待しましよう。 ホンマに渋い騎乗で楽しませてくれました。 ついでに、まっちゃん(松浦騎手の愛称)との初めてのツーショット! ぼくにしては上手に撮れた胴上げ写真♪ 中田騎手がめっちゃ嬉しそう(^^;) それにしても、最後の勝利となった12月19日の最終レース(単勝万馬券)はシビれたなぁ♪★ホープフルは浜松で♪ 今年は有馬記念のあとにもJRA開催が!そしてG1が! 2歳重賞『ホープフルステークス』がG1に昇格! 来年のダービーを狙う精鋭が集います♪ さて、わたくしはまたまた浜松に行きます! エクセル浜松でトークショーに出演します! 詳しくはコチラ>>> いつものように競馬エイトの津田照之さんとのコンビ。 さらに、今回のゲストはグリーンチャンネルなどでお馴染みの山口実香ちゃんです♪ 山口実香ちゃんとは、2014年12月7日の阪神競馬場でのイベント以来のお仕事。 あのときは、そのたんも一緒にイベントに出演しました♪ 川原騎手や田中騎手を加えての『チャンピオンズカップ』予想トークショーでした。 浜松初参戦の山口実香ちゃんの予想やいかに!! お近くの方は是非っ!!!★新聞社訪問からの有馬記念イベント きのうは大阪新聞社訪問をしたあと、ウインズ梅田で有馬記念トークショーというハードで楽しい一日でした♪※SKNメンバー。左から青山ハル、大場まりあ、神崎まなみ、小田ゆりえ いやぁ、みんなしっかり年末年始開催をアピールしてくれました! ウインズのイベントはご覧のメンバーで開催! 神崎まなみちゃんと青山ハルちゃんも前説&アシスタントで支えてくれました♪(おハルが後ろに写ってる♪)◆出演者の本命馬鈴木由希子さん◎シュヴァルグラン細江純子さん◎キタサンブラック田中学騎手◎キタサンブラック鴨宮祥行騎手◎キタサンブラック竹之上次男◎サトノクラウン ぼくだけサトノクラウン… からの…。 忘年会でした♪ もう何年も続いている、おっさんだらけの忘年会! 不健康を自慢をしながらも、身体の健康を考えないといけないですなぁ、という話に終始しました。 でも、こんな会話を20代の人たちがするようになったら日本も終わりですな(^^;)★マレーシア旅日記 久々のマレーシア旅日記! いよいよイポー競馬場に到着です♪ ところが、競馬場に入る寸前警備の人からストップがかかります!! 推定196cmはあろうかという坂口征二バリの体格をした強面の警備員が現れ、なにやら運転手と喋っています。 イポーの荒鷲と呼ばれているとかいないとか…。 どうやら「オマエタチ、ココハイルトコジャナイ!アッチマワレ!」的なことを言っていたようです。 そして、「オレガツレテッテヤルカラ、ツイテコイ!」的なことを言って誘導してくれたのです。 意外に優しい坂口征二! バイクちっちぇ~(>_<) どうやらUターンをしないといけないようです。 先にUターンをして、ついて来るを待っている心優しいイポーの荒鷲。 そして無事にイポー競馬場に到着するのです♪ かなり広い競馬場で、青々とした芝コース! と言いながら、よく見たらなかなかの雑草感…(>_<) 日本の芝コースとは違う…。 こんな感じ… と思いきや、コチラは高速道路のサービスエリアの雑草…。 競馬場と一緒やん(;≧Д≦)/ そんなイポー競馬場に、地球人として初めてそのたんグッズを持ち込みました♪ つづく…。 なにしろ写真がいっぱいあるので、旅日記は小出しにするじぇ~!◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 鴨宮騎手はキタサンブラックとヤマカツエースとの2頭軸マルチで、総流しをかけると意気込んでいました♪ 果たしてどうなることやら…。 ぼくはサトノクラウンから馬連流し! にしようと、いまのところは思ってます!ムーア様!! 競馬の予想と言えば、園田随一の予想家、永島太郎騎手! この永島騎手が、12月20日の競馬で落馬、負傷してその後は乗り替わりとなりました。 容体を訊いてみると、痛み(脇腹や足などが痛む)は当然あるものの骨折の疑いはなかったとのことです。 「木馬に乗って身体を動かしてみたんですが、きのうと比べても痛みがマシになっています。あとは馬に乗ってみてどうかということですね。気持ちは来週から騎乗するつもりです。それでも痛みが酷ければ、迷惑をかけてしまうので乗らないし、そうでなければ乗ります」と来週へ気持ちは前向きになっているようです。 そんな太郎ちゃんの有馬記念の本命は? 「やっぱり、この枠を引いたらキタサンブラックでしょう。豊さんから電話があって、公開抽選観とけよって言われて、観てたらホントに2番を引くんですから、やっぱり持ってますよ」 相手候補は? 「1番を引いたヤマカツエースもいいですよね」 おっ!鴨宮と一緒やん!! 「それから牝馬のどれかが馬券に絡んで来そうに思いますね」 なるほど、ええこと聞いたがな!そのまま乗ってもええかも! 「最後ですからバシッと当てたいですね。では、良いお年を♪」 って、来週休む気マンマンやんけ(;≧Д≦)/
2017年12月23日

金曜日は古谷が担当します。 いよいよ、中央競馬はラストウィークを迎えます。今年は「有馬記念」が最後ではありませんが、これは2012年と2013年以来、4年ぶりとなります。ただ、この2年は「有馬記念」の翌日に行っており、今年は飛び石開催で「有馬記念」から中3日を置いて、最終日の「ホープフルS」が締め括りというシーズンです。 ホッカイドウ競馬でも、過去に「道営記念」の後も競馬が行われていた時が結構続いていました。これが、今や当たり前のように「道営記念」をシーズン最後日、そして最後のレースとして定着させ、他の競馬場にない独特の雰囲気と緊張感を持たせ、レースの重みもさらに増した印象を受けます。「有馬記念」は、日本が誇るグランプリレースで、その雰囲気はどのレースにも当てはまらないレースですから、最終日に置くべきレースだという意見は、当然だと思います。 オールドファンにとって、違和感を感じるのは確かにありますが、決まった日程をどうこう言っても変わるものでもなく、来年もそのような日程ですし、地方競馬を日常的に楽しんでいる人なら、競馬があることを楽しむ気持ちもあります。新しい日程を受け入れるゆとりもあって良いのかな、と感じてきました。「有馬記念」「ホープフルS」「東京大賞典」と、3つのG1が楽しめる!そう思って、この1週間を堪能したいと思います。 さて、先週は久しぶりに中京競馬場に行ってきました。朝イチの飛行機でしたが、新千歳空港がかなり雪が降っており、搭乗した後も飛行機の除雪作業をしていて、離陸に時間を要したほど。飛んでくれたことにホッとしましたが、新馬戦に間に合うかなと思ったので、それはそれで残念でした。 吉原寛人騎手が午前中に1勝を挙げ、新馬戦では2着。その他も上位争いを演じたレースもありましたが、障害と若手騎手戦もあった1日で10鞍に乗り、騎乗機会のレースすべてに出走したのは、京都での3勝のインパクトがやはり好影響だったと思います。 佐藤友則騎手は4鞍の騎乗で、最高着順は最終レースの4着でしたが、「人気薄で好走しただけではダメ。やはり勝たないと印象に残らないんですよね」と悔しそうにしていたのが印象的でした。この2人は仲も良く、佐藤友則騎手は吉原騎手のレースぶりを意識して良いところを会得しようと努力している面もあります。地方馬対決では、笠松のバレンティーノが芝で好走し、今後につながる良いレースをしていましたが、バレンティーノは30日の「ライデンリーダー記念」に挑む予定で、今回のレースがつながる印象を受けました。(バレンティーノのパドック)(最終レースを終えた吉原寛人騎手と佐藤友則騎手) 週が明け、北海道に戻って「有馬記念」関連で、キタサンブラックの父であるブラックタイドの取材をしました。その記事は、こちらをご覧下さい。競馬は血統のスポーツです。しかし、僕が競馬を始めた頃は、テスコボーイの隆盛が少しずつ陰りを見せるとともに、パーソロンとノーザンテースト、モガミが名馬を続々と送り出していた時でした。それが、シンボリルドルフ~トウカイテイオー、アンバーシャダイ~メジロライアン~メジロブライトといったように、3代続けば大したものと思えるぐらい、後継種牡馬をつなげていくことができず、父系を伸ばしていくことの難しさを痛感しました。 しかし、サンデーサイレンスの存在が、日本の競馬を変えました。「〇〇系」と名を残すまでの血の影響力を日本で示したのは初めてのことで、母系への影響力も含め、驚嘆の一言です。また、名牝の仔が走らないと言われていた時代もありましたが、今や名牝は母となっても優秀な仔を送り出し、母のクロスなども意識して配合されるようになるなど、血統の奥深さをさらに知ることとなりました。 ディープインパクトとステイゴールドが、後継種牡馬を続々と送り出し、その他のサンデーサイレンス産駒はもちろん、非サンデーサイレンス系種牡馬の代表格であるキングカメハメハも、今年最多種付頭数を誇ったドゥラメンテなど、こちらも多くの後継種牡馬を残しています。こうした中で、G1勝ちがなかったブラックタイドが、キタサンブラックのような大物を送り出し、その血をつないでいくことの凄さを書きたいと思って、ブリーダーズスタリオンステーションにお邪魔しました。(ブラックタイド) ローエングリン産駒からロゴタイプが輩出され、スタッドインしたように、G1勝ちがない種牡馬から後継種牡馬が送り出される時代が来ました。「種より畑」という農業の言葉がありますが、種牡馬の実績は当然ながら重要な要素であることに加え、父の影響力以上に能力を発揮する名馬が誕生した背景に、繁殖牝馬のレベルが高くなったことも見逃せません。サンデーサイレンスとキングカメハメハは、世界が注目する種牡馬となり、その後継種牡馬たちへの視線も注がれています。 そして、門別競馬場にも行き、坂路小屋に寄ってきましたが、1歳馬の調教もすでに始まっています。現在、440頭の1歳馬が入厩していますが、来年の競馬に向けて、すでに戦いが始まっている印象も受けます。(20日の坂路。この時間に駆け上がってきた4頭(写真は3頭しか映っていませんが)は、角川厩舎の馬たちでした) 僕の担当は、来週がラスト。その日は「東京大賞典」当日ですね!「東京大賞典」は今年も、「グリーンチャンネル地方競馬中継」の解説を担当しますが、ゲストに根本康広調教師をお招きしてお届けします。競馬場に行けないという方は、ぜひグリーンチャンネルをご覧頂ければと思います。
2017年12月22日

