あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2007年02月19日
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カテゴリ:
今日は休日

と言っても、どこかに遊びに行くわけではない
“たまにはお金を使わない休日を過ごすのもいいんじゃない?”
と、小さなカバンにデジカメだけ忍ばせて散歩に出ることにした
そうそう、昨日右足の踵に酷い靴擦れを起こしてしまったので、本来ならサンダル履きでいきたいところだが、自分が持っているサンダルといったら、舞妓さんが履くコッポリのような高いサンダルしかなく、歩くのに不安定なので、比較的サイズの大きめなスニーカーを履いて出かけた
それでも、やはり靴が踵に触れて傷むので、歩き方は不自然である

散歩のコースは、夜ジョギングコースとして利用している堤防沿いで
いつもは暗いなかを走っているので、陽が高いうちにこうして歩いていると、見慣れている風景のはずなのに、見える景色が違うような印象を受ける
夜見ると吸い込まれそうになるほど暗く静かな川も、今は日差しを受けて川面はキラキラと輝いている

ふと、甘い香りが鼻をかすめた
沈丁花 である
甘い香りに誘われて近寄ってみると、マンションの入口の花壇に沈丁花が咲いていた
花の中でも、沈丁花の香りは5本の指に入るほど好きなので、しばし、その甘い香りをご馳走になった

ゑんま大王安置堂入口
ちょっと堤防沿いのジョギングコースから外れて、今まで歩いたことのない道を散策していると、突如大きな看板が目に飛び込んできた
【江戸名勝 ゑんま大王安置堂】
ゑんま大王とは、あの地獄にいると言われている閻魔大王のことだろうか!?
なかなかお目にかかれることはないので、怖いもの見たさで寄ってみることにする
足を踏み入れると、比較的小じんまりとした境内の左手に、安置堂はあった

【上品寺の閻魔大王坐像】
高さ206cmもあり、かつて江戸16閻魔の一つとして栄え、区内最大のものである
閻魔大王は地獄に住み、死して地獄に堕ちてくる人間の生前の善悪を正し、罪あるものには、苦しみを与える冥王として信仰する人が多い
当寺の閻魔は、江戸中期にもっとも盛んに信仰され、昭和47年に閻魔堂が新築され現在に至っている


閻魔大王下かえら見上げると、よくは見えないが、お堂の中に鎮座している姿が見えた
息を殺して石段を登ると、堂々と鎮座している閻魔大王と初の対面を果たした
そこには、赤い身体に険しい表情をした、ほぼ想像に近い閻魔大王の姿があった
目と眉は吊り上り、大きくがっしりとした身体 を目の前にすると、威圧されているようで萎縮してしまう
その大きな瞳は、まるで自分の悪行を見透かしているようで、居た堪れない空気に苛まれる

なんだか居心地が悪く、面と向かって、閻魔大王を見ることことがなかなかできない

ここを訪れた人たちは、どんな気持ちで閻魔大王と向き合うのだろう
今までの自分の過ちを懺悔するのだろうか?
それとも、普通に参拝してお願い事をするのだろうか?
閻魔大王を前に、しばし躊躇した挙句、自分は頭を下げて、その場から失礼するのであった








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最終更新日  2007年02月21日 15時54分02秒
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