あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2007年06月03日
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カテゴリ:
朝顔の種
種は以前から購入していたのだが、植える場所が無く、今日、仕事帰りにホームセンターでプランターを買ってきた
朝顔を育てるのは、小学生の夏休みの宿題以来なので、ちょっとワクワクしていた
植えた朝顔の品種は、 『ヘブンリーブルー』
和名を“そらいろあさがお”といい、綺麗な青色をした朝顔である

この朝顔には、ちょっとした思い入れがある
その朝顔の存在を知ったのは、1992年に放送された、山口果林氏主演のドラマ 『天上の青』
平凡な女と、殺人を犯した男の愛の話というだけで、今となってはドラマがどんな内容だったかさえ覚えていないが、当時はなぜか惹かれるものがあり、原作である 曽野綾子氏の同名小説 を購入した

【天上の青】

庭に咲く朝顔の種を分けてほしい、と声をかけてきたその男は、時おり訪れては雪子と話をするようになっていった
だが男には、次々に女性を誘い、殺めるという冷酷な別の顔があった…
(天上の青~上巻 裏表紙より)

天上の青
この小説、購入してからだいぶ経つが、実は まだ読み終わっていない
なぜか、残り僅かというところで、途中で読むのを辞めてしまったのである
本棚を探してみると、隅の方にその文庫本はあった
読んだ最後のところであろうページに栞が挟まったままなっていた
その栞が挟まっているページを繰ってみると、うろ覚えではあるが話の筋は頭に入っているが、如何せんブランクがありすぎて、どうもこのまま読み続ける気がしない
今日、朝顔の種を蒔いたのをきっかけに、また一から読み直そうと思った
この小説は、内容が内容だけに、かなり読むのが疲れるが、綺麗な朝顔が咲く頃までには、読み終えたい

今まで幾度か機会はあったものの、なかなか植えることが出来なかった朝顔『ヘヴンリーブルー』

事の始まりであるドラマ放映から、 実に15年越し である
憧れだったヘブンリーブルーをこの目で見た時、そして小説を読み終えた時、自分は何を思い、何を感じるのだろうか
その答えは今夏出る…







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最終更新日  2007年09月05日 18時21分15秒
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