木曜担当のよこてんです。 先週のこのブログで書いておりました『第43回桐花賞』ファン投票。最終結果の上位10頭は以下のような形となりました。第1位 コミュニティ(490票)第2位 ユッコ(434票)第3位 キングジャガー(325票)第4位 チェリーピッカー(275票)第5位 エンパイアペガサス(227票)第6位 コスモジョイジョイ(212票)第7位 ダイワエクシード(185票)第8位 イーグルカザン(175票)第9位 ベンテンコゾウ(154票)第10位 アントニオピサ(149票) 心配されたエンパイアペガサスとベンテンコゾウの2頭は中間発表後に追い込みが効いたかそれぞれ5位・9位に入りました。 もしこの2頭が上位に入らなかった場合は報道推薦で選出という事になったと思うのですが、幸いにも(?)というか上位に入りましたので、報道推薦はファン投票の“次点”といえる位置にいたヴィグラスムーヴ・トーホクアローが選ばれました。 そして、佐賀に移籍しているキングジャガー、白嶺賞をもって今季終了、休養に入る予定のチェリーピッカーが出走しないので、桐花賞に出走を予定するのは以下の馬たちという事になっております。コミュニティユッコエンパイアペガサスコスモジョイジョイダイワエクシードイーグルカザンベンテンコゾウアントニオピサワイルドロジャーシャークヴィグラスムーヴトーホクアロー(補欠/スパンコール・プリンスダム・ロジメジャー) 中間発表で1位だったコミュニティが最終結果でも1位を守りました。これまでの結果を見てもファン投票1位で出走した馬はレースでも好走することが多い。ただコミュニティは今季未勝利・・・というか昨年の11月以降勝ち星から遠ざかっている状況ですから、2014年の覇者の復活Vがなるかどうか?は決して低くはないハードルかなとも思います。 しかし逆に言えば、そんな状況のコミュニティであってもファンは見放してはいなかった。ファンが後押ししてくれたパワーは、ハードルを越えるパワーにもなるのではないでしょうか。 さて今回の話題はもうひとつ。昨日になります12月20日、東京都内のホテルにおいて『第50回 内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞』の表彰式が行われました。ここで岩手競馬の鈴木祐騎手が新人賞を受賞し、各競技の受賞者と共に表彰をうけました。 『日本プロスポーツ大賞』は“我が国のプロスポーツ界の健全な発展ならびに振興に寄与することを目的として、1968年(昭和43年)の第1回日本プロスポーツ大賞より毎年開催”されているものです。 各賞は「日本プロスポーツ大賞」「殊勲賞」「最高新人賞」「功労賞」「新人賞」に分かれており、新人賞は“当該年度1ヵ年に新人として抜群の業績を残した選手に与えられる”とあります。 鈴木祐騎手は“2016年4月16日デビュー。初騎乗で初勝利を飾るなど、昨年は28勝をマーク。今年は10月終了時点ですでに昨年を上回る41勝をマークしており、現在行われているヤングジョッキーズシリーズ2017でもファイナルラウンド進出を決めるなど、期待の新人である”という事で地方競馬からの受賞となりました。★表彰を受ける鈴木祐騎手 この『日本プロスポーツ大賞』では岩手競馬からは過去に菅原勲騎手(2005年)、小林俊彦騎手(2009年)が表彰されていますがいずれも功労賞であり、新人賞の受賞は岩手競馬では初めてになります。★菅原勲騎手(2005年度功労賞受賞時)★小林俊彦騎手(2009年度功労賞受賞時) “プロスポーツ”というくくりなので、表彰されるのは競馬だけでなく野球、サッカー、ゴルフ、やボウリング、ボクシング、キックボクシング、ダンスといった幅広い競技にわたります。公営競技も俗に言う「3競オート」、競馬・競輪・競艇・オートの選手も表彰されます。そういう競技の中での表彰は、“岩手で初めて”という事以上に価値があるのかなとも思います。 鈴木祐騎手は来週もヤングジョッキーズシリーズ・ファイナルラウンド出場のため関東に遠征します。岩手で行われているゴールデンジョッキーズシリーズでも第1戦優勝と幸先の良いスタートを切りました。この流れと勢いで来週もこの後も良い結果を!期待しています。 ちなみに競馬関係では、新人賞としてはJRAの荻野極騎手が、功労賞としてJRAのC.ルメール騎手と名古屋の岡部誠騎手が表彰されました。★JRAの荻野極騎手★JRAのC.ルメール騎手★名古屋の岡部誠騎手★壇上で何やら話しているルメール騎手と岡部騎手 他競技の功労賞表彰者はベテランの中でもわりと上の方の、引退したかどうかというくらいの選手が選ばる例が多いので、いまもバリバリ活躍している騎手の二人は「もう功労賞?」という感じもしますねえ。★表彰式後、岡部騎手と鈴木祐騎手 岡部騎手は地方通算3000勝達成が受賞理由のひとつでしたから、とすると村上忍騎手もいつか表彰されるのかな・・・。
2017年12月21日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 いよいよ、年も押し詰まってまいりました。 有馬記念ウィークに突入!! ※ 北海道・石狩市にあるAiba石狩(サテライト石狩)のイベント情報です 有馬記念前日の12月23日(祝土)のイベントです 地方競馬の場外発売所でもJRAの馬券が買えるようになり、それぞれの場所で最大のかき入れ時はやはりこの有馬記念の日。 普段からその場所でJRAの馬券が買えるとご存じの方は、じゃあ有馬記念の当日も…と思ってお出かけになるのでしょう。 しかし…混雑します! 有馬記念当日の場外発売所!! 地方競馬の場外発売所は規模の小さいところが多く、どこもそれに備えた対応を取っていても、どうしてもさばききれない状況になるそうです。 地方競馬の発売所でも、有馬記念は概ね前日から発売しているはずですので、有馬記念だけ買えばいいという方は是非とも12月23日の有馬記念前日に発売所を訪れて、馬券をお買い求めになることをお勧めします。 ここをご覧の方にはそのような方は少ないかも知れませんが…初心者の方とか、人に頼まれて買いに行くという方であまり馬券購入に慣れていない方は、特にそうですね。 特に北海道地方は24日にはまた寒波がやって来て雪が降る予報。 23日までは天気ももちそうなので、有馬の準備は是非23日のうちに。 私はその日、サテライト石狩で皆さまのお越しをお待ちしています。 今週は、先日このブログでもご紹介した千葉県の方の場外発売所・サテライト成田(競馬の場外発売所としてはエフケイバ成田)にお邪魔してきました。 前回ご紹介したときには送迎バスで出かけてしまったために周囲を探訪できませんでした。 今回は車を借りて改めて周囲を探訪してみました。 まず最初は、車を借りるまでもなく成田駅(JR・京成)から歩いて行けるこの場所。 成田山新勝寺 成田駅から参道を歩いて20分程度。 総門と呼ばれる入口の門からして、このように実に壮麗 中に入ると、そこかしこでお正月の初詣客を迎える準備が進んでいました。 テレビなどでも参拝風景がおなじみのこの場所。 昨年は全国第3位・300万人の参拝客を集めたそうです。 本殿。大きい! 私、東京出身でありながら、この世に生を受けておよそ半世紀の間この場所を訪れたことがありませんでした。それこそ初詣中継で目にするぐらい。 あのテレビでひとびとがギッシリと連なっているさまを見ているその場所にいると思うと、何となく不思議な感じがしました。 この日は午前中に訪れたこともあり、外国人観光客の方々がパラパラと行った感じ。 しかしお正月にはまた大いに賑わうことでしょう。 成田駅から成田山新勝寺に続く表参道。 自主的に景観を守る取り組みをしているらしく、派手な色使いとか電飾とかが全くない街並みになっています。 この写真の遠目に見えるセブンイレブンの看板も、デザインは巷で見るものと同じですが色がモノクロ。 証券会社の建物もこんな感じ。 実にユニークな街並みです。 こんな雰囲気の中を歩いて行くので、参拝するまでに何となく雰囲気が盛り上がるんですよね。 もっとも、初詣の時は普段20分程度のこの道のりに1時間以上は軽くかかってしまうらしいですが。 この界隈からサテライト成田までは、車で30分ぐらい。 成田空港の裏側へ回り込むような形で車を進めていきます。 その成田空港の裏側は「三里塚」と呼ばれる場所。 古くからの地名らしいですが…成田空港を巡っては、反対運動の拠点としても地名は有名に鳴りました。 しかしこの三里塚は、競馬にとっても由緒ある場所。 成田空港の建設開始に伴い栃木に移動した「宮内庁下総御料牧場」の跡地。 いまはこのように「三里塚記念公園」としてその場所が残されています。 宮内庁下総御料牧場では、羊などの家畜とともに古くから競走馬の生産が行われていました。 この御料牧場がこの場所にあったことが、かつて千葉に数々の大手牧場が開かれるきっかけとなり、この場所で馬産が根を下ろし発展するもととなりました。 社台ファーム シンボリ牧場 下河辺牧場 などなど… 名だたる牧場の「源」をこの場所に見出すことが出来るのです。 公園の中には「三里塚御料牧場記念館」 残念ながら私が出かけた月曜日は閉館日でした。 この公園も含め、三里塚は桜の名所だとのこと。 今回見られなかった記念館も含めて、またそんな季節に訪れてみたいです。 さて、空港の縁まで車を進めると… ひこうきの丘 間近に空港を行き交う飛行機の姿を見ることが出来る場所 広々とした展望スペースで、空港の風景や飛行機の姿を見やるひとびと じっと腕を組み見ている人 大きなカメラを構えてシャッターチャンスを窺うひと それぞれの方法で風景を楽しんでいました。 私も思わずその場にじっと佇み、飛んでいく飛行機を見ていました。 鉄道もそうなんですけど、何か乗り物って夢があるからなんでしょうね、きっと。 ヘリコプターは間近から飛び立っていきました! ひこうきの丘のすぐそばにある「航空科学博物館」 残念ながらこちらも月曜日は休館日… ここまで来れば、サテライト成田まではあと少しです。 近隣の国道には、しっかりとサテライト成田の大きな看板が出ていました。 近隣の方でご利用になったことのない方は、是非ご利用下さい。 そんなサテライト成田のイベントのお知らせ※ 千葉県の場外発売所・サテライト成田(エフケイバ成田)のイベントのお知らせです。 本場のイベントではありません。 12月29日(金)大井の東京大賞典当日、サテライト成田(エフケイバ成田)でイベントをやらせていただくことになりました。 また例によって、予想が当たるかどうかはわかりませんが…(苦笑) せっかくの年末大一番、出来るだけ多くの方々トレースを楽しみたいから。 千葉・茨城方面からで大井本場までは足を運べないという皆さま、是非ともサテライト成田にお越し下さい。 有馬記念に東京大賞典。 いよいよ慌ただしい、年末最後の1週間が近づいてきましたよ!!
2017年12月20日

火曜日担当の太田です。北海道遺産のばんえい競馬帯広市の観光名所の一つとしてばんえい競馬は無くてはならないものになっています。帯広市もばんえい競馬をプッシュあらゆるところで、ばんえい競馬を感じることができます。飛行機で帯広にお越しの方、すぐに気付くことでしょう。預けた荷物を受け取るところに行くと大きな看板がここにもばんえいがそして、荷物がまわってくると荷物より一番先にこれがばんえいづくしです。荷物を取ってロビーに出ると報道ステーションから寄贈された実物大のばんばが・・・ばんえい押しの帯広です。帯広市の職員から頂いた名刺にもばんえいの絵柄&写真です。今回は空港でのばんえいづくしでしたが、帯広ではあらゆる箇所でばんえい競馬を感じることができると思います。ぜひ探してみてください。次回24日(日)クリスマスイブのばんえいは日本で最も遅いダービー『第46回ばんえいダービーBG1』が行われます。3歳頂点決戦は同斤量牡馬730k、牝馬710kでのレース。ばんえい菊花賞は牝馬の活躍が目立ちましたが、その時ハンデ差40kを生かしての勝利でしたので今回は20k。さすがにどうかというところですが競馬ですから何があるかわかりません。以前にもオークス、ダービー両制覇した牝馬はいたので、今回も期待感はあります。そのオークス、ダービー両制覇の権利は「ナカゼンガキタ」が持っています。オークス惜しい2着「シンエイボブ」、菊花賞を制した「コウシュハサマー」も黙ってはいないでしょう。あとは710kの重量がどうか。ばんえい菊花賞3着の「ミノルシャープ」は今年に入っての上り馬。菊花賞ではハンデが厳しい中、差のない3着。今回同じ重量なら大チャンスでしょう。ただ、前走の負け方が気になるところ。それからおよそ1か月間があいての本番。いずれにしても注目です。唯一のオープン馬「ホクショウムゲン」成績的には厳しさもありますが、やってきているメンバーが全く違います。3歳馬同士なら1枚上。イレネー記念を勝利すると3歳時は重量で泣かされます。実力はある馬。復活に期待です。ばんえい大賞典を勝利した「カネサスペシャル」取消明けとなりますが、3歳馬同士の戦いではそれなりに結果を残しています。秋桜賞ではあっと言わせ戦いぶり。侮れません。絶好調の「メジロゴーリキ」「ウンカイタイショウ」「マツカゼウンカイ」など伏兵も控えております。また、2歳時「ホクショウムゲン」と差のない競馬で賑わせていた「ジェイワン」もここに来て追い込みの競馬を見せたりと、面白い存在です。『第46回ばんえいダービーBG1』全国で最も遅いダービーです。ぜひご参加ください。今週はクリスマス開催。12月23日(土)24日(日)は競馬場でイベントが行われます。ご家族そろってお越しください。お待ちしております。
2017年12月19日

今日は耳目社山中が担当します。南関東地方競馬は、今年最後の浦和競馬開催中です。(開催は23日=金曜日まで)浦和競馬開催中ですが、今週は金沢担当なので、浦和競馬場を留守にすることになっています。そんな中、19日の金沢競馬の開催が積雪の影響により順延となりました。(金沢競馬HPの記事は→こちら)19日(初日)→21日21日(2日目)→22日と開催前半の日程が変更になっています。今日は移動中の新幹線か、金沢のホテルでこのブログを書いている予定だったんですが、金沢には移動せず過ごしています。このブログに金沢駅の写真が載るか乗らないかの違いですが。2017年最後の担当になりますので、今年印象に残ったことをいろいろと。実況を担当したレースは、ヒガシウィルウィンの東京ダービー。(成績は→こちら)僅差でキャプテンキングに敗れた羽田盃を糧にして、東京ダービー制覇となったヒガシウィルウィン。グリーンチャンネルの番組で取り上げていただいたり、様々な思いが交錯した東京ダービーを実況できたのは今年一番印象深いレースでした。ホッコータルマエの妹、マダムストーリーが後続に4.5秒の大差をつけて圧勝したレースもありました。(10/8金沢競馬5R。成績は→こちら)ぜひ、映像でも見ていただきたい衝撃的なレースです。今年は重賞勝利や区切りの勝利に際していろいろお話を伺うことが多かったですが、何といっても的場文男騎手の7000勝達成の際の川崎競馬場内の雰囲気は今思い出してもすごいものがありました。(5/22の当ブログの記事は→こちら)今日(12/18)も浦和で勝って、前人未到の記録まで70勝あまりと迫っています。来年の5月くらいにはもっともっとすごい盛り上がりを見せる「その時」が来るかもしれませんね。交流重賞でのインタビューでは、7月3日のブログでも書いた、ケイティブレイブで帝王賞を勝った福永祐一騎手へのインタビュー(7/3の当ブログの記事は→こちら)そして、こちらはこのブログで触れていませんが、7月6日のホクトベガメモリアルスパーキングレディーカップで、勝ったアンジュデジールに騎乗した横山典弘騎手へのインタビューが印象的でした。福永騎手は、想定外のレースになったこと、ゲストで来場されていた相田翔子さんのこと、ケイティブレイブの今後の可能性と、定年を間近に控えた目野哲也調教師への思い、これを短いインタビューの中で語ってくれました。横山典弘騎手は、自らが主戦だった亡きホクトベガの名前が付いたレースを勝った印象について伺った時、その表情がフワッと緩んで、ホクトベガのことを考えたのかなぁと思ってしまいました。「ベガはベガでもホクトベガ」の実況が思い出される1993年のエリザベス女王杯からもう25年が過ぎようとしています。昔見ていたホクトベガを全く知らないファンの人にも、こういう馬がいたんだよ!ということをもっともっと語り継いでいかなきゃならんのだろうな、という思いを新たにしました。今年始まった、ヤングジョッキーズシリーズのトライアルラウンドが全国各地で行われ、若手ジョッキーにお話を伺う機会が多かった1年でもありました。まだまだ慣れていない、初々しいインタビューになることが多かったです。今月27日の大井競馬場、28日のJRA中山競馬場で行われるファイナルラウンドに進んだジョッキーには、皆さん持てる力を存分に発揮して欲しいと思いますし、ファイナルに進めなかったジョッキーにもこのラウンドでの経験を大いに生かして活躍してほしいですよね。文中でも書きましたが、今回のエントリーが今年最後の担当になります。1年間お付き合いいただきありがとうございました。まだまだ年内は注目のレースがバンバン行われますので、盛り上がっていきましょう!来年もこんなシーンばかりかもしれませんが、よろしくお願いします。それでは、皆さん、よいお年を!(撮影:川崎競馬俱楽部)
2017年12月18日

