たからくんが大人になるまで生きていたい日記

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2008.07.12
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カテゴリ: 家族
 ☆





 ピアノの発表会、何とか終わりました。


 えっと、
先週の火曜日の宝良くん。
水遊びも出来るくらい元気に午前中は過ごしていたけれど、
午後少し便が緩くなって、夕方嘔吐と発熱。
帰宅後、もう一度嘔吐。
翌朝水曜日も38℃越えの発熱で保育所はお休み。
久しぶりの発熱だったので、小児科も久しぶり。


 ところが、木曜日は何だか私と夫がダルダル。
実は私も頭が痛い……。
金曜日、宝良くんの保育所で夕涼み会があり、
参加するために仕事を早く切り上げて帰ってきた夫の顔が真っ赤。
今度は夫が38℃越えの発熱。

 しかし、土曜日はピアノの発表会なんですってばぁ~。
私も夫もバファリンのお世話に。


 金曜日の夜、バファリンを飲んで寝た夫。
土曜日も、朝もう一度バファリンを飲んで、宝良くんとお留守番。
「熱はどう?」と夫に訊くと、36.7℃に下がったようだというので、
リハーサルの時間に私だけ会場へ。

バファリン頼みの私。


 リハーサルの時に演奏を聴いているのは、お生徒さんと先生、それから、小さい子たちのお母さん。

 去年は夫の入院その他で忙しすぎて発表会は欠席。
その前と前は、午前中ギリギリまで仕事で、リハーサルに参加せず、ぶっつけ本番だったので、
今年、初めてリハーサルの時間から参加でした。



いつもの仲間たちとの並びの順番だったので、
(上手な子どもたちとは別順で、保育士になろうと大人になってピアノを始めた勇敢な? 短大生たちのまとまり)
リハーサルでは緊張することなく弾けました。
何と、連弾もソロのアラベスクも、一応私としてはノーミス!
(最後の繰り返しは短大試験仕様で省いていますけれどね。)



 そしたら、子どもたちのお母さんが、すごく誉めてくれました。
(*^_^*) (*^_^*) (*^_^*) (*^_^*) (*^_^*) (*^_^*)

 お母さん方からすれば、同世代の私。
 大人になって一からピアノを始めて、
子どもに混じってえっちらおっちらやっているのを、
自分の子どもの発表会に来たときに、見るわけです。

 短大でのはじめての試験は「むすんでひらいて」(童謡)でしたが、
発表会での曲は、
初めの年が「思い出のアルバム」(童謡)
次の年は「おかあさん」(童謡)。

 この、おかあさんの年が大変でした。
連弾「ミッキーマースマーチ」で大失敗をして、
初めの鍵盤の位置が分からなくなり、全然違う音をばーーーん!
緊張のあまり真っ白~。タリラリラ~。
3.4回弾き直し始めてもパニクって分からなくなっていて、
連弾パートナーの短大生仲間が、見かねて小声で話しかけながら、
手の位置を持っていってくれて、やっと弾き始めることが出来たものの、
でも、その状態なので、演奏自体その後も散々だった訳です。


 子どもたちのお母さんは、以前のそれがとても印象に残っていたようで、
このリハーサルで、ブルクミュラーの「アラベスク」を私が弾いたのを聴いて、
「すごく頑張ったのね~」って、みんなで声をかけてくれました。

いや、
コンクールに出たりする子どもたちのお母さん方同士は、結構ドレスのことなども話したりして、仲良しなんですが、
その中に、たまたま、私の同じ職場のお母さんが居て、
だから、私にもよく話しかけてくれるようになっていたんです。

さらに、ブルクミュラーですから、
当然みなさん、かつてお子さんのレッスンで、
注意されるポイントとかも聞いて知っているわけで、
指の出来ていない私が、
不器用に(とても「軽やか」にはほど遠い)タカタカタっを
必死で押さえているのを見て、
「よく頑張った!」って。



 いやぁ、すごく嬉しかったです。
本番で成功させろよ! って話もありますが、
それほど親しい友達とかって訳じゃないお母さん方でも、
同世代の人に、
「すごく頑張りましたねーー」って、素直に声をかけてもらえたのが、
もう、本番どうこうよりも、
予想外のご褒美で、
嬉しかったんです。


(*^_^*)(*^_^*)




 さて、リハーサルが終わって、
夫を休ませてあげられたらと、
宝良くんの相手をして貰えないかと頼むために実家に電話をしたら、
メヌエル氏病で時々動けなくなる母が、
朝いきなりバッターーーンとひっくり返った(倒れた)そうで、
またまた、かかりつけ医から「基幹病院の休日診療で脳のCTと点滴を」との指示で
父が母を連れて行っているとのこと。


 仕方ない。
息子を連れに、リハーサルから一度帰宅。
夫の具合を聞くと、何とか行けそうだというので、
夫と子どもを連れて、昼から再度会場へ。


 本番では緊張して、
連弾では片手一小節丸々弾けなかったりと、幾つかミスがあったし、
アラベスクも、強弱とかテンポとか、最高の出来とは言わないけれど、
これまでの発表会や短大の試験に比べれば、何とか、音のミスは無かったってことで、
リハーサルのようには行かなかったけれど、
何とか終わりました。


