たからくんが大人になるまで生きていたい日記

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太田とねり

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2009.01.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類





 ビンゴーーー!
でした。
ええ、ええ。 しっかりあの後、インフルエンザA型発症いたしました、私。
ふうぅ。



 いつも、PCの前にあまり座らないので、ブログの更新もぼちぼちなんです。
皆さんのところへは、大抵携帯から立ち寄らせて貰っていて、
携帯でポチポチと入力するのが面倒で、なかなかコメントも残して行かず、という状況だけど、でも、画面のこちらでは、共感したり話しかけたりしてること、多数。



 前回のブログは、丁度、どうしてもその日PCでデータをやりとりして対応しなければならない仕事があって、



 書類関連の仕事、こういうときに限って、プリンターが紙を上手く遅れなくなりエラー続き。それを直そうと挑んでいたら、インク切れ2色で、またまた止まる。
自分の体調も良くなく、子どものことも、夫に移る危険性も……なんてときに、
プリンターの ばーーーーーかーーーーーーーぁ!

 でも、頑張らねば…。

そして、何とかプリンターにも向き合い、書類にも向き合い、確認の電卓にも向き合い、スタッフとの連絡や渡す準備もして、
ほよほよほよほよぉ……。

というのが、前回のブログをチョチョッと書いていたとき。


 いやぁ、ギリギリでした。
不幸中の幸いというか、
やっぱり、小さな幸せというか、
これも、ありがたいこと? だよねって感じで。




 あのブログ後、2時間経って、熱出ました。
というか、急上昇。
あっという間に、39℃でした。


 もう、確信100%。
インフルエンザA型、うつったよね…。


しんどくても、まだ熱で朦朧とする前に滑り込みセーフ! 超ラッキーでした。
神様、ありがとう。(^_^)v




 夫、どうしても仕事休めず、
子どもはまだ外出させられず、
実家の母に、色々調整つけてもらい、マスク購入後に来て貰いました。
子どもに付いていて貰って、
家から一番近い(徒歩だと15分くらいかかるかも…だけど、車だと5分以内かな)病院へ、自分でゆっくりゆっくり運転して出向き、
即検査。
「インフルエンザA型出てますので、こちらでお待ち下さい」と、
他の患者さんから離れた場所へ。


 タミフルやその他の薬、5日間分処方して貰って、
院外薬局へ。

「タミフルでの異常行動について耳にしたことがあると思いますが、
出来るだけ、常に家族が側に居る状況で過ごしてください」との説明。


 はぁ、もし私が異常行動を起こして走り出したとしても、
3歳の息子には止められないと思いますがねぇ…
と、思いつつも、
そんな返事されても、お仕事として話している薬剤師さんもお困りになるだろうから、
心の声は封印して、
「はい。分かりました」と答えておく。



 ええ、あらかじめ、こりゃうつるだろうなぁと心づもりもあったので、
速攻病院へ行って、タミフル飲み始めたのも早かったせいで、
高熱はすぐに押さえられ、
大学時代、一人暮らしで耐えていて、
ウイルスと菌の両方が入った髄膜炎から脳膜炎へ進行して約1ヶ月高熱が続き、麻痺が出たことがあったので、
今回もそういう感じのしんどさを覚悟していたら、あっけないほど。


 でも、熱以外の症状が、かなり辛い。
喘息の薬を常用しなくてはならなかったかつてほどではないけれど、
こういうときは、かなり喘息が辛かった当時の症状が出る。

 寝ようと体を横たえると、
アンダーバストあたりから喉までの気管支が、ゼーゼーゴロゴロいいながら、血の味と匂いがする、お久しぶりの苦しい息と咳。
そして、その咳き込みがきつくなると、
全身に剣山で刺したようなビリビリした痛みが走る。



 この症状が、今回のしんどさの中では辛かったな。



 なのに、仕組み的に、母は養生できませんでした。
インフルエンザの子ども(特に3歳過ぎたばかりの猿化した男児)を看護する母が
インフルエンザを移されるってことは、
こういう構造になっているわけね……、諦めるしかないのね、と、
思いましたね。



 何たって、
ちょぴっとグッタリしたりする、子どもの高熱が、ほぼ収まりかけた段階で、
こちらが発症して、
高熱などなど、症状的にピークなしんどさが来るわけだけど。

さて、その頃、子どもは少しずつ回復し、
熱も下がりだし、病人で居ることにも飽きてきて、
遊びたくなるわけだが、
他人様にうつしてはいけないので、
熱が完全に下がって一日中平熱であった日が3日続いた後の、
4日目朝からでないと、出歩いてはいけないと、
小児科で言い渡されておりまして………。


 どれほどゴーオンジャーのDVDを観放題にしても、
自宅にある「働く車」系や「新幹線」系・「トミカ」系・「アンパンマン」系・「しまじろう」系の
かつて観倒したDVDを引っ張り出してきても、
やっぱり、さすがにDVD観ること自体に飽きるわけで。
そもそも、自宅に籠もりっぱなしってことに飽きるわけで。