日曜日担当の高橋華代子です。 全日本2歳優駿前日、川崎競馬場の関係者エリアがざわついていました(笑)。 大井競馬場で騎手をしていた早見多加志さんがバレットの装いでいたんです↓ 実は、中央競馬の内田博幸騎手のバレットを先月から始めたところなんですって!!! 早見さんが騎手をやめたのはもう4年ほど前になるそうで、その後は料理学校に通い、調理師免許を取得。 イタリアンのお店でピザやパスタを作ったり、ウェディングケーキやデザートなども作っていたそうですよ。すごい! 数か月前に新しいお店も決まり、そこで社員としてスタートを切って間もなくして、内田騎手から自分のバレットをしないかという声がかかったそうです。 「社員になったばかりだったし最初はすごく悩みました。でも、内田さんには大井競馬場時代にものすごくかわいがって頂いてお世話になったんです。自分が今あるのも内田さんのお蔭だと思っています。内田さんじゃなければ断っていたと思うんですが、内田さんだったので恩返しをするつもりでお受けしました」(早見さん)。 内田騎手が大井競馬場にいた頃は毎日のように食事に行く仲で、早見騎手の実家は近隣にあるそうですが、内田騎手が遊びにきたりするほどだったんですって! なんか、こういうシーンがとても新鮮で(^^; 新しいお店は小林牧場の近くにあるそうで、今は社員という形ではないそうですが、お店にお手伝いにいくこともよくあるそうで、二足のわらじを履いて頑張っているそうです。童顔ですが、38歳になったそう。 もう馬に乗りたいという気持ちはないのかなぁとも思ったんですが、早見さんいわく、自分ができることはやりきった感があるそうなので、未練は全くないそうです。だからこその現場復帰でもあるでしょうね。 早見さんがバレットになって南関東へ初めてのお里帰り。いろんな人たちから声をかけられたり、いじられたり(笑)。 後輩の小林拓未騎手にも絡まれてた(笑)。 早見さんはこれからどんなことを目指していきたいのでしょうか? 「内田さんはまた中央でG1を勝ちたいという気持ちはきっとあると思うんです。そんな内田さんの夢が、僕の今の夢ですね。内田さんを信用してついていきます」。 内田騎手が南関東に遠征の際は、早見さんもバレットとして来るんですね。とても楽しみです。 ま、しばらくはいじられるのでしょうけど(笑)。
2017年12月17日
土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 言うてる間に年も押し詰まって、残り半月。 早いもんです…。 年賀状がまだできてない…。 やり残したことがいっぱいある…。 っていうか、そんなことは毎年のことやからスルー♪ さて、園田競馬の年末年始シリーズが、再来週からスタートします! その開催のイベント内容が発表されました! 詳しくはコチラ>>> いろいろ楽しみな催しがありますので、是非とも年末年始には園田競馬にお越しください♪ やっぱりビルドショーが一番楽しみやで(^O^)/〓Weeklyトピックス〓★永井騎手、新人タイ記録! 今年4月にデビューした新人ジョッキー永井孝典騎手が、12月14日の園田競馬第7レースに勝利し、通算32勝目を挙げました。この数字は過去30年間にデビューした騎手のうち、初年度の最高勝利数記録に並ぶ快挙です。 新人騎手の年間32勝は、これまで4度のリーディングに輝く3500勝ジョッキー田中学騎手が1993年に打ち立てていて、その後は誰も並ぶことができませんでした。年内は残り8日間の開催があり、新記録達成は確定的な状況です。 デビュー当初から新人離れしたレースぶりに、大きな期待を寄せられていましたが、期待以上の成績を挙げて関係者を驚かせる永井騎手。地方競馬全国協会の優秀新人騎手賞の候補にもなっていて、これからのさらなる活躍が益々楽しみになってきました。 来週早々の新記録達成にご期待ください♪★22日はウインズ梅田でイベントを開催! 来週の金曜日12月22日に、ウインズ梅田でスペシャルトークショーを開催します。 2日後に行われる『有馬記念』や、12月27日に行われる『兵庫ゴールドトロフィー』の展望をお送りします。 詳しくはコチラ>>> 出演は、元競馬エイトのトラックマン鈴木由希子さん。JRA女性ジョッキーのパイオニア細江純子さんです。 我らが園田競馬からは、現在鎖骨骨折で療養中ながら、田中学騎手が登場。そして、イケメンジョッキー鴨宮祥行(よしき)騎手も参戦します。 イメージキャラクター、SKNフラッシュの神崎まなみさん、青山ハルさんも来館してイベントを盛り上げます。 司会は僭越ながら、わたくし竹之上次男が務めさせていただきます。 来週の金曜日はウインズ梅田A館2階特設会場にお越しください。お待ちしております♪★マレーシア旅日記 今週も、筆者の都合により、休ませていただきますm(__)m でも、初めての海外遠征は非常に刺激的だったので、必ず完結するまで書き続けるつもりです。 期待せずにお待ちください♪◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ う~む、今週は写真もなしですみません…。 来週はしっかり有馬記念の予想なども発表するかも♪
2017年12月16日

金曜日は、古谷が担当します。 「第68回全日本2歳優駿」は、ルヴァンスレーヴが余力十分の勝利で、無敗の2歳ダート王となりました。デビューから荒削りな競馬をしながら、楽勝を続けてきたルヴァンスレーヴ。当然、多くの支持を集めましたが、スタートで出遅れ、外から勢いよくドンフォルティスが追い込んできた時は、接戦になる可能性もあるかと思いましたが、着差は1馬身でもそれ以上の強さを示していたと感じます。今年はゴールドドリームが、2つのJRA・G1を制しました。新興勢力が台頭しつつある状況の中で、将来のダート界を担う存在になりうるルヴァンスレーヴの走りは、来年もさらに期待が高まります。 2着のドンフォルティスは、着差が1馬身だったことから、3コーナーでの不利が大きく響いた印象を受けます。もちろん、不利なくスムーズに上がったとしても、それ相応にルヴァンスレーヴも対応していたと思いますので、「それがなければ…」と言い切れない点はありますが、ドンフォルティスの強さも改めて感じさせた1戦だったと思います。 南関東勢では、ハイセイコー記念を制したハセノパイロが地方最先着を果たしました。大型馬で、まだ体を持て余している印象を受ける状況の中で、しかもJRA勢は過去最高と言えるメンバーの中で3着に食い込んだ点は、大きく評価できます。来年もっと良くなるでしょうから、南関東クラシックの主役に立ったと言えるでしょう。 ホッカイドウ競馬勢は、ダモンデが前日に挫石して競走除外となりました。今後は、船橋・稲益厩舎に移籍するとのことです。そして、逃げたサザンヴィグラスは8着でしたが、こちらも川崎・河津厩舎へ移籍することになります。来年のヒヤシンスSに出走する予定があるようで、JRA勢を相手に改めてどんな走りを見せるか注目したいと思います。 さらに、ハッピーグリンも3コーナーで不利を受けた影響があり、9着に敗れました。ハッピーグリンは、そのまま北海道に残るようです。また、ソイカウボーイは、12着と奮いませんでしたが、左回りときついカーブを気にしていたようで、自分の走りができなかったと、レース後に御神本騎手が話していました。この後は、船橋・岡林厩舎に移籍し、1月の地元開催から始動する予定とのことです。 さて、先週末は、今年4度目の韓国に行き、昨年に引き続いて「第36回グランプリ」を観てきました。この日は朝から雪が降り、途中から雨に変わり、そして昼過ぎには雨が止むといった時間経過で、馬場水分は10%を超える状況で競馬が行われました。1Rには、ソウルに遠征中の畑中信司騎手が、吉田照哉氏所有のコンカーという馬に騎乗し、見事勝利を収めました。 前日にも勝利を収めており、この週の畑中騎手はその他でも上位争いを演じているなど、好成績を収めていました。パドックでは「信司さーん」とファンに声を掛けられるシーンが目立ち、人気ぶりを発揮していたようにも感じました(^^) そして、「グランプリ」には、釜山に遠征中の米倉知騎手が、ブハルイバンソクで参戦しました。昨年のサクセスストーリーに続き、2度目の「グランプリ」騎乗です。(パドックのブハルイバンソクと米倉騎手) レースは、4連勝中の上がり馬で1番人気に支持されたチョンダムドッキが逃げましたが、馬場を意識する騎手が多かったことで、2番手以下の馬たちも突っつく展開になりました。1.5Fから3.5Fまで10秒7-11秒3-12秒2というラップで、長距離戦ということを考えると、このラップでは先行勢には苦しい流れと言えます。「大統領杯」3連覇を果たしたトリプルナインが早めに動き、チョンダムドッキを交わしたかと思ったところに、馬群を捌いてきたパワーブレイドが差し切り、昨年3着から見事に巻き返しました。 パワーブレイドは、昨年の三冠馬で、「コリアカップ」にも参戦して4着。今年は「コリアスプリント」に出走し、グレイスフルリープの2着に健闘しました。前走の「大統領杯」ではトリプルナインの2着に敗れたが、大一番で雪辱を果たした形になります。 昨年、今年と違うカテゴリーながら、国際競走で上位争いを演じたパワーブレイドは、距離が全く違う舞台でも、きっちり結果を出したことは、ハイレベルな競馬を経験した重みを改めて感じさせるものがありました。来年は、ドバイも視野に入れているようですが、その辺りはオーナーと相談して…という陣営の話でしたので、今後の動向を見守りたいと思います。 そして、米倉騎手のブハルイバンソクは、後方からの競馬となりましたが、直線はジリジリ伸びて5着に健闘しました。(左の9番がブハルイバンソクと米倉騎手。右の1番はトリプルナイン)「スタートして進んでいかず、ちょっと心配しましたが、ペースが速かったことでこの馬に流れが向きました」と米倉騎手は話していました。 今年の「グランプリ」の売上は、62億6709万5300ウォンで、昨年比110.4%を誇りました。天候が悪くても、朝から多くのファンが競馬場に詰め掛け、1Rから大歓声が上がっていたことから、ソウルの競馬ファンの熱気を感じました。「グランプリ」が終わっても、今週も競馬は行われますが、17日には今年のダービー馬・ファイナルボスが出走します。来年の大きな舞台に出て欲しい器が、どんな走りを見せるか注目したいと思います。 今回も、牛山基康さんには大変お世話になりました。この場を借りて、お礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
2017年12月15日

