あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2007年08月01日
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カテゴリ:
夏といえば花火
夜空を焦がすような大きな打ち上げ花火を見たい!と、 花火大会見物の予定 を入れていたが、帰る間際になって、 急遽仕事が入ってしまい、断念 することに
お得意様から“今すぐ来て”なんて言われたら、断るわけにはいかないでしょ
第一、うまく丸め込んで断ることができたとしても、そんなんでは、どこか後ろめたさを感じて、花火大会を楽しむ心持なんてありゃしないしね

でも、内心では、早く仕事が片付けることができれば、少しでも花火を観ることができるかな?なんて、ここにきて往生際の悪い一面を見せてはみたものの、それもすぐに撃沈となった
だって、首都高速大渋滞しているんだもん!
全然動きゃしないよ

諦めることって、あまりいい事ではないように捉えがちだが、時と場合によっては諦める潔さも必要 だね

それまでは時間ばかり気になって、渋滞に巻き込まれてイライラしていたのが、諦めたことによって、なんだか気が楽になって、苛立つことも無くなった
夕陽は西の空に傾き、自分の横っ面とハンドルを握る腕をオレンジ色に染める
眩しいなぁ、コンチクショー!
すみません、夕陽に八つ当たりしました
高速道路は都心部を抜けると、車の流れは徐々にスムーズになり始めた
あれッ?ひょっとして花火大会に間に合うかも!?
いやいや、間に合わないから
慌てず、急がず、お得意様のもとへと向かった…

あともう少しで、お得意様のところに到着
出る時はだいぶ高い位置にあった夕陽も、今ではその姿を確認することはできない
それにしても、今日の夕焼けは綺麗だなぁ

♪夕焼け小焼けで日が暮れてぇ~

夕陽をバックにして、自然と口ずさんでいた

夕焼け
しばらく車を走らせていると、見晴らしのいい場所に出た
目の前一面は夕焼け
そのあまりにも美しい光景に目を奪われ、ちょっと車を停めて、その場に降り立った
まるで、焼き尽くすかのごとく、空は 燃えるような赤々とした色
こうして自然が紡ぎ織り成す、雄大で勇壮な光景を前にすると、大地、そして空から物凄いパワーを感じる
ただ黙って、なすがままに、押し寄せてくるパワーに身を委ねていると、自分の身体の中に何かが入ってくるのが感じ取れた
それは明日への活力、生きる希望
生きることの素晴らしさ、尊さ、難しさ、儚さ…

おっと!こんなのんびりしている場合じゃない
仕事に向かう途中だったんだ…
急いで車に引き返すと、アクセルを踏み込んだ
その頃には、花火大会に行けなかったことなど、すっかり頭の片隅から消えていた
美しい夕焼けと出会えたことに感謝!


常日頃から、 人は選択肢を迫られながら生きている
人生を左右する大きな選択もあれば、自分の人生において、影響しないであろう小さな選択もある
たとえば…
赤信号を渡るか?渡らないか?
昼はパンを食べるか?ご飯を食べるか?
些細なことだが、それらも日頃から迫られている選択肢のうちのひとつ

どちらを選択するかは、最終的には自分だ
その選択が正しかったのか、間違っていたのか、そんな事はわからない
なぜなら、もう一方を選択していたらどうなっていたかなど知る由もないからである
自分が望んで選んだ道なら、結果がどうであれ自己責任の何ものでもないが、しかし、時と場合によっては、必ずしも自分が望んだ選択肢を選ぶとは限らない
今日の自分がそうだ
予定した花火大会に行くか
急遽舞い込んだ仕事に行くか
本音では花火大会に行きたかったが、仕事をとった
それは自分で言い聞かせたとはいえ、正直な気持ちでいえば、不本意な選択であった
しかし結果はどうだろう
こうして素敵な夕焼けと出会うことができたではないか
生きることに間違いはないのだ


【どの道を選ぶかより、選んだ道をどう生きるか】
(ドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』のセリフより)







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最終更新日  2007年08月03日 20時06分55秒
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