たからくんが大人になるまで生きていたい日記

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太田とねり

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高齢ママの育児日記 うさこ0168さん
2006.02.02
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今日は何とか休めました。
明日も朝から仕事がらみで出かけないといけないから、きっとまた疲れた~と、書き込みタイミングを逸するだろうと思われるので、
今のうちに書き込むぞぉ。

 BCGの後が、膿んできました。4週間後くらいから少し先に白く膿みが出るのは普通と、写真を見せて貰っていたので、安心していたのに、
その膿がかなり大きくなってきて、だんだん心配になってきた。
で、今日、膿がとれたら、すごく大きな深い穴がボコボコと穿たれていて、
かなりショック。

 毎日ちゃんとお風呂に入れてあげることが出来なくなって久しく、もっと早くに何らかの膿の対処をしていれば…と、悔やまれて。



出産後、何ヶ月ぶりに炊いたか、思い出せません。
その間、レンジでご飯とか、食パンを焼かずにそのまま囓るとか、お弁当とかコンビニおにぎりとか、レトルトお粥とか、
「そんな主食+野菜とこんにゃくを煮た鍋+お総菜のおかず」という夫婦の食生活でした。


 毎日、しんどいなぁ。
インフルエンザのように、高熱があるとか、意識を失うとか、けいれんするとか、……、分かりやすく動けないような体調不良ではないので、
怠け者って感じや誹りが免れないけれど、
ふわっとするとか、だるいとかしんどいとか、
例えば、息を吸い込むのだけれど、十分には酸素が入りきらない感じ。
ただの怠け者と言われても……、きついなぁ。


 宝良ちゃんの離乳食準備、
果物を搾って湯冷ましで薄めてスプーンで…とか、

たまにやっていたのだけれど、
それも、やれて一週間に数回、やれないときは気が付くと1週間くらい何もしないまま経っている。
あと3日で5ヶ月。
仕方がないので、最近ベビーフードを買い込んだ。
もったいないと思っていたが、だからといってやらないままにも出来ないので、



 宝良ちゃんは、まったく寝返りなどする気配もない。
大体私が掃除をちゃんとしてないから、うつぶせ練習をさせる気になれない。
なので、ベビージムを買ってそこでならうつぶせにしてもいいだろうとここのところやってみるけど、今までうつ伏せにしてこなかったんだから、
急に喜ぶ訳もなく…、仕方ありませんねぇ。

 数日前からようやく両手で遊ぶようになった。
片手対口はずいぶん前から始まっていて、
神経発達のルールに則って、次は手対手になる筈っというところだったけど、なかなかそのステップには進まなかったな。
で、ここのところ両手遊びをするようになってきたので、お写真ぱっちり。


 母さんは、相変わらず、仕事も最低限、育児も最低限、ジコカンリも最低限。
先日の内科で、とうとうHbA1cが7.2%にまで上昇。
本気でいつの日にか宝良ちゃんに兄弟をなんて考えられるのだろうか…。
 昨晩、とうとう内科へ再入院する夢を見た。
自分じゃもう管理しきれないので、管理丸投げ入院ってことで、
周囲を見渡すと、看護婦さんの移動があって、同じ糖尿病棟だけど、顔見知りの看護婦さんがほとんどいない設定で、
どの面下げて…と恥ずかしい情けない気持ちいっぱいでの再入院なので、
知り合いの看護婦さんが一人もいないのは寂しいけれど、ホッとしているっていう夢だった。情けない………。


 前回の日記が1月15日だから、
それ以降の育児ノートのメモをみる。

 育児ノート、(おしっこ何回、うんち何回、ミルク…なんて記録、)意味がないと、ベテランお母さん達に笑われることがあった。
確かに、育児にはあまり意味がないのかもしれない。