木曜担当のよこてんです。 12月31日に行われる『第43回桐花賞』、そのファン投票の中間結果がこの火曜日に発表されました。その順位はというと・・・。第1位 コミュニティ(278票)第2位 ユッコ(249票)第3位 キングジャガー(201票)※佐賀に移籍第4位 チェリーピッカー(172票)第5位 コスモジョイジョイ(113票)第6位 ダイワエクシード(102票)第7位 アントニオピサ(92票)第8位 シャーク(85票)第9位 イーグルカザン(79票)第9位 ヴィグラスムーヴ(79票)第11位 コウセン(70票)第12位 オールザベスト(68票)第12位 サンエイゴールド(68票)第12位 トーホクアロー(68票)第15位 タイセイファントム(59票)第15位 ワイルドロジャー(59票) 2014年の桐花賞の覇者コミュニティが中間発表の1位となっております。 同馬は昨年も中間・最終ともファン投票3位で、実際のレースでも3着に入っていますし、2014年1着、2015年2着と過去3回出走して3回とも上位を争ってきました。特に2014年の、ナムラタイタンとの一騎討ちを制したレースは非常に印象深いものでしたね。そのナムラタイタンが引退した今となれば、ファン投票で上位となる票を集めるのも当然でしょう。★コミュニティ(2014年桐花賞優勝時) なのですが。 中間発表を見て「おや?」と思われた方も少なくないのではないでしょうか。 そうです。例えばラブバレット。例えばエンパイアペガサス。例えばベンテンコゾウ。これらの馬の名前が出てきていない点です。 昨年のファン投票ではラブバレットは5位、エンパイアペガサスは7位の票を獲得していました。当時のラブバレットは兵庫ゴールドトロフィーに向かうことを表明しており、エンパイアペガサスも浦和に移籍していることが明らかになっており、いずれも桐花賞には出走しない事が明白なのにも関わらず上位に入っていたのですが・・・。★ベンテンコゾウ(奥州弥生賞優勝時)★エンパイアペガサス(あすなろ賞優勝時)★ラブバレット(笠松グランプリ優勝時) なんだか謎っぽく書いてしまいましたが、要は桐花賞ファン投票の応募用紙やWEB投票の選択肢にある馬名は「第8回水沢競馬の出走申込馬からA級・B1級に格付けされていた馬」という事になっておりまして、この間、他地区への遠征などで第8回水沢競馬に出走する予定がなかったラブバレット・エンパイアペガサス・ベンテンコゾウはそこに馬名が出てこなかったと。それ故に名前がないと。そういう事なんです。 桐花賞のファン投票は岩手競馬に在籍している3歳以上の全馬を対象にしています。なので投票用紙等に馬名が載っていなくても、例えばC2級の馬であっても投票可能ですし票が集まれば出走も可能です。 条件としてはひとつだけ、転入馬の場合は岩手競馬に転入後1回以上出走している馬でなくてはなりません。「桐花賞が転入初戦になる馬」はかつては出走可能でしたが現在はダメという事になっています。その点さえクリアしていればOK。 というルールですので、エンパイアペガサスもベンテンコゾウも、当然投票対象ですし出走も可能な馬なのです。 今回の件は応募用紙が出回った頃から話題になっていて、「話題性がある馬が一覧に無いのはいかがなものか?」という意見もあったようですが、さりとて「有力馬なので追加しておきますね」というわけにもいかず。 投票用紙等に馬名を載せておくとどうしても“その中から選ぶ”感じになってしまいますし、あとは例えば投票期間中にある大きなレース、北上川大賞典とか白嶺賞とかの優勝馬がドッと票を集める傾向もあります。 また、近年は距離別の路線が細分化されて“どの馬が凄く抜けている”みたいなのが一見して分かりづらくもなっているため、ナムラタイタンのように何年にもわたってあちこち勝ちまくった印象を残すくらいの馬でないと大きく票を集めにくいのも確かかもしれません。 その意味では、過去3年連続で桐花賞に出走しているコミュニティが知名度ゆえ票を集め、反対に岩手での出走が少ないうえに直近の地元戦で敗戦しているエンパイアペガサスやベンテンコゾウに票が集まりづらくなるのも、傾向通りなのかなと思うものはあります。 「第8回水沢競馬の出走申込馬から抜粋して応募用紙に載せる」というのは「桐花賞に出るような馬は北上川大賞典に出るだろう」という暗黙の前提みたいなものがあったからなんですけども、それこそエンパイアペガサスやラブバレットのように遠征するために名前が出てこなくなる馬は今後も少なからず生まれてくるはず。 ひとつの案として例えば「シーズンの古馬・3歳重賞優勝馬+第8回水沢競馬の出走申込馬からA級馬」という載せ方にするのはどうでしょうか。いっそ「第8回水沢競馬」にこだわらず盛岡から水沢まで3開催分くらいをまたいでA級在籍馬をまとめても良いかもしれません。 エンパイアペガサスもベンテンコゾウも、その他の馬たちも、桐花賞のファン投票の対象です。12月17日・日曜日の締め切りまで、皆様ぜひ、どしどし応募してください。投票ページはこちら!です。
2017年12月14日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 日曜日の香港国際競走、お楽しみになりましたでしょうか? 戦いの舞台となったシャティン競馬場 本命馬の力走あり、ダークホースの激走あり。 4つのレースで様々な競馬シーン、馬券のチャンスがあった今年の香港国際競走。 私は堅かったヴァーズとカップの馬連だけの的中に終わり、あまりにも「普通の予想」に終始した自分を恥じ、反省しています…穴党なのにね(苦笑)。 恐らくすぐに調べたかたもおられるでしょうが… 日本では3連単100万馬券になった香港マイルは、現地では3連単の配当が驚く勿れたったの13万円足らず。地元香港の馬の中で人気の薄い馬が来た結果でしたが、「そうは言っても自国の馬は買う」というのは、別に日本の競馬ファンに限ったことではないということでしょう。ヴァーズのトーセンバジルは香港では人気薄で、日本ではきちんと売れていましたから。 4競走で日本での売上は28億円あまり。 新聞は休刊日だったのでネットでの報道を確認しましたが、どこも昨年に比べて「いくら減」みたいな書き方ですが、凱旋門賞同様発売初年度で「お試し」的な意識の中での参加もあった昨年との比較ということを考えれば、満足するかどうかは別として上々じゃないでしょうか。むしろJRAのレースと被って十分にレースの直前の発売告知や情報提供をするいとまがない状況の中でのこの数字、とみるべきではないでしょうか。 現地香港でのこの日の売上は16億香港ドル(およそ230億円)。この数字感覚の中での日本の売上28億は大きい。現地では香港国際競走自体は「売れないレース」とされていますが、それを日本の競馬ファンが興味を持って、これだけの規模で馬券を買って参加すると思えば、28億という金額を単に減った増えたで語ることは出来ないということがわかると思います。 それが日本の競馬そのものの「存在感」に繋がるわけです。 日本のファンが興味を持ってくれるから、日本の馬に是非国際競走に来て欲しいという力学が働く。これは当然のことでしょう。 例えばトーセンバジルとステファノスの2頭を今回香港で出走させた、藤原英昭調教師。 残念ながら今年も悲願の香港国際競走制覇はなりませんでしたが… 藤原英昭調教師 レース2日前の記者会見では「夢を叶えたい」と意気込みを語ったが… グリーンチャンネルでレースのあとにお届けしたインタビューの中でも、最後に語っていました。「香港ジョッキークラブが本当によくしてくれて、感謝している」 自国の慣れた舞台とは異なる場所で馬たち(場合によってはひとびと)のコンディションを整え、レースに出走させることの難しさと、遠征先の主催者のサポートの重要性を強く感じているからこそのこの言葉。 日本の競馬ファンが馬券を買ってこのレースに参加する、注目することもまた、そんなサポートを引き出すひとつの力になり得ると思っています。 勿論、この香港国際競走の場合日本のレースとの兼ね合いがありますから、物事そう簡単にはいかないこともわかりますが…競馬を伝える立場ではなく、馬券を買う客の立場として言わせてもらえれば、やっぱりいまの状況では香港マイルまでの馬券には参加しづらいのも事実。 このレースが売れることが「香港競馬のため」と思えば色んなことが難しいかも知れませんが、日本の馬たちがこの舞台でも活躍する環境が整うための原動力、と思えばどうでしょうか? 次の日本での海外競馬参戦のチャンスは、恐らく3月のドバイ。 しっかりと情報を収集しておき、来たるべき次のチャンスに備えましょう。 今日は、その香港の話題の残り。 丁度一週間前のことになりますが、水曜日のハッピーバレー競馬場の様子をお伝えします。 暮れの香港国際競走の直前のハッピーバレーは、こちらも毎年恒例の「インターナショナルジョッキーズ・チャンピオンシップ」が行われる日。今年のハッピーバレーは、例年に増してお客さま方も多く、めちゃくちゃに盛り上がっておりました。 高層ビル群のど真ん中に浮かび上がるように照明に照らされたレースコース 世界でも極めて特別な風景が楽しめる競馬場。それがハッピーバレー 文字通り立錐の余地もないほどのお客さんの入り ハッピーバレー競馬場は「巨大なビアガーデン」でもあります ビールを売るテントにもこの日は少し長めの列が出来る盛況ぶり トラックサイドに設けられたミニステージ 大盛り上がりで、スマホ掲げて写メ撮る人多数 私もそのひとり(笑) 参加騎手各国の衣装を着たお姉さん登場 あっという間に人だかり そして写メ(笑) インターナショナルジョッキーズ・チャンピオンシップの開会式で上がる花火も、例年以上の凄まじさでした。 よくステージ上のジョッキーたち、前を見てられるな… 後ろではこんな感じでドッカンドッカン花火が上がっちゃってます 我らが戸崎圭太ジョッキー 日本代表3年連続 4戦あるシリーズのうち3戦は結果が出ず、最後のレースで3着と一矢報いた形 確か2年前にこのシリーズに参戦した時には「海外での騎乗は初めて」という話だったと記憶しているのですが、今年はイギリスのシャーガーカップにも参加し、こういう舞台での彼の姿もおなじみになりました。 地元ジョッキー代表 デレク・リョン この日はシリーズの4戦は全て二桁着順と見せ場を作ることが出来ませんでした。 しかし、実はシリーズの合間にあった一般レースで単勝46倍の馬を勝たせて大穴をあけ、そしてさらにこの4日後には香港マイルのビューティージェネレーションで大仕事。 香港では騎手学校を出て香港で乗る前に、他国で見習い騎手として修行してくることが確か義務づけられているはずで、このデレク・リョンは香港でのデビュー前にニュージーランドのランス・オサリバン厩舎の見習い騎手として修行をして、いまは香港で活躍をしています。 そうした厳しい育成環境、そして勿論世界中からトップないしそれに近いジョッキーが集まる香港での経験と、G1を勝つのに必要な素地はしっかりと培われていたと言うことでしょう。 普段馬券を買う対象としては意識していましたが、正直今回の国際競走で彼の勝利を予見して注目することはありませんでした。これは香港競馬好きとしてはものすごく反省しています。 デレク・リョン。これを機会におぼえておいて下さい。 シリーズ優勝は日本の競馬ファンにもおなじみのザカリー・パートン 2013/14シーズンにダグラス・ホワイトの連続13シーズンというリーディング記録を打破して頂点に上り詰めたのも束の間、翌シーズンに現れた「マジックマン」モレイラの登場で「短期政権」となったパートン。しかし、よく見ればその存在感は決して色あせてはいません。 今回は初めてのインターナショナルジョッキーズのチャンピオンのタイトルを獲得。そして国際競走では香港カップをタイムワープで勝ち、この日の主役はやはり堂々のこの人でした。 いつかはまたこの人が「モレイラ政権」打倒に挑むような時が来るのでしょうか。 国際競走で香港競馬に興味を持たれた方は、是非とも頑張って時間を作って、普段の香港競馬にも足を運んでみて下さい。 日本のすぐ隣に、日本に勝るとも劣らない「競馬ワンダーランド」が、素晴らしい競馬体験を携えて待ってくれています。
2017年12月13日

火曜日担当の太田です例年以上に寒さが厳しい北海道。数年前には12月の後半クリスマスでも雪がほとんど降らなく冬のイベント関係者はヤキモキしていたこともあったのですが、ここ数年は、早くから雪が積もってまた、寒さもあり、北海道らしい冬となっております。今年はすでに帯広は累積降雪量67cmを記録。平年比335%ということですので、数字が示している通り雪が多いようです。十勝帯広は北海道にしては雪が少ない地域。札幌方面は毎日のように雪が降っているようですからね。除雪一つとっても帯広の人は下手だとよく言われます。十勝は晴れの日が多く冬の空は真っ青でまさに十勝晴れ。放射冷却現象の影響で寒さが厳しいのです。でも、今年はダブルパンチですからつらい・・・雪も降るし、寒さも厳しい。除雪で腰を痛め、運動不足がここに来て出る始末。あらためて、ジムにでも通うと思うこの頃です。冬のばんえい競馬は、馬場水分ももちろんですが、朝の気温も注意しなければなりません。マイナス10度以下の気温ですと水分以上に馬場が軽くなることがあります。走路にはヒーティングが入っているので凍りはしませんが、雪を解かす能力はありません。あくまでも凍らないためのヒーティングです。そのあたりは先日、ばんスタでも取り上げて放送しましたので、こちらをご覧ください。また、ばんえい独自のセパレートコースについて今日ばんブロで取り上げております。ぜひご覧ください。今年も残りわずか。年末年始のばんえい競馬は変則開催です。12月23日からの土曜、日曜、月曜の後は28日木曜日、29日金曜日の2日間開催。発走時間は現在の準ナイター開催で行われます。お正月は元日から5日間連続開催です。1月1日から3日はDAY開催。まだ発走時刻の正式発表はされておりませんが、昨年は1日、3日は第1レース午前11:30スタート2日は午前11:10スタートでした。最終レースは3日間とも17:15。4日からは薄暮開催となり、4日、5日は13:00第1レースのスタート。最終は18:40分となっておりました。今季は、その日によってレースの発走時刻を変更しておりますので、正式発表をお待ち頂ければと思います。お正月5日間連続開催後、6日、7日は土曜、日曜ではありますが、開催はありません。8日月曜日、9日火曜日の2日間開催です。その後は通常通りとなります。4日以降3月一杯まで薄暮開催となります。年末年始は重賞レースも目白押し。24日(日)は3歳三冠最終戦、日本一遅いダービー『第46回ばんえいダービーBG1』(昨年のダービー マルミゴウカイ)29日(金)ばんえい甲子園の予選を勝ち上がってきた2歳二冠目『第19回ヤングチャンピオンシップBG2』(昨年のヤングCS ホクショウムゲン)明けて2日(月)は3月の大一番に繋がる高重量戦『第40回帯広記念BG1』(昨年の帯広記念 オレノココロ)翌3日は明け5歳三冠頂点決戦『第11回天馬賞BG1』(昨年の天馬賞 センゴクエース)BG1レースも3レース予定しております。それぞれに注目度満点ですまだ決まっていませんが、イベントも盛りだくさんに行われることでしょう。また、近くなってきましたら詳しくご紹介できたらと思います。年末年始もどうぞ引き続きばんえい競馬でお楽しみください。今度の土曜日16日JRA中京競馬場で地方競馬PRブースを出展ばんえい十勝も参加いたします。お近くの方はぜひお越しください。それぞれ主催者のPRブース楽しめそうですね。
2017年12月12日

