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2005.01.01
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カテゴリ: 高齢不妊


元旦の朝も、基礎体温は微妙。
生理は2日遅れです。
何とも言えない期間だなぁ。

 最近テレビコマーシャルで、初詣にと神社仏閣が宣伝するけれど、これまで、あまり良い印象を持っていなかったんだよね。
 だけど、先日見たコマーシャルで、何となく好感を覚えたところがあって、探してみた。
岡山県倉敷市児島由加山2852
にある、
「厄除総本山 由加神社本宮 大権現本社」というところ。




 「子宝神社」って、なんだかピンと来ないんだ。
それが「子授け」だったから……。


 全く不妊治療と無縁で来た人の、無知から来る無神経な発言の一つに、
「最近は傲慢になった。
命さえも人工的に作り出し、
子どもは『授かるもの』ではなくなって、
子どもは『作るもの』だと思っている人たちもいる」という発言。


 まさか自分が不妊だなんて思いもせずに、
「結婚したら、子どもは当然のように与えられるもの」と思っていたり、
不妊治療を始めたら、すぐ結果が出ると考えていたり、
人工授精・体外受精なら、当然結果が付いてくるだろうと思っていたり………、

だから、実際に不妊治療を経験せずに子どもに恵まれている人が、そう簡単に思い込むのも無理はないのだろうけれど。


 でも、実際は違う。
不妊治療って、
「天は自らを助くる者を助く」とか、
「人事を尽くして天命を待つ」の世界。

いや、やればやるほど、人が必死の努力をしたからといって、その努力と結果を繋ぐ比率は、
余りにも天の御心次第。


 努力してもしても、それで結果を期待するなという世界。
もう、「授かりもの」という、
人間の敗北宣言と言うか、
鼻っ柱を完膚無きまでにへし折られて、
「大いなる流れに頭を垂れる」ようになる。

 多分、優秀なお医者さんは、
優秀であればあるほど、自分は神ではない、ということを、
身に沁みて思い知らされているだろうことと、
似ている。


 アインシュタインは、晩年になればなるほど、
宇宙の仕組みを解き明かしてくれば来るほど、
一つの宗教には組みしないけれど、
大いなるものに対しての敬虔さを増したと、
聞いたことを思い出す。



 こんなこと言って、ごめんなさい。
でも、実は本音ではこう思ってるの。
不妊治療になんか全く無縁で子どもに恵まれる人の方が、
よっぽど命に対して、
自分で何とでも出来ると思っている傲慢さがあるんじゃないかと。
「子作り解禁」「避妊」「そろそろ作るか」「そろそろ次の子どもが居てもいいかも」「バースコントロール」「今は大変だからおろすわ」……………、
そんな何気なく使われている言葉の一つ一つに、

ああ、あんたの自由になるって思ってるのね……と、
私は感じてしまいます。


 「子宝」という言葉も、そんな人の言葉のような感じがある。
「子」は「宝」
「宝物」「物」「所有物」
自分の満足、自分を満たすもの、
無意識にそう思ってるんでしょって。


 私も、自分に授かって、子どもが居てくれるのが当たり前になったら、
その日常に慣れてきたら、
「感謝」の気持ちで、感謝のつもりで、
「子どもが、宝よ~」って言うんだろうけれど。



 さて、そんなわけで、
「子宝神社」とかには、今まで余り興味をそそられなかったのだけど、
今回「子授け」と聞いて、
何だか、手を合わせ、頭を垂れに行きたくなって、
初詣に行って来ました。


 「子授け」のお守りと、「安産」のお守りと、「健康祈願」のお守りと、
護摩木と、絵馬と、
夫婦揃って、神殿に上がっての一般祈祷ってのも、して貰ってきた。
一緒にご祈祷していた私たち以外の一般祈祷の人でも、
「子授け」を祈祷して貰っている人、居て、
同じように感じているのかなぁって。

「子授け御神木(子授け楠)」の周りを、
右回りに3回回れば男の子、左回りに3回れば女の子。
廻れば願いが叶うと伝えられているそうで、
夫婦で両方、計6回廻ってきた。
男の子でも、女の子でもいい。

私たち夫婦の前にも、手を合わせている二人がいたよ。


 参道から、すごい渋滞で、駐車場が空くまで、
これから参る人々や、帰ってくる人々が車の横を通り過ぎていくのを見ていたのだけど、
何だか、時間帯的に家族連れが来るような時間帯だったからかも知れないが、
子ども連れが多くて、
その風景だけ見ていたら、日本が今、少子化だなんて思えないような、
幸せそうな人たちばかりに見えた。



 神仏混淆の信仰の山で、
神社とお寺が、あからさまな誹謗中傷合戦をしていたので、
何だがとても、人類の歴史というか、
人間くささを感じるところだったけれど、
商売気もすごいのに、
嫌みが無くて、
私は妙に気に入っていました。


由加神社本宮の神額には、
「有求必応」と書いてあった。
「求めが有れば必ず応じる」神さま。


 そんな都合のいいことは無いかもしれないけれど、
「天は自らを助くる者を助く」とか、
「人事を尽くして天命を待つ」と通じるところがあるのかなぁ。


 四国香川県の「金比羅さん」と二カ所を詣でる、
「こんぴら・ゆが 両参り」という風習が江戸時代あたりから出来ていたそうで、
香川生まれの香川県人だけど、全く知りませんでした。
帰り道には、
そうか、この際、
金比羅さんにも初詣に行こうと思いました。









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Last updated  2005.01.02 10:35:21 コメント(3) | コメントを書く
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