 ただ、私はいつも、育児に役にたつからするのではなく、
私たち夫婦が死んだ後のことを考えて行動している気がする。
名前を考えるときも、素敵な名前というよりは、
自分の価値に迷ったとき、もし私たち夫婦が親としてもうこの世に生存していなかったとしても、
自分は望まれて生まれてきて愛された、人(親)に愛された存在なのだと、
宝良(たから)という自分の名前をヒントに立ち上がって欲しいと思う。
ビデオを買いたいと思うのも、
宝良ちゃんの成長の記録を残したいのではなく、
宝良ちゃんと遊んでいる嬉しそうなダーリンの様子を残したい。
いつか宝良ちゃんが孤独になったときに、自分を大事に嬉しそうに遊んでいる父の姿を記録で見て、自分が愛されるに値する存在なのだと、生きる力に使って欲しいと思っている。
 宝良ちゃんにこれをしておいてあげたいと言うことの判断基準が、
高齢夫婦に生まれた息子へ、私たちが死んだ後支えになりヒントになって欲しいものという観点にいつもなっていると思う。

 余命宣告された患者さんほどではないけれど、でも、何かに付け、仕事にしても、保育園選びにしても、兄弟がいた方がと考えることも、
いつもいつも、宝良ちゃんがひとりになる孤独を前提に、
私たち夫婦の死を前提に、それを判断基準にものを考える自分に気づく。


 穏やかな日。近所をベビーカーで散歩。この町が君のふるさとだよ宝良ちゃん。

 大変な日。私が仕事に連れて出たけど、仕事に追われて、オムツもミルクも相手してあげられない。見かねた他の人が替えてくれたり飲ませてくれたりしたけど、それを確認する暇もない。
朝9時前にミルクも飲みかけでもう見切り発車で家を出て、
私が帰宅したのは深夜4時半。夕方20時ころにダーリンが仕事が終わって宝良ちゃんを迎えに来てくれて、やっと安心したけど、
その翌日も研修で、立て続けに数日走り回り、ヘトヘト。

 私の不甲斐なさに怒ったスタッフに、
「仕事も学校も子どもも、欲しいものは全て手に入れて全ての夢を叶えてきたのでしょう。でも、いっちゃぁ悪いけど、何もかも全部中途半端でいい加減なんじゃないですか!」と叱られた。
そのとおり。いい加減なんです。
中途半端なんです。

 私は何も出来ない完璧主義者だったんだけど、
人生の師匠 S医師に出会って、
病気を何とかしてから仕事に取り組もうとか、
完璧主義なこと考える癖を替えて、
すべて「ながら主義に」とアドバイスを貰ってから、
生き方を変えたのです。
 病人しながら、ははしながら、
………、どうせ私には、他のことをしていなかったからと言って完璧な母にも完璧な患者にも、完璧な理想的な模範的な職業人にもなれないから。
私は私の出来ることを出来るところまでしかできなくて、
そうやって生きている、それが私なのだと、
人生の幕が下りるときに、思うのだと教えてくれた。



 あぁ、今日の日記はとりとめがない。
これについて書きたいとか、頭が働かない。

 この半月も、疲れたな。
週に4.5日ペースで無理な外出をした。
自分の管理も、食事も洗濯も、宝良ちゃんのお風呂も離乳食も、
仕事の管理も、
何もかもボロボロで、
情けないほどに、疲れた。
ただただ、夜中に体に悪いものを食べ続けて、
わざとのように太って、更に血糖値を常に200UP状態で、ダルダルで。

 あぁ、何やってんだかなぁ。

 宝良ちゃんの笑顔と、ダーリンが仕事から帰ってきて、宝良ちゃんと遊んでいるときの姿を見る、その瞬間だけが、
幸せだなぁと思う僅かな時間です。


 早く体力が回復しないかなぁ。
何でもバリバリやってやるぞぉって思えるような、
そんな体力、どうやったら戻ってくるんだろう。

 今欲しいもの。
3日間くらい、ただただ寝ている時間と、
美容院へ行く時間と、
マッサージに行く時間と、
体力。
そして
それらを出来るくらいなら、
少しでも仕事しろよとか、
少しでも宝良ちゃんのお風呂に離乳食と寝返り練習のための掃除を何とかしろよ
って罪悪感を感じなくなる魔法の薬が欲しいなぁ。






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Last updated  2006.02.03 00:52:44
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