ミツオーです。明日の金沢、吹雪という予報なんですが…大丈夫でしょうか?さて、わたくし現在、金沢市内に滞在中です。昨日(10日)、金沢競馬年末の大一番・第53回中日杯がおこなわれました。年末のいわゆるグランプリレースにふさわしく、非常にいいメンバーが顔をそろえました。金沢競馬には、「四大重賞」と呼ばれるレースがあります。四大重賞とは、・百万石賞(6月)・白山大賞典(10月)・北國王冠(11月)・中日杯(12月)で、これらをもって最高峰のレースとされているのです。百万石賞は、春シーズンの頂点を決める戦いで、今年はトウショウプライドが制しました。同じ厩舎のトウショウフリーク(ダイオライト記念・名古屋グランプリ・みやこSでいずれも2着)が人気を集める中、中央1勝で金沢へ移籍して4シーズン目をむかえたトウショウプライドは、6番人気の評価をくつがえしての勝利。単勝2560円。自身初の重賞タイトルを手にし、春シーズンの金沢トップに輝いたのでした。白山大賞典は、JRAのインカンテーションが制しました。これまで指定交流重賞としておこなわれた白山大賞典は、地元金沢勢をふくめ、地方所属馬による制覇はありません。が、過去にはジャングルスマイルやナムラダイキチの2着に、場内が沸いたこともありました。ぜひとも地方所属馬・金沢勢の制覇を見たい重賞です。なお今年、2着と好走したのは、地方中長距離のホープ・カツゲキキトキトでした。これまた大いに喝采をあびました。北國王冠は、今年から地方全国交流重賞となりました。距離2600メートルの長距離重賞。得意な距離を求めて全国から強豪・スペシャリストが集結できる条件です。今年は名古屋から参戦のアサクサポイントがいい走りを見せましたが、勝ったのは地元の雄・グルームアイランド。ノド鳴り解消のための手術を乗り越え、今年、見事な復活劇を見せました。そして昨日おこなわれたのが、金沢四大重賞の4つ目・中日杯。冒頭にも書いたとおり、たいへんな好メンバーとなりました。上に紹介した四大重賞の百万石賞・北國王冠をはじめ、今年金沢でおこなわれた重賞の勝ち馬がほとんど顔をそろえるという、実にうれしいことになりました。今年の金沢競馬の3歳以上重賞勝ち馬は、スプリングカップ(4月 古馬)…メイジン北日本新聞杯(5月 3歳)…ヤマミダンス百万石賞(6月 古馬)…トウショウプライド石川ダービー(6月 3歳)…ヴィーナスアロー金沢スプリントカップ(7月 古馬)…笠松・ライスエイトMRO金賞(8月 3歳)…ムーンファースト読売レディス杯(8月 古馬 牝馬)…大井・プリンセスバリュー加賀友禅賞(8月 3歳牝馬)…バンダイクブラウンイヌワシ賞(9月 古馬)…グルームアイランドサラブレッド大賞典(9月 3歳)…ヤマミダンス白山大賞典(10月 古馬 Jpn III)…JRA・インカンテーション北國王冠(11月 古馬)…グルームアイランドという顔ぶれ。昨日の中日杯には、上の太字であらわした馬が出走した…ということは、3歳牝馬限定のしかも短距離戦(1300メートル)である加賀友禅賞勝ち馬のバンダイクブラウンをのぞき、全馬が顔をそろえたということです。こんなことってあります?いや、理想としてはこうでなくては、と期待しますよ、そりゃ。一年間、熱戦を繰り広げ、そこで栄光をつかんできた優勝馬たちが一堂に会して年末のグランプリレースで覇を競う。有馬記念をはじめ、全国に存在する年末の大一番・グランプリ。その年、強かった馬を全員そろえて走らせたい。そろって走るところを見たい。ですが、実際にはそうそう起こらないことだと思うのです。特に今年の中日杯出走メンバーで特筆すべきは、3歳馬主要重賞(今年から四冠となりました)の勝ち馬全員が名を連ねたということでしょう。見たいじゃないですか。皐月賞・日本ダービー・菊花賞の勝ち馬全員が、春秋天皇賞・ジャパンカップ勝ち馬と一緒に走る有馬記念。昨日の中日杯は、金沢競馬ファンにとって、金沢競馬関係者にとって、そういうレースとなったのです。圧倒的一番人気はグルームアイランド。4歳秋に金沢へ移籍し、すぐさま中日杯を制覇。金沢の新王者として君臨しました。遠征した川崎や笠松でも勝ち、全国にその名をとどろかせたものの、昨年春シーズンから敗戦つづき。「理想の体重が545~550キロ。その重量級の体重に耐えられるだけの息を、そのころはしていなかったんだよね。それで地元でもコロコロ負けてた。追い切りをかけても1コーナーで止まるし、ホント、弱ったなと思ってましたよ。吉原くん(寛人騎手)に聞いても、息苦しくって伸びそうで伸びない、そんなレースで負けてた。当然、この馬の評価も下げてたよね。ただ、そういう病気があることも、みなさん知らなかっただろうし…」(管理する高橋俊之調教師)昨年の中日杯で敗れた後、陣営は手術を決断。幸いにも手術はうまくいき、現在では、「追い切りをかけるところなんか、馬場のそばまで行って耳をすませて聞くんだけど、呼吸がスゴい静か。ノド鳴りが解消すれば、この馬の弱点はすべて解消したのと同じだから」(高橋師)「川崎の報知オールスターカップを勝ったとき以上の状態なんじゃないかな」(吉原寛人騎手)と、自信たっぷりで中日杯に臨みました。続く二番人気はメイジン。今年春、金沢へ転入するとB級から4連勝で重賞・金沢スプリングカップを制覇。百万石賞では2着、短距離重賞の金沢スプリントカップでは3着と敗れたものの、ほぼ完璧な成績で強さを見せてきました。が、脚元にアクシデントがあり、秋シーズンは無理せず間隔をおいて使われました。この間隔が、結果的に秋始動となったグルームアイランドとの対決を遅らせたことになったわけですが…。「脚元に不安があるから、休み休み使うことになったんですが、万全なら負けることはないですよ」(金田一昌調教師)こちらもかなりの自信をもっての中日杯出走です。レースは、1番枠からメイジンの逃げ。3歳馬・ヤマミダンスは本来逃げたいところでしょうが、大外12番枠ということもあってか逃げられず3番手あたりの外追走となります。このヤマミダンスをふくめ、好位集団がギッシリかたまり、その直後にグルームアイランド。ペースはきわめて遅くなり、中団・後方グループまで全く差のない状態で向こう正面へ出ていきます。それはあたかも、グルームアイランドを取り囲む集団を、メイジンが率いていくような格好でした。800メートルを切るあたりで逃げるメイジンをはじめ、先行勢がペースを上げていきますが、それでも馬群はなかなかほぐれず、かたまったまま。3コーナーでこれが徐々にバラけはじめ、この中から3歳馬・ムーンファーストがメイジンを追っていきます。中団からはトウショウプライド、マイネルリボーンの動きがよく、グルームアイランドは少し置かれ加減。直線に向いてもメイジンの逃げ足はおとろえず、内ラチぞいをスイスイと手ごたえよく逃げ、後続を突きはなし優勝。2着には、直線、内から伸びたマイネルリボーン。この馬も金沢競馬重賞戦線には欠かせないタレントで、重賞勝ちこそありませんが、これまで重賞3着が8回。重賞2着はこれが4回目となりました。もつれたのは3着あらそいでしたが、トウショウプライドが3着。アタマ差でムーンファースト4着。グルームアイランドは大外猛然と追い込みましたが、ようやくこのあらそいに加わるところまでで5着でした。(トウショウプライド 百万石賞優勝など、充実したシーズンになりました)(ムーンファースト 来年はもっと成長してスターになってほしいと金田師)メイジンの金田一昌調教師、平瀬城久騎手ともに口をそろえて、「遅かった!こんなに遅くていいの?っていうほど遅い逃げだった!」と、してやったりの表情。平瀬騎手は、「グルームアイランドが相手ですからね、いつ来るか、いつ来るかと思ってたらとうとう来ないうちに終わっちゃった」自身、2002年のオーミアジル以来となる久々の中日杯制覇を笑顔で振り返りました。金田調教師は昨年のジャングルスマイルに続いてこの競走連覇。この日、今年200勝を突破し、ふたたび調教師全国リーディングのトップに立ちました。グルームアイランドの吉原寛人騎手は、「これが競馬やぞ!」と。「どんなに調子がよくても、負けることはある。これが競馬。全然力を出せてない」悔しさを噛み殺しつつ、あれだけ囲まれては出すに出せないと、現在の内ラチぞい有利の馬場状態にも触れつつ、勝負のアヤについて話していました。(明暗をわけた手前メイジンと奥グルームアイランド。2頭の次の戦いの舞台は…)勝ったメイジン、力を出せずに敗れたグルームアイランド、ともに年明けの川崎・報知オールスターカップへの遠征プランがあると聞きます。どちらも順調であれば、昨年1月のように、またしても川崎で金沢勢のいい走りが見られそうです。
2017年12月11日

日曜日担当の高橋華代子です。 昨日は2017年最後の開催が終わったばかりの船橋競馬場へ行ってきました。 開催は終わっても、もちろん朝の調教時間帯はみんなお仕事。 とは言っても、開催後なので馬場入りしている頭数はいつもより少ないですが。。。 朝6時前くらい↓ 朝6時頃↓ 日の出の時間帯は空の表情がどんどん変わっていきます。絵具では表せないような繊細な色合い。 個人的には夜型人間なので朝起きるのはいつも四苦八苦しておりますが(^^;、でも、こういう光景を目の当たりにすると、早起きもいいなぁと思います。 昨日は全日本2歳優駿に向けての最終追い切りが行われました。 中央・他地区と豪華メンバーが集う中、南関勢もとても楽しみです。 内がトーセンブル(船橋・山中厩舎)、外はハセノパイロ(船橋・佐藤賢厩舎)↓ 内がメイプルスプリングのお孫さんで3歳馬メイプルストロング(船橋・張田厩舎)、外はドンビー(船橋・岡林厩舎)↓ 補欠からの繰り上がり馬も出てきそうですが、まずここでは船橋出走組3頭の写真をご紹介しました。みんな無事に最終追い切りを終えたので何より。各陣営とも動きも時計も満足されていましたよ。 大井からはリコーワルサー(大井・荒山厩舎<小林>)も出走してきます。 北海道から移籍してきたリュウノユキナ(船橋・齊藤厩舎)が馬場入りしているところを発見。齊藤調教師自らが騎乗して、ユキナに走りを教えていますよ。この後は年末の中央遠征を考えているそうです。 こちらも北海道から仲間入りしたミスマンマミーア(船橋・佐藤賢厩舎)。両側から見るお顔の表情が全く違う。↓ ど派手ちゃん、一度見たら忘れられませんね。 前走は真っすぐに走れなかったことから、今は真っすぐに走れるようなトレーニングを積んでいるところです。 ヒガシウィルウィン(船橋・佐藤賢厩舎)もお元気そうで(^^) とは言っても、浦和記念後数日は疲れていたそうですが、それからまた元気になって、今は東京大賞典に向けて順調にトレーニングを積んでいて、追い切り1本目を終え、2本目を行うところだそうです。 そりゃ、休み明けで2000m、初古馬の皆さんと戦って、疲れないほうが不思議。疲れたということはちゃんと走っている証でもあるでしょうし、またそれがヒガシくんを強くさせるのでしょう。 東京大賞典はまたメンバーがグッと上がりますが、ヒガシくんの走りが今からワクワクしてきます。そういう地方生え抜き馬が東京大賞典出走を予定しているということが、とてもうれしいです。 2017年船橋開催も終わり~。 来年の船橋開催は1月15日からです。 明日から南関東は2017年最後の川崎開催がスタートします。
2017年12月10日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 大忘年会は2日目の朝を迎えます♪ ええお天気です(^O^) またもや大山真吾騎手はいろどりを考えない食事です(>_<) この日目指すのは、世界文化遺産に登録されている軍艦島。 えっ!?このボートで行くの(;・Д・)?? あっ、右側の船ね(^^;) 後ろで見え隠れしているのは、北防トラックマン。 船酔いしそう…、とヤバそうな雰囲気…。 でも、のちにそれがみんなを心配させる演出だったことが判明。 なんやねん、そのキャラ設定(>_<) 軍艦島に到着!うわぁ、ホンマの軍艦みたい!! って、これは軍艦のようなものであるイージス艦です(^^;) で、これが軍艦島です! ホンマに軍艦のようです! いや、この写真いる? 近づいて見るとさらに迫力満点! おっ!釣り人がおるやん!違法ちゃうの!? いや、これは合法なんです。ちゃんと漁業権があって、逆にクルーズする船の方が漁業権を侵害しているのだそうです。だからちゃんと迷惑料のようなものを支払っているとのことです。 上陸です!! 実は軍艦島全体が世界遺産なのではなく、この煉瓦の建造物が世界遺産なんだそうです。 このあたりもそうなんだそうです。 で、せっかくやから真吾と世界遺産♪ 横から見たらこんな感じね。 日本で初めて鉄筋コンクリート造のアパートが建てられたのがこの軍艦島。※正式名称は端島(はしま)で島民は皆、端島と呼んでいて、軍艦島とは言わないとガイドさんが言っていた 最盛期は5000人を超す人々が暮らしていて、その人口密度は東京特別区の9倍にも及びました。 学校はもちろん、映画館やスナック、パチンコ屋まであったそうです。 島民の思いを知ってか知らずか、そのパチンコ屋では、はからずも“軍艦マーチ”が流れていたことでしょう。 およそ4、50分の上陸でしたが、かつて島民だったというガイドさんの話でいろんなことを考えさせられたひとときでした。 島を離れる際に言おう、ありがとう端島!←ハイ、真吾も一緒に! さぁ、お昼ご飯♪ 中華街でたらふく食うぞ!! まずはビールで乾杯♪ 昼間から飲むビールは格別や♪ 長崎と言えば皿うどん! そして、ちゃんぽん♪ 他にも食べまくってお腹いっぱい♪ 真吾は老酒(らおちゅう)をこぼして口から迎えに! そのあとお土産などを買い、そして空港に向かうのです…。 旅の終わりが近づいてきました…。 はぁ、切ない…。 帰りのバスは、みんな元気がない…。 空港がもう目の前です。 あぁ、着いて欲しくない(>_<) ってことはなく、飲み過ぎたビールのお陰で、もうおしっこがしたくてしたくて、早く着かんかえ!と運転手さんを煽ったりして…。 平野さん、運転ありがとうございました(^^;) 空港に着くと、またもやV・ファーレン長崎の看板が! なんやぁ、ちゃんと立派な看板があるんやん! そして機上の人に。あぁ長崎よぉ…。 帰りは行きより早くて、あっという間に明石海峡大橋の上空。 無事に神戸空港に到着してやれやれのご一行。 飛行機が苦手だったNさんもどうやら大丈夫だったようです(^^;) 皆さんお疲れさまでした♪ さぁ、いよいよ今回の大忘年会、MVPの発表です! その人は、たびたび写真にも写り込んでいますので、もうお分かりかも知れません。 その人とは!? 発表は最後に!〓Weeklyトピックス〓★サウスウインド遂に金盃制覇! 師走の大一番、ファン投票&記者選抜のグランプリレース『園田金盃』が12月7日に行われ、2番人気のサウスウインドが優勝。好位から抜け出して、中団から追い上げた4番人気のミッレミリアの追撃をクビ差凌いで押し切りました。 レース結果はコチラ>>> 詳しくは『チャージアドバンス』に書いていますので、ご覧ください。 逃げた3番人気のマイタイザンが3着に、ファン投票1位で、単勝でも1番人気に支持されたエイシンニシパは勝負どころで遅れを取り、4着に敗れました。 勝ったサウスウインドは2年連続金盃で2着に敗れていて、3年目にして悲願のビッグタイトル獲得となりました。 依頼を受けて騎乗したのは高知競馬の赤岡修次騎手。このコンビで今年は『兵庫大賞典』も制していて、同一年度に兵庫の春秋(しゅんじゅう)古馬頂上決戦を勝つのは、サラブレッド導入後では2008年のアルドラゴン以来9年ぶり2頭目の快挙となったのです。 年代表馬争いは、ダートグレードの『かきつばた記念』を含む短距離路線で重賞4勝のトウケイタイガーが、現在最有力と目されています。 それに続くのが重賞3勝のエイシンニシパ。そこへサウスウインドも候補の一頭へ名乗りを挙げることになりそうです。 それにしても自ら前を潰して、後ろからの追撃を振り切るのですから完勝ですし、ホントに強かった。 中距離No.1を強烈にアピールする勝利でした。★田中一巧師、開業初戦勝利! 先日、兵庫県最多勝新記録を樹立した田中範雄調教師。その長男、田中一巧(いっこお←何故か「お」です)調教師が12月6日の第9レースに開業初戦を迎えました。 出走させたのはホクセツプリンス。善戦はするものの、詰めの甘いレースが続いていて、12頭中5番人気と決して高い評価ではありませんでした。 ところが、騎乗した減量騎手の田村直也騎手が、道中窮屈な場面が何度もある中、直線は馬群を巧くさばいて、ゴール前で一気に突き抜けたのでした。 開業初戦を見事に勝利で飾った田中一巧調教師。華々しいデビューを飾り、祖父の代から続く競馬一家の後継者として絶好のスタートを切ったと言えます。今後の活躍にもご期待ください。※写真提供:三宅アナ 田村騎手は嬉しさのあまり、馬を降りて号泣したそうです♪ それにしても一巧ちゃん、範雄先生に似て来たなぁ。★マレーシア旅日記 今週は筆者の都合により、お休みさせていただきますm(__)m◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ さぁ、競馬キンキ大忘年会in長崎、MVPの発表です! ジャカジャカジャカジャカ… ジャン! 騎手として初めて参加した大山真吾騎手! と言いたいところですが、ただひたすら呑んで食べて楽しんでただけのヤツには何もあげない! ということで、あらためて発表! ジャカジャカジャカジャカ… ジャン! 昨年に続いて連覇達成! 競馬キンキチーフトラックマン、北防敦氏に決っ… と言いたいところなんですが、とにかくこの旅行の企画から予約からあらゆる手配を全て担ってくれてホントにありがたく思っているのですが…。 北防さんは、もう殿堂入りでええかなと思っているので、他の方に差し上げたいと思います。 では、あらためて!! ジャカジャカジャカジャカ… ジャン! 今年のMVPは… 営業のI氏です!! I氏はぼくの近所に住んでいることもあり、往路は家まで迎えに来てくれて空港まで連れて行ってくれました。 帰りも車で家まで送ってくれるVIP待遇的扱いをしてくれました(^O^) 旅行中も何かと気を利かせてくれて、ホントに助かりました♪ 今度、MVPの賞品をお贈りすることにします。楽しみに待っててくださいね! あっ、写真に何度も写り込んでいたというのを疑っている人がいるようですね。 そんなことはありません。結構な頻度で写り込んでいますよ。 ご覧ください↓↓ 矢印がI氏の手! ほら、行きのバスに写ってるでしょ! 帰りもちゃんと写ってる! 矢印のキャリーバッグがI氏のものです。 最後はしっかり写ってますやん! Iちゃん、本当にありがとう!! 来年も、送り迎えしてくれたら、どなたでももれなくMVPですよん♪ ビバ忘年会♪
2017年12月09日

