たからくんが大人になるまで生きていたい日記

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2010.04.15
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カテゴリ: 家族



 今朝、子どもの太ももを、手加減無く、思いっきりばしーーーっっと叩いてしまった。
時間が経つと、私の手形がくっきりと赤く浮かび上がってくる。


 泣きたい気持ち。


 100%八つ当たりなんだな。
子どもはちっとも悪くない。


 誰だってそうだと思うけど、
私は、人から、怠けている的な責められ方をすることが、必要以上に傷付く。

誰だって、そんなとき嫌な気分になるだろうけれど、


だけど、私の場合、

これ以上どうしろっていうのよ、もう、がんばれないってば!
って気持ちで、もう吐きそうな気分になりながら、
でも、出来てない事実はその通りなので、
言い返せない。

その分、怒りを自分の中にため込んで、ずっとため込んで、
それが、ちょっとしたことで爆発してしまう。



 今回の場合、


 1月に保育所の個人懇談で、

・肥満について
・社会性協調性が育ってこないことについて


の話があり、
肥満とお漏らしは小児科へ、社会性協調性は発達相談にということになり、
2.3月にそれぞれ相談に行って来たのです。


 で、まあ、お漏らしはその頃にはぴたっと止まっていて、
肥満は食事と運動ということで、




 実家の親にも、「子どもの肥満は100%親の責任」「おまえが悪い」と元旦に叱られた私だけれど。
まさに、その通り。
でも、そこが一番私自身苦手なところで、
その私の弱点が私自身の健康を害しているだけでなく、息子も害している事実は、
かなり辛いものがあるのですよ。


 更に、4月になって、短大の授業で乳児保育の時間に、
流れるような個にあわせる保育について実践例を聞き、
ブルーな気持ちに。


 一斉に食事の時間、一斉に昼寝の時間……というのではなく、
数人ずつマンツーマンで食事に付き合い、
じっくりと関わり、その子の生理的な欲求にあわせて充足できるような保育をする工夫をすると、
子どもには小さな声で話しかけるだけで、子どもは満足して行動し、
否定語で叱る必要もないし、
無理に寝かしつけなくても、すっと寝入るし、
まず、泣いている子どもはいない状態。


という保育が実践され始めているという保育の取り組みを習った。


 テキストに、
3回目にきつく叱る大人には、子どもは2回までは言うことを聞かなくていいことを学習し、3回目に大きな声で叱られると、その時点で行動を止めればいいのだと学習する。
ということがかかれていた。


 まさに、私のたからへの接し方で、
「お母さんが優しく言っているうちに、言うことを聞きなさい。」
「3回言ったら怒るよ。」
「5.4.3.2.1……」その先は、ばしっと叩く。

だから、我が子は、最後のカウントダウンが始まるまで、
片付けない、準備しない、……すべてにおいて、言うことを聞かない。
行動を止めない。
で、カウントダウンの数字が聞こえ始めると、
やっと、動き出す。


 こういう状態に育ててしまったのは私で、
集団保育でさえも、0.1.2歳の時点で、子どもが十分に向き合ってもらえている実感がもてる「流れるような保育」が実践されている園では、
保育者は大声を出す必要も叱る必要もなく、
穏やかに安定した子どもに育てることが出来ているのに……。


とブルーが入っていたわけだが。



 たまたま、昨日、
お医者さんに言われた。

「あなたが、子どもを気持ち的にとても大事に思っていることは知っているけれど、
でも、子育てには失敗しているよね。
自分のことがいかに精一杯でも、
子どもに手をかけなさすぎ。
この子は絶対に太らせてはいけなかったし、
けんかしてでも、お菓子を食べさせてはいけなかったし、
糖尿病持ち妊婦としての管理妊娠の努力がやれたことを考えると、
どういったって、やろうと思えば出来る努力が出来てないのは、
努力不足だってことだよね」と。