 猿化した3歳男児を、1週間自宅の居間だけで閉じこめておくのに付き合うってことは、母は常に絡まれているわけですよ。


 それが、自分のインフルエンザ発症で、症状が一番辛いときに重なる、「しくみ」なんですよね。 ええ、ええ、そうですよね。
朦朧と耐え抜くしかないんですよね。



 嘔吐下痢で子どもが入院したときも、24時間付き添いで泊まっていた病院で私も発症して、どっちが患者ですか…状態だったなぁと、思い出したけど、
まだ、0歳児の時は、泣いてるか寝返りでベッドから落ちないようにとか、そのレベルしか子どもが動かなかったので、
今思えば楽だったなぁと、遠い目でぼんやり思ってました。



 まぁ、でも、
3歳になって、猿化したと同時に、事訳も多少理解出来るようになってきたところが救いで、
「ママも、宝良と同じ病気になって、今はしんどいから、なるべくママも休ませてね」と言うと、
どうしても甘えたい時以外は、出来るだけおもちゃなどで一人遊びをしていてくれた。
我慢してくれてたかな。




 そして、やっと、今日から息子は晴れて外出可になり、
1週間ぶりの保育所へ。


 私はまだタミフル服用中で、ピーク時ほどではないけど、まぁまぁしんどい。

 毎晩、仕事帰りに、
夫がお弁当とお総菜などをスーパーで買ってきてくれて、
彼なりに一生懸命支えてくれた。

 例えば、今洗濯機がモリモリで大変な状況にあり、
もう洗ってある自分の冬用の肌着が無いというと、
乾燥機能がある洗濯機なんだから、
とにかく、洗剤をセットして、スイッチ押してくれれば、
何とかなるのに……とか、思うのだけど、
「足りなくなったから」と新しいのをお店に寄って買ってくる。

 いや、別に買ってもいいけどさ、
一応私、今インフルエンザで体辛いんですけど、
洗濯もの、少しでも減らしておいてあげようとか、思わないのかなぁ…。
どんどん、洗濯物を増やしていくのかなぁ……、
と、ぼんやり思う妻。

 男の人って、ま、そういうものなんだろうな。
悪気は無いんだよ、
いい人なんだよ、
よく頑張って支えてくれてるんだよ、
気づかないだけなんだよ、……ね。



 そうそう、インフルエンザの検査結果を待っているとき、
病院の待合室で何となく思ったこと。


 中年以降の男性が患者さんの時って、
ほとんど、奥さんが付いてきていて、いっしょに診察室に入っていくのね。
うちも、夫を夜間救急に連れて行ったりするのは、私なので、
夫の診察のとき、私も一緒に入って後ろで立ってたりする。


 でも、逆のパターンって、結構少ない。
中年以降の女性の患者さんは、大抵、一人で待合いに座っている。
今回の私も、
自分で車を運転して、自力で外来へ行って、自力で院外薬局で薬を貰って、自分の足で、「頑張れ、あたし」と心の中で唱えながら歩いてた。


 日本でお母さんやってると、こんなモンなんだろうなぁ。


 実家の人手的な援助が全く得られない状態で、
シングルマザーをやっているお母さんたちが、こういう状況になったときって、
もっともっと厳しいと思う。



 昔、髄膜炎したとき、

コンビニへ食料買いに行くのも、
薬局へ解熱剤買いに行くのも、
手持ちの現金無くなって、ATMへお金をおろしに行くのも、
解熱したときにぐしょぐしょに汗をかいてしまったパジャマを着替えて、溜まりに溜まった洗濯を何とかこなすのも、
連休が明けてやっと病院へ行けると、コート羽織って病院へ向かって歩いていったときも、そのまま入院になったときも、

一人暮らしだったから、自分でやるしかない。



 自分の責任だけで、働いて収入を得て子どもを育てていて、
子どもの看病をしつつ、自分がうつってしまって自分が高熱が出ても、
そうやって頑張って生活しているお母さんたちは、
あのときの私みたいに、
苦しい体に「頑張れ、あたし」と自分で言い聞かせながら、
自分の足で一歩一歩動いて乗りきっていくしかないんだろうな。




 みんな、頑張っている。
みんな、みんな、すごく頑張っている。


 子育て支援の仕事をしたいと思うようになった頃の、
周囲のお母さんたちへの尊敬と共感と連帯感を、
ちょっと思い出したりしてた、インフルエンザ生活でした。



 私はまだタミフル飲み終わってない段階だけど、
今日から子どもが保育所へ行ってくれたお陰で、
今日、やっと体が休められた感じがする。


 仕事関係では、いっぱいカバーしてもらった。
「早く良くなって下さいね」と優しい言葉といっしょに仕事をカバーしてくれる人が居てくれて、本当にありがたくて嬉しかった。

大抵は、嫌な顔してあからさまに迷惑とか言う人の方が多いからね。
たまにこういう、人の優しさに触れると、ものすごく嬉しいね。









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Last updated  2009.01.22 18:38:20
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