金曜日は古谷が担当します。 12月になると、各地区で頂点を決める戦いが行われます。2歳ダート王決定戦「第68回全日本2歳優駿」(Jpn1)が13日、川崎競馬場で行われます。今年のJRA勢は、例年以上に豪華な布陣となりました。北海道2歳優駿を制したドンフォルティスと、兵庫ジュニアグランプリを逃げ切ったハヤブサマカオーはいずれも3連勝で重賞を勝ち上がっています。それ以上に魅力を感じる馬が、新馬を圧勝し、プラタナス賞は馬なりで楽々レコード勝ちしたルヴァンスレーヴが出走します。さらに、2戦2勝のダークリパルサーと、もちの木賞を好時計で勝ち上がったビッグスモーキーを含め、出走5頭がすべて連勝中の馬です。 地方競馬の2歳戦は、各地に移籍した馬も含め、ホッカイドウ競馬勢が活躍してきました。ホッカイドウ競馬勢は、兵庫ジュニアグランプリが3着ながら、サッポロクラシックカップを差し切ったソイカウボーイや、栄冠賞とブリーダーズゴールドジュニアカップを制したサザンヴィグラス、さらに南部駒賞を勝ち上がったダモンデ、JRA札幌シリーズで活躍したハッピーグリンの4頭が、ホッカイドウ競馬代表として出走します。また、南関東勢はハイセイコー記念を制したハセノパイロ、鎌倉記念を快勝したリコーワルサー、平和賞2着のドンビーなどが出走します。 ホッカイドウ競馬勢では、田中淳司厩舎の3頭が今朝、門別競馬場の坂路で追い切りを行いました。ハッピーグリンとダモンデが併せ馬を行いましたが、内ハッピーグリンが3F37秒1-2F23秒9-1F12秒0(強め)、外ダモンデは37秒3-24秒4-12秒2(一杯)という内容でした。また、ソイカウボーイはエトワール賞勝ち馬のタイセイバンデットとの併せ馬で、外に併せて36秒7-23秒8-12秒0を馬なりでマークしました。 追い切りの様子は、田中淳司調教師から映像が届きましたが、ハッピーグリンとダモンデの併せ馬は、調教自体を見るには遠いかもしれませんが、馬体の雰囲気は感じ取って頂けると思います。また、ソイカウボーイの併せ馬は、坂路小屋に設置されているポイント毎の映像を撮って頂いたようで、動きがはっきりわかると思います。 前者の追い切りはこちら、後者の追い切りはこちらをご覧下さい。門別の坂路は、向かって左が内、右が外です。 そして、サザンヴィグラスは早めに川崎に入厩しており、今朝は小向で馬体などをチェックしてきました。追い切りは10日の予定ですが、本田紀忠騎手が騎乗してキャンターに行く姿など、順調な様子が窺えました。本番は、前走に引き続き吉原寛人騎手が騎乗しますが、実績ではホッカイドウ競馬勢でもNo.1ですし、距離短縮もプラス。頑張って欲しいと思います。(8日朝のサザンヴィグラス、小向の馬場に向かう途中の様子) JRAでも、10日は2歳牝馬による阪神ジュベナイルフィリーズが、そして来週17日は朝日杯フューチュリティSが阪神競馬場で行われます。28日のホープフルSまで、2歳GⅠが続きますが、来年のクラシックを占う上で見逃せないレースであるとともに、地方馬にとっても来年の南関東クラシックにつながる重要な1戦となります。雌雄を決する戦い、今から楽しみです!
2017年12月08日

木曜担当のよこてんです。 さて暦はいよいよ12月に入りまして、なんとなく押し詰まってきた感も強くなってきました。年末恒例『桐花賞ファン投票』も始まっておりますので皆様もぜひ投票にご参加ください。 今回はちょっと趣向を変えて「岩手競馬で走っている・走っていた有名馬のきょうだい」というお話。JRAのGIで走っていた馬のきょうだい達の、岩手での姿をお伝えしましょう。 なんとなく思い出したままに書いていくので自身や母・きょうだいの戦績が素晴らしい順・・・というわけでは無い事を最初にお断りしつつスタート。★イスラドラーダ(母イスラコジーン・父ダイワメジャー) イスラドラーダはイスラボニータ(14年皐月賞など)の半弟にあたります。JRAでは4戦未勝利でサラブレッドオークションを経て岩手に移籍してきました。 転入3戦目に初勝利を挙げたのですが、気難しいというか気ムラな所が先に立って“もう一勝”になかなか届かないのが歯がゆい所です。 ちなみに本馬の半兄でイスラボニータの半弟となるステイリッチ(父ステイゴールド)も盛岡の条件交流戦に出走したことがあります。★ステイリッチ★スマイルウィーク(母オメガスピリット・父スペシャルウィーク) 本馬は母がオメガスピリット、そうですヌーヴォレコルト(14年オークスなど)の半弟です。2014年の牡牝クラシックホースのきょうだいが、奇しくも同時期に岩手で走っているという事になりますね。 転入初戦の盛岡芝1600m戦を勝って初勝利を挙げ、2戦目の芝戦でもタイム差無しの2着。千二・千三よりはもう少し距離があった方が良いような印象の近走ですが、ダートでも徐々に進境を見せつつあるだけに2勝目もそう遠い話ではないのでは。★ブリッジオーヴァー(母ロンドンブリッジ・父エンパイアメーカー) 先週2勝目を挙げたブリッジオーヴァーはダイワエルシエーロ(04年オークスなど)、ビッグプラネット(06年京都金杯など)、グレーターロンドン(17年毎日王冠3着)の半妹。ロンドンブリッジ自身も97年のファンタジーSを制しています。けれんのない快速ぶりが印象的な馬でしたね。 本馬はJRA1戦0勝で岩手に移った後は2戦2勝と強い競馬を見せました。今後は早晩JRAに戻ることになるでしょうが、きょうだいたちにひけを取らない活躍を楽しみにしています。★カーランドクルーズ(母カーラパワー・父ロードカナロア) 現時点で岩手唯一のロードカナロア産駒のカーランドクルーズはダノンシャーク(14年マイルチャンピオンシップなど)の半弟となります。 JRAでは初年度から活躍しているロードカナロア産駒ですが地方でとなるとダートがもうひとつという戦績ですよね。本馬も馬場が軽い盛岡では上位に入っていましたが水沢に移った初戦で大敗を喫しており、勝ち負けにはちょっと条件が・・・例えば軽い重・不良馬場になる事が必要なのかも。★コスモジョイジョイ(母シルバージョイ・父ジャングルポケット) 重賞勝ちこそまだないものの存在感溢れる戦いを見せてくれるようになったコスモジョイジョイ。オウケンブルースリ(08年菊花賞など)の全弟になります。 岩手で走り始めて3年目の今年、いよいよA級に辿り着いて、重賞のすずらん賞2着、青藍賞3着などの戦績を残すようになってきました。念願のタイトルまでもあと少し・・・では。 ただ、キャリアの全てを2000m以上で戦ったオウケンブルースリに対しこちらは反対に2000mくらいまでが活躍の舞台ではというお話。2500mの北上川大賞典は距離が長かった。★オウケンシスター(母シルバージョイ・父ジャングルポケット) “オウケンブルースリの全きょうだい”はもう一頭岩手にいまして、それもコスモジョイジョイと同じ厩舎で戦っているオウケンシスター。こちらは全妹。 オウケンブルースリやコスモジョイジョイが490kg前後のしっかりした馬格を誇るのに対し、この馬は410kgそこそこと小柄で華奢な印象を受ける馬。血統とは不思議なものだなあと改めて思ったりしますね。★コパノレヴィーン(母コパノニキータ・父ゴールドアリュール) 先日岩手転入初戦を戦ったコパノレヴィーンはコパノリッキーの全妹という馬です。JRAで4戦未勝利、ホッカイドウ競馬に移って5戦2着3回。岩手ではまだ1戦のみなので“第一印象”程度の感想ですけども、兄にも見劣らない馬格があってフォームも兄似。もう少し経験を積みさえすれば・・・と思うのですがいかがなものでしょうか。★サンエイスターダム(母マイネカプリース・父アイルハヴアナザー) 2歳馬のサンエイスターダムはスノードラゴン(14年スプリンターズS)の半弟。岩手でのデビュー戦は芝1000mを使って2着でしたが、続く2戦目のダートで2着馬に9馬身差を付ける圧勝での初勝利。そして11月27日の水沢戦で2勝目を挙げました。今のところは重賞戦線に顔を出していませんが、いずれは重賞でもやれる馬になってくれると期待しています。★トーコーリバース(母マイケイティーズ・父ハービンジャー) 昨年の夏から岩手で走っている本馬はアドマイヤムーン(07年ジャパンカップなど)の半弟になる馬。昨年8月の転入初戦はそんな血統背景もあって1番人気に推されましたが惜敗。1年近く経った今年の7月、ようやく&待望の初勝利を手にしました。 アドマイヤムーンはGI馬はじめ重賞勝ち馬を多数輩出する大種牡馬になっており、アドマイヤムーンの産駒と盛岡の芝との相性も抜群。なのに本馬はどちらかというと時計が掛かる馬場の方が得意。それもまた不思議な感じというべきか。★マイネルチャンプ ※手前(母シーセモア・父キングカメハメハ) 昨年から今年にかけ岩手-南関-岩手と転戦しているマイネルチャンプはスマイルジャック(08年スプリングSなど)の半弟。なかなか初勝利が挙げられずにいるものの近走は2着が3回あり、そろそろ白星も見えてきたように感じます。 スマイルジャックもJRAから南関東に移り、最後は盛岡の芝を2度使って敗れた所で競走生活にピリオドを打ちました。兄がラストレースを走った岩手で弟が活躍、兄が勝てなかったレースを勝つ・・・なんていうシーンを想像してみたい。★ディクタム(母マストビーラヴド・父メイショウサムソン) 今年の夏に岩手に転入してきたディクタムはラインクラフト(05年桜花賞など)、アドマイヤロイヤル(13年プロキオンS)の半弟。ラインクラフトの活躍によってアドマイヤロイヤルら上のきょうだい達には億単位で取引された馬も複数おりますが、本馬の頃にはそういう派手な話もなく。少し上の全兄はセレクトセールで4900万円で購買されているんですけどね・・・。 岩手では未勝利ですが、いずれ芝で良い走りを見せてくれるのではと密かに楽しみにしている馬です。★ポルタヴィオン(母アグネスショコラ・父クロフネ) 先日岩手2勝目を挙げた本馬はゴールデンチケット(09年兵庫チャンピオンシップ)、ロワジャルダン(15年みやこS)の半弟、ショコラブラン(17年北海道スプリント2着)の全弟にあたりますね。 というかオメガユーロスター(父グラスワンダー)、ファイブタブレット(父マヤノトップガン)に続いてこの血統3頭目の岩手在籍馬となりまして、妙に岩手に縁がありますよねえ。★ファイブタブレット★ムーンロード(母ベラミロード・父アドマイヤムーン) この秋に転入して3戦3勝の好成績を挙げているムーンロードはベラミロード(00年東京盃など)の産駒です。JRAでも未勝利脱出寸前まで行った力があればこれくらいは・・・という所でしょうか。 ちなみにベラミロードの産駒では初仔のベルグコマンダーが、JRA-南関-岩手と移りながら岩手で3勝を挙げていたりします。★ベルグコマンダー 2009年6月6日★ブルドッグギャル ※右(母リファールカンヌ・父ハーツクライ) 今年8月のクラスターカップを勝ったブルドッグボスの半妹。転入後未勝利ですが前走の水沢850m戦で3着に食い込んだように距離が短い方が合うのかもしれないと感じる近走。★スエヒロワンダー(母ミスコマチ・父グラスワンダー) JRA未勝利から転入して既に2勝を挙げているスエヒロワンダー。お母さんのミスコマチはその母がグリーンヒルコマチということですので本馬はニシケンモノノフ(17年JBCスプリントなど)の近親。そしてニシケンモノノフの半兄にあたるオウシュウコトブキ(父ニューイングランド)が岩手で8戦6勝2着2回という成績を残してもいます。★オウシュウコトブキ 2007年9月15日 グリーンヒルコマチは未出走で繁殖入りしたようですが、馬主さんが岩手の方でしたので、オウシュウコトブキの他にも初仔のガッサングリーンが最終的に岩手に移籍してきていたりと岩手に縁のある血統。そこから出たニシケンモノノフにラブバレットが阻まれている・・・というのもなんだかこう、血統のドラマのようなものを感じる様な気がします。★ジュンプリンセス(母マーゴーン・父タイキシャトル)2005年10月2日 岩手では2005年の秋、JRAから転入して4連勝を飾ったジュンプリンセスは母がマーゴーン。ハッピースプリント(15年浦和記念など)の半兄にあたる馬でした。 とはいえその間ほぼ10年、ハッピースプリントが活躍していた頃にその半兄が岩手で走っていたという事をすぐに思い出すことはできず、それでもジュンプリンセスという馬名はなんとなく記憶に残っていたので、その後ハッピースプリントの血統を見ていてふと思い出したような次第。多数の産駒があって地方で走っている仔も多いマーゴーンですが岩手に在籍したのはジュンプリンセスだけ。★ダイワマックワン(母コートアウト・父Langfuhr) 2012年から2015年の間を岩手で過ごして岩手では5勝を挙げたダイワマックワンはストロングリターン(12年安田記念など)、レッドオーヴァル(13年桜花賞2着)の半兄。本馬もJRAでオープンまで行った馬なのですが、ちょうど地方に出た頃からきょうだい達が活躍をし始めた形でした。キャリア末期は条件級で戦っていましたが転入当初はA級におり重賞でも何度か入着。12年のOROターフスプリント2着というのがタイトルに最も近づいたレースとなりました。★アカイスイセイ(母アドマイヤマカディ・父ハーツクライ) 岩手では2015年の9月から2016年の6月まで走っていたアカイスイセイはアドマイヤコジーン(02年安田記念など)の半弟です。岩手では結局1勝、それが写真の2015年12月6日水沢第11Rで、7番人気1着となって3連単7万円の穴を開けました。 こうやって調べていると次々見つかって収拾がつかなくなってきたので今回はとりあえずこの辺で切り上げましょう。 「あの活躍馬のきょうだい」が岩手でも活躍していたりしますし、岩手で勝ってJRAに戻るという馬もいますので、そんな所もチェックしながら冬の岩手競馬をお楽しみください。
2017年12月07日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 12月に入り、JRAのレースシーンは中山・阪神。 そして、中山競馬場では、年末恒例のこちら。 クリスマスイルミネーション 12月24日(日)までの土曜日日曜日にやっています。 かぼちゃの馬車? グループや家族連れの皆さん方の写真撮影の人気スポットです スターライトトレインは整理券をゲットしないと乗れないぐらい人気。 ずっと長い行列が出来ていました。 でも、お子さんこれ見たら、乗ってみたくなりますよね… ちなみに、大人だけの乗車はNGとのことで、私は断られました(笑)。 今年も、スタンドの建屋を使ってプロジェクションマッピングの光のショーが行われます スタンドの壁は大きな窓で格子状になっているので、プロジェクションマッピングにはそもそも向かない作りになっているのですが… その格子の部分を使ってこの通り スタンドを見上げながら、子供たち、大喜びでした。 競馬が終わったあとにこのイルミネーションのイベントが行われるんですけれども、いらしているのは必ずしも競馬からの流れではなく、このイベントをわざわざ見に来る方々がほとんど。 こういう形で競馬場という「場所」がひとびとの楽しみを生み出すことが出来るんですね。 月が変わって、あちらこちらでこうしたイルミネーションのイベントが展開中。 中山競馬場のイルミネーションイベントにも、期間中に是非足をお運び下さい。 さて、次の週末10日日曜日は、香港国際競走。 私も毎年恒例の香港への取材に出かけております。 いつも何かを変えようとして、何かが不便な場所 でも次に来ると必ず何かが変わっていて、何かが進歩している街 毎年1回、出来れば2回と思って訪れている香港ですが、繰り返し訪れてみると、細かいところも含めた街の変化にこの場所の「息づかい」みたいなものを感じます。 そんな香港に、変わらずあり続けるのが競馬。 今日は、朝早起きしてシャティン競馬場での調教の様子を見てきました。 香港ジョッキークラブが取材者向けに準備するシャトルバスで、シャティン競馬場に着いたのが朝の5時半頃。競馬取材の朝は、どこの国に行っても早い…。 朝の時間は、地元香港の馬たちの調教の時間。 馬たちは次々と厩舎エリアを出てはトラックでの調教をこなし、そして厩舎に戻っていきます。 香港スプリントに出走予定の、ミスタースタニング 通常の調教を行えるメイントラックは、競馬でも使うオールウェザーのコースだけ。 一頭で走る馬もいれば、このように横に並んだり、あと縦に並んだままで馬場入りし運動する馬たちもいたりと、内容には工夫が凝らされているようです。6~7頭縦にずらりと並んで調教しているグループもいくつも目にしました。 コースへの出入り口付近で国際競走への出走予定馬の姿を待つ、日本メディア取材陣。 馬券発売が行われるようになってから、欠かせなくなったのが地元香港の馬に関しての情報。こうして新聞やネット、テレビなどさまざまなメディアの皆さん方が朝早くから情報の収集に当たっています。 このあたり、暮れの香港国際競走の取材の風景も様変わりしました。 そのうち、お日さまがのぼってくると地元の馬の調教が終わり、そのあとから日本など海外からの遠征馬の調教が始まります。 芝コースの内側にはこのように各国の大勢の報道関係者がスタンバイします 海外からの遠征馬の居場所は、4コーナーの向こうにある検疫厩舎。 そこからこのようにして馬たちが登場してきます。 いくら馬券を売るようになったからと言っても、やはり日本からの遠征馬には目が行ってしまいます。 ワンスインナムーン 香港競馬名物、漢字での馬名表記が「毎月一回」となったことで、多くの方が「ん?」という印象を持たれたのではないでしょうか。それでいいの?って…。 実際調べてみると、この馬の馬名の意味由来は「月一回起こる」と登録されています。 だから、この漢字馬名で合ってるんです。 「Once in a blue moon」 英語ではもともと「滅多に起こらないこと」を表す言葉だそうで。 今回、日本以外では馬券的には全く注目されないでしょうが、滅多に起こらないような大波乱を演出してくれれば面白いのですけれども…。果たして?? 今日登場した際、微かだけれども特別な注目を浴びた馬がいました。 キセキ 皮膚病のために検疫厩舎の中で隔離の措置がとられた、と発表され、心配されているところ。 皮膚病自体が症状として悪いわけではなく、伝染の可能性があるのではないかとの疑いからの措置です。 他馬と一緒に出てきたから何か状況がいいか、と言われればそういうことでもないのですが、少なくとも「いまのところより悪い方に(獣医師の)判断は傾いていない」ということだけ。 他馬と別に出てきたり、馬場に出てこられなくなるなどの良くない変化がなかった、ということは事実として見て取れます。 馬は元気そうでした。 サトノアラジン 今回の香港マイルをもって引退・種牡馬入りするとの話が、池江調教師から出ました。「里見オーナーと出会って、最初にセリで買った馬がこの馬。牧場時代から大変評価が高く、何とかG1をこの馬に取らせたいと思っていて、今年の安田記念でそれが果たせた」 池江泰寿調教師へのインタビューには、多くの記者の方々がいわゆる「ぶら下がり」で取材「(最後のレースに際しては)勿論『無事に』という気持ちもあるけれど、それと同時に『是非もうひとつ勝たせたい』という気持ちで臨みたい」 この馬に対する池江調教師の思いが、最後の一戦で馬にもきっと伝わっていることでしょう。 私がひそかに「馬券を買いたい」と思っている馬。 スマートレイアー 前走はもったいないレースでした。上がりで脚が使えるこの馬の長所が活きなかった… 昨年の香港ヴァーズで5着と好走してから、本格的に中長距離路線に転向。そこから1年が経って、挑戦するレースは昨年と同じヴァーズではなく、カップ。この挑戦には価値があると思います。 レッツゴードンキ 地元の記者の方にこの馬に注目している旨告げたところ、「相手わかってるか?」的なリアクションでいなされてしまいました(苦笑)。 確かにね…スプリントだから。香港の馬が強いよね。 でも、どんな状況でも力は出すのがこの馬。高松宮記念もスプリンターズSもいずれも2着と惜しい結果に泣いたこの馬が、持ち前の根性で見せ場以上の活躍を果たしてくれないかと期待しています。 今年も、香港でこの馬に会うことが出来ました。 ハイランドリール この馬もこの香港ヴァーズを最後に引退と報じられています。 毎年この場所で彼の姿を見て、そのあと彼は世界中で活躍して、また年末には香港に戻ってきたところで行き会って…。 このような凄い馬を直に見ることが出来るのが、この香港の取材。思い入れはありますよ、やはり。 最後の戦いも大いに注目されてレースに臨む彼。 最後まで、主役の座を譲り渡すことなく舞台を去ることが出来るのでしょうか。 さあ! もうすぐ、戦いがはじまります。 香港国際競走まで、あと4日。
2017年12月06日