 子どもの場合は父兄が、大人の生徒の場合は本人が、
何らかの役割を分担します。

私は、今回、一部後半と二部後半の受付担当と最後の写真撮影の花準備でした。
受付に居たら、一部終了でもう帰ろうとして出てきた女性に、
「アラベスク、頑張ったんですね~」って声をかけられ、
私が、えっ? って顔をしたんでしょうね、
「あっ、前に、おかあさん弾いてたときの連弾、聴いていたから…」て。
見知らぬ方(多分お生徒さんの、どの子かのご家族の方?)にまで、
あの連弾の大失態は強烈に覚えられていたのか、
それにしても、
声をかけてもらって、
ありがたかった~。

みんな、優しいなぁ。

子どもの頃から習ったことのある人が弾く「アラベスク」でも、
子どもが弾く「アラベスク」でもないわけで、
正直、
ガンガンガンガンガンって、
すごく、だっさーーーーい(死語)、
情けない「アラベスク」な訳ですよ。当然。
でも、いい年の大人が本人としてはぼちぼち努力を続けているってことに、
優しい声をかけてくれたんだってことが、
すごく嬉しい。




 いつも本当に優しい気遣いをしてくれる友人夫婦が、
発表会を見に来てくれていて、
自分の担当がある私と、
段々ロビーのソファーでへたり込んできた夫に代わって、
黙ってニコニコと、宝良くんの相手をしてくれていました。
彼女は10月に初めての子どもが生まれる予定なので、
「大丈夫、(旦那くんの)練習になるし(笑顔)」って。


 ありがとうね。本当に。



 16時過ぎに終わり、写真を撮ったりして、17時過ぎに解散。

帰り際の小学生の子どもたちに、
「リハーサルのアラベスク、上手だったよ~♪♪♪」って、
ニコニコと声をかけてもらった。
あはははは。
子どもは正直。
ちゃんと、「リハーサルの」って単語が前に付いていました。
それも込みで、
やっぱり嬉しかったなぁ。


 ありがとーーーーーっ、って返事しておきました。



 さて、
 父は午後から仕事で隣の市へ出かけると言っていたので、
メヌエル氏病で母が寝込んでいると、夕飯が困るだろうと思い、
(実家は、86歳・75歳・73歳の老人3人世帯なんです)
でも、昼寝もせず走り回った宝良くんは撃沈しているし、夫はダルそうだしで、
老人食には不向きだけど、
無いよりマシ……と、マックのドライブスルーで食料調達し、
実家へ立ち寄る。


 夫の顔が赤くなってきたので、
実家で体温計を借りたら、
38.8℃………。


 実家の近くに、19:30~の夜間診療所があって良かった。
土曜日の18時過ぎだったからね。

 (母も夜には多少動けるようになっていたので)
眠っている宝良くんを実家に置いて、
夫を乗せて行く。

結局、また基幹病院を紹介されて、
夜間診療所からそちらへ回ったら、
この夜は、いつもブログに登場する私の主治医が当直で、
救急での内科を担当していました。
先生、いつものことながら、ハードワークご苦労様です。
感謝。


 さて、座薬での解熱をして、3日分の抗生剤をもらい、
実家へ宝良くんを引き取りに行ったのが、22時近く。

夕方17時から寝始めた宝良くんは、最強にパワーアップされており、
連れて帰った夫にアイスノンなどをして寝かせて、
ハードな一日だった私も、休みたいのだけど、
宝良くん遊びたくって寝てくれません。


 気合いを入れて寝かしつけるパワーは残っていなかったので、
翌日は日曜日だし……と、
電池切れを期待して宝良くんを放置しておりましたが、
ついに深夜01時を過ぎたので、
観念して、
寝かしつけをすることに。

 そこから更に絵本を4冊読まされて、
やっと、就寝。




 ふぅ~。
長い一日が終わりました。



 ちなみに、
翌朝、(13日の日曜日)座薬で熱が下がって楽になったらしい夫が、
笑いながら、

「さっき体温を測ったら下がってたよ。

で、(数回分記憶されている)昨日の朝の体温見たら、
36.7℃じゃなくて、
37.6℃だったみたい。
熱下がったっ言って、ピアノの発表会見に行ったけど、
熱で、熱を見間違えてたみたいだったよ」と、

さも面白いことを発見したかのように笑って報告に来た。


 この脳天気な穏やかな夫の性格があってこそ、
我が家の平和や幸せは保たれているのだ…………と、
つくづく思った次第。



 夫と宝良くんと友人たちと、
仕事が縮小されて、
時間的にまともな生活ができるようになってきたことに、
本当に感謝だなぁ、です!
(ピアノの練習時間も少しずつ作れるようになってきたのです。)





 優しい友人たちと接してとても嬉しい日だったので、
かなり迷ったけど、エイヤッと
「アラベスク」の動画を公開します。

発表会三日前の夜、
足が悪くて元々発表会に来られない予定の実家のおばさん(86歳)に見せるために、
ピアノの横に携帯を置いて撮って、
メールで送ったものです。
音、ガンガン言ってますけど。
引きつった必死の形相で弾いてる顔も写っちゃってますけど…。

 まぁ、いいかってことで。









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Last updated  2008.07.13 17:44:02
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