あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2008年03月23日
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カテゴリ:
昨日、 東京の桜の開花宣言
…という事を、今日知った
しかも、他人様のブログで
帰宅するころにはニュース番組は放送されていないし、今日も朝刊が配達されるまえに家を出てしまったので、知る術がなかったのである
で、ブログを読んでいて「あ、そうなんだ」と知ったというわけ
そういえば、ここ数日は雨が降っていて肌寒かったが、昨日はうって変わって春を思わせる暖かな陽気だった
その陽気に誘われて、桜が咲いたのかな?

仕事の昼休憩のとき、ちょっと外に出て、職場のすぐ傍にある桜の樹を見に行った

桜の花が愛でられるのも、そう遠い日のことではなさそうである
青空に突き出すようにして伸びている桜の樹を見上げていると、1輪だけ桜の花が咲いていることに気づいた
ひとりだけ、ずいぶんと気が早いヤツやなぁ…

春の日差しを浴びて、ゆったりとした時を過ごす
こんなにのんびりとした気分になったのは、実に久しぶりのことだった
先月末からず~っと仕事が立て込んでいたが、ようやく一段落ついたのである
慌しく仕事と時間に終われる日々を過ごすなか、桜の開花宣言の報せを聞いて、 「えっ?もう春なの?」 といった感じ
自分のなかでは冬に別れを告げていなかっただけに、突然の春の到来は、なんだかある一定の日々の記憶がスッポリと欠落しているような気がしてならない
ほんと、月日が経つのは早いものだ
いや早過ぎるといってもいいほどかもしれない

木蓮

コブシや、自分が大好きな木蓮の花が咲いている街は華やいでいて、すっかり春の装いを呈している
いつも見ている景色の筈なのに、なんで今まで満開に咲いている花たちに気づかなかったのだろう…と不思議に思ったぐらい
自分のなかで余裕が有るか無いかでは、こうも違うものかとしみじみ思った
いつも、心にゆとりを持っていないといけないね
春を告げる花々を見上げて、ふとそう思った


【花の色は うつりにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに】
云わずと知れた小野小町の句で、百人一首のなかで、自分が唯一今でも憶えている句でもある
色褪せた桜に老いた自分の姿を重ねた歌
“降り続く長雨でぼんやり時間をつぶしているうちに、咲き誇っていた桜の花も、むなしく色褪せてしまった”
といった内容である
今回始めて句の意味を知ったが、なんとせつない句であろうか

桜の花が終焉を迎える頃、自分も小野小町同様に、 散っていく桜と自分の人生を重ねて、人生の儚さや虚しさといった感情を抱くことだろう
人は誰しもが衰えていく
しかし、そのなかでも、日一日を大事に過ごしていけば、自分の人生を振り返ったとき、追憶に縛られてどうしようもないぐらいに儚さや虚しさといった負の感情の波に溺れようと、そこには後悔という2文字はないのではないだろうか
それだけでも十分に救われるような気がする

今年の東京の桜は、早くて今週末には見頃を迎えるという
去りゆきし春の風情を惜しみつつも、決して後悔せぬよう、人生を謳歌し、そして桜の花を満喫できるようにしたい
そんな思いを胸に桜吹雪のなかを颯爽と歩く自分の姿を想像する今日この頃である







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最終更新日  2008年04月16日 15時26分59秒
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