火曜日担当の太田です。朝起きたら雪が積もっており、いきなり除雪に駆り出される一日の始まり。先日降った雪が大分解けて車も走りやすくなったと思っていたのですが、今日はさすがに道路もズルズルでノロノロ運転。こうなると外に出るのも億劫になりますね。11月も寒かったですが、12月も寒さが厳しいとのこと。今週から来週にかけてマイナス10度を下回る1月から2月並みの気温になるようです。こんなに寒さが厳しい冬も珍しいですね。インフルエンザも流行ってきていますので皆さんお気をつけてください。 3日(日)は3歳牝馬重賞『第42回ばんえいオークスBG1』が行われました。牝馬同士の重賞は各世代1レースがありません。黒ユリ賞を制した「キタノミサキ」はすでに引退。新女王の座をかけての戦になりました。今年の3歳は牝馬の活躍が目立ち、二冠目の菊花賞は「コウシュハサマー」が制し、2着に「ナカゼンガキタ」とワンツー決着。もちろん人気もこの2頭に集まり、そしてもう一頭菊花賞に出ていた「シンエイボブ」が3番人気に押されておりました。レースについてはこちら(主催者提供)プレイヤーインタビュー激しい競り合い。若手騎手同士の意地も見え、ゴール前の手に汗握る展開でした。どちらが勝ってもおかしくない状況ではありましたが最後一歩リードした「ナカゼンガキタ」が「シンエイボブ」を競り落として勝利。ゴール後のシンエイボブ」の菊池一樹騎手は本当に悔しそうにしていましたね。映像でもその様子が窺い知れると思います。ここに来てメキメキと力をつけてきた「ナカゼンガキタ」今シーズンも夏ごろから成績を上げてきて秋に3連勝。そしてばんえい菊花賞で今まで歯が立たなかった牡馬相手でもハンデがあったのは確かですが、2着と大健闘。その後ひとレース使って勝利して今回の大輪。強くなったという印象です。(主催者提供)実は、我々アナウンサー陣は「ナカゼンガキタ」の発音にデビュー当時から苦労していて、ある意味注目の1頭でした。まさか重賞を勝つまでになるとは全く思っておらず、これからもある意味注目の馬です・・・。1番人気「コウシュアハサマー」は、今季「ばんえい大賞典」3着「はまなす賞」2着そしてばんえい菊花賞勝利と牡馬相手に引けを取らない競馬してきました。菊花賞後はクラスも一気に上がり、ここ2戦はあまりいい結果を残すことができずに本番を迎えておりました。ただ、同斤で同世代のレースではやはり上位だろう評価だったと思います。レースでは障害を下りてからの今までのような伸びがなかったようにも感じ、結果は4着。翌日の解説でトラックマンはもしかしたら“重病み”ではとの話でした。重病みとは、ずっと重い荷物を曳いていると軽い荷物になっても馬が重いと感じて荷物を引っ張らなくなること。簡単に言うとそういうことらしいのですが、今回の「コウシュハサマー」がそうなのかは今後の走りをよく注意してみていきたいとのことでした。12月24日(日)には、ばんえいダービーを予定しております。おそらく上位馬は出てくることでしょう。定量戦ですが、牝馬は20キロのハンデがつきます。今回よりもさらに重量も重くなり厳しさは増しますが、過去にもオークス、ダービーW制覇した牝馬はいますので、ぜひ頑張ってもらいたいものです。さて、今回のオークスを皮切りにこれからBG1レース目白押し。お正月も帯広記念、天馬賞と楽しみな戦いを控えております。帯広競馬場ではお正月開催に向かって来場ポイントカードキャンペーンが次回12月9日(土)から始まります。帯広記念オリジナルグッズが当たりますのでぜひ、皆さん何度も競馬場に足をお運びの上プレゼントゲットしてください。お待ちしております。
2017年12月05日

今日は耳目社山中が担当します。南関東地方競馬は、今年最後の 船橋競馬開催中です。(ハートビートナイター。開催は8日=金曜日まで)12月のナイターは寒いです。今週開催が行われている船橋競馬場は、屋外に実況席があります。来週はスパーキングナイター川崎競馬の開催がありますが、実況席は室内。今年でナイターになって3年目のクイーン賞。寒さに負けないホットなレースを期待しましょう。今年のクイーン賞。出走は9頭。1タッチデュール2プリンシアコメータ3タイムビヨンド4アンデスクイーン5アンジュデジール6ラインハート7ティルヴィング8タガノヴェローナ9オヤジノハナミチ(詳しい出走表は→こちら)うーん、少ないな…と思ったら、交流になってから最も少ない頭数でした。上位を争いそうなのはJBCレディスクラシック(LC)からの転戦組。LC2着プリンシアコメータ、同3着ラインハート、同5着アンジュデジール。さらに同6着タガノヴェローナ、7着ティルヴィングと5頭が登場。準オープンながらここまで崩れていないアンデスクイーンと、昨年のこのレース3着タイムビヨンドがどこまで食い込むか注目の一戦。少頭数のレースは少頭数なりの実況の難しさがありますが…。主役級不在の今回はレース序盤から目が離せない展開になりそうですよ。ちょっと横道にそれます。この1800m戦が14頭だったらどうでしょう?去年のクイーン賞のように、道中のペースが流れていくかなと思います。これで一気に駆け抜ける短距離戦だと、ゴール前が激しくなる可能性があります。JBCスプリントなどを思い出してください。息を入れたくても入れられない展開が待っているかもしれません。では、長距離戦の方が実況でも息が入れやすいか??なかなかない距離ですので、レースの流れと実況の呼吸を合わせるのが難しいと感じます。どんな距離、どんな条件でも、それぞれの難しさがあります。9頭立ての牝馬限定グレードレース、しっかりと準備をして挑みたいと思います。来週もダートグレード連発。まず13日(水)には、第68回全日本2歳優駿(Jpn1)。出走予定馬は→こちら今年から新たに「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY(→詳細)」対象競走に加わった全日本2歳優駿。ケンタッキーダービーに向けて意味を持つレースになりました。当日はケンタッキーダービーにちなんだイベントが川崎競馬場内で行われますので、そちらも楽しみです。翌14日(木)には、名古屋競馬場で第17回名古屋グランプリ(Jpn2)。出走予定馬は→こちら昨年から施行時期が1週ほど早まり、チャンピオンズカップ組の転戦が少なくなりそう。登録があるのは浦和記念組からの3着オールブラッシュ、5着クリノスターオー。チャンピオンズカップ6着のミツバは厳しいローテーションですが出走してくるのでしょうか?アムールブリエやエーシンモアオバーがリピーターとして活躍していたこのレースですが、今年は新顔が揃いました。地元東海勢はまだ出走予定馬が発表されていませんが、地元の総大将カツゲキキトキトにはホントに頑張ってもらいたいと思います。ここはチャンスが大きいのではないでしょうか?このレースはコースを2周するマラソンレース。先日、金沢競馬場で北國王冠を実況するときに感じましたが、人気馬がどの位置でレースをしているのか?どこでレースが動くのか?後ろから追い上げてくる馬はいるのか?どの馬が流れを掴んでいいリズムでレースをしているのかなぁ…と思いながら見ていきたいと思います。町にはイルミネーションが煌く季節となりました。船橋競馬場でもきれいなイルミネーションが見られますので、ぜひ今年最後のハートビートナイターに、ご来場お待ちしております。
2017年12月04日