 その通りなんだけど。
信頼があっての上で言ってくれてるのも、分かってる。
でも、その指摘、かなり、結構堪えてて……。


 確かに、子どもは、育てたようにしか育たないよ。
私が、こんな風になるように育てたわけで。
そんな育てられ方してる中で、
よく頑張って育ってくれていると、
本当に思ってるんだよ。


でも、子どもの改善指導が入る部分、
指摘される部分は、
すべて、
子どもの指摘ではなく、
親の不出来さの指摘な訳で、
私は、今、一気に、今まで出来ていなかったことを、
あれもこれも、
今以上に、更に、もっともっともっともっともっと、
もっと頑張れ、もっと必死でやれ、
何もかももっと努力をしろと、

どこへ行っても、努力不足を叱られる、そんな気持ちでしんどい。




 今朝、
「遊んでいい?」という息子に、
「着替えて、
ご飯を食べて、
幼稚園へ行く準備が終わって、
それでもまだ時間が余っていたら、
出発の時間まで遊んでいいよ」と返事しつつ、

でも、まだ食卓に朝食が用意できていなかったので、

全く、親の身勝手な都合で、
朝食が並べられるまでの時間稼ぎに、静かにしていてもらおうと、
この後の展開などよく考えずに、
録画していたアンパンマンのアニメをつけた私。

そしたら、子どもの着替えの手が止まって、
テレビに気持ちが行ってしまった。


で、私が、
「早く着てしまいなさい。」
「着終わったら、かけてあげるから」と一時停止ボタンを押した。

そしたら、ぐずぐず文句を言い始めて。



(子どもからしたら、ぐずって当然だよね。
だって、
私が勝手にアンパンマンかけて、
そこに気持ちが行って、
着替えが止まって、
叱られて、
アンパンマン一時停止されちゃったら、
子どもぐずるの当たり前だよ。)



子どもからしたら、とっても理不尽な状況。
なのに、

これまでの私なら、もう少し、着替えなさいって何度か声をかけて、
「3回言ったら怒るよ」って台詞が出るところ、

乳児保育の授業で凹んでたので、
一回ですっと動けない子に育ててしまったことが、
目の当たりに突きつけられた気になって、
二度目の注意というか促しの言葉が、口に出せなかった。
そして、その口ごもったとき、

「子育て失敗」
「努力不足」
とかとかとか、

いろいろと、ここのところたまっていたものが、
どっかーーーんとなって、
言葉の代わりに、手が出た。

思いっきり、むっちゃめいっぱいの力で、
子どもの太ももを叩いた。



 少し沈黙があって、
大泣きしたたからくん。
そこでおしっこを漏らしてしまった。

こたつ布団の上。


 自己嫌悪と、
今日は忙しいと思っていた朝に、こたつ布団の洗濯までしなくてはいけなくなって、またまた怒る私。



 で、結局、昼から仕事だし、
こたつ布団の洗濯して、あれこれしてたら、学校間に合わず。


 食事だって、
私が立派な健康維持できる食事を作ってやれる母じゃ無いことが問題なわけですよねと、
昨夜、夫が会社の人からいただいてきたタケノコをぬか入れてゆでて、
高菜のあく抜きをして、煮付けた。


 今日、昼は仕事、その後どうしよう……、

今日の予定変更しようか、行かなかった学校の講義、どうしようと思いつつ。

ぼーーーーと、料理しながら、洗濯干して、
学校さぼったけど、どうしようと思いつつ、堂々巡り。


手形が浮き上がるほど叩いてしまった子どもの太もも。

ごめん。




 発達相談だって、
私の子どもへの接し方も学ばなければ……、だし。

正直、私は手一杯です。

誰も彼も、みんなして、
私の至らなさを責めるけど、出来てないことばかりですみません。
でも、頑張ってるんです。めいっぱい。

これで、精一杯なんです。

はぁ~。











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Last updated  2010.04.15 11:59:14
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