日曜日担当の高橋華代子です。 南関東に期間限定騎乗で来ていたライアン・クアトロ騎手が、この大井開催で南関の騎乗を終えました。 この大井開催は記録を狙う日々。 11月28日には、同い年のクリスチャン・デムーロ騎手の期間限定騎乗中に挙げた25勝を上回る26勝目を挙げました(ブルーリヴァー、大井・藤田厩舎)。 そして、12月1日のメインレースでは、騎乗したキャンドルグラス(船橋・川島厩舎)が優勝。 この勝利により、ライアン騎手は期間限定騎乗通算29勝目を挙げました。 これまで地方競馬の短期騎手免許が交付された騎手の勝利で、29勝のアラン・ムンロ騎手がトップでした。ライアン騎手はこの勝利で見事並んだ形。 ライアン騎手がゴール後に、体全身を使って馬上から喜びを表現している姿が、レース映像でも見ることができます。 「フランス国籍なんですが、イタリアの血筋なので燃えるものが出てきました(笑)。この数字を目標にここまでやってきたので、いろんな思いが出てしまいました」(ライアン騎手)。 高井マネージャーとがっちり握手をして抱き合って喜んでいました。高井マネージャーも朝の調教からレースが終わるまで、ずっとつきっきりでライアン騎手のそばにいて通訳をされていました。そのお蔭でコミュニケーションも取りやすかったです。 品川区のゆるキャラさんたちが集まった表彰台。あ、日本のゆるキャラさんたちを見て何を感じたのかも聞いてみたかった(笑)。 「チャンスを頂いた全ての皆さんに感謝しています。日本のレースも好きでとても勉強になりましたし、皆さんから親切にしてもらいました。楽しい3か月になりました。1月からはシンガポールで騎乗予定ですが、また(南関東に)必ず戻って来たいです」(ライアン騎手)。 ライアン騎手の人気を改めて感じたのは、最終レース騎乗後に検量前へ引き返してきた時、たくさんのファンから、「ライアン!」と、別れを惜しんでいる声が聞かれました。 ライアン騎手の存在を示し続けた3か月。とても寂しくなりますが、また帰ってきてくれることを楽しみにして……。そして、世界的に活躍するニュースも待っています! ライアン騎手、お疲れ様でした!ありがとうございました!
2017年12月03日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 競馬キンキ大忘年会in長崎が無事終了! いやぁ、今年も楽しい旅でした♪ 参加された皆さま、お疲れさまでした! 空港へは車で到着♪ まずは空港から宴会は始まるのです♪ いよいよ旅立ち♪ 実は飛行機が怖い印刷担当のNさん。あまりに怖いので、予行練習に北海道へ旅行に出かけたと訳の分からん行動をとってしまいます…。もうその時点でMVP級の臨戦です、ハイ! わたしを含めたこのメンバーが一番テンションが高い! 綺麗な雲海が広がります。 ハートマークがついたウイングレット(翼が上を向いているところ)は、燃費が良くなるんだそうです。 そして機中でも呑む♪ いやぁ、快適なフライトが続きます♪ ここから益々テンションが上がって行くところです! って、なんで寝とんねん(;≧Д≦)/ そんなこんなで長崎に到着♪ そうです!長崎と言えばこのたびJ1に昇格したV・ファーレン長崎!! ハイ、大山真吾はサッカーにはまったく興味がないのに写り込んで来ます(>_<) で、ここからはバス移動。 とりあえず、ここでも乾杯♪ ご参加の皆さんもにこやか♪ このふたりはなんにも考えていません。 ホテルの前に立ち寄ったのは『出島』。 何たそがれとんねん!! そんな大山真吾騎手に出島案内をしてもらいましょう♪ 「まずはこんな人たちがいるので記念撮影をしてください!」 「まるでタイムスリップしたかのようですよ!」※真吾うしろー! 「これは船長のお部屋。がんこ宝塚苑のレイアウトと同じです」※ウソです 「そして最後に言うのです。ありがとう、出島♪」 ホテルに到着! 絶好の眺めです♪ 露天風呂からの眺望もこんな感じです! 中学生か!?と思えるほどの大山騎手のバイキングチョイス。 なんか知らんけど上機嫌…。 っていうか、真吾の旅日記みたいになってるやん(>_<) このあとさらに外出して呑んで! 呑んで♪ 食うて…。 食うて呑んでたら、もうぼくちゃんサーバーダウンです(>_<) 来週に続く…。〓Weeklyトピックス〓★田中範雄師が最多勝新記録 田中範雄(のりお)調教師が11月30日、園田競馬第7レースで管理するキクノフェリックスが勝ち、地方通算1852勝に到達。この勝利で、引退した森澤憲一郎調教師が持つ兵庫県競馬、最多勝記録を塗り替える新記録を樹立しました。 前々日に2勝を挙げてタイ記録とし、この日は2勝。1853勝とさらに記録を伸ばしました。 厩舎開業から34年。リーディング争いでは常に上位を賑わす勝ち鞍を挙げ、2004年と2014年にリーディングトレーナーに輝いています。 今年は30代後半から40代の若手調教師が上位を席巻する中、64歳の大ベテランが孤軍奮闘。勝利数で4位にランクインして存在感を示しています。 これまで重賞50勝と中身も充実しているキャリアで、次は前人未到の2000勝へと期待が高まります。 ホントに凄い記録です!!★田中学騎手、鎖骨骨折で戦線離脱… 11月30日のメインレースの本場馬入場の際、田中学騎手が落馬して負傷。 診断の結果、鎖骨骨折ということで入院することになりました。 実は田中学騎手は、競馬キンキ大忘年会に参加する予定でした。なんとも残念なことにケガのための不参加となってしまったのです。 何より、しばらく療養となってしまうのが残念…。 ジョッキーたちはしばしば驚異的な回復を見せることがあるので、びっくりするぐらいの早期復帰を期待しましょう!★7日は園田金盃 ファン投票&記者選抜のグランプリレース『園田金盃』が来週の木曜日、12月7日に行われます! ファン投票1位の重賞5勝馬エイシンニシパは、当然主役候補になります。ところが、騎乗予定だった田中学騎手が前記したように落馬負傷。鎖骨骨折で戦線離脱となりました。鞍上はかつての主戦、吉村智洋騎手になるとの情報です。それならば不安もなく、主役候補筆頭は変わりません。 2年連続同レース2着のサウスウインドも巻き返しを期して出走。今回も鞍上は高知の名手・赤岡修次騎手です。 7月以来の休み明けですが、最強牝馬トーコーヴィーナスも復帰して優勝を狙います。摂津盃を逃げ切ったマイタイザン、同世代のダービー馬ノブタイザン。記者選抜で出走するエーシンクリアーとレイズオブザサンの存在も目が離せません。 他にもミッレミリアやマークスマンなど豪華メンバーが揃う12月7日の『園田金盃』にどうぞご期待ください♪★マレーシア旅日記~イポー競馬場編~ ツアーに無事合流して、これからイポー競馬場へ向かいます。 前日はツアーの皆さんはカジノで楽しんでいらっしゃったそうだ。ぼくも行きたかったけど、たぶん行っていれば負けていたので、正解だったのかも知れない。 さて、競馬場に行くにも軍資金が必要です。 両替屋は空港にもあるのですが、空港だとレートが悪いらしい(日本の銀行もレートが悪い)。なのでガイドさんルートで両替してもらいました♪ 1万円が350リンギットになって返って来ました♪ レートが良いのか悪いの分かりませんが、物価が安いのでこれだけあれば、とりあえずは楽しめます! それにしても、同じ札(1リンギット紙幣)やのに色もガラも違う…。 そして、よく見たら写真の人、全部一緒やし(;・Д・)タブンエライヒト… 電車が到着! ブレブレですみませんが、デザイン的に日本の新幹線E7系みたい…。 あっ、ちなみに軌間(線路幅)は狭軌です。日本の在来線と同じ1067mm。だと思われます。 初めて見る世界の車窓から。 なんかええ雰囲気出してます♪ そう言えば、ぼくを空港で迎えてくれたガイドさんが「イポーに行くまでは、景気がキレイからね」と教えてくれていた。 どんな風景が待ち受けているのか楽しみや♪ 国土の大部分を占める緑が目にまぶしく飛び込んできます。 これはパームヤシ。 ヤシの実洗剤などでお馴染みのパームヤシ。 とにかくこのパームヤシ群が凄い! やっと開けたところ出て来たと思ったら、またポツンとパームヤシ…。 そして再び…。 パームヤシ群…。 オイ!景色がええって誰が言うたんや(;≧Д≦)/ そんなパームヤシ群を抜けたところにイポー駅がありました。 ここからはバス移動です。 う~む、何とも落ち着かない配色…。 日本やったらありえへん…。 クジャクみたい…。 いざ競馬場へGo! あっ、アルファードや! 日本の車がいっぱい走ってます♪ と、まだ競馬場に着いていませんが、次回へ続く…。◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 来週は『競馬キンキ大忘年会in長崎』のMVPの発表です♪
2017年12月02日

金曜日は古谷が担当します。 もう12月…。年々、月日が経つスピードが早く感じますが、地方競馬を観ていると、1週間単位ではなく、毎日競馬という状況から、より1年があっという間に感じるようになってきたのかと思います。 そして、先週の土曜だった11月25日は、42歳の誕生日を迎えました。毎年、岩手ではその前後に誕生日を祝って頂きますが、恒例となってしまった「ふるやしき会」も20日に行われました。 ハッピーバースデーの音楽が店に流れたと思いきや、はらんこ飯を、わざわざお店の方が土台のごはんをケーキ型にしてくれたものが上の写真。ふじポン、斎藤雄一騎手、南郷家全騎手にお祝いして頂き、感謝です。ちなみに、「ふるやしき」の由来はこちらをご覧ください。何だかんだで、今年で5年目(-_-;) 本当の誕生日には、ホッカイドウ競馬の阿部龍騎手が、札幌市内のホテルで開催した結婚パーティーに参加しました。 阿部龍騎手と同い年の方とシーズン前にご結婚されていましたが、シーズンが終わって、盛大に結婚パーティーが行われました。今年はリーディング2位、「エーデルワイス賞」で初のダートグレード勝利を収めるなど、存在感をさらに高めました。シーズンが始まる前、「今年は桑村さんを超えたい」と話していましたが、兄弟子の壁は今年も厚かった…。ただ、桑村騎手が兄弟子で良かったという言葉が、スクリーンなどでも書かれていたり、本当に良い関係でお互いが切磋琢磨しています。それが、角川厩舎の凄さでもあり、その一面を垣間見た印象を受けます。角川師も想定していなかった、阿部龍騎手から角川調教師へ感謝の言葉を捧げるシーンがありましたが、お互いが泣き、師弟の熱い絆を感じた場面に、こちらも涙が出てきました。 数日前、大井の安藤洋一騎手と、ホッカイドウ競馬に期間限定で来ていた時の話になったんですが、「そういえば、角川先生が『桑村と龍は、俺にとって宝物だ』って言っていたんですよね」と話していたそうです。普段は厳しい言葉を掛けながら、その期待に応えてリーディングワンツーを獲得するほどのジョッキーに育ち、感謝の言葉を述べるシーンをふと思い返した時に、安藤騎手のその言葉を聞いて、また感動してしまいました。 師弟関係って、今の時代になって大分薄らいだと言われます。昔のような、鉄拳制裁的なものはもちろんありません。育て方に変化は生じているとはいえ、まだまだ師弟関係はしっかりと築かれている業種はあります。特に地方競馬は各地区に分かれる関係で、騎手の絶対数が違うので、中央競馬以上に調教師と騎手の関係は深くなります。 成長する過程を、こちらも見守っていきつつ、調教師からも「色々と教えてやって欲しい」と言われることもあり、その地区全体として育てている感覚もあります。阿部龍騎手は、センター時代からセンスの高さを評価され、世代No.1の期待を持たれてホッカイドウ競馬でデビューしました。その期待に応えたことも凄いし、うぬぼれることなく、兄弟子の桑村騎手を追い越そうとする姿勢が、人間として高めているのだと思います。 さて、その翌日には水沢競馬場で「プリンセスカップ」が行われました。グランダム・ジャパン2歳シーズンの第6戦で、この成績次第でシリーズリーダーを確固たるものにできるホッカイドウ競馬勢もいたので、上位拮抗の1戦と思われていました。 ただ、ホッカイドウ競馬から参戦する6頭が断然優位で、地元の期待を集めたスターギアも、元を辿ればホッカイドウ競馬出身。例年通り、ホッカイドウ競馬出走組の争いとなりました。レースは、2番手から流れに乗ったエグジビッツが、直線でマサノスマイルと叩き合いになりましたが、内から差し返して勝利。「金沢シンデレラカップ」に次ぐ、重賞2勝目を飾りました。(プリンセスカップを勝利したエグジビッツと関係者) ホッカイドウ競馬勢の騎手コメントは、こちらをご覧ください。 また、この日は吉原寛人騎手が、京都競馬場で大活躍。重賞と特別を含む1日3勝、「京阪杯」のネロは思い切った騎乗で逃げ切り、連覇を飾るとともに、吉原騎手にとってJRA重賞は初制覇でした。この活躍が、さらに吉原騎手の存在感を高めました。 12月16日の中京にも参戦が決まりましたが、すでにメインレースを含む特別戦での騎乗依頼があったようです。来週は、「園田金盃」にレイズオブザサンで参戦することが決まっていますし、その翌週の「全日本2歳優駿」でもサザンヴィグラスの騎乗が決まっています。体調管理には人一倍気を使っているタイプですから、寒くなっての移動続きでも、元気な姿で活躍してくれることでしょう。 12月はチャンピオン決定戦や、各地区の大一番が行われます。熱戦が続く地方競馬は、楽天競馬でお楽しみ下さい!
2017年